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アポカリプス・ランページ⑤〜ゾンビは燃やすに限ります

#アポカリプスヘル #アポカリプス・ランページ #アポカリプス・ランページ⑤

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●それはゲームのチュートリアルのような
「集まっていただき、ありがとうございます!」
 グリモアベースで『猟兵さんお願いしまーす!』と呼びかけて集まってくれた人に感謝の言葉を捧げた後、サージェ・ライト(バーチャルクノイチ・f24264)は唐突にこう述べた。
「ほら、FPSのゾンビゲーってあるじゃないですか」
 ……なんて? 依頼の話じゃないの?
 しかし、サージェの顔は大真面目である。

 念のために補足しておくと、FPSとはファーストパーソン・シューティングゲームといって、操作するキャラクターの本人視点でゲームが進むタイプ。よく自分(のキャラ)が持っている銃だけが画面の手前に見えているあのタイプの、ゾンビが襲い掛かってくるゲームをご想像いただきたい。

「あれってゾンビのライフとかが決まっていて、その分攻撃を加えると倒せるわけですが」
 あるいは弱点があるとそこを撃ち抜く。ともかく、『ゾンビは倒せる』前提でゲームが組まれているのが普通である。だってゲームだし。
「今回の依頼で出てくるゾンビはそのライフがありません!」
 ……なんて?
「いえ、正確に言うと『バイオリレーション』という技術を使って全員でライフを共有しているのです!」
 …………なんて?
「皆さんに行ってほしい依頼は、何発撃ってもゾンビが死なないゾンビゲーなんですぅぅぅぅ!!」
 これ、怒られるよなーって気配を感じたサージェは思わず頭を抱えた。

●それはゲームとして成り立っているのか?
 現状を説明しよう。
 アポカリプスヘルのソルトレークシティであった場所に大量のゾンビが現れた。群れである。そこまではいい。アポカリプスヘルはオブリビオン・ストームによって、死体のゾンビ化が進みやすい傾向にある。
「問題は、そのソルトレークシティで文明崩壊以前に研究されていた技術でして」
 それが先ほどサージェが言っていた『バイオリレーション』――簡単に言うと、ひとつの群れの生命力(ライフ)を共有する技術である。
「ポイントはひとつのライフを共有することではありません。ダメージを共有することにあるのです」

 ゲーム的に説明しよう。
 例えば威力100の銃があるとする。ゾンビのHPが100だとすると一撃で倒せる。HPが120だったとしても2発で倒せる計算だ。
「ですが、このゾンビの群れが100体いてバイオリレーションした場合、ここにHPの共有が起こります」
 この場合、HP100を全体で共有するのではなく、1個体のHPは100のままライフを共有する。この共有により、1個体が受けたダメージは全員が受けたものとしてダメージの分散がなされる。
「つまり、銃撃1発のダメージは1個体につき、1になるのです!!」
 ってことは100発叩き込まないと倒せないってことだ。銃じゃ無理ってか、倒しきる前にゾンビに襲われる。
「しかも100体で済むと思います? これ?」
 そういって巻物型のグリモアからサージェが投影したのは今のアポカリプスヘルのソルトレークシティ付近。街だった場所が完全にゾンビに埋め尽くされていた。
「というわけで、このゾンビたちをどうにかするのが今回のミッションです」
 がくぶるしながら視線を逸らしつつ、サージェがそっと呟くのでした。

●対抗策は…‥ある!
「ですが、対抗策はあります!」
 そう言ってサージェがばばんと猟兵の前に武器を叩きつける。火炎放射器だった。
「そう! 燃やしましょう!」
 冗談で言っているように見えるが真面目である。
 炎はいい。燃えている限り継続的にダメージが入るし、側にも燃え広がるし、何より炎に包まれたら、まずは炎を消そうとするのが本能である。その間、足が止まるというコンボが決まるのだ!
「火炎放射器はこちらで用意しますので!」
 全力で燃やしてきて欲しい。

 ちなみに火炎放射器じゃなくても強力な広範囲攻撃で一気に大ダメージを与えていくという手もある。空からの爆撃とかゾンビからの反撃の手段も無くて最高じゃないだろうか。

 だが、ゾンビは直接燃やそう。

「あ、噛まれるとゾンビになるかもしれないので注意してくださいね」
 ゾンビはどこから現れるかわからない。十分に気を付けて欲しい。
「それではよろしくお願いします!」
 そういってサージェは猟兵たちをアポカリプスヘルへと転送するのであった。


るちる
 まいどです。いつもありがとうございます、るちるです。
 なんかゾンビ燃やしたくなりました。手伝ってください、よろしくお願いします。噛まれないようにきをつけてー(フラグ)

●全体
 1章構成の戦争シナリオです。
 どちらかというとネタ依頼です。コミカル・ギャグ大歓迎。

 場所は廃墟と化したソルトレークシティの街。そこに大量のゾンビがいます。生き残りはおらず、この街で動いているものは全てゾンビです。これをどうにか排除してください。

 アイテムとして火炎放射器を持っていなくても、当シナリオでは火炎放射器を使えます。息切れしないように燃料は十分な量が提供されますので、持っていくのを忘れないでくださいねー(フラグ)

 このシナリオには特別なプレイングボーナスがあります。
 『プレイングボーナス』
 (1)なるべく多くの敵に大ダメージを与える。
 (2)火炎放射器で燃やす。

 ゾンビに噛まれないように(フラグ)、一度に大量のゾンビを倒す手段を用いると必然的に有利になるんじゃないでしょうか!

●集団戦『ゾンビの群れ』
 どこからどう見てもゾンビです。ゾンビ的な能力以外は何も特殊能力はありませんので、ご安心ください。
 攻撃方法は近接距離からの引っ掻きとか噛みつきとかしかありません。が、ユーベルコード的な行動することはあります。
 噛まれると『あ、噛まれた。ゾンビ的なムーブをしなきゃ!!』という強烈な衝動に襲われます。抵抗可能です。
 衝動に飲み込まれた場合、一定期間『ゾンビに襲われない』『ゾンビみたいに猟兵を襲う』『仲間を増やそうとする』といった行動をします。ぶっちゃけネタ行動です。


 プレの受付はオープニング公開から。冒頭の状況説明追加はありません。
 採用人数は決めていないのですが、1日の執筆人数が多いと採用できない人が出るかも? その辺はタグでご案内します。
 それでは皆さんの参加をお待ちしていまーす。
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第1章 集団戦 『ゾンビの群れ』

POW   :    ゾンビの行進
【掴みかかる無数の手】が命中した対象に対し、高威力高命中の【噛みつき】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    突然のゾンビ襲来
【敵の背後から新たなゾンビ】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
WIZ   :    這い寄るゾンビ
【小柄な地を這うゾンビ】を召喚する。それは極めて発見され難く、自身と五感を共有し、指定した対象を追跡する。

イラスト:カス

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

夜刀神・鏡介
この世界でもゾンビは何度か相手にしてきたが、今回は文字通りで不死身に近い感じなのか。ゾンビの生命力ってなんだって話だが
刀以外の武器を使うのは性に合わないんだが、この戦場だけに時間をかける訳にはいかない
これが最適解とあっては仕方ないか

火炎放射器と燃料を背負ってバイク『八咫烏』に騎乗
ゾンビに囲まれたり噛まれたりしないよう、常に移動しつづけながら火炎放射で燃やしていく
ついでに邪魔な奴は轢いていこう……あれだな、これは妙な爽快感があるというか
こういう時、なんて言うんだっけ……汚物はなんとやら?

とはいえ、ゾンビが焼ける匂いは長らく嗅いでいたいものでもない
さっさと移動しながら、手早く燃やしていこう




 う゛ぉ゛ーー。
 あ゛ーー。
 ぅえぁぁぁ……。

 廃墟と化したソルトレークシティの街中を、老若男女のありとあらゆるゾンビが闊歩している。

 う゛ぇあ゛ー。

 そこら中から聞こえてくる声もゾンビのものだけ……と思いきや。
「……ふぅ」
 その嘆息は夜刀神・鏡介(道を探す者・f28122)のもの。グリモアの転送で飛んできた後、素早く身を隠していたのである。
(この世界でもゾンビは何度か相手にしてきたが)
 見た目全然今まで通りのゾンビ。というか見た目の変化はないのだから当然か。だがこの地域一帯のゾンビにはバイオリレーションが施されている。
(今回は文字通りで不死身に近い感じなのか。ゾンビの生命力ってなんだって話だが)
 ゾンビだって生きているのよ……! という聖女が現れるかもしれない。いや全力で浄化(=存在否定)しそうだけども。

 何はともあれ、この地域のゾンビを片付けることに異議はない。問題はその方法。
(刀以外の武器を使うのは性に合わないんだが)
 それが先ほどの嘆息の理由であった。バイオリレーションなんて変な技術が使われているせいで、とにかくゾンビが死なない倒せない。
「この戦場だけに時間をかける訳にはいかない。これが最適解とあっては仕方ないか」
 そう言って鏡介は支給された火炎放射器を手に取るのであった。

 火炎放射器と燃料を背負って、アポカリプスヘル製の大型バイク『八咫烏』に騎乗する鏡介。
 後はゾンビの掴みかかろうとする無数の手を回避しつつ、燃やすだけだ!
「いくぞ……!」
 そも刀を振り回しやすいようにカスタマイズしてある八咫烏だ。得物が火炎放射器に変わったとて、鏡介の不利は何ひとつない。
 八咫烏をフルスロットル、常に移動を続けながら前方150度に対して火炎放射器を放つ。

 あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛ーー!
 き゛ぃ゛え゛ーーー!

 悲鳴をあげながらも燃える手で掴みかかろうとするゾンビを八咫烏で踏みつけながら、炎が燃えるままに放置する。するとそこから炎が燃え広がって、周辺のゾンビを巻き込みつつ、街の中に盛大なかがり火を作っていく。
「……あれだな、これは妙な爽快感があるというか」
 徐々に慣れてきたのか、そんな余裕が出てくる鏡介。ついでに前方の邪魔な奴は轢き逃げアタックをかましているのは秘密である。
「こういう時、なんて言うんだっけ……汚物はなんとやら?」
 世紀末な掛け声ですね!

 見た目も手応えも快適なのだが、いただけないのは臭いだ。ゾンビが焼ける臭い。
「これは長らく嗅いでいたいものでもないな……」
 それにあまり一点に留まって見ているのもリスクが上がる。
「さっさと移動しながら、手早く燃やしていこう」
 そう言って鏡介は、火炎放射器の燃料を交換。再び八咫烏でソルトレークシティの中を疾走しながらゾンビを燃やしていくのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

シン・クレスケンス
なかなか厄介ですが、興味深い技術ですね。

火炎放射器と燃料はお借りして来ていますが、まずは自前の炎で。

【異界の炎】(指定UC)を発動。
詠唱を終えると、異界の青き炎が顕現。
自身を中心に円を描くように炎を拡げて【範囲攻撃】。現世のものより強力な炎で焼き尽くして差し上げましょう。

黒い狼の姿のUDC「ツキ」が
「あんな雑魚リビングデッド共を喰ったところで美味くも無いしな」
とぼやきながらついて来ていますが、後方警戒はお願いしますよ?
貴方だって【索敵】は得意でしょう?

打ち漏らしがいれば、火炎放射器で【焼却】します。

地を這ってきた小柄なゾンビの頭をツキが前脚で押さえつけ、唸り声。
「俺の目は誤魔化せないぜ」




 う゛ぉ゛ーー。
 あ゛ーー。

 のっしのっしと、廃墟と化したソルトレークシティを歩き回るゾンビたち。

 それを少し高い位置から望んでいたのはシン・クレスケンス(真理を探求する眼・f09866)と常に側に在るUDC『ツキ』であった。
「なかなか厄介ですが、興味深い技術ですね」
『いや、面倒なだけだろ』
 シンの言葉に、若干嫌そうな顔をするツキ。黒い狼の姿をしているツキは面倒そうに地に伏せている。
『あんな雑魚リビングデッド共を喰ったところで美味くも無いしな』
「貴方だって索敵は得意でしょう?」
 ツキのぼやきに微苦笑しながらシンが問う。
『……』
 そう言われたならば行かないわけにもいくまい。
 ゆっくりと立ち上がったツキを引き連れてシンはゾンビたちの群れに飛び込んだのであった。


 ぅえぁぁぁ……。
 ぁうぁぁぁ……。

 うめき声をあげながら迫ってくるゾンビたち。

(火炎放射器と燃料はお借りして来ていますが)
 そんなゾンビたちの接近にシンは動じることなく、ユーベルコードを発動。
「業火よ、我が命に従い、立ち塞がるモノを焼き尽くせ!」
 まずは自前の炎で、と【異界の炎の召喚】――異界の青き炎を周囲に顕現させるシン。105個もの青き炎をシンは操り人形のように細やかに操作して、自身を中心に円を描く。複数の炎による同心円。炎の位置もずらして万が一にもゾンビが突破する隙を潰した上で、円の半径を広げていく。
「現世のものより強力な炎で焼き尽くして差し上げましょう」
 と全周囲を範囲攻撃。炎に触れたゾンビが次々と青い炎に包まれていく。バイオリレーションによって燃え尽きるまで時間がかかるが、異界の炎は絶えることなく、ゾンビを燃やし続ける。

「後方警戒はお願いしますよ?」
『……』
 シンが話しかけているのはもちろんツキ。返事は無いがやる気が無いわけではなく、やっぱり美味しそうじゃないゾンビを見て気だるいだけである。やることはちゃんとやっているツキさん。
 同心円の複数の青い炎の輪。炎の位置を調整して打ち漏らすことなく放ったとして、やはり打ち漏らしは発生する。それは円内に湧き出してきたゾンビだ。
「おっと」
 だが想定しておけば対処は楽なもの。借りてきた火炎放射器ですかさず焼却処理をすれば、炎に包まれてのたうち回るゾンビ。
『俺の目は誤魔化せないぜ』
 後ろから聞こえてきた声はツキのものだ。シンが振り返ると、ツキが前脚で小柄なゾンビを押さえつけて唸り声をあげている。どうやらシンの死角から地を這って近づいてきたようだが、ツキの警戒網を突破するほどのものではなかったらしい。
「さすがですね」
『おう』
 火炎放射器でゾンビをぼーっと燃やしながら。
 シンの信頼の言葉にツキは短くそう返して。

 二人の索敵網を突破するゾンビなどいるわけもなく、シンとツキは順調にゾンビを燃やしていくだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ヴォルフスブルク・ヴェストファーレン


ゾンビは地上で燃やすもの…なんですか?
いや余り相手にしたくはないので飛びたいのですけど…

ううん…できれば飛空艇になって爆撃したい…でも仕方ない…
噛まれないように空をジャンプで翔けながら空中から火炎放射攻撃です!
これなら近寄られませんね!フラグが立とうが囲まれなければいいんですっ

さて次のゾンビの群れに…あっ空じゃなくてゾンビを踏んで…滑る!?な゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?(空中で転倒)
あ゛っ囲まれて

あ゛ー(噛まれちゃいました…耐え難い…誰彼構わずゾンビにしちゃいますっ)
あ゛ー!(待てー!)
あ゛ー!あ゛ー!(待てー待てー!)
ひぃん…追いつけません…ゾンビ化って普段より動きづらくて辛いです…(あ゛ー…)


メルフローレ・カノン
連携アドリブ歓迎

えっと、とにかくゾンビを攻撃し続けたほうがいいのですよね……
まずは、折角準備してくれたのですから、
火炎放射器というのを使用してみましょう。
レイダーがよく使うので、見様見真似で……
ゾンビを燃やすのはいいのですが、燃え尽きはしないのですね。
とか言ってるうちに火が出なくなりました(燃料切れ)

であれば、私のやり方でやった方が早いかと。
私の得物はメインがメイス、サブが剣で、
[属性攻撃]で火を纏わせて[なぎ払い]で
敵を炎でどんどんなぎ払っていきましょう。
「全力で行きますよ!」

さらに【神の無限なる聖剣】でより多くの敵を吹き飛ばします。
「神よ、その奇跡の刃を、私にお貸しください」




 う゛ぉ゛ーー。
 あ゛ーー。

 のっしのっしと廃墟と化したソルトレークシティを闊歩するゾンビたち。超大群ともいえるその数を真正面から倒すにはちと厳しい……上に、このゾンビたちはバイオリレーションで生命力を共有しているのである。

 ぅえぁぁぁ……。
 ぉおぉぅえぇぇぃ……。

 今にも街の外へ溢れ出そうなゾンビたちの前に、グリモアの転送でさくっと送られてきたのはメルフローレ・カノン(世界とみんなを守る……かもしれないお助けシスター・f03056)とヴォルフスブルク・ヴェストファーレン(鉄の狼・f34026)であった。
 その手にはグリモア猟兵から支給された火炎放射器がある。
「えっと、とにかくゾンビを攻撃し続けたほうがいいのですよね……」
 ちゃかっ。ぼーーっっ!!
 さっそく燃やし始めるメルフローレ。
「折角準備してくれたのですから、火炎放射器というのを使用してみましょう」
 的なお手軽感覚で燃やし始めている。
「ゾンビは地上で燃やすもの……なんですか?」
 空の民……というか、元が飛空艇のガレオノイド、ヴォルフスブルクにしてみるとその光景は奇異に映ったかもしれない。だって、足を引きずりながら近づいてくるゾンビを淡々と焼いているんですもの、メルフローレ。
 しかし、落ち着いてほしい。
 メルフローレだっていつも焼いているというわけではない。
(レイダーがよく使うので、見様見真似で……)
 と知見だけで対応しているのだ。さすがアポカリプスヘル、何でもありだぜ!

 そんなわけでヴォルフスブルクも自分に迫ってくるゾンビたちに視線を遣る。
(いや余り相手にしたくはないので飛びたいのですけど……ううん……)
 まぁ普通はそう思う。女性的な感覚ではそれが正しい。彼女としては【ガレオンチェンジ】で飛空艇の姿に戻って砲撃した方がどう考えても早いし、効率的だ。
 しかしここにはメルフローレもいる。巻き込むわけにはいかないし、グリモア猟兵も燃やせって言ってたし。
「仕方ない……」
 ちゃきっと火炎放射器を構えるヴォルフスブルク。そしてそこはかとなく感じる不吉な予感。
「……っ」
 ぶんぶんと頭を振ってその予感を振り払いつつ、ヴォルフスブルクは空へ跳躍。【Himmel Stepper】でそのまま空を蹴ってゾンビたちの真上を取る。
「噛まれないように空をジャンプで翔けながら空中から火炎放射攻撃です!」
 そうだ、ゾンビたちは噛みついてくるけど、近寄らなければそんな隙すら与えない! そしてゾンビたちに空飛ぶ手段など無い!
 そんなわけで上から火炎放射器を発射。盛大にゾンビを燃やしていくヴォルフスブルク。
「これなら近寄られませんね! フラグが立とうが囲まれなければいいんですっ」
 フラグって何さ。
 そうツッコめる人がいれば、もしかしたら未来は違っていたのかもしれない。

「さて次のゾンビの群れに……」
 【Himmel Stepper】を終えて、一度地面に着地……しようとして、よそ見したのが失敗だった。
 ぶにゅっとブーツの裏が捉えた感覚が何かおかしい。咄嗟に下を見るヴォルフスブルク。
「あっゾンビ踏んで」
 ずるっ。滑った。
「な゛あ゛あ゛あ゛あ゛!?」
 だから女の子がそんな声をあげてはいけません。
 世にも不思議な、空中から転倒するという光景を披露しつつ、ヴォルフスブルクは。
「……あっ」
 ゾンビの群れに突っ込んだのでした☆
「に゛ゃ゛あ゛ぁ゛ぁ゛ぁ゛……」
 そして断末魔のようなヴォルフスブルクの悲鳴が響き渡ったという。


「あれ?」
 ヴォルフスブルクの悲鳴(?)を聞いてくるり振り返るメルフローレ。視界の先でなんかゾンビがわっちゃわっちゃしている。
 しかしメルフローレにもよそ見し続けるほどの余裕はない。何故かというと目の前でゾンビが燃え続けていたからである。
「ゾンビを燃やすのはいいのですが、燃え尽きはしないのですね」
 うん、まぁ、それがバイオリレーションの効果ですね。燃え尽きる時は群れ全体が死ぬ時さ。
「とか言ってるうちに火が出なくなりました」
 無情にも火炎放射器の燃料切れである。
 メルフローレ絶体絶命のピンチ!
「であれば、私のやり方でやった方が早いかと」
 全然ピンチじゃなかった。むしろこれからメルフローレのターンだった。
 愛用のメイスとグラディウスを手にすれば、神の奇跡ゆえか炎に包まれる。それはメルフローレを護り、敵を燃やし尽くす炎。
「いきます」
 と小さく声を出してから、間近くのゾンビへダッシュ! 上から振り下ろしたメイスでゾンビを叩き潰し、近寄ってきたゾンビはグラディウスのなぎ払いで振り払う。自分の周りに出来た空間を利用して、メインのメイスをぶんぶんと振り回せば近寄ろうとするゾンビがなぎ飛ばされていく。
「炎でどんどんなぎ払っていきましょう」
 と火炎放射器よりも効率的にゾンビを燃やしていくメルフローレ。調子があがってきたメルフローレがメイスを握る手にぐっと力を入れて。
「全力で行きますよ!」
 と気合を入れたところへ、よく見知った顔が現れたのである。

「あ゛ー……」

 ヴォルフスブルクである。ゾンビと一緒に並んでいるヴォルフスブルクである(大事なことなので2回言いました)
 どう見ても噛まれたな、これ?
「えーと……」
 どうしよう? そんな気配を醸し出しつつ、ヴォルフスブルクを牽制するメルフローレ。
「あ゛ー!」
 しかしゾンビ化したヴォルフスブルクがまっすぐメルフローレに向かって走ってくる。
(耐え難い……誰彼構わずゾンビにしちゃいますっ)
 とのことである。
「!?」
 全力ダッシュなヴォルフスブルクに反応しきれず、押し倒されるメルフローレ!
「あ゛ー……」
「えー……」
 こう、ゾンビ無いシチュなら、童顔ロリ巨乳少女を押し倒す、かわいい系ドジっ子巨乳お姉さんとかゆりゆりな光景になるはずなのに……何故かメルフローレのメイスの柄に噛みついているヴォルフスブルクとかいう光景になっているものだから、もうどういうことなのこれ。
「あ゛ー! あ゛ー!」
 迫るヴォルフスブルク。
「え、えーと、えーと……」
 どう対処しようかと悩むメルフローレ。だがメルフローレにできることは限られている。
「仕方ないですよね」
 そう……往々にして、彼女は力技で解決しようとすることが多いのだ!。

 ぶんっ。

「あ゛ーーー!!!?」
 炎を纏わせたメルフローレのメイスがヴォルフスブルクを横殴りに捉える。そして燃やす。普段の翔剣士の軽やかさならメイスの一撃であっても軽く回避できただろうに。
(ひぃん……ゾンビ化って普段より動きづらくて辛いです……)
 とのことで、メイスも直撃だったのです。

 というわけで、燃えるヴォルフスブルク。正確に言うと燃えているのは服である。せっかくカッコいい素敵な衣装ができたのに!! いいぞもっとや……こほん。
 しかし誤算はどこにでもある。思ったよりヴォルフスブルクが吹っ飛んでいない。つまり、メルフローレの至近距離で燃えている。
「えーっ?!」
 燃え移った。具体的にはメルフローレの服の裾に。びっくりしたのはメルフローレである。
「わー!」
 慌てて服を脱いで地面にばさばさ叩きつけて消化するメルフローレ。何故かゾンビの群れの中に突如として現れる、眩しい肢体の女性が二人(下着と水着は燃えていません、ご安心ください)
「というか、熱いです!?」
 おかげさまでゾンビ化もすっかり治ったヴォルフスブルクがとりあえず叫ぶ。
「私に言われましても……」
 幸いにして燃えたのは服の裾の一部だけ。これなら問題ないと再び着用した(もったいな……こほん)メルフローレが困った顔をする。

 『ゾンビは燃やせ』、そう言ったのはグリモア猟兵である。メルフローレは悪くない。

 とにかく、ヴォルフスブルクのゾンビ化は浄化された。後は周辺のゾンビを倒すだけ。
「もうっ面倒なので飛空艇から燃やしますっ」
 さくっと【ガレオンチェンジ】で飛空艇になったヴォルフスブルクが空から砲撃開始。メルフローレのいる付近を外して遠くから燃やす作戦。
 そしてメルフローレは。
「神よ、その奇跡の刃を、私にお貸しください」
 【神の無限なる聖剣】発動! メイスをぶんぶん振り回して無数の衝撃波(炎付与)を放ち、自身の周辺にいるゾンビから纏めて吹き飛ばして燃やしていく。
 遠近のポイントから的確に燃やしていけばゾンビたちに逃げる場所など無い!

「「……最初からこうすればよかったのでは?」」

 二人してそう思ったのは秘密である。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

紫・藍
藍ちゃんくんでっすよー!
おっきな声で歌って踊ってゾンビをおびき寄せ中な藍ちゃんくんなのでっす!
ゾンビが音に反応するのはあるあるなのでっす!
地を這うゾンビは発見し難いようでっすが、藍ちゃんくんのダンス&パフォーマンスには関係ないのでっす!
というか互換共有が仇となり本体も踊っちゃうのではないでっしょかー!
ファイヤーダンスなのでっす!
ダンスで行動操作して藍ちゃんくんを噛ませないようにしつつ、上手くまとめて燃やしちゃうのでっす!
何せ相手はゾンビでっすから!
ダンスには抗えないかと!
アメリカでゾンビと言えばスリル満点なダンスでっすからねー!
これも一つの最強の地形の利用なのではないでっしょかー!




 う゛ぉ゛ぁ゛ーー。
 ぅえぁぁぁ……。
 あ゛ーー。

 猟兵たちの攻撃(ファイヤー)で、徐々に活動できるゾンビたちが減っているソルトレークシティ。それでもまだ健在というか元気というか、動き回っているゾンビたちがたくさんいる。

「はーい! 藍ちゃんくんでっすよー! 藍ちゃんくんなのでっす!」

 どこからか拾ってきた拡声器で絶賛自己アピールな紫・藍(変革を歌い、終焉に笑え、愚か姫・f01052)は、『おっきな声で歌って踊ってゾンビをおびき寄せ中』作戦なうである。
(ゾンビが音に反応するのはあるあるなのでっす!)
 ということで真正面からゾンビたちを集める作戦である。
 作戦通り、藍の声に集まってくるゾンビたち。ここで注意すべきは地を這う小柄なゾンビ。これは見つけにくいと評判のゾンビたちなので注意を払うべきなのだが、藍はあまり気にした様子ではなくステップを踏み始める。
「藍ちゃんくんのダンス&パフォーマンスには関係ないのでっす!」
 そう言って藍が披露するのは最高のパフォーマンス。それはとても見事で、しかし案外真似できそう? と思わせる絶妙なダンスをゾンビたちに見せつければ、それに釣られるようにしてゾンビたちが踊り出す。
「それでは皆様、ご一緒に! レッツ・ダンシングなのでっすよー!」
 藍の【藍ちゃんくんと愉快な観客達!】によって、視界内というか藍を視界に収めたゾンビたちが一斉に踊り出す。地を這っていようと隠れていようと、ついつい釣られるという特性を利用した巧妙な罠。
「何せ相手はゾンビでっすから! ダンスには抗えないかと!」
 藍曰く『アメリカでゾンビと言えばスリル満点なダンスでっすからねー!』とのことです。それ、ゾンビの特性かなー? と思わないではないが、まぁ釣られているのでたぶんそう。

 そんな感じでゾンビの動向を握った藍はダンスに微調整を加え続けて、ゾンビたちが一か所に固まるように誘導する。
(藍ちゃんくんを噛ませないようにしつつ、上手くまとめて燃やしちゃうのでっす!)
 というファイヤーダンス作戦。
 ダンスに夢中になっているゾンビたちはそんなことを気付く暇もなく、藍にうまーいこと操作されたゾンビたちが思惑通り一か所に集まる。
「ファイヤー! なのでっす!」
 グリモア猟兵から渡された火炎放射器をフル火力でファイヤー! ぼうっ、と燃え上がるゾンビたち。その炎は密集しているせいですごい勢いで広がっていく。
「これも一つの最強の地形の利用なのではないでっしょかー!」
 地形というかゾンビというか、それらを上手く利用して調子よく。
 さながら火炎放射器とダンスするかのような藍のファイヤーダンスに、ゾンビたちは順調に燃やされていくのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

シスカ・ブラックウィドー
【シスカ】
【理緒さんと】
チャイナドレス着用で登場。

ゾンビを燃やすと誉められると聞いてきました。火炎放射なら双頭龍、エルマー&パフの出番! 
ああ、でもハントガンも捨てがたい......ゾンビなだけに。

空飛ぶシャチのティコに(女の子座りで)乗って登場! 上からゾンビを焼き払うよ! ファイヤー!
チャイナドレスの中は覗かれないように頑張ります!

ファイヤー! 張り切りすぎてぬいぐるみから墜落。
きゃー!
お姫様だっこで理緒さんにキャッチされます。
あ、理緒さんありがとー。ひょいっと冷静に地面に着地します。


菫宮・理緒
【シスカさん(f13611)と】

シスカさんに便乗して、青のチャイナでいくね。

シスカさんが空からなので、わたしは地上から。
【リオ・セレステ】に乗って、ひゃっはー! って登場するね。

シスカさんが空中から火炎放射してくれるみたいだから、
わたしは【mist sprayer】でフォロー。

中身はもちろん、サージェさんにもらった【燃料】ー♪

燃料を吹き付けてからの火炎放射。
きれいな炎があがるんじゃないかな!

火、だいぶ大きくなるから、シスカさんも気をつけて、ねー?

って、シスカさんあぶなーい!?
バランスを崩して落下したシスカさんを、お姫様抱っこでで受け止めるけど、
頬ずりとかは自重。名残惜しいけどすぐに下ろすね。




 う゛ぉ゛ーー。
 あ゛ーー。
 ぅえぁぁぁ……。
 う゛ぇあ゛ー。
 あ゛ーー。

 ソルトレークシティの中から聞こえてくるゾンビの声。元気に歩き回っているやつもいるし、燃やされたことでがんがんライフを削られているゾンビもいる。
 とにかく、まだソルトレークシティに存在するゾンビは1体たりとも倒せていない。だが、バイオリレーションのライフ共有によってダメージは全個体に分配され、徐々に動きが鈍くなっているのも事実だ。

「おー。まだいっぱいいるね☆」
 空から(転送先が空でした)しゅたっと降り立った碧のチャイナ美少女(?)。それはシスカ・ブラックウィドー(魔貌の毒蜘蛛・f13611)であった。
「ゾンビを燃やすと誉められると聞いてきました」
 シスカ、正解。ゾンビを燃やそう。
「だね。燃やそう燃やそう」
 そう言いながらシスカの真横に、これまら空からしゅたっと降り立ったのは青いチャイナ美少女、菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)。なお、二人とも年齢と性別は考慮していません。
「それじゃボクは上からゾンビを焼き払うよ!」
「じゃあ、わたしは地上からー」
 今から女子会でもするの? っていう軽いノリで会話する理緒とシスカ。まぁそんな感じでゾンビたちは燃やされる流れになったのでした。


 というわけでゾンビを燃やそう。
「火炎放射なら双頭龍、エルマー&パフの出番!」
 とシスカは右手に装着した『エルマー&パフ』を見る。見た目、ドラゴンの頭のパペット人形であるが、れっきとしたシスカの装備品であるよ。
(ああ、でもハントガンも捨てがたい……ゾンビなだけに)
 バイオなハザードならそっちですもんね。いや、普通ゾンビは銃だよ。此処がおかしいんだよバイオリレーション。
 でも文句言っても仕方ないので。
 シスカは側に『ティコ』――空飛ぶ鯱のぬいぐるみを呼び寄せて。
「ティコお願い」
 とその背中に乗る、女の子座りで。ここ大切ですよ試験に出ますよ!

 空へあがっていくシスカ&ティコを見ながら、理緒は側に愛機『RI-21 リオ・セレステmk2』を呼び寄せる。理緒のコントロール……というか中に積んであるサポートAI『M.A.R.E』こと希ちゃんによって超スピードで突っ込んでくる六輪駆動の空色の高速戦闘車!! もちろん道中のゾンビはひき逃げアタックだ!
「よーし、わたしも頑張っちゃう、よー!」
 そんな感じでリオ・セレステに乗り込んだ理緒は意気揚々とセレステを発進させるのであった!
「ひゃっはー!」
 お約束は忘れない理緒さんです。

「ファイヤー!」
 シスカの【双竜焔撃】によってゾンビが炎のブレスに包まれる。ブレスの衝撃で一部吹っ飛ぶゾンビたち。本来はエルマー&パフの首が超伸びて噛みつき攻撃とかもできるのだが、今日はブレスで頑張ってもらう感じのシスカさん。
「チャイナドレスの中は覗かれないように頑張ります!」
 ですね。理緒さんが下から回り込む可能性がありますし。

「くしゅんっ。あれー?」
 リオ・セレステの中でくしゃみをする理緒。まさか噂されているなんて思いもしまい。
 そんな理緒は空から火炎放射器発射しまくっているシスカをフォローすべく。リオ・セレステのハッチから上半身だけ出して、『mist sprayer』で構える。ノズルのチョイスは噴霧。
「中身はもちろん、サージェさんにもらった燃料ー♪」
 楽しそうに高圧散水機のトリガーを引く理緒。すると火炎放射器の燃料が霧状にまき散らされる。そして空を迸るエルマー&パフの吐いた炎のブレスに引火して、辺り一面を炎で包み込む!
「おっと」
 炎に巻き込まれないように素早くハッチの中に体を引っ込めて、リオ・セレステを後退させる理緒。いかに頑丈でひき逃げアタックもできるリオ・セレステとて、余計なダメージは避けるべきだ。そのうち希ちゃんに怒られるかもしれないし。
「きれいな炎があがるんじゃないかな!」
 とリオ・セレステのモニターを確認すれば、見事なまでに外は火事である。えぇ、火事です。
「火、だいぶ大きくなるから、シスカさんも気をつけて、ねー?」
 音声通信をオープン回線にして、シスカに向けて発言する理緒。しかし、シスカはゾンビを燃やすのにちょっと必死でした。
「ファイヤー! ……っ、きゃー!」
 張り切りすぎたせいか、身を乗り出した時にバランスを崩して、ティコから墜落するシスカ。
「って、シスカさんあぶなーい!?」
 モニターで外を逐一チェックしていた理緒はシスカの異変に気付いて、再びハッチを開けて飛び出す。いつの間にかメイド服になっているのはたぶん早着替えかなにかした。
「っと……」
 空中でシスカをお姫様抱っこキャッチする理緒。
「あ、理緒さんありがとー」
 落下に目をぱちくりしていたシスカ。徐々に落ち着いて状況を把握できたようで、理緒に対してお礼を告げる。
「……いえ」
 変な間があったぞ理緒さん? もしかして頬ずりしたいとか思ってました?
 それをどうにか自重して、シスカをお姫様抱っこしたまま、着地する理緒。
「ありがとー」
 ここまで運んでくれたことに改めてお礼を言いつつ、ひょいっと冷静に地面に着地するシスカ。
「うん♪ 無事でよかった、よー」
 『名残惜しい』とか理緒が思っていたのは秘密である。

 そんなこんななやり取りをしている中でも空中散布した燃料とエルマー&パフの炎のブレスでゾンビたちは順調に燃えていた。
 燃えて燃えて燃えてー♪ シスカと理緒も追加で延焼攻撃というか、火炎攻撃というか。とにかくゾンビにダメージを叩き込んでいく。

 そしてその瞬間は唐突に現れる。

「え?」
「あれ?」
 二人の眼前で燃え盛っていたゾンビたちが急に動きを止めて。そして一瞬で灰のようになって風にかき混ぜられて飛び散っていった。

「あ。もしかしてプールしていたライフを使い切った?」
「ゾンビ全部、同じようになってる、のかな?」
 理緒の問いに重ねるようにシスカ。自身の問いも言葉に乗せて話し出すも結論を持っているものはいない。
 理緒がリオ・セレステで周辺を索敵する。……と動いているのは仲間の猟兵たちだけだ。
「つまり」
「ゾンビたちは駆逐された、ってことだね」

 こうして猟兵たちは『倒せないと評判のゾンビ』ですら倒しきって、ソルトレークシティ近郊に安全な地帯を造り出すことに成功したのである。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年09月24日


挿絵イラスト