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7thKING WAR④〜悪魔水泳大会、ポロリもあるよ

#デビルキングワールド #7thKING_WAR

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●魔界TVにてゴールデンタイムに放送されます
「皆さん、お疲れ様です。デビルキングワールドで、次代の魔王を極める戦いが始まったのはもうご存じですよね?」
 集まった猟兵達を前に、グリモア猟兵の彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)が話し始める。
「その戦いのひとつがこちら、デストラップトンネルの罠トラップレースです」
 話によると、たいした財宝も無いのに凶悪な罠がガンガン自生する、ひとけのない広大な洞窟を舞台にしたデビルキング候補の集うスーパーレースという触れ込みらしい。
「今回の舞台となる洞窟はほぼ全域が水没しています。なので行われるレースは、水泳大会という事になりますね」
 基本的にはとにかく泳いでゴールまで進むものなのだが、時々トラップゾーンが出現し、例えば水の上に浮いたフロートの上を歩いていかないといけないとか、例えば競技者同士で戦わなければいけないとか、そんな状況も起こりうる。
 もちろん参加するのは悪魔たちなので、反則上等妨害上等の激しいレースになることも予想される。
「さらに、この洞窟の水域には、何者かによって知恵の布を剥ぎ取られたブギーモンスターも生息しています。布の下の姿は、そのほとんどがイカやタコといった形の触手モンスターみたいな姿らしくて……」
 やっぱり触手か、と誰かが言った気がする。
 予知したグリモア猟兵がいちごだものね。仕方ないね。
「しかもそのブギー触手モンスターたちは、何者かに『悪事にはボスだけではなくザコも大事!』と吹き込まれたのか、真摯にザコ敵役に励もうとするんすよね。つまり、自然発生する罠よりもむしろザコ敵と化したブギー触手モンスターの妨害の方が厳しいかもしれません」
 それでも、召喚魔王の派閥から送り込まれてきたライバル悪魔よりも先にゴールして、猟兵の力を見せつけてほしいといちごは言う。
「あ、それと。このレースのレギュレーションとして、全員水着着用が義務だそうなので、そこは皆さんよろしくお願いしますね」
 なるほどそういえばオープニングに表示されるいちごさんも水着ですね。


雅瑠璃
 このシナリオは戦争シナリオです。
 ボス戦1章のみで完結します。

 というわけでこんにちは。またはこんばんは。
 雅です。

 しばらく色々あってリプレイの執筆ができない時期が続き、かなり前のシナリオが完結できていなかった雅ですが、ようやくそれも終わらせ、どうやらそろそろ平常に戻れそうです。
 というわけで、戦争シナリオを出してみました。

 基本的には、襲い来るザコ触手モンスターや、自然発生するトラップ(プレイングで設定した罠があったりします。思いつかないときはなんとなく芸能人水泳大会の競技みたいな罠になります)などを掻い潜りつつ、ひたすら泳いでゴールを目指す水泳大会です。

 まぁ、ザコ触手モンスターとか言ってる時点で、ちょっとえっちな展開になる可能性は否定しません。
 やられたい人はいつも通りに。🔵さえ稼げば何とでもなりますので。

 断章はありません。
 オープニングが承認されたらすぐに受付を開始します。

 ただし、雑記にも書きましたが、現状の雅の執筆環境だと、平日の執筆は難しく、かつ、あまり多くの執筆はできません。
 今回の執筆予定は、5月7日~8日になります。
 戦争シナリオなので、その間に書けるだけ書いて完結という形をとります。
 そのため全採用は約束できないことはご了承ください。

 というわけで、プレイングお待ちしてます。
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第1章 冒険 『ザコ敵集団をぶっとばせ!』

POW   :    ザコの中ではレベルの高い『強ザコ』をぶっとばせ!

SPD   :    数に物を言わせて挑んでくる『集団ザコ』をぶっとばせ!

WIZ   :    厄介な特殊攻撃を持っている『一芸ザコ』をぶっとばせ!

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

栗花落・澪
水泳はね、得意だよ!
なので海パン着用でがんば…待って、待ってください僕男
せんしちぶ違う

上にラッシュガード着ます(拗

ルール聞いた限りなんでも有りっぽいし?
【高速詠唱】で自分の周りに風魔法を混ぜた【オーラ防御】を纏う事で
水を弾き主に翼が濡れないように保護して

スタートダッシュと共に足元に風を送りブースト加速
更にトビウオのように翼を開いたり閉じたりしながら
まさに飛ぶように泳ぎます

水上走る時は【ダンス】の要領でバランスを取り軽やかに
戦うのは手間なので、溺れる心配が無いよう配慮だけしつつ
【指定UC】で悪魔達眠らせます

触手? 嫌いなので猶更全力で逃げます
ちょ、嫌です来ないでぇー!!!

※えちちの有無もお任せ




 悪魔水泳大会が始まる前。
 水着姿の大勢の悪魔の中に混じって猟兵達も水着姿で参加している。
 その中に、ひときわ目を引く美少女がいた。
 トップレスに海パン姿……男水着チャレンジかな?
 ……って、ちょっと待って。いくらポロリありだからって、最初からそれはまずいですよ。センシティブですよ!
「……待って! 待ってください僕男! せんしちぶ違う!」
 などと彼女は主張しており……え? ほんとに男?
 よく見るとその美少女の正体は栗花落・澪(泡沫の花・f03165)ちゃんでした。
 うん、確かに男の娘ですね。
 やっぱりセンシティブじゃないですかーーーー!
 はい、ちゃんと上着てね、上。
「……ラッシュガード着ます」
 拗ねた顔で上に羽織る澪ちゃん。拗ねた顔も可愛い。じゃなくて。
 ともあれ水泳は得意だよ!と勢い込んで参加した澪ちゃんは、開始前に躓いてしまったのでした。

 とはいえ、スタートさえしてしまえば水泳は得意だという自称通りにスタートダッシュを決め、周りの悪魔をぶっちぎっていく。
 その泳ぎは、白い天使の翼を濡らさないように自身の周りに風の魔法を纏って水をはじき、さらにトビウオのように羽根を閉じたり開いたりうまく使いながら、足元に風を送ることで水面を滑るように飛ぶように……って泳いでなくない?
「ルール聞いた限りなんでも有りっぽいし?」
 などと悪戯っぽくペロッと舌を出す澪ちゃん。
 まぁ、ダンスを舞うように華麗なステップで軽やかに水面を走る澪ちゃん見てると、それでもいいか、とか思ってしまうあたりあざと可愛いですよね。
 ちなみにそんな澪ちゃんを呆気に取られて見ていた周りの大会参加の悪魔たちは、澪ちゃんの放つ【Berceau de fleurs】の甘い香りに誘われて眠りに落ちて、ぷかぷかと水面に浮かんでいたりします。一応顔を上に向けて浮かんでいるので溺れる心配はなさそうですね。この世界の悪魔なら多少溺れても死にやしないでしょうけど。

 ただ、そうやって順調に進んでいるように見えたのも最初だけ。
 大会参加の悪魔よりも手ごわい、ブギー触手モンスターが、水中から襲ってくるのです。
「ちょ、嫌です来ないでぇー!!!」
 さすがの澪ちゃんも触手は嫌いなので、全力で逃げるのですが、数が多い!
 やがてそんな触手に絡まれて、せっかく着込んだラッシュガードも引き剥がされて胸がポロリ……はい、センシティブー!
「だから僕男だってばー!!」

大成功 🔵​🔵​🔵​

アイ・リスパー
◎♥♥♥
「水泳大会ですか。
泳げない私には不利――だとでも思いましたか?」

ここは水着(ルビ:パワードスーツ)を着て参加です!
完全防水ですから、泳げなくても関係ないですよね!(ガションガション

フロートの上を歩くトラップは、フロートのギリギリ上を飛行してクリア!
流れるプールも強引に突破です!

「ふっ、この水着の前に敵はいませんね!」
『アイ、前方に触手モンスターの反応です』

触手程度、この水着なら――
って、どこからか触手がパワードスーツ内に侵入して!?

「やっ、操縦席で身動き取れないところに……
ひゃあああんっ」

触手に身体中を弄ばれて……
暴れた拍子に緊急脱出スイッチを押してしまい。
そのまま触手の群れの中に――




 ドキッ!まるごと水着!悪魔だらけの水泳大会!……だというのに、よく見るとなんだか妙に場違いな存在がそこにいた。
 金属系の身体を持つ悪魔の一種なのかとも思われたが、どうやらそうではない。
 何かと思えば、版権的に怪しげな白い装甲に申し訳程度に水着とマジックで注釈を書いて、これは水着だと主張している猟兵のパワードスーツだ。
「水泳大会ですか。泳げない私には不利……だとでも思いましたか?」
 パワードスーツの中で(中なので誰にも見えてないけど)ドヤ顔しているのは、天然金槌で有名なアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)である。
 要するに完全防水のパワードスーツ……もとい水着なので、泳げなくても関係ない、という事らしい。
 まぁ、ルールなんてあってないようなものだしね。そんな悪魔的な発想があったのかと、周りの悪魔たちが妙に感心していたりもしますしね。

 ちなみに完全防水を謳っているパワードスーツだが、それでも天然金槌を内蔵していこともあって水に入るのは不安なのか、水面上をギリギリ飛行して滑るように移動している。
 流れるプールというのも烏滸がましい激しい水流のトラップも、不安定な足場の上を歩かなければいけないフロートゾーンも、全て飛行で強引に突破していくアイだった。
「ふっ、この水着の前に敵はいませんね!」
 などとドヤ顔継続のアイ。
 だが、賢明なる読者諸兄はご存じだろう。
 この少女が得意げに行ったことが、最後までその通りに上手くいくわけなどないという事を。
 当然これもしっかりとフラグであり、サポートAIが即座にフラグを回収してきたのだった。
『アイ、前方に触手モンスターの反応です』

 現れたのは、ブギー触手モンスターの群れ。
 イカやタコのような触手を伸ばして、アイのパワードスーツに絡みつかせてくる。
「触手程度、この水着なら……!」
 それでもアイは、パワードスーツの装甲を過信して、触手の群れの中を強引に突っ切ろうとして……ありえない光景を目にした。
「……って、どこからか触手がパワードスーツ内に侵入して!?」
 事もあろうに、パワードスーツの操縦席の中に、触手モンスターが侵入してしまっていたのだ。
 完全防水だというのにいつ入り込んだのか……あるいは最初にコクピットに乗り込んだ時から紛れていたのかもしれないが、その真相は闇の中。
「やっ、操縦席で身動き取れないところに……ひゃあああんっ」
 アイ1人でギリギリの大きさの操縦席の中では、触手からの逃げ場はない。
 加えてアイは一応はレギュレーションを守っていたので、操縦席の中に白いビキニの水着でいたので……それがしっかりと災いをもたらした。
 ビキニを引き剥がすようにうねうねと動きながら身体中を這いまわる触手の感覚に悶えたアイは、操縦席内の計器を滅茶苦茶に押してしまい……そのうちのひとつ、緊急脱出装置が作動してしまった。

 ぽんっ。

 そんな間抜けな音ともに、機外へ排出されたアイ。
 しかも既に水着は剥ぎ取られたあとなので、素っ裸で。
 その目の前には触手モンスターの群れ。

 この後のことはあえて語るまでもないだろう。
 水中に堕とされた天然金槌は、全身の穴という穴を触手に突っ込まれ、身体中を触手の粘液に汚されて……。
 ……そのまま浮かび上がることはなかったとゆー。

大成功 🔵​🔵​🔵​

佐伯・晶
◎❤❤❤☆
黒のビキニで参加

まあ、そういうレースだよね
気持ち良くなるガスとか
体の摩擦抵抗が小さくなる呪いとか
そういう需要を満たす罠が満載だ

…水着がずれないように走るのが大変だよ
近くに女性の悪魔だけなのが救いかな
男性だと、うん、大惨事だし

次はフロートの上を進むゾーンだね
…まあ、いるよね、ブギーモンスター
先行してた悪魔が見当たらないのが嫌な予感するよ

さっきの呪いと水で滑ってる間に触手に絡まれた
水着が脱げるし変な気分になるし最悪だ
それに触手に触れられた部分が徐々に石化してる
溺死しなくなるとはいえ水上で石化はまずい

よく見たら水中に恍惚とした石像が一杯だ
このままじゃ僕も酷い格好の石像に

あ、もう、動け、な…


夢ヶ枝・るこる
■方針
・♥♥♥◎

■行動
色々気になりますが、参りましょう。

『眼帯ビキニ』を着用し『水中呼吸』を付与、『FBS』を四肢に嵌め推力に使いますねぇ。
そして【酷郭】を発動し『裁域』を形成、水の流れを『操作』し『自身のスピードアップ』と『敵方の妨害』に使いましょう。
しつこい触手さんや『罠』等は、同様に『律』による『爆破』を行って対処しますぅ。

ええ、問題は「『爆破』した罠の中に『薬瓶』が有ったこと」ですねぇ。
近距離で水中に散布された分、『操作』が遅れて薬液を浴びてしまいまして。
その刺激で、成長の影響で少々きつくなっていた水着から胸元が零れてしまいましたねぇ。
そして、そのまま『薬効(お任せ)』が?(ぷるぷる)




「色々気になりますが、参りましょう」
「そうだね。気を付けて行こう」
 眼帯ビキニでは抑えられない程の大きな乳房を揺らしている夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)と、スレンダーな肢体を黒いビキニに包んでいる佐伯・晶(邪神(仮)・f19507)の2人は、軽快な泳ぎで先へと進んでいた。
 といってもるこるの場合は、お馴染みのフロートシステムを四肢に装着し、水中モーターのように使っているうえに【豊乳女神の加護・酷郭】によって水流を操作しつつの泳ぎなので、かなり楽々と進めていたわけだけれども。

「っと、このあたりはフロートの上を進まないといけない感じかな?」
「この中を泳ぐのは難しそうですねぇ……」
 先に進むと、泳ぐ隙間もないほどに、不安定な浮島のようなフロートが多量に存在するエリアへとやってきていた。
 2人の他にも大会に参加している数多くの悪魔たちが、先を争うようにフロートの上に立ち上がろうとして、バランスを崩して水に落ちたりしている。
「……これ、ただでさえ不安定なのに、体の摩擦抵抗が小さくなる呪いの類もあるみたいだね」
 2人はふらふらとフロートの上へとあがる。
 摩擦軽減の呪いのせいで幾度となく脚を滑らせそうになるところを、何とか堪えて注意しながら進んでいくが、どうやら摩擦が少なくなる呪いの効果というのは、フロートの上に立つ足にばかりではないようで……。
「み、水着がなんだか……」
「周りにいるのが女性悪魔ばかりだからまだいいけど……男性だと大惨事になるし。でも、脱げないように動くのが大変……!」
 たぷんたぷん揺れるるこるの胸の先端付近を覆っていたが眼帯がずれて、乳輪や先端がこぼれそうになっていたり、スレンダーな晶の身体は水着の引っ掛かりが失われてそのまますとーんと落ちそうになっていたり……。
 2人は水着が脱げないように抑えつつ、それでも足を踏み外すことなくフロートの上を先へと進んでいた。
 すると、フロートの隙間から伸びてくる触手が視界に入ってくる。
「……まあ、いるよね」
「触手さんたちも出てきていますねぇ……」
 気がつけば、周りにいたはずの悪魔たちの姿もなく、現れたブギー触手モンスターに囲まれている2人。
 しつこく絡んでくる触手を、何とかるこるの【酷郭】の『律』による爆破で対処していくが、数は多くて捌ききれない。
 それでも何とかしようと、手あたり次第に爆破していくと、勢い余って何やら薬品の入った壺のようなものを爆破してしまった。
「あっ……」
「それ、罠の一種なんじゃ……?」
 気付いたときには手遅れ。
 薬品を頭から浴びてしまった2人。
 さらに、そこに触手モンスターの群れも押し寄せてくる。
「うわっ……放せっ……」
 捕まってしまった晶は、触手に絡まれ、水着がするりと抜け落ちた全裸の状態で、水の中へと引き込まれていった。
「ひゃぁ……な、なんだか、身体が熱く、なって……」
 転落こそ免れたものの、るこるはもはや眼帯では抑えきれない豊満な乳房をプルンと露出させたまま、触手に絡まれている。
 しかも、どうやらその薬品の効果は、媚薬的なものだったらしく、触手に乳房を揉みしだかれるのがだんだんと気持ちよくなって、腰砕けになりフロートの上にぺたりと座り込んで、まるで固まったかのように動けなくなってしまう……。

(「……まあ、そういうレースだよね。そういう需要を満たす罠だよね……なんて言ってる場合じゃないな……最悪だ」)
 裸になった身体を触手に弄ばれながら水底に沈められていっている晶は、薄い胸の上や股間などを集中的に弄るような触手の動きに快楽を感じてしまい、抵抗力を奪われていた。
 さらに、触手に絡まれている身体の部分が、石になってきている。
(「水の中で石化はまずい……ってか、よく見ると水底に石になった悪魔が……」)
 触手モンスターの能力なのか、それとも先程るこるがぶちまけた罠の薬品のせいなのかは不明だが、徐々に石化しながら沈められていく晶。
 石になってしまえば溺死はしないし、そもそもこの世界の罠なので、石になって沈んでいる悪魔たちもしばらくすれば元に戻るのだろうとは思うが……それで良しとするわけにもいかない。
 だが、せめて絡まった触手を何とかしようともがくうちに、どんどん石化は進んでいく。
(「あ、もう、動け、な……」)
 こうしてもがいたおかしな格好のまま石になった晶は水底へと沈んでいった。
 同様にるこるもまた、大きな乳房を堂々と晒した石像となってフロートから落ち、晶の近くへと沈んでいったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ニクロム・チタノ
水着・・・ボクの姿ってほぼほぼ水着みたいなものじゃない?まあいいけど
さてボクも邪仙だし、容赦はしないよ、では邪仙の邪術をお見せしよう
反抗の空を
とはいえまずは水没しているから泳いで行くんだけど
周りの選手に超重力を掛けてしばらく沈んでもらおうかな
護りの蒼焔は水の中でも関係なく燃え続けてボクの身体を護ってくれる
つまりタコやらイカなんかの触手で捕まってもそのまま燃やしてしまうのさ
どうかな水中で火傷するなんて思ってもみなかったでしょう!
さあそろそろ最後の水上ゾーンだね?
ボクは反抗の翼で水上フロートを飛んで行かせてもらうよ
だってこの世界は反則上等なんだもんねぇ?


イディエット・ブラインドネス
【アドリブ・他猟兵との連携歓迎】【特にNGは無しご自由に】【下半身には水着を着れないので上半身のみ着用】
戦争の戦闘内容にトラップレースがある当たり流石はデビキンといったところだね。
まあ何でもありのレースならやりやすくていいね。取りあえず邪魔な奴らをぶっ飛ばせばいいんだよね?簡単簡単
水泳大会とのことだけど、【水中機動】【水中戦】で対処していけば問題ないし最悪【空中浮遊】【空中機動】で上を通り抜けていけばいいよね。うんうん

ええと、あとはなんか触手がいっぱいいるんだっけ?
触手…私もいっぱい生えてるけど親戚かな?(違います)
まあ、【怪力】【カウンター】も含めてUCで正面からぶっ飛ばしていっちゃおうね。




「水着……ボクの姿ってほぼほぼ水着みたいなものじゃない?」
 というニクロム・チタノ(隷属者・f32208)の格好は、胸の部分や腰の部分しか隠していない破れたセーラー服。確かに身体を隠す面積は水着とは大差ないかもしれない。
「それを言うなら私は、水着も上しか着れないわけだし」
 と自ら口にした通り、イディエット・ブラインドネス(盲目白痴にして全知全能に魅入られし魔王・f34591)は、上半身の少女体の小さな胸にビキニのブラはつけているものの、下半身のラスボスとしての魔物体の方は見事に裸のままである。だからといって少女の裸というわけではないので、それで性を感じる者はいないだろうが。
「まぁ、戦争の戦闘内容にトラップレースがある当たり、流石はデビキンといったところだけどね。何でもありのレースならやりやすくていいね」
「そうだね。ボクも邪仙だし、容赦はしないよ。だってこの世界は反則上等なんだもんねぇ?」
 ともあれこんな2人、ラスボスと邪仙は、水泳大会ってなんだっけ?とでも言わんばかりに、いかにもデビルキングワールドらしいワルい手段でレースに挑んでいくのだった。
 具体的には。
 魔物体の空中浮遊によって水上を浮かぶイディエットに、【反抗の意志を翼に変えて】で生み出した翼によってその傍らを飛翔するニクロム。
 ……いや、泳ぎましょうよ、水泳大会なんだし、ねぇ?
 なんて外野の声も2人いはどうでもいい話で。
 いやほんと、水泳大会って何だったっけ、ねぇ?

「取りあえず邪魔な奴らをぶっ飛ばせばいいんだよね? 簡単簡単」
「では邪仙の邪術をお見せしよう。しばらく沈んでもらおうかな?」
 競争のライバルとなる悪魔たち……こちらはしっかりと泳いでいる……を、ニクロムの超重力で水に沈めて(悪魔たちは溺れたくらいでは死なないので安心!)、それでも追いすがってくる根性入った悪魔は、イディエットが怪力任せの攻撃で吹っ飛ばしていく(悪魔だからこれくらいでは死なないからやっぱり安心!)。
 というわけで、悪魔の参加者は、この2人にとっては全く問題にならなかった。
「ええと、あとはなんか触手がいっぱいいるんだっけ?」
「だねぇ」
 問題は、やはりブギー触手モンスターたちか。
 洞窟の中の天井の高さに制限もあるので、2人は水面上すれすれを飛んでいくわけだが、すると水面下から触手を伸ばしてくるブギー触手モンスターたちに対処する必要は出てくる。
「さっきの悪魔たちみたいに沈めちゃえば?」
「それでもいいけど……まぁ、少しくらいは泳いでこようかな?」
 この触手も同じように沈めるのでは芸がないという事で、ニクロムは水の中へと潜っていく。
 ようやく水泳大会らしくなってきましたよ。(そうかな?)
 水の中であろうと関係なく燃え続ける護りの蒼い炎を纏ったまま、イカやタコのような姿のブギー触手モンスターに向かっていくニクロム。
 全く無防備に触手の中に突っ込んでいき、絡まれるのだが……その触手は次々と蒼い炎に燃やされていく。
「どうかな? 水中で火傷するなんて思ってもみなかったでしょう!」
 こうしてニクロムは、近付く触手を燃やしながら泳いでいく。

 一方で、そんなニクロムに近付いてはかなわんと、水面上で浮遊するイディエットに狙いを絞った触手モンスターたちもいた。
 ……が。
「触手……私もいっぱい生えてるけど親戚かな?」
 違います。 
 というか、ラスボスの魔物体から生えている触手とは格が違うと言いますか。
「イディエットパ〜ンチ」
 少女のわりと気の抜けるような掛け声とともに、うぞうぞと蠢き放たれる【それが残すのはただ破壊だけである】による触手群による圧倒的な破壊力の物理攻撃。
 襲い掛かっていった触手モンスターたちは、正面からカウンター気味に攻撃を喰らって……その全てが一切の容赦なく吹き飛ばされていった。悠然と浮遊するイディエットの身体にも、飛行にも、一切何の影響も与えることなく。

「さ、それじゃゴールを目指そう」
「このあたりは水上フロートのゾーンかな? 飛んでいくから関係ないけどね」
 というわけで、反則上等な2人は、物理で悠然とゴールを目指して突き進むのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

霧沢・愛里
◎❤❤❤
まだ水着の季節には早い気がするけど、お父様の予知したお仕事だもの、あいりも頑張るね❤

というわけで水着を着て出撃。デザインは…ご想像にお任せ❤

普通に進めるうちは普通に泳いで進む。
フロートは罪業邪樹禍『執着』で掴んで安定させつつ渡っていって、他の参加者さんの対戦では「心意戮葬」での【催眠術】であいりの居場所を誤認させたりして落としていくよ。

…って、何これ触手…!?
や、水着の中まで入ってきて…だ、ダメぇ!
お父様の触手みたいでなんか抵抗できなくなっちゃう…!

…けど、やっぱりお父様のじゃないからダメ…!
(「万象斬裂」で触手を【切断】)
…悪魔さんだし、触手もげるぐらいは平気…よね?


ヴィクトーリヤ・ルビンスカヤ
◎♥♥♥
※トーリは心中でツッコミ
※水着は清楚な白ビキニ
※自然罠は一任、自重不要

りんごお姉さまに「泳ぐだけの簡単な戦争」って
オススメされたからクトも参加なの♪
それに最近暑いから水泳大会は嬉しいのよ

ふぇ?ココは浮島の上を歩くのかしら
ひゃわ、イカさんやタコさんがにゅるにゅるっ!?
あふぅっ、んぅああっ…♡
…ってダメ、クトはおいしくないのよっ!?
※絡まれる姿は無意識にセクシー

えーと、今度は…あ、コレ知ってるのよ
悪魔の娘とスポーツチャンバラなのねっ!(ふんす)
使っていいなら【罰を贖う者、正しき怒りを火に焚べよ】を
スティックに纏わせるけど、ダメだと大変かしら?

それでもゴールのりんごお姉さま目掛けて急ぐのよ♪




「お父様の予知したお仕事だもの、あいりも頑張らないとね❤」
「泳ぐだけの簡単な戦争ってお姉さまにもオススメされたからクトも参加なの♪」
 などと言いながら水着姿で準備運動をしている、同じ寮からきた2人の猟兵。
「まだ水着の季節には早い気がするけど……」
 霧沢・愛里(ヌーベル・エルダー・f34610)は、母親譲り(?)の三角ビキニに身を包んでいる。母にはまだまだ及ばないものの、早熟でたわわな肢体はビキニの面積を小さく見せていた。
 そんな愛里は、お父様と慕ういちごの予知という事で張り切っていた。
「でも、最近暑くなってきたから、水泳大会は嬉しいのよ」
 一方で、清楚な白いビキニに身を包むヴィクトーリヤ・ルビンスカヤ(スターナイトクルセイダー・f18623)……今はメイン人格のクトの方……も、清楚なカソックの下に隠れていた白い艶めかしい肌を無自覚に晒して笑顔を浮かべている。
 こちらはお姉さまと慕ういちご……ではなくその同僚の別人に色々拭きこまれていたらしく、年下の愛里よりも少し子供っぽい性格もあって、純粋に水泳大会を楽しみにしている様子。
 もちろん、クトの期待するような普通の水泳大会ではないわけなのだけれども。

 とりあえず最初のうちは、2人とも普通に泳いでいった。
 周りを泳ぐ悪魔たちもいるが、そんな悪魔たちとの妨害合戦が始まるよりも先に、多量の浮島が見えてくる。
「ふぇ? ココは浮島の上を歩くのかしら?」
「そうみたい。気を付けて行きましょう」
 下手に力をかけるとバランスを崩しそうなフロートの上になんとかあがった2人。
 そこで愛里はフロートに【罪業邪樹禍『執着』】による見えない手を添え、できるだけ安定させながらゆっくりとバランスを取って先に進んでいった。
 だが、周りに悪魔たちもいる中で、そうのんびりと進むことなどできそうもない。
 2人の周囲を囲むように、ウレタンの棒を持った悪魔っ娘たちが集まってくる。
「……あ、コレ知ってるのよ。悪魔の娘とスポーツチャンバラなのねっ!」
 クトの言う通り、そのウレタン棒でのチャンバラで妨害しあえという事のようだ。
 不安定な足場もものともせずに棒で殴りかかってくる悪魔っ娘の攻撃を何とかかわしつつ、愛里とクトも辺りに置いてあったウレタン棒を手に取る。
「ここからは、参加者同士の対戦ということなのね」
「クト達も技を使ってもいいのよね?」
 どうせこの大会は反則上等ルール無用。
 ならば問題ないだろうと、クトは手にしたウレタン棒に【罰を贖う者、正しき怒りを火に焚べよ】による浄化の炎を纏わせ、その力で悪魔っ娘たちをしばき倒していく。
 愛里もまた、術式「心意戮葬」を用いた催眠術で、悪魔っ娘たちの認識を誤魔化し、明後日の方向に自分たちがいると誤認させるなどして、次々と悪魔っ娘たちを水の中へ叩き落としていった。

 2人の奮闘で通常の悪魔の参加者は少なくなってきたのだが、そこに。
「……って、何これ触手……!?」
「ひゃわ、イカさんやタコさんがにゅるにゅるっ!?」
 水面下で集っていたブギー触手モンスターたちが、2人目掛けて一斉に触手を伸ばしてきた。
 足元から絡みつく触手によって、2人は瞬く間に囚われてしまう。
 身体の上を這いまわる触手は、容赦なく2人の太ももを撫でまわし、豊かな乳房をこねくり回すように絡みついてくる。
 やがて水着のブラが引き剥がされ、2人の美しい形をした豊かな乳房がポロリと曝け出されてしまった。
 それどころか、腰を覆うボトムの中にまで触手は忍び込み、割れ目の上を、お尻の穴を、なぞるように蠢き始める。
「や、水着の中まで入ってきて……だ、ダメぇ!」
「……ってダメ、クトはおいしくないのよっ!?」
 触手によって胸を揉みしだかれ、全身を撫でまわされ、股間を弄られて……2人はだんだんと悶え始めた。触手の粘液にそういう効果があるのか、それともこのあたりにそんな薬品やらガスやらが漂っているのか、次第に不快感よりも快感が勝り始め……。
「あふぅっ、んぅああっ……♥ いちごちゃんの、みたい……♥」
「お父様の触手みたいでなんか抵抗できなくなっちゃう……♥」
 不安定なフロートの上で、艶めかしく悶え踊らされるのだった。
 ……どうでもいいけど2人とも、触手といえばやっぱりいちごなんですね。でしょうけども。

 とはいえ、いつまでも触手で悶えているわけにもいかない。
 いちごを思い出すとは言っても、いちごの触手ではないわけだしね!
「……けど、やっぱりお父様のじゃないからダメ……!」
 何とか正気を取り戻した愛里によって、触手は次々と切断されていく。空間を切り裂く術式「万象斬裂」によるものだ。
 同時にクトも、先程の浄化の炎で触手を焼き払っていく。
「……悪魔さんだし、触手もげるぐらいは平気……よね?」
「燃えちゃうの平気じゃなかったら大変なのよ……」
 まぁ、ブギー触手モンスターもこの世界の住人だし、大丈夫じゃないですかね?
「と、とにかく先に進みましょう。お父様の為にも」
「そうなのよ。ゴールのお姉さま目掛けて急ぐのよ♪」
 ……クトの内心で、副人格であるトーリが、ゴールにお姉さまもお父様もいないけどねとツッコミを入れているが……まぁ、2人のモチベーションがそうなら、もうしばらくは黙っておきましょうか、ねぇ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

メサイア・エルネイジェ
イカとタコ?
弱そうですわね
これなら楽勝ですわ!
でもわたくし水着持ってませんわ
なのでお借りしますわ
色はピンクがいいですわね
ピンクはわたくしのソウルカラーですわ!
…なかなか際どいですわね
でも細かい事を気にしている場合ではありませんわね

ぬぬぬ…フロートの上でバランスを取るのは難しいですわ
落水してしまいましたわ
早く復帰しないと…ひぇっ!?
ウネウネヌメヌメしたものが絡み付いてきましたわ!触手ですわ!
ちょっと!そんなところを触ってはダメでしてよ!
そうこうしている内に水着の中にまで入ってきて…お嫁にいけなくなってしまいますわ!でもひとりで致すのよりいいですわ…思わずはしたない声が出てしまいますわ…


シャーロット・キャロル
◎ ♥♥♥
水着着用が義務だそうですし以前用意した星条旗ビキニ姿でレースに参加しますね

洞窟を泳いで進んでいきますが油断してた所にトラップが現れるのは世の常でしょうか
突然洞窟の壁に張り付いて動けなくなる私

壁の横には立て看板がありそこには「この壁は水着だけを強力に吸着する効果がありますあしからず」の文字
そんなトラップまであるんですか!?

壁に張り付いた水着はびくともしないですしここは背に腹は代えられない……と水着を脱いで脱出
か、壁からは抜け出せましたが身に纏う物すらない状況。とにかくゴールへと向かおうとすると触手モンスターにやっぱり襲われちゃいます!
(触手に襲われる内容はお任せ 手加減抜きで)




「水着着用が義務だそうですけど……」
「でもわたくし水着持ってませんわ。どうしましょう?」
 星条旗ビキニ姿も眩しいシャーロット・キャロル(マイティガール・f16392)に言われ、水着を持ってきていなかったメサイア・エルネイジェ(放浪皇女・f34656)は少々困っていた。
 さすがにキャバリアに乗る時のパイロットスーツではダメだろうと、大会スタッフの悪魔たちに問い合わせてみると、どうやら水着を貸してくれるらしい。
「よかったですね」
「ええ、本当に助かりましたわ。……あら、水着の種類を選べるんですの? でしたら色はピンクがいいですわね! ピンクはわたくしのソウルカラーですわ!」
 という事でリクエストしたメサイア。
 ピンクですか……と少々渋っていたスタッフにごり押しして用意してもらった水着は……。
「えっと……なかなか際どいですわね」
 ピンク色のワンピース水着ではあるが、かなりきつめのハイレグだったり、胸の部分も紐というほど細くはないものの横乳も丸見えになるほどだったりと、かなり大胆なものだった。
 とはいえ、その色でリクエストしたのは自分ではあるし、背に腹は抱えられない。
「……でも、細かい事を気にしている場合ではありませんわね」
「ええ、レース頑張りましょう」

「このあたりはブギーモンスターもいないみたいですね」
「出てくるにしても、イカとタコ? 弱そうですわね。それなら楽勝ですわ!」
 2人は当初順調に泳いでいた。
 妨害してくる悪魔の数も多くなく、予知で言われていた触手モンスターもその姿を見せない。実に普通の水泳大会のようだ。
 だから、到達したトラップエリアも、無意識のうちに少し軽く見てしまっていたのかもしれない。
「これは、浮島ですかね?」
「この上に上がって進めばよさそうですわね」
 大量のフロートが流れてくるエリアに到達した2人は、バランスを取りながらその上に立ち上がる。
「ぬぬぬ……フロートの上でバランスを取るのは難しいですわ」
「落ち着いていけば何とか……。揺れて不安定なら、洞窟の壁にそって進めばいいんじゃないでしょうか」
「ああ、それはよさそうですわね」
 不安定な足場の上だが、それでも今のところ妨害してくる敵も現れてはいないので、それで2人とも油断してしまったのだろう。
 トラップは、足場のフロートだけではない、という事には思い至らなかったのだ。

「ひゃっ!?」
 メサイアを先導して先に壁へとやってきたシャーロットが、急に悲鳴をあげて壁にくっついてしまった。
「きゅ、急に止まらないでくださいまし……きゃああっ!?」
 そして、シャーロットが急静止したことでバランスを崩したメサイアは、そのまま足場のフロートから足を踏み外して、どぼーんと水に落ちてしまう。
「だ、大丈夫ですか? ……くっ、なんで急に、こんな動けなく……?」
 落ちたメサイアを助けようとするも、何故か身体が……というよりも、身に着けていた星条旗ビキニがピタッと洞窟の壁に張り付いていて身動きが取れない。
 よく見ると、壁には看板がはまっていて、そこにはこう記載されていた。

『この壁は水着だけを強力に吸着する効果がありますあしからず』

「そんなトラップまであるんですか!?」
 あるんだから仕方がない。
 ぴたりと張り付いた水着をどうにかしなければ、ここから身動きが取れそうにないのだった。

「早く復帰しないと……ひぇっ!?」
 一方で水落ちしたメサイアの方は、ついに現れたブギー触手モンスター、イカやタコのような触手の群れに襲われていた。
 どうやらフロートから落ちた人を狙って群がってくるらしい。
 先程はイカやタコくらい楽勝……などと言っていたメサイアだがいざ現れてみると、その数には手も足も出ず……。
「ちょっと! そんなところを触ってはダメでしてよ!」
 水着の中へと入り込んだ触手が蠢くことで、ただでさえきわどかった水着は簡単にずれてしまい、メサイアの豊かな乳房がポロリと零れてしまう。触手はそんな乳房を揉みしだくように絡みついて、さらに激しく蠢き始めていた。

「……仲間のピンチを見過ごしては正義のヒロインの名折れ。ここは背に腹は代えられない……!」
 水中で触手に襲われもがくメサイアを見て、シャーロットは決断する。
 自ら水着を脱ぎすて全裸となると、メサイアを助けるべく水中に飛び込んだのだ。
 豊かなプロポーションを全て晒した裸のままだが、今はそれを気にしている場合ではない。とにかくメサイアを救出して早くゴールまで向かおう……そう思っていたのだが。
「くっ……こっちにも来た。いやああああっ!?」
 だが、案の定、飛んで火にいるなんとやら。シャーロットもやっぱり、ある意味では予想通りに、触手モンスターに襲われることになったのだった。
 既に裸であるシャーロットは、僅かにも身を護るようなものはなく、絡みついた触手はすぐにシャーロットの秘所を探り当て、そのあたりを擦りあげる。
「ひゃああっ!? そ、そこは……んんっっ……」
 触手の吸盤が胸に吸い付き、先端を吸われるような刺激が脳天に走れば、胎内に潜り込んだ触手がナカから絶妙な快感を与えてくる……。

 一方のメサイアの方も。
「……お嫁にいけなくなってしまいますわ! ああんっ……♥」
 水着のボトムの方まで侵入した触手によって、秘裂を弄られて喘ぎ声をあげる羽目になっていた。
(「でもひとりで致すのよりいいですわ……」)
 お嫁に行けなくなってしまうと嘆きながらも、自慰行為では得られない激しい快楽に、だんだんと身体は熱を帯びたように朱に染まっていき、思考は真っ白に蕩けていった。
「ひゃあああん……も、っとぉ……♥」
 思わずはしたない喘ぎ声をあげてしまうが、それすらも意識できない程、与えられた刺激に押し流されてしまうメサイアだった。
「ああっ……だめ、このままじゃ……んんっっ♥」
 そしてシャーロットもまた、すっかり触手に翻弄され、メサイアを助けることもゴールに向かうこともできそうになく……。

 こうして2人はこのまましばらく触手に弄ばれることになったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

郁芽・瑞莉
♥♥♥◎♂♀

水着は戦争の勝敗にも関わるという事で競泳水着と結構ガチ。
ですがザコ敵ことブギー触手モンスターたちの妨害に大苦戦。

単純ですが数で攻められるのは厳しい、ですがザコ敵推して通りますよ!
などと舐めて掛かったのが運の尽き。
そうでした、この世界は猟兵並みの身体能力なんでしたよ!?

あっという間に捕まってしまうと競泳水着をに触手を潜り込ませて。
ガチガチヌルヌルにしたら剥いでどちゅんと蹂躙。

解放後は水着が無いとね!という事で触手寄生型競泳水着を強制装着。
その後は水着に弄ばれながら、ゴールを目指す事に。
そんな発情状態な女性を他の参加者が放って置く訳なく。
妨害と称してどちゅんどちゅんされまくりますよ♥


始・月夜
◎♥♥♥

あぶなさ満載な競泳…
でも、これくらい乗り越えれなくては、先輩に追いつけ…
じゃなくて、世界の危機を防げないから、死力を尽くして突破していかないと!

桜色のガーリーなビキニを着て、いざレースへ!

妨害をかわしながら進んでいくけど
ゴールとは違う方向へ追い込まれているような…

…くっ…!触手モンスターと挟み撃ちにされてる!?
これが狙いだったのか…!?

必死に抵抗するけど、体中に触手が…!
水着も剥ぎ取られ、いけない所を直接…

…そのまま何度も好き放題された上に
後からどんどんやって来る者達にも
代わる代わる…

心とは裏腹に高まる熱…
このままじゃいけない…!
堕とされる真際に桜の癒やしで眠らせて、必死にゴールへ…!




「あぶなさ満載な競泳……」
 桜色のガーリーなビキニを着た始・月夜(月式疑造神器行使型人造桜精・f22688)は、大会が始まる前から不安でいっぱいだった。
 そんな月夜に、郁芽・瑞莉(陽炎の神和・f00305)が声をかける。
「それでもこれが戦争の勝敗にかかわるんです。ガチに行きましょう」
 ガチと口にするとおり、瑞莉の姿は競泳水着だ。
 そんな瑞莉の気迫に当てられたのか、月夜もこくりと頷き決意を新たにする。
「そうですね。これくらい乗り越えれなくては、先輩に追いつけ……じゃなくて、世界の危機を防げないから、死力を尽くして突破していかないと!」
 意識する憧れの先輩のことも一瞬頭によぎったが、それよりも猟兵としての役目を思い出し、月夜もまたレースへと挑んでいく。

 とはいえ。
 いざレースに出てみると、そんな2人を翻弄するような運命が待ち受けていた。
 2人は懸命にゴールを目指して泳いでいたのだが、妨害に現れるイカやタコのような触手を持つブギー触手モンスターや、大会参加者である男性悪魔たちに囲まれ、なかなか思った方向へと進めなくなっていた。
「……これ、ゴールとは違う方向へ追い込まれているような……?」
 気がつけば、前方には大量の触手モンスター。後方からはイヤらしい笑みを浮かべた男性悪魔たち。
「……くっ……! 触手モンスターと挟み撃ちにされてる!? これが狙いだったのか……!?」
「ザコ敵な触手モンスターくらい、力押しで押し通るまでと思っていましたが……単純ですが数で攻められるのは厳しいですね……。それに、そうでした。この世界は猟兵並みの身体能力なんでしたよ!?」
 妨害に来る敵を雑魚だと少し侮ってしまったが故の油断だっただろうか。
 だが後悔しても後の祭り。
 2人はそのまま、ものすごい数で襲い掛かってくる大量の触手モンスターの群れに呑み込まれていくのだった。

「いやっ……!?」
「水着が……」
 2人とも懸命に抵抗はするが、それも虚しく、あっという間に捕まったかと思えば、そのまま一気に水着を剥ぎ取られて素っ裸にされてしまった。
 そして剥き出しになった裸の上を、隅々までなぞるように、触手が蠢いていく。
 口の中に触手の先端を潜り込ませ粘液を飲ませるように、瑞莉の豊かな胸を揉むように、月夜の控えめな胸を舐めるように、胸の先端に吸盤が張り付いて吸うように、お尻の穴をほじくるように、秘所の割れ目の上を擦るように、そして秘所を貫き中から擦りあげるように……。
 全身を隅々まで、触手モンスターに犯されていき、2人ともその強烈な刺激の波に、何度も強制的に絶頂を迎えさせられてしまう……。

 こうして触手モンスターに好き放題蹂躙された2人だが、それはまだ始まりに過ぎなかった。
 触手の粘液で全身ドロドロにされた状態で解放された2人を迎え入れたのは、2人を追い詰めていた男性悪魔たち。
 彼らは、幾度となく絶頂させられ思考も虚ろな2人に、触手水着を無理矢理に着せると、そのまま2人を引っ張って別の場所へと泳ぎ始めた。
 全身が敏感になっているうえに、水着の中で細かく蠢く触手の刺激で身体が強制的に発情させられてしまい、ますます思考が真っ白になっていく2人は、そのままゴールとは別の場所、洞窟の中の少し開けた小部屋へと連れ込まれてしまう。
 そこで男性悪魔たちは、かわるがわる2人の身体を蹂躙していった。
 瑞莉の豊満な身体を好き放題に揉みしだきながら、そのナカに何度も何度も精を注ぎ込んでいく。
 月夜の小柄な身体が壊れそうなほどに、上の口と下の口を同時に突き上げられ、上から下から白濁液を飲み込まされていく。
 心では拒絶していても、身体は熱が高まり、火照った身体はそんな凌辱を受け入れて昂っていってしまう。

 そうして、2人はそのまま後からやってくる者にまで、何度も何度も好き放題にされていく……。

 しばらくたって、男達が2人を蹂躙し尽くした頃、それでもまだ心は堕ちきっていなかった月夜が【桜の癒やし】で男たちを眠らせることで、ようやく2人はこの場を逃れることができたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

リリーアンナ・リリスゼロワン
◎♥♥♥♂♀♂♂

触手だらけの水泳大会――、なんだか楽しみかも♡

水着は水色のフリル付きビキニを着てくるね。

UCでスピードアップして、トラップもスイスイ回避していくよ!
変な攻撃をしてくるザコも攻撃力&防御力アップでふっとばしていくよー!

(78秒後)
なんだか眠たくなってきちゃった…。
おやすみ…。Zzzzzzzzz...

(それから1分後)
ううっ…て、あれ?
なんかいっぱいうねうね絡んできてるー!
水着の中にも入ってきちゃったし、吸盤みたいなのが吸い付いてる!
このままじゃ…僕…、あ、あんっ♡
×××までしごいてるし、穴にも入ってきた…♡
水着もいつの間にか脱げてるし、全身ヌルヌルされちゃって…、ひゃんっ♡
もうダメ♡イク♡イクぅーーーーーーっ♡




 触手だらけの水泳大会も中盤を迎え、少しずつ脱落者も増えてきた。
 中には猟兵の脱落者も多く、レースの過酷さを物語っている……まぁ、過酷さの内容は内容ですけどね?
 そんな中、水色のフリル付きの可愛らしいビキニを着た少女(?)が軽快にトラップをかわしながら、すいすいと突き進んでいた。
「触手だらけの水泳大会、なんだか楽しみかも♥」
 などとスタート時には満面の笑みで呟いていたリリーアンナ・リリスゼロワン(《リリーアンナシリーズ》リリスタイプ1号・f35432)その人である。

 中盤に至り、トラップの数も、ブギー触手モンスターの数も増えてきたことから、リリーアンナはユーベルコード【アルジャーノンエフェクト】を発動させる。
 脳内の処理速度、そして己の反応速度やパワー、あらゆる能力を強化したリリーアンナは、洞窟内の水路を高速度で泳ぎ切っていく。
 トラップを発動させても、その影響が出る前にはすでにその場を通り抜け、触手を絡めようと襲ってくるイカタコのような触手モンスターたちの触腕を華麗に避けつつ逆にぶっ飛ばして、まさに向かうところ敵なしといった感じで突き進んでいった。
「スイスイ回避! 変な攻撃してくるザコは、ガンガンぶっとばしていくよー!」
 そう、強化されたリリーアンナはまさに向かうところ敵なし、だった。
 強化されている間だけは……。

 やがて、ユーベルコードを発動させてから数十秒後。
 効果時間の切れた反動でリリーアンナの意識は薄れていく。
「なんだか眠たくなってきちゃった……。おやすみ……」
 残念ながら、この水泳大会は、長距離の遠泳なのだ。効果時間のあるユーベルコードが最後までもつ様な短距離ではなかったのだ。
 ゆえに効果切れしてしまうこと自体はあまりにも当然。
 だが問題は、このユーベルコードの反動は、昏睡してしまうということ。
 リリーアンナは、泳いでいる最中に突然意識を失い、そのまま水の中へと沈んでいく。安らかな寝息をたてながら……。

 そして、先程までリリーアンナに吹っ飛ばされたり、置いてきぼりにされたザコのブギー触手モンスターが追い付いてきたのだった。

 意識を失い水の中を漂うリリーアンナに、モンスター達の触手が伸びてきた。
 手足に絡み、動き出さないように拘束すると、さらに水着で隠された胸や股間へと触手の先端を潜りこませていく。
 薄いペタンとした胸の上に吸盤を吸いつかせ、膨らみを育ててやらんとばかりに揉み始めたり、先端に吸い付いた吸盤がまるで口のように小さな突起を咥え込んで吸い出していったり。
 あるいは、股間へと伸びた触手は、女子にはありえない器官を見つけ、それに絡みつくと、ゴシゴシとしごき始めるように絡みつき、先端を咥えるように吸盤を張り付けて吸い出すような動きを見せる。
 そう。リリーアンナは実は男の娘。
 だから、そこには立派なペニスがあって……そして触手の刺激によって大きくなり、固くそそり立っていく。
 その刺激が、昏睡していたリリーアンナの意識を呼び戻していった。
「ううっ……て、あれ? なんかいっぱいうねうね絡んできてるー!?」
 ある意味幸運なことに、触手が蠢き刺激を与えてくれたおかげで、水中で意識を失っていたリリーアンナは、溺れずに済んだわけなのだが……だからと言ってそれが幸運だとは思えない。
「このままじゃ……僕……、あ、あんっ♥」
 水着の中に入り込んだ触手は、乳首を、ペニスを、尻の穴を、的確に狙って強烈な刺激を与えていく。男の娘だって……いや、男子だって、乳首を刺激されると感じるのだ。吸盤に吸われて痛いくらいに乳首も隆起していき、さらにその結果僅かな刺激さえも脳天を貫くほどの快感を与えてくる。
 尻の穴もだ。中に挿入された触手が、身体の内側の弱い所を探り当てては、そこを重点的に擦るように前後に蠢動していては、膣内を蹂躙された女子のような喘ぎ声をあげてしまっても無理はない。
 それだけでも刺激が強すぎる中で、さらにペニスをしごかれ亀頭を吸われているのだ。もはやリリーアンナは、正気を保つこともできない程の刺激の波に流されていくしかなかった。津波のように押し寄せる快楽が、胸から尻からペニスから、絶え間なく連続でリリーアンナの意識を刈り取ろうと襲い掛かって来る。
「ひゃんっ♥ もうダメ♥ イク♥ イクぅーーーーーーっ♥」
 快楽に耐えきれずに、リリーアンナのペニスからは海底火山が噴火するように白濁のマグマを放出していく。
 だが、放出したところで触手が解放してくれるわけもなく、一度イって敏感になったところにさらに刺激が与えられ、再びペニスを立たせられていく。
 いつの間にか水着は全て脱がされており、一糸まとわぬ裸となったリリーアンナの全身は、どろどろの粘液まみれになっていた。それが触手が分泌したものなのか、リリーアンナ自身が放出した白濁の精なのかも判別がつかないほどに。

 リリーアンナはこのまま延々と、イかされてもイかされても終わらない触手の責めに晒され続けていくのだった……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ロベリア・アナスタシア
◎❤❤❤♂♀♀♀
触手ブギーモンスター入りのデストラップ(意味深)レース?
それはそれは、実にイケない香がするわ……♪

決まりだというので、水着(スリングショット♪)を着用して参戦♪
気のせいか参加者の悪魔君たちの注目を浴びちゃうけど
ブギー触手モンスターも同じだった様で、瞬く間に触手塗れ♪
胸部や恥部を吸引愛撫されたり、太い触手をナカに入れられたりして
快感漬けにされちゃう❤(でも悦んで受け入れちゃう)

――……違うのよ、遊んでる訳じゃないのよ?
その証拠に、私に見とれて付いて来ちゃったワルい悪魔は一緒に
触手塗れになって脱落(妨害)していくし、私もただヤラれる訳なくて
気持ちいい快感を糧に【UC】を発動して、触手モンスターをへなへなに
して突破してるわよ、本当よ?

……でもやっぱり触手は気持ちいいわ♪


篁・綾
♥♥♥
アドリブ歓迎。色々お疲れ様です。
水着は際どい黒のマイクロビキニを着用。

戦場では雑兵も大事でしょうけど、この場合暗に雑魚だと言われているような…
まぁ、そんな連中に後れを取るつもりはないわ(フラグ)。

【水中戦】で水中を、【水上移動】で水上を移動しつつ、【だまし討ち】や【残像、目潰し】等の搦め手と【鎧無視攻撃】等の直接的な手段を使い分けながら先に進むわ。
……通り道のを蹴散らしながら進んで来たけれど…多くないかしら?(無自覚に水着で【誘惑】し【おびき寄せ】た結果、次第に増えるイカ・タコとイソギンチャクに眉を潜め)
(頑張って蹴散らして進むものの、捕縛トラップに引っかかって動きを封じられた挙げ句、厄介な特殊攻撃(媚毒だのマヒだの)の餌食に。そして多勢に無勢で散々嬲られ、結局捕まる羽目に。
捕えた後のザコ達はザコっぽいムーブも兼ねて無闇に集まり、集団で綾を襲う。綾は襲われつつも指定UCを発動し、(身動き出来ないので)生命力吸収と出されたモノの【捕食】によって持久戦に突入する羽目に)




 レースの開始前、スタート地点でやたらと目立つ2人がいた。
 目立つと言うのは、その美貌と類まれなプロポーションもさることながら、水着の布面積がやたらと少ないからだ。
 そのうちの1人、形のいい巨乳を惜しげもなく晒して……といってもぎりぎりその先端の桜色だけは見えないようになっているまるで紐のようなスリングショットを着ているロベリア・アナスタシア(『媚薬』と『快楽』を愛する美魔嬢エルフ・f23913)は、実に楽しそうな笑み浮かべていた。
「うふふ、実にイケない香りがするわ……♥」
 どうやら触手モンスター入りのトラップレースという事で、そちら方面の期待が大きいらしい。
 一方のもう1人は、こちらもかろうじて乳輪が隠れる程度の小さく黒いマイクロビキニの水着を身に着けている篁・綾(幽世の門に咲く桜・f02755)だ。
 綾は、この迷宮に配置されている触手モンスターに想いを馳せていた。
「戦場では雑兵も大事でしょうけど、この場合暗に雑魚だと言われているような……?」
 ブギー触手モンスターの集団が、雑魚敵集団といわれているのは確かではある。
 だから油断しているというわけではないだろうが……。
「まぁ、そんな連中に後れを取るつもりはないわ」
 ……綾はしっかりとフラグを建築していたのだった。

 ともあれそんな目立つ格好というか露出度の2人は、スタートと同時に水の中へと飛び込んでいく。
 布面積の小さすぎる水着は、泳ぐことで身体が少し動くたびにずれかけて、2人の抜群のプロポーションを曝け出そうとギリギリの攻防を続けてしまうのだった。というかまぁ、豊満な胸が揺れるたびに、紐もマイクロなビキニも当然ズレるよね、桜色の先端が今日はしてしまうよね、という至極当然な結果ではあるわけだけども。
 そんな様子を見ていた周りのレース参加者の悪魔たちは、見えそうで見えないギリギリ感がかえって目を離せなくなり、興奮の坩堝へと叩き込まれていった。

 とはいえもちろん、お色気ばかりではない。
 2人の水中での戦いっぷりも一見に値するものだった。
 特に綾。
 水中でありながら華麗に泳ぎ、ブギー触手モンスターの死角へとうまく回り込むように泳ぐなどの搦め手、あるいは水上を高速で駆けて残像を残しつつ、残像を使ってのだまし討ちなど、見事に敵を翻弄して攻撃を仕掛けていた。
 ただ、それでもあまりにも敵の数は多かった。
 ロベリアと綾の水着姿がが誘惑になっていたのだろうか。
 群がってくるブギー触手モンスターの数は尋常ではなく、それに対し激しい動きで避けようとしていると次第に布面積の少ない水着はズレて、身体を覆う役には立たなくなっていき、胸が露出したと一瞬気を取られたところを触手に絡めとられてしまう。
 それだけではなく、触手モンスターの持つ毒……媚毒を注入されてしまい、身体が弛緩してしまった綾は、最早触手に抵抗する術を持たないのだった……。

 え?
 ロベリアですか?
 ……綾ほどの戦闘を見せる事もなく、というか自ら望んで触手モンスターに捕まりに行きましたが何か?
 まぁ、ロベリアの場合、これが平常運転ですしね?

 というわけでブギー触手モンスターに捕まった2人は、あっという間に水着を引き剥がされて素っ裸とされてしまった。
 豊かな胸を揉みしだくように蠢く触手、前の孔にもお尻の穴にも潜り込んでくる触手、口の中にねじ込まれて媚毒を注ぎ込んでくる触手。
 あらゆる触手のオンパレードが、2人の身体を嬲り弄んでいく。
 ごつごつとした太い触手に秘洞を擦られ、触手がナカで前後に蠢動するたびに快楽と喜びが押し寄せてきてしまい、自らもッと求めるように腰を振りながら声にならない叫びをあげてしまうロベリア。
 胸の先端に吸い付いた吸盤が、まるで母乳を吸うように乳首を責め、その強すぎる刺激が媚毒によって押し寄せる快楽へと変換され、胸への刺激だけで絶頂しそうになる綾。
 もちろん綾の秘裂も触手によって掻き回されているし、ロベリアの胸も触手によって激しく揉みしだかれていく。
 2人はそのまま快楽付けになっていった。
 そしてそんな2人の痴態に見惚れた、周りのレース参加者の悪魔たちは、完全にレースを中断して2人が犯されていく姿をじっと見て、中には見抜きまでしてしまう者もいるのだった。

(「……違うのよ、遊んでる訳じゃないのよ?」)
 とはロベリアの心の声。
 触手も他参加者も足止めしているのだから、ちゃんと仕事してますよと言いたいのだろう。きっと。
 そう。自ら望んで触手モンスターに襲われて快楽を享受している風にしか見えないロベリアだが、これはこれで彼女の平常運転。
 気持ちよく快感を貪るほどに【|魔嬢の色欲的仕返し術《ラストライク・リベンジ》】によって自らの力を高め、触手モンスター達を(性的に)喰らい尽くそうとしているのだ。(多分)
 それは実は綾も同じで、触手に囚われて締まって以降は、その責めを耐えつつも、犯されるごとに逆に触手モンスターの生命力を喰らっていく持久戦を仕掛けていたのだ。(一応)
 なので2人はこの後も延々と犯されていく。
 全身をもみくちゃにされ、口も膣も尻穴も触手で激しく書きまわされ、中に粘液を注ぎ込まれても、逆にそれを糧にして触手モンスターを消耗させていくために。
 傍から見ている悪魔たちからすると、延々と終わらない凌辱ではあるけれども。

 実際レース終了まで、2人は大量の触手モンスターを引き付けて、延々と持久戦を続けていたそうな……。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

斎藤・斎
◎❤️❤️❤️
快楽堕ちNG

水中でも撃てる特殊拳銃に非殺傷ゲル弾をロードして、衝撃による気絶やバランス崩しをできるようにして挑みます。ところで私の水着は耐圧装備も含めてのセットなのですが(ちゃんと水着として昨年の水着コンにも出ていますとも)問題ありませんね?

耐圧装備が可ならスクリュー推進でトップ陣に食い込むスピードで、不可でもフック付きロープを上位陣に引っ掛けるなどして上位入賞を狙います。

途中までは順調でしたが、ブギーモンスターの領域で触手に捕らえられ、水着装備の内側に侵入されてしまいます。ナイフに手をかけるも腕ごと触手に絡められて抜くことができません。

さらに厄介な事に、このブギーモンスターは女性の扱い方をサキュバスか何かに習っていたようで、やけに的確に、その、一般的な女性が性的快楽を得るであろう場所を、ん、執拗に刺激して、あ、ああっ!
触手についた吸盤で胸やクリを捉えられ、前後の穴にそれぞれ入るだけ触手を挿入されて前後不覚に。中で暴れられると、剥がそうとする手からも力が抜けてしまって……。




「ちゃんと水着として昨年の水着コンにも出ていますし、問題ありませんね?」
 などと、武骨なデザインのパワードスーツめいた金属製耐圧装備の中から女性の声がする。
 同じようなことを言っていた女性は他にもいたような気もするが、こちらの中身は斎藤・斎(人間賛歌・f10919)だ。
 一応パワードスーツの中身は黒いビキニを着ているので問題はない、のだろうか?
 見る限り、ビキニの上にさらにシャツとホットパンツを着ているので、もしかしたら下着なのかもしれないけれど……。
 ともあれ斎は、耐圧スーツに身を包み、さらに水中でも撃てる特殊拳銃に非殺傷ゲル弾をロードして、万全の態勢を整えてレースに挑むのだった。

 耐圧スーツに装備されているスクリューの推進力で、斎は水中を進んでいく。
 さすがにその速度は、泳ぎとはくらべものにはならず、斎は快調にトップグループに食い込んでいった。
 このまま上位入賞も狙う勢いで、妨害をしようとする周りのレース参加者の悪魔も、触手を絡めようと伸ばしてくるブギーモンスターも置き去りにして進んでいく。
 まだまだ序盤はブギー触手モンスターも散発的なため、多少近付いてきた相手もゲル弾を当て、その衝撃で意識が飛んだ隙をついて抜け出し、順調に進んでいった。

 ……ブギー触手モンスターが散発的なうちは。

 やがて、斎を含む上位陣はブギー触手モンスターが数多く潜むエリアへと到達した。
 斎の手数を上回る数の触手が伸びてきてしまえば、特殊拳銃ではさばききれず、耐圧スーツのスクリューの速度をもってしても振り切ることはできなくなってくる。
 結果、1本の触手が脚に絡まったところで運命は決してしまった。

「……っ!」
 脚に巻き付いた触手が、さらに装備の内側へと潜り込もうと蠢いてくる。
 斎はそれでも慌てずに、ナイフで触手を切り落とそうとするのだが……ナイフを取り出そうとした腕に、今度は別の触手が絡みついてくる。
 既にこの中は触手の領域。
 泳ぎを止められてしまった斎に、次々と触手は絡みついてきて、そこから逃れることはできそうにない。
 しかも、女性を襲うのに慣れているのか、そういう技量が高いモンスターが集まってきていたのか、スーツの中へと侵入した触手は、妙に的確に斎の身体を攻め立てていく。
 足元から侵入したものが、太腿に絡みつき、そのまま内腿を擦るように登っていく。インナーとなっている瑞y魏の隙間から侵入すると、割れ目の上を擦るように蠢いていく。
「……ん、執拗に刺激して、くる……あ、ああっ!?」
 そんな触手が、1本2本ではない。次々と絡みつき内側に侵入していく触手の数は増えていき、それによって与えられた刺激は、当然の反応として秘裂の奥から蜜を染みださせ、触手を受け入れていく体制を整えてしまう。
 やがてそのうちの1本が入り口を見つけ、ずりゅずりゅとナカへの侵入を開始した。
 内側のヒダヒダを擦るように蠢く触手の刺激に、たまらず斎は大量の潮を吹いて絶頂させられてしまう。
 するとその潮を呼び水に、2本目3本目と同じ穴へと触手が何本も潜り込んでいき、いつ医のお腹の中を、子宮の中さえも掻き回していく。さらには入りきらなかった触手は後ろの穴からも侵入し、腸の中を擦りあげ身体の中を前後から蹂躙していった。
「あ、ああ……っっっ」
 既に耐圧スーツは、群がる触手によって引き剥がされ、インナーの黒いビキニも斎の身体を隠す役にはたっていない。
 豊かな胸にも触手が絡みつき、吸盤が先端に吸い付いて的確に刺激を与えてくる。
 何本もの触手を飲み込んでいる秘洞の上にある小さな豆にもまるでつまんで転がすように細い触手が絡みついている。
 そうした触手による休むことのない責め苦に、何度も何度も絶頂させられ、快楽の波に押し流されそうになっても、斎は唇をかんで必死に意識を保ったまま耐え津でけていた。
 だが、幾度となく絶頂させられていることにより既に引き剥がそうとするような力はなく、身体の外も内も蹂躙され続ける斎には、これ以上できることは何もなかった。
 ただ、触手モンスターが飽きるまで何度も何度も絶頂させられ続ける中、快楽に落ちないように意識だけを保っているのが精いっぱいで……。 そうして斎のレースはここで終わってしまったのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エリアス・アーデルハイト
◎♥♥♥♀♀♂♀
「エリィ'sライブ♪今日はなんかヤバいトラップありまくりの
レースに参加する事になっちゃった♪」

触手で愚図ってたら生ライバーヤッてられるかと、参加するロリ。
ただ向かっても面白くねぇと思い、観客の悪魔達にリクエストを
取って見れば、案の定『生意気ロリの触手「ワカラセ」プレイ』に。

「あぁん❤いやぁん❤エリィの身体、触手で嬲られちゃう~☆」

水泳中に上ってきた触手ブギーモンスターに捕まるや
着ていたスク水(胸元に「えりぃ」の名前あり、これもリクエスト)
を剥かれ、タコイカに触手で嬲られ、仕上げには『強ザコ』が来て
エリィを美味しく(意味深)頂こうと犯して――

「……『準備運動』はコレでいいよな?」

だが、リクエストに応える事で【UC】の効果を最大限発揮。
触手持ちのブギーモンスター共を逆に屈服させた上で
奴らを踏み台にするなりなんなりしてスピードアップを図ってやる。

(※見た目6歳、中身(思考)40代チンピラ(男)なカンパニーガール)




「エリィ'sライブへようこそー♪♪]
 配信画面の向こうから、幼女の甲高い声が響いてくる。
 彼女は、エリアス・アーデルハイト(見た目は美少女(自称)、中身はチンピラ・f36810)という、いわゆる生主だ。今回のトラップレースを、彼女は自身のチャンネルでライブ配信するつもりらしい。
「今日はなんかヤバいトラップありまくりのレースに参加する事になっちゃった♪ でもでも! 触手で愚図ってたら生ライバーヤッてられるかー★」
 明るく元気な声から飛び出す、触手というパワーワード。
 そしてエリアスの姿もまた、胸元に「えりぃ」の名札のついた旧スクール水着とくれば、ライブ配信を見ている悪魔たちからの欲棒に塗れた弾幕が飛んでくるのも無理はないだろう。
 内容はもちろん、エリアスがやられるところを期待するものばかり。要約すれば、『生意気ロリの触手「ワカラセ」プレイ』を期待するというものだ。度し難い。
 とはいえ、ライブを見ている悪魔たちのリクエストに応えるのも生虫の役目とばかりに、エリアスはその言葉に頷き、明るいロリボイスで返答を続けていた。
 まぁもちろんというか案の定というか、エリアスの中身はそんな見た目通りの幼女ではないので、ただレースするのも面白くないと、リクエスト受ける気満々なわけではある。
 ちなみにスク水も、今回の配信の事前予告の段階で撮っていた視聴者アンケートによるリクエストによるシロモノだ。他の選択肢に合ったマイクロビキニとか紐スリングショットとかよりも、名札付き旧スク水が圧倒的得票でリクエストされるあたり、何とも業が深い。

 そんなレース開始前の一幕も終え、他の参加者とともにレースに挑んでいくエリアス。
 幼女の身体は泳ぐのもそう早くはないので、先行していく他の参加者たちが、次々と触手ブギーモンスターに捕まってあれこれされてリタイアしていくのを、後方から見ながら追いかけていくことになった。
 そうこうしているうちに、だんだんと先行していった参加者たちが落とされて行き、あれよあれよの売りにエリアスが先頭集団へと祭り上げられてしまう。
 すると、襲い掛かって来るのは、戦闘集団をゴール寸前で捕まえようと待ちかまえていた、選りすぐりのブギー触手モンスターたち。
 あっという間に、その伸びてきた触手が、エリアスに絡みついていった。

「あぁん❤ いやぁん❤ エリィの身体、触手で嬲られちゃう~☆」
 手足に絡みつかれ、逃げられなくなってしまったエリアスに、さらにワカラセようと襲い掛かってくる触手群。
 スク水の肩紐に触手が引っかかり、思いっきり引っ張られると当然、つるんと幼いロリ胸が露になって、視聴者たちの興奮した弾幕が配信画面を覆っていく。
 全部剥けという全裸派のコメントと、それを脱がすなんてとんでもないという着エロ派のコメントが争っている間に、更に集まってきた触手はエリアスを犯そうと触手を動かしていく。
 股間のクロッチを触手で引っ掛けられてずらされると、幼き縦スジが無修正のまま配信画面に映し出され、全裸派も着エロ派も画面をしっかり見ようとしてコメントが止まった。
 そして更なる強ザコの極太の触手が、エリアスの幼い割れ目の中に侵入し、お腹のナカで触手の形が浮き上がって見えるほどに激しく奥まで貫いていく。
「んんんん~~部ッと伊野がエリィの中にはいってくりゅぅ~~♥♥」

 そのまましばらく、視聴者のコメント……もっと犯せとか、後ろとの二本挿しとか、口も使ってとか、そんな様々なリクエストにこたえるかのように、触手モンスターはエリアスの身体を嬲り続けていった。
 触手の先端から吐き出される、まるで精のような白濁の粘液が、エリアスの全身を白く染め、半脱ぎのスク水からは、幼き肢体の大事な所がしっかりと見え、そしてワカラセられたロリ顔は、口からよだれを垂らしつつ嬌声をあげてよがり狂っていた。
 ……ように見えた。

(「……『準備運動』はコレでいいよな?」)

 さんざんヤられまくっているエリアスだが、心の中で……それまでの媚び媚びなロリ声とはまるで違う、チンピラ中年助平親父的な口調で、呟いた。
 見た目はロリボディでも脳は40代男性チンピラな彼女(?)だ。
 ここまでの、視聴者のリクエストに応えるようなワカラセ凌辱は、全てが計算通り。作戦通り。
 そのリクエストにこたえるだけ力を増すというユーベルコード【Liver's Creed】の効果を最大限発揮させるためにしたことだ。
 そして視聴者からのリクエストを十分こなし、配信へのスパチャも十分稼げたことを確認したエリアスは、強化された力で一気に触手の高速を振りほどくと、群がる触手モンスター達を踏み台にして、一気にハイスピードでこの場を抜けてゴールへと進んでいく……。

 最終的に、このレースは、スク水脱げかけ白濁塗れの半裸の幼女が優勝したという事で、妙に話題になったとかならなかったとか……。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2022年09月11日


挿絵イラスト