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碎輝と語る、最高にかっこいい金魚のすくい方について

#カクリヨファンタズム #戦後 #碎輝 #金魚すくい #ショタ #プレイング受付終了しました

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「奥さん!! 聞きました!? 碎輝が! あのイケメン竜神親分の碎輝が!! ショタになります!!!」
 グリモアベースに現れた雨月・雨莉(は何もしない・f03581)は、そこにいた猟兵達を勝手に奥さん呼ばわりした挙句興奮気味に語った。うん、何言ってるか分かんないからまず落ち着こうか。
 というわけで。優しい猟兵が差し出した粗茶を飲んで、一息ついた雨莉は最初からことのあらましを語り出した。
「ええと、あの妙に聞き覚えがあるようなないようなイケメン……竜神親分の碎輝なんすけど。『大祓百鬼夜行』で目覚めるまで、カクリヨファンタズムの最奥で封印されてたんすよね」
 というのも、最弱の状態から無限に成長する碎輝自身が原因で、カタストロフを起こしてしまう危険があったからだ。だが、猟兵が現れたことで、その状況は変わった。
「っつーのも、碎輝は倒されることでしょ……ンガンッフ……フフフ……しょ、ショタ……違った、『小学生形態』になって、しばらくの間、成長が止まる……ってへへ最高だな……」
 途中から溢れ出る歓喜の笑いを嚙み殺しつつ、最終的には我慢できなくなったらしい雨莉が、涎を垂らしながら恍惚の笑みを浮かべた。猟兵達は一斉に引いた。その視線に気づいた雨莉は慌てて涎を拭って、何事もなかったかのように説明を続けた。
「……と、というわけで、猟兵の皆さんで、碎輝を相手に戦ってくださいって依頼っす! ハイ!!」
 なるほど、雨莉は最高にキモかったが要するに、また碎輝と戦って勝てばいいのか! と猟兵達は拳を握りしめた。その猟兵達に、雨莉は「あ、大事なこと言い忘れてたんすけど」と水を差した。
「実は碎輝は『自分がヒロイックな状況に追い込まれる』とよりパワーアップするらしくて、『敵がかっこよかったり正々堂々としていれば、そこまで成長しないはず!』だそうです。なんで、皆さんにはまず碎輝と一緒に『かっこいい必殺技』や『かっこいいシチュエーション』について語り合って欲しいんすよ」
 碎輝はかっこいい談義にはノリノリで応じてくる。その語り合ったカッコいい技を参考に、碎輝と戦い勝利して欲しいという。あい分かった! と再び拳を握りしめる猟兵達。その猟兵達に、雨莉はまたしても「あ、すいません言い忘れてたんすけど……!」と付け加えた。猟兵達は一斉にズッコケた。まだ何かあるのかよ! とツッコミたい気持ちを抑え、猟兵達は次の言葉を待つ。
「碎輝と語り合ってもらう『かっこいい必殺技』や『かっこいいシチュエーション』なんすけど。今回は金魚すくい縛りでお願いしたいんすよ」
 スケールが急に小さくなった。何故に金魚すくい。ポカンとする猟兵達に、雨莉は頭を掻きながら付け加えた。
「なんかカクリヨで戦勝祝いに開催されているお祭りの金魚すくい屋台を盛り上げて欲しいって依頼があったらしくて、じゃあこっちと一緒にやろう的な」
 じゃあなんだ? 碎輝とは金魚すくいにおけるかっこいい必殺技やかっこいいシチュエーション(かっこいい金魚のすくい方?)について語り合った挙句金魚すくいバトルすればいいのか? という猟兵の疑問に、雨莉は手を挙げて答えた。
「いえ前半は合ってますが。後半は成長電流形態の碎輝と普通に戦ってください」
 なんでだよ!! と猟兵達はやる気満々で手にしたポイを床に叩きつけた。金魚すくいどこ行ったんだよ! ていうか「語り合ったカッコいい技を参考に、碎輝と戦い勝利してください」って、どうやってカッコいい金魚すくいの技を戦闘に応用するんだよ!!
「そこは各自で頑張ってくださいとしか……どうしても思いつかなかったらもう普通に物理で殴ってください」
 カッコいい技について語り合った意味ぃ! まぁ、でもそれはそうするしかないわなと猟兵達も納得はした。碎輝と戦う段になってから駆けつける猟兵もいるだろうし、無理に語り合った内容を戦闘に応用しなくても良いだろう。
 雨莉が総括する。
「まぁとにかく……さっきも言ったように、倒された碎輝はダウンして、この戦闘分も含めて、しばらく成長しない『小学生形態』に変形するんで。碎輝との戦いの段になったら、語り合った『かっこいい金魚のすくい方』を参考にするなり、あるいはしないで純粋に物理で殴るなり、なんとかしてとっとと碎輝をショ……小学生形態にして思う存分愛でましょううっへっへ」
 雨莉は再び涎を垂らした。俺は後方でカメラ回してるんで、と親指を立てながら。
「ちなみに俺はおにいさん×ショタが好きです」
 と一部の人にしか分からないかつどうでもいい雨莉の好みを匂わせて。


ライ麦
 碎輝、小学生になる。
 ライ麦です。ショタ碎輝やっほーーーーーーーー!!! 運営の皆さんありがとうございます!!!(クソデカボイス) OPの雨莉はほぼ私です!(キモい)
 というわけで以下詳細です!(涎拭きつつ)

●第一章
 碎輝と金魚すくいにおけるかっこいい必殺技やかっこいいシチュエーション(かっこいい金魚のすくい方?)について語り合う。
 実際に金魚すくいの屋台が用意されてるので、なんなら実演しながら語ってください。ユーベルコードの使用もアリです。第一章でなら碎輝に金魚すくいバトルを挑んでも構いません。たぶんノリノリで乗ってきます。

●第二章
 成長電流形態の碎輝と戦います。金魚すくいどこ行った? と突っ込んではいけない。
 第一章で語り合った金魚すくいにおけるかっこいい必殺技やかっこいいシチュエーション(かっこいい金魚のすくい方)を戦闘に応用しても構いませんし(できるなら)、普通に物理で殴っても構いません。第二章だけ参加する方のことも考慮し、当シナリオにおいてはそこに有利不利は設けません。第一章参加の有無に関わらす、良いプレイングと思えばプレイングボーナスがつきます。
 碎輝を倒すとしばらく成長しない(最高では?)『小学生形態』に変形するので、思う存分愛でましょう!(※愛でなくても構いません)
 ショタ碎輝の描写のためにも、2章はできればプレイングまとめて書きたいなぁというお気持ち!

 それでは、当シナリオは2章でショタ碎輝と絡んでくれるおにいさんを大募集しております! がそれ以外の人も大歓迎です!! とにかくプレイング心よりお待ちしております!!
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第1章 日常 『妖怪たちと金魚すくい対決』

POW   :    気合で金魚すくいに挑む

SPD   :    速さで金魚すくいに挑む

WIZ   :    慎重さで金魚すくいに挑む

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

御狐・稲見之守
(化術で手榴弾を作りだし、金魚掬いのとこにポイ)
ダイナマイト漁、この手に限る。
……なんて冗談じゃよ。

全ては"化かし"ゆえに屋台に被害はない。多分。
さて、それでは碎輝殿と金魚掬い勝負と参ろうか。
ワシのポイは紙なれど鋼鉄のように硬く決して崩れないゾ。
ふふ、羽毛を大岩のように重く、或いは鉄を布のように柔らかく
そういった芸当も陰陽術の一つよ

さあ碎輝殿
このインチキにカッコ良く勝ってみせるがいい。
ま、勝てればであるがナー!!ブハハハハ!!!
(見るからに腹立つ煽り笑顔で)



 御狐・稲見之守(モノノ怪神・f00307)は化術で手榴弾を作りだすと、そのまま金魚すくいの水槽にポイッと投げた。
「ダイナマイト漁、この手に限る。……なんて冗談じゃよ」
 碎輝が真っ青な顔して見てたので、稲見之守はそう言ってひらひら手を振った。そもそも、全ては"化かし"ゆえに屋台に被害はない。多分。
 というわけで。
「それでは碎輝殿、金魚掬い勝負と参ろうか」
「望むところだぜ!」
 碎輝も意気揚々と腕を捲る。いざ金魚掬い対決、スタート!
「ワシのポイは紙なれど鋼鉄のように硬く決して崩れないゾ」
 ふふんと自分のポイを見せて、颯爽と金魚を掬う稲見之守。すごい、いくら掬っても全然紙破けてないぞ!
「す……スゲー! それ、どうやってやってるんだ!?」
 驚き、目を輝かせて問う碎輝。
「ふふ、羽毛を大岩のように重く、或いは鉄を布のように柔らかく。そういった芸当も陰陽術の一つよ」
「へぇー! そうか、陰陽術か! 便利だな~……便利? 陰陽……術? 術??」
 感心しながら聞いていた碎輝がふと首を捻る。
「……なぁ、それってあの、要するに」
 再び青くなって何事か言いかける彼を指差し、稲見之守は高らかに笑った。見るからに腹立つ煽り笑顔で。
「さあ碎輝殿。このインチキにカッコ良く勝ってみせるがいい。ま、勝てればであるがナー!! ブハハハハ!!!」
 インチキって言っちゃったよ!! ある意味正々堂々としてるけど!! その煽り笑顔を見た碎輝は、ポイを握りつぶすほど強く拳を握りしめた。
「………なるほどな、それがお前のやり口ってわけか……俺はそんなインチキなんかに負けはしない! 正々堂々と戦って、お前に勝つ!!」
 そう啖呵をきり、おっちゃんもう一回! と目に炎を燃やしながら屋台の主人に頼む碎輝。……あれ、これって碎輝がヒロイックな状況に追い込まれてない? より強くなっちゃわない?
 実際、碎輝は強くなった。「無限に成長する」というのは金魚すくいにおいても適用されるのか、最初はポイを破ってばかりだった碎輝が、みるみるうちに上達し、連続で金魚を掬うまでになった。気付けば、鋼鉄のように硬く決して崩れないポイを使っていたはずの稲見之守すら追い越していた。
「昨日より今日! 今日より明日! 俺は、どこまでも強くなる……!」
 ポイ片手に闘志を燃やす碎輝。「こうすると碎輝はより強くなる」という見本みたいな展開だった。

失敗 🔴​🔴​🔴​

北条・優希斗
アド、メタ、却下可
…ええと、ラ…じゃなかった、雨莉君、ちょっと落ち着こうか。
取り敢えず彼と金魚すくいをして、真正面から勝てば良いんだよね?
一応そう言う前提で動こうか……。
先ず、金魚達の動きを見切りで探っていくよ。
多分、何しているんだ?と聞かれそうだから、必殺技の準備だよ、みたいな話をしながらね
で、暫く時間がたって、彼が勝ちそうでつまらなそうにし始めたところで、UC+早業発動
見切りで読んだ動きを使って纏めて金魚を掬うようにして彼にプレゼントするね
これで少しでも興味持たれてなんと言う必殺技?と聞かれたら…
これが俺の必殺技、剣王の瞳(UC名)
数秒先の未来が視える……みたいな話をして、満足して貰おう



「……ええと、ラ……じゃなかった、雨莉君、ちょっと落ち着こうか」
 うっかりグリモア猟兵の背後に見える人の名前を呼びかけた北条・優希斗(人間の妖剣士・f02283)は、やれやれとこめかみを押さえた。まぁ彼女は(リプレイには)出てこない(メタ)なんだからほっとこう。というわけで。
「取り敢えず彼と金魚すくいをして、真正面から勝てば良いんだよね? 一応そう言う前提で動こうか……」
 そう言って、優希斗はじっと金魚が泳ぐ水面を眺めた。
「? 何しているんだ?」
 傍から見たらすくいもせず、ただ金魚が泳ぐ様を見ているように見える優希斗に、碎輝が訝し気に声をかけた。
「ああ、必殺技の準備だよ」
 にこやかに答える優希斗。実際、彼はこう見えて金魚達の動きを見切りで探っているのだ。そうとは知らない碎輝は、
「ふ~ん……なんだか知らないけど……仕掛けてこないんならこっちから行くぜ!」
 とポイを構え、ノリノリですくい始めた。それから暫く――。
「……なぁ、俺はもうけっこうすくったけど……お前はまだなのか?」
 これじゃ勝負にならない、とすくった金魚数匹を片手に口をとがらす碎輝。だが、優希斗はそれを待っていたのだ。
「ああ、それじゃ……俺も本気出そうか」
 口角を上げ、優希斗はユーベルコード【剣王の瞳】を発動させる。瞬間、彼の漆黒の瞳は蒼穹へと変化し、数秒先の未来を見通す。さらに先ほど見切りで読んだ動きも使い、早業で金魚を纏めてすくい上げた。一瞬で見せた鮮やかな動きに、碎輝はポカンと口を開けて見惚れている。それにとどまらず。優希斗は纏めてすくった金魚(大漁)を惜しみなく碎輝に差し出した。
「はい、これはプレゼントだよ」
「えっ!? く……くれるのか!?」
 目を見開き、微かに頬を染めて優希斗を見つめる碎輝。この行動は間違いなくイケメン、これがBLなら惚れてるね()
 という地の文に苦笑しつつ、
「うん、どうぞ」
 と優希斗は碎輝に金魚を手渡す。
「ありがとう……なぁなぁ、さっきのどうやったんだ!? 必殺技って言ってたの、もしかしてさっきのやつか? なんていう必殺技なんだ?」
 金魚受け取った碎輝は、お礼もそこそこに目を輝かせて優希斗に問う。
「ああ、さっきのが俺の必殺技、剣王の瞳。数秒先の未来が視えるんだ」
「へぇー! すごいな! カッコいい……! さすが猟兵、日々強くなってるんだな……!」
 俺も負けずに強くならないとな! と拳を握る碎輝。彼も此度の金魚すくいバトルには大満足したようだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エドゥアルト・ルーデル
アイツショタの話になると異様に早口になるでござるな

残念ながら拙者ヤーパンの(オタ以外の)カルチャーに詳しくないでござるよ
なので講師を呼びましたぞ、その辺にいた【知らない人】でござる
拙者もよく知らない野生の知らない人なので誰こいつとしか言いようがないがいい感じに教えてくれるんじゃない?

という訳で碎輝氏と共に知らない人の教えてくれるのを見学でござる
カッコいいワッザでお願いしますぞ!…恐ろしく早いポイ捌き…拙者じゃなきゃ見逃しちゃうね
ワザマエ!今の技は?…なるほど水面に45度の角度で入水することで抵抗を最小限に、更に金魚の尾をポイの外側に出してポイのダメージを防ぐ「尾びれ外し」…ガチの必殺技ジャン!



「アイツショタの話になると異様に早口になるでござるな」
 エドゥアルト・ルーデル(黒ヒゲ・f10354)はここにいないグリモア猟兵のことをそう評した。そのアイツ、今頃穴があったら入りたいって思ってるよたぶん。
 それはともかく。かっこいい金魚すくいについてだけど。
「残念ながら拙者ヤーパンの(オタ以外の)カルチャーに詳しくないでござるよ」
 エドゥアルトもよく知らなかった。
「なので講師を呼びましたぞ、その辺にいた【知らない人】でござる」
「って誰こいつ!?」
 突然その場に現れたアフロヘアーの【知らない人】に碎輝も驚いた。
「拙者もよく知らない野生の知らない人なので誰こいつとしか言いようがないがいい感じに教えてくれるんじゃない?」
 エドゥアルトは鼻ほじりながら答えた。なんという無責任。
「という訳で碎輝氏と拙者に金魚すくいを教えて欲しいでござる。カッコいいワッザでお願いしますぞ!」
 いきなりユーベルコードで召喚しといて【知らない人】に無茶ぶりするエドゥアルト。大丈夫かよ、と滝汗を流す碎輝。
「あ、ハイ……何がなんだか分かりませんが、私こう見えて金魚すくいには自信があるんですよ。お任せください」
 しかしアフロの【知らない人】はエドゥアルトの無茶ぶりに力こぶ作って答えた。そして水槽の前にしゃがみ、目にも止まらぬ速さで次々に金魚をすくい上げる! どうやらエドゥアルトの召喚した【知らない人】は偶然にも野生の金魚すくいの名人だったらしい。その早業にエドゥアルトは唾を飲む。
「……恐ろしく早いポイ捌き……拙者じゃなきゃ見逃しちゃうね」
「早いだけではありませんよ」
 【知らない人】(野生の金魚すくい名人)はそう言って、さらに技を繰り出した……っぽいんだけど、早すぎてよく見えなかった。
「ワザマエ! 今の技は? ……なるほど水面に45度の角度で入水することで抵抗を最小限に、更に金魚の尾をポイの外側に出してポイのダメージを防ぐ『尾びれ外し』……ガチの必殺技ジャン!」
 【知らない人】に解説してもらったエドゥアルトは目を剥く。
「ああ、そうだな……! 金魚すくいの世界も奥が深い……まだまだ俺も成長の余地がありそうだな……!」
 一緒に見学してた碎輝も真剣に見入っていた。知らない人に解説してもらうという驚愕の展開になったが、これはこれで満足したようだ。まぁ分からなかったら人に訊くのも大事なことだからね!

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 ボス戦 『竜神親分『碎輝』成長電流形態』

POW   :    成長電流放射
【黄金竜】に変身し、レベル×100km/hで飛翔しながら、戦場の敵全てに弱い【状態から次第に強くなっていく電流】を放ち続ける。
SPD   :    黄金竜神
【体に雷を纏う】事で【無限に成長を続ける黄金竜の姿】に変身し、スピードと反応速度が爆発的に増大する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
WIZ   :    超電竜撃滅衝
自身が装備する【槍】から【無限に成長する巨竜型の雷電】を放ち、レベルm半径内の敵全員にダメージと【感電】の状態異常を与える。

イラスト:108

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「金魚すくいの世界も奥が深いんだな……色んなかっこいい技、見せてもらったよ」
 碎輝がつと、ポイを槍に持ち替えて立ち上がった。
「ここで学んだことを胸に、俺はもっと強くなる……! 昨日より今日……今日より明日……さぁ、猟兵達よ、無限に成長する俺と戦い、そして俺を超えてくれ!」
 そう言って槍を突き付ける碎輝。急なシリアスやめてくれない? とも言えず猟兵達も武器を手に立ち上がった。そもそもこっちが本題だったのだし。いうほど金魚すくいしてないけど。
 というわけで、(碎輝をショタにするための)戦いの火蓋が切って落とされた。
御狐・稲見之守
化かすはモノノ怪の性、謀り嗤うは狐の性
空に浮かぶ雲が如く、己の性分にただあるがままなり。
お前もそういうもんであろう。坊ちゃん?

さて、ヤツの成長パゥワーをいただこう。
[UC狐摘み][生命力吸収][電撃耐性]
……数多の冒険者はエナジードレインによって
レベルダウンの絶望に打ちひしがれたものよ。
なぁに、ちょいと古い時代のRPGの話である。
よくわからない小さなお友達はパパやママに聞いてみよう。

ふふ、ははははがきんちょめ!
ちっこくなった彼奴のモチモチほっぺたをつまみ引っ張って
ほれほれ変な顔だ、どうだまいったかワハハハハ!!


北条・優希斗
【風グリ】 アド・メタ可
さっき碎輝が頬を染めた気がするが
うん、きっと気のせいだ
まあ美雪さんに来て貰ったし
これでラ…雨莉君への対策も大丈夫…
初めての子もいるね
アインちゃんか
ロボットは男の子の浪漫だね
実戦も初めてか
ならば援護しよう
リオンさんはスルー
UC+先制攻撃
この瞳にはこんな使い方もある
雷は美雪とリオンに任せ
見切り+残像+第六感+戦闘知識+情報収集+斬撃波+範囲攻撃+UCで
攪乱しアインの攻撃や防御の隙を埋める様声掛け援護
機会があればダッシュ+軽業+地形の利用で彼女の機体を足場にジャンプ
碎輝に肉薄、2回攻撃+薙ぎ払い+早業+傷口を抉る
此が猟兵達の必殺技
即興連携攻撃さ
碎輝に手を出すリオンさんに微苦笑


藤崎・美雪
【風グリ】
アドリブ、メタ可

…呼ばれてきたらこういう事か
優希斗さん、金魚すくいの話は後でゆっくり
リオンさんには容赦なく鋼鉄製ハリセン叩き込み
しかしこれはラ…雨莉さんへもハリセン待ったなしか
どこかでビデオカメラ回していそうな気がするしな

ま、シリアスやりたいのは同感だから
優希斗さん、存分にやるが良いよ
アインさんもよろしくなのだ

雷対策、任せただと!?
そもそも歌ともふもふしかないんだぞ私は!?
仕方ないから本邦初公開【もふもふさんたちとの触れ合い】
4体の月見ウサギを召喚し愛嬌を振りまいて雷の威力を下げるか(優しさ、心配り)

はっはっは
卑怯というなかれ
そもそもこれが私の戦い方だ
…なんせ支援回復専門だからなぁ


アイン・アルブス
【風グリ】
アドリブ、メタ大歓迎

わあ、雷バリバリでカッコいいお兄さん!(碎輝のこと)
よーし、あたしも負けないよ!
相棒のクロムキャバリアに搭乗して参戦するね!

えっと…美雪に優希斗、リオン、だっけ
初めまして、よろしくね!

黄金竜姿で飛び回られたら早すぎて追いかけられないよ?
じゃあ【オーバーブースト・マキシマイザー】発動!
キャバリアの全武装ロック解除
照準を黄金竜(碎輝)に
ライフルミサイルレーザー砲発射用意…発射ーっ!!
避けられてもこの飛翔速度(1000km/h)なら十分追い付けるから
回り込んで逃げ道を塞ぐよ!
みんな、やっちゃって!

碎輝くん、面白かったからまたやろっ!
あ、ショタ属性は興味ないよ(きっぱり)


リオン・リエーブル
【風グリ
アドリブ歓迎
金魚すくいかぁ
金魚と一緒に碎輝さんの心まですくっちゃったとは
やるねぇ色男(優希斗さんぐりぐり)
碎輝さんの最強形態はおじいちゃん?
やだそれ憧れるエルフ的に!

はいはい真面目にシリアスシリアス
初歩の電気の話をしようか
電気というのは極性があってね
+極から-極へと流れるんだ
だから猟兵が-で碎輝さんが+

という訳で空飛ぶ避雷針ゴーレムさんいらっしゃい!
猟兵よりも-の極性が強いゴーレムさんに電荷集めて
碎輝さんにどーん!
+と-を抵抗無しで流すとどうなるか
盛大にショートして大爆発さ!
どうだいすごいだろ!

小学生形態になったら碎輝さんの手を取り立たせて
なんか面白い感じに締めてやってよ!(丸投げ)


エドゥアルト・ルーデル
どうにかしてショタから幼女って事にならねぇかな…

進化には進化を!変身には変身を!拙者もお見せするしかあるまい!人の進化の可能性をな!
【流体金属】君を身体にIN!融合合体!メタルクロヒゲの誕生だァ!
なんでござるかその目は!ちゃんと人なんだけど?

金属ボディで電流が流れやすいでござるが麻痺等を状態異常無効化で凌げるからヨシとするでござるよ!肉体の損傷もおきねぇしな
後はいかに捉えるかでござるな!反射と思考の融合、更に流体の身体なら形は不定形、これらで導き出されるのは…
高速思考で飛翔進路を先読みし飛びつき、更に交錯する直前で金属網への高速変形で捕縛!これしかあるまい!捕らえてしまえば後は締め上げるのみよ



「さっき碎輝が頬を染めた気がするが、うん、きっと気のせいだ」
 北条・優希斗(人間の妖剣士・f02283)はそう呟きつつ刀を構えた。
「金魚すくいかぁ。金魚と一緒に碎輝さんの心まですくっちゃったとは、やるねぇ色男」
 リオン・リエーブル(おとぼけ錬金術師・f21392)はニヤニヤしながら、優希斗の肩をぐりぐりする。それはスルーして、
「まあ美雪さんに来て貰ったし、これでラ……雨莉君への対策も大丈夫……」
 と優希斗は藤崎・美雪(癒しの歌を奏でる歌姫・f06504)を見た。美雪ははぁ、とため息をつきながらこめかみを押さえている。
「……呼ばれてきたらこういう事か」
 とりあえずリオンには容赦なく鋼鉄製ハリセンを叩き込み、
「優希斗さん、金魚すくいの話は後でゆっくり」
 と美雪は鋼鉄製ハリセンで手をトントンしつつ、油断なく周りを見回した。
「しかしこれはラ……雨莉さんへもハリセン待ったなしか。どこかでビデオカメラ回していそうな気がするしな」
 ひぃっ!! と怯える声がどこかから聞こえたような気がする。まぁ、それは後回しでも大丈夫か、と美雪は優希斗の方を見た。
「ま、シリアスやりたいのは同感だから、優希斗さん、存分にやるが良いよ。アインさんもよろしくなのだ」
 そう言って視線を向けたのは、相棒のクロムキャバリアに搭乗したアイン・アルブス(“白の”アイン・f29962)。
「えっと……美雪に優希斗、リオン、だっけ。初めまして、よろしくね!」
 アインはキャバリアの中から元気よく挨拶した。
「初めての子もいるね。アインちゃんか。ロボットは男の子の浪漫だね」
 優希斗はキャバリアを見上げながら頷く。
「うん、よろしくねー! そっちの雷バリバリでカッコいいお兄さんもよろしく! 実戦は初めてだけど、あたしも負けないよ!」
 とアインは碎輝を見ながら拳を握る。碎輝は今まさに黄金竜の姿に変身すべく、体に雷を纏っているところだった。
「そうか、戦いは初めてか! 伸びしろがたくさんあっていいな! 行くぜ!」
 言うなり碎輝は黄金竜に変じ、飛翔する。飛翔しながら、弱い状態から次第に強くなっていく電流を放ち続けた。
「早っ! 早すぎて追いかけられないよ!?」
 飛翔する碎輝のスピードに、アインは目を丸くする。無限に成長し続ける黄金竜と化した碎輝には、生半可な速さでは追いつけない。そんなアインに、優希斗は、
「実戦も初めてか。ならば援護しよう」
 と蒼穹の瞳で数秒先の未来を視通し、隙が生まれる瞬間を見計らって、刀で先制攻撃した。斬り裂かれた碎輝は一瞬バランスを崩し、ややスピードを落とす。
「この瞳にはこんな使い方もある」
 刀を鞘に納めつつ、優希斗はそう呟いた。
「さっきの必殺技か! なるほど、こういう使い方もあるのか……かっこいいな! だが俺も負けない!」
 そう言うと碎輝は、態勢を立て直してさらに空高く飛翔し、槍から無限に成長する巨竜型の雷電を放つ。
「じゃあ【オーバーブースト・マキシマイザー】発動!」
 今度はアインがユーベルコードを発動させ、時速1000kmで飛翔しつつ、碎輝を追う。優希斗も再び刀を抜いた。
「美雪さん、リオンさん、雷は任せたよ」
 言うなり自身は見切りや残像、第六感や戦闘知識を駆使して雷を避け、蒼穹の瞳で数秒先の未来を視て情報収集しながら、斬撃波や範囲攻撃で碎輝を攪乱した。一方、雷を任された美雪は困惑して叫ぶ。
「雷対策、任せただと!? そもそも歌ともふもふしかないんだぞ私は!?」
 これでどうやって雷対策をしろと……悩みつつ美雪は、
「……仕方ない、本邦初公開。【もふもふさんたちとの触れ合い】」
 と4体の月見ウサギを召喚した。
「もふもふさんもふもふさん、ここはひとつ、ご自慢のもふもふと愛嬌を振りまいてくれないかね」
 美雪の頼みに頷き、4体の月見ウサギはつぶらな瞳で碎輝を見上げる。きゅんきゅん鳴きながら愛嬌を振りまく月見ウサギの姿に、さしもの碎輝もハートズキュン。
「ひ……卑怯だぞ! こんな可愛いウサギさん、攻撃できないじゃないか! 小さくてか弱いものに電撃浴びせるなんてカッコよくないし!」
 黄金竜の姿のまま、碎輝は胸を押さえた。雷も威力が弱くなる。美雪は腰に手を当てて笑った。
「はっはっは、卑怯というなかれ。そもそもこれが私の戦い方だ。……なんせ支援回復専門だからなぁ」
 笑いながら、美雪はちょっと遠い目をした。ともあれ、おかげで雷電も弱くなった。その隙にアインはキャバリアの全武装ロック解除、照準を碎輝に合わせ、ライフルミサイルレーザー砲発射用意……
「発射ーっ!!」
 元気よく拳を突き上げた、その瞬間に勢いよくライフルミサイルレーザー砲が碎輝に向かって放たれる。
「うおっ危なっ!」
 月見ウサギに見とれてた碎輝は慌てて体を捻り、ギリギリで回避する。しかし、この隙があれば。スピードと反応速度が爆発的に増大した今の碎輝にも、時速1000kmの飛翔速度で十分追いつける。アインはすかさず回り込み、逃げ道を塞いだ。
「みんな、やっちゃって!」
 アインが声をかける。その声に応じ、リオンが前に進み出た。
「はいはい真面目にシリアスシリアス……初歩の電気の話をしようか。電気というのは極性があってね。+極から-極へと流れるんだ。だから猟兵が-で碎輝さんが+」
「なるほど分からん」
 碎輝は割と脳筋だった。首を捻りつつ、
「まぁ一気に電流でやっちゃえばいいってことか!」
 と次第に強くなっていく電流を放つ。
「という訳で空飛ぶ避雷針ゴーレムさんいらっしゃい!」
 パチンとリオンが指を鳴らした、瞬間特殊能力を付与したゴーレムが91体も召喚される。猟兵よりも-の極性が強いゴーレムに電荷を集めて……
「ハイ碎輝さんにどーん!」
 碎輝を指差した、途端に集めた電流がゴーレムから碎輝へと流れ、大爆発を起こす。
「+と-を抵抗無しで流すとどうなるか。盛大にショートして大爆発さ! どうだいすごいだろ!」
 リオンが胸を張る。盛大に爆発した碎輝は黄金竜から人型に戻り、落下していく。その機を逃さず、優希斗は刀の柄を握りしめ、ダッシュでアインの機体を足場にジャンプした。碎輝に肉薄し、早業で2回薙ぎ払い、傷口を抉る。
「此が猟兵達の必殺技。即興連携攻撃さ」
 カキン、と音を立てて刀をしまう優希斗。碎輝は笑った。
「なるほどな……即興連携攻撃、仲間がいるからこそできる攻撃……かっこいいな。俺も負けずに、まだまだ成長してみせる!」
 着地した碎輝は、再び槍から無限に成長する巨竜型の雷電を放つ。それを見たエドゥアルト・ルーデル(黒ヒゲ・f10354)は、
「進化には進化を! 変身には変身を! 拙者もお見せするしかあるまい! 人の進化の可能性をな!」
 と【流体金属】君を身体にIN!
「拙者の体を貴様に貸すぞ! うム実ニよク馴染む……拙者達は……ワカり会えタ…判り合ウ事ガできタ……可愛い女の子いいよね!」
 なんか流体金属君と分かり合いつつ、融合合体!
「メタルクロヒゲの誕生だァ!」
 ポーズを決めるエドゥアルト。その姿は人から見たら大分人間やめてた。碎輝は頬を掻きつつ目を逸らす。
「あ~……合体って、かっこいいよな」
 言ってることとやってることが合ってない。エドゥアルトは地団太を踏む。
「なんでござるかその目は! ちゃんと人なんだけど? っていうか碎輝氏も竜とかに変身してたジャン!」
 そう言いつつ、エドゥアルトは強化された思考速度で考える。碎輝が放った巨竜型の雷電をモロにくらいながら。
「金属ボディで電流が流れやすいでござるが麻痺等を状態異常無効化で凌げるからヨシとするでござるよ! 肉体の損傷もおきねぇしな」
 ブツブツ言いながら考えるエドゥアルト。そう、実際成長する雷電をモロにくらっているにも関わらず、感電していなかった。金属ボディのおかげでノーダメージである。後は……
「いかに捉えるかでござるな! 反射と思考の融合、更に流体の身体なら形は不定形、これらで導き出されるのは……」
 ブツブツ言ってたエドゥアルトは、高速思考で再び黄金竜へと変じて飛翔しようとする碎輝の進路を先読みし、飛びつく。さらに交錯する直前で金属網へ高速変形し、捕縛!
「これしかあるまい! 捕らえてしまえば後は締め上げるのみよ」
 その言葉通り、金属網へ変形したエドゥアルトはギュゥッと碎輝を締め上げる。
「ぐっ……! う、動けない……!」
 苦悶の表情を浮かべる碎輝の背後に、御狐・稲見之守(モノノ怪神・f00307)が躍り出た。
「でかしたな。人間やめてるメタルクロヒゲよ」
 別に稲見之守のためにやったんじゃないんだけど。とはいえ絶好のチャンスを作り出したことには間違いない。稲見之守はフフ、と口元に手を当てて笑った。
「化かすはモノノ怪の性、謀り嗤うは狐の性。空に浮かぶ雲が如く、己の性分にただあるがままなり。お前もそういうもんであろう。坊ちゃん?」
「わ、悪いが何言ってるかよく分からねぇ……」
 割と脳筋な上、エドゥアルトに締め上げられてる今は正常な思考力も失っているようで、ただ苦しげに金属網と化した彼を叩いている。まぁ良いか、と稲見之守は碎輝に向かって手を伸ばした。
「さて、ヤツの成長パゥワーをいただこう。……数多の冒険者はエナジードレインによってレベルダウンの絶望に打ちひしがれたものよ」
 などと呟きながら、彼の生命力を吸収する。なぁに、ちょいと古い時代のRPGの話である。よくわからない小さなお友達はパパやママに聞いてみよう! ちなみに書いている人も分かりませんでした。
 ともあれ。生命力を吸収された碎輝は瞬く間に黄金竜から人型に戻り、さらにその身がしゅるしゅると縮んでいく。気付けば彼は小学生くらいの姿に成り果てていた。これが碎輝の小学生形態か。服もぶかぶかだし。ほっぺたもモチモチ……その頬を稲見之守はつまみ引っ張った。
「ふふ、ははははがきんちょめ! ほれほれ変な顔だ、どうだまいったかワハハハハ!!」
「や、やめてくれよ~」
 頬を引っ張られつつ、碎輝は困ったように手足をバタバタさせる。その様子を見て笑いながら、アインも稲見之守の後ろからひょこっと顔を出した。
「碎輝くん、面白かったからまたやろっ!」
「ああ、のぞむところだぜ!」
 引っ張られて赤くなった頬を擦りながら、小学生碎輝もニカッと笑った。
「あ、ショタ属性は興味ないよ」
 急にキッパリ、どちらかというとグリモア猟兵や書き手に向かって言うアイン。
「どうにかしてショタから幼女って事にならねぇかな……」
 エドゥアルトも興味ないらしく、黒ひげを撫でながら真剣に考えていた。
「いや性別変えるのはさすがに無理だろ」
 突っ込む小学生碎輝。
「でも最弱の状態が小学生ってことは……碎輝さんの最強形態はおじいちゃん? やだそれ憧れるエルフ的に!」
 目を輝かせてリオンが手を組む。
「おれの最強形態か~、たぶん黄金竜の姿が最強形態に近いと思うけど……おじいちゃんっていうのも歴戦の戦士感あっていいな!」
 碎輝もリオンの言葉に目を輝かせる。
「そっか、それを確かめるためにも、またやりあおうね」
 そう言うと、リオンは優しく小学生碎輝の手を取って立たせて……
「え? あ、うん……」
 と予想外の出来事にちょっと赤くなってる碎輝を……投げた。さすが精神年齢12歳。
「なんでだよ!!」
 宙を舞いながら突っ込む碎輝。だって丸投げするって書いてあったから……。
「ああ、うん……」
 リオンに微苦笑しながら、優希斗は目を細めて碎輝を見つめた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2021年06月06日


挿絵イラスト