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7thKING WAR㉓〜享楽の過去には無限の記憶を

#デビルキングワールド #7thKING_WAR #召喚魔王『パラダルク』 #プレイング受付中 #オーバーロード歓迎 #団体歓迎 #メモリ #プレイング締切:完結数を満たすか戦争終了まで

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「悪魔輸出をかけた戦争『7thKING WAR』もそろそろ折り返しが近づいているな……このままのペースならば、終着と言い換えても大丈夫そうだがな」
 そう言ってアドナ・セファルワイド(セファルワイド初代にして最後の皇帝・f33942)はグリモアベースに集った猟兵に対してブリーフィングを告げる。
 目標は『ガチデビル』が特級契約書で召喚した魔王『パラダルク』。
 万象を己の下僕であるドラグナーガールに変換するユーベルコードを持つかの魔王は、今回の戦争において完全撃破は難しいとの事だ。
「だが、出来る限り儀式を妨害するか……あるいは討伐を目指しておくのも分が悪い賭けではなかろうよ。故に妾は予知を手繰り寄せた」
 今回のパラダルクは『アンヘルブラック』……若き過去を操る形態。
 その力はかの黒騎士に匹敵するが……アドナはこれに対して秘策があるようだ。
「折を見てカクリヨファンタズムに赴いてな?その時竜神親分は無限成長を抑えるべく東宝親分と西洋親分と一緒に模擬線をしていたから会えなかったのだが……」
 その三人と会えなかった以上、消去法で『奴』が出てくる。
 そう、バズリトレンディだ。
「パラダルクの話をしたら『流行』の概念を操るユーベルコードで供給体制を整えた……そう、『メモリ』のな」
 パラダルクは強力なジェネラル級オブリビオン……ともすればオブリビオン・フォーミュラであった『大祓骸魂』よりも強いかもしれない。
「故に彼女はユーベルコードを練り上げて『メモリ』を供給する体制を整えた。この好意を無碍にするわけにはいくまい」
 猟兵は『過去』をドラグナーガール化するパラダルクに対して『あらゆる記憶』を内包する『メモリ』を用いた戦いを挑む事になる。
 自身の最重要本質に適した『メモリ』を用いて上手く立ち回れば、パラダルクとドラグナーガール相手にも互角以上に戦えるだろう。
「用意した、或いは欲しい『記憶』を内包した『メモリ』はそれこそ『無限』にある。思い描いた『メモリ』が欲しければ、きっと手に入る事だろう」
 そう締めくくり、アドナはグリモアを用いてトランクケースを召喚。
 そのケースを開いて猟兵達に数多の『メモリ』を見せるのであった――


黒代朝希
 未来に対しては終焉を破壊する力を。
 ならば、過去には『無限』の数ある『記憶』を以て戦いましょう。

 プレイングボーナス……敵の先制攻撃ユーベルコードに対処する(しない限り必ず苦戦か失敗になる)/踊るドラグナーガール達を倒す。
 に加えて、
 プレイングボーナス……自身と親和性の高い『メモリ』を用いて戦う。
 が存在します。

 それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしています。
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第1章 ボス戦 『召喚魔王『パラダルク』アンヘルブラック』

POW   :    パスト・ガールズ
レベルm半径内を【ドラグナーガールの大軍】で覆い、[ドラグナーガールの大軍]に触れた敵から【ユーベルコードの使い方の記憶】を吸収する。
SPD   :    リピートコード
【戦場内のドラグナーガールのいずれか】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、戦場内のドラグナーガールのいずれかから何度でも発動できる。
WIZ   :    パラダルク・パラダイム
【水光土火樹薬風毒氷闇の十属性】によって【ドラグナーガールの軍勢】を発生させ、自身からレベルm半径内の味方全員の負傷を回復し、再行動させる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

カシム・ディーン
機神搭乗
よぉ変態ドスケベドラゴン
今度こそ…頂きに来たぞ?
「神より強いドラゴンなんて不敬だぞ☆」

メモリ
シーフとワイズ
盗みの技と魔力増強

【情報収集・視力・戦闘知識】
戦場内のガール達の陣形と位置
パラダルクの立ち位置
攻撃や行動の癖を把握
対SPD
【属性攻撃・迷彩】
光水属性を機体に付与
光学迷彩で存在を隠しつつ水の障壁で熱源や匂いを隠蔽

立体映像を展開して更に攪乱

UCの性質上コピーしにくいだろうが…念の為ですね

【念動力・弾幕・スナイパー・空中戦】
超高速で飛び回り念動光弾を踊ってるのに乱射して蹂躙
【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み】
パラダルク自身に迫り鎌剣で連続斬撃
メモリの力も併用し眼球強奪を狙う!



「よぉ変態ドスケベドラゴン。今度こそ……頂きに来たぞ?」
「神より強いドラゴンなんて不敬だぞ☆」
「不敬も何も、純然たる事実だからだ」
 機神の形態となったメルシーに乗り込んだカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)は、前回手に入れる事の出来なかった『アンヘルブラック』の若きパラダルクの眼球を奪う為、二つのメモリ……
 『シーフ』と『ワイズ』を用い、盗みの技と魔力増強して先制攻撃によって嗾けられるドラグナーガールの軍勢に対処していく。
「まずは光学迷彩の付与ですね」
 光学迷彩で存在を隠しつつ水の障壁で熱源や匂いを隠蔽しながらパラダルクの立ち位置を補足しようと試みるカシムとメルシー。
 いつもの対策に加え、『シーフ』と『ワイズ』のメモリもある故に隠密状態での立ち回りはいつも以上に巧みなものとなる。
「ユーベルコードの性質上コピーしにくいだろうが……念の為ですね」
 その上で立体映像を展開して更にドラグナーガールを攪乱。
 そんな彼女らを尻目にカシム達はパラダルクへと迫るが――
「ドラグナーガール。奴らに標準を合わせる事にこだわるな。範囲攻撃を仕掛けるのだ」
 若きパラダルクはドラグナーガール達にそう指示を出し、実験戦艦内の戦場を埋め尽くすように彼女らは同士に被弾する事もお構いなく攻撃をあちこちに仕掛けていく。
「『シーフ』!!」
「『ワイズ』!!」
「ここはロゴスイグニッションで凌ぎますよ……!」
 白銀のメモリから供給される魔力を自身に注ぎ込み、それを『シーフ』で隠蔽状態の属性から索敵の性質を込めたものへと変換していく。
 その結果、一秒が永劫に思えるほどの反射速度を始めとした感覚強化がカシムとメルシーに与えられる。
「ご主人様!」
「ああ!」
 まるで――そう、まるで『未来視』を行っているかのようにギリギリで彼らはドラグナーガールの攻撃を回避していくではないか。
「何……!?」
「――『神速戦闘機構『速足で駆ける者』(ブーツオブヘルメース)』ッ!!」
 瞬間、パラダルクと擦れ違う白銀の機体のサイキックキャバリア……その手には、過去を堕落させるオブリビオンの眼球が存在していた――

大成功 🔵​🔵​🔵​

サリー・オーガスティン
■POW
万物を女の子に、か。
でも見てると、使役しているドラグナーガールの「意志」……あるのかどうかまでは解らないけど、はそっちのけか。
それはボクの美学に反するね(呆れ顔)。

と、軽口もここまでだね。

使用するメモリ=バイクの走路、タイヤやエンジンの特性の記録

■先制対策
大軍がどのくらいの数かは解らないけども、捕まったらUC使われちゃうからね。それは御免被るよ
[操縦、騎乗、迷彩、地形の利用、情報収集、ダッシュ、世界知識]で、まずは逃げる!

逃げるばっかりじゃ悔しいからね。
とって返して[スナイパー、一斉発射、誘導弾、2回攻撃、吹き飛ばし]でドラグナーガールを吹っ飛ばそう。

※連携・アドリブ共歓迎



「万物を女の子に、か。でも見てると、使役しているドラグナーガールの「意志」……あるのかどうかまでは解らないけど、それそのものはそっちのけか」
 それはボクの美学に反するね、と呆れ顔でサリー・オーガスティン(鉄馬の半身・f02199)はパラダルクの在り方を穏やかながらも詰っていく。
 手にした『T字型のサーキットコース』のイニシャルを持つメモリ――『track』のスペルを持つメモリを起動させ、軽口を引っ込めてサリーは愛車に乗り込んで戦闘に入る。
「『トラック』!」
「そのユーベルコードに対しては『ドラグナーガールの大軍』に触れられない事が重要だね」
 メモリの力――内包された『バイクの走路、タイヤやエンジンの特性の記録』を使い、高速機動でドラグナーガールの軍勢を振り切っていくサリー。
「大軍がどのくらいの数かは解らないけども、捕まったらユーベルコードの使い方を奪われた上で僕のユーベルコードを使われちゃうからね。それは御免被るよ」
 そう言いながら高速機動でドラグナーガール達に触れられる事無く先制攻撃の時間を振り切ったサリー。
 そのまま自身のユーベルコードを起動し、自身の『トラックメモリ』にて強化していく――
「『Super Sonic』――空をも切り裂こう!この速さで!」
 ジェイクがユーベルコードで強化された走力を用い、衝撃波を放ってドラグナーガールを吹き飛ばしていく。
 あくまでパラダルクとドラグナーガールのユーベルコードはドラグナーガールの大群に『触れた』時に発動する。
「なら、直接触れることなく攻撃出来るユーベルコードなら!」
 対抗は出来る。加えてその衝撃波に触れたドラグナーガールは竜巻に包み込まれ、錐揉み状態となって皿にダメージを受け続けていくのだ。
「逃げるばっかりじゃ悔しいからね」
 そう微笑みながら、サリーは愛車のスロットルを最大限に引き上げて更に加速していく――

大成功 🔵​🔵​🔵​

火土金水・明
「初めてメモリを使用しますが上手くいくかどうか。」
メモリはマイト(力(ちから))とマジック(魔法)を使用します。
敵の先制攻撃に対しては【第六感】と【野性の勘】でできる限り回避を試みます。
【WIZ】で攻撃。
攻撃は【電撃】の【属性攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【サンダーランス】を【範囲攻撃】にして、『召喚魔王『パラダルク』アンヘルブラック』とドラグナーガール達を纏めて攻撃します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】でダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)それは残像ですよ。」「私の役目は、少しでもダメージを与えて次の方に繋げる事です。」
アドリブや他の方との絡み等はお任せします。



「初めてメモリを使用しますが、上手くいくかどうか……」
 『マイト』――『力』を司るメモリと『マジック』――『魔法』を司るメモリを手にした火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)は得意の残像による攪乱を用い、パラダルクの絶対先制攻撃権による先制攻撃を躱していく。
 パラダルクが振るうは『水光土火樹薬風毒氷闇の十属性』によって発生した『ドラグナーガールの軍勢』……彼女らの傷を癒して再行動させながら一人称が『私』の魔王は明を追い詰めていくも――
「それは残像ですよ。私の役目は、少しでもダメージを与えて次の方に繋げる事です」
 空振るドラグナーガール達の攻撃。それらを尻目に明は自身のユーベルコード『サンダーランス』を発動。
 雷属性の魔法の槍を625本発生させ、『水光土火樹薬風毒氷闇の十属性』から発生したドラグナーガール達……更にその主であるパラダルクへ雷撃を浴びせていく。
「私に雷を、浴びせるか……!!」
「何か竜神親分と因縁があるようなのは確かですからね。逆張りを仕掛けさせてもらいました」
 更にメモリの力――『マイト』と『マジック』を使って増幅した雷の魔力と雷電というエネルギー……『力』を増強させながら、明は雷を放っていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

李・玉明
WIZ アドリブ連携歓迎!

魔王が相手とは、何ともドキドキするのじゃ!
それでも、怖じ気ずに頑張るのじゃ!

……え? 新し親分から? ありがとうなのじゃ!
メモリをビッグ・ザ・老君にセットするのじゃ!
「Ooo!」
あの時いっぱいもらった武装も使って、戦うのじゃー!
(艦には入れないなら艦の上で暴れるのです)

出てきたのぅ、ドラグナーガール!
行くのじゃ、老君!「Ooo!」
パラダルクのユーベルコードで回復しても、再行動しても!
『再生』メモリの力で自己回復するので、五分五分なのじゃよ!

頃合いを見て、老君の肩の上からUCを使うのじゃ!
自然も事象もドラグナーガールにするというなら……制御できなくしてやるのじゃー!



「魔王が相手とは、何ともドキドキするのじゃ!それでも、怖じ気ずに頑張るのじゃ!」
 天真爛漫に李・玉明(豪華絢爛西欧天女・f32791)はパラダルクと相対し、少しの気後れとそれ以上の勇気を抱いて立ち向かう。
 そこに転移してきたのは『メモリ』――新し親分が具現化した力だ。
「……え? 新し親分から? ありがとうなのじゃ!」
 そうしてユイミンは転送されてきたメモリ――『再生』の記憶を司るそれを『ビッグ・ザ・老君』にセットする。
「Ooo!」
「あの時いっぱいもらった武装も使って、戦うのじゃー!」
 仮に実験戦艦ガルべリオン内に武装が入りきらないならば、艦の上で暴れるつもりであったユイミン。
 その姿を見てパラダルクは鬱陶し気に先制攻撃を放つ。
「『パラダルク・パラダイム』――『水光土火樹薬風毒氷闇の十属性』よ、我が下僕となる事を許す」
「出てきたのぅ、ドラグナーガール!」
 万象を己の眷属であるドラグナーガールに変換する魅了能力を持つパラダルク。
 その力は『寵姫』や『国民的スタア』と言った『己の魅力を武器にして力に変換する』という異能形態の頂点に立つ力と言っても良い。
「行くのじゃ、老君!」
 対してユイミンは同じように、しかし決定的に違う――己の『仲間』である老君を『再生』の記憶を司るメモリで再生させ、ドラグナーガールの軍勢による攻撃からの破損を癒して互角に戦っていく。
 その光景は、猟兵とオブリビオンの在り方を映した鏡の様に対照的な光景。
「不愉快な。私に――同じ異能形態で『我』に匹敵しようとするつもりか?」
「さてのー?……ただ妾が考えている事は一つ!」
 思わせぶりに後ろに手を廻しながらユイミンは微笑み――ユーベルコード『天変万物地異流転(ナチュラルモード・ロックンロール)』を発動。
 自然界がユイミンに魅了され、様々な現象でドラグナーガールを討ち滅ぼしていく。
「自然も事象もドラグナーガールにするというなら……制御できなくしてやるのじゃー!」
「……成程な」
 その結末を見届けたパラダルク――最早儀式の完遂が不可能なのは一目瞭然。
「ここは去ろう。だが……必ず『碎輝』は見つけ出す。『我』が受けた仕打ちに、必ず報いを……」
 その怨嗟の言葉を残し、かの魔王はデビルキングワールドから退去していくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年05月20日


挿絵イラスト