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7thKING WAR㉓〜ガルベリオン攻略戦

#デビルキングワールド #7thKING_WAR #召喚魔王『パラダルク』

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#召喚魔王『パラダルク』


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 ガチデビルの特級契約書はあまりのパワーゆえにありえないような事を現実に変えてしまう。
 デビルキングワールドに出現した異世界の艦、それはかつて銀河帝国攻防戦にて目撃されたこともある実験戦艦ガルベリオン級の一隻に違いないだろう。
 だがその艦が戦闘行動を始めたという話などでは決してない、真の脅威はその艦内で行われているありえないような儀式のほうなのだから。

 召喚魔王『パラダルク』ディアブロホワイトは行われている儀式を微笑みを絶やさず眺めていた。
 過去と未来の内『未来属性』を持った初老のパラダルクにとってこの儀式を止められる者などいないと余裕なのか?
 それとも若いだけだった過去を置いてきた人生経験の有無の差か。
「いやぁ……参ったなか。 ……どうしても、僕を見逃してもらう訳にはいかないのかい?」
 そう優しく微笑み姿からは害意を感じはしないだろう。
 だがしかしだがしかしだ! これを放置する結果どうなってしまうのか……その未来を決して猟兵達は見るわけにはいかない。

「~~♪」
「~~~~~~♪」
 そんなパラダルクの力は“万物を女の子に変えてしまう”という恐ろしい物、それは攻撃から時間さえもがドラグナーガールに変化させられるという規格外の力。
 すでに何人ものドラグナーガールが踊り、歌い、そして見せつける肉体美はまさに異国情緒豊かなありえない光景。
 猟兵達を出迎えたパラダルクの背後にて儀式に励む彼女達を止めるることは本当にできるのだろうか……?


「す、全てを女の子に変えてしまうですって!?」
 グリモアベースを訪れた猟兵達は眼鏡を輝かせ興奮気味のグリモア猟兵村雨・ベルに出迎えられ何というか人として越えちゃならない領域を見たせいかやけに賢者モードで話を聞くことにした。
 いくらなんでも下心とか色々漏れすぎである。
「おおっと、すいません! 実験戦艦ガルベリオン級がどうやら召喚されたようでして~その中にいる召喚魔王パラダルクの儀式をちょーっと邪魔してきてほしいのです」
 妄想に耽るのも悪いとようやく話し始めたベル、だがしかし説明のために見せた写真にはドラグナーガールによってハーレム状態でシャンパンを開けて乾杯している初老の魔王パラダルク達しか映っていないので些か緊張感に欠ける写真なのがちょっと肩透かし。
 だがしかしだ、このパラダルクの能力は規格外なのだとベルは続ける。
「この魔王パラダルクの力は全てを“女の子に変える”ことです……それこそ攻撃どころか時間まで例外じゃないようですから」
 なので魔王パラダルク自身への攻撃はほぼほぼ無駄になってしまうらしい、つまりは狙うべきは別の相手つまりはドラグナーガール達のほうなのだ。
 魔王に作り出されたドラグナーガールではあるがそれだけでも戦闘力などはとても強大で油断などとてもできない相手。
 出会うなり確実に初手をとってくるのは避けられないのが大問題だ。
「なのでまずは“第一撃を耐える方法”を考えてください。 ユーベルコード発動は間に合いませんので要注意ですよ」
 まずは防御に徹する……魔王級と戦う際のこれは本当に基本中の基本、それを乗り越えた者にしか攻めに転じる機会は訪れない。
「まっ、みなさんの変t……じゃなかった実力なら対処法はきっとあるあず! どーにかこの世界の危機を救ってくださいねー」
 にっこりとベルは微笑み転送の準備を始めた、転送する先は魔王パラダルクのいる儀式の間。
 到着するなり即戦闘なので準備時間は向こうでは全くない、猟兵達は覚悟を決めて戦地へと旅立つ。
 魔王とドラグナーガールの手厚い歓迎を正面から受け止めに。


轟天
 恐ろしい強敵パラダイム、強敵の例に漏れず先制攻撃をしてきますので要注意です。
 先制攻撃は防御用のユーベルコードも発動が間に合いませんのでその点は重々ご注意ください。

 魔王パラダイムを直接狙っても”万物を女の子に変える”力で防がれるだけなのでここ大事なポイントです。
 女の子にされた時点でアイテムは使用不可能にされますので次ターンも同じ物を使用できないつもりでおいてください。
 戦場には露出満点のドラグナーガール達が笑顔で襲いかかってきますのでご注意を。。

 今回は難易度が少し高めとなっておりますのでご注意を。

●プレイングボーナス
 ……敵の先制攻撃ユーベルコードに対処する(しない限り必ず苦戦か失敗になる)
 /踊るドラグナーガール達を倒す。
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第1章 ボス戦 『召喚魔王『パラダルク』ディアブロホワイト』

POW   :    ガールズ・ポシビリティ
自身の【下僕であるドラグナーガール】ひとつを用いた行動・攻撃の威力を3分間3倍にする。終了後[下僕であるドラグナーガール]は【可能性を使い果たしたこと】により破壊される。
SPD   :    フューチャー・ルーラー
【ドラグナーガール達と連携し、精神支配魔術】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【以降の動き方や使用ユーベルコード】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
WIZ   :    パラダルク・フューチャー
召喚したレベル×1体の【ドラグナーガール】に【ガルベリオン鋼の機械兵器とダンス技術】を生やす事で、あらゆる環境での飛翔能力と戦闘能力を与える。

イラスト:モツ煮缶

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アイ・リスパー
「ふっ、魔王がどんな攻撃をしてこようとも、私の機動戦車オベイロンの前には敵ではありません」
『アイ、またフラグを立てていますね……』

オベイロンとともに魔王のもとに転移しましょう。
戦車を盾にすればどんな先制攻撃にも耐えることができるはず!

「って、えええっ!?
オベイロンが女の子になっちゃいましたっ!?」

女の子になったオベイロンが襲いかかってこようとしますが……
ふっ、すべては計算通りです。

「気付きませんか?
周囲に漂う微粒子に。
オベイロンが女の子にされると見越して内部に小麦粉を満載しておいたのです」

【粉塵爆発】により女の子を撃破です!

「って、ああっ、その女の子、オベイロンなんでしたっ!?
修理費がっ!?」




「ふっ、魔王がどんな攻撃をしてこようとも、私の機動戦車オベイロンの前には敵ではありません」
『アイ、またフラグを立てていますね……』
 実験戦艦ガルベリオンの艦内へと転送され(高い修理代を払って工場から戻ってきたばかりの)絶好調なエンジンを吹かしアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)はそのまま異世界魔王へと機動戦車オベイロンを突撃するつもりだった。
 そう……そうならない事はこの時点で確定的に明らか。
 いくら魔王とその取り巻きのドラグナーガールが強かろうと、このオベイロンの機動力と火力をもってすれば。
「おや? 突然のお客様かぁ……僕は出来れば静かにこの儀式を終えたいだけなんだけどなぁ」
 召喚魔王パラダルクはそう言いながらパチンと指を鳴らし自分へと向かい突撃する機動戦車オベイロンをその視界に収めた。
 それは突然の異変、身を守ってくれていたはずのオベイロンの車体がかき消えてアイはただ一人空中に投げ出されたのだ。
 いや正確には一人ではない……そこには先ほどまでいなかったはずのドラグナーガールの美女がアイに抱き着いてきていたのだから。
「ふ……アイは本気で“パラダルク様”に勝てると思っているのですか?」
「って、えええ? あなたオベイロン!?」
 アイよりもグラマラスでアイよりも露出度が高くアイよりも読者受けしそうなコスチュームに身を包んだオベイロンがクスクスと笑いながら通常の3倍の威力(当社比)の胸揺れを駆使してアイの心を折りに来た。
 なんだろう殴り掛かるとかそっちよりも心の傷が大きい気がする……。
(な、難易度がいつもより高めとはそんな意味だったんですね!)
 絶対に違うしアイはさっそくひん剥かれ始め“心のダメージ”だけは益々増えていく泥仕合。
「アイ! 今日という今日はお仕置きですっ! いつもいつも私の忠告を無視して今回はぜーーーたいに許しませんっ!」
これ本当に洗脳されてるのか?と オベイロンは鬼の形相でアイを掲げ上げパンツを脱がせると同時に平手でお尻をスパーンと叩く。
「ひいっ!? 痛いっ痛い痛いっ!」
とてもとても心の籠った平手打ちで真っ赤な手形をつけられたアイは最後の手段に出る事にした。
使いたくはなかった奥の手が実はアイには残されていたというのか?
「なんですかアイ、その計算通りという笑いは! いつもいつもあなたは」
「気付きませんか? 周囲を漂うワッフル粒子の存在に。 こうなることを見越してすでに小麦粉を中に撒いておいたのです」
「待ちなさいアイ! それはゼッ」
 何か言いかけたドラグナーガールが内側から大爆発し破片になって周囲に飛び散ってしまった。
完全破壊された美少女……色々な意味でアウトなその光景も次第に破片が機動戦車の部品に戻っていきアイは大事な事をようやく思い出していた。
「って、そうでした! その女の子ってオベイロンでしたー!」

 ……なむなむ。

成功 🔵​🔵​🔴​

菫宮・理緒
無機物だけならまだしも、時間を女の子に変えるとか、
どんな子がでていらっしゃるのか、ぜひぜひご尊顔を拝謁させていただきたい!
そしてお持ち帰らせて……って、それダメなんだっけ?
時間の子だけでもお持ち帰っちゃダメ? 絶対? ……しかたない。

とはいえ攻撃してくるのが女の子だなんて、ただのご褒美じゃないですか!

各種耐性をめいっぱい使いながら、
ご褒美をたーっぷり味わったら、こちらもお礼をしないとね!

【虚実置換】でドラグナーガールのお洋服をキャンセルして、
半裸(ここ重要)に剥いたらに撮影会しちゃうよー♪

しっかり撮らせてもらってデバイスに保存したら、
ガール自体は残念だけど消さないと、かな……時間の子……。




「無機物どころか時間まで女の子に変えちゃうとか……」
 ゴクリと生唾を飲み込み菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)は召喚魔王パラダルクの権能についてもう一度再確認をする。
 全てを女の子に変えちゃうとか理緒にとってそれはまさに禁断の果実をちらつかされているかのような気分。
(どんな子が出てくるのかな? ぜひご尊顔を拝謁させていただきたーい!)
 鼻息荒く転送の輝きへと飛び込んだ……後はそう、いきあたりばったりである。
「あ……」
 理緒はそれだけ言葉を発して棒立ちになってしまった、召喚魔王とドラグナーガール達に取り囲まれ身構えるよりも前に意識へと浸食する強力な精神干渉能力。
 ビクビクと震えながら崩れ落ちる理緒の表情は、とても人様には見せれないアヘ顔を晒してしまっていた。

「さすが理緒さん、私が見込んだ通りだわ!」
 お姉さま風のドラグナーガールにその多彩さを褒められ頬が緩む。
「理緒お姉ちゃん、ずっと一緒にいよー♪」
 腰にしがみついてくる幼女ドラグナーガールの潤んだ瞳が理緒を見つめている。
「え……なにこれ? 天国? もしかして私ったらアタリ引いちゃった? お持ち帰り……お持ち帰りしちゃダメ??」
 精神抵抗やら薬物に刺激による精神支配などに関してはかなりレジストしているはず、だがしかし本人が見たいと思っている願望は中々自分でやめられないものだ。
 気付けば全裸に剥かれてドラグナーガール達にオイルマッサージを受けてご満悦の理緒、なんだかここ最近の疲れが全部取れてしまったのではと思うほどに心地がいい。
「ありがと♪ 今度はこっちもお礼をしないとねー♪」
 絶対とっくの昔に正気に戻っているはずなのに理緒はドラグナーガールへととっておきのお返しをするつもり。
 もちろん普通でない仕返し方法なのだがいいのかこれで!

「レタッチ! エェェェェンド ペェスト!」
「やぁぁん♪ お姉ちゃんエッチ~」
 普通に使ったら強いはずの虚実置換も理緒が使えばこの通り、懐いてくれていたドラグナーガールの洋服が瞬時にほぼ半裸のドスケベ衣装に変わり果てたのだ。
 ぷるんと揺れる膨らみや腰などの淡いラインを見ているだけで理緒は……理緒は……。
「ハァハァ❤ なにこれなにこれ天国? ここって天国だったんだね❤ わたしっ……ここの子になるっ!」
 スマホで写真を撮りまくり撮影会はとんでもない時間まで続いていく。
(はぁ……写真撮りまくったけど、この子はもうそろそろ消さないと……)
「理緒お姉ちゃん?」
「はうっ❤」
 甘えるように服の裾を摘まむドラグナー幼女、ここで消せばもう二度と会えない……それは本当に今ここで選択せねばならない方法なのか?
 ギュっと握りしめ幼女がそれに応え抱き着いてくる……理緒が選んだ消え去る運命の幼女に対して得た結論は……。

「儀式に参加する子を一人減らしたのも立派な戦果だよね!」
「わーい♪」
 幼女を抱えて儀式の間から飛び出していった理緒ちゃん、涎を早く拭いておいてくださいね。

成功 🔵​🔵​🔴​

黒城・魅夜
私は全ての戦争でフォーミュラと幹部たちを葬ってきました
──その私が唯一勝ち得なかったのがあの白騎士です
本人そのものではないとはいえ
その力をこんな道化めいたくだらぬ茶番に使われるとは
若干……ええ、若干、腹立たしいですね(にっこりと青筋)

呪詛で形成したオーラの結界を展開
精神魔術を遮断し
同時に早業で鎖を舞わせ衝撃波を発生
範囲攻撃のように撃ち出して連携攻撃を阻止します

アイテム・黒き呪いで漆黒の霧のように戦場を覆い
闇に紛れて接近します
そしてその呪いの霧自体がカモフラージュ
本命はそれに隠れた紅い霧
触れたガールたちすべてを内側から引き裂きます

彼女たちにさよならを言う必要はありません
いずれあなたも同じ場所です




 召喚魔王パラダルクの話を耳にしてからずっと不機嫌な様子の黒城・魅夜(悪夢の滴・f03522)はほんの少しだけ心に突き刺さったかのようなトゲを思い出す。
 かつての戦いで全てのフォーミュラーや幹部を葬ってきた魅夜だったが唯一、そう唯一勝ったとはいえない相手こそがあの白騎士。
 その本人ではないにしろその名を冠する者の力がこのような茶番に使われているなどと思い浮かべるだけで。
 メキッ
 思わず身近にあった手摺を握り潰してしまいそうな苛立ちが心を煮え立たせている。
 儀式の場に降り立った瞬間から魅夜を浸食する精神支配が無理やりにでも心を引き裂こうと頭をかき混ぜられている気分がどうしても抜けない。
「若干……ええ、若干、腹立たしいですね」
 にっこりと微笑むその額に浮かぶ青筋、その怒りが呪詛を生み出し周囲へ滲みだしているのは好都合。
 次第に頭痛が収まり心が落ち着いてい来る、それは呪詛によるオーラが精神攻撃を遮断し一時的に戻った正常な感情と感覚。
(くっ……私としたことが!)
 かつて悪夢の中で魅夜を縛っていた鎖が突然動きを再開し周囲を激しく鞭打ち地面を叩き始めた。
「きゃあ!?」
「なんで動けるのコイツ!」
 その衝撃波は精神攻撃で無力化した相手を周囲を取り囲んでいたつもりのドラグナーガールにはまさに不意打ちの一言。
108本もの鎖が蠢く姿……だがしかしすぐに鮮血の濃霧が全てを覆いつくし魅夜の姿はその場から視認できずに消え去ってしまった。
「む、どうやら僕の術から抜け出てしまったかな?」
「パラダルク様、申し訳ありません! こいつ何処にいるのか全然見え……かはっ」
 濃霧に取り込まれたドラグナーガールの一人が何も見えないままに全身を引き裂かれ叫ぶ血袋と化す。
(鮮血の屍衣を纏いし呪いの鋼、喰らい尽くせ汚濁の魂……)
 鮮血が噴き出しそれがまた新たな濃霧に混ざり合い血の臭いが周囲に満ちていく。ドラグナーガール達はそれに浮足立ち余計に乱れた統率はそう簡単には元には戻らない。
 呪いの霧と死を纏った紅い濃霧、それに囚われた者から確実に鎖に引き裂かれ殺されていく凶悪な間合い。
「さようなら、僕の下僕達……すぐに次の君達を生み出してあげるから我慢おし」
「彼女達にさよならを言う必要はありません、いずれあなたも同じ場所です」
 殺意を抑えることなく睨みつける魅夜とそれを愉悦とも余裕ともとれる笑顔で見つめ返す召喚魔王パラダルク。
「うう、パラダルク様……うっ」
 周囲で血みどろになり倒れたドラグナーガールに霧から伸びた鎖が突き刺さりその命を奪う。
 戦いはまだ始まったばかり、はたしての戦いの結末はいかなる形で迎える事になるのだろうか。

大成功 🔵​🔵​🔵​

夢ヶ枝・るこる
×~〇

■方針
・アド/絡◎

■行動
一見微妙ですが、凄まじい相手ですぅ。

『FAS』を使用し飛行、『FBS』の斬撃域、『FGS』の重力壁、『FAS』のバリアに『FES』『FXS』の結界と、多重に配置しつつ『FIS』による小刻みな転移で上後方へ全力退避しますねぇ。
相手の強さ故破損か少女化されるでしょうが、『数の多さ』で時間が稼げればOKですぅ。

そして【重豊躰】を発動、300t強に増量(部位は任意)し落下しますねぇ。
落下に少女達を巻込めれば最良、何方にせよ落下ダメージと以降の攻撃は無効化出来ますので、制限時間経過で少女達が倒れるまで耐えましょう。

その間、外見や『悪戯』等で宴の肴にされる可能性は高いですが。




「あはははは! そんなの無駄無駄♪」
 ドラグナーガールが飛び上がり浮き上がる上昇する夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)はオーラの翼を大きく羽ばたかせた。
 戦輪、そして何本もの錫が盾となりドラグナーガール達を遮るも次々にその力を失いまさかだったが新たなドラグナーガールへと変化してしまっていた。
「斬撃! 重力壁……もうダメですかぁ!」
 るこるはさらに桃花型祭器や浮遊する布の能力も開放し結界能力を全開でフル稼働、だがその結界すらが美少女に変化しそのまま二つの装備もまた同じ運命を辿り追っ手がさらに増えていく。
「まてーご主人様!」
「大人しく掴まれーデカ乳!」
「たまには休ませろー おもーい!」
 なんだか元の装備だった時の不満がこぼれてる気がしないでもないがこれも相手の揺さぶりに違いないとるこるは水晶柱を連続起動し上へ上へと連続転移。
 艦内の天井ギリギリまで上昇した時点でありったけの装備がドラグナーガールへと成り果て群がるその手がいよいよるこるに届いてしまった。
 足首を握られると同時に靴がドラグナーガールになってしまい腰にまで抱き着かれ身動きがいよいよもってとれなくなった。
 だがしかしだ……3分近く粘った成果はあったのだ、限界を越えてるこるを追尾していたドラグナーガール達は“可能性を使い果たし”次々と消え去っていく。
「ようやく……反撃の時間がやってきたですよぅ!」
 るこるはオーラの翼すら美少女に変えられもはや飛行する能力すら失ってしまった。
 残っているのは変化させられたるこるの装備達、まだ少しばかりその力を使い果たせるためには時間が必要だ。
「大いなる豊饒の女神、その御姿の欠片を我が身へ!」
 祈りの言葉と共に突如としてるこるは降下を始めた、信じれないような尻だけ300tになったデカ尻プレス。
 それはしがみついていたドラグナーガール達を逃げれないほどに押さえつけ一気に急降下。
「なによこれ!」
「少しは痩せなさいよこのぉ!」
「肉に食い込んで逃げれなっ」

 ズウン

 地面に叩きつけられドラグナーガール達は死にはしないが逃げれもしない、ジタバタ暴れながらも悪態は続く。
 BPO案件の悪口を絶え間なく叫び続けた少女達は3分ほどして次々と消滅していった……そう、元に戻るのではなくあっさりと消え去って。
「くぅぅ……傷つき、傷ついたんですからねぇ!」
 涙目でデカ尻のまま転がりるこるは娼館魔王の下へと突撃決定、この重力級の尻で何処までやれるのか?
 質量兵器と化したるこるの尻が宙を舞い魔王へと……迫っていく。

成功 🔵​🔵​🔴​

月夜・玲
いや、笑顔で殴ってくるのは普通に怖い!
何だこのハーレム野郎!
もうちょっとまともに殴らせろよー!


《RE》IncarnationとBlue Birdを抜刀
パラダルク本人なら兎も角、ドラグナーガール相手なら時間は稼げるかな
パラダルクから距離を取って3分間ドラグナーガールの相手をしよう
『オーラ防御』で全身と剣にシールドを張り、耐久度を上げよう
攻撃は基本『武器受け』して捌く
距離があれば、『斬撃波』を飛ばして『吹き飛ばし』て距離を稼いで時間稼ぎ
3分耐えたら反撃といこう
【Code:P.S】起動
踊るドラグナーガール目掛けて稲妻の斬撃波を放とう
2剣による『2回攻撃』!
1発目は囮に、2発目を当てるように放とう




「あははは、僕の可愛いドラグナーガールと少しばかり遊んでてもらおうかな?」
「何こいつら相手しないとあんたみたいなハーレム野郎殴れないんだよね!」
 挑発ともとれる召喚魔王パラダルクの言葉を半ばヤケになりながら言い返し月夜・玲(頂の探究者・f01605)は迷わず《RE》Incarnationを鞘から引き抜いた。
 ギンッ
 オーラを纏わせた刃で強力な美少女達の突きを払いのけるも手が足りない、仕方なく咄嗟に鞘を使って受けた瞬間にそれは起こる。
 その異変に気付き玲は鞘を手放した、直後に前触れなく鞘が美少女になっていきニコリと玲を見上げた。
「ちょっ! 間合いのただ中に余計なの増えただけだよこれっ! くっ!」
 剣だけでは足りない、今度は全身を包み込むほどのオーラを練り上げ受け身を取る。
 右に左に弾き流しさらには打ち返し続けるもその連撃は次第にその精度を上げてきているようだ。
「ほーらー、早く一緒にパラダルク様の下僕になろうよー♪」
「お断り!」
 カアンと刃が弾かれ数歩よろけてしまった、だが同時にそれはわずかながらもドラグナーガールとの距離が開いたのだ。
 ならばそのアドバンテージをどこまで広げるか、斬撃波を飛ばし吹き飛ばした勢いは強烈で踏ん張りが効かずに転げてしまいながら何メートルかを稼げるには稼げた。
(しまった、これじゃ次を避けれない)
 絶望が一瞬影を落とすもそこで追撃がないことに玲は驚いた、あぁなるほどと目の前の光景を見て全てを察する。
 今の今まで群がってきていたドラグナーガールが次々と身体が砕け消滅していっているのだから。
 3分間のリミットを乗り越えれたのだ、ならばここから先は反撃の時間……踊りながら儀式を続けるドラグナーガールまでの距離など今は考える必要もない。
「さぁっ! でかいのお見舞するよっ!」
 刃の纏うオーラに極大の稲妻が宿り始めた、それは限界を越えて引き出された玲の必殺の一撃。
 両手に構えた愛刀の力を限界まで引き出した必殺の斬撃!
 クロスに交差した剣閃伸びる稲妻弾ける紫電、雷鳴と共に全てが真っ白な輝きに包まれていき踊っていたドラグナーガール達の姿はそれに飲み込まれ一気に切り裂かれていく。
「なんてことだ! 僕の、僕の可愛い子達になんてことを!」
 最初の一撃目を手で弾き美少女に変えていた召喚魔王、だがしかし二撃目は確実にドラグナーガールを駆逐していた。
 そうでなければ届かなかった必殺の太刀、まだこの男を切り裂くには必要なピースが足りないらしくムカムカした気持ちが抑えきれない。
「何だんだよこいつ! もうちょっとまともに殴らせろー!」
 なのでせめて文句だけでも言ってやるのだと玲は瞳に力を込めた、全力を出し過ぎて今は愛刀を振るうどころか避ける事も不可能なほどに消耗しきり大ピンチなどというものではない深刻な状況。
 回復するまでの少しの時間、いかに生き延びるかを玲は思考を全力で回し続け諦めたりなど絶対にしないのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

カシム・ディーン
よぉドスケベドラゴン
随分と苦労させてくれたじゃねーか(UC習得に苦労したらしい
別のおめーから奪って眼球…存分に利用させて貰いましたよ?

「メルシーは神様だぞ☆蜥蜴風情が神を超えるとか不敬だよ♥」

【情報収集・戦闘知識・視力】
ドラグナーガールの陣形と踊ってるのの立ち位置を捕捉
確実に撃滅する陣形を把握

対WIZ
【属性攻撃・弾幕・武器受け】
出現したガール達に鋼を腐食させる酸属性の弾丸を乱射して蹂躙

UC発動!
さぁ!お前の技を味わえ!…ってなんだこりゃー!?
「「ひゃっはー☆」」
と、兎に角戦えー!
「「かしこまりっ♥」」
【集団戦術・二回攻撃・切断・盗み攻撃】
陣形を組み踊ってる娘に集中攻撃で蹂躙し鎌剣で切り刻む!!




 実験戦艦ガルベリオン級の艦内に次々と送り込まれる新たなる猟兵の増援。
 この凶悪な敵に対して普通はある程度警戒やら緊張をしていくものだがここにやってきた凸凹コンビはその範疇にはなかった。
「ヒャッハー!」
「ヒーホー!」
 これでもかと謎のダンシングポーズのままでテレポートアウトしたカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)よその愛機メリクリウスが美少女化したメルシーの緊張感皆無の二人は因縁の相手にメンチ切りまくりで飛び込んでいく。
 だがしかし儀式の中心にいる召喚魔王パラダルクに到達するには踊り続けるドラグナーガール達をどうにかしなければならないし敵が来るとわかっている彼女らの反応はカシム達よりも早いものだった。
(この陣形! 周囲から完全に包囲されてるぞ! つまり必勝パターンは見敵みなごろし!)
 脳筋と思うだろうがとにかくこれしかないというのが実情だ、魅惑的なダンスを踊りながら艦内に設置してあった消火器を手にしドラグナーガールは一斉に二人に対して消化液を散布。
 ここで粉タイプを選ぶ当たり嫌がらせ満々、この薄いピンクの粉って隙間という隙間に入って後で掃除が大変すぎるのだ!
「ぶひょー!?」
「ごほほごっ、神様のメルシーに蜥蜴風情が消火器とかふっ不敬だぞー☆」
 カシム達は真っ白に染まりながら咳込み前が見えなくなってしまっていた、だがしかしタダでやられる二人ではなく金属を腐食させる酸で出来た弾丸をばら撒くと真っ白な視界の向こう側で悲鳴が次々とあがったのだ。
「いやぁぁぁん、鎧溶けちゃった」
「きゃぁぁぁ、パンツが外れちゃう」
「ぶほおおっ! 予想以上にクリティカルヒーッツ!」
「あははは☆ メルシーも投げちゃうからどんどん脱げちゃえ♪」
 真っ白になりながら消火器の濃霧を駆け抜け魔王へと駆ける二人、すでに別所で戦い瞳を奪うことで会得した新技を放つだけの準備がここに完成。
「万物の根元よ…帝竜眼よ…万象を支配せし竜の王の…っておい!?」
「ひゃっはーーー☆」
 大量のドラグナー娘のコスプレをしたメルシーが100体以上現れて現場は大混乱。
 儀式以上のあちらこちらでドラグナー娘vsコスプレメルシーのキャットファイト大勃発。
「うぅん? 僕もまぁ色々言いたいことがあるんだけど……踊りの邪魔しないでくれない?」
「やだねー! 嫌がる事ならもーっとやってやる! メルシーやれっ!」
「かしこまりっ❤」
 メルシーの群れが雪崩のようにドラグナー娘と混線に陥り早10分強、どちらも引っかき傷の応酬と言う恐るべき戦い。
 鎌剣で切り刻んでやろうと近づいたカシムは(ガチで)睨まれちょっと手を出すのを止めるほどの女の戦い。

「なあ君……僕の経験上、これは手を出さない方がいいと思うよ」
「うぐぐ、そうは言っても黙って見ていられるかー!」
 カシムは鎌剣を振るい飛び込んだ、あっという間に全裸のドラグナーガールに取り押さえられがっちりと押さえつけられてしまう。
(だ……だめだ、この天国……逃げられ……ないっ)
 柔らかな膨らみに包まれたままカシムはメルシーの勝利を信じたまま理性の鎖がプッツリ切れてしまったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ダーティ・ゲイズコレクター
私はダーティ!ダーティ・ゲイズコレクター!
凶悪で極悪で劣悪で最悪な魔王ダーティとは私のことです!

7thKingの候補の一人も脱落し
もはや私が7thKingになったも同然…うっ!頭が!

これは精神支配攻撃!
このままだと召喚魔王さんの愛人の一人になっちゃう!
嫌だー!
正妻で魔王さんを顎でこき使えるて注目浴びまくるぐらいのかかあ天下じゃなきゃ嫌だー!
({ゲイズ・パワー}で『オーラ防御』を行いながら『気合い』と『根性』で精神攻撃に抗う)

それが無理なら私の趣味を受け入れてほしいです!
(UC【元悪!纏絡堕落醜穢終】発動)
受け入れてくれるまで『地形破壊』と『トンネル堀り』で地中に引きこもります!




「私はダーティ!ダーティ・ゲイズコレクター! 凶悪で極悪で劣悪で最悪な魔王ダーティとは私のことです!」
 実験戦艦ガルベリオン級で行われる危険な儀式を止めるべき意気揚々と転送されたダーティ・ゲイズコレクター(Look at me・f31927)は今日も絶好調。
 このデビルキングワールドの命運を決定づける戦いも後半戦、すでに7thKingの候補の一人も脱落していてダーティもまた候補の一人といっても過言ではないとそう信じる瞳がいきなり暗く濁っていく。
 無意識にビクンと身体が跳ねてそのまま突撃しようとしていた足が止まってしまった。
 さらには頭痛がしてきて目の前の召喚魔王パラダルクの顔がとてもとても愛しいご主人様のように見えてきてしまったのだ。
「わー♪ 新しい奥さんキター」
「私達みたいにドラグナーになろー☆」
 きゃっきゃと騒いでドラグナーガール達が尻を派手に振る卑猥なダンスでさらに儀式を盛り上げていく。
 その効果もあってかダーティの視界も思考もだんだんと鈍く暗くそして作られた物へと書き換えられていき……。
(こ、このままじゃ召喚魔王さんの愛人にされちゃ……)
 トクン
 心臓が高鳴りそれは絶対に許せないと鼓動がさらに早くなる。
 魔王としての絶対のプライド、愛人の一人に成り下がるなど言語道断。
「ほらほら、君も早くここにおいで。幸せな愛人にしてあげるから」
「い、嫌だ……っ! 正妻で!魔王さんを顎でこき使えるっ!注目浴びまくりのっ……かかあ天下じゃなきゃ嫌だーっ!」
 なんか色々アレすぎる人生設計を叫びながら身体の内側から溢れるオーラで精神への浸食を弾き飛ばすとダーティは戦艦の床へと拳を叩きつけ大きな穴を開けてしまう。
ピョンと飛び込み穴の中から魔王やドラグナー娘達をじぃっと見つめるとその場にいた全員が急に速度が遅くなりスローモーションという不思議な光景。
「それでいいって言ってくれるまでここから出ませんっ!」
 穴に引きこもったダーティ、元悪!纏絡堕落醜穢終によって魔王一派を残らず遅くするという離れ業で戦力を一気に削り取ってしまう。
 いくら強くともスピードがここまで遅く鳴れば他の猟兵達にとってはいいカモに成り下がったはず。
 そんな成果を知ってか知らずか穴の中でモジモジと夢の花嫁論を呟いている可愛い魔王の姿は(一応今のところ)誰の目にも止まっていないようだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アルテミシア・アガメムノン
わたくし達の装備、攻撃すらも変えられるそうですが……
わたくし達自身を変えられないのであれば素手で殴ればいい気もしますわね。
まあ、今はギャンブルをする時ではありません。
堅実に儀式を潰して差し上げましょう!

先制対策
敵WIZUCで強化された敵群。雷嵐の魔法(属性攻撃:雷×全力魔法)で機械兵器の性能を落としつつ、攻撃動作を見極めて(瞬間思考力×見切り)、『クロノスの大鎌』で弾いたり、回避したりして初撃を凌ぎましょう。
その後は反撃です。『滅びの創造』で超高温爆裂魔法を創り出して放ちます。パラダルクは防げる可能性がありますが、踊るドラグナーガール達には蒸発していただきましょう。

それではいずれまた!




(わたくし達の装備や攻撃まで美少女化されてしまうようですが……)
 キッと目を細めなんて厄介な敵なのだと思いつつもアルテミシア・アガメムノン(黄金の女帝・f31382)の口元にはまだ余裕の笑みが残されている。
 なぜならば召喚魔王の力は“アルテミシア自身は変えれない”らしいと聞いたからだ。
 中途半端に変えられてしまうぐらいなら別に素手でもいいのでは?などと思ったりも一瞬したものだ。
 だがしかし相手は強敵ドラグナーガール、不得手な戦い方で対峙するのではギャンブルになってしまう。
 確実に目的を達する事ならばやはりこれだ……手に馴染むクロノスの大鎌を構え転送の輝きから戦場へと躍り出た。

「また来たね☆」
「魔王様の邪魔はさっせないよー!」
 ドラグナーガール達は踊りつつも身近にあった戦艦の備品らしい電磁捕獲ネットをアルテミシアへといきなり投げつけてきた。
 心の準備はできていたつもりだったがそれでもこれはあまりのも突然こと、視界一杯に広がる網目がだんだんと迫ってくる。
 “雷嵐!”
 全身から発した放電でわずかに捕獲ネットの制御が遅くなったのか速度が落ちたように感じた。
 思考をフル回転し最適な回避コースへと踏み込み床ギリギリでターンしつつ網をかいくぐる。
 その回転を生かして大鎌が真一文字に振るわれ投げたドラグナーガールを二人ほど弾き飛ばせば立ち位置はすでに相手の陣取る儀式の中央部。
「嘘っ、なんでこれに反応できっ!?」
「遅いですわ! 願いは叶う。わたくしが叶えるっっ!」
 すでに詠唱は終わりに近い、加速した思考の下では数に物を言わせるドラグナーガール達など物の数ではない。
「……これがその魔法ですわっ! 滅びの創造っカラミティクリエイトッ!!」
 翳した手が灼熱の炎と共に弾け周囲を一気に業火と閃光と爆風が包み込んでいく。
 それは実験戦艦の格納庫を一つ突き破り外壁までもを一瞬で溶解させあれだけいたはずのドラグナーガールの大半を飲み込んでしまっていた。
 助かったのは笑顔を絶やさない召喚魔王パラダルクとその後ろに位置していたドラグナーガールだけ。
 それも皆揃って火傷をしているのでもはや平気な顔をしているのは憎たらしい魔王ただ一人とも言えた。
「はぁっはぁっ……あいかわらず食えない男ですわ」
「僕の儀式、さすがにここまでされると困ってしまうね」
 やれやれと笑顔で首を振るパラダルクと一気に魔力を消費し肩で息をするアルテミシア。
(もうあと一押し……!)
 本当の勝負はいずれまたすればいい、今日はこの儀式をどうにかする……大鎌をブンと頭上で振り回し構え直すと堕天使魔王は残った力をふり絞り不敵な笑みを浮かべたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ウィーリィ・チゥシャン
「なんでも女の子に変える能力」って言うとアレだけど、実際にはかなり強力な能力なんだよな。
だが、それはそれとして。
変えた女の子を道具としか扱わないってのは許せないぜ!

ドラグナーガールの格好に顔を赤らめながらも、【早業】で敵の攻撃と同時に大包丁の【斬撃波】で思いっきり地面を叩いて砕き、【地形破壊】と【物を隠す】で土煙と吹き飛んだ土砂、衝撃音で精神支配魔術を阻害すると同時にその隙を突いて【ダッシュ】で間合いを詰め、パラダルクの両脇で踊っているドラグナーガールを狙い【超音刀工】を【二回攻撃】で放ち、斬撃と衝撃波による追撃、それら全てを二連続で叩き込んで撃破する。

…罪悪感覚えるけどさ。




「あらぁ~可愛い子がきちゃったわ❤」
「わわっ童顔だけど……ふふっいいモノ持ってそうね☆」
 ドラグナーガール達の黄色い歓声を受けながらウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)はムチムチプリンな肉体美を惜しげもなく強調する衣装に身を包み、攻撃と言うよりはお色気漬けでその戦意を挫くべく武器も持たずに飛びついてくる少女達。
 何処をどう見てもイケメンに集まってくる過激なファンという殺意無き接近にウィーリィは罪悪感を隅に追いやり気合を入れ大包丁を振るう。
 真っ赤に染まった頬、少しばかり刺激の強い胸の揺れ具合が青少年にはあまりにも恐ろしい。
 回避不能でこんな時だというのに膨らむ股間、はっきりいって今はそんな時ではないと心に問いかけるもどんどん思考は桃色へと染められていく。
「破っ!」
 そんな迷いを断ち切る大包丁の一撃が床へと叩き込まれた。
 金属製の床が包丁の一撃で切り刻まれさらに砕かれ瓦礫や噴き出したガスなどが一気に視界を覆い隠し勝利への道標はここで確かに刻まれた。

「むむっ、僕の可愛い少女達の求愛を無視するとはなかなかじゃないか!」
「なんでも女の子に変える能力? 確かにすごいけど……道具としてしか扱わないのは許せない、ぜっ!」
 召喚魔王パラダルクの言葉を跳ねのけ床を蹴り一気に加速していくウィーリィ。
 腹立たしいがこの魔王への攻撃は無駄であるとすでに聞いている、そして今やらねばならない仕事も理不尽ではあるが承知したつもりだ。
(許してくれよ)
 心の中で謝罪し一瞬でクロスに斬り裂く包丁技、同時にパラダルクに抱き着く二人のドラグナーガールが鮮血を噴き出しながらその場へと崩れ去っていく。
 そして遅れてドンと衝撃波が魔王ごと二人の少女を引き剥がし一撃の下で絶命したらしい少女の死体が転がっていき格納庫に大きく開いた穴から眼下の地上へと落ちていく……。

「はぁっはぁっ……どうだ! お前の儀式は潰してやったぞ!」
「やれやれ、僕の可愛い彼女達が全員死んでしまったじゃないか」
 殺意剥き出しのウィーリィに涼し気な笑顔で魔王は笑う、だがしかし目は少しも笑っていない。
 この大事な儀式を邪魔してくれた猟兵達に思う所は山ほどあるだろう、だがしかしそこで溜息をついて首を振ると大人しく魔王はこの場を去ろうと歩き始めた。
「待てっ逃げる気か!」
「うーん? 今日は興ざめだし……また今度、だね猟兵諸君」
 挑発にも乗らず振り返り魔王は大穴へと身を投じて実験戦艦の中から飛び降りていった。
 もちろんあれで死ぬはずもなく逃げられただけ、けれどこれは大きな勝利……儀式を確実に止めた猟兵達の勝利の鐘の音が聞こえる。

成功 🔵​🔵​🔴​





 これは限界を超越し実験戦艦の奥底で今も喘ぐ少女の孤独な戦い。

約・契
◎/アドリブ絡み歓迎/屈しない
ドラグナーガールでも十分に強いのよね。私で何とかなるかしら?
相手の攻撃を耐えるため、その一撃を受けるのを代償に体を強化する契約を結ぼうとするわ。
でも、その前に契約書もパラダルクの能力で女の子に変えられてしまったの。

その女の子は神々しい翼を持ったまるで女神のような姿で現れたの。
見め麗しくてもUDCアースの神の擬人化、禍々しさをはっきり感じたわ。
理性なんてなくて、ただ堕落させようという神の意思のまま触手が私とドラグナーガール達に襲い掛かる。
体を拘束されて頭に直接快楽を流し込まれれば、理性は簡単に吹き飛んでしまったの。
触手で無理やり体位を変えられてドラグナーガール達とまぐわい、あらゆる痴態を晒されたわ。
時間のドラグナーガールも狂ってしまったのか、その時間は無限に思えたわ。




「私がやらないと、いけないのっ」
実験戦艦ガルベリオンへと転送された約・契(スノーボーリング・f34943)はこの強力な相手に立ち向かうべく戦地へと飛び込んだ。
この時点ではまだ召喚魔王パラダルクがこの戦艦を離れる前の戦いの真っ最中の話だ。

(ドラグナーガールでも十分に強い……のよね? 私でも何とかなるかしら?)
 契もまた猟兵としての世界を守ろうとこの強敵へと挑む事を決意した一人、だがしかし説明を聞けば聞くほどに相手の実力は契を遥かに上回っているのは間違いなくこのままでは敗北の予感しかしないのも確か。
だがそんな窮地であろうとも心強い力に契は覚えがあるし今回もその力を頼るしかないとそう判断していた。
 だからこそ契は契約書を手に転送の門をくぐった、その先で出会う強敵と戦い抜くために。
 最強のイメージを心に強く願いそして視界は一気に敵の実験戦艦の中へと唐突に変わったのだ。

「さあっ! 早く私と契約を……って、あぁぁぁっ!?」
 転送直後に目の前をドラグナーガールが通常の3倍のスピードで駆け抜けた、あまりにも一瞬の事で目をようやく開けて見ると手にしていたはずの神の契約書がどこにもない。
 それはすぐに見つける事はできた……召喚魔王パラダルクの手の中という最悪の場所という点だけが問題ではあったが。
「ふむ……この契約書には僕にもよくわからない力を宿してはいるようだけど、まあそれはそれで面白そうだよね」
 余裕の笑みで魔王の権能を行使したパラダルク、その手の中の契約書が輝きを発してすぐ形がなにやら異形のものへと変わり果てていく。
 そんな見るだけで正気を奪われてしまいそうなモノが次第に人の形に収まっていくというのが信じれないほどだ。
 それは“人に理解可能な形状”へと無理矢理型を当てはめているようにも感じる行為、神々しい翼を持った女神とでもいうべき姿へと変化を終えたのだ。
「へぇ、これは僕の権能を足掛かりに好き勝手変化するなんてやはり面白いよ君」
 そう言いつつもドラグナーガール達が間に入り女神を魔王から引き離して契のほうへと押しやったあたり危険と判断されたのだろう。
「魔王様、ここは私達が♪」
「そうそう、こんな危ないヤツはそこにいる無力な子にお返ししちゃうよ!」
 二人がかりでどうにか女神は契のそばまで運ばれてきた、それがキーになったのか突然足元が全て転移用の門に変化して内部から現れる異形の数々。
 艦内をまるで異世界からの出入り口にしてしまった化物達が次々と触手を伸ばして逃げ損ねた契とドラグナーガールに巻き付いていってしまう。
「なっ……私はあなたと契約をむすっ……んくっ❤」
 無差別に触手を放つ女神の下僕によって契は着衣の中が蚯蚓腫れになったかのように肌と言う肌を這い回られいきなり気持ち悪く悶えてしまった。
 にゅるりと胸を搾るように締め付けられ尖った先端へと注射のようにプスリと何かが注がれてしまった。
「あっあっあっ❤ あはっ……気持ちっいいっ❤」
 敏感な性感帯を通じて頭へと直接流し込まれた快楽電流、一瞬で理性が飛び発情した身体だけがこの世に残されてしまったかのようなものだ。
「あっ、これヤバっ」
「逃げないと……ひぎっ❤」
 ここまで無理矢理に女神を押し出していたドラグナーガール達もまた逃げる事ができずにいきなり股間へと突き刺された極太の触手。
 しかも同時に頭の中まで綺麗にブレインウォッシュされ魔王への忠誠心も誇りも何もかもが漂白された肉欲に溺れた雌が2匹。
 触手に絡まれたまま契の下へと運ばれた3人は顔を突き合わせるなり舌を絡め激しく濃厚なキスにのめりこんでいってしまう。
 よりにもよってドラグナーガール達は3倍の感度まで高められた感覚に正気すら失った発狂状態。
 胸を押し付け合い絡み合う下から股間同士を擦り合わせる濃厚なプレイで契をさらに高みへと昇らせていった。
「あひゃあっ❤ わたっわたひっ……けいやくぅ❤ 契約でずぽzぽするのすきぃ❤」
 建前などすでになく心の奥底で願っていた快楽へと堕ちる禁断の味をここで思い切り愉しむ雌3人。
 だが数分後にはドラグナーガールは全ての可能性を失い消滅していってしまう。
 残されたのはもっともっとと触手相手に腰を振る契、たった数分の出来事なのにすでに永遠のような時間を体験しているかのような快楽の海で契の脳は限界を迎えていく。
 弾けるような刺激に腰が浮き、そして内側から熱く広がっていく開放感……淫紋が浮かび上がった身体はすでに神の契約という名の堕落を受け入れてしまっている証拠。
「あぁっ❤ 見られてっ❤ いやっ、見ないで……見ないでほしいのっ❤」
 自ら開脚し指で広げながら魔王へと痴態を見せつけながら契は至極の幸福感を味わい続け……そしてその瞳から正気の輝きは消え失せてしまっていく。

 実験戦艦の艦艇で今も蠢く触手に飲み込まれ堕ちた雌奴隷はただ一人いつまでも痴態を晒し続け生きていた……。

苦戦 🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2022年05月17日


挿絵イラスト