アポカリプス・ランページ⑫〜デンジャラス脱出バトル!?(作者 雷紋寺音弥
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●非道なる生体実験
「アポカリプスヘルでの戦いも、順調に進んでいるみたいだね。『侵蝕プログラム弾』を使えたおかげで、スーパー戦車も弱体化できたし、今なら攻めるチャンスかも!」
 ただし、それでもスーパー戦車が厄介な存在ということに変わりはない。そのため、戦闘力が大幅に低下している今の内に倒して欲しいと、日紫樹・蒼(呪われた受難体質・f22709)は猟兵達に告げた。
「えっと……スーパー戦車なんだけど、何故か切り札の『スーパー戦車砲』を使ってこないみたいなんだ。その代わり、僕達を捕まえるための『捕縛兵器』を発射して、こっちを生け捕りにしようと考えているみたい」
 無機質な鉄の塊でありながら、スーパー戦車にはどこか好奇心のようなものが感じられると蒼は警告した。こちらからの問いかけには奇妙な機械音でしか返さないが、どうやら言葉は通じているようだ。
「えっと……それで、スーパー戦車が使って来る『捕縛兵器』なんだけど……磔台みたいな本体から、機械のケーブルとか鉄の鞭が伸びたみたいな形をしているんだ」
 この捕縛兵器によって猟兵達を捕らえ、スーパー戦車は好奇心の赴くままに、生体実験をしようとしているらしい。ケーブルの先は注射器やテスター、あるいは手錠や電気を流す装置などになっており、ありとあらゆる方法で、猟兵の肉体を内からも外からも調べられる、あるいは改造して弄り倒せるようになっている。
「こ、こんな機械に捕まったら、何をされるか分からないよ! でも……敢えて捕まって、そこからビックリするような方法で抜けだして反撃すれば、相手の意表を突いて大ダメージを与えられるかもしれないけど……」
 それは即ち、敵のユーベルコードを敢えて受け、そこから脱出して反撃しろということである。当然、成功しようと失敗しようと碌な目に遭わないことは明白であり、おまけに敵の捕縛兵器の性能はかなり高いので、力任せに脱出する事は殆ど不可能だと考えて良い。
 逃げ出すタイミングを誤れば、全身に電流を流されたり、変な薬を注射されて身体を弄られたり……あるいは身体を内外から刺激されて、あんなことやこんなことまでされてしまったり、脳みそまでケーブルを突っ込まれて頭をくるくるパーにされてしまう可能性もある。
「こんなお願いするのは凄い申し訳ないんだけど……もし、危ないって思ったら、普通に戦うだけでも構わないと思うよ……うん」
 その際、苦戦は必至となるが、スーパー戦車は生体実験においても手加減などしてくれない。サンプルを大事にするという考えなどないので、脱出に失敗すれば、死ぬまで酷い目に遭わされて、ゴミのように捨てられる未来が待っている。
 どちらにしても、危険なことに変わりはない相手。くれぐれも気をつけて行って欲しいと、蒼は猟兵達を心配そうに見送った。


雷紋寺音弥
 このシナリオは戦争シナリオです。
 1章だけで完結する、特殊なシナリオとなります。

●スーパー戦車・エクスペリメントモード
 『フィールド・オブ・ナイン』の一体で、体高30mの自律思考型巨大戦車です。
 どうやら猟兵達に興味を持ち、捕縛兵器による捕獲と生体実験を考えているようですが……。
 捕縛兵器に敢えて捕まり、そこから驚くような方法で脱出して反撃することで、プレイングボーナスが得られます。
 捕縛兵器の性能はかなり高いので、力技以外での意表を突いた脱出方法を推奨します。
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第1章 ボス戦 『スーパー戦車・エクスペリメントモード』

POW ●ピースフル・キャプチャー
【邪悪な好奇心】を籠めた【捕縛兵器】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【行動自由度】のみを攻撃する。
SPD ●ホーミング・キャプチャー
【誘導式捕縛兵器】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ ●キャプチャー・フラッド
【捕縛兵器の発動】を合図に、予め仕掛けておいた複数の【キャプチャーマシン】で囲まれた内部に【大量捕縛兵器】を落とし、極大ダメージを与える。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


ルビウス・ヴァーミリオン
レクス・マグヌス(f07818)と参加
SPD
【心情】
本来であればレクス様に赴いて欲しくはないのですが……
主命ということであれば、黙示録の地獄であろうとお供しましょう

【戦い方】
わざとぞろっとしたメイド服を着用
「制圧射撃」「見切り」「視力」「地形の利用」「戦闘知識」を用いて、時間稼ぎとして回避を試みる
捕まったところで「恥ずかしさ耐性」を用いて自身の服を破り捨て、ネットの拘束を外し、脱出を試みる

脱出後には「オール・ワークス!」で戦闘用のメイド服に着替えて、レクスをサポートしつつ戦闘を行う
「そこ、隙ありです」
「それでは、お仕事を始めさせていただきます」


レクス・マグヌス
ルビウス・ヴァーミリオン(f28327)と参加
WIZ
【心情】
猟兵を捕縛してくるとは変わった連中だな
オブリビオン自体に変化が起きているとかだと恐ろしい話だ
「聞け!我が名はレクス・マグヌス!滅びし都の最後の王!」

ルヴィのお節介は、しかたないか

【脱出の策】
・捕縛攻撃に対してはわざと強い抵抗をせず、ある程度距離を取った場所で受けるようにする
・その時点から「高速詠唱」「力溜め」でユーベルコードの詠唱を開始
・実験が開始したらタイミングを計りつつ、「オーラ防御」「環境耐性」で耐える
・戦車の内部構造が見えたら長めの詠唱時間を取ったユーベルコードを叩き込む


「腹ががら空きだ。そう簡単に捕まると思わない方が良い」


●情け無用の超戦車
 猟兵を捕縛し、何やら危険な実験をせんと企むスーパー戦車。発する言葉こそ人のものではないが、危険な思想を持った機械に他ならない。
(「本来であればレクス様に赴いて欲しくはないのですが……」)
 自ら捕まり、そして逆転する。そんな無謀な作戦に主を向かわせることに、ルビウス・ヴァーミリオン(紅玉の射手・f28327)は少しばかりの罪悪感を抱いていた。
 だが、それでも主がやると言うのであれば、それに付き従うのがメイドの務め。現に、彼女の主であるレクス・マグヌス(嵐をもたらすもの・f07818)は、既にスーパー戦車の前に立って、堂々と名乗りを上げようとしていた。
「聞け! 我が名はレクス・マグヌス! 滅びし都の最後の……っ!?」
 だが、その名乗りは最後まで紡がせてはもらえず、スーパー戦車の用意していた大量の捕縛兵器がレクスへと襲い掛かって来た。
 巨大なアームがレクスの身体を掴み、磔台へ強引に拘束する。続けて放たれた無数のワイヤーは、その先端に針やドリル、そしてスタンショックを与える装置などを装備して、一斉にレクスへと殺到した。
「ぐっ……ぉぉぉぉっ!!」
 全身に闘気を張り巡らせ、レクスは電撃に耐えるべく歯を食いしばった。彼自身、電撃魔法を得意としてはいるが、この電圧はそれ以上。まともな生物なら一瞬で黒焦げになり、肉が弾け飛んで原型さえ留めないだろう。
「レクス様!? ……これ以上の狼藉、許すわけには参りません!」
 さすがに、このままではレクスが遠からず殺されてしまうと、見兼ねたルビウスが飛び出した。しかし、スーパー戦車が放って来たのは、予測不能な変態起動で飛び回る捕縛兵器。ゾロリとしたゴシック風のメイド服では、動きが制限されてあっという間に捕まってしまった。
(「よし……ここまでは、想定通りですわね」)
 予想よりも早く捕縛されてしまったが、これで敵は油断をしたはずだ。後は、ここから相手が驚くような、奇抜な方法で脱出すれば良い。
 果たして、全身を縛られた状態で、ルビウスはどうやって抜け出すのか。誰がどう見ても脱出など不可能に思われたが……なんと、彼女は身に纏ったメイド服が破れるのも構わずに、強引に磔台から身体を引きはがしたではないか!
 これには、さすがのスーパー戦車もびっくりだった。人間は、大なり小なり、裸を晒すことを良しとしない。そんなデータに基づいて判断すれば、今のルビウスの行動は、奇行以外の何物でもない。
「……それでは、お仕事を始めさせていただきます」
 瞬間、ルビウスは戦闘用のメイド服に着替えて、スーパー戦車に銃撃の雨を浴びせた。巨体と重装甲を誇るスーパー戦車に対して決定打こそ与えられないが、それでも怯ませるには十分であり。
「さて、そろそろ僕も本気を出そう。雷霆よ、大蛇のごとく荒れ……っ!?」
 ここに来て、先程から力を溜めていたレクスが、一気にそれを電撃に変えて放とうとした。しかし、それを逸早く察したスーパー戦車は、捕縛兵器のドリルや注射器でレクスのことを打ち据え、貫き、果ては謎の薬まで身体の中に注入して来た。
「くっ……な、なんだって……!?」
 全身を不純物が駆け巡る嫌な感触。スーパー戦車に大ダメージを与えるには、敵の攻撃に耐えるのではなく、脱出と攻撃をセットにするのが基本だ。
 それを忘れ、捕縛されたまま攻撃しようというのは、少しばかり見立てが甘かった。このまま、次の攻撃を食らったら後がない。仕方なく、主を守るためにルビウスは、銃の先をレクスが捕らえられている磔台へと向け。
「レクス様、今、お助けいたします」
 彼を捕縛しているワイヤーだけを、正確無比な射撃で破壊した。
「すまない、ルヴィ。さあ、今度こそ正真正銘の本番だ」
 改めて詠唱を行い、雷の大蛇をスーパー戦車へと叩きつけるレクス。ガラ空きのボディに攻撃を直撃させたものの、しかし彼の消耗も半端ではなく。
「ここは退きましょう、レクス様」
「ああ……どうやら、そうする他になさそうだね」
 ルビウスに肩を貸してもらう形で、なんとかスーパー戦車の攻撃範囲から離脱した。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

アナスタシア・ムスハルト
磔に拘束されて……うーん、確かに頑丈ねぇ

ところで調べるっていうのは……レンズの付いたケーブル?
確かカメラって機械ねぇ
まずは目で見る、ってこと?

脚を開かれてカメラを捻じ込まれるわぁ
でも想定されてるサイズは人間
ドワーフの、その中でも小柄な私の穴は狭すぎる
ピストン運動をガンガン叩き込まれて、力尽くで抉じ開けられる
道具以下の乱暴な扱いで気持ち良くなっちゃう
子宮の中まで入られて撮影されて、あちこちつつかれたり、色んな動物の精を注がれたり……

気持ち良かったけど、そろそろ脱出の時間かしら
「無尽の刀剣」、拘束する部品は鉄、私にとっては刀の材料ね
同じ材料だから、この戦車も斬れると思うわよ
ズバっと「切断」


陽環・柳火
「人体実験とか悪趣味だな。本人に悪気がなさそうなのが更に手に負えねえ」
それしか作戦がないなら仕方ねえ
「だが、俺はそんな実験なんかに屈したりはしねえ!」
早速フラグを立てる

「あまり使いたくはねえが……」
UCで肉体にダメージが入ったり系の攻撃は無力化して反撃の機会を窺う。ただ、あんなことやこんなことをされまるかも。どんなことかはお任せ
「ちょ、脱がすな馬鹿野郎!」
「待て、そんなの入る訳ないだろう! 体格差考えろ!」
そんなことされている間に、護符衣装を護符にバラして相手の所々に付着させ、火【属性攻撃】【爆撃】で機関部や捕縛ケーブルをぶっ飛ばし、あとは【全力魔法】の『烈火乱れ咲き』
「今までの礼だ!」


ルナ・ステラ
恐いけど小動物のような感じもして、放っておけない気がします…(本当に動物なら説得を試みたいのですが機械なので無理ですね)

意表を突くにはやはりUCですが…
不測の事態に備えて、予め魔力を込めておいたイング<生命力>のルーンカードを持っておきましょう。
最初は箒で逃げて、捕まる気がない振りをして脱出できるUCがあることを隠します。

―きゃっ!捕縛兵器です!
(ここまでは想定内ですが…)

ひゃあっ!色んなところ触らないでください!
あぅ…何か吸い付いてきました…
(魔力が!?それなら―)

魔力が枯渇したと思わせたタイミングでカードを使い、魔力を回復しUCを発動して脱出し反撃です!
変身することで相手に驚きも与えます!


●無邪気な邪悪
 猟兵を捕縛し、生体実験を行おうとするスーパー戦車。だが、それは彼の者が機械でありながら抱いている、純粋な好奇心の産物に他ならない。
「恐いけど小動物のような感じもして、放っておけない気がします……」
 どことなく仔犬のようだと、ルナ・ステラ(星と月の魔女っ子・f05304)は呟いた。もっとも、そんなことを言っていられるのも今の内。いざ、戦いが始まってしまえば、捕縛兵器によって何をされるか分かったものではないのだから。
「人体実験とか悪趣味だな。本人に悪気がなさそうなのが更に手に負えねえ」
 純粋だからこその危険性を理解しているのか、陽環・柳火(突撃爆砕火の玉キャット・f28629)は油断なく相手の出方を窺っている。その一方で、アナスタシア・ムスハルト(小さな大剣豪・f24499)は捕縛兵器がどのような実験をするのか、むしろ興味があるといった感じでいたのだが。
「ところで調べるっていうのは……レンズの付いたケーブル? 確かカメラって機械ねぇ。まずは目で見る、ってこと?」
 そんなことを言っていたら、気が付くと周囲を捕縛兵器で囲まれていた。慌てたルナが、咄嗟に箒で逃げようとするも、あまりに大量の捕縛兵器を投入され、全く間に合わずに捕まってしまった。
「きゃぁっ! つ、捕まってしまいました!」
 ちなみに、ここまでは想定内。同じくアナスタシアも捕まってしまったようで、二人は仲良く磔に。
「うげっ!? なんか、ドリルとか注射器とかもあるぞ! 冗談じゃねぇ……」
 ワイヤーの先に見える危険な道具。それらを見た柳火は、捕まる前にとメダルを取り出し、自分に張る。本来であれば、これを使うと無駄に不利になる可能性もあったが、物理的なダメージを他の物に代えるためなら仕方がない。
「あまり使いたくはねえが……」
 背に腹は代えられないとばかりに、柳火は渋々メダルの力を発動させた。次の瞬間、彼女の身体を捕縛兵器がしっかりと捕まえ、同じく磔台へと拘束してしまったのであった。

●イケない好奇心
 開幕早々に捕まってしまった三人。そんな彼女達へスーパー戦車が行ったのは、色々な意味で危険な拷問だった。
「ひぐっ! んぐっ! あぁぁぁ……!!」
 脚を強引に開かれた状態で、全身の穴という穴にカメラをねじ込まれるアナスタシア。スーパー戦車は、主に彼女の中を撮影しようとしているようだが、その度にワイヤーが激しく動き回り、痛みと快楽を同時に与えて来る。
「ひゃあっ! 色んなところ触らないでください! あぅ……何か吸い付いて……ひゃぁぁぁんっ!!」
 一方、ルナは先端が吸盤と化したワイヤーによって、あちこち張り付かれ、体内の魔力を吸い出されていた。
「ちょ、脱がすな馬鹿野郎!」
 そして、お約束の如く衣服を破られ、恥ずかしい格好にされてしまう柳火。もっとも、スーパー戦車に悪気などない。ただ、調査のために邪魔な衣服を、異物としてはぎ取っただけなのだろう。
「はぐぅっ! んくっ……こ、これ、凄……んふぅぅぅっ!!」
 ついに、アナスタシアの口の中までカメラが侵入し、更に乱暴に動き回り始めた。このままでは、彼女の身体が壊されてしまう。そして、それは全身を吸盤で吸われているルナも同じであり。
「ひっ……! そ、そこは胸の……はぁん! だめぇ!!」
 一番敏感な部分を刺激され、一気に魔力を吸い出されてしまう。
「くそっ! このままじゃ、マジで洒落にならね……って、待て! そんなの入る訳ないだろう! 体格差考えろ!」
 目の前で回転するドリル状の物体。それが股間を狙っていることを悟り、柳火が本気で冷や汗をかいた。
「あ、馬鹿! そっちは入れる穴じゃねぇ! やめろぉぉぉっ!」
 しかも、恐ろしいことにドリルは彼女の尻目掛けて迫って来たではないか!
 このままでは、本当に望まぬ開発をされてしまう。さすがに、それは御免被りたかったので、柳火はバラバラにされたはずの衣装を捕縛ケーブルに付着させ。
「吹っ飛びやがれってんだよ!」
 惜しげもなく盛大に爆破である。元より、彼女の衣服は護符だ。つまり、破られたように見せかけて、広範囲を爆破するための準備を整えていたのである。
「ふぅ……間一髪」
 残った護符をかき集め、再び衣服に直す柳火。額の汗を拭って溜息を吐けば、どうやら他の二人も、それぞれ脱出しようとしているようで。
「ティンクルティンクル☆ お星様お月様わたしに力を! マジカルドレスアップ☆」
 少しばかり恥ずかしい変身呪文を唱えれば、ルナの衣装が煌びやかなドレスにパワーアップ! しかも、このドレスはピンチから脱出させる力があるため、当然のことながら磔台からは問答無用で脱出だ。
「もう許しませんよ! これを受けてください!」
 輝く月や星々が、スーパー戦車に殺到して行く。魔力を吸い出されたはずのルナの、どこにこのような力が残されていたのか。分析結果を信じられず狼狽するスーパー戦車だったが……変身の際、こっそりカードで魔力を回復していたのは、敵には教えない秘密であり。
「さて、そろそろ脱出の時間かしら? 魔法だとお手軽に作れちゃうから、あんまり好きじゃないのよねぇ」
 最後はアナスタシアが、自分を縛るワイヤーと磔台を、それぞれ刀に変換して一斉投擲!
 彼女の魔法は、無機物を刀に代えて操るというもの。故に、捕縛兵器は彼女にとって、単なる武器の材料でしかない。
 意表を突いた、数々の攻撃。データにない猟兵達の動きには、スーパー戦車もなすすべなく翻弄される他になかったようだ。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

尖晶・十紀
興味を持たれるとしたら多分この血、挑発するかのように焼却させ投擲して引きつけたら、即座に逃走姿勢へ、ダッシュで右から左へとステップ、攪乱させる
頃合いを見てわざと転ぶパフォーマンス、捕まえてくれたらこっちのもの

後は血がしっかり相手に付着するまで耐えるだけ
大丈夫、この程度なんてことないと激痛耐性も合わせ自分を鼓舞し続ける

機が来たら付着した血を媒介に呪詛を
与える呪いはひとつ「捕まえた獲物に逃げられる」というもの
脱出したら反撃へ、もう既に下準備は相手自らやってくれた
十紀がやるのはUCで燃やし尽くす無差別攻撃を与えるだけ

だめだようかつに手を出したら…触れるとヤバい生き物だっているんだから。


●好奇心は戦車を殺す?
 猟兵は、その種族も性質も、出身世界によって様々だ。大半の世界に人間はいるが、それでも不思議な力を持った者も数多い。
 そんな猟兵達の肉体に、スーパー戦車は魅せられたのだろうか。ならば、それを利用してやろうと、尖晶・十紀(クリムゾン・ファイアリービート・f24470)は自らの身体を切って見せた。
 瞬間、溢れ出るはずの血は、空気に触れてすぐさま紅蓮の炎となり発火する。そう、彼女の中に流れている血は、同時に全てを焼き尽くすマグマに早変わりするのだ。
 そんな生物など、見たこともない。そう、スーパー戦車は判断したのだろう。不気味な機械音を発しながら十紀に迫って来るが、十紀はそれを右へ左へ、挑発するように動き回り翻弄する。
「ほら、こっちだ……あぁっ!?」
 だが、ある程度まで引き付けたところで、十紀は盛大に転んでしまった。すかさず飛来する巨大な磔台。瞬く間にワイヤーによって絡め捕られ、十紀は絶体絶命の大ピンチに!
 スーパー戦車は十紀の血に興味を持っている。故に、ワイヤーの先には様々な刃物が装着され、彼女の身体を情け容赦なく切り刻む。
「……っ! 大丈夫……この程度、なんてことない……」
 苦痛に耐える十紀だったが、全身を斬られる不快感は如何ともし難い。それは、まさしく拷問と呼ぶに相応しい行い。一気に殺しては都合が悪いのか、スーパー戦車は彼女の身体にほんの浅く刃物を入れるだけで、決して致命傷を与えようとはしないのだ。
 気が付けば、磔台もワイヤーも、全てが血塗れになっていた。当然、十紀もまた血に染まり、もはや元の衣服の色さえ分からない。
 だが、それこそが、十紀の張り巡らせた罠でもあった。敵が返り血を浴びている今こそ、その血を媒体に呪詛を広げる絶好の機会。呪いの言葉を呟けば、それは言霊となって具現化し、彼女の身体が磔台からスルリと抜ける。
「……残念だったね。そして……下準備は既に整ったよ」
 全身に刻まれた傷から噴き出す血液。それらが十紀の意思により、燃え盛る火炎へと変わって行く。慌ててワイヤーを引っ込めるスーパー戦車だったが、火の手はデータにない程に早く、あっという間に鋼の巨体を飲み込んだ。
「だめだよ、うかつに手を出したら……。触れるとヤバい生き物だっているんだから」
 好奇心は猫だけでなく、時に無機質な戦車をも壊すもの。そう告げる十紀の言葉に、しかしスーパー戦車は何も返せず、ただ困惑したまま焼かれていった。
大成功 🔵🔵🔵

フレミア・レイブラッド
【創造支配の紅い霧】を発動。
周囲一帯を霧で包み、霧を敵の機械の身体の隙間から浸透させて敵のレーダーや感覚器を『支配』。
更に霧で身を隠し、実体を持ち、幾つか「仕掛け」を仕込んだ自身の分身を『創造』して入れ替わり、本体代わりに敵に拘束。

どんな実験や攻撃を受けてボロボロになっても、死んだと思って投げ捨てた直後に不死身のゾンビの様に起き上がり、肉体的にはボロボロに見える状態のまま罵倒や挑発をしながら魔槍や魔術で攻撃を仕掛ける、といった事を繰り返し、敵を精神的に(?)追い詰めて攻撃。

敵が訳も分からずパニック状態になってる隙を突いて敵の中枢部に全力の一撃【限界突破、力溜め、怪力、早業、串刺し】を叩き込むわ


●不滅の紅霧
 己の好奇心を満たすため、猟兵達を捕縛せんとしたスーパー戦車。
 だが、結果としてそれは裏目に出てしまい、気が付けば鋼の巨体は酷く焼かれて黒焦げだった。
 さすがに、これ以上は限界と判断したのか、逃げ出そうとするスーパー戦車。だが、突如としてその行く手を紅い霧が包み込み、辺りをすっかり覆ってしまった。
(「さて……これで後は、成り行きを見守っているだけ……」)
 霧の奥で、フレミア・レイブラッド(幼艶で気まぐれな吸血姫・f14467)がほくそ笑む。既に、この領域は彼女が全て支配している。それこそ、小石の一片から、果てはスーパー戦車の内部メカまで、全てフレミアの支配下にある。
 そして、そんなことなど露知らぬスーパー戦車の前に現れたのは……果たして、同じ顔と体型をした、複数のフレミアに他ならなかった。
 いったい、これはどういうことか。コンピュータのエラーではないと判断し、スーパー戦車はフレミアを捕らえてみたものの、どうにも反応が薄く気味が悪い。
 ならば、ここは徹底的に調べてやろうと、スーパー戦車はフレミア達を好き放題に弄り始めた。ある者は身体を刃で滅多切りにし、また別の者には様々な毒を注入し……他にも、電撃や炎、あるいは性的な拷問まで、ありとあらゆる種類の実験を試みたが、しかし誰一人として顔色一つ変えようとはせず。
「うふふ……どうしたのかしら?」
「可愛い仔犬ちゃんね。それでおしまい?」
 どれだけボロボロにされようと、フレミア達は笑ってスーパー戦車を挑発するだけだ。彼女達は本物のフレミアが作り出した幻影なのだから、いくら実験されようと、何の影響もないのである。
(「さて、そろそろ潮時ね。敵のコンピュータは、もう焼き切れている頃かしら?」)
 幻影の後ろで、フレミアはそっと魔槍を構えた。今まで、幻影達が攻撃されている間、何もしていなかったわけではない。彼女はその間、延々と魔力を槍に込め続け、そして今、それを解き放つ時が来た。
「これで終わりよ! 鉄屑になりなさい!!」
 投げつけられた魔槍が、吸い込まれるようにしてスーパー戦車の砲身の中へと飛び込んで行く。それは内部を容赦なく貫き、そして最後は動力部へと直撃し。
「……ッ!?」
 断末魔の悲鳴さえあげられぬまま、スーパー戦車は木っ端微塵に弾け飛んだ。
 機械の身でありながら、人の底力を調べんとした邪悪な存在。それは己が追い求めた猟兵達の力によって、完膚なきまでに粉砕されたのであった。
大成功 🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2021年09月17日
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴