7thKING WAR④〜わんわんは女の子が好き~
●本能ダダ漏れの恐ろしさ
「わおーん!!」
ダダダダダダ、と洞窟中を駆け巡るのは『シバベロス』というケルベロスの亜種。
あちこちをダダダダダダと駆け巡っては……
「わおーん!!女の子ぺろぺろしたい!!わおーん!!!」
「もふもふさせてあげるからぺろぺろさせて欲しい!!わおーん!!」
「おっぱい!ふともも!おっぱい!ふともも!わおーん!!!」
……煩悩120%なことをほざいている。
ブギーモンスターから知恵の布を剥ぎ取ったら理性が吹っ飛ぶとは言うがあんまりにも酷い。
元々シバベロス族はデビルキング法より己の好き嫌いを優先するやべー奴らではあったが、シバベロス属のブギーモンスターは布を剥ぎ取ったら尚の事やべー奴らになっている。色々な意味で。
しかも彼らの理性を取り戻すであろうその理性の布と思しきものは、よりにもよってランジェリーとかキャミソールだかの女性モノの下着の形をして洞窟内のあちこちに散らばっている。
どうしようもねーレベルでやべー奴らだった。
●問1:これを予知したグリモア猟兵の心情を述べよ
地籠・凌牙(黒き竜の報讐者・f26317)は最早宇宙ドラゴニアンを通り越した虚無顔になっていた。
この概要を淡々と語る間まるで真理の門の向こうを見るに至り全てを悟りすぎてしまったかのような虚無がこれでもかと詰められていた。
まあ、うん。よりにもよってこんな予知をしてしまった不運を引いたのは恐らくかつて殲神封神大戦において鴻鈞道人に身体を乗っ取られてしまったよりもやべーファンブルとしか言いようがない。
「まあ、うん。現地住民に話を聞いてみたら洞窟にいるシバベロス共は同族の中でも己の欲望に忠実なやべー奴らの一派らしい。知恵の布すら自分たちの好み優先でデザインしたんだと」
一応名誉の為に現地住民の無事なブギーモンスターたちに話を聞いたらシバベロス全員がこうというワケではなく、特にやべー奴らが洞窟に閉じ込められて布を剥がされたのだろう、とのこと。
やべー奴の布を剥ぐことで近づけさせる気力すらなくさせてガチデビルとその支持者たちが有利なように戦況を運んでいこう、ということであろうと推測される。
それを語るブギーモンスターたちは「とんでもねーワルすぎて怖い」と身体をガタブルさせていたとか。
同じシバベロス属のブギーモンスターすらも震えるレベルのやべー連中の理性を何者かが溶かしてしまったようだ。何てことしてくれたんだ本当に。
「女だったら油断を誘って被せられるだろうが、流石に同じ男として女をこの戦場に行かせるワケにはいかねえ……」
とは思っているが、それでも行く!と決意が硬ければ転移陣を開いて案内するので別に性別の垣根が気にならないなら戦場に向かっても良いし、向かわなくても良い。
とりあえずどっちにしろ凌牙は今から胃が痛くて痛くてしょうがなかった。
御巫咲絢
よりによって最初に思いついた今回の戦争シナリオがこんなクソシナリオでした。
このシナリオがトンチキシナリオでなかったら世界の理が乱れています。
というワケでどうもMSの御巫咲絢です。シナリオ閲覧ありがとうございます。
御巫のシナリオが初めてだよって方はお手数ですがMSページもご一読くださるとたいへん助かります。
もうOP通りの(煩悩が)酷いシナリオです。
名誉の為に申し上げるとみんながみんなそうじゃないので、このシナリオ以外のシバベロス属ブギーモンスターはもっと真っ当です。はい。
シナリオの舞台となる洞窟は大した財宝もないのに罠だけこれでもかというぐらいにびっしりでそんな中理性を失い女の子ゲヘヘヘな煩悩まみれになってるブギーモンスターに知恵の布を被せて大人しくさせてください。
知恵の布がすでに理性がないデザインしてないかって?気の所為だよ。
●シナリオについて
当シナリオは『戦争シナリオ』です。一章で完結する特殊なシナリオとなっています。
また、当シナリオには以下のプレイングボーナスが存在します。
●プレイングボーナス
知恵の布を回収し、ブギーモンスターに被せる。
●プレイング受付について
OP承認時から受け付けております。
執筆は現在執筆中の『ヤルダバオトの死の行進-最終楽章-』が終了してからとりかかる予定の為、お時間を少し頂きます。
GW中には手をつけられるように致しますが、それも踏まえてご投函いただけると助かります。
最低でも4名様はご案内予定ですが基本的には少人数進行予定です。予めご了承ください。
それでは皆様の煩悩を払うプレイングをお待ち致しております!
第1章 集団戦
『シバベロス』
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POW : へるふぁいあー
【3つの頭から吐き出される超高温の火球】が命中した対象を燃やす。放たれた【地獄の】炎は、延焼分も含め自身が任意に消去可能。
SPD : でっどりーふぁんぐ
【3つの頭による噛みつき】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【魂の性質】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
WIZ : ふどうのかまえ
全身を【意地でもその場を動かない体勢】に変える。あらゆる攻撃に対しほぼ無敵になるが、自身は全く動けない。
イラスト:リタ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
榎・うさみっち
もふもふ可愛いけど理性を失ったド変態なシバベロス
理性はあるけど頭から女性下着を被ったシバベロス
どっちもアウトじゃね???
まずはUC発動しおばけっちに指示
次に俺お手製のぬいぐるみゆたんぽ、
バニー姿のばにみっちゆたんぽと
女子制服姿のじぇいけみっちゆたんぽを用意
どちらもパッと見は女の子に見…えないこともない!
これを念動力で動かしてシバベロスの気を引くぜ!
これに発情してきたらそれはそれでドン引くけど!
もしただのゆたんぽだと見抜いて無反応だったら
ポコンと軽く殴って無理矢理にでも気を引く!
火球吐いてきたら逃げ足・ダッシュで逃げ回る!
ワーワーしてる間におばけっちが理性の布を回収
シバベロスに被せていくぜ!
●どっちにしろアウトオブアウトなんだよなあ
「わんわん!女の子!女の子!わんわんわんわん!」
「おっぱい!ふともも!おへそ!おしり!わんわんわんわん!」
煩悩120%で走り回るシバベロスたち。
見た目はもふもふでとても可愛らしいのに言動があまりにも酷い。しかし知恵の布もデザインが酷いので可愛い犬に女性モノの下着を被せるとかいうやべー絵面。
「もふもふ可愛いけど理性を失ったド変態なシバベロス……理性はあるけど頭から女性下着を被ったシバベロス……」
榎・うさみっち(うさみっちゆたんぽは世界を救う・f01902)は現在のシバベロスと本来の布を被った状態であろうシバベロスの姿を脳内で想像して比較した結果、一つの結論に至った。
「…………どっちもアウトじゃね?」
That's right.
全くもって仰る通りでございます。
多分アレだよ、女性モノの下着を身に着けていることで常に女性に触っているみたいな実感を得て悟りの境地に至るみたいな奴なんじゃないかな。
めちゃくちゃやべー奴がやべー奴にランクダウンするだけでも違うものですからね。
ともあれどっちもアウトだからと言って野放しにするワケにもいかないので、うさみっちは一肌脱ぐことにした。
まずはユーベルコード【あなたのうしろにうさみっちゴースト】で5体程の幽霊風なうさみっち、通称おばけっちを召喚。ぱぱぱっと指示を出して自分はよいしょとゆたんぽを取り出した。
まずうさみっちお手製のぬいぐるみゆたんぽ。
さらにバニー姿のばにみっちゆたんぽ。
そして女性制服姿のじぇいけみっちゆたんぽ!
神絵師級の画力が十二分に発揮されたお手製ゆたんぽを念動力でふんわりと浮かせてシバベロスたちの視界にチラッチラッと入るように動かしていく。
バニー姿と女子高生姿もあるし気を引くことはできるだろう。
「(……いやこれに発情してきたらそれはそれでドン引くんだけど!)」
せやな。(せやな)
女の子っぽく見えたら何でもいいんかい!!ってツッコミたくなる案件であることに間違いはない……
「わっほほほほぉおおおおおおおおおおJKだッフゥウウウウウウウウウウウ!!!!!!!!!!!」
「(めっちゃテンション上がってやがる――――――ッッ!!!!)」
うさみっち、マジのドン引き顔。
そらそうだ、ヘッヘッヘッヘッヘッヘと舌を出して唾液だらんだらんないかにも「ボク今発情してます///」みたいな状態でとんでもねえスピードで走ってきたら誰でも引く。MSも引く。
叫び声を上げず心の中で抑えたうさみっちはただただ偉い。
「バニー服!バニー服!!ふとももぺろぺろふとももふとももわっほぉおおおおおおおおおおお!!!!」
「(見た目可愛いけど言動がクッッッッッッッッッッッッソキモすぎるが!!!!!!!!!!!!)」
めっちゃ叫びたいけど叫んだら気づかれるのでうさみっちはぐっと心を鬼にして(?)堪える。
ぬいぐるみゆたんぽには全く近寄ってこない辺りこいつバニー服とかJK服とか女装してたら何でもいい説ねえか?いやそもそも理性が完全に溶けてるから女性モノだったら何でも反応する説すらある。ほんとどうしようもねーレベルでやべー奴らだ。
「ヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘ!!!!!!!!!!!!」
シバベロス、ばにみっち(ゆたんぽ)とじぇいけみっち(ゆたんぽ)をとにかく追いかける。
適当に念動力で逃した後に急ブレーキをかけ、猛スピードで走るシバベロスは湯たんぽに顔面ダイブ!!ごちーん!
しかし即座に起き上がりゆたんぽだとかお構いなしにベーロベロベロベロベロベロと舐め始めた!!
作ったのは自分だしゆたんぽだからとはいえうさみっちは背筋が凍るぐらいの寒気と共にドン引いた。
だがこれは絶好のチャンスでもある。そう、当分ここから動く気配はないのだ。
「(よし今だ、やれ!やれッ!!!)」
うさみっち、先程まで単独行動させていたおばけっちたちに指示!
べーろんべろんと舐め続けるシバベロスのうしろにじーりじりとにじり寄る!
おーいシバベロス、後ろにうさみの怨念がおんねんぞ!と言われても多分間違いなく気づかない!
まさにチャンスだと女性のパンツの形をした知恵の布をおばけっちがそぉい!!!
もぎゅん!とパンツを被ったシバベロスははっと我に返る。
「はっ!おれっち今まで何を……うっわなにこれめっちゃ涎まみれじゃねーか!!」
「(それやったのお前だよ!!!!!!!!!)」
と、言いたい気持ちをぐっと堪え舐められたゆたんぽを回収、丹念に涎を洗い落として消毒するうさみっちであった。
叫びたいけど気づかれたくないので後でカラオケ寄って発散しようと決意ながら……
大成功
🔵🔵🔵
バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎!
カクリヨメモリ、ロゴスイグニッション!
転移即、山本殿の化け術を行使しマース!
理性崩壊で本能爆発ならば、東方親分の幻術で容易く惑わせるデショー!
洞窟内の適当な岩などを美少女と誤認させて、身動きを止めてみマース!
煩悩開放の言動はHAHAHAと笑いながら、洞窟内部を清掃しつつ散らばっている知恵の布を回収。一人一人布を被せていきマショー!
……しかし、知恵の布すら欲望に従ったデザインとは……理性を与え損なっているのでは……?
まー、深いことは考えずに作業に専念デスネー!
シバベロスの攻撃が飛んで来たら西洋親分の黄金の防御力で護っておきマース!
●マイナスとマイナスをかけたらプラスになる的理論
次いでこの煩悩まみれな戦場に訪れたのはバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)。
「"カクリヨメモリ、ロゴスイグニッション”!!」
転移されるや否や即ユーベルコードを発動!
カクリヨファンタズムの四人の妖怪親分の力が封じ込められたメモリを使い、彼らの力を借りて事態を収めようという試みだ。
「山本殿!お力お借りしマース!」
まず変身したのは『東方親分』山本五郎左衛門を模した姿。
化術に優れた東方親分の幻術を使えば理性崩壊本能爆発煩悩万歳大喝采!なシバベロスたちは簡単に惑わせるというもの。
洞窟内の適当な岩や捕縛に使えそうな罠をシバベロスが好きそうな女性に見えるように術で誘導する。
「わんわん!わんわんわ……わっほぉおおおおおおおお!!!!!」
あっ早速一匹連れた。ダカダカダカダカダカヘッヘッヘッヘと舌から涎をだらんだらん垂らしてやってきた。
「おっぱい!!おっぱい!!むちむちおっぱい!!!わおおおおおおおおおん!!!」
「HAHAHA、お盛んデスネー!」
幻術に惑わされているシバベロスの煩悩120%の言葉を笑って流しながらバルタンは今のうちに知恵の布を回収……しつつ、同時に洞窟内を綺麗に掃除していく。
流石雇われサイボーグバトルメイド、罠まみれの洞窟だろうがお構いなしに掃除した一帯がぴかぴかになりました。
ついでに知恵の布もしっかりたった数秒の間で綺麗にお洗濯と乾燥まで済ませている。え、凄ない?
「HEY,そろそろ舐めすぎるとお腹壊しマスヨー!」
そして完全に綺麗になった女性の下着の形をした知恵の布をぼふっと被せるとはっ!とシバベロスが我に返る。
「あれっオイラは何を……ウエッ何か口がめっちゃ土の味する何コレ!!」
「HAHAHA、お水を差し上げマース、これで濯いでくだサーイ!」
「おおっどこの誰かは知らねえけどありがてえ!しかもめっちゃべっぴんメイドじゃん楽園ここにあったんや……」
と言いながらバルタンがあげた水でお口を濯ぐシバベロス。
その間にバルタンはそっと離れて次のシバベロスに知恵の布をそぉい!!と被せていく。
まさにパーフェクトメイドが如き無駄のない動きでぼふっぼふっと次々シバベロスたちを正気に戻す中、ふとバルタンは思った。
「(……しかし、知恵の布すら欲望に従ったデザインとは……)」
バルタンの手に積み重なっているキャミソール、ブラジャー、パンティの数々。これが全部知恵の布って言うんだから驚きである。
っつーかブラジャー型ってそれ事実上被ってないようなもんなんじゃないのか。知恵の布って何だったっけ??と思いたくなってくる代物ばかり。
「(…………理性を与え損なっているのでは……?????)」
バルタンは訝しんだ。
ほら、でも頭からパンツ被って冷静になる変態だってきっといるし、多分煩悩に煩悩をあわせたら一転回ってって奴なのしれないじゃないですか?
それはそれでどうかと思うって?それを言っちゃおしめえってもんだ。
「……まー、深いことは考えずに作業に専念デスネー!」
バルタンは考えるのをやめた。
引き続き知恵の布をぼふぼふ被せていって落ち着かせれば少なくとも悪魔王遊戯への悪影響は防がれるワケなのだから、それでいいのだ。
「おっほあっちにも可愛い女の子がっはあああテンション上がって火の玉吹き出るわおーん!!」
と、いきなり目の前のシバベロスがテンション上がるあまり火の玉を出してくるが、すかさずメモリに込められた西洋親分の力を借りて事なきを得た後、即座に知恵の布を被せて大人しくさせる。
「はっ!!オレっち何してたんだわん!?今日は『月刊セクシーデビル』の発売日なのに!!こうしちゃいられねえわん!!見知らぬべっぴんさんありがとわーん!」
「いえいえ、お気をつけてお帰りくだサーイ!」
名前からして多分エロ本か何かだろうな、と思いつつ見送った後バルタンは再び作業に戻った。
彼女の働きによりまた正気に戻ったブギーモンスターが増え、ついでに洞窟内もめちゃくちゃぴっかぴかになった。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
とても可愛らしい分、反応に困りますねぇ。
【往結】を発動し『霊薬』を形成、『魅力強化』と『炎無効』を付与しましょう。
そして『FTS』を展開、巻込まれない様出来るだけ上の方に飛ばしつつ、わんこさん達の前に姿を現しますねぇ。
極端過ぎる体型故にわんこさん達の中でも好みは分かれるでしょうが、『魅力強化』を付与した状態で[誘惑]すれば、近付いてきてくれるでしょうし、口からの『炎』は『炎無効』で防げますぅ。
後はなでなでもふもふしつつ、『FTS』の光線で『知恵の布』を回収、わんこさん達の上で解放して被せますねぇ。
『上から下着が降る』という、何ともアレな状況になりそうですが(ぷるぷる)。
●その毛並みはもふもふであった。
「とても可愛らしい分、反応に困りますねぇ……」
と、ぷるぷる震える夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)。
そう、シバベロス族はめちゃくちゃ可愛い。もうこんなケルベロス属がいるんですかってレベルで可愛いし、どう見てももっふもふな毛並みだしで世の悪魔どころか猟兵すらもその魅力でイチコロにしてしまえる程に可愛い。
だからこそこんな煩悩丸出しで走り回っている図はなんとも反応に困るというものである。
とはいえ仕事は仕事。ぷるぷる震えていたが思考を切り替え、お仕事モードに入る。
「"大いなる豊饒の女神、その古の書に記されし知と力をお貸しくださいませ”」
るこるは信仰対象である豊饒の女神に祈りを捧げる。
ユーベルコード【豊乳女神の加護・徃結(イニシエノムスビ)】――豊饒の使徒である彼女が女神に祈ることで、女神の持ち得る古の書から知識と力を一つの霊薬として授けてくださるのだ。
今回彼女が女神に願ったものは、封神武侠界で封神台の礎となった仙女・妲己にも劣らぬ程の魅力、シバベロスの吐く炎を無効化する火炎耐性を授ける強化の霊薬。
それをこくんと飲んだ後、ふわふわと漂う4つの玉……輸送用祭器である『FTS』を呼び寄せ、シバベロスの炎に巻き込まれないように飛ばしながら自らも一歩前へ。
「わんわんわん!おっぱい!おっぱい!!わんわんわんわ……ハッ!?!?」
シバベロスたちの視線が一気にるこるに集中する。
るこるの体格は非常に発育が良い。自転車を乗るのも一苦労だし、服を見繕うのだって大変な程に発育が大変よろしく、その胸は実に豊満である。
だが、ここまで発育が良いと好みが分かれるということはるこる自身が何よりも理解している。特殊な体型であるからこそ自らが一番自らの体格を分析する必要があるが故。
なので、そこで魅力を著しく強化する霊薬の出番である。この状態で誘えばこの煩悩120%なシバベロス共が近寄る確率は上がるだろうという判断だ。
「わんちゃん、こっちきてくださーい」
あとそれはそれとして近づいてきてくれたらそのもふもふな毛並みを堪能できるのもメリットだ。めちゃくちゃスケベな犬であろうとももふもふであることに変わりはなく、もふもふをこよなく愛するるこるとしても大事な部分なのだ。
「わふっ!?ヘッヘッヘッヘッヘッヘッ!!!!」
シバベロス、るこるに視線が向いた途端言葉すら言わなくなった。
明らかにその獣の本能むき出しにしてぴょいーん!とるこるに飛びつく!
どう見てもその胸の谷間めがけて飛んできているようにしか見えないがまあ、致し方なしと割り切りるこるはそのダイブを受け止める。
「(ううん、この毛並みのもふもふ感素晴らしいですねぇ……)」
しかしそんなド変態でも毛並みは非常にもふもふであった。それはもういつまでも撫でていたくなるようなもふもふっぷりだ。
とはいえこのままだと勢いで胸をぺろぺろし始めかねないので、るこるはそっと先程飛ばした『FTS』を引き戻す。
この『FTS』は光線を当てることで道具を回収し亜空間倉庫に収納することができるというものだが、それを利用してシバベロスに邪魔されぬよう知恵の布を回収させていたのだ。
そしてその回収した知恵の布を解放し、上からふんわりと被せたらシバベロスは正気に戻るというワケである。
上から下着が降ってくるとかいう何ともアレな絵面だが気にしてはいけない。こらそこ、ギャルゲ展開でよくあるラッキースケベ展開を思い出すとか言わないの。
「わふっ!?ぼくはいったい何をしてたんだわん!?」
「悪い人に布を剥がされてしまったんですよ。もう大丈夫ですから、お家に帰りましょうねぇ」
「わおん!どこの誰だか知りませんが感謝だわん!でもこの神々の谷間をもうちょっと味わっていたいわん……」
シバベロスは名残惜しそうにしているが、ガチキングが優勝したらそういう楽しみもできなくなりますよーと説いたら大人しく言う事を聞いた。
「お姉さん、もしまた会ったらぼくの毛並みをもふもふしていいから抱きしめてくれたりしないかわん?」
「うーん……」
るこるは苦笑いしながらぷるぷるした。
確かにもふもふは魅力的だが、それはそれで抱きしめたらセクハラ紛いなことをしそうにしか見えないのだ。
だって知恵の布が女性の下着の形してんだもん。悩んだ末こう提案することにした。
「この7thKING WARが終わった後、お互いに覚えていたら、でどうでしょうか?」
「わんわん!わかったわん!ぼく忘れっぽいって他のシバベロスたちに言われるけど頑張ってお姉さんのことだけは忘れないようにするわん!」
……あ、これは忘れる奴だな。
その後も次々シバベロスを元に戻してはその豊かな体格を喜ばれ、別れを名残惜しまれるるこるであった……
大成功
🔵🔵🔵
ワルルーナ・ティアーメル
もはや心を読むまでもなく欲望駄々洩れであるな!
まあ嫌いではないぞ!やりやすいからな!
というわけで早速。来るがよい我が魔王軍第7の軍勢よ!
【魔王軍第7冠】!!
多様な各種フェチ属性の戦闘力を持つ淫魔達を呼び出して散開、適当に相手をしつつ布を探させ、じゃれついてきたところに布を被せさせるぞ
ぺろぺろ程度で怯む我が部下たちと思うなよ!
もしわが部下に火を吹こうなんて言う不埒者がいれば我が直々にブレスを……、ってなんかさっきから我にばかり火を噴こうとしてないか貴様ら!
ええい、唸れ我が第2の権能(催眠術+化術+メイク)!
貴様らのお望みの美少女にでもなった幻に呑み込まれるがいいー!!
※アドリブ・ネタ歓迎です
●部下「もうちょっとうちらに仕事振ってくれてもいいんですよ?」
「此奴ら、最早心を読むまでもなく欲望駄々漏れであるな!まあ嫌いではないぞ!」
やりやすいからな!とからりと笑うワルルーナ・ティアーメル(百胎堕天竜魔王(自称)・f31435)。
流石魔王なだけあってこのような煩悩の煮凝りのような光景如きではびくともしないようだ。流石魔王様、ワルワルなカリスマが溢れていらっしゃる。
「というワケで早速……来るが良い!ヒトの欲望より産み落とされし我が魔王軍、第7の軍勢よっ!!」
【魔王軍第7冠(セブンスレギオン)】。
ワルルーナ軍は職業や特製によって所属の軍団が分かれている。第七の軍勢に所属するのは文字通り、ヒトの欲望から生まれそれを糧とする淫魔たち。
つまり、この煩悩まみれにも程があるシバベロス特効を持った軍勢を今ここに呼び寄せたのである!
しかもこの淫魔軍団、老若男女問わずあらゆるニーズ、あらゆる性癖にお応えするというめちゃくちゃ高い接待スキルの持ち主の集まりなのだ!
そう、どんなにニッチな性癖の持ち主であったとしてもその夢を叶えてくれるまさに理想の淫魔の集団、それが魔王軍第7冠なのである!!
「よくぞ集まった魔王軍第7冠!これよりこの煩悩まみれのシバベロスたちを制圧する!」
「「仰せのままに♪」」
「よし!各シバベロスの好みを分析し、誘惑しつつ布の散策に当たるが良い!」
ワルルーナの合図で淫魔たちは洞窟内に散開。
淫魔は他者を誘惑することに特に秀でた悪魔であり、その為に自らを磨くことにも基本余念がない。この辺りデビキン出身の真面目さがよく出てるんだよなあ……
ともあれ、その一環として香水を身に着けて妖艶さを醸し出したり、甘い匂いで誘ったりとかもすることも。
そしてこのケルベロス属シバベロス属ブギーモンスター、見た目に違わぬ敏感な嗅覚の持ち主である。
「わふ!?いい匂いがするわん!これはきっとセクシーでぼんきゅっぼんなお姉さんの匂いだわん!!わんわんわんわんわん!!」
早速匂いで反応し一人の淫魔に駆け寄っていくではないか。
「あらぁ、元気いっぱいなシバベロスちゃん♪お姉さんと一緒に遊びたいのかしら?」
「わふわふわふわふわふ!!!!」
このシバベロスのニーズに完璧に答えた妖艶ナイスバディな淫魔が声をかければ興奮のあまり残像を生み出すレベルのスピードで尻尾をふりふりふりふり振っている。テンション上がりすぎだが??
「わふっ!?これは可愛らしい幼女の匂いだわん!!」
「わあ、ワンちゃんだ!わたしといっしょにあそぼー!」
「わおーん!!幼女の頼みとあらば喜んでウヘヘヘヘヘォーン!!!」
幼女が好きなシバベロスにはまだ年端もいかぬであろう幼い淫魔が対応。
他にも熟女好きなシバベロスには年輪刻まれた色香を持つ熟女な淫魔が対応したり、何と男の娘が好きなシバベロスには女装してる少年淫魔が向かったり……とにかくあらゆる性癖、あらゆるニーズにお応えする魔王軍第7冠。まさに完璧な接遇対応と言えるだろう!
シバベロスがこれでもかとぺろぺろしてきてもその程度で怯む心構えなワケがなく、こうして一匹一匹確実に知恵の布を被せられ正気に戻っていくのである。
「(うむうむ、順調であるな。流石我が第7の軍勢)」
部下の完璧な仕事ぶりにワルルーナも満足げにしながら、部下に炎を吐く不埒な輩がいないか入念に監視する。
可愛い可愛い部下たちを傷つけようものなら魔王として容赦するワケにはいかないのだ。
流石もっぱら酷使するのが自分と自分の分裂体な程部下想いの魔王様である。
「よし、今のところそのような奴はおらんな……もしいようものなら我が直々にブレスをあっつぅううううう!?!?」
決意を固めているところに飛んでくるシバベロスのへるふぁいあー。
顔面を燃やされてないからまだマシ(?)なものの、数匹一気に火を吹いてこられると流石にちょっと涙目になった。
「こら!我は何もしていないぞ!貴様らが我が部下に火を吐くなどと不埒な真似をしたらって熱、あつぁつあっつちょっと待ってタンマタンマタンマッッ!!!!」
シバベロス、容赦なく火を吹きまくる。反論の暇も与えないレベルでぶおーぶおーと吹いてくる。
尚部下の淫魔たちに懐いてるシバベロスは全員彼女たちの言う事を聞いて大人しく知恵の布を被され大人しくなっている。
「おい!!我にばかり火を噴いてないか貴様ら!?!?」
「だって好みじゃないわおーん」
「な゛っっっっ」
かっちーん。
流石の懐の深いワルルーナ様もこれにはキレた。わなわなと拳を震わせて激昂!!
「い、言ってくれたな……ええい唸れ我が第2の権能ッッ!!!」
ワルルーナボディの多頭竜の首に飾られる第2の冠がぴかーんと光り洞窟中を照らし出す。
洞窟内の全てのシバベロスに彼らのお望みの美少女になったワルルーナに見えるよう幻術をかけたのだ。
「ふはははは!どうだこれで貴様の好みの美少女になってやったぞ!!!」
「わふ!?」
「さあ我に傅けひれ伏せシバベロス共!大人しく跪けば命だけは助けてやるぞー!!」
と、言いながらも全く命を奪う気はないので従順になったシバベロスたちに怒涛の勢いで知恵の布を被せていくワルルーナ。
「もーまたワルルーナ様自分を酷使するー」という部下の視線を感じるが、そっと感じなかったことにした。
大成功
🔵🔵🔵
紫・藍
あやー。
これはなんとも、めっ! なワンちゃんなのでっしてー。
お姉さん達に不埒な真似をさせないよう、先に誘惑しちゃおうなのでっすよー!
藍ちゃんくん、普段から女装してるのでっすが!
今回はより女性的に変装してだまし討ちなのでっす!
女好きだからこそ本能で見抜いてくるかもでっすがー。
そこは演技コミュ力言いくるめ幸運で時間稼ぎなのでっす!
うー、だめでっすよ? ペロペロしたらだめなのでっすよー?
と両手で胸元を隠しつつ、瞳を潤ませておびき寄せるのでっす。
胸でバレるの防ぎつつ、だめと言われたら狙いたくなるのを誘ってのことなのでっす!
もちろんUCも兼ねてるのでっすよー。
飛び込んできたところをえいと被せるのです!
●藍ドルサイン会
「あやー……」
紫・藍(変革を歌い、終焉に笑え、愚か姫・f01052)はぽかんと口を開けて。
「これはなんとも、めっ!なワンちゃんなのでっしてー」
藍ちゃんくんは女装しているのでパッと見だと気づかない人もいるだろうがれっきとした男性である。
その男性から見てもどう考えてもアウトオブアウトな光景なのだ。
妄想を駄々漏らし、時々マジで規制音かけなきゃ確実に発禁モノになりかねない叫びを上げてわふわふわっほいわふわふわっほいな様は流石に「こりゃあかん」としか言いようがない。
「(思った以上にめっ!なワンちゃんでっすねー。ここはお姉さんたちに不埒な真似をさせないよう、先に誘惑しちゃおうなのでっすよー!)」
故に一男性として女性の貞操――色々な意味で貞操よりもやばいことになりそうな気配もするんだよなこの犬たち――に手出しをさせない為一肌脱ぐ決意をした藍。まさに王子様級イケメンムーブである。
普段より衣装の女性的度合いを高め、露出は程々ながらも魅力的な女性の色香を纏ってこの洞窟を訪れたのもその為だ。
もう誰が見てもパーフェクトに女子で素晴らしい変装なのだが、女好きで理性が取っ払われているからこそ本能で見抜いてくる可能性も否定はできない。
「(藍ちゃんくんの藍ドル活動で培った演技力とコミュ力の発揮しどころなのでっす!)」
藍ドルは伊達ではないというところを今こそ見せる時だと迷わずシバベロスの群れへと向かう!
「わっふわっふ……わふ!?この匂いは可愛いお嬢さんの匂い!!!」
色香を嗅ぎつけシバベロス、ヘッヘッヘッヘと舌を出して興奮しながら早速やってきた。
「わんわんわんわん!綺麗で可愛いお嬢さんだわんわんわんわんわんヘッヘヘヘヘグヘヘヘヘォーン!!!」
「あやー、面白い鳴き方するワンちゃんでっすねー!」
尚普通犬はこんな鳴き方しないことはこの報告書をご覧頂いている皆様はご留意頂きたい。
犬に種族悪魔要素と本能と煩悩が積み重なったらこうなるだけですよ。多分ね。
「わふわふわふ!!お嬢さんぺろぺろしていいですかわふわふわふわふ!」
明らかに胸にダイブしようと勢いづけているのがまるわかりである。
しかしそこは流石の藍ドル藍ちゃんくん、その状況を利用して尚の事夢中にさせるべく胸元を隠したうるうる瞳の恥じらい乙女モードに入る!
「うー、ダメでっすよ?ぺろぺろしたらダメなのでっすよー……?」
「ワヒヒヒヒヒヒ恥じらってる姿かわおおおおおおおおおおおおおん!!!!!れっつらだ――――――――――いぶ!!!!」
もうその鳴き声お前中におっさん入ってんじゃねえのかってぐらいの謎の鳴き声と共にシバベロス盛大にジャーンプ!!
やーん、とちょっと後ずさるムーブをすればシバベロスさらに興奮!
ダメですよ、と言われたらやりたくなるカリギュラ効果は悪魔にも適応される、というかむしろデビルキング法的には最強バフを受けたシバベロス、さらに高まりシバベロス空中で二段階ジャンプからのお胸ダイブをキメようとする!!
このままでは藍ちゃんくんの胸にシバベロスの頭が激突してしまう――!!
「えいっ」
だがそこを持ち前の身体能力で知恵の布をそぉい!!と被せるとシバベロスは直角90度に曲がって地面にダイブ!!
パンツを頭から被って地に伏せるわんこという何とも言えない光景に。
「あや、思った以上に勢いついちゃったでっすかー……?大丈夫でっすかー?」
「わふ……吾輩は今まで何を……ハッ!あ、貴方はもしかして藍ちゃんくん!?」
「藍ちゃんくんのこと知ってるのでっすかー!?」
「吾輩大ファンなんだワン!!!!!!!!サインください!!!!!!!!!!」
どうやら過去に遊園地で無許可ライブしていたところを見て惚れ込んだとかどうとか。
サインくださいと言われて嫌な気分になる藍ドルがいるだろうか、いやいない!
だがしかし、差し出してるのはシバベロスが被ってる知恵の布、つまりパンツ。
「いいでっすよー!でもその布にはちょっと藍ドル事情的に書けないので、これで勘弁してほしいのでっす!」
適当にリボンを一枚しゅるると解いてサインを書いてシバベロスの首に結んであげた。シバベロスはテンション上がって勢いよく洞窟を出ていった。
その後も元に戻す度にファンですと告白されてはサインを書いてあげる藍ちゃんくんなのでしたとさ。
大成功
🔵🔵🔵
リーゼロッテ・ローデンヴァルト
【WIZ】
※アドリブ絡み連携歓迎
※嬉々とする重度モフリスト
今度のシバちゃん達はおマセだねえ
【グレイスクラウン】で好みに合う姿へ変身♡
※相馬絵師『猟これお披露目服』準拠
…この姿は代行者、振る舞いも妲己様に似ますが…
…淑やかにお招きした方が、この仔らも悦ぶでしょう…♡
…さぁ、存分に抱いて差し上げますよ…?
…きゃんっ、ペロペロが激しすぎますね…♡
…ですがUCの力で、舐めた仔らの『害悪の源』、
旺盛な煩悩はワタシのみに向かう形で徐々に絡め取られ、
逆に理性を与える事で少しずつ落ち着きも…
…ソレでもワタシは、抑えきれなかった煩悩の対象として…♡
…心身が蕩け堕ちる前に、理性のランジェリーで包んであげますね…♡
●煩悩特効効果100倍でも過言ではない
「おっぱい!おっぱい!わふわふわふわふ!!」
「おしりにはさんでもらいたいわんわんわんわんわん!!」
それなりの数を元に戻してきたがまだまだいるぞシバベロス。
めちゃくちゃ可愛いしどう見てももっふもふで触ったら気持ちいいこと間違いなしなのに言動が言動で躊躇わずにはいられない――と思ったら案外そうでもない者もいるものだ。
「あはは、今度のシバちゃんたちはおマセだねえ♪」
リーゼロッテ・ローデンヴァルト(マッド&セクシーなリリー先生・f30386)は多少の変態発言を可愛いシバベロスたちがしたところで1mmも動じないどころか元気で大変よろしいという顔すらしている。
何故なら彼女は重度のモフリストだからだ。
そう、モフリストとはそこにもふもふがあれば何であろうと愛でる!!撫でる!!!だぎゅむぎゅすりすりもっふもっふ!!
モフみに包まれしめやかに昇天する程の心地よさを味わう為ならもふもふ可愛い子たちの性格が多少どうであれど問題ない(※当然例外もあります)のである。
「どうやらナイスバディが好きなみたいだし、ここは彼女の【宝冠】を借りるとするかな?」
――マトリクス!ロゴスイグニッション!
愛用の『マトリクス・メモリ』を使って具現するは封神仙女・妲己の髪飾り。
これをチョーカーの形に変化させ首に装着することで自らを変身・純化させることが可能だ。
少女のような幼さを残した外見から扇状的な体型の美女へと変化しながらも、纏う清楚さは決して損なわれず、桃色の髪の淑やかな真の姿へ。
リーゼロッテであってリーゼロッテではない、代行者・莉世(リーゼ)という一人の聖女が今まさにデビルキングワールドに罷り越したのである。
「振る舞いも妲己様に似ますが……淑やかにお招きした方が、この仔らも悦ぶでしょう……♡」
清楚な佇まいでありながらももふもふへの熱い愛情は失われない。むしろ強くなっている気がしますね???
その見た目通りの撫子な足取りでリーゼロッテはシバベロスたちに近づいていく。
「わふっ!?!?」
刹那、その近くにいたシバベロス数匹が一気に視線を向ける!
流石仙女妲己の宝冠を使って変身しただけあって、その意識せずとも人を引き付ける魔性の魅力、煩悩まみれのシバベロスたちはあっという間に陥落した。
「……可愛い可愛いシバベロスさん。さぁ、こちらに……存分に抱いて差し上げますからね……♡」
「「わおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!!!!!!!」」
シバベロスたち、歓喜の遠吠え。
尻尾を残像が見えるレベルで振りながらヘッヘッヘッヘと唾液を垂らして雪崩んでくるがそれら全てをリーゼロッテは受け止めるッ!!!
どんな理由があれどこちらに一気に向かってくるもふもふを避けるなど最早モフリストの行いではない。最初から彼女には避けるという選択肢はなかった!!そう!例えぺろぺろされても!!!!
「きゃんっ……ぺろぺろが激しすぎますね……♡」
「ヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッヘッ!!!」
それはもうかなり際どいところをぺろぺろしてくるシバベロスたちだが、その分リーゼロッテも存分にシバベロスたちをもふもふさせてもらっているのでwin-winです(?)。
それと同時に、この変身に用いたユーベルコード【Op.NULL:L.IGNITION [G/C](ロゴスイグニッション・グレイスクラウン)】の持つ害悪の源を封じる力も本格的に効果を発揮した。
シバベロスの害悪の源、つまりあまりにも旺盛な煩悩がリーゼロッテのみに向かうことで徐々に絡め取られていくことで段々落ち着きを見せてくる。
落ち着いてきたところにユーベルコードの力で理性を与えれば、少なくとも知恵の布を被る前とまではいかずとも落ち着いたのか、段々シバベロスたちはおひさまのような日向パワーを感じてうとうとと眠り始めるではないか。
「……うふふ、元気にはしゃぎすぎたようですね……♡」
ぷーぷーと寝息を立てるシバベロスたちを優しく優しーくもふもふしながらランジェリーの形をした知恵の布をそっと被せてあげる。
「……ひゃんっ」
だが、中には理性を取り戻しても尚自らの本能に忠実にぺろぺろするシバベロスもいる。
元々シバベロスという悪魔がデビルキング法よりも自らの好き嫌いを最優先する悪魔なので、そういうこともありえるだろう。
それぐらいシバベロスがリーゼロッテに夢中ということでもあるが。
「……ふふ、元気なのは良いことです……♡」
そう笑って、リーゼロッテは今も煩悩に従うシバベロスにもきっちりとランジェリーな知恵の布を被せてあげたのだった。
そしてこの後シバベロスたちがお昼寝から起きるまでもふもふに囲まれて幸せ気分を味ったそうな。
大成功
🔵🔵🔵
小烏・安芸
あー……悪い子ってそういう。確かに教育には悪い子やな。まぁお仕事はお仕事やからやったるけど、本当にしょーもない方向に理性が飛んどるわ。仕方ないから一つウチが躾けたるか。
手っ取り早く獲物を釣るならまぁ、色気の一つでも見せてやればええやろ。サマードレス仕様の水着でも着ていけばいけるか? これでも一応脚には自信があるからな。……胸には触れたらあかん。二重の意味で。
で、下着っぽい理性の布を被せてやれば落ち着くんやろ? それなら遠慮なく被せるとも。ただし、呪具の杭とか槍とかで布ごと地面に縫い付ける格好になるけどな。うっかり動くとどっか刺さるかもやから痛い目見たくないなら動かんようになって警告はしたるわ。
●煩悩より生存本能的な奴がきっとある
「あー……悪い子ってそういう」
小烏・安芸(迷子の迷子のくろいとり・f03050)は話を聞いて納得せざるを得ない何かを感じた。
まあだって実際どう考えても教育に悪い子ですからね。デビルキング法的にも決して間違いではないのだろうが、他の根が善良な悪魔たちがガクブル震え上がっている以上は何とかする必要があるだろう。
「まぁ、お仕事はお仕事やからやったるけど……本当にしょーもない方向に理性が飛んどるわ……」
百聞は一見にしかずと言うが、まさにその通りな安芸の予想を上回る煩悩っぷりは流石に思わず宇宙ヤドリガミ顔になるというもので、大きくため息が出る。
「仕方ないから一つウチが躾けたるか……どないに躾けたろかな、まあ手っ取り早く釣るなら色気の一つでも見せてやればええやろ」
洞窟に入る前に適当に街のどこか空いているスペースを借りてかつての水着コレクションで仕立ててもらったサマードレス風水着を身につける。
黒い髪に麦わら帽子と白い水着がよく映え、右の太股に忍ばせた短刀が仕事人ぶりもアプローチするクール&ビューティーなデザインだ。
「これならいけるか?一応脚には自信があるからな」
確かに白いサマードレスからのぞかせる色白の美脚は並々ならぬ煩悩破壊力間違いなし。
胸には決して触れたらいけません。いいね?
ともあれそんな感じで準備は万全、いざシバベロスたちの煩悩の坩堝へ。
「……で、下着っぽい理性の布を被せてやれば落ち着くんやろ?まずはそれを拾――めっちゃ近くに落ちとる……」
安芸はブラジャー型の知恵の布をひょいっと拾う。
どっからどう見ても女性モノのブラジャーなそれである。何なら細かいとこまで再現されててドン引きするぐらいクオリティが高い。
これを被せればシバベロスが大人しくなるのだが……何かこう、何か直接被せるのは憚られた。
まあ女子でも躊躇うものは躊躇う。ましてや大半がオスであろうこのシバベロスに被せるんだからそりゃ一瞬手止まってしまうものですよ。
「おーいそこのシバベロス、ちょいこっちきぃや」
「わふっ!?美脚美人!?!?わおおおおおおおおおん!!」
「(めっちゃちょろ……)」
声をかければ即・陥落。流石に予想外すぎて引きながらも、シバベロスはドコドコドコドコと駆け寄ってきて安芸の周囲をぐるんぐるん。
ポメラニアンが如き勢いでぐーるんぐるん。
しかしそこに知恵の布と一緒に錆びついた杭が突き刺さる!
「きゃうううん!?!?」
シバベロスの自慢の毛並みがちょっぴり削れて悲鳴が上がる。
あと数センチズレてたらもれなく尻尾にぶすりといくギリギリのラインにぐっさりと杭が突き刺さった。
そんな目に遭ったとなるとシバベロスも流石に命の危険を感じ硬直。
そして突き刺さった杭にひっついてきた知恵の布がもふっと被さり正気に戻ると尚更恐怖が出てきて涙目で安芸を見つめてきた。
「そんな慌てて走り回るからやで。痛い目見たくないなら動かんようにせなあかんで?」
「きゃいん……すみませんでしたわん……」
「わかったならよし。他の子らもええな?痛いの嫌やったら大人しくしときや」
「「「わん!!!!」」」
サーイエッサーと言わんばかりにシバベロスはお座りした。偉い。
安芸は引き続きユーベルコードを使って次々知恵の布を被せていくのだが、槍なり杭なり針なりが突き刺さってくるものだから、シバベロスたちはみんな涙目になったという。
ついでに地面に縫い付けられちゃったのでこの子らは当分動けませんでしたとさ。
大成功
🔵🔵🔵
佐伯・晶
うわぁ、これは酷い
僕の場合は自分の体じゃないようなものだし
女性を行かせるよりはマシだと思うよ
いや、相対的な話であって勘弁して欲しいのは変わらないよ
そういや、みんな雄なのかな
雌が居てもそれはそれで怖いけど
釣り出すためにドレス姿で戦おう
胸元も太腿も見える服だからね
戦闘になったら知恵の布の方に逃げて
わざと捕まって尻餅をつくよ
相手が煩悩に囚われてるのを
確認したらUCを使用
高速で知恵の布を被せ抱きしめよう
ただし硬い球体関節人形の体だけどね
文句言われようが知った事か
片手で抱きしめつつ
気絶するまで連続で殴るよ
終わったら生身に戻って次の敵に同じ事を繰り返そう
理性が無いって憐れだね
うん、まあ、見境って大事だよね
●人間108の煩悩は年末にしか消せないし悪魔も多分きっとそう
大分シバベロスの数は減ってきたが、それでもまだまだそれなりに知恵の布を被っていないシバベロスたちが残っている。
そして恐らく察しの良い者は察するだろう、後に残れば残る程ヤバさが増すのである。
「おっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいわふわふわふわふわふわふ」
「ペーロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロペロ」
知恵の布を持ってはいるけどかぶらずにひたすら胸への欲望を連呼するシバベロス。
何かどっかからフィギュアを持ってきてひたすらぺろぺろし続けるシバベロス。
その他にもそれはもう、特に煩悩がやべーどころの話ではない奴らが残ってしまっていたのだ……!
「うわあ、これは酷い……」
この光景には佐伯・晶(邪神(仮)・f19507)もドン引きオブドン引きといったパワーワードを用いたくなる程に引いた。
「まあ、うん。僕がここにきてよかったかも。女性を行かせるよりはマシだと思う……いや相対的な話であって勘弁して欲しいのは変わらないけど」
晶は邪神に取り憑かれてしまったばかりに少女の身体になってしまった男性である。
つまり、色々な意味で女性よりもこの場の鎮圧に適しているとも言えてしまうのだ。
非常に皮肉な話ではあるのだが……
とりあえず、こうなってしまった以上は自分が奴らを釣り出すのが一番だろうと、ドレス姿で晶はこの洞窟を訪れた。
胸元も太股もきっちり見えるこのドレスならばシバベロスたちを誘い出すなど造作もない。
考えた作戦を実行するべく、まずは知恵の布がどこに落ちているのかのアタリをつけていく。
「(……そういやみんな雄なのかな?)」
おっとここで誰も疑問に思わなかった――いや、思ってたけど口にしなかった理由があっただけかもしれない――疑問が初めて飛び出した。
「(いや、雌がいてもそれはそれで怖いな)」
しかしすぐに考えるのをやめた。
雌のシバベロスがこんなおっぱい連呼したりフィギュアペロペロする姿、いくら動物だからって見たくなさすぎる。
晶はそんな変態の図を想像してしまった自分の頭を今だけ呪いたくなった。
ある程度知恵の布の位置は掴めたので、早速作戦を実行しようと――
「わおおおおおおおおおん金髪美人だ金髪美人だおっぱいふとももおっぱいふともも金髪美人わっほおぉおおおおおおおおおおおおお!!!」
「うわああああああああああああああああああああああああ!?!?!?!」
――したところで、興奮冷めやらぬシバベロスが涎をだーらんだらんと垂らしながら猛スピードで走ってきたので思わず悲鳴を上げて逃げ出した。
いや、もとから戦闘に入ったら知恵の布の方へと逃げる振りをしてその後わざと捕まって尻餅をつくことで油断を誘うつもりだったのだけど、いざ相手の方からめっちゃテンションハイで煩悩丸出しでやべー速度で走ってこられたら引く。誰だって引く。
引かない奴は相当肝が座っているかMな性癖の持ち主ぐらいではなかろうか。
「おっと、っと……わぁっ!」
そして知恵の布の近くで転んで尻餅をつく晶。
作戦には組み込んでいたが今のはガチで躓いてしまった。それぐらいシバベロスの言動にドン引きして慌てて逃げ出していたのだ。
しかし、それでも元の作戦を忘れることなく知恵の布の手前まできたなら後はそれを被せるだけだ。
「わっほほわっほほほっわっほぉおおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!」
「(もう犬の鳴き声じゃないよコレ!!)ああもう、そんなに抱きしめたいなら抱きしめてあげるよ!!」
そう言って晶は自らを球体関節人形へと変貌させた!
この【邪神の繰り糸(オーダード・マリオネット)】は人形化の呪いと先行入力型の人形繰りの魔法を纏った人形を操り攻撃をしかけるユーベルコード。
回避されても中止できないこのユーベルコードでシバベロスにダイレクトアタック!!
固い感触にシバベロスがきゃうんと悲鳴を上げるがお構いなしに知恵の布をもぎゅりと被せて抱きしめ、そのまま殴る!
「きゃうんぎゃうんぎゃうん痛い痛い痛い待ってもう元に戻ったからやめてわ―――――ん!!!せめてもっとたわわなおっぱいに叩かれた―――――い!!!!」
「知ったことか!!!!!」
強烈なブーイングも気に留めず晶はひたすら球体関節人形の身体でシバべロスをげしげいし叩く。
それはもう、君が気絶するまで殴るのをやめないな勢いでげしげしと。
デビルキングワールドの悪魔は頑丈なのでそれぐらいで死ぬことは絶対ないからこそできる諸行である。
いくら見た目が可愛くても許されることと許されないことがあるのだ。
「きゅぅ~ん……」
パタン、と魂が抜けたかのようにシバベロスは気絶。もちろん命に別状はありません。
当分起きそうにないのを確認したら晶はユーベルコードを解除し生身の姿に戻る。
「全く、理性がないって憐れだね……うん」
こんなに可愛いのに煩悩塗れなのは正直もったいない話でもある。
いや、別に煩悩があることが悪いわけではない。それをいかに制御するかが重要なのであって煩悩自体は決して悪くない。
まあ何が言いたいかというと、見境って大事だよね、ということです。
大成功
🔵🔵🔵
フィリア・オーリング
※ アドリブ・連携歓迎
……え~と、結構犬ってそういうとこありますよね……?(個人的な感想)
「……ふっふっふ、私は頭がいいからずのーで戦うのです~(棒)」
WIZ系のUCを使うぞ~というポーズを見せてふどうのかまえを使わせ、動かなくなった隙に理性の布を取りに走る。
「……こうなったら奥の手……えいっ、取ってきなさーい(棒)」
それでダメなら女性用の下着(この日のために買った新品)に重りを括りつけておいたものを明後日の方向に投げ、そのすきに逃げる。
「……なかなかにシュールな絵面ですね……。」
うまく布を取ってくることができたらブラとかパンティーとか(理性の布)を頭にかぶせてあげる。
●可愛いから許すにも限度というものがありまして
「……え~と、結構犬ってそういうとこありますよね……?」
フィリア・オーリング(アンサーヒューマンのオブリビオンマシン・f37197)は首を傾げる。
いやまあ、犬という種そのものにかぎらず動物は比較的自分の本能に従順である。それは間違いない。
間違いないが限度ってもんがあるだろうという話である。
犬全員がこんな煩悩毎日晒して生きてたら流石に愛玩ペットとして飼いづらいにも程があるよ???いやマジで冗談抜きにですね???
ともあれ元に戻さないと『悪魔王遊戯』に齎す悪影響が強すぎることは間違いないのでフィリアは早速動くことにした。
「……ふっふっふ~、私は頭がいいのです。だからずのーで戦うのです~!」
めちゃくちゃ棒読みでインテリっぽい発言をしつつシバベロスたちをチラッチラッと見やる。
頭の良さをアピールすることでシバベロスたちを誘うどころか使うユーベルコードまでおびき出してやろうという作戦である。
露骨に特定ステータスのユーベルコードを使わせようとする戦術はそうそう見たことがないが、これもアンサーヒューマンの類まれなる瞬間思考力(フォーアンサー)が導き出した一つの解なのだろう。
そうしてユーベルコードを誘発させてその場に事実上縫い付け、その間に知恵の布を確保するのを意図しているのだが、問題はそれで本当にシバベロスたちが止まってくれるかどうかである。
「わふふふふふふふふふふおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいおっぱいわふふふふふ!!!!!!!!!!!!」
「ヒッ」
唾液だらんだらんでしっぽを振ってこっちにやってくる姿に思わずフィリアは猛スピードで後退り!!
だが後退れば後ずさる程シバベロスが唾液を撒き散らして駆けずり回る距離も増えるし、事実上の追いかけっこ状態になって知恵の布探しどころではない。
けれどシバベロス、フィリアの豊満なスタイルに夢中でこっちに一直線でやってくる。ふどうのかまえという発想が完全に抜け落ちていた。
「……こ、こうなったら奥の手……えいっ、取ってきなさーい!!」
またもやめちゃくちゃ棒読みながら、フィリアは思い切り女性用の下着に重りをつけて明後日の方向にぶん投げた!!
「わっほぉおおおおおおおおおおおおおおおおん!!!」
シバベロス、Uターンして大きく投げられた下着の方へとダッシュ!!
犬はボールを投げたりフリスビーを根がたりしたらそっちを取りに行くのでそれを利用してのプラン2である。
しかもわざわざこの日の為に中々お高めの超セクシーな奴を購入するという徹底っぷりである。別に自分のお古とかでもいいともうんだけどわざわざ買った辺りデビキンの善良悪魔たちと変わらないレベルの生真面目さである。
投げられた下着結構お高そうですよ????何Dしたんですかってぐらいにお高そうだけどこんなんに使っちゃっていいの???
まあ、その間に知恵の布を回収できたので良いのでしょう。多分。
「……なかなかにシュールな絵面ですね……」
それはそう。本当にそう。
とまあ知恵の布を回収していればまたもやフィリアが一歩後ろに後ずさるレベルで勢いよくシバベロスは下着を加えて帰ってきた。
「ヘッヘッヘッヘッヘッ」
何かよく見るともう唾液で大分濡れてる。
お高い下着なのにこんなに唾液ででろんでろんになっている。正直触るのも躊躇うぐらいにでろんでろんだ。
フィリアはうぇ、と声を上げそうになりながらもぐっと堪えてよくできました、と頭を撫でる代わりに知恵の布をもふりと被せてあげた。
「わふ!?ぼくはいったい何をしてんだわん……うわっこれめっちゃ汚!!!!!!!!!!!!」
キャミソールの形をした知恵の布をかぶったシバベロスはハッ!!と正気に戻ったかと思いきや、自分が口に加えている下着が唾液塗れなのにドン引きしている。
いや、それやったのあんさんやろがい!!!とツッコミの一つや二つを入れても許されるのだが、フィリアにはそこまでの度胸はなかった……というより関わりたくない気持ちの方が勝った。
いや、もふもふなのは確かだし可愛いんだけどね?
「どう考えてもお高そうだわん……べ、弁償いるわん……?お金ないから困るんだけどわん……」
「あ、い、いえ……それは……だ、大丈夫です……」
流石シバベロス、申し訳無さより金銭不足の方が気になる程には自分中心である。そらデビキンの善良悪魔たちはドン引くワケだと言わんばかりに。
フィリアも流石にちょっとこれ以上は関わりたくないので、唾液でぐっしょぐしょになっていて正直うへ、と思いながらも下着を回収し、持ってきておいたビニール袋に詰めたのであった。
何でビニール袋まで用意済なのかは、きっとアンサーヒューマンだから瞬間思考力だけでそこに至るまでに必要な備えもぱぱぱっと出てきたからではなかろうか。瞬間思考力って凄いですね(?)。
大成功
🔵🔵🔵
馬飼家・ヤング
※アドリブトンチキ超展開大歓迎!
何やねんこの畜生たち
見た目は女子ウケもふもふプリチーやのに
言うことがゲスいわ!ゲスの極みやわ!
可愛さならこのナニワの喜劇王の方が上やと証明しちゃr…
おっさんはスルーかーい!
こうなったら秘技!【バ美肉】パワァで
オネェ馬飼家に変身よ~ん♪
余計な贅肉を絞って結果にコミットした八頭身ナイスバディ☆
身体は男でも心は漢女(ヲトメ)!
おどろかせ力でワンコ共が固まったところに
ランジェr…もとい知恵の布を被せてもふもふ♪
あーん、可愛らしいわん♪(もふもふ)
…え? 気持ち悪いオカマは対象外やて?
もーーー!失礼しちゃうわん!
こうなったら笑い過ぎて腹筋崩壊するまでくすぐっちゃうわん!!
●バ美肉すれば煩悩もイチコロ(?)
「何やねんこの畜生たち」
僕らのナニワの喜劇王、馬飼家・ヤング(テレビウムのちっさいおっちゃん・f12992)ことヤングおじちゃんでさえもシバベロスの変態的言動にはドン引き不可避であった。
「見た目は女子ウケもふもふぷりち~~やのに!言うことがゲスいわ!!ゲスの極みすぎるわ!!」
ナイスバディなお姉さんが好きな気持ちはわかるんだけどそれはそれこれはこれである。
こんなゲスい発言のもふもふ畜生たちが今や大人気なシバベロスたちに属するものだとはにわかに信じがたいものでもあった。
「それに可愛さならこのナニワの喜劇王の方が上やで!今からそれを証明しちゃr……」
勢いよく現場にかけつけて指をビッシィィィ!!とつきつけて宣戦布告しようと思ったのだが……
「おっぱいおっぱい!おっぱいおっぱい!わんわんわんわん!!!」
「わお―――――――――んふとももペロペロペロペロペロペロ」
「いやおっさんはスルーか―――――――――い!!!!!!!!」
何てこったい、ヤングおじちゃんの話をどのシバベロスも聞いていなかった!!
おっさん言うてもテレビウムだから可愛いんですよ?いやホント。
流石元より自分の好き嫌いを最優先するシバベロス、好きじゃないのはとことんスルーするのも躊躇わない、話も聞くつもりがないとは何というワル!!
と、デビキン法的には大絶賛されてもおかしくはない。
「はぁーん!?そういうことする!?そういうことするゥ!?!?ええわならワイかて考えあるねんで!!!後悔しても知らへんからなァ!!!」
ヤングおじちゃん半ばブチギレ気味に叫んだ後華麗にユーベルコードを発動!
「チビで貧弱なオッサンとはも―――――――――言わさへん!ダイナマイトなウルトラスーパーセクスィーボデーでええやな~い?」
デンッデッデッン♪
デンッデッデッン♪
何かこの後チャーッチャラチャーンチャチャーッチャラチャーンチャ♪って流れてきそうな音楽が背後で流れ始める。
「ワイの心はァ――――――HOT LIMIT!あなたの結果に―――――完ッ全ッコミーット!!!バカウケ―――――ビューティホ―――――――マッソ―――――――――――ゥ!!!!!」
ででーん!何てこったいテレビウムのちっちゃい身体があっという間に八頭身のナイスバディに大変身!
ヤングおじちゃん、バ美肉によりびゅーちほーな漢女に大変身!
「おっぱい、ふともも、わふわふわふわふ……わふっ!?!?!?」
そしてうっかりそれが視界に入ったシバベロス思わず二度見!
さっきまであそこにおったの何かちっちゃくてうっさいおっちゃんやなかったかと言わんばかりに硬直!
しかしそれこそヤングおじちゃんの狙いにほかならぬ!ランジェr……げふげふ、知恵の布をそぉいと被せてすぐに抱き上げ!!
「あーん、可愛らしいわん♪」
もーふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふ!
もーふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふもふ!!!
漢女なヤングさん、シバベロスをこれでもかと愛でる!!先程まで畜生とか言っていたのにってそら知恵の布剥がれてたからだから仕方ないですね。
逆に知恵の布被ってたら問題なく愛でれるということである、いや下着が知恵の布って時点で大分愛でれる人限られるけど。
「ほーれもふもふもふもふ~~♪」
「ぐるるー。おっちゃんキモいわん!」
「なんやと~~~~!?も―――――!失礼しちゃうわん!そんなこと言う悪い子は笑いすぎて腹筋崩壊するまでくすぐっちゃうわんよ~~~!!!」
「わふふふふふふふ!!!!!」
このあとめちゃくちゃくすぐられたシバベロスであった。
大成功
🔵🔵🔵
カシム・ディーン
「ご主人サマ!えちえちでいけないワンワンが沢山いるよ!もうこれはあれの出番だね!!」
お、お前…あれをやる気か!
いいか殺すんじゃねーぞ!!
「もっちろーん♥美味しく食べちゃうだけだぞ☆煩悩のままに♥」
【属性攻撃・迷彩】
あ、僕は光学迷彩と水の障壁で匂いも隠蔽して遠くで隠れてます
UC発動
…今…地獄の門が開く…!
「「ひゃーーーっはぁぁぁぁ♥」」
幼女軍団
一部は主の護衛
残り?
洞窟に突撃
【戦闘知識・情報収集・集団戦術・視力】
洞窟内の罠を捕捉しつつ
物量で粉砕
圧倒的物量でブギー達に群がる幼女軍団
「ほらメルシーをぺろぺろするんだよ♥」
「こっちからもぺろぺろしちゃうぞ♥」
「うへへへへ♥」
色々したあとちゃんと被せる☆
●メルシーGWのぺろぺろ幼女祭り
「ご主人サマ!ご主人サマ!えちえちでいけないわんわんが沢山いるよ!!」
自らを主とする界導神機『メルクリウス』ことメルシーにぐいぐいと引っ張られて洞窟に訪れたカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)。
「うわ……正直こんな小動物が煩悩まみれな姿とか見たくなかったですね……」
別に夢を持っているワケではないが、これが夢を壊される気分か、と少し遠い目な一方、メルシーはその煩悩シバベロスたちを見てテンションマッハ状態である。
煩悩まみれだけど、もふもふで可愛いことは事実なので女の子としては可愛いもの好きの血が騒ぐ(?)という奴なのか、それともえちえちな関係のことで興奮してるのか……とりあえずM気質なメルシーには色々な意味で向いている戦場と言えばそうかもしれないしそうじゃないかもしれない。
「こんなにえちえちわんわんがいるなんてもう、これはあれの出番だね!!」
「な、ん……だと……!?お、お前……あれをやる気か!!」
カシムは真っ青になった。
そう、それはまさしく地獄という表現が相応しい光景が広がるとんでもなく恐ろしいユーベルコード。できることなら使いたくない、あんな地獄何度も見たくないという気持ちが非常に強い。
だがメルシーがもうそれをやる気満々でどう見てもてこでも動きそうにないのでクソデカため息を吐いた後にしぶしぶ行使することにした。
「いいか!殺すんじゃねーぞ!!」
「もっちろーん♥おいしく食べちゃうだけだぞ☆煩悩のまーまにーっ♥」
「あーはいはいわかったからいってこい!僕は隠れてるからな!!」
カシムはそそくさと光学迷彩と水の障壁を展開し、あらゆる五感での感知を阻害する。
今から使うユーベルコードはカシムが一回でも負傷したら効果が切れてしまう以上、何が何でもどんな理由があれど攻撃されるワケにはいかないのだ。
まあ、メルシーが早速飛び込んでる時点でシバベロスたちは皆彼女のナイスバディに釘付けになるだろうので心配いらなさそうだが、そのナイスバディは今この時だけは消え去るので念には念を入れて。
すー、はー、と軽く深呼吸をし、カシムはいざユーベルコードを発動する。
……今、ここに地獄の門が開く……!!
「「ひゃ――――――っはぁぁぁぁぁぁぁ――――――――♥」」
瞬間、メルシーが一気に124個師団レベルの幼女軍団に大変身&分身!!
そのうち1個師団は隠れているカシムが万一襲われても良いように護衛。そして残りの123個師団相当の数いるメルシーたちは神機として培われたデータベースから罠をパーセプションして物量で粉砕!
幼女になっても神機としてのスペックは当然失われていない辺りめちゃくちゃ恐ろしい幼女メルシー軍団、そのまま勢いよくシバベロスたちに突貫していく……!!
「わふっ!?これは幼女の気配!!」
「「「ひゃ―――――っほ――――――――♥♥」」」
「わっほおおおおおおおおおい!!幼女パラダイスだわおおおおおおおおおおおおん!!!!!」
おっぱいふともも連呼してたから対象外かと思ったけど幼女もきっちり守備範囲だった。
涎をでろでろ出しながらしっぽを振りながらヘドバンしながら幼女メルシー軍団に向かう!
「(いやムーブキモいよ!!!!つーか物理的に無理だろそのムーブどうやってんだよ!?!?!?)」
ツッコミたい、流石にツッコミ入れたくて仕方ないが声に出したら位置がバレてしまうのでカシムはぐっと堪える。
でも正直もう見たくないので見ない振りしていい?って顔をしていた。見なくてもいいと思う。
「ほらメルシーをぺろぺろするんだよ♥」
「ぺろぺろしていいわん!?!?!?わーい!!!!」
「あんっ♥激しい~♥こっちからもぺろぺろしちゃうぞ♥」
「わっほほほほほほほぉおおおおおおおん!!!」
「うへへへへへ♥」
幼女とシバベロスが煩悩曝け出して互いにぺろぺろし合うとかいうとんでもねえ光景が広がる。
これがカシムの言っていた地獄であろうか。
とりあえずこの光景を目の当たりにしたカシムの目は完全に死んだ魚のような目だったしこれ以上は考えるのをやめていた。
その背景には果てしなく宇宙が広がっていたと、護衛でカシムの取り巻きにいた幼女メルシーたちは語る……
「ああ~すっきりした☆じゃこれ被ろうね☆」
一方、思う存分煩悩を発散させたメルシー。
それはそれはすっきりした顔でシバベロスたちにてきぱきてきぱきと知恵の布を被せて、ぱんぱんと手を払ってお仕事おしまい!みたいなドヤ顔をキメた。
「ハッ!!今まで何を!でも幼女をぺろぺろできて幸せだったからいっか!お腹すいたからお家変えるわん!」
「気をつけて帰ってね~☆」
「わおーん!」
こうして煩悩塗れな洞窟からは無事煩悩が消え去った。
ついでに罠も大半がぶっ壊れたのでそれなりの普通の洞窟になりました。
恐らくデビキン内でのこの洞窟の知名度は今後シバベロス経由になるだろう、間違いなく。
「ご主人サマ大丈夫?顔色悪いよ?」
「うるせーほっとけ。僕は今日はもう帰って寝る」
「そうなの?じゃあメルシーも一緒に寝る☆」
「断る」
「え~~~??」
尚、帰路についた時メルシーはつやつやしていたが、言わずもがなカシムはぐったりしていたという。
もうあの地獄の門を開くことがありませんように――そう説に願うカシムだが、本当に使わずに済む日がくるのかは、もちろん誰も知る由もない。
大成功
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