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アポカリプス・ランページ⑪〜奇妙奇天烈な共同戦線〜(作者 平岡祐樹
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「皆様の耳にはもう入っておりますでしょうか」
 不自然なまでに静まり返ったグリモアベースにて、ルウ・アイゼルネ(滑り込む仲介役・f11945)は口を開く。
「フィールド・オブ・ナインが一柱、デミウルゴスは……体内に偽神細胞を持たない存在からの攻撃を『完全無効化』することが明らかになりました。対処法はただ一つ、偽神細胞を持つ者による攻撃のみです」
 これを受け、一部ではソルトレークシティの研究所から押収された偽神細胞液の摂取が粛々と行われている。
 だが偽神細胞の接種は激しい拒絶反応をもたらし、絶命の危機さえある危険な行為である。
「まだ猟書家も倒し切れてない状況で新たなリスクを背負い込むことは無いのではないか、と自分は判断いたしました」
 ではどうやってデミウルゴスを倒すというのか。
「もちろん考えはあります。その対抗策として……こちらをご覧ください」
 そうして、集まった猟兵達の前でボロボロになった拠点にて粛々と作業を行う軍人達の姿を空から撮影した映像が流された。
「こちらはデミウルゴスによって集められた、世界中の拠点を破壊するために結成された『拠点破壊部隊』です」
 デミウルゴスは偽神細胞を有するオブリビオンを自在に操る力を持ち、この軍隊はその力によって集められているようだ。
 彼さえ倒すことが出来ればあっという間に散り散りになってしまうような存在だが、ルウが注目したのはその陣容であった。
「彼らの肉体や武器には全て『偽神細胞』が用いられていました」
 デミウルゴスを倒すのは猟兵でなければならない、と決まっているわけではない。この軍隊をうまく利用出来れば、わざわざ偽神化せずともデミウルゴスを倒すことが出来るのではないか……とルウは提案した。
「当然、この軍隊はその辺にいるオブリビオンを十把一絡げに集めた程度の物にすぎません。このまま激突させたとしても一振りか二振りで全滅するのが関の山でしょう。……それ以前に操られて回れ右させられるだけだと思います」
 彼らの武器を強奪して、自分自身で突撃する……という手もあるだろう。しかし彼らの持つ武器は偽神細胞に反応して動くようで、未摂取の猟兵が扱い切れるとは考えられない。
「ですが、これまで徳川軍やアリスと愉快な仲間達、気乗りしないヒーローや奪還者と共同戦線を組んできた皆様なら、例えオブリビオンでも上手く扱えるのではないでしょうか?」
 オブリビオンを味方に引き入れ、デミウルゴスの力に負けないように手助けをする。
 前代未聞の作戦を提示したルウの表情は真剣そのものだった。
「注射をしてでも自分自身の手で戦いたい方は別の方の案内に向かってください。……自分の作戦に好機を見出せた、という方はどうか俺の手を取ってください」


平岡祐樹
 最悪の状況になってしまったけれど、今出来る最善を尽くすために書き続けます。お疲れ様です、平岡祐樹です。

 このシナリオは戦争シナリオとなります。1章構成の特殊なシナリオですので、参加される場合はご注意ください。

 今案件にはシナリオボーナス「『拠点破壊部隊』を利用し、デミウルゴスを攻撃する」がございます。
 これに基づく対抗策が指定されていると有利になることがありますのでご一考くださいませ。

 今案件ではジョブ「ストームブレイド」の方以外は全て「注射をまだ受けてない」者として扱います。ストームブレイドではない方の、注射を打ってあること前提のプレイングは不採用とさせていただきますのでご了承ください。
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第1章 ボス戦 『デミウルゴス』

POW ●デミウルゴス・セル
自身の【偽神細胞でできた、変化する肉体】が捕食した対象のユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、[偽神細胞でできた、変化する肉体]から何度でも発動できる。
SPD ●偽神断罪剣
装備中のアイテム「【偽神断罪剣(偽神細胞製の大剣)】」の効果・威力・射程を3倍に増幅する。
WIZ ●デミウルゴス・ヴァイオレーション
自身が装備する【偽神断罪剣(偽神細胞製の大剣)】から【強毒化した偽神細胞】を放ち、レベルm半径内の敵全員にダメージと【死に至る拒絶反応】の状態異常を与える。
👑11 🔵🔵🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


虹月・天柳
味方に引き入れずとも拠点破壊部隊とやらの攻撃を利用できれば良いのだろう?なら考えがある。


UCを発動して「ヴィトニール」を本来の大狼姿に。俺と「ウト」、「ケートゥ」はその背に乗り、部隊の集結している所へ突撃。
銃弾は「ヴィトニール」の氷術と「ケートゥ」の【斬撃波】で防ぎながら、此方を狙って放たれたロケットランチャーの弾を「ウト」の糸で捕らえデミウルゴスに投擲。本体に当たれば御の字だが叩き落とされても構わん。
投擲と同時にデミウルゴスへ突撃。ロケランの爆発を目眩ましに頭上を跳び越し、デミウルゴスと追撃する部隊を直線で結ぶ位置に俺たちの幻影を残す。すると、部隊の追撃はデミウルゴスに当たるという寸法だ。


「味方に引き入れずとも拠点破壊部隊とやらの攻撃を利用できれば良いのだろう?」
 寄りかかっていた壁から離れた虹月・天柳(人形憑かせの悪魔遣い・f30238)は、懐から逆しまに時を刻み続けている銀時計を取り出した。
「なら考えがある。…… 『対価を此処に。其の真なるを顕せ!』」
 天柳の手がけた人形のうちの1体、ヴィトニールがその場で四つん這いになるとその表面に毛が生え広がり、端正な顔立ちが鼻と口を突き出すように前へ伸びていく。
 そしてその口から咆哮を上げられた時、ヴィトニールは本来の、大狼の姿を取り戻していた。
 その背に2つの人形と共に天柳が飛び乗るとヴィトニールは拠点破壊部隊が準備する場所へと飛び込んむ。
「て、敵襲ー!」
 叫んだオブリビオンの喉笛を噛みちぎったヴィトニールに向け、他のオブリビオン達は手にしていた拳銃の中身を放つ。しかしヴィトニールの全身から放たれた吹雪とケートゥの振るった斬撃波によって全て落とされてしまった。
「そんな豆鉄砲で敵うわけが無いだろう、どけ!」
 そう言って割り入って来たオブリビオンは肩にランチャーを担ぎ、ミサイルを放つ。しかしその一発もウトの糸によって作られた網に捕らえられた。
 そしてそれが炸裂する前に、これだけの騒ぎが起きているにも関わらず明後日の方を向いていたデミウルゴスに投擲した。
 オブリビオン達からどよめきが起こる中、デミウルゴスは疎ましげに一瞥すると偽神細胞製の大剣を手に取り、振り上げる。
 それだけでミサイルは爆発四散し、辺りは濃密な黒煙に包まれた。その黒煙を切り裂くように天柳達が飛んでくる。
「逃がすな、撃てー!」
 彼らを逃しては沽券にかかわる、と部隊の指揮官が声を荒げる。次いで放たれた砲弾の雨霰は天柳達に振り返る間も与えずに直撃……せず、その体をすり抜けてデミウルゴスの上半身に次々と命中した。
「え、あ、うそ、だろ?」
「そ、そんな、デミウルゴス様に、なぜ……」
 想定外の事態に顔面蒼白になった砲手や指揮官は腰を抜かして座り込む。
 その様を天柳達はデミウルゴスの後方から悠々と眺めていた。
 投擲と同時にデミウルゴスへ突撃し、ロケットの爆発を目眩ましに頭上を跳び越し、デミウルゴスと追撃する部隊を直線で結ぶ位置に自分達の幻影を残す。こうして「部隊の追撃がデミウルゴスに当たる」という寸法が成立した。
 最悪のパターンは流れ弾がデミウルゴスに当たることを危惧して、オブリビオン達が何もしないことだったが……どうやらそこまでの薄情者はいなかったようだ。
 体に刺さった金属の破片を乱雑に抜いたデミウルゴスは足元で跪くオブリビオン達を見ようともせず、ただ呟いた。
「この程度で……俺は、死ねぬ。もっと、もっと……」
成功 🔵🔵🔴