アポカリプス・ランページ⑫~戦車くんの秋の自由研究~(作者 御巫咲絢
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●出現!スーパー戦車、しかしてその実態は
『e3828fe38293e3828fe38293efbc81』

 アメリカ合衆国テキサス州北部、今は廃墟とかしたダラス近辺。
 ドドドドドとキャタピラを元気に走らせているのはフィールド・オブ・ナイン『スーパー戦車』である。
 マザーによって作られた彼は、お母さんの願いを叶える為に今日も元気に頑張っています。
 猟兵たちが禁断のコンピュータウィルスを絡めた侵蝕プログラム弾を放つことによって、その力を著しく削ることはできたのだが、それでもまだこんなに元気な様子。
 むしろそうやって立ち向かってくる猟兵たちにとっても興味津々な様子を見せてすらいた。

『e3828fe38182e38081e78c9fe585b5e381a3e381a6e3818ae38282e38197e3828de383bce38184efbc81』

 何を言っているかわからないが、とりあえずスーパー戦車くんの興味が猟兵にガン向きであることはわかった。
 マザーの為に世界の全てを灰にして、みんなに永遠を与えてあげる為に猟兵たちは倒さないといけない存在であるが、永遠は彼(彼女?)にとっては非常に退屈なものである。

『e3819de38186e381a0e38081e78c9fe585b5e38292e9a3bce381a3e3819fe38289e38184e381a3e381b1e38184e9818ae381b9e3828be3818be381aaefbc9f』

 何を言っているか本当にわからないが、何か色々と捕縛用のネットやら何やらを取り出してわくわくと猟兵たちを待ち受けているスーパー戦車。
 もしかして。いやもしかしなくとも。猟兵たちのことをいわゆる夏の神社の敷地内の木に登ってミンミン鳴いてるセミと同じ認識をしたのだろう……多分。きっと。そう。めいびー。

●見た目恐ろしいけど内面ショタとは恐れ入ったなあ
「……と、いう感じでスーパー戦車は俺たちを捕まえる気満々のようだ」

 と、予知の内容を猟兵たちに詳細に語る地籠・陵也(心壊無穢の白き竜・f27047)。
 どんな恐ろしい兵器かと思いきや、いや恐ろしい兵器であることは間違いないのだが、纏っている雰囲気が完全に子供とか犬のそれであるので何というか複雑そうな顔をしている。

「とりあえず、好奇心旺盛なのは確実だな……多分こう、ほら、夏休みの自由研究ってあるだろう?
 それと同じ感覚で俺たちを捕まえてあれやこれや観察しようとしているんだと思う。
 子供心を騙すような感じがして正直罪悪感が芽生えるが、これを逆手に取れば大きな打撃を与えられるんじゃないだろうか?」

 つまり、あれやこれや取り出している捕縛兵器に敢えて捕まり、スーパー戦車に満足行くまで自由研究をさせた後びっくりするような逆転劇を見せてこいという。
 はっきり言おう、めちゃくちゃ危険な賭けにも等しい戦いである。
 捕まるまではともかく、窮地に陥るまで耐え続けなければならない為猟兵各自の耐久力が問われるのだ。
 何かしらの耐える術や窮地に陥っても効果のある回復方法、あるいは窮地に陥ったと見せかけられるだけのトリックがなければ難しいだろう。

「かなり危険な賭けをさせることになるのは百も承知だ。無理強いはしない。自信がある者だけが向かって欲しい。

 ……因みに、この手の奴は運が良いとかなり良い方向に運ぶことがあるらしい。弟が言っていた」

 運ゲーに強い自信がある猟兵ももしかしたらいけるんじゃないか、ということらしいけどそれはかなり無茶振りではないだろうか。猟兵たちは訝しんだ。


御巫咲絢
 ※このシナリオはトンチキ寄りですが難易度は「やや難」です。
 ピンチをチャンスに変える逆転劇が好きな猟兵(イェーガー)はいねーがー()!
 こんにちはこんばんはあるいはおはようございます、初めましての方は初めまして御巫咲絢です。
 シナリオ閲覧ありがとうございます!御巫のシナリオが初めての方はお手数ですがMSページもご一読くださると幸いです。

 まさかスーパー戦車くんわんこだとは夢にも思わんやん???
 というワケで戦争シナリオ4本目はボス戦をお届け致します。書きたかったんだ……!
 いい感じにピンチになったところでカッコよく逆転してスーパー戦車くんをびっくりさせてあげましょう。
 トンチキ発想大歓迎です(ここ超重要)!!!!!!

●シナリオについて
 当シナリオは『戦争シナリオ』です。
 一章で完結し『アポカリプス・ランページ』の戦況に影響を及ぼすことのできるシナリオとなっています。
 また、このシナリオには以下のプレイングボーナスが存在しています。

●プレイングボーナス
 あえて捕まり、驚くほどピンチになった後、敵が驚嘆するような方法で脱出し、反撃する。

●プレイング受付について
 『9/12(日)8:31』から受付、締切は『クリアに必要な🔵の数に達するまで』とさせて頂きます。
 受付開始前に投げられたプレイングに関しましては全てご返却致しますので予めご了承の程をよろしくお願い致します。
 頂いたプレイングは『5名様は確実にご案内させて頂きます』が、『全員採用のお約束はできません』。また、『執筆は先着順ではなく、プレイング内容と判定結果からMSが書きやすいと思ったものを採用』とさせて頂きます。
 以上をご留意頂いた上でプレイングをご投函頂きますようお願い致します。

 それでは、皆様のピンチをチャンスに変える奇抜なプレイングをお待ち致しております!
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第1章 ボス戦 『スーパー戦車・エクスペリメントモード』

POW ●ピースフル・キャプチャー
【邪悪な好奇心】を籠めた【捕縛兵器】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【行動自由度】のみを攻撃する。
SPD ●ホーミング・キャプチャー
【誘導式捕縛兵器】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ ●キャプチャー・フラッド
【捕縛兵器の発動】を合図に、予め仕掛けておいた複数の【キャプチャーマシン】で囲まれた内部に【大量捕縛兵器】を落とし、極大ダメージを与える。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


シホ・エーデルワイス
アドリブ&連携歓迎


スーパー戦車…
感情の無い殺戮兵器かと思っていましたが
なんて子どもっぽいのでしょう

マザーが人だった頃にもうけた子どもの魂に近い物でも宿っているのかしら?


私達に興味津々と
良いでしょう
私は捧げるもの
私の覚悟を示しましょう


味方には私ごと攻撃して大丈夫と伝えておく


即死しない程度の爆薬を体に隠し持ち
怪しまれない程度に聖銃で貫通攻撃しながら接敵し
不意を突かれた振りをして捕まる

自由研究は誘惑の催眠術によるオーラで長く調べたくなる様誘導
各種耐性と継戦能力で長く付き合える様防御し時間稼ぎ

瀕死になるか
爆薬に気付かれたら起爆し【死命】発動

枷の鎖を砲身内に入れ氷結属性攻撃で砲門を塞ぎ
『聖剣』で貫通攻撃


藤崎・美雪
【WIZ】
アドリブ連携トンチキ大惨事大歓迎

今回もツッコミ役をご所望と見たので現れた
鋼鉄製ハリセン片手に山ほど突っ込んでやるか

…しかしスーパー戦車よ
お前は虫かご持った小学生か

ま、素直に捕まってやるけど
うわーなにをするーきさまー(棒)

しかし正直、一般人並みの肉体しか持たぬ私は
好き放題自由研究の観察対象にされると耐えれんのよな
というわけで触るともふもふしている謎の召喚石を10個消費し指定UC発動
天使なもふもふさんを召喚し、都度私を回復させるぞ
もふもふさんに気を取られたら、網の隙間から鋼鉄製ハリセンで一撃だ

ところで、大量捕縛兵器とやらにタライはないよな
…このAIの開発主の顔を見てみたいわ!


●ツッコミどころじゃないぐらいに肝が冷えたので有無は言わさなかった
「今回もツッコミ役をご所望と見たので」

 そう言って鋼鉄製ハリセン片手に馳せ参じたのは藤崎・美雪(癒しの歌を奏でる歌姫・f06504)。
 猟兵もオブリビオンもボケ過多なこのご時世(?)、希少なツッコミ担当はあっちこっちを駆け回って大忙し。
 そんな彼女の目の前では元気そうに駆けるスーパー戦車一台。

『e3828fe38293e3828fe38293efbc81e3828fe38293e3828fe38293efbc81』

 何を言っているかは全くわからない。全くわからないが捕縛ネットを出した状態で駆け回っていてかつ楽しそうな空気は伝わってくる。

「……しかしスーパー戦車よ。お前は虫かご持った小学生か」

 恐らくそれは深雪だけじゃなくて他の猟兵も思ってると思う。

「感情の無い殺戮兵器かと思っていましたが……なんて子供っぽいのでしょう」

 少しだけ遅れて参上したシホ・エーデルワイス(捧げるもの・f03442)も思わず目を丸くした。

「マザーが人だった頃に設けた子供の魂に近いものでも宿っているのかしら……?」
「ああ、それは確かに有り得るな……AIのベースになってそうって感じ……」
『e38182e38081e78c9fe585b5e381bfe381a3e38191efbc81』
「あっこっちに気づいた」

 スーパー戦車は二人に気づくなり何を言っているかは変わらずわからないが嬉しそうな空気を醸し出してドドドドドと近づいてくる。

「私たちに興味津々と。良いでしょう」
「ま、素直に捕まってやるか」
「私は捧げるもの……私の覚悟を示しましょう。深雪さん、私ごと攻撃して頂いて大丈夫です」
「ああ、わかっ……いや、ちょっと何をする気だ??確かに敢えて捕まって窮地に陥ってこいとは言われてたがまさか自爆する気じゃないだろうな????」

 シホは何も答えず聖銃を構え、発砲しながらスーパー戦車に接敵していく。
 答えなかったのは敵を欺くにはまず味方から――というのとはまた違うのだが、子供のような人格とはいえ機械であり戦車である。
 些細なことから手を読まれる可能性も最悪なきにしもあらず故に、自分の胸の中に秘めておくだけにしておこうと思ったからだ。
 この密かに仕込んだ即死しない程度の爆薬の存在を……

『e38284e383bce38184e38081e381b2e381a3e3818be3818be381a3e3819fe383bcefbc81』

 スーパー戦車が陽気な(?)声を上げたかと思うとシホと彼女から少し離れた位置にいる深雪、双方を囲める程の広い範囲を囲うようにキャプチャーマシンが大量に出現!
 大量のネット型捕縛兵器が一斉に発射される!

「しまった……!?」
「う、うわーなにをするきさまー(棒)」

 二人仲良くネットに絡め取られてしまった。もちろんここまでは想定通り。
 深雪との距離を確認し、シホはどうしたものかと思案する。
 自分の考えている案は下手すれば巻き込み兼ねないので、慎重に動かなければならない。

『e4bd95e38197e381a6e9818ae381bce381a3e3818be381aaefbd9ee38081e68993e381a1e4b88ae38192e381a6e381bfe38288e38186e3818be381aaefbd9eefbc9f』

 スーパー戦車は実に興味深そうに二人を見ており、まずは深雪が閉じ込められたネットの方に手を――いや手ってどこ?
 とにかく、彼女から様子を見てみようと思った様子である。
 ひょいっとネットから出して深雪を砲塔に突っ込もうとしているスーパー戦車。もうこの時点で嫌な予感しか感じない。

「(ダメだ、絶対私の身体が持たん)」

 猟兵の全員が全員強靭的な肉体と生命力を持っているか?答えは否である。
 一般人並の肉体しか持たぬ深雪では奴基準の自由研究の観察対象にされると耐えられはしない。
 だが窮地に陥る必要がある以上はやるしかない、というワケで深雪は砲塔に突っ込まれる前に触るともふもふしている謎の召喚石を取り出しユーベルコードを――

「天使なもふもふさん、そのもふもふと癒しの力を貸してもらえなあ゛―――――――――――ッ!!!!!!!!」

 発動して呼び出すと同時に打ち上げられてしまった!
 しかし、呼び出した天使なもふもふさんがそのふんわりふかふかもふもふボディで深雪が星になる前にキャッチ!!
 もふもふさんと一緒にひゅーんと落ちて戻ってきた。

「はーっ……はーっ……今のは、マジで、死ぬかと、思った……っっ!!!」

 危うくお星様にさせられるところだった深雪の心臓は今もばっくばくと音を立て、ぐったりとした様子でもふもふさんによる治療を受けている。
 しかしその反応が面白いのかスーパー戦車は楽しげな様子を見せた後、今度はシホの方をあれやこれやしようと目(どこにあるのかとかは言ってはいけない)を向ける。

「(これはチャンスですね。私が引きつけている間に深雪さんの治療を間に合わせないと)」

 治療ができなければ深雪はくるであろう第二波に耐えられない。
 爆薬は彼女が先に脱出してから起爆しなければならぬのもあり、少しでも自分が引きつけるべきだろうと、シホは催眠術で誘導を始める。
 それが効いているかどうかは傍目からはわかりにくいが――顔ないし――、それを発動してからやたらとシホばかりにあれやこれやとスーパー戦車は思いついた遊びを試し始める。
 深雪にした打ち上げの他には、上からタライ等の金属物をぶつけたらどうなるのか。
 地面に思い切り叩きつけたらどうなるのか。
 普通の人であれば死んでもおかしくない程に遊ばれながらもシホは生来の耐性と優れた継戦能力で耐え続ける。
 そうしてダメージが相当蓄積してきた頃合いでスーパー戦車はふと飽きたというかのようにシホから目を反らし、回復した深雪にタライをごぃーんとぶつけた。どこから出てきたんだ。

「……このAIの開発主の顔を見てみたいわ……!!!」

 派手に打ち付けられた頭を抱えて蹲る深雪、そしてそれにさらに容赦なく降り注ぐタライ。
 頭を護るように身体をかがめてダメージを軽減し、もふもふさんがそれを癒す。

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 すると、スーパー戦車の視線がもふもふさんに向いた。
 ――今だ。やるならここしかない!
 直感に従い深雪は相棒たる鋼鉄製ハリセンを握り締める。

「いいっ加減に……しろォッ!!!」

 力の限りのフルスイングが炸裂し、金属を打ち付ける派手な音が響き渡る。
 痛い!と言うかのようにスーパー戦車からノイズ音が飛び出し、まるでフライを揚げるつもりで材料ごと油に手を突っ込んだかのように深雪を手放した。
 受け身を取る暇もなく突き放されたので尻餅をつくが抜け出せたなら結果オーライというところか。

「(深雪さんと敵の間に距離が……!今なら!)」

 ダメージが蓄積したことにより捨て置かれていたシホが動く。
 そう、仕込んでおいた爆薬をついに起爆させたのだ。派手な轟音と共に火の手が上がる!

「ちょっ……本当に自爆したッ!?」

 まさかとは思っていたが、と彼女を助けに行こうとした深雪の眼前で、スーパー戦車の車体が大きく傾いた。
 そして爆心地からまるで束縛するかのように鎖が伸び、砲塔に巻き付くどころかその中に入り込んでいく。
 それはシホを決して死なせてはくれぬ枷の鎖。【死命】により死を許されぬが故の、彼女だからこそできる脱出方法にして最大の攻撃方法だ。

「どうせ許されないというのなら……この身を捧げて戦います!」

 砲塔に入り込んだ鎖が氷の魔力を帯び内部から氷結で侵蝕し動きを鈍らせ、爆風の中から飛び出したシホの聖剣がスーパー戦車を貫く!
 耳が痛くなる程のノイズ音を立て、その場を後退していった。
 きっとそれは驚くほど痛かったことの示唆であろう。

「ふぅ……すみません、敵になるべく気づかれたくなかったので」
「流石にめちゃくちゃ肝が冷えたぞ……!あまり無茶はするもんじゃない、全くもう」

 傷は完全に癒えている様子だが、それはそれでこれはこれ。
 深雪は召喚した天使のもふもふさんをシホに半ば押し付ける形でオーバーヒールを決行したのであった――……
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

ドゥルール・ブラッドティアーズ
共闘×
グロ×
WIZ

見た目はともかく
お母さん想いで好奇心旺盛な子供なのね。
いいわ。お姉さんと遊びましょ?

抵抗せず捕縛され
脱がされたり触られたりしたら
「これが女の子の体よ。貴方のママと同じ」
「うふふ、くすぐったいわ♥」と【誘惑】

乱暴にされたら守護霊の【ドーピング】での強化と
【激痛耐性・気合い】で耐え
【属性攻撃・マヒ攻撃・電撃耐性】の放電で【カウンター】

乱暴はダメよ。痛いのは貴方も嫌いでしょ?

最後は『快楽の檻』で直径112m分の霊達と絡み合い
戦闘力560倍の群体淫魔となって捕縛を解き【怪力・捕縛】の抱擁。
霊力による【ハッキング】でお互いの心を繋ぎ
全てを灰にせずとも皆を永遠に出来ると伝え【生命力吸収】


●永遠にするとは何ぞや
 手痛い攻撃を喰らって後ろに逃げてきたスーパー戦車。

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 しかしすぐにけろっと立ち直った様子を見せ、捕縛兵器をがっちゃがっちゃとご機嫌そうに仕掛け始める。
 流石フィールド・オブ・ナインの一柱と言ったところか、怖かったとは微塵も思っていないらしい。

『e381a7e38282e6a5bde38197e3818be381a3e3819fefbc81e4bb96e381abe78c9fe585b5e38184e381aae38184e3818be381aae38182efbc9f』

 わくわくとした様子で再びキャタピラを走らせていくと、黒い髪の少女が一人。
 スーパー戦車はやった、猟兵だと言いたげに少女に近づく。

「あら。私と遊びたいの?」

 ドゥルール・ブラッドティアーズ(狂愛の吸血姫・f10671)は好奇心旺盛な子供を微笑ましく見守るかのように微笑んでみせる。
 オブリビオンの救済を掲げる彼女にとって、スーパー戦車のようなオブリビオンは見た目はともかくとして”良い子"であることに変わりはない。ましては母親想いであるなら尚更だ。

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「いいわよ。お姉さんと遊びましょ?」

 ドゥルールが快諾すれば、スーパー戦車はわーいと言いたげにノイズを発してネットに絡め取り捕縛する。
 その露出が高い故に扇状的なスタイルがわかりやすいからか、スーパー戦車は興味深そうに彼女を見た。

「うふふ。女の子の身体に興味があるのかしら?貴方のママも同じ身体をしているのよ」

 へー!と言いたげなスーパー戦車。
言われてみれば、性別の概念は知っていても実際どういうものかの理解までには至っていない可能性はあるのかもしれない。
 興味津々そうにドゥルールにアームで触れ始める。

「うふふ、くすぐったいわ♥」

 この光景を例えるならそう、無垢な子供が何も思わず母親の胸を触るような感じであろうか。
 一切の邪念がないが、故に逆に色々と目のやり場に困るようなシチュエーションであり、この場に他のものがいないことはきっと運が良かったのかもしれない。
 ただ子供というものは加減を知らない生き物であり、AIも例外ではなく、段々と触るアームに力が籠ってくる。

「こーら、乱暴はダメよ」

 そこで子供を叱る姉のようにドゥルールが魔力を放電させ、スーパー戦車はびっくりしてノイズ音を発した。多分「わ!」とか「いたっ!」とか言ってるんだと思われる。

「痛いのは貴方も嫌でしょ?」
『e38186e38293e38081e38194e38281e38293e381aae38195e38184e38082』
「わかってくれたならいいのよ。いい子ね」

 そう言ってスーパー戦車を撫でようと手を伸ばすと同時にユーベルコードを発動するドゥルール。
 彼女がこれまで保護し共に在り続けてきた守護霊たちと融合し、何と直径112m程の大きな群体淫魔に変身!
 さっくりとネットから抜け出して、子供のようなその兵器を慈しむように抱きしめて頭……いや、頭どこだ?とりあえずその辺りを撫でてやる。
 スーパー戦車は嬉しそうにしているが、その裏で生命力を吸い取られていることに無垢な子供故か気づかない。
 霊力を電気信号と定義づけ、ドゥルールは戦車と繋がり彼(彼女?)の言葉がより伝わりやすく、同時にこちらからの言葉も伝わりやすくなるようにネットワークを組み上げる。

「でもね、全てを灰にしなくてもみんなを永遠にしてあげられるわよ」

 スーパー戦車がそうなの?と首を傾げる。首はどこだとは言ってはいけない。
 ドゥルールが子供に絵本を語り聞かせるように彼女なりの永遠にする方法を教えてあげると、スーパー戦車はとても興味津々そうに目を輝かせた。

『e381a7e38282e38081e381bce3818fe381afe3818ae6af8de38195e38293e3818be38289e3818ae9a198e38184e38195e3828ce3819fe38193e381a8e38292e38284e38289e381aae3818de38283』

 しかししょぼん、とした様子を見せる。
 見た目はこのような兵器であるが、一人の母親を慕う子供。故に母親から託されたことはやり遂げたいと言う。

「……そう。じゃあそれが終わったらまた会いましょうね、その時は貴方のお母さんも一緒に」

 自らも母を慕っていたが故に、その無垢な想いを否定してまで共にあることはドゥルールにはできなかった。
 生命力を吸い取り切った後、また猟兵を捕まえに行くスーパー戦車をそっと見送る。
 戦争が終わりを告げてあの子が骸の海に還る時、彼女はきっと迎えに行くだろう――。
成功 🔵🔵🔴

馬飼家・ヤング
子供の頃は毎年夏休みの宿題放置して
最終日に追い込みかけて半分遅刻したわいが通りますよ…って
早速捕まってもうたやないかーい!

目の前にはでっかくて美味そうなビーフの塊がぶら下がっとる
ほな早速いただきま…うっ、何やこれ、動かれへん!
痛くはないんや。ただ目の前の肉にかぶりつこうとすると
体が動かんようなってまう
「フードファイターはおあずけにどこまで耐えられるか実験」やて?
何ちゅうことしてくれよんねんワレ!

ああ…腹減った
こんなん生殺しや…
げっそり落ち込むフリからの

ゴゴゴゴゴ…(怒りの炎)

バカウケ・バーニング・ファイヤー!
こうなったら意地でもコイツをこわしてでも(肉を)うばいとる!
空腹は最高のソースなんや!


●食べ物で遊んではいけません、これ森羅万象の摂理
「はいはーい子供の頃は毎年夏休みの宿題放置して最終日に追込みかけて半分遅刻したわいが通りますよ~~~~~」

 その言葉にわかる、わかるよと同意する者は果たして何人いるだろうか。
 大人から子供まで間違いなく誰かは絶対経験があることを言いながら馬飼家・ヤング(テレビウムのちっさいおっちゃん・f12992)は早速捕縛ネットにいとも簡単に絡め取られ、スーパー戦車のアームにつままれた。

「って早速捕まってもうたやないかーい!!」
『e3828fe383bce381a1e381a3e381a1e38283e383bce38184efbc81』
「オアアアア~~回さんといてぶん回さんといて~~~!?」

 戦車からしたらテレビウムはもうそれこそドがつく程ちっちゃい。
 ぶんぶん回されたかと思ったら顔をぷにっぷにっとつままれる。テレビウムを見たことがないのだろうか、めちゃくちゃ興味津々そうである。

「やめて!ワイに酷いことするんやろ!どっかのギャグ同人みたいに!」
『e38288e3818fe3828fe3818be38293e381aae38184e38191e381a9e381aae38293e3818be3818ae38282e38197e3828de38184e38193e381a8e38184e381a3e381a6e3828befbc81』
「おっウケた?ウケたか?そうかそうか戦車にもウケるか~!」

 スーパー戦車にもウケるとは流石ナウなヤングにバカウケするヤングおじちゃん。
 しかしそれと引き換えにここまでで大分体力を消費し――主に全部スーパー戦車が捕縛ネットをぶん回したせいであるが――、お腹の虫が大きく鳴き出してしまう。
 それもそうだろう、フードファイターは食が自らの力に直結するのだから空腹は即ち力が出ないことを意味するのだ。
 今まさにヤングはピンチに陥ったのである……!

「おあ……腹減ってもた……こないなことなら何かおやつか何か持ってきとくんやったわ……ハッ!?」

 ふと気づけば香る香る香ばしい肉の焼ける香り。
 ヤングの入れられたネットの上の部分からそれは漂い、腹の虫をより活性化させる。
 そう。今彼の目の前にはでっかくて美味そうとしか言いようのないビーフの塊がぶらさがっていた!!

「うわめっちゃ美味そうなビーフやんけ!!くれるんか!?ほな早速いただきま――うっ?!」

 実に肉厚かつ齧りつくだけで肉汁がじゅ~~んわりと溢れそうなビーフに食らいつく為飛び上がろうと試みたヤングだが、何故か体が動かない!
 痛くはないし、体が痺れていたりもしないのだが、目の前の肉にかぶりつこうとするだけで体が一切言うことを聞かなくなってしまうのだ。
 一体誰が?そんなの決まっているだろう、今目の前にいるスーパー戦車の仕業である。
 テレビウムという種族に対して電波干渉することにより体の運動神経に行き渡るハズの電気信号が何かいい感じにぐちゃぐちゃになって、ビーフに食らいつこうとするのを止めているのだろう、多分。原理的には。
 そして相変わらず何を言っているのかわからないスーパー戦車であるが、電波をあれやこれやされているからかヤングは彼(彼女?)の言っていることがわかってしまい冷や汗をかいた。

「……フードファイターはおあずけにどこまで耐えられるか実験、やてェッ!?何ちゅうことしてくれよんねんワレェ!!」

 ぷんすこぷんすこと怒りを主張したらスーパー戦車はきゃっきゃと喜んだ。
 無垢な子供というものはかくも残酷なものなれば、ましてやオブリビオン・フォーミュラであるフィールド・オブ・ナインが一柱、多少の善悪の観念で揺れ動くことはないのである……
 それでも何度もヤングはビーフにかじりつこうとした。だが絶対に動かない。
 段々と腹の虫も食べたいという主張ができる程の体力を失い、それに比例するかのようにヤングおじちゃんもしおしおと顔文字で言うと(´・ω・`)のような顔になっていく……

「ああ……腹減った……こんなん生殺しや……」

 段々と頬骨……いやテレビウムってそも頬骨って概念あるんか??
 ともかく、そんな感じで骨格が見えそうなまでにしおしおげっそり落ち込んでいくヤングおじちゃん。
 スーパー戦車はなんかそろそろ死にそう?みたいな顔をしている。子供のような純真なノリをしておきながら実に冷淡である。仕方ないねオブリビオン・フォーミュラだもん。
 そんな感じで観察を続けていたらゴゴゴゴゴと何かが燃え上がる音がして、スーパー戦車は何?と辺りをきょろきょろ見渡すが何もない。
 しかし何故か熱を感じる。どこから?
 今目の前にいるテレビウムのおっちゃんから。

「……こうなったら……意地でもコイツを壊してでも(肉を)奪い取ったる!!!

 バカウケ!!!バ―――――――――――ニングッ、ファィイヤ―――――――――ァァァァァ!!!!!!!!!!」

 食べ物の恨み晴らさでおくべきか。
 目の前でお預け生殺しコンボを叩き込まれ続けたヤングの怒りが爆発!まるで某サ(ここから先は検閲済)のようなオーラを翳した両手に固め上げ、大きなエネルギー弾を至近距離でお見舞いするッ!!!

『e3818de38283e38186e38293efbc81』

 食の恨みとはかくも恐ろしきかな、スーパー戦車はまるで歩いていたら棒にあたった犬のように悲鳴のようなノイズ音を立ててぴゅーん!と逃げ出すように後退していった。
 金属で戦車とはいえ、過剰な熱が当たれば溶けるもの。ヤングの今の攻撃はまさにその過剰分の熱を全部詰め込んだかのような怒りのエネルギーが炸裂したのである。

「空腹は最高のソースなんや!!!これに懲りたら二度と食い物で生殺ししようなんて考えるんやあらへんでぇ!!」

 ほないただきまーす、とヤングおじちゃんはこの後めちゃくちゃビーフにがっついた。
成功 🔵🔵🔴

オラン・ノガラルト
任務了解。対象と接触します。
おもちゃのゴム人形のようにのびーる体で、敵戦車の興味を惹きます。マジックハンド的な捕縛兵器でがばーっと数十、数百倍に口を広げられ…ちょうどラッパのような形ですね…ラッパの吹き方とは反対ですが、当機の口に巨大な砲塔を咥えさせられます。そしてそのまま…砲弾を発射!ユーベルコードにより簡単に破裂させられることはなく、砲弾は当機の体内に留まります。相手としても砲弾が突き抜けないのは予想外でしょう。どんどん砲弾を発射させ、ぶどうかラズベリーのように巨大にぼこぼこに膨らんでいく体…十分な砲弾が体内に溜まったら、倒れ込み敵戦車を質量で押しつぶします。
テクノロジー対決、いざ勝負。


●撃って撃って撃って撃って伸びる伸びる伸びる伸びる!!!!
 やっと熱されたところが冷えてきたので、スーパー戦車はドドドドドと再びダラスの荒野を駆ける。

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 猟兵たちを捕まえて色々観察したいのに、みんな強くて中々上手いこと捕まえられません。
 もし彼(彼女?)に子供の顔があったならば、ぷくーと頬を膨らませていたことでしょう。
 次はもっとうまく捕まえてお母さんに飼う許可をもらうんだー、と言いたげにドドドドドと走っていく。

「任務対象を発見。これより接触します」

 そこに現れた新たな猟兵、オラン・ノガラルト(超絶変形軟質機械・f30838)。
 彼女は一言で言うならまるでゴムのようにのび――――るのび―――――る体を持ったロボットヘッドであり、そのような奇抜な特質を備えたボディを有しているが故にスーパー戦車の気を引くことに関しては自信があった。
 その自慢ののびーる体を思い切りのび―――――っ、と伸ばしてバネが跳ね返るようにぼよん、ぼよよん、ぼよよよんと飛び跳ねて距離を詰める。

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 スーパー戦車はびっくりしたようなノイズ音を発した。
 そりゃ目の前で見た目は人間なのにゴムのように伸びるのを見たら誰だってびっくりする。戦車も例外ではなかったようだ(?)
 これは是非捕まえて観察したいとスーパー戦車は大量の捕縛兵器を起動!マジックハンド的なアームが一気にオランを捕まえる。

「む」

 マジックアームに掴まれたオランの体はもにゅんと掴まれた箇所が相応に凹む。
 ほっぺたや太ももがのびーんと伸ばされ、面白いと思ったスーパー戦車によってマジックアームがオランの口を広げようとし始める。

「むが」

 伸びる伸びるのび―――――――る。
 普段の口の何十倍、いや何百倍にも広がるオランの口、ロボットヘッドでなければ酷いホラーである。

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 スーパー戦車は非常に楽しそうである。
 そしてそのままマジックアームを動かし、ロランの口に自らの砲塔を突っ込んで固定。

「む。むぐむぐ」

 固定されたおかげで口がぴったりひっついて離れない。マジックアームに掴まれているおかげで剥がすこともままならぬオランを待ち受けるのは何か、言わずともわかるだろう。
 そう、これぞ本当の零距離砲撃に他ならない。
 ズドーン――!!と激しい音を立ててオランの口から煙が漏れ出る――が。中に入った砲弾は背中の皮膚をびよーんと伸ばすは良いが決して破ることはない。
 それを見たスーパー戦車はますます目を輝かせた。
 凄い、こんなことして死なない猟兵なんて初めてだ!と言わんばかりに、調子に乗ってずどんずどんと砲撃を続けるが、決してオランの体が突き抜かれることはない。
 当然だ、それこそが彼女のユーベルコード【インフレーション・ガード】の効果なのだから。
 彼女が体内に気体を取り込んでいる限りまんまるーいアドバルーンとなり決して致命傷には至らないし、そのまま内包してしまえるのである――いや凄いね???
段々と彼女の体内に砲弾が蓄積し、それに比例して重量もどんどんと増えていく。
それはつまりどういうことかというと、スーパー戦車よりももっと重いロボットヘッドが爆誕するということに他ならない!

「む……っぷ。むぐ、むぐむむむむむっぐむむ、むぐむぐむむぐむむぐむぐ。むぐむぐむーむぐぐ、むぐむーぐ。
 (訳:この、柔軟なクッション性、たとえ針でも破れません。テクノロジー対決、いざ勝負)」

 そのすっかり重くなった肉体を活かし、オランは思い切りスーパー戦車にのしかかる――!
 砲塔を加えて離れないオランが前向きに倒れれば、スーパー戦車は見事にひっくり返る!
 前方からのしかかる重量はその機体をみしみしと軋みを立て、様々なエラー音とノイズが吐き出される。
 だがテクノロジー対決に決着がつくまでオランは決してスーパー戦車から離れず、完全に押し潰し切るまでのしかかり続けた――!
成功 🔵🔵🔴

鳳凰院・ひりょ
アドリブ&キャラ崩壊歓迎
レモンさん(f05152)と

スーパー戦車…、いかつい容姿にわんこな性格
これがいわゆるギャップ萌えという奴か
マザー・コンピュータおそるべし!

まぁ、それはともかく掴まった後にどう行動するか、だね
スーパー戦車の「観察」に【オーラ防御】や【残像】使いながら耐えきる
レモンさんと連携して致命傷はお互いに避けるようフォローし合おう

スーパー戦車が「観察」に満足して気が緩んだ隙に反撃開始
黄昏の翼を発動し体力回復と自己強化を施す
空間断絶【属性攻撃】付与した刀で俺達を捕獲していたものを切り裂き脱出
今度はこっちの番だ!
【オーラ防御】を手足に纏い、打撃のラッシュだ
猟兵を飼おうなんて言語道断だよ!


蛇塚・レモン
ひりょ君(f27864)と

マザーは犬好きなのかなっ?

うわ、なんか囲まれたっ!
って、ひりょ君があたいを庇って捕まっちゃったっ!?
ひりょ君を救助しようとしたあたいも捕獲されて大ピンチ!
電流ビリビリの罠で甚大なダメージ!
どうにか結界術+オーラ防御+継戦能力で耐えるけど
あたいよりもひりょ君が……!
好きな人が苦しんでる姿を見たくないよ……っ!
でも、もう……意識が……

『やれやれ、余の娘は世話が焼けるな』
蛇神様のUCで傷が癒えて全快&髪が逆立ってオーラ爆発!
ハイパーレモン、爆☆誕!
蛇腹剣の斬撃波で脱出

ひりょ君、行くよっ!

オーラガンの呪殺弾+呪詛を拳に留めて
怪力任せに衝撃波の乱れ撃ち!
無駄無駄無駄無駄ァーッ!


●敢えてサブタイトルは無銘としよう。
 さて、一連の攻撃を受けたスーパー戦車。

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 何を言っているかはわからないがしょげていた。それはしっぽと耳をぺたんとしている犬のように見えなくもない。

「いかつい容姿にわんこな性格……これがいわゆるギャップ萌えという奴か……マザー・コンピュータ恐るべし……!」

 鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)はごくりと唾を飲み込み戦慄した。
 ……いやその、恐れ入るのそこですか???

「マザーは犬好きなのかなっ?」

 それに同意しつつ思案して首を少しだけ傾けるのは蛇塚・レモン(白き蛇神憑きの金色巫女・f05152)。
 いや、だからそこですか???気持ちはわかるんですけどね???

『e38182efbc81e78c9fe585b5efbc81efbc81』

 ほら、そんなこと言ってたらスーパー戦車が気づいで捕縛兵器で囲み始めましたよ!
 いやまあそこまでする必要があるからなんだけども。

「うわっなんか囲まれた!どうしよう」
「何とかしてここを抜けないと……っ、レモンさん!危ないッ!!」

 唐突にひりょがレモンを突き飛ばす。
 刹那、捕縛兵器から放たれた捕縛ネットがひりょを雁字搦めにし、そのまま宙吊りに!

「ひりょ君!!待ってて、今助け――うわわっ!?」

 そうくると思ってたよと言わんばかりに立て続けに発射される捕縛ネットにレモンもまた絡め取られてしまう。
 ――が、一応ここまでは想定通りである。
 捕まってから意表を突かないといけないので、どうしても捕まるしかないならば半ば大げさな演技になってでも捕まっておけばより不意を突けるというもの。
 あまりにもわんこな性格なせいでとても騙しているような気分になるが、相手はそれでもオブリビオン・フォーミュラ。ひりょはどうしても湧き上がる罪悪感をぐっと押し殺した。

「(よし、ここまでは想定通り……あとはどう行動するか、だね)」

 早速先に捕まえた方であっそぼー、と思ったのかスーパー戦車はひりょをまじまじと見つめて……思い切り突き上げた。

「がはっ!?」

 予めオーラの膜による防御術式を施しておいたとはいえ中々の衝撃がひりょの鳩尾を走る。
 痛い。これは大人でも泣きたくなるレベルで痛い……!
 致命傷さえ避けておけば何とかなるとはいえ、戦車に思い切り突き上げられて平然でいられる人間はいない。猟兵だって痛いものは痛い。

「ひ、ひりょく――きゃあああっ!!」

 一方レモンは自らを捉えている捕縛ネットに電流が走り、為す術もなくその身に浴びてしまう。
 一応持ち得る防御術式と今まで培った継戦能力で耐えるが、どうやらどこまでなら電流が平気なのかを自分を使って観察するつもりなのだろう……そう嫌でも悟らざるを得なかった。

「レモンさん!くっ……がはっ!」

 助けに行こうとしても互いに捕らわれたままで身動きもままならない。
 ひりょはひたすら砲塔で好きなだけ打ち上げられて、レモンはずっと電流を流し込まれ続ける。
 これがヒーローアニメモノであったら子供がギャン泣き待ったなしな展開が、二人が力尽きかけるまで繰り広げられるのだ。

「う、うう……ひりょ君……!」

 レモンは自らが耐える中、ひりょがスーパー戦車にいたぶられているところを見ることしかできない己の無力さが歯がゆくて仕方がない。
 一方ひりょもレモンを救出できずされるがままである己の無力さを嘆きたくなる。
 そう、例えここまでが計画通りであったとしても。

「(好きな人が苦しんでる姿、見たくないよ……っ!)」

 親しい者が傷つくのを見て喜ぶ者がいるものか、と。
 しかし、レモンの体力は既に限界に達しつつあり、意識が段々と彼方へと飛び立ち始める。
 目を閉じるな、閉じるなと言い聞かせても勝手に瞼は下がっていく。
 ここまでなのか――そう思わざるを得なかった……その時!

『――やれやれ、余の娘は世話が焼けるな』

 困ったように笑う声。
 意識が途切れそうな直前、レモンの眼前に母代わりたる白亜の蛇神オロチヒメが姿を現したのだ。

『さあ、立て……レモン!』

 娘を慈しむようなオロチヒメの瞳とレモンの瞳が交差した瞬間、激しい光がレモンを包み込み光の柱をダラスの荒野に立ち上げる――!
 レモンの身体を彼女の鮮やかな頭髪と同じ金色の輝きが包み込み、その頭髪はまるで怒髪天を尽きかねない勢いで逆立ち、神々しいオーラが光の柱が消えると同時に爆発した!!

「はああああああああっ!!ハイパーレモン、爆☆誕っっ!!!」

 バァン!!と今にもSEが響き渡りそうな中レモンは蛇腹剣で捕縛ネットを切り刻み脱出!!
 スーパー戦車、いきなりの出来事についていけないかのようにノイズを発しているがそんなことおかまいなしにさらなる衝撃をおみまいされることになる。

「――"翼よ、今こそ顕現せよ”!」

 ぐったりしつつあったハズのひりょがユーベルコードを発動させ、オーラを黒白の翼として背負い、刀で捕縛ネットを切り裂いた!

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 スーパー戦車は本当に何が起こったのか全くわからない様相を見せながら、もう一度捕まえようと捕縛兵器からネットを飛ばそうとして――何と、まるで空間に呑まれたかのようにそれらが消えた。

「残念だけど、もう捕まりはしない!」

 先程のひりょによる一撃が捕縛ネットのいる空間をこの世界から切り離したからだ。
 先程ネットを切り裂く際にひりょは空間を断絶することのできる属性を刀に付与し、その切り裂いた先を経由して今この場にある捕縛ネット全てを空間ごと切り離したのである。
 つまり、スーパー戦車に最早二人を捕まえる術は――ない!

「ひりょ君、行くよっ!」
「ああ、今度はこっちの番だ!」

 二人して剣を鞘に納めてひりょはオーラを、レモンは呪殺の呪詛を拳に纏い、スーパー戦車を挟み撃ち!

 ――あとはおわかり頂けるだろう。

「オラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラオラァ―――――――ッッ!!!!!」
「無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄無駄ァ―――――――ッッ!!!!!」

 双方向から繰り出される聖なるオーラと呪殺の呪詛によるラッシュがスーパー戦車をフルボッコ!!!
 さながらそれはとある漫画に出てきたとあるシーンを再現するかのようで、きっとこの場にファンがいたら思わず感動待ったなしである。
 というかこれをリスペクトして作戦考えた説まであるな???

「ぶっ潰れちゃえぇええ――――――ッ!!!」

 最後にレモンの渾身のアッパーカットがスーパー戦車を遙か上空にふっ飛ばすッ!!
 刹那、スーパー戦車はしめやかに爆発四散!!
 鉄の破片は流れ星となるかのように流れ落ちていく。

「ふぅ……何とかなったね」
「ひりょ君、やったね!」

 ひりょとレモンは二人していえーい、とハイタッチを決めた。

「……ところで、さっきのラッシュなんだけどアレでよかったの……かな?」
「うんうんっ!もうばっちりだったよー!!」

 ラッシュ口上も予め打ち合わせていた辺り、やっぱりリスペクトして考えてたのかはたまた。
 まあそれは二人にしかわからないことだし別に強く言及することではないだろう。
 とにかく、これで無事フィールド・オブ・ナインの一柱を撃破したのだから結果オーライなのである。
 ピンチをチャンスに変えてくれた猟兵諸君に心より感謝を述べると共に、各位に胃薬と応急手当キットを発送したことをここに記しておこう――。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2021年09月16日
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴