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【サポート優先】狂気の実験場!

#ダークセイヴァー #月光城 #グリモアエフェクト #月の眼の紋章

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#ダークセイヴァー
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#月の眼の紋章


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 これはサポート参加者を優先的に採用するシナリオです(通常参加者を採用する場合もあります)。

●ダークセイヴァー
 ガジル・コリアンダー(キマイラのスカイダンサー・f00907)は、グリモアエフェクトによって、将来訪れたであろう『大いなる危機』を、その前段階で予知する事に成功した。
 その危機の原因となるモノが、ダークセイヴァーにある月光城らしい。
 月光城はヴァンパイア達が『なんらかの外敵』から身を守るため、作り上げられたものであると推測されているのだが、その外敵があまりにも強大過ぎたため、遠い昔に攻め落とされ、既に廃墟と化しているらしい。
 だが、その場所を調べる事によって、月光城とダークセイヴァーの『月』にまつわる真実に近付く事が出来、大いなる危機を回避する事が出来るかも知れない、と言う事だった。
 そのため、ガジルは廃墟と化した旧市街地の調査を猟兵達に依頼した。
 この場所は、表向き廃墟となっているのだが、実際には人体実験場になっており、床は死体で埋め尽くされ、怪物と化した者達の棲み処になっているようだ。
 怪物と化した者達は理性を失っていたり、自分の意思に反して、攻撃を仕掛けてきたりするため、説得は不可能。
 万が一、説得に応じたとしても、怪物になった者達を元に戻す手段がないため、すべてに絶望して襲い掛かってくる可能性が高いようである。
 そう言った事も踏まえた上で、調査を依頼したいという事だった。


ゆうきつかさ
 この依頼はサパート参加優先シナリオです。
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第1章 冒険 『屍血流路』

POW   :    再び動き出さないよう、ひたすら破壊し燃やせばいいだろう。。

SPD   :    最奥にいる元凶を倒せばあるいはすべて解決できるだろう。

WIZ   :    再生の仕組みを解明すれば怪物を生み出せなくできるだろう

👑7
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

祝聖嬢・ティファーナ
WIZで判定
*アドリブ歓迎

『フェアリーランド』の壺の中から風/土/水/光/闇の精霊,聖霊,月霊,戦乙女,天使,英霊,死神を呼んで『グレムリン・ブラウニー・ルーナ』で小妖精も呼んで“七色こんぺいとう”を多めに配り、泥や土の中や闇の中での[何か]を探して貰い聖霊と天使に死体や腐臭・混沌の流れを見付けて貰います♪
『月世界の英霊』で空間飛翔して行き『月霊覚醒』で害意のUCを封印/弱体化させます☆

「土は土に、灰は灰に、死よ円環に還りなさい…」と祈りを捧げて『祝聖嬢なる光輝精』で怪我や生命を治し『シンフォニック・メディカルヒール』で状態異常を癒します♪
謎や仕組みが解明したら解除し、空間に静寂を齎します☆




 旧市街地の一角にあったのは、廃墟に見せかけた狂気の実験場であった。
 一見すると、単なる廃墟であったが、むせ返るほど濃厚な死臭が外まで漂っており、室内には沢山の死体が転がっていた。
 その死体を異形の姿をした怪物達が、何かに取り憑かれた様子で頬張っていた。
「うわ……」
 それを目の当たりにした祝聖嬢・ティファーナ(フェアリーの聖者×精霊術士【聖霊術士】・f02580)が【フェアリーランド】を発動させ、壺の中から壺の中から風/土/水/光/闇の精霊,聖霊,月霊,戦乙女,天使,英霊,死神を呼んだ後、【グレムリン・ブラウニー・ルーナ】で無機物を小妖精に変え、七色こんぺいとうを配っていった。
「ギギ……」
「グル……ルルル……」
「タス……ケタ……タス……ケ……」
 その途端、怪物達が真っ赤な目をギラつかせ、ジリジリと距離を縮めてきた。
 怪物達は複数の動物が合わさったモノや、沢山の人間が融合したような姿をしており、怒りと恐怖と絶望で我を失っているモノもいた。
「土は土に、灰は灰に、死よ円環に還りなさい」
 すぐさま、ティファーナが【月世界の英霊(ラビュリストン・ルーラー)】を発動させ、【光り輝く英霊】で怪物達の背後にテレポートすると、【月霊覚醒(ゲツレイカクセイ)】で怪物達を弱体化させた。
 それを迎え撃つようにして、他の場所からもワラワラと怪物達が集まってきた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミランダ・モニカ(サポート)
『ここはアタシに任せな!』
煙管(仕込み銃)のヤドリガミ
戦場傭兵×クレリック、68歳の女
口調は「お節介ババア(アタシ、呼び捨て、だね、だよ、~かい?)」

あらゆる世界に関わり人脈とコネを結ぶ事を目的に突撃猟兵してるよ
傭兵として闘い、シスターとして祈り、賊としてお宝を奪う
一番大事なのは義理人情さ
悪徳金持ちからは華麗に奪うが、みんな弱者救済に当ててるよ

戦闘時は徒手空拳メインに魔銃でアシスト
メイスは非殺傷対象を気絶させる時に使うよ

UCは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動するよ
他猟兵に迷惑をかける行為はしない
例え依頼成功のためでも公序良俗に反する行動はしない

後はお任せ
宜しく頼むよ


陽環・柳火(サポート)
 東方妖怪のグールドライバー×戦巫女です。
 普段の口調は「チンピラ(俺、てめぇ、ぜ、だぜ、じゃん、じゃねぇの? )」

悪い奴らはぶっ潰す。そんな感じにシンプルに考えています。
冒険等では割と力業を好みますが、護符衣装を分解して作った護符などを操作したりなどの小技も使えます。戦巫女なので、破魔・浄化系統も得意。
護符を足場にしたり、猫車を使ったり機動力もある

 ユーベルコードは指定した物を使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動し他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。お触りなしのお色気までが許容範囲。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ソフィア・エーデルシュタイン(サポート)
わたくしは愛され望まれたからこそ生まれてきましたのよ
だからこそ、わたくしはこの世の全てが愛しいのですわ

狂気的な博愛精神の持ち主
命あるものは救われるべき
蘇った過去はあるべき場所に還るべき
果たすためならば手を下すことに躊躇う必要などないと胸を張る

主に【煌矢】を使用し、牽制や攻撃を行います
勿論、他のユーベルコードも必要があれば使いますわ
わたくしの愛するきょうだいである水晶髑髏は、盾にも刃にもなってくれますのよ

怪我など恐れる必要はありませんわ
わたくしが役に立てるのであればこの身が砕かれようとも構いませぬ
他の方の迷惑や公序良俗に反する事は致しません
それは、わたくしを愛してくれる人達への裏切りですもの


ニノン・トラゲット(サポート)
『冒険はロマンです!』
『まだ見ぬ何かの予感がします……アガってきちゃいますね!』
未知とロマンとお祭りごとを愛してやまない、アルダワ魔法学園のいち学生です。
学生かつ魔法使いではありますが、どちらかと言えば猪突猛進でちょっと脳筋っぽいタイプ、あれこれ心配するよりはとりあえず「有効かも?」と思ったことを何でも試してみます。
一人称はひらがな表記の「わたし」、口調は誰に対しても「です、ます、ですよね?」といった感じのあまり堅苦しくない丁寧語です。
基本的にはいつも前向きで、ネガティブなことやセンチメンタルっぽいことはあまり口にしません。
その他の部分はマスターさんにお任せします!


ルイズ・ペレンナ(サポート)
『お代は結構ですわよ。けれど懐には注意なさいませね?』
ブラックタールのシーフ × スターライダー
特徴 金目の物が好き 錠前マニア グルメ 快楽主義者 実は恋をしていた
口調 貴婦人(わたくし、あなた、~さん、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)
敵には 高慢(わたくし、あなた、呼び捨て、ですわ、ますの、ですわね、ですの?)

・金目の物をお宝と認識し獲得するのが行動理念
 直接の機会でなくても獲得出来るかも知れないと思えば動きます

・愛情や人助けのような金銭にならない価値は興味ないですが
 それを大事にする人を貶めもしません。趣味の相違

・利害が一致すれば他人との共闘やサポートはむしろ積極的です


バルタン・ノーヴェ(サポート)
「ハーイ! ワタシがサポートに来た、バルタンデース!」
支援しマース! アドリブ連携歓迎デース!

普段の口調:片言口調(ワタシor我輩、アナタ&~殿、デス、マス、デショーカ? デース!)
得意な技能:【奉仕・料理・掃除・裁縫・救助活動】と【一斉発射・焼却・武器受け・残像・カウンター・受け流し】デスネ!

荒事であれば武装を使用してクリアしマース!
移動中や探し物など、その他冒険なら適切な技能でくぐり抜けマース!
単独で進んでもOK、他の猟兵の方の補佐に回ってもOKデスヨー!

公開しているアイテムはどれを使っても大丈夫デース!
バルタンズのお小遣いも支払いマスので、心置きなくどうぞデース!
よろしくお願いしマース!


スフィア・レディアード(サポート)
『皆さん、頑張りましょう!』
 ミレナリィドールの妖剣士×鎧装騎兵、21歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は元気で、楽しい祭りとかが好きな少女。
武器は剣と銃をメインに使う。
霊感が強く、霊を操って戦う事も出来る(ユーベルコード)
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


月詠・莉愛(サポート)
『あの……宜しくお願いしますね。』
 オラトリオのシンフォニア×聖者の女の子です。
 普段の口調は「丁寧口調(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」
 独り言は「普通かな(私、~さん、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

大人しくて口数が少ないですけど、心優しく
動物や植物などの自然が好きな少女。
争い事は苦手ですけど、依頼の成功の為なら戦う事も厭わないです。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


藍原・蒼夜(サポート)
 人間の學徒兵×力持ち、20歳の女です。
 普段の口調は「おっとり系(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 偉い人には「敬語(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

のんびり、おっとりした性格で、多少天然ボケな面もあります。
武器は主に退魔刀を使用して戦います。
好きな物は、可愛いぬいぐるみ、綺麗な花、静かな場所。
趣味は小説等の読書。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


水心子・真峰(サポート)
水心子真峰、推参
さて、真剣勝負といこうか

太刀のヤドリガミだ
本体は佩いているが抜刀することはない
戦うときは錬成カミヤドリの一振りか
脇差静柄(抜かない/鞘が超硬質)や茶室刀を使うぞ

正面きっての勝負が好みだが、試合ではないからな
乱舞させた複製刀で撹乱、目や足を斬り付け隙ができたところを死角から貫く、束にしたものを周囲で高速回転させ近付いてきた者から殴りつける
相手の頭上や後ろに密かに回り込ませた複製刀で奇襲、残像やフェイントで目眩まし背後から斬る、なんて手を使う
まあ最後は大体直接斬るがな

それと外来語が苦手だ
氏名や猟兵用語以外は大体平仮名表記になってしまうらしい
なうでやんぐな最近の文化も勉強中だ


花厳・椿(サポート)
 東方妖怪の殺人鬼×悪霊、10歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、高いところでは「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!



大豪傑・麗刃(サポート)
一人称は『わたし』『麗ちゃん』

まじめなこと『だけ』はやりたくないのだ!
いかなるシリアスな場面でも最低一か所はネタを挟みたい。ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロ、メタ(一番好き)等何でもよい。一応状況をちゃんと前進させる意思はあるので、状況が悪化する行為はさすがにやらない。一見悪化するけどネタとして許されるならむしろやりたい。場合によってはギャグを『変態的衝動』に繋げて身体能力を強化し無理やり状況の改善を狙う事も。

あまりに超どシリアスな雰囲気のためギャグなんか絶対に許さないとMSが判断するのなら、シリアスオンリーも一応可能だが、その時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)。


数宮・多喜(サポート)
『アタシの力が入用かい?』
一人称:アタシ
三人称:通常は「○○さん」、素が出ると「○○(呼び捨て)」

基本は宇宙カブによる機動力を生かして行動します。
誰を同乗させても構いません。
なお、屋内などのカブが同行できない場所では機動力が落ちます。

探索ではテレパスを活用して周囲を探ります。

情報収集および戦闘ではたとえ敵が相手だとしても、
『コミュ力』を活用してコンタクトを取ろうとします。
そうして相手の行動原理を理解してから、
はじめて次の行動に入ります。
行動指針は、「事件を解決する」です。

戦闘では『グラップル』による接近戦も行いますが、
基本的には電撃の『マヒ攻撃』や『衝撃波』による
『援護射撃』を行います。


ミロ・バンドール(サポート)
口調はステシの基本通り
強がって一匹狼を気取った態度ですが、連携にはきちんと応え
最善の結果のために努力します
いわゆるツンデレ

技能の各種耐性や改造を活かし、状況に合わせたスタイルを模索します
対人の基本行動は恐怖を与える等で脳筋的なゴリ押し
深く考えずに行動しがちですが
明らかな弱者に対しては「胸糞悪いから」という理由で虐めません

*備考
・精神攻撃にはとても弱い(ヘタレると寝言時の口調)
・ギャグ展開にはよく巻き込まれる(弄られOKです)
といった弱点がいっぱいあります

※キャラぶれても気にしないので、お気軽に弄って下さい


大空・彼方(サポート)
《アドリブ、連携、苦戦描写、UC詠唱変更、その他何でも歓迎です》
「はじめまして。今回バックアップに回る舞姫です。未熟者ではありますがなんなりとご用命ください。」
UDC組織に所属する新人猟兵。戦闘経験は豊富。
一人称:私
口調:敬語で機械的
性格はクールでマイペース。そしてドがつく程の面倒くさがり。一見、常識人で冷静沈着に見えるが、どこか天然なところがある。獲物は日本刀。
前衛であれば未来視を用いて舞うように敵の攻撃を引き付けながら隙を伺う。
後衛では異界召喚により援護と回復役をこなす。
UCは指定した物をどれでも使用可能。基本的に情報を収集し、慎重に行動。命令や指示には忠実に従い他の猟兵をサポートします。


久遠寺・遥翔(サポート)
頭を使うのはちょっと苦手だ
必要なら頭も使うが基本は他人任せだ
それよりも脚を使う探索や力仕事を進んで引き受けるぜ
状況次第で自分の足を使うか相棒のバイク型AFフェンリル、或いはそれをオーバーフレームにしたキャバリアのイグニシオンに【騎乗】して探索するか選ぶ
優先度的にはフェンリル>イグニシオン>生身だな
相棒にはワイヤーアンカーも搭載しているから狭くなきゃ大抵の悪路は走破できる
【地形の利用】【空中戦】や飛行系UCなどを駆使して探索するぜ
情報が必要なら【ハッキング】【情報収集】でかき集める
機械操作が必要な状況なら【メカニック】も駆使するぜ


オウカ・ユメジ(サポート)
人間みたいな生き人形。
おもちゃや素敵な物語が好き。

常に優しげな微笑を湛えている人畜無害そうな見た目とは裏腹に、他者にあまり興味がなく、自分や自分の好きなものが無事なら他がどうなろうが気にしないという性格。
気まぐれに人助けすることもある。
良くも悪くも素直でマイペース。

話す内容が何であれ、穏やかで落ち着いた口調。
名前を覚える気がないので、他者を呼ぶ際は見た目の特徴や「ねぇ」「君」等と相手の肩や腕に触れて知らせる。

基本戦闘には消極的な立場だが、自分に害のあるものに対しては躊躇なく排除しにかかる。
遠距離型。想像の力で現実の敵を葬るスタイル。

キャラに合っていれば憎まれ役も可。
特に禁止事項はなし。




「まさか、こんな事になっていたとは……」
 ニノン・トラゲット(ケットシーの精霊術士・f02473)は仲間達と共に、旧市街地の一角にある病院にやってきた。
 病院内は独特な薬品臭に包まれており、沢山の死体が山積みになっていた。
「この状況では、さすがに御飯を食べたいとは思わないにゃ……」
 ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)が、ゲンナリとした表情を浮かべた。
 ここに来る前は、腹の虫が大合唱をしていたものの、沢山の死体を見たせいか、現在は沈黙が支配しているようである。
 そのためか、持参したおやつを食べたいという気持ちも、あっと言う間に消え失せた。
「それにしても、随分と勿体ない事をしていますわね」
 ルイズ・ペレンナ(怪盗淑女・f06141)が足元散らばった貴金属を拾い上げ、深い溜息を洩らした。
 どれも、ここにいた患者達が所有していたものらしく、まるでゴミのように積まれていた。
 だが、その中には価値があるものも多く、このまま捨てておくのは、勿体なく思えた。
「とりあえず、何かの手掛かりになるかも知れませんわね」
 ルイズが複雑な気持ちになりながら、貴金属をしまい込んだ。
「タス……ケテ……」
「クル……シイ……」
「コロ……シテ……」
 次の瞬間、醜い姿をした怪物達が奥の部屋から、ユラユラと頭を揺らして現れた。
 怪物達の身体は複数の人間で出来ており、無数の顔が浮かんでいた。
「きっと、この人達は愛されたかったのですね。それなのに、望まぬ姿に変えられ、苦しんでいるように見えます」
 ソフィア・エーデルシュタイン(煌珠・f14358)が、怪物達に視線を送った。
 出来る事なら、助けたいという気持ちがあるものの、それが不可能に思えてしまう程、複数の人間が繋ぎ合わされていた。
「タ、タ、タス……ケテ……」
「ク、ク、ク……ルシ……イ……」
「ヤツ……ラハ……テキ……ダ……!」
 そのため、同じ身体であっても、無数の顔から発せられる言葉は異なっていた。
「悪い奴って訳じゃねぇけど、助ける事が出来ねぇんだったら、やっつけるしかねぇか」
 陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)が、覚悟を決めた様子で怪物達の前に陣取った。
 ……怪物達を救う術はない。
 そもそも、怪物は複数の人間を融合して作り出されたモノ。
 お互いの不足した部分を補うようにして、一体の怪物が作り出されているため、元に戻す事が出来たとしても、バラバラになるだけだった。
「タス……ケ……」
「コロ……シ……」
「グガ、グガガガガガッ!」
 その事が分かっていても、怪物の姿を見ていると心が痛み、迷いが生じた。
「まあ、何とかなるだろ。……アタシに任せな!」
 ミランダ・モニカ(マザーズロザリオ・f05823)が、怪物達をジロリと睨みつけた。
 その間も、怪物達の様々な部位から、助けを求める声が聞こえてきた。
 だが、その気持ちに反して、全身から緑色の毒ガスが噴出しており、足元に散らばった死体をドロドロに溶かしていた。
「……それでは行きましょうか」
 すぐさま、スフィア・レディアード(魔封騎士・f15947)が霊魔葬送弾(プラズマ発生装置型の銃)を構え、怪物達に攻撃を仕掛けていった。
 怪物達の中には、全身が鎧の如く硬いモノもいたが、攻撃を完全には防ぐ事が出来ず、身体に風穴を開けていた。
 しかし、傷口はみるみるうちに塞がっていき、怪物がさらに異形な姿になった。
「マダダ……」
「……ニクイ……」
「……コ……ワイ……」
 その途端、怪物達が恐怖で声を震わせながら、次々と猟兵達に襲いかかってきた。
 その中には、悲鳴を上げて命乞いをする者もいたが、その言葉に反して攻撃が止む事はなかった。
「……大丈夫。すぐ終わらせるから」
 オウカ・ユメジ(微睡む生き人形・f25755)が優しげな微笑みを浮かべながら、怪物達に語り掛けながら飛び退いた。
「ニガ……サ……ナイ」
「タスケテ……ケテ……ケテ……」
「ヴォルヴォルヴォルヴォルヴォォォォォォ!」
 その後を追うようにして、怪物達がケモノの如く唸り声を響かせ、猟兵達に襲い掛かってきた。
「怪物にも何か弱点があるはずよ!」
 そんな中、藍原・蒼夜(蒼き宝刀・f23131)が蒼霊刀を握り締め、怪物達に斬りかかった。
 高い霊力を持った蒼霊刀で斬りつけているおかげで、怪物達の再生能力も多少なりとも衰えてはいるものの、完全に防ぐ事は出来なかった。
「イタ……イ……」
「イタイ……ヨォォ……」
「モウ……ヤメテ……ヤメテ……クレ」
 その事が原因で結果的に怪物達を苦しめ、わずかに残った人間の心を削り取っているような状態に陥った。
 だが、どんなに怪物が戦う事を拒否しても、身体が言う事を聞かず、猟兵達に攻撃を仕掛けていた。
「色々と試してみる必要がありそうね」
 花厳・椿(夢見鳥・f29557)が一気に間合いを詰めながら、落ち椿(剪定鋏)で怪物達の身体を、チョキンチョキンと斬り捨てた。
「グガ……ギギギ……」
「マダダ……マダマダ……」
「ギギギ……ギギギィィィィィィ!」
 それと同時に、怪物達が肉体を不気味に変化し、鞭状の触手を幾つも生やした。
 その触手はヌルヌルとしており、生ゴミと死臭が混ざったようなニオイを放っていた。
「ええ、やるしかありませんね」
 続いて、ニノンが【エレメンタル・ファンタジア】で炎の竜巻を発生させ、怪物達の身体を炎に包んだ。
「クル……シイ……」
「アツ……イ……アツイ……」
「ユルサン……ユルサナイ……」
 怪物達がギチギチと歯を鳴らし、全身炎に包まれながら、真っ黒な煙を上げて、猟兵達に襲いかかってきた。
 だが、その気持ちに反して怪物達の肉体が限界に達して悲鳴を上げ、消し炭になってボロボロと崩れ落ちた。
「……って、本当に弱点なんかあるのかい? むしろ、攻撃するたび、強くなっているような気がするんだけど……」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が、気まずい様子で汗を流した。
 怪物達は傷つくたび、肉体を変化させており、最初の時と比べて、全身が鎧のように硬くなっていた。
 その上、怪物によって耐性が異なっているらしく、同じ攻撃が通じるとは思えなかった。
「何か策を考えないと……!」
 その事に危機感を覚えた蒼夜が、【サイキックブラスト】を発動させ、両掌から高圧電流を放つ事で、怪物達を感電させて、一時的に動きを封じ込めた。
「カ、カラダガ……」
「ウ、ウゴカナイ……」
「バ、バカナ……ナゼ……」
 怪物達が混乱した様子で、激しく身体を痙攣させた。
「椿達も強くなる必要があるようね」
 すぐさま、椿が【鬼ごっこ(オニゴッコ)】で白い蝶の鱗粉を撒き散らし、仲間達の傷を癒しつつ、肉体改造によって一時的に戦闘力を増強した。
「だったら、アタシも頑張っておこうかねぇ!」
 それに合わせて、多喜が【超感覚戦陣(テレパシックリンケージ)】を発動させ、命中率・回避率・ダメージが3倍した上で、怪物達に宇宙カブJD-1725に騎乗したまま、SMG-MP5udc(魔導SMG)をぶっ放した。
 次の瞬間、怪物達が肉体の再生を始めたため、体当たりを食らわせるようにして、サイキックナックルを叩き込んだ。
 その拍子に怪物の頭が一回転し、勢いよく千切れて、床にコロコロと転がった。
「グギ……ギ……」
「ガガ……ババ……」
「ユル……サナイ……」
 しかし、怪物達はまったく怯んでおらず、剣状になった腕を狂ったように振り回した。
「……僕、君達のこと嫌いだなぁ」
 オウカが【世界の平和は守られました(モンスター・イズ・ヒア)】を発動させ、顔のない人形群を召喚した。
 顔のない人形群は怪物達に飛びつき、纏わりつきながら、容赦なく肉を食い千切った。
「グギ……ギギギ……」
「ガガ……ガガギ……」
「グオオオオオオオオオオオオ!」
 その途端、怪物達が苛立った様子で、顔のない人形群を振り払い、身体中に刃物を生やした。
 それをガチガチと鳴らしながら、再び猟兵達に攻撃を仕掛けてきた。
「そっちが刃物だらけなら、こっちも刃物だらけなのだ!」
 大豪傑・麗刃(23歳児・f01156)が左手に退魔刀、右手に日本刀、左脇にサムライブレイド、右脇にバスターソードを構え、舞い踊るようにして、怪物達に斬りかかった。
 だが、両脇に挟んだ武器はまったく役に立っておらず、今にも落ちそうな勢いで激しくプルついていた。
 それが原因で麗刃の顔が真っ赤になっているものの、気合と根性とヤル気とダルさを総動員させ、何とか両脇から武器を落とさないようにした。
 その事が引き金になって変顔になってしまい、仲間達の腹筋に大打撃を与えた。
(まさか、こんな事になるなんて……)
 その事に危機感を覚えた月詠・莉愛(銀の月を謳う・f16320)が、なるべく麗刃を見ないようにしながら、月光の聖銃で怪物達の脳天を撃ち抜いた。
 そのたび、心臓が鷲掴みにされているような感覚に襲われたものの、途中で立ち止まる訳には行かなかった。
「ウガガ……」
「シ……ニタ……クナイ」
「コ……ワイ……ヨ……オ」
 その途端、怪物達の身体に浮かんだ幾つもの顔が、ボロボロと涙を流した。
 しかし、攻撃を止めるどころか、猟兵達に襲いかかっており、傷つく事も恐れていないようだった。
「そんな事を言っている訳には、殺気丸出しじゃねぇか! だったら、俺が相手をしてやるよ! 誰かの命を奪いたくて、ウズウズしているんだろ? 遠慮せずに、掛かって来いよ! 全部、受け止めてやるからさ!」
 柳火が【ブラッド・ガイスト】で自らの血液を代償にして、名刀『マタタビ丸』の封印を解き、殺戮捕食態】に変化させた。
「ニ……クイ……」
「サ……ム……イ……」
「ウラ……メ……シイ……」
 その挑発に乗った怪物達が、血に飢えたケモノの如く唸り声を響かせ、柳火に襲いかかってきた。
 それを迎え撃つようにして、柳火が名刀『マタタビ丸』を振るい、怪物の命を奪って捕食させた。
「どうやら、みんな実戦経験がナイようデスネ」
 その流れに乗るようにして、バルタン・ノーヴェ(雇われバトルサイボーグメイド・f30809)がファルシオン風サムライソードで攻撃を受け流し、残像を繰り出しながら、内蔵式グレネードランチャーを発射し、怪物達を次々と焼却していった。
「ヨ、ヨクモ……」
「コノママ……ヤラレル……クライナラ……」
「ナラバ……ミナゴロシ……ニクイ、ニクイ……スベテ……ガ……ニクイ!」
 そんな中、怪物達が真っ赤な炎に包まれながら、半ばヤケになりつつ、猟兵達に攻撃を仕掛けてきた。
「助けを求めたと思えば、今度は皆殺し……ですか。だいぶ精神が不安定のようですね」
 大空・彼方(眠れる神の巫女・f33087)が物陰に隠れて身を守りながら、怪物の好きをつくようにして、ミストルティン(ハンドガン)で攻撃した。
 しかし、怪物は異常なほど回復能力が高く、多少傷ついた程度ではダメージになっていないようだった。
「ならば、こちらも全力で戦う必要がアリそうデスネ……。カクリヨメモリ、ロゴスイグニッション!」
 続いて、バルタンが【模倣様式・幽世幻想(イミテーション・アヤカシオヤブン)】を発動させ、メモリを用いて東方親分、西洋親分、竜神親分、新し親分に変身しながら、怪物達を蹴散らしていった。
 怪物達には、どの親分にも面識がなかったものの、次々と姿を変えていくバルタンに戸惑い、恐れているようだった。
「皆さんにとって、望まぬ戦いだったとは思いますが、これで安らかに眠ってください」
 莉愛が【ヴァリアブル・ウェポン】を発動させ、内蔵兵器で怪物達を攻撃した。
 それでも、怪物達が猟兵達に攻撃を仕掛けてきたものの、誰ひとりとして傷つける事が出来ず、肉の塊と化して突っ伏した。
「だめだこりゃ」
 そんな中、怪物達に囲まれ、袋叩きに遭っていた麗刃が【爆発オチ(バクハツオチ)】を発動させ、近くにいた怪物を巻き込んで肉の塊に変えた。
 その途端、肉の塊と化し、こんがりと焼かれた怪物の肉が、まるで極上の骨付き肉の如く香ばしいニオイを放っていた。
(レ、レアドロップなのだ)
 その肉をガッチリと掴んだまま、アフロヘアになった麗刃が、満足気な笑みを浮かべて灰になった。
「……まだよっ!」
 一方、彼方は【月喰(ゲッショク)】を発動させ、神力を籠めた退魔刀による一撃で、肉体を傷つけずに霊体のみを攻撃した。
「グガ……ガガガ……」
 次の瞬間、怪物の身体が激しく痙攣し、ブクブクと泡を吐き始めた。
 その上、肉体の崩壊が始まり、ドロドロと身体が溶け始めた。
 それでも、肉体を再生しようとしていたが、崩壊するスピードの方が速かった。
 そのため、最後は液状になってしまい、二度と動かなかった。
「……どうやら効果があったようね」
 スフィアが【ファントム・スナイパー】を発動させ、霊的エネルギーを秘めた霊魔葬送弾で怪物の身体を撃ち抜いた。
 それと同時に、怪物の肉体に変化が起こり、傷口を塞がる事なく、風穴が開いた。
「イタイ……」
「イタイ……アチコチ……イタイ……」
「ミンナ……ミンナ……オマエタチガ……ワルイ」
 その事で余計に殺意が膨らんだのか、怪物達が両目を血走らせて、猟兵達に襲いかかった。
「元凶が誰なのか分からない以上、やるしかないか」
 それを迎え撃つようにして、水心子・真峰(ヤドリガミの剣豪・f05970)が、水心子静柄(脇差)で怪物達に殴りかかった。
「グオッ!」
「……ガッ!」
「ググッグッ!」
 その攻撃を喰らった怪物がヨロめき、まるで酔っ払いの如く、足をフラつかせた。
 しかし、怪物達は全く諦めておらず、ユラユラと頭を揺らして距離を縮めてきた。
「まあ、全部ブチのめすつもりだったから、何の問題もないけどな」
 ミロ・バンドール(ダンピールの咎人殺し・f10015)が正義の柱(巨大剣)で怪人の身体を斬りつけ、肉体が再生するよりも早く、第二撃を繰り出した。
 その拍子に、大量の返り血を浴びたものの、ミロにまったく迷いはなかった。
 それどころか、傷つく事も恐れず突っ込んでいき、再生する事が出来なくなる程の勢いで、何度も何度も斬りつけた。
 そのため、怪物達は肉体を再生する事が出来ず、人としての形も維持する事が出来なくなった。
「あまりイイ気はしないが、やるしかないか」
 久遠寺・遥翔(焔黒転身フレアライザー/『黒鋼』の騎士・f01190)がバイク型AFフェンリルに騎乗し、怪物達の注意を引いた。
「マテ……」
「ニガ……サナイ……」
「ミンナ……クル……シメ……」
 それと同時に、怪物達が咆哮を響かせ、両腕から幾つも触手を伸ばし、遥翔を捕まえようとした。
 しかし、遥翔を捕まえる事が出来ず、触手についた粘液が飛び散り、異様なニオイが辺りに漂った。
 どうやら、粘液自体に危険性はないようだが、生ゴミと死臭がダンスを踊っているようなニオイがするため、少し浴びただけでもトラウマになるほどの破壊力を秘めていた。
「……もう怒ったにゃ!」
 それをモロに浴びたミーヤが【人狼咆哮】で激しい咆哮を放ち、怪物達を無差別に攻撃した。
「イタイ……」
「クルシイ……」
「ウガ……ゴゴゴッ!」
 次の瞬間、怪物達が不気味に肉体を変化させ、鞭のような触手を生やすと、それを狂ったように振り下ろした。
「にゃ、にゃにゃ!」
 その事に驚いたミーヤが悲鳴をあげながら、必死に触手を避け始めた。
 その拍子に、鞭の如く振り下ろされた触手が別の怪物に当たり、大量の血が辺りに飛び散った。
 だが、攻撃を喰らった怪物はまったく気にしておらず、全身に鋭い棘を生やして、猟兵達に襲いかかってきた。
「……行くぞ」
 真峰が【錬成カミヤドリ】を発動させ、自らの本体である水心子真峰を次々と複製し、念力で操って怪物達の目や足を斬りつけた。
 しかし、怪物達はまったく怯んでおらず、肉体を再生しながら、再び襲い掛かってきた。
「……クッ!」
 即座に、真峰が水心子真峰を操り、怪物の腕を斬り捨てた。
「グガ……ギギギ……」
「マダダ……マダ……マケナイ」
「マケル……ワケ……ニハ……!」
 それと同時に、怪物達が腕を刃物状に変化させ、何かに取り憑かれた様子で、猟兵達に斬りかかってきた。
「タイムアップまで付き合いなア!!」
 続いて、ミランダが【クロックアップ・スピード!】を発動させ、指をパチンと鳴らして高速戦闘モードに変身した。
「タス……ケテ……」
「コ……ロシ……テ……」
「ナンデ……ナンデ……ナンデェ……」
 怪物の身体にある無数の口から、様々な言葉が漏れた。
 だが、ミランダに迷いはなく、怪物の心臓を狙って、魔銃の引き金を引いた。
「「「「「グワァァァァァ!」」」」」
 次の瞬間、怪物の悲鳴が辺りに響き、ドロドロに溶けて動かなくなった。
「これだけダメージを喰らっても、まだ戦うのか」
 ミロが【咎力封じ】を発動させ、手枷、猿轡、拘束ロープを放って、怪物の動きを封じ込めた。
「カ、カラダガ……ウゴカナイ……ナゼ……ナゼ……ナゼェ!」
 その事に違和感を覚えつつ、怪物が必死に身体を動かそうとした。
 しかし、身体は全く動かず、焦りばかりが膨らんだ。
「驚くのは、これからだぜ!」
 それに合わせて、遥翔が【真焔なる世界(プリミティブ・イグニッション)】で、周囲に原初の真焔結界を発生させた。
 その途端、終焉の黒焔が怪物達を襲い、再誕の白焔で仲間達の傷を癒した。
「それじゃ、覚悟してもらいますわよ」
 続いて、ルイズが【典雅なる淑女の騎乗術(ゴッドグレイスライド)】で騎乗の技能レベルを上昇させ、宇宙バイク『JET-WIDOW』に乗って、怪物達に体当たりを仕掛けていった。
「ウガ……ガガガ……」
「イタイ……イタイ……」
「イデェヨオオオオオオオオオオオ!」
 それと同時に、怪物達の身体がブクブクと膨らみ、刺激臭と共に毒液が辺りに飛び散った。
 それが、まわりにあるモノをドロドロと溶かし、床にいくつも穴を開けていった。
「せめて、最後は苦しまず……」
 ソフィアが【終言(メデタシメデタシ)】を発動させ、手のひらを掲げて燐灰石の欠片を舞い散らせ、苦痛を感じぬ多幸感を怪物達に与えた。
「ナ、ナンダ、コノ感覚ハ……」
「……身体カラ苦シミガ消エタ」
「コ、コレダ、俺達ガ求メテイタノハ……!」
 その途端、怪物達の動きが止まり、幸せそうに身体を震わせた。
 そして、猟兵達は覚悟を決めた様子で、怪物達にトドメをさしていった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

館野・敬輔
【一応POW】
アドリブ連携大歓迎

…なんて、悍ましい
人を、いのちをこんな形で冒涜するなんて
これは果たして、月光城の主の仕業か…?

俺には怪物と化した者たちをもとに戻す手段はない
だから、安らかに眠らせてやるしかできない
…今、楽にしてやる

心を鬼にし指定UC発動
両腕に上限目いっぱいまで生やした白刃に「属性攻撃(炎)、浄化」で浄化の炎を纏わせ「投擲、範囲攻撃」で全方位に発射
怪物たちの急所を片っ端から切り裂き浄化して地面に沈めてやる

怪物と化した者たちは、己の境遇を恨んでいるのだろうか
或いは、怪物にした何者かに憎悪を向けたいのだろうか

もう、彼らの想いを知ることはできないだろうけど
…せめて、安らかに眠ってほしい




「……なんて、悍ましい。人を、いのちをこんな形で冒涜するなんて、これは果たして、月光城の主の仕業か……?」
 そんな中、館野・敬輔(人間の黒騎士・f14505)は、旧市街地の一角にある教会にやってきた。
 だが、教会とは名ばかりで、沢山の死体が山積みにされていた。
 その大半が聖職者であり、何者かと争った形跡があった。
 もしかすると、何処か別の場所から連れ去られた可能性もあったが、そこまでの情報を得る事は出来なかった。
「カミニ……イノリヲ……」
「カミナド……イナイ……」
「ワレハ……カミ……ナリ……」
 次の瞬間、死体の山の中から次々と怪物が姿を現し、ジリジリと距離を縮めてきた。
 怪物達は聖職者達の身体で作られており、目が三つあるモノや、腕が六本あるモノもいた。
「俺には怪物と化した者達を元に戻す手段はない。だから、今、楽にしてやる」
 敬輔が心を鬼にして、【渾沌闇技・白刃乱舞(コントンアンギ・ハクジンランブ)】を発動させ、射出可能な鈍く輝く白刃を両腕に上限目いっぱいまで生やし、浄化の炎を纏わせて全方位に発射した。
「グガ……ギギギ……」
「コレデ……ヨウヤク……」
「ネムリ……ニツク……コトガ……デキル」
 それと同時に、怪物達が重なり合うようにして倒れ込み、塵となって消え去った。
(怪物と化した者たちは、己の境遇を恨んでいるのだろうか。或いは、怪物にした何者かに憎悪を向けたいのだろうか。もう、彼らの想いを知ることはできないだろうけど……。せめて、安らかに……)
 敬輔が複雑な気持ちになりながら、犠牲者達の冥福を祈った。
「やれやれ、随分と騒がしいと思えば、侵入者か。まあ、いい。上質の餌が増えただけなのだから……」
 そう言って『病喰い』ヴィルドラグが敬輔を見つめ、舌舐めずりをするのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『『病喰い』ヴィルドラグ』

POW   :    パンデミック
【身に纏う瘴気】から【感染力の高いウイルス】を放ち、【症状である軽度の麻痺】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD   :    環境適応
戦闘中に食べた【病】の量と質に応じて【体内の病原が活性化し】、戦闘力が増加する。戦闘終了後解除される。
WIZ   :    突然変異
【体内のウイルスを変異させ狂暴状態】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。

イラスト:AKKBeryl

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はサフィリア・ラズワルドです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

祝聖嬢・ティファーナ
WIZで判定
*アドリブ歓迎

「元凶登場だね☆」と『フェアリーランド』の壺の中から風/火の精霊,聖霊,月霊,戦乙女,天使,英霊,死神を呼んで多めの“七色金平糖”を配り『クリスタライズ』で姿を隠し『エレメンタル・ピクシィーズ』で属性攻撃を『神罰の聖矢』で聖攻撃をして、『月世界の英霊』で避け切れ無い攻撃を空間飛翔して避け『月霊覚醒』で敵のUCを封印/弱体化させ、機会を見て『精聖月天飛翔』でW/Sを強化し『叡智富める精霊』+『神聖天罰刺突』で苛烈な猛攻を仕掛けます!

『祝聖嬢なる光輝精』で怪我を治し『シンフォニック・メディカルヒール』で状態異常を癒します☆

「骸に還りなさい…死者の安寧を奪うのは止めなさい」




「元凶登場だね☆」
 すぐさま、祝聖嬢・ティファーナ(フェアリーの聖者×精霊術士【聖霊術士】・f02580)が【フェアリーランド】を発動させ、小さな壺の中から風/火の精霊、聖霊、月霊、戦乙女、天使、英霊、死神を呼び出し、多めに七色金平糖を配っていった。
「……元凶か。ならば我の糧となれ!」
 『病喰い』ヴィルドラグがグルルと唸り声を響かせながら、ティファーナに飛び掛かってきた。
「嫌だよ、そんなの!」
 即座に、ティファーナが【クリスタライズ】で姿を隠し、『エレメンタル・ピクシィーズ』で属性攻撃を仕掛け、【神罰の聖矢(シンバツ・ノ・セイヤ)】を発動させた。
 次の瞬間、天から光が降り注ぎ、ヴィルドラグの身体を焼いた。
「ぐぬっ! 今までの奴とは、別格のようだな!」
 ヴィルドラグが恨めしそうに、ギチギチと歯を鳴らした。
「まだまだ行くよ!」
 その間に、ティファーナが【月世界の英霊(ラビュリストン・ルーラー)】で光り輝く英霊と共に、ヴィルドラグの背後にテレポートした後、【月霊覚醒(ゲツレイカクセイ)】で満月、半月、三日月、新月を放った。
「な、生意気な奴め!」
 その事に気づいたヴィルドラグが素早く飛び退き、殺気立った様子でティファーナを見上げた。
「えいっ!」
 それと同時に、ティファーナが【聖精月天飛翔(セイント・エレメンタル)】で変身し、【叡智富める精霊(ハイ・エレメンタルズ)】と【神聖天罰刺突(ハイ・セイント)】を発動させ、光/火/風/水/土/闇/聖/月の霊と、神聖なる槍、鉾、矢、杭で総攻撃を仕掛けるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミーヤ・ロロルド(サポート)
『ご飯をくれる人には、悪い人はいないのにゃ!』
楽しいお祭りやイベント、面白そうな所に野生の勘発動させてくるのにゃ!
UCは、ショータイムの方が使うのが多いのにゃ。でもおやつのUCも使ってみたいのにゃ。
戦いの時は得意のSPDで、ジャンプや早業で、相手を翻弄させる戦い方が好きなのにゃよ。

口調だけど、基本は文末に「にゃ」が多いのにゃ。たまににゃよとか、にゃんねとかを使うのにゃ。

食べるの大好きにゃ! 食べるシナリオなら、大食い使って、沢山食べたいのにゃ♪ でも、極端に辛すぎたり、見るからに虫とかゲテモノは……泣いちゃうのにゃ。
皆と楽しく参加できると嬉しいのにゃ☆

※アドリブ、絡み大歓迎♪ エッチはNGで。


スフィア・レディアード(サポート)
『皆さん、頑張りましょう!』
 ミレナリィドールの妖剣士×鎧装騎兵、21歳の女です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(私、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は元気で、楽しい祭りとかが好きな少女。
武器は剣と銃をメインに使う。
霊感が強く、霊を操って戦う事も出来る(ユーベルコード)
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


七星・桜華(サポート)
『天魔流免許皆伝、更なる高みへと!』
『一か八かの勝負?必要無いね!私達の勝ちだ!』
『後は派手に騒ぐんだ!誰も倒れないようにね!』
隠れ里に伝わる『天魔流』歴代最年少であり派生流派も含めての免許皆伝。
腰に挿している六振りの刀と扇子を使い戦闘する。
物理的な技術を異能のUCにまで昇華させた。
闘う姿は艶やかな舞踏が如く空中戦もできる。
第六感も鋭く見切るまでも早い。
先手後手問わず。
殺気や覇気を残像に残し分身と勘違いさせる事も。
常に最善を最短で気づき勝ってきた。
防御無視の内部破壊を当たり前に行う。
柔剛の技を扱い両立させる。
消耗を生命力吸収で補う。
優れた第六感で賭け事も強い。
家事も万能。
両親と妹も猟兵である。


バジル・サラザール(サポート)
『毒を盛って毒で制す、なんてね』
『大丈夫!?』
『あまり無理はしないでね』

年齢 32歳 女 7月25日生まれ
外見 167.6cm 青い瞳 緑髪 普通の肌
特徴 手足が長い 長髪 面倒見がいい 爬虫類が好き 胸が小さい
口調 女性的 私、相手の名前+ちゃん、ね、よ、なの、かしら?

下半身が蛇とのキマイラな闇医者×UDCエージェント
いわゆるラミア
バジリスク型UDCを宿しているらしい
表の顔は薬剤師、本人曰く薬剤師が本業
その割には大抵変な薬を作っている
毒の扱いに長け、毒を扱う戦闘を得意とする
医術の心得で簡単な治療も可能
マッドサイエンティストだが、怪我した人をほおっておけない一面も

アドリブ、連携歓迎


ミランダ・モニカ(サポート)
『アタシに任せな!』
煙管(仕込み銃)のヤドリガミ
戦場傭兵×クレリック、68歳の女
口調は「お節介ババア(アタシ、呼び捨て、だね、だよ、~かい?)」

あらゆる世界に関わり人脈とコネを結ぶ事を目的に突撃猟兵してるよ
傭兵として闘い、シスターとして祈り、賊としてお宝を奪う
一番大事なのは義理人情さ
悪徳金持ちからは華麗に奪うが、みんな弱者救済に当ててるよ

戦闘は徒手空拳メイン
カードで補い、魔銃で撃つ
メイスは非殺傷対象を気絶させたい時に使う

UCは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動するよ
他猟兵に迷惑をかける行為はしない
例え依頼成功のためでも公序良俗に反する行動はしない

後はお任せ
宜しく頼むよ


風薙・澪(サポート)
戦闘は剣、ポンプアクション散弾銃、魔法を主に使って戦う。
近距離は剣、中距離は銃、遠距離は魔法が主な攻撃手段だが、
状況に応じて距離に拘らず扱う時もある。
敵が少ないときは、逆に剣、銃で隙を作り魔法で止めを刺す。

剣も銃も基本は両手で扱う為、右手に剣、左手銃のような二刀流的なことはほぼしない。
剣は両手持ちではあるものの軽快に扱い、フットワークを軽くして戦う。

銃はほぼ9粒装弾の散弾を使っているが、対象を打ち抜けないときなどはスラッグ(一粒弾)も使う。
いずれにせよ射程はあまり長くない。
弾倉はチューブマガジンで後入先出。(最後に込めた弾薬が最初に撃ち出される)
弾薬入手はUDCではなく別世界から入手している


リーヴァルディ・カーライル(サポート)
「…お前がどんな存在で、どんな過去があったとしても関係無い」

「…今を生きる人々を害する存在を討つ。それが猟兵としての私の使命よ」

故郷のダークセイヴァーで主に活動する吸血鬼狩り
他世界の知識に疎く、最初は様子見に徹して見切り戦闘知識を蓄積する

必要に応じ「精霊石の耳飾り」に各属性の精霊を降霊し、
第六感的な精霊の視力を借りて暗視や索敵を行う

敵の攻撃は「写し身の呪詛」の残像による回避や、
「怪力の呪詛」のオーラで防御して受け流し、
大鎌のなぎ払いやUCによるカウンターで迎撃する

「…無駄よ。その攻撃なら、既に見切ったもの」

「…お前よりヴァンパイアの方が余程、手強い」

「…さあ、吸血鬼狩りの業を知るが良い」


ヴィヴィ・ジーヴ(サポート)
キマイラの力持ち×精霊術士、15歳の女。
名前はヴィヴィ、一人称は自分の名前でビビ。表記はどちらでも。

服の下はフクロウ。
腕はハーピー(鳥の羽)、器用な作業は少しだけ苦手。
「あまりお手手は見ないでね、女の子の秘密よ。」

《力持ち》
素早いの、苦手。お目目くらくらする。一撃ドーン、が得意よ。

《精霊術士》
困った時は精霊さんに聞く!

《好き》
美味しいもの、食べる事、大好き!
あとね、ビビ、空中浮遊でふよふよするの好きよ。

◆ボス
ぼす。ビビに倒せるかな。心配。
一緒に行ける人がいたら、ビビ連携とるよ。囮もやる。
難しい事苦手なの。作戦、教えてくださいな。

空中を飛び急降下落下。怪力載せた鹿の足で着地、地面を割る、など。


姫神・咲夜(サポート)
 桜の精の死霊術士×悪魔召喚士、女性です。
 普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 片思いの人には「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

清楚で女流階級風の口調で、お淑やかな性格です。
基本的に平和的な解決を望みますが
戦わざるを得ない時は果敢に戦いに向かう勇敢さを持っています。

 あとはおまかせです。よろしくおねがいします!


コーデリア・リンネル(サポート)
 アリス適合者の国民的スタア×アームドヒーローの女の子です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、機嫌が悪いと「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。

内気な性格のため、三点リーダーや読点多めの口調になります。
ですが人と話すのが嫌いでは無いため、
様々な登場人物とのアドリブ会話も歓迎です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人になろうと背伸びしてる途中
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的
最近の悩みは性別を間違えられることと年相応に見えないこと
最悪【幻想憑依・無想式】を使って誤魔化す

戦闘
【呪詛(腐敗)】を何かしらの形で使用する。昔機械相手にやって痛い目を見たのでその場合は使わない
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可

非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも




(まさか、こんな事になるとは……)
 崩れ落ちる教会から飛び出したのは、『病喰い』ヴィルドラグだった。
 土煙に紛れるようにして、何とか裏路地まで逃げたものの、未だに警戒を解く事が出来ないのか、落ちつかない様子であった。
「……まったく! 随分と趣味の悪い事をしているようだね?」
 その行く手を阻むようにして、七星・桜華(深紅の天魔流免許皆伝・f00653)が陣取った。
「それは、こっちの台詞だ。貴様らのせいで、すべて台無しだ。ここまで広げるのに、どれだけ時間が掛かったのか、理解しようともせず、こんな事をして……! 元通りにするまで、どれほどの年月を必要とするのか、頭の軽い御前達には分からないだろ」
 ヴィルドラグが苛立ちを隠せない様子で、グルルと唸り声を響かせた。
「ああ、わからないねっ! ……分かりたくもない」
 桜華が吐き捨てるようにして、ヴィルドラグに答えを返した。
「……ならば、今から、それを分からせてやろう!」
 ヴィルドラグが猟兵達をジロリと睨みつけ、毒性の強い瘴気を辺りに撒き散らした。
「こんな事をしているのは、絶対に悪いヒ……じゃなかった竜にゃ!」
 ミーヤ・ロロルド(にゃんにゃん元気っ娘・f13185)が、ドン引きした様子で尻尾の毛を逆立てた。
「だから、どうした。別に、そう思われたところで、痛くもかゆくもない。だったら、どうする? 我を倒すか?」
 ヴィルドラグがミーヤを見下した様子で、大袈裟にフンと鼻を鳴らした。
「ええ、その通りよ! そのために、この場所にいるのだから! 例え、あなたがどんなに強かったとしても、私達は負けない……!」
 すぐさま、スフィア・レディアード(魔封騎士・f15947)が畏怖の魔剣を握り締め、ヴィルドラグに攻撃を仕掛けていった。
「ほぉ……、これは勇ましい。だが、力を合わせたくらいで、我を倒せると思ったら、大間違いだ」
 ヴィルドラグが邪悪な笑みを浮かべながら、素早い身のこなしで攻撃を避けていった。
「……お前が、どんな存在で、どんな過去があったとしても関係無い。今を生きる人々を害する存在を討つ。それが猟兵としての私の使命だから……」
 リーヴァルディ・カーライル(ダンピールの黒騎士・f01841)が、キッパリと言い放った。
「使命……か。面白い事を言うじゃないか。この状況で……何も見えていない……」
 ヴィルドラグが牙を剥き出し、ジリジリと間合いを取った。
「はあ……。また、めんどくさい事になっているようね。まあ、いいわ。アレを倒せばいいんでしょ?」
 風薙・澪(ウィザードウォーリア・f17869)が深い溜息を洩らした後、氷魔剣【凍華】でヴィルドラグを斬りつけた。
 その拍子に、大量の血が辺りに飛び散り、ジュッと怪しく煙を上げた。
「それじゃ、サンプルの採取を、よろしくね」
 バジル・サラザール(猛毒系女史・f01544)が間合いを取りつつ、ヴィルドラグに視線を送った。
 時間が掛かるかも知れないが、あり合わせのモノだけで、解毒剤を作る事が出来そうである。
 ただし、短時間で作る事によって、副作用の心配があるため、ある程度の覚悟をしておく必要があった。
「だったら、アタシに任せな。……サンプルが欲しいんだろ? 望むのならゴッソリ抉り取ってやるよ」
 その気持ちに応えるようにして、ミランダ・モニカ(マザーズロザリオ・f05823)がアサルトウェポン(銃火器)を構えた。
「……これから死にゆく者が、随分と調子に乗っているじゃないか。我が負傷しているせいで、楽に勝てると勘違いをしてしまったようだな。ならば……実に愚か!」
 ヴィルドラグが小馬鹿にした様子で、猟兵達を口汚く罵った。
「それなら、試してみましょうか」
 バジルが【バジリスク・ブラッド】を発動させ、自らの血液を代償にして、ウィザードロッドの封印を解き、猛毒が付与された武器に変化させ、ヴィルドラグの身体を斬りつけた。
「うぐ……、この毒は!?」
 その途端、ヴィルドラグが激しく体を震わせ、どす黒い血を吐き捨てた。
「……昔から言うでしょ。毒を盛って毒で制すってね。少し大人しくしてもらうわよ。その方がサンプルも採取しやすいし……」
 バジルが含みのある笑みを浮かべ、ヴィルドラグの様子を窺った。
「こんな毒……うぐ……ぐわわああ……!」
 ヴィルドラグが大量の血を吐きながら、恨めしそうに猟兵達を睨みつけ、殺気立った様子で体内の病原を活性化させ、一時的に戦闘力を増加させた。
 そうする事によって、全身に毒が回らないようにした。
「痩せ我慢をしたところで、無駄ですよ。そんな状態で倒されるほど、私達は弱くありませんから。それでも、信じられないのであれば、遠慮なく掛かってきてください」
 姫神・咲夜(静桜・f24808)が挑発混じりに呟きながら、ヴィルドラグの注意を引いた。
「ああ、言われなくても、そうするつもりだ」
 ヴィルドラグが牙を剥き出し、咲夜に飛び掛かった。
「そんな攻撃……簡単には当たりませんよ」
 咲夜が【見切りの極意(ミキリノゴクイ)】で、ヴィルドラグの視線や、呼吸のリズムを読む事で攻撃を先読みすると、素早く間合いを取って回避した。
 それに合わせて、スフィアが第六感を駆使してヴィルドラグの動きを読み取り紅月の小盾を構えて真正面から受け止めた。
 その拍子に、毒性の強い瘴気が辺りに漂い、纏わりついてきたものの、毒耐性があるおかげで何とか防ぐ事が出来た。
「正直……、解毒剤が欲しいところですが……」
 コーデリア・リンネル(月光の騎士・f22496)が、口元を押さえて後ろに下がった。
 ヴィルドラグの毒は、少し吸い込んだだけでも喉が熱くなり、息をする事さえ辛く思えてきた。
 その間も、バジルが物陰に隠れて解毒剤を調合しているものの、完成にはもう少し時間が掛かりそうだった。
「とりあえず、解毒剤を貰っておくぜ! まだ調合途中のようだが、その前に死んじまったら、意味がないしな」
 アトシュ・スカーレット(狭間を歩く元放浪者・f00811)が、バジルから調合途中の解毒剤を奪い取り、一気にゴキュッと飲み干した。
 その途端、激しい痛みが全身を駆け巡り、大量の汗が噴き出したものの、毒に対する耐性が出来たのか、瘴気の中でも自由に動き回る事が出来るようになった。
 その流れに乗るようにして、仲間達も覚悟を決めた様子で、次々と解毒剤を口にしていった。
「小賢しい真似を!」
 その事に苛立ちを覚えたヴィルドラグが、半ばヤケになって体当たりを仕掛けてきた。
「……無駄よ。その攻撃なら、既に見切ったもの。お前よりヴァンパイアの方が余程、手強い」
 即座に、リーヴァルディが残像を駆使して、ヴィルドラグの背後に回り込み、【吸血鬼狩りの業・石棺の型(カーライル)】を発動させた。
 次の瞬間、ヴィルドラグの身体が、ジワリジワリと石化していった。
「うぐっ! これでは……」
 その途端、ヴィルドラグが悔しそうに歯軋りしたものの、石化を止める術はなかった。
「そろそろ本気で行きますよ!」
 その間に、コーデリアが【姫君の覚醒(ヒメギミノカクセイ)】を発動させ、魔力を抑制するメイド服のエプロンを脱ぎ捨て、聖なる力を持った姫君に変身した。
 それと同時に、破魔の属性を持ったロッドが眩い光を放ち、ヴィルドラグの身体を浄化していった。
「うぐ……ぐぐぐ!」
 その事に危機感を覚えたヴィルドラグが、眩い光から逃れるようにして、物陰に隠れた。
 しかし、眩い光によって浄化された肉体が、真っ白な煙をジュウジュウと上げた。
 そこに追い打ちを掛けるようにして、スフィアが破魔の力を宿したマヒ攻撃を乱れ撃ち、ヴィルドラグの動きを一時的に封じ込めた。
「し、しまった! うぐぐぐぐっ!」
 ヴィルドラグがイラついた様子で、激しく声を震わせた。
 だが、マヒ状態に陥っているせいで、荒ぶる気持ちに反して、身体を動かす事が出来なかった。
「……捉えた! 一乃奥義・封絶虚空閃!!」
 それに合わせて、桜華が【一乃奥義・封絶虚空閃(イチノオウギ・フウゼツコクウセン)】を発動させ、虚空から不可視の鋭い突きの衝撃波を放った。
「……ぐっ!」
 すぐさま、ヴィルドラグが飛び退き、ギリギリのところで衝撃波を避けた。
 続いて、桜華が虚空から不可視の斬撃を放ち、ヴィルドラグの身体を切り裂き、攻撃力を減少させた。
「我が身に宿りし天災よ! この身を喰らいて蹂躙せよ!」
 それと同時に、アトシュが【暴走術式・天災(エルガー・カタストローフェ)】で、暴走させた付与術・天災式を纏い、高速移動をしながら、業火と氷雪の斬撃を繰り出した。
「うぐ……がぁぁぁぁぁぁぁ!」
 続けざまに攻撃を喰らった事で、ヴィルドラグは為す術もなく宙を舞い、何度もバウンドしながら、地面を転がっていった。
 その事に腹を立てたヴィルドラグが体内のウイルスを変異させ、凶暴化して猟兵達に襲いかかった。
「えっ? ええっ? いきなり、どうしちゃったの? ビビ、何か悪い事をした?」
 その途端、ヴィヴィ・ジーヴ(いつも誰かのお手伝い・f22502)が驚いた様子で、勢いよく飛び上がった。
 次の瞬間、ヴィルドラグが舞い落ちたヴィヴィの羽根を噛み、殺気立った様子で鼻を鳴らした。
「さっきから、悪い事ばかりして、やっぱり悪い竜にゃ! そんな悪いコトするなら、こっちはこのお菓子で守っちゃうのにゃ!!」
 その間に、ミーヤが【お菓子でガードなのにゃ!(オカシデガードナノニャ)】を発動させ、自身のガジェットから大量の美味しいお菓子を放出した。
 それが壁の如くヴィルドラグの前に立ち塞がり、結果的にミーヤの身を守った。
「グガ……ガガガガァ!」
 ヴィルドラグがケモノの如く吠えながら、お菓子を食べて、食べて、食べまくった。
「……って、ちょっと待つにゃ! それはミーヤの大切なお菓子であって……その……食べたらダメにゃ!」
 それを目の当たりにしたミーヤが涙目になりながら、ヴィルドラグの暴走を止めようとした。
「えっ? なんで、怒っているの? お腹が空いているの? それとも、別の理由があるのかな? よく分からないけど、大人しくしてくれないのなら、ビビも容赦をしないんだから!」
 そんな中、ヴィヴィが【エレメンタル・ファンタジア】で氷の津波を発生させ、一瞬にしてヴィルドラグを飲み込んだ。
「もっと、こっちを見な!」
 それに合わせて、ミランダが【ショウ・マスト・ゴー・オン!】で戦闘行為を披露し、この戦いを見続けていたいという感情を与え、ヴィルドラグの身体を撃ち抜いた。
「グギ……ギギギギギィ……ガガガァ……!」
 ヴィルドラグがギチギチと歯を鳴らしながら、恨めしそうにミランダを凝視した。
 しかし、身体が石化している影響で、思うように身体が動かなくなっていた。
「あまり暴れないでくれる? これ以上、めんどうな事になるのは、嫌だから……」
 澪が【氷霜槍(フロスト・ジャヴェリン)】を発動させ、虚空から高圧縮液体窒素と魔力が込められた氷槍を放ち、刺傷と液体窒素及び魔力による凍結によって、ヴィルドラグの動きを封じ込めた。
「ギギ……ギギギ……ガアア……」
 その間も、ヴィルドラグが身体を動かそうとしていたが、両脚まで凍り付いているせいで、一歩も動く事が出来なかった。
「……これで終わりよ」
 次の瞬間、澪が漆玖式散弾銃【雷光】を発射し、氷魔剣【凍華】でヴィルドラグを斬りつけた。
「やれやれ、本当に愚か者ばかりのようじゃのう」
 それと同時に、ヴィルドラグの身体が、いびつに膨らんで背中が裂け、その中からオメガハーツ・アポリアが姿を現すのであった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『オメガハーツ・アポリア』

POW   :    刮目して視よ!我こそ、オブリビオン『戦神』なり!
単純で重い【自身の髪で作った巨大な拳】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD   :    耐えて見せよ、必滅の一撃
【視認している対象を自身に引き寄せること】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【氷属性のレーザー】で攻撃する。
WIZ   :    応えよ終焉!万象粉砕、其の力を
【いくつもの氷属性の巨大氷塊】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。

イラスト:たけ姫

👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はフレイ・ブラッドセイバーです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

祝聖嬢・ティファーナ
WIZで判定
*アドリブ歓迎

『フェアリーランド』の壺の中から風/火の精霊,聖霊,月霊,戦乙女,天使,英霊,死神を呼んで“七色金平糖”を配り『クリスタライズ』で姿を隠して『エレメンタル・ピクシィーズ』で属性攻撃を『神罰の聖矢』で聖攻撃をし、『月世界の英霊』で攻撃を空間飛翔して避けて『月霊覚醒』で敵のUCを封印/弱体化させる☆
『祝聖嬢なる光輝精』で怪我を治し『シンフォニック・メディカルヒール』で状態異常を癒します♪

機会を見て『グレムリン・ブラウニー・ルーナ』で落とし穴を作って『精聖月天飛翔』で強化した『叡智富める精霊』+『神聖天罰刺突』で苛烈な猛攻を仕掛けます!

「もう悪い事はさせないよ!☆」




「もう悪い事はさせないよ!☆」
 祝聖嬢・ティファーナ(フェアリーの聖者×精霊術士【聖霊術士】・f02580)が【フェアリーランド】を発動させ、壺の中から風/火の精霊、聖霊、月霊、戦乙女、天使、英霊、死神を呼んで七色金平糖を配り、【クリスタライズ】で姿を消した。
「ど、何処だっ! 何処に消えた!」
 オメガハーツ・アポリアが苛立ちを隠せない様子で、ティファーナが消えた場所を睨みつけた。
 しかし、その場所にティファーナはおらず、既に別の場所に移動した後だった。
「ボクは此処だよっ!」
 すぐさま、ティファーナがオメガハーツ・アポリアの背後に現れ、【エレメンタル・ピクシィーズ】で精霊/聖霊/月霊属性の矢を無数に放ち、【神罰の聖矢(シンバツ・ノ・セイヤ)】で天から聖なる光を落下させ、【月霊覚醒(ゲツレイカクセイ)】で満月、半月、三日月、新月を放って、ユーベルコードを封じ込めようとした。
「ぐぬっ! ぐぬぬっ! おのれ、おのれ、おのれぇ! 許さん、許さん、許さんぞおおおおおおお!」
 次の瞬間、オメガハーツ・アポリアが両目を血走らせ、氷属性の巨大氷塊をティファーナに降らせた。
「だから、当たらないって!」
 即座に、ティファーナが【月世界の英霊(ラビュリストン・ルーラー)】で空間飛翔し、【グレムリン・ブラウニー・ルーナ】で落とし穴に落とすと、【聖精月天飛翔(セイント・エレメンタル)】で変身し、【叡智富める精霊(ハイ・エレメンタルズ)】で光/火/風/水/土/闇/聖/月の霊と共に攻撃を仕掛け、【神聖天罰刺突(ハイ・セイント)】で苛烈な猛攻を仕掛けるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

火土金水・明
「それでは、この世界を平和にするためにも目の前にいるオブリビオンを倒しましょう。」「攻撃しつつ、少しでも味方のダメージを回復させていきましょうか。」
【SPD】で攻撃です。
攻撃は、【継続ダメージ】と【鎧無視攻撃】と【貫通攻撃】を付け【フェイント】を絡めた【巷に金色の雨が降るごとく】で、『オメガハーツ・アポリア』を【2回攻撃】します。相手の攻撃には【残像】【オーラ防御】【氷結耐性】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「私の役目は少しでもダメージを与えて次の方に繋げることです。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。




「ええい、忌々しい! 何処だ! 何処にいる!」
 オメガハーツ・アポリアが苛立ちを隠せない様子で、氷属性のレーザーを解き放った。
 何から何まで予想外の出来事が起こっているせいか、頭に血が上っており、我を失っているようだった。
「一体、何処を狙っているのですか? 私は、ここですよ?」
 すぐさま、火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)が残像を繰り出し、オーラ防御を展開しながら、氷結耐性で氷属性のレーザーを耐えた。
「次から次へと鬱陶しい! 消えろ! みんな消えてしまえ!」
 その事に気づいたオメガハーツ・アポリアが、再び氷属性のレーザーを放った。
「申し訳ありませんが、それだけは出来ません。少なくとも、あなたを倒すまでは……!」
 明が氷属性のレーザーを避けながら、継続ダメージと鎧無視攻撃と貫通攻撃を付与した上で、フェイントを絡めた【巷に金色の雨の降るごとく(ゴールドレイン)】で、戦場全体に金色(こんじき)の雨を発生させた。
「ふ、ふざけるな!」
 オメガハーツ・アポリアがケモノの如く吠えながら、明をジロリと睨みつけ、再び氷属性のレーザーを放とうとした。
 次の瞬間、虹色の稲妻がオメガハーツ・アポリアに落下し、大ダメージを与えるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

フィルート・オフハート(サポート)
 猫獣人のウィザード×マジックナイトです。
口調は、少年的(ボク、キミ、だね、だよ、~かい?)
心を許したら 親しげ(ボク、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )
UCは指定した物を状況に応じて使い分け、結構応用の利きやすい性質のものもあります。
また、双創刃や、魔創剣を用いた接近戦もある程度でき、近接UCは基本それを使います。
少し自らを顧みずに仲間を優先した行動をとったり、目的のためなら、考えた上で無茶な手段を強行したりする面もあったりしますが、基本は冷静に行動しようとしています。
連携歓迎、あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


アトシュ・スカーレット(サポート)
性格
悪ガキから少し成長したが、やっぱり戦うのは好き
大人になろうと背伸びしてる途中
目の前で助けられる人がいるなら積極的に救おうとする
口調は「〜だな。」など男性的
最近の悩みは性別を間違えられることと年相応に見えないこと
最悪【幻想憑依・無想式】を使って誤魔化す

戦闘
【呪詛(腐敗)】を何かしらの形で使用する。昔機械相手にやって痛い目を見たのでその場合は使わない
前衛も後衛もやれる万能型だが、前衛の方が好き
複数の武器を同時に操ることも可能
高速戦闘も力任せの戦闘も状況に応じて使い分ける
(装備していれば)キャバリアにも対応可

非戦闘
聞き耳などを駆使した情報収集を中心とする
化術で動物に化けて偵察することも


スピネル・クローバルド(サポート)
『お姉ちゃんに任せておいてね♪』
 妖狐のクレリック×アーチャーの女の子です。
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、兄弟姉妹には「優しい(私、~君、ね、よ、なの、なの?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は温厚で人に対して友好的な態度をとります。
滅多に怒る事はなく、穏やかです。
怖そうな敵にも、勇気を持って果敢に挑む一面もあります。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


氷咲・雪菜(サポート)
 人間のサイキッカー×文豪、15歳の女です。
 普段の口調は「何となく丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、
 独り言は「何となく元気ない(私、あなた、~さん、ね、よ、なの、かしら?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

氷や雪が好きな女の子で、好きな季節は冬。
性格は明るく、フレンドリーで良く人に話しかける。
困っている人は放ってはおけない。
戦闘は主にサイコキャノンを使って戦う。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


斯波・嵩矩(サポート)
『俺の演奏と歌で、きみを支援するよ』
『大丈夫、安心して』

神将の陰陽師×仙人、21歳の男
口調は 【肯】終焉の現(俺、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな?)

銀雨時代の大切な想い出を弾き語り、歌い、誰かに覚えていてほしいと願うギタリスト
好きな音楽ジャンルはロック、ヒップホップ、ジャズ、ポップス、ゲーム音楽

戦闘時は演奏や歌唱による他者支援&回復役として戦線維持に努めるよ
状況に応じて習得済み全技能から任意のものを自由に使うね

UCは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動するよ
他猟兵さんに迷惑をかける行為はしない
依頼成功のためでも、公序良俗に反する行動もしない

あとはお任せ
宜しくね


シフォン・メルヴェイユ(サポート)
『楽しい世界が待っていたらいいなぁ。』
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 怒った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

のんびりとして、無邪気な性格をしています。
基本的に常に笑顔で人に接して、
敵以外なら誰に対しても友好的な性格です。
因みにトランプを使った手品が得意で、必要に応じて皆を楽しませます。
 あとはお任せします。宜しくお願いします。


大倉・新月(サポート)
アドリブ・連携歓迎
キャラ解釈幅広くどうぞ!
噛ませ展開も歓迎です

スカルロードの満月(ミヅキ)ちゃんを溺愛しています
新月→満月の一方的なヤンデレですが連携はきちっとこなしていきます
主に脳筋な行動で何とかしますが、知ってそうなことは出し惜しみしないタイプです

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動や性的な絡みはしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


岩倉・鈴音(サポート)
 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


ジン・マキハラ(サポート)
サイボーグのゴッドハンド×ブレイズキャリバー

胸に永久機関を持つ

口調は「俺、呼び捨て、だ、だな」

標的に事情があるなら同情する事もあるが手加減はしない(できる限り殺さない様にする)ただの悪人とオブリビオンには一切容赦しない

戦闘スタイルは前衛型
一撃重視か広範囲の殲滅に長けている
武器は両手剣クロックヘイズとアサルトライフルのレイジングストームと蒼炎覇気を纏った格闘術

探索時には自身の視覚同調型演算機器による解析やハッキングツールによる情報収集を行う他使える物は全て使う

ユーベルコードは指定した物を使用する

公序良俗に反する行動はせず猟兵達との連携を重視する

アドリブOK
複数リプレイOK


地籠・凌牙(サポート)
【アドリブ連携歓迎】
「オブリビオンの好きにはさせねえよ!」

○口調
一人称:俺(共通) 二人称:お前、呼び捨て
粗野口調のタメ口(だ、だぜ、だな、だよな?)
敬語は使えない。

○技能
攻撃面は【怪力/鎧砕き/グラップル/重量攻撃】、
防御面は【第六感/激痛耐性/継戦能力/気合/見切り】が主だ。
他は【呪詛耐性/火炎耐性/鼓舞/挑発/おびき寄せ】辺りを使うぜ。

○立ち回り
基本的にはPOWかSPDの二択だ。
攻撃は基本接近戦主体。
支援は主にUCやアイテムを使って仲間たちの不運を引き受けることによる逆説的なバフや、攻撃を自分におびき寄せるヘイトコントロールがメインだ。
状況に応じて他猟兵のサポートでももちろんOKだぜ。


エリカ・グランドール(サポート)
 サイボーグのシャーマン×電脳魔術士のエリカ・グランドールです。
 戦闘はあまり得意ではありませんが、周囲の状況を観察して違和感のある箇所を発見したり、敵の弱点を推測して隙を作り出すといった行動で皆さんをサポートしたいです。

※セリフ例
「今、何か光りました。ここに何かあるのでは……」
「あの敵の動きには規則性があるわ。うまく狙う事が出来れば……」

 冷静沈着と言う程ではありませんが、ビックリする事はあまりありません。
 あと、笑いのツボが良くわかっておらず「今の、どこがおもしろかったのでしょうか?」と、真面目に聞き返す事もあるようです。

 ユーベルコードは、エレクトロレギオンを好んで使います。


杼糸・絡新婦(サポート)
関西弁口調。
とある忍者が使っていた武器・鋼糸【絡新婦】のヤドリガミ。
白い女物の着物を着用しているが、
名前沿った姿なだけで、オネエとかではなく中身はれっきとした男。

子供や親子中心に一般人には愛想よく接するが、
敵とみなしたら容赦なく叩く。
日常でも戦場でも自分のペースを崩さず、
フェイントや挑発、相手の動きを拘束するように阻害したり、
あえて誘い出してこちらに攻撃を仕向け、
自他へのすきを作り出したりする、戦闘スタイル。
また使えるものはなんでも使う。
元の持ち主の影響で、忍者らしい動きも見せる。

所持する黒い狩衣を着た狐獣人の姿をしたからくり人形は、
かつての主人が作ったものを模したもの、名前はサイギョウ。


レイン・ファリエル(サポート)
『さぁ、貴方の本気を見せて下さい』
 人間のサイキッカー×ダークヒーローの女の子です。
 普段の口調は「クールで丁寧(私、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、機嫌が悪いと「無口(私、アナタ、ね、よ、なの、かしら?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

性格は落ち着いてクールな感じのミステリアスな少女です。
人と話すのも好きなので、様々なアドリブ会話描写も歓迎です。

 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


リカルド・マスケラス(サポート)
『正義のヒーローの登場っすよ~』
装着者の外見 オレンジの瞳 藍色の髪
基本は宇宙バイクに乗ったお面だが、現地のNPCから身体を借りることもある
NPCに憑依(ダメージはリカルドが請け負う)して戦わせたりも可能

接近戦で戦う場合は鎖鎌や鎖分銅の【ロープワーク】による【2回攻撃】がメイン。
遠距離戦では宇宙バイク内臓の武装による射撃攻撃やキャバリアによる【結界術】
その他状況によって魔術による【属性攻撃】や【破魔】等使用。

猟兵や戦闘力のあるNPCには【跳梁白狐】で無敵状態を付与できる。

基本的にチャラい上辺ですが、人々の笑顔のため、依頼自体には真面目に取り組みます


陽環・柳火(サポート)
東方妖怪のグールドライバー×戦巫女です。

悪い奴らはぶっ潰す。そんな感じにシンプルに考えています。
戦闘では炎系の属性攻撃を交えた武器や護符による攻撃が多い。
正面からのぶつかり合いを好みますが、護符を化け術で変化させて操作したりなどの小技も使えます。
全力魔法使用後の魔力枯渇はにゃんジュール等の補給で補います
名刀『マタタビ丸』は量産品なので、もしも壊れても予備があります。

 ユーベルコードは指定した物を使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動し他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


久遠寺・遥翔(サポート)
UCでフレアライザーや派生形態に変身するか
イグニシオンに【騎乗】して戦う
死角を突いたりといった戦法に躊躇はない
戦いでは取れる手を全力でとる
ただ人質を取ったりなんて義にもとる真似はしないけどな
救助対象がいる場合それ優先で動くぜ

変身・騎乗どちらの場合でも基本的に【空中戦】を仕掛ける
飛行系UCの速度やワイヤーを使った【地形の利用】【ダッシュ】による高速機動戦闘だ
相手の攻撃は【第六感】【視力】を駆使した心眼で【見切り】ながら【残像】でかわし
避けきれない攻撃を【オーラ防御】や【各種耐性】で受け流しながら【カウンター】の
【生命力吸収】する黒焔で対象を【焼却】する【2回攻撃】を叩き込む戦術になる




「うぐ……ぐぐぐっ! よくも、よくも、よくもォ! 邪魔をしただけでは満足せず、妾の美しい顔まで傷つけおって!」
 オメガハーツ・アポリアが殺気立った様子で、ケモノの如く吠えた。
 それだけ猟兵達を楽に片付ける事が出来ると思い込んでいたのだろう。
 怒りで顔が紅潮し、今にも爆発しそうな勢いで、猟兵達に対して激しい敵意を向けていた。
「だったら、どうする? オレ達を八つ裂きにするか?」
 此処に来たのは偶然であったが、いまさら何を言ったところで、オメガハーツ・アポリアが考えを改める可能性はゼロに等しかった。
「……随分と察しが良いのぅ。その通りじゃ。だが、お前達を八つ裂きにしたところで、妾の怒りが収まらん! この罪は来世まで背負ってもらわんとな!」
 オメガハーツ・アポリアが恨めしそうな表情を浮かべ、ギチギチと歯を鳴らした。
「どうやら、あまりのんびりしている訳には行かないようですね」
 そんな中、氷咲・雪菜(晴天の吹雪・f23461)が、仲間達と合流した。
「まだ隠れておったか、小賢しい奴等め!」
 オメガハーツ・アポリアが苛立ちを隠せない様子で、猟兵達をジロリと睨みつけた。
 猟兵達さえ来る事がなければ、研究を完成させる事が出来たため、怒りも半端がないようである。
「……大丈夫、お姉ちゃんに任せて♪」
 それと同時に、スピネル・クローバルド(家族想いな女の子・f07667)が、オメガハーツ・アポリアの前に陣取った。
「クク……、アハハハハッ! 無駄じゃ、無駄ッ! 妾を怒らせて、タダで済むと思ったら、大間違いじゃ!」
 オメガハーツ・アポリアが猟兵達を見下しながら、不気味な笑い声を響かせた。
「まさか、自分等も実験体にするつもりではないやろうな?」
 杼糸・絡新婦(繰るモノ・f01494)が、色々な意味で危機感を覚えた。
「……随分と勘が良いではないか。肉だけでなく、骨まで有効利用してやろう」
 オメガハーツ・アポリアが、品定めをするようにしながら、猟兵達に視線を送った。
「何だか、凄く面倒臭い状況になっているようだけど、ボクが何とかしてみるよ。……と言うか、何とかしないと家に帰る事も出来ないし……」
 フィルート・オフハート(理を識る旅猫・f36752)が、気まずい様子で汗を流した。
 偶然とは言え、最悪の事態に巻き込まれてしまったのだから、このまま帰る訳には行かないものの、頭の中に浮かぶのは嫌な予感ばかりであった。
「とりあえず、こいつをぶっ潰せばいいんだろ」
 そんな空気をブチ壊す勢いで、陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)が名刀『マタタビ丸』に手を掛け、オメガハーツ・アポリアを睨みつけた。
「ホッホッホッ! そんなナマクラ刀で、妾を斬るつもりか? ならば、止めておけ。……死期を早めるだけじゃ」
 オメガハーツ・アポリアが名刀『マタタビ丸』を見つめ、小馬鹿にした様子で笑い声を響かせた。
「だったら、試してみるか? 本当にナマクラか、どうか」
 その間に、柳火が一気に間合いを詰め、オメガハーツ・アポリアの身体を斬りつけた。
「ググ……ギギギィ! ふざけた真似を! 妾を怒らせて、楽に死ねると思うなよっ!」
 その一撃を喰らったオメガハーツ・アポリアが悔しそうな表情を浮かべながら、慌てた様子で傷口を隠した。
「それでは、あなたの本気を見せてください。例え、どんなに強大であったとしても、私達の前では無力である事を理解してもらいましょうか」
 レイン・ファリエル(クールビューティー・f17014)が、オメガハーツ・アポリアに対して言い放った。
「これは、随分と勇ましい。わざわざ死期を早めるとは……。まあ、いいじゃろう。そこまで死にたいのであれば、見せてやろう。肉の塊になってから、後悔するがいい。さあ、踊れ、踊れ、踊るのじゃ!」

 オメガハーツ・アポリアが叫び声を響かせ、氷属性のレーザーを放った。
「お断りだっ! つーか、オブリビオンの好きにはさせねえよ!」
 地籠・凌牙(黒き竜の報讐者・f26317)が第六感で、氷属性のレーザーを見切り、気合を入れて鎧砕きを繰り出した。
「ほお……なかなか、やるではないか。だが、無駄じゃ。この程度の攻撃で、妾を黙らせる事など不可能じゃ」
 オメガハーツ・アポリアが抉り取られた左肩を撫でながら、不気味な笑い声を響かせた。
 それと同時に、抉り取られた左肩が醜く歪み、少しずつ元通りになっていった。
「これは、また厄介な。まあ、再生するよりも早く、斬ればええだけやが……」
 それを目の当たりにした絡新婦が複雑な気持ちになりつつ、【斬譜儺(キリフダ)】を発動させ、闇の闘気を纏った忍刀で斬りつけた。
「な、なんじゃ、この切れ味は! まるで妾の身体が、まるで紙のように斬られてしまっているではないか!」
 その事に危機感を覚えたオメガハーツ・アポリアが、必要以上に距離を取った。
 だが、予想以上に傷の治りが遅かったため、焦りの色が見え隠れしているようだった。
「……逃がすか!」
 すぐさま、アトシュが【転移術・花弁式(テレポート・ネルケ)】を発動させ、黒い薔薇の花弁と共に、オメガハーツ・アポリアの背後にテレポートした。
「……ん!? 何処だっ! 何処に消えたっ!」
 オメガハーツ・アポリアが殺気立った様子で、両目をギラキラさせた。
 しかし、オメガハーツ・アポリアの目には、アトシュが一瞬にして消えてしまったように見えたため、パニックに陥っているようだった。
「余所見をしている暇は無いと思うッスよ」
 その隙をつくようにして、リカルド・マスケラス(ちょこっとチャラいお助けヒーロー・f12160)が鎖分銅を振り回し、ロープワークによる連続攻撃を仕掛け、オメガハーツ・アポリアにダメージを与えていった。
「……そこかァァァァ!」
 オメガハーツ・アポリアが両目を血走らせ、氷属性のレーザーを解き放った。
 即座に、リカルドが結界術を展開すると、破魔の力を宿した属性攻撃を繰り出した。
「好き勝手しやがったんだから、その報いを受けてもらうぜ!」
 その間に、凌牙が【喰穢】譛ェ螳夂セゥ縺ョ隲ク逶ク(ファウルネシヴォア・アンディファインド)で取り憑かれた名残の渾沌の諸相の残滓で全身を覆い、取り憑かれた名残の渾沌の諸相の残滓を飛ばして、オメガハーツ・アポリアを攻撃した。
「ええい、また姿を消しおって!」
 オメガハーツ・アポリアがイラついた様子で、氷属性のレーザーを発射した。
「それじゃ、いっちょ豪快に行かせてもらうっすよ!」
 リカルドが【四連黒死弾(シレンコクシダン)】を発動させ、鎖分銅を振り回しながら呪殺弾を飛ばし、オメガハーツ・アポリアの間合いに踏み込むと、呪毒属性を纏った斬撃を繰り出した。
「ふ、ふざけた真似を……。ぐぎ、ぎぎぎぎぎぃ!」
 オメガハーツ・アポリアが恨めしそうな表情を浮かべ、自らの怒りを爆発させて歯を剥き出した。
「文句を言っている暇なんて無いと思うけど……?」
 続いて、フィルートが【鏖殺剣(マサクルセイバー)】で魔創剣の魔力で作られた刃を巨大化させ、オメガハーツ・アポリアの身体を傷つけた。
 それと同時に、どす黒い血が噴水の如く噴き出したものの、みるみるうちに傷口が塞がり、辺りに異様なニオイが漂った。
「クククククッ……、やるではないか。だが、再生能力を有する妾を倒すのは、不可能ッ! 今度は、こっちの番じゃ!」
 オメガハーツ・アポリアがケモノの如く唸り声を響かせながら、自らの髪で作った巨大な拳を何度も何度も振り下ろした。
「そう簡単には……当たらないよっ!」
 シフォン・メルヴェイユ(夢見る少女・f19704)が幸運に身を委ね、ダッシュで巨大な拳をヒョイヒョイと避けていった。
 その背後で幸運の女神が笑顔を浮かべ、シフォンの回避能力を何となく上昇させた。
 そのおかげで、巨大な拳が何度振り下ろされても、シフォンに命中する事はなかった。
「ええいっ! 逃げるなっ! 大人しく潰れてしまえ!」
 オメガハーツ・アポリアが牙を剥き出しながら、巨大な拳をブンブンと振り回した。
「もう、しつこいっ! こうなったら、こうよ!」
 シフォンが走り疲れてヘトヘトになりつつ、【アリスナイト・イマジネイション】を発動させ、無敵の戦闘鎧を想像から創造し、オメガハーツ・アポリアの攻撃を防いだ。
「なんじや、この鎧は……。いくら殴っても、傷ひとつ、つかん!」
 オメガハーツ・アポリアが信じられない様子で、何度も何度もシフォンを殴った。
 しかし、無敵の戦闘鎧のおかげで、シフォンは傷ひとつつかなかった。
「……実に滑稽だな」
 ジン・マキハラ(ブレイズ・オブ・マキナ・f36251)がオメガハーツ・アポリアに冷たい視線を送りながら、捨て身の一撃を繰り出し、髪で出来た巨大な拳を破壊した。
「ムギィィィィィィィィ! 妾の髪を……よくも、よくも、よくもぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
 その事に腹を立てたオメガハーツ・アポリアが再び髪を束ね、巨大な拳を作り出し、力任せに振り回した。
「そんなに戦いたいのであれば、私が相手をして上げましょう」
 そんな中、雪菜が【デュエリスト・ロウ】を発動させ、オメガハーツ・アポリアを叩きつけた。
「ええい、邪魔だっ! まずは、あの男を……。小生意気な事を言った、アイツから血祭りにあげて……ぐっ、ぐぎぎっ! なんじゃ、この痛みはっ! 一体、何を……したァァァァァ!」
 その途端、激しい痛みが全身を駆け巡り、オメガハーツ・アポリアが怒り狂った様子で雪菜をジロリと睨みつけた。
「調子に乗り過ぎた罰じゃないのか」
 久遠寺・遥翔(焔黒転身フレアライザー/『黒鋼』の騎士・f01190)が軽く皮肉を言いながら、イグニシオン(クロムキャバリア)に騎乗し、機神焔砲"天照"から火炎を放射した。
「ぎゃああああああああああ! 熱いィィィィィ!」
 次の瞬間、オメガハーツ・アポリアが悲鳴を上げて、地面をゴロゴロと転がった。
 だが、どんなにもがいても、炎はまるで生き物の如く纏わりつき、オメガハーツ・アポリアの身体を醜く焼いた。
「このまま……斬る!」
 その間に、ジンが【神威抜刀・蒼覇燈楼(シンイバットウ・ソウハトウロウ)】を発動させ、穢れを断つ覇気を籠めた剣による一撃で、肉体を傷つけずオメガハーツ・アポリアに取り憑いた様々な現象を傷つけた。
「……うくっ! 再生能力が!」
 オメガハーツ・アポリアが違和感を覚え、気まずい様子で汗を流した。
 先程の攻撃で髪を操る事も出来なくなってしまったらしく、巨大な拳を作る事も出来なくなった。
「まだまだ行きますよっ!」
 続いて、スピネルが【矢は雨に森に(アローレイン)】を発動させ、オメガハーツ・アポリアに大量の矢を雨の如く放った。
 それと同時に、矢の先端が植物の根に変形し、引き抜く事が出来なくなった。
「な、なんじゃ、この根は……! ぬ、抜けん!」
 その事に違和感を覚えたオメガハーツ・アポリアが、動揺した様子で悲鳴を上げた。
「いまだ、騎馬隊……突撃ィ!」
 そこに追い打ちを掛けるようにして、遥翔が【ロマエカタクラフト】を発動させ、突撃属性を有したカタクラフト(騎馬隊)を召喚した。
 召喚されたカタクラフトは遥翔の命令に従って、傷つく事も恐れずオメガハーツ・アポリアに突っ込んでいった。
「グッ、ガガガガッ!」
 その攻撃をモロに喰らったオメガハーツ・アポリアが、悲鳴と共に血の泡を吹いた。
「オラァッ!! 喰らいやがれってんだ! 折角の大盤振る舞いなんだからよ!」
 それと同時に、柳火が【妖刀オーバーロード(ヨウトウオーバーロード)】を発動させ、名刀『マタタビ丸』の攻撃力を3分間だけ3倍にした上で、オメガハーツ・アポリアの身体を斬りつけた。
 それと同時にオメガハーツ・アポリアの身体から、どす黒い血が噴き出し、名刀『マタタビ丸』が木っ端微塵に砕け散った。
「うぐ……ぐぐぐっ! 許さん! 許さんぞ! こうなったら、みんな纏めて、叩き潰す!」
 オメガハーツ・アポリアが傷口を庇いながら、氷属性の巨大氷塊を幾つも落下させた。
「さすがに、それは遠慮したいところだけどね」
 その事に危機感を覚えた斯波・嵩矩(永劫回帰・f36437)が、自分の身を守りながら、転がるようにして岩陰に隠れた。
「無駄じゃ、無駄! 何処に隠れていようが、逃がしはせぬ!」
 オメガハーツ・アポリアが不気味な笑みを浮かべながら、氷属性の巨大氷塊を雨の如く降らせた。
「別に逃げるつもりはないけど……。でも、狙うんだったら、もう少し正確に狙わないと……」
 そんな中、大倉・新月(トータルエクリプス・f35688)がボーッとした様子でフラつきながら、氷属性の巨大氷塊を避けていった。
 それは単なる偶然であったが、オメガハーツ・アポリアからすれば、脅威以外のナニモノでもなかった。
「ば、馬鹿なっ! 何故、当たらない!」
 オメガハーツ・アポリアが信じられない様子で、両目をカッと見開き、激しく拳を震わせた。
 本来であれば、あり得ない事が目の前で起こっているため、まるで悪夢を見せられているかのような状態に陥っていた。
「ンッフッフ♪ それじゃ、私も頑張るとするかね」
 その間に、岩倉・鈴音(【機械天使12番】JKハングマン・f09514)が含みのある笑みを浮かべ、オメガハーツ・アポリアに攻撃を仕掛けていった。
「そう簡単に、妾を倒せると思ったら、大間違いじゃ! これでも喰らって、死んでおけ!」
 オメガハーツ・アポリアが両目を血走らせながら、氷属性の巨大氷塊を落下させた。
「そっちこそ……、何かっ! 勘違いを……していない?」
 鈴音が素早い身のこなしで、氷属性の巨大氷塊を避けながら、少しずつ距離を縮めていった。
「まったく、乱暴だなぁ」
 嵩矩が【掌珠合返由(ショウジュアイヘンノヨシ)】を発動させ、人型の生命体を創造すると、岩陰から岩陰に移動した。
「……そこじゃ!」
 その事に気づいたオメガハーツ・アポリアが、氷属性の巨大氷塊を落下させ、人型の生命体をペシャンコにした。
 だが、人型の生命体は異常なほどの繁殖力があったため、蜘蛛の子を散らすようにして辺りに散らばった。
「ヒ、ヒィ!」
 それを目の当たりにしたオメガハーツ・アポリアが、悲鳴を上げて仰け反った。
「ひょっとして、小さいモノが苦手なのでしょうか?」
 エリカ・グランドール(サイボーグのシャーマン・f02103)が、オメガハーツ・アポリアに視線を送った。
「べ、別に、小さいモノが怖いとか、そう言う訳ではないぞ! ほ、本当じゃ!」
 オメガハーツ・アポリアが激しく動揺した様子で、言い訳を並べていった。
 だが、明らかに顔色が悪くなっているため、実際には苦手なのだろう。
「それなら、問題ありませんね」
 エリカが【エレクトロレギオン】を発動させ、小型の戦闘用機械兵器達をワラワラと出現させた。
「ぎゃああああああああああああ! ふ、ふざけた真似を! く、来るな! こっちに来るなァァァァァァァ!」
 オメガハーツ・アポリアが涙目になって、小型の戦闘用機械兵器達を手当たり次第に殴り飛ばした。
 だが、小型の戦闘用機械兵器達は怯む事なく、オメガハーツ・アポリアをポコスカと殴った。
「ンッフッフッ♪ 逃がしませんよ♪」
 すぐさま、鈴音が【ムサシビーム】を発動させ、研ぎ澄まされた侍のようなガン見を仕掛けた。
「ん、んぐっ! 何故じゃ! 逃げたら、駄目……なのか!?」
 その途端、オメガハーツ・アポリアが激しく目を泳がせ、荒々しく息を吐き捨てた。
 オメガハーツ・アポリアに芽生えたのは、戸惑いと恐怖。
 本来ならば、逃げ出さなければならないのだが、何故か鈴音に逆らう事が出来なかった。
「そろそろ終わりにしましょうか。その肉体が再生する前に……!」
 次の瞬間、レインが【サイキックブラスト】を発動させ、両掌から高圧電流を放ち、オメガハーツ・アポリアの動きを一時的に封じ込めた。
「こ、こんな事をしても、無駄じゃ! 妾の肉体は、常に進化しているのだからなっ! 動けるようになったら、一気に反撃開始じゃ!」
 オメガハーツ・アポリアが両目を血走らせながら、吠えるようにして叫び声を響かせた。
「そう上手く行く訳がないと思うけど……」
 その隙をつくようにして、新月が【リザレクト・オブリビオン】を発動させ、死霊騎士と死霊蛇竜を召喚した。
「ま、待て! まだ身体が……ま、待つのじゃ!」
 オメガハーツ・アポリアが脂汗を流しながら、怯えた様子で悲鳴を上げた。
 そんなオメガハーツ・アポリアを嘲笑うようにして、死霊蛇竜が首元に食らいつき、そこに追い打ちを掛けるようにして、死霊騎士の禍々しい剣が心臓を貫いた。
 そのため、オメガハーツ・アポリアは悲鳴を上げる間もなく、全身がブクブクと泡立ち、ドロドロに溶けていった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2022年04月02日


挿絵イラスト