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春の仮面舞踏会

#サクラミラージュ #ヒーローマスク

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#サクラミラージュ
#ヒーローマスク


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「僕が見たいのはヒーローマスクたちによる舞踏会さ」
 なにを突然に…っとカタリーヌ・ハイドフェルド(薫陶を誘う魔性の王妃・f33012)はこの劇場型犯罪者にやれやれっと言った顔で見ていた。
「それで?私にどうして欲しいのですか?」
「なるべくヒーローマスクさんを集めてきてもらいたいのさ。もちろん、その他の種族の猟兵でも構わない…ただし仮面を持参してくれるとうれしいな…久しぶりに純粋に舞踏会を開きたくなったんだ」
「影朧らしい頼みです事…」
「その前に…」
 劇場型犯罪者はカタリーヌに手を差し伸べてきた。
「ひとつ僕と踊ってくれないか?」
「……いいでしょう。私も舞踏会になれていますわ」
 カタリーヌと劇場型犯罪者は短いワルツを踊った。しかし、劇場型犯罪者はこれだけでは物足りなかった。
「そうだな…なるべくいろんな人と踊りたいな…特にヒーローマスクかな」
「なぜそんなにこだわるのです?」
「いろんなマスクに興味があるのさ…例えば顔を覆う物や仮面舞踏会に似合う物とか…僕はあまり彼らと接したことないからね」
「……それがあなたの要望ならば飲みましょう……決して被害を出さないと条件を付けるならですが」
「今日はそんな気分じゃないから安心してほしいな」

●グリモアベース「仮面舞踏会」
「サクラミラージュにて影朧が仮面舞踏会を開きたがっています…その方はなぜかヒーローマスクと踊りたいという欲求が強いようですね…しかし彼は他種族でも仮面さえ持っていれば舞踏会に参加してもいいと言いましたわ」
 カタリーヌはスッと仮面を付けてみる。そして髪をサッと撫でて「似合いますか?」っと言ってクスっと笑った。
「あの影朧は舞踏会の参加を条件に手は出さないと約束してくれました。どうですか?踊ってみては…私もあとから舞踏会に参りますのでそれまで構ってあげてください…」
 カタリーヌは猟兵たちを転送し、カタリーヌは舞踏会に向けて準備をすることにした。


バロ
 仮面舞踏会のシナリオを書いてみました!
 お疲れ様ですバロです!
 今回は戦闘なし、そして「種族:ヒーローマスク」が集まればいいなっと思って書かせていただきました!
 もちろん他種族の参加も可能ですがマスクは持参です!
 アイテムにマスクがなくても描写してくれると、それにそったリプレイを書かせていただきます!
 第1章は「劇場型犯罪者」と踊ること。戦いの意思はありません。純粋にこのボスと踊って楽しむことがこの章の目的です。
 第2章はそんな「劇場型犯罪者」を周りの住民を怖がらせないように普通の人として接しながら舞踏会に向かってください。
 第3章はいよいよ舞踏会開幕です。ここではヒーローマスクが光るところですが他種族の方はどんなマスクでもいいので装着して踊り明かしましょう!
 それでは良きひとときを…。
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第1章 ボス戦 『劇場型犯罪者』

POW   :    夜闇に包む(ダアクナイト・クレイドル)
【翻したマントの内側】が命中した対象に対し、高威力高命中の【強固なワイヤーロープでの束縛】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    絢爛分身(アメイジング・イリュウジョン)
【レベル×5体の、自身と同じ姿の偽物】の霊を召喚する。これは【マントの中に隠された閃光弾】や【電流を流す非殺傷の光線銃】で攻撃する能力を持つ。
WIZ   :    劇場型犯罪(シアトリカル・クライム)
【人々の注目を集めるド派手な大犯罪】を披露した指定の全対象に【大犯罪の引き立て役になりたいと言う】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠鏡繰・くるるです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「さて…だれが舞踏の相手をしてくれるのかな?」
 劇場型犯罪者はわくわくを抑えながら桜の木に持たれかかって猟兵という客人を待っていた。
 純粋に舞踏を楽しみたいという浅はかな願いだが、この影朧にとってはそれは大きな楽しみだった。
「なるべくヒーローマスクさんと出会いたいけど…この際他の人でもいい、仮面を付けてお洒落に着飾りながら踊ってみたいものだね」
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 プレイングに来て下さるPLさんが来ない期間が長ければサポート参加を採用していきます。その際はタグにてお知らせします。
神代・凶津
ヒーローマスクと踊りたいとは、またみょうちくりんな願望を持った影朧だぜ。なあ、相棒?
「…まあ、それで被害が出ないのならいいんじゃないですか?」

劇場型犯罪者の姉ちゃん、俺はダンスにはちょっとうるさいぜ?ワルツか、フラメンコか、リンボーダンスか、何でもこいってもんだッ!
「…何適当に調子いい事言ってんですか、踊るのは私の体ですよ。
後、リンボーダンスは違うでしょう。」
んじゃ、普通に社交ダンスといこうか。シャル・ウィー・ダンスってなッ!

劇場型犯罪者が満足するまで踊ってやるぜ、ウチの相棒はちょっとやそっとじゃバテねえしなッ!唸れ、俺のダンス技能ッ!


【技能・ダンス】
【アドリブ歓迎】



 神代・凶津(謎の仮面と旅する巫女・f11808)はサクラミラージュで待ち合わせている影朧と会う予定だった。
「ヒーローマスクと踊りたいだなんて…またみょうちくりんな願望持った影朧だぜ、なぁ相棒」
 凶津が話しかけたのは巫女の神代・桜。
「…まあ、それで被害が出ないのならいいんじゃないですか?」
 桜は歩を進めていくとそこにまっていたのは影朧、劇場型犯罪者が木にもたれかけて躍るべき相手が来たことに顔を明るくして出迎えた。
「やぁ!ヒーローマスクさん、いきなりだけど僕と踊ってくれるよね?」
「俺はダンスにはちょっとうるさいぜ?ワルツか、フラメンコか、リンボーダンスか、何でもこいってもんだッ!」
 仮面の凶津がそう言うと桜がはぁっとため息を着いた。
「…何適当に調子いい事言ってんですか、踊るのは私の体ですよ。後、リンボーダンスは違うでしょう」
 仮面の凶津は不満の声を漏らして「ならしかたない!」っと声を上げて。
「んじゃ、普通に社交ダンスといこうか。シャル・ウィー・ダンスってなッ!」
「社交ダンスでShall we dance!いいね!さぁ、踊ろうか♪」
 神代の劇場型犯罪者の社交ダンスが始まりだした。桜舞い散る中で踊る2人の女性、その神代・桜が着けてる神代・凶津も楽しげだった。
 そして劇場型犯罪者は満足した様子だった。
「最高のダンスだったよ…君を舞踏会に招待するよ」
 神代と手を繋ぎ舞踏会への道へ歩き出そうとする。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ニクロム・チタノ
成る程仮面さえ着けていればヒーローマスクでなくとも踊ってくださるのですね?
ならばボクとワルツを如何ですか、ボクも半面を身につけているので
少し失礼してっ、と

半面を外して左目から溢れる涙が宙を舞い涙の玉が浮遊する幻想的な反抗領域が形成される、その後半面をつけ直す

これでよし、さぁ舞台は整いました、踊りましょうか反抗の円舞曲(ワルツ)を
この幻想をアナタに



 桜舞い散るこのサクラミラージュの街の中、ひとりの猟兵が会う予定の影朧の元へ向かっていた。彼女の名前はニクロム・チタノ(隷属者・f32208)、ニクロムは桜の下に見える人影を見つけてあれが今回の相手だ。だが戦闘をする訳では無い。
「やぁ、来てくれたね。君は…ヒーローマスクではないけど…」
 劇場型犯罪者はニクロムを見て首を傾げていた。
「ご安心を…少しお待ちください」
 ニクロムはつけている半面を外して左目から溢れる涙が宙を舞い涙の玉が浮遊する幻想的な反抗領域が形成する。劇場型犯罪者はその幻想的な光景に目を奪われていた。
「仮面さえつけていれば踊ってくださるんですよね?ならばボクとワルツを如何ですか?」
「ふふ、そうだね。君と踊るのはとても楽しそうだ。」
「さぁ、踊りましょう…反抗の円舞曲(ワルツ)を」
 涙の玉と桜の花びらが舞うこの幻想的な世界の中で反抗と踊る影朧は円舞曲に心酔していた。ニクロムの事を気に入った劇場型犯罪者は会場へと招き入れることにした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』

基本右サムライブレイド左フライングシャドウの二刀流+随行大剣
スーパー変態人2時右サムライブレイド+フライングシャドウ、左日本刀+妖刀の四刀流
伝説のスーパー変態人時キャバリアソード
真・ガチ剣士モード時妖刀
なんらかの理由で上記を装備していない場合は適当に

で真っ向から行くだけなのだ。

ユーベルコードはお任せだが決まらなければ

ネタ可なら
ネタキャラとしての矜持>鬼殺し>変態的衝動>正々堂々真っ向勝負>爆発オチ>誰にでも苦手なものはある>わたしのネタを聞け>燃える男

ネタ不可なら
スーパー変態人2>伝説のスーパー変態人>真・ガチ剣士モード>達人の智慧>剣刃一閃



 大豪傑・麗刃(24歳児・f01156)はサクラミラージュの桜舞い散る中とある影朧と出会う約束をしていた。どうもその影朧は舞踏をしたいとのことで大豪傑は「覆面」を被ってその影朧の元へ足を運んでいた。
「麗ちゃんのダンスを披露すると影朧は卒倒するだろうな」
 そして桜の木の下に人影が見えてきた。例の影朧だ。その影朧は「劇場型犯罪者」と呼ばれていて普段は悪事を働いているが今回は舞踏を楽しむことが目的だ。
「おや、また不思議なマスクを被ってる人がきたね…君と踊ると楽しい予感がするよ」
 劇場型犯罪者はクスッと笑って大豪傑に手を差し伸べた。
「Shall we dance?」
「もちろんだとも!」
 大豪傑は劇場型犯罪者と円舞曲を踊った。大豪傑はぎこちない動きだが劇場型犯罪者はすごく楽しそうだった。彼の愉快な人格に惹かれ会場に招き入れたくなったようだ。
「君を舞踏会に招待しよう。僕は純粋にダンスを楽しみたいだけだからね」

成功 🔵​🔵​🔴​

星川・杏梨(サポート)
『この剣に、私の誓いを込めて』
 人間のスーパーヒーロー×剣豪、女の子です。
 普段の口調は「聖なる剣士(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 時々「落ち着いた感じ(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格はクールで凛とした雰囲気です。
常に冷静さを念頭に置く様に努めており、
取り乱さない様に気を付けています。
戦闘は、剣・銃・魔法と一通りこなせます。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



 星川・杏梨(聖炎の剣士・f17737)は桜が舞い散る幻想的な風景の中を歩いていてダンスの相手となる影朧の元へと向かっていった。
 自前のマスクこそは持っていなかったがさっきサクラミラージュの店舗で買ったハイカラな仮面を買ったので問題は無いだろうと思って桜の木の下で待ってる影朧を見つけ仮面を装着して話しかけた。
「あなたが今回のダンスの相手ね?」
「やぁ、こんにちわ。僕は舞踏を楽しみにしているただの影朧。ダンスさへ楽しめればなんでもいいさ…」
「そう…あなたがリードしてくれるならついていけそうだわ。とりあえず踊ってくれないかしら?」
「いいとも」
 劇場型犯罪者は手を差し出して星川の手を握って影朧のリードの元で円舞曲(ワルツ)を踊り始めた。飲み込みの早い星川は段々と劇場型犯罪者のダンスについていくことができた。
 それを体感した劇場型犯罪者は大変感心して星川のことが気に入ったらしい。
「君は舞踏のセンスがあるようだ。どうだい?僕の用意した舞踏会に来てみないかい?」
「ぜひ参加したいわ。私でよければだけどね」
「仮面さへあれば誰でも歓迎さ…わざわざ仮面を買ってまで来てくれたんだ、拒む理由はないさ」
 そう言って劇場型犯罪者は星川と手を繋いで会場へ向かうのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ミスティ・ストレルカ(サポート)
基本方針は専守防衛・他者フォローです
サポート故、連携重視のお任せ

知らない人にはどうにも気後れしてしまうけど
それでも他の人が怪我するのも嫌なので押すところは押すのですよ
主にサモン・シープ等攻撃系のUCで他者行動の隙を消す様に立ち回るのです
中遠距離をとり全体を掴む感じですね

防御系の技能で時間稼ぎも行けますので
生まれながらの光での前線維持、魔力性防御障壁の囮役も…ちょっと怖いけど
でもでも、みんなの居場所を守るのですよー

そうそう、えっちなのはいけないと思います。
興味がない…訳ではないですがひつじさんが怖い雰囲気纏って凄い勢いで止めにツッコんでくるのです
年齢制限がどうとか、らしいです



 ミスティ・ストレルカ(白羽に願う・f10486)はダンスの相手の目の前で買ってきた可愛らしい仮面をいそいそとつけていた。それを見ていた影朧、劇場型犯罪者は微笑ましい様子で見ていた。
「そんなに焦らなくても僕は逃げたりしないよお嬢さん」
「ご、ごめんなさい…」
 ミスティはようやく仮面をつけることが出来て劇場型犯罪者は手を差し伸べて「Shall we dance?」と言う。ミスティは緊張もあって恐る恐るその手を握ると劇場型犯罪者はミスティをリードするように円舞曲(ワルツ)を踊り始めた。ぎこちなく愛らしいミスティの必死な舞踏に可愛らしいという感情が芽生えて気に入り始めた。
「君は可愛らしいね…なんだか僕まで楽しくて温かい気持ちになってしまいそうだ」
「わ、私はそんなにダンス上手くないよ…」
「構わないさ…楽しければ僕はなんでもいいんだ。君も舞踏会に招待しよう…気を楽にして。楽しく踊れば問題ないさ」
 その後も2人は舞踏を続けてミスティもなんだか楽しくなってきて自然と笑顔がこぼれていた。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 冒険 『はかない影朧、町を歩く』

POW   :    何か事件があった場合は、壁になって影朧を守る

SPD   :    先回りして町の人々に協力を要請するなど、移動が円滑に行えるように工夫する

WIZ   :    影朧と楽しい会話をするなどして、影朧に生きる希望を持ち続けさせる

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「みんな僕を警戒しているようだ…僕はただ舞踏を楽しみたいだけなのにね」
 猟兵たちと舞踏会に向かう途中に住人たちは恐怖感に満ち溢れていた。
「そうだな…僕のことを無害ということを主張して欲しいな…そうすれば猟兵以外にも客が増えると思うんだ」
神代・凶津
住民達の恐怖心を和らげ無害ということを主張しろと…ならやっぱりダンスしかねえよなッ!
「…なんでですか。」
そりゃ相棒、言葉なんかより直接心に訴えかけた方が効果的だからさ。
ここはタップダンスがいいな。ほら、劇場型犯罪者の姉ちゃんも準備しな。
相棒もこの持ってきたタップシューズに履き替えて。
「…何か段々ミュージカルじみてきてませんか?」

劇場型犯罪者の姉ちゃんと一緒にタップダンスしながら進んでいくぜ。
俺達の見事なステップで住民達の恐怖を浄化し、心を慰め、しまいには住民達もステップを踏まずにはいられなくなるって寸法よッ!
さあ、全員で舞踏会までダンスタイムだぜッ!

【技能・ダンス、浄化、慰め】
【アドリブ歓迎】



「困ったものだね…僕はただ、舞踏を楽しみたいだけなのにね」
 やれやれと言った表情で劇場型犯罪者は住民たちに目配せをする。
 神代・凶津(謎の仮面と旅する巫女・f11808)とその相棒、神代・桜は劇場型犯罪者の孤独な心と周りの恐怖や不安といった感情を感じていた。そこで凶津はある提案をした。
「タップダンスしねぇか!?」
 桜と劇場型犯罪者は目を丸くして凶津を見ていた。桜はすぐにやれやれといった顔で「なんでですか?」っと質問した。
「そりゃ相棒、言葉なんかより直接心に訴えかけた方が効果的だからさ。ここはタップダンスがいいな」
 っと凶津は相棒の桜と共にタップダンスを踊りだす。
「ほら!劇場型犯罪者の姉ちゃんも一緒に踊ろうぜ!」
 劇場型犯罪者は目を丸くしたまま固まっていたがすぐに顔が笑顔になった。
「君たちは面白いね、僕もタップダンス出来るよ。さぁ、踊ろう♪」
 2人…いや、正確には3人はタップダンスをしながら会場に向かった。
「なんか楽しそうだな」
「あの影朧も害はなさそうだし…俺達も顔出してみるか」
 タップダンスを見た住人たちが興味を湧き出して3人の後ろからついて行く形で会場に向かっていった。中にはタップダンスをしている住人もいて街の中はお祭り騒ぎだ。
「…何か段々ミュージカルじみてきてませんか?」
「細かいこと気にするな♪さぁ、全員舞踏会までダンスタイムだ!」
「実に楽しいよ!」
 劇場型犯罪者も段々と喜びを感じて住人と神代たちと共に舞踏会場まで向かった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ニクロム・チタノ
やっぱりみんな少し警戒しているね、でも大丈夫ボクがなんとかするよ
ボクは今日だけはキミのパートナーだからね
姉様方妹達力を貸して
みんなが一緒にいる所を見せれば周りの人達も少しずつ警戒を解いてくれるはず
そうだ、みんなに舞踏会のことを広めて沢山の人に来てもらおう
姉妹達もお願い、ボクはこの子のことをみんなに説明するから姉妹達は出来るだけ大勢の人に舞踏会の会場のことを広めて欲しいんだ
みんな聞いて、この子はただみんなと一緒に踊りたいだけなんだ
決してみんなに危害を加えたりしないから怯えないで
どうかな、強制はしないけどこれから舞踏会の会場で一緒に踊りを披露するんだみんなも見に来ない?
とても素敵な一日になるよ🎵



 劇場型犯罪者とニクロム・チタノ(隷属者・f32208)は一緒に舞踏会場まで歩いていったがその道中で警戒や不安、恐怖などを感じた住人たちが困惑を隠せなかった。
「ふむ…やはり僕のような影朧は怖いかな…それはそうだ」
 どこか寂しげな劇場型犯罪者はやれやれといった顔で周りを見渡していた。
 そこでニクロムはユーベルコード【哀れな姉妹達(ニクロムナンバーズ)】を発動させて姉妹達を呼び寄せた。
「大丈夫ボクがなんとかしてあげるよ…ボクは今日だけはキミのパートナーだからね」
 そっとニクロムは劇場型犯罪者の手を握り姉妹達に舞踏会の話をし始めた。住人たちは「舞踏会に誘い出して食うのではないか?」っと半信半疑だったがニクロムは。
「この子はただみんなと一緒に踊りたいだけなんだ、決してみんなに危害を加えたりしないから怯えないで…どうかな、強制はしないけどこれから舞踏会の会場で一緒に踊りを披露するんだみんなも見に来ない?」
 最後に劇場型犯罪者に耳打ちで「ごめん」っと言ったあと。
「もしこの影朧が暴走してしまったら猟兵である僕が責任を負うよ」
 住人たちは「なら安心だな」という声や「舞踏会か…いってみるか、楽しそうだ」という声が上がって2人について行くように舞踏会へ赴く。
「ありがとう…ニクロム」
「とても素敵な一日になるよ…楽しもう!」

大成功 🔵​🔵​🔵​

ソフィア・エーデルシュタイン(サポート)
わたくしは愛され望まれたからこそ生まれてきましたのよ
だからこそ、わたくしはこの世の全てが愛しいのですわ

狂気的な博愛精神の持ち主
命あるものは救われるべき
蘇った過去はあるべき場所に還るべき
果たすためならば手を下すことに躊躇う必要などないと胸を張る

主に【煌矢】を使用し、牽制や攻撃を行います
勿論、他のユーベルコードも必要があれば使いますわ
わたくしの愛するきょうだいである水晶髑髏は、盾にも刃にもなってくれますのよ

怪我など恐れる必要はありませんわ
わたくしが役に立てるのであればこの身が砕かれようとも構いませぬ
他の方の迷惑や公序良俗に反する事は致しません
それは、わたくしを愛してくれる人達への裏切りですもの



 ソフィア・エーデルシュタイン(煌珠・f14358)は劇場型犯罪者と共に舞踏会へと足を運んでいた。その道中で住人たちの目線からは影朧への不安と恐怖が感じ取れていた。
「はぁ…やはり影朧は怖がられる存在か…仕方ないといえば仕方ないかな」
 ソフィアは劇場型犯罪者に博愛の笑みを向けた。
「大丈夫ですわ……そうですわね」
 ソフィアは住人の1人に近づいた。劇場型犯罪者に敵意はないこと。そして、舞踏会のことを話した。興味が湧いた住人たちはソフィアの元を訪れて詳しく話を聞くことにした。
「彼女はただ仮面舞踏会を開いて皆さんと一緒に踊りたいだけですの…よければあなた方もどうですか?」
 住人たちは口々に不安の声を漏らしていたが猟兵たちも集うというと安心を感じて「それなら」とソフィアと劇場型犯罪者について行き舞踏会に足を運ぶことにした。
「ありがとうソフィア…君のおかげで舞踏会が盛り上がりそうだ」
「わたくしも舞踏会は多い方がいいので…」

成功 🔵​🔵​🔴​

大歩危・しがら(サポート)
 化け狸のどろんバケラー×學徒兵、14歳の男です。
 
 普段は14歳の人間の男性の姿に化けてますが、場合によっては、狸の姿に戻ったり、性別関係なく人間やいろいろな動物、または無機物にも化けます。
 オブリビオンとの闘い(特に影朧を慰めるための戦い)には積極的に首を突っ込みます。


 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「んで!その影朧の劇場型犯罪者が開く舞踏会を始めるってわけ!」
 住人をかき集めて劇場型犯罪者の開く舞踏会の話をしていた大歩危・しがら(化け狸の學徒兵・f36647)。だが、住人たちの声は「影朧の暴走」の不安と恐怖の声、しかし中には舞踏会への興味もあった。
「大丈夫だって!もしもその影朧が暴走したらオレが食い止めるからさ!」
 住人たちはそれならっと舞踏会に行くことを決める。一緒にいた劇場型犯罪者は心の中で自分が拒否されるのではないかという不安に駆られながらもその考え方とは反対に歓迎されていた。住人たちも舞踏会に参加すると次々に言い始めて劇場型犯罪者は頭にハテナを浮かれていた。
「宣伝きいたな、よしいこうか!」
 劇場型犯罪者はさっきまで不安や恐怖の視線を浴びていたが今は期待の視線を浴びていた。どうやらこの化け狸は人々の心を掴むのに慣れている。劇場型犯罪者は安心をしたようで大歩危について行く。
「ありがとう…君のおかげですこし街を歩くのに抵抗が無くなったよ」
「そりゃよかったぜ」

成功 🔵​🔵​🔴​

マホルニア・ストブルフ(サポート)
◇口調:男性的
一人称:私
三人称:お前、呼び捨て
【だ、だな、だろう、なのか?】~か、〜するよ、構わん、等
協力者には丁寧に接する。

◇行動方針:問題の解決
一般人がいれば保護が優先。
多少の負傷は気にせず行動。

◇戦闘・技能
知覚端子を張り巡らせ、地形や敵の動向を情報収集しながらサポートしようか。
電子媒体はハッキング、戦闘はグラップル、切断、射撃系がメインだな。使える技能は使っていこう。

武器はレヴィアスクかアサルトライフル。移動や捕縛、足場に転用でGleipnirを使うこともあるな。
UCはハッキング・UDC由来の呪詛を組み合わせて実現させる。詠唱は長いからな、有っても無くても構わない。後はよろしく頼む。



 住人たちはざわざわとしていた。突然現れた影朧に恐怖と不安の視線を向けて警戒していた。マホルニア・ストブルフ(欠けた年代記・f29723)は劇場型犯罪者に「ここでまっていろ」っと言ってその場に待たせた。
「さて、お前たちに知らせがある。これから私たちはあの影朧が開催する舞踏会に赴く。影朧の主催するパーティだが安心してほしい。もし、この影朧が暴走したとしても私が食い止めることを保証する。」
 マホルニアは声を上げて住人たちにこの影朧の危険性がないことともし暴走してもマホルニア自身が責任を取ることを主張した。
「そこでだ、ぜひお前たちにも舞踏会にも赴いてほしい。これはあの影朧の願望であって私の願望でもある。どうだろうか?」
 住人たちは初めは困惑したが興味が勝って次々に参加表明を表した。マホルニアは劇場型犯罪者の元に戻って「いくぞ」っと言って手を引いた。劇場型犯罪者は小さな声で「ありがとう」っと言って住人たちと共に舞踏会に向かう。

成功 🔵​🔵​🔴​

厳・範(サポート)
長年の修行で誘惑に強いお爺です。
食べ物に制限はありません。
話し方は古風です。

亡き親友との約束(世界を守る)で、封神武侠界のみで活動していましたが、『仁獣』性質と親友の幻影の後押しで決意し、他世界でも活動し始めました。
「放っておけぬのよ」

動きとしては、主にサポートに回ります。
【使令法:~】では、麻雀牌を利用して、対象生物を呼び出します。
【豹貓】は睡魔を呼ぶ、【胡蜂】は恨みの毒(理由は秘密の設定にて)という感じです。

また、半人半獣もしくは本性の麒麟形態だと、背に人を乗せることがあります。

なお、武侠の血が騒ぐと足技が出ます。

依頼達成のためとはいえ公序良俗に反する行為はしません。
あとはお任せします。



「それで封神武侠界でも結構舞を踊ったものだ…だがわしも舞は苦手でな、上手くなるには相当時間がかかったものだ」
「ダンスでも上達するには年月はかかるものさ…あなたは相当数をこなしてきたんだろうね」
 劇場型犯罪者と楽しく話をしている厳・範(老當益壮・f32809)は住人たちにこの影朧は無害なもの劇場型犯罪者の心のゆとりを与えるために昔に経験した舞について語っていた。
 厳は仙人になる前は武侠だったが舞についても経験があり先程劇場型犯罪者と舞踏をしたあとすっかり劇場型犯罪者は巌に心を許していたのだ。
 現に劇場型犯罪者は住人たちから向けられている不安や恐怖といった視線を気にしてはいなかった。そんな影朧と巌の話を聞いていた住人が舞踏会のことを知って瞬く間に話が広がる。
 興味が湧いた住人たちは次々と舞踏会に向かっていき、劇場型犯罪者はそれに気づいて「あれ?」っと言う声を出して立ち止まった。
 巌は目を細めて優しい笑みを浮かべた。
「貴殿の舞踏に対する熱意が伝わったようだな…」
「……」
 唖然としていた劇場型犯罪者の顔が段々と嬉しさを表した笑みへと変わっていった。
「じゃあわしらもいこうか」
「……うん」

成功 🔵​🔵​🔴​

アス・ブリューゲルト(サポート)
「手が足りないなら、力を貸すぞ……」
いつもクールに、事件に参加する流れになります。
戦いや判定では、POWメインで、状況に応じてSPD等クリアしやすい能力を使用します。
「隙を見せるとは……そこだ!」
UCも状況によって、使いやすいものを使います。
主に銃撃UCやヴァリアブル~をメインに使います。剣術は相手が幽霊っぽい相手に使います。
相手が巨大な敵またはキャバリアの場合は、こちらもキャバリアに騎乗して戦います。
戦いにも慣れてきて、同じ猟兵には親しみを覚え始めました。
息を合わせて攻撃したり、庇うようなこともします。
特に女性は家族の事もあり、守ろうとする意欲が高いです。
※アドリブ・絡み大歓迎、18禁NG。



「……」
 劇場型犯罪者は住人たちから向けられている不安や恐怖といった視線にソワソワしていた。
 アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)はそんな彼女にさりげなく「気にとどめるな」っと言った。影朧である彼女はいつ住人たちになにかしらの怪我を負わせられないようになるべく近くにいさせて守ろうとしていた。
「そんなに警戒しなくて大丈夫だよ、彼らが恐れてしまうのも無理はないさ…だって僕は」
「それ以上いう必要はない…お前はただ自分のしたいことだけを考えるんだ」
「ん……」
「他の猟兵が動き出している…お前の開く舞踏会に参加するようにとな…だからお前を舞踏会に連れていく…安心しろ、お前に何かあったら俺が何とかする」
 劇場型犯罪者は「ありがとう」っと小さく言った。どこか冷たさがあるが代わりに安心感も出てくる。もし自分が舞踏会で暴走しても彼なら何とかしてくれる。そんな甘えを今日だけは許してほしいと少しアスに身体を寄せた劇場型犯罪者だった。

成功 🔵​🔵​🔴​




第3章 日常 『貴き時間』

POW   :    とにかく楽しんでいるという事を最大限にアピールしよう

SPD   :    話術で場の空気を掴むのは任せてほしい

WIZ   :    礼儀作法の見本を見せてあげようじゃないか

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「ありがとう…僕をここまで連れてきてくれて。そしてこんなにも人が来てくれたんだね」
 仮面舞踏会の会場には仮面をつけた住人やヒーローマスクが集まっており、酒を嗜むものやダンスの練習をしているものもいた。
「さぁ、始めようか…仮面舞踏会(パーティ)を」
 劇場型犯罪者は舞台にあがりスポットライトに当てられた。
「レディース&ジェントルメン!ようこそ!仮面舞踏会へ!今日は皆さんの良き日となるように楽しんでくれたまえ!」
「……あら……すっかりご満悦ね、彼女」
 グリモア猟兵のカタリーヌ・ハイドフェルドも後から会場に入り持参してきたマスクを付けて劇場型犯罪者を見ていた。
「見てご覧なさい…彼女。すごい満足そうだわ」
 今日は特に特別と決まってはいない特別な日。仮面舞踏会を無事開くことのできた劇場型犯罪者の顔は楽しそうだ。
ニクロム・チタノ
うん、沢山の人達がボク等の踊りを見に来てくれたみたいだね
それなら舞台も神秘的に彩ろうかな
反抗の竜チタノよ降り立て
ほら見てご覧、自然界には存在しない水晶の涙が降ってきてるでしょ?
これには重力操作の効果があるんだ
今日は大地からも重力からも開放された無重力の世界に観客の皆さんをつれていってあげるね!
さあ音楽が聴こえてきたよ、ボク達のダンスパーティーの始まりだ
みんな今日は心ゆくまで楽しんでね
フフ、さあ踊ろうか
この楽しく愉快な一時をキミに



 仮面舞踏会は始まり、大いに盛り上がっている中で劇場型犯罪者はステージの中央に立ってニクロム・チタノ(隷属者・f32208)に手を差し伸べた。
「君たちのおかげでこんなに人がいっぱい集まってくれた…ありがとうニクロム」
「うん、沢山の人達がボク等の踊りを見に来てくれたみたいだね…それなら舞台も神秘的に彩ろうかな、反抗の竜チタノよ降り立て」
 ニクロムはユーベルコード【絶対反抗領域】を発動させて水晶の涙を降らせて重力領域に満たされた。会場の人々が重力に反抗し最初は驚いていたが感動の意の言葉を次々と発した。
「今日は大地からも重力からも開放された無重力の世界に観客の皆さんをつれていってあげるね!」
「じゃあ僕は円舞曲を奏でよう…」
 劇場型犯罪者が指を鳴らすとどこからともなく円舞曲が流れた。
「さあ音楽が聴こえてきたよ、ボク達のダンスパーティーの始まりだみんな今日は心ゆくまで楽しんでね」
「最高の舞台だ」
「フフ、さあ踊ろうか」
 劇場型犯罪者とニクロムが無重力の中で手を取り合う。
「「この楽しく愉快な一時をキミに…」」

大成功 🔵​🔵​🔵​

神代・凶津
ヒュー、結構な人数が仮面舞踏会に集まったな。
「…平和に終われそうで何よりです。」
何言ってやがる、相棒。まだまだ舞踏会は始まったばかりだぜッ!さあ、もっとパーティータイムといこうぜッ!

せっかくだ、今回の主役である劇場型犯罪者の姉ちゃんに舞踏会場の真ん中でダンスの御誘いよ。
マドモアゼル、ひとつ俺と円舞【ワルツ】を踊っちゃくれないか?
「…なにキザったらしい事言ってんですか?」
いいじゃねえか相棒。俺だってカッコつけたいんだよ。

どうせなら劇場型犯罪者の姉ちゃんとのダンスで周りの客達を魅了してやろうじゃねえかッ!


【技能・ダンス】
【アドリブ歓迎】



「ヒュー、結構な人数が仮面舞踏会に集まったな。」
 仮面舞踏会の会場の参加者はそれぞれ個性的なマスクを付けて中にはヒーローマスクもいた。その参加者の中には神代・凶津(謎の仮面と旅する巫女・f11808)、そして相棒の神代・桜と共にいた。
「やぁ!楽しんでるかい?」
 劇場型犯罪者は彼らに近寄る。楽しげに話しかける彼女の顔はとても満足そうだ。
「えぇ…平和に終われそうで何よりです。」
「何言ってやがる、相棒。まだまだ舞踏会は始まったばかりだぜッ!さあ、もっとパーティータイムといこうぜッ!」
「これ以上盛り上げるのですか?」
「そうだ!せっかくだ、今回の主役である劇場型犯罪者の姉ちゃんに舞踏会場の真ん中でダンスの御誘いよ。」
 凶津は桜の体を動かして舞踏会のステージの上に乗り出す。そして劇場型犯罪者に手を差し伸べて。
「マドモアゼル、ひとつ俺と円舞【ワルツ】を踊っちゃくれないか?」
「…なにキザったらしい事言ってんですか?」
「いいじゃねえか相棒。俺だってカッコつけたいんだよ。」
 そんな2人のやり取りを見ていた劇場型犯罪者は目を丸くしていたが次第に笑いだして。彼らの手を取って握り返す。
「それじゃ…リードしてくれるかな?…ミスター?」
「俺らのダンスで観客のハートを魅了してやろうじゃねぇか!」
 そして彼らは愉快で喜劇的な円舞曲(ワルツ)を踊り出す。それに連なり観客たちもそれぞれペアを組んで踊り出した。
 今日の舞踏会はとても明るかった。劇場型犯罪者もしばらくは大人しいままだろう…。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カツミ・イセ(サポート)
「僕の神様は言ったよ。郷に入りては郷に従えと」
「僕に出来ることだからね」

神様に作られたミレナリィドール、勝ち気で大人びた僕娘。イメージは水。
口癖が「僕の神様は言ったよ」
『偽装皮膚』の影響で、球体関節が普通の関節に見えるよ。

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用。加護で治るから、大怪我しようと厭わず積極的に行動するよ。
遠距離は『水流燕刃刀』を伸ばすよ。
近接戦では『偽装皮膚』を水のような刃にして、咄嗟の一撃を放つことがあるよ。このときは球体関節が見えるんだ。

他の猟兵に迷惑をかける行為はしないよ。
また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしないんだ。
あとはおまかせするから、よろしくね!



 カツミ・イセ(神の子機たる人形・f31368)は仮面舞踏会に招待された猟兵の1人である。
 池の鯉をイメージとされたお面を被っていてそれを少しずらして劇場型犯罪者の様子を見ていた。
「とても幸せそうね♪」
 カツミは様々な招待客に混じって飲み食いをしていた。いろんな食べ物があるこの会場はモダン風であるがとても華やかなイメージが印象付けられる。サクラミラージュ独特の雰囲気だろう。
 そうしていると音楽が流れだす。曲は円舞曲(ワルツ)。招待客はそれぞれペアを組んで踊り出すがカツミは出遅れてペアが見つからずアワアワしていた。
 それを見つけた劇場型犯罪者はカツミに目線を合わせるように膝を着いて手を差し出した。
「Shall we dance?」
 ニコッと微笑む劇場型犯罪者を見て影朧と忘れてしまいそうな優しさを感じた。
「よ、よろこんで…」
 こうして仮面舞踏会の時間は長く短い一時を過ごした。舞踏会が終わったあとの劇場型犯罪者はしばらく姿は見せないだろう。

成功 🔵​🔵​🔴​

筒石・トオル(サポート)
「邪魔をしないでくれるかな」
「油断大敵ってね」
「ここは任せて」
正面切って戦うよりも、敵の動きを封じたり、属性防御を固めて盾や囮となったり、味方が倒し切れなかった敵にトドメを刺して確実に倒すなど、味方の安全性を高めるように動く。
ユーベルコード使用はお任せ。
使用しない場合は、熱線銃での援護射撃を主に行う。
人見知りではあるが人嫌いではないし、味方が傷付くのは凄く嫌。
戦うのも本当は好きではないが、誰かを守る為には戦う。
もふもふに弱い。敵がもふもふだと気が緩みがちになるが、仕事はきちんと行う……ホントだよ?



「い、一応メガネもマスクのうちにはいるんだ…まったく、あの影朧は本当にただ楽しみたいだけなんだね」
 筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)はメガネをクイッと上げて劇場型犯罪者や他の招待客を見ていた。特に飲み食いや他の者との雑談をせず、ただ窓のそばの壁に背を預けて舞踏会の様子を楽しんでいた。
 他人との交流を抵抗を感じている筒石は何故舞踏会に参加しているかと言うともし劇場型犯罪者が暴走した時の場合を想定して対処出来るようにだ。
 ほかの猟兵もいるが万が一ということもある。
「こんにちは」
「うわぁ!」
 筒石の視界から突然現れた劇場型犯罪者。驚いた筒石は飛び跳ねてびっくりしてしまう。
「お、脅かさないでくれるかな…」
「ごめんね…良ければ踊ってくれないかな?」
「いや…僕は遠慮すr」
「ほら♪」
「わわっ」
 円舞曲(ワルツ)が流れたと思ったら劇場型犯罪者は筒石の手を取って踊りだす。なすがままにされる筒石は最初はぎこちない動きだったが段々と体が慣れてきた。
(意外と…踊れるものなんだ)
 満更でもない筒石はその後もみんなと舞踏会を楽しんだとか。

成功 🔵​🔵​🔴​

天日・叶恵(サポート)
私なりの、お狐さまの矜持としてささやかなお願いがあればついでで積極的に叶えたいです
例えば、探しものを見つけたり、忘れ物をこっそり届けたり、道をこっそり綺麗にしたり、といったものです
それ以外では、オブリビオン退治に必要であればできるだけ違法ではない範囲でお手伝いしたいと思いまーす

戦闘については、昔は銀誓館学園で能力者として戦っていたので心得はありますー
補助や妨害といった動きが得意ですねぇ
あとは、白燐蟲へ力を与えて体当たりしてもらったり…術扇で妖力を込めたマヒ効果の衝撃波を出したり、でしょうか?

他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも公序良俗に反する行為はしません。



 白燐虫を象った仮面をつけて招待客として参加した天日・叶恵(小さな神社のお狐様・f35376)は仮面舞踏会を楽しんでいた。
 他の招待客との会話やサクラミラージュならではオムレツやカツカレーなどの食べ物を味わい幸せなひとときを過ごしていた。
 ステージ中央にスポットライトが当てられる。ライトの光を浴びた劇場型犯罪者は声を張って楽しげに話す。
「今から円舞曲(ワルツ)を流すよ、さぁ、みんな踊ろう」
 円舞曲(ワルツ)が流れだし次々と招待客はペアを作り出して踊りだす。天日も他の招待客と踊っていた。
「とってもです♪一日中踊ってられそう♪」
 天日は違う招待客と入れ替わりで踊っていて、次に手を取って踊り出そうとした相手は劇場型犯罪者だった。
「Shall we dance?」
「…よろこんで♪」
 初めは驚いたような顔をした天日だったがすぐに笑顔になり劇場型犯罪者と踊りだした。
 影朧と猟兵の壁はこの時はなかった。ただ楽しい時間が種族や敵対というのを無くさせた。

成功 🔵​🔵​🔴​



最終結果:成功

完成日:2022年05月23日


挿絵イラスト