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銀河帝国攻略戦⑤~いつも通りに戦うだけだ~

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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●『解放軍』の再来
 銀河皇帝によって封印されていた遺失技術『ワープドライブ』が復活。また、フォースナイト・ミディアのユーベルコードによって、コアマシンに『ワープドライブ』を装着した宇宙船は、スペースシップワールド内でのワープが可能となり、スペースシップワールドの全戦力を糾合し、銀河帝国に対抗する事が可能となった。

 銀河帝国に対抗する伝説の『解放軍』の再来。

 猟兵たちのことをそう呼ぶ者も多かったが、いよいよそれが現実となる日が近づいてきた。いつもより少し慌しく準備に勤しむ猟兵たち。
 それでも彼らのすることはいつもと変わらない。守るべきものの為に。それぞれが各々の思いを胸に戦い抜く。それだけのことだった。

●グリモアベース
「これより、銀河帝国軍戦艦の爆破ミッションを始める。すぐに動ける猟兵はいるか!?」
 清水谷・柳牙(軍人脳・f00466)はいつも通り。普段と変わらない様子で猟兵たちに声をかけていた。
「よし、集まったな。知っての通り、銀河帝国は、スペースシップの撃破を行うべく、各地に戦艦をワープアウトさせた」
 現在の状況や戦況を淡々と纏めて説明していく。大規模な戦争であるとは思えないくらいに柳牙も猟兵たちも落ち着いていた。
「待ってばかりじゃジリ貧だからな。こちらからちょっかいかけてやろうってわけだ」
 そう語る柳牙の後ろには大量の軍用プラスチック爆薬が置かれていた。
「こいつはリモート操作で全部の爆薬を一斉に爆破できる特別製でな。皆には散らばって要所に設置してもらいたい」
 爆薬の使い方は知らなくても、ボタンを押して爆破させたい場所に置くだけで構わないと説明を続けていく。
「だが、戦艦の内部には戦闘ロボが大量に導入されているだろう。爆薬を壊されても厄介だ。先にそいつらをスクラップにしてやってくれ」
 冷静な猟兵の中にはむしろ爆薬に興味が行くものもいるだろう。世界の命運がかかっていても、いや。かかっているからこそ。猟兵たちはいつも通りだった。
「これから乗り込む戦艦に狙われている船もあるそうだ。なるべく早く助けてやろう。以上だ。健闘を祈る」
 猟兵たちは説明を受けると我先にと敵戦艦へ飛び出していく。
 今日も猟兵たちは戦うーー。


えんぷ茶
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 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。
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 えんぷ茶です。爆破ミッションへようこそ。戦闘ロボをどうにかして、爆薬を設置する。猟兵たちの活躍を楽しみにしております。ご参加お待ちしております!
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第1章 集団戦 『バトルドロイド』

POW   :    バトルスイッチオン
【超戦闘モード】に変化し、超攻撃力と超耐久力を得る。ただし理性を失い、速く動く物を無差別攻撃し続ける。
SPD   :    精密射撃
【狙撃用プログラム】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【熱線銃(ブラスター)】で攻撃する。
WIZ   :    シュートダウン
対象のユーベルコードに対し【正確にタイミングを合わせた射撃】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アトシュ・スカーレット
さーて、悪い帝国の戦艦は爆破しちゃいましょうねー

爆弾はUC【空間作成・家】で可能な限り詰め込む

ルルディを槍に変身させ【トリニティ・エンハンス】で炎の魔力と腐敗の【呪詛】を付与

身体強化の魔法で【怪力】にした腕力に物を言わせて【鎧砕き】を狙う

防御は魔力をオーラの代わりにして【オーラ防御】を行う

爆弾は可能な限り重要そうな機械の近くに設置
ボタンを押したら、可能な限り走って逃げる



「さーて、悪い帝国の戦艦は爆破しちゃいましょうねー」
 一番槍で戦艦で突入したアトシュ・スカーレット(銀目の放浪者・f00811)は、小さな指輪から大量の爆薬を持ち込んでいた。
 比較的安全な転移先に予め爆薬を持ち込むことで他の猟兵たちもスムーズに作戦を実行できるだろう。
 先行して船内を奥に進むと、狭い通路で早速バトルドロイドと遭遇した。
「シンニュウシャ……シンニュウシャ……ハイジョ、スル」
 旅のお供であると共に愛用武器でもあるルルディを槍に変身させ、アトシュの魔力を彼女に込めていく。
 炎の魔力と腐敗の呪詛の力を授かった、まさに一心同体の刃でこの道を、世界の未来を切り開こうとしていた。
「いくぞ、ルルディ!」
(はい!)
 アトシュは身体強化の魔法で強化した腕力に物を言わせて鎧を砕きにかかる。
 槍を、ルルディを力強く叩きつける。一見乱暴な使い方に見えるが、お互いがお互いを信用しているからこそ出来ることなのだろう。
 ミシミシと鎧から音がする。バトルドロイドの防具が既に限界なのだろう。
 バトルドロイドは身体を変形させ、少しでも壊れにくくなるように変形する。
 速く動く槍。ルルディを狙って銃を乱射するが、強化した魔力がルルディを包み込むように渦巻き、その銃弾を弾いていく。
「ハイジョ……ハイ……ジ……ョ」
 銃弾が途切れるより早く、鎧を破壊しバトルドロイドの四肢を切り離されて動かなくなった。
 ロボが停止したことを確認したアトシュは、最寄りの部屋にあった機械の近くに爆弾を設置し、素早く戦艦から脱出する――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

レクシア・ノーレッド
ロボ!帝国のロボット兵だって!壊して分解して持って帰らなきゃだね!

【SPD】

あの手に持ってる銃、熱戦銃だよね?
だったら細かい目標は狙いにくいんじゃないかな!
【緊急射出】で無数に分裂し、敵や壁に当たるよう跳ね回るよ!

ついでにぶつかった敵は【解・体・侵・食】で切り刻んじゃおうかな?
スクラップにして、私のモノにしないとね♪

流石に相手が超耐久を得たら刻めない気もするから、もしその兆候があればある程度離れて、【黒・鎧・変・化】で盾の形になるよ!
動けなくなるけど、他の猟兵さんに好きに使ってもらって構わないから!

「よーし、張り切っちゃうぞー!緊急射出!」
「変身!黒・鎧・変・化!…私を使って!守れるから!」



(あの手に持ってる銃、熱戦銃だよね?)
 レクシア・ノーレッド(宇宙(ソラ)を駆け、空に舞う少女・f01101)は、通路を更に駆け上がり、バトルドロイドと対峙していた。
 熱戦銃以外の武器が見当たらない。この銃撃さえ気をつけることが最優先だろうと思考を巡らせる。
 レクシアはすぐに閃いた。銃撃であれば、細かい目標の狙撃は難しいのではないかと。
「よーし、張り切っちゃうぞー!緊急射出!」
 レクシアは己の肉体を分裂させていく。その分離の数は目視で数えるには困難なほどに細かく分かれ、それぞれが素早く動いてバトルドロイドをかく乱する。
「シンニュウシャ……!ソゲキ……!ソゲキ……!」
 侵入者を目視したバトルドロイドは狙撃用プログラムを起動させる。視認しているレクシアの粒を狙って熱線銃を放つ。
 その狙撃は正確なものだったのだろう。しかし、レクシアのような戦い方。小さな動き回る粒を狙うようなプログラム構成はしていなかった。
 バトルドロイドの狙撃はことごとく外れ、レクシアは勢いそのままにバトルドロイドにぶつかり、その機械の身体を少しずつ切断していく。
 ボロボロの身体となったバトルドロイドはその姿を変えて、よりいっそう激しく熱戦銃を撃ち放つ。
 変形と同時に硬度も増したバトルドロイド。粒による攻撃も段々と切れ味が悪くなっていく。レクシアはそれならばと身体を元の姿に戻しながらバトルドロイドと距離を取る。
「変身!黒・鎧・変・化!…私を使って!守れるから!」
 レクシアが叫ぶと、その姿は今度は強固な大楯の姿に変身し、バトルドロイドの銃弾を全て弾いていく。
 止まらない熱戦銃。しかし、ボロボロの身体で熱線銃を無理に撃ち続けていたこともあったのだろうその四肢が反動で崩壊していく。
 その場に残ったのは、スクラップと化した戦闘ロボと黒い大楯のみ。レクシア爆薬を設置しない代わりに自らが盾となることを選択したのだ。
 個の中で集団を援護するノールックパスのような鮮やかな連携。猟兵たちの爆破ミッションは更に加速していく――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

ウルフシャ・オーゲツ
清水谷さんよ、もっと食えそうな敵はおらんかったんかのう……?
まあよい、とりあえず食えるだけ食ってみようかのう!

肉を食いながら爆弾をばら撒きながら館内闊歩。
戦争に似つかわしくない?
仕方ないじゃろう、フードファイターじゃからな!
「おお、ようやく出てきおったなバトルドロイドどもめ。さて、機械部品を食うのは久しぶりじゃが、お主らはどのような味がするのかのう?」

 距離をつめられるようなら箸でしばき、距離を取られるようならば巨大箸『流星』を巨大弓『スプンタ・アールマティ』で撃つとしよう。
「良いか、箸とはこれだけで、切る、すくう、挟む、そして、刺すことができる万能武器じゃ」
「さぁブチ抜くぞ! 道を開けい!」



「もっと食えそうな敵はおらんかったんかのう……?」
 ウルフシャ・オーゲツ(しょしんしゃ・f00046)は片手に爆弾を、片手に肉を持ち、食べ歩きながら館内をうろついていた。
 緊迫した状況の中で人一倍に猟兵たちのメンタルに気を遣っているように見えなくもないが、ウルフシャもまたいつも通りに戦っているのである。
 その肉を頬張る度にウルフシャの全身の細胞は活発化し、一歩一歩に力強さが増していく。
 しかしそんな大胆な歩き方をしていれば、当然バトルドロイドに見つかってしまう。そんな予感はしていたのだろう。ウルフシャは近距離で銃口を向けられていても冷静だった。
「おお、ようやく出てきおったなバトルドロイドどもめ。さて、機械部品を食うのは久しぶりじゃが、お主らはどのような味がするのかのう?」
 懐から刀を取り出す要領でマイ箸『流星』を取り出すと、居合の如く素早く斬りつけるようにして熱線銃を弾く。
 銃口が自らへの向きから外れると、バックステップで距離を取り、超大型な深紅の弓を構える。
「良いか、箸とはこれだけで、切る、すくう、挟む、そして、刺すことができる万能武器じゃ」
 強い危機感を感じたバトルドロイドは、その攻撃に耐えるべく超戦闘モードに切り替えようとプログラムを切り替える。
「さぁブチ抜くぞ! 道を開けい!」
 しかし、それよりも早くウルフシャは弓を射る。肉を食したことによって活発化した全身の細胞という細胞が、超早撃ちを実現させたのだろう。
 ウルフシャの放った流星はバトルドロイドの頭部を貫通し、そのまま壁に突き刺さる。
 流星を回収したウルフシャはまた爆弾と肉を取り出すと、再び食べ歩きながら館内探索に精を出す。
 個の力で戦闘ロボをねじ伏せていく猟兵たちは、それこそいつものリズムを忘れぬまま順調に爆弾を仕掛けていく――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

八剱・刀牙
えー、早く動く物を無差別に攻撃しつづけんだな。
よーするに早く動き続ければ他の猟兵に被害行かないんじゃねぇか?

事前に【光輝八刃】でフォースセイバーを複製しといてから自分に周囲にファンネルみたいに浮かせておく。

【ジャスティスペイン】を掛けた状態で【挑発】。わざと【残像】とかを駆使して早く動き回ることで相手の無差別攻撃のターゲットを引き受けるな。
攻める時は懐に入って攻撃を【フェイント】織り交ぜつつ、複製したフォースブレイドを駆使して【カウンター】を仕掛ける形。基本的には防御を意識して立ち回りするぜー。

「ヒーローってのは、味方を護るのも仕事……なんだよな、ヤツルギ!」



 船内の中心にあるメインホールには、複数のバトルドロイドが等間隔で警備していた。その数の多さから、猟兵たちも迂闊に近づくことが出来ず、進路が閉ざされている。
「光刃展開!」
 気合いの入った声とともに八剱・刀牙(光刃一閃・f11998)はフォースセイバーを大量に複製し、バトルドロイドとの戦闘に備えた。
 持ちきれない多量の剣は刀牙を慕うかのようにその背後に凛として佇んでいる。修羅の道を選択しようとしているにもかかわらず、その顔は一片の不安もない表情だ。
 フォースセイバーを数本。バトルロイドを掠めるように振り回してホールの中心へと駆けていく。自らを死地へと追いやっているにも拘らず、その速度はみるみる上昇し、フォースセイバーたちの光沢も更に輝いて見える。
「シンニュウシャ……!シンニュウシャ……!」
 バトルロイドたちは一斉に刀牙を捉えると、超戦闘モードに切り替わり、一番素早く動いているもの。フォースセイバーたちを狙い撃つ狙撃が始まる。
 フォースセイバーが狙われいる隙に、自身もオリジナルのフォースセイバーを手にバトルロイドの一体へ突撃する。阻止しようと足を振りあげるバトルロイドに寸止めで剣を返し、もう片足をすくい上げるように切り上げてバトルロイドを地に転がしていく。
 しかし刀牙は一度に決めようとせずに一旦距離を取る。危険を冒してまで倒す必要はない。
「ヒーローってのは、味方を護るのも仕事……なんだよな、ヤツルギ!」
 真のヒーローを追い求めるその背中を見た猟兵たちは、鼓舞された気分でメインホールを通過していく。
 爆弾を設置できるエリアが広がった猟兵たちは、更に多くの爆弾を設置するべく、船内の奥へ奥へと進んでいく――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

トリテレイア・ゼロナイン
銀河帝国…記憶はありませんがかつての同胞とも言える相手との大規模作戦、宿縁じみたものを感じます
ですが力なき人々を守るため、宇宙を駆ける騎士として立ち塞がりましょう

爆弾を設置するため、ドロイドの排除と参りましょう
「防具改造」で対熱戦銃コーティングを全身と機械馬に施し、機械馬に「騎乗」。盾や武器で攻撃を受けつつ突撃して「怪力」で振るう槍や盾での「なぎ払い」で装甲を「鎧砕き」で粉砕したり、馬の「踏みつけ」で攻撃します

敵のUCには早く動くものを無差別攻撃する欠陥があります
発動されたら遠隔「操縦」で機械馬を囮として操作、自身は降りて直立不動の態勢に
隠し腕による「だまし討ち」で無力化、掃討していきましょう



「この大規模作戦、宿縁じみたものを感じます」
 トリテレイア・ゼロナイン(紛い物の機械騎士・f04141)は、武器を手に取りバトルドロイドへと近づいていく。
 今は猟兵。力なき人々を守るため、宇宙を駆ける騎士として立ち塞がるだけだ。
 バトルドロイド排除の為に、対熱戦銃コーティングを全身の防具と機械馬に施していた。
「シンニュウシャ……!シンニュウシャ……!」
 その機械馬に騎乗すると、槍や身の丈程の大きさのシールドを持って突撃する。
 熱戦銃の通らない防具であれば防御はいらないだろうと、トリテレイア自身は槍や盾での装甲を壊していく。
「ソゲキ……!ソゲキ……!」
 超戦闘モードとなったバトルドロイドは、急に熱戦銃の出力を上げて狙い撃ちを始める。
 強化した防具とはいえ、直撃すればダメージは大きいだろう。しかしトリテレイアは冷静だった。
「今のバトルドロイドには早く動くものを無差別攻撃する欠陥があります」
 トリテレイアは機械馬から飛び降り、遠隔操縦で機械馬を囮として操作する。
 更に自身は降りて直立不動の態勢になることで攻撃は機械馬に集中する。
「その行動パターン、封じさせてもらいましょう」
 更に追い打ちをかけるように、隠し腕をバトルドロイドに伸ばし、特殊電流を流していく。
「シン……ニュ……ウ……シ……」
 動きが止まりかけたバトルドロイドに槍を突き刺してトドメを刺す。
 安定した戦いを見せたトリテレイアは、次の敵を探して船内を探索する。
 敵兵の数が確実に減っていく中、猟兵たちはより多くの爆弾を設置するべく、更に船の奥へと向かっていく――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

メイガス・オブメイズ
帝国の跳梁など許すものか。断じて。

為すべきは承知した……
泥臭い戦いこそが我が本領。
工作活動は聖者の得意とする所である。

迷彩と地形の利用し、
道すがら身と爆発物を隠すとして。
中枢部へ侵入する。

ドロイドはだまし討ちできるように
極力単機づつ狩場へおびき寄せて。

ロープワークで伸ばした腕をしならせて
隠していた「槍」を当てていこう。
追撃の「ドラゴニック・エンド」で傷口をえぐるように串刺し。
可能であれば精密射撃できないように目潰し。

起爆の刻限まで注意を我々に惹き付けよう。



「帝国の跳梁など許すものか。断じて」
 メイガス・オブメイズ(泥濘の聖者・f05836)泥臭い戦いこそが我が本領と、意気揚々と戦艦に乗り込む。工作活動は自信があるのだろう。
 迷彩と地形の利用し道すがら身と爆発物を隠して進み、誰にも見つかることなくスマートに中枢部へ侵入する。
 狭い廊下でバトルドロイドの姿を捉えると、だまし討ちできるようにわざと慌てて逃げるようにしてバトルドロイドをおびき寄せてる。
 メイガスは逃げる振りをして廊下の角で待っていた。伸ばした腕をしならせて、槍を見えない位置まで遠ざける。
「シンニュウシャ……!シンニュウ……」 
 メイガスがバトルドロイドを目視した瞬間、隠し遠ざけていた槍を一瞬で伸ばしていく。
 メイガスの持つ槍は、ただの槍ではない。『G-Lance』。「光輝」を宿せし、成長する槍の仔竜。
 バトルドロイドに刺さった仔竜は自分で動き始め、傷口をえぐるように串刺しにしていく。
 苦しむバトルドロイドが精密射撃できないようにと、槍を握り、今度は頭部を貫いていく。
 超戦闘モードに切り替わるバトルドロイドだったが、視界的な感覚を失っていたこともあり、方向性の定まらない銃撃を放ち始める。
 誰かを巻き込んではまずいと、メイガスは拾っていた黒い盾を利用して、起爆の刻限まで注意を自身に惹き付けることにした。
 バトルドロイドをまた一体無力化した猟兵たちは次々と爆弾を仕掛けていく――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

チャド・アランデル
【心情】
おー、戦艦爆破ってなんだか派手だねー!
狙われてる船もあるって事だし、頑張って爆破しないとねー!

【行動】
攻撃は【ガチキマイラ】を使用します。
立ち回りは攻撃を避けながらガチキマイラでの回復という戦い方です。
戦闘は野生の勘1、逃げ足1の技能を活用して回避します。
立ち位置としては遊撃の位置で、シュートダウン対策で隙を見つけての攻撃で数を減らしていきます。
爆薬のセットは詳しそうな人にお任せするよー。

【その他】
「ここが爆破する戦艦かー。おっきい花火を上げに行くよー!」
「君が戦闘ロボだねー。美味しくなさそうだけど、丸かじりだー!」
「隙をみせたねー。イタダキマース!」
(他PCとの絡み、アドリブ等歓迎)


レナード・レッドホーク
敵艦に乗り込んで、白兵戦と破壊工作か。
俺みたいなのにはぴったりの任務だな。
まかせてくれ。

「戦闘知識」を生かし、一緒に乗り込んだ仲間と連携して戦う。
相手は射撃型のドロイド。単純な撃ち合いじゃ、こっちが不利だ。
アサルトウェポンの「援護射撃」による「フェイント」で、敵の動きを抑えるぞ。
接近戦する仲間を支援して、敵に近づいてもらおう。
もちろんこちらでも、「鎧無視攻撃」「鎧砕き」「2回攻撃」で、射撃攻撃を加えていく。

敵のバトルスイッチオンによる超戦闘モードは厄介だな。
「火力支援要請」を使って、高威力攻撃だ。
船外には味方の船もいるっていうし、そっちからの援護も期待できるかもな。



「ここが爆破する戦艦かー。おっきい花火を上げに行くよー!」
 チャド・アランデル(キマイラのシーフ・f12935)もまた、いつも通り元気よく戦艦へと乗り込んでいた。
 狙われている船もあり、救援の為にと人一倍気合を入れていた。そんなチャドの前に、バトルドロイドが姿を見せた。
「君が戦闘ロボだねー。美味しくなさそうだけど、丸かじりだー!」
「俺みたいなのにはぴったりの任務だな、援護射撃ならまかせてくれ」
 偶々チャドと居合わせたレナード・レッドホーク(人間の戦場傭兵・f00218)は自身のの知識と経験の戦闘知識を活かすべく、チャドと連携。もといチャドとバトルドロイドの出方を伺っていた。
 チャドは素早く動き、バトルドロイドをかく乱しようと走る。しかし相手は狙撃手。簡単に熱戦銃を避け続けることはできないだろう。
 後方に陣取っていたレナードは、アサルトウェポンを取り出すと、バトルドロイドが持つ銃を狙う。
「ソゲキ……!ソゲキ……!」
 バトルドロイドは、同じく銃を扱う敵の方が危険と判断したのか、狙いをレナードに切り替えて狙撃用プログラムを起動する。バトルドロイドの熱戦銃がレナードを襲っていく。
「この距離なら……!」
 レナードは狙撃するフリをして熱戦銃の銃口から弾丸を予測し回避に専念する。回避の後の隙を狙って1、2発と細かく弾丸を刻む。
 金属にも強い特殊な弾丸は、鎧のような硬い身体を確実に削っていく。その隙にチャドはどんどん距離を縮めていく。
「隙をみせたねー。イタダキマース!」
 バトルドロイドが接近に気付き腕を振るうも、野生の勘で避けるチャド。勢いそのままにその拳をライオンの頭部に変形させると、そのままバトルドロイドの腕に噛み付いた。
「シンニュウシャ……!シンニュウシャ……!ハイジョ……!」
 バトルドロイドは超戦闘モードに切り替わり、振り払おうと熱戦銃をチャドに向ける。
「こちら猟兵! ビーコンの地点に火力支援を頼む!」
 船外には味方の船もいると。誘導ビーコンから援軍に攻撃を要請する。熱戦銃をチャドに射出しようというところで、船内が大きく揺れる。
 爆薬が誤爆したのか。船外の味方の攻撃が偶々この船に直撃したのか。一瞬の揺れにバトルドロイドがよろめく。その隙をチャドは逃さなかった。
「もう一度……!丸かじりだー!」
 今度は自分の頭をライオンの頭部に変形させ、バトルドロイドの頭部を嚙み砕く。頭部を失ったバトルドロイドは、そのまま倒れて動かなくなった。
 個々の連携だけでなく、明確なチームとして連携することで。より安定した戦いをみせる猟兵たち。
 さらに爆弾を設置するべく、猟兵たちはまだまだ進む――。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

桜井・夕月
【狐屋】で参加

私が一番弱いから、皆が戦いやすい様サポートする感じで戦闘できればいいかなぁと。よろしくねー。

戦闘ではWIZを使用

【衝撃波】で一瞬でも動きを止めることを狙ったり
熱線銃を【薙ぎ払う】様になぎなたを使って攻撃する
躊躇いなく攻撃するのも【優しさ】だと思うのです

戦闘が終わったら爆弾の設置
……動力盤とか、基幹的な所に置くのがいいのでしょうか?
それとも爆風が広がりやすい様にダクトとか?
「皆さん、どこにします?」
仲間の意見を聞きつつ、積極的に高威力そうな場所に置きたいな

影獣で出てきた影の獣をティンと呼びます
自分じゃ行けない高い所とか狭い所に爆弾を設置して貰う予定
「ティン、よろしくね」

アドリブ歓迎


山梨・玄信
【狐屋】で参加じゃ。
初めての御仁も、久しぶりの御仁も、何時もの御仁も宜しくじゃ。
このような事に強いも弱いも無いのじゃ。気にせんで良いぞ。

【POWを使用】
相手の数が多いなら、予めアースジャイアントを召喚して範囲攻撃で纏めて粉砕じゃ。最初から出ているなら、タイミングを合わせるのも不可能じゃしな。

熱線銃は第六感と見切りで躱すのじゃ。避けきれなければオーラ防御、火炎耐性、激痛耐性で耐えるぞい。

バトルスイッチは可能なら先に破壊するのじゃ。無理ならパチンコ玉を指弾で撃ち、気を取られた隙に叩き潰すぞい。

爆弾は武器庫に仕掛けに行くのじゃ。他はお任せするぞい。

アドリブ、絡み歓迎じゃ。


月凪・ハルマ
【狐屋】で参戦

ああ、零君は久しぶり。玄信君も前に一緒に戦ったっけ。
桜井さんはお初ですよね。まぁ、なんにせよよろしく!

◆SPD判定

―さて、まずはドロイド退治からか
今回は一人じゃないし、他の皆とも上手く連携していきたいな

俺の売りはスピードだけど、今回は派手な動きは控えておく
向こうが超戦闘モードになった場合にめんどくさいからなぁ
【忍び足】でなるべく補足されない様に立ち回ろう

相手は機械だし、【メカニック】知識で弱点を探ってみる
それが分ったら【降魔化身法】を使用。その箇所を集中的に攻撃
敵の攻撃は【見切り】【残像】を駆使して回避

爆弾の設置場所はー……やっぱり動力炉だとか、武器庫辺りが
ベタじゃないですかね?


高柳・零
【狐屋】で参加。POW

月凪さんとは以前にご一緒しましたね。桜井さんは初めてですね。宜しくお願いします。玄信さんは…何も言いますまい。

自分は盾役なので前に出ます。オーラ防御を纏わせた盾受けと武器受けと見切りとかばうで味方を守ります。
特に熱線銃は接敵して盾で押さえ込みます。

シュートダウン対策にメイスの2回攻撃で銃を叩き壊しておきます。

超戦闘モードになったら、落ちてる物を衝撃波で弾き飛ばしてそちらに攻撃させ、その隙に天斬りで切断します。

「爆弾は…桜井さんの言う通りの場所でいいと思います。後、あるとすれば誘爆を起こす為に燃料タンクや武器庫ですね」


アドリブ、絡み歓迎です。



●狐屋
 猟兵たちが船内を散らばったころ。メインホールに狐屋の仲間たちが続々と集まっていた。皆が帰りに通る道。事前に排除しておかなければ、脱出に手間がかかってしまう。そこでメインホールのバトルドロイドたちを倒そうというのだ。
「私が一番弱いから、皆が戦いやすい様サポートする感じで戦闘できればいいかなぁ」
 フードを被った女性、桜井・夕月(もふもふ信者の暴走黒獣・f00358)は少し遠慮がちに声をあげる。
「このような事に強いも弱いも無いのじゃ。サポート、頼りにしているぞ」
 山梨・玄信(ドワーフの破戒僧・f06912)は少年とは思えないほどに落ち着いていて、仲間たちの顔を再確認する。
「初めての御仁も、久しぶりの御仁も、何時もの御仁も宜しくじゃ」
「ああ、零君は久しぶり。玄信君も前に一緒に戦ったっけ。桜井さんはお初ですよね」
「月凪さんとは以前にご一緒しましたね。桜井さんは初めてですね。宜しくお願いします。玄信さんは…何も言いますまい」
 月凪・ハルマ(天津甕星・f05346)と高柳・零(テレビウムのパラディン・f03921)も、共に戦う仲間に今一度声をかけあう。
 猟兵たちの生命線を確保するため、4人は激戦区へと赴く――。

●VSバトルドロイド
「自分は盾役を。前に出ます!」
 最初に動き出したのは零だった。手にしている盾や武器はオーラのようなもので包まれている。最初には敵の注意を引き付けて、仲間たちが距離を詰めることが出来るように戦場を舞う。
 バトルドロイドの熱線銃による狙撃が零を捉えるも、盾で流すようにして弾き、注意を引き付けるように細かくステップを刻んでいく。
「さて、数も多いなら最初から行くのじゃ」
 玄信は自身の身体の2倍程もある巨大な大地の巨人を召喚し、零に注意が向いている間に一気にバトルドロイドへ近づいてダガーをバトルドロイドに突き刺していく。巨人の動きは特に激しく、他のバトルドロイドにもそのダガーをぶつけていた。
 しかし、その背後には目立つ巨人に熱線銃を向けるバトルドロイドの姿があった。狙撃用プログラムにより隙を伺っていたのだろう。
「そうはさせませんよ!」
 だが、サポートをすると宣言していた夕月が、そのバトルドロイドを見逃さなかった。いざ放とうというところで、熱線銃に衝撃波を叩きつけて熱戦銃を弾こうとする。
 狙いを変えて今度は夕月を狙い撃とうと銃口を向けるが、それよりも早く夕月のなぎなたがバトルドロイドを襲い、熱戦銃を叩き壊していく。
 細かい銃撃を零が防ぎ、玄信が高火力で敵を粉砕し、夕月が遊撃でサポートする。華麗なチームワークによって、メインホールのバトルドロイドは残り数体となっていた。
「シンニュウシャ……!シンニュウシャ……!」
 バトルドロイドは超戦闘モードに変化しようと身体を小刻みに震わせる。しかし、その背後にはハルマが忍んでいた。
「派手な動きは控えて正解だったな」
 ハルマは自身の売りであるスピードを押し殺して補足されない様に動いていたのだ。完全に伏兵と化していて、その間にも機械に関する知識と戦い方を見て弱点を探っていたのだ。
 頭部に光る赤い光源。そこが動力源になっているのだろうと結論を出すと、妖怪、悪鬼、幽鬼。魑魅魍魎をその身に宿して頭部を狙い撃つ。
 4人の息の合った連携で、バトルドロイドたちを次々と制圧していく。メインホールがスクラップだらけになるのに、そう時間はかからなかった。

●爆弾を設置せよ!
「皆さん、どこにします?」
「爆弾の設置場所はー……やっぱり動力炉だとか、武器庫辺りがベタじゃないですかね?」
「爆弾は…月凪の言う通り、武器庫でいいと思います。後、あるとすれば誘爆を起こす為に燃料タンクでしょうか」
「それではわしは爆弾を武器庫に仕掛けに行くのじゃ」
 話し合いの結果、ハルマと玄信は武器庫へ。夕月と零は燃料タンクへと向かうことになった。
 ハルマと玄信は身体能力を生かし、広い武器庫のあちこちへと爆弾を仕掛けていく。まるで競争するかのように爆弾を仕掛ける2人はあっという間に手持ちの爆弾をセットしてその場を離れる。
「天に変わって悪を斬る!」
 零は燃料タンクへの部屋をバスタードソードでこじ開けると、隅々まで丁寧に爆弾を敷いていく。
「ティン、よろしくね」
 ティンと呼ばれた多尾の獣の形の影はどこからともなく現れて、夕月が握っていた爆弾を拾うと、狭い場所や、人が登るには危険な高い所へと爆弾を仕掛ける。
 メインホールでもう一度合流した4人は揃って戦艦から脱出していった。既に船内には十分過ぎるほどの爆弾が設置され、爆発のタイミングが一刻一刻と迫っていく――。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

新納・景久
【螺旋鬼】
(こん娘、いつでん無茶苦茶ん動いちょぉが、生き残れっがじゃ?)
同行することになった鳥渡さんを横目に、一つ息を吸う
(こいは、俺が補わねばいけん!)

共に敵艦内を駆ける
爆弾?
ついでついで!
薩摩隼人の心は一つ、首獲りたい!
「おはんら、邪魔じゃァ! 邪魔すっなあば、首寄越せ!」
蜻蛉一之太刀でチェストチェスト
周囲の敵を蹴散らしていく
最後一体の時には、鳥渡さんと共に壁を蹴って天井近くまで跳ぶ
鬼吼丸を天井に擦らせ、存分に弾みをつけた反動で太刀筋を速め、両断する
「おぅ、やったど鳥渡さぁ!」
で、爆弾を手に
「ところで、こいはどうすっと良かろがのう」
「ま、えぃが! てげてげせんな!」
適当にその辺にポーイ


鳥渡・璃瑠
【螺旋鬼】
(景久様は己の身を顧みないところがあるから、気を付けないと!なのだわ!)
気分はお目付け役でしてよ!

【メカニック】でどこを壊せばいいか考えながら爆弾を設置するのだわ!景久様は…って、敵の方へ行ってるのだわー!?
い、いえ敵がいない方が設置しやすいですものね、お手伝いするのだわ!
攻撃力や防御力が高くても、それ以上の力で押しとおるのだわ!
暴れても後に壊すからよいでしょう?
ディスドリルラクションを使って、ドリルで敵を粉砕いたしましょう!
「えぇ、お疲れ様なのだわ景久様!」
さて、設置を…ってああー!?
「投げちゃダメでしてよー!?」
爆発したらどうするのだわ!?急いでスライディングキャッチしましてよ!



(こん娘、いつでん無茶苦茶ん動いちょぉが、生き残れっがじゃ?)
(景久様は己の身を顧みないところがあるから、気を付けないと!なのだわ!)
 多くの猟兵が既に爆弾を仕掛けて撤退していく中、未だ敵艦内を駆ける影が2つあった。
 新納・景久(未来の親指武蔵・f02698)と鳥渡・璃瑠(ドリ子おじょうさま・f00142)は、互いに互いを心配しながらも、任務の為にと並走していた。
「おはんら、邪魔じゃァ!邪魔すっなあば、首寄越せ!」
 景久はバトルドロイドを見つけると、正面から刃渡り三尺の大太刀を引っさげて突撃する。
「設置場所。景久様はどう……って、敵の方へ行ってるのだわー!?」
 ちょっと目を離した隙に戦いが始まっていることに気付き多少の同様を見せる璃瑠。
「い、いえ敵がいない方が設置しやすいですものね、お手伝いするのだわ!」
 こういう場面に慣れているのか冷静な性格なのか。すぐに落ち着きを取り戻すと、バトルドロイドの背後を取るように円を描きながら近づいていく。
「こん剣技は二之太刀不要。蜻蛉ん構えにて、鬼ん気魄の、一撃必殺。名付けて、蜻蛉一之太刀。おう、おまん!首寄越せ!チェストォッ!」
 超戦闘モードに入るよりも一歩早く踏み込んでは大太刀でバトルドロイドを真っ二つに切り離していく。バトルドロイドはまだ動く片腕で銃口を向けようとするが。
「喰らえー、いっぱーつっ!なのだわっ!」
 両手で持つことでも精一杯であろう大きなドリルを軽々と持ち運び、バトルドロイドの腕をドリルで掘るようにして敵を粉砕していく。
 単純で重い、しかしそれ故に力とチームワークのような何かで圧倒する2人にとっては一番の戦術だった。戦術の要らない圧倒的なパワー差ほど覆すことが難しいものもないだろう。
 景久の首獲りたい!という想いがバトルドロイドを引き付けたのか。気がつけば2人で多くのバトルドロイドを葬っていた。
「おぅ、やったど鳥渡さぁ!」
「えぇ、お疲れ様なのだわ景久様!」
 2人はハイタッチを交わし、喜びを分かち合うのも束の間。璃瑠はまだ任務は終わりではないと爆弾を仕掛ける位置を考え始める。
「ところで、こいはどうすっと良かろがのう」
 景久にとって爆弾はついでに過ぎなかったのだろう。戦闘で勝利したことで既に満足していた景久は、爆弾を仕掛ける任務のことは既におぼろげだった。
「ま、えぃが!てげてげせんな!」
 景久は適当に置いておけばいいだろうと部屋の奥へと投げ捨てる。
「さて、設置を…ってああー!?」
 璃瑠は急いで投擲された爆弾の方へと走り、スライディングキャッチして爆弾を抱える。そのスピードはバトルドロイドとの戦いでの遊撃よりもずっと速かった。
「投げちゃダメでしてよー!?」
(もう、気分はお目付け役でしてよ!)
 終始慌ただしい2人であったが、その後も多くのバトルドロイドを討伐して撤退する。船内に残る猟兵も残りわずかとなり、任務完遂の時はもうすぐそこまでやってきてた――。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

レド・ダークライト
【同行者:ステラ・リトルライト(f01749)】【他の人との絡み歓迎】
戦争、心躍るがロボット相手では血を浴びれないのが少し不満だな。
···まあいい、俺達はいつも通りのことをするまでだ。行くぞ、ステラ。

ロボ共に気づかれないよう「忍び足」で近づき、「先制攻撃」で「範囲攻撃」の技術を生かした【殲滅の血肉】を放つことで動きを止めよう。
ステラに気を取られてすぐには気づけないだろうな。
「今だ、ステラ!」

ステラがやり逃がしたやつは攻撃を「見切り」ながら慎重に近づき、「鎧を砕く」ように確実に叩き潰して行こう。一体も残さず粉々にしてやる。


ステラ・リトルライト
【同行者:レド・ダークライト(f01284)】【他の人との絡み歓迎】

なんかすげーことになってるな。爆破ミッション、成功させねーと。...本気で行くぜ!

さて、爆薬を壊す奴らはぶっ倒してやる。まずは俺が出て、大鎌でカツカツと音をたて、あいつらを[挑発]だ。動きをよく見て攻撃を[見切る]のも忘れないぜ。
気を引いたところで、隠れて近づいたレドが動きを止めてくれる。

そしたら動けねー奴らを大鎌での[凪ぎ払い]による[範囲攻撃]でどんどん切り刻む!

はーっ、壮快。でも硬ってえ...。つーか、20メートルって結構広い。大鎌が届かなかった奴は【獅子宮の咆哮】を撃ち込むしかねえな。一体たりとも逃がさねーぞ!



「なんかすげーことになってるな」
 ステラ・リトルライト(星影纏う人形・f01749)は船内に運ばれていた大量の爆薬の1つを手に取りながら呟く。
「ロボット相手では血を浴びれないのが少し不満だがな」
 レド・ダークライト(紅き閃光・f01284)もステラと同じように爆薬を手に取り、戻ってくる猟兵たちを見届ける。
 爆弾を仕掛けた猟兵たちを追いかけてバトルドロイドたちが脱出地点へと近づいていたのだ。
「敵か。……まあいい、俺達はいつも通りのことをするまでだ。行くぞ、ステラ」
「ああ……本気で行くぜ!」
 ステラは手にした黒き大鎌でカツカツと音を立てて挑発する。目立った音にバトルドロイドも反応して応戦しようと銃を構える。
 牽制として放たれる熱線銃を斜めに走り込み回避する。バトルドロイドもステラの動きに釣られて身体の向きを少しずつ背けていく。
 そのステラが居た場所から反対方向へ抜き足差し足忍び足。レドはその隙を狙ってバトルドロイドへとゆっくりと近づいていた。
「我が障害を殲滅せよ!」
 間合いに入るとレドは強い衝撃波を放ち、バトルドロイドの動きを止めていく。衝撃波に対抗しようと踏ん張るバトルドロイドに今度はステラが不意を付く。
「今だ、ステラ!」
「おらぁ!刻んでやるぜ!」
 大鎌を薙ぎ払うように振るい、バトルドロイドを破壊していく。しかしバトルドロイドも奥から次々と現れる。
 中には超戦闘モードに予め変化しているバトルドロイドもいた。それでもレドは鎧を砕くかのような重い剣捌きでバトルドロイドを殴り倒し、ステラも大鎌を振るいその大きな身体を削っていく。
「はーっ、壮快。でも硬ってえ……だったら……気高き王獅子の声を聴け!」
 ステラがバトルドロイドの方へ手のひらを向けて叫ぶと、獅子の咆哮と共に、ステラの背後から炎を纏った星が現れ、バトルドロイドに襲い掛かる。
 バトルドロイドは正確にタイミングを合わせた射撃で炎を纏った星を撃ち落とそうと試みるも、欠けた星は更に弾数を増してバトルドロイドへと降り注ぐ!
 身体中に被弾したバトルドロイドが動けずに立ち止まる。レドは動けなくなったバトルドロイドに近づき、その腕を素手で叩き潰した――。

●Mission complete!!
 バトルドロイドを倒し、爆弾を仕掛けた猟兵たちは全員無事に船内から脱出することができた。脱出した猟兵たちが味方の船内から先ほどまで乗り込んでいた戦艦がある方向を見ると、やがて光り輝くような動きが見られる。
 遠くからその様子を見ると、爆発というよりは。一筋の光。広大な銀河の中で輝く1つの星のようにも映る。
 お疲れ様。作戦に参加猟兵たちが労うように声を掛け合うが、その目は既に次の戦いへと向けられていた。
 猟兵たちは、各々の想いを胸に。今日も明日も、いつも通りに戦うだけなのだから――。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月08日


挿絵イラスト