7thKING WAR㉔〜ぼうや達と六番目の猟兵
――皆さん、聞こえているでしょうか。
――『六番目の猟兵』、『私のぼうや達』に勝るとも劣らない勇士にして武士たちよ。
――顔の仮面を破壊すれば私は死にます。
――私は操られていますが……お気になさらず。
――私は『天寿を全う』しました。
――その後『ゼルデギロス』に乗っ取られたのです。
――『無価値』でも『無意味』でもありません。あくまで『蛇足が付いただけ』ですので。
――だから、本当にお気になさらず。ですが……
――「ぼうや達」「ゼルデギロス」「マスカレイド」「昨年の正月に見た不思議な予兆の正体」については、お応えできると思います。
――ですので『六番目の猟兵』よ、いざ尋常に勝負を。
「成程な。予兆は見たか?かの巨大な魔王はオブリビオン化した……『ゼルデギロス』とやらに操られているようだが……」
そう訝しみながらもグリモアベースに集った猟兵達にアドナ・セファルワイド(セファルワイド初代にして最後の皇帝・f33942)は要件を告げる。
「オブリビオン・フォーミュラの『ガチデビル』が召喚した「異世界の魔王」の一人……それが『ゼルデギロス』だ。山よりも遥かに巨大な身体を持ち、都市ひとつはあろうかという超巨大槍を携えたその姿は戦争開始時にいつでも見れたが……」
なんでもその戦闘能力は『自分より小さな者との戦闘』に長けており、肌の上に攻め上る猟兵を巧みに……時には自分への負傷をいとわず、的確に攻撃してくるとの事だ。
「故に絶対先制攻撃権に対処しながら相手の身体の上で戦っているにも関わらず、「相手の巨体を利用しない戦い方」で反撃しなくてはならない……まぁ、妾としてはここまで多くの戦争を体験し勝利してきた猟兵ならばそう難しくはないとも思っている」
故に幼き容姿の皇帝が思うのは一つ。
「……「ぼうや達」「ゼルデギロス」「マスカレイド」「昨年の正月に見た不思議な予兆の正体」、奴……いや彼女はそれらについて『答え』を教えてくれるとの事だ」
戦闘を行いながらの返答になる為、この戦争を終えた後にグリモア猟兵が報告書から纏めて情報化する事になる故、今すぐにわかるわけではないが……
「それでも、希少な情報源にして余達『六番目の猟兵』を助ける者の言伝には違いない。丁寧に承ると良い」
そう言ってアドナはグリモアを起動させ、転移の準備をしていく。
「余はな、余が世界の全てだと自負している」
そんな中、青髪の皇帝はそんな言葉を言う。
「だがそれは排他に非ず、自愛に非ず。余は余の生きる世界に真摯に向き合う故に、世界を己と等しいと自負しているのだ……いや、何を言っているのだろうな」
少なくとも、自己愛を肥大化させた結果ではないと言いたかったのか。
珍しく素の少女らしい照れを見せながら、アドナはグリモアの準備を行っていた――
黒代朝希
私こそが世界の全て。
それを認めない者の意思は無駄でも無意味でも無価値でもない。
プレイングボーナス……先制攻撃に対応し、相手の巨体を利用「しない」戦い方で反撃する。
に加え、
プレイングボーナス……『此華咲夜』が知っている情報について尋ねながら戦う。
が存在します。
それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしています。
第1章 ボス戦
『魔王ゼルデギロス・此華咲夜態』
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POW : ジェットランページ
【天槍から噴出する強烈なオーラ】によりレベル×100km/hで飛翔し、【身長】×【武器の大きさ】に比例した激突ダメージを与える。
SPD : 天槍乱舞
【貫通衝撃波「フォーススティンガー」】【螺旋回転突撃「ドリルインパクト」】【神速連続突き「ミラージュランス」】を組み合わせた、レベル回の連続攻撃を放つ。一撃は軽いが手数が多い。
WIZ : ジャッジメントランス
【天高く天槍を投げ上げるの】を合図に、予め仕掛けておいた複数の【オーラで構築した天槍の分身】で囲まれた内部に【裁きの雷】を落とし、極大ダメージを与える。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠山田・二十五郎」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
鍋島・小百合子
POW重視
連携・アドリブ可
ますかれいど・・・
知り得る訳もなきこの言葉に聴き覚えを感じるのはなぜじゃ・・・?
まずは敵の先制攻撃の対処
敵は己が肌の上でも構わず突撃をしてくる故、ありったけの量の矢劇薬を敵の肌の上に散布す(毒使い、継続ダメージ併用)
敵の攻撃時には【勝鳥(カチガラス)】騎乗からの絶対防御態勢にて耐え凌ぐ(環境耐性、激痛耐性併用)
先制攻撃を越えればUC「黄金勇霊装」発動にて勇気の発現から生み出せし黄金の甲冑に身を纏い、天高く飛翔してからの薙刀による急降下攻撃で敵の顔面を討ち貫く(貫通攻撃、鎧砕き、目潰し、神罰、串刺し、破魔併用)
「ますかれいど・・・聞き覚えのありしこの言葉の意味を問う!」
「ますかれいど……知り得る訳もなきこの言葉に聴き覚えを感じるのはなぜじゃ……」
そもそも鍋島・小百合子(朱舞の女丈夫・f04799)はサムライエンパイア出身の猟兵である、が。
「……もしや、しるばーれいんの能力者と同じ……?」
かの能力者の世界に由来する猟兵には、かつて銀誓館学園に在籍していた能力者が『他の世界の住人として最初からそこで生まれ育っていた』というような摩訶不思議な状況になっている者も少なくない。
なら、小百合子の真価とは……
「いや、まずは敵の先制攻撃の対処……彼女は己が肌の上でも構わず突撃をしてくる故、ありったけの量の矢劇薬を敵の肌の上に散布す!」
小百合子は一先ず頭を振るい、かの魔王の先制攻撃に対応していく。
矢に塗る劇薬をその巨体の肌に散布し、動きを鈍らせる作戦だ。
「【勝鳥(カチガラス)】!!」
そこにスーパーロボットのキャバリアを卵型の小型格納ケースから召喚し、騎乗していく。
天槍から噴出する強烈なオーラとその巨大な身長と武器の大きさによって威力を増強した突きは、小百合子が乗り込むスーパーロボットが芥に見える程巨大だが素早い一撃であり――
「まだじゃ!」
その一撃に対して小百合子は気合を入れて操縦に専念。
環境を利用した絶対防御態勢にて耐え凌ぐ!
「……!流石はオブリビオンの将、並みの攻撃ではなかった……」
やがて大きな痛手を受けた小百合子――しかし、戦闘不能にはなっていない。
その状態でユーベルコード『黄金勇霊装(ヤミヲテラスヒカリカガヤキシブシンノヨロイ)』を発動させ、黄金に輝く異界の甲冑を自身とスーパーロボットに装着させていく。
「これで傷を塞ぐ……!そして!」
目の前の巨大な女性――『マスカレイド』なる存在に支配されているという存在に向け、小百合子は叫ぶ。
「ますかれいど……聞き覚えのありしこの言葉の意味を問う!」
「――成程、貴方は」
その覇気のある小百合子の問いに対し、慈母の如く『彼女』は答えを紡いでいく――
大成功
🔵🔵🔵
シフィル・エルドラド
アドリブ・他猟兵との連携歓迎
◆心情
山の様に巨大な体を持つ異世界の魔王か、
私、勇者シフィルはどんな強大な敵であれ、怯まずに戦い抜いて見せるよ。
そして、この魔王も私達の知らない情報を多々持っている様だね。
それについても聞き出せたら良いな。
◆行動
まずは先制攻撃に対処しないといけないね。
私は、《セイクリッドシールド》で敵の連続攻撃を
【盾受け】や【受け流し】や【ジャストガード】で守りつつ
連続攻撃も【瞬間思考力】で即座に守るべき攻撃を判断して防御するね。
その後、《勇者突撃》を使用して戦闘するよ。
馬に騎乗して、《聖剣エデン》で【2回攻撃】するね。
「私は『マスカレイド』について訊きたいな、その正体は何かな?」
「山の様に巨大な体を持つ異世界の魔王か、私、勇者シフィルはどんな強大な敵であれ、怯まずに戦い抜いて見せるよ」
「その心意気や好し、です。まさに武士……成長すればあの六人に匹敵するやもしれませんね」
そうちょっとわからないような……しかし理解できる者がいれば『リップサービスが過ぎる』と苦笑を漏らすような言葉をシフィル・エルドラド(ハイカラさんの勇者・f32945)に告げる和装の女性。
瞬間、微笑みながら彼女は『天槍乱舞』――貫通衝撃波「フォーススティンガー」、螺旋回転突撃「ドリルインパクト」、神速連続突き「ミラージュランス」を組み合わせた連続攻撃を仕掛けていく。
「絶対先制攻撃権、いかに躱しますか?」
「こうするよ!」
その天槍の連続攻撃ユーベルコードに対してシフィルは障壁を展開。
それぞれの貫通衝撃波や螺旋回転突撃、神速連続突きに対して最適な防御態勢を整えて凌いでいく。
「成程、至極単純ですがそれ故に効果的と」
神速連続突きをバリアの一点に集中させて突破しようとするも、シフィルは『セイクリッドシールド』を連続起動を行う事で『多重層』として更に防御に隙をなくしていく。
そのままシフィルはユーベルコード『勇者突撃』を発動。
全身が鋼鉄の鎧で纏われた馬を召喚して彼女の体を駆け登っていく。
「私は『マスカレイド』について訊きたいな、その正体は何かな?」
聖剣を取り出すシフィル――剣の銘は『エデン』。
眩しく輝く伝説の勇者の剣を片手に握りしめ、自身の体を駆け登りながら『仮面(マスカレイド)』を目指していく勇者の姿。
それを見つめた彼女――『此華咲夜』は素晴らしい、という言葉を漏らす。
「良いでしょう。かの存在とは――」
伝説の勇者に匹敵する潜在能力を持つ少女に『此華咲夜』は己の知る『真実』をシフィルに届けていく。
大成功
🔵🔵🔵
葛葉・御前
連携も即興劇も自由にするがよいぞ
妾には問い質したい事はない
戦場でまみえたならば礼を尽くして、全霊を賭けて、打ち倒すのみぞ
妾は高速詠唱と多重詠唱により、攻防一体の隙のない立ち回りを可能とする
己の身を結界術で護りつつ、同時に攻撃を行えるのじゃ
まして天槍を投げ上げて、更には攻撃地点を事前に天槍の分身で囲むなど、言わば二重に攻撃の予兆が存在する技であろう
そのような技、たとえ先手をとられたとしても、避けるのは容易い事じゃ
妾の尾に宿る九曜の神氣を見るが良い
破魔の力を宿す全力魔法を解き放ち、御主を縛る仮面を焼き付くしてくれるわ
「妾には問い質したい事はない。戦場でまみえたならば礼を尽くして、全霊を賭けて、打ち倒すのみぞ」
そんな戦場でのシンプルな、しかし重い真理を以てゼルデギロスに憑依された『此華咲夜』と相対するのは葛葉・御前(千年狐狸精・f36990)。
高速詠唱と多重詠唱により己の身を結界術で護りつつ、千年狐狸精の神氣を以て裁きの雷に魔術抵抗を行っていく白毛白面の猟兵。
「まして天槍を投げ上げた上に攻撃地点を事前に天槍の分身で囲むなど、言わば二重に攻撃の予兆が存在する技であろう」
「成程、確かに絶対先制攻撃権を以てしても回避態勢を整えられやすくあるユーベルコードでしょうね」
「そのような技、たとえ先手をとられたとしても避けるのは容易い事じゃ」
葛葉・御前の理論整然とした指摘に然りと答える『此華咲夜』。
天槍の分身を増やしていきながらも九曜の神氣を励起させていく御前は、その全身に宿る絶対の妖力を以て反撃のユーベルコードを組み立てていく――
「妾の尾に宿る九曜の神氣を見るが良い。『此華咲夜』とやら」
「これは……成程、妖狐という種族がこれほどまでとは」
九尾に宿る火曜星の神氣、それを炎という形で『現出』させるユーベルコード『火曜尾・活火激発』。
それらは降り注ぐ裁きの雷を、戦場と己を囲むオーラで構築した天槍の分身ごと焼き尽くしていく――
「凄まじいですね。やはりあなた方『六番目の猟兵』は『生命体の埒外』を名乗るに相応しい」
「その呼び名――『六番目の猟兵』についても妾は尋ねぬ……グリモアでその呼称については尋ねる範囲ではないようだしの」
自身もグリモア猟兵としてその予知に関する事象をある程度は知っている御前。
しかし今回は戦場での重い真理を胸に抱えたまま『此華咲夜』と術式勝負を仕掛けていく事に殉じていくのであった――
大成功
🔵🔵🔵
パティ・チャン
■SPD
先制攻撃対策=[世界知識、情報収集]で効果的に身を隠す場所を探り[迷彩、オーラ防御]で防御し[空中機動]でかわす([医術]による応急手当と[激痛耐性]で居場所を悟られないよう)
何発攻撃が来るか解らないし、そもそもほぼ全ての相手が私よりも大きかったですし、体躯の差に怯えない侮らない(でも、やっぱり怖いモノは怖い)。
UCでリッキー召喚して[2回攻撃、なぎ払い、カウンター、激痛耐性、鎧砕き、衝撃波、重量攻撃]で闘いましょう
「「マスカレイド」とは一体? 骸の海から来たというオブリビオンとは、その仮面雰囲気が違いすぎませんか!?」
※連携・アドリブ共に歓迎
「何発攻撃が来るか解らないし、そもそもほぼ全ての相手が私よりも大きかったですし、体躯の差に怯えない侮らない」
フェアリーとして『小さい』のはパティ・チャン(月下の妖精騎士・f12424)にとっては当たり前の事であった。
先制攻撃の対策として迷彩状態となって空中機動し、天槍を持つ魔王ゼルデギロスのユーベルコード『天槍乱舞』による術技を組み合わせた連続攻撃の直撃を食らわない様に立ち回っていくパティ。
「(でも、やっぱり怖いモノは怖い……)」
内心の怯えを隠し、天槍を振るっていく魔王にパティは問いかけていく。
「「マスカレイド」とは一体? 骸の海から来たというオブリビオンとは、その仮面……雰囲気が違いすぎませんか!?」
「そうですね、小さな武士……妖精騎士と言いましたか」
その奮戦ぶりに起源を良くしたのか魔王ゼルデギロス……かの『マスカレイド』に憑依されて支配されているはずの巨大な女性はパティに告げる。
「フェアリー……エルフはいたのですがね。小さな人の妖精に出会ったのは初めてです」
「……エルフは、居たの?」
「ええ」
鷹揚に頷き、一度天槍の構えを解いて『此華咲夜』はパティ――小さなフェアリーの妖精騎士たる武士に己の知る情報を語っていく。
「良いですか、貴方が求めている『マスカレイド』の正体とは――」
その口から語られた情報は、もしやしたら特定の猟兵か……あるいは全ての猟兵が驚愕する意味を内包していたのかもしれない。
ともあれその情報はパティを通じてグリモア猟兵の耳に届き、やがてグリモアベースの情報データベースに蓄積されるのであった。
大成功
🔵🔵🔵
カシム・ディーン
機神搭乗
恐ろしくでっけーな
「ああいうキャバリアもクロキャバであるかもしれないよ☆」
…何故か判らねーが彼奴を見てると心がざわつきますね
棘<ソーン>が疼くってか?
【戦闘知識・情報収集】
姫の動き
攻撃の癖と性質
対SPD
【属性攻撃・迷彩・念動力・武器受け】
光水属性を機体に付与
光学迷彩で隠れ
水の障壁で音と匂いも隠蔽
念動障壁展開
受け流して吹き飛ばされながら致命を避ける!
…ヴァルギリオス
お前は僕の力となった
だからこそ…お前の力を使う!
【二回攻撃・切断・弾幕・スナイパー】
UC発動
凍結波動で動きを止めて距離を詰め
毒の斬撃
炎の蹴撃
それらを乱舞として叩き込む!
なぁ…マスカレイドって何だ?
あの予兆の女は何者だ…?
「……何故か判らねーが彼奴を見てると心がざわつきますね」
不可思議な感情が胸で渦巻く感覚。
それについてカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)は『界導神機『メルクリウス』』のコックピット内にて眉を顰めていた。
「『棘<ソーン>』が疼くってか?」
そんな軽口を口に出し、
次いで驚愕する。
「……『棘<ソーン>』、そんな言葉を僕はどこで覚えたんだ……?」
「ああいう恐ろしくおっきいキャバリアもクロキャバであるかもしれないよ☆……ご主人様?」
「ッ、なんでもねー……」
攻撃の癖と性質を『姫』の動きを見て把握し、連続攻撃ユーベルコードを回避していくカシムとメルシー。
更に光水属性を機体に付与し、光学迷彩で隠れていく。
「そこへ万一、直撃を食らっても受け流して吹き飛ばされながら致命を避ける準備を……!!」
止めに念動障壁を展開。
直後にメルクリウスの肩部を螺旋回転突撃「ドリルインパクト」が念動障壁を『紙一重』の如く掠めていく。
「あっぶなかった……」
「ああ、だが先制攻撃は凌いだ……」
そうしてカシムは自身のユーベルコード……『完成』したその御業を起動させる。
「ヴァルギリオス、お前は僕の力となった……だからこそ、お前の力を使う!」
――『帝竜大乱舞(ヴァルギリオス・アーツ)』
――毒+水+闇の『当たった者を毒にする斬撃』
――炎+雷+光の『当たった者を燃やす蹴撃』
――氷+土の『触れた者を凍結する波動弾』
それらを組み合わせた連続攻撃……つまりは『天槍乱舞』と同じ基盤を持つユーベルコードでカシムは反撃を仕掛ける。
「なぁ……マスカレイドって何だ?あの予兆の女は何者だ……?」
「フォーミュラの力を改造し己の力とする『六番目の猟兵』よ、貴方には知る権利があります」
恐らくは義務も、と呟いた彼女はカシムに『答え』を語っていく――
大成功
🔵🔵🔵
クーナ・セラフィン
別人が肉体に宿ってるって何度か見た事あるような…?
色々聞いてみたいけどまずは勝つ事前提に頑張らないとね。
予め風のルーンを符に記述し数十枚用意しておき、オーラを全身に纏って守りもできるだけ固めておく。
…っと、いきなり強烈な連続攻撃。
天槍に槍を合わせ反動でわざと吹き飛ばされる形で空中に回避。
続けざまに来る攻撃には符に魔力通し風を起こし、纏うオーラをやや広めに展開して帆のように風を受け緊急離脱。
空中戦は翔剣士の得意分野、徹底的に躱し切る!
ところで一つ、ぼうや達ってやっぱり大きいの?
どんな人か教えて欲しいかな!
凌ぎきったらUC起動、連続ジャンプで一気に距離詰め突撃槍で仮面砕くね。
※アドリブ絡み等お任せ
「別人が肉体に宿ってるって何度か見た事あるような……?」
ケットシーの猟兵であるクーナ・セラフィン(雪華の騎士猫・f10280)は帽子を目深に被りながら風のルーンを符に記述し数十枚用意。
更にオーラを全身に纏う事で守りもできるだけ固めていくという防御陣を構築。
それによって絶対先制攻撃権による天槍のユーベルコードへの対策を整えた。
「ともあれ……色々聞いてみたいけどまずは勝つ事前提に頑張らないとね」
瞬間、連続攻撃ユーベルコード『天槍乱舞』がクーナ目掛けて繰り出される。
其れは風のルーンで守られた符の防御術式をいとも容易く貫通しかねない威力を内包していた。
「っと、いきなり強烈な連続攻撃」
しかしクーナはあえて吹き飛ばされる……天槍に槍を合わせ反動を利用して回避に成功。
衝撃は大きく内部ダメージも受けたものの、甚大なダメージと言う訳ではない。
「空中戦は翔剣士の得意分野、徹底的に躱し切る!」
続けざまに来る攻撃には符に魔力を通して風を起こす。
次いで纏うオーラをやや広めに展開。帆のように風を受け緊急離脱していくその姿……
「翔剣士、と言いましたか。確かに見事な空中戦の技量」
「生まれついての、ではないけれどね」
そう微笑みながらクーナは風を操り着地する――『此華咲夜』の顔面を覆う『マスカレイド』の上に。
「このまま貴方がゼルデギロスにユーベルコードを叩き込めば、あなた方の勝ちです……私は天寿を全うしました。本当の人生を送れたのです」
ですので、お気遣いなく。
そんな言葉が、クーナの胸に沁みる……
「最後に聞かせて。ぼうや達ってやっぱり大きいの?どんな人か教えて欲しいかな」
「――はい、自慢の『ぼうや達』です」
そうして、子を自慢する母は……猟兵にあるがまま『ぼうや達』の情報を伝えた。
……仮面が砕かれた後、彼女は満足な表情を浮かべて――
大成功
🔵🔵🔵