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羅針盤戦争〜strike 7th Regalia

#グリードオーシャン #羅針盤戦争 #七大海嘯 #カルロス・グリード #オブリビオン・フォーミュラ #七の王笏島 #『王笏』撃破シナリオ

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「『一の王笏』、『二の王笏』、『五の王笏』が制圧されたわ!これで残るは『六の王笏』、『七の王笏』、『終の王笏』のみよ!」
 そうしてグリモアベースで王笏攻略戦を今も進めているのはシャルロット・シフファート(ツンデレの国のアリス・f23708)。彼女は『七の王笏』の攻略戦の準備を整えているのだ。
「『六の王笏』と『終の王笏』は殆ど制圧寸前ね。今こうしてブリーフィングしている間に制圧完了していてもおかしくはないわ。だけど、まだ『七の王笏』が残っているわ」
 そう言ってコンキスタドールの戦力増強を担っていた重要拠点である『七の王笏島』の画像を自身のグリモアである蒼いタブレットを用いてホログラムに投影していく。
「もう知っている猟兵がほとんどだと思うけど、コイツはオブリビオン・ストームを発生させて周囲に存在するモノをオブリビオン化させてコンキスタドールの配下とする権能を有しているわ。その権能によって『七の王笏』戦はボスだけでなく配下のコンキスタドールの群れとも対処しなければならないの」
 それをも対処していかなければならない戦場と敵であるが、逆を言えばそれに対処することが出来ればオブリビオン化にリソースを割いていた『七の王笏』のイニティアシブを削って有利に立ち回ることが出来るだろう。
「今回のグリードオーシャンの戦争、『羅針盤戦争』も正念場よ。ここで確実に勝つために『七の王笏』の攻略を私は勧めていくわ。戦況次第ではまた招集をかけるかもだけど……今はこの依頼を解決して行きなさい!」
 そう告げると同時に、シャルロットは転移術式を起動させて『七の王笏』の元へと猟兵を送り込んでいった。


黒代朝希
 やはり勝つには確実さを高めることである。


 プレイングボーナス
 『敵の先制攻撃ユーベルコードと、周囲に発生するコンキスタドール(集団敵)に対処する』

 今回も同じく迅速なシナリオ完成を求めているため、4~6人プレイングが来ましたら募集を締め切らせてもらいます。
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第1章 ボス戦 『七大海嘯『七の王笏』カルロス・グリード』

POW   :    ティフォン・コンデンサシオン
自身の【制御下にあるオブリビオン・ストーム1つ】を代償に、【凝縮されたオブリビオン・ストーム】を籠めた一撃を放つ。自分にとって制御下にあるオブリビオン・ストーム1つを失う代償が大きい程、威力は上昇する。
SPD   :    ヴェルダデラ・トルメンタ
【オブリビオン・ストーム】を巨大化し、自身からレベルm半径内の敵全員を攻撃する。敵味方の区別をしないなら3回攻撃できる。
WIZ   :    プラン・デストルクシオン
【「『王笏』に仇為す者よ、砕け散れ」】という願いを【島内のコンキスタドール達】に呼びかけ、「賛同人数÷願いの荒唐無稽さ」の度合いに応じた範囲で実現する。

イラスト:hoi

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

レッド・マタード
ほう、嵐を操る、か。しかしながら、我ら猟兵とて退くわけにもいかん。
その首、我が愛する魔王への手土産としよう。

嵐を凝縮しての一撃。まともに食らえばたまったものではない。では、こうしよう。レッドチャリオットに乗って「ダッシュ」で駆け回り、そしてミラージュダミーによる質量のある「残像」でカルロスの感覚を「ジャミング」し回避を行う。うまく残像の方を殴ってくれればいいのだがな。

・俺の反撃も「残像」と「ジャミング」を活かす。ブレイブバーストで作る剣は760本。それをさらに残像で増やし、ジャミングで感覚を狂わせて攻撃だ。
そして本命はチャリオットで加速しての斬撃。その首、置いていくがいい……


ピエール・モルズ
・追撃戦、というよりは掃討戦に近いが…しくじれば禍根を残すことになるな。力及ばずとも、全力で一撃を与えてみせよう。

・先制攻撃や周辺の敵の攻撃は敢えて受ける。とはいえ、一撃死は避けるため、スライムピエールで俺の人型部分を「かばい」、「オーラ防御」で軽減しつつ弾力性をもって「受け流す」。意識さえ保っていれば、我がUC「ラスボス変身」で負傷を回復できるのでな。

・負ったダメージ次第ではスライムピエールを一気に最終形態にできるだろう。そうでなくても強化されたスライム部分をモーニングスターのように薙振るって「なぎ払い」、カルロスと周辺の敵に「重量攻撃」「範囲攻撃」も加味した「暴力」の限りを尽くしてやろう。


ニィエン・バハムート
とにかく賛同人数を減らす!
首飾りとオーラで威力・射程が強化された電撃【属性・範囲・マヒ攻撃】!首飾りで強化された全身のメガリスから放つ強化【衝撃波】!それぞれの全方位ブッパで敵を減らせるだけ減らす!
仮に私がある程度砕けても私より強度が高く砕けにくいはずのメガリスさえ無事なら翼でなんとか【空中浮遊】【空中戦】で動けますわ!ダメージは【激痛耐性】で耐えて無理矢理動く!

対処後にUC発動。そちらが竜巻ならこちらは大津波で軍勢ごと【蹂躙】してやりますわ!
私自身は津波の影響を受けないので敵が逃げるようなら電撃で妨害。

これがあなたたちがこの世界に齎そうとした滅びの姿!

こんなこと…何が楽しくてあなたたちは…!


ヴィクトル・サリヴァン
また出た!何度も甦る不屈さはアポヘル世界由来?
とまあ冗談は置いといて、ならばぺんぺん草も残らない位に何度も潰すだけだよ。

オブリビオン達には高速詠唱からの水の魔法で大量の水で押し流し距離を取る。
突破が必要な場合は水弾を大砲のように放ち強引にこじ開けつつ結界術でその空間を守る結界を形成し念動力で加速しつつ走り抜ける。
敵UCには超常現象記録書の白紙ページを数枚破り取り周囲にばら撒いておく。
土魔法で地面に深い穴作ってその中に潜り込み内側から魔力と結界術で補強し耐えきらせてみる。
攻撃が止んだら飛び出してUC起動、コピーしたオブリビオン・ストーム一気に放ち王笏をお空の旅にご招待で!

※アドリブ絡み等お任せ



「ほう、嵐を操る、か。しかしながら、我ら猟兵とて退くわけにもいかん」
 そう赤いマントを被ったブギ―モンスターの勇者、レッド・マタード(暴勇の赤マント・f31712)は勇者の剣をとりだして『七の王笏』へと突き付ける。
「その首、我が愛する魔王への手土産としよう」
 処刑宣告は済んだ。後はこの滅びの世界を司る『七の王笏』を撃滅するまでだ。
「嵐を凝縮しての一撃。まともに食らえばたまったものではない」
 ならばどうするか?
「では、こうしよう」
 解決案がある、と言ってレッドが取り出したのは赤毛馬2頭と赤いてるてる坊主の御者付きの戦闘馬車『レッドチャリオット』。
 それに乗り込んで濃縮された滅びと再構築の嵐の一撃を高速機動で回避していく。
「まだだ、これだけでは心足りない」
 そう言うと同時に、赤き戦闘馬車の姿が多重複数に現れていく。
 それは質量のある幻影を発生させるジャミング装置『ミラージュダミー』によって起こされる現象。
 流石の『七の王笏』も本体がどれかを定めることが出来なければ凝縮した嵐の一撃も、オブリビオン・ストームの無駄遣いとなってしまう。
「俺の反撃もこの『残像』と『ジャミング』を活かす――降り注げ、勇なる剣よ!」
 叫ぶと同時、天空から760本の飛翔する魔法剣が降り注ぐ。
「それをさらに残像で増やし、ジャミングで感覚を狂わせて攻撃していく……!」
 虚実入り混じった飛翔する剣戟。それを用いてレッドは『七の王笏』を切り裂いていく。

「追撃戦、というよりは掃討戦に近いが…しくじれば禍根を残すことになるな」
 そうシャルロットの意図を把握してこの戦場に参戦してきたのはスライムのような体を人型に再構成したラスボス、ピエール・モルズ(スライムを連れた黒騎士・f32279)。
 この『羅針盤戦争』に敗北すれば猟兵は二度とグリードオーシャンの世界へと赴くことが出来なくなる。
 それはグリードオーシャンの世界にて起こるコンキスタドールの蛮行を防ぐことが出来なくなるという事だ。
「力及ばずとも、全力で一撃を与えてみせよう」
 そう宣言してピエールは自身のスライム部分を用いて凝縮されたオブリビオン・ストームの一撃を受け流そうと試みる。
「ただ、受け流すだけじゃない。オーラ防御も付与する!」
 そうして再構築の浸食を防いだピエールは先制攻撃を凌ぎ切り、反撃として自身のラスボス形態を曝け出す。
「ただ、上手く受け流し過ぎて最終形態にはいかなかったが……まぁ問題はないだろう」
 言うや否や、スライム部分をモーニングスターのように変容。硬度も十分に高めて薙ぎ払っていく。
 そのスライムモーニングスターの一撃は『七の王笏』だけではなく他の生み出されたコンキスタドールも粉砕していく。
「まぁ、放置は出来ないしな」
 禍根を残さない。それを信条にピエールはモーニングスターを振るって行った。

「また出た!何度も甦る不屈さはアポヘル世界由来?」
 そう道化師のようにおどけながら『七の王笏』のしぶとさに呆れのため息を付くのはシャチのキマイラたる猟兵、ヴィクトル・サリヴァン(星見の術士・f06661)。
「とまあ冗談は置いといて、ならばぺんぺん草も残らない位に何度も潰すだけだよ。そんな状況で生き残れるのは正に終焉を終焉させられるような存在だけだろうしね」
 そう何かを揶揄し示唆しながらヴィクトルは銛を構えると同時に高速詠唱を開始、水属性の魔法を放って周囲に群がっていたコンキスタドールを大量の水を用いた水流で押し流していく。
 しかし、今回『七の王笏』がヴィクトルに解き放ったユーベルコードは『オブリビオン・ストームを拡大変容させる』と言うもの。
 ただの大規模な水流で押し流すには不十分と言えるだろう。
「だからこそ、これを用いるよ――『超常現象記録書』」
 それは、所有者が直接観測・解析した事象を自動で記録する書物。その魔術的な作用で頁は尽きない力を用いてヴィクトルは白紙ページを数枚破り取り周囲にばら撒く。
 そこに土属性の魔法で穴を作り出し潜り込むことで結界術を用いた魔術的シェルターを作成。そこに避難することで凌いで行く。
「と、危なかったな。まぁ簡易作成だしこんなものか」
 危うく結界と『超常現象記録書』の白紙ページの残りが二、三枚の所でオブリビオン・ストームの拡大変容が収まったことに安堵するヴィクトル。
 すぐさまシェルターから飛び出してユーベルコードを起動させていく。
「お返しだよ――『叡智の転写(プレイアデス・コピー)』――『ヴェルダデラ・トルメンタ』」
 『超常現象記録書の白紙ページで受け止めたユーベルコードを複製する』という異能複製ユーベルコードを解き放ち、ヴィクトルもオブリビオン・ストーム拡大変容ユーベルコードを解き放っていく――

「この世界を見なさいな!」
 そう憤怒と共に叫ぶは紫の長髪を靡かせて緑の瞳に怒りの感情を煮えたぎらせた少女、ニィエン・バハムート(竜王のドラゴニアン(自称)・f26511)。
「これがあなたたちがこの世界に齎そうとした滅びの姿!風も!大地も!文化も!愛情も!全てが全て奪われ、森羅が奪還を渇望する万象の世界ですわ!」
 そこに、希望が生まれる基礎はあっても未来は空白のままの世界だ。
「こんなこと……何が楽しくてあなたたちは……!」
 その滅びを愉しんでいるというなら――是非もなければ慈悲も無し。
 いざ、罪深き滅びの世界体現せし者とその従者を滅ぼすべく、竜王にして世界魚司りし少女はバハムートに希い奇跡を願う。
「放電開始!増幅、拡散開始!」
 持ち主の所有するメガリス全てを強化する首飾り型のメガリス『アンドヴァリの首飾り』で体に埋め込んでいるメガリスの出力と性能を強化していくニィエン。
 やがて臨界点に至ったメガリスの放電は全方位に雷電を解き放ち、『七の王笏』のユーベルコード『プラン・デストルクシオン』の発動条件である『島内のコンキスタドール』を薙ぎ払いその発動条件を満たせなくなるよう、発動を阻止できなくてもその出力を抑えられるように一人でも多くのコンキスタドールを骸の海に返していく。
 そして、その結果は――
「ぐっ、ぅうう……まだだ、ですわ!」
 『プラン・デストルクシオン』の発動、しかし全身を砕くほどの力であってもニィエンを戦闘不能にするには至らなかった。
 それはニィエンの精神力――もあるが、何より全身に埋め込んだメガリスの力が大きいだろう。
 元は外見も含めた全てが魚人そのものだったニィエンは『竜王』への憧憬を元に全身にメガリスを埋め込むことでドラゴニアンの少女の外見と猟兵としての権能を手に入れた。
 故に、その全身に埋め込んだメガリスの力で意識も肉体も保つことに至った。
「そんなに滅びが愛しいなら……私が滅びを与えてあげますわ!――『ナマズ流鮫魔術究極奥義・大ナマズの滅びを呼ぶ津波』」
 顕現するは指定した対象のみに被害を与える大津波。それは『七の王笏』と彼が生んだコンキスタドールのみを飲み込んで滅ぼしていく。
「……これが、あなたたちの焦がれたものですの……?」
 そう寂しく、ニィエンは骸の海へと還っていった『七の王笏』の姿を見て呟いた。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2021年02月27日


挿絵イラスト