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7thKING WAR㉓~召喚魔王『パラダルク』

#デビルキングワールド #7thKING_WAR #召喚魔王『パラダルク』

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●デビルキングワールド
「……この気配は六番目の猟兵か。わざわざ、こんなところを目指してくるとは、愚かを通り越して呆れるな。だが、ここを目指して来る以上、蹴散らすのみ」
 実験戦艦ガルベリオンの中で、儀式を行っていたのは、召喚魔王『パラダルク』であった。
「……」
 パラダルクに、過去の記憶はない。
 正確に言えば、もやのようなモノに覆われているせいで、思い出す事が出来なかった。
「……アイツだけは……!」
 それでも、その相手が『成長する敵』であり、『碎輝』と言う名だけは覚えていた。
 その記憶を辿るようにしながら、かつて自分を殺した仇敵を見つけ出すため、儀式を行うのであった。

●ガジルからの依頼
「パラダルク……、一体、何者なんだよ! 何処かで聞いた事があるような気が……。遠い昔に何処かで……!」
 ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)が猟兵達を集め、今回の依頼を説明した。
 今回の目的は、儀式を阻止した上で、パラダルクを撤退させる事。
 現在、パラダルクはデビルキングワールドに停泊している実験戦艦ガルベリオン内で、『碎輝』を捜す儀式を行っているようだ。
 またパラダルクは万物を『女の子(ドラグナーガール)』に変える力を持っており、儀式の最中は自分の後ろで踊らせているようである。
 そのため、まずはドラグナーガール達を撃破し、儀式を阻止した上で、パラダルクを撤退させてほしいと言う事だった。


ゆうきつかさ
 今回のシナリオは、戦争依頼です。
 基本的には、ノリと勢いで何とかなるので、恰好良さを重視して、プレイングを書いていただければ問題ありません。
 儀式を阻止された場合、パラダルクは撤退します。
 またパラダルクは、戦力を0にしても完全な撃破は難しいようです。
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第1章 ボス戦 『召喚魔王『パラダルク』ディアブロホワイト』

POW   :    ガールズ・ポシビリティ
自身の【下僕であるドラグナーガール】ひとつを用いた行動・攻撃の威力を3分間3倍にする。終了後[下僕であるドラグナーガール]は【可能性を使い果たしたこと】により破壊される。
SPD   :    フューチャー・ルーラー
【ドラグナーガール達と連携し、精神支配魔術】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【以降の動き方や使用ユーベルコード】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
WIZ   :    パラダルク・フューチャー
召喚したレベル×1体の【ドラグナーガール】に【ガルベリオン鋼の機械兵器とダンス技術】を生やす事で、あらゆる環境での飛翔能力と戦闘能力を与える。

イラスト:モツ煮缶

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ラムダ・ツァオ(サポート)
ラムダよ、よろしく。
相手が強いのなら、削れる機会は逃さず、相手に隙は見せず、
長期戦を覚悟して着実に狙うのがいいわね。
勿論、隙があれば見逃したくないけど。
見切ったり足には自信があるけど、過信せずに落ち着いて戦況を見極めるわ。

行動指針としては以下の3通りが主。
1.囮役としてボスの注意を引き付け、味方の攻撃を当てやすくする。
2.ボスの移動手段→攻撃手段の優先順で奪っていく。
3.仕留められそうな場合は積極的に仕留めに行く。
 (他に仕留めたい人がいればその手助け)

台詞回しや立ち位置などは無理のない範囲でご随意に。
ユーベルコードは状況に応じて使い分けます。
アドリブ・連携歓迎


リカルド・マスケラス(サポート)
『正義のヒーローの登場っすよ~』
装着者の外見 オレンジの瞳 藍色の髪
基本は宇宙バイクに乗ったお面だが、現地のNPCから身体を借りることもある
NPCに憑依(ダメージはリカルドが請け負う)して戦わせたりも可能

接近戦で戦う場合は鎖鎌や鎖分銅の【ロープワーク】による攻撃がメインだが、プロレスっぽい格闘技や忍者っぽい技もいける
遠距離戦では宇宙バイク内臓の武装による射撃攻撃やキャバリアによる【結界術】
その他状況によって魔術による【属性攻撃】や【破魔】等使用。

猟兵や戦闘力のあるNPCには【跳梁白狐】で無敵状態を付与できる。

基本的にチャラい上辺ですが、人々の笑顔のため、依頼自体には真面目に取り組みます


赤嶺・愛(サポート)
『世界が平和になりますように』
 人間のパラディン×シーフの女の子です。
 普段の口調は「平和を愛する(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、怒った時は「憤怒(私、あなた、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は明るく、人と話す事が好きで
平和的な解決を望む優しい性格の女の子ですが
戦う事でしか依頼を成功出来ない時は戦う事も厭わないです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


櫟・陽里(サポート)
『操縦が上手いは最高の誉め言葉!』

乗り物が活躍できる場と
レースとサーキットが得意分野
どんな乗り物も乗りこなしてみせる

走りこそが俺の武器!
乗り物と操縦者の総合力で戦う
サイバーアイで路面、相手の動きなど幅広い情報収集
集中力・傭兵の経験・判断速度で攻め所を見極める

シールド展開バイクで体当たり吹き飛ばし
走り回って撹乱・誘導
仲間を運ぶ足になるのも好き
バイクは機動力のある盾にもなる
壊れたらほら、直すついでに新パーツ試せるし!

明るく話しやすい先輩タイプ
補助仕事もドンと来い
乗り物が無い戦場では手数が少ない
普通の拳銃射撃や誘導、挑発など小技を利かせるしかなくテヘペロしてる

過去は過去に還すべき、その辺割と無慈悲


四十物・寧々(サポート)
※サポートプレイング

多少の怪我や失敗は厭わず積極的に行動し、他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

その上で現在の状況に対応できる人格で行動します。
シナリオ進行に必要な言動など青丸稼ぎに役立てて下さい。

使用ユーベルコードの指定はありません。
「成功」の結果で書けそうなものを一つステータス画面からお選び下さい。フラグメント次第で不使用も可です。

アイテムもご自由にお使い下さい。
服装系は提案の一例として装備せず公開設定としております。

あとはお任せ致します。
宜しくお願い致します。


高柳・源三郎(サポート)
旅芸人一座の座長、それが高柳源三郎じゃ!!(まだ零細なんじゃがな......)。
性格は酔いどれおやじじゃが旅芸人一座の座長なので本番(戦闘)では酔いが殆ど覚めて戦うことが出来るんじゃ。
武器である【不思議なたぬき人形「はな」】【暗殺用たぬき人形「たろう」】を使いまるで踊りや人形劇をするかのう様にユーベルコードを使い戦うのじゃ。時々【竜珠】に封じ込めてある骸魂・八岐大蛇に乗っ取られて暴れて回ってしまうんじゃ。
情報収集は芸をして道行く人の足を止めて人達の噂話を聞けば集められると考えてとるんじゃ。
宴会技能が高いので戦場で宴会をするんじゃ。
口調は(わし、~殿、じゃ、のう、じゃろう、じゃろうか?)です。




「まさか、この状況で邪魔が入るとは……。随分と礼儀知らずもいたものだ」
 実験戦艦ガルベリオンの中で儀式を行っていた召喚魔王『パラダルク』が玉座に座ったまま、氷ように冷たい視線を猟兵達に送った。
 パラダルクのまわりには、沢山の宝石が自己主張をするようにして、キラキラと輝いており、ドラグナーガール達が陽気にダンスを踊っていた。
「ただ踊っているだけなら、邪魔をする気もなかったけどね。実際には……そうじゃないでしょ?」
 ラムダ・ツァオ(影・f00001)が、素早く黒刃(短剣)を構えた。
「確かに……、ただ踊っているだけではないが、お前達には関係がないだろう。ここにいても、時間の無駄だ。悪い事は言わない。いますぐ、ここから去れ」
 パラダルクが猟兵達を見下すようにして、フンと鼻を鳴らした。
「それだけは、お断りするっすよ~」
 そんな中、リカルド・マスケラス(ちょこっとチャラいお助けヒーロー・f12160)が宇宙バイク『アルタイル』に乗って、パラダルク達の前に現れた。
「何よ、アンタ!」
「ナマイキ、ナマイキ!」
 その事に苛立ちを覚えたドラグナーガールが、リカルドのまわりを囲んだ。
「これ以上、あなたの好きにはさせません。この世界の平和を守るため、そして、あなたの野望を砕くため、ここですべてを終わらせます……!」
 すぐさま、赤嶺・愛(愛を広める騎士・f08508)がオーバー・ハートブレイク(バスタードソード)を握り締め、ドラグナーガールに斬りかかった。
「……クッ!」
 その一撃を喰らったドラグナーガールが、警戒した様子で後ろに下がった。
「私の野望を砕く……か。面白い。だが、そんな事をして、何の意味がある。それこそ、無意味だ。お前達にとって、何の関係もない事なのだから……。だが、邪魔をするのであれば、容赦はしない」
 パラダルクが、まわりを埋めつく勢いでドラグナーガールを召喚した後、ガルベリオン鋼の機械兵器を装備させた。
「それじゃ、死んでもらうわよ!」
 次の瞬間、ドラグナーガール達が舞い踊るようにしながら、ガルベリオン鋼の機械兵器を振り回し、次々と猟兵達に襲いかかってきた。
「物騒な事を言う割には、随分と楽しげなダンスを踊るのじゃのう。……どれ、わしも一緒に踊るとしようかのぅ」
 高柳・源三郎(幕府公認?の飲んだくれ野郎な旅芸人で座長・f15710)が不思議なたぬき人形「はな」と、暗殺用たぬき人形「たろう」を使って、楽しそうに踊りを踊りながら、ドラグナーガール達を蹴散らしていった。
「う、嘘!?」
「私達よりも、ダンスが上手い!」
「お、驚いている場合じゃないわ! 早く、やらないと……!」
 その事に危機感を覚えたドラグナーガール達が、再び源三郎に攻撃を仕掛けてきた。
「ならば、こっちも数で勝負しようとするかのう」
 源三郎が【秘蔵の酒の振る舞い(アルコール・プレゼント)】を発動させ、源三郎秘蔵の酒(200万円相当)を振る舞い、ドラグナーガールに負けない数の怪奇人間族を召喚した。
「うわっ!」
「キモッ!」
「こっち、来んな!」
 その途端、ドラグナーガール達がドン引きした様子で、全身に鳥肌を立たせた。
 その気持ちに反して、怪奇人間族がドラグナーガールに襲い掛かり、次々と命を奪っていった。
「……あれをやるぞ」
 パラダルクが玉座に座ったまま、パラダルクに合図を送った。
 その指示に従って、ドラグナーガール達が踊り狂い、愛に対して精神支配の魔術を掛けた。
「私は負けない! みんなのために……! この世界のために……!」
 すぐさま、愛が【優しき闘気(ピュア・オーラ)】を発動させ、呪詛に対する耐性を持つ聖なるオーラを纏い、オーバー・ハートブレイクに魔力を込め、光の矢を無数に放射した。
 それがドラグナーガール達の身体に、次々と突き刺さった。
「ば、馬鹿なっ! 一体、何処にそんな力が……」
 それを目の当たりにしたパラダルクが、驚いた様子で身体を仰け反らせた。
「……刻め」
 続いて、ラムダがドラグナーガールの死角から、【千刃(センジン)】を仕掛け、黒刃を112本複製するとバラバラに操って、ドラグナーガール達を斬りつけた。
「ちょ、ちょっと!」
「なんて酷い事をするの!」
 その途端、ドラグナーガール達がムッとした様子で、ラムダをジロリと睨みつけた。
「まあ、罪悪感がないと言ったら、嘘になるけどね」
 ラムダが複雑な気持ちになりつつ、ドラグナーガール達に視線を送った。
 ドラグナーガールは戦艦内にあったモノから作られているものの、まるでホンモノの如くイキイキとしていた。
 そのため、本物の人を殺しているような錯覚に陥っているせいか、少しだけ迷いが生じていた。
「……まだ動けるな?」
 パラダルクがドラグナーガール達に対して、冷たい視線を送った。
「はい!」
 その気持ちに応えるようにして、ドラグナーガールが一気に間合いを詰め、破壊力の増した一撃を繰り出した。
「申し訳ありませんが、その攻撃を受ける訳には行きません。例え、それをあなたが望んでいなかったとしても、ここで倒れる訳には行かないのです……!」
 即座に、四十物・寧々(あいもの・ねね・f28377)が咄嗟の一撃を繰り出し、ドラグナーガールを殴り飛ばした。
「う、嘘! 嘘、嘘、嘘ぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
 それと同時に、ドラグナーガールが悲鳴を響かせ、塵となって崩れ落ちた。
「ダンスだったら、俺も得意だぜ! まあ、そっちのダンスとは、少し違うけどな!」
 櫟・陽里(スターライダー ヒカリ・f05640)がライ(ハイテクバイク)に乗ったまま、ダンスを踊っているような機敏な動きで、一気に距離を縮めてきた。
「ふ、ふざけた真似を!」
「私達を馬鹿にした罰を受けろ!」
 その邪魔をするようにして、ドラグナーガール達が、次々と攻撃を仕掛けていた。
「だったら、このまま押し潰されるがいいっすよ!」
 それに合わせて、リカルドが【忍法・虚空弾(コクウダン)】を発動させ、圧縮された高重力の闇弾を撃ち込み、ドラグナーガールを叩き潰した。
「まさか、こうも呆気なく倒されてしまうとは……。だが、代わりなら、いくらでもいる」
 パラダルクが小さな宝石を手に取り、含みのある笑みを浮かべた。
「それって酷くないっすか? ほら、まわりにいる女の子が泣いているっすよ!」
 その途端、リカルドがドラグナーガールの気持ちを察し、パラダルクにツッコミを入れた。
「だから、どうした。構わん。踊れ」
 その視線に気づいたパラダルクが、ドラグナーガール達をジロリと睨んだ。
「は、はい!」
 ドラグナーガール達がビクッと身体を震わせ、動揺する気持ちを誤魔化すようにして、一心不乱に踊り始めた。
「……そこまでだ!」
 即座に、陽里がライを巧みに操り、ドラグナーガール達の間を擦り抜け、地形を利用しながら、咄嗟の一撃を繰り出した。
「こ、こら!」
「どうして、邪魔ばかりするの!」
 ドラグナーガール達が殺気立った様子で、一斉に攻撃を仕掛けてきた。
 だが、陽里を傷つける事が出来ず、まるで空気を相手にしているような感じで、苦戦を強いられていた。
「これで終わりです! これが私のユーベルコード、『スリー寧々アタック』!」
 次の瞬間、寧々が【スリー寧々アタック(テーテテテテー)】で、悲しみの寧々と、怒りの寧々を召喚し、一斉に攻撃を仕掛けていった。
「うわーん! なんで、こうなるのー!」
 その一撃を喰らったドラグナーガールが悲鳴を響かせ、木っ端微塵に砕け散った。
「やれやれ、面倒な事を……」
 そう言ってパラダルクが深い溜息を漏らすと、まわりにある宝石を使って新たなドラグナーガールを生み出した。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

樋口・杜宇子
※アドリブ連携お任せします。

「万物を美少女に変える力と聞きましたわ!」
美少女同士があれこれ尊いことをする儀式を止めるなんて罰当たりですが、大人なのでここは心を鬼にして……!
(以降精神支配で幸福状態)

召喚魔王『パラダルク』ディアブロホワイトの「フューチャー・ルーラー(SPD)」に対し、ユーベルコード「#杜宇子生放送」を使うことを覚えられてしまうのですわね。

ですけれど。

放送事故は「起きてしまう」から事故なのですわよ!
ああっ、身体が、関節がぐにゃぐにゃ大暴れしてドラグナーガール達を薙ぎ倒してしまいますわ!
あっ柔らかい感触!
これが万物より作られし美少女!
パラダルク、その場所を代わるのですわ!
代われェ!


月夜・玲
随分と厄介な技を持っているようで
ま、撤退だけなら何とでもなる…かな
悪いけど儀式は行わさせないよ


《RE》IncarnationとBlue Birdを抜刀
武装したドラグナーガールは厄介だけど…本体とやり合うよりはマシかな
こっちに近寄ってくるドラグナーガールを『斬撃波』を飛ばして『吹き飛ばし』、他の敵にぶつけて混乱させよう
接近されたら剣で迎撃
攻撃は『武器受け』して『カウンター』で『なぎ払い』攻撃で対処だ

さてとこっちも反撃させて貰おうかな
【ソード・ファントム】起動
パラダルクの後ろの踊るドラグナーガールに剣先を向けて不可視の斬撃で攻撃!
近寄ったら碌な事にならなそうだからね
遠くからチマチマやらせて貰うよ


ウィーリィ・チゥシャン
女の子の姿をした敵を倒すのは初めてじゃないけど、正直罪悪感は拭えない。
それでも、今がパラダルクを撤退させる好機だってのは確かだ。
儀式を阻止するために、ドラグナーガールを撃破していく。

パラダルクは無視し、踊っているドラグナーガールを狙って【飢龍炎牙】で一気に攻撃。
「噛み砕け、炎の顎! 奴の企みと共に!」
敵の攻撃は威力は向上しても技量は変わらないはずだからそれを【見切り】、【フェイント】で紙一重で回避して【カウンター】の【二回攻撃】を叩き込む。
その繰り返しでドラグナーガールを撃破していき、パラダルクを撤退へと追い込む。




「あなたは、万物を美少女に変える力があると聞きましたわ!」
 そんな中、樋口・杜宇子(自称ウタ系 ※頭百合畑のやべーやつ・f27941)が、召喚魔王『パラダルク』の前に陣取った。
 本音を言えば、美少女同士があれこれ尊い事をする儀式を止める事など罰当たり以外のナニモノでもないのだが、これ以上パラダルクを放っておく訳にも行かないため、涙を呑んで阻止するしかなかった。
「また邪魔か。……今日は厄日だな」
 パラダルクが猟兵達を見つめ、深い溜息を漏らした。
「随分と厄介な技を持っているようですが、ま……撤退だけなら何とでもなる……かな。悪いけど儀式は行わさせないよ」
 月夜・玲(頂の探究者・f01605)が、パラダルクに視線を送った。
「やれやれ、本当に鬱陶しいな、君達は……。例え、儀式が成功したところで、君達には何の影響もないというのに……」
 パラダルクが呆れた様子で、深い溜息を漏らした。
(女の子の姿をした敵を倒すのは初めてじゃないけど、正直罪悪感は拭えない。それでも、今がパラダルクを撤退させる好機だってのは、確か。儀式を阻止するために、ドラグナーガールを撃破しておかないと……」
 ウィーリィ・チゥシャン(鉄鍋のウィーリィ・f04298)が覚悟を決めた様子で、自分自身に気合を入れた。
「さて……、それでは始めよう」
 すぐさま、パラダルクがドラグナーガール達と連携し、精神支配魔術で杜宇子を支配した。
「ああっ、身体の自由が……」
 即座に、杜宇子が【#杜宇子生放送(ハッシュトウコナマホウソウ)】を発動させ、関節などが放送事故な動きをする機械化義体に変身し、暴走気味にドラグナーガール達を薙ぎ倒した。
「な、なんだと……!?」
 それを目の当たりにしたパラダルクが、信じられない様子でビクっと身体を震わせた。
 予想に反して、杜宇子が不自然な動きをしたため、戸惑っているようだった。
「あっ、柔らかい感触! これが万物より作られし美少女! パラダルク、その場所を代わるのですわ!」
 その間も、杜宇子の暴走は止まらず、やりたい放題。
「ちょっ!」
「……って、何処を触っているの!」
 それが原因でドラグナーガール達が戸惑っているものの、杜宇子はまったく気にしていなかった。
 それどころか、ハーレムモードを全開させ、自らの欲望を満たす勢いで暴れまわっていた。
「い、一体、何が起こっているというのだ!」
 パラダルクが動揺した様子で、激しく目を泳がせた。
「いいから、代われェ!」
 その視線に気づいた杜宇子がドラグナーガール達を抱き寄せ、ダンスを踊るようにしながらハグしつつ、パラダルクに対して吠えまくった。
 しかも、杜宇子が踊っているのは、儀式を滅茶苦茶にして、破壊を招く危険なダンス。
 そのため、パラダルクは頭の中が真っ白になり、何も考える事が出来なくなった。
「こ、このままじゃ!」
「とにかく何とかしないと……!」
 その事に危機感を覚えたドラグナーガール達が、ガルベリオン鋼の機械兵器を生やし、ダンスを踊るようにしながら飛翔し、猟兵達に襲いかかってきた。
(武装したドラグナーガールは厄介だけど……本体とやり合うよりはマシかな)
 すぐさま、玲が《RE》IncarnationとBlue Birdを抜刀し、ドラグナーガール達に斬撃波を飛ばし、壁際まで吹き飛ばした。
「よ、よくも!」
「喰らえええええええ!」
 その事に苛立ちを覚えたドラグナーガールが、ガルベリオン鋼の機械兵器を握り締め、玲に斬りかかった。
「……!」
 即座に、玲がドラグナーガールの攻撃を受け止め、カウンターを繰り出して薙ぎ払い、一気に距離を縮めていった。
「ば、馬鹿なっ!」
 ドラグナーガールが、悔しそうに唇を噛み締めた。
「さてと、こっちも反撃させて貰おうかな」
 次の瞬間、玲が【ソード・ファントム】を発動させ、《RE》IncarnationとBlue Birdの剣先を向け、不可視の斬撃で攻撃を繰り出した。
「いやあああああああああ!」
 その一撃を喰らったドラクナーガールが断末魔を響かせ、弾け飛ぶようにして消滅した。
「噛み砕け、炎の顎! 奴の企みと共に!」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、ウィーリィが【飢龍炎牙(グリード・ブレイズ)】を仕掛け、龍の姿をした紅蓮の炎を放ち、ドラグナーガールの身体を炎に包んだ。
「よくも、よくも、よくもおおおおお!」
 その途端、ドラグナーガールが紅蓮の炎に包まれながら、苛立ちを隠せない様子でウィーリィに飛び掛かった。
「……!」
 すぐさま、ウィーリィがドラグナーガールの攻撃を見切り、紙一重で回避すると、カウンターを仕掛けて、2回攻撃を繰り出した。
「あ、あと少しで、儀式が終了したのに……」
 その攻撃を喰らったドラグナーガールが悲しげな表情を浮かべ、断末魔を上げて消し炭と化した。
「やれやれ、今日のところは退散だ。また会う事があるかも知れないが、次は邪魔をしないように……」
 そう言ってパラダルクが捨て台詞を残して、その場から逃げ出した。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年05月16日


挿絵イラスト