グリモアベース 作戦会議室。
「7.62mmカラシニコフにRPK、M16ライフル、50キャリバー、G3……それに、使い切れない弾丸の山と各種燃料の大盤振る舞いだ。片っ端から掻き集めたこれらを好きに使って良いぞ。 害虫駆除の時間だ、猟兵諸君」
集められた猟兵達の前には生産国も使用弾薬も全てバラバラな雑多な火器が並べられていた。
「オススメはカラシニコフかG3だな、ストッピングパワーが違うし、カラシニコフに至っては耐久性が段違いだ」
こいつの製造国は嫌いだが、銃は素晴らしい。
そう言いながら持ち上げた一丁を猟兵達に見せる。
「ま、それは置いといてだな……色々と手間暇掛けてアポカリプスヘルに銃器を搬入したんだが、搬入地点から各地に移送するために通る地下鉄にアリが潜り込んだらしくてな……」
そう言って見せた映像の中には、小児程度の体躯を持つアリが映っていた。
またギチギチと不快な摩擦音が絶えず響いている事からも、そこに同じような化け物が何匹も巣食っているのがよく分かる。
いつの間にやら群れて地下鉄内に蔓延る連中の繁殖力には驚かされると肩を竦めたユウキが言うにはただ殺すだけではもったいないので、ついでに運び込んだ銃のテストをしてほしいとの事だった。
「信頼出来る卸業者から集めたのは確かだが、全てにおいて完璧は無く不備は有り得る物だ。 だからこそ猟兵諸君にテストを兼ねて害虫駆除を依頼したいわけだよ」
猟兵なら自前の武器はもちろん、身体能力だけでもたかがアリ如きに安々とは負けないだろう。
だからこその人選である。
「もちろん駆除が最優先だがテストの協力に参加してもらえれば報酬を上乗せする。 テスト内容は現地で好きな銃を選んで今回の戦闘を行ってもらえればそれで結構だ。 簡単だろ?」
そう言いながらゲートを開き、ふと思い出したように再び言葉を紡ぐ。
「全てにおいて完璧は無く不備は有り得る物だ。 忘れるなよ。 それに、どうしても志願者が居ない場合でも私の懇意にしている拠点、【フィサリス】の人間が志願してテストに参加しているから問題は無い。じゃあ行って来い。 猟兵」
こうして、新しい作戦が始まった。
ユウキ
はじめましてこんにちわ。
(´・ω・)bはじめちわ!!
ユウキです。
ちょっと……少し……けっこう? 前に行った強盗依頼で手に入った資金を使い、武器を仕入れたユウキさんはアポカリプスヘルにそれを運び込んだようです。
一章は、ネズミ退治です。
ユウキさんの持ち込んだ銃を使う(なんでも良いです。 よほどニッチな銃じゃなきゃ知ってるので)か、自前の武器で倒して下さい。
しかしユウキさんの持ち込んだ銃を使う場合、もしかしたら不備が起こるかもしれません。
(´・ω・)災難だったと諦めな!
二章で、武器をまとめたりして搬出準備をします。
ユウキさんは呼べば来ます。
手伝いくらいはするでしょうが、一章で不備が出た場合に八つ当たりされてもユウキさんは知りません。
(´・ω・)仕方ないね。
さて、そんなわけで張り切ってまいりましょう。
「それでは皆様、良い狩りを……」
第1章 集団戦
『グラトニーアント』
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POW : 異常発達した大アゴ
【鉄筋コンクリートをも噛み砕く大アゴ】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD : 超濃縮蟻酸
【頭】を向けた対象に、【体内で作り出された蟻酸を吐きつける事】でダメージを与える。命中率が高い。
WIZ : 巨大アリの大軍
【フェロモンを周囲に撒き散らす事で仲間たち】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
イラスト:もりさわともひろ
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
「ヒュー! これ、どれ使っても良いんだよな!?」
ややはしゃいだ様子で、男は無造作に置かれた銃の一丁を掲げた。
別の男がはしゃぐ彼に今回の仕事中だけだと釘を押しながらも、若干楽しそうに自らの得物を見繕う。
銃だけではない。
燃料だって一つの拠点が1ヶ月以上贅沢に使ったって無くならない量だ。
「うっし! 俄然ヤル気出て……きた……かなぁ」
言いながら地下鉄の入口へと目を向けると、ぽっかりと口を開けた暗闇がまるで手招きをするようにそこにあった。
「ビビったのか?」
そう言って肩を小突く男に慌てて反論する。
……大丈夫さ。
だって、俺たちには強い助っ人が居るのだから。
ジェイ・ランス
【SPD】※アドリブ、連携歓迎
■心情
おおー、現代火器が使いたい放題!?いいねえいいねえ。じゃあオレはこの安心と安全のAK-47にしようかな?
こいつはいいぞお、よっぽどの事がないと作動不良が起きないからなー
ま、この劣悪な環境だとどうなるかねー?
ていうか数多いなあ。一応保険もかけてと。
―――Ubel:Code schwarzes_Loch Dame.
じゃ、いきますかー
■行動
”事象観測術式”にて【情報収集】、【索敵/偵察】し、適宜「フィサリス」に指示しつつ、自身も攻撃していきます。
弾数が不安なので”爪”も併用し、自身と味方に重力障壁(オーラ防御)、UCにてギ酸を吸い取りつつ攻撃していきます。
エメラ・アーヴェスピア
…持ち込んだってちょっと、大丈夫?
別世界から持ち込みすぎるとストームが起こるって話だったと思うのだけれど…?
まぁ、仕事だからやるけれど…これだけの物資、どこから得たのよ…(強盗依頼を知らない)
そもそも私は兵器を造る関係上、こういった銃の構造も一応わかるから調べれば大体はわかりそうだけれど…
そういう指定ならやらせてもらうわよ
『出撃の時だ我が精兵達よ』、とりあえず余っている奴を片っ端から貸しなさい、蒸気兵達にやらせるわ
【集団戦術】で運用し、確実に敵を減らしましょう
これなら一つ二つ不備が起こっても問題ないわ…最悪全部駄目でも元々の武器を呼び出して装備させればいい訳だし、ね
※アドリブ・絡み歓迎
「持ち込んだって⋯⋯」
エメラの思考の中ですぐに浮かんだのは“ストーム”だった。
確かに他世界から物資を搬入すること自体はグリモアをもってすれば容易い。
とはいえ、ここに置いてある量を一度に行えば必ずそれは発生する。
ちまちまとストームを起こさないように運び込んだか、あるいは⋯⋯いや、そんな依頼は無かったハズだ⋯⋯。
「ハァ⋯⋯」
一つため息をついて首を振る。
そもそもこれだけの量の物資をいったいどこから手に入れたのかとか気になることは山ほどあったが、どうせ碌な方法ではないのだ。
聞くだけストレスが増えるだけである。
「おっほぉう♪」
物資の山の中から金髪赤眼の青年が歓喜と思わしき叫びをあげながら現れる。
誰も見ていないというのに一人手に持った銃の特徴を楽しそうに話しているそれは傍目から見れば完全にヤバい人のそれではあったが。
「で、あなたはそれにするわけ?」
金髪赤眼の青年、ジェイが掲げた銃を見やる。
随分近代的な樹脂製のライフルである。
「ん⋯⋯いやぁ、俺はこいつかなぁ」
そんな風に呟きながら引っ張り出したのは先程とは打って変わって少し古めかしい、木材と金属でできたライフルだった。
革命の象徴や世界で最も人を殺した銃とも呼ばれたAK-47である。
「しかも模造品じゃなくて正規品だぜ、コレ」
そんな風に言って初弾を装填する様はまるでゲリラか何かである。
まぁいいわと武器を選んだジェイを尻目に、自らが呼び出した魔導蒸気兵たちを見やる。
こちらはこちらで粛々と武器を手に取り、整列していく様は我ながら精兵と呼ぶにふさわしい立ち居振る舞いである。
「さぁ、行くわ」
そう指示を出すと、数人のフィサリス兵とジェイもおもむろに立ち上がって通路を見た。
⋯⋯さぁ、害虫退治の時間だ。
どこかで水が垂れる音と、ギチギチと関節のこすれる音が響いている。
巨大な洞窟迷路と成り果てているこの環境から、音の大小で正確な位置や数は把握できなくとも、この先に蟻達が居るのは確実だ。
周辺状況を適宜スキャンしつつ、前を歩くエメラの兵や後方を警戒するフィサリス兵達にその情報の共有を行っていく。
――さて⋯⋯
現状はすぐ近くに敵は居ない。
幾つかに分けられたグループで決められたルートを進行し、道中で見つけた虫を駆除すれば良い。
場合によっては敵に出会わない可能性もあるにはあるが、その可能性は低いだろう。
少なくとも⋯⋯
「ストップ」
少し先、微妙な隙間ではあったがその先に赤い光が仄かに反射している。
数は分からないが、おそらくこちらを観察しているのか。
「どーする?」
そうエメラに問いかけると、しばし考えを巡らせ始めた。
勿論最終的には殲滅しなければならないのだが⋯⋯⋯⋯。
「フィサリスの人達は引き続き後方警戒を、あなたも一緒にお願い。 私の兵で前方は対処するわ」
そう言って、エメラが兵たちに指示を下す。
先ほども言ったようにこの洞窟は完全な迷路だ。
道中確認した道からいつ別の蟻達が出てきてもおかしくない。
挟まれれば逃げ道が無くなることを考慮すれば、個人の判断で簡単に戦闘状態に移行するのも得策ではない。
仲間との相談は必須だ。
「撃てッ!!」
エメラの号令と共に蒸気兵達が一斉に射撃を開始する。
洞窟内に爆音が響き渡る中、マズルフラッシュで点滅する視界に赤い光が映る。
「こっちも来なすった!!」
フィサリスの兵が一斉に射撃を開始する中、自身も射撃を行いつつフィサリス兵の前に黒い球体を出現させていく。
脳内で複数の球体の動きを演算処理しながらの射撃ではあったが、元々低い精度がさらに低くなったところで大差はない。
⋯⋯それよりも、だ。
「うおッ!?」
手足の一部を銃撃でもがれながらも接近してきた蟻の一匹が、腹から毒液のような液体を噴出する。
「だーめ!!」
噴出された液体を黒い球体が防ぐと、まるで吸い込むかのように液体が吸い込まれていく。
――構造解析⋯⋯これは⋯⋯⋯⋯。
「うわぁ⋯⋯⋯⋯」
⋯⋯酸だ。
所謂蟻酸という奴だろう。
⋯⋯まかり間違って人間に掛かれば骨すら残らないほど強力なことを除けば。
「防御はこっちでやるから!! 頭と腹を集中攻撃!!」
「応ッ!!」
幸い弾は腐るほどある。
だが、それ以上に敵が居ないことを祈るばかりだ。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
化野・花鵺
「銃、銃かぁぁあぁぁ」
狐、頭を抱えた
「カヤは火薬の匂いちょっと苦手ぇ。銃使わなきゃダメぇ?」
狐、上目遣いした
「女は度胸で諦めが肝心だよねぇ…」
狐、銃を抱えられるだけ抱えて戦場へ移動した
「妾は古風なおなごぞ。こんなものの使い方が分かるわけなかろう。ヌシが代わりに撃つが良いわ」
「化け狐(優)」で呼び出した知性派分身に銃撃させる
替えの銃弾は持ってきていないので撃ち終わったらどんどん次の銃を渡して撃たせる
デリンジャーから始まりSMG、ライフル、M29、バズーカと適当に渡す
分身は体力と幸運が低いのでそこそこジャムったり反動で自分の額を叩き割ったりする…
「無手の方が強いかのぅ」
狐、衝撃波で敵を弾き飛ばした
「銃、銃かぁぁあぁぁ⋯⋯」
花鵺は頭を抱えてギギギと唸りながら、目の前に山積みされた物資を睨む。
火薬の臭いははっきり言って苦手であるし、何なら使い方すらよく知らない。
戦場で使っている人間自体は見たことがあるので、見よう見まねで使えれば御の字と言った所か。
「ぐぬぬ⋯⋯」
出発前のやり取りを思い出しながら策を練る。
花鵺には生活をするにあたって、正直な話そこまで金が必要という訳ではない。
たいていの事は配下たる管狐達が知らないうちに何とかしてくれるからだ。
わざわざ扱いも知らぬ現行兵器を使って追加報酬を狙う意義は無い。
⋯⋯だが、趣味ともなれば話は別だった。
悲しいかな自慢の配下と言えど、いくらその素晴らしさを力説してみたところで理解してくれぬのだ。
ならば彼女の趣味たる“とある物品”の蒐集は手ずから行う必要がある。
⋯⋯即ち、カネが要る。
「カヤは火薬の匂いちょっと苦手ぇ。銃使わなきゃダメぇ?」
そう、上目遣いでグリモア猟兵に切り出してみた。
カネは欲しい。
だが、訳の分からぬ武器を使いたくはない。
ならば交渉である。
古今東西、男は女の上目遣いに弱いものだ。
少し困ったような顔をしたグリモア傭兵が微笑む。
ゆっくりと花鵺の肩に置かれた手。
よし、これは交渉成立の流れ⋯⋯⋯⋯
だったらよかったのになぁ。
「⋯⋯だ~め♪」
「みぎゃぁぁぁぁぁああああああああああ!?」
そのままゲートに放り込まれ、今に至るというわけだ。
「女は度胸で諦めが肝心だよねぇ⋯⋯」
そう言って、渋々銃器の山に手を伸ばすと数人のフィサリス兵を連れて戦場へと歩を進めた。
で、この状況である。
「みぎゃあ!?」
もう何も分からなかったので致し方なく呼び出した自身の分身――少々癪に障るがこっちの方が頭の出来は良い――に無理矢理銃を撃たせているのだが。
「ふぎゅう!?」
リボルバーを撃たせれば反動で跳ね上がった銃身が鼻先を強打し。
――あれじゃ、M29とかいうやつ。 前に映画で見た気がする――
「あ、主様!? これ弾が出⋯⋯むきゅぁぁぁああああ!!?」
バズーカを撃たせればさかさまに発射する。
⋯⋯良かった後ろに誰も居なくて。
――こんなシーンも映画で見た気が⋯⋯――
「無手の方が強いかのぅ」
そんな風に呟きながら踏んだり蹴ったりの分身を見て思う。
慣れない武器は使うもんじゃないと。
苦戦
🔵🔴🔴
ラピリス・マナフィールド
こんにちは。
今回はスズキ氏の依頼でやってきたよ。
【フィサリス】の皆さん、よろしくお願いします。
(ぺこりと頭を下げて)
さ〜て、おすすめの銃はあるかしら?
どーれーにしようかな?
ふむ…
ふむふむ…
……って銃器多いな!?47式にしようかしら?
こいつは劣悪な環境でも手入れが安易なんだよね
よし!準備はできたぞ!出発!!
目的地までは【オフロードバイク】に乗っていきます
⚔⚔⚔
さてアリさん退治
47式を構えて前進
その様子は楽しげに
ラピリスさんは新しい銃器を触れて、普段触らない新鮮なグリップの感触に喜びの感情を抑えられず
まるでAIM練習をするかのように戦い、時折【竜巻旋風脚】を使います
ふふっ…たまには新しい銃もいいね
ペコリと頭を下げながら、今日共に戦う人達に挨拶を交わしていく。
何気ない事ではあるが、それでもコミュニケーションというものは大切だとラピリスは思っていた。
……命を預ける相手なら尚更だ。
「うっし!」
頬を叩いて気合を入れる。
仲間の兵への挨拶は終わった。
次は今回世話になる、文字通りの“相棒”へ挨拶を済ませねばならない。
大量の物資を前に、暫し見渡す。
多彩な銃火器が無造作に積まれている中で、彼女は何の気無しにそれを取った。
木製グリップ、ハンドガード、ストック。
無骨な金属のプレス加工で作られた本体から察するに、最も初期のモデル。
「おぉ♪」
思わず掘り出し物を見つけたラピリスの頬が緩む。
軽く構えてみれば、思っていた以上に手に馴染む気がした。
アフトマットカラシニコバ。
やはり、こういう場所にはこういった銃が似合う。
「……ん?」
近くに幾つか、黒い覆いが被さった何かがあった。
形状から察するにバイクだろうか?
――地下の移動用かしら?――
まぁ、路線図に沿って走るなら悪くはないのかも知れないが……。
「……ファッ!?」
取り去った覆いの下、キラキラに磨かれたそれにラピリスは吹き出す。
……何を考えているんだ、あの男は? と。
「イヤッホゥ!!」
エンジンの爆音が地底に木霊する。
「撃ちまくれ!!」
それに負けずと響き渡るのは……オフロードバイクの前部に搭載されたミニガンの射撃音だった。
音に集まる蟻の群れを蹴散らしながらラピリス達は線路を爆走していく。
搭載された弾薬数こそ少ないものの、奴らを誘き出しながら殲滅するには悪くない。
「止まれ!!」
ラピリスの号令と共に後方に回りながら停止した部隊は、肩に背負った各々の得物を手に取った。
「射撃開始!!」
ラピリス達は先程から少し進んでは反転し殲滅、少し進んでは反転し殲滅。 と、この動きを繰り返していた。
音に誘き寄せられる蟻達を効率良く殲滅するには良い戦略だと、あのバイクを見た兵が提案したのである。
「竜巻旋風脚!!」
ラピリスの生み出す炎の嵐が蟻たちの歩みを阻み、吐き出す酸を気化させる。
所詮は虫だ。
近付けば焼かれ、離れれば穴だらけにされるとしても目の間にある獲物に突撃を掛ける事しか出来やしない。
そして火が弱まる頃には、ラピリス達は再び先へと進んでいた。
悪くない。
これならば、楽に目標地点までは到達出来るだろう。
大成功
🔵🔵🔵
秋山・軍犬
秘水「う~ん…」
おかしいですねぇ、これだけ銃があるのに
触手精霊界の誇る、触手化学研究所製の名銃
テンタクルスPG12が無いなんて
タイプR18は販売に厳しい制限かかってるから
分かるんですが…発注の不備?
軍犬「そんな銃、聞いた事ないんすけど?」
…で、試射に関してはフィサリスの面々に任せて
秘水ちゃんは彼らの使う銃器の整備点検ね
まあ、テストの件はこれで勘弁してもらおう
自分は蟻を直接殴って
何かの素材として利用できないか調べます
獲物の中には仕留め方次第って奴もいるし
自分はそういうの直接殴った方が分かるんすよね
相変わらずこの世界は物資不足だし
こういう調査は必須!(キリッ)
秘水「でもそれ、趣味入ってますよね?」
「う〜ん……」
軍犬に呼ばれ、共に降りた秘水が唸っていた。
彼女は来て早々に物資を漁り始めたのだが、少し漁っては唸り、少し漁っては唸りを繰り返している。
なにが気に食わないのだろうか?
「おかしいですよ軍犬さん!!」
どうせまた良く分からない事で悩んでいるのだろうとしばらく放っておいたのだが遂に彼女は軍犬へと向き直り、言い放った。
「触手精霊界の誇る、触手化学研究所製の名銃テンタクルスPG12が無いなんて!! タイプR18は販売に厳しい制限かかってるから分かるんですが……発注の不備かもしれません!!」
「そんな銃、聞いた事ないんすけど?」
そもそも触手精霊界なる世界がどこにあるのかすら知らない。
……とまあこんなゴタゴタが最初にあったものの、今回に関しては銃のテストはフィサリスの面々に任せる事にした。
良く分からない銃(?)は元より、現行銃器自体に一切の造詣がない。
ならば、餅は餅屋。
自分は蟻達の素材が何かにつかえないか調べて見る事にしよう。
「ふーむ……」
何体か殴り飛ばして分かったが、あまり素材にはならなそうだった。
外殻は普通に銃弾が貫通するし、自分で殴り飛ばした際にも簡単に砕けてしまう程度だ。
「味も……」
おそらく酸味がキツい。
強力過ぎる蟻酸が体内の肉に染みてしまっているのだろう。
「駄目っぽいすね……」
しかしだ。
軍犬は諦めない。
なぜなら相変わらずこの世界は物資不足であるし、こういう調査は必須なのだ。
「でも、それ趣味入ってますよね?」
「ナチュラルに人の心を読むなっす!!」
成功
🔵🔵🔴
トレーズ・ヘマタイト
※アドリブ自由
この状況だと壁を壊して敵が現れるなり、天井から降ってくるなりも警戒しないとな
選択UCでSSWの帝国兵の幻影を大量に呼び出し、自分と猟兵でない協力者達の護衛に一定数を残し
それ以外を五人一組で行動させテスト用の武器も持たせて蟻の掃討を任せる
幻影達には無理をさせず、場合によっては●時間稼ぎをし、その間に他のチームを合流させ確実に撃破させる
協力者達の護衛組は基本●援護射撃程度までにするが、状況次第では突撃や自爆などしてでも協力者達は守る
自分はUCの関係で前に出れないので大人しく幻影達への指示出しに集中しておく
武器の中にG3のSASがあったが、本来このモデルの実銃は存在しないものでは?
以上
轟く銃声、蟻達の悲鳴。
それをただただ天井から眺める赤い瞳がそこにはあった。
瞳……なのだろうか?
黒いドロドロとした流体に、赤い瞳のような球体が一つ。
トレーズ・ヘマタイトは戦場を俯瞰していた。
「次の群れが向かっている。 到着までおよそ2分弱。 天井にも何匹か居るから優先して落としてくれ」
近未来的なボディアーマーに身を包みながらも、現代的な銃器を装備した一見アンバランスな集団に指揮を加えつつ、自身はただただ静かに状況を把握する。
「状況は悪くない……」
敵の攻勢は散発的で、守る事はそう難しくない。
――テストに渡された銃器に関しても現状は特に問題無さそう……だ?――
トレーズの目に1人、明らかに動きのおかしな味方が映った。
いや、動き自体はおかしくなどない。
ただ、銃からマズルフラッシュが一切出ていない上に特に反動を受けている様子もないのだ。
「おい」
垂れていた天井から離れ、様子のおかしい武器を持っていた兵に近づく。
「何か異常があれば報告するはずなのだが……」
彼らはトレーズの生み出す幻影。
謂わば傀儡だ。
武器の様子がおかしければ必ず報告するはずなのだが、幻影そのものに異常が起きた可能性は捨てきれない。
となるならば……。
「あぁ……なるほど」
だがそれは杞憂である。
幻影そのものに異常はない。
なぜならこの武器自体には何もおかしな事などないのだから。
「これは玩具じゃないか……」
そう。
何かの間違えで紛れ込んだか、精巧な作りのエアガンである。
――……これも一応報告しておくか。――
とはいえ、このモデルはそもそも玩具にしか無い架空のモデルだったはず……
「……まさか確信犯じゃないだろうな?」
グリモア猟兵の普段を思い出すと、そんな独り言をあながち否定出来ない自分がそこには居た。
成功
🔵🔵🔴
高吉・政斗
おい!なんて面白そうなことをしてきたんだよ!
(銀行強盗の事とは言っていない)
…あぁ…テストしてほしい事なので…
「AA-12(50連装マガジン10個付き:Frag12弾仕様)」を使うかな…シンプルイズザベスト!
■使用中…
ジュボッジュボッジュボッジュボッジュボッ…
ジュボッジュボッジュボッジュボッジュボッ…
シュールな音だ…嫌いじゃない、でも…ものたりあっ!(破損)。
…UC起動!FECT、設定完了!
持ち前の銃火器で使って撃ちまくるぞ!まったく…
勿論自分は迷彩機能・異音除去装置機能をONに。
両手にTYPE64AS・戦杖を持ち、M230で中空で華麗に遊撃してもらって
戦うぞコラ!不良品掴ませやがって~!
九十九・白斗
「少尉、俺はM16を借りるとしよう、昔ベトナムで使っていて馴れてるからな」
アメリカ生まれの日本人である九十九は、アメリカ軍に所属していた
M16のクリーニング方法も熟知している
「巨大アリか
あの巨大な顎で噛みつかれたら、軽く腕くらい引きちぎられそうだな
大群に近寄られたらアウトだろ
少尉め、軽く言いやがって」
だが、弾幕を張って近寄せなければ何とかなるだろう
引き撃ちでアリの群れを始末していく
リロードの瞬間が怖いが、手榴弾を投げながら、手早くすまして打ち続ける
『何だこれは!?蟻の体液か!?…うわっ!酸!……酸だああああああああ!!』
とどこかで聞いたことある悲鳴が聞こえるが、気にせずアリを排除していく
「クッソォ!!」
開口一番、高吉・政斗は叫んだ。
自分の知らぬ間に面白そうな仕事があったらしく、この目の前に積まれた物資の山はその成果らしい。
せっかくなら、その前回の仕事とやらにも参加しておきたかった。
「おいおい、あんまり叫ぶなよ。 ……ただでさえここは響きやがるんだ」
叫ぶ政斗を宥めるように呟きながら、九十九・白斗は積まれた物資の中にあったライフルを見て、ふと思い出したように目を細めた。
「XM16E1……初期型とは、これまた懐かしいもん見せてくれるな」
そう言って手に取ったそれを、まるで古い戦友に出会ったかのように見ていた。
「初期型って……それ、作動不良多かったって聞いたけど?」
渋々と、これで良いかと言わんばかりに銃を手に取りながら聞く。
「まぁな。 でも、ここはあのジャングルみたいに枝も無いし、しっかり整備してから使えば問題無いさ。 ……そういや、プラスチックなんて信用出来ないっつって、頑なにガバメントだけを使ってた上官がいたっけか」
三叉に割れたチューリップハイダーはとかく壊れ易く、ベトナムのジャングルで、蔦に絡まる事態が多発した事を思い出す。
ふぅんとあまり興味無さげな返事を返した政斗は、用意されていたドラムマガジンを差し込んで歩き出す。
「しゃあない、早く終わらせて次の面白い仕事を見つけるとするかぁ……」
「何だこれは!?」
迫りくる蟻の群れ。
冷静に頭部の神経中枢を撃ち抜き破壊していく白斗の耳に聞こえるのは政斗の声。
「蟻の体液か!?」
当の政斗はと言えば、小気味良い発射音と共にテストとして持ってきた散弾銃を撃ちまくっていた。
とはいえ、装填されているのは炸裂弾のようで、吹き飛ばす度に周囲に飛び散る蟻酸が周囲に降り掛かっているようだ。
「……うわっ!酸!……酸だぁぁぁぁぁぁぁ!!」
などとのたまいつつ、懲りる様子も無くポンポンと蟻達を吹き飛ばしている。
――楽しそうな奴だな……――
そんな呆れにも似た感想が頭を過ぎったが、次の瞬間である。
カツン!!
――……カツン?――
「うわぁぁぁあああっ!?」
政斗が再び――今度は本気の悲鳴――を上げながら手に持っていた散弾銃【AA-12】を蟻達の方へぶん投げると、突如として散弾銃が爆発した。
おそらく調子に乗って撃ちまくった結果ジャムったのだろう。
テストの段階で炸裂弾を使うのは正直危険が過ぎるとは思ったが、咄嗟に敵の方角へ投げ捨てたのは良い判断だ。
「しかしまぁ、巨大アリとはな……あの巨大な顎で噛みつかれたら、軽く腕くらい引きちぎられそうだ。 それこそ大群に近寄られたらアウトだろ……少尉め、軽く言いやがって」
そんなふうに悪態を付きつつも、その視線と銃口は最も危険度の高い目標を目まぐるしく捉えながら確実にそれらを排除している。
「不良品掴ませやがって〜!!」
自前の武器に持ち替えた政斗もすぐさま、戦いに戻る。
……その不良品を見つける為のテストなのでは?
そんなふうな考えが白斗の脳裏を過ぎったが言ったら言ったでまた面倒そうなので、その言葉が白斗の口から放たれる事は無かった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 日常
『物資を運び出せ!』
|
POW : 力こそ最強! あふれるパワーとフィジカルで物資を運ぶ
SPD : 速さこそすべて! テクニック&スピードを用いて物資を運ぶ
WIZ : 知恵こそ最良! 頭脳や技術、超常の力を用いて物資を運ぶ
|
種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
色々と考慮すべき事態はあったものの、蟻達の殲滅に関しては大きな問題も無く完了した。
もちろん全てを叩けた訳では無いが、残党程度ならば大した支障にはならないはずだ。
蟻という生物を考えれば何処かに女王個体が居そうな物ではあるが、現状それに関してもこの地下道に居る訳では無いらしい。
あるいは、女王の引っ越し前だったのかも知れない。
だが、重要な仕事はここからだ。
今回のテスト結果を踏まえて整備点検を行うため、一時的に全ての物資をフィサリスの拠点へと輸送する流れとなったらしい。
荷運びという退屈な仕事ではあるが、これもまた復興の為の大切な仕事である。
秋山・軍犬
秘水「ユウキさん!」
銃の発注に不備がありましたよ!
(触手科学研究所のパンフやカタログをアピール)
次から気を付けて下さいね、ぷんぷん!
あと、最近大金を稼いだそうじゃないですか
じゃあ、そろそろ触手畑の事業拡大をですね…
軍犬「…という訳で」
自分は今、真面目に肉体労働に勤しんでるの
そして、自分と一緒に秘水ちゃんトコの従業員
(触手メイドとか執事)も作業用触手メカに
乗って荷運びを頑張ってるの…わあ、凄い作業効率♪
…触手精霊界、触手科学研究所、触手メカ
………触手??????
……まあ、難しい(秘水ちゃんのSAN値の削れる)話は
責任者(ユウキさん)に任せて(押し付けて)
自分達は肉体労働で汗を流そうぜ!(爽やか)
「ユウキさん!!」
グリモア猟兵見つけだし、てててと走って秘水ちゃん。
取り出したるは謎のカタログ。
見開き見開きとくと見よ。
「……何? この……何?」
……困惑。
それも無理の無い話だ。
ちらりと自分でも見せてもらったのだが、あれは銃というよりは旧支配者達の作り出したアーティファクトかなにかにしか見えない代物である。
それをやれ触手精霊界だの触手科学研究所だのと、それはもう意味不明な用語を入り混ぜつつまくしたてるものだから、ユウキの頭上にはこれ以上ないほど大きなクエスチョンマークが浮かんでいる。
「あ、あとこれだけ物資を集める予算があるなら例の触手畑事業の拡大計画についてなのですが……」
……まぁ、正気の削れる謎の話は責任者に――巻き込まれたくないので――任せるとして、自分は下っ端らしく肉体労働に勤しむとしよう。
仕分け等の細かい作業は秘水ちゃんの連れてきた従業員が作業用触手メカとやらに乗り込んでやってくれているので、運搬作業に……
……ん? 触手メカ? 触手?
「触手……触手とはいったい……うごごご!!」
頭の中で何かが蠢いている。
触手とは?
秘水ちゃんとは?
いや、そもそも自分は……。
「ハッ!?」
知らぬ間に正気を削られていたようだ。
軍犬はそれ以上何も考えまいと肉体労働に勤しむのだった。
……脳に芽生えた触手の影に、けっして負ける事のないように。
大成功
🔵🔵🔵
ラピリス・マナフィールド
「あげません!!!」
荷運び中大きな叫び声が聞こえる…。
小銃は私のような少女が持つべきでない?
いや、まぁそうなんだけど〜
軍人さんとか男のひとが持つのがいいんだろうと思うんだけどぉぉ〜
やだやだやだやだぁ〜
持ってかないでー><
わーたーしーのあいぼー。
ラピリスさんはAK47をとても気に入っていたようで
中々手放さない様子です。
お気に入りのようなので、クリーニングロッドでなんでも手入れをしていたり
マガジンからストックまで分解して、ノズルを外したり
バットプレートにアタッチメントがあり、取り出したその姿はまるで宝探しでお宝を見つけたような微笑み…!
「この子だけは手放したくないのー!
なんでもするから許して!!」
「ヤーダー!!」
ラピリスのまるで駄々っ子のような悲鳴が轟く。
「いや、だから……」
宥めるような声音のグリモア猟兵ユウキ。
「ヤーダー!!」
イヤイヤと首を振りながら、抱えた小銃を手放そうとしない。
「それはこの世界の必要な人々にだな……」
「あげませんッ!!!」
一際大きな一喝が、ピシャリとユウキを黙らせる。
……いや、その返答は世界を救う猟兵としてどうなんだと問い掛けたくはあるが。
「やだやだやだ!! ちゃんとお手入れするからぁ!! 毎日クリーニングして、ちゃんとグリスも塗るからぁ!!」
一際強く銃を抱きしめながら、潤んだ瞳をユウキに向ける。
まるでペットをせがむ小学生である。
「仔犬をせがむ子供か貴様は……」
そう呆れた様子でラピリスを眺めていたユウキだったが、ふと小さく溜息をついた。
許してくれたのだろうか?
そんな淡い期待がラピリスの胸に広がる。
……が。
「……なるほど“黒”か」
ユウキの視線の先に見えたのは、柔らかそうな太ももの付け根にちらりと覗く漆黒の……パンティ。
「えっち!!」
刹那である。
ラピリスの放つ渾身の旋風脚が、ユウキを襲った。
奇妙な悲鳴と共に蹴り飛ばされたユウキは地面に倒れ込む。
そして最期の力を振り絞り呟いて、そのまま静かに……気を失った。
「……俺は……白派……だ……ぐふっ……」
その言葉を聞いたラピリスは、静かに小銃を抱え逃げる。
――この子は私が面倒を見るのっ!!――
そう、心に誓いながら。
大成功
🔵🔵🔵
化野・花鵺
「この程度の荷など、妾1人で充分運べるが。まあこれもグリモア殿のお好きな、危機管理なのであろ?」
狐、肩をすくめた
「妾の分は、これくらいかの」
狐、目算で大体参加猟兵分の1位の銃や物資を竹筒にしまいこんだ
「ところでフィサリスの。ヌシらはここまで、歩きか車か?車なら妾も乗せてたもれ。歩きなら、一人以外は妾の宿で休んでいくがよい」
狐、鷹揚さを見せた
「妾達はどうせ、拠点に戻るヌシらの警護も兼ねておるからの。だが1人で歩くは妾が嫌じゃ。車がないなら、1番体力がある者のみ妾と一緒に歩くがよい」
狐、ウンウンと頷いた
「最近陸タコの生産は順調かの?ぐれぇとおくとぱすろぉどの調子はどうじゃ?」
狐、陸タコ話に終始した
「ふぅむ……」
山積みの物資を前に、この程度なら一人でも運べるのだがと思案する。
全て竹筒に放り込めば良いのだ。
「まあこれもグリモア殿のお好きな、危機管理なのであろ?」
リスクなんとかという奴だ。
正直わざわざ小分けにして持って行くのは無駄な気はしないでも無いのだが、かといって持てるからと一人で持っていき、その一人が襲われた場合――もちろん、頼む相手によってはそのまま奪取される可能性もある――全ての物資を喪失する恐れがある。
「これくらいかの」
適当にある程度の物資を竹筒に放り込むと、フィサリス部隊に近づいていき……
「ほれ、ヌシらも休んでおるがよい」
これまた、ポンポンと竹筒に放り込んでいった。
……しかしだ。
最後の一人を放り込もうとした所でふと思い立つ。
どれほどの距離を運ぶのかは分からないが、この寒々しい荒野、或いは地下道をたった一人でテクテク歩いていくのはそれはそれで寂しい――面倒ではない。 決して――のだ。
「そうじゃ、主は車を出すが良いぞ。 妾のような美女を隣に侍らせる権利をやろう」
優しいのか傲慢なのかは微妙な所だ。
一瞬、微妙に渋い顔を見せたフィサリス兵だったが、それでも運搬予定ポイントへの距離を思い出したのだろう。
溜息を付きながら花鵺を招き寄せた。
「ところでの……」
帰る道すがら、花鵺がフィサリス兵に聞くのは拠点の畑の事だった。
……そう。
極彩色のグロテスクな食用触手植物の畑である。
「ほうほう! 品種改良とな!?」
最初は嫌々ではあったフィサリス兵だったが、なんだかんだ楽しい帰路につけたという。。
大成功
🔵🔵🔵
九十九・白斗
不良品はだいたい見つかったようだな
大量の武器でストームが起きるんじゃないかって話だからな
なるべく荷を減らせたのは良かったんじゃないか
(紫煙を吐きながら、バイクの後ろに荷台をつけて、そこに武器を乗せている)
東京〇イの電動ガンとかもあったそうだが、あのアリ相手にBB弾で戦うとか死ねと言ってるんだろうな
少尉には今度「サバゲーやろうぜ」って言って実弾ぶちかましてやろう
(9mmパラの弾薬と9㎜パラが使える銃を乗せれるだけ荷台に乗せた)
このくらいの量ならストームに遭うこともないだろう
(吸っていたタバコをピンと指ではじいて、足で踏みつぶすとバイクのキーを回す)
行くぜ
(バイクがうなりをあげて地下鉄を突っ走る)
「まぁ、それなりに不良品は弾けたんだし、良いんじゃねぇか?」
オフロードバイクの荷台に物資を詰め込みながら、ゆらりと上る紫煙を吹かす。
「……っと。 じゃあ、先に行かせて貰うぞ」
纏めた荷物をキツく締め、軽くフィサリス兵達に手を降るとシートに跨りエンジンを掛ける。
低くリズミカルなエンジンの駆動音が、少しづつ小さくなっていった。
荒野を一台のバイクが駆けていく。
跨っているのは一人の男。
ガタガタと揺れる道を、颯爽と行く様は、実に絵になる光景だ。
――しかしまぁ……――
変わらない景色を走りながら、男は思う。
色々と話を聞けば、テストする銃の中に玩具が混じっていたらしい。
確かに大事には至らなかったものの、もしこれが冗談でワザと紛れ込まされたのなら問題だ。
実戦は遊びではない。
敵と対峙して咄嗟に構えた銃からBB弾など発射されたところで、次の瞬間食い殺されるのがオチである。
それはもう冗談では済まない。
後で、サバゲーにでも誘って実弾を撃ち込んでみれば、少しは反省するだろうか……
「ハァ……」
そんな男の溜息は、荒野に響くエンジン音にかき消されて消えていった。
大成功
🔵🔵🔵
高吉・政斗
赤裸々に顔を真っ赤に…)
さぁは運ぼう!メッチャ運ぼう!
手元にある装備品で火器支援物資を手当たり次第持って行こう
拳銃タイプは「α9型」で空中運搬
小銃、重・軽機関銃類(び弾薬・補助機など)をCUBU(三脚部開閉収納部分に、有るだけ)詰め込む!…そりゃぁ詰め込む…重たいから。
ん~……これじゃ運搬力足りんな…ならば!
【フェサリス】の皆さ~んこの弾丸を受けて頂けるとぉ~…ウンヌンカンヌン
(設定:身体能力の向上)
良し!撃ち込み完了!
これぞ【テクニック(力)&スピード(力)だ!】
あ、体に負担はないので大丈夫だよ?
後…ソコの少尉!手伝なさい…あこらまてこの駄少尉!
(彼だけ「悪戯したら電気ショック」そっと設定)
「さぁさ運ぼう!! メッチャ運ぼう!!」
そんな陽気な鼻歌交じりに、フィサリス兵達に何かを撃ち込んで行く政斗。
小さな針のようなそれを撃ち込まれた兵士たちは、まるで身体に羽でも生えたような足取りで軽々と荷物を彼の戦車へと運び出していた。
……それを、なにかヤバい物を見る目で見ていた男が居た。
「おい! そこの少尉! 見てないで手伝う!! ハリー!!」
……だがしかし、少尉と呼ばれた男ユウキは、小さく首を振り言い放つ。
「いや、ヤバい薬はやらないって決めてるんで……」
そのままそそくさと立ち去ろうとするユウキを捕まえ、その安全性について熱弁する。
これはユーベルコードである事。
身体に悪影響は無く、メリットしかない事。
「さぁ、駄少尉!! 大人しくこのUCを受けて働くんだ!!」
これまたしばらく熟考の後、それでも嫌だと拒否を返された。
「まず第一、そんなもん無くとも俺は問題無く働ける」
そう言って荷物を持ち上げると、今度こそそそくさと逃げ去るユウキを、政斗は静かに睨む。
「ぐぬぬ……」
そして小さく唸って、今度は先程の針が装填された銃を睨んだ。
出来れば撃ち込みたかったこの特別製を。
なにかふざけだしたら電気ショックを流せるオシオキ弾だったのに……。
大成功
🔵🔵🔵
エメラ・アーヴェスピア
あら、仕事としては比較的に問題なく終わったわね
とはいえ何が起こるかはわからないし、最後までしっかりと遂行しましょうか
さて、只運ぶだけなら『歓待するは我が戦城』で兵器庫に放り込むだけでいいのだけれど…
もし何かあった時に他の人がすぐに使用できないのよね
そういう訳で方法を考えるといくつあるけど今回はこれにしましょう
『我が紡ぐは戦装束』、対象は「騎乗鎧」
浮遊型のコンテナをいくつか呼び出して騎乗鎧に連結、牽引しましょう
もしよければ銃だけじゃなくて人員用のコンテナも用意して引っ張っていくわよ?
まぁ、輸送車みたいな感じね。何があるかはわからないし、体力は温存しておきなさい。
※アドリブ・絡み歓迎
幾つかの不良品こそ見つかったが、それ自体はテストである以上当然といえば当然。
むしろ、テストで見つかったのなら喜ぶべき事だ。
「とはいえ……」
実戦の中でのテストははたしてテストと呼べるのか?
そんな疑問が残る……。
「ま、滞り無く終わったんだから良しとしましょうか」
少なくとも人的被害はゼロで、巣食っていた蟻も大半は駆除できた。
仕事の成果として結果を見れば、完璧な仕事と言って良いだろう。
――さて……――
だが、まだ仕事は終わっていない。
テストされた銃火器を含め、物資を安全な拠点へと搬入、整備や詳しい状態の確認を行う必要がある。
地下を行けばもちろん地上より安全なのだが、それでも蟻の残党に襲われる危険はある。
そして、その危険は物資だけではなくフィサリスの兵達にも及ぶ物だ。
それを踏まえた運搬計画を立てる必要がある。
もちろん運ぶだけなら全て格納して運搬してしまえば良いのだが、そうするともしもの時に使用することが出来なくなる。
地下だろうが地上だろうが、危険があるならそれは致命的な結果を招きかねない。
「……と、するならば」
何かコンテナのような物に物資と人間を載せて牽引するのが得策だろう。
幾つかのコンテナに物資と人間とを収容し、牽引。
これならば必要に応じてすぐに反撃に移れるし、移動中の兵士達にも十分な休息を提供出来るだろう。
「……よし、この作戦で行くとしましょう」
すぐに呼び出した浮遊型コンテナに物資と人員を収容させて、騎乗鎧に連結させた。
戦いと物資搬入の疲れを労いつつも、こういった帰還時が一番危険なのだと念を押す。
「さて、みんな用意できたわね? 帰るわよ!」
コンテナを牽引したエメラの騎乗鎧は、静かに地下道を歩み始めた。
地下道の駆除、仕分け、運搬。
全ての依頼は滞り無く終わりを迎える。
……願わくば。
この物資が正しく希望となることを、今はただ祈るばかりだ
大成功
🔵🔵🔵