ドクター・オロチの咆哮(作者 ののん
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#アポカリプスヘル  #戦後  #ドクター・オロチ  #スーパー戦車  #風魔小太郎 


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●強そうな戦車を憑依させたと思ったら犬だった
「わんわん!」
 あれおかしいな……ボクは『スーパー戦車』を憑依しただけなんだけど。何故か性格まで引っ張られてる気がするな。
「わんわん! ともかく憑依は成功したっぽい!」
 う~ん、至ってボク自身は真面目なのに、なんだか心の底から楽しくなってきた!
「よーし、猟兵といっぱい遊んでもらおう! じゃなくて……この力で迎え撃ってやる!」
 折角強そうなスーパー装備になったのにIQが低くなった気がする……。でもパワーアップした事は本当だし、今は気にしてる場合じゃないね!
「わー楽しみだな! いや来てほしくないけど……所で、風魔小太郎の『百面鬼の術』もどうなったかな? ちゃんとこの城を守れるようなヤツに化けてくれたかな?」
 無意識にワクワクうろうろしちゃう。どうしちゃったんだボクは! 殺戮兵器なのに動きが完全に犬じゃないか!
「ボクがこうなったのも全部猟兵のせいだ! ここまで来ちゃったらスーパー戦車の力でぐちゃぐちゃにしてやるんだから! わんわん!」
 まぁでも、言語が二進数じゃないだけマシだったかな……。

●ドクター・オロチとの最終決戦
 アポカリプスヘル。その世界には、黒い炎に包まれた『メンフィス灼熱草原』という場所がある。
 そこで猟兵達は発見する。その中心部に、ドクター・オロチの拠点がある事を。

「ドクター・オロチが『影の城』と呼ばれる場所にいる事が分かったっす」
 知念・ダニエル(壊れた流浪者・f00007)が集まった猟兵達へ説明する。
「相手側もそれには気付いたようで、迎える準備を始めているっす。つまり、俺達はここで最終決戦を行う事になるっす」
 ドクター・オロチは自身を守るために『魔軍転生』を行い、猟兵達が今まで交戦してきた強敵『フィールド・オブ・ナイン』を憑依させたようだ。更に風魔小太郎も協力し、今頃は『百面鬼の術』を使用し城の守りを固めている最中だろう。
「風魔小太郎の術によって、城の周りには無数の敵がいるっす。まずはそこを突破する所からスタートっすね」
 無数の集団敵を退ければ城へ乗り込む事ができるが、今回は言葉で言うほど簡単な事ではない。
「城の外にいる敵は全員、フィールド・オブ・ナインの能力【スーパー戦車砲】を持っているっす。どれだけ長距離でも正確に狙い撃つ能力っすね。戦う際はそこも注意して動くといいっすよ」
 強力な能力だが、猟兵達ならきっと突破する事はできるだろう。
「さて、城で待ち受けているドクター・オロチっすが、『魔軍転生』を使って『スーパー戦車』を憑依させているっす。そう、あの戦車の姿をした犬っす」
 無垢故に無慈悲な殺戮を起こす戦車、それがスーパー戦車だ。ドクター・オロチはその力で思う存分に暴れる事だろう。
「でも、俺達がスーパー戦車と戦うのは二度目。そう、一度倒した相手っす。ドクター・オロチの力もあるとはいえ、皆さんならやれると信じてるっす」
 今までだって、どんな戦いでも勝利してきた。最終決戦だろうと何であろうと、猟兵達は普段通りに帰って来るのだろう。
「ま、とりあえず説明は終わりっす。準備ができたら、送りますね」
 ダニエルはそう言い終え、グリモアを宙に浮かせた。

 燃ゆる戦場。そびえる黒き城。最後の戦場から猟兵達を待ち受けているのは――。
「きゅらきゅらきゅら……わんわんわーん!」
「うぃーん……わんわん! ずどーん!!」
 犬の姿をした無数の戦車であった。


ののん
 お世話になります、ののんです。

 ●状況
 アポカリプスヘル、ドクター・オロチとの最終決戦シナリオとなります。
 2章で完結します。

 ●戦場について
 ドクター・オロチの拠点、影の城にて最終決戦です。
 犬の声と爆音が鳴り響くうるさい空間ですが油断なさらぬよう。
 リプレイはプレイングによってシリアスにもコミカルにも書けます。

 1章の敵は全員、フィールド・オブ・ナインの能力【スーパー戦車砲】を持っています。
 効果を認知した上でプレイングをお書きください。

 ●最終結果について
 この最終決戦シナリオが、成功本数が20本に達した日(達成日)で結果が変わります。

 ・5月1日午前中まで:ドクター・オロチを完全撃破し、影の城からオロチが何度でも蘇っていた原因とみられる「コンクリ塊」を回収、猟兵達で保存します。
 ・5月15日午前中まで:ドクター・オロチを撃退し、何も持ち帰らせません。
 ・それ以降:ドクター・オロチは、すんでのところで残る3体のフィールド・オブ・ナインを発見します! そのうち2体を連れ帰り、1体をアポカリプスヘルに残していきます。

 ●プレイングについて
 受付は『#プレイング受付中』のタグがある間まで。

 キャラ口調ですとリプレイに反映しやすいです。
 お友達とご一緒する方はIDを含めた名前の記載、または【(グループ名)】をお願い致します。
 同時に投稿して頂けると大変助かります。

 申し訳ありませんがユーベルコードは基本的に【選択したもののみ】描写致します。

 以上、皆様のご参加お待ちしております。
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第1章 集団戦 『いぬせんしゃ』

POW ●きゅらきゅら
【キャタピラを全速力で稼働させた】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【他のいぬせんしゃ】の協力があれば威力が倍増する。
SPD ●むれのきずな
自身が【自身や仲間の危機】を感じると、レベル×1体の【いぬせんしゃ】が召喚される。いぬせんしゃは自身や仲間の危機を与えた対象を追跡し、攻撃する。
WIZ ●いぬせんしゃキャノン
単純で重い【いぬせんしゃキャノン】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


天都狐・華夜
犬用ジャーキーを投げていぬせんしゃの注意を逸らしつつ、砲身と下顎の隙間を狙撃し装甲貫徹による撃破を試みます。

「犬の生首型戦車ですか。
 相変わらず悪趣味ですね、あの顔面脳みそマッドは」

以前の会敵時、手ひどく迎撃された恨みを根に持っている。

アドリブ可・絡み可


 戦場に響くのは機械の動く音と砲撃の音。そして犬の吠える声。
「わんわーん!」
 犬の顔を模した戦車の数は、もはや数えるのも嫌になる程。今か今かとキャタピラを動かす。
「犬の生首型戦車ですか。戦車には戦車、って事ですか」
 今回の戦場をそっと眺める天都狐・華夜(ロジックエラー・f01491)は顔をしかめている。
「まぁ、あれは風魔小太郎なのでしたっけ? どちらにせよ悪趣味ですね、あの顔面脳みそマッドは」
 今頃は城の中で自分でもわんわん吠えているのだろうか。あの見た目で。
「うわ……」
 思わず声が漏れてしまった。想像したら妙にイラッとしてしまったからだ。
「さっさと突破して、一発ぶっ飛ばしてやりましょう。いえ、一発と言わず何発も……」
 その口ぶりから非常に恨みが込められている事が分かる。以前交戦した時の事を思い出す度、彼女の武器を握る力が強まっていく。

「しかし誤算でしたね、ドクター・オロチ。スーパー戦車になったせいか、指示のミスかは分からないですけど」
 ざ、と華夜が動き出す。朽ちた建物の陰から、いぬせんしゃに向かって大きく腕を振るう。ぽーん、と空高く投げ飛ばされた何か。気配に気付いたいぬせんしゃ達が一斉に顔を上へと向けると。
「きゅらきゅらうぃーん……あばばばば!!」
「わんわん!! ジャーキー!!!」
 飛んで来た茶色い物体が美味しそうなジャーキーだと分かった瞬間、いぬせんしゃ達は動揺した。あれを砲撃する事はできない! そう思った瞬間、ジャーキーはぽとりと何処かへ落ちてしまいその姿を消した。
 何処だ何処だといぬせんしゃ達が慌てると、ぽーん、と再びジャーキーが飛んで来た。それも複数も。
「わ、わ、わわわわん!!!」
 誰もが顔を上へと向け、それと同時に口の中の砲口も上へと向く。どれも狙いたくて定まらない標的。これも犬の性か。
「5……4……3……」
 ジャーキー襲来によって本当の敵の気配に気付かない。着々と華夜は力を溜めていく。
「2……1……チャージ完了、発射!!」
 その気迫に気付いた時には既に遅かった。華夜のバスターライフルから放たれた超巨大ビームがいぬせんしゃたちへ真っ直ぐと襲い掛かる。
「わあああぁぁん!!??」
 不意を突かれ驚いた一匹(一台)のいぬせんしゃの喉を貫くだけでなく、後ろにいるいぬせんしゃたちをも薙ぎ払う。連鎖的に起こる破壊の爆音。ビームがやっと止んだ後の戦場には、城へと続く大きな一本道が出現していた。
「所詮は犬、でしたか。戦車である意味がまるでありませんね」
 開かれた道を他の猟兵達が駆ける。もう一度道を開くべく、華夜は再びバスターライフルの標準を合わせ、チャージを溜め始めた。
成功 🔵🔵🔴

サイモン・マーチバンク
うわっ犬だ怖い
風魔小太郎もオロチに引っ張られたんですかね?
シュールですが攻撃は厄介です
気を付けていきましょう

相手が得意なのは遠距離からの砲撃
それならどうにか接近して戦わないとですね
とりあえず『ムーンストライク』を構えつつ走っていきますか

けれど砲撃に包囲されては危険です
最初は少しスピードを落として走りましょうか
どうしても危ない時だけ【ダッシュ】で緊急回避
そしてある程度敵に接近すれば……さらにダッシュでスピードを上げて、相手の計算をずらしましょう
崩れる地形に気を付けつつ跳ねて走ってです

どうにか包囲網を潜り抜ければこちらのもの
UCを発動し【怪力】でハンマーを振り回して攻撃です!
悪い犬は成敗です!


 戦車独特の機械音と共に聞こえる犬の吠える声。
「わんわん!! どーん!!」
「ヒュッッ」
 突如近場で鳴り響いた爆音に驚くサイモン・マーチバンク(三月ウサギは月を打つ・f36286)。『可愛らしい犬の顔』という見た目からは想像もつかないほどの破壊力。
「うわっ本当に犬だ怖い。どうしてその姿を選んだんですか風魔小太郎は……」
 もっと良い見た目もあっただろうに。これもドクター・オロチのせいなのか? それとも風魔小太郎の趣味だったのか?
「まぁある意味では良い番犬なのかもしれませんね。……ともかく気を付けていきましょう」
 金属製の杵を背負い、サイモンは勇気を振り絞って戦場へ飛び出す。が、
「うぃーーーんきゅらきゅらきゅら!!」
「ひっ! 待ってください俺は美味しいウサギじゃないですひゃああっ!!?」
 遊び相手を見つけたかのように目を輝かせると、いぬせんしゃは遠吠えの代わりにキャノン砲を放つ。真っ直ぐ飛ぶ弾、着弾、爆発、破壊音、砂埃。どれもがスローモーションに感じる程の、一瞬の出来事だった。
「あ、危ない……油断したら終わってました……っ!」
 咄嗟のダッシュで何とか避けつつ、爆風に乗って空中を飛んだサイモン。しかし一匹(一台)のいぬせんしゃの砲撃が終わった所で砲撃は止まないだろう。こちらに興味を示したいぬせんしゃの数だけ、砲口は向くのだから。
「これ以上数が増えないうちに……近付いておきますか」
 確認するように周囲を見渡すと、地面へと着地した瞬間、サイモンは姿勢を低くして駆け出した。目指すはいぬせんしゃ達の集う、微かに道と呼べる隙間。
「わわん! かぱっ、うぃーん、ずどーん!!」
「わんわーん! キャノン!!」
 動くおもちゃを狙うかの如くいぬせんしゃ達は口を大きく開き砲撃を放つ。サイモンも走る速度を変えて砲撃をギリギリ避けつつ、爆風や崩壊した地形を利用して飛翔する。その垂れたウサギの耳は伊達じゃない。
「猟犬とウサギ……そんなゲームがあったような、なかったような」
 数だけで言えばいぬせんしゃの方が圧倒的有利。だがしかし。
「俺は普通のウサギじゃないんで、一応……」
 彼もまた特別な存在であった。いぬせんしゃの懐へごろりと潜り込めば、握り締めた杵が怪しく輝き始め。
「――兎の悪魔らしく行かせてもらいますよ」
 大きく一振り。いぬせんしゃの顔を横から殴り付けた。
「キャうんッッ!!??」
 その重い重い一撃にいぬせんしゃの硬い装甲もぼこりと凹み、大きく吹き飛んでいった。
「まだですよ、悪い犬は成敗です!」
「わぁぁぁん!!?」
 撃てば仲間にも当たる砲撃。何より近すぎて狙えない。
 犬の姿をした戦車である自分達と同じく、獲物もまたウサギの姿をした悪魔であった。それに気付けなかった事に、彼らは後悔をするしかなかった。次に吹き飛ばされるのは――自分だと。
成功 🔵🔵🔴

鈴乃宮・影華
『アレ』に酷似したドクター・オロチ、そして影の城……
シルバーレイン出身者としては嫌な予感しかしません
手が届く所にいる内に、速やかに討伐しましょう

で、その前に倒さねばならないのが
あの凄い大砲装備した無数の戦車、と
背中に装着した『轟蘭華』に『ウルカヌスⅡ』『R.I.P』を搭載したので
火力は足りてるはず
超正確な砲撃と突進については指定UC起動
「昔誰かが言ってましたね――そう、『当たらなければどうという事はない』」
撃ってきた戦車の至近とか、突進してきた戦車の後方とかへと蟲達に運んでもらい
攻撃直後の隙へ容赦なく撃ちます
『E.N.M.A』の戦闘知識を応用して、同士討ちを狙える位置取りも試してみましょうか


 『アレ』と酷似した姿をしたドクター・オロチ。影の城の存在も含め、シルバーレインの出身者としては見逃す事はできない。
「嫌な予感しかしません。速やかに討伐しなければ」
 物陰から戦場を確認する鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)。目標であるドクター・オロチと交戦するには、まず城の前に群がるいぬせんしゃ達を退けなければならない。
「わんわん! ドゴゴゴゴ!!」
 見た目こそコミカルだが凶悪な装備も携えている。超正確な砲撃は厄介ではあるが、これだけの数が密集しているのだ。逆に利用できるかもしれない。
「私も砲撃には自信がある方です。あなたの攻撃とどちらが強いでしょうか」
 巨大な武装を背負うと、影華はいぬせんしゃ達の集う元へと一直線へ向かって走り出した。
 駆け抜けようとする影華にいぬせんしゃ達の顔の向きが一斉に変わる。それは口の砲口も目標に向けられたという事だ。
「きゅらきゅらきゅら!!」
「うぃーん!!」
 砲台を見せ付けるかのようにいぬせんしゃ達が迫り来るが、勿論、影華も考えなしに駆ける訳がない。
「さて、その砲撃に……ホーミング機能はあるのでしょうかね」
 今、一匹(一台)のいぬせんしゃが目標に向かって砲撃を行った音が響いた。それが影華の耳に入ったと同時に、彼女はユーベルコードを唱える。
「皆、私を連れて行って!」
 呼び声と共に影華の身体を影が包む。否、それは影ではない。かつて共に戦った、彼女に慕う黒き蟲達だ。
 いぬせんしゃの砲撃は蟲達に包まれた影華に直撃すると、大きな爆発を起こした。誰もが木っ端微塵になったかのように見えていた。しかし。
「狙いは完璧ですが、残念でしたね」
「わんッ!!?」
 彼女の声は別の場所から聞こえた。砲撃したいぬせんしゃが幽霊とでも遭遇したかのように飛び上がった。先程まで遠くにいたはずの影華が――どうして自分の隣に移動しているのだと。
「その攻撃なら、私には届きません。さようなら」
 彼女の背中にある複数の砲台が爆発し、いぬせんしゃの顎を貫く。機関銃とレーザー砲が無慈悲にいぬせんしゃの硬そうな装甲をボロボロに砕いていった様子に、いぬせんしゃ達は慌て慄く。
「わ、わ、わわわん!! どぉーん!!」
「わん!? それはダ――」
 慌てたいぬせんしゃが影華に向けて砲撃をしようとし、それを他のいぬせんしゃが止めようとした。しかしそんな行動も空しく、いぬせんしゃは盛大に砲撃を放った。勿論、それを黒燐蟲が瞬間転移によって影華を守り抜く。となれば砲撃の先は……彼女の背後にいたいぬせんしゃだ。
「どわぁーーン!!!」
 哀れ同士討ち。しかしパニックの起きた戦場はそう簡単には治まらない。影華は黒燐蟲と共に、影の城を目指して行く。
大成功 🔵🔵🔵

バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎!

なるほど、楽しく遊びたいと。
OK、お付き合いしマショー!
バトルで勝負デース!

まずは城外の風魔小太郎が相手デスネー!
スーパー戦車砲、恐るべき能力でありますが……。
当たらなければどうということはありマセーン!
「骸式兵装展開、笠の番!」

編笠の装いに変身して、九龍城砦の複製を戦場にセット!
五感の大半を吸収すれば、狙いを定めることも突進することも困難デショー!
場合によっては同士討ちしてくれるかもしれマセンネー? HAHAHA!

ラッキーヒットに警戒しつつ、滑走靴で空中機動をしながら頭上や側面からグレネードランチャーで爆撃しマース!
どうぞたっぷり無邪気なバトルを楽しんでくだサーイ!


 いざ交戦が続けば戦場は大パニック。いぬせんしゃの威力は侮れないものの、所詮中身は犬のそれであった。
 最初こそ自慢げに砲撃を見せ付けていたものの、猟兵と交戦し始めた今は青ざめている一方だ。
「楽しく遊びたいとの事でしたよね? ワタシで良ければお付き合いしマショー!」
「ンワワワッ!!」
 バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)の元気な言葉に対し、いぬせんしゃが喜んで反応する事はもうない。これはびっくりして「殺られる!!」と危機を感知した叫び声である。
「そんな怯えないでくだサーイ! 今から面白い場所を用意してあげますノデー!」
 そう再び伝えると、バルタンは深く腰を落とし地面を踏み込むと、
「骸式兵装展開、笠の番!」
 詠唱と共に地面から突き出た『壁』に押し上げられるように空中へと消えていった。
「ワッ、ワワワン!?」
 突如現れた高い高い建物の壁。飛ぶ能力を持っていないいぬせんしゃ達は閉じ込められてしまい慌てふためく。前も後ろも、右も左も見た事のない街並み。そう、これは『九龍城砦』。高層建築の迷路である。
 別世界の者であるいぬせんしゃ達がこの風景を知る由もない。今は目標も見失い、ただただ混乱するだけだ。
「どうデショウ! 複製ですけど気に入ってくれマシタカ?」
 九龍城砦の主であった編笠の装いをしたバルタンが頭上を飛ぶように駆ける。それに気付いたいぬせんしゃは必死に彼女の人影を追い掛けた。
 攻撃してやる。あわよくばこのまま外に出られるかもしれない。そう考え、バルタンが着地しようとしている建物へ向かって勢いよく突っ込もうとした――が。

「きゅらきゅらきゅらきゅらどがしゃーんッ!!?」
「ヌワーーッ!!??」
 前方に他のいぬせんしゃがいる事に気付かなかった様子。いぬせんしゃ達は前方不注意の追突事故を起こしてしまった。
 一体どうして起きたのか。上ばかり見ていたからか? いや、それにしてはおかしい。相手のいぬせんしゃも『こちらに気付かなかった』のだ。
 ……そういえば走行中、視界や嗅覚がぼんやりとしてきていた気がする。もしかしたらこれは、起こるべくして起こった事故だったのかもしれない……。
「HAHAHA! 運転中の余所見は駄目デスヨ! 免許剥奪デース!」
 地面に再び映り込む人影。高く飛翔したバルタンがぐるりと回転し、頭を下に向ける。それと同時に抱えたグレネードランチャーが発射される。標的は事故現場。彼女が隣の建物に着地したと同時に、派手な爆発音と悲鳴が九龍城砦に響き渡った。
 しかし、それを気にする者は誰一匹いない。いぬせんしゃ達は五感を奪われ、それ以上の恐怖と混乱に陥っていたからだ。
「爆撃の絶えない賑やかな場所になりマシタネー」
 自身のものではない砲撃の音がそこかしこと聞こえてくる。そこまで再現しなくてもいいのに、などと思い返しながら、バルタンは城砦の壁を伝って影の城へと向かって行った。
大成功 🔵🔵🔵

蒼月・暦(サポート)
 デッドマンの闇医者×グールドライバー、女の子です。

 普段の口調は「無邪気(私、アナタ、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 嘘をつく時は「分かりやすい(ワタシ、アナタ、です、ます、でしょう、でしょうか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で明るい性格をしていて、一般人や他猟兵に対しても友好的。
可愛い動物とか、珍しい植物が好き。
戦闘では、改造ナノブレード(医療ノコギリ)を使う事が多い。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


「わんわん!」
 何もしなければ可愛いらしいオブリビオンだったのかもしれない。外見だけで言えばファンシーな犬型戦車だし、性格も犬そのものなのだ。
「見た目は可愛いのにな……」
 小さな少女、蒼月・暦(デッドマンの闇医者・f27221)が一匹のいぬせんしゃを眺める。その声は少し残念そうだった。
「うぃーん! わうわう!」
 何せ近付いたら口から恐ろしい砲撃を見せ付けてくるのだ。全然可愛くない。
「うぅん、どうせなら味方だったら良かったのにね」
 そうすれば撫でたり遊んだりできたかもしれない。中にはそれができるオブリビオンもいるのだが、あのいぬせんしゃは普通のオブリビオンではなく、風魔小太郎が変化したものである。
「わんわーん!」
 ……風魔小太郎が変化したものである。
「悪い子だもんね、仕方ないけど……私も頑張る!」
 暦も意を決して戦場へと飛び出す。影の城への道はもうすぐ開く。他の猟兵達が切り開いた道筋を走り抜ける。
 勿論、それをいぬせんしゃが逃す訳がない。少女に気付いたいぬせんしゃが、元気な声で吠えながら急接近をしてくる。うぃーんと口から砲台を出そうとしたその時。
「はい! おやつだよ!」
 振り向いた暦が鞄から取り出し放り投げたのは犬用のおやつ。骨の形をした美味しそうなクッキーがいぬせんしゃの頭上を通り過ぎる。いやいやそんな戦車なのに……と思いきや効果は抜群で。
「わんわ……おやつッ!!」
 視線は完全におやつに向けられていた。敵を排除するという番犬の使命を一瞬にして忘れ、いぬせんしゃは必死に小さなおやつを探し始める。
 動物(?)の手懐けなどお手の物。いぬせんしゃを余所見させる事に成功した暦は、向けられた背中に向かって得物の医療ノコギリ、改造ナノブレードを振り上げた。
「可哀想だけど、バラバラにしてあげるね!」
 無邪気故の残酷。しかしこれも戦いというもの。おやつを探していたいぬせんしゃは知らず知らずの間に、左右真っ二つに切断されていたのだった。
成功 🔵🔵🔴


第2章 ボス戦 『ドクター・オロチwithスーパー戦車』

POW ●殺戮形態換装
自身の【スーパー戦車の車体】を【殺戮形態】に変形する。攻撃力・攻撃回数・射程・装甲・移動力のうち、ひとつを5倍、ひとつを半分にする。
SPD ●スーパー戦車砲・インテリジェント
自身が発射した【スーパー戦車砲の砲弾】の軌道を、速度を落とさずレベル回まで曲げる事ができる。
WIZ ●スーパー戦車砲・カタストロフ
【万色の稲妻】を降らせる事で、戦場全体が【最終戦争】と同じ環境に変化する。[最終戦争]に適応した者の行動成功率が上昇する。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 風魔小太郎の術を退け、影の城への突入を成功させた猟兵達。
 そこでも甲高い遠吠えが響いていた。
「わんわん! ボクの名前はドクター・オロチ! まぁ知ってるよね!」
 スーパー戦車と化したドクター・オロチが城の奥で待ち構えていた。もはや直接戦う事しか術はないのだと己の中で悟り、決意したのだろう。その結果がこれである。
「スーパー戦車の力を猟兵達が知っているのも、そして倒しちゃったのも知ってるよ。それでも、このボクと憑依したからにはもっとパワーアップしてるんだからね!」
 前回と同じようにはいかないのだと、そしてこれはリベンジ戦なのだと。この言葉はドクター・オロチのものでもあり、スーパー戦車のものでもあるのだろう。
「ここでボクはキミ達をスーパーぐっちゃぐちゃにしてやるんだから! ボクといっぱい遊んでよね! わんわん!」
 明るい口調とは裏腹に、超大型戦車の重々しい音が地響きを立て空間を大きく揺らす。ドクター・オロチとの最終決戦が今始まるのだと、城にいる誰もが感じ取るのだった。
バルタン・ノーヴェ
POW アドリブ連携歓迎

なるほど、スーパー戦車のパワーを持っているようデスネー。
しかし、彼の恐ろしさは先制攻撃による正確無比な砲撃!
パワーだけではワタシたちには勝てないことを教えてあげマショー!

「六式武装展開、雷の番!」
HAHAHA!
電撃を身に纏い、高速飛翔で翻弄デース!
当たらなければどうということはありマセーン!
飛び回りながらグレネードランチャーをお見舞いしマース!

このワタシに追いつくには移動力を5倍にするしかないデショーガ、そうすると火力不足or装甲不足となりマショー!
そこを狙って、カウンターで突進からの鉄球を叩きつけマース!
互いの速度の相乗効果でぶつかり合い、激しいダメージを与えマース!


「楽しそうな所悪いデスガ、残念ながら勝つのはワタシ達デース!」
 陽気な口調は相変わらず。しかしそれは相手をナメきったものではない。彼女はいつでも真面目で全力だ。
 そんなバルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)にドクター・オロチも笑い返す。
「ボクだって負ける気ないもんね! だからここまでして挑んでるんだ! 負け戦でこんな事するはずないでしょ!」
「HAHA! それもそうデスネ! それだけ必死という事は、ワタシ達にとってもこれは重要という事デース!」
 だからこそどちらも手を抜かない。退く意思などない事を互いに知り得た所で、戦闘は突如幕を開けた。

「風魔小太郎は戦車の扱い方が下手くそだったんだね! ボクがお手本見せてあげるから!」
 先に動いたのはドクター・オロチ。どっしりとしたスーパー戦車の車体を身構えると、巨大な砲台をバルタンに向ける。
「これでハチの巣になっちゃえ!」
 複数の砲台による一斉射撃。それを見据えたバルタンは柱の影へと転がり込みながら体内のリミッターを解除し、蓄積していた力を爆発させる。
「六式武装展開、雷の番!」
 突如リミッターが外れた事で電撃が体から溢れ出し、もはやそれを止める事は誰にもできない。影に隠れた柱が破壊された時には既にバルタンはおらず、一閃の雷の如きスピードで城内を駆け巡っていた。
「学習してないデスネー! 砲撃ならば『当たらなければどうという事』はありマセーン!」
「くそッ……! どうして当たらないの!? スーパー戦車なのに……!」
「こちらもスーパー猟兵だからデース! HAHAHA!」
 ドクター・オロチが声のした方へ射撃を続けても当たった気配はない。姿が視界に入らず、ただただ元気な声だけが響く空間に苛立ったドクター・オロチはとうとう殺戮形態を変える。
 肩から突き出た砲台の数が減り、重々しい脚ががしゃりと縮小していく。車体の軽量化を図って速度を上げるようだ。
「追い付かないなら追い付くまでさ!」
 駆け回るバルタンの背を、ローラースケートのように車輪を滑らせながら追い掛け射撃をするドクター・オロチ。身軽になった分、確かに速度は五倍となったが、弾は当たるギリギリをかわされてしまう。
「速くなったのは認めマスガ、スピード任せの勝負には慣れていないようデスネー!」
 壁を蹴り進行方向を変えると同時に、ドクター・オロチにやっと顔を見せるバルタン。それと同時に向けられていたのはグレネードランチャーの銃口。ドクター・オロチの目の前は一瞬にして真っ白となり、六発の強大な爆発音が響いた。
 だがしかし、広がる爆風と砂埃の中で嗤う声がする。
「こんなの喰らったってやられないよ!」
「うーん、そうデスカー」
 残念そうな声を頼りに砂埃の中、真っ直ぐとバルタンのいた方向へ加速させるドクター・オロチ。やっと晴れた視界の先へスーパー戦車の砲口を向けた――が。

「でしたら、これはどうデショウカ?」

 すう、と晴れた視界の先に待っていたのはバルタンの背中などではなく、視界を埋め尽くした影。その正体がこちらに向かって来る巨大な鉄球だという事は、その時気付きもしなかった。
「お互いの超スピードに乗ってドーン! デスヨー!」
 両者がぶつかり合うが勝敗は見ての通り。バチバチと高圧電流を帯びた巨大鉄球はドクター・オロチの砲台と顔面を押し潰すように衝突すると、その勢いのまま壁ごと破壊してみせた。
「大丈夫デース! ちゃんと最後まで遊んであげマスヨー!」
 その言葉がドクター・オロチに届いていたのか、それは分からない。だが、彼女を止める事は誰にもできない。それだけは伝わった事だろう。
大成功 🔵🔵🔵

七星・桜華(サポート)
『天魔流免許皆伝、更なる高みへと!』
『一か八かの勝負?必要無いね!私達の勝ちだ!』
『後は派手に騒ぐんだ!誰も倒れないようにね!』
隠れ里に伝わる『天魔流』歴代最年少であり派生流派も含めての免許皆伝。
腰に挿している六振りの刀と扇子を使い戦闘する。
物理的な技術を異能のUCにまで昇華させた。
闘う姿は艶やかな舞踏が如く空中戦もできる。
第六感も鋭く見切るまでも早い。
先手後手問わず。
殺気や覇気を残像に残し分身と勘違いさせる事も。
常に最善を最短で気づき勝ってきた。
防御無視の内部破壊を当たり前に行う。
柔剛の技を扱い両立させる。
消耗を生命力吸収で補う。
優れた第六感で賭け事も強い。
家事も万能。
両親と妹も猟兵である。


七星・天華(サポート)
 羅刹のガンナーで元気娘。
 仲良しな人には優しく楽しく。

『一般人に過度な期待はしないでよね。』
自分は才能など無い平凡な存在だと思っているが実は天才。
二丁拳銃「白雷」と「黒雷」をメインにナイフ系も扱える。
二丁拳銃を使った近接戦闘もできる。
遠近両方の距離でも戦闘を成立させる。
装備の影響で帯電しているが自由自在に扱える。
世界を放浪して手に入れたアイテムで出来る事の幅が広い。
少々過酷程度の環境は即座に対応適応するサバイバル能力。
左肩に生まれつき痕がある。
美人な元気娘だが暗殺もするデンジャラスな一面も。
家族のみんなが好きだが特に姉が大好きで姉の一番のファン。
自分にもファンが居るとは微塵にも思っていない。


 例えどのような相手であろうと臆する事などない。ただただ高みを目指す七星・桜華(深紅の天魔流免許皆伝・f00653)にとって、ドクター・オロチがどれだけパワーアップしていても、やるべき事は変わらない。
「私達に負けるなんて選択肢はね、元からないんだよ!」
 剣豪、桜華のどっしりとした構え。そんな彼女に付き添うのは妹の七星・天華(自覚無き天才・f36513)。
「サクラ姉の強さには劣るけど、私も頑張ってサポートする。あんな奴には負けない!」
 自慢の二丁の銃を携えて天華も強敵を睨む。ドクター・オロチは愉快そうに吠える。
「わんわん! ボクだって後がないんでね! 易々と負ける訳にはいかないんだよね!」
 複数の巨大な砲台を動かし、猟兵達に向かって砲撃を開始する。城の中は地震の起きたように揺れ、止まない爆撃が姉妹を襲う。
 しかしそんな荒れた戦場での戦いも、二人にとっては慣れたものであった。例え足場が悪かろうと、障害物が多かろうと、今となっては見慣れた光景だ。
「いいね天華、前進あるのみだよ!」
「勿論よサクラ姉! 頭上は任せて!」
 爆撃の戦場などに恐れず二人は駆け抜ける。正面の砲弾は桜華が六振りの刀を華麗に操り、引き裂き弾く。空から降り注ぐ砲弾は二丁拳銃を構えた天華が雷電を纏った銃弾を発射させ、花火のように砲弾を爆ぜさせる。
「どうして!? あのスーパー戦車の攻撃なのに……ッ!」
「へぇ、がむしゃらに撃ってるのかと思ってたよ」
「わんっ!? なんて事を……!!」
 ドクター・オロチと桜華達の距離も縮まってきた。激しい砲撃も難しいだろう。そう判断したドクター・オロチは車体を禍々しい形へと変形させ始める。
「ふん、このまま突進しちゃうもんね!」
 アクセル全開でドクター・オロチも前進を仕掛ける。その巨体で押し潰す気なのだろう。だがしかし、それは彼の大きな誤算となる。
「そっちから近付いてきてくれるんだね」
「接近戦は私達の得意な間合いだよ!」
 桜華が刀を鞘にしまい、居合の構えをとる。天華も銃からナイフへと持ち替えると、大きく腕を横へと振るった。
「展開完了……斬!」
 その瞬間、斬撃の風の刃が空間中を駆け抜けた。致命傷とはまではいかないもののドクター・オロチの強固な体に確実に傷を付けていく。
 その影響で突進の速度が一瞬遅くなった。その隙を見逃す桜華ではない。
「来た――その防御をぶっ壊す!!」
 目を見開き、光の速さで抜刀する。弾ける装甲と砲台。
「バカな、そんな……! 刀に装甲が負けるなんてッ……!」
 空振りに終わる突進。大きく転がるドクター・オロチは驚きを隠せないまま悔しそうに言葉を吐いた。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


「ヴゥー……!!」
「フシャー……ッ!!」
 時には仲良く、さが時には犬猿の仲ともなる。今回は後者の方であった、犬と猫の関係。
「悪い事はここで終わりなのにゃ! ミーヤ達で成敗するのにゃ!」
 ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)がガジェットを構える。ドクター・オロチも既に傷付いた身体ではあるが、まだ十分に戦う力は残っているようであった。これもまたスーパー戦車の強固な力のお陰か。
「わんわん! そう簡単には終わらないもん! ボクだって諦めたくないもん!」
 それはきっと、ドクター・オロチ本人の言葉でもあり、憑依したスーパー戦車の言葉でもあったかもしれない。
「どんどん撃っちゃうんだからね! わんわん!」
 ドクター・オロチの砲撃は相変わらず止まない。破壊力のある巨大な弾は猟兵を追尾するように追い掛けてくる。
 ミーヤも耳をあらゆる方向に動かしながら俊敏な動きで弾を避けていく。ただ、一方的に避け続けていてはいずれ当たってしまうだろう。
「ここでミーヤのショータイム! にゃ! 何が出るかにゃ♪」
 壁を蹴り上げ空中へ高く飛び上がりながらのガジェット召喚。ユーベルコードによって何が出て来てどのように使うのか考える暇はない空間。だがそんな事は彼女には関係ない。今更どんな形の武器が出てこようと、ガジェッティアの勘と経験で指が勝手に動いてしまうのだから。
「きっと出てくるのはー……うんやっぱり! どーんとバズーカにゃ!」
 太く膨らませた尻尾をぴんと立て、現れたガジェットを瞬時に構える。にっこり笑顔を見せれば、ドーン! と派手な砲撃音が鳴り響いた。ミーヤの撃った弾は追尾していたドクター・オロチの弾に見事直撃。撃ち落とす事こそできなかったが、軌道を変えられた追尾弾は城の天井や柱に当たり爆発を起こしていった。
 揺れ動く城内。崩れてゆく瓦礫にドクター・オロチは足場を狭まれ、埋もれていく。
「やめてよ! ボクの城なのに! これ以上壊さないで!」
「建物の中で戦ってるのにゃから仕方ないのにゃ! 残念なのにゃ♪」
 瓦礫に気を取られたその隙にミーヤはドクター・オロチの背後へ着地し、もう一度ガジェットの引き金を引いてみせた。
成功 🔵🔵🔴

鈴乃宮・影華
かつての戦いを経験した銀誓館学園の能力者は
ドクター・オロチの事を『無血宰相トビアス』という名で知っています
「『初めまして、ドクター・オロチ』と『久しぶりね、トビアス』、貴方はどちらがいいのかしら?」
まぁどちらにしても
この腐れ外道脳味噌は確実に始末しなければなりません
オブリビオンだからだけでなく、数多の異世界に生きる全ての生命の為に、です

超正確な砲撃については
砲弾に『伍光』の光を照射すれば着弾点をある程度変えられますし、私自身に照射すれば回避速度と方向の調節も可能です
後は背中に装着した『轟蘭華』に搭載した『ウルカヌスⅡ』『R.I.P』をぶっ放したり
『ラディウス』をぶん投げたりして攻撃

でもさっきの犬と違って形態換装があるんでしたか
装甲を強化されると攻撃が通じなくなるかも……
「――なんちゃって。貴方が『強化を得た』というその事実が、貴方を討つ刃となるんですよ」
指定UC起動
「十分遊んであげたでしょう、子守唄を歌ってあげるからとっとと永眠しなさい」


 別の力を得て様子こそ違うものの、その姿は嫌でも脳裏に焼き付いたそれと一致していた。
「初めまして、ドクター・オロチ」
 いやそれとも。
「――久しぶりね、トビアス。……貴方はどちらの呼び名がいいのかしら?」
 またこの名を口にするなんて。複雑な感情を覚えつつ問い掛けた鈴乃宮・影華(暗がりにて咲く影の華・f35699)。
「今のボクはドクター・オロチ! そしてスーパー戦車!」
 相手は愉快にそう返した。しかし。
「……好きに呼べばいいよ」
 明らかにその声だけはスーパー戦車による影響は受けていないように感じられた。それが分かれば十分。そう、と息を吐くと同時に言い放ち、影華は瞳を閉じた。
「貴方がどれだけ名を持っていようとも、私はこの名を忘れないでしょう」
 静かに、だが怒りを込めた声。再び最後を見届けるのだと決心し。
「……終わりにしましょう」
 赤い瞳を見開く。オブリビオンではない、別の存在と重ね合わせるように相手を睨みつけて。

 最後の戦いはすぐに始まった。ドクター・オロチは背負った複数の砲台を影華に向け、一斉に放つ。流れるように真っ直ぐと空を切る砲弾。勿論影華もただ立っているだけではない。直ちに彼女を守る様に天から降り落ちてきたのは輝く刀剣の群れ。刃の先から眩しい光線を放つと、それは砲弾の重力を捻じ曲げぐにゃりと着弾地点を改竄していった。
「そんなすぐには当てさせてあげませんよ」
「そんな気ないくせに!」
 次々と撃ち込まれる砲撃。それを刀剣で捻じ曲げ、レーザー砲やガトリングガンで道を切り開いていく。何をも恐れる事のないその表情を保ったまま影華は目標へと接近する。
 砲台の向かない懐へと潜り込めば床を滑るように死角を奪い取り砲撃を放つ。揺れるドクター・オロチの身体。いくら強固なスーパー戦車の身体を持ったとはいえ、猟兵達の終わりのない攻撃には耐える事ができなかった。限界はもう近い。それは本人が一番知り得ているものだったが。
「わんわん! まだ終わらないよ! もっと遊びたいもんね!」
 健気なスーパー戦車の元気さを表現するドクター・オロチ。憑依からは逃れられない。そしてそれだけ窮地から抗う強い意志を、彼もまた持っていたのだ。
「攻撃されてもね、倒れなきゃいいんだ! それだけの話!」
 ドクター・オロチは傷付いた身体をみしりと変形させた。刃や鎖が体を覆い装甲をより強化させようとしている。
「まぁ、やはり外にいた犬とは違いますよね。それでは確かに近寄り難くなります」
「一緒にしないで欲しいな! スーパーなんだもの! まだ終わらせないからね!」
「ええ、それは困りましたね……」
 ――なんちゃって。

 ざわ、と視界が暗くなった。耳から何かが聞こえたような気がしたが、それもぶつんと途絶えた。突然の変異にドクター・オロチも動きを止める。まるで停電でもしたかのような、深海にでも落ちたかのような。そう、それだ。『息苦しい』のだ。
「長いお付き合いも疲れるだけですのでね。これでおしまいです」
 影華の足元から流れる黒い影。それが猛毒の霧となってドクター・オロチを包み込む。いや、それは影などではない。その昔から戦いを共にした小さき群雄達、黒燐蟲。
「ええ、懐かしいでしょう。でもそんな事を感じさせる時間すら勿体ないのです」
 戦場に響き渡ったのは地獄の如き叫び声。それがドクター・オロチの耳を喰い千切った。視界を蝕んだ。身体の内から腐らせていった。
「十分遊んであげたでしょう、子守唄を歌ってあげるからとっとと永眠しなさい」
「――……くそ……」
 嗚呼、既に外界の声すら聞こえていないのかもしれないけれど。
「どう、して……ボクが……――」
 おやすみなさい、この腐れ外道脳味噌が。

 主を失った影の城は崩れた。あれだけ騒がしかった戦場も今では静寂の空間と化している。
 風魔小太郎とドクター・オロチの撃破。最後の戦いを終え、その使命を果たした猟兵達は、『コンクリ塊』なるものを入手し、無事帰路に就くのであった。
大成功 🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2022年05月19日
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴