7thKING WAR⑬〜かつての強敵がおばちゃんに⁉(作者 トルシ
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「ふええ」
 フリル・インレアン(大きな帽子の物語はまだ終わらない・f19557)は何故か正座をしていた。
 何事かと集まってきた猟兵を見てフリルは話を始めた。
「えっと、みなさんお集まりいただきありがとうございます。
 デビルキングワールドで7thKING WARが始まりました。
 みなさんに赴いていただきたい戦場はこちらです」
 フリルがそう言うとグリモアベースにデビルキングワールドの風景が映し出された。
 そこはつい最近決戦が行われたアポカリプスヘルのように荒れ果てた荒野であった。
 無残にも破壊されつくされ元は何の建物であったかも分からない瓦礫があちこちに散在していた。
 なんてひどいことをと思ったり、強敵の登場にハラハラしたりする猟兵であったが、
「えっと、これをしたのは東のラスボスのスーパーカオスドラゴンさんなのですが、破壊活動をする前にそこに住んでいた住人の方に菓子折りを持って訪れて、自身が所有する居住地への引っ越しを熱心に説得して、誰もいないことを確認してから行なったそうです」
 すごい律儀な悪魔であった。
「なので、今映っているすべてがスーパーカオスドラゴンさんの私有地になります。
 そこで大暴れをして混沌の地に変えても誰の迷惑になりません。
 ちなみに、大暴れするときも近隣地域の悪魔さん達にご挨拶に行って迷惑の掛からない時間帯で行なう徹底ぶりだったそうです」
 つまり、話がだいぶ長かったような気がするがそこは全く関係ないのであった。
 そして、本題がようやく始まる。
「それでそのスーパーカオスドラゴンさんの私有地、『カオスの混沌領域』というそうなのですが、そこにオブリビオンさんが入り込んでしまいました」
 つまり、そのオブリビオンを退治すればいいのだが、
「このカオスの混沌領域ではオブリビオンさんは私達の内心の脅威、
 かつての強敵の姿のオーラを纏って襲い掛かってくるそうです」
 冒頭からの正座はそれが理由かと猟兵達が思ったが、何で正座という疑問が生まれた。
「それでカオスの混沌領域に入り込んだオブリビオンさんがこちらのおば……さまです」
 グリモアベースに映し出された風景がズームアップしていきそこに現れたのは悪魔のおばちゃん、オバチャリオンであった。
 つまり、フリルはこのオバチャリオンに説教される予知を見て思わず正座をしていたのである。
 納得のいく構図であった。
 だが、察しのいい猟兵は気付いたのである。
 それは明日の我が身であることに、
 そして、その姿はかつての強敵の姿だということに気が付いてしまった。
「はぃ、しかもおば……さま口調でですぅ」
 そう、かつての強敵の姿のオーラを纏っているだけなので、声はオバチャリオンのままなのである。
「みなさん、……その頑張ってきてください」
 結局フリルは最後まで正座で説明し、猟兵達を送り出したのだ。
 何名か逃げ遅れた者がいたようであるが……。


トルシ
 7thKING WARです。
 戦場は⑬カオスの暴走、
 東のラスボス『スーパーカオスドラゴン』の支援を行なっている戦場になります。

●ボス戦『厚顔悪魔『オバチャリオン』』
 敵はオバチャリオン1体ですが、オバチャリオンは皆さんのかつての強敵の姿をしたオーラを纏っているので実質2体分の攻撃がきます。
 ですが、かつての強敵の姿の攻撃には負けてもらって構いません。
 むしろ負けた方がプレイングボーナスが得やすいです。
 オバチャリオンの攻撃にはしっかり対応してください。

 ※かつての強敵は第六猟兵に登場した有力敵でお願いします。
  過去作だけでまだ第六猟兵に登場していない敵や公式以外の宿敵はNGとさせていただきます。
  かつての強敵の攻撃は指定が無ければ皆様のユーベルコードの能力値と同じ能力値のユーベルコードで攻撃します。
  かつての強敵の姿や攻撃はそのかつての強敵のものですが、口調はオバチャリオンです。

 プレイングボーナス……かつての強敵に対する恐怖心や敗北感を描写し、乗り越える。

 それでは良い逆転劇を頑張ってください。
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第1章 ボス戦 『厚顔悪魔『オバチャリオン』』

POW ●ブアツイネン・アイアンハート
敵より【面の皮が厚い】場合、敵に対する命中率・回避率・ダメージが3倍になる。
SPD ●ガメツイネン・ノビールハンド
【自身のどこまでも長ーく伸びーる腕】が命中した物品ひとつを、自身の装備する【四次元エコバッグ】の中に転移させる(入らないものは転移できない)。
WIZ ●メダチマンネン・レオパードプリント
対象の【服装や装備品】に【派手な豹柄模様】を生やし、戦闘能力を増加する。また、効果発動中は対象の[服装や装備品]を自在に操作できる。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は仇死原・アンナです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


久留米・圓太郎
■WIZ
かつての強敵=(バトルオブフラワーズの)ウインドゼファー

……無謀に突っ込んだあげく何も出来ずにぶった切られて敗北の失態、忘れたくても忘れられないぜ。(UC発動)

大気属性の魔法弾を[2回攻撃]で撃ち込む![高速詠唱]でウィンドゼファーの速さに対抗して横っ腹を叩く!
(が[オーラ防御]の発動より先にウィンドゼファーの攻撃が決まってしまう)

「くっそー!まだダメか!?」

ここで突っ込んでしまっては、昔の失敗再びになってしまう。
でも、よく考えたらこのウインドゼファー、悪魔の幻影、なんだよな?>ヒョウ柄装備を魔法弾ひん曲げで撃ち落とす!

また復活するような事があったら次こそは勝つ!

※アドリブ・連携歓迎



 荒れ果てた荒野にそれは立っていた。
 赤いヘルメットに白いコートを着て、体の各所にバイクのパーツが装着され2本の車輪剣を持つ女性、スピード怪人『ウインドゼファー』である。
「あらぁ、今日魔界デパートで特売が入ってるじゃないの開店前に並ばなくちゃね」
 何やらその場にそぐわない一言が聞こえたような気がしたが、そこに立っていたのはスピード怪人『ウインドゼファー』である。
「……無謀に突っ込んだあげく何も出来ずにぶった切られて敗北の失態、忘れたくても忘れられないぜ」
 自身の腹部に手を当てそう呟くのは久留米・圓太郎(自称魔法使いの一番弟子・f00447)であった。
 かつての戦いで手痛い一撃を受けた圓太郎は先制攻撃とばかりにウィザードロッドを構え呪文詠唱に入った。
 高速に紡がれる呪文により出現したのは大気の属性を有す二つの魔法弾。
 魔法弾は複雑に軌道を変えながらウィンドゼファー目掛け飛んでいく。
「逃がしはしないぜ!この弾から!」
 ウィンドゼファーを両方向から挟み撃ちにするかのように魔法弾が飛来し、着弾するかと思われたその瞬間、轟音と共にウィンドゼファーの各所のタイヤが高速回転を始めた。
 高速回転するタイヤは魔力弾の威力を軽減し、ウィンドゼファーは2本の車輪剣を構え駆け抜けた。
 ウィンドゼファーが駆け抜ける軌跡にまるで花びらが舞うかのように何かが舞った。
 まさかのシステムフラワーズまでもが再現されていたのかと思われたが、舞っていたのは魔界デパートや魔界スーパーのチラシであったのだ。
 そういえば、冒頭で不穏な声が何か言っていたのが思い出され、ウィンドゼファーに目がいっていて気が付かなかったが辺り一面チラシが散らかっていた。
 その異様な光景に呆気に取られてしまった圓太郎はオーラ防御の展開が遅れていまった。
「あんた、ちょっとそこ邪魔よ」
 ウィンドゼファーの車輪剣が交差し発生した竜巻に巻き上げられるかのように圓太郎は吹き飛ばされてしまった。
「ちょっと、このクーポン今日までじゃないの、危なかったわ」
 どうやら圓太郎の足元にクーポン券が落ちていたようでウィンドゼファーのオーラを纏うオバチャリオンは突進してきたのである。
「くっそー!まだダメか!?」
 悔しがる圓太郎の元にウィンドゼファー……のオーラを纏うオバチャリオンが寄ってきた。
「ちょっと、あんた何それ!
 だっさいわね!
 今どきの流行はこれよ」
 すると、圓太郎の服にヒョウ柄が浮かび上がってきたのだ。
 このままではヒョウ柄の服に引っ張られて圓太郎が操られてしまうかと思われたが、オバチャリオンは後ろから飛んできた魔法弾に吹き飛ばされたのである。
 先程ウィンドゼファーに着弾したかと思われた魔法弾だが一つは外れており、その一つの魔法弾の軌道を曲げオバチャリオンへとぶつけたのである。
 だが、ウィンドゼファーとの勝負に決着がつけられなかった圓太郎は、
「また復活するような事があったら次こそは勝つ!」
 そう誓うのであった。
成功 🔵🔵🔴

エリカ・タイラー
かつての強敵は「猟書家『キング・ブレイン』」。
ブレインバイシクル1号からの「本棚をバーン!(SPD)」は、自転車に乗っていない今は避けられません。
からくり人形・ビルトで受けるも下敷きになるでしょう。

その状態で厚顔悪魔『オバチャリオン』の「ガメツイネン・ノビールハンド(SPD)」に対し、ユーベルコード「フォー・ディメンション・マリオネット」。

私はビルトのおかげで辛うじて潰されずに済んでいて、
ビルトからキャバリア・シュヴェールトと各種兵器の封印を解除します。
キャバリアの出現で本棚を跳ね上げて遮蔽に利用してオバチャリオンの腕を防ぎ、
本棚や蔵書ごとBS-Sワルキューレカノーネで焼き払いましょう。



「ここがカオス領域ですか」
 荒れ果てた大地に混沌が渦巻くカオス領域に足を踏み入れたエリカ・タイラー(騎士遣い・f25110)は自身が操るからくり人形ビルトを連れ周囲を見渡した。
 すると、どこからともなくチリンチリンという音がしたかと思うと、突然本棚が降ってきた。
 もくもくと土煙が上がる中、エリカのからくり人形は本棚に圧し潰され、エリカもまた本棚の倒れた勢いに吹き飛ばされていた。
 地を這うエリカの傍に止められたママチャリを見上げるとそこにはキマイラフューチャーのオウガ・フォーミュラ『キング・ブレイン』がいたのであった。
「くっ、卑怯な」
 エリカがそう呟くのも仕方がなかった。
 キング・ブレイン本人なら必ずブレブレブレと挨拶があるのだが、目の前のキング・ブレインはそれすらもなく攻撃してきたのである。
「卑怯?なに言ってのよ」
 キング・ブレインから図太い手が伸びると、エリカが地に伏し手を伸ばしていたその先にあった光る何かを掴んだ。
「この1D(デビル)はあたしが先に見つけたから、あたしのもんよ」
「ふん、これだから最近の若い娘は……」とぶつぶつ言いながら拾ったD(デビル)を自分の財布にしまった。
 そう、このキング・ブレインはこのカオス領域の混沌によって生み出されたオーラで、そのオーラに隠れて見えづらいのが厚顔悪魔『オバチャリオン』なのであった。
 オバチャリオンは
「あーら、ちょうどいいベンチがあるじゃないの。
 全力疾走したから疲れてたのよ」
 とビルトを圧し潰している本棚にどっこいしょと腰を掛けた。
 ギシギシとビルトからひびが入るような音が聞こえてくる。
「貴様、ビルトになんてことをするのよ!」
 エリカは起き上がると同時にビルトと繋がるからくり糸を操作する。
 すると、ビルトの中からなんとキャバリアが出てきたのである。
 あきらかに体積や重量を無視していた収納であったが、それでもできてしまうのがユーベルコードの恐ろしいところである。
 キャバリアが飛び出したことによる勢いで本棚が跳ね上げられ、上に乗っていたオバチャリオンも本棚と一緒に空中に飛ばされたのである。
 エリカは急ぎキャバリア『シュヴェールト』に乗り込む。
 シュヴェールトはビルトから排出された二門一対の超巨大荷電粒子ビーム砲を掴むと吹き飛ばされているオバチャリオンへと向けた。
「覚悟しなさい!
 ワルキューレカノーネ!!」
 ワルキューレカノーネから放たれる光の奔流がキング・ブレインのオーラの本棚ごとオバチャリオンを焼き払うのであった。
大成功 🔵🔵🔵

ムゲン・ワールド
 かつての強敵:ドクター・オロチ
 能力者時代はただ恐ろしかった。
 アポカリプスヘルではマザーコンピュータに接続した奴に一太刀浴びせたが、それも莉出瑠(元使役ゴーストの猟兵。相棒)の協力のおかげ、一人で勝ったことはない。

「今度こそ一騎討ちにて決着をつけよう、水晶剣ルルモードを握れ、ドクターオロチ!」
 コアユニットに接続して反応速度を上げてくるか。(実際は豹柄装備

 くっ、強い。やはり実力は向こうが上か。
 だが追い詰められたところで「リミッター解除」。一気に動きを早めて「不意打ち」でUC発動。相手はUCで戦闘能力を増加させているから、石化するだろう。
 もう一度、石の中で眠るんだな、ドクター・オロチ。



「能力者時代はただ恐ろしかった。
 アポカリプスヘルではマザーコンピュータに接続した奴に一太刀浴びせたが、それも相棒の協力のおかげ、一人で勝ったことはない」
 ムゲン・ワールド(愛に生きたナイトメア適合者・f36307)はドクター・オロチとの因縁を語っているのだが、バリボリと煎餅を食べる音がうるさく雰囲気が台無しである。
 オバチャリオンは瓦礫に腰かけ、さっさと始めなさいよという視線を送ってくる。
 どうやら、ムゲンとドクター・オロチの一騎討ちに手出しはしないようだ今のところは。
「今度こそ一騎討ちにて決着をつけよう、水晶剣ルルモードを握れ、ドクターオロチ!」
 ムゲンは仕込み杖を握りしめ、
 ドクター・オロチは水晶剣を手放した。
「おい、ドクター・オロチ!何をしている!水晶剣ルルモードを握れと言っているだろ!!」
 ドクター・オロチは体を小刻みに揺らし、そして声は出てないが大笑いをし始めた。
 ひとしきり大笑いしたドクター・オロチは上空を指さす。
 そこには先ほどドクター・オロチが手放した水晶剣があり、水晶剣はその形を変形させていったのだ。
 そして、出来上がったのは門であった。
 その門が開かれると中から飛び出してきたのは炎の体を持つ巨大狼『フェンリル』であった。
 フェンリルは爆発を呼ぶ咆哮や瞳から放たれる魔炎光線でムゲンを攻撃してきた。
 想定と違うドクター・オロチの行動で困惑しているムゲンに声がかけられた。
「あんた、ドクター・オロチって言ったじゃないの。
 だから、あたしがここの混沌さんに無理言ってドクター・オロチを出してもらったんじゃないの。
 マザー・コンピュータとセットがよかったら、最初からそう言いなさいよ。
 まったく、これだから最近の若い子は困るのよ……」
 ぶつぶつと文句を言い始めるオバチャリオンだが、ムゲンはある一瞬を見逃さなかった。
 ドクター・オロチのオーラもムゲンをバカにするようにムゲンの周り回る様に浮いていたが、ある一瞬オバチャリオンとドクター・オロチは重なり合ったのである。
 ムゲンはオバチャリオンごとドクター・オロチのオーラを仕込み杖で突き刺したのである。
 オバチャリオンはドクター・オロチのオーラを憑装しているので強化状態である。
 だから、オバチャリオンをナイトメアから湧き出す悪夢エネルギーを帯びた仕込み杖で突けばオバチャリオンに常に悪夢を見続ける石化を齎すことができたが、それではドクター・オロチのオーラはただ消滅するだけである。
 強化効果を受けていないドクター・オロチを石化させるならオーラと宿主が重なり合いリンクした瞬間だけであったのだ。
「もう一度、石の中で眠るんだな、ドクター・オロチ」
 そういうムゲンであったが、オバチャリオンのいびきがうるさく締まらなかった。
成功 🔵🔵🔴

カグラ・ルーラー
かつての強敵は「オウガ・オリジン」。
「トランプストーム(POW)」の鋭い刃のような縁を持つ無数のトランプで切り刻まれ、血を噴き出して崩れ落ちる。
それでも挑発するぜ。
「俺はまだまだガキだからな。ババアと違って血行が良いのさ」

その状態で厚顔悪魔『オバチャリオン』の「ブアツイネン・アイアンハート(POW)」に対し、ユーベルコード「アリス・ブラッド・フラッド・オウガ・ゴースト」だ。

血行も新陳代謝も良いモンで、俺に憑いたオウガは良く燃えるのさ!
ババアの面の皮も腹の肉も全部燃やしてダイエットさせてやる!

俺も後々ババアになるんだろうけどよ、
てめェみてェなババアは死んでも御免なんだよ!



「ぐはっ」
 無数のカードに全身を切り刻まれ、血を噴き出しカグラ・ルーラー(バーバリス・f21754)は倒れ込む。
 だが、すぐに起き上がり啖呵を切った。
「俺はまだまだガキだからな。ババアと違って血行が良いのさ
 それにババアと違って耄碌してないからな。
 ババア、それトランプじゃなくてポイントカードだろが!!」
 そう、オウガ・オリジンの姿をしたオーラの周囲を飛び交うのはトランプではなくポイントカードであった。
「俺の血でヤキ入れだコラァ!」
 カグラが叫ぶと周囲に飛び散った血液が燃え上がり、囂々と燃え上がるオウガが現れた。
 オウガの激しい猛攻が始まるがオバチャリオンはその攻撃を余裕で躱していった。
「あらぁ、ダイエットにちょうどいいわね」
 オバチャリオンはエクササイズでもするかのように攻撃を躱す。
「血行も新陳代謝も良いモンで、俺に憑いたオウガは良く燃えるのさ!
 ババアの面の皮も腹の肉も全部燃やしてダイエットさせてやる!」
 オウガの激しい熱気によって辺りが燃え上がり、オバチャリオンのエクササイズ続いていっていくのだが、
「ババア、てめえじゃねえ。
 そっちだよ、そっち」
 カグラはオウガ・オリジンを指さした。
「てめえ、顔がないくせによく面の皮が厚いなんて言えるよなぁ!」
 その瞬間、オウガ・オリジンのオーラは激しく燃え上がった。
『面の皮が厚い』とは恥を恥と思わない、ずうずうしいという意味なのだが、この瞬間物理的に顔の皮の厚さに書き換えられたのだ。
 そして、オウガ・オリジンには顔がない。
 すなわち、顔の皮の厚さが0cmなのである。
 よって、最も顔の皮の厚さが少ない存在になってしまったのだ。
 カグラに憑依するオウガが放つ紅蓮の炎はオウガ・オリジンのオーラを燃やし、そのオーラを憑装するオバチャリオンへと燃え移る。
 もちろんさっきまでカグラを襲っていたポイントカードはすでに燃え尽きている。
「俺も後々ババアになるんだろうけどよ、
 てめェみてェなババアは死んでも御免なんだよ!」
 カグラは最後にそう言い放ったのだが、それはどちらに向けて言われたのか定かではない。
 オバチャリオンのような厚顔無恥のババアなのか?
 はたまた、アリスであるカグラが歩む道が始まりのアリスでもあるオウガ・オリジンの辿った果てなのか?
成功 🔵🔵🔴

轟木・黒夢(サポート)
『私の出番?それじゃ全力で行くわよ。』
 強化人間のヴィジランテ×バトルゲーマー、19歳の女です。
 普段の口調は「素っ気ない(私、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、偉い人には「それなりに丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
性格はクールで、あまり感情の起伏は無いです。
戦闘では、格闘技メインで戦い、籠手状の武器を使う事が多いです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



「あらやだ、もうこんな時間じゃないの。
 帰ってお夕飯の準備をしなくちゃいけないわね。
 それじゃあ、混沌さん失礼するわね。
 オホホホホホ…」
 混沌領域で散々好き勝手してきたオバチャリオンであるが、何故かここの混沌に対しては下手であった。
「さすがに、若い頃のうちの旦那を出されたら勝ち目はないからねぇ」
 そうぶつぶつ言いながら、先程の戦いで運よく無傷のママチャリに向かっていると、
「待ちなさい、そこのおばさん」
 ママチャリをこぎ出そうとしたオバチャリオンの前に現れたのは轟木・黒夢(モノクローム・f18038)であった。
「なんだってぇ、小娘がぁ、あたしは帰ってお夕飯の準備で忙しいのよ。
 あんたの相手はあんたのかつての強敵がしてくれるわよ。
 ほら、あっちいってなさい」
 しっしっと黒夢を追い払うオバチャリオンであったが、黒夢の放った地獄の炎はオバチャリオンに向かって飛んできた。
「何するのよ!
 ちょっと混沌さん、この失礼な娘にぴったりな強敵を用意してあげちゃって」
 オバチャリオンはそう言うが何も現れないのであった。
「ちょっと、どういうことよ」
 オバチャリオンは疑問に思っていた。
 黒夢の身のこなしからそれなりの実力者なのは分かる。
 だが、それならかつての強敵がいるはずなのである。
 黒夢の経歴を辿れば確かに強敵との遭遇を数回行っている。
 なのに、何も現れないのである。
「そういうことですか、簡単なことです。
 私、苦戦したことはありませんから」
 黒夢はそう言いのけたのである。
 逆に言うと善戦もない支援出撃なのである。
 ゆえにカオス領域の混沌も何を出せばいいのか分からず何も出せずにいたのだ。
「覚悟してください」
 黒夢は淡々と言い放つと再び地獄の炎を作り出し、オバチャリオンに向け放ったのである。
 面の顔の厚さではオバチャリオンの方が厚く、回避率が3倍になっているのだが、オバチャリオンはママチャリに乗っていてさらにこぎ出していない状態であったのだ。
 そして、ママチャリにはブランド物のバッグなどが載せられ、ママチャリを犠牲に躱せばブランド物のバッグが炎上してしまうので、回避率に関係なくオバチャリオンは紅蓮の炎に包まれるのであった。
成功 🔵🔵🔴

最終結果:成功

完成日2022年05月20日
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴