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平和を望む式典を守れ!

#クロムキャバリア #学生連合 #アーリア・ルーリア #グロリア小国

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 学生連合に所属する将校のアーリア・ルーリアは、この平和式典を満足げに見守っていた。
 学生連合と敵対していたグロリア小国が、これ以上は自国の存亡に関わるとして、相互に「軍備縮小条約」を交わす事を決定したのだ。
 そこで、平和を願う音楽と共に、双方で同程度のキャバリアを同時に破棄・破壊する事により、戦争規模の縮小を行う為のセレモニーが開始される。
 そうすれば、また、戦いは平和へと導かれるだろう。
「こんな素晴らしい日が迎えられるなんて……」
 次々と奏でられる音楽と共に、廃棄用のキャバリアが運ばれて来た。
 アーリアは代表として壇上へと上がり、キャバリアにつけられた爆弾にスイッチを入れる。それが、今回のアーリアの役目であった。
「それでは、スイッチを……」
 そのときだった。
 キイイイイインという、機械音と共に、廃棄寸前のキャバリア達が突然、起き上がったのだ。
「え? これは……どういうこと!?」
 しかも、そのキャバリア達は、観客だけでなく、穏便派の両国の首脳でさえ、容赦なく狙ってきた。人々に近づいていくのならば、自爆装置は逆に危険な代物になる。
「みんな、急いで彼らを守って!!」
 出遅れたアーリアは、目の前で起きている惨劇を止められることなく、自身もオブリビオンの放ったレーザーキャノン砲によって、生涯を閉じてしまったのだった。

「……これが、俺が見た予知の大まかな内容だ」
 そう告げるのは、アス・ブリューゲルト(蒼銀の騎士・f13168)だ。
「今回、皆に頼みたいことは、その平和式典へと参加し、この惨劇を止めてもらうことにある」
 猟兵達が参加するためのチケット等は、アスが既に用意済みだ。もちろん、音楽が得意な者は、アーティストとして参加してもかまわないそうだ。
「式典が最後のセレモニー……廃棄用のキャバリアを壊すタイミングで、オブリビオン達は目覚める。オブリビオンは、現地にいる者達を容赦なく殺害するつもりなので、そうはさせないよう、護衛したり、避難させたりして欲しい」
 廃棄用キャバリアが全て破壊された後、最後に現れるキャバリア。
「輝光神機『ロクシアス』というらしいな。最後にこいつを倒せば、任務完了となる。だが、その前に人々の避難が完了していないと、より厳しい戦いになるだろう」
 式典は恐らく、混乱を極めるだろう。
「だが、俺達猟兵が介入することにより、あの悲しい惨劇を回避することができるはずだ。皆、よろしく頼むぞ」
 そういって、アスは、猟兵達を平和式典が行われている現地へと案内するのであった。


柚葵チハヤ
 こんにちは、柚葵チハヤです。
 今回はクロムキャバリアの世界に向かっていただきます。3章と長丁場ですが、どうぞ、よろしくお願いしますね。

 1章では、式典に参加します。
 アーティストで参加してもよし、護衛として音楽を楽しむのもよし、好きなように平和な式典をお楽しみください。
 式典がクライマックスを迎えますと、そのまま、2章へと突入します。
 2章では「式典参加者を避難させるか、守ったりする」と更にボーナスが入りますので、狙ってみて下さい。
 雑魚なキャバリアを退治した後、3章では、いよいよ、隠れていたボスが現れます。
 2章で全ての人々を避難させていたのなら、思う存分暴れまくれるはずです。
 そうでなければ、こちらも「式典参加者を避難させるか、守ったりする」必要が出ますが、同じようにプレイングボーナスが入りますので、こちらも同様に狙ってみて下さい。

 また、複数で参加する際は、お相手の名前やID、グループ名をお忘れなく。

 それと、アーリアさんが出てきたシナリオは下記のシナリオとなります。
 (https://tw6.jp/scenario/show?scenario_id=28894)
 こちら読まなくても問題ありませんが、よければ、参考にしてください。

 それでは、平和な式典を守るためにも、皆様のプレイング、お待ちしていますね!
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第1章 日常 『熱情の旋律』

POW   :    魂を込めた歌声を響かせる

SPD   :    巧みな演奏テクニックを披露する

WIZ   :    他のアーティストを応援し、盛り上げる

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ヘンリエッタ・ネクサス
「システム、走査モード」
・戦いとは縁遠い少女然とした姿を利用し、「目立たない」ように護衛を試みる
・彼女には式典を盛り上げる機能は実装されていないが、かつて悪の組織の尖兵として破壊活動を行うべく市民の中に紛れ込んでいた経験から、テロについては「する側」の立場で考えることができる
・エレクトロレギオンをセレモニー会場に散開。サイボーグ特有の機械的に強化された知覚で複数の小型機械兵器を同時操作し、不審な物品や人物についてつぶさに「情報収集」する。「暗視」機能も利用する
・未然に予兆を防いでしまい、グリモアで視えた未来が変わり作戦に支障をきたさないよう、怪しいものを見つけても僚友への情報共有にとどめる



 会場では、式典の始まりを告げる、素晴らしいファンファーレが響いていた。
 それに続くように、両首脳達が、VIP席へと並んでやってくる。
 その最後には、あのアーリアの姿も見えた。
「システム、走査モード……起動」
 ヘンリエッタ・ネクサス(棄てられた少女兵器・f35114)には、残念ながら式典を盛り上げるような機能は実装されていない。
 代わりに、かつて悪の組織の尖兵として破壊活動を行うべく市民の中に紛れ込んでいた経験から、テロについては『する側』の立場で考えることができる。
「これだけあれば、充分だろう」
 エレクトロレギオンで召還した小型の戦闘用機械兵器に暗視機能を付けて、不審な人物や物品が無いかチェックを怠らない。
「本来ならば、この式典を止めるべきなのだろうが……」
 恙なく進む式典を眺めながら、ヘンリエッタは思う。
 そうすれば、予知が変わってしまい、惨劇を避けることができなくなってしまうということを理解している。しかし、この胸の騒めきは何なのだろう。
「この式典を無事にやり過ごしたいものだな」
 たくさんの目を使って、警護しながら、ヘンリエッタは何かあれば、その都度、僚友への情報共有を行うのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カシム・ディーン
UC常時起動
「ご主人サマ!ロクシー君の気配がするよ!」(銀髪少女)
彼奴か…!
【情報収集・戦闘知識・視力】
まず式典の舞台の構造とキャバリアの位置
そして襲撃や戦闘が起きた時の避難経路を把握

そして己が動く時にどう誘導するかを分析

「ご主人サマ!メルシー歌いたいー☆」
そういえばおめージャパニアの歌とかやってたもんな

黒のタキシード風とメルシーは白のダンサンブルなアイドル衣装に着替えて
歌とダンスを披露するとしよう

【念動力・空中戦・属性攻撃】
アクロバティックに念動力も利用した踊りと共に光属性で立体映像も交えて視覚でも派手にいきます

踊りながらも周辺状況の警戒だけは怠らない
また人の入りと誘導経路も捕捉する



 クロムキャバリアに幾度となく足を運んでいた、カシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)。
 今回もキャバリア(今は少女型)のメルシーを連れてやってきた。
「ご主人サマ! ロクシー君の気配がするよ!」
「彼奴か……!」
 因縁というべきか。メルシーの言葉に、思わずカシムは顔を顰めた。
 とにかく、今はまだ敵は動いていない。ならばとカシム達が取ったのは、式典の舞台の構造とキャバリアの位置。そして、襲撃や戦闘が起きた時の避難経路を把握することだった。幸いにも会場である広場は、わかりやすい構造でかつ、屋外だ。避難経路もしっかりしているところを見ると、避難誘導はしやすそうだろう。
「これならば問題ない、か……」
 と、そのときだった。
「ご主人サマ! メルシー歌いたいー☆」
 会場が徐々に盛り上がっているのを見て、メルシーがうずうずしているようだ。
「そういえば、おめー、ジャパニアの歌とかやってたもんな」
 しばし考えたのちに出した答えは。
「よし、行くぞ! その前に着替えてからな」
「わっ! いいの? やったあ☆」
 カシムは黒のタキシード風のスーツを、そして、メルシーは白のダンサンブルなアイドル衣装に着替えて、セレモニーに飛び入り参加。
「メルシー達も踊っていいかな? いいよね!!」
「そうじゃねーだろが……」
 だが、セレモニーに参加している者達は、歓迎してくれたようだ。さっそく、二人そろって頭を下げたのち。
 見せるのは、華麗なダンス。
「メルシー! 魔力を回すからお前も手伝え!」
「了解だよ、ご主人サマ♪」
 しかも、対人戦術機構『詩文の神』(メルシーマホーショウジョモード)を発動させ、アクロバティックかつ、光属性で立体映像も交えたために、かなり派手な演出となったが、客席にいる者達には好評だったようだ。
 役目を終えて、そそくさとステージから降りる。
「……さて、そろそろか」
「そうだね、ご主人サマ♪」
 カシム達が見下ろすステージ、そこには、キャバリアを破壊するために壇上へと上がるアーリアの姿が見えたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『HT908T『ファイアー・ワーカー』』

POW   :    デンジャー・アイ
【一時的に出力を過剰供給すること】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【頭部搭載型追尾式レーザーキャノン砲】で攻撃する。
SPD   :    スクラム・ブラスト・プロトコル
【敵に飽和砲撃戦を仕掛ける同型機】が自身の元へ多く集まるほど、自身と[敵に飽和砲撃戦を仕掛ける同型機]の能力が強化される。さらに意思を統一するほど強化。
WIZ   :    ダガーミサイル
レベルm半径内の敵全てを、幾何学模様を描き複雑に飛翔する、レベル×10本の【飛翔剣型炸裂弾頭弾】で包囲攻撃する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 そして、惨劇は現実のものとなる。
「みんな、急いで!! 一般人の避難を優先に!!」
 そう指示するアーリアに敵の凶弾が……当たることはなかった。
 なぜなら、ここにはあの猟兵達がいるのだから。
「あ、ありがとう……」
 本来ならば、もう少し丁寧に礼を言いたいところだが、そうもいっていられない。
 あふれるオブリビオンを倒さなくては、この式典に参加している人々へと被害が広まってしまう。
 かくして、ここに猟兵とオブリビオンとの戦いが幕を上げたのだった。
カシム・ディーン
キャバリア搭乗
【情報収集・視力・戦闘知識】
さて…今回は防衛戦か
敵陣の動きと攻撃範囲を把握
特に前章で調べた避難経路を通りやすいように有効な防衛陣形の把握
UC発動
【属性攻撃・迷彩】
召喚した竜群の半数に光水属性を付与して光学迷彩
存在を隠蔽
半分
避難誘導
ああ!こいつらは味方です!護衛するのでそのまま誘導に従って避難してください
基本一般市民は庇う
光学迷彩で隠れた残り
【捕食・切断】
複数で食らいついて破壊
更に機体同士を分断させるように囲んで攻撃
【弾幕・念動力】
念動障壁展開
念動光弾の弾幕を乱射して殲滅
必要時は一般人を庇
【二回攻撃・盗み攻撃・盗み】
接近して鎌剣で襲い掛かり切り裂いては武装を容赦なく強奪



「さて……次は防衛戦か。メルシー」
 さっそくカシムはメルシーを呼んで。
「ふふ、メルシーの出番ね! 任せて!!」
 少女がいつの間にか、カシムの乗るキャバリア、界導神機『メルクリウス』へと変わっていった。それに颯爽と乗り込む。
 敵陣の動きと攻撃範囲を把握し、特に前章で調べた避難経路を通りやすいように有効な防衛陣形の把握を行う。
「万物の根源よ、帝竜眼よ……文明を構成せしめし、竜の力を示せ!!」
 帝竜眼「ダイウルゴス」(ブンメイヲシンリャクシユウゴウスルモノ)を発動させ、眼球に数字が刻印された戦闘用小型ダイウルゴスを召喚した。
 それだけではない。
「これもやっとくか」
 半数のダイウルゴスに光水属性を付与して光学迷彩を施して、敵へと向かわせる。
 残りはカシムと共に人々の避難誘導へと向かわせる。
「ああ! こいつらは味方です! 護衛するので、そのまま誘導に従って避難してください!!」
 そういって、一般人と共に召喚したダイウルゴスを伴って避難させていく。
 その間にも攻撃してくる敵を、迷彩を施したダイウルゴス達が攻撃を重ねていく。
「ねーねー、もっと蹴散らそうよー」
 ちょっと退屈そうなメルシーの声に。
「この人達を避難させてからな」
 ため息交じりにカシムはそういって、人々を敵の弾幕から守ってやるのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ガイ・レックウ
【POW】で判定
『まったく、平和の式典でこんなことをするとはな』
愛機・スターインパルスに搭乗しながら独り言ちるぜ
【拠点防御】と【戦闘知識】で一般人の避難経路からあらかじめ、防衛ポイントを見極め、そこを守るようにオブリビオンマシンとの間に立ちふさがるぜ。
【オーラ防御】と【武器受け】で相手の攻撃に対処しつつ、電磁機関砲での【制圧射撃】とシラヌイでの【なぎ払い】で近寄らせないようにし、ユーべルコード【封魔解放『鳴神』】の雷撃で相手を一掃するぜ!!なおハイペリオンランチャーなどは一般人のことを考え使用しないぜ



 突然の攻撃に見舞われ、セレモニーを眺めていた一般人は、一目散に逃げていく。
「まったく、平和の式典でこんなことをするとはな」
 実験機を高出力、高機動にチューンナップしたキャバリア、特空機1型『スターインパルス』に乗りながら、ガイ・レックウ(明日切り開く流浪人・f01997)は、敵と一般人の間に入り、盾となる。
「ほら、今のうちに行け!」
 オーラ防御と特式機甲剣『シラヌイ』で受けて、相手の攻撃に対処していく。時折、RS-P『試製電磁機関砲1型』で牽制や、シラヌイでのなぎ払いで、敵を一般人の方へと近づけさせないようにもしていた。
 ちなみに威力の高いランチャー等もあるのだが、一般人を巻き込まぬよう、それらは使用してはいない。
「そろそろいいか……」
 近くにいた一般人が全員、逃げ切ったのを確認すると、ガイは。
「さあ、荒れ狂え! 百鬼従えし、魔人の雷よ!! 悉く粉砕せよ!!」
 封魔解放『鳴神』(フウマカイホウ・ナルカミ)を発動。封魔神刀に封じられた荒れ狂う魔人の雷撃でもって、大量のHT908T『ファイアー・ワーカー』を沈黙させたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

弥久・銀花(サポート)
敵が集団の場合は罠に掛けて一網打尽、或いは私が囮になって頃島までエスコートしますね

ユーベルコードのワイルドエールで敵に突っ込んだり、縦穴を掘って敵を落としたり
無視できない煽り攻撃で楽しく罵倒しながら他の人の近くまで誘引したりします


(ですが例によって奇襲には弱いので、場合によってはあっさりと敗北します、触手とかエッチなトラップとかには特によく引っ掛かります)



「まだ残党が残ってるみたいですね」
 さっきまで作業を行っていた弥久・銀花(隻眼の人狼少女剣士・f00983)は、さっそく自身が囮となって、敵の前へと立ちはだかる。
「ほらほら、こっちですよ!! それとも、私達を捕まえられない無能なんですかね?」
 その銀花の言葉に気を悪くしたのか、ガガガと激しい音を立てて、敵が集まってきた。
「おやおや、素早すぎて捕まえられませんか?」
 銀花の愛刀、白嵐玉椿で敵を斬りつけ、数を減らしながら敵を誘導。
 そして。

 ――ドゴオ!!

 ものすごい音を立てて、敵が落とし穴に引っかかった。と、同時に敵と似たような形のロボット達が脇から出てきた。
「戦力比はこれでこちらが確実に優勢です、奇跡でも起こさない限り勝てはしませんよ!」
 そう、銀花がさっきまでやっていたのは、オルタナティブ・エネミーで呼び出したロボ達と一緒に大穴を作っていたのだ。
「というわけで、覚悟してくださいね」
 味方ロボと一緒に、銀花は目の前の敵をそのまま殲滅していったのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ローズ・ベルシュタイン
アドリブや他猟兵との共闘歓迎

■心情
アーリアとは、私もかつての依頼でお世話になりましたし
今回も彼女には無事で居て欲しいですわ。

■行動
まずは一般人の無事が先決ですわね。
夕暮れ時に薔薇は踊り咲く(UC)を使用して戦いますわ。

一般人は【かばう】で守りつつ、【救助活動】で迅速に
皆を避難誘導させていきますわね。

特に、一般人の居る方向へと向かう敵を優先的に狙い
UCを発動させていきますわ。
敵は【範囲攻撃】で纏めて攻撃し、【マヒ攻撃】で動きを封じますわ。
敵のダガーミサイルには、こちらも【見切り】で避けつつ
避けきれない攻撃は【盾受け】で防御しますわね。

「さぁ、もう逃げ遅れた方々はいませんか?」



「アーリアとは、私もかつての依頼でお世話になりましたし、今回も彼女には無事で居て欲しいですわ」
 そう願うのは、ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)。前の依頼でアーリアを助けた一人であった。
 だからこそ、早くアーリアの元へと向かいたかったのだが。
「まずは、一般人の無事が先決ですわね」
 目の前に数人、逃げている一般人を見つけて、ローズは彼らの前に盾になるように割り込んだ。
「あ、あなたは……」
「助けに来ましたわ。ここは私に任せて、早く逃げるのです!」
「は、はい!!」
 ローズに促されるまま、出口へと向かう。後は敵とローズだけ。
「さぁ、数多に咲き誇りなさい!」
 夕暮れ時に薔薇は踊り咲く(ローズ・ワルツ)を思う存分発動させる。自身の持つ武器をオレンジ色の薔薇の花びらに変え、一気にまとめて攻撃していく。
 敵が放つダガーミサイルには、見切りで避けつつ、避け切れない分に関しては、自分の武器で受けて、ダメージを最小に抑えていた。
「さぁ、もう逃げ遅れた方々は、いませんか?」
 確認のためにもう一度、声を張り上げるが、そこには誰もいない様子。
「ここは大丈夫そうですね。では次に……」
 その時だった。セレモニーを行っていた広場から、激しい爆発音が聞こえてきたのは。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『輝光神機『ロクシアス』』

POW   :    BSプラズマライフル『黄金の矢』
【プラズマライフルのレーザーサイト 】が命中した対象に対し、高威力高命中の【プラズマ化した超高熱熱線】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    高速戦闘演算機構『予言の神』
レベル×100km/hで飛翔しながら、自身の【BSプラズマライフル 】から【相手の回避行動を読み切った超連続射撃攻撃】を放つ。
WIZ   :    対人虐殺機構『疫病の矢』
自身の【機体全身 】から【疫病ウィルス型ナノマシン】を放出し、戦場内全ての【キャバリアに乗らない生身での戦闘行動】を無力化する。ただし1日にレベル秒以上使用すると死ぬ。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はテラ・ウィンディアです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 セレモニー会場では、緋色をしたキャバリアが姿を見せていた。
 そのキャバリアは近くにあった物にレーザーサイトを当てると、次々とライフルを打ち出してきた。
 幸いにもここにはもう、セレモニーを見ていた一般市民はない。
 だが。
「一般市民の避難は全て完了しました!」
「じゃあ……後はアレだけね」
 瓦礫に身を潜めながら、アーリア達は緋色のキャバリア……いや、輝光神機『ロクシアス』を睨みつけたのだった。


※マスターより
 一般市民は会場にはいませんが、護衛していたアーリア達が側にいます。
 指示を出して、協力して戦うことも可能ですし、避難を促すのも問題ありません。
 皆さんのプレイングで、アーリア達を助け、ボスを倒してくださいませ。
 なお、アーリア関連のプレイングには、ボーナスが入りますので、どうぞ、ご利用ください。
ガイ・レックウ
【POW】で判定
『早く逃げな!ここは俺たちが引き受ける!!』

外部スピーカーでアーリア達に隠れて逃げるよういいながら、オブリビオンマシンに突撃。電磁機関砲1型による【制圧射撃】による【先制攻撃】を叩き込んだ後に【戦闘知識】で周辺状況を見極め、アーリア達の安全確保をしつつ戦うぜ
【拠点防御】及び【オーラ防御】のスキルで守りを固めつつ、相手の攻撃を【武器受け】で対処。
【なぎ払い】と【鎧砕き】の【二回攻撃】で反撃しつつ、引きつけてユーベルコード【炎龍一閃】で切り伏せる!!



「……それじゃあ、さっさとあのデカ物を何とかしましょう!」
 対キャバリア戦用のライフルを手に、アーリア軍は遠距離からの攻撃を開始した。
 しかし、距離があるため、その威力は乏しい。
「くっ、もう少し近づくべきか……」
 と、そのときだった。アーリアの体に敵のサイトが当たっているのを理解したのは。
「隊長!!」
「アーリアさんっ!!」
 敵がライフルを放った、次の瞬間。ズドンと物凄い勢いでアーリアの前に立ちはだかったのは、ガイの乗る特空機1型『スターインパルス』だった。
 ガイのキャバリアが盾になってくれたお陰で、アーリアに怪我はない。
「もしや、猟兵の……」
「話は後だ! まずはここから早く逃げろ! ここは俺たちが引き受ける!!」
「だが、そういうわけにはいかない!! 我々の任務は人々を守り、敵を滅することだ!!」
 ガイの言葉にアーリアは、任務に忠実のようだ。
(「その気概、悪くねえけどな……」)
「だったら、死なないようにしてるんだな。あるいは……持ってきてるんだろ? お前達もキャバリアをな? だったら、それを取りに行け!!」
 その言葉にアーリア達は気づいたようだ。
「心遣い、感謝する!!」
「さっさと戻って来いよ。でないと俺達が終わらせちまうからな」
 颯爽と自分のキャバリアを取りに行くアーリア達を見送り、ガイは改めて輝光神機『ロクシアス』を見た。
「さて、一手……仕掛けるか!!」
 特式機甲剣『シラヌイ』とRXP00『特式機甲斬艦刀・業火』を引き抜くと、敵の放つライフルを巧みに躱しながら、炎龍一閃(エンリュウイッセン)で斬りつけるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​


※マスターより
 リプレイの結果により、アーリア達はこの場にはいません。
 これにより、より戦いに集中することができるようになりました。
 アーリア達は、時間の経過により、駆け付けることとなります。
 自分達で倒すか、アーリア達の援護を受けるかは、プレイングを元に判断させていただきます。それを念頭にプレイングをお願いしますね。
 また、アーリアに関するプレイングについては、引き続きボーナスが入りますので、よければどうぞ。
仇死原・アンナ(サポート)
鉄塊剣『錆色の乙女』,妖刀『アサエモン・サーベル』、戦闘用処刑道具『赤錆びた拷問器具』、『鎖の鞭』等装備してる物を使います

UCは指定した物をどれでも使用

普段の口調は(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、なの?)
戦闘中は(ワタシ、お前、呼び捨て、言い捨て)

処刑人として敵と戦います
同行者がいれば協力
メインは鉄塊剣で攻撃
鉄塊剣の使用が不向きな相手・場所では刀剣をメインにして相手をします。
拷問具や鞭を使い敵の行動を阻害、鉄塊剣や刀剣で敵を攻撃します。影朧にはできる限り説得しますが説得不能と判断すれば容赦なく屠ります
キャバリアを操縦したり生身でも戦います



「……なるほど、敵はあのキャバリアか」
 仇死原・アンナ(炎獄の執行人あるいは焔の魔女・f09978)は、黒の処刑人であることを示す帽子から少し顔を出し、敵を一瞥した。
「なら、あれを使うのが得策か……」
 拷問器具【鉄の処女】をモチーフにした、鉄塊の如き巨大剣、錆色の乙女を地面に突き刺し、高らかに叫んだ。
「死神イシュ・タブよ! 今すぐに貴様の力をワタシに寄越せ!」
 冥府の巨神(イシュ・タブ・シバルバー)を発動。所有するキャバリア、イシュ・タブと合体することにより、熾火のように赤く輝く髪と自分自身の顔を生やした、自身の身長の3倍の体内から地獄の炎を噴き出す冥府の巨神に変身してみせると。
「さあ、始めようか……処刑の時間だ」
 地面に突き刺した錆色の乙女を再び手にして、斬りかかる。
 輝光神機『ロクシアス』もBSプラズマライフル『黄金の矢』で抵抗するものの、強化されているおかげで、あまりダメージはないようだ。
「失せろ、ロクシアス!!」
 強化された巨大剣の一撃で、輝光神機『ロクシアス』は、会場の壁まで吹き飛ばされたのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

ローズ・ベルシュタイン
アドリブや他猟兵との共闘歓迎

■心情
ロクシアス、この機体を倒せばひとまずは安心できるのですわね。
アーリア達は居なくなりました様ですし、此処は戦いに集中できますわ。

■行動
アーリア達を危険に曝す訳には行きませんので、私達だけで戦いますわね。
私は『ローゼンガルテン』を操縦して戦いますわ。
これで疫病の矢の影響は受けませんわね。

攻撃は、薔薇の刻印(UC)を使用して戦いますわね。
『夕空の祝い』で敵に斬り付けて、負傷した敵に茨の刻印での
【継続ダメージ】を次々と与えて行きますわね。
敵が距離を取ったら、【斬撃波】での遠距離攻撃を行いますわね。

「私のキャバリアは、そう簡単に負けませんわ!」



「ロクシアス……この機体を倒せば、ひとまずは安心できるのですわね。アーリア達は居なくなりました様ですし、此処は戦いに集中できますわ」
 そういって、自身のキャバリア『ローゼンガルテン』に乗り込むのは、ローズ。
 ローズは、薔薇の意匠が彫られた、優美な夕焼け色の機体であるローゼンガルテンの中から、敵を睨みつける。
 ダメージから回復したのか、敵は対人虐殺機構『疫病の矢』をさっそく放ってきた。
 しかし、それはキャバリアに乗らない生身の相手に効果があるもの。
「残念ですが、私にはそんな矢は効きませんわよ」
 そういって、透き通った夕空色の刃を持つ、キャバリア用巨大日本刀の夕空の祝いを、両手で持って斬りつけ。
「薔薇の抱擁……差し上げますわ!!」
 薔薇の刻印(ソーンバインド)を発動させ、その刻印でもって、継続ダメージを与え続ける。
 敵はなおも対人虐殺機構『疫病の矢』を放って、ローズを攻撃するも、その攻撃はあまり効果が出ていなかった。
「私のキャバリアは、そう簡単に負けませんわ!」
 距離を取った輝光神機『ロクシアス』に、ローズは逃さないと言わんばかりに斬撃波を当てていくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

カシム・ディーン
「オブビリオンマシンって凄いねー。ロクシー君が何人もいるみたい☆」
こいつとは何度目でしたっけね

「ロクシー君やっほー☆」
そんなふうに気軽に挨拶する

アーリア達はするとしても援護だが
【情報収集・視力・戦闘知識】
敵の動きと癖とパターン
そして周辺状況を把握

さて…こっからはスピードのその先って奴ですか
「ご主人サマ!あれだね!」
おめーも奴の予言の先をいってみろ

UC発動
【空中戦・属性攻撃・念動力・弾幕・スナイパー】
念動障壁と黒い氷の障壁展開

超高速で飛び回りながら凍結弾と念動光弾の乱射で蹂躙

敵の攻撃は可能な限りダメージを抑える
【二回攻撃・切断・盗み攻撃・盗み】
超高速で鎌剣で連続斬撃から武装を強奪狙



「オブビリオンマシンって凄いねー。ロクシー君が何人もいるみたい☆」
「こいつとは、何度目でしたっけね?」
 実は輝光神機『ロクシアス』と戦うのは、初めてではない。
 カシムは、この地で拾ったキャバリア、『メルクリウス』を駆りながら、ロクシアスを遠くから分析を開始する。
「ロクシー君、やっほー☆」
 その間にもメルシーは、楽しそうに敵に挨拶しているようだ。
 アーリアがいれば、援護でもと思っていたが、この調子だとその前に敵を倒せそうだ。ロクシアスは度重なる攻撃に、火花を散らし、明らかに動きが鈍ってきている様子。
「さて……こっからは、スピードのその先って奴ですか」
「ご主人サマ! あれだね!」
「おめーもやれるのなら、奴の予言の先を行ってみろ!」
 そういって、カシムが発動させたのは、神速戦闘機構『速足で駆ける者』(ブーツオブヘルメース)。
「加速装置起動! メルクリウス、お前の力を見せてみろ……!」
 凄まじい速度で飛翔すると、念動障壁と黒い氷の障壁展開を展開して防御を強化。超高速で飛び回りながら、凍結弾と念動光弾の乱射で蹂躙していく。
 グギギギギ……と、激しい音を出しながらも、ロクシアスも抵抗するが。
 カシムのメリクリウスの、不死者をも冥府に送る力を持つとされる鎌剣、BX鎌剣『ハルペー』の二連続の斬撃により。
「……もう終わりか?」
 激しい炎と爆発によって、ロクシアスはそのまま、沈黙したのだった。

「申し訳ない! これは本来、我々の役目だったのだが……」
 キャバリアに乗って駆け付けたアーリア達だったが、その前に猟兵達が倒してしまったことにより、不甲斐ない思いをしている様子。
「いいんだよ。俺達はこの危機を救うために来たんだからさ。それに、アーリア達を無事に救えた。それだけで充分だよ」
 その言葉に、他の猟兵達も力強く笑顔で頷いて見せる。
「……ありがとう。この恩……消して忘れない」
 こうして、ここでの平和式典は、突然の襲撃により、中止を余儀なくされたが、後日行われた式典では、安全に行えたらしく、無事、平和条約を結ぶことができた。
 そのことにアーリア達もほっと胸をなで下ろすのだが、それはまた別の話。
 それもこれも、ここに駆け付けた猟兵達が人々を守ったからこそ、至った未来。
 更なる困難が待ち受けようとも、猟兵達がいるかぎり、きっと……。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年10月30日


挿絵イラスト