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マグロティックが止まらない

#キマイラフューチャー

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#キマイラフューチャー


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 キマイラフューチャー。それは人類滅亡後の地球らしき惑星。故になのかあの習慣がこの惑星にはあった。
「サル田さん!あの、これ、受け取ってください!」
「う、ウサ子さん!あああ、ありがとう!オレ、君の事大事に」
 そう、バレンタインデーである。キマイラフューチャーのバレンタインは男女問わずに親しい人、恋人に様々なプレゼントを贈る日になっている。だから泣くんじゃない。家族にプレゼントしているキマイラだっているから。
 だが、ここに呪わし……ゲフンゲフン。喜ばしいことに、ここに一組のカップルが生まれようとしていた。
「ワニ雄さん……あのこれ、私の気持ちです!」
 そう言うとライオン型のキマイラの女性が両手で抱えたマグロを……え、マグロ?
「ラオ未ちゃん!僕の為にマグロバレンタインなんて!!」
 こうして新しいカップルが一組ワニ雄お前それで良いのか?

「あー、えっと。なんだ。世界がお前達を欲しているぞ……多分」
 自信を持つんだミーティア・シュヴァルベ(流星は燕が如く・f11420)。ちゃんとオブリビオンの起こした事件なんだ自身を保って。
「はっ!いかん、勤めを、グリモア猟兵としての務めを果たさねば!あれだ、キマイラフューチャーで怪人達がマグロバレンタインをブームにして人気を集めている!」
 説明しよう!マグロバレンタインとは、怪人達により巻き起こされたマグロをプレゼントするバレンタインである!今、ナウでヤングで流行りでいいね!なブームのバレンタインなのである!マグロバレンタインってなんだよ。
「だからあれだ。このままだと怪人達がキマイラ達の支持を集めて世界がマグロ一色になり、挙句の果てには神聖マグロ連邦共和国とかそんな物までできるかもしれないのだ!実際、マグロバレンタインの為に二泊三日、マグロの一本釣り体験リゾートツアーなんても物ができて、そんなツアーが組まれて、そこにカップルで参加する輩がいる位には人気が出てきている!どんなプロパガンダを用いたんだあいつら!」
 自身が予知したトンデモ光景に理解が追い付いておらず、ついに頭を抱えてセルフツッコミを入れるミーティア。とにかくこのどんちゃん騒ぎをどうにかして、怪人達に集まる支持をなくせばこの事件は解決らしい。新しい猟兵達によるバレンタインブームを起こしたり、実はマグロバレンタインは俺達が考えたんだよ!って言ったり。そうすれば怪人達は実力で猟兵達を排除するムーブをするらしい。片付けよう。
「その、まあ、あれだ。私よりもお前達の方がこういうの多分詳しいだろう?だから、頼んだ。作戦名?あー……『マグロより愛を取り戻せ作戦』?」
 さあ頑張れ猟兵達よ!ちゃんと世界の危機なんだぞほんとに。


風狼フー太
 俺は悪くねぇ!流行り物と季節物には便乗しろって先生が……あ、風狼フー太です。
 このネタも割と旬を過ぎてるよなぁって思う今日この頃。

 はーい、では補足説明デース。前回のようなシリアス?あいつはいい奴だった。
 怪人達のブームを終わらせて集まる支持を終わらせれば猟兵達の勝利デース。
 重要なのは『怪人達の』ブームを終わらせればいいわけなので、このマグロバレンタイン自体が怪人達の起こしたのブームだという認識をなくせば問題なく、マグロより、もっとひどいバレンタインができても死人や怪我人が出なければ大丈夫なはずです。だから独り身で過ごしたキマイラ達の為にブラックバレンタインデー的な感じの邪教を興そうが、等身大チョコレートブームを起こして私を食べて♪だろうが、おい、デュエルしろよ。バレンタインをしようが怪人達のブームを終わらせるなら問題はないです多分。流石にダメなんじゃないかなーっていうのは弾きますが、ダメだったら弾くのでやりたいようになってもらって構いません。
 怪人達の情報?戦えば勝つ!の精神で頑張れ。
 では皆様のプレイングをお待ちしております。
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第1章 冒険 『マグロバレンタイン、ご期待ください』

POW   :    猟兵達による新しいバレンタインイベントを発案する

SPD   :    猟兵達のバレンタインイベントの支援、または怪人達のバレンタインイベントを妨害する

WIZ   :    怪人達のバレンタインイベントを自分達が巻き起こしたブームだと言うことにしてしまう

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

鈴木・志乃
…そうだ、この方法があったじゃん

【POW】

フラッシュモブでのバレンタイン告白やプロポーズを企画し流行らせる
ネットにスレ立てて人員募集
住民全員がパフォーマーで、面白い事大好きなキマイラ達なら食いつくはず【コミュ力】
人数足りなけりゃ楽団や劇団にも積極的に声かけしていくよ!
必要ならイメージ写真や動画でガンガン【誘惑】する

場所は皆集まる広場
デート中のカップル(仕込み)が助けた一人のお礼から愛の歌の演奏が始まる
次第に集まるパフォーマー達
楽器演奏と踊り、【歌唱】の【パフォーマンス】
私は歌と賑やかしで参加!
UCもエフェクト代わりに使っちゃえ!


というのを生配信&動画化するよ

貴方の大切な日に、一時の衝撃と感動を


優陽・無訓
マグロ1匹送るバレンタイン、ねぇ。
まぁ、調理とか持ち運びとか、いろいろな点で大変そう、かな。
何にせよ、そういったブームは終わりにしようか。

俺が出来るのは、即席路上ライブ、かな。
【Dolce melodia】を歌おうか。

心を込めて作ったもので、誰かを喜ばせる事の大事さを、
歌って演奏して伝えられれば良いかな。



「ありがとうお姉ちゃん!お礼にいいことしてあげる!」
 今話題のデートスポットの飲食店に囲まれた広場に来たシカ吉とトラ江。二人の目の前で小さな女の子のキマイラが転んでしまった。少女を助けたトラ江に少女はお礼をすると言い。
 そしてその言葉と共に次々とテラス席に、バルコニー席にいたキマイラ立が立ち上がり歌いだす!
 瞬く間に堰を切ったようにあふれ出す歌声と演奏、それらに合わせるように、或いは無秩序に演じられるダンス。

「そうだ、この方法があったじゃん」
 一般的にフラッシュモブと呼ばれるそれらは、とある動画配信者の書き込みから始まった。
 動画配信者『ブラック』。その正体は猟兵の一人鈴木・志乃(ブラック・f12101)。
 彼が直面していた問題。それは、怪人達が起こしたブーム、マグロバレンタイン!
 バレンタインにはマグロを送ろうというなんかこう、なんだ。あれなんだ。という企画はその絶大なインパクトからなのかそれなりのブームを巻き起こし、それなりの人気を得ていたのであった。
 それに対抗するべく、住民全員がパフォーマーで、面白い事大好きなキマイラ達なら食いつくはずと企画したフラッシュモブは、やれどこぞの楽団やらやれどこぞの劇団やらを巻き込んだ大舞台に。それに合わせて『仕掛け人』の方もそれなりのデートスポットを用意。

 結果、かなり大規模な演出となったわけだが、この星の住人なら派手に派手な方がいいだろうと、志乃自身も自身のユーベルコードを演出代わりに踊り歌う。そんな事して、ばれたら無限握手会だぞ大丈夫か。
「歌って、いい物ですよね。」
 そして、その場の勢いとノリに合わせ、パフォーマーの一人に紛れてキーボードを即興で叩き弾く優陽・無訓(影夢の弾語手・f06284)もまた猟兵であり、このよくわからないブームを終わらせる為、自らの演奏が役に立つならとパフォーマンスに。キーボードから紡がれる甘く優しい旋律は、空にさえ舞い飛んでしまうような、それでいて甘くとろけるチョコレートの様で、まさにバレンタインにぴったり。思わずパフォーマーのキマイラ達が聞きほれるほど。そんな演奏をされたならと、志乃やキマイラ達のダンスに歌もキレを増していく。
「心を込めて作ったもので、誰かを喜ばせる事の大事さ。伝わってくれるといいのですけど」
「大丈夫じゃないかな?だって、ほら」
 そんな無訓の演奏の後押しを受けて、『仕掛け人』の勇気は動き出す。
「あの、トラ江さん……結婚してください!これ、受け取ってくれませんか!」
 それは、勿論手作りというわけではないけれど。少なくとも彼が正真正銘、思いを込めて働……あー、えー。思いを込めて歌って(はたらいて)稼いだお金で買った物で。なら少なくとも、想いは自らの手作りであるはずなのだから。
 そして。
 ――この先の結末は『ブラック』の配信で確かめよう!

「アンコール!アンコール!」
 なお当の二人が、キマイラ達に見つかり、キマイラ達の体力と気力が尽きるまで演奏会が行われたのはまた、別のお話である。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

レド・ダークライト
【他の方との絡み歓迎】【POW】
マグロ···マグロだと···!?
魚介をプレゼントとか死んでもされたくないわ。
くだらん!さっさと終わらせてやる!!!!!

時代は肉だ。肉を食え。
ミートパイバレンタインを流行らしてやる。
まずは「情報収集」をしてどんなふうにマグロバレンタインが流行っているのかリサーチし、そっくりそのまま上書きするようにミートパイバレンタインの噂を流す。

それだけでは足りん。ミートパイは本人だけではなく、家族や恋人と共にシェアし食べることができる。何より生臭くない。
どれだけミートパイが素晴らしい食べ物なのかと、どこを叩けば出てくるかまで「世界知識」を活用して広めてやる!



「マグロだと……!?くだらん!魚介をプレゼントとか死んでもされたくないわ!さっさと終わらせてやる!!」
 レド・ダークライト(紅き閃光・f01284)。そんなに嫌か。……嫌かそりゃあ。冷凍でもしてないとどんどん生臭く……っていうか腐っていくからなー。いやだよなぁそりゃぁ。
「時代は肉だ!肉を食べろ!すなわち、俺が流行らせるのはミートパイバレンタイン!!」
 説明しよう!ミートパイバレンタインとは今はやりに流行っているマグロバレンタインの宣伝方法を乗っ取り、マグロをミートパイにして流行らせてしまうというダークライトの作戦なのである!!っていうか普通に何かきっかけがあれば流行りそうだなミートパイバレンタイン。
「よし、そうと決まったからには早速情報収集だ!いかにしてマグロバレンタインが流行ったか、見極めてやる!」
 
 さて、そんなダークライトのミートパイバレンタイン流行作戦だがこれが結構大成功。一人で良し、二人で良し、家族で良し、お前に良し、俺に良し、そこまですぐには腐らない!体力のないご老人でも、マグロを釣るよりミートパイをふるまえば孫にも大人気!どこを叩けば出てくるか、或いは材料が出てくるかのガイドブックも発売し、時代は新たなブームの誕生を快く受け入れたのだ!
「俺の目に狂いはない!やはり時代は肉を求めていたのだ!!」

大成功 🔵​🔵​🔵​

エミーリア・ソイニンヴァーラ
お知り合いの空ねえさまがおっしゃいました。
「マグロチョコたべたい」と!
というわけで、エミーリアの3分間クッキング♪

よーいするものっ!

本マグロいっぴき!
チョコ1㌧

まず、チョコを湯煎で溶かしておきます。
スペースシップワールドで熱線銃(ブラスター)を調達すると、ものの数秒でチョコが蒸発しますので、熱線拡散モードで全体をまんべんなく2秒ほど照射するよう心掛けてください♪
超巨大電子レンジでも可です!
次に、そのチョコの中にマグロさん(生)をドッポーンします☆
ひっくり返して裏表まんべんなくチョコでコーティングしてください。
完成ですっ! これが本当のマグロバレンタインですっ!!

…と、ウソをどーどーと吐きます。



~猟兵、三分クッキング~
「皆さん、こんにちは!エミーリア・ソイニンヴァーラです!今日はマグロバレンタインにふさわしい一品を作っていきましょう!」
 いきなり何か始まったって?エミーリア・ソイニンヴァーラ(おひさま笑顔♪・f06592)の三分クッキングのお時間である。なんでも、知り合いの空ねえさまなる人が
「マグロチョコたべたい」
 と、言ったらしく今から作るのだそうだ……え、ほんとに?まあともかく、これを放送して広めれば新しいマグロバレンタインの先導者になれるという一石二鳥の手なのである。
「それじゃあ材料です!まず、本マグロいっぴき!次に、チョコ1トン!」
 そういうと同時にカメラが引くとトラックたっぷりに積まれたチョコレートがちょっと待て!どう考えてもその量はおかしい!!
「次は、スペースワールド産の熱線銃を使ってチョコを湯煎しようと思いまーす!」
 待て、湯煎ってお湯でチョコを溶かすことで別にチョコを温めて――
「一点照射モードで撃つと一瞬で蒸発してしまうので、熱拡散モードで2秒撃つようにしてください!」
 ――うん、なんかもういいや。トラックの中にあったチョコレートの山は、エミーリアの熱線銃によって溶けたチョコレートに。それなりに焦げ臭いが気にしない事にする。
「後は、この中にマグロさんをドッポーン!して、チョコレートでコーティングすれば……できました!これが本当のマグロバレンタインです!」

 こうして新しいマグロバレンタインが完成したのだった!……なんていうのは、全部真っ赤な嘘で片付けるはずだったエミーリアだったのだが数日後。
「あ、あれ!チョコマグロバレンタインのエミーリアさんじゃない!?」
「嘘やだ!待ってくださいエミーリアさん!握手、握手だけでいいので!」
「いーやー!あれ嘘だって言ったじゃないですかー!!」
 追いかけてくるキマイラ達から逃げるエミーリア。なんというか、あれだけインパクトのあることをやったので、結構のファンができてマグロバレンタインの第一人者の一人になったとかなんとか。
 ちなみに真似する奴はごく一部にとどまった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アイシャ・ソルラフィス
………ねぇ。
これ、ほっといていいんじゃないかな?
別にマグロ一色になったって、ほっとけば飽きてキマイラフューチャー世界は平和になる…と、思うよ。

どーしても干渉しなくちゃダメ? …ああ、そう…
じゃあボクが《エレメンタル・ファンタジア》で竜巻を作るから、その中で告白したら思いが届いて恋人同士になれる…っていう企画なんてどうかな?
竜巻に飛び込む勇気と度胸を見せれば、たいていのノリのいいキマイラフューチャーの女性のみなさんなら、惚れてくれると思うよ?

…たぶん…(ぼそ)

竜巻の威力はボクが抑えるから、大丈夫だよ!

…よく暴走するけど…(ぼそぼそ)

というわけで、レッツ・ストームダイビング♪



…流行るかなぁ、これ…



「…………ねぇ」
 はい。なんでしょう。アイシャ・ソルラフィス(隣ん家の尚くんを毎朝起こす当番終身名誉顧問(願望)・f06524)さん。
「これ、ほっといていいんじゃないかな?ほっとけば飽きてキマイラフューチャー世界は平和になる……と、思うよ」
 確かにそれも一理ある。流行なんて言うのは流行りと廃れが交互に来るような物だ。放っておいても割と大丈夫かもしれない。
 だがここはキマイラフューチャーでもあるのだ。何がきっかけで何がどうなってどうなるかはわからない。暇は人生の毒であり、人の行いは世界を変えるというのが最も似合う世界であろう。
 だからこそ、猟兵という存在が常に刺激を与えていなければいけないのだ。多分。
「んー……でも、ボクにできる事なんて……うーん」
 悩むアイシャ。彼女の出した答えとは。

「イイイーーーヤアアッフゥゥゥ!!」
「とどぇーー!!俺の想いーーー!!!すきだぁぁぁぁぁ!!」
 えーあー、彼らが何をしているかを文章で説明しますと。竜巻の中に入ってチョコレートをもって、愛の告白をしているのです。
 兎にも角にも、何かするべきと思ったアイシャは自分のユーベルコードで竜巻を作れることを思い出し。
「竜巻に飛び込む勇気と度胸を見せれば、たいていのノリのいいキマイラフューチャーの女性の皆さんなら、惚れてくれると思うよ?」
 という発想の元、このトルネードチャレンジは生み出されたのであった。で、告白の成功率はともかく、見た目のインパクトは絶大であるわけで。割と命知らずなキマイラ達が全身を愛の戦士と化して自らの想いを伝えるために、或いはいくばかの再生数だとかいいねを稼ぐ為、今日も唸りを上げるラブサイクロンの中に突入していくのであった。
「さあ、皆もレッツ・ストームダイビング♪」
 今日もアイシャの竜巻が唸りを上げる!
 なおストームバレンタインチャレンジの際はこちらの誓約書にサインをしてからご利用していただきますようよろしくお願いいたします。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『マグロ怪人ツーナー』

POW   :    止められない止まれない
【食べられるという恐怖心から無限のスタミナ】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
SPD   :    そんなことより助けて欲しい
レベル分の1秒で【腕を振り払うことで自らに噛み付いてる猫】を発射できる。
WIZ   :    水を得たお魚
【水鉄砲】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を水浸しにし】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「いぃぃぃぃやぁぁぁぁぁぁーーー!」
(特別意訳:おのれ、猟兵達め!)
「くわれるぅぅぅぅーーー!!」
(マグロバレンタインが流行ればこいつらも他のマグロに向かうと思ったのに!)
「助けてぇぇぇえぇぇぇぇーーーー!!」
(こうなったらお前達を倒して誰か助けて!!)

 話をまとめると、マグロバレンタインを流行らせて、生産廃棄させるレベルでマグロが一杯世界に溢れれば、後ろの猫がどこかに行くんじゃないかって思ってたらしいです。

 このままずっと後ろの猫に追われっぱなじゃあかわいそうですし、助けてあげましょう。物理で。
エミーリア・ソイニンヴァーラ
Σ いけないっ!
このままですと、ネコさんたちがマグロ怪人さんを食べて、お腹を壊してしまいます!
そんなの食べちゃダメなのです!
ぺっしなさい、ぺっ!

ネコさんたちを救うためにも、マグロ怪人さんを廃棄処分しちゃいたいのですが…
ヘタに撃ったらネコさんたちに流れ弾が当たっちゃいそうですねぇ…

………まいっか。(考えるのを止めました。めんどいから…)

ネコさんが避けてくれることを祈りましょう。目覚めよ野生の防衛本能!
というわけで秒間100発の発射速度を誇るガトリング・バップルさん♪でヒャッハーします!

チョコマグロバレンタインで有名人にされちゃった恨みも込めて!
『おぶつ』は『しょ~どく』なのです~っ♪ わふーっ☆



「いけないっ!このままですと、ネコさんたちがマグロ怪人さんを食べて、お腹を壊してしまいます!ぺっしなさい、ぺっ!」
 エミーリア・ソイニンヴァーラ(おひさま笑顔♪・f06592)の猫を心配する声が聞こえる。そうならないためにもマグロ怪人をとっとと始末したいが、ニャアニャアと鳴きマグロ怪人に迫る猫はエミーリアの持つ銃の流れ弾に当たる可能性もあるので下手に撃てずにいたのだ。
「ネコさんたちを救うためにも、マグロ怪人さんを廃棄処分しちゃいたいのですが……」
 だがあの猫はマグロ怪人と一緒に召喚された猫で、マグロ怪人が食われるかもしれないという恐怖を得る為に存在しているのだ。気持ち的にわからないでもないが、あれもオブリビオン。特に遠慮する必要は――
「……ま、いっか。」
 え?
「ネコさんが避けてくれることを祈りましょう。目覚めよ野生の防衛本能!」
 ……えーあー、そうか。
 ともあれ、割り切ったエミーリアが取り出したのは愛用のライフルのリミッターをはずし、ガトリングに変形させ秒間100発の発射速度を誇るガトリング・バップル。彼女がトリガーに指を掛ければ、キュインと心地のいい回転音が辺りに響き始める。
「チョコマグロバレンタインで有名人にされちゃった恨みも込めて!わふーっ☆」
 ほんとに猫達に避けさせる気があるのか疑いたくはなるが、ともあれ。轟音と共に彼女の弾丸の雨は容赦なくマグロ達を廃棄処分していくのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アイシャ・ソルラフィス
………ねぇ。
これ、ほっといていいんじゃないかな?
別にマグロ怪人が猫さん達に食べられても… っていうか、むしろその方がキマイラフューチャー世界は平和になる…って、思うよ、絶対。

どーしても干渉しなくちゃダメ? …ああ、そう…
じゃあボクが《エレメンタル・ファンタジア》で竜巻を作るから、その中にマグロ怪人さん自らが突っ込んでくれないかな?
そうすれば猫さん達、どこかに行くよ?

…たぶん…(ぼそ)

竜巻の威力はボクが抑えるから、大丈夫だよ!

…今回は意図して暴走させるけど…(ぼそぼそ)

というわけで、レッツ・ストームダイビング♪



…殺(や)れるかなぁ、これ…



「………ねぇ。これ、ほっといていいんじゃないかな?」
 何をおっしゃるアイシャ・ソルラフィス(隣ん家の尚くんを毎朝起こす当番終身名誉顧問(願望)・f06524)さん。
「マグロ怪人が猫さん達に食べられても……っていうか、むしろその方がキマイラフューチャー世界は平和になる……って、思うよ、絶対――」
「魚ぉぉぉぉぉ!そこをどけぇぇぇぇ!!」
 そうなればいいのだが、マグロ怪人は元気に、というよりも猫の恐怖に追われてアイシャの方へと猛ダッシュ。筋肉質な足で、力強く踏み出す度に地響きを鳴らして迫ってくる様は死ぬまで止まらないというマグロを彷彿させる物かもしれない。
「んー……向かってくるなら……じゃあ、これかな。」
 紡がれるは風の詠唱。先ほど作り上げた竜巻を今度は容赦なく、攻撃として使う。一筋の風が、一つ、また一つと束になり渦巻いていく。
「というわけで、レッツ・ストームダイビング♪」
 そうして編み込まれたのは、先ほどのパフォーマンス用とは比べ物にならない暴風の竜巻。明らかにマグロ怪人を殲滅すべく紡がれた魔法はマグロ怪人の進路の前で発動する。多くのマグロ怪人達は走る方向を変える事が出来ず、次々と飲み込まれていく。
「いやぁぁぁぁぁー!!」
「たすけてぇぇぇぇぇーー!!」
 その身を切り刻まれ、吹き飛ばされ、姿を消していくマグロ怪人。アイシャの魔法は、マグロ怪人の大多数を削っていったのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

日野・尚人
あー、何て言うか・・・
何処から突っ込めば良いんだよ、これ?それとも突っ込んだら負けなのか?
(大騒ぎのマグロ怪人にジト目で疲れた表情)



さっさと終わらせよう。

【SPD】
まずは≪クイックドロウ≫で出鼻を挫く!
一瞬でも動きを鈍らせたら≪ダッシュ≫で間合いを詰めて3枚おろしにしてやるぜ!

右手に構えたダガーで≪フェイント≫を織り交ぜた≪2回攻撃≫!
左手の拳銃で≪零距離射撃≫!
攻撃されたら≪見切り≫で躱し、≪武器受け≫で防ぐ。
反撃の隙も与えない≪早業≫で切り刻み、撃ち抜き、躱し、防ぐ!

生臭っ・・・洗濯大変なんだぞ!主にあーちゃんが!
(生臭くなったパーカーを脱ぎ捨てトドメの≪シーブズ・ギャンビット≫!)



「あー、何て言うか……」
 マグロ怪人にジト目で疲れた表情で、何処から突っ込めば良いんだよ、これ?という顔をする日野・尚人(あーちゃんの早朝襲撃に断固抵抗する会終身(?)会長・f01298)。おそらく、どこから突っ込むかよりどう突っ込まないかを考えたほうがいいだろう。
「……さっさと終わらせよう。」
 それがいいと思いなおし、拳銃を素早く手に取ると向かってくるマグロ怪人達に向け、数発を発射。
「ギョギョ!?」
 突っ込むマグロ怪人の先頭に向けられたそれは、一瞬だけマグロ怪人の足を止める。その瞬間を、尚人は見逃さない。
 一瞬で距離を詰めれば、そこは尚人の距離。右手のナイフがマグロ怪人を三枚に卸し、左手の拳銃が反対側から迫りくるマグロ怪人の頭に正確に撃ち込まれる。悲鳴と銃声、薬莢が地面を叩く音に銃弾を込める音。それに呼応するように血飛沫が噴水のごとく舞い上がる。
 だがそこに、犠牲を恐れず突撃してくるマグロ怪人が尚人の隙をつき――
「甘いぜ!」
 見切っていたとばかりに、怪人の目が尚人の脱いだパーカーでふさがれ、ユーベルコードを纏ったナイフが怪人の命の火を刈り取る。戦闘が終われば、辺りに広がるのは……。
「生臭!洗濯大変なんだぞ!主にあーちゃんが!」

成功 🔵​🔵​🔴​

レド・ダークライト
やっと現れたか、マグロ野郎が!!魚介は存在も許さん。
ましてやそれがオブリビオンならば尚更だ···!

「来いよ腰抜けマグロ野郎!」
まずは軽く「挑発」をしてマグロ共を集める。
魚介のわかりやすい攻撃は適当に「見切り」ながら避け、数が集まったら「範囲攻撃」である【殲滅の血肉】でまとめてぶっ飛ばす。

どうだ動けないだろう?
あとはお前らを始末するだけだな。
だがそうだな、このままトドメを刺してしまうのも面白くない。ギリギリ死なない程度で生かして、生きたまま骨の髄まで猫に食われてしまうといい。


優陽・無訓
まともな理由があるかと思えば、それなんだ。
猫の方が可哀想な気がするんだけど。
それとも利用されたキマイラ達かな?
どっちにしても、猟兵として、
オブリビオンは見過ごせないからね。

猫にかまれっぱなしで、あんなに動かれると大変だね。
早めに対処してあげないとね。

さっそくだけど、ショータイムだ。
使うユーベルコードは【maledizione】。
子守歌風の歌と曲で、一時的に動きを止めてあげるよ。
そのまま猫ごと眠っちゃってもいいんだけどね。


アドリブ・絡みは歓迎、だよ。


鈴木・志乃
またツナか
早く楽にしてやろう(猛ダッシュして危ないなあと怒りつつ)

とりあえずツナをがんじがらめに
縛り上げて
猫に食べてもらえばいいんだよね?(ということにした)

【目立たない】格好で隠れて【見切り】【第六感】で敵の行動と時間予測
【スライディング】で急接近し、UCぶちあてて縛り上げる
後は猫さんに任せよう

焦った攻撃はかわしやすそうねー【見切り】【第六感】
鎖で【武器受け】からの【カウンター】狙っていこか

何回も何回も食べられる様子を見るのは嫌なもんだなあ
(呑気に鼻歌【歌唱】してさらに意識を【誘惑】)

……せめて安らかに眠れ【祈り】



「やっと現れたか、マグロ野郎が!魚介は存在も許さん。ましてやそれがオブリビオンならば尚更だ……!!」
 何が君をそこまでそうさせるのかレド・ダークライト(紅き閃光・f01284)。強烈なその怒り、もしかして宿敵が烏賊っぽいからだろうか。だが、あれとこれを比べるのもなんか違うような。
「来いよ腰抜けマグロ野郎!遊んでやるぜ!」
「この数に勝てるわけないんだギョ!あいつからやっつけるんだギョ!」
「魚ォォォォォーー!!」
 疑問はさておき。右手を前に出し、『来いよ』という仕草と共に挑発を放つダークライト。それに対し、数的有利とさっきの惨状を忘れる頭と止まれない体から簡単に挑発に乗るマグロ怪人。その怪人達の前に。
「そんなに走ると危ないじゃないか」
 建物の影に隠れていた鈴木・志乃(ブラック・f12101)が躍り出る。動かなければ息ができないと言われるマグロを模した怪人に対して、走るなというのは少々酷かもしれないが、そんなちょっとした理不尽な怒りに対して、志乃のユーベルコードが反応する。
「とりあえずツナをがんじがらめに縛り上げて猫に食べてもらえばいいんだよね?任せて」
 え、そうなの?……まあいいや。
 光の鎖は志乃の怒りに呼応してマグロ怪人達の周りを飛び回り動きを阻害、立ち止まった位置を猟兵としての経験と直感で捕捉し、姿勢を低くスライディングで駆け抜けると共に、光の鎖はマグロ達を縛っていく。
「な、何するんだg」
「さてと、ショータイムだ」
 マグロ怪人のセリフに食い気味に、突然奏でられる優しい音色と言葉。魔力のこもった旋律は子守歌となってマグロ達を包み込む。
「まともな理由があるかと思えば、それなんだ。猫の方が可哀想な気がするんだけど」
 それとも、利用されたキマイラ達かな?と、思案しながらも優陽・無訓(影夢の弾語手・f06284)は演奏の手を緩めない。
 例えどちらであったとしても、猟兵としてオブリビオンは見過ごせない。キーボードから流れる旋律に、無訓の歌声もまた優しく響く。その優しさに包まれてまどろみにマグロ達が頭をふらつかせ、足を完全に止める。それを見て――
「よし、お前ら避けろよ!」
 その言葉に二人が、地面を跳躍すると同時に、ダークライトのユーベルコードが地面をえぐる。その衝撃波に巻き込まれ。
「ギョーーーー!!!」
 マグロ達は空を跳ぶのであった。

「う、うーん?ひどい目に合った気がするギョ!?」
 さて、マグロさん。挑発にカッカして突っ込んだら鎖で縛られた挙句眠らされてレドの強烈な一撃を食らったわけですが、まだ生きている個体もいるわけでして。
「よう。どうだ?動けないだろう?」
 マグロ愛人が顔を上げれば、マグロを目の敵にしているダークライトがマグロ達を見下ろすように立っていた。
「くっ、殺せギョ!」
「そうだなぁ、あとはお前らを始末するだけだなぁ」
 どう見ても悪役のセリフですダークライトさん。
「だがそうだな、このままトドメを刺してしまうのも面白くない」
 そこでだ。と、ばかりに取り出したものにマグロ達は顔を青ざめる
「ニャー」
「ギャァァァァ!?」
「よーしよしよし、この猫達に止めを任せてやる。生きたまま骨の髄まで食われちまえ」
「待って、やめて、お願い!ギャ」

~現在、放送事故により、映像をご覧になることができません。~

「……さよならツナ達。次に会う時はオブリビオンじゃない命でありますように」
「鎮魂歌でも一曲、歌っておいた方がいいのかな……」
 なんかもう、どっちが正義でどっちが悪か、わかったもんじゃないけど、ともかくオブリビオンであるマグロ怪人達は一掃されたのであった!

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『リア充どもは爆発しろ怪人』

POW   :    リア充は爆破する!
予め【リア充への爆破予告を行う】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
SPD   :    リア充は爆破する!!
【リア充爆破大作戦】を発動する。超高速連続攻撃が可能だが、回避されても中止できない。
WIZ   :    リア充は爆破する!!!
単純で重い【嫉妬の感情を込めて】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はアルル・アークライトです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「ノォォォォォォ!同志マグロ怪人!!」
 悲壮な叫び声が戦場に響き渡る。
「何故だ。私たちは共に、お前たちはお前達に付きまとう猫の排除を、私は、イチャイチャいちゃつくあのカップル共を、ふざけたマグロバレンタインなんて物で別れさせることができればそれでよかったのに!」
 あ、そうだったのですか。結構受けてましたよマグロバレンタイン。
「それを貴様ら!猟兵達……お前達!ここまでする必要があったか!?マグロ怪人が何をした!私は、貴様らを、許さん!!」
 『リア充どもは爆発しろ怪人』は頭の導火線に猟兵達の怒りと正義に燃える心の火を灯し襲い掛かってくる!頑張れリア充どもは爆発しろ怪人……じゃなかった猟兵達!この怪人が、全ての元凶だ!
鈴木・志乃
……ごめんね

【UC発動】【歌唱】【誘惑】
これは【祈り】の歌
命の儚さや切なさ
頑張っても報われないやるせなさ
それでもひたむきに生きようとする
全ての命と意志を肯定し応援するバラード
後半盛り上がってきたら【衝撃波】攻撃がプラス

リア充に……本当はなりたかったんだよね
それでRB化しちゃったと
でも、よかったら、負けないでくれないかな
一緒にバレンタイン楽しもうよ
私で良かったら相手になるよ?
ちょっと【パフォーマンス】的な声の出し方や仕草も入れて【誘惑】するか
もしくは【コミュ力】かなーこれは

交渉決裂したら
鎖で【武器受け】からの【カウンター】
【第六感】【見切り】【オーラ防御】【スライディング】で回避ムーヴ



「……ごめんね」
 鈴木・志乃(ブラック・f12101)さん、いきなり謝罪ってどうしたん。
「リア充に……本当はなりたかったんだよね」
「なんだお前は!」
「誰かに好かれようとして、頑張ったんだよな。でも結局ダメで、それでRB化しちゃったと」
「それがどうした!そんな当たり前の事――」
「でも、今からでもよかったら、負けないでくれないかな」
「な、なにを」
「一緒にバレンタイン楽しもうよ。私で良かったら相手になるよ?失った物、つかめなかった物、今からでも取り戻そうよ」
 それは祈りか、はたまた救済の言葉か。志乃の語る言葉はマグロ怪人の心に光をもたらし、そのわだかまりを解いていく。奏でるは福音の調べ、魔力のこもった声を聴くごとに心にのしかかる罪の意識が――ん、ちょっと待て今魔力がこもってるって
「さあ、一緒にバレンタインを楽しもう!」
「うん、おれ、バレンタイン、楽しむ!」
 ああ、なんか虚ろな目になってる。これ貴方に従いますとかそういう奴だ

「さあ、志乃ちゃん!まずはメリーゴーランドに一緒に乗って……ね?」
「え……ああ、うん。」
 所でリア充怪人さん。催眠的なそういうのにかかった瞬間、なんか、ちょっと、気持ち悪……失礼、めんどくさ……じゃない。特徴的な口調になり始めたのだが。
「じゃあ、その……手、つないd」
「だぁぁぁぁぁ!!」
 あーっと、明らかに何かに耐えきれなくなった志乃の体から衝撃波が出てリア充爆破怪人を襲うー!でも仕方ないと思うんだ。爆弾頭で筋肉モリモリマッチョマンのマント野郎がいきなり乙女になったらきついと思うんだ。
「あ、しまったつい。っというかなんで、お前、そんな、乙女な感じになるの!」
「おのれ猟兵め……この俺の心をもてあそんだな!許さん!!」
「そっちが普通に接してくれたら一緒に楽しんでもよかったと思ってたよ!!」
 このリア充爆発しろ怪人、もしかしてコミュ力0な所があって今の怪人になったんじゃないかという片鱗を見せながら、猟兵達の戦いは幕を開けたのであった。 

成功 🔵​🔵​🔴​

日野・尚人
作戦はエミーリア(f06592)が銃を乱射。
俺とあーちゃん(f06524)はイチャつく演技で怪人を引きつける?!
マ、マジか?

あ、あア、あリガとウ、アいシャ。
テづくリノちょコけーキなンてウれし、いいっ?!あ、いや・・・あ、あーン。
(不自然極まりない演技)



だああぁぁーっ!やめだやめっ!3人で袋叩きにした方が早いってっ!
あーちゃんも・・・え?
ああ、サンキューって、何であーちゃんは平然としてるんだよ?
(あーちゃんの尖がり耳を指で摘まんでこしこし擦る!)
へへ♪それじゃ俺たちも一暴れしようぜ♪

あーちゃんを≪かばう≫ように立ち武器を構える!
俺は≪見切り≫≪武器受け≫で防御を固め・・・≪援護射撃≫かな?


アイシャ・ソルラフィス
へっぽこ3人組チームで参加

まず手作りチョコレートケーキを用意します
エミーリアさんがボクたちの真横で射撃体勢に入ります
怪人の目の前で、尚くんと二人で向かい合って、イチャつく演技をします

「尚くん…良かったら、食べてくれる?」(ケーキ差し出し)

その後も尚くんに、人前で恥ずかしいけれど「あーん♪」とかやって、怪人を挑発し、その隙にエミーリアさんに攻撃してもらいます
…途中で恥ずかしさに負けて、演技を中断しますけれど…

「あ。ほっぺたにケーキのクリームがついてるよ。取ってあげるね!」

…と無自覚に、ついいつも尚くん家でやってる連携(なかよし)を披露して、怪人を余計に怒らせたり…


最期にみんなで怪人に攻撃します


エミーリア・ソイニンヴァーラ
へっぽこ3人組チームで参加

2人に怪人さんのヘイトを稼いでもらい、その隙に《ガトリング・バップル♪》を連続乱射する作戦です
なお、その連射力で一方的にハチの巣にして、怪人さんを二人には近づけさせません!

「リア充を爆発させたければ、この弾幕を乗り越えてみせろなのですーっ!(ドガガガガガガッ)」

いえ、聞いてくださいよナレーターさん
この怪人さん、接近攻撃しか持っていないようなのですよ
SPDは遠距離攻撃かもですが、具体的な説明はありません
たぶんSPDも近接攻撃だと思うのです
ならヘイトを稼ぎつつガトリング撃ちっぱなら、たぶん近づけさせることなく倒せると思いまして…

最期にみんなで怪人に攻撃します



「おのれ猟兵共め!わが嫉妬の炎に焼かれて」
「尚くん!見て見て!私の手作り!」
 グワンと、怪人の首がアイシャ・ソルラフィス(隣ん家の尚くんを毎朝起こす当番終身名誉顧問(願望)・f06524)の方へと振り返る。見れば、アイシャの手にあるのはチョコレートケーキ。そして、それを渡そうとしている相手は日野・尚人(あーちゃんの早朝襲撃に断固抵抗する会終身(?)会長・f01298)。二人の男女、チョコレート、バレンタイン。これらのキーワードから連想されるものはただ一つ。
「ワー、てヅくりノ、チョこレートけーキだァ。うれシいなァ!」
 ……尚人。しっかりしなさい。女の子から好意を向けられてるのだからちゃんと男を見せなさい。
「お、おのれら!俺の、俺の目の前でよくもやってくれたな!!まずはお前らからやってやる!!イチャつきやがって!俺の目の前で!!」
 怒りの炎のままに突き進むリア充爆破怪人。そこへ
「リア充を爆発させたければ、この弾幕を乗り越えてみせろなのですーっ!」
 エミーリア・ソイニンヴァーラ(おひさま笑顔♪・f06592)の愛銃【バップルさん♪】の弾幕が容赦なく爆破怪人に襲い掛かるが、それを後ろに飛んで避ける怪人。
「貴様、何故邪魔をする!よく見ろあいつらを!」
「尚くん!……え、ええっと……どう、おいしいかな?」
「え。あー……トッテモおいしいヨ、アーチャン!」
「見ろ!人前で堂々と惜しげもなく、恥ずかしげもなく!あんなものを見せられて貴様は悔しくないのか!俺は悔しい!」
 右手を血が出るかというほど強く握りしめエミーリアに対し力説する怪人。おそらく嫉妬のせいであろう。尚人の演技が割と棒であるとか、アイシャがそろそろネタが尽きてきたどうしようといった表情をしていたりするのだが、そんな事は視界の端にすら映ってはいない。
「えーっと、別に」
「わからんのか!やはり俺は粛清せねばならんのだ!そう、この世に愛など不要!俺が受けた苦しみを貴様らにも――」
「あーもう、やめやめ!」
 ついに耐えられなくなったのであろう。尚人は両手を振って照れを隠す。
「もう3人で攻撃したほうがいいってな!あーちゃん!」
「……やっぱりそうだよね。私もちょっとネタがもう思い浮かばないというか」
「……はっ、貴様ら。この私の気を引くために演技をしていたな!だが、私にはすべてお見通しだったがな!今までの事はあえて貴様らに乗っていただけの事」
「あ、尚くん、ほっぺにクリームついてるよ。取ってあげる」
「お、サンキュー♪」
「貴様らぁ!!」
 演技をやめた瞬間天然でいちゃつくとは、これにはリア充爆破怪人もおかんむり。
 むしろ演技をやめた分自然にいちゃついているわけで、怪人の嫉妬の炎はインフェルノ。地獄の業火の如く燃え盛る嫉妬を力に変えて叩きつける一撃を
「あーちゃんには指一本触れさせないぜ!」
 体を張ってその一撃を止め、男を見せる尚人。それに答えるようにエミーリアのバップルさん♪が弾幕を張り、アイシャのエレメンタル・ファンタジアが炸裂する。
「そーれ、わーふぅー!」
「いっけぇー!!」
「ぐぉぉ!?俺の嫉妬の力が敗れると!?」
 魔弾と魔法、二つの魔の力の相乗効果によって、ついに膝を付く怪人。決着の時はすぐそこまで来ていた。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

優陽・無訓
嫉妬とか爆発とか、俺にはよく分からないけど、
危険なことには変わりなさそうだし、
早々に骸の海に還って貰わないとね。

今回は鋼糸を使うよ。
巻き付けて動きを封じたり、
足に引っ掛けて、妨害したりしてみるよ。
重そうな一撃が来たら、翼で飛んで回避しようか。

じゃ、そろそろ終幕に移ろうか。
使うユーベルコードは【Tempesta di fiori】。
花片に埋もれて逝かせてあげよう。

アドリブ・絡みは歓迎、だよ。



「この嫉妬の感情がわからぬとは……やはり世界は顔なのか……イケメンではなければ世界に許されないのか!」
「……いや、うん。ごめんよくわかんないや。」
「貴様ぁ!」
 優陽・無訓(影夢の弾語手・f06284)に最早八つ当たりともいえるような嫉妬の炎を燃やすリア充どもは爆発しろ怪人。そもそも、そうやって嫉妬の炎を燃やしているから誰にも持てなかったのではないかと思うのだが、最早過ぎた話。彼はもうオブリビオン。倒すしかない敵なのである。
「くらえい、俺の嫉妬の炎ぉー!」
 既に体はボロボロだが、彼の世界を、そしてリア充を呪う嫉妬の炎は止まらない。持てる力の全てと嫉妬を振り絞り最後の攻勢に出る怪人の攻撃を、背に輝く白と黒の翼を使い、華麗に避ける無訓
「貴様、避けるな顔のいいイケメン!」
「いや、当たったら痛いじゃないか。」
「煩い!その顔が敵なのだ!」
 最早妄執の塊。殿お湯な言葉も彼には届かないと。ならば、と。
「ガッ!?」
 無訓の放つ常闇の鋼糸が怪人の四肢を縛り上げ動きを封じる。最早、怪人の力ではその戒めを解く力はなく――
「じゃ、そろそろ終幕に移ろうか」
 その言葉と共に舞い上がる霞草。無訓のユーベルコードによって紡がれたそれらが怪人を覆いつくし
「――あ、きれいな花……」
 その力を吸い取る様に。四肢から力が抜けて倒れこむリア充どもは爆発しろ怪人。その葬送の餞であるように霞草は彼が埋もれるまで降り注ぐ。
 こうして、なんだかよくわからないバレンタインを発端した出来事はここに終幕を迎えたのであった。
「……せめて次があるなら、君にも幸せがある様に」
 

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年03月11日


挿絵イラスト