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大祓百鬼夜行㉓〜バブリー金こそパワー！

作者：カンナミユ

　『大祓百鬼夜行』もいよいよ大詰めといったところ。
　グリモアベースの一角で海老名・轟（轟く流星・f13159）資料を手に説明しようとしているのだが、なんだかよくわからない表情をしていた。
　猟兵達にどう説明すべきか迷っているような顔つきである。
「で、誰と戦うんだ？」
「あー……」
　猟兵から問われた轟は資料に目を向け、説明を始めた。
「お前達に新し親分『バズリトレンディ』と戦ってもらいたい」
「バ……？」
「バ、バズリ……トレン……なんだって？」
　なんだかよくわからない名前にかみかみの猟兵達だが、轟はもう一度その名を口にする。
「新し親分『バズリトレンディ』だ」
　説明によれば骸魂と合体しても何ひとつ変化が無いらしいバズリトレンディは、流行特化型『バズリ形態』かバブル特化型『トレンディ形態』のいずれかになり、大祓骸魂との最終決戦を可能とする技『虞知らず』を授ける為、虚空に生み出されたあらゆる流行の最終到達地点、煌びやかな『バズリトレンディ御殿』で戦いを挑んでくるという。
「バズリトレンディ、御殿……？」
「ああ、バズリトレンディ御殿だ」
　何を言っているのかよくわからない顔をする猟兵達だが、グリモア猟兵である轟も何を言っているのかよくわからない顔をしている。
「二つの形態を持つバズリトレンディだが、現在はバブル特化型『トレンディ形態』になっているようだ。御殿からはまるでバブル時代のイメージ映像のように、無尽蔵に『金』が噴出し続けている」
　無尽蔵に吹き出す金とか超バブリーな場所での戦いだが、轟によれば有利に進める方法があるという。
「まさか札束で殴るとかじゃないよな？」
　ついうっかり言ってしまう猟兵だが、あながち間違ってはいなかったらしい。
「無尽蔵に噴き出すその金で買えるものをイメージすると、金の消費と引き換えにそれが出現する。もちろんその消費金額に応じてパワーアップするぞ」
　お金を使えば使うほどゴージャスになり強化される戦場で、バズリトレンディを上回るゴージャス度でお金を使って使って使いまくり、バブルパワーで圧倒するぞ！　……との事だ。
「な、なるほど……？」
「とりあえず色々イメージして戦場を強化して戦えばいいのか」
　そういう事です。

「ま、とりあえず行ってみればわかるだろ」
　ずいぶん大雑把な事を言う轟の後ろには既にバズリトレンディ御殿が鎮座していた。
「ズリトレンディを上回るゴージャス度でお金を使って使って使いまくればこっちのもんだ。簡単なようで難しいかもしれないが、お前達なら大丈夫だ。頑張れよ！」
　こうして猟兵達はバブリーな戦いへと身を投じるのだった。

第1章 ボス戦 『新し親分バズリトレンディ・トレンディ形態』

POW   :    竹やぶで拾ってきたわ！ 【多額の現金】を籠めた【大きなカバン】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【戦闘意欲】のみを攻撃する。 SPD   :    何があろうと戦い続けんと！ 【栄養ドリンク】を給仕している間、戦場にいる栄養ドリンクを楽しんでいない対象全ての行動速度を5分の1にする。 WIZ   :    ワイちゃんと踊ろうか！ 【召喚したミラーボールから光】を降らせる事で、戦場全体が【1990年代前半のディスコ】と同じ環境に変化する。［1990年代前半のディスコ］に適応した者の行動成功率が上昇する。 イラスト：天城望 👑11 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

　猟兵達はあらゆる流行の最終到達地点、煌びやかなバズリトレンディ御殿へとやってきた。
　どこを見渡しても過剰とも思えるほどのゴージャスさを見せつけてくるし、吹きあがる紙は、はらはらと猟兵達へと降り注ぐ。
「ワイちゃんのナウでヤングにバカウケな御殿へウェルカムや！」
　ギラつくスポットライトをこれでもかと浴びて登場したのは、新し親分バズリトレンディだ。
「ウワーッ言ってることが古い！」
　エドゥアルト・ルーデル（黒ヒゲ・f10354）のツッコミはごもっとも。今を生きるものにとっては過去の産物レベルの発言をここで聞く事になろうとは。
「フッフッフ、ワイちゃんは一度飛びついた流行りを絶対忘れへんのや！　バブルの時代へようこそー！」
　びしっと言い切るバズリトレンディはイケイケミュージックをバックに指ハートを両手で作っていた。
　新旧の流行を同時に見てしまったゲニウス・サガレン（探検家を気取る駆け出し学者・f30902）はちょっと遠い目をしてしまう。
　ここに集まった猟兵達でバブリーな時代を体験していたものはいないだろう。なので記憶を遡り読み漁った文献にあったものを思い出す。
「バブリーか……以前読んだ書物によれば、ギロッポンやザギンの地で行われた派手な祭典のようだけど」
　先ほどからずっと降り注ぐそれを手に取れば、それはお金だった。
「う？　バブル？　よくわかんないのですけど、歌って踊ってお金をいっぱい使えばいいのですー？」
「ふーむ……ふむ。ばずる、というのはよくわかりませんが、お金の使い方は、わかります」
　言葉を交わす七那原・望（封印されし果実・f04836）とナイ・デス（本体不明のヤドリガミ・f05727）のやりとりでゲニウスもなんとなく理解できたようだ。
　思い出せば、グリモアベースで『無尽蔵に噴き出すその金で買えるものをイメージすると、金の消費と引き換えにそれが出現する』という説明を聞いていたではないか。
「まあ、無駄遣いすればいいんだろう？」
「お金使い放題……これは悩むぞ！」
　ゲニウスと共に悩むテラ・ウィンディア（炎玉の竜騎士・f04499）だが、
「お金使いたいホーダイ！？　やったーっ！　親分さん、ありがとう～っ！」
　キラキラ笑顔で振り注ぐ札を仰ぐ蛇塚・レモン（蛇神憑きの金色巫女・f05152）は欲しいものを既に決めていた。
「とりあえず、あたい、イージス艦がほしいなぁ～っ！　あと戦闘ヘリのアパッチ、一個師団分っ！」
　サラっと言えば後方にイージス艦がどんと鎮座していた。アパッチヘリもしっかり一個師団分。
　本当にイメージしたものが出現すると、なんというか、その、すごい。
「買うもの買うもの……取り敢えず誰かがネタで出品してた金額が国家予算のオモチャを全部買っちゃうのですー。後はとっても高級な家具をいっぱい買うのですー。他にも？　んー……思うつかないのでペイン石で出来た大きなハンマーとか、ペイン石像いっぱい買います？」
　こくりと首を傾げる望の声に応えるかのように国家予算レベルのオモチャと高級家具がずらりと並び、ついでに超貴重な宝石であるペイン石でできた大きなハンマーといっしょに石像もずらり。
　テラも自身がエルフという事もあってか森林地帯、一杯の森を保護する為に購入。
「後は……お金を使いまくるならこれがいいっていうから……そうだなぁ……」
　イメージしたのかテラの前にジェラルミンケースがどん。開いて中を見ると、株券がぎっしりと詰まっていた。
「では、ここは……群竜大陸の財宝『ダイウルゴスの彫像』をたくさん購入しましょうか。数千体ぐらい」
　ナイも価値にして1950万という高価なものをイメージするが、はたして違う世界のものは購入できるのだろうか？
「予め持ち込んで値札をはっておきましたから、いけるでしょう……！」
　さすが領主！　黒い宝石で作られた模型がずどどどどん！　と現れるのを槐・白羅（白雷・f30750）は搭乗する機神から見ていたが、降り注ぐ札を仰ぎ望むものをイメージすると、クロムキャバリアのプラント内臓巨大戦艦が姿を現した。
「おお！　モルスよ！　これは好機だ！　俺が国を打ち建てる為に必要なものを『購入』できる好機だ！」
　己の国の建国を夢見る白羅にとって巨大戦艦の次に必要なもの、国家予算に匹敵するほどの食糧を実体化させるとバズリトレンディが手にする栄養ドリンクも手に入れた。
「是は俺が国を打ち建てる為の礎！　トレンディよ！　感謝するぞ！　故に打倒し救って見せよう！」
「な～るほど。ワイちゃんと成金バトルやな？　さあこい、ＨＰＡＨ（ハンマーパイナッポー＆アッポーハンマー）！」
　なんか聞き覚えのある懐かしいフレーズと共に構えたバズリトレンディだが、きらりと輝く一筋の輝きに見上げるとそれは流れ星、いやアレは――、
「ナムアミダブツッ！」
　全身金箔のゴールデンブッダがジェットパックでフライハイ！
　ものすごい勢いで飛行するゴールデンブッダことゲニウスだが、君大丈夫か？
「うん？　大丈夫って何が？」
　ほら、皮膚呼吸。
「あ」
　さっと着地し取り出したタオルで顔を拭くがくが――おっとそれは高級今治のタオル！
　ついでに1本うん万円のミネラルウォーターにオーダーメイドの塩で海水を作り、巨大水槽でラッコを飼育するという贅沢っぷり！
「ラッコが食べるのは伊勢エビ、ホタテ、アワビ、ウニと高級食材ばかりだ！」
　ちなみに『金粉を塗ると皮膚呼吸が妨げられるため命に関わる』というのは根拠のない都市伝説だと言われているそうですよ。
「さて、悟りが開けるまで煩悩と戯れようか」
　ラッコに伊勢エビを与えながら顔以外ゴールデンブッダがちらと見るとエドゥアルトがなにやらむむむと考え中。
　買うもの閃きました？
「値段が高いもの、こういう時はデカイ箱物が金使っていいんでござる。そういえばこの前ロボアニメアレを見たな……軌道エレベーター……！」
　閃きすぎた！
「建ってる！　これで大分行った気がしますな！　更に使うか……スペースコロニー！」
　なんかアニメで見たことがあるような軌道エレベーターがどーんとそびえ立ち、さらに上空にはこれまた見たことがあるようなコロニーが出現したではないか！
「よっしゃよっしゃいい感じにゴージャスになった？　チョベリグー？　みたいなー？」
　バブリーパワーでパワーアップした猟兵達を前に新し親分は余裕ある風格を見せつけてくる。
「だーいじょーぶだー♪　これはワイちゃんからのサービスサービスぅ！　だってワイちゃんお前達がパワーアップしても負ける気がせんのや！　それじゃダ・ダーン！　とやっちゃるわ」
　なんだかもう訳が分からなくなってきたしフラグが立ったような気がするが、やる気満々のバズリトレンディはお立ち台の上に立ち上がった。

「ほんの小手調べ！　ワイちゃんと踊ろうか！」
　ギラギラ輝くミラーボールが召喚されると七色の輝きが御殿中に煌めき、音楽が流れ出した。
「ワイちゃんセレクトのミュージックや！　イケイケナンバーについてこれるかい？」
　ノリノリのダンスミュージックの中、詳しくないのだろう望は楽しく歌って踊れば多分大丈夫だと思っているとレモンもお立ち台の上に上がる。
「あ、踊っちゃう？　あたい、90年代クラブミュージック大好きっ！　ユーロビートでもテクノでも何でも来～いっ！」
　ノリノリでレモンはアップテンポのユーロビートに身を任せて軽快なダンスを披露しはじめる。これを真似て踊ればなんとかなるだろう。
　見よう見まねで望も踊ればダンス会場はヒートアップ！
「蛇神様もライムも、一緒に踊ろ～っ？　ウェーイっ！」
　キレッキレのダンスと共に放たれる不運を招く霊光線と純白の羽根が降り注ぐ。
　キラキラミラーボールに羽と光線が重なり輝いた。
「おっ？　めっちゃエモくね？」
　とかなんとか言っちゃったバズリトレンディは二人の攻撃を受けた影響もあってか、うとうとしたところにレモンの包囲攻撃が直撃し、ついでにハンマーを持たせた望の機械掌がそ～っと迫り、
　がつーん☆
「あいたー？！　ほ、星が……星……大きな星が点いたり消えたりしている……」
　ふらつくバズリトレンディはまだイケるらしい。お立ち台から落ちる事なく踏みとどまっている。
「もっと重低音が欲しくない？　そうだっ！　イージス艦の砲撃とアパッチの機関砲の弾幕音で低音追加っ！」
　会場はもとより胴すら響かせる重低音に機関砲の弾幕音が轟きわたった。
　もうもうと黒煙が上がり爆発音がいくつも重なるが、新し親分は強かった。
「アカンわー、爆破オチだけはノーサンキューだわー」
　黒煙が晴れるとすすまみれで真っ黒なバズリトレンディは、げふっと口から黒煙を吐き出した。
　まだ余裕はあるらしい。上着の中に手を突っ込んで栄養ドリンクをとりだした。

「っぷはー！　やっぱコレだわコレ。コレさえあればワイちゃん２４時間戦えますわ！」
　一気飲みしたバズリトレンディはもぞもぞ手をつっこみ新しい栄養ドリンクを取り出すと、顔以外ゴールデンブッダへ手渡した。
「キンキンに冷えてまっせ」
「え、栄養ドリンク……？」
　上着の中から取り出した栄養ドリンクが冷えているという衝撃はともかく、それを受け取ったゲニウスだが――。
　ブブーという警告音。
「ワイちゃんの栄養ドリンクでエンジョイできないとかチョベリバでしょー」
「え？　え？」
　これはピンチ！　うっかりゲニウスは栄養ドリンクを楽むのを忘れてしまっていたのだ！
　背後の巨大水槽からはラッコがホタテを割る音が聞こえてくる中、
「モルスよ……今こそその権能を示せ……死の眠りを与えよ！」
　上空を飛び回る冥導神機はプラズマライフルから超高熱熱線を連射するといった猛攻をバズリトレンディへと向けていた。
「ヘーイ！　エンジョイしてるー？」
　栄養ドリンクを手に手を振る新し親分だが、搭乗している白羅が最初に購入した栄養ドリンク持ち掲げたのが見えたようだ。
　ピンポンピンポーン！
「今のはいいんだ？！」
　さすがにゲニウスは突っ込んだ。
　常に死の光を放ちその生命力――特に骸魂のものを強奪しようと死の閃光を日傘でガードしようとしている親分を後ろからガン見しているゲニウスだが、これって攻撃できるチャンスなのでは？
「……あれ？　どうやって戦えばいいんだ？」
　栄養ドリンク一気飲みですよ！
「あっはい」
　受け取った栄養ドリンクの蓋を開けたら一気飲み！
　ピンポンピンポーン！
「ええい、エンゲル係数アタック！！」
「トレンディよ、死の眠りを！」
　活きのいい伊勢海老アタックと死の閃光がバズリトレンディへ牙をむいたのだ。

「そろそろワイちゃんも本気だしていくわ～！　すまんな、いままで手抜きしてて」
　立て続けの攻撃を受けまくったバズリトレンディはすっかり受け身だったことを詫び、よいしょと大きなカバンを取り出した。
　ずっしり重そうなカバンのチャックは開いており、ちらりと札束がこちらを見つめている。
「ワイちゃん今なら百発百中の予感ビンビンですわ！」
「今を守る力を、みんなに。世界を、守りましょう。私達は、文明を守護する竜、ダイウルゴスです……！」
　ぶんぶんと素振りするバズリトレンディを尻目にナイは己を中枢とした新生ダイウルゴスへと姿を変えていた。戦闘意欲が攻撃されても、中枢までは届かないという作戦である。
　そんなナイがふと見ると、高速で飛び回るテラがいた。
　炎属性を全身と武器に付与したテラはガンドライドとドリルビット展開させると貫通弾による乱射と同時にドリルで突撃。
「おわっ。マジやばくね？」
　カバンで受け流すバズリトレンディだが、どこからみてもごく普通のカバンなのにさすが親分。カバン一つで攻撃を凌いで見せたのだ。
「ふっふ～ん、ワイちゃんこれくらい――」
「ばちーんです！」
　ドヤったところにナイの重量攻撃がドン！　いきなりの攻撃によろめく様子に好機と悟ったテラは剣と太刀による連続斬撃から槍の串刺しが炸裂すると、
「星の一撃を受けろ……メテオブラストぉ！！」
　一筋の流星となったテラの踵落としが直撃！！
　ナイとテラの攻撃によってダメージを受けたバズリトレンディがふと見上げると、エドゥアルトが実体化させた軌道エレベーターとスペースコロニーに動きがあった……ような気がした。
「タワーとコロニーで攻撃……ええっカクリヨにコロニー落としを！？　でき……ねぇ！　宇宙にある物を動かす手段がない！」
「やらせはせん、やらせはせんぞぉ！」
　ぶおんっと馬鹿でかいカバンを何とか躱したエドゥアルトは大きくジャンプ！
「しゃーない次の手で行くか！　架空兵器を創造……こうアレだよロボットでござるよ１８ｍぐらいのヤツ！」
　コロニー、ロボット、１８ｍぐらいといったらアレしかない！
　ロボットに搭乗したエドゥアルトはそのままタワーの根本を総攻撃！　ガンガン攻撃しまくっていたが――、
「所でその耳……」
「その１８ｍぐらいのロボット、まさかガン――」
　おっとお互いその話題はそこまでだ。
「ふふふふふ」
「ふふふふふ」
　何か意味深な笑みを顔に張りつけで不気味に笑う二人だが、根本を全力で攻撃しまくったタワーが今まさに崩壊しようとしているではないか！
　戦場に降り注ぐ破片の嵐！
「トレンド一位は間違いなしでござるな！」
　いやいやいやエドゥアルトさん、これ皆も巻き込まれませんか？！
「さすがにこれは撤退していいかい？」
　ラッコを抱え身の危険を感じたゲニウスは駆けだし、望とナイも撤退をはじめ、後を続く白羅、テラはちらと見る。大きなバズリトレンディの砕けた破片がどずりと落ちる。バズリトレンディの姿は見えなかった。
　それぞれが出現させたものと一緒に大急ぎで御殿から脱出し安全な場所まで戻ってきたところで振り返るが、バズリトレンディ御殿は崩れていく。何かが動く気配もない。バズリトレンディもあの中に巻き込まれたのだろう。
「勝利の決めポーズだよっ！」
　レモンはビシッと勝利のポーズ。
　猟兵達の胸中に様々なものがよぎるが、ひとまず帰ろう。せっかく欲しかったもの、望んでいたものが手に入ったのだから。
　こうして戦いは終わり、猟兵達は戻るべき場所へと戻っていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

最終結果：成功 完成日:2021年05月27日