Star mine with Starmine(作者 五条新一郎
4


#カクリヨファンタズム  #お祭り2021  #夏休み 


タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#カクリヨファンタズム
🔒
#お祭り2021
🔒
#夏休み


0



「皆さーん! 猟兵さん達の水着は堪能したザマスかーーー!?」
 夕暮れのカクリヨファンタズム特設ビーチ、その一角に設置されたライブステージ。
 舞台上に立つ三人の妖怪、その中心に立つドラキュラ男が手にしたマイクで集まった妖怪達へと叫ぶ。
「「「ウオオオオオオオオオオ!!」」」
 返ってくるのは割れんばかりの大歓声。比率としては男性妖怪が多いが女性妖怪も結構いる。
「何よりでガンス! でも祭りはまだまだ終わらないでガンスよ!」
 ドラキュラ男の隣、狼男が歓声に応えてマイクで告げれば。
「フンガー!!」
 両者の一歩後ろ、フランケンが上空を指し示す。つられて視線を上向ける妖怪達。
 直後、上空へと無数の煌めく火花が大きく弾ける。そう、花火である。
 だが只の花火ではない。火花の描く模様は夕暮れ空に長く残り、また打ち上げられた花火が幾何学的な軌道を描いたり、兎角挙動が普通ではない。
 これこそは『妖怪花火』。妖怪親分達が祭りを盛り上げるべく用意した、多種多様な力を秘めた不思議な花火である。
「ここからは見るだけじゃあないザマス! 皆も歌って踊って、祭りを盛り上げるザマスよ!」
「勿論猟兵さん達の飛び入りも大歓迎でガンス! ド派手なパフォーマンスを皆に魅せてやって欲しいでガンスー!」
「フンガー! フンガー!!」
 西洋妖怪トリオの声に応え、流れ出すハイテンションなBGM。それに合わせて思い思いに踊り出す妖怪達。
 日は沈み、巨きな満月の昇りゆく中、祭りの熱気は更に高まってゆくのであった。



「ということで皆様、此方の西洋妖怪トリオ様達の催すイベントにご参加なされるのは如何でしょうか」
 その様子をグリモアの光に映しつつ、水着姿のグリモア猟兵、セラフィール・キュベルト(癒し願う聖女・f00816)は集まった猟兵達に呼びかける。
 映されるビーチのライブステージにて催されているのはダンスフェス。会場に集った妖怪達が、BGMに合わせて思い思いのダンスを踊り、自信のある者はステージ上に上がって自慢のダンスを披露するのだという。
「今回の目玉は『妖怪花火』。妖怪親分の皆様が、此度のイベントの為に提供して下さったものだそうです」
 妖怪、とつく通り、この花火はそれ自体と一緒に猟兵が打ち上がることもできたり、上空に描かれた模様が長く残ってその上を歩き回れたり、打ち上げる前に念じた動きを物理法則を無視して再現したり、思い描いた通りの模様を上空に描き出したり――兎角、普通の花火では有り得ない多種多様な挙動が可能なのだという。
 また種類も、打ち上げ花火の他に噴水式やナイアガラ等の仕掛け花火、手筒花火、更には通常よりも派手に火花の出る手持ち花火もあるそうだ。
「これらの妖怪花火を活かしてダンス等のパフォーマンスを披露すれば、かのイベントも大いに盛り上がることかと思います」
 猟兵の身体能力と技能、ユーベルコードを駆使し、妖怪達に渾身のパフォーマンスを魅せてやって欲しい。セラフィールはそう語る。
「お一人ではなく、お友達やお仲間とチームを組んでのパフォーマンスを披露するのも勿論大丈夫です」
 もし考えたパフォーマンスに協力者が必要であれば、セラフィールも協力するとの事だ。

「とはいえ、パフォーマンスは必須ではありません。ステージ下で思い思いにイベントを楽しむ為に参加するのも大丈夫ですよ」
 会場周辺では妖怪達が屋台を出し、様々な食べ物を売っている。これらを食べながら妖怪花火を眺める楽しみ方も大いに有りだろう。
 この場合でも、セラフィールは呼ばれれば付き合うとの事である。

 参加を決めた猟兵達に、セラフィールは微笑むと。
「それでは、会場へお送りしますね。皆様、どうぞ楽しんでらして下さいませ」
 その手の光が輝きを強め、猟兵達を夕闇広がるビーチへと送り出してゆく。


五条新一郎
 Everybody waiting for you!
 五条です。

 というわけで此度は水着コンテストの後夜祭的なシナリオをお届け致します。
 ビーチの特設ステージにて妖怪花火を用いたパフォーマンスを披露し、イベントを盛り上げてくださいませ。
 ただイベントを楽しみたいという目的での参加も歓迎です。

●目的
 ビーチのダンスフェスイベントを盛り上げる、または楽しむ。

●ロケーション
 カクリヨファンタズムのビーチ。バズトレさんが一晩かからずに作ってくれました。
 その一角にあるライブステージと、その周辺の屋台群がフェス会場となります。
 時刻は夕方~夜。

●行動例
 ・パフォーマンスを披露する。
 妖怪親分達が用意してくれた『妖怪花火』を用いたパフォーマンスを披露します。
 妖怪花火は現実の花火では有り得ない挙動を取るものが様々あります。プレイングでこういう性質の花火を使いたいと指定頂ければ、そういう性質のものが出て来ます。
 意図的に妖怪を傷つけるような使い方でなければ大体大丈夫です。

 ・フェスを楽しむ。
 会場には様々な料理を売る屋台があります。お祭り会場の屋台で売ってるものは大体あります。
 妖怪花火を見る場合は、プレイングでこんな花火が上がるかもと指定頂ければそういう花火が上がります。指定無ければ普通の花火と大体同じものが上がります。

●補足
 プレイング募集状況はタグにて掲示しますが、〆切と書いていない限りは募集中と見て頂いてOKです。
 未成年(外見年齢基準)の飲酒喫煙、公序良俗に反する行動を含むプレイングは採用できませんのでご注意ください。
 グリモア猟兵のセラフィール・キュベルト(f00816)を呼ぶことが可能です。ご希望の方はプレイングにてどうぞ。

 それでは、皆様の夜空に花咲くプレイングお待ちしております。
131




第1章 日常 『猟兵達の夏休み2021』

POW妖怪花火で空へGO!
SPD妖怪花火の上で空中散歩
WIZ静かに花火を楽しもう
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
何やら、見覚えの有る方々が司会をされておりますねぇ?
宜しくお願い致しますぅ。

パフォーマンスへの参加、ということにはなりますが、私自身は歌や踊りは得手とは言えませんからねぇ。
この子達の力をお借りしましょう。
【愛柔園】を発動、凡そ2/3は仔犬さんや仔猫さん等を、残り1/3程は鳥さん等の飛べる動物を召喚し、ステージや『噴水式花火』等を足場にこの子達のショーをお見せしますぅ。
身軽な仔猫さんが鳥さん達を足場に高くジャンプしたり、仕掛け花火を使った『連続火の輪くぐり』等も有りですねぇ。
私自身は『バニー風水着』を着用しこの子達をアシスタント、場合によっては胸を跳躍の足場に使わせても?


 妖怪達が思い思いに歌い踊る、ビーチの特設フェス会場。
 その中心のステージから、スピーカー越しの声が会場内へ響き渡った。
「さぁさぁ皆さーん! お待ちかね、猟兵さん達の飛び入り参加ザマスよー!」
 会場内の妖怪達の視線が、一瞬にしてステージ上へと注がれる。視線の先には、司会を担当する西洋妖怪トリオと、彼らに囲まれた中心に立つ美少女の姿。
(何やら見覚えのある方々が司会をされておりますねぇ)
 その美少女――豊満を極めたる肢体を、バニースーツを思わせる黒のレオタード水着に包んだ夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は、己を囲む三人の妖怪達に視線を向けつつ思う。
 ドラキュラ男、狼男、フランケンの三人組。先の大祓百鬼夜行の折に参戦した水着運動会にて司会を務めていた妖怪達を思わせるが。
「うーん、相変わらず凄いおっぱいでガンス。見るたび眼福でガンスね!」
「フンガー! フンガー!」
 寧ろ、あの妖怪達そのものだったらしい。あの時は骸魂を取り込みオブリビオンと化していたが、彼らも当時のことは――主にるこるの巨きな胸の双房を――覚えていたようだ。
「おぉ……あの時の方々でしたか。お久しぶりですぅ」
「その節はお世話になったザマス」
 などと挨拶を交わすのもそこそこに。
「さてさて、今回はどのようなパフォーマンスを披露してくれるザマスか?」
 早速本題に入ろうと話を振るドラキュラ男。るこるも応えて頷けば。
「はい、今回はこの仔達のショーをお見せしようと思いますぅ」
 続けての言葉と同時、ステージの上に何処からともなく現れたのは仔犬や仔猫、仔兎やハムスターといった小動物の群れ。上空には小鳥の群れが飛び交う。
 これらは皆、るこるのユーベルコードによって呼び出された者達。歌い踊るパフォーマンスは得手とは言えないるこる、自らではなくこれら小動物を中心としたショーを披露すると語ってみせた。
「おお、これは美味し」
「フンガー!」
「あだっ! もとい可愛い動物達でガンスねー!」
 これら小動物特有の可愛らしさは、その場の妖怪達をも一瞬で魅了する無敵の可愛らしさ。狼男は一瞬肉食獣らしいことを口走りかけてフランケンに突っ込まれたが。
「うーん、この仔達がどんなパフォーマンスを魅せてくれるか! とても興味深いザマスね!」
 そうドラキュラ男が纏めたところで、BGMが変わり。まさに小動物が跳ねまわるような軽快なポップサウンドが流れ出す。そしてステージ奥で、噴水の如く火花を噴き上げる仕掛け花火が作動を開始。
「それでは皆様、私達の演技をどうぞご覧くださいませぇ」
 両手を広げて、るこるが観客達へ呼びかけると共に。ステージ上の小動物達が一斉に動き始める。
 花火に向かって走る仔犬、その背を蹴って、仔猫が噴き上がる火花の上へ跳び上がり。水芸じみて、火花噴水の上で丸まりながら跳ね回ってみせ。
 また別の仔猫達は、跳躍すると共に飛び込んできた小鳥達の背を蹴って更に跳躍。ステージ上方で車輪の如く回転する花火の上へと次々と着地してはその上を走りだす。やがて車輪花火の上では、全くの等間隔で並んだ仔猫達が一糸乱れぬ足運びで走り続ける光景が現出するに至って。
「ではでは、次は此方をご覧頂きますねぇ」
 そんな小動物達のパフォーマンスに魅了される妖怪達に、るこるは次なるパフォーマンスを見せんとする。彼女の左右には、花火によって形成された幾つもの炎の輪。その外側上部と内側下部で、炎輪を車輪に見立ててハムスターが走っている。
「仔犬の皆さんによる連続火の輪くぐり、いきますよぉ!」
 声を張ると同時、ステージ横から駆けこんでくるは仔犬達。彼らは炎輪を目掛けて跳躍すればその中心へと飛び込み潜り抜け、その先の小鳥の背を蹴って更に跳躍、次なる炎輪をも潜り抜け。
「はいっ!」
 その先にはるこる、腰を落とし突き出すは胸元の豊潤たる膨らみ。仔犬達が次々その肉巨峰を蹴って跳躍するたび、柔らかさと弾力を兼ね備えたそれが揺れ弾む。
 振動にも惑わされることなく、仔犬達はその先の炎輪をも次々と通過。最後の一匹に至るまで、バランスを崩すことなく跳びきってみせた。

「以上、お楽しみ頂けましたでしょうかぁ」
 最後は、それら小動物達を胸元や肩に乗せてご挨拶。応えは、万雷の拍手で以て返ってきた。
大成功 🔵🔵🔵

オリヴィア・ローゼンタール
あら、見覚えのあるトリオが
お久しぶりです、今度はアイドル番組ではなくダンスフェスの司会なんですね

今年用意した新しい水着は、伝統的なスクール水着
カクリヨファンタズムの雰囲気にも合って歓迎されるかと
どうでしょう?

煌びやかな花火をライト代わりに、【ダンス】【パフォーマンス】
ハイテンションなBGMに合わせて躍動し、会場を盛り上げる(誘惑・お誘い・傾城傾国の艶美)
ダンスは新し親分さんとの戦いでも披露しましたが、あくまで戦いの手段として
今は純粋に踊ることそれ自体を楽しみましょう!

踊り疲れたら休憩に屋台で買ったものでも食べましょう
手軽に食べられるフランクフルト、ケチャップにマスタードたっぷりで!


「見覚えあるトリオと思っていたら――お久しぶりです、お三方」
 続いてステージに上がってきたその女性猟兵は、赤いアンダーリムの眼鏡をかけた貌に柔和な笑みを浮かべて、フェス司会の西洋妖怪トリオに挨拶する。
「おおっ、その声は――オリヴィアちゃんザマスね!」
 振り向いたドラキュラ男の言の通り、其処に居たのはオリヴィア・ローゼンタール(聖槍のクルースニク・f04296)。先の大祓百鬼夜行の折、オブリビオンと化していた彼らが主催したアイドル水着運動会、そこに参加した猟兵の一人だ。
「覚えて下さっていたようで何よりです。今度はアイドル番組でなくダンスフェスの司会なんですね」
「あれはそういう番組だったでガンスからねぇ」
 でもそのうちまたやってみたい、とは狼男の言。ふと視線を落とせば、オリヴィアの纏う紺色の水着が視界に飛び込んでくる。
「ってオリヴィアちゃん……その水着、もしかして」
「ああ、はい。今年の水着は、伝統的なスクール水着となりますが――どうでしょう?」
 水着への言及を受け、オリヴィアは其を纏った肢体を強調するようポーズを取る。鍛えられ引き締まりつつも、女性的な肉感を十分以上に兼ね備えた豊満な肢体。なれどオリヴィアも未だ18歳、スクール水着を身に着けていてもおかしくない歳だ。
 その事実と、然し女性として充分に成熟した肉体とのギャップ。其を強調するかの如きスクール水着は、所謂旧スクと呼ばれる古いデザインが齎す郷愁、白い肌とのコントラストと相俟って、一際鮮烈なる印象を見る者に与える。
「フンガー! フンガー!」
 大きな胸で『おりう゛ぃあ』って書かれたゼッケンが歪んじゃってるのが良いよね! とはフランケンの弁だ。彼に限らず、妖怪達の反応は一様に上々。皆、とても気に入った様子であった。
「それじゃあ、その水着でひとつ華麗なパフォーマンスをお願いするザマス!」
 興奮気味な様子のドラキュラ男の促しを受け、オリヴィアはステージの中央へと足を進める。疾走感溢れるハイテンションなユーロビートが会場に響き渡る。
「ええ。――それでは皆さん、共に目一杯踊ると致しましょう!」
 両腕を広げ、観客へと呼びかけるオリヴィア。溢れ出す魅惑的なオーラが、元より興奮状態にあった妖怪達のヴォルテージを更に高めていき。
 直後、BGMに合わせてダイナミックな躍動を開始。打ち上げられる花火は普通の其より格段に明るく輝き、その下で踊るオリヴィアの姿をより明瞭に浮かばせる。
 跳躍しながら身を捻り、身体に纏わすように両腕を振り回し。着地と同時に回し蹴りを繰り出すが如く足を振るい、そのまま身体を半回転。腰を落として一瞬だけしゃがめば、その拍子に揺れる双乳、突き出される尻肉。力強く華麗ながらも、節々に艶美を纏うオリヴィアの踊り。
 ダンスそのものは、かつての戦争の折にバズリトレンディと対決した折にも披露したが、あちらはあくまで戦いの手段。その後の戦闘が念頭にあった。
 だが、今は違う。戦闘はなく、ただただ祭りの場があるばかり。ならば、心中に戦備えは不要だ。
「まだまだ、楽しんでいきましょう!」
 以て、純粋に楽しむ為に。オリヴィアが決めポーズを取ると同時、背後で一斉に花火が打ち上がり、空を埋め尽くさんばかり無数の光芒が広がっては地上のオリヴィアを照らすのだった。

 そうしてダンスを披露すること小一時間。
 流石に疲れたオリヴィア、後を西洋妖怪トリオに任せて、会場周辺に並ぶ屋台群へと足を伸ばしていた。様々な食べ物を扱う屋台が集まるエリアだ。
「――ん、美味しいですね……!」
 その中にて買い求めたフランクフルトを齧り、その味わいに舌鼓を打つオリヴィア。その貌に浮かぶ満面の笑みが、言葉を実感として示してみせる。
 溢れる肉汁の旨味を、たっぷりと浴びせられたケチャップの酸味とマスタードの辛味とが引き立てる。あまりに美味故か、あっという間に完食してしまった。
「さて、腹ごなしにもう一踊り。いくとしましょうか!」
 エネルギー充填完了とばかりに頷くと、その足は再びステージの方へ。まだまだ夜は長い。存分に楽しみ抜こうではないか、と。オリヴィアの表情は、そんな意思に満ち満ちていたとか。
大成功 🔵🔵🔵

燈夜・偽葉
なるほど!話は聞かせてもらいました!(どこからともなく生える妖狐)
であればスカイダンサーたる私の出番でしょう!

まずは妖怪花火とともに上空へ
花火の軌跡を足場にして空中ダンス
念動力で操った刀9本も周囲で旋回させて

【剣よ、地を鎖して】で花火を凍らせて、その上で跳ね回るように踊り

もう一度【剣よ、地を鎖して】で今度はレール状に凍らせ、その上をフィギュアスケートの様に滑ってパフォーマンス

ラスト、刀から衝撃波を放って凍らせた花火を千々に砕いて着地してフィニッシュです


 猟兵達の華麗なる演技によって、会場のヴォルテージは最高潮。大いに盛り上がっている様子であった。
「さーて、次に演技を見せてくれる猟兵さんは誰ザマスかー?」
 ドラキュラ男が呼びかけるが、その時点では反応が無い。一旦フリータイムの入れ時か、と判断しかけたその時。
「なるほど! 話は聞かせてもらいました!」
「フンガー!?」
 フランケンの背後からいきなり声。驚き振り向いた彼の前に居たのは、黄昏色の瞳が特徴的な妖狐の少女。燈夜・偽葉(黄昏は偽らない・f01006)だ。
「一緒に空に飛び上がれる花火を使ったパフォーマンス! であればスカイダンサーたる私の出番でしょう!」
「おお、自信満々でガンスね……!」
 あどけない顔立ちと小柄な体格に比して豊かな胸を張り、堂々宣言してみせる偽葉。そんな様子に狼男は圧倒されつつも、確かな期待を感じている様子であった。
「では早速、魅せてもらうとするザマスよ!」
 自らも一緒に打ち上がる為の花火は、ドラキュラ男が示した先に。早速打ち上げ筒へと飛び込んだ偽葉。流れていたBGMが一旦ブレイクパートに入る。
「打ち上げ五秒前! 3! 2! 1……」
 それに合わせてのカウントダウン。偽葉の準備は万端だ。
「……ファイヤー!」
 再び走り出すBGM、同時にカウントはゼロへと至り。打ち上げられる花火と共に、偽葉もまた上空へと飛び上がってゆく。
「それではまずは小手調べといきましょう!」
 だが花火が開くより前から偽葉の演技は始まっていた。撃ち上がる花火の軌跡に棚引く炎を足場とし、花火を追うかの如く跳躍を繰り返しながらBGMに合わせて身を捻り翻し、時には宙返りも交えて高度を上げてゆく。
 其に随うように、九本の刀が偽葉の周囲を旋回する。偽葉の動きに合わせて様々に配置を変えてゆく刀剣群は、マスゲームめいた統一感ある挙動を見せて主の動きに華を添え。

 そして花火が上昇しきり爆発。色とりどりの火花が周囲へ散ってゆけば。
「暑い夜に熱い華も良いですが、ここはクールにいきましょう!」
 旋回する刀群が蒼く輝いたかと思えば、周囲へとユーベルコードの風を巻き起こす。以て齎されるは花火の凍結。凍てついた炎の上に着地した偽葉はそのまま花火の上を跳ね回るように踊りだす。
 小さな跳躍を繰り返しながら身を切り返し、高い跳躍と共に宙返り。アクロバティックに決めると共に、次なる花火が炎を棚引かせ打ち上がる。
「次はこうです!」
 再びユーベルコードを発動、凍てつく剣風を放てば、炎がレールじみた形に凍結。飛び乗った偽葉の身が、滑るように降下を開始。
 BGMに合わせて腕を、脚を振るい、身を反らしたり切り返したり。フィギュアスケートの演技を思わせる舞踏が観衆の目を惹き、跳躍からのトリプルアクセルを決めてみせれば歓声が上がる。
 徐々に地上に近づくと共に、BGMもクライマックスが迫る。最後の仕上げだ。
「これで――フィニッシュ、です!」
 レールの終端近くで跳び上がった偽葉、刀群の旋回速度を一気に上げる。放たれた幾つもの衝撃波が凍り付いた花火へと次々に命中、其を千々に粉々に砕いてゆけば。
「おお……! 輝いているでガンス……!」
「フンガー……!」
 見届ける西洋妖怪トリオをはじめとする観衆から、感嘆の声。砕け散った花火は黄昏の光を浴びてきらきらと輝き、その中心に着地した妖狐少女の周囲を彩ってみせていた。
 以て現出したその光景はあまりに美しく。妖怪達の間から割れんばかりの歓声を以て迎えられるまで、数瞬の間を要する程であったとか。
大成功 🔵🔵🔵

リーゼロッテ・ローデンヴァルト
※アドリブ等歓迎、MS側猟兵との逢瀬可

折角アレを改良したんだし、まずは裏方かね
※クリスマスの規格外ミサイル花火の事

妖怪花火をたんまり『シリウス・マイン』に組込
ステージには『マーチング・ワスプ』の楽隊が登壇
彼女らが「淡く幻想的なトランス楽曲」を始めたら
オペ76番【スターリィ・スカイ】開始

『アダマンタイト』を全開、緑の粒子を纏って離陸
全身の光学武装3種を星空の様な彩りとして添えつつ
曳光弾状態で輝く妖怪ミサイル花火を盛大&安全に斉射♪

六芒星等魔法陣風の陣形を組ませ
流星雨の様に上下左右へ殺到
更には様々な渦を描く事で
散華後の空中足場を盛大に拡張するよ♪

さて、演技後は何しようかね?
ナンパでもいーんだけど…


リノン・ネメシス
メラン姉様と一緒に

水着姿でフェス会場をぶらぶらと
盛況ですわね…姉様は出店だしたかったのでは?
え?なら私はといわれても、私の歌は表舞台で披露するものではないですし
派手なパフォーマンスは苦手なのですが…

…なんて話をしていたら、それを聞きつけた司会に見つかり
ステージに上がるように言われて
…水着コンテスト入賞で顔覚えられてたみたいですね

仕方ありません
雰囲気に合うかどうかわかりませんが、1曲披露しましょう

ステージに上がり、ロック調の激しめなJ-POPの曲を
※イメージはシェリル・ノーム(マクロスF)

姉様、花火パフォーマンスでの盛り上げはいいですけど、奴隷君たちのオタ芸はちょっと恥ずかしいですからね?


メラン・ネメシス
妹のリノンと
水着姿でフェス見物や

賑やかやなぁ…見てたら、自分で店やりたくなってまうな
海の家仕様のかき氷とか焼きそばとか飛ぶように売れそう
…それよりリノンはステージで歌いたいんちゃう?
ほれ、司会の妖怪が呼んでるで?
いってらっしゃ~

折角妹の晴れ舞台やし、ちーと手助けしたるかな?
パフォーマンス用に花火準備してもらお
リノンの曲に合わせて光が奔り、花火の妖精がリノンの周りを飛び、サビの部分では派手に花火のシャワーが降り…なんて仕掛け花火を
妖怪花火なんやからできるやろ?

あと盛り上げ役に奴隷君を適当な数呼び出して
サイリウム持たせてオタ芸やらせて…

…ん?やりすぎ?
ええやん、これくらい派手な方がうけるってな


「折角だし、全部コイツに載っけてみたいなって」
「それは問題ないザマスが、猟兵さんは演技しないザマス?」
「ん、今回は裏方メインでやるつもりさ。折角『アレ』の改良に成功したのだしね」



「これは盛況ですわね……」
「せやねぇ、思った以上に賑やかやわ」
 フェス会場を練り歩く、水着姿の二人の女性。露わな肌の関節部には、人間には無いスリットが入っている。即ち人形――ミレナリィドールだ。
「これだけ賑やかですと、姉様は出店を出したくなるのでは?」
 柔和な表情で小首を傾げ、亜麻色の髪に赤いビキニの女性型ドール――リノン・ネメシス(ダークネス・ディーヴァ・f33259)が、姉と呼ぶ同行者へ問う。
「ん? そらなぁ、こない人が入るて知っとったら絶対やっとったやろけど」
 訛りのある口調で答える同行者――茶の髪に橙黄ストライプのビキニを纏った女性型ドール、メラン・ネメシス(ダークネス・トレーダー・f27087)。猟兵としての活動の傍ら、闇商人としても活動しているメラン。儲け話の匂いには敏感なのだが。此度はどうやらなかなか嗅ぎつけるに至れなかったらしい。
「海の家仕様のかき氷とか焼きそばとか……そらもう、飛ぶように売れそうやわ」
 海辺という場所柄と、フェス会場の空気。用意すれば用意しただけ売れそうだ。そんな商売の気配に少しだけ未練を滲ませるメランだが、此度はそれより大事なことがある。
「……せやけど、リノンこそ。あそこのステージで歌いたいんとちゃう?」
「え、わ、私ですか?」
 急に問いを返され、驚いたように瞳を瞬かせるリノン。メランが示した先――フェスのメイン会場であるステージに視線を向け、興味ありそうな反応を見せつつも。
「で、ですがそう言われても……私の歌は表舞台で披露するものではないですし、派手なパフォーマンスは苦手なのですが……」
 しかしすぐに視線を外し、もじもじと否定の答えを返そうとするリノン。実際歌姫であるリノンだが、その歌を披露するのは姉の経営する闇カジノか、或いは己の本業――暗殺の為のハニートラップの一環として。このような明るく賑やかな場にはそぐわない、リノンはそう考えていた。
「ええやん、歌うだけなら誰も傷つかへんて。ほら」
 然しメランはへらり、と笑みながら応える。そして彼女がステージの方を見遣れば。
「――おお、あれは! 皆、新たな猟兵さんの飛び入りザマスよ!」
「皆、歓迎の拍手でガンス!」
「フンガー!!」
 ステージ上の司会者三人組が一斉にリノンの存在を認識。会場には割れんばかりの拍手が巻き起こり、一気に彼女をステージへ招く空気を造り出しにかかった。
「ほれ、司会もリノンのこと呼んどるで?」
 笑みを崩さず言ってのけるメラン。リノンの眉根が寄る。彼女は直前まで行われていた水着コンテストにて入賞を果たした身ゆえ、顔を覚えられていたのかもしれない。
「……仕方ありませんね」
 最早拒否できる状況ではない。観念し、ステージへと歩みだすリノン。いってらっしゃーと見送ったメラン、彼女とは別の方向へと歩きだした。

「というわけで皆さん! 続いての飛び入り猟兵さんは、なんと今年の水着コンテスト入賞者ザマスよ!」
「フンガー!」
 ドラキュラ男の紹介に続いて、フランケンが叫びつつリノンへマイクを向ける。自己紹介を求められていると解釈したリノンは頷き。
「リノン・ネメシスと申します。この場の雰囲気に合うかどうかは分かりませんが、一曲、披露させて頂きますね」
 静々と一礼するリノン、フランケンから差し出されたマイクをそのまま受け取る。そして立つはステージ最前部。今まさに、歌姫のオンステージが始まらんとしていた。

 その直前、メランがやってきたのは舞台裏。勿論、彼女もまた舞台に立つ、という意図ではない。妹の為にと思いついた一つの案を実行する為だ。
 そうして訪れた舞台裏の一角、妖怪花火の用意されている区画。そこに視線を向けたメランの表情が、一瞬ぎょっとした驚きの色を帯びる。
「これ……キャバリアやんか……?」
 そう、花火の発射台の真ん中に、重厚なる装甲を纏ったキャバリアが鎮座していたのだ。何故フェス会場にこんなものが。訝しむメランの前で、モーター音を伴ってコクピットブロックが開放される。
「うん? アンタも裏方志望の猟兵かい?」
 そこから現れた小柄な少女――のように見える女性が、メランを視認し小首を傾げ問う。リーゼロッテ・ローデンヴァルト(リリー先生って呼んでよ・f30386)、件のキャバリア『ナインス・ライン』のパイロットである。
「ん、せやね。これから妹の晴れ舞台やさかい、ちぃと手助けさせてもらおってな」
 応えるメランに、リーゼロッテは成程と頷く。裏方として手伝いに入った彼女としても、華のある演技者に前に出てもらった方が盛り上げ甲斐があるというもの。
「そーゆーコトなら、アタシもがっつりお手伝いさせてもらおうかな。折角イロイロ準備したのだしねっ」
 にやりと笑うリーゼロッテを前に、メランもまた口角が吊り上がる。こうして、演出の体制もまた整えられた。

 再びリノンが立つステージの上。
 ステージの奥へと上がってきた人型ドローン群――何故かリーゼロッテを外見も成人にしたような、或いはゆるキャラっぽくデフォルメしたような者達で占められる――が、其々に楽器を構えたかと思えば。
 彼女らが動き出すと共に、ステージからBGMが流れ始める。ロック調の、激しくも疾走感に満ちたるJ-POP風の音楽だ。
 そしてリノンは歌い出す。軽快ながら力強く。高く低く歌声を響き渡らせてゆく。
 同時、ステージ後方から上空目掛けて光が迸る。ナインス・ラインに搭載された武装群が放つ光線が為す輝きは、暗い空によく映える。
 曲に合わせて、リノンは片手を振ったり掲げたりといった振りつけを加える。そんな動きに応じるように、ナインス・ラインから放たれた花火が曳光弾じみて光を棚引かせ、爆ぜると共にステージへ光の雨を降り注がせる。
 盛り上がっていく音楽、呼応するかのようにリノンの頭上で炎の人型がダンスを踊る。炎の妖精じみた疑似妖怪を一時的に生む妖怪花火だ。
 ナインス・ラインがミサイルランチャーに搭載した花火弾頭、それらを一斉に打ち上げる、光を棚引かす花火群は、空中で其々に複雑な軌道を描き出す。六芒星、四葉、或いは大渦。様々な魔術的紋様が現れては消え、曲はどんどんと盛り上がってゆく。そして花火群が一斉に爆ぜ散り、流星群じみた光の雨をフェス会場全体へと降り注がせ始めたところで、曲はサビへと突入する。
 ステージ上のリノンもまた、ステップや身体の回転を加えた派手な振り付けやダンスを交えて歌い出す。それでいて歌を紡ぐ声音は、運動量の増加を感じさせない純粋な響きを保ち。最高潮と化した音楽を彩る。
 サビ突入と時同じくして、ステージ下には何体もの黒き魔導巨人が姿を現す。メランが召喚魔術で呼び出した奴隷巨人だ。彼らは皆両手に輝く棒――色とりどりのサイリウムを携え、曲に合わせてそれらを振り回し踊りだす。所謂オタ芸という奴だ。
 一見して混沌とするそれら要素、なれどその場においては奇妙な調和を見せて。最後まで観客の目を離すことなく、サビの最後までを駆け抜けて。
 僅かな後奏を経て、曲はフィニッシュへ。BGMが止まると同時にリノンは決めポーズを取り、上空では一際大きな大輪の炎華が花開き。一拍遅れて、会場には割れんばかりの拍手喝采が巻き起こるのであった。

「リノン、お疲れさーん。やー、ごっつい盛り上がったなぁ?」
 ステージを下りた妹をメランが迎える。対するリノンは、やりきった風ではありつつも何処か恥ずかしげに。どないしたん? とメランが問えば。
「……姉様、花火パフォーマンスでの盛り上げは兎も角、奴隷君達のオタ芸はちょっと恥ずかしいですからね?」
 どうやらゴーレム達によるそれが気に入らなかったらしい。尤も、メランの方は派手で良かったやんと平然としていたが。

「ふー、大成功大成功♪ やー、盛り上がって良かったねえ」
 舞台裏から出てきたリーゼロッテは満足げに。ナインス・ラインは後片付けの際に取りに来るとして、彼女もまたフェスを楽しもうと出てきたのだ。
「けど、何したものかねえ……」
「お疲れ様でした、リーゼロッテ様」
 しかし具体的な行動が定まっておらず。どうしたものかと視線を周囲へ巡らせば、丁度挨拶に訪れたグリモア猟兵、セラフィールの姿を認めた。
「どーも。後、アタシのコトはリリーって呼んで欲しいな」
 労いには感謝しつつも訂正を求めるリーゼロッテ。色々あって自身の名が気に入っていない彼女、こうして相手には可能な限り愛称呼びを求めているのだ。
「と、それ失礼しました……。ではリリー様と……」
 訂正に応じるセラフィールに頷きつつも、リーゼロッテの脳裏にある考えが浮かぶ。悪戯と言うにはやや過激な、しかし決して悪意には基づき得ない行為。
「ん、よろしい。それじゃ早速だけど、これからアタシに付き合ってくれない? やっぱ一人じゃ寂しくてさ」
 即ちナンパである。一瞬面食らったセラフィールだが、意図を察すれば微笑みと共に頷いて。
「はい、この後の予定は特にございませんし喜んで」
 快諾に喜び笑むリーゼロッテ、その瞳に一瞬悪戯心が輝いたとか、そうでもないとか。

 こうして、ビーチにおいてのフェスイベントは、猟兵達の盛り上げもあり大成功のうちに幕を下ろした。
 今夜の出来事が、猟兵達の良き思い出となったならば幸いである、と。先の大祓百鬼夜行の折、オブリビオンと化していた処を猟兵達によって救われた、主催の西洋妖怪トリオはそう語ったとか。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2021年08月06日
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵