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流れるプールにご用心?

#キマイラフューチャー #猟書家の侵攻 #猟書家 #ドーラ・ワルダー #キマイラ

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#キマイラ


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 夏。暑い。とにかく暑い。
 こんな時にはプールへ行こう。
 流れるプール新設!
 そんな感じのポスターが大量に貼られているのを見かけたら行きたくもなるだろう。
 それこそが、彼らの狙いだった。
「ポスター張りも順調のようねぇ?」
「はっ、ドーラ様」
 空いている電柱を探してポスター貼りを続ける一見着ぐるみの怪人たちの前に現れた露出高めの女王様……もといドーラ・ワルダー。
「流れるプールに人を集め、そのまま流して魔城ワルドーラまで連れ去る計画はばっちりです」
「人さえ集めてしまえばこっちのモノ」
「下僕怪人の量産間違いなしです」
「よろしい、作戦を続けなさい、これで侵略も大きく進むはずね……オーッホホホホ!」

「今回はプールに行ってもらうのじゃ」
 サーラ・ビアンコ(La fanciulla del gatto・f27059)は集めた猟兵を前に一枚のポスターを差し出す。
「流れるプールに人を集めそのまま流して誘拐してしまおうという事らしいのじゃ」
 人はともかく、一緒に流れた水はどうするんだろう、とか1回しか使えないのでは、等という疑問がわくがまあそれはさておいて。
「折角なので、ど派手に怪人を退治してほしいのじゃ。今回の怪人は着ぐるみっぽい見た目のアニマルズで、イベントの振りをしてプールの周りにいるのできっとアトラクションだと思ってもらえるのじゃ」
 アニマルズを倒せば、計画を狂わされたドーラ・ワルダーが現れるだろう。
「折角だから、水着で行ったら良いと思うのじゃ」
 金色の尻尾を振れば、転移の扉が開く。サーラはちょこんと座ったまま猟兵達を見上げ、ていっと前足を上げる。
「それでは、平和な夏を守ってあげて欲しいのじゃ」


真空。
 見て頂き有難う御座います、真空。(まそら)です。

 キマフュ猟書家シナリオです。
 第1章:対アニマルズ(集団戦)
 第2章:対ドーラ・ワルダー(ボス戦)
 となっております。
 オープニングでわかる通りにゆるっとした感じです。

 全章共通のプレイングボーナスは【キマイラに応援される】です。
 多分盛り上がってくれます。夏ですし、テンションも高いでしょう。
 公開された時点から受付開始となります。

 同行者がいる場合は【相手の名前(呼称も)とID】のご記入お願い致します。
 あまり大人数だと難しいです、すみません……。

 皆様の参加、心よりお待ちしております。
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第1章 集団戦 『つよくてクールなアニマルズ』

POW   :    モグラさんドリル怪人・ウェポン
【モグラさんドリル兵器】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
SPD   :    カエルさん殺法怪人・ジェノサイド
【カエルさん殺法攻撃】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ   :    ネコちゃん拳法怪人・リフレクション
対象のユーベルコードに対し【ネコちゃん拳法】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。

イラスト:まめのきなこ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 熱い日差しが降り注ぐプールサイド。
 プールで遊ぶ人々を見て、怪人たちが囁きあう。
「まだか?」
「もう一寸待てば、人出もピークになる筈…そこを狙おう」
「よし、それでは人集めと行こうか」
 手に浮き輪や水鉄砲を下げ、カエルさんは【プールグッズプレゼント】等と書かれた幟を手にしている。イベントを装い、人々を更にプールに集めようというのだろう。
 流れるプールが軌道を変える前に、怪人たちを倒さねば。
仇死原・アンナ
アドリブ歓迎

暑いね…猟書家め…許すまいぞ…!
奴らを屠ってやる…!私は処刑人だ…!
それにしても暑い……全部猟書家のせいだ…クソ…

デモニックビキニを着て
[悪目立ちと存在感]で一般キマイラ達にアピールしちゃおう

一般キマイラ達を庇いながら
敵の攻撃を鉄塊剣による[武器受け]で防御
そのまま鉄塊剣を抜き振るい[なぎ払いで吹き飛ばそう]

暑い…全部貴様らのせいだ…燃し尽くしてやる…!

[殺気と威圧]を放ちながら
鉄塊剣を振り回し【火車八つ裂きの刑】を発動
地獄の炎纏わせた[斬撃波]を放ち敵群を[焼却]してやろう…!

…プール入りたいなぁ……でもあいつら倒さないと…暑い…



「暑いね……猟書家め……許すまいぞ……!」
 イベント的なふりをして流れるプールへと向かおうとしている怪人達、その前に角の生えた麦わら帽子とワンショルダーのビキニを纏い、真白い肌を容赦無い日差しの下に晒した仇死原・アンナ(炎獄の執行人あるいは焔の魔女・f09978)が立ちはだかる。
「貴様らを屠ってやる……!私は処刑人だ……!それにしても暑い……全部猟書家のせいだ……クソ……」
「いや、暑いのは俺ら何もしてないぞ」
「風評被害だー」
 着ぐるみっぽい何かの前に立つ、見事なスタイルを惜しげもなく露にしたビキニの女性。何か始まったのかと周囲に人が集まり始める。幸いにして開けた場所のため、囲まれても特に問題は無さそうではあるが。
 集まった一般キマイラ達が手にした撮影用デバイスやスマホを構える中、モグラさんドリル怪人が手にした浮き輪をその辺の人達に渡すとドリルを回転させ始める。
「これはくれてやる、まずは俺が相手だ!」
 手の武器が本物らしい事に気付けば、一般キマイラたちも少し距離を取り、アンナがどう対処するのかに注目が集まり始める。中には、猟兵と気づいたのか実況を始めている者も居るようで状況説明を行う明るい声が響き始めた。
「行くぞ!」
 走る迫るモグラさんドリル怪人、他の怪人は手にした幟や水鉄砲を掲げて応援だ。
 アンナは血の乙女の名を関した鉄塊剣を構えると、振り下ろされたドリルへと横腹を押し当て、全力で押し返した。
「そんなもので、どうにか出来ると思われるのは心外、ね……!」
 予想外の力によろめいたモグラさんドリル怪人へと向かい、即座に剣を構え直すと胴を目掛けなぎ払う。
「ぐわああぁぁ!?」
 吹き飛ばされるモグラさんドリル怪人、残りの怪人の足元まで勢い良く転がっていくと地面に擦れたドリルが砂埃を立てる。
 剣を構えたまま一歩踏み出すアンナ、動いても変わらぬ表情、どこまでも凍てついた視線がまっすぐに怪人達へと向けられる。夜闇を感じさせる美しい容貌に加え、ヒーローとしての絶対的な強さを感じた一般キマイラたちは大盛り上がりだ。
「暑い……全部貴様らのせいだ……燃し尽くしてやる……!」
 ぶん、と音を立てて剣が一度振り下ろされる。空気が急に重みを増した様に静まり返るプールサイド、びしりと刺すように視線を向けられた怪人達はその迫力に動きを止める。
「地獄の炎は焼くだけでなく、お前の身体を切り刻む……!」
手元から発生した青い炎が一気に刀身を覆う、ゆっくりとした仕草で持ち上げられた鉄塊剣が次の瞬間凄まじい速度で振り抜かれ、炎を纏った衝撃波が怪人達へと真っ直ぐに向かい。
 どおおぉぉん!!
 見事なまでの大爆発。観客と化した一般キマイラたちの盛り上がりは最高潮へと達する。
 そんな大騒ぎの中、アンナの視線は怪人達から外れゆらりとプールへと向かい。
「……プール入りたいなぁ……あいつら倒さないと……でももういいかな……」
 アンナの視線に気付いた近くのキマイラが差し出すドーナツ型のフロートを手に、プールへと飛び込む。
「……ふふ……涼しい……幸せ……」
 幸せそうにプールを流れるアンナ。一般キマイラ達の記念撮影やコメント依頼に応えつつ、暫しの間心地良い冷たさを堪能したのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

夜鳥・藍
若干、作戦に頭の悪さを感じます……が。しかも軽く頭痛がしてくるような……。
ええ、ですがやるべきことを成しましょう。
紛れ込むためにも水着で。

ええとあとは目立って応援をいただくようにすればいいんですよね。
ならUCで白銀を呼び出し騎乗します。まずは相手の攻撃の回避に集中し、回避できたら空中から攻撃を仕掛けます。
初手を回避すればこちらに有利になると思われますし、上空からの立体的攻撃にかつ白銀の牙と私の青月での二段の攻撃で翻弄します。
回避は第六感頼りですが、占い師として直感には自信があります。
私自身の戦闘経験値は圧倒的に足りませんが、そこはきっと白銀が補ってくれると思います。



 流れるプール側で、イベントの振りをして人を集めているいる怪人達を見ながら、夜鳥・藍(宙の瞳・f32891)は僅かに痛みを訴えるこめかみにそっと手を添える。
「若干、作戦に頭の悪さを感じます……が。しかも軽く頭痛がしてくるような……」
 中華風の神秘的な雰囲気を漂わせる青の水着を纏い、金色の房飾りを揺らしながらため息を零す藍だったが。
「――ええ、ですがやるべきことを成しましょう」
 一般の方たちに被害を出してはならない、決意を改め足を踏み出す。
 周りを巻き込まないためには、自分に注意を引けば良い、目立てば自然とこちらを見る事になるだろうと考えた藍。
 手にした扇をぱっと開き、力を行使する為にゆったりと躍らせる。
 ゆるりと風が巻き、その中から大きな翼持つ銀狼が姿を現すと、周囲でどよめく一般キマイラ達。
「行きましょう、白銀」
 慣れた様子でその背に乗れば、向かう先で慌てた怪人達が戦う為に手の荷物を放り出す様子が見える。
「また邪魔者か……よし、こっちから行くぞ!」
 カエルさん殺法怪人が拳を握り、必殺のカエルさん殺法攻撃を繰り出さんと一気に距離を詰める。目にも止まらぬスピードで迫るカエルさん殺法怪人だったが、銀狼の速度は遥かに上回っていた。
 あっさりと攻撃を回避されるも、カエルさん殺法攻撃を繰り出し続けるカエルさん殺法怪人。そう、この攻撃は超高速で放たれるが故に、回避されても止める事が出来ないのだ。
 上空でばさり、と羽搏く白銀。手の届かない位置からその鋭い牙と爪で攻撃を仕掛けていく。
「うわああぁ!?」
「卑怯な、攻撃が届かないじゃないか!!」
「――では、こちらを」
 叫ぶ怪人達の横で、清水の流れのような声が響く。青白い光を湛えた刃が日光を反射し、目を眩ませる。
 青月と名付けた刀を手に、藍が白銀の攻撃によって体勢を崩された怪人達の側へと何時の間にか近付いていた。軽く振るったように見える刃がすっと切り裂き、一拍遅れてカエルさん殺法怪人が傷を押さえ膝をつく。
 助けようと向かう他の怪人を白銀が威嚇し、その爪を振るって足止める。
「私自身の戦闘経験値は圧倒的に足りませんが……」
 信頼の視線を向ける藍と、それに気づき一度大きく尻尾を振る白銀。透き通ったヴェールを靡かせ、舞いの様に流れる攻撃は真夏のプールサイドに居ても何処か冷気を感じる様に冴え渡り、デバイスやスマホを構えるキマイラ達さえも、歓声を上げるのを忘れ見惚れていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミルラ・フラン
凪紗(f12887)と
勿論今年の水着で

フフフ、身体にも顔にも自信はあるよ(ここでスタイリッシュに髪がファサーっと靡く)
凪紗も良い筋肉じゃないかい。なんたって筋肉は裏切らないしさ!

これ予算と実入りが釣り合ってないように見えるんだよねえ。明らかに赤字じゃね?
普通に営業すりゃあ収益取れるのに勿体ない

それじゃああのちくshow…アニマルズからか
凪紗が水かけて気を取られたとこにヒールの踵で挨拶(物理)
え?コレ?ダクセ式の逆ナンはこうなんだよ
っていう大嘘はおいといて、熱烈歓迎の花束をどうぞっと!
誘惑と存在感でこっちに目を惹きつけてUC発動

仕上げに放物線を描く飛び込みでプールにダイブ
いやー、夏はプールだね!


蓮条・凪紗
ミルラ(f01082)と
水着姿で

ミルラは相変わらずファビュラスやねぇ…
目のやり場に困る程、ウブでもあらへんけど
――エエ乳と尻しとるな、と言うのは飲み込んで

で…やる事ちぃさいけど、作ったんは大掛かりやなこれ
幾ら金かけとるんや、ほんま
世界征服とかせんとプール営業しとったらエエのに

まずはあそこのアニマル連中から
ホース引っ張ってきてイベントやっとるのに水を差す(物理)
おー、ミルラも積極的やな(拍手)
お仕事ご苦労はん…いや、暑そうや思て
ちぃとばかし休憩に涼まへん?
トルマリン放ってUC発動
まとめて動き封じた所で一気に近づき、ラリアットかまして敵と一緒にプールにダイブ
あー涼し♪ やっぱ夏は水浴びが最高やな!



 プールサイドに薔薇の風が吹く。
 華やかな香りを撒き散らしながらこつり、と硬質な音を鳴らすヒール。
 金で飾られた黒のビキニ、強い輝きを宿す紅玉の瞳の女神のような美しさに思わず一般キマイラ達が気圧され道を開ける。
「フフフ、身体にも顔にも自信はあるよ」
 一際強い風が、ミルラ・フラン(Incantata・f01082)の豊かな赤髪を優雅に踊らせつつ駆け抜ける。真紅のルージュを縫った唇が優美な弧を描く絵画のような美しさに、思わず手にしたデバイスを構えるキマイラ達へ軽く手を振ればコンサートのような熱狂が辺りを包む。
「ミルラは相変わらずファビュラスやねぇ……」
 横からぱちぱちぱち、と拍手をしつつ姿を現したのは蓮条・凪紗(魂喰の翡翠・f12887)。こちらもシンプルな水着がスタイルの良さを引き立てる、観客と化している一般キマイラの女性達がざわつくが気に留める様子は無い。
 手を叩きながらも視線がミルラの上から下までを素早く移動し――エエ乳と尻しとるな、と思いつつも笑顔に隠して声には出す事も無く。
「凪紗も良い筋肉じゃないかい。なんたって筋肉は裏切らないしさ!」
 こちらは向けられた視線を気にする事も無く、軽く振り返ると腰に手を当てると凪紗の方をじっと見て賞賛の言葉をかける。筋肉は正義。
「それじゃああのちくshow……アニマルズからか」
  一瞬物騒な言葉を口にしかけつつ、強い輝きを宿した視線が向けられたのは浮き輪等を配ろうと、声をかけまくっている怪人達。
「凪紗」
「ハイな」
 心得たと動き出す凪紗の手にはプールの給水用なのかごつめのホース、怪人達の周りから人がいなくなったのを見計らい、ミルラが給水栓を捻れば。
「どうぇわあああぁあ!?」
 強力な水流が怪人達をずぶ濡れに……を通り越して、完全に姿勢を崩させる。手が塞がっているカエルさん殺法怪人等は尻餅をついてしまっていた。
 「お仕事ご苦労はん……いや、暑そうや思て。ちぃとばかし休憩に涼まへん?」
 まだ水を流したままのホースを手に物理的に水を差した凪紗がにやりと笑いかける、そして。
「ハイこんにちはっと!」
 完全に凪紗に気を取られていたネコちゃん拳法怪人の顔面へ、硬い踵がご挨拶。
「痛えええぇ!! 何しやがる!」
「え? コレ? ダクセ式の逆ナンはこうなんだよ」
 倒れ伏したネコちゃん拳法怪人を見下ろし、堂々と述べるミルラ。勿論大嘘である。
「おー、ミルラも積極的やな――で……やる事ちぃさいけど、作ったんは大掛かりやなこれ。幾ら金かけとるんや、ほんま世界征服とかせんとプール営業しとったらエエのに」
「これ予算と実入りが釣り合ってないように見えるんだよねえ。明らかに赤字じゃね? 普通に営業すりゃあ収益取れるのに勿体ない」
 当然と言えば当然の台詞に我に返る怪人達。今気付いたとばかりに一瞬凄まじい後悔の表情を浮かべるが、視線を交わしてどうにか顔を作り直し。
「う、うるさい! 多少の行方不明くらいでここの連中が面白いを捨てられるわけが無いから、何度かは使える筈だったんだ!」
「仕方ないだろ何かしないと上がうるさ……」
「おい、それは言っちゃ駄目なヤツだ!!」
 うっすら仲間割れまで始まった様子に肩を竦めたミルラが一度カツン、と大きくヒールを鳴らし。
 怪人達の視線を集め蠱惑的な笑みを浮かべる。この状況の中でさえ、全てを魅了する笑みに動きを止めた怪人達へと大きく手を振り被ると。
「熱烈歓迎の花束をどうぞっと! あたしに惚れたら怪我するよ!!」
 ミルラの背後に巨大な真紅の薔薇が咲き、真っ直ぐに怪人達へ向けて手が振り下ろされると同時、花弁が舞い上がり風を纏って手が向けられた方向へと流れていく。
「くそっ、ここはオレが!」
 背後に仲間を庇い立ちはだかるネコちゃん拳法怪人、しかしその足元にきらりと光るトルマリンが転がって。
「建御雷命よ、其の神鳴の御業を此処に」
 凪紗の声に合わせて光が広がる。雷の鎖がネコちゃん拳法怪人を捕縛し、他の怪人共々光の楔へと繋ぎ止め、逃がさない。
「くそおおっ」
「しまった、来るっ!」
 そこにミルラの薔薇が襲う、薫り高い赤の花弁が身体を覆い身体に溶け、力を奪う。崩れかけた身体をよろよろと寄り添わせる事でどうにか立ち上がる怪人達。
「よっしゃ! 一緒に泳ごうや」
 そこに、一気に距離を詰めた凪紗が羅刹の腕力にモノを言わせ全員纏めてプールにラリアットで叩き落し、そのまま自分もダイブ。
「あー涼し♪ やっぱ夏は水浴びが最高やな!」
 水面から顔を出すと、大きく笑う凪紗。
「よっし、あたしも!」
 その隣目掛けて、ミルラが綺麗な放物線を描き飛び込んでくる。思い切り跳ね上がった水を被り、頭を振る凪紗へと向かい豪快に笑いかけるミルラ。
「いやー、夏はプールだね!」
「そやな」
 夏の日差しの下で二人の笑い声が弾ける。プールに沈んだ怪人達のその後は――杳と知れぬままであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『ドーラ・ワルダー』

POW   :    わたくしにひれ伏しなさい!
【鞭】が命中した対象に対し、高威力高命中の【踏みつけ攻撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    下僕達、やっておしまいなさい!
戦闘用の、自身と同じ強さの【力自慢の下僕】と【テクニック自慢の下僕】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
WIZ   :    こうなったら奥の手よ!
自身が戦闘で瀕死になると【巨大なびっくりメカ】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。

イラスト:森乃ゴリラ

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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠ガジル・コリアンダーです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 怪人達が倒れ、平和を取り戻したプールサイド。
 そこに、突如異空間へと繋がる扉が開く。謎の光が漏れるその扉の中から、甲高い女の声が響いてきた。
「たかだか手下たちを倒したくらいで、いい気にならない事ね――こちらからでもプールの操作は可能、止めたければかかってきなさい猟兵共!! オーッホホホホ!」
 扉の向こうは敵の本拠地に繋がっているようだ、ドーラ・ワルダーの野望を完全に打ち砕くためにも、突入し戦わねばならない。
夜鳥・藍
この世界のコンコンコンって、物どころか秘密の部屋とそれに通じる扉までできるんですか?
でも両極端ですね、着ぐるみのボスが着こんでないとは。……もしかして逆にバランスが良いのかしら?

青月をかかげ雷公天絶陣を放ちます。
たとえメカが召喚されても続けて天絶陣を放ち、電撃で動かないようにしてしまいましょう。
だいたいこういう系統のメカはポンコツと決まってます。帯電とか絶縁とかそういったものの対策まできちんとされたものが呼び出されるとは思えないんですよね。何となくの勘でしかありませんが。
相変わらず回避は第六感頼りですが、いざという時の直感には自信もありますし、まして鈍る事はまずありませんから。



 扉をくぐった先は、黒塗りの高い天井黒い壁赤いカーテン、金色と派手な照明の装飾のちょっと目が痛くなりそうな空間。その中央で、仁王立ちするのは鞭を構えた女王様。
「ようこそ、ここは魔城ワルド―ラ……わたくしの本拠地。ふふふ、足を踏み入れられたことを感謝しなさい――オーッホホホホ!」
 口元に手を当て仰け反り笑う女王様を見て、夜鳥・藍(宙の瞳・f32891)は呆れたような視線を向けつつ首を傾げる。
「この世界のコンコンコンって、物どころか秘密の部屋とそれに通じる扉までできるんですか?でも両極端ですね、着ぐるみのボスが着こんでないとは。……もしかして逆にバランスが良いのかしら?」
 先程までの手下たちは実に暑そうだったな、と日差し降り注ぐプールサイドとの差にある意味関心を覚えつつ、手にしたままだった青月の名を持つ刀を構える。
「来ないならこちらから行きましょうか」
 頭上に掲げた青月から、天井に向けて雷が走る。天井ぎりぎりで光の玉となった後、大きく膨れ弾けると雨の様に降り注いだ。
「きゃああぁっ!?」
 落ちる雷はドーラ・ワルダーを直撃し、慌てて避けようとしても追いかけるように隙間なく降り注ぐ。一旦光が治まった頃には、髪がちりちりになり、服も焦げて情けない見た目となっていた。
「こんな目に合うなんて……こうなったら奥の手よ!」
 ドーラの合図で床が開く。そこから現れたのは、手に鞭を下げた黒いロボ――ドーラをそのまま機械化したような見た目のびっくりメカが呼び出され、藍に向かう。
「……成程。こう来ましたか」
 向かってくるメカに対し、藍は冷静に再び雷公天絶陣を展開すると電撃を叩きつける。何度も何度も降り注ぐ雷に、暫し動きを止めるメカ。どうにか手を振り上げ、攻撃を仕掛けようとするものの鈍った動きではあっさりと回避され、当たることは無い。
「だいたいこういう系統のメカはポンコツと決まってます。帯電とか絶縁とかそういったものの対策まできちんとされたものが呼び出されるとは思えないんですよね。何となくの勘でしかありませんが」
 繰り返し振るわれる雷に、とうとうメカから煙が上がり始める。内部から鈍い音が連続で鳴り、動きを止めるとその場にガラガラと崩れて落ちて。
「言った通りでしたね」
 肩を竦める藍。肩を落とすドーラ。対照的な構図は、戦いの行方を示すようだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

仇死原・アンナ
アドリブ歓迎

猟書家め…
着ぐるみっぽい暑そうな怪人共とは違い…
ひとり涼しそうな恰好をして…ずるいッ!
許すまいぞ…私は処刑人だッ!

引き続きデモニックビキニで
[悪目立ちと存在感]魅せ付けてアピールしちゃおう

妖刀で己の腕を傷つけ流血
【来来十二身将】で分身を召喚しよう
鉄塊剣と妖刀を振るい分身達と一緒に
敵の下僕共を[なぎ払い暴力と怪力で]蹴散らしてやろう

水責めの刑に処してやる!覚悟しろッ!!!

下僕共を蹴散らしたら分身達と敵を囲み[逃亡阻止して捕縛]
敵を担いで運び流れるプールに突き落として水浸しにしてやる…!

…涼しそうだな……
せっかくだから自分も流れるプールに飛び込もうかな…



 日差し照り付けるプールサイドから魔城ワルド―ラ内部へ。明るさの違いに何度か瞬きを繰り返して目を落ち着け、目の前に立つ姿を見れば。
「猟書家め……着ぐるみっぽい暑そうな怪人共とは違い……ひとり涼しそうな恰好をして…ずるいッ!」
 少し前まで居たプールは実に暑かった。そんな中で怪人達は戦っていたというのに、この場の涼しさ、静けさは何という事だろう。そして、ドーラ・ワルダーの服装――水着と大差無い位に控えめな生地の使用具合に仇死原・アンナ(炎獄の執行人あるいは焔の魔女・f09978)は怒りに震える。
「許すまいぞ……私は処刑人だッ!」
「いや一寸待って恰好だけでそんな怒られるとか」
「問答無用!」
デモニックビキニでびしりとポーズを決めれば、扉の向こうから覗くキマイラ達が大盛り上がりだ。立っているだけでも惹きつけられてしまう存在感とクールな雰囲気、撮影せずにはいられないとばかりに頭上をデバイスが飛び交い、スマホのライトが光る。
「さぁ来い……分身達よ……! 我らは……処刑人だッ!」
 先程まで使っていた鉄塊剣から、美しい刃を持つ呪われし刀へと武器を持ち替えると、そのぬらりと光る刀身へ自身の腕をそっと当てる。見事なまでの切れ味を誇る刀は小さな動きでもあっさりと皮膚を断ち、ぽたりと一滴、そして細く筋となって赤い色を流す。
 自らの血を代償に呼びだしたのは己の分身。鋭く敵を見据え、剣を構える姿から受ける圧力はドーラを怯ませる。
「くっ……い、いや負けてたまるもんですか! 下僕達、やっておしまいなさい!」
 アンナを指さし叫ぶドーラ。その途端どこからか黒タイツの下僕怪人達が現れ、手に武器を持ってアンナ達へと襲い掛かる。
「そんなの位で……止められると思うなッ!」
 迎え撃つアンナ達。鉄塊剣を振るい敵をなぎ払う者、妖刀で切り倒し続ける者、果ては刺付き鉄球を下げた鎖鞭を振り回す者――一部素手で殴り倒したり蹴りで弾き飛ばしている者も居たが――量産型下僕等怒りに燃えるアンナの敵ではない。
「水責めの刑に処してやる! 覚悟しろッ!!!」
 下僕を蹴散らし、ドーラへと迫るアンナ達。思わず逃げようとしたドーラを鎖でぐるぐる巻きにし捕縛完了。そのまま担ぎ上げると、扉からプールへ逆戻り。
「な、何をする気だ……!?」
「水浸しにしてやる……!」
 キマイラ達が避けた道を真っ直ぐに流れるプールへ、そして。
どぼーん。
 鎖を巻いたまま、プールへと沈んでいくドーラ。多分そのままだと色々マズい気がするが大した事ではない、かもしれない。
「……涼しそうだな……」
 じたばたしているドーラを見下ろしながら、つぶやくアンナ。
「せっかくだから」
 うん、と一つ頷き飛び込むアンナ達。ひんやりとした水が身体を包み、戦いの熱を冷ましていく。
「幸せ」
 そのままアンナ達は何もかも忘れ思う存分プールを楽しんだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

蓮条・凪紗
ミルラ(f01082)と

なんや、耳に刺さる笑い声やな
あーいう異空間てどーなっとるんやろ

取り敢えず…これぶち込んでみよ
ホースから異空間入口に向けて水発射
本拠地水浸しにしたるわ

ドーラ出て来たとこでミルラと見比べ
んー、オレ的にはミルラの方に軍配上がる思うんやけど
おお、水も滴る何とやら
周りのキマイラ達にどっちがファビュラスでセクシーな女王か大声で問い
拍手大きい方勝ちや(観客煽って)
…特に勝負に意味あらへんけど

鞭は爪で弾き、自分の腕切ってUC発動
悪いけどオレは根っからのSやねん
嬲られるより嬲ったる
イイ声で鳴き?
ミルラと合わせて一気にトドメの攻撃を
プールに叩き落としたるわ
骸の海まで流れて行き


ミルラ・フラン
凪紗(f12887)と

あー、うん。こーいう高笑いする女、いるわ
ダクセにはよくいる(女吸血鬼とか)けど、こっちにもいるもんだねー

フッ……ドーラ・ワルダー、相手にとって不足はないね
(髪をかき上げセクシーポーズ)
さあキマイラのあんた達!このあたし、ミルラ・フランと、あっちのドーラ・ワルダー、どっちがファビュラスだい!?

ビックリメカにはビックリ武器でいこうじゃないかい!
Signorina Torturaを鉄の処女やモーニングスター、鞭には鞭でナインテイルキャッツへ次々と変化させて攻撃
あたしもサドっ気には自信があるもんでね!
凪紗と攻撃のタイミングを合わせていくよ!ジャッジメント・クルセイド!
浄化完了っと



 どうにか魔城ワルド―ラへと帰り着いたドーラ・ワルダー。
「た、大変な目にあったわ……いえ、まだまだこれから……ふふふ、このままで終わらせてなるものですか! わたくしはドーラ・ワルダー。必ず勝って見せるわ――オーッホホホホ!」
 気を取り直して笑い声をあげるドーラを、再びの悲劇が襲う。開いたままの扉から、強烈な水流がドーラを直撃、そのまま辺りを水浸しにしていく。
「なんや、耳に刺さる笑い声やな」
 先程使用したホースを再度手にとって、高笑い響くワルド―ラへと水を叩き込むのは蓮条・凪紗(魂喰の翡翠・f12887)だ。
「あーいう異空間てどーなっとるんやろ。取り敢えず……これぶち込んでみよ。本拠地水浸しにしたるわ」
「あー、うん。こーいう高笑いする女、いるわ。ダクセにはよくいるけど、こっちにもいるもんだねー」
 隣に立って、聞き覚えのある高笑いに頷くのはミルラ・フラン(Incantata・f01082)。ダクセなら女吸血鬼とかに標準装備されている高笑い、違う世界でも聞けるものなんだなと腕を組んでどこか感慨深げに肩を揺らす。
「なんて事をしてくれるのっ!?」
 怒鳴りながら姿を現すびしょ濡れのドーラ。髪や服がぺそりとしぼんで、何処となく悲しげに見える。
「まあまあ、ちょいと」
 そんなドーラの肩を押して、ミルラと並べる凪紗。
「フッ……ドーラ・ワルダー、相手にとって不足はないね」
 僅かに瞳を伏せれば、長い睫毛が艶を宿す。ゆったりと髪をかき上げセクシーなポーズを決めるミルラに、周りのキマイラ達も思わず見惚れてしまう。
 慌てて背筋を伸ばすドーラと、ミルラをじっくりと見比べた凪紗がミルラを指さし。
「んー、オレ的にはミルラの方に軍配上がる思うんやけど。おお、水も滴る何とやら――なあ、どっちがファビュラスでセクシーな女王やと思う? 拍手の大きい方が勝ちや」
「さあキマイラのあんた達! このあたし、ミルラ・フランと、あっちのドーラ・ワルダー、どっちがファビュラスだい!?」
 大きな声で問われたキマイラ達、名前が呼ばれる毎に拍手を送り――結果。。
「ミルラの勝ちやな」
「……この勝負に何の意味があるってのさ!」
 怒鳴るドーラに向かってしれっと肩を竦める凪紗。
「……特に意味あらへんけど」
 やってみたかっただけ、と顔を見合わせ頷きあう二人に、ドーラがキレる。
「意味のない事をやらせるんじゃない!!」
「自分だってノリノリやったくせに」
「ねぇ」
 仕方ないな、と戦う姿勢へと戻る二人。
「ふ、ふふふ……わたくし、馬鹿にされるのは我慢ならないわ」
 びしり、と音を立てて振り下ろされる鞭に慌ててキマイラ達が場所を開ける。
「さあ、わたくしにひれ伏しなさい!」
 自らに向けて振るわれた鞭をいつの間にか伸びた翡翠色の爪が弾いて流す。
「悪いけどオレは根っからのSやねん――嬲られるより嬲ったる」
 微かに笑みを浮かべたまま自らの爪で腕を切り裂き流れる血に爪を浸せば、見る間に髪が、牙が、角が伸びて剣呑な雰囲気を漂わせ始める。浮かべた笑みはそのままに、距離を詰めて鋭い爪を振るうと再度振り下ろされた鞭が切り裂かれ、ドーラの手から落とされてしまう。
「ちっ……こうなったら奥の手よ!」
 後ろへと飛び下がったドーラが手を大きく広げる。ワルド―ラへと続く扉が大きく開き、そこから呼び出されたのは手が付いた黒塗りの戦車のようなメカ。大きな手がドーラを掬い上げ、上部についているコックピットらしき場所へと乗り込むと凪紗を避けミルラへと向かう。
「さぁて、ビックリメカにはビックリ武器でいこうじゃないかい!」
 メカが迫ろうとも焦る様子を見せない、ミルラの手に握られるのは、彼女の意思によって如何様にも姿を変えるSignorina Torturaが変化した、巨大なトゲ鉄球付き鎖を繋いだ連接棍。戦車のフロント部へと全力で振り下ろされるそれは、鈍い音を立てて思い切り大きな穴を開ける。
 ……装甲板が相当薄かったようだ。
「あたしもサドっ気には自信があるもんでね!」 
 とん、と軽い音を立てて戦車の上に飛び乗るミルラ。手にしたモーニングスターが続いて9股の鞭へと姿を変えるとドーラを打ち据え、更に鉄の処女へと変化して挟み込む。
「ぎゃあああぁっ!?」
 血を流し、叫ぶドーラ。その姿を見る事無く拷問具を回収すると戦車から距離を取るミルラ。入れ替わる様に凪紗が戦車へと向かう。
「イイ声で鳴き?」 
 鋭い爪がドーラへと迫る、それに合わせて。
「いくよ!ジャッジメント・クルセイド!」
 上げられた白い指先は、真っ直ぐにドーラを指す。
 天から降る光が強かにドーラを打ち据えると、凪紗の爪がその身体を切り裂く。指示を失ったメカが大きく傾き、プールへと落下して。
 ドオオォォン!!
 大きく水煙を上げて吹き飛ぶメカ。
 暫くして、煙や蒸気が晴れた後には多少傷付いたプールと、メカの残骸が散らばっていた。
「浄化完了っと」
「骸の海まで流れて行き」
 ぱん、と手を打ち合わせて仕事終了。鮮やかな戦いは周りの盛り上がりごと漏らすことなく中継され、恐らくは沢山のキマイラを楽しませた事だろう。
「このプール、どうするんやろな?」
「さあ、でも勿体ないよねぇ」
 肩を並べて帰還する二人、その後このプールは映像を見た資産家キマイラが買い取り、ヒーローショー付きプールとしてそれなりに人気を馳せているそうな。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年08月24日


挿絵イラスト