殲神封神大戦②〜竜殺しを成す刻
「あと少しで南蛮門が攻略可能になる。そうすれば、仙界側も攻略可能となるよ。頑張ろう!」
リオン・ゲーベンアイン(四大副王北方担当『神弓侯』・f23867)はそう言ってグリモアベースに集った猟兵達に檄を飛ばす。
既に「長沙侵略軍」の撃退は成功し、有力敵の一人であるコンキスタドール『編笠』の戦力は半減している。
「このまま『赤壁の戦い』を攻略可能として万全の状態で有力敵との闘いを準備できるようにしていきたいね。でも、それ以上に大事なのはその南蛮門から攻め込んでくるオブリビオンの軍勢を食い止める事だね」
かの最前線でこの封神武侠界を統一した皇帝、司馬炎は自ら剣を取って戦いに赴いているという報告は既にどの猟兵にも通達されているだろう。
「皇帝陛下の助力となる為にも、ここは駄目押しとして陛下たちの加勢へと赴いて貰いたいんだ!」
既に樊城における防衛線はほぼ完成と言っていいほど盤石な物となっている。
だが、早期に『完成』させて置けば他の戦場に回す予知にリソースを割く事が出来るだろう。
「今回、わたしはA&Wのヴェルニスの鉄槌職人街のドワーフ達に頼み込んであるものを量産してもらったんだ……それがこれ!『殺竜武器』の雛形!」
リオンが取り出したのは無骨な剣……しかし、リオンが握りしめると同時、其れは巨大な弓へと形を変えていくではないか。
「これは手にした者が思い浮かべた『最強の武器』のイメージを投影し、その形を持った『殺竜武器』の形に変容する武装だよ。これを扱って邪竜を打倒してほしいな」
無論の事、対竜に特化した武装を手渡すのには理由がある。
其れは今回予知した戦場でのオブリビオンが『竜』の属性を持つ存在だからである。
「これは『雷霆竜』……正確には、その比較的若い個体みたい。何でも群れを成すと成体以上の力を発揮することがあるみたいなんだって」
だからこそリオンは『殺竜武器』を手配した。
これらを用いればその成体をも超える力を持つ集団戦級オブリビオンに対し、互角以上に渡り合う事が出来るだろう。
「手にした『殺竜武器』はすぐに手に馴染むからね、扱い方に関しては心配はないよ。それじゃあ、転移開始といくね」
黒代朝希
そろそろ樊城の戦いも佳境に差し掛かっていますね。
皆様、万全の状態で戦争を進める為にも頑張りましょう。
プレイングボーナス……司馬炎の兵士達と協力し、なるべく長時間敵と戦う。
に加えて、
プレイングボーナス……思い描いた『殺竜武器』を用いて戦う。
が存在します。
それでは、皆様の素晴らしいプレイングをお待ちしています。
第1章 集団戦
『雷霆竜』
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POW : 雷霆竜の嘶き
【激しい稲妻】を降らせる事で、戦場全体が【乱気流内】と同じ環境に変化する。[乱気流内]に適応した者の行動成功率が上昇する。
SPD : 龍燐鋼
自身の【強靭な鱗を頼った戦法】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
WIZ : 大回転攻撃
【全身をしならせた大回転攻撃】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
イラスト:小日向 マキナ
👑11
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
荒珠・檬果
樊城には何度だって来ますよ!万全にしたい気持ちは同じなので!
私の精神ダメージは二の次です。大切なのは世界だ。
んで、『殺竜武器』でしたっけ。ゲーマーとして心踊る響きですね!
ふふふ、では遠慮なく『薙刀』にしますね。やろうとしていることこらして、扱い慣れてる形の方がいい。
UCは私や兵たちへの癒しにしまして。…何で風占いがこうなったのか、私にも謎ですが。
これで、継戦能力も上がりますね。
その大回転攻撃に合わせて、回転とは逆方向に薙刀で薙ぐ。それ、見たところ自身を使った攻撃ですからねぇ。
つまりは、勝手に威力が倍になる。『殺竜武器』ですから、さらに効果は抜群だ!
さあ、どんどんいくどー!
「樊城には何度だって来ますよ!万全にしたい気持ちは同じなので!……私の精神ダメージは二の次です。大切なのは世界だ」
その為に猟兵は何度でもオブリビオンを撃滅する。
その理念に基づいて荒珠・檬果(アーケードに突っ伏す鳥・f02802)はグリモア猟兵から手渡された『殺竜武器』の雛形を手に樊城の戦場へと赴いていく。
「んで、『殺竜武器』でしたっけ。ゲーマーとして心踊る響きですね!しかも使用者に応じて形状が変容するとか中二心をくすぐられますねぇ!ふふふ、では遠慮なく『薙刀』にしますね」
上機嫌に『殺竜武器』の雛形を薙刀へと変容させていく檬果。
やろうとしていることからして、扱い慣れてる形である薙刀の形状がいい。
そう告げた檬果は柄を振るうと同時、ユーベルコードを起動させていく。
「ユーベルコードの効果は私や兵たちへの癒しにしまして……何で風占いがこうなったのか、私にも謎ですが。ともあれ、これで私達猟兵も兵達も継戦能力が上がりますね」
無論の事、オブリビオンの方も黙ってみてはいない。
全身をしならせた大回転攻撃を統率された集団の動きで仕掛けて行き、シャーマンゴーストを薙ぎ払おうとしていく。
「その大回転攻撃に合わせて、回転とは逆方向に薙刀で薙ぐ!……それ、見たところ自身を使った攻撃ですからねぇ」
つまりは……『勝手に威力が倍になる』、という事だ。
「『殺竜武器』ですから、さらに効果は抜群だ!……なんてね?さあ、どんどんいくぞー!」
実際にオブリビオンに対して『殺竜武器』も取った対策も効果が抜群なのも確認し、檬果は薙刀の形状をした『殺竜武器』を振るっていく――
大成功
🔵🔵🔵
蛇無・杏珠
◎改変・アドリブ歓迎!
「そっかー、竜が敵なんだね。蛇無ちゃんもある意味竜だけど……まあ悪さするやつは何であれ倒すまでだね!」
__殺竜武器かー、持って振り回せるやつがいいな!なんだろ、ヌンチャクっていうんだっけ?ああいうの!
それで、兵士さんたちには自家製骨付き肉をプレゼント!戦場の兵糧の足しにしてね!
もちろん蛇無ちゃんも食べるよ!(UC発動)
むしゃむしゃ。うまい!
あとはヌンチャク振り回しながら暴れ回るだけだね!よーし頑張るぞー!
テラ・ウィンディア
おれはどちらかというと竜の力で戦うタイプだけど
考えてみればヴァルギリオスとも戦ってたな
んー…殺竜武器…そうだな
機神搭乗
【戦闘知識】
兵士達の武装と陣形を把握
殺竜武器
長大な砲撃兵装
これはおれのイメージっていうよりヘカテのイメージが入ってるかな?
【遊撃・弾幕・属性攻撃・貫通攻撃】
ドリルビットとガンドライド展開
ドリル突撃と火炎弾の銃撃を乱射
さて…対竜特化型のこいつは…耐えられるかな?
【砲撃・重量攻撃】
UC発動
敵の多い場所へと打ち出され射線にいる竜全てを文字通り押しつぶし消失させようと超重力波砲発射!
こちとら帝竜とも戦い続けたんだ
易々と遅れをとるつもりはない
そして再度砲撃して蹂躙開始!!
「そっかー、竜が敵なんだね。蛇無ちゃんもある意味竜だけど……」
アルダワ世界で細々と配信者をしている恐竜系女子の猟兵、蛇無・杏珠(暴走恐竜配信者・f35795)は『竜』が世界を滅ぼすオブリビオンとして暴れまわっている事に複雑な心境を抱いていた。
彼女はドラゴニアン。竜に近しい種族である。
それに加えてアルダワでは『竜』とははるか昔に『大魔王』――後のアルダワ世界のオブリビオン・フォーミュラを多大な犠牲を払いながらも迷宮に封印した『世界の守護者』として崇められているのだ。
幾ら彼ら『竜神』と今目の前にいる『竜』が全くの別物だと分かっていても、複雑な心境ではあった。
「まあ、悪さするやつは何であれ倒すまでだね!しかし『殺竜武器』かー、持って振り回せるやつがいいな!なんだろ、ヌンチャクっていうんだっけ?ああいうの!」
そう言って『殺竜武器』の雛形を握る杏珠。
すると手の中で雛形が変容していき、ヌンチャクの形となる。
「それで、兵士さんたちには自家製骨付き肉をプレゼント!戦場の兵糧の足しにしてね!」
そう言いながら自身も骨付き肉を食していく杏珠。
彼女は『ティラノ化大作戦!(ミッション・ティラノサウルス)』というユーベルコードの力によって自家製骨付き肉を食する事で恐竜パワーが活性化し、戦う事が出来るのだ。
「あとはヌンチャク振り回しながら暴れ回るだけだね!よーし頑張るぞー!」
恐竜の膂力と遠心力が重なって振るわれたヌンチャクは、オブリビオンの竜の頭部を粉砕するのであった。
「おれはどちらかというと竜の力で戦うタイプだけど、考えてみればヴァルギリオスとも戦ってたな……んー……殺竜武器……そうだな」
A&Wの戦争である『帝竜戦役』にて矛を交えたオブリビオン・フォーミュラ『帝竜ヴァルギリオス』。
あらゆる属性魔術を極めたかの八岐の竜を思い返しながらテラ・ウィンディア(炎玉の竜騎士・f04499)は自身の機神(キャバリア)に搭乗し、そのコックピット内で頭を捻らせていった。
「よし、ならこれだ!」
そうして見出した『殺竜武器』は長大な砲撃兵装……
「これはおれのイメージっていうよりヘカテのイメージが入ってるかな?ともあれ、これにドリルビットとガンドライドを展開して……」
ドリル突撃と火炎弾の銃撃を乱射し、弾幕を張っていくテラとヘカテ。
そうして構えるは対竜特化型の――戦略級超重力波砲。
「さて……対竜特化型のこいつは……耐えられるかな?」
不敵に笑うと同時、テラは魔術回路リンクを開始していく。
万物を圧壊消滅させる超重力が砲撃兵装型の『殺竜武器』に充填されていき、やがて『純粋な『竜殺し』の概念を帯びた重力波』という端から見たら意味不明な現象が現出していく――
「こちとら帝竜とも戦い続けたんだ。易々と遅れをとるつもりはない――発射ぁ!!!」
敵の多い場所へと打ち出される『竜殺し』の超重力波。
放たれたその『現象』は、射線にいる竜全てを文字通り押しつぶし消失させていく。
「そして再度砲撃して蹂躙開始!!」
……後は言わずもがな、であろう。
彼女が具現化させた新しき『竜殺し』は科学の理をもってそれを超越し、悪しき『竜』を滅ぼしていくのであった。
大成功
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フォルク・リア
「殺竜武器。強力な様だけど。
そんなものが必要な状況ともいえる。
後はそれをどう使うかか。」
兵士達に
「俺が前に出て搔き乱すから
守りを優先しながら隙を見て攻撃を加えてくれ。」
と話すと殺竜武器を盾の形状に変化させる。
敵を観察しながら盾を構え接近。
大回転攻撃の軌道を【見切り】身を屈め下から突き上げる様に
盾で攻撃を受け流すと共に攻撃してきた敵を他の敵にぶつける。
攻撃を逸らし兵士を守る事に徹し
長時間戦う事で敵の統率が乱れるのを待つ。
「戦いが長引く程に守勢と攻勢の差は大きくなり。
訓練された兵士なら必ずその利を活かす。」
敵の攻撃が乱れた処でディメンションカリバーを発動。
盾に斬撃能力を持たせて突撃し
竜を切り裂く。
被検体番号・四六九三
おー!でっかいヘビさんだ!こいつらを倒せば良いんだな?
『殺竜武器』って奴をオイラの使い慣れた大斧に変形させて!
後は振り回せばオイラの勝ちぃ!
※アドリブ共闘歓迎です
「殺竜武器。強力な様だけど……そんなものが必要な状況ともいえる。後はそれをどう使うかか」
この戦況をそう判断するフォルク・リア(黄泉への導・f05375)は『殺竜武器』の雛形を手にしながら司馬炎の兵達に向かい合う。
「俺が前に出て搔き乱すから、守りを優先しながら隙を見て攻撃を加えてくれ」
「了解した。攪乱は任せたぞ」
司馬炎軍の兵士達はフォルクの言葉に頷き、陣形を防御一辺倒に固めていく。
その様子を見届けながら死霊術師の猟兵は『殺竜武器』を盾の形へと変えていく。
「……戦いが長引く程に守勢と攻勢の差は大きくなり、訓練された兵士なら必ずその利を活かす」
増しては皇帝直属の兵士達。
その練度は折り紙付きと言えよう。
「つまりは、消耗戦に持ち込むという事だ。無論の事オブリビオン側を消耗させる為のな」
変容した『殺竜武器』の盾で攻撃を受け流すと共に攻撃してきた敵を他の敵にぶつけ、攻撃を逸らし兵士を守る事に徹しながら長時間戦う事で敵の統率が乱れるのを待つフォルク。
やがて竜のオブリビオン達の動きに乱れが生じ始めたのを彼は見逃さない。
「――広大なる大空の力を内包せし魔なる欠片。この手に宿りてその力を示し。聖も魔も、絹も鋼も等しく断ち切れ」
詠唱を、唱える。
それは『距離を無視し空間すら断つ斬撃を放つ魔石』を自身の装備武器に装着させるユーベルコード。
その名を『ディメンションカリバー』という。
「盾にも無論の事魔石は装着可能だ……では、斬滅せよ」
瞬間、次元斬の力が魔石から放たれていき——竜の群れを虚空ごと切り刻んでいくのであった。
「おー!でっかいヘビさんだ!こいつらを倒せば良いんだな?」
そうして最後にやって来たのは被検体番号・四六九三(やべータイプの白き森の蛮族・f36037)。
手にした『殺竜武器』を自身の手によく馴染む使い慣れた大斧に変形させ、振り回して竜を切り刻んでいく。
元々オブリビオン退治が楽しくてしょうがないという気性の猟兵だ。
今回のサーチアンドデストロイ的な依頼は肌に合っていたという事だろう。
そうして彼が振るう大斧が最後の竜を両断していき、樊城の戦いはここにて一旦の区切りがつくのであった。
大成功
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