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大祓百鬼夜行⑦〜私の舌は狂暴です

#カクリヨファンタズム #大祓百鬼夜行

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「ふっふっふっふ、何もしらずに縁日から帰ってきたね♪」
「あぁ~何あれ、美味しそうなりんご飴にフランクフルト!」
「ペロペロしたーい♪」
 街外れのすすき野にコソコソ隠れて祭り帰りの通行人を待ち伏せする妖怪達、なんだろう……常人よりも長い舌がじゅるりと蠢き嘗め回したいという欲求で溢れているようだ。
 彼女達の名は妖怪『垢舐め』という、人々の垢をペロペロと嘗め回し最後には色々な意味でツルツルにしてしまう恐るべき妖怪達。
 骸魂に憑依され恐るべき活動を活発化させてきたわけだ、それは縁日帰りの子供達をペロペロしちゃいたいという恐るべき欲求。
 やはりというか子供達が持っている縁日屋台のお土産なんかももちろんペロペロしたい。
 甘くて辛くてきっと美味しいに違いないのだ……だからといってのこのこと出て行けば猟兵達がやってくる。
 特にヤリすぎて怪しい雰囲気を出すと恐るべき連中(猟兵)が攻めてくるとすでに理解している彼女達。
 だからだ……今日は健全にペロペロするのだと気合を入れている。
「っで、どんな子ペロペロする?」
「りんご飴を持ってる子はあたしねー」
「じゃあ、あっちのフランクフルト持ってる子は私がいただくねー」
「ちょっとアンタ達、一人ぐらい残しておいてよ!」
 セリフだけ聞いているとちょっぴりアレだけどきっと上手くやり遂げれるに違いない、さぁ思う存分ペロペロするのだ……と謎の声援を受けながら妖怪達はすすき野の中からさっそく飛び出していくのだった。

●グリモアベース
「あー、もう、ペロペロするなら私をペロペ……ひでぶっ」
 開幕から不穏な事を言いそうだったグリモア猟兵の村雨ベルは強烈なツッコミを受けて真面目に説明を始める事にした、頭の上にでっかいたんこぶを作りながら……。
「彼女達は妖怪『垢舐め』って言いまして人の垢を舐めて最後には身体中の凹凸を全て舐め取っちゃう恐るべき妖怪なんですよ。そんな垢舐め達がどうやらすすき野に出現したらしいのです」
 不意打ちをしようと縁日帰りの少年少女を狙って隠れている垢舐め達、突然あんな舌の長い少女達が飛び出してきては祭帰りで気の抜けている子達は一網打尽にされてしまうに違いない。
 そんな(羨ましい)事は許せないとベルは力説し、そんな悪事はさっさと止めてきてくださいと指をビシっと突き出した。
 不意を突くために隠れているので、逆にこちらから奇襲するときっと弱いに違いないとベルは言う。
 確かに神経を攻める側に使い切っているだろうから一度守勢に回ればそのまま瓦解するに違いないだろう。
「ではさっそく送り込みますけど……お痛しちゃダメよ?」
 念入りに言うだけ言ったとばかりにベルは猟兵達を現地へと送り出した、少しばかりの不安と共に。


轟天
 これは1章完結の戦争シナリオです。
 年中満月のすすき野での大決戦、サクっとやっちゃいましょう。

 大祓百鬼夜行に関するシナリオでは完結優先で最小人数を採用予定です。
 先は長いと思いますので頑張りましょう。

●プレイングボーナス
 妖怪軍団を逆奇襲する。
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第1章 集団戦 『垢舐め』

POW   :    ツルツル舐め舐め変化
【舐め続けて石鹸のように凹凸のない体にして】、自身や対象の摩擦抵抗を極限まで減らす。
SPD   :    伸びて捉える舌
【口】から【レベルmまで伸びる舌】を放ち、【舐め回して貧相でツルツル滑る体にすること】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ   :    理性と本能の狭間
自身の【恥じらい】を代償に、【勝手に伸びて舐め回す舌】を戦わせる。それは代償に比例した戦闘力を持ち、【相手が丸くなった石鹸のように磨かれる舐め】で戦う。

イラスト:藍乃らず

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
成程、被害が出る前に急いだ方が良さそうですねぇ。
参りましょうかぁ。

【燦華】を発動、全身を不可視の『電磁波』に変換しますねぇ。
この状態であれば『すすきの隙間』を縫って移動することも出来ますし、まず気づかれず不意打ちが可能ですぅ。
更に、反撃されても『実態の曖昧さ』と『光速回避』を併せれば、まず捉えられることは有りません。

最初の内は『刀』のみを実体化させて『斬撃』で仕留め、複数名が集まった場所が有れば『FRS』『FSS』による[砲撃]の[範囲攻撃]で叩きますぅ。
砲撃すれば、その音で気づかれるでしょうから、『すすきの隙間』に隠れて状況把握の為に近づいて来たところを狙いましょう。




「大いなる豊饒の女神、その象徴せし欠片の一つを我が身へ」
 すすき野へと人知れず転送された夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)だが女神の加護でその姿は全く見えなくなってしまっていた。
 電磁波になってしまったるこるは視認できずそれどころか実態がない、ある意味この世にいてもいなくても同じ状態なので妖怪達にも察知されずにすすき野を我が物顔でうろつく事ができていた。
 すすき野を人知れず進む先でこっそり潜んでいる妖怪達、ペロペロしちゃおうと企んでいるその場へと恐るべき刺客るこるは今まさに降臨する。

「よーっし、そろそろいこっか!」
「ん……おっけ」
「あれ? それ……何?」
 垢舐めの一人が気付いたのは何も無かった空間に突如として現れた刀、それがいきなり襲い掛かってくるのだから怖いなんてもんじゃない。
 慌ててその場を逃げ出そうとする者、ベロリンといきなり舐めようとする者などさまざまだが最初の一手はるこるの側から一方的に行われる斬撃の嵐。
「痛っ」
「ひっ」
「なんなのこれえ!?」
 剣だけが襲ってくるので反撃し辛くペロペロできる対象は剣しかない、何人かが切り裂かれようやく舐めて剣が鈍らに成り果てた所で今度は頭上に浮かぶ変な金属の物体を発見。
 何なのかわからないままにそれらから放たれた爆音とそして降り注ぐ砲弾、何が起こったのかも理解できずに吹き飛んだ垢舐め達。
 今のるこるはまさに見えざる悪夢といったところだろうか……。

大成功 🔵​🔵​🔵​

秋葉・亜依
「子どもたちを襲う妖怪ですか、それは許せません!」
『亜依、またフラグを』

敵に奇襲される前にこちらから奇襲を仕掛けてしまいましょう!
【電脳リンク】でスマートフォンのサポートAIと接続します。

『電脳リンクを確立。亜依の身体制御をおこないます』

AIに任せれば足音を消して忍び寄ることも簡単で……

「くしゅんっ」
『亜依、くしゃみしないでください。
相手に気付かれてしまったではないですか』

くっ、敵の舌が伸びてきて、このままだと貧相な身体にっ!?

『大丈夫です、亜依。これ以上、貧相な身体にはなりませんから』
「うるさいですねっ!?
って、きゃああっ!」

服や下着の中を舌が這い回って……

『動画、売りますよ』(バルチャー風




 すすき野を通って縁日から帰ろうとする子供達、そんな子供達に恐るべき脅威が迫りつつあった……。
「子どもたちを襲う妖怪ですか、それは許せません!」
『亜依、またフラグを』
今日も懲りずに秋葉・亜依(電脳の天使・f33106)は絶好調、困った人々を見たら放っておけないのがこの子のいい所だ。
(ただしフラグがまた立ってしまう)
 やられる前にやれ、運動オンチでもサポートAIに任せれば大丈夫なのだとすでに学んだ亜依に隙はない。
 そう……電脳魔術は最強なのである。
『電脳リンクを確立。亜依の身体制御をおこないます』
 インストールされた動きはまさにプロ級のもの、細やかな体裁きと運動不足の身体でも可能な匙加減で動かしているその計算能力は素晴らしいものだ。
 垢舐め達は完全に油断している、すぐ後ろまできた亜依の一方的な奇襲が今まさに行われ……。

「くしゅん」

 ……なかった。
『亜依、くしゃみしないでください。相手に気付かれてしまったではないですか』
 ツッコミが追い付かない、奇襲すべく単身乗り込んだど真ん中で位置を晒すことがいかなることかといえばわかりやすい。
「あっ、美味しそうな子!」
「べろべろーん」
 垢舐めの長い舌が伸びて亜依の身体をベロンと舐めた、唾液まみれになり尻餅をついてしまうと逃げ出す事も出来ずに次々と舐められていく。
「ちょ、やめっ」
「むむっ、これはくっころの味!」
「なんなんですかそれー!」
「え? これって残念な子の味だよね?」
「どーいうことですかー!」
 舐めながら味見されるというのはどんな気分なのか、垢舐め達が舐めるたびに全身がつるつるになっていき制服までつるりと脱げてしまった亜依の身体の凹凸はすでに無いほどにまったいらになっていく。
「くっ、このままだと貧相な身体にっっ!」
『元々ですよ亜依』
 そんな声を出すもペロリと股間のスジを舐め上げられねっとりと付着した唾液、いやそれ以外の蜜が糸を引きこのままでは亜依が辿り着いてしまうのは描写不可能の淫らな世界。
 つるぺた少女と化してしまった亜依、それを撮影していたスマホも気付けばつるつるになり電波すら発せれなくなっていく。
 どうやら今回でジ・エンドの予感……亜依は舐められすぎ、つるぺた幼女と化した姿のまま人の多い方へと逃げ出していた。
 そう……全裸のままで人ごみの多い方にだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

露木・鬼燈
ペロペロしていいのは…
ペロペロされる覚悟のあるやつだけ!
僕です?もちろん覚悟はできているのです!
ペロペロしてやるっぽい!
なんてね、流石にそれはダメでしょう。
僕がやったらセクハラどころでなく事案。
残念でもなくとーぜんだよね。
なのでふつーに奇襲するですよ。
化身鎧装<影猫>を発動して影からの奇襲!
その長い舌にまずはデスソース。
次にデスソース、そして追加のデスソース。
更におまけでデスソース。
最後に止めのデスソース!
すべて別のメーカーのにしてあげる心遣い。
まぁ、これで倒せるとは思えない。
なので尻尾で拘束して生命力を吸収して倒すですよ。
生命力吸収で倒すならデスソースは必要なかった?
うん、まぁ、そーなるな。




 妖怪垢舐め達がペロペロしてくるのならこっちもペロペロしてやればよい、そんな覚悟もなしにペロペロするなど許さないぽーい。
 (自分も舐められる)覚悟完了した露木・鬼燈(竜喰・f01316)だったが垢舐めが少女である以上はそれを実行したらこれは間違いなく事・案・発・生!
 嬉々として帰るなり脅されそうな予感がビンビンするので今回は自重だ。
「必ず、泣かすっぽい!」
 ビシッとポーズを決めた鬼燈の身体に巻き付いていく外骨格、これこそが影猫と呼ばれる戦闘形態だ。
 影へと忍び込むように奇襲するのならばこれが一番最適なものなので、待ち伏せしている妖怪達のすぐそばへと近づくのも本当に簡単に実行できてしまった。
(それじゃ……デスソースお見舞いっぽい)
 ポトリ
「うにゃあああ!?」
「ちょ、何よばれるんじゃいの! ってみぎゃぁぁぁぁ!?」
「あんた達、隠れている意味がなくな……ひぃぃぃぃ!?」
 長い舌に付着した真っ赤なソース、それこそが今回の決り手真っ赤な真っ赤な辛さ満点デスソース。
 しかも数秒後にまた別の辛さが舌に走り悶絶して泣き出す少女達。
(毎回メーカーを変えてあげる優しさ、これが配慮というものっぽーい)
 姿を現した鬼燈にいきなりしがみついてきた垢舐め達、攻撃してくるのではないたんにあまりにも辛くて……。
「お水、お水ちょーらぁい」
「こんなのひどいよぉ~~」
「いいけど、余計に辛くなるっぽい」
 そう言いつつもペットボトルで水を差し出しそれを引っ手繰るように一気飲みし始め……数秒後、口中に広がった辛さに悶絶し垢舐めKO。
 泣きながらビクビクと痙攣している姿はあまりにも……あまりにも可哀そうだが鬼燈は苦しめないようにたっぷりと生命力を吸い上げ一人、また一人と倒していく。
 これはひどい……絵面的な意味で。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ニクロム・チタノ
なるほど、つまりボインなヒトも彼女達にかかればたちどころにツルペタに、素晴らしい・・・じゃなかったいたいけな子供達をペロペロは許せないね
よし、こっちに気づく前に周りを無重力にして驚かせてあげる
いきなりの無重力で戸惑ってるね?
次は重力を掛けて、これで動けないね?
ボインなヒトだけを狙うなら未だしも、只でさえツルペタの子供達まで狙うなんて、反抗の一撃をお見舞いするよ!




 不意打ちする気満々の垢舐め達、今か今かとすすきの影に隠れて飛び出す準備が出来ている。
 そんな彼女達の背後にゆっくりと転送され姿を現したニクロム・チタノ(反抗者・f32208)は耳にした彼女達の能力を検証し直していた。
 それはボインな娘も彼女達にかかればつるぺたになってしまうという恐るべき攻撃、縛らしい……このニクロムの貧相なボディを笑う連中に目にも見せて、おっといけないいけないなどと雑念たっぷり。
 今ちょっとデカ乳娘達なんかどうとでもなってやれーな邪心が漏れ出したのは気のせいです。
「さぁ、無重力をあじわうがいい……っ!」
「きゃ、何これフワフワっ」
 無重力状態を生み出してニクロムが狙ったのは彼女達の無力化、そしてジタバタ動えけないのをいいことに今度は重力の磔で身動きできないようにしていく。
 もうこれだけで垢舐め達は人を襲う事はできないだろう、だがそれでも伸びる舌がニクロムに伸びてきてベロォンと身体を舐め上げた。
「くっ、ボインな人だけでなくボクみたいなツルペタまで襲うなんて、許せないっ!」
「なに、なに言ってるの!?」
「みんなツルツルにしてあげるだけだってば!?」
 ニクロムは舐められながらも突撃し攻撃に移る、途中あまりに抵抗が無くなったのかスカートが地面に落ちて下半身丸出しになってしまってもその勢いは止まらない。
「まだまだー!」
「くっ、もとからツルツルなのに……なんで怒るの!」
 その言葉がトドメだった、ニクロムの反骨心がそれはそれはもう怒りを爆発させ力を増幅させてしまう。
「だーれーがーツルペタですかーっ!」
「えっ、だってお股つるつ……ひぎゃあ!?」
 ちょっとヤバいセリフは最後まで言う前にニクロムの一撃によって遮られた、危なかったまだ中学生レベルのニクロムの身体なんだから気にしてはいけない。
 まあ下までつるつるなのは別の意味でS(グシャリとニクロムは何かを踏みつぶした)

大成功 🔵​🔵​🔵​

ミニョン・サフィール
【ソロ希望】【アドリブ歓迎】
まずは【カーテンコール】で空を泳ぐ人魚になって、すすきの間を泳いで接近して奇襲します、ばれても囮になります

「魔法怪盗サファイアが相手です」

でも数に押されてしまい、全身を舐められて凸凹のない姿にされて驚き、さらに舐められて滑るからだにされて身動きを封じられたところで最後は丸くなった石鹸のようになるまで舐められてお持ち帰りされちゃいそうです




「魔法怪盗サファイアにおまかせ!」
 そう言いながら元気に旅立っていった幼い少年、そう見た目麗しく可愛らしい魔法怪盗サファイアことミニョン・サフィール(魔法怪盗サファイア・f32433)は男の娘である。
 すでに人魚形態に変身しすすき野中を静かに潜入している姿に勇気を貰ったものも多いに違いない。
 妖怪垢舐め達は突如として待ち伏せているすすきの中から飛び出してきた人魚にそれはそれは驚き目を丸くするだけ。
 そこであえて名乗りをあげて注意を引きつけるミニョン、だがそれは垢舐め達の舌が一斉に襲い掛かってくることを意味してしまっていて……。
「ひやああ」
「わっ……何この子、可愛い♥」
「ほーら、おねえちゃん達に悪さしたらダメだぞー♪」
「ほーら、ペロペロ♪」
 全身を舐め始めた垢舐め達はミニョンを押さえつけて逃げれないようにしてしまっていた、人魚に変身したミニョンの素晴らしい所は着衣が脱げず壊せずそして変化もしないということ。
 普通であればとっくに脱がされているであろうこの状況でも耐えれているのはまさにこの怪盗参上の力のおかげ。
「いやぁ、いやぁ」
「ほらほら……なんで脱げないのかなぁ」
「はーい、こっちベロチューしよー♥」
 ペロペロと舐めてくる垢舐めに圧され次第に手足の感覚が無くなっていき次第に抵抗できなくなっていくミニョン。
 それからしばらくして垢舐め達が大事そうに抱きかかえて持ち去ったのはミニョンの成れの果て。
 これから家に持ち帰ってもっともっとペロペロされてしまうに違いない、ミニョンがその後どうなってしまったのか……誰も知る者はない。

大成功 🔵​🔵​🔵​

空亡・劔
この最強の大妖怪である空亡劔を差し置いてこんな大異変を起こすなんて生意気よ!

というかあのベルって奴…何か怖いのはなぜかしら

奇襲
【天候操作】でまず濃霧を起こす
【属性攻撃】で闇を纏って隠れるわ
闇に潜んでこそ最強の大妖怪よ
【戦闘知識】で垢舐め達の位置と奇襲をかけるのに良い位置を把握
時刻みを発動させるわ

時刻みを使用
【念動力】で動きを止めて
【二回攻撃】による高速斬撃で時空ごと【切断】するわ

そもそもあんたら普通にお風呂の垢を舐めて掃除するだけの妖怪じゃない

人にそういう事するのは…ダメよ

後でアイスとかペロキャン買ってくるから今は大人しくしていなさい!

それに…ベルって奴の所に連れてってやるから(酷い提案




 カクリヨの大異変はまさに常識なんて通じない、ずっと満月のままでありしかもその姿はあまりにも異形。
 そんな月明かり刺すすすき野へと転送された空亡・劔(本当は若い大妖怪・f28419)はゾクゾクと寒気を感じながら戦場に立っていた。
 あの寒気は何だったのか、まるで胸から尻にかけてを嘗め回すような視線、ゾクゾクと這いあがるような恐怖心が襲ってくる。
「この最強の大妖怪である空亡劔を差し置いてこんな大異変を起こすなんて生意気よ!」
 ちょっと変な気分を吹き飛ばそうと声に出して言ってみる、こんななんだかわからない恐怖に怯えているなど思われたくもない。
(はぁ……あの怪しいエルフ、何か怖さを感じるのは何故?かしら……)
 おそらくそれは性的恐怖、あの怪しい眼鏡を通して何を見られているかわかったものではない。
 実際、劔のスリーサイズはすでに把握されているけど気にしてはいけないヨ。

「うーん、霧が濃くなってきちゃった」
「誰が来てるのかわかりにくいねー、もうちょっと前に行く?」
 妖怪達がヒソヒソと話し合っている姿はただただ悪戯しようとしているだけに見える、だがそれでも彼女達が行動すれば被害が出るのだし容赦などしていられない。
 そんな霧に包まれたすすきが一閃され続いて飛び出してくる劔、ビクリと身体中が押さえつけられて動けなくなる。
 念動力で動けなくなった垢舐め達の頭にゴツンと峰打ちで一撃、飛び出る火花とグルグルお目目……あっという間に制圧されている。
「いたぁい」
「はいはい、そもそもあんた達ってお風呂の垢を舐めて掃除するだけの妖怪じゃないの!」
「だってー、ペロペロしてるとおもしろいしー、甘いのとかも舐めたいしー」
 色々な意味でこの妖怪達も現代っ子のようだ、自分達の本質をすでに気にしている様子もない。
「人にそういう事するのは……ダメ、OK?」
「うう、鍔でグリグリやめてえ」
 劔はふうと溜息をつくと片っ端から手を縛っておく、舌がフリーの時点で意味はないとか言ってはいけない。
「後でアイスとかペロキャン買ってあげるから“今は”大人しくしてなさい!」
「「「「はーい!」」」」
 素直な子達だった、本気で悪戯してペロペロする以外興味がないのだろう。

(まあ……ベルって奴の所に連れていってあげるから♥)
 とってもとっても悪い笑みを浮かべながら劔は出発前の視姦に対するリベンジをさっそく始めている。
 ヤラれるだけで我慢できるほど劔は我慢強くないのだから。

大成功 🔵​🔵​🔵​

モアナ・ティアレ
『変身スライム』を、1人の表情のある私と
多数の無表情な私に、変身させて奇襲を♪

1人が私自身で、多数の『分身』を操っている
と見せかけ、本物の私は隠れますわ♪


私は、爆乳が自慢で、スタイル抜群♪

「突撃ですわ♪」
多数の『分身』が【グラップル】格闘で奇襲♪

「『分身』とはいえ、私の体になんてことを!」
分身がつるぺたにされ、動揺するフリを♪

「いやぁぁぁっ!?」
私自身に見せかけた1人も、つるぺたにされ
ショックでされるがままなフリを♪

服がぶかぶかになり、貧相にされた胸が丸見えに。


調子に乗り『変身スライム』を舐め続けた
敵から【生命力吸収】して倒しますわ♪

「恐ろしい敵でしたわ」
本物の私の爆乳は無事で
ほっとしますわ♪




「変身スライムさん来てぇ♪」
 すすき野の外れで行われた召喚術式、そしてそれを執り行ったモアナ・ティアレ(海花姫・f26952)は魅惑的なダイナマイトボディを見せ付けるように月光の下でポージングを決めてみた。
 怪しい雰囲気を放つモアナの周囲で立ち上がるスライム達、見る見るうちにその姿がモアナそっくりになっていくと現れたのは蒼髪の美女軍団。
 まさに妖怪垢舐め退治の最後のツメはこの子達が担うことになるのだろう!

「いやぁぁぁん」
「わぁっ、ボインの子がいっぱーい」
「ペロペロペロ♪」
 垢舐め達に襲い掛かられ全身を舐められていくモアナ(スライム)達、グラップルで襲い掛かったのに逆に舐め返されていく。
 唾液塗れの上にポロリと桃色の突起が丸見えになってしまう、大きな輪が次第に小さくなっていく。
 爆乳サイズだった乳房が次第につるぺたんあっていき最後には小さなサクランボがついただけのまな板になってしまう。
「分身とはいえ私になんてことを♥」
 動揺すえるフリできてませんよモアナさん、完全に悦んでますこの人。
「いやぁ、服がブカブカぁ」
 お尻のサイズもツルツルになりボトムが落ちて全裸になってしまった、うっすらとした茂みの中心で濡れて輝く一本筋。
 それをさらに舐め始めた垢舐め達の様子が次第に弱弱しくなっていく、これこそがモアナの恐ろしい罠。

「私の分身達をペロペロするのはいいですけれど、お題は生命力ですわ♪」
 ようやく登場した本物のモアナ、つるぺたモアナ達に囲まれ一人だけ爆乳を見せ付ける。
 なんというか自慢げ、我慢できずに水着を取ってしまい魅惑的なボディを見せ付けると垢舐め達は悔しそうにがっくりと倒れてしまうのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年05月16日


挿絵イラスト