書を狩る兵達ー勇猛なる機械騎乗軍、ワイルドグロース
猟書家の作戦群が一つ『エルフの森討伐戦』。それは首謀者である『チーフメイド・アレキサンドライト』が討伐されるもその遺志を継ぐ者達が現れて引き続き行われている。
今回も、ボス級オブリビオンの一人がとあるエルフの森を襲撃しようと試みていた。
「成程、『聖なる木』の他に石油や鉱山などの採掘場でもあり、土属性の魔術を日々極めているか……焼き払った後、生き残ったエルフどもからその秘伝を『質問』し、採掘場は我々猟書家の活動資源するか……」
そう邪悪な陰謀を立てていた。
「た、大変だ!魔物と銃器を持った男がこの森に攻め込んでくる!恐らく半年前から現れたエルフの森を焼く連中の一人だ!」
そう土と鋼を奉じる森の住人が里に駆け込んでいく。
この森は実力や人柄が里の者達が認めれば出自や種族関係なく森の出入りを許される。
故にオブリビオンを発見したのはこの森の鉄鋼から得られた収益を収めようとした商人。
「そんな、一体どうすれば……」
「非戦闘民は避難を優先させろ!」
そう森の中を慌ただしく駆け回る里の者達を見て、『彼ら』――鉄の騎乗者達が歩み出る。
「お前ら、話は聞いたぜ」
「蛮族には無頼漢をぶつけるのが筋だぜ、みんな」
そう里の物を安心させるよう語り掛けるのは半裸に黒い革ジャンを被ったり学ランを帰崩していた服装と、染めた金髪やモヒカンなど一見して無頼漢の如き様相の男たち。
だが、彼らの眼差しは一目で善なる存在だとわかる里の者に対する惜しみない情愛と誠実さに満ちていた。
「『鉄騎衆』の皆さん!あなた方もお戻りで!」
「『アイアングロース』と呼んでくれっつってんのに……まぁ、西欧諸国とはきっちり誠意をもって話をつけて帰ってきたが……早めに帰ってきて正解だったな」
そう、UDCアースにて人情派の暴走族として走り、マフィアのとの抗争の果てにマフィアを撃滅したものの全員が半生半死の所をアックス&ウィザーズに転移し、この里のエルフに保護され、バイクと喧嘩に由来したユーベルコードに目覚めた彼らはこの里を代表する英雄として活躍した存在なのだ。
「安心しろ、俺達が来たからな」
そう言って鉄の機械――アース系世界で言うバイクに跨った十数名の青年たちは、聖別されたソードオフショットガンやミスリル鉱石で鋳造された鎖を取り出しながらバイクを吹かし、オブリビオンの群れへと立ち向かっていった。
「と、まぁこれだけではボスも含めて襲撃者を撃滅できるでしょうけど、彼らの方にも少なくない犠牲や被害が出てしまうのよね」
そう、ままならないといわんばかりの表情で呟くのは金髪の縦巻き髪を左右に結んだ髪型が特徴的な少女、シャルロット・シフファート(ツンデレの国のアリス・f23708)だ。
「その被害をなくすため、猟書家の侵略を阻止するために今回アンタたちには森を守る彼ら、『鉄騎衆』こと『アイアングロース』の加勢に向かってもらうわ」
曰く、ユーベルコードに覚醒した彼らと里のエルフとその協力者たちが軍勢となってオブリビオンと戦ってるとのことで、その軍勢に加勢すれば大きな助力となるだろう。
「いつも通り大切なのは住民の命よ。私たちと違って死んでしまったらそこで終わりなんだから」
そう言ってシャルロットは転移の術式を起動させ、A&Wのエルフの森へと猟兵たちを転移させた。
黒代朝希
エルフが何をしたって言うんだ!
妖剣士やヴィジランテに比べればハッピーエンドを迎えやすいから使われるのかな?
プレイングボーナス
『エルフ達と『アイアングロース』に協力し、共に戦う』
アイアングロース
2010年代中盤に活動した暴走族。
とある湾岸都市で活動し、仁義を以て悪質な勢力と戦っていた。
最後の戦いであるロシアンマフィアと決死の戦いに刺し違えながらも勝利し、死にかけている所を神隠しによってA&Wに転移する。
ユーベルコードに目覚めた彼らは元の世界に変える方法を模索する中で里の者達に恩を返していった結果、王侯諸国でも名声を上げるほどの存在となった。
余談だが、その平和を取り戻した湾岸都市の住民はいつまでも彼らの帰りを待ち続けているとのこと。
第1章 集団戦
『シュヴァルト』
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POW : プラント・イクリプス
肉体の一部もしくは全部を【植物】に変異させ、植物の持つ特性と、狭い隙間に入り込む能力を得る。
SPD : ダルウィテッド・バース
自身の【切断されると増殖する体質】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
WIZ : フォール・リユニオン
【花】から【花粉】を放ち、【死者と再会する幻覚】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ニクロム・チタノ
アイアングロース?義賊と云うもの!
それなら助力しなければ
エルフのみんなも一緒に戦ってくれるみたいだし。
それにしても、敵ゴツいね?
でも相性は良いかな?
ボクの護りの蒼焔は味方には反抗の加護を、敵には高熱のダメージを与えれるから!
大丈夫、森を焼いたりしないよ?
だけど厄介な花粉を出す花は燃やさないとね!
切断は駄目でも熔断はどうかな?
弱らした所で一気に殲滅する!
多分これが一番被害を抑えれると思うよ?
さあこれより反抗を開始する!
どうか反抗の竜チタノの加護と導きを
アディリシア・オールドマン
心情:所縁の無い異世界から来たにも関わらず、人々のために戦えるお前たちは勇敢だ。
私は、そんなお前たちに敬意を抱く。よって、加勢させてもらう。
行動:彼らの鉄騎の後部に、重量の問題がないのであれば、乗せてもらいたい。
オブリビオンに早く接近するために、だ。
移動中にボナパルトを砲撃して牽制し、接近したところで力任せにユーベルコードを叩き込む。
途中に攻撃や離脱時に反撃が来るようならば、アイアングロースをかばう。私には盾も鎧もある。
補足:アドリブや連携も問題はない。
使用する技能やアイテムも、マスターの状況判断で変更してもらって構わない。
「アイアングロース?義賊と云うもの!」
それなら助力しなければ、と呟くのはニクロム・チタノ(反抗者・f32208)。
「所縁の無い異世界から来たにも関わらず、人々のために戦えるお前たちは勇敢だ」
そうアイアングロースのメンバーに語り掛けるのはアディリシア・オールドマン(バーサーカーinバーサーカー・f32190)。
二人はアイアングロースとエルフの森の護衛軍が『シュヴァルト』と接敵した直後に転移してきたのだ。
「な、何だ?冒険者か?」
「何にしたって助っ人はありがてぇ!助太刀感謝するぜ!」
そうバイクに跨りながらアイアングロースのメンバーはニクロムとアディリシアの加勢を認め、『シュヴァルト』へと突撃していく。
「改めて言おう。異能を手に入れたからと言って増長せず、ただその力を無辜の民の安寧のために振るい戦う。そんなお前たちに敬意を抱く。よって、加勢させてもらう」
「おうそりゃ……って、お前ら俺達が異世界転生したって知ってんのか!?」
「ボク達はとある秘密結社の構成員でね?君たちが『現代社会』の湾岸都市にて町の人のために戦っていたことも知っているんだ」
その『猟兵』という存在自体を示しながらアイアングロースのメンバーに声をかける二人。
「じゃあ、俺らを元の世界に返すことも……いや、でも里の皆がなぁ……」
「……彼らが大事なのだな」
「そりゃあロシアのマフィア共にチャカで腹や足ぶち抜かれて虫の息だった俺達を治癒魔法で回復してくれただけじゃなく、里においてもらって仕事を紹介してくれたしなぁ……」
そうしみじみと呟くアイアングロースのメンバー。そんなまったりとした雰囲気が猟兵二人と彼らの間に流れるのだが、彼らは強烈な馬力の鉄騎――バイクを吹かして高速機動、ソードオフショットガンの銃口を『シュバルト』の腹へと押し付け、スラッグ弾を叩き込んでいく。
「この馬力と力量なら問題なさそうだな……」
「ん?バイクにタンデム……ああ、乗りたいのか?問題はないぜ」
そう呟きアディリシアを見上げるアイアングロースのメンバー。アディリシアの重量は金属製の全身甲冑に身を包んだその外見から見て取れる通り相当な重量だ。
バイクのハンドリングにおいて重量は命にかかわることもあるファクターであるが、彼はそのアディリシアの全身甲冑を意に介さずに告げる。
「ああ、構わないぜ。俺も異能なんかを手に入れて少し無茶なハンドリングが出来るからな」
「感謝する!」
そう感謝の意を示してバイクの後部座席へと乗り込む女騎士、それを見ながらニクロムは自身の異能にして異界法則である『護りの蒼焔』顕現していく。
「それにしても敵ゴツいけど、相性は良いかな?――なんたって、ボクの護りの蒼焔は味方には反抗の加護を、敵には高熱のダメージを与えれるから!」
かのオブリビオンの能力は植物を操る事。故に火炎を操るニクロムのユーベルコード『意思決定はキミの中に(チタノトライデント)』とは相性が良い相手と言えるだろう。
「おい!護りのって名はついているけど一応聞くぞ!」
「大丈夫、森を焼いたりしないよ?」
そう宥める様にモヒカンのメンバーに語り掛け、
「だけど厄介な花粉を出す花は燃やさないとね!さあこれより反抗を開始する!どうか反抗の竜チタノの加護と導きを!」
「お、おお!花粉症の元は消毒だ!か……?」
そうモヒカンのメンバーが戸惑う一方、バイクにタンデムしたアディリシアは自身の武装の一つである柄から斧頭にかけて高威力の大砲が内蔵されている機械斧、『”凱旋咆哮”ボナパルト』の大砲形態を顕現。砲塔を植物操る竜へと向け、彼女自身の精神力を動力とした砲撃が『シュバルト』を浄滅していく。
「素晴らしい騎乗技能だな!」
「伊達に元居た世界とこの世界両方でバイクを極めてねぇからな!」
そうバイクを駆る青年は告げてアディリシアを砲台としたバイクは、植物竜を薙ぎ払って行った。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
鍋島・小百合子
WIZ重視
【薔薇園の古城】の者達と参加
鉄の馬を駆りし義勇の一団か
なればわらわも義によって助太刀いたそう
「目的が同じなればこそ手を取り合えよう。共に戦おうぞ」
まずは鉄騎衆の一団に共闘を呼びかけ
UC「聖尼守護陣」発動にて99名の神官騎士を召喚し戦闘知識込みで指揮
聖魔術の騎士を何名か鉄騎衆の鉄馬(バイク)に乗せて防御魔術で彼らの守備を固める
【薔薇園の古城】の者達にも騎士を分け、その力添えを命ず
わらわは弓の騎士を従え、後方より双方の援護射撃を担う
わらわと弓騎士とで矢の雨たる範囲攻撃で弾幕を張らせてもらう!
花粉による幻覚は袖で口元を押さえながら狂気耐性で凌ぎつつ薙刀を風車の如く回しては吹き飛ばし
ローズ・ベルシュタイン
【薔薇園の古城】メンバーで参加
WIZ判定
アドリブ歓迎
■心情
アイアングロースですか、何とも頼もしい方々ですわね。
ですが、このままでは彼らまで危険な目に遭ってしまいますわ。
ぜひとも彼らに加勢しましょう。
■行動
アイアングロースの皆さんに話し掛けて、共闘を呼びかけますわ。
私達が猟兵である旨を告げて、一緒に戦いますわね。
【集団戦術】で一気に敵を倒していきますわ。
小百合子の召喚した神官騎士とも協力して戦いますわ。
シュヴァルトに対しては、夕暮れ時に薔薇は踊り咲く(UC)で戦います。
【範囲攻撃】でUCを使い、多くの敵を巻き込めるようにする。
花粉の幻覚には【狂気耐性】で耐え、【気合い】で幻覚を打ち破ります。
「鉄の馬を駆りし義勇の一団か」
そうアイアングロースの奮戦を見るのは鍋島・小百合子(朱舞の女丈夫・f04799)。彼女は愛刀たる薙刀である『竜王御前』の柄を握りしめて彼らの元へと駆けつけていく。
「なれば、わらわも義によって助太刀いたそう!」
「お、おお!?また猟兵って奴らか?あれ程の力を持つ奴らが更に加勢してくれるなら心強いぜ!」
「その通りですわ。けれど、貴方達も頼もしい方々ですわよ」
そこに夕焼けの如き長髪とドレスを靡かせて登場したのは『薔薇園の古城』という旅団の主たる猟兵、ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)。
「ですが、このままでは貴方達まで危険な目に遭ってしまいますわ」
「……まぁ、こいつらはともかく、親玉はかなりの手練れらしいしな」
「ウム、ボス級と称されているオブリビオンはかなりの力量。されど目的が同じなればこそ手を取り合えよう。共に戦おうぞ」
「ああ、言うまでもねぇ!お前ら!こいつらを蹴散らしたらこの嬢ちゃんたちの支援に回るぞ!」
そう言ってバイクを更に吹かしていくリーダー。ミスリル鉱石で鋳造された白金の鎖を振り回して植物竜を穿ち、戒めていく。
他のアイアングロースのメンバーもそれぞれのユーベルコードを振るっていき植物竜に立ち向かっていく。
「頼もしいですわね」
「ウム、『帝竜戦役』がこの世界の者達と手を取り合って帝竜と戦う形式であった場合、彼らは心強かったであろう」
そうバイクを乗り回して大殺陣を魅せるアイアングロースのメンバーを頼もしそうに見渡しながら、二人の猟兵は己のユーベルコードを起動させていく。
「――『我は招く、聖と天に殉じ心ある者を守護し敵を滅す戦士達…出でよ!』――『聖尼守護陣(カミニツカエシオトメノエイレイタチ)』!」
「――『さぁ、数多に咲き誇りなさい!』――『夕暮れ時に薔薇は踊り咲く(ローズ・ワルツ)』!」
顕現する異能にして異界法則。
それは『盾役の他、回復と防御障壁等の魔法での援護やメイス・弓、除霊・浄化・神罰を司る聖魔術を振るう99名の神官騎士の召喚』であり、
それは『自身から93m半径内の指定した全ての対象を攻撃する無数のオレンジ色の薔薇の花びらへの武器変換』であった。
「神官騎士を後部座席に乗せてはくれぬか!」
「ああ、問題ないぜ!」
「リーダー!魔導士を後部座席に乗せて魔法を射出させる……ありだぜ、コイツは!」
「ふふ、本当に頼もしいですわね」
「次々と薔薇の花びらであのドラゴンを切り刻んでいく嬢ちゃんが言っても嫌味にしか聞こえないぜ、ハハッ!」
そうして二人の猟兵を中心とした掃討陣形は『シュヴァルト』を駆逐するのに最適であったといえたであろう。
「弓の騎士よ、矢を放て!」
「来なさい――『ローゼンガルデン』!」
「お、オレンジ色の……ロボットぉ!?」
そうして小百合子が召喚した神官騎士の内、弓兵を従えて矢の雨嵐を降り注がせている間に、ローズは自身のクロムキャバリアである『ローゼンガルデン』を召喚する。
夕焼け色の機神に乗り込んだ『夕焼けの薔薇騎士』は『朱舞の女丈夫』が指揮を執る神官騎士とアイアングロースのメンバーの連携によって機神の武装を解き放ち、植物を操る竜をオレンジ色の薔薇を触媒とした広範囲攻撃で駆逐していく。
「……猟兵ってのはすげぇなぁ」
そう呟いたアイアングロースのメンバーの誰かが呟いた視線の先、一体も『シュヴァルト』の姿は見えなかった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 ボス戦
『アクイラ・インペラートル』
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POW : 我が許す。構えよ、放て!
【剣を掲げるのを合図に纏う銃から一斉射撃】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD : 気に入った、ソレも我の物としよう。
【実力をコピーされた猟兵の複製体】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
WIZ : 我が命ず。不敬者を疾く殲滅せよ。
【故国の騎士達】の霊を召喚する。これは【地獄の炎で焼き尽くす剣】や【死のオーラで凍結させる弓矢】で攻撃する能力を持つ。
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「ステラ・エヴァンズ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
――猟書家の後継者たるオブリビオン『アクイラ・インペラートル』。
奴がその銃器を展開させながら、アイアングロースへと銃口を向ける。
「流石に強そうだな……」
そうアイアングロースのリーダーが呟いた時、『アクイラ・インペラートル』の後方から蹄の音が。
「『鉄騎衆』の面々だな!我ら『西欧諸国列強騎士』が助太刀に来た!」
そうした凛とした加勢宣言が聞こえると同時、『アクイラ・インペラートル』に向けられて弓矢と魔術が放たれ、魔剣や聖剣などを振りかぶった騎士達が助太刀に来た!
彼らとも共闘することで更に戦況を有利に進めることが出来るだろう。
アディリシア・オールドマン
アドリブ歓迎、連携・マスタリングOK
さらに魔導の騎士が加わったか。
他の猟兵たちも活躍している。形勢は私たちの勝利に傾いたな。
あとは被害を抑えるべく、オブリビオンを鎮圧するだけだ。
深く考える必要はない、全力を出せばよいのだからな!
行動としては、最前線に立ち、アクイラ共の銃撃から友軍を守る盾となる。
この勇士たちを失う訳にはいかないからな。
攻撃が止めば、アイアングローズや列強騎士たちの反撃に合わせて、彼らの鉄騎を借りて(駆りて)突撃する。
行くぞ、ダビッドソン! ただ眼前に向けて走り抜けろ!
ゴルディウスやアングルボザの刃を槍に変え、敵陣の蹂躙殲滅を敢行する。
この大地の命は、何一つ奪えぬものと知れ!
ニクロム・チタノ
このヒトがドラゴンをけしかけて来たヒト?
なんとかして倒さないと!
アイアングロースのみんな引き続き手助けお願い。
相手が故国の騎士を召喚するのならボクは反抗の竜になる!
この侵略に反抗する!
反抗をこの身に!
チタノヤタテは名の通り八つの最強の盾を持つ!その攻撃を防ぎながら猛攻を仕掛ける!
この姿はそんなに保てない、でもみんなと一緒なら・・・
これより反抗を開始する!
どうかチタノの加護と導きを
ローズ・ベルシュタイン
【薔薇園の古城】メンバーで参加
WIZ判定の行動
アドリブ歓迎
■心情
西欧諸国列強騎士ですか、これまた頼もしい方々が加勢して下さいましたわね。
今、勢力は此方が勝っているでしょう、このまま敵を倒してしまいましょう。
■行動
風嵐薔薇矢雨(UC)を使用して、後方で戦いますわ。
前衛は、小百合子とその眷属及び西欧諸国列強騎士に任せますわ。
敵の召喚した騎士達の霊は、剣を持つ敵は近づかれる前にUCで倒すか
【火炎耐性】で耐えたり
弓矢を持つ敵は、【氷結耐性】で耐えますわね。
西欧諸国列強騎士とも共闘し【集団戦術】で戦いつつ
私はUCを【属性攻撃】で風と樹と破魔の属性を強化して、ボスに向けて放ちますわ。
鍋島・小百合子
WIZ重視
【薔薇園の古城】の者達と参加
げに頼もしきはひとつの者らを守らんとする意志
この勢いを崩さず一気に攻め立てるぞ
「森の恵みだそうじゃ。勝てば思うままぞ」
UC「魔眷属降臨」発動
魔に奉ずる舞からキメイエスの眷属を召喚し、糧食でもらっていたエルフの森の甘味を先行報酬として提示し協力を取り付け
戦ではわらわと眷属、西欧諸国列強騎士とで前衛を担当
敵召喚兵の攻撃には火炎耐性と氷結耐性で凌ぎつつ眷属と騎士による集団戦術で攻め
撃ち漏らしの掃討を騎士に託せば、敵将はわらわと眷属と【薔薇園の古城】との連携を重視しての攻撃
我が薙刀の武技をいざ披露しよう(なぎ払い、乱れ撃ち、鎧砕き、咄嗟の一撃、神罰、破魔併用)
「このヒトがドラゴンをけしかけて来たヒト?なんとかして倒さないと!」
今回のエルフの里襲撃を画策したオブリビオン『アクイラ・インペラートル』を見据え、ニクロム・チタノ(反抗者・f32208)はアイアングロースのメンバーに語り掛ける。
「アイアングロースのみんな引き続き手助けお願い!」
「応よ!何といったって、俺達には心強い味方がいるんだからな!」
そう言って革ジャケットを着た青年が鎧甲冑を着た魔法剣士を後部座席に乗せ、『アクイラ・インペラートル』へと立ち向かっていく。
そんな『鉄騎衆』と『西欧諸国列強騎士』との協力する戦士達の姿を見て感嘆の息を漏らす少女がいる。
「西欧諸国列強騎士ですか、これまた頼もしい方々が加勢して下さいましたわね」
その少女は夕焼け色のウェーブヘアと瞳が特徴的な令嬢、ローズ・ベルシュタイン(夕焼けの薔薇騎士・f04715)という。
「げに頼もしきはひとつの者らを守らんとする意志、だな」
そのローズの隣に並んで走る女武者の名は鍋島・小百合子(朱舞の女丈夫・f04799)。愛刀たる薙刀『竜王御前』を振るい、『アクイラ・インペラートル』の召喚型ユーベルコードにて呼び出された故国の騎士達の霊を切り薙ぎ払っていく。
「おお、あれは極東に言い伝えられている『サムライ』という存在か!頼もしいな……」
「俺達からしてみたら騎士ってのもかなり頼り強いものだぜ!」
「ああ、この戦況にてさらに魔導の騎士が加わったのだ。他の猟兵たちも活躍している。形勢は私たちの勝利に傾いたと言っていいだろう!」
そう『西欧諸国列強騎士』の魔導士と共にアイアングロースメンバーが駆るバイクの後部座席に座って『”凱旋咆哮”ボナパルト』の砲塔をオブリビオンの群れへと向けて放射するのはアディリシア・オールドマン(バーサーカーinバーサーカー・f32190)。
「あとは被害を抑えるべく、オブリビオンを鎮圧するだけだ!」
そのアディリシアの言葉に他の猟兵三人とアイアングロース、西欧諸国列強騎士が勝鬨の声を上げて『アクイラ・インペラートル』へと迫る。
「今、勢力は此方が勝っているでしょう、このまま敵を倒してしまいましょう!」
「この勢いを崩さず一気に攻め立てるぞ!」
「相手が故国の騎士を召喚するのならボクは反抗の竜になる!この侵略に反抗する!」
「深く考える必要はない、全力を出せばよいのだからな!」
そう叫んで四人の猟兵は猟書家『チーフメイド・アレキサンドライト』の遺志を継いだオブリビオン『アクイラ・インペラートル』へと切り込んでいく。
「行くぞ、ダビッドソン! ただ眼前に向けて走り抜けろ!」
叫ぶアディリシア。彼女が騎乗し突撃するのは。
「え、いつの間にバイクを……?」
「少しお前たちの里の力を借りてな……よく馴染むぞ、ダビットソンは!」
大馬力のバイクに跨り『アクイラ・インペラートル』が纏う銃から一斉射撃する魔弾型ユーベルコードを騎乗突撃技能で避けていく。
「反抗をこの身に!チタノヤタテは名の通り八つの最強の盾を持つ!」
そこにオブリビオン化ユーベルコード『キミに反抗の加護と祝福を(チタノヤタテ)』を発現させ、八つの最強の盾を持つオブリビオンへと変化したニクロムは勇士と騎士たちの命を守る盾となって魔弾から彼らを守り抜いていく。
「『我が放つはじわりじわりと棘の痛みを与えし薔薇の矢…慄け!』――『風嵐薔薇矢雨(アメノゴトクフリソソグハトゲヲマトイシバラノヤ)』!」
「『我は呼び喚く、深淵たる異界に存ずる魔の僕…来い!』――『魔眷属降臨(ヤミヲイキシンネンアフルルジャレイノブシ)』!」
そこに薔薇園の古城のメンバー二人がユーベルコードを起動させて『アクイラ・インペラートル』に向かって突撃していく。
発現する現象は『魔に奉ずる一舞を披露してから、類稀なる細剣の技と魂喰らいの術を操る悪魔『キメイエスの眷属』を召喚する』召喚型ユーベルコードと『風と樹と破魔を複合させた属性の対象に与えた痛みを拡大させる薔薇の矢を465本放つ』属性魔術型ユーベルコード。
薔薇の矢とキメイエスの眷属が、『アクイラ・インペラートル』によって召喚された故国の騎士達の霊を討滅していく。
「我らも猟兵(イェーガー)に続け!」
そこにアディリシアとニクロムの奮戦で人的損失を0に出来た西欧諸国列強騎士とアイアングロースのメンバーが突撃していく。
「勇士たちを失う訳にはいかないからな……他の猟兵と彼らに決着を委ねさせてもらう代わりに一人残らず、必ず守り抜いて見せよう」
「この姿はそんなに保てない……だけど、信じているよ」
そう言って二人の猟兵は生命の埒外に至らずとも勇士の域に達している戦士と騎士を守り抜いていく。
「さぁ、楽しませて下さいますわよね」
「無論だ、トドメはどちらが差しても構わぬように陣を組もう」
「森の恵みも、勝てば思うままぞ」
「成程、それは楽しみですね」
更に薔薇園の古城の猟兵たちも決着をつけるべくユーベルコードの出力を上げながら故国の騎士を薙ぎ払い、西欧諸国列強騎士とアイアングロースの道を開けていく。
「行くぞお前ら!首級を上げたければ俺に越されるなよ!」
そうしてアクセルを全開に吹かしてバイクを駆るアイアングロースのリーダー。
そこに周囲に展開された銃から一斉射撃が放たれる、が――
「――『Daredevil』」
アディリシアが、純白の石で造られた大盾『”献身供犠”モロク』を掲げてリーダーの盾となる。その集中した――否、戦場に偏在していた悪運ごと弾丸の雨嵐を『吸引』したことにより女騎士は吹き飛ばされるが、その傷は少々たるものであった。
――『思考を放棄して、がむしゃらに事態解決することで自身の身体能力を向上させる』思考代償型身体強化ユーベルコード。
それが『Daredevil』。その力を発現させ、無理やりリーダーとの間に割り込み盾となる事で傷を最小限のものとしたのだ。
「へっ。こりゃ帝竜とやらをぶち殺せるわけだぜ……」
そう呆れと賞賛を混じらせた感情のため息を漏らしながら、ソードオフショットガンを『アクイラ・インペラートル』に突き付けて引き金を絞るリーダー。
頭蓋を吹き飛ばされてはいくらボス級オブリビオンと言えど骸の海へと帰らざるを得ない。
ここに、エルフの里の強襲はエルフの里の守護者たちの完全勝利に終わった。
そして、ここからは猟兵とオブリビオンの過去と未来を巡る戦いとは、今は関係ないかもしれない物語。
今回におけるエルフの里襲撃事件によって『オブリビオン』という埒外の力を持つモンスターは西欧諸国に伝わった。
そこに、今回の事件を治めたアイアングロースの力を改めて思い知った西欧諸国とその直属、西欧諸国列強騎士は正式に同盟を組むこととなった。
『土と鋼を奉じる森』の魔術や資源をもアイアングロースと協力関係を結ぶことによって得られた『彼ら』。
後にアックス&ウィザーズの世界にて、『彼ら』はこう呼ばれる。
――『鉄騎勇士楽土』ワイルドグロース、と――
大成功
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