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アポカリプス・ランページ⑫〜砕け、わんこの好奇心!

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「…………」
 廃墟と化したダラス近郊で、それはぽつねーんと佇んでいた。
 『フィールド・オブ・ナイン』の一体、『スーパー戦車』である。
「…………」
 かつて世界を滅ぼしたその一角。体高30mの自律思考型巨大戦車は、猟兵たちが放った『禁断のコンピュータウイルスを籠めた侵蝕プログラム弾』によって弱体化してなお、強大な力を持っている。巨大な砲身から放つ長距離射撃で以てすれば、再度世界を滅ぼすことも可能だろう。
 だが……スーパー戦車は動かない。ぽつねーんとその場に佇み……。

「e3828fe38293e3828fe38293e38081e381b2e381bee383bce38182e3819de381b3e3819fe38184e38288e383bc」

 ……なんて?


「このわんわん、手強い……」
 ぶわっと全身の毛を逆立てながら、アルファ・オメガ(もふもふペット・f03963)はそう呟いた。
 そりゃそうだ、アポカリプスヘルの世界を一度滅ぼした時の戦力の一角なんだから。
 話を聞いていた猟兵たちがそう思った瞬間、アルファはもう一度告げた。
「猫として負けるわけにはいかないよ……!」
 わんにゃん対決だった。猫として犬に負けるわけにはいかないとかそういうプライドの話だった。
 なので、猟兵たちはそのプライドをそっと横にどけた。具体的にはアルファを持ち上げて、机の上に置いた。目線がようやくあう。
「がう。スーパー戦車のことを教えるね」
 グリモアの仕事を思い出したらしい。
「スーパー戦車なんだけど、さっきも言ったようにダラス近郊でぽつねーんとしているよ」
 それでも放置するわけにはいかないので倒すしかないのだが。
「ただね。向こうは戦う気があまりないらしいんだ」
 その証拠に相対すると、スーパー戦車はみょーんと体の側面から大きな人の手の形をした捕縛兵器(どこまでも伸びるよ)を複数出して迫ってくる。
「どうも、皆を生きたまま捕まえようとしているみたいなんだよね」
 その行動の奥に見え隠れするのは『好奇心』とも言えるようなモノ。
「あれだよ。わんこが何か見つけた時に『あれ? これなにかな? なにかな!?』ってふんふんする雰囲気」
 おわかりいただけただろうか?


 その実、スーパー戦車は『猟兵に興味を持ち、生体実験しようとしている』ようだ。しかし、どんな実験をするか悩んでいるので、とりあえず素材がどんな感じか見定めているようだ。
「そんなわけで、捕まえるまでの過程でスーパー戦車がどう感じたかによってその後の行動が変わるよ!」
 いつの間にか出現した黒板に、かかかっとチョークで書いたアルファ先生が指示棒でびしっと指して説明です。

 ①『面白そう』。
「めちゃくちゃ逃げ回ったり、捕まえても大暴れしているとスーパー戦車は『コレは面白そう』って思うみたい」
 ポイント:活きがいい。
 そのため、捕まえてももう一度手放して、今度は全力で突撃する。攻撃はしてこないけど全速で追い回す。今度は鎖も使って投げ縄したりもするし、全力で遊び倒して満足したら、もう一度捕まえて解剖する。

 ②『美味しそう』。
「柔らかかったり、逆に硬かったりすると、スーパー戦車は『美味しそう』って思って食べたくなるみたい」
 ポイント:ぐにゃぐにゃだったり超硬かったりで、変わった触感が得られそう。
 そもそもスーパー戦車に食事をとる必要はないので摂食目的ではない。だが、通常(=ヒトを踏みつぶす感覚)では得られない感触だと、その感触を確かめるために砲身に鎖で縛り付けて全力その場回転などで散々振り回す。そして最後にキャタピラで踏みつぶすようだ。

 ③『きれい』。
「見た目が気に入ったら、スーパー戦車は『きれい』って思うみたい」
 ポイント:黄金律に代表されるような、バランスや調和が最高に素敵。
 スーパー戦車は自律行動可能だが生き物ではない。なので生き物の美醜には興味がないが、やはり兵器であるためか、重心や縦横比といったバランスの美しさ、あるいは装備の配置など調和が取れているものを美しいと思うようだ。
「きれいなものは隠しておきたいらしくて、ひみつの場所に放り込まれるよ」
 ちなみにひみつの場所=たからものを隠す場所=地面の中である。
「そうなんだよ。このわんこ、穴掘れるよ」
 もはや戦車ではなく、わんこ扱いのスーパー戦車であるが。
「ついでにいうと誰にも盗られないように、掘った穴に液体窒素ガスを流し込んで急速冷凍した後、鉄を流し込んで固めるよ」
 どこがわんこなのかって感じである。


 で、このわんこの倒し方だが。
「初手から攻撃を仕掛けると相手も戦闘モードに入っちゃうので」
 アルファがもう一度、みっつのポイントを順に差す。
「この3パターンのどれかで一回捕まって欲しいんだ」
 それは必然的に窮地に陥るということに他ならない。だが、窮地にこそ活路があるのだ。
「さっきから言ってるように、性格はわんこだから。夢中になると隙だらけになるんだよ」
 遊びに夢中になっているわんこ(スーパー戦車)に、玩具(猟兵)から不意打ちを仕掛けるのだ! しかもスーパー戦車を倒しきるほどの一撃必殺を!
「ちなみに我慢すればするほどチャンスは広がるよ」
 つまり、夢中度=隙の大きさは終盤に行けば行くほど顕著になる。『解剖』『踏みつぶす』『鉄を流し込む』といった最終ターンなら、スーパー戦車の集中力も切れかけているだろう。
「びっくりするくらい簡単に倒せるから、頑張ってみて!!」
 そう言ってアルファはグリモアを猟兵たちに向ける。
「わんにゃん対決の趨勢はキミたちに託したよ!」
 変な勝負を託さないで欲しい。
 そんなことを思いつつも、スーパー戦車を放っておくわけにはいかない猟兵たちはアポカリプスヘルへと向かうのであった。


るちる
 まいどです。いつもありがとうございます、るちるです。
 なんか、わんこが出たと聞いて。

●全体
 1章構成の戦争シナリオです。
 リプレイはネタ寄りです。ギャグもオッケー。もちろんシリアスでもオッケーですが、ちゃんとわんこ戦車に付き合ってあげてくださいね。

 このシナリオには特別なプレイングボーナスがあります。
(=============================)
 プレイングボーナス……あえて捕まり、驚くほどピンチになった後、敵が驚嘆するような方法で脱出し、反撃する。
(=============================)

 そんなわけで、捕まってから脱出しつつ、反撃をするとカッコよくプレイングボーナスです。

●注意事項
 シナリオの性質上、わんこ戦車の捕縛に付き合う気が無いプレについては流させてもらいます。一回捕まればオーケーだから!
 敵POW/SPD/WIZの内容が攻撃になっていますが、基本的に致命傷は発生せず、捕まるだけです。
 プレイングについては、通常の選択UCに対して同じ属性のUCで反撃、は適用せず、皆さんのプレでの指定および内容でスーパー戦車のUCを決めます。

●スーパー戦車
 大きさはオープニング参照。
 性格はわんこ。ゴールデンレトリーバーかなー? でもダックスフントみたいに穴も掘れます。めっちゃ無邪気ですが、無邪気ゆえに残酷です。邪悪なオブリビオンでもありますので、実験で猟兵が死んでも平気です(死=退屈としか思っていない)
 捕縛兵器は突然体の側面とか上からみょーんと伸びてきます。基本はマジックハンド。でも投網とか投げ縄とかノコギリとか何でも出てきます。簡単に言うとグラ○ンです(分かる人だけ分かって)
 捕縛兵器はシナリオの性質上、破壊不可とさせてください(回避や弾いたりはオッケー)
 3つのパターンの判定で、複数の条件に引っかかった場合は、①>③>②で判定します。


 プレの受付はオープニング公開から。採用人数に上限は設けませんが、1日4人くらいが執筆可能人数になってくると思います。
 それでは皆さんの参加をお待ちしていまーす。
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第1章 ボス戦 『スーパー戦車・エクスペリメントモード』

POW   :    ピースフル・キャプチャー
【邪悪な好奇心】を籠めた【捕縛兵器】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【行動自由度】のみを攻撃する。
SPD   :    ホーミング・キャプチャー
【誘導式捕縛兵器】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ   :    キャプチャー・フラッド
【捕縛兵器の発動】を合図に、予め仕掛けておいた複数の【キャプチャーマシン】で囲まれた内部に【大量捕縛兵器】を落とし、極大ダメージを与える。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

月夜・玲
わんこならもうちょっと躾をしっかりして欲しい感あるけど…
まあしょうがない
これでもオブリビオンフォーミュラ

EX:I.S.T[BK0001]に騎乗
バイクに乗って思いっ切り逃げよう!
『悪路走破』でダラスの廃墟もへっちゃら
兎に角まずは逃げて逃げて、興味をこっちに惹かせよう
ライトでパッシングしたりホーンを鳴らして煽っちゃおう
捕まえようとしてきたら左手に《RE》Incarnationを抜刀、捕縛兵器を『武器受け』して切り払い必死に抵抗!
楽しませてあげるから捕まえてみな?
そして捕まったら『オーラ防御』でシールドを張って出来る限り我慢!
そして【Code:P.D】起動
12体の雷龍召喚
全龍で『ブレス攻撃』で反撃!



●追いかけっこだ!!
 グリモア猟兵の転送でアポカリプスヘルに到着した月夜・玲(頂の探究者・f01605)。
「わんこならもうちょっと躾をしっかりして欲しい感あるけど……」
 全くもってその通りである。マザーしっかりして。
 しかし飼い主(?)のマザーはここにはおらず、玲の視線の先に居るのも、荒野に佇んでいる『スーパー戦車』だけである。
「まあしょうがない」
 そう言って傍らにあるバイク『EX:I.S.T[BK0001]』に手をかける。
(相手は、あれでもオブリビオンフォーミュラ)
 手を抜いてはどうなることやらわからない。だから、『お仕事』はシリアスに。
「さてと……バイクに乗って思いっ切り逃げよう!」
 BK0001のアクセルを回した玲はそのまま一直線にスーパー戦車へ突撃していくのであった!

「e3828fe38186efbc9f」
 スーパー戦車が接近してくる玲に気づく。すっごい勢いで接近してくる玲を一度見送ってー。
「e38182e38081e78c9fe585b5e381a0e383bc」
 ターンして遠ざかろうとする玲に向けてスーパー戦車が発進する!

(食いついた!)
 背後の気配でそれを感じながら玲がアクセルをフルスロットル。通常では転倒しそうな悪路も玲の技能でカバー。速度を落とさず、そのまま突っ切る。
(兎に角まずは逃げて逃げて……)
 興味をこちらへ惹き寄せる。
 時折、ホーンを鳴らしたり、ターンする時にあえて静止、そこからパッシングをしたりしてスーパー戦車を煽る玲。
 その煽りが効いたか否か。スーパー戦車は玲目掛けて一直線に突き進んでくる。そして不意に伸ばすマジックハンド!
「……!」
 マジックハンドを視認した玲が左手に『《RE》Incarnation』を抜刀。その刀身でマジックハンドを必死に切り払う!
「楽しませてあげるから捕まえてみな?」
 さらに言葉でスーパー戦車を挑発する玲。
「e38199e381a3e38194e3818fe58583e6b097e38082e58395e3818ce9818ae38293e381a7e38282e5a4a7e4b888e5a4abe3818be381aae383bcefbc9f」
 どうやら、活きが良いと判断されたらしい。
 さっきの倍以上の数のマジックハンドが四方八方から玲に襲い掛かる!
「くっ……!」
 さすがに数が多すぎる。切り払うにも限界で、ついに捕まる玲。とっさにオーラの護りを展開、シールドのように使って自身の身を守るも、徐々に押し込まれていく。どうやら握り潰すつもりのようだ。
「e38186e383bce38293e38081e6bdb0e3828ce381aae38184e381aae383bc」
 しかし玲のシールドが邪魔して上手く握り潰せず……スーパー戦車の意識がそちらに集中する。
(ここだ!)
 玲自身から注意が逸れたその瞬間。ユーベルコード【Code:P.D】起動!
 玲が展開したプログラムから12体の雷龍が召喚されて、上空でスーパー戦車を取り囲む。
「e38188efbc9fe38080e38188efbc9f」
 隙を突かれて困惑するスーパー戦車。その間隙を逃さず、玲がマジックハンドから脱出。
「雷龍! ブレス!」
 玲の号令で全ての雷龍がブレスを放つ。
「e3828fe38186e383bce38293efbc81efbc9f」
 悲鳴をあげながら爆発に巻き込まれて吹っ飛ばされるスーパー戦車。
 まずは一撃、猟兵たちが攻撃を叩き込んだのである。

大成功 🔵​🔵​🔵​

紫・藍

あややややや!
藍ちゃんくんなのでっす!
絶賛追いかけられ中な藍ちゃんくんなのでっす!
演技も得意な藍ドルでっすのでー!
大声でリアクションしまくりつつ、面白おかしく逃げ惑うのでっす!
誘惑おびき寄せなのでっす!

やややややー!?
うう、離せー、なのでっす!
じたばたなのでっす!
やや、まさか本当に離してくれるとは!
ここで離したが運の尽き、あやー!?
お触り厳禁藍ちゃんくんなのでっしてー!
突撃とおっかけは事務所に通してからなのでっすよー!?

存分に時間を稼げたらばたんきゅーなのでっす!
戦車さんが満足&静かになった藍ちゃんくんに、もういいやと解剖しに来るでしょうから!
そこからだまし討ちブラックホールなのでっす!




「e3828fe38293e3828fe38293e38081e381bee381a6e381bee381a6e383bc」
 『スーパー戦車』がキャタピラフル回転で、荒野を疾走している。捕獲兵器であるマジックハンドもみょーんと大量展開して、狙っている相手は……!

「あややややや! 藍ちゃんくんなのでっす! 絶賛追いかけられ中な藍ちゃんくんなのでっす!」

 自己紹介と状況ありがとう! 紫・藍(変革を歌い、終焉に笑え、愚か姫・f01052)であった。まぁ藍ちゃんくん的にはめっちゃ視線を浴びるこのシチュエーション、楽しいかもしんない。
 それはそれとして猟兵のお仕事である。
(演技も得意な藍ドルでっすのでー!)
 スーパー戦車から伸びてくるマジックハンドを軽やかに回避する藍。するりと回避するのもあれば、大げさに飛び上がったり。
「やややややー!?」
 大声出したり、一回たりとも同じ回避方法がない!
(大声でリアクションしまくりつつ、面白おかしく逃げ惑うのでっす! 誘惑おびき寄せなのでっす!)
 無邪気なわんこを惹き付けるにはバッチリでした。

「うう、離せー、なのでっす!」
 じたばたじたばた。
 スーパー戦車のマジックハンドの手の中で暴れる藍。ついに捕まった藍は覚悟して……。
「e38186e383bce38293e38081e38282e381a3e381a8e58b95e3818de59b9ee3828ce3828be3818be8a9a6e38197e381a6e381bfe38288e383bc」
 あれ、なんかスーパー戦車が解放してくれた。
「やや、まさか本当に離してくれるとは!」
 いやまぁ捕まったのも演技なんですが、それはそれとして。
「ここで離したが運の尽き、あやー!?」
 着地&ダッシュ。藍、逃走。
「お触り厳禁藍ちゃんくんなのでっしてー! 突撃とおっかけは事務所に通してからなのでっすよー!?」
「efbc9fefbc9fefbc9f」
 よくわかんないなーって顔をしたスーパー戦車が藍を再び追いかけ回すのであった!

 傍から見ると、人間サイズな藍を30m級のスーパー戦車が追いかけるという狂気の沙汰でしかないこの光景。普通に考えたら藍に訪れるのは絶望しかないわけだが……藍ちゃんくんの顔から笑顔が消えることはない! さすが藍ドル!
 ……と思ったら、倒れたー!?
「ばたんきゅーなのでっす!」
 倒れる時も前向きだぜ。うつ伏せに倒れ込んだ藍。
「e38282e38186e3818ae3828fe3828ae383bcefbc9fe38080e38196e38293e381ade383bce38293」
 仕方ない感じでスーパー戦車のマジックハンドがメスとかハサミとかを持ち出して、きゅらきゅらと普通に近づいて来た……その瞬間!
「ここからだまし討ちブラックホールなのでっす!」
 【藍ちゃんくんが黙るだなんて世界の終焉なのでは!?】発動! 藍ちゃんくんが静かにしていた時間にも意味があったのだ! 具体的に言うとチャージ。
 そんなわけで『藍ちゃんくんが黙ることで世界に生じた虚』を疑似ブラックホールの弾丸として放つ藍。
「e3828fe38186e383bce38293efbc81efbc81」
 悲鳴をあげてスーパー戦車が吸い込まれていくのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ガルディエ・ワールレイド
犬にも躾が必要だ
仕方ねぇから、俺がやってやろう

◆方針
③『きれい』狙いで行くぜ。これに引っ掛からなくても②で行けるだろう
格好は全身甲冑の重武装『魔鎧シャルディス』
数々の戦いを潜り抜けてきた実用品であり、その機能美は今までの戦いで証明され続けてきている

◆戦闘
捕縛兵器は受ける
《見切り》、一応マシな食らい方ができるよう気をつける
武装は魔剣レギアと魔槍斧ジレイザの二刀流だが捕まる時に手放す

◆反撃
意識を保てる限り耐えて、限界だと判断したところで【竜威】使用
自身を雷と念動力の複合体という超常現象に変換して捕縛兵器から抜け出すぜ
《念動力/2回攻撃》で手放した武器を操ったり、雷の《属性攻撃》を流し込んで反撃だ




 猟兵の攻撃に晒されつつ、よくわからない原理で戻ってきた『スーパー戦車』。
「e3828fe38293e3828fe38293e38081e6a5bde38197e3818fe9818ae381b9e381aae38184e38288e383bc」
 そりゃそうだ。敵で遊ぶ方が間違っている。……が、そんな理屈もスーパー戦車には通じない。
 否。

「犬にも躾が必要だ。仕方ねぇから、俺がやってやろう」
 躾が足りない。
 そう言い放ったガルディエ・ワールレイド(黒竜の騎士・f11085)は、全身甲冑の重武装『魔鎧シャルディス』を身に纏い、スーパー戦車の前に立つのであった。

「e280a6e280a6」
「……」

 両者の間に張り詰める緊張感。ガルディエはスーパー戦車の動きを見逃さないように観察し、スーパー戦車はガルディエの見た目をじーっと見つめている。
 そして。
「e3819fe3818be38289e38282e381aee381abe38199e3828be383bc」
 唐突にスーパー戦車がマジックハンドを大量展開、ガルディエを捕まえようとする。
(かかった、か……?)
 スーパー戦車難しい。
 ガルディエが狙ったのはシャルディスの美しさ。数々の戦いを潜り抜けてきた実用品であり、その機能美は今までの戦いで証明され続けてきている。強さと美しさは直接関係ないが、強いモノは美しい。それは見た目だったり、力強さだったり、あるいは……存在感。
 それらを感じ取ったらしいスーパー戦車はガルディエをがっしと捕まえて。
「……っ」
 ダメージに備えて身構えたガルディエだがその心配はなかったようだ。さすがに宝物は壊さないようにするらしい。がっしと掴んだガルディエをさっそく掘った穴に埋めようとするスーパー戦車。
(ここからが正念場だな)
 捕まる際に、いつもの武装、魔剣レギアと魔槍斧ジレイザの2つは手放した。一緒に埋められて壊れることも無ければ、踏みつぶされることもないだろう。
 後は……ガルディエの脱出手段。

 液体窒素でまずは冷凍保存、そしてゆっくりと熱い鉄が流されていく……。
(……くっ)
 生命の埒外にある猟兵に致命傷を与えるモノではない。しかし、そのダメージは無視できるものではない。そのダメージに意識を持っていかれないように、ガルディエは耐えて耐えて耐えて……。
「ここだっ!」
 穴が鉄に埋め尽くされようとしたその瞬間、ガルディエが【竜威】を解き放つ!
 原初の自然と純粋な力の具現たる古き竜、その一端。その力を自身に纏い、雷と念動力の複合体という超常現象に変異したガルディエはスーパー戦車の掘った穴から飛び出して抜け出す。
「e3828fe38186e38293efbc81efbc9f」
 びっくりしてガルディエを見上げるスーパー戦車。そのガルディエの手には念動力で操っているレギアとジレイザがある。
「くらえ!」
「e3818de38283e383bce38293efbc81」
 念動力二刀流による斬撃プラスガルディエ自身から放つ雷の具現。
 それらが強烈にスーパー戦車を打ち据えて、吹き飛ばすのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

オラン・ノガラルト
任務了解。対象と接触します。
いくら体質上どんな責め苦にも耐えられるとはいえ、倒すべき存在に好きに弄られるのはあまりいい気分ではありません。ですが、倒すために必要とあらば…甘んじて受け入れましょう。
狙うのはパターン2。おもちゃのゴム人形のようにのびーる体で「美味しそう」と思わせます。
最終ターンまで耐え抜き、キャタピラで踏みつぶされ絨毯のようにペラペラになったところでユーベルコードを発動。大きく膨らみ、弾力性で敵戦車を横転させます。
(どのような実験シチュエーションも歓迎、カートゥーンのようにコミカルなら、さらに良しです。)




 猟兵に何度攻撃されても、やっぱり実験を諦めない『スーパー戦車』。
「e381bee381a0e381bee381a0e383bc」
 と次なる獲物を探して、きゅらきゅらっと移動を続けている。

「任務了解。対象と接触します」

 その前に立ち塞がったのはオラン・ノガラルト(超絶変形軟質機械・f30838)。見た目は完全に少女なロボットヘッド。その本質は外部・内部共に『かなりの変形』ができる軟質素材製。
(いくら体質上どんな責め苦にも耐えられるとはいえ……)
 ぐっ、と構えながらオランは思考する。『やっぱり倒すべき存在に好きに弄られるのはあまりいい気分ではない』と。
「ですが、倒すために必要とあらば……甘んじて受け入れましょう」
 スーパー戦車のマジックハンドをあえて受け止めたオランはさっそくその特性を活かして、軟体化する。
「efbc81efbc81efbc81」
 明らかにスーパー戦車の表情が明るくなる。ぐにぐにぐに。めっちゃ楽しそうにマジックハンドを操って、オランで遊んでいく。
「e7be8ee591b3e38197e3819de383bcefbc81」
 オランの思惑通り、おもちゃのゴム人形のようにのびーる体を、『美味しそう』と思わせることに成功。スーパー戦車はさっそくオランを砲身に括りつけて振り回して遊ぶ!
「e38188e38184」
 次はべしっと地面に叩きつけて、オランをキャタピラできゅきゅきゅーっと踏み潰していくスーパー戦車。
 通り過ぎた後には、絨毯のようにペラペラになったオラン。
「e3819fe381aee38197e3818be381a3e3819fe383bc」
 ご満悦のスーパー戦車は、もう一度オランを踏みつぶそうとして……しかしそれをオランは許さない。そう、彼女にとってこの程度の『変形』はたいしたことではないのだ!
 【インフレーション・ガード】発動。オランの体が気体を取り込んでまんまるアドバルーンと化す。
「e3828fe381a3」
 突如として下から膨らんだオランに、完全に不意打ちを食らったスーパー戦車。ぷくーっと膨らんでいくオランの弾力に耐え切れず、ついにぽーんと吹き飛ばされる!
「ぷしゅ~~」
 空気を吐き出して元に戻……る前に、オランはアドバルーンダイレクトアタックをスーパー戦車にかますのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

テフラ・カルデラ
※絡み・アドリブ可


わんこ…わんこ???
と…とりあえず捕まるのは得意分野なので…!

かわいいはきれいに入るのでしょうか?
魔法少女テフラ参上!空想上での魔法少女ぐらいこの世界でも存在していたはずです…!
おっ?掛かってくれました…この間は必死に抵抗するフリをしつつも…
ええぇぇ!液体窒素!?(ちょっと期待)ボクこのまま凍らされ…ひゃわぁぁ…冷た…い…
(瞬間冷凍&鉄を流し込まれ固められた後に【もふもふ☆ケモショタチェンジ!】で破る)
…なーんて、そこまでやられることは元々想定済み!
魔法の杖【ラビット・ラビッツ】の一撃を喰らうのですよっ!
(ほとんど力任せの殴打の一撃)




 何度猟兵にやられても挫けない『スーパー戦車』。
「e3828fe38293e3828fe38293」
 とそこらを徘徊する。

「わんこ……わんこ???」

 テフラ・カルデラ(特殊系ドMウサギキマイラ・f03212)は首を傾げた。これ、わんこなのか? と。
 わんこです。
「と……とりあえず捕まるのは得意分野なので……!」
 あんまり嬉しくない得意分野だが、気を取り直したテフラはスーパー戦車の前に立つ。
 【もふもふ☆ケモショタチェンジ!】で変身だ!
「魔法少女テフラ参上!」
 『魔法の杖【ラビット・ラビッツ】』を構えつつ、びしっとポーズを取るテフラ。
(空想上での魔法少女ぐらいこの世界でも存在していたはずです……!)
 だから、かわいいとかきれいとかそういう判断基準があるだろうと踏んだわけですね。問題は『かわいいはきれいに入るのでしょうか?』という点であるが。
「e3828fe383bce38184」
 まぁ珍しさもあったのかな。スーパー戦車はマジックハンドでがしっとテフラを掴まえて、早速掘った穴に埋めようとする。
(おっ? 掛かってくれました……)
 必死に抵抗するフリを入れつつも、期待通りに埋められそうな勢い。
「ええぇぇ! 液体窒素!?」
 声音の高揚が隠しきれていないが、一応演技らしい。なんか悲鳴をあげているがそれは演技なのか? 本音なのか? 真実は一応闇の中としておこう。
 そんなわけで瞬間冷凍された後、鉄を流し込まれていくテフラ。
 後は冷えれば固まって脱出不可という展開になるわけだが……そうは問屋が卸さない。
「とぉー!」
 再度の【もふもふ☆ケモショタチェンジ!】でパワーアップ!
「……なーんて、そこまでやられることは元々想定済み! 魔法の杖【ラビット・ラビッツ】の一撃を喰らうのですよっ!」
「e3818de38283e38293e3818de38283e38293efbc81」
 空まで跳び上がったテフラのほとんど力任せの殴打の一撃に、スーパー戦車は悲鳴をあげるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

レテイシャ・マグナカルタ
暴れまわるのは得意だぜ!
こっちの狙いがバレるのも問題だし、演技じゃなく全力で逃げたり抵抗する
先ずはひたすら走って腕から逃げようとするぜ
両手で挟み込むように捕まって引き寄せられている間に手の平を全力で押し返そうとする
「でりゃああああっ!!」
見た目から想定できる筋力を超える力でやれば最初は計算ミスで逃げられるだろう
次の突撃はUCで受け止める
鎖で捕まったなら空を飛んで凧揚げよろしく競争だ!
解剖タイムになったらこちらも全力の魔力パンチ、刃物事ぶち壊すぜ
「今度は犬にでも生まれてきな」




 いまだ健在な『スーパー戦車』は猟兵たちを探して、きゅらきゅらとキャタピラを回して移動し続けていた。
 ここでスーパー戦車を止めないといけない。

「暴れまわるのは得意だぜ!」

 レテイシャ・マグナカルタ(孤児院の長女・f25195)がスーパー戦車の前に立ち塞がる。
(こっちの狙いがバレるのも問題だし)
 演技じゃなく全力で逃げたり抵抗する。
 そう決めたレテイシャは速攻でスーパー戦車に背を向けて、全力で走り出す。
「e3828fe38293e3828fe38293e38081e381bee381a6e381bee381a6e383bc」
 とレテイシャの動きに反応したスーパー戦車が全力で、一直線で疾走する。マジックハンドも展開、レテイシャを狙ってがっしょんがっしょん伸ばしていくが、それをレテイシャは走る速度を上げて回避していく。
 だが疲労を知らない機械と力強いドラゴニアンとはいえ人の身。その差は徐々に狭くなり……。
「くっ……」
 自身の左右から迫ってきたマジックハンドの手のひら。それを両腕を広げて押し留めようとするもそのまま掴まれてしまう。
「ぐっ、ぅぉぉぉ……」
 一度は潰されそうなほどに閉じられた手の内を徐々にその膂力で押し返していくレテイシャ。
「でりゃああああっ!!」
「e3828fe381a3efbc81efbc9f」
 レテイシャの『見た目から想定できる筋力』にびっくりしたスーパー戦車は思わずマジックハンドを引っ込めてしまう。
(想定通り!)
 コレをやれば最初は計算ミスで逃げられるだろう、と考えていたレテイシャの思惑通り、スーパー戦車の足が止まる。
 その隙に着地。そして次なる攻撃に備えてレテイシャがユーベルコードを発動。
「何一つ、そう何一つ壊させやしねぇ!!」
 そんな誓いとも叫びともいえる言葉に応じて、世界がレテイシャに力を貸し与える。【不壊を誓う壁】――レテイシャの全身を包み込む巨大な多重魔力障壁、それがスーパー戦車の強引な捕縛による破壊を押し留める。鎖は巻き付いたものの、その締め付けによるダメージを完全にキャンセル。
 そして唯一の弱点、『動けなくなる』については背中の翼を広げてそのまま飛翔。
「凧揚げよろしく競争だ!」
 鎖を通じて力比べに持っていくレテイシャ。ぎりぎりと鎖がきしみ、はち切れそうなほどに力が鎖を伝っていく。
「e3828fe38186e38185e38185e38185efbc81」
 スーパー戦車も負けじと引っ張る。力はスーパー戦車の方が上だが、空という利点、そして翼の力強さによってレテイシャが地面に墜落するようなことは無く、空と地で綱引き状態。
 だが、鎖が完全に張り詰めた……その一瞬。
「ここだ!」
 レテイシャが力の方向を反転。すなわち、スーパー戦車に向けて急降下。スーパー戦車が鎖を引っ張る勢いも利用して、超速弾丸のごとく空から降るレテイシャが拳を突き出す。
「くらえっ!」
「e3818de38283e38186e383bce38293efbc81efbc9f」
 レテイシャの全力の魔力パンチがスーパー戦車の装備ごとその装甲を砕く!
「今度は犬にでも生まれてきな」
 そういってレテイシャは今度は至近距離から、強烈な一撃を叩き込むのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

リーヴァルディ・カーライル
…いくら中身が犬っぽいとはいえ、外見があれでは可愛がるも何も無い気が…

まあ、敵の行動が予測できるのはありがたい
反撃はなるべく惹き付けてから行いましょうか

UCを発動し召喚した全魔刃に地の精霊を降霊して武器改造を施し、
「怪力の呪詛」と連動して自身への衝撃を変換し魔力を溜める対物結界のオーラで防御する

…刃に満ちよ、大地の理。我を害する諸悪の悉くを防ぎたまえ

…ここからは我慢比べよ。好きなだけ遊ぶが良いわ

敵の振り回しは肉体改造術式で三半規管を強化して受け流し、
第六感が好機を捉えたら蓄積していた魔力を放出し大爆発を起こす物理属性攻撃のカウンターを行う

…やられっ放しで終らせるとでも?返礼よ、受け取りなさい




 そろそろ猟兵捕まえたいなーって感じで徘徊する『スーパー戦車』。
 しかし目の前には誰もいない。
「e3828fe38293e3828fe38293e38081e381a9e383bce38193e383bcefbc9f」
 キャタピラをきゅらきゅらと鳴らしながら移動するスーパー戦車。

(……いくら中身が犬っぽいとはいえ、外見があれでは可愛がるも何も無い気が……)

 スーパー戦車に気づかれない位置から、じーっと観測していたのはリーヴァルディ・カーライル(ダンピールの黒騎士・f01841)であった。まったくもって、わんこだけどわんこじゃない。具体的に言うと、可愛くない。
 しかしこれは戦いなのだ。
「まあ、敵の行動が予測できるのはありがたい」
 敵のパターンが読めるなら、後はそれに合わせて攻撃の手を組み立てるのみ。
(反撃はなるべく惹き付けてから行いましょうか)
 思考の結論をそう結んだリーヴァルディはスーパー戦車へと突っ込んでいくのであった。

「e3828fe38293e3828fe38293e38081e381bfe381a4e38191e3819fe383bcefbc81」
 リーヴァルディを見つけたスーパー戦車が彼女向けて突撃してくる。
「……この刀身に力を与えよ」
 対してリーヴァルディは【吸血鬼狩りの業・魔刃の型】を発動。自身の周辺に114本もの魔力結晶刃を召喚。飛翔し、滞空するその刃は剣にして、魔法の増幅器。
「……刃に満ちよ、大地の理。我を害する諸悪の悉くを防ぎたまえ」
 自身を媒体としながら、刃がその身に地の精霊の力を宿す。
 さらには呪騎士の力たる呪詛、そのうちの『怪力の呪詛』と連動させた上で、刃の半分を自身の前に並べ立てる。
「e3828fe383bcefbc81efbc9f」
 突撃してきたスーパー戦車がリーヴァルディの魔力結晶刃に激突! 進軍が止まる。そこを目掛けて残り半分の魔力結晶刃が飛翔する。
「…ここからは我慢比べよ。好きなだけ遊ぶが良いわ」
「e3828fe383bce38184e299aa」
 リーヴァルディの皮肉を言葉通り受け取るスーパー戦車。何度も何度もリーヴァルディの魔力結晶刃――オーラの防御を施したそれはまさに対物結界に激突しまくる。
「……っ」
 いかに強固な結界と言えど、スーパー戦車の質量を押し留めるには中々厳しい。
(……でも)
 リーヴァルディとてただ受けているわけではない。この激突の衝撃すら魔力に変換、結晶刃の中に蓄積している。……が、それでも殺しきれない衝撃がリーヴァルディの結界を突破する!
「e381a4e3818be381bee38188e3819fe383bc」
 がしっとマジックハンドでリーヴァルディを捕獲したスーパー戦車が、即座に振り回し始める。
「……っ!」
 強烈な衝撃をリーヴァルディは肉体改造術式で三半規管を強化、どうにか受け流す。
 スーパー戦車にしたらどれだけぶんぶん振り回してもリーヴァルディの様子がほとんど変化しない。それに楽しくなって、ぶんぶん速度ががんがんあがっていくが……夢中になった分、隙だらけだ。
(……ここ!)
 リーヴァルディの第六感がその瞬間を好機と捉える。
 自身と結晶刃に蓄積していた魔力を全開放! その放出だけでマジックハンドの拘束を弾き飛ばす。
「e3818de38283e38186e383bce38293efbc9fefbc81」
 その衝撃に吹っ飛ぶスーパー戦車。
 だが、これで終わりではない。
「……やられっ放しで終らせるとでも?」
 スーパー戦車を中心に、魔力を集中させるリーヴァルディ。属性を変換、物理属性。その魔力がスーパー戦車を完全に飲み込んで。
「返礼よ、受け取りなさい」
 リーヴァルディの合図で魔力が反応、大爆発を起こすのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

木元・祭莉
わーんこわんこ♪(るんたった)

えー、おいらどれが似合うかなぁー(もじもじ)。
よし!
やっぱ美青年としては、キレイめを狙ってみよー♪

やっぱ盛装といえば、コレでしょー!!
(あいこんさんしょう)
びゅりほーなおいらだぞー、そぉれこぉおーい♪
(不可思議な踊りを踊るさんふらわぁ着ぐるみ)

わー!(巻かれる)
磔のヒマワリ。美像だねー!(カッコつけ)

キャー!(振り回される)
めりごーめりごー、らうんどグルグルー!(歌うハンマー)

うぉーちょっと世界が回ってるかなー……
え、取ってこーいしたいの?
じゃあおいら逃げてみるから、追い付いてごらんなさーい?

わんこの元気は無尽蔵だね♪
追い付かれたと同時に、パンチ百連発で迎撃だー!




「e280a6e280a6e280a6e280a6」
 全然猟兵を捕まえることができなくて(あるいは脱出されて)、だいぶフラストレーションが溜まっている『スーパー戦車』は身震いするように暖気運転していた。
 次こそ捕まえる。
 そんな気迫に漲るスーパー戦車の前にしゅたっと降り立ったのは木元・祭莉(マイペースぶらざー・f16554)である。
「わーんこわんこ♪」
 なんだろう? なんか『るんたった』的に踊っている。狼としては何か感じるものがあったのだろうか?
 しかし、目の前に現れたのでスーパー戦車がロックオンです。マジックハンドを伸ばして祭莉を狙っている。
「えー、おいらどれが似合うかなぁー」
 なぜ、もじもじしているの。どうも祭莉の脳内でいろんな想像が繰り広げられているようで。
「よし! やっぱ美青年としては、キレイめを狙ってみよー♪」
 決まったみたいです。

 マジックハンドの捕縛行動をかいくぐるように回避して、その間に祭莉はお着替え。
「やっぱ盛装といえば、コレでしょー!!」
 いつものさんふらわぁ着ぐるみです。
「びゅりほーなおいらだぞー、そぉれこぉおーい♪」
 祭莉は 不可思議な踊りを 踊った。
「e381a4e3818be381bee38188e3819fe383bc」
 そんな祭莉に引き込まれてか、スーパー戦車が鎖を投擲。カウボーイよろしく祭莉をキャッチする。
「わー!」
 鎖に巻き取られてそのまま一本釣りされる祭莉。砲身に引き寄せられてそのまま砲身に巻き付けされて固定。
「磔のヒマワリ。美像だねー!」
 何故かカッコつけモードの祭莉である。
「e3828fe38293e3828fe38293e38081e3828fe383bce38184e299aae38080」
 捕まえて楽しくなったのか、スーパー戦車がぶんぶん砲身を振り回す。自分もその場で旋回しまくったりして、祭莉を振り回すスーパー戦車。
「キャー! めりごーめりごー、らうんどグルグルー!」
 悲鳴なのか余裕があるのかわからないが、とりあえず元気な祭莉。
 そんな祭莉でもやっぱり機械の全力は体に応えるらしい。
「うぉーちょっと世界が回ってるかなー……」
 回転速度も落ちてきたし、そろそろ脱出かなーと思ってたその瞬間。
「e3819de383bce3828c」
 ぽーん。
 祭莉が空へ投擲される。
「わわっ。わんこの元気は無尽蔵だね♪」
 空で上手いこと回転、しゅたっと着地するヒマワリ着ぐるみ。
 そこ目掛けてスーパー戦車が突進してくる!
「パンチ百連発で迎撃だー!」
 ヒマワリ着ぐるみのまま、おひさまのような輝ける白炎を纏った祭莉がパンチパンチパンチ! 【心の光芒を束ねて】によるパンチ百連発がスーパー戦車に直撃する。
「e38186e3828fe383bcefbc81efbc81」
 祭莉の攻撃に、空へきらーんと吹っ飛ばされるスーパー戦車。そして、どこかに墜落した音がした直後、大爆発が起こった。
「おー」
 どうやらスーパー戦車を倒したらしい。
 唐突な終わりだけれども、祭莉は満足したようにこの場を去るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年09月18日


挿絵イラスト