大祓百鬼夜行⑳〜雷獣親子帰還作戦(母親編)
●カクリヨからUDCアースへ
「このほつれの中に飛び込めば、お母さんの故郷に帰れるの?」
「あぁ、そんな話があるんだ。お父さんを探しに行こう」
「うん、わかったよお母さん!」
雷獣の親子は意を決してカクリヨの世界に出来たほつれの中へ飛び込んだ!
行方知れずになったこの家族の父親を捜しに。
雷獣の母親が目を開けると、そこは既にカクリヨではなかった。朧げな記憶を辿るが恐らくここがUDCアース。自分がかつていた世界だ。
「やったよ!無事に着いたよ・・・。・・・?ぼうや、どこ?」
母親は周りを見渡すが一緒に来たはずの子供の姿が見えない。必死に呼びかけるが応答はない。
「ど、どうしましょう・・・はぐれてしまったのかしら・・・。それに・・・なんだか体が熱いわ・・・なんなのかしら、これ・・・」
体に起きた異常から逃れるように無我夢中で雷獣の母親はその場にあった機械の中へ飛び込んだのだった。
●とある世界の夕闇亭にて
「皆さん、お集まりいただきありがとうございます。大祓百鬼夜行の最中ですが、どうやらカクリヨの妖怪の一部がUDCアースへ辿り着くという案件が持ち上がったようです」
鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)は集まった猟兵達にそう話し掛けた。
妖怪達にとっては心の故郷ともいえるUDCアースだ。だが問題もある。どうやらその妖怪は体内に骸魂を取り込んでしまっているようなのだ。
「今の所はまだ自我を保っているようですが、それがどこまでもつかは正直不明です。そして、どうやらその妖怪、雷獣というのですが・・・子供と離れ離れになってしまったようです。そちらの方の捜索は伝手を頼って行っている所なのですが・・・まだ発見には至っていません。ひとまずこの母親の方の雷獣と接触を試み、まずはアブリビオン化しないよう落ち着かせてもらえませんか?彼女は一人で不安を抱え込んでしまっている為に不安定なようですので。皆さんと話をすればある程度気持ちも安定するかもしれません」
ひとまず、UDCアースに赴き雷獣と接触する必要があるようだ。とはいうものの、接触するにはどうしたらいいのだろうか?首を傾げる猟兵達に「言い忘れていた」と慌ててひりょが補足説明を行った。
「この雷獣とはUDCアースの公衆電話で電話越しに会話が出来るみたいです。その公衆電話のある辺りまで転送しますので、接触してみてもらえますか?すみませんがよろしくお願いしますね」
そういうとひりょは猟兵達をUDCアースへ転送する準備に入るのだった。
黄昏空
MSの黄昏空(たそがれ・そら)です。このシナリオは戦争シナリオ、1章で完結します。カクリヨからUDCアースへやって来た雷獣の親子。どうやら子供と離れ離れになってしまったようです。子供の方の捜索は以後行う事とし、まずはこのシナリオで母親へ対処します。
雷獣は電気を纏った獣の姿をした妖怪。UDCアースへ辿り着いた際に骸魂が体の内部に取り込まれ体に違和感を感じています。体の異変、そして離れ離れになってしまった子供の安否を心配する気持ちで雷獣の母親の精神バランスはかなり危うい状況になっています。
今は機械設備の中を経由して通信網の中を行き来し子供の行方を探っているようです。
雷獣の母親とは公衆電話の受話器越しに通話する事が出来ます。接触を試みて不安で一杯の彼女を慰め、落ち着かせ手上げて下さい。そうする事で彼女に憑りついた骸魂を除去する事が出来るでしょう。
(尚、このシナリオ時点では雷獣の子供の安否はまだ不明です。目下捜索中となっています。シナリオ中に見つかる事もありません)
プレイングボーナスは「妖怪と電話で話す」です。
採用は2,3人程度を検討しています。このシナリオが完結した後、次の「子供編」へという形で話は続いていきます。プレイング受付はOP公開後から。執筆は早ければ5月14日(金)の夜から開始するつもりです。
それでは皆さんのご参加、お待ちしております!
第1章 日常
『電話で話そう』
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POW : 熱意を持って話しかける
SPD : 巧みな話術を駆使する
WIZ : 優しく語りかけ、妖怪を慰める
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
空亡・劔
もしもし
あたしは空亡劔!最強の大妖怪よ!
猟兵達から事情は聞いたわ!
あんたお母さんなんでしょ?
ならどっしり構えてなさい
子供が帰ってきたときにお母さんが弱ってたら悲しいでしょ?
大丈夫
猟兵達は色々な手段持ってるからすぐに見つけられるわ
何より!
この最強の大妖怪である空亡劔もついているの!
今調子悪いんでしょ?
あ、そうだ…その子の好きなものとか趣味って何?
あたしはチャンバラとか好きだけどね
安心なさい
子供が見つかったらお父さんも探せるわ
だから今はしっかりと身を休めるの
子供が戻る場所をあんたが護るのよ
そうよ
こういう時この星の人間達は深呼吸して気を落ち着けるらしいわ
まずは落ち着く事が大事なのよ!!
転送先には、一つぽつんと佇むように置かれた公衆電話があった。
「もしもし」
最初に受話器を取って呼びかけたのは空亡・劔(本当は若い大妖怪・f28419)。
受話器の向こうから「ザザーッ」とノイズのような音が聞こえる。そんな中、微かに、劔に応えるかのような声が聞こえてくる。
「…もしもし…、貴方は誰?」
耳を澄ませ、それが自分の気のせいではないと確信した劔は相手に話し掛けた。
「あたしは空亡劔!最強の大妖怪よ!」
「…あら…妖怪さん、なのね?私もなの…」
「ええ、知っているわ。猟兵達から事情は聞いたわ!子供と離れ離れになってしまった、って」
「…そう、なの。そうなのよ…。私、どうしたら…」
雷獣の母親との会話はノイズの中の微かな音を必死に拾うような感じであった。恐らく、雷獣の母親の精神が不安定になっている為、今の状況を維持しきれなくなってきているのだろう。もう少し対処が遅くなっていたら手遅れになっていたかもしれない。劔は必死に受話器越しに雷獣の母親の心へ訴えかけるように言葉を繋いでいく。
「あんたお母さんなんでしょ?ならどっしり構えてなさい。子供が帰ってきたときにお母さんが弱ってたら悲しいでしょ?」
「そ、それは…そうですが…。ぼうや、見つかるのでしょうか…。ずっと探しているのに…見つからないんです」
すすり泣くような声を聴いて劔は勇気づけるように言葉を紡ぐ。
「大丈夫、猟兵達は色々な手段持ってるからすぐに見つけられるわ。何より!この最強の大妖怪である空亡劔もついているの!」
「…本当ですか?ぼうやが、ぼうやが見付かるのでしょうか?」
「ええ、大妖怪に二言はないわ!」
「…はい!」
僅かに、受話器越しに聞こえてくるノイズの音が小さくなった気がする。劔の言葉が母親の心に届いたのだろうか?
「今調子悪いんでしょ?無理はしない事ね。あ、そうだ…その子の好きなものとか趣味って何?あたしはチャンバラとか好きだけどね」
「ぼうやは、ぼうやはね…」
大事な子供の事を話が出来るのが嬉しいのだろう。劔に色々な話をぽつりぽつりと語り始める。少しずつ気持ちが持ち直してきているのだろう。
「安心なさい。子供が見つかったらお父さんも探せるわ。だから今はしっかりと身を休めるの」
「貴方は、そんな話まで知っているのね。私達がこの地へ何のためにやって来たのか…を」
「ええ、知っているわ!だから、今は体を休めて子供が戻る場所をあんたが護るのよ」
「はい、はいっ…ありがとう大妖怪さん。しっかり体を休めておくのね」
「そうよ。こういう時この星の人間達は深呼吸して気を落ち着けるらしいわ。まずは落ち着く事が大事なのよ!!」
普段から最強の大妖怪と名乗りを挙げているだけあり、受話器の向こうへ語り掛ける劔の声は自信に満ち溢れている。その雰囲気に安心感を持ったのだろう。最初に語り掛けた時よりもずっと落ち着いた声が返って来るようになった、と劔は実感するのだった。
大成功
🔵🔵🔵
木元・杏
瞼を開けば、目の前には公衆電話
家族が離れ離れ
それはとても寂しい
どうか雷獣のおかあさんに繋がって?
願いを込めて受話器をあげ、受話器向こうの気配を探す
もしもし?そちら、「おかあさん」?
わたしは杏。「わたしの」おかあさんの子供。猟兵でもある
貴女の事を聞いたの
迷子になった貴女の子供、おとうさん、一緒に探しに行こう
まずは落ち着こう
ん…どうしようかな
ふと頭に浮かんだメロディに気付き、そっと口ずさむ
これは、おかあさんがよく歌ってくれた子守唄
おとうさんも歌ったけど…(複雑な顔)(音痴だった)
ね、貴女も思い出の音があるなら聞かせて?
雷獣おかあさんの声、音を聞きながら
大丈夫、大丈夫と、落ち着くまでじっと耳を傾ける
グリモア猟兵の準備した転送陣に入り瞳を閉じる。瞳を閉じてもわかるくらいに眩い光が立ち上り、そして…消えた。
木元・杏(シャー・オブ・グローリー・f16565)が瞼を開けば、目の前には一つだけポツンと佇む公衆電話。あれが雷獣の母親と繋がっている件の公衆電話か。
(家族が離れ離れ。それはとても寂しい)
自分にも大事な家族がいる。もし、心の準備もないままに突然離れ離れになってしまったら…。そう思うと心が苦しくなる杏。雷獣の母親も今、杏が感じたような気持ちを抱えているのだろうか?
(どうか雷獣のおかあさんに繋がって?)
杏は願いを込めて受話器をあげると、受話器向こうの気配を探す。ノイズのような音がするが呼び出し音がなかったという事は、既にどこかと繋がっているのだろう。杏は相手に呼びかけてみる事にした。
「もしもし?そちら、『おかあさん』?」
呼びかけてしばらく待つ。長いような短いような時間が経過し…、ふと、受話器の向こう側に誰かがいる、と何故か感じた。再び杏が呼びかけると、今度は声が返って来た。
「…もしもし?どちらの方、かしら?」
「わたしは杏。『わたしの』おかあさんの子供。猟兵でもある」
「そう、貴方は猟兵さんなのね?どうされたのかしら?」
「貴女の事を聞いたの。迷子になった貴女の子供、おとうさん、一緒に探しに行こう」
受話器の向こうで息をのむ様子が感じ取れた杏。一呼吸おいて相手から返答がある。
「一緒に探してくれるのね、猟兵さん。私一人でずっと探し続けていて、見つからなくて…。心が張り裂けそうだったの」
杏と話をしている内に、心の中に抑え込んでいた感情が溢れ出してきたのだろう。最後の方は凄く苦しそうな声で答える相手に、杏は気持ちを落ち着けるように、と呼びかける。
「まずは落ち着こう?」
「ええ、そうね。…、……。ありがとう、少し、落ち着いたわ」
相手の方も深呼吸をして少し落ち着いたのだろうか。幾ばくか声に落ち着きが戻った気もする。だが、不安でたまらないのは変わっていないのだろう。
(ん…どうしようかな)
杏が受話器を手に思考を巡らせると、ふと頭にとあるメロディが思い浮かんだ。受話器を手にそのメロディを口ずさむ。
「…素敵な唄ね。その唄は?」
杏が口ずさむのを止めると今度は相手の方から話しかけて来た。
「これは、わたしのおかあさんがよく歌ってくれた子守唄。おとうさんも歌ったけど…」
「そう…なのね。子守歌は私もぼうやによく歌ってあげたわ」
ちょっと複雑そうな表情を浮かべた杏だが、流石に受話器越しなので相手にはその事は伝わらなかったようだ。ただ、言い淀んだ辺り、何かしらあったのだのかもしれないな、とは伝わったかもしれないが。
「ね、貴女も思い出の音があるなら聞かせて?」
「そうね。私がぼうやによく歌ってあげた子守歌はね…」
受話器越しに聞こえてくる歌声。その歌声にじっと耳を傾ける杏。
(大丈夫、大丈夫)
そう思いながら聞き続けた杏の気持ちが伝わったのだろうか。雷獣の母親の声も話始めた頃よりしっかりとしたものになってきた…、そう感じた杏であった。
大成功
🔵🔵🔵
ナーバ・キャンサ
母親ってものは子供を一番に想うらしいからね。さぞ今は不安だろう。
子供が見つかるまで安心することはないだろうけど、少しでも不安を和らげてあげたい。
電話をかけて最低限の自己紹介。突然知らない声が話しかけてきたら驚くだろうし。
ゆっくりの、やや低めで安心させる声を心がけて語りかけよう。
「お子さんとはぐれてしまったそうですね。懸命に僕達も探しています」
安心させるためなら保護したと言ったほうがいいのかもしれないけど…嘘はつきたくない。
「大丈夫、僕達の伝手は多いです、必ず見つけます」
これだけは力強く。
「僕が今できることは貴方の話を聞くだけですが、よければ話してもらえませんか」
話してもらえるなら真摯に聞くよ。
(母親ってものは子供を一番に想うらしいからね。さぞ今は不安だろう)
ナーバ・キャンサ(猫又もどき・f33334)はそんな雷獣の母親に何がしてあげられるだろうかと、自分なりに必死に考えてみた。
(子供が見つかるまで安心することはないだろうけど、少しでも不安を和らげてあげたい)
考えたがやはり出来る事は多くない。ナーバは自分の出来る事を精一杯しようと転送先にあった公衆電話の受話器を取る。
「もしもし、雷獣さんでしょうか?」
受話器越しに話し掛けてしばらく反応を待つ。突然知らない声が話しかけてきたら驚くだろうと、相手を急かさないようゆっくりと時間を掛けて話をしてみるつもりでナーバはいた。
「…はい、どなたですか?」
しばらくすると受話器の向こうから応答があった。ザーッというノイズのような音も聞こえるが相手の声ははっきりと聞こえる。
猟兵達のおかげで少しずつではあるが雷獣の母親の気持ちも落ち着いてきているのだろう。声が少しずつはっきりと聞こえるようになってきているのはその証であった。
「僕はナーバ。猟兵の一人です」
「猟兵さんなのね。お電話ありがとう」
「あなたは雷獣さんで合っていますね?」
「ええ、合っているわ」
「僕もカクリヨに流れ着いた身、雷獣さんの力になりたいと思いこうして連絡を取ってみました」
「あら、あなたもカクリヨに住んでいるのね」
受話器越しに最低限の自己紹介と相手の確認をした後、ナーバは時間を掛けてゆっくりと雷獣に話し掛けていく。「安心してもらいたい」という気持ちから、やや低めの安心させる声を心掛ける。不安な時には、一気に沢山の事を話し掛けられても頭が回らない事もあるだろう。少しずつ、ゆっくりと…。相手に寄り添うように話を展開していく。同郷という事もわかり、雷獣の方もナーバに少し親近感を抱いてくれたようだ。
「お子さんとはぐれてしまったそうですね。懸命に僕達も探しています」
「既に保護しましたよ」と伝えて安心させてあげようか、という考えも一瞬頭を過ったがその考えを振りほどく。嘘をつきたくないと思ったし、何より今の状況ではぬか喜びさせるような事はしたくない。誠心誠意をもって対応したいと考えるナーバだった。グリモア猟兵も伝手を頼って捜索しているという話だった。その話を今は信じよう。
「ありがとう、猟兵さん。私も必死に探していたのだけれど…見つからなくて」
「大丈夫、僕達の伝手は多いです、必ず見つけます」
この事だけは力強く相手を安心させるように話をした。出来る事があるなら、自分も力になっていく…と。
「僕が今できることは貴方の話を聞くだけですが、よければ話してもらえませんか」
話してもらえるなら真摯に聞くと話をすると、相手もゆっくりと今までの経緯をナーバに話してくれた。
雷獣の母親はこの地で生まれ、幼少期を過ごしたという。父親とはその頃に知り合ったそうだ。
その後色々な経緯があってUDCアースからカクリヨに移り住む事になり、音信不通となっていた2人はカクリヨで再会し、夫婦となったという。
子供はカクリヨに来てから生まれた為、この地の事は全くわからないはず。だから、今物凄く心細い思いをしているのでは…と。胸の内を語ってくれた。
ナーバの力になりたいという思いが相手に伝わったから聞き出せたことなのだろう。
そして…。猟兵達のおかげで雷獣の母親は今の状況をしっかりと受け入れ、落ち着く事が出来た。決して自分は一人ではない。力を貸してくれる人達がいるのだ、と。
猟兵達に「公衆電話から少しだけ離れて待っていてもらえないか」と伝える雷獣。提案のあった通りに公衆電話より少しだけ距離を取りその場で待機する。
すると…。公衆電話の受話器から何かが立ち上って天に消えていった後、ゆっくりとその受話器から何かが姿を現した。そう、雷を纏った獣だ。
「ありがとう、皆さん。皆さんのおかげで落ち着く事が出来たわ。体の異変も落ち着いたようだし」
先程天に向かって消えていた何かは骸魂だったのだろう。そう猟兵達は結論付けた。
「皆さんのおかげで落ち着けたけれど…どうしたものかしら。ぼうやが見付かるまでは最低でも私はカクリヨに戻るわけにはいかないの」
雷獣にはカクリヨに戻る術はあるようだ。戻る事は可能であるが子供が見付かってから、としたい…と。その気持ちは痛いほどわかる。
その後、猟兵達を帰還させる為に現地へやって来たグリモア猟兵に事情を話した猟兵達。グリモア猟兵が現地のUDCと交渉した結果、一時的にではあるが雷獣の母親をUDCで保護してもらう事となった。また、その際にUDCも雷獣の子供の捜索に加わってくれる事となったのだ。これで捜索は一気に加速する事だろう。これも猟兵達が必死に雷獣を救おうとしてくれた結果であった。
後は、次の進展を待つのみだ。
【続く】
大成功
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