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触手と触手と温泉と

#アルダワ魔法学園

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#アルダワ魔法学園


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●アルダワ魔法学園にて。
 広大なる大宇宙のどこかで大規模な宇宙大戦争が繰り広げられてるその頃。
  アルダワ魔法学園では今日も新たな事件が起こっているのだった。
 えぇ…空気を全く読まない事件が。

●触手といっても豚なんです。
「ごめんなさいね……こんなとても忙しい時期になんだけど迷宮にウォークがくうきよまずに出現しました」
 エルフのグリモア猟兵・村雨・ベルが本当に申し訳なさそうに集まってくれた猟兵達に話を切り出した。

「初心者訓練用のあまり罠のない迷宮に、まだ未踏破のウォーク王がいる迷宮から新たな横道が繋がってしまったらしくここ数日になって被害報告が届いているのですよー」
  皆の前でテーブルに色々と注釈の書かれた地図を広げるとある一点に印をつけた。

「現在確認されているのは多数のウォーク達、そしてそれを率いるウォークの上位種が一体ほどになります。学生の皆さんの一部に無謀にも挑まれた方がいますが全員返り討ちにされてしまいました」
 全員無事に救出はされたものの全員の粘液まみれの興奮状態で発見されており当分は保健室送りになるだろうとの事である。
「目撃地点が段々と地上に近づいてきていますので、どっちにしろこのまま見過ごすわけにはいきませんね」
 もしもそれらが地上に解き放たれたらと思うと大惨事になるだろう。

「今回唯一の救いは今回のウォーク達自身はHENTAI紳士の一派らしく年少の者には手を出さないらしいという事なのです、ウォーク自身に襲われるとしたら大人と認められた証拠ですね♪」
  なんで嬉しそうなのかな君は。
「 ただし生えている触手は本能的に動くようでそんなこと御構いなしのようなのでそちらに関しては要注意です」

 一通りの説明を終えるとぽりぽりと頬を掻きつつ言葉を続ける。
「無事倒せましたら汚れを洗い流すための温泉も郊外に貸し切ってありますので帰ってきてからゆっくりと汚れを落としてくださいね。 時期的に本当非常に心苦しいのですが汚れ仕事の解決ぜひぜひよろしくお願いしますー」
 そういうとベルは帽子を取って皆に頭を下げるのだった。


轟天
 初めましての人もお久しぶりの人もこんにちは。

 異世界の大宇宙で大戦争が起こってるというのにこんな事していていいのかって思いましたか?。
 ちょっと出遅れたんですよ……察して!。

 これもまた世界を救う戦いの一つなのです。
 ランダムで内容選んだらたまたま重なってしまった。
 ただそれだけの事なんですよ たまたま だからセーフ()。

  第1章はウォークとの集団戦。
 第2章はボスとの決戦。
  第3章はご褒美の温泉での休暇となります。

 ごくごく正統派の戦い方でで真面目に倒すもよし、苦戦するもよし。
 どんな目にあってしまうのかはプレイング次第。
 どっちにしろダメージはあなた方の着ている物に襲いかかります。

 詳しくはマスターページのほうに書いてありますので参考程度にも読んでいただければと思います。
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第1章 集団戦 『ウォーク』

POW   :    触手乱撫 + 服破り
【胸部のサイズを見定める視線】により、レベルの二乗mまでの視認している対象を、【いやらしい触手】で攻撃する。
SPD   :    ギラつく視線 + ホーミング
【極度に興奮した視線】を向けた対象に、【精神的な苦痛】でダメージを与える。命中率が高い。
WIZ   :    粘液乱舞 + 恥ずかしい
【気持ち悪い触手】から【防具を溶かす粘液】を放ち、【恥ずかしい気持ちにさせること】により対象の動きを一時的に封じる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

アルテミス・カリスト
「触手とは、なんて迷惑きわまりない災魔でしょうか!
この正義の騎士アルテミスが退治してあげましょう!」

声高らかに名乗りをあげ、大剣を構えて災魔の群れに向き直ります。

身に付けているのはミニスカート状の服と金属鎧。
防御力と機動性を兼ね備えたこの格好なら、災魔に遅れは取りません!(フラグ)

「さあ、覚悟してくださいっ!」

大剣で敵に斬りかかりますが、私は失念していたのです。
騎士にとって触手は天敵だということを!

「やっ、服の中に入ってこなきでくださいっ!
きゃ、きゃああっ!」

騎士としてのお約束が発動し、思わぬ大苦戦を強いられてしまい、触手にいろいろされ、防具や服が大変なことになるのでした。

アドリブ等大歓迎


彩波・いちご
先行している友人の【アルテミスさん(f02293)】を追いかけていきます
※先方には連絡済みです、可能なら合流させてください

「独りで突っ込んでいっては危ないですよっ?!」
慌てて友人の後を追うと、案の定すでにピンチになっている彼女でした
「助けなきゃ…! ふんぐるいふんぐるい…」
【異界の抱擁】の触手を呼び出して、彼女を襲う敵を拘束、その隙に彼女を捕まえて、敵の触手から引き剥がします
私の召喚した触手が彼女に絡んでないか心配ですが
あと、彼女を捕まえて引き剥がした際に、服にトドメ刺したり、何か柔らかい場所を掴んだような気もしますがっ
す、すみません…

彼女を引き剥がしたら【フォックスファイア】で敵を撃退します



●正義の騎士 見参!

 グリモア猟兵から説明を受けた30分後……すでに迷宮の奥深くまで一気に駆け抜けた金髪碧眼の正義の少女の姿があった。
 その名はアルテミス・カリスト(正義の騎士・f02293)、金髪碧眼の正義の騎士である。

 (リアルに)早い、早いよ!?
 そのうち音速の騎士とか光速の騎士って呼ばれてもおかしくない即断即決ぶりだった。
(たぶん(触手に)拘束の騎士のほうが文字面的に似合いそうなのは本人の名誉の為に黙っておこう)

 すでに数匹のウォーク達と対峙しているのだがアルテミスは騎士の誇りにかけ奇襲などはせず真正面から堂々と名乗りをあげるのだった。
「触手とは、なんて迷惑きわまりない災魔でしょうか!」
「グヘヘ……嬢ちゃん、わざわざ一人で来るとはいい度胸ダナ」
 ウォーク達がゲッゲッゲッと不潔な笑いをあげる。
 
 だがその言葉を意に解することなく大剣を掲げて見せたアルテミスはいい笑顔で高らかと宣言する。
「この正義の騎士アルテミスが退治してあげましょう!」
「「「グヘヘヘ…カカッテキナ!」」」
 先ほどからウォーク達のアルテミスの胸を見る目がいやらしい。

 手にするは使い慣れたカリスト家の家紋が描かれた愛用の大剣。
 身につけるはミニスカート状の服にブレストプレート(胸当て)にガントレット(手甲)にグリーブ(脛当)に革ブーツという動きやすさ重視の部分鎧達。
(「防御力と機動性を兼ね備えたこの格好なら、災魔に遅れは取りません!」)

 何かどこかで運命の旗が立った気がする……気ノセイデショウ。

「さあ、覚悟してくださいっ!」
 大きく振りかぶり勢いをつけると猛然と正面のウォークに斬りかかる。
 フェイントなど一切なしの真っ向勝負!
 ギンッという鈍い大剣と戦斧の互いの武器同士がぶつかり合う金属音が鳴り響き、互いに反動で仰け反り数歩ほど後ろによろめいてしまった。
 もう一撃、そう思い足を踏み出そうとした所で足元に違和感を感じてしまう。
 左足に何かが巻き付いた。
 敵は正面の一匹だけではない。周りにも数匹のウォークそしてその背中から生えている無数の触手達が手ぐすね引いて待っていたのだ。
「きゃあっ」
 つい情けない声をあげてしまうのも無理ない事だ。足に巻きついた触手に足を掬われ転倒、そのまま天地逆さまに持ち上げられてしまったのだ。
 そのまま何本もの触手が纏わりつき武器も防具もあっという間に剥ぎ取られてしまう。
 ぽろりとこぼれた乳房が空気に晒され桃色の突起が粘液でねばりつきとても淫靡な光景だ。
必然アルテミスの着衣はミニスカートだけなってしまいうがそれさえも重力に逆らえずあっという間に白く可愛い下着がウォーク達の下卑た視線に晒されることとなる。
「グヘヘ、年相応の下着ダ……ウム、オ前ハ ナカナカニイイ」
「なななっ 何を!?」
 下着をウォーク達に見られてるあげく褒められもして慌てるアルテミス。

「オ前、年ハイクツダ?」
「せ…先月15になりました……。」
 ウォークの問いについつい素直に答えてしまうアルテミス、基本的にとてもよい子である。
 ……それを聞いてウォーク会議開催。
「おいカルロ、お嬢ちゃんを地上マデ送リ届ケテコイ」
「ヘイ兄貴、命の片道切符今生の別レトナリヤスガ、オタッシャデ!」
 触手がやった事はどうしようもないが今回のウォーク達はHENTAI紳士の集団であったる、その彼らウォークの判定で彼女はどうやら『保護対象』に指定されてしまったらしい。
 彼らHEITAI紳士の誓いは絶対である。
 曰く「幼女、少女は絹のように扱え。成熟したならボロ雑巾になるまで使い込め」
 お前らオブリビオンって自覚あるのか本当に?

 このまま「めでたしめでたし」に終わるかに見えた物語はここで急展開を迎える。
  だってここ(まで書いたタイミング)で(リアルに)増援が現れたのだから。

「独りで突っ込んでいっては危ないですよっ?!」
 アルテミスの友人である男の娘の彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)が彼女のドジっ娘ぶりを心配して慌ててここまで駆けてきたのだ。
 運命の神様はこう言った
(あー、折角成功判定だったのに急にファンブルになってしまった) 
その目に飛び込んできたのは足を触手で捕まれ逆さまに宙吊りにされているアルテミスの姿。
 あろうことか服もほぼ剥ぎ取られ全身が粘液まみれで丸見えになってしまっているのだ。
「アア、チョウドヨカッタ、オマエコイツヲツレテハヤクカエ(レ)」
 ウォークが捕まえているウォークを”いちご”に渡そうと声をかけようとして言い切れなかった瞬間、彼らごと別の種類の触手が襲い掛かってきたのだ。
 それがどこから来たかと言うと……。
「助けなきゃ…! ふんぐるいふんぐるい…」
 ”いちご”の影から伸びた触手達がウォーク達の触手からアルテミスを奪い取り、そして手足どころか全身に絡みつき粘液を塗りつけながら隅々まで丹念に舐っていく。
 乳房に巻きつき絞ることでまるでロケットのようにしたりと余念がない。
 最後の一枚だった白い下着まで千切り捨てつるりとした全てが晒されてしまった……あぁ無常である。

「ええええ、なっなんでなんですかー!?」
 それはこっちが聞きたいわ!
「テ…テメエラ嬢チャンヲタスケルゾ ヒッパリダセ!」
「「ヘイ兄貴!!」」
 アルテミスに絡んだ”いちご”の触手を斧で切り裂いたりして必死で助けに入るウォーク達。
 それは壮絶な戦いだった……触手と触手のぶつかり合い。
 助け出されたアルテミスが粘液まみれで地面に寝かされてる横で最後のウォークがその命を使い果てその場に崩れ落ちる。 
「リッパナ騎士ニナリナ嬢チャン……ゴフッ」
 そう言い残したままその場で動かなくなった。

 ……悪は滅んだのだ。

「アルテミスさんアルテミスさぁあん!」
「いち…ごさん……私ぃ…騎士として頑張りましたぁ…」
 慌てて駆け寄るいちごに気付くきアルテミス。
 それを聞き少し気が緩んだのか駆け寄る”いちご”はうっかり粘液の水溜りを踏んでしまいアルテミスに覆いかぶるように転がってしまった。

 それはまるで桃のように柔らかくそして弾力に溢れた感触だった。
「う……うぅん」
「あ…あのいちごさん……?」
 
 いちごがアルテミスの声に目を開けるとそこには……アルテミスの乳房を両手で鷲づかみにしたままモミモミと動き続ける己の手が目に入る。
「で…できればその手を離してもらえると……」
「す…すいませーん」

 ……その後どうにか(無事とは言ってない)二人は地上まで帰ってこれたはずである。

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

栗花落・澪
見た目の幼さには(不本意ながら)自信のある僕です
というわけで…触手だけ警戒すればいいんでしょ

あ、私服は溶かされると困るので別に溶けても困らない変装用衣装で来ました
男だよ…男だからね…(暗示)

敵とは極力距離を取るように飛行と着地を繰り返しながら
変な粘液まみれなのを利用して氷の【全力魔法】で凍結狙い

魔法も掻い潜って近付いて来たらUCで切り刻む二段構え

か弱い女性を苛める悪い人…人?
ぶ、ぶたさん…にはお仕置きです

※なお
うにょうにょや恥ずかしさに耐性0
万一絡まれたりWIZ受けたら隙だらけに
臨海点突破で魔力暴走による【範囲攻撃】
それまではいじめるのもご自由にどうぞ

ふえぇっ、気持ち悪いーやだぁーっ(半泣き)





 触手が絡む事件になると何故か男子生徒がお尻を押さえながら逃げ出す件数が限りなく増えるという統計をお知りだろうか?
 故に今回のようなケースでは知らずに探索中だった生徒達はともかく猟兵達の男性陣がわざわざ来る事は非常に稀な事なのだ。
 一つ前のケースで男の娘がいた? 
 まあそんな事もあるだろうまさかまさかこんな場所に男の娘なんて……あっ……いた。
 これは一人の男の娘の戦いのものがたりである(誇張宣伝)


 栗花落・澪(泡沫の花・f03165)が事件の内容を聞いてから迷宮に潜りどれほどの時間がたっただろう。
 変調の無い迷宮は敵が出もしない限り緊張感を欠きついつい時間間隔がおぼろげになっしまっているのだが本人がそれに気付くにはまだ早かった。
 
 そこは少し開けた空間で左右どちらへも曲がる事のできるちょっとした空間だった。
「ここまでは順調……だね」
 きょろきょろと傍から見れば不審者でしかないぐらい周囲を警戒しながら澪が言葉を紡ぐ。
(僕は男だよ……男だからね)
 ここまでは運良くウォークとは出会っていないのだが時間がたてばたつほど学園に危機が迫るだろう、そんなことは許せないと折れそうな心に気合をいれてはみるのだがどうにも恐怖感が勝ってしまう。
 だがそんな逡巡の時間も終わりを告げたようだ……そうウォーク達の足音が近づいてきたのだから。
 ウォーク達の攻撃を下手に喰らえば衣服が解かされてしまうだろう……それは嫌だ。
(「し……私服は溶かされたくないし、別に溶けても困らない変装用衣装ならいいよね?」)
 だからこそ保険として自分の衣服は着てこずに別の衣装を着込んできたのだが澪ちゃんは気付いているのだろうか、それってすでに負けを認めているようなものだよ?

 ウォークと目があってしまった澪は尋ねるようにオドオドと構えをとる。
「か弱い女性を苛める悪い人…人?ぶ、ぶたさん…にはお仕置きです
 そして襲い来る触手を避けその身は空中へと飛び出すのだった。
 オラトリオである澪は短時間であれば飛ぶ事ができる、わざわざ危険な地上で戦う必要などないのだ。
 先ほどまで自分が立っていた場所がウォークに囲まれているのを見るとこの戦い方が成功だったと確信をようやく持つことができた。
「はーっ!」
 澪の放つ氷の属性を持たせた魔力を全力で叩きつける。
「ウォッ 何だ上から攻撃シテクルダト!?」
 一匹のウォークがその触手ごと凍り付いてしまいその動きを止める。
 羽根により飛翔することでリーチを稼ぎ一定ごとの着地もその類稀な空中での適応力により最小限で済ます。
 澪が出来る最適な戦闘のチョイスは問題なく機能しその身を守っていた。
 あ……今回無傷で勝利出来るかもとつい高度の維持が疎かになった瞬間何本もの触手が澪に襲い掛かる。
 ……だがここでも澪の心の準備は出来ていた。
「香り高く舞い遊べ!」
 澪の指先がウォークの触手に向けられると無数の花嵐がそれらを次々と切り裂いていった。
 正直ここまでの戦いならば完璧と言えるものだったに違いない。
 だが運命の悪戯かちょっとした歯車の賭け違いが運命を分かつということもありえるのだ。
 たまたま触手から放たれた粘液の一部がユーベルコード発動のために声を張り上げていた可愛い口の中へと飛び込んでいたのだ。
 甘く苦い味が口中に広がり思わずそれを飲み込んでしまった……。
「んぐうぐぐ!?」
 一瞬理解が及ばず目を丸くしていたが何を飲み込んだかに考えがいたると軽いパニックを起こしこれまで安定して飛行できた動きに陰りが見えてしまう。
 その隙を見のはずもなく何本もの触手が伸び足が絡みとられ地上に引き摺りおとされてしまうとそこに一気に触手が殺到した。
 ビリリリっと生地の破れる音とねちょりと絡みつく触手の粘液の音が入り混じり澪の顔の絶望の表情が浮かぶ。
 だがそれも長くは続かない、敏感になってしまった全身の感覚が未だに這い続ける触手の存在を嫌でも思い出させてくれるのだ。
 脇腹から胸に這ってくる触手がぬるぬると気持ち悪い。
 そして触手が下着の中に隠れる可愛い象さん(表現検閲済)に触れた瞬間……感情が爆発した!
「ふえぇっ、気持ち悪いーやだぁーっ!!!!!」

 澪の羞恥心が一定以上に高まると普段幾重にも抑えていた臨界点を軽々と突破……結果として澪の持つ全魔力が魔力暴走を起こしてしまうのだ。 辺り一面に魔力の奔流が乱れ包みこんでいく……。

 辺りが静寂に再び包み込まれただ暗い迷宮だけが目に入るようになる。
 後に残るのはほぼ全裸になってしまった
澪が粘液の水溜りに倒れこんでいる以外は、周囲の壁に残るウォークの影の形をした焼け焦げた壁だけが残されていた。


 薄れ行く意識の中で澪は、黒いローブを纏った謎の人物が近づいてくるのを見たと思うのだが次に意識を取り戻した時そこは迷宮の入り口前の広場であったのである。

成功 🔵​🔵​🔴​

華上・ユーディ
学園に不穏な空気が…
予知したのがベルさん…。

えっと~、魔法実験に
失敗して。

変なところに繋がったとかは
ないですね(安堵)

頑張りますよ。

私は知り合いの
手折ちゃんと参加します。

【Pow】で判定。

UI【ブレイズフレイム】で
手先から発動します。

【範囲攻撃】【衝撃波】を
併用し火力を強化します。

ウォークの視線が
怪しい…何固まって談義してるのですか!

バストサイズ!言うな~~(涙)
すかさずUI発動。

絡み、アドリブ、ハプニング、連携OK


手折・伊夜
初めての依頼じゃん。
友達のユーディと参加~♪

異世界てのは
変な生き物がいるの?

こいつらを倒せば大丈夫
感じかな?

【SPD】で勝負
脱がされる前に脱いだら
大丈夫じゃん(えっ)

【シーフブズギャンビット】
を発動し綺麗さっぱりに脱ぐ。

ん、敵の視線が危ない(涙)
変な予感が…

絡み&アドリブ、ハプニング
OKよ。



●そのバスト計測不能につき

 アルダナ魔法学園にいくつもある迷宮、その中でも比較的危険な罠などが無くあったとしてもまだ技量の未熟な者でも解除可能なイージーモード。
 そんな初心者の学生(冒険者)育成にもってこいと言われここ最近は頻繁に利用されていたというのが今回の舞台となるこの迷宮だったのだ。
 
 ただしこの地下迷宮、常に何かが変化しておりいつまでも安心とはかぎらない。今回もたまたま別のウォークが配置されている迷宮と通路の一部が重なった結果、今まで出現することがなかった種類の魔物が現れたのだ。
 今回の事件で最初の被害にあった学生達もただ運が無かった……といえば簡単なのであるが幸い命に別状はなかったというのが救いと言えよう。


 知り合いのグリモア猟兵が予知した事件という事で変な世界と繋がってしまったのではないかと一抹の不安を隠せない冥土(メイド)である華上・ユーディ(冥土贈り・f02310)が『今日は』アダルトな女教師スタイルで件の迷宮へと足を踏み入れていた。
 B測定不可能/W72/96というもっちり肌の彼女なのだがその時々において姿がコロコロ変わるともっぱらの噂である。
 おそらくはまだ見ぬユーベルコードの効果なのかそれとも何らかの技術によるものかなと当番組では独占取材を決行しましたが、上手くはぐらされてしまい未だその秘密はベールに包まれているのです。
 まあ……「女心と秋の空」なんて言葉もありますしこれ以上しつこく聞くのは野暮ってものでしょう。

 その彼女と共に先ほどから罠などを探索しては器用にメカの要領で分解していくのは手折・伊夜(人狼のUDCメカニック・f11282)、今や絶滅種ともいえるガングロギャルと呼ばれるファッションと生き方を貫く田舎育ちの『おのぼりさん』である。
 今回は友達のユーディに付き合い初めて依頼を受けてここにやってきたのだ。
 
 えーっと初依頼がこの触手温泉依頼っていうのはどうかと思うんですがーとどこかで誰かが思ったそうですが当の本人がノリノリだからしょうがないですね。
 ……容赦しませんよー?

 なお彼女もユーディに負けず劣らずの凶悪なバストの持ち主だがだが待ってほしい。
 ユーディは身長162.9cm、伊夜は144.5cm、二人のバストサイズを三角法で導きだすと……よし!世の中には数値化しないほうがいいこともある!
 グレーゾーンって大事だから皆もあまりこれから起こることを深く考えちゃいけないぞ?

 グリモア猟兵と約束だ。


●vsウォーク

 戦いは唐突に始まった。
 友達のユーディといることでどこか気が緩んでいるのか伊夜が解除しようとした初歩的な罠が警報であったのが全ての始まりだった。
「ワタシ……もしかしてやっちった……?」
「今は それどころじゃ なくてですね!」
 ユーディが手先から出した炎を衝撃波に乗せ薙ぎ払うように扇状にして飛ばす。
 ウォークの迫り来る触手を幾度も焼き払い相対的にまだ力量と経験の両方が足りないと思えた伊夜を庇おうと必死になっているのだ。
 大技を放つたびにシャツのボタンが飛び5度目の炎を放った衝撃で内側から下着で抑えられた乳房が外へと飛び出したのだ。
 一方の伊夜はこの状況をまだ楽しむ余裕があった。
 ウォークの恐ろしさをまだ味わっていないためか実感がわいていないかもしれない。
 伊夜は考える、触手で脱がされたり手で脱がされたりして苦労するのなら……

 (「脱がされる前に脱いだら大丈夫じゃん!」)


 ……はい???
 ……どうしてどの発想になるのですか!?
 どこからか謎の視線が二人を見ている事にまだ誰も気付いてはいなかった。


 そんな謎の視線に気付くことなく伊夜は今思いついた閃きを試さずにはいられなかった。
『ユーベルコード:シーフブズギャンビット』
 服を脱ぐなど身軽になれば素早く動ける技なのであるがこの場合はそれの上をいく結果が待ち受けていた。
 脱ぐも何も全ての着衣を脱ぎ去って一糸纏わぬ姿となった伊夜がその全てを曝け出す……と思いきや手で驚異的なサイズの乳房の先端を抑え所謂手ブラの状態になったのだが……そのせいで持ってい短刀を手放しているのは計算に入っていたのだろうか?
 普通サイズだったら片手で隠せたけどこのサイズじゃ両手が必要ですね!
 
 二人の痴態を目にしたウォーク達が戦闘を中断しひそひそと会議を開き始める。
 何というかさきほどからそれらの視線が二人のある部分に集まっている事に嫌でも気付くことになってしまう。
 何というか……とても、そうとても攻撃し辛い空気が周囲に満ちていく。

「ナアお前らのバストサイズって……デカすぎでは……」
 全ての視線が二人の乳房に突き刺さるようだ。

「「ばっ……バストサイズのことはいうなー!!」」
 慌てて胸を隠す二人。
 ……だがそれは多数いるウォークに対して決定的な隙を見せる事となるのだった。
 襲い来る触手の群れ!!
 そして二人の姿はその中へと消えていった。

 
 ……二人が捕まってどれほどの時間がたっただろう。
 二人はすでに触手に捕まり全身が粘液で覆われ脱出不能ではないかと思える状況に陥っていた。
 ユーディは教師風の衣装がかなり溶かされたうえ、胸元のボタンが引きちぎられ凶悪なサイズの乳房が露出させられている。
 粘液で内側から燃えるような痺れ囚われた硬い先端に吸い付いた触手に何度も何度も刺激を与えられ、延々と苛められしまい気をやりすぎたのかすでに虫の息状態。
 
 一方の伊夜はといえばこちらは一糸も纏わぬ生まれたままの姿で触手にその驚異的なサイズの乳房を好き放題弄られてしまっている。
 何度も強い刺激を与えられたのか先端が痛々しく尖りその周囲も叩かれ嬲られ真っ赤に染まっているのが生生しい。そう言っている間にも巻き付いていた触手から粘液をかけられてこちらもすでに意識がほとんどない。

 朦朧とした意識で互いの手を繋ぐと二人が最後に見たのは、何者かにウォークがバラバラにされていくそんな光景だった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

郁芽・瑞莉
このままでは女性の敵であるウォークが野に放たれてしまいますね。
頑張って蹴散らして、皆さん、温泉を楽しみましょう!

胸への視線には胸を隠すように腕で隠したりするも、
逆に寄せて上げてで強調されてしまうことに全く気づかず。
そして攻防の際は胸は揺れ、尻はちらちらと。

触手の攻撃は薙刀での【武器受け】をしたり、
【ダッシュ】や【残像】を残したりと、できるだけ回避します。
「やっ、ちょっとどこを触って……、そ、そこはだ、だめ…、だめですって!」
服の破れには危ない部分は手で隠したり、符を貼り付けておきます。

触手攻撃の合間に符を【投擲】して【破魔】の力を宿した、
千符刃練を発動しますよ!
「触手ごと刃の嵐で祓います!」



●迷宮に挑む

 この迷宮に潜りどれほどの時間が経過しただろうか?
 事件発生から幾日もたってしまいまだ実力差というものを理解しきれない魔法学園生徒の学生の被害は未だに続いていた。
 だからこそ急ぎ事件の解決を行わなければならない。
(「このままでは女性の敵であるウォークが野に放たれてしまいますね」)
 この手の事件では女性被害が圧倒的な割合で発生する事を己もグリモア猟兵の力を持つ郁芽・瑞莉(陽炎の戦巫女・f00305)は懸念しそして急いでいた。
 自分で予知したグリモア猟兵はそれを他の猟兵に託し後は待つ事しか出来ないことを彼女は知っている。
 なればこそその想いを引き継ぎ敵を倒すのは猟兵としての義務であり使命でもあると考える。
 それに……だ、一仕事終えた後の温泉はそれはそれは気持ちがいいものだろう。
「皆さんと温泉を楽しめるといいですね」
 ふふっと思い出し笑いをしてしまった彼女は声に出ていた事に気付くとキョロキョロと周囲を見渡し少し赤面してしまう。
 じょ……女性の敵を倒すのが先……ですと心の中で目的は忘れてませんよとばかりに反復するのだった。

 急ぎ迷宮に向かった彼女は単独行動で今回の事件に当たった。
 事件の早期解決を目指しまずすべきは数の多いウォークの数を減らすことである。
 自分の戦い方というものを熟知する彼女にすれば暗殺をするには周りの参加者は目立ちすぎるタイプの人ばかりであったと記憶する。
 目立つという意味では、『黒鳥』と呼ばれるハイネックでハイレグの黒インナーの上に『陽炎』と呼ばれる白を基調とした和装束を纏った彼女も十分に女性としての魅力を引き出す格好をしている。
 肩から脇そして形のいい横乳にかけてとハイレグでギリギリまで見える太もも程度しか肌の露出が無いとはいえ逆にそこに視線が釘付けになるのも仕方がないことだろう。

 色香の通じる相手であればこれに意識を取られ集中力を乱されるのは必至……さすれば首刎ねるなど何の造作も無い事よという訳だ。

 斬! 一匹はぐれて行動していたウォークを物陰から愛用の薙刀『禍ノ生七祇(マガノイクナギ)』で横に一閃!首を刎ね一撃で倒すとそこに何の感慨も無く次の目標を探しにその場をすぐに後にする。
 
 いくつかの横道のある通路を一直線に進み彼女はウォークが進行するルートを逆行していった。
 どうせ地上に出させるわけにいかない会敵即斬の心持ちで薙刀を握り締める手にも力が入ろうというものだ。

 しばらくして正面の暗がりでウォークの気配を感じ取った瑞莉は息をつく暇もなく一気に薙刀をそれに突き刺した。
「グエェェェ……」
 飛び散る血飛沫と共に一体のウォークがその場に崩れ落ちる。
 そして引き抜きつつ今度は脇を通し石突で後方から近寄るもう一体の喉を突くと悶絶しウォークが地面に転がった。
「これで2体ですね……次はそこっ!」
 豊満なバストが重力に潰されぐにゃりと変形させつつ反転し転がるウォークを軽く飛び越え横凪に薙刀を振るう、だがその一撃はウォークが大降りしていた戦斧とぶつかり合い弾かれてしまう。
 こうなると前進しようとしていた勢いが殺されてしまい反動で後ろへと着地するしかなくなってしまったのだが、その足元には先ほど悶絶しながら転がっていたウォークのすぐ傍であるのが瑞莉の計算違いの始まりだった。
 着地の衝撃で胸が大きく揺れると生地が引っ張られ和装束の乱れが大きくなりハイレグが食い込んだ形のいい臀部が足元のウォークからは丸見えなのだが本人はそれにはまだ気付いていない。
 正面で打ち合ったウォークもどうやらその揺れるバストに目が釘付けで嫌らしい目つきで舐めるような視線を送ってくる。
 その視線が何を見ているかに気付いてしまい本能的に手で胸を隠そうとするもそれはとても逆効果。
 抑えるほどに寄せて上げるという”もっと見て”と言ってるのと同じ事……しかも胸を隠すので手を使ったせいで薙刀の動きも精細を欠くという悪循環……思わぬ苦戦が瑞莉を襲っていた。

 増援で現れたウォークの触手乱舞を薙刀で受け払いそして振り落としさらには残像を用いて攻撃そのものを回避する、囲まれないようダッシュで間合いを取り直そうともしただが多数に無勢という中何本かの触手がついに薙刀に絡みつき動きを封じてしまう。
 どうにか取り返そうと足を止めたせいか和装束にも触手が迫り一気に飲み込まれる……絶対的ピンチと思えたが薙刀と和装束を捨て去りハイレグの黒インナー姿になった瑞莉が転がりながらジャンプして飛び出してきた。
 その両手には持てるだけ懐から取り出した十色の合一霊符が挟まれている。
 薙刀が失われた今これが最後に残された武器なのだ慎重に使わねば……などと逡巡している暇は今この戦いの中では全くといって無い。
 躊躇い無く左手に持っていた霊符に霊力を込めて投げつけた。
「触手ごと刃の嵐で祓います!」
 千符刃練(センフジンレン)と呼ばれる彼女必殺のユーベルコードがその力を解放し和装束と薙刀に群がっていた触手をズタズタに切り裂いた。
 (触手と共にまだ原型を保っていた和装束もズタズタに穴が開いてしまっているが捕まっていてはどのみち溶かされていただろう)

 だがここで一つ誤算があった、飛び上がってしまったが為に飛行できない彼女では着地するまではどうしようもない。
 千符刃練の効果範囲に入っていなかったウォーク達から左右一斉に触手が伸びてきて手足を縛り付ける。
「えっ、嘘っ!?」
 そんな驚きの瑞莉の表情が徐々にあせりの表情へと変化していった。
 太い触手に手首足首巻きつかれさらに左右に引っ張られる為身を守る事ができない。
 さらに別の細い触手が瑞莉の鍛えられた肉体へと到達すると隙間を見つけあちこちから一斉に衣服の中へと潜り込んだ。
 脇からインナーへと潜り込み蚯蚓腫れのように蠢きながら進む触手がボリュームたっぷりの乳房に巻きつくととぐろを巻いてその頂上を目指す。
 腰あたりに巻きついた触手もハイレグ部分に左右から何本も潜り込みインナーの内側から粘液まみれにしていった。
「やっ、ちょっとどこを触って……、そ、そこはだ、だめ…、だめですって!」
 必死に抵抗しようとするが身動きがとれることはない。
 やがて粘液が染みた部分からインナーのトップ部分が溶け始め細い触手に弄られ続けてすっかり興奮気味の桜色の突起がツンと姿を現してしまう。
 ハイレグ部分ももはや紐のように食い込むまで引っ張られ刺激で液体がぼとぼとと太ももを伝い落ちていく。
「はっ……これはいけませ……ん」
 だんだんと曇っていく思考の中、残った力で霊符に与えた命令は露出してしまった大事な部分に霊符を張り付かせ霊的に防御をすること。
 瑞莉に今出来る事はただそれだけだった……。

 その後暗い迷宮の奥で艶々しい嬌声が一晩中聞こえていたというレポートもあるが、本人は否定も肯定もせず何も話そうとはしないのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

レクイエム・アビス
アドリブ、絡み歓迎です。POW使用。
無表情の機械人形故に豚を見ても表情は変わらないが視線だけは絶対零度。多分この機械ドSなんだろう。『こんがりとした丸焼きでも作りましょう。さぁ泣き叫べ豚共』とかノリノリで言いながらUCの炎の巨人を召喚し巨大な大剣なガトリングを持たせ攻撃開始。周囲にも銃火器を召喚。因みに服が解ける事に関してはおかまいなしです。ドS今生爆発させて表情変わらないのに高笑いしながら豚を攻撃します。


カシム・ディーン
ええと…この場合はこういうべきですか
ベルさん…流石の引きですね(?

ええい羨ましいというか忌々しいウォーク共ですね!
こういうのは盗賊の本分何ですよ多分!(?
突入後は周囲の状況とウォークの陣形
何より捕まってる女性の把握に努めしっかりと視界に納めます
戦術的な意味と後は僕の助平根性ですね(正直盗賊

戦闘
密集している所にウィザードミサイル撃ち込み

その後はナイフに炎属性を宿して触手とか諸々焼ききりに入ります
ええ容赦はしません
可能な限り数を減らす様に立ち回り
襲われてる女性陣が居たら救出を試みますよ
巻き付いてる触手は切り裂きちゃんと解放させますとも
うん、事故るかもしれませんが

アドリブラッキースケベ絡み大歓迎



●えっちな豚と盗賊にレクイエムを!

 その日……ウォーク達にとっての災厄が訪れた。
 一切のエロスを粉砕する超弩級ドS機械人形(稼働開始より228560時間経過)がやってきたのだ。

「何……そのダサイ表現、舐めてる?」

 すいません……善処します。 
 今回ドSに余念がないレクイエム・アビス(生まれ変わりし人の願いを紡ぐ人形・f09861)が炎上する背景をバックにいきなりナレーションにすら噛み付く。

 そうすでに周りは阿鼻叫喚大炎上状態だ。
 当初見た目が余りに若く見えるレクイエムに対しオーク達は手を出そうとはしなかたのだが、いかんせんレクイエムちゃん口が悪い。
 その一言一言がもう言葉の暴力。
 絶対零度の瞳でゴミを見るような目で見られればウォーク達も身震いして思わずドMな視線をレクイエムに注いでしまい襲い掛かった触手に捕まってしまう。
 外套の内側へもこのとき粘液をたっぷりと塗りつけられてしまった。

 そこへ偶然(建前)乱入してきたのがカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)である。
 盗賊である彼はこの場のウォークの配置や陣形そして何よりここで捕まっているであろう女性を求めて……じゃなかった助けようと本当に本当にそう思って助平根性100%で全てをその目に焼き付けようとしてやってきたのだ。
(「ええい羨ましいというか忌々しいウォーク共ですね!こういうのは盗賊の本分何ですよ多分!」)
 
 ウィザードミサイルを発射してウォーク達を慌てさせた隙にレクイエムへと近づくと炎の属性を与えたナイフで触手ごと外套を切り裂く。
 助けるため……そうこれは助けるための緊急処置にすぎないのだ!

 が……先ほど外套の中に粘液をたっぷりかけられた衣服はすでにボロボロで外套を無残に切り裂くとその下からは幼そうに見える容姿に対してたわわなバストがポロリとこぼれてしまい白い膨らみが姿を現す。
 思いがけずそれを目にしたカシムが鼻の下を伸ばしたのをまるで絶対零度の如き瞳で見返したレクイエムが漏らした言葉はそれはもう辛辣だった。

「おい豚……何の真似だ」
「えっ……えぇぇ、ぼぼぼぼぼ……僕は捕まったあなたを(下心全開で)助けようとですね!?」
 
「……他に言うことはあるか豚?」
「え……ええと、思ったよりお胸が大きくてビックリしました(外套を切ったほうが助けやすかったのですみません、下がこんなに破れているとは思わず)」
 心の声と出してる声が逆ですよカシム君?
 
 その言葉を聴いたレクイエムさんから電子音声が鳴り響く。
『召喚コード認識。ゲート開放。これより巨大決戦兵器【ムスペル】を限定召喚します』 

「ちょっ!?」
 思わず身の危険を感じるカシムくん……うん、ごめんね今回はこんな役回りなんだ。

 問答無用で呼び出された炎の巨人が巨大なガトリング砲を構えて周囲にいるスケベな生き物全てを撃ち抜こうと連射連射連射!

「ちょ、ちょっと待ってください、僕は味方……そう味方ですよ!?」
 弾幕を必死で避け続けながらカシムがそう訴えるがレクイエムのドSがそんな事で止めるわけがない。

「豚が人間の言葉を喋るとか……不快」

 さらに弾幕一斉射。

「「「グアアアア!?」」」
 とばっちりを受けたウォーク達が穴だらけにされて次々と倒れていく。
 対オブリビオン決戦兵器試作零型【ムスペル】がその巨体で繰り出すガトリング砲の火力は通常のウォーク相手であればオーバーキルもいいところである。
 すでにこの場にいたウォーク(純正)は全滅してしまった。

 だが一匹チョコマカと逃げるウォーク(仮)がいるため射撃をやめるわけにいかない。 

「こんがりとした丸焼きでも作りましょう。さぁ泣き叫べ豚共」
「ひぇぇぇぇぇ ごめんなさぁぁぁぁぁぁぁいっ!!」


 レクイエムの追撃はその後一晩中続くのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

エルーゼ・フーシェン
「ウォークは初めてね。なんとかなるかな」
ウォークと接敵したら双剣『ストライダー』を構えて挑む。
舞うように双剣を振るい、ウォークを切り捨てていく。
服を溶かされたら『踊り子衣装』に着替えて戦闘再開。
『トリニティ・エンハンス』で攻撃力を上げて、より激しく攻める。

※他の猟兵との絡み、アドリブOK

※防具破損はギリギリまでOK


シェルティリア・ヴァーシュ
アドリブと絡み歓迎ですわ!
「もう私に油断や慢心はありませんわ!」
絶対に触手になんか負けません!
温泉の為にも頑張ります!
え?フラグ?

「数が多いですわね、それではコレですわ!」
光の剣を無数に生み出し遠距離から攻撃です!
触手には近づかなければ問題ないのですから!

「ひゃあ!?な、なんですのこれ…んっ!なんだか、恥ずかしい…ですわ」
もしも防具が溶けたり、ヌルヌルドロドロになったら…
恥ずかしくて隙だらけになっちゃいます



●騎士姫と舞姫

 この迷宮に入る前、入口付近にいた学生達にいったん探索をやめるよう説得をしていたシェルティリア・ヴァーシュ(ヴァーシュの騎士姫・f12470)なのだが、ついつい地方領主の娘としてのプライドかはたまたその性格ゆえなのか
「もう私に油断や慢心はありませんわ!」
 ……などと自信満々に生徒達を前で言い切っている。
 その姿は容姿端麗金髪碧眼そして透き通るような白い肌、そしてその大胆な衣装でまず目に飛び込んでくるのは98(I)のおわん型の爆乳だ。
 身に纏うヴィルジニテという名の純白の聖衣を着ていなければ重力に負けてるだろう。
 深いスリットと割とセクシーな衣装なのでソックスが食い込む太ももの肉感などが何とも美しい。 
 戦いに赴くというのにこの優雅さはさすがであると学園の生徒達の間ではすでに話題にもなっているのだ。
「さすがヴァーシュ家の方は覚悟が違いますわ!」
「見ろよ、あの凛々しいお姿、迷宮に潜ってなお無敗だと伺いましたわ」 
……などと羨望の眼差しで見送ってくれる生徒達の期待を背に彼女は迷宮へと潜り始める。
 ただしその胸の内に秘めた想いを知ることは適わないだろう。
 なぜなら……
(「温泉の為にも頑張ります!」)
 ……とすっかり勝った気でいるのだから。
 

 暗い迷宮の中に剣戟の音が響き渡る。
「はっ!」
 一合斬りつけた後さらに一回転し次々と双剣『ストライダー』で斬りつけ血飛沫を飛ばしながらウォークが一体足元に転がった。
 流れるように剣術とは違う流れるようなステップで繰り出される連撃にウォーク達は翻弄されるのだがやはり数の差というものは恐ろしい。
 1対1では決して勝てないであろう相手であろうともそれが一気に襲い掛かってくるとなれば脅威となりえるのだ。
 だが常に位置を変えながら挟まれるような愚を犯さなければ問題ない。
 白狐の耳と尻尾そして蒼い翼を持つキマイラであるエルーゼ・フーシェン(双刃使い・f13445)はすでに数体ものウォークの撃破に成功し心の中でこう呟いていた。
(「ウォークは初めてね。なんとかなるかな」)
 未だウォークに対しては斬れば殺せる相手程度の認識のままこれまで過ごしてきたために一旦劣勢に陥った場合の脅威を言葉で聞いてはいても実感としてはわかっていないのかもしれない。
 今のところ衣服が半分程度破られた程度の被害というのもそれを助長している面もある。
(「さあ次の敵が集まってくる前に移動しないとね」)
 双剣についた血糊を振り払いさらに迷宮の奥へと足を進めていく。



 その部屋は薄暗くとても言葉で言い表せない臭いが充満していた。
「すん……とても酷い臭いですわね。そろそろウォークが出てくる頃合ですわね」
 薄暗く奥が見渡せない中を進んでいくシェルティリア、わずかにだが鼻息のような気配がしている気がするのだが何処にいるのかまではわからない。
 だが愛剣エトワール・フィクスの輝きがある限りまったくの暗闇になることはない、それだけがシェルティリアにとっては頼りなのだがそれは逆に言えばウォーク達からはその悩ましい肢体が丸見えになっているという事実だ。
「グヘヘヘヘヘ……見ロヨ、歩クオッパイが一人デ誘ッテヤガルゾ」
 ビチャビチャっと濡れた足音を立てながら視界に一匹のウォークが入ってくる。
 背中より蠢きいつ襲い掛かってくるかわからない触手があまりにも恐ろしい。

「ふ……ふん、下衆なウォークの言いそうなことですわね。恥を知りなさい恥を」
 精一杯の見栄を張り相手には恐怖心があるということを悟らせない、そう心に気合を込めて愛剣をウォークへとかざして見せた。
「威勢ガイイヨウダガ、オマエジブンガヒトリダトイウコト忘レテナイカ?」
 戦斧を手でぽんぽんと揺らして余裕を見せるウォーク。
 その言葉が示す通り暗闇で見えなかった周囲から何匹分もの足音が近づいてくるのをシェルティリアは今になって気付く事ができた。
 囲まれてしまってはまずい、触手には近づかなければ問題ないのだから!
 ならばまずすべきは先手必勝!
「数が多いですわね、それではコレですわ!」
 目の前のウォークを倒し敵の輪の外側へ出ること、後は逃げ回りながらでも一匹ずつ倒していけばいいのではないか?
 まずはこれだ……「勝利を齎す聖なる光を此処に!」 
 手を翳すとそこから光る片手剣が80本近く現れ正面のウォークを防御することも許さずにメッタ刺しにする。
 さらにそれに合わせて倒れこむウォークの脇を通り抜け脱出に成功……するはずであった。
 唯一の誤算はウォーク自体が倒れてもまだ触手自体はまだ機能していたということだ。
 通り過ぎるという触手のすぐ傍を通ったせいでそれは一斉にシェルティリアへと襲い掛かる事ができたのだ。
 ベチャベチャベチャ。
 何の音だろう? 違和感を感じ視線をずらすと触手から一斉に飛ばされた粘液が聖なる衣装に汚い染みをいくつも作ってしまっていたのだ。
「ひゃ ひゃあ……なんですのこれは!?」
 そう言葉を漏らした瞬間、そこ可愛い顔へと粘液がかかってしまい鼻腔を擽る臭いが脳天にまで一気に駆け上がった。
「なんだか、恥ずかしい…ですわ」
 突然に計算違いに驚きそして徐々にそれが羞恥心へと変わっていく……上手くやったはずなのに何故?
 それが粘液による効果であることはシェルティリアには自覚できてはいない。
 思わず足を止めてしまい剣を一閃、残った触手を切り払った。
 だがその行動は決定的なミスとなってしまう、今のシェルティリアはウォーク達の包囲網の外へ出るはずだった。
 だが足を止めてしまったことですでに包囲網は完成してしまっていたのだ、足首に一本の触手が巻きつくと一気に引かれその場へと倒れこんでしまう。
「ひっ卑怯な!」
 この状態では負けを認めたに等しいセリフを吐いてしまったのだが相手はそんな事を意にも介さないウォーク達。
 2匹3匹と暗がりから現れすっかり囲まれてしまう。 
「ぁ……ぁぅ、油断……しましたわ……」
 何の抵抗もすることが出来ず数匹分の触手がゆっくりとシェルティリアに一斉に襲いかかっていくのだった。

(「すす……すごいわあぁ……あんなことまで」)
 謎の独り言が暗闇のどこかで聞こえてきた。

 それから少し時間が経過した。
 ここに来るまでの連戦中にハイレグアーマーが溶かされてしまい途中『踊り子衣装』へと着替えて探索を続けていたのだ。
 はっきりいって防御力は皆無だがアラビア風の神秘的な印象を与える物である。
 
 しばらくして水音の響く部屋へと到着したエルーゼは目に飛び込んできたその光景に愕然としてしまい思わず双剣を落としてしまうところだった。
 エルーゼの目に入ってきたのは四つん這いで無理やりウォークに奉仕をさせられているシェルティリアの姿だった。
 元は純白色であったろう衣がすっかり白や黄色の粘液状の物でコーティングされ半分以上が溶けてしまって無残な姿を晒している。
 手足は触手で固定され動くこともできず、98(I)もあるボリュームある巨乳は重力に負けゆっさゆさと口での奉仕に合わせて前後に揺れていた。
 腰からスリットの中へと侵入した触手からはピチャピチャと水音が響き中で何が起こっているのかを容易に連想させる。
 
「あ……アンタ達はーっ!」
 見知らぬ相手だが同じ女性として許せぬ事もある、エルーゼは打算も無しに今回初めてウォーク達の中へと飛び込んでいった。
 双剣『ストライダー』を手に、炎水風の力を存分に生かし狙うは目の前にいる女性を慰み者にしているウォークただ一匹。
 柄頭同士を連結させ薙刃形態に変形させるとウォークの喉に連撃を加えた!
 重い感触が手に伝わりウォークの首が宙を舞う。
「もう大丈夫よ!」
 エルーゼが囚われのシェルティリアに駆け寄り声をかける。
「……」
 言葉が出ないシェルティリアをエルーゼがその豊かな胸で包み込むように抱きしめて落ち着かせようとする。
「もう大丈夫……大丈夫よ」
 後頭部を手で撫でてあげるとシェルティリアも腰に手を回し抱きついてくる。
 無事に帰れば温泉もある、そこで洗い流せばいつかは忘れれるかもしれない……そう思ってた矢先臀部に触れるものを感じていた。
 エルーゼの形のいいヒップと尻尾の付け根にシェルティリアの手が伸び徐に揉み始めているのだ。
 生地の薄い踊り子衣装の隙間にまで手を滑り込まれてしまうとさすがにどうかと思ってしまったが、落ち着くまではこれぐらい許してあげないと……などと思ったエルーゼは次の瞬間それを後悔する。

 ……シェルティリアの口からとんでもない言葉が紡がれたのだ。
「あなたも触手にびゅーびゅーされたら気持ちいいのですわ♪」
「あ……あなた一体何を!?」
 そう思ったエルーゼは3つの失敗を犯した事に気付いた。

 1:この助けた女性は粘液と快楽で性欲の虜になっている。
 2:この部屋にいるウォークが一匹とは限らない。
 3:抱きしめてあげるために双剣を手放してしまっている。

 その懸念はすぐに現実となる。
 周りの暗がりに腰布すら着けていないウォークがゆっくりと立ち上がりながら近づいてくるのだ。
「フウ、ドウヤラオカワリガキタヨウダゼ グヘヘ」
「オウ、ソイツモナカナカダッタガナ、コイツモイヤラシイデカパイシテヤガル」
「ハヤクグシャグシャニシテヤルゼ」
 今の今まで休憩でもしていたのか皆一様に同じ様子なのだ。
 ウォーク達の触手が疲れ知らずに蠢くと抱き付き合い身動きがとれない二人へと一斉に襲い掛かる。
 あっという間に手足の自由をそしてエルーゼに至ってはアイマスク状の触手に視界を塞がれてしまい何が起こっているのかわからなくなった。
 踊り子の衣装の中にまで潜り込まれ全身が翼や尻尾にいたるまで粘液でコーティングされていくのが感覚でわかる。
 いや……見えていないからこそ感覚が研ぎ澄まされ見えている時よりも何をされているのかがわかってしまうのだ。
 自慢の巨乳の隅々にまで知らない快感を教えられているようなそんな心地にもされてしまう。
 トドメとばかりに大きな狐耳の中へ入り込んだ触手がピチャピチャと脳髄を刺激する音を発しそれを塞ぐことも出来ず聞き続けたエルーゼが目の前に火花が走り意識が遠のいていったのだ……。


 ……二人が気がついたのはしばらくと後の事。
 黒い外套の人物が迷宮入口近くのエリアまで運んでくれていたということらしい。

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

シェラフィール・ディー
ぬめぬめ豚と触手の匂いが鼻につきますね
…いえ。不快です。不快なだけにきまってます
見た目は、まぁ主人に比べれば幼げ…かもしれませんので

「おそらくは気を回さぬはず。隙に触手を斬り破り薙ぎ払いましょう」
童顔というのは有利な事ですね本当に。…別に怒って等いません。有利です
そもそも、ヌルデブ不摂生肉になんと思われようが関係ありません、本当です
ともあれ(たぷんっとたわわおむね)さっさと片付けと致しましょう(ムチりとスカートの上より桃尻)

…くぅ゛っ! と、とはいえこの、ンっ゛! や、ぅ…っ や、やっぱり、不快…です…っ!

【反応されぬはされぬで不機嫌になる気もしますがご自由な形にて】
【アドリブなども歓迎です】


アリア・ティアラリード
「……」

伝統ある騎士家、御苑の姫であるお姉ちゃん
この前ふと凄い事に気が付いちゃいました
先行した皆にこっそり付いていけば、可愛いあの子やその子のあんな所やこんな所が見放題
しかも【優しく】素敵に【救助活動】出来ればお姉ちゃんポイントもV字回復ですっ

と言う訳で先発した猟兵さん達を見守りながら尾行
時折あんな事こんな事になる皆さんのサービス…いえ、ピンチ…にハラハラしながら
でもアレ位なら切り抜けられるってお姉ちゃん信じてますから!

…と観察に集中してたら肩ポン
恐る恐る振り向くとウォークさんが私を取り囲んで
いけませんこれってお姉ちゃんいつもの大ピンチ…
…あの、何ですかその不審者見る目は

アドリブ歓迎ネタ枠歓迎


アルエット・ブラン
アドリブ・絡み歓迎

「初心者…にウォークはダメ、だよ」
マント姿でこっそり戦闘開始するね…
知り合いが居れば…助ける、です…

「その目…気持ち悪い…」
変な視線感じたら、ジトって見ちゃう…
嫌だから…斬っちゃうね?
糸で遠くから、斬るのが一番…うん

「大丈夫…?」
困ってる人は助けないと…
ダメ、だよね…うん…
救出、優先…するね?



●暗躍する黒き外套

 「初心者…にウォークはダメ、だよ」
 グリモアベースで今回の事件のあらましを聞きアルエット・ブラン(ゆりかごの月・f03968)が狼耳をピコピコと可愛く動かし首をかしげる。
 目元以外の全身をを黒い外套(マント)で包んだアルエットは今回ここまで働き詰めなのである。

 最初は学園生徒が未だに探索が戻れないのを助けて回っているだけだったのだが……とにかく潜れば潜るほど女性猟兵が幾人もウォークにより嬲り者にされすぎなのだ今回。
 助け出す為に目にしたのは女性達が触手に絡まれ粘液を塗され恍惚の表情で悦に入ってしまっているという13歳の狼少女には少々早い光景ばかり。
 しかも行為の最中に助け出す事が多い所為か、普段は目にすることの無かった大人の交わりの姿を生で何度も何度も目撃し自分で思っているよりも大人の階段を登り始めている肉体が知らず知らず反応していても何も可笑しい事はない。
 内股にむず痒い感覚がじわりと広がってくる事に最近気付いたのだがそれをどうすればいいのかは未だ理解しきれていないという、そんな微妙な年頃なのだ……。

「大丈夫…?」
「あは…………吸っちゃらめぇ♪」「うぷ……もう飲めな……ぃ」

 今もまた2人の女性がウォークに体液で全身パックされるほどに嬲られているのを発見、即座に助けに入り生きていたウォークを告死の糸・線(コクシノシ・セン)でバラバラに切り裂き纏わりついていたウォークの死体と千切れた触手を女性達から引き抜こうとする。

 その際に何本かの触手がが自分の外套の中へと滑り込んでいったが別に問題ないだろう……と何故か思ってしまっていた。
 あまりに何度もショッキングな光景を見続けたせいで感覚が麻痺してきているのかもしれないとアリエットは考える事にしたようだ。

 今ので何度目の救出なのだろう?
 幸いにもといっては何なのだが今のところ先にこの迷宮へと挑んでいったらしい仲良しの異母姉妹が被害に合っている様子はない。
 おそらくは実力相応にもっと深い場所まで潜っているのかもしれないと推測もした。
 まずはこの人達を届けないと……。
 
 こうしてアルエットはまた迷宮入口方面へと要救助者2名を運び始めるのだった。



●謎の視線の正体

 アルエットの心配している異母姉妹のうちの一人は実はそれなりに近くにいた。

 先ほどから幾多の猟兵が襲われている現場にあった謎の視線と独白、それら全てアリア・ティアラリード(エトワールシュバリエ・f04271)が犯人である。

 今回のウォーク達との戦いも大詰めとなっている。
 ここに至るまで幾多の戦いがそして犠牲がそこにはあった。
 女性陣に襲い掛かる苦難の……そして何かに目覚めるであろう一時。
 ここまで何人もの秘め事をつぶさに観察、謎の独り言を発し続けていた人物それこそがこのアリアその人だったのだ。

 発端は先日の事である。
 異母妹に淹れてもらった紅茶を優雅に飲みながら手帳サイズの小さな本をゆったりと読んでいたアリアが(ここだけ見るとまともなお嬢様のようだ!)頭に電球が点灯したかのような勢いで世界の理……もしくは真理へとたどり着いたのだ。
 伝統ある騎士家、御苑の姫であるお姉ちゃんであるアリアが思いついたのは……。

 そう!
 
 迷宮へと先行する皆へ
こっそり付いていけば、可愛いあの子やその子のあんな所やこんな所が見放題!
 しかもやさし~く素敵に救助活動すればお姉ちゃんポイントもうなぎ登りのはずである。

 というわけで今回実は真っ先に先発した猟兵さん達を「見守りながら尾行(ストーキング)」を決行。
(「時折あんな事こんな事になる皆さんのサービス…いえ、ピンチ…にハラハラしながら
でもアレ位なら切り抜けられるってお姉ちゃん信じてますから!」)

 ……などと自分にとてもとても都合のいい暴走っぷりである、自然……先ほどから無意識に動かしていた両手にも力が入る。  
 元からJカップ98cmもある凶悪バストの谷間が丸見えでスカートから覗く太ももの絶対領域が魅惑的な改造学園制服を着ていたのだが、今は左の乳房だけがブラジャーすら外れて制服から飛び出していた。
 その先端の突起は”被害者を見守りながら”弄り続けてしまっていたせいか本来の桜色ではなく腫れ上がりそうなぐらいに変色し面積が増して色々受け入れやすくしてしまっている。
「はぁっ そこでそうきちゃいますか……えぇぇそんな事まで!」
 どうやら自分では触っている事に気付いていないのかもしれない。
 さらにもう片方の手がスカートの中へと消えていて魅惑のΔからは先ほどから水音が聞こえ続けていた。
 ハイニーソを伝い足元に水溜りが出来ているのをもしも誰かに見られたら言い訳は出来ないだろう。

「ネエチャン……武器が七本ホド邪魔ソウダカラ、アズカッテオイテヤルゾ?」
「シールドモヨカッタラアズカルゾ」
「あ……はい、ありがとうございます」

 後ろで誰かがアリアが横に立てかけておいた武器防具を片付けてくれている。

「もう少し……少し……んんっ♪」
 中指を沈め全身が小刻みに奮えてしまうと達したばかりのアリアを後ろ側にいた誰かが抱きとめてくれた。

 さすがにこれで気付いただろうと思って見ていたら再度見守りに戻りそうだったので後ろにいた誰かがアリアの肩をポンと叩く。

 ……ビクリ!?
 恐る恐る振り向くと何匹ものウォークさんがアリアを取り囲んで溜息をついていた。
 何となく不審者を見る目がしますがきっと気のせい。

「え……えっ、いけませんこれってお姉ちゃん大ピンチ?」
 
 いえたぶん”いつもの”大ピンチです。

「ネエチャン、お楽シミノトコロ悪イガチョット詰所マデキテ付キ合ッテモラオウカ……」
「あ、はい……お世話おかけします……」

 生活指導の教師に連れられていく学生のようにアリアはウォーク達と共に歩き始めこの場を立ち去るのだった。



●メイドさんは童顔コンプレックス

 今日のシェラフィール・ディー(オニキスロード・f03454)はちょっぴりご機嫌斜めであった。
 今までの幼く見えるチェック柄から白黒を基調にしたメイド服へと衣装を新調したのである。
 しかもたわわなJカップ91cmの南半球を見せるというアダルトアピールも怠らない、丈の短いスカートから覗く臀部は異母姉であるアリアよりもさらに肉感に富んでいるのだ。
 ……がこれだけ攻めたというのにだ……出会ったウォーク達がどいつもこいつも子供扱いして性的に襲ってくるという意味では無反応なのだ。
 あまりに反撃してこないのでウォーク達の詰所にまで堂々と入ってしまえるほどにだ。

 だがまあこちらから攻撃を仕掛ければ反撃は一応してくる。
 強調した服を着ているのだから当然なのだが周囲にいるウォーク達の視線全てがシェラフィールのたわわなバストと谷間へと注がれているのを感じなんだか胸の奥で何かがトクンと音を立てた気がする。
(「見た目は、まぁ主人(アリア)に比べれば幼げ…かもしれませんので」)
 たわわな胸見るときだけ一人前のレディ扱いされていると思ってしまうと鼓動までが早くなっていく気がした。

 ウォーク達自身が動かずとも触手は勝手にシェラフィールの衣服を切り裂こうと何本も襲い掛かってくる。
 胡蝶剣(デルタ・ブレード)で薙ぎ払うように一気に切断した。
 ……が、一斉に切り取ったせいか触手の断面から飛び散った液体がシェラフィールの全身を濡らし独特の臭気が立ち込める。

(「ぬめぬめ豚と触手の匂いが鼻につきますね」)
 …クンッと鼻を鳴らしついそれを嗅いでしまう。
 出発時には花の香りがするようであったメイド服はすっかりと触手そっくりの臭いへと変貌しそれはそのまま肌に染みこんでいってしまうような気がしてくるのだ。

(「…いえ。不快です。不快なだけにきまってます」)
 下腹部に何か熱いものが広がってしまう事に気付いてしまうがそれを振り払うように自分に言い聞かせようとした。

 粘液を全身に被った影響だろうかそれとも内心どこかで期待があったのかそれは本人にもまだわからない事なのだが、自分の中に目覚めつつある奇妙な期待感に次第に身を委ねつつあったのだけは事実なのだった。

「おそらくは気を回さぬはず。隙に触手を斬り破り薙ぎ払いましょう」
(「童顔というのは有利な事ですね本当に。…別に怒ってなどいません……有利です」)

 段々と紡ぐ言葉と思考に隔たりが出始めていたシェラフィールはその場にいたウォークに次々と胡蝶剣を仕掛けていったが当然のように反撃の触手乱舞が襲い掛かる。
「ともあれ……」
 触手がバシリと命中し、タプタプとたわむ乳房が揺れてしまう。
「さっさと片付けと致しましょう」
 次なる触手がスカートに当り引き裂かれると胸以上にムチリとした桃尻が丸見えとなってしまう。
 下着の紐も切れたらしく透明な糸を引きながらそれは地面へと落ちた。
 それに気を取られた瞬間攻撃を仕掛けていた触手が一斉に襲い掛かりシェラフィールはあっという間に取り込まれ粘液まみれにされていく。

「…くぅ゛っ! と、とはいえこの、ンっ゛! や、ぅ…っ や、やっぱり、不快…です…っ!」
 そう憎まれ口を叩くシェラフィールの表情には安堵に似た何かが混じってしまっていた。


●黒き外套再び

 ウォーク詰所の扉が斬糸によってバラバラに切り裂かれ内側へと吹っ飛ぶ。
「ナッ、ナンダ!?」
 お楽しみ中であった無防備なウォーク達が次々と切り裂かれ血飛沫を上げつつ肉塊へとその姿を強制的に変えていかれていた。
『告死の糸・線(コクシノシ・セン)』
 アルエットの必殺のユーベールコードだ……脱ぐことで軽量化すればするほど加速する
特性があるが今日のアルエットは黒い外套(コート)を着たままである。
 たまに外套の内側で触手でも蠢いているかのように見えるのは不思議だが戦闘には別に支障はない。
 いきなりの乱入に極度に興奮した視線がアルエットに集中するがそれを意に介さず外套から覗く生ゴミを見るような青い瞳が全てをジト目で見渡した。
 気のせいか顔が少し赤くなっている気がする。

「その目…気持ち悪い… んっ」

 なんだかこいつら嫌だから……斬っちゃうね?
 誰に聞くわけでなく己の心にしたがって目に見えぬ斬糸が部屋中を駆け巡った。

 ほんの数分の間に詰所にいたウォーク達は一匹残らず駆逐されたのだ。


「二人共…ぁぅ…大丈夫?」
 どれほど時間がたっていたのかはわからない。
 ようやく触手からアリアとシェラフィールの二人を(戦闘で息切れでもしたのかめずらしく呼吸が乱れている)アルエットが抱き起こす。
 全身を観察してみたがどうやら二人共怪我などはなく無事のようだ。
「アルエトちゃ……あり……がと」
「アル エット……感謝しま……す」
 3人はぎゅっと抱きしめ合うのだった。



 ウォークを退治するという当初の目的は達せられた。

 ……だが次に控えているものが本命である。
 猟兵達の戦いは次のステージへと進むこととなった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『ウォークグルェート』

POW   :    大斧の一撃 + 服破り + ずぶ濡れ
【触手から吐き出した粘液】が命中した対象に対し、高威力高命中の【防具を破壊する大斧での一撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    触手乱撃 + 捕縛 + うごめき
【悍ましい触手】【粘液まみれの触手】【いやらしい触手】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
WIZ   :    悲しき性質 + 壊アップ + 狙アップ
自身の【欲望が理性を上回る性質】の為に敢えて不利な行動をすると、身体能力が増大する。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠茲乃摘・七曜です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●迷宮に巣食う悪食の豚

「グハハハハ、我ニ全テヲ捧ゲヨ!!」

 ウォークグルェート、それはウォーク達の上位種である。
迷宮の奥底にいればまだ生きながらえたのだろうが今回ばかりはそうはいかない。
 このようなHENTAI性欲の魔人を学園、しいては外の世界へと出すわけにはいかないのだ。

 地上到達を阻止すべく行動を開始した猟兵達ではあったが幾多の犠牲を元に尖兵であるウォークの群れを退治するのに成功した。
 だがウォークグルェートが相手となるとそう簡単にはいかない。
 一匹で数十のウォークに匹敵する能力を持っているのだ。

 何か弱らせる方法でもあればいいのだが……。

 今現在ウォークグルェートはウォークが全滅したことも知らず、浚わせてきた学園生徒(もしかしたら猟兵かもしれない)を嬲っている最中かもしれない。
 もしかすると今まさに新たな獲物を捕まえている最中かもしれない。
 もっと他のタイミングかもしれない。

 どのような状況で出会うかは猟兵達の仕掛けるタイミング次第なのだ。
手折・伊夜
ウォーク退治に行こうとしたら
とんでもない目に遭ったんですけど…
触手に触らてからまたサイズが大きくなった?

でも気にしない☆

今回は、助っ人呼んだだよ。
ユーディと鑢ちんで
頑張るじゃん。

此処は超めげずに
ボスの頭を狙う感じ♪

戦闘は【SPD】で戦う。
二回攻撃に不意打ちをかけて
UCの【シーブズ・ギャンビット】を使うじゃん。

この前はのっけから脱いだから失敗したので。

相手の懐に入ってから全部脱ぎ
ラッシュをかける感じ。

超燃える☆


鑢・つらら
友人のユーディから
冒の依頼に誘われたけど…

ややこしい事になっているな。
仕事は二人に任せるから
寝てていいか?

二人に比べてうちは貧乳の
サイズやしウォークのボスは
そちらがええやろ?
(面倒臭がり屋の吸血鬼)

先がなんとなく見えているけど仕事するか。

戦闘は【WiZ】で勝負や。
敵はかなり強いから。

慎重にいくで。

牽制に【毒使い】【衝撃波】
の魔力攻撃をしながら。

味方が傷付いたらUCの
【ヴァンパイア・ミスト】で
回復支援を行い、前線維持に務めるわ。


華上・ユーディ
はい、即抹殺しなければ
大変です。早くヤラナケレバ

(前回の記憶を
彼方に抹消している)

何だかヤラナないと
いけない気がします。
(爽やかな笑顔)

気付いたら
迷宮の外にいたし…
胸のサイズが更
に大きくなった(涙)

赦すマジ。
手折ちゃん、鑢ちゃん、
害悪を倒しますよ。

⬛【pow】で戦います。

連携しながら、
【怪力】【力溜め】で
UC【トリニティ・エンハンス】の炎の拳でウォークグルートを殴ります。

殴らないとやってられない。

牛よりデカイと言うな(涙)



●貧乳の概念が崩れる

「ウォーク退治に行こうとしたら、とんでもない目に遭ったんですけど~♪」
 手折・伊夜(人狼のUDCメカニック・f11282)が凄惨な目にあったはずなのにそれを気にする様子もなく楽しげにスキップする。
 その横で華上・ユーディ(冥土贈り・f02310)がブツブツと自分に自己暗示をかけながらペースを合わせ歩いているのだがその内容は
(「はい、即抹殺しなければ大変です。早くヤラナケレバ……ワスレナイト」)
 前回の2人での失態をどうにか記憶から消そうと躍起になっている。

 正反対の行動をしているわりに二人の考えは同じ場所へとたどり着いていた。
「「はぁ……触手に触られてからまたサイズが大きくなったぁ……」」
 
(「……まだ大きくなるのか!?」)
 思わずツッコミを入れかけてしまった鑢・つらら(ダンピールのUDCエージェント・f05868)がガクリとつまずきそうになるのをどうにか抑える。

「や……ややこしい事になってるみたいやな? うちは後ろで寝てるさかい頑張りや」
 そして二人を見渡して自分の胸を見比べるとわざとらしく
「二人に比べてうちは貧乳のサイズやしウォークのボスはそちらがええやろ?」
 などと言ってはいるが当のつらら本人でさえかなりのたわわな巨乳なのである。
(他の二人が規格外すぎるのだ)

 そうこうしている内にウォークグルェートが休息をとっているひらけた場所へと到着する。
 僅かに鼻腔を擽る臭いが流れてきて無意識に伊夜とユーディの喉がゴクリと音を立てている。
ウォーク達に植え付けられた劣情はそう簡単には消えないのだと気付いたつららが、やれやれと言った想いを口にすることなく片目を閉じ一人ごちた。

(「先がなんとなく見えているけど仕事するか」)
 ……待ち受ける運命をすでに悟ったかの表情で二人の後ろを歩くのだった。


 ゆっくりと身を起こしたウォークグルェート
「ホウ……人の雌の割りに見事なデカパイ、おまえら牛よりデカイではないか」
 ウォークグルェートからの安い挑発に伊夜とユーディがあっさりと引っかかる。
「牛よりデカイと言うなぁぁぁっ!」
 吼えるユーディの拳に炎が宿り怒りの鉄拳ストレートを打ち込んだ。
 普通であれば建物の壁程度撃ち抜くそのパンチを大斧で受けたウォークグルェートが動きの止まったその時に合わせて触手から大量の粘液を浴びせかける。
 あっという間に粘液まみれのユーディ、ただそれだけで身体の芯に火が灯ってしまうのを感じてしまう。 

 だがそれを囮にしその攻防に合わせて大きくジャンプしていた伊夜がウォークグルェートの頭にダガーを振り回し軽いキズを与えるのに成功する。
 まだまだここからが本番と前回いきなり使った為に失敗したユーベルコードをここで使う算段でいたのだ。
『シーブズ・ギャンビット』の効果は一瞬で現れる。
 計測不能の乳房と常人の数倍の面積の輪を晒し大きくそれが弾むと
 伊夜はウォークグルェートの眼前で服を全部脱ぎ飛ばし最大限のスピードを手に入れたさらにラッシュをかける。
「超、燃える☆」
 だがただやられるウォークグルェートではない、何種類もの触手が伊夜に襲い掛かりいくつかは避けれていたものの5本目に捕まり体勢を崩すとそのまま五体を固定され捕まってしまった。
 そのまま大型触手の中へと全身を飲み込まれてしまう。
「手折ちゃん……またっ!?」
 足元でユーディが驚いてしまうがユーディとて今は余裕があるわけではない。
 押し返され大斧の大振りをガードしようとするもそれは服の胸元だけを破ってしまい豊かな爆乳がポロリとこぼれてしまう。

「なっ……早すぎやろ!?」
 慎重に攻撃すると決めていたつららだったが、いきなりの前衛一枚欠け&もう一人もダメージを負うという事態に攻撃を取りやめヴァンパイア・ミストによる霧で二人を癒す事にした。
 だがその献身もウォークグルェートの大斧の連打の前にユーディがガードし切れない事が続くうちにダメージが蓄積、何度も何度も繰り返し回復せねばならない状況が続く。
 さすがのつららもそこまでの能力の連続使用に疲労が溜まっていきもはやその場に立つのもやっとの状態となっていた。
 もちろんそれだけのダメージを受け続けたユーディである、その姿はもはや下着一枚が残る程度にボロボロでとてもこのまま継戦する能力など無いだろう。
「……赦すマジ……うっ」
 疲労からかガードが一瞬遅れた瞬間ユーディもまた大型触手へと飲み込まれてしまう。


「しもたなぁ……二人共来る前から快楽に負けとる、計算違いやったわ……」
 身動きとれないつららは、ほぼ隠せていないマイクロビキニアーマーを引きちぎられ鋭く尖った突起が見えた事にも気付けないまま二人の飲み込まれた大型触手の中へと飲み込まれていく。
 内部に待ち受ける多種多様な触手達に、それから丸一日以上好き放題全身を開発されていった3人は未知の快楽を与えてくる触手の前に屈してしまうのだった。

苦戦 🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

栗花落・澪
翼準備おっけー
着替えおっけー
触手以外は全然へいk(目が合い)…ぴいぃっ(隠)

って隠れてる場合じゃないよ僕!

ズボン破られると困るから女装しか無いんだよばかぁ!
その生徒を離せ!
(ミニスカメイドの八つ当たり兼【救助活動】)

氷の【全力魔法】で足場を凍結後
一番狙いやすそうな腹部を狙い飛行特攻
★鎌での斬り付け後即後ろに退避
氷魔法や【催眠】付き【歌唱】で動きを鈍らせ再攻撃を繰り返す

触手はUCの全方位攻撃で対処


※触手に絡まれたら

まっ待って、僕男で…ひぅっ!
ふ、ぁ…やだやだ、痛いのはやだぁっ

万一SPD全て受けたら精一杯もがくが
集団戦での魔力暴走による疲労もあり無力に
自由に嬲って下さい
そのままフェードアウトも可


カシム・ディーン
ひぐ…っ…ふぐっ…ぅううう…!(なぜかもう身体も服もズタボロで登場…しかもかなりのガチ泣き

やっぱり猟兵怖い…怖いよぅ…(とぼとぼえぐえぐしながらも何かでっかいウォークがおる

うん…きっとお前のせいです…お前が元凶なんでしょうね(超理不尽盗賊

このまま刻み尽くしてやります!覚悟しやがれですよ!

既にシーブズギャンビット状態なのでそのまま襲い掛かる(普段は臆病だが刻まれた恐怖と悲しみと怒りがそれらを凌駕して若干狂戦士状態

属性攻撃で炎を短剣に纏わせて切り刻む
あ、ちゃんと誰か捕まってたら助けます
そしてやっぱりラッキースケベ期待です!(恐怖を刻まれ尚屈しない助平根性!

アドリブ絡みラッキースケベギャグ的事故歓迎



●ラッキースケベギャグ的事故発生

 前回気がつけば迷宮の入口近く、ならばと最低限タオルで拭き着替えそしてまた迷宮の中に立っている一人の美少女がいる。
 栗花落・澪(泡沫の花・f03165)……男の娘だ。
 
 しかもよりによって誰かと合流する前にウォークグルェートの前に一人到着してしまった。
 だがそれでもいつものマイペースぷりは変わらない。
 「翼準備おっけー 着替えおっけー 触手以外は全然へいきぃ……ぴいい」
 あっというまに壁際の柱へと隠れてしまった。

(「って隠れてる場合じゃないよ僕!」)
 捕まってる人がいるなら助けないとと小さな勇気を振り絞る。
 
 ちなみ余談だが現時点で澪は最精鋭に近い実力の持ち主なのだ。
 やる気になれば強い……はず?
 ちなみに今回「も」女装しているのは
(「ズボン破られると困るから女装しか無いんだよばかぁ!」)
 
 あまりにもこの場に場違いすぎる来訪者にウォークグルェートが問うと
「オマエモ、ワガ贄ニナリニキタカ? マダ餓鬼ニハハヤイゾ帰エレ」
「ちっ 違いますよ!」

 反射的に否定してしまった澪だが今のはよく考えればまだこの場から立ち去れと言われている辺り今回のHENTAI紳士であるウォーク達の長である事は間違いなさそうだ。
 そう思ったもののすでに戦闘を仕掛けるために飛んでしまった、怖いけれどもうやるしかないのだ。
 詠唱もそこそこに放たれる氷魔力を足元の地面を狙って全力で発射する。澪が来る前から粘液まみれだった地面はやすやすと凍りつきその足踏みを遅らせる。
 放たれた悍ましい触手を何とか回避し体勢を整えるとその可愛らしい手の内に虚空から舞い吹雪く赤い花弁により形成されていく。
『清鎌曼珠沙華』という名の透き通った美しい薄紅色の鎌が実体としてその姿を確定させると澪はそれを手に急速に加速、ウォークグルェートのだらしない腹へとすれ違いざまに斬り付ける。
 それは幾本かの触手に阻まれてしまうが感触は良好、さあUターンしもう一度と思った所で背後から触手が背後から襲い掛かるのを耳で感じ取ると振り返る前から高速詠唱を開始
「全ての者に光あれ!」
 澪のユーベルコード『Fiat lux(フィーアト・ルクス)』が発動、全身から放たれた光が今まさに澪を捉えようとする触手に打撃を与えて接触を阻止に成功する。
 
 そこから一時の着地以外を空中戦でやりすごす澪は一人で氷魔法と催眠歌唱で時間を稼ぎ戦い続けていたのだが如何せん決定打に欠け長期戦を強いられていた。
 そうもなれば可能な限り回避していた触手乱撃が一本また一本と命中していき等々ユベールコードそのものを封じられ触手に捕まってしまったのだ。
 ここに来るまでに魔力暴走を起こしたせいで根本的に魔力が枯渇寸前だったというのも敗因の一つかもしれないと澪は心のどこかで思ってしまっている。

 あっという間に自由を奪われ衣服の中へと侵入してくる数々の触手達。
「まっ待って、僕男で…ひぅっ!」
 あろうことか下半身に集まり先端が口のようになっている触手に大事な部分を食べられてしまう。
 さらにその可愛いお尻にも触手が迫り……。
「ふ、ぁ…やだやだ、痛いのはやだぁっ」

 澪の泣き声が辺り一面に響き渡った。
 
 
 
 小さな盗賊であるカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)が半裸に近い状態でその部屋へ現れたのは全くの偶然だった。
「ひぐ…っ…ふぐっ…ぅううう…!」
 なぜかもう身体も服もズタボロしかもかなりのガチ泣きとか何なんだお前というのが初見の感想だろう。
 対ウォーク戦でうっかり超弩級ドSな娘のおっぱいをガン見してしまったせいでほぼ一晩中殺す気で満々で追いかけられていたのだ。
 本人はアンラッキーだと思っているようだが彼女色々な旅団巡りとか一日中忙しい娘だから丸一日一緒にいれたなんてある意味ラッキーですよ?
(命の危険は対価ということで納得してね☆)

「やっぱり猟兵怖い…怖いよぅ…」
 などと泣いていたカシム君、着いた先は何と澪を嬲っている最中のウォークグルェートの目の前だった。
 あろうことか触手で身動きとれない澪の全身を唾液まみれの舌で嘗め回している最中に……だ。

「うん…きっとお前のせいです…お前が元凶なんでしょうね」
 丸一日狂戦士(ドS娘)に追いかけられカシム君特有の超理不尽盗賊論理がチーンと答えを導きだす。
 すでに半裸でシーブズギャンビット状態が発動したも同様の状態。
 臆病で普段なら逃げ出す彼がけたたましい咆哮を上げながら炎の短剣片手に一人で飛び込んでいくなど滅多に見られるものではない。
 次々と触手を切り刻み捕まっていた少女(?)を助け出すとこっそりとお尻やなだらかな胸にこっそり触れてちょっぴりご満悦。
 
 なぜかウォークグルェートは抵抗も少なく追いかけてくるわけでもない。
(二人共子供で通る外見と実際そんな年齢なのだ)

 お姫様抱っこで安全ともいえる迷宮の暗がりに、気絶して触手がまだ吸い付いたままの半裸状態の澪を寝かせる。
 澪が気絶した状態なのを見てカシム君の中に沸々と劣情が高まっていくのを感じる。
 あれだけ濃厚な魔素に満ちた空間にいたのだ正気で今までいれたほうがおかしい。
 そう先ほどまでのおかしな言動もそれが原因に違いない、あれが素だなんてまさかまさか……。()
 
(「ウォークグルェートに襲われていたんだからちょっとぐらいバレませんよね……」)
 カチャカチャとベルトを緩めてズボンを下ろす。
「えぇ……これはラッキースケベ、ラッキースケベなのです」
 (注:これはただの犯罪です。) 
 もう限界寸前に高まったカシム君の息子さんがうっかり暴発してしまっていた。
 どうにも我慢できず澪に張りついた触手を取り除いて目に飛び込んできたのは……。

     パオーン

(「…え? あれ?  可愛い象さん?」)
 カシム君、澪の下半身についている象さんにやっと気付いたのだが微妙に遅かった。
 
(「まずい……まずいまずいまずいまずい!?」)
 慌てて澪にかかってしまった者をバレないように全身を拭いて処分する。
 二重三重の意味で事故じゃないですかー!
 あっという間にカシム君も象さんになってしまう。


 それからしばらくして目を覚ました澪にカシムはとても丁寧にお礼を言われ続けるのだが、ずっと視線を合わすことができず罪悪感を胸に迷宮を後にするのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
【アルテミスさん(f02293)と同行】
※男だとは説明しているのですが、色々あって女と認識されてます

先程はすみません…今度はおかしな事になりませんように

「敵は私が押さえます、アルテミスさんは攻撃をっ」
【異界の抱擁】の触手を召喚して敵を拘束…って
「何で巻き込まれてるんですかー?!」
ま、またですか(汗
私の触手と敵の触手が混じって、彼女を大股開きの格好で拘束してて…
「今助けますねっ」
触手の中に手を突っ込んで引きずり出しますけれど…むにゅっと柔らかい感触あったりで手元はっきり認識できないままがさごそ…あ、なんかすっぽ抜け…って、これ、アルテミスさんのぱんつ…?
あ、見え…って、すみませんーん?!


アルテミス・カリスト
いちごさんと同行

「この敵が今回の事件の元凶ですね!
正義の騎士アルテミスが退治してあげます!」

一旦地上に戻って、服と鎧を新しくしてきましたから、もう不覚は取りません!(フラグ)

いちごさんと一緒にボスに挑もうと大剣を構えて斬りかかります。

が、そこにいちごさんの召喚した触手が!

「な、なんで私の方に来るんですかーっ?!」

触手に身体を拘束されて恥ずかしい体勢に。

「やっ、いちごさん、そこは違っ……!」

胸を揉まれたり、ぱんつを脱がされて見られたりしてしまいます。

さらにボスにも見られ……
【騎士の苦難】のせいで、ボスの触手にも責められるのでした。

(いちごさんのことは女性だと思い込んでいます)

アドリブ大歓迎



●ヤアヤアヤア・残念騎士と管理人がやってきた!

 ウォークグルェートは迷宮に置き去りにされたカバンから保存用のハムを取り出すと丸ごと齧り食事を始めた。
 グッチャグチャといやらしい咀嚼音をたてて食事するさまは実に不快。
 周囲には粘液まみれの女性達が何人も粘液まみれで倒れている。
 ここで何が行われているのかは一目瞭然だろう。

 先ほどは子供ばかりが来たのでHENTAI紳士としてはわざと嬲るだけで済まし帰してやるという実に紳士的(彼の主観です)な行動を示しご満悦なのだ。

 沸々と煮えたぎる性欲は大型触手で捕まえ、身体の芯から調教中のデカパイ共でゆっくりと発散していくつもりの彼は今はとてもとても紳士的に振舞う余裕があるのだ。

 あえて性欲を我慢することで彼は身体能力を高めている。
 それを日常的に行っていることで通常のウォークグルェートよりも実は数倍以上の強さになっているのだ。
 
 趣味と実益を兼ねた尊い性癖……それがHENTAI紳士である。



「マタ、新しいオカワリガキタヨウダナ」
 そんな食事中にまた新たな猟兵がやってきた。
 この迷宮はイイ。
 元いた場所と違いただそこにいるだけで向こうから贄が好き好んでやってきてくれるのだ。
 
「この敵が今回の事件の元凶ですね!正義の騎士アルテミスが退治してあげます!」

 一度地上に戻れたことで服と鎧を予備の物と着替える事が出来たアルテミス・カリスト(正義の騎士・f02293)が大剣を構えてウォークグルェートに高らかと宣言した。
 「もう不覚は取りません!」
 ……いやそれはさっき不覚とったばかりて言ってるようなものですよーっと横で囁き声が聞こえる。
 アルテミスの斜め後ろに立っているのは彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)である。
 恋華荘の管理人でありウォークグルェートなど比べ物にならない何かを運命に刻まれているラッキースケベの化身だ。
 歴々の旅の軌跡を紐解くと……それはもうウォークグルェートもびっくりの時空を超えた活躍ぶりだ。

(「先程はすみません…今度はおかしな事になりませんように……」)
 祈るようなポーズで一心にお祈りをしてアルテミスをこの戦いへと送り出すのだった。

「ていあーっ!」
 アルテミスの可愛い叫びと共に繰り出された大剣の大振りは空を切ってしまうが、アルテミスという騎士はそこで終わってしまうほど未熟者ではない。
(信じられない事なのだが彼女は現状の猟兵の中ではトップクラスの腕の持ち主の一人なのである。どこのパラーメーターに全振りしたかは丸わかりのどぢっ子ではあるのだが)
 大剣の勢いを殺さずもう一回転、力任せに袈裟切りで一閃をする。
 さしものウォークグルェートもこの攻撃は大斧でその威力を受け止める。

「敵は私が押さえます、アルテミスさんは攻撃続行をっ!」
 後ろで詠唱をしていた”いちご”からの声を受けアルテミスは唾競合いを演じる大剣に力を込めさらに押し込もうとする。
 巨漢のウォークグルェートと互角近い力で押し合う二人の足元の地面にヒビが入り二人は軽く沈んでしまった。
 
 そんな限界ギリギリで踏ん張っている足ににゅるりと違和感が巻きつく。
「え……?」
 まさか……今回だけで2度目の???
 自分の想像するまさかを確かめるべく、首をギギギギと回し後ろを振り返るとはたしてそこあったのは……。
「何で巻き込まれてるんですかー?!」
 聞くまでもないがいちごが異界から召喚した触手の群れだ。

 たまにこういった制御不能の事故というものはあるらしい……たまに……あくまでたまにだ……んっ?

 剣圧が弱まった所でウォークグルェートが一斉にアルテミスの剣を腕を足を全てを拘束してしまう。
「今助けますね!」
 いちごが慌てて助けに入った時にはすでにアルテミスは双方の触手に飲み込まれてもう全身が舐られ弄られ巻きつかれと大惨事。
 どうやら触手の中でアルテミスが大股開きの状態で拘束されているらしく、触手の中に手を突っ込んで引きずり出そうと試みる。
「やっ、いちごさん、そこは違っ……!」
 胸の先端を執拗に引っ張られ上が脱げてしまう。
 さらに移動して下着に触れると今度は乙女の秘密にまでその指先が……。
 やわらかいふにゃんとした感触、粘液だらけでわからないが外に引っ張り出すにはこれだーっと一気に手を引き抜いた。
 思ったよりも軽い感触。
 そして尻餅をつくいちご、その手に握られていたのはただの布切れ。

「って、これ、アルテミスさんのぱんつ…?」
 開脚したままのアルテミスの■■■■■の■■■■はすっかり出来上がり■■■はもう触手で大変な事になってしまっていた。

「見え…って、すみませんーん?!」
 とうとう放送事故まで起こしてしまうとは……やはり恐るべしはいちごさんの触手攻撃。
「いちごさんがいくら同性でも恥ずかしいものは恥ずかしいです~っ」
 あっ……はい、そこにいるいちごさん男の娘ですけどね南無南無。


「オ前ラダケデ何ヲ楽シンデオルカ!」
 すっかり蚊帳の外にされていたウォークグルェートが渋れを切らしアルテミスを自分の方へと向けると顔の前まで持ち上げた。
「フム……ミタトコロ未ダ……トイウトコロカ」
 ジロジロとつぶさに観察をしそして汚らしい舌でベロリとアルテミスの身体を舐め上げた。 
「コノ味は15歳テイドノ……(味を確かめ)騎士と(咀嚼し)聖者ノ味トイッタトコロカ……」
 このウォークグルェートにかかれば嘘をついてる味すらばれてしまいそうな威圧感(プレッシャー)を感じる。

 吟味が終わったのか……ウォークグルェートはアルテミスをいちごに投げて寄越すと悠然とその場へと座った。

「ガキハ帰ル時間ダ……、サッサト ツレテ帰レ」

「うっ……」
「見られた……見られた……」
 何も言い返せないいちごと、同じ事をうわ言のように繰り返すアルテミス。
 二人は再戦を誓い合いその場を離れるのであった。

 

 一方残された薄暗い広い空間の中では
「グヘヘ……ココカラハ大人ノ時間ダカラナ……」
 ウォークグルェートの肉体がさらに強化され不動の者へと近づいていく。
 やがて周囲に倒れていた人影が一人二人と起き上がると皆一様に自らの主人の元へと集まっていくのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

シェルティリア・ヴァーシュ
アドリブと絡み歓迎ですわ!
状況お任せですわ!

「屈辱ですわ…」
黒い外套の人…何者ですの!
そしてあの方にはなんて事を…
朦朧としてたは言い訳になりません
今度は予め防護術を準備しますわ

「平静を保つのよ…で、でもなんだか身体が…」
新しい術は相手の攻撃を鏡写しに相殺する魔法
失敗すれば鏡写しの攻撃も私に来ます
でも失敗しなければ良いのですわ

「しょ、触手にはもう負けませんわ!」
出来る限り汚れを取ってボス撃破ですわ
でも、あんなに臭かったのに今は甘く感じて…
な、なぜかお腹が疼いて身体も熱くて…もじもじしますの

「こ、こんなの…だめですわ…」
あの臭いのやヌルヌルが癖になってますの?
熱いですわ!?



●騎士姫の望むもの

「屈辱ですわ……」
 最低限の身支度を終え、再び迷宮へと赴いたシェルティリア・ヴァーシュ(ヴァーシュの騎士姫・f12470)の心の内に芽生えた羞恥心はもはや我慢の限界を超えようとしていた。
 誰かに助けてもらったのはまだいい猟兵同士助け合うのは良いことだと騎士としての心がそれを許す。
(「だが朦朧とした意識だったとはいえ助けてくれようとしたあの方にはなんて事を……。
 朦朧としていたことは否めません……」)
 己が口走っていた言葉が鮮明に頭の中でリフレインする。

 一刻も早くこの汚名を返上したい、その想いが身体を突き動かした。
 入口近くまで戻されたとはいえ学園へ戻っている時間はない、あんな目に合う生徒を一人でも救い出さなければいけないのだ。
 湯浴みもせず新しい下着だけを付け直すと他の猟兵と待ち合わせる事もなく探索にさっそく復帰していたのだ。

 だが本当にそれだけなのだろうか?
 身に纏う衣服は本来聖気すら感じさせ、清純さを強調していた純白い衣服もすでに黄色いシミだらけである。
 髪の毛どころか全身から粘液で汚された臭いが漂うという普通であれば真っ先に脱ぎ捨て着替えるだろうというプロセスが何故か抜け落ちてしまっている。
 漂う臭いが鼻腔に満ちるごとに不思議な感覚が広がっている事もわかっていたはずだ。

 だがそんな逡巡ももはや終わりの時間だ。
 かなり広めの空間なのだろうその中央部でウォークグルェートが数段高い石畳を椅子にして余裕ともとれる傲慢さでそこに鎮座していた。
 足元は性と蜜そして粘液の交じり合った水溜りだらけであり部屋中に淫靡な臭いが充満する異様な空間である。
 覚悟を決めて歩を進めるシェルティリアは無意識のうちにぺろりと唇を舐めていた。

(「今度は今度こそは大丈夫……予め防護術の準備をしていますわ」)
 そう自信満々な仕草をとってみたものの一抹の不安は隠せないシェルティリアであった。



「ウォークグルェート! 覚悟するのですわ。」
 さっそく騎士の習いに従い名乗りを上げ始める。
「私こそがヴァーシュ家が一子シェルティリア、あなたを打ち倒す騎士ですわ」
 手に持つ聖剣を高く掲げてから目の前にいる倒すべき敵へと突きつける。

「ホウ、デカパイ娘ニソンナコトガデキルノカ?」
 あくまで余裕のウォークグルェートが大斧を持ちようやくその巨体を起き上がらせ一歩一歩近づいてくる。
「舐めないでいただきたいですわ!」
 聖なる力を付与した剣を構え直しジリジリと間合いを詰めていくシェルティリアに早速何本もの触手が襲いかかり、それを剣に纏わせたオーラで弾きどうにかいなしていく。
 一呼吸置いて一斉に襲い掛かる触手にシェルティリアはとっておきの新技『悪辣な鏡像(エスピエーグル・ミロワール)』を使うべく構えを解き全身を脱力させていく。
(「この技に大事なのは平常心……平静を保つのよ…で、でもなんだか身体が…」)
 この部屋に入ってからというもの何か違和感は感じていた、っだがこのような大事な場面で変調を来たすのだけは勘弁してほしいと思う。

 すぅと息を吸い込むと静かに唱えはじめる……」
「鏡よ鏡! 幻を作り惑わせなさい!」
 生み出される魔法の鏡の準備は出きた……だがこの技はまず無防備にこれを受け耐え切る所から始まるのだ。
 纏わりつく幾多の触手が触れる寸前でうねうねと蠢き視界も聴覚も嗅覚さえにも早く諦めろと訴えかけてくる。
「しょ、触手にはもう負けませんわ!」
 思い出されるウォークよりの触手触手触手肉棒触手触手触手触手。
 ぐにゃりと視界が歪み教え込まれた幾つもの痴態を思い出し始めてしまうともはやそれは止める事が出来なく連続で脳内を駆け巡った。
 下腹部の内側から広がっていく熱さがあっさりとシェルティリアの集中を途切れさせ、ダムが決壊するがの如く全ての触手がか弱い手足を絡めとり衣服の中へも潜り込んだ。
「そっ……そんな!?」
 驚きの声をあげたシェルティリアではあったが潤んだ瞳はこれをこれこそを自分は待ち望んでいたのだと訴えかけている。

「ナンダ……オ前、スデニワガ眷属ニ可愛ガッテモラッタ後ダッタヨウダナ」
 ウォークグルェートの下卑た声に言われるまでもなく自覚は、そう自覚はあったのだ。
 そもそも学園まで帰りながら髪すら拭かずにここへ戻ってきたのか?
 すっかり悪臭を放つ聖衣を着替える事もなくそれに身を包んだままなのか。
 そして何よりせっかく履き替えたはずのショーツがすでにぐっしょりと濡れてしまいとても人前に出れる姿ではないということだ。
 
 だがもうそのような些細な心残りなど不必要だろう。
 なぜなら聖衣は触手によりすでに生地の半分以上が破られてしまい下着もまた剥ぎ取られ床に落ちている。
 口内に侵入した触手は歯磨きするように舌や歯茎に粘液を染みこませ喉に熱いものが流し込まれる。
 臭い。苦い。またこの味を思い出してしまった……そう思う事が出来たのはほんの数分。
 ウォーク達に念入りに仕込まれウォークグルェートの比較にならない粘液の効能は内部から肌から全ての常識を作り変えていくようだ。
(「あんなに臭かったのに今は甘く感じて…な、なぜかお腹が疼いて身体も熱くて…もじもじしますの」)
 目の前に見える脂肪の固まりかのような腹を見ていると何故こんな奴に感じなければとの思いが強くなるが、その視線の隅に見える物に気付いてしまうとそんな汚らわしいと思う心は一気に霧散してしまった。

 まるで腕のような太さの直立する剛直が視界一杯に広がるようになると、シェルティリアの蕩けきってしまった思考で理解できたのは自分が今からどんな目にあってしまうかとの羨望。
(「私はこれで今からウォークグルェートの物にされてしまうんだ」)
 そこからは急速に思考がぼやけていく。
 後はただ身を任せるのみだった……。




 どれほどの時間がたったのだろう? 数分かそれとも丸一日?、それともそれ以上?
 時間の感覚などすでに無い……それどころか今の自分の状態さえもわからない。
 焼けるように熱い臀部から背骨へと抜ける快感と激しい水音。 
 曇った思考がはっきりと覚醒してくると自分が先ほどから腰を後ろに打ちつけているという単純な事にようやく思考が追いついた。
 全身が粘液は違う体液で汚されているということはつまりそういうことなのだろう。
 恐る恐る視線を後ろにずらすとウォークグルェートの腹へと自分の尻を打ち付けている現実。
 腹と尻の間に見える腕のようなそれは……。
「こ、こんなの…だめですわ…」
 思わず声に出し現実を拒否しようとする。

「ホレッ 休ムナコノデカパイ女メ!」
「もっ 申し訳ないのですわっっっ♪」

 シェルティリアがイケない何かに目覚めしまったかもしれない瞬間だった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

シェラフィール・ディー
チーム三姉妹連携1

「まったくとんだ誤算でした…」
全身ぐっちょり。服も情けないあり様…
な、なによりその、下着…っ
…で、ですがここで引く訳には参りません!

アルエットと…何をしていたのか聞きたくないお嬢様とも合流できましたし――
…それにしても、ぬるぬるで、もう…っ
こうもなると動くたびに服の中でねちゃついて泡立つみたいで匂いも…っ、集中です、集中…ぅ゛ン(にちゃッ)

敵はああ見えて強敵。【胡蝶剣】で迫る触手を片端から斬り払います。ますが…
その…む、胸やお尻をみる時だけ、あんなギラついた…こほん
…大丈夫、です…興味はもたれないはず、なので…
不摂生なお肉に捕まるなどとヘマはきっと、きっと致しません―――っ


アリア・ティアラリード
チーム三姉妹連携2

「お姉ちゃん、今日はちゃんと準備してきたんです!」

【早着替え】で制服から競泳水着へ!
陵辱されるシェフィちゃんを【手を繋いで救助活動】

触手が全身に絡み付き、媚毒粘液まみれにされても
来ると分かっていればUC対応出来るは…ず、っ…なのに…っ!?
防具を破壊する大斧…違う、放たれた一撃は凶悪な触手の蹂躙陵辱
大斧と言えない事もない先太りの触手が一気に這い込んで…

粘液でヌルヌル透け透けにされた白い超ハイレグ競泳水着は
水着の中でピンクの触手が爆乳やお尻を嬲る所を丸見えに
それでも必死に【おびき寄せ捨て身の攻撃】で耐えます
でもハイレグを思い切り股間に食い込まされ
私の絶頂と共に水着は引き裂かれ…!


アルエット・ブラン
チーム三姉妹連携3
アドリブ歓迎

「二人とも心配…大丈夫、かな…」
人狼だから…匂いがキツい…
それに二人共ふらふらだし、私もなんだか熱い…から…

「ん、奥の手…使う、ね?」
平行世界の私を呼ぶ、ね?
違いは肌が褐色
目が赤くて、生意気そう…だよね…
それと…ツンデレ?な性格…
あ、レオタードは白い…

「平行世界の、私…よろしく、ね?」
『私の出番ね?しょうがないわね!』
二人で頑張ってボスを、倒すね…
そうすればおねーちゃん、達…楽にさせてあげれる…
触手…?
頑張って、避ける…ね?

「ん、なんだ、か…やだ…ぁ」
『な、何するのよこの豚! や、やだ!?』
ぬ、ぬるぬる…いや…
そんな、所…さわらない、で…
おねーちゃん…たすけ、て…



●淫靡なる罠

 地下迷宮の奥深く、探索を続ければ必ず行き着く大部屋がある。
 それこそがウォークグルェートがあえてすぐに地上に向かわず狩場として淫行の限りを尽くす異様な空間。
 数限りなく混ざり合った物が部屋中の床や壁に飛び散り濃厚すぎるほどの臭いを充満させている。
 ここに近づく通路にさえそれは漏れ出しており知らず知らず近づくものは皆徐々にそれを吸い取ってしまい、ここに到着した時点でほぼ発情期と変わらない状態に成り果てている。
 
 部下共を地上に向かうルートへと向かわせれば必ず敵対する奴らはここへと向かってくるだろう。
 ウォーク共がやられるのもまたやむなし、それまでに敵対する愚かな連中も触手の洗礼を受けているはずだ。

 そんな状態でこの部屋に辿り着いた者は……”生身の生き物”であれば一人残らず性欲が最大限引き出され、知らず敗北を受け入れる心の状態が作り出されていたり、羞恥心や嫌悪感は心への麻薬へと変化し、無垢なる者ですら強制的に身体を目覚めさせ発情期状態にさせられてしまう。
 
 これまでここにやってきていた者も多かれ少なかれその影響は受けていた。
 だがウォークグルェートはあえて幼い年少者達には手を出さずここまでその底なしの性欲を我慢してきた。
 自身の性欲が理性を上回る性質の為にあえて淫行を為さずに我慢していた事その身体能力は限りなく高みへと昇華されていたのである。
 これまでの犠牲者達の腕が悪かったわけでは決してない、ウォークグルェートが単純にありえないレベルの強さを持っていたというわけだ。

 そんなウォークグルェートの待ち受ける大部屋に辿り着く犠牲者がまた歩を進めてきているのだった。

『すでに身も心も罠にかかっている自覚すらないままで……』



●チーム三姉妹

 「まったくとんだ誤算でした…」
 粘液やら何やらありとあらゆる体液で全身はぐっちょり。そしてあえて原型がそれなりに残るように染みこむ所か内側にまで大量に吐き出され汚されたメイド服。
 何より気付いて、気付いてしまったのだ……それは決して気付くべきでは無かった事。
 穿き直した下着が脱げる寸前に見てしまった透明の蜜あれは……。
 シェラフィール・ディー(オニキスロード・f03454)はそのすでにわかりきっている答えを振り払うように首を振る。
 
 別行動をとっていたアルエットとも合流できた。
(ぬちゃり)
 何をしていたのか聞きたくもない”お嬢様”とも合流できた……のだが、何やら準備があるとか始めたので無視をして置いてくることにした。
(にちゃっ)
「……あぁ、それにしてもぬるぬるで、もうっ。」
 生地と先端の間の粘液が潤滑油になり擦られ熱さが広がり思わず身をよじる。
 念入りにメイド服へとそそがれた体液がねちゃつき泡立ち臭いを放つ。
「集中です、集中…ぅ゛ン♪」
 本当に気付いていないのだろうかすでに洪水と呼んでいい状態だという事を。 
 先ほどまで臭いなどと嫌っていたはずのなのにが今ではもうすっかり……。


「二人とも心配…大丈夫、かな…」
 仲良しの姉達と共に歩いているアルエット・ブラン(ゆりかごの月・f03968)の青い瞳が外套の隙間から心配そうに潤む。
 準備があるとかで残してきたアリアと、ここから先には戦いが待っているというのにそれに異議も唱えずあっさりと先に進んでしまうしっかり者のシェラフィールに違和感を本来なら感じ取れていたかもしれない。
 二人共ふらふらだし本当にこのまま進んでもいいのだろうか?とも思う。
 だが今のアルエットは”そんな些細な事よりも”この迷宮に入ってからずっと感じていた感覚が何なのか本能的に理解を始めている頃合だった。
 人狼であるアルエットの嗅覚は何倍も鋭い、だからこそ充満する臭いを誰よりも多く摂取してしまっている。
 しかもこれまでに何人もの犠牲者達を助けるうちにその身に注がれた交じり合う臭いも全部嗅いでいるのだ。
 罠とか以前に幼い身体のスイッチが入ってしあっていても何もおかしくはない。
「なんだか……熱い……ね」
 そう言うや否やこれまで身を隠してきた外套を脱ぎ捨てて拾うことも無く歩みを続けた。
 ユーベルコードを使う以前からそれもこんな道端に脱ぎ捨てるなど普段であればありえない行動、だが横にいる姉もそれを咎めず頬を赤く染めながらふらふらと歩いている。
 ……問題なし……だねと自分の姿を一応確認する。

 愛用のレオタードは外套の中に吐き出された粘液でぐっしょりと濡れしかも隙間から注がれた物に至ってはレオタードの内側でぐちゅぐちゅと”心地のいい音色”を奏でている。
 隣にいる姉もきっとこの音を愉しんでいるだろう……ん?
 何か思考に違和感があったが気のせい……のはず。
 年齢の割りに育った双乳の先端がレオタードごしに尖っていて擦れるたびに電気が走る……うん、問題ない……ね。
 そして視線を下にずらせばいつからそうなってたかかわからないが、おいったり閉じていたその場所に生地が食い込み今ではすっかり出来上がっている……うん、助けた人達と同じ、問題ない。




 結局アリアの合流は遅れ、しかも時間に余裕が無いわけでもないのにウォークグルェートと二人で対峙することとなったシェラフィールとアルエット。
「ん、奥の手…使う、ね?」
「では、シェフィーが時間を稼ぎますね」
 手に持つ幻魔刃を構えたシェラフィールが襲い来る触手を精彩の欠ける動きで牽制を始めた隙にアルエットが戦力不足を補おうととっておきのユーベルコードを発動させた。
 やがて現れるもう一人のアルエット、その姿は白いレオタードが映える褐色の肌に燃えるような赤い瞳……そして何よりとても生意気そうなその表情。
 まるで正反対。
「平行世界の、私…よろしく、ね?」
『私の出番ね?しょうがないわね!』
 決まりの言葉で互いを見詰め合う二人、だがそこですでに異変は始まっていた。
 呼び出されたばかりのもう一人の自分が一瞬で蕩けた表情へと変化して何度も痙攣しそれが治まるとアルエットに口付けをし舌まで絡めてくる。
 アルエットはそれに抵抗もせずただ受け入れた。
「二人で頑張ってボスを、倒すね…」
『二人で頑張ってボスに、ヤられよう』
 何かがずれている違和感。
「そうすればおねーちゃん、達……楽にさせてあげれる…」
『そうすればおねーちゃん、達と……気持ちよくなれるよ』
 でも何がずれているのか理解できない。
 触手…?
「頑張って、避けよう……ね?」
『頑張って、味わおう……ね?』
  ……ようやく唇を離した二人の間には光るものが伸びていた。


(「何をやっているのですか……もう」)
 触手を必殺の胡蝶剣で片っ端から薙ぎ払い続けていたシェラフィールだったがアルエットが一向に援護にこない。
 自然目の前のウォークグルェートに意識がいくのだがどうしても気になって仕方がないことがある。
(「その…む、胸やお尻をみる時だけ、あんなギラついた…こほん」)
 子供扱いせずにちゃんと自分を見てくれている?
(「…大丈夫、です…興味はもたれないはず、なので…」)
 あぁ……あの熱い視線がこの”卑しい身体”に注がれるだけで……。
(「不摂生なお肉に捕まるなどとヘマはきっと、きっと致しませんっ」)
 身体が燃え上がってしまいます……っ。

 相反する想いが渦巻き天秤が傾いた瞬間だった。
 シェラフィールはすでに武器を落としへなへなと座り込むと自らの手で自分を慰める。
 それは知りたくもないと先ほど思った異母姉アリアがしていたのと同じ行為、奇しくもその弄り方までが全く同じである。
 ウォークグルェートの触手が這い寄り……。。
「あぁ……ごしゅじん様ぁ……♪」
 その口から漏れる言葉からはすでに戦う意思は感じられなかった。


 少し時間は遡る。
 三姉妹チームの長女アリア・ティアラリード(エトワールシュバリエ・f04271)が”早着替え”にて競泳水着姿になろうとしたのは移動中の通路での出来事。
 すっかりボロになっていたずぶ濡れの制服を脱いでみた所、これはいけないお姉ちゃんたらすっかり発情しちゃっていました。
 冷静に考えた結果。
「ふむふむ…ふんふん……な〜るほどっ♪ お姉ちゃん分かっちゃいました!」
 ……いや、そうでもないかな?

「こんな状態で二人の前に出てはお姉ちゃんの立場は地に墜ちてしまいます。ここはきちんと準備していかないといけないかしら」
などと自分に言い聞かされ慰める事……1時間(バキッ)。
 あれ? お姉ちゃん急に時計を踏み潰してしまいました……てへ。
 なんて舌を出しながら頭をコツンするお姉ちゃん、V字回復は無理じゃないですか?

 ようやく出遅れたアリアが辿り着いた時にはすでに戦闘は終わっていた。
 このに広がる光景にアリアは厳しい表情をする……つもりがすっかり蕩けて興奮状態。
(「あぁぁ……色違いのアルエットちゃんまでいて二人で乳繰り合って初々しくてお姉ちゃんまた催してしまうかも♪」)
 触手があんなことやそんな所に……そうそうそっちそっち……うん、そのまま……あーっ悦んでる悦んでる♪
 
 触手に捕まったばかりのアルエット達は最初こそ
「ん、なんだ、か…やだ…ぁ」
『な、何するのよこの豚! や、やだ!?』
 巻きついてくる触手に囚われながらそれなりに抵抗していた。

「「ぬ、ぬるぬる…いや…そんな、所…さわらない、で…おねーちゃん…たすけ、て…」」
 来るはずのない救援を求めてもう一人の自分と互いに抱き合う。

 ……と確かに最初は嫌がっていたのだがそれからどれだけ時間がたったのかアリアが到着した頃にはすっかり全てを受け入れてしまっているようだ。
 それどころか触手をまるで大事なお友達のように優しく扱っている。


 そしてシェフィちゃんはっと……むむむ全身くまなく真っ白に染め上げられて、ウォークグルェートのをあれを……ああっこんなことやこんなことを!?
 そんなご奉仕、お姉ちゃんもしてもらった事ないんですけど!
 なんですかその恋する乙女みたいな表情は!
 そしてむちむちお尻を振っておねだりだなんて!
 ……ええ、平手打ちされてるのにあの表情って!
 お姉ちゃんの許可無くそんな非道は許しません!(ふんす)

 迷うことなくシェフィちゃんの下へ駆け寄って手を繋いで救助を……って何で手を振り払っちゃうの!? お姉ちゃん地味にショックですよ?
 えっえっ……なんでそんなゴミでも見る目でこっちを見るんですっ??
 えっ……メイドお仕事を邪魔するな?
 ……などと手間取っていたらすでに全身触手まみれです。
 私の極光護封陣(ノーザンライツ・ウェッジ)で対策はばっちりですお姉ちゃん分かっちゃいました。
 塗りつけられ今のお口に流し込まれてるのは媚毒粘液。
 これを飲まされたらもう抵抗不能、こんな事実私じゃなきゃ見逃しちゃいますね。
 触手に防具が今破壊されたのも防御不能、来るとわかっていて対応できるはず……なのにっ!?
 そんな身動きできない所へ先太りの触手なんて!?
 粘液ですっかり透き通ってしまった広いハイレグ競泳水着の内側をピンク色の触手が這いずり回り何もかもが丸見えにされている。
 容赦のない刺激に頭が沸騰しそうになるのをどうにか堪えるアリアだったがハイレグを思い切り股間に食い込まされ嬌声をあげると同時に水着が引き裂かれ極太の触手が……!!

(「あれからどれぐらいたったのでしょうか……?」)
 仰向けで寝かされ触手塗れのアリアの視界には、アリアの真上に被さるよう四つん這いのシェラフィールが恍惚の表情で”ご主人様”からのお情けを戴いている。
 ウォークグルェートに抱っこをされた”アルエット達”はこぞって豚の胸板に擦り寄って甘え続けている。

 何か大事な事を思い出そうとしていたアリアだったが、崩れ落ちてきたシェラフィールの替わりに今度は自分にお情けが貰えるのだと理解すると蕩けながら破顔するのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

エルーゼ・フーシェン
ボスのウォークグルェートと対峙して、撃破するわよ。
嬲っている最中なら隙を突いて奇襲するわ。

「絶対に出すわけにはいかないわね」
双刀『花鳥風月』を抜き、『トリニティ・エンハンス』で攻撃力を上げて剣舞を繰り出すわ。
【怪力】を生かした【なぎ払い】、【衝撃波】で追撃を行い、【第六感】と【見切り】で相手の攻撃を回避して【カウンター】で【二回攻撃】を繰り出す!

前回はやられたけど、今回は気を付けるわ。
思い出したらまた疼いてしまうけど、しっかりしないと。

※アドリブ、他の猟兵との絡みOK

※エッチなハプニングなどもOK


トリガー・シックス
「エルーゼは大丈夫なのだろうか」
話を聞いて後続として突入する。捕まって嬲られていれば救助を行う。
「返してもらうぞ。そいつにも帰りを待つ家族がいるのでな」
『ジョーカー5s』を【早業】で素早く抜き、【クイックドロウ】で射撃して触手を撃つ。
『幽幻なる狩人』を呼び出し、気を引き付ける間にエルーゼを【救助活動】で助け出す(他もいれば救助)
【地形の利用】と【忍び足】で隠れて移動しつつ、『黒死蝶』で【スナイパー】を行い、毒の矢を放つ。
「こいつが死のうがどうなろうと関係ないはずなのだがな」
『拳銃型フックショット』を使い、天井付近から『太極刃【昂陰】』を抜いて奇襲し、視力を奪う。

※アドリブ、他の猟兵との絡みOK


郁芽・瑞莉
だ、大事な部分は辛うじて死守しましたが……。
これがウォークの恐ろしさ、なんですね。
そして、この奥に一匹で数十のウォークに匹敵する能力を持つ、
ウォークグルェートが……。

そこまで考えた瞬間身体が熱く。

んっ……、弱らせる方法は、やはりあれしかないのでしょうか?
仕方ないですよね。私もあれから身体が火照ってしょうがないんです……。

身体の火照りに負けて思考も狭くなり、
隙を作るためと自身を差し出してしまいます。
「とっても大きい……。私、もう限界なんです、よ?」

ですが無意識で七星七縛符を用いて、
敵の動きを縛って倒す方の援護をしますよ!
「因果は巡り……、私を縛れば、貴方も縛られる……」

アドリブ・絡み歓迎です!


アイル・コーウィン
まさか迷宮に入った途端、ウォークグルェートに遭遇するなんてね。
いえ、私の新技を試すには丁度いい相手、全力でヤらせて貰うわよ!

敵と対峙したら、すかさず攻撃……じゃなくて、服を脱ぎながら相手を挑発するわ。
いえ、これはもちろん後々の作戦のための行動よ?
決してエッチな目に合いたいとか、触手やら何やらで嬲られたいからとかじゃないからね?

とにかく相手に捕まって、されるままに快楽を得るわ。そして何度か目の限界に達しそうになったその時、UCの「羞恥心の限界突破」を使用するわ!
これは受けた快感を倍にして返す技、つまりそれまでに受けた快感が強ければ強いほど効果を発揮するって事。
これで奴を見事骨抜きにしてみせるわ!



●淫靡なる罠

 地下迷宮の奥深く、探索を続ければ必ず行き着く大部屋がある。
 それこそがウォークグルェートがあえてすぐに地上に向かわず狩場として淫行の限りを尽くす異様な空間。
 数限りなく混ざり合った物が部屋中の床や壁に飛び散り濃厚すぎるほどの臭いを充満させている。
 ここに近づく通路にさえそれは漏れ出しており知らず知らず近づくものは皆徐々にそれを吸い取ってしまい、ここに到着した時点でほぼ発情期と変わらない状態に成り果てている。
 
 部下共を地上に向かうルートへと向かわせれば必ず敵対する奴らはここへと向かってくるだろう。
 ウォーク共がやられるのもまたやむなし、それまでに敵対する愚かな連中も触手の洗礼を受けているはずだ。

 そんな状態でこの部屋に辿り着いた者は……”生身の生き物”であれば一人残らず性欲が最大限引き出され、知らず敗北を受け入れる心の状態が作り出されていたり、羞恥心や嫌悪感は心への麻薬へと変化し、無垢なる者ですら強制的に身体を目覚めさせ発情期状態にさせられてしまう。
 
 これまでここにやってきていた者も多かれ少なかれその影響は受けていた。
 だがウォークグルェートはあえて幼い年少者達には手を出さずここまでその底なしの性欲を我慢してきた。
 自身の性欲が理性を上回る性質の為にあえて淫行を為さずに我慢していた事によりその身体能力は限りなく高みへと昇華されていたのである。
 これまでの犠牲者達の腕が悪かったわけでは決してない、ウォークグルェートが単純にありえないレベルの強さを持っていたというわけだ。

 だがそれも幾多の猟兵達が身を捧げ、性欲のままに行動させたおかげで知らず知らずのうちにかなりの弱体化が進んでいた。
 淫行と侮るなかれ、今回の敵を倒すには必要な措置だったのだ。

 怨敵ウォークグルェートを討伐するにはもう後一押しという所まで来ている……そうもう一息。


 どこまでも長く長く感じる迷宮奥深く、よろよろと歩いては立ち止まりを繰り返す少女が一人。
 息を荒げ高揚したままの状態で歩を進めているのは郁芽・瑞莉(陽炎の戦巫女・f00305)、対ウォーク戦で捕まり一晩以上に渡り嬲られ続けてしまったせいで覚えてしまった数々の淫技。
 霊符で中途半端に守ってしまったせいで最後の最後まで達する事が出来ず身体の芯に付いてしまった火が未だ燻り続けている状態なのだ。
 目を閉じればウォークの臭いも味も手触りも全てが鮮明に思い出せてしまう、しかも全身くまなく見られてしまい霊符で隠せた場所だけが無事だった……という程度の有様だ。
 今でもあの夜を思い出すと……ゴクリと喉を鳴らして期待に胸膨らます自分がいる。
(「だ、大事な部分は辛うじて死守しましたが……これがウォークの恐ろしさ、なんですね。」)
 はふっと吐息が漏れる……。
 通路にまで流れていていた臭いがより濃厚になるのを感じつつ心の奥底にある羨望が高まっていくのを瑞莉はもう認めるしかなかった。
 通路が終わりそして濃厚な臭いの充満する部屋が見えてきた。
(「そして、この奥に一匹で数十のウォークに匹敵する能力を持つ、
ウォークグルェートが……」)

 そこまで考えた瞬間身体が一気に熱くなってしまった。
 
 思考がぼやけてしまう。
 ウォーク達に徹底的に仕込まれてしまってからというものここに戻ってくるまでに過ごした時間を思い出してしまった。
 数十のウォ-クに匹敵……強さが? 何の強さが……それってもちろん……などと思っているうちに、ニヤニヤと笑っているウォークグルェートの目の前に武器すら持たずに無防備に立っている自分に気付いてしまう。

(んっ……、弱らせる方法は、やはりあれしかないのでしょうか?
仕方ないですよね。私もあれから身体が火照ってしょうがないんです……)
 すでに戦うとい選択肢そのものが消えてしまっていることに何の違和感もない。
 それに嫌でも目に入ってくるウォークグルェートのウォークとは比べ物にならないサイズの触手やすでに正面で直立しているそれは……。
(「これは隙を……そう隙を作るためですから決して決して……あぁ」)
 物欲しそうに見つめる視線をそして漂う粘液とは違う雄の臭いを嗅ぎ取りながらあぁと大事な事に気付く……今はまだ誰もここに到着していない次期尚早である……と。
 ならば今すべき事は。

「とっても大きい……。私、もう限界なんです、よ?」

 ウォークグルェートが未だに手を出してこない以上はこのまま作戦を続けるしかない。
 雄の臭いの原因に顔を近づけると赤い舌を伸ばしそして……ぴちゃりぴちゃりと音を立てて舐め始めた。
 待ち望んでいた雄の味を飲み込み身体の芯で燻る種火が一気に全身に飛び火してしていくのを瑞莉自身には最早止める事など不可能だった。
 さらに触手が巻き付いてしまってはもうどうしようも……。




 前回は完全に敗北した、雑魚と言われるウォーク達だけでもあれだけ厄介なのだ。
 ボスのウォークグルェートともなればどれほどの強さなのかわからない。
(「ウォークの触手だけでもあれほどの……あれほどの快楽を与えてくる……今回こそは気を付けるわ)
 舞うように迷宮を進むエルーゼ・フーシェン(双刃使い・f13445)は前回と同じ轍を踏むものかと気合を入れる。
 まだ前回の戦いとその顛末の残滓が身体に残ったままというのが心に引っかかるがあのような敵を地上へは出してはいけない。
 そんな想いが身体を突き動かしているのだ。

 徐々に濃厚になる臭いが目指すべき敵がこの先にいると告げている。迷うことなく通路を抜け最短距離で目的地へ続く竪穴へとその身を躍らせた。
 どこまで続くかわからない竪穴の暗闇にその姿は消えていく。
 しばらくの降下の後、真下に見えたのはウォークグルェートであろう巨体。
 そして触手でそのたるんだ腹へと固定されている黒髪の女性の姿、おそらくは嬲られている真っ最中なのだろうか身体が上下に揺れている。
 ならば今は防御に割ける触手の数も少ないはずだと判断すると双刀『花鳥風月』を手にも力がこもってしまう。
 炎水風の魔力を攻撃面に全種類集中し狙うは脳天真っ二つ!
「ムッ……アラテカ!」
 こちらに気付いたウォークグルェートの触手から粘液が飛ばされてくるのを豪腕で振るった双刀『花鳥風月』で薙ぎ払う。
 刃で弾かれたそれは何滴もエルーゼにかかってしまうが今はそれを気にしている場合ではない。
 自然落下で落ちながらさらに振るう双剣より衝撃波を放ち触手の内の一本を根元で切り裂いた。
(「来る!」)
 まるで敵の攻撃が来るのがわかっていたかのようにそこで翼を羽ばたかせ急減速。
 目の前を新たな粘液が飛び間一髪それらを避けると今度は下へと一気に急降下を始めた。
(「狙うは敵が動いた時……」)
 ウォークグルェートが大斧を面倒くさそうに振り上げるとそれを待ってましたとばかりにタイミングを合わせるのに……成功!
「汚らわしい豚めっ!」
「ヌウッッ」
 大振りの緩慢な動きだったことも幸いし斧の腹面を踏み台にステップしその双刀で嬲られている瑞莉を捕らえている触手を左右二本同時に切り落とした。
 苦悶の声をあげ苦しむウォークグルェートに捕まった瑞莉を助けようと、くるりと剣を回転っせ鞘へと納めると瑞莉の身体を引っ張り密着している部分を引き離そうとする。
 瑞莉に収まっていた人の腕ほどの太さもあるそれは長さもまた規格外。
先端が抜けると同時にその先端から放たれた液体がエルーゼの顔や胸元までを真っ白に染める。
「あぁっ……この獰猛な野生の雄の臭いはっっ」
 それの味を理解したエルーゼは惚けたように棒立ちになってしまいまたもや触手に絡まれてしまうのだった。



「エルーゼは大丈夫なのだろうか?」
 黒と紅色の防具で全身を隠す男は迷宮奥地へと急ぎ駆けている。
 三本線の引っかき傷と爪を合せた紋章と銃を咥えた狼の紋章の入ったクロークが唯一この人物が誰なのかを示す手がかりとなる。
 トリガー・シックス(傭兵・f13153)、それが彼の名だ。
 傭兵である自分に近づく者など滅多にいないのだがエルーゼは何故かこんな自分にでも懐いていてくれる……そう感じずにはいられない。
 そのエルーゼが無謀な敵との戦闘に出かけたまま未だに帰還しないとなるとつまりはそういうことなのだろう。
 想定される事態は恐らく、捕まり嬲られているという事だろう……。
 あらゆる事態に対応すべく持ち運んでいる大量の武器を使うときは今をおいてはないだろう。
(「待っていろエルーゼ」)
 エルーゼが通ったルートはだいたいの予測がつく。
 『拳銃型フックショット』を使い、天井にフックの先端を打ち込むと腰に装着、ワイヤーを緩めながら最短ルートを目指し真っ暗な竪穴へと降下していきその姿を消した。




 服は潜り込んだ触手に切り裂かれもはや原型を留めない。
 瑞莉とエルーゼの二人の身体はもう延々と交互にウォークグルェートに嬲られ続け、粘液なのだか体液なのだか区別の付かない物ですっかりコーティングされ瞳も虚ろにウォークグルェートの下半身に奉仕を続けていた。
 この頃にはウォークグルェートの凶悪だったサイズももはや半分近くまで小さくなっており二人によってどれだけ搾り取られたというのがわかろうというものだ。
 
 そこへ新たに現れた人物はこれまでここに来た者達とはどこか違う雰囲気を放っていた。
 迷宮の奥まで決意を持ってとか使命を感じてとかは全くといっていいほど感じられない。
 あまりにも自然体すぎるその人物の名はアイル・コーウィン(猫耳トレジャーハンター・f02316)トレジャーハンターだ。
 猫耳猫尻尾という外見はエルーゼと同じキマイラだと思われがちだがその正体は胸元に隠されているネックレスにつけられた一枚の硬貨。
 シーフだった元持ち主の影響で探索系に関しては天才ともいえる腕の持ち主だ。

 信じられない事だか彼女はこの迷宮に潜り始めてまだ10分もたっていない。
 迷宮入口から数分、鼻歌交じりに適当にトラップを発動させたらダストシュートで運ばれ気付けばこの部屋へと直行便だったのである。
 ウォークにも遭遇せずこの部屋までの臭気を長時間嗅いでるわけでもなし、ここにいる瑞莉やエルーゼのように強制的に発情させられているわけでもない。
 なのに……だ。
 この新たな増援と見えた猫耳少女は自ら服を脱ぎ始めウォークグルェートを執拗に挑発するかのような仕草やポーズを始めるのだった。



(「まさか迷宮に入った途端、ウォークグルェートに遭遇するなんてね。
いえ、私の新技を試すには丁度いい相手、全力でヤらせて貰うわよ!」)
 アイルはあっというまに目的の相手と会えた幸運に感謝する。
 複数の触手依頼経験者の彼女にとって……快楽は友でありそして趣味のようなものなのだ。
(「いえ、これはもちろん後々の作戦のための行動よ?
決してエッチな目に合いたいとか、触手やら何やらで嬲られたいからとかじゃないからね?」)
 
「ウオオオオオオオッ!」 
 その焦らしぷりにウォークグルェートのほうが我慢出来ずにアイルへと覆いかぶさる。
 鼻息も荒く腰を振るその姿は、もはや溜め込んでいた加護もほぼ失われてしまったただのウォークに近いものになっているのかもしれない。
 両手や口でも味わうアイルにとては少し物足りない相手となっていたのかもしれないが……。


 幾たびかの交わりの後、十分に快楽を得たアイルが反撃の口火を切った!
「気持ち良くしてくれたお礼、たっぷりと返してあげるわ……♪」
アイルのユーベルコード『羞恥心の限界突破(エクスタシー・リバース)』が不意を付く形で発動し今の今まで自分を押し倒していた何倍もの巨躯を誇るウォークグルェートを押し倒し逆に馬乗りになり快感を倍返しで送り返してしまう。
 思わず悶絶するそのたるんだ腹に擦り寄ってきた瑞莉がどこから出してきたのか白濁塗れの霊符を豚腹に貼り付けた。
『七星七縛符』瑞莉がここまで秘蔵してきた最後の霊符がウォークグルェートの触手を封じ使い物にならなくする。
 その横でエルーゼの拳が炎に包まれ脇腹へとパンチがめり込んだ。

 快楽に溺れていたはずの3人からの一斉攻撃にウォークグルェートの頭では理解が追いつかない。
「オノレ オノレ オノレ キサマラマダソンナチカラヲ……」
 だがそれでもトドメを刺すには一手足りなかった。


 振り下ろされた拳がエルーゼに命中するかと思った時、頭上から何発もの銃声が鳴り響いた。
 ウォークグルェートの腕が原型を留める所か吹き飛び無くなった腕が宙を切りエルーゼには届かない。

 はたして銃声の主は……天井にある竪穴からワイヤーで降下してくる傭兵トリガー・シックスだった。
 おちついた動作で『ジョーカー5s』という名の自動拳銃から空の薬莢を捨てスピードローダーで最速でリロード(再装填)を完了させる。

「おい豚野郎。そいつはお前にはもったいな女だ、返してもらうぞ。そいつにも帰りを待つ家族がいるのでな」
 エルーゼと他の女性の無事を確認するとトリガー・シックスは天井方向へと高く『ジョーカー5s』を投げ、自らはワイヤーを切り離して飛び降り腰の小太刀に手をかける。

 飛び降りた勢いのままそれら漆黒の小太刀【陰狼】と金色の小太刀【昂龍】の双刀『太極刃【昂陰】』を汚らわしいウォークグルェートの目へと突き刺した。

 ウォークグルェートも避けようとはしていた。
 だがアイルにより捻じ伏せられしかもこの状況の中、未だに襞での感触を味わうために腰をくねらせる正真正銘の色好き猫娘の前では動く事もままならず両の視界を奪われてしまう。 

 人質にしようと残った腕が掴んだのはトリガー・シックスの作り出した幽幻なる狩人(ファントムハンター)。
 これでは人質の役にも立たないこの忌々しい敵はどこだ?
 失われた視界の事も忘れウォークグルェートはキョロキョロと首を振り敵を探そうとする。
 
 そのすぐ脇に、全裸のエルーゼの腰に片手を回し抱き寄せるトリガー・シックスの姿があった。
(「こいつが死のうがどうなろうと関係ないはずなのだがな」)
 そう内心呟くもののそれが本当に本心なのかどうか……はまた別の機会にだ。

 トリガー・シックスが空いている方の利き腕を静かに天に掲げると天井の暗闇から先ほど真上に投げた愛銃『ジョーカー5s』が回転しながら落ちてきてハマッたかのように彼の手に収まった。
 激鉄を起こし回転式弾装が時計回りに少し回転する。 
 銃口をゆっくりとウォークグルェートの頭部へと向け……。
「豚野郎……こいつがお前の引導代わりだ、迷わず地獄に墜ちるんだな」

 ……全弾を容赦なく撃ち込んだのだった。




●戦い終わって
 こうして数々の猟兵達の戦いの末に、今回の事件を引き起こしたオブリビオンは退治することができた。
 この初心者用の迷宮もすぐに通常の難易度にまで敵の種類は下がるだろう。

 戦いは終わった。
 この戦いで汚れ、そして疲れた者を癒すため猟兵達は準備されているという温泉へと向かうのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 日常 『アルダワ式・魔法蒸気温泉』

POW   :    熱い湯やサウナに長く漬かり疲労回復

SPD   :    たっぷりの泡で全身を洗ってピッカピカ

WIZ   :    魔力も込めたミストで身体の芯から疲れを追い出そう

👑5
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●魔法蒸気温泉へようこそ!

 魔法が行き渡り数々の施設があるこの温泉はまだ完成したばかり。
例に出されている以外の種類の温泉も用意されているここは魔法のパラダイス。
熱い風呂から屋上露天風呂まで何でも揃った総合施設。

 お泊り客すら受け付ける懐深い温泉だ。
 滞在期間は数日でもかまわない、今回の事件の解決の謝礼にしばらくは猟兵達の貸切となる温泉施設なのだから。

 温泉滞在中に汚れてしまった衣服などのクリーニングも行ってくれるとの事なので事件中に何かあった猟兵達も安心してお風呂に入る事だけ考えてもらえればいい。

 ここの大型温泉施設は混浴なのでどの湯でもご自由にお入りください。


「それでは猟兵の皆様、温泉へとご案内しまーす♪」
 グリモア猟兵の村雨・ベルが笑顔で出迎えると皆の案内を始めるのだった。
 ”何か御用があれば呼び出してもらえば”とも付け加えて。
彩波・いちご
アルテミスさんと引き続き
私、男だって説明してるんですけど信じてもらえないまま混浴に

お互い裸であまり見るのは申し訳ないですが
大変な目にあったので身体洗うのは賛成
アルテミスさんの背中流します
うっかり手が滑って前に行かないように気を付けつつ(フラグ

…バレても怖いですけど、このまま騙してるようなのも心苦しい…
なんて考えつつ交代しようとしたら
石鹸で脚を滑らせた彼女に押し倒され、唇が重なって…んむっ?!
更に腰がおしつけられているような、いろんなところ触っているような…
慌てて身体起こそうとしたらまた足滑らせてのエンドレス
気が付いたらどうしてそうなったのか、彼女の裸の股間が私の顔の上にあったり…
あわわわわ…


栗花落・澪
わーいお風呂だぁ!
広い!おっきい!すごーい!

少年らしい海パンを履いて行く
先にシャワーで全部洗って流して
綺麗になってから髪を上げて湯船へ
万が一にも汚すわけにはいかないもんね

あんまり大人数で温泉って慣れてないからとっても新鮮
カシムさんが居るようなら
改めて助けてもらったお礼を伝えに行きたいな
あのままだったらどうなってたかわからないから
本当にありがとうございます

ベルさんにもグリモアのお仕事お疲れ様を
長時間力を保つのって疲れるもんね
一緒にゆっくりして行ってね

こっそり犬掻き的な何かで湯船の中うろうろしてみたり
あのねあのね、羽届かなくって
洗うの手伝ってもらえないかな
くすぐったいし抜けちゃうから優しくね…?


トリガー・シックス
エルーゼから呼ばれて風呂場にくる。
入る気はないので、闘着は着用したままだ。
「やはり簡単には抜けないようだな」
ウォークの毒気にやられているのは知っている。
あれだけ大見栄を張った結果があれではな。
「普通なら落第点だが、今回は」
そこで押し倒されてしまうが、全く動揺せずに話を聞く。
「そうか」
エルーゼを退かして、近くのビーチチェアに座る。
そういったことに全く興味がないのか、ため息を吐き。
エルーゼの思いに気付きつつも、一定の距離を取る。
「今言えるのは、いつまで裸でいるつもりだ」
湯船に戻るように言い、駄々を捏ねるなら放り込む。
(生かして帰す、約束だからな)
それが誰かはまた

※アドリブ、他の猟兵との絡みOK


アリア・ティアラリード
三姉妹連携:POW

「はぁぁ…今回は色々あったので温泉、芯まで癒されます…」

今回はグリモア猟兵ベルさんも誘って温泉で癒され中です
シェフィちゃんにはお姉ちゃんよりボスに優先奉仕した件を愚痴り続けた結果
メイドビキニ姿に着替えてくれるよう押し切りましたけど、本当に着てくれるかな?

存在感満点の爆乳はお湯に浮き挑発的な絵を
しかしそんな事気にも止めない彼女の視線の先では
アルエットが分身と仲良く戯れ合って…

「やっぱり可愛い子が洗いっこしてるのって、最高です…ね、ベルさん♪」
と、満面の笑顔でグリモア猟兵に語りかけるお姉ちゃんは
やはりお脳の芯までいい感じに火が通っていました

と、目の前のWエットちゃん達からお声が…


アイル・コーウィン
ふぅ……温泉、気持ちいいわ。
やっぱり汚れた身体を温泉で流すっていうのは格別だわ。

うーん、でも正直、ちょーっと物足りなかったわね。
ウォークグルェートって言うわりには全然グルェートって感じしなかったし、そのせいかしたにはしたんだけど、あんまりエッチなあれこれしたっていう実感もそんなに無いし……。
まあ、既にみんなが搾り取った後だった訳だし、無事倒せたのだから良しとしましょうか。

さてそれよりも、まずは温泉をいっぱい堪能するべきね。
ゆっくり浸かって疲れを取ったら、ウォークやグルェートに色々されちゃった猟兵達のフォローにでもいくとしましょうか。

【アドリブ、絡みOK】


エルーゼ・フーシェン
混浴温泉があればトリガーと一緒に。
まだ疼きがあって温泉と合わさって火照りが。
「どうしても知りたい、トリガーのこと」
裸で抱きしめて押し倒してしまう。
快楽に溺れはいないが、求めてしまい……。
「抱いて……女として抱いてほしいの」
迫ってみるが、通じず、拗ねる。
少しでも、近づきたいという思いもあったから、あれこれ聞いてみよう。
「約束?」
誰なのか聞いてみるけど、教えてもらえなかった

※アドリブ、他の猟兵との絡みOK


シェルティリア・ヴァーシュ
アドリブと絡み歓迎ですわ!

「もう温泉で何もかも忘れますわ!」
念願の温泉ですもの
まずは匂いと汚れを落として
服は…諦めないとですね

「温まりますわ…」
ゆったりとお風呂を堪能します
女性ばかりですし、恥ずかしがる必要無し
なおお尻や胸が少し赤かったり敏感に
跡残らないかな?

「ベルさん、黒い外套の人物を知りませんの?」
そういえば、とベルさんを見かけたら少し会話を
グリモア猟兵さんとゆっくり話する機会ですしゆっくり話せれば良いのですけど

「なんだか火照ってきましたわ…これでエステやマッサージがあれば最高ですわね」
戦いの疲れと温泉のせいで少しのぼせ気味
身体と心を癒すためにマッサージがあれば!
え、フラグ?


アルエット・ブラン
アドリブ歓迎
チーム三姉妹連携

「ん、なんだかすごかった…」
戦い、気付いたら終わってた…
途中から記憶…ふわふわ、してたよ…
でも…身体、変な匂いするし…ムズムズする…
綺麗にしないと…私も一緒に洗い合お?

「ん、ごしごし…」
『なんで私まで…もー!』
アリアおねーちゃん頑張った、から…
私と二人で、ごしごししてあげる…
喜んでくれる、かな?

「おねーちゃんも…」
『わ!肌綺麗じゃない!』
シェフィおねーちゃんも大変だった…
一杯ごしごし、するね?
あ…私、悪戯はアリアおねーちゃんだけ、だよ?(フラグ)

「ん、ベルもごしごし…する?」
『ここまで来たら一人も二人も一緒よ!』
ベルいつも、転送大変だもん、ね…
私も一緒に、お礼しよ?


アルテミス・カリスト
いちごさん(女性だと思ってます)と一緒

ぬるぬるになった鎧と服をクリーニングに出し温泉に入りましょう!
いちごさんと一緒に全裸で身体を洗いっこします。

女の子同士、恥ずかしがる必要はありません。
さっき見られた部分は、責任をもって全部洗ってもらいますからね、なんちゃって。

なんだか視界の端にぞうさんが見えたりする気もしますが、
まさか女の子のいちごさんにそんなのがあるわけないですよね。ええ。
(男性に見られたことを認めたくない防衛反応から脳が認識を拒否)

うっかり石鹸を踏んでいちごさんを押し倒して腰を押し付けながらキスしてしまいます。
さらに揉み合う内に、いちごさんの顔を跨ぐ体勢に!

相手が女の子で良かったです。


シェラフィール・ディー
三姉妹連携
アドリブ歓迎

「なんとかなり僥倖です。ええ」
媚薬で、とはいえ豚相手に媚びて…
挙句、ご主人様だなんて本当に思い出しても悍ましい
…頬から耳まで真っ赤?
温泉の蒸気のせい…です

ともあれお嬢様も大概で御座いましたのに何をヘソを曲げているやら…
仕方ありませんので湯浴みお世話用にメイドビキニを…
…なんだか、ゴム製でぴちてかです
さらにこれ濡れると透けて裸よりも酷い気が致します…

「…我慢致しましょう。お嬢様、どうぞ…」
疲労回復には蜂蜜レモンティー
ベルさんにも。今回尽力して頂きましたし何より口止め…
こほん、なんでも御座いません

おや、アルエット。洗ってくれるのですね――
って、ちょ、ちょっと挟まれるのは~~っ


カシム・ディーン
酷い目にあいました…し色々複雑です…(しくしく)

せめて悲しみも色々身を清めてリフレッシュです!

ええ!それぐらいはばちは当たらないでしょう!

当然混浴へごーです!(ひゃっほう盗賊)

基本ベルと遊びます(?)

こういう色々凄いお風呂は初めてなのでテンション上がり気味です!
(触手とか色々起きたことは心の奥に仕舞いましょう。)

基本眼福堪能

ラッキースケベはベルに炸裂(起きるかどうかも含めどうなるかはお任せします)

折角なのでベルの艶姿をたっぷり眺めましょう!

しかし…あーいう触手とかこれからも一杯出そうな気がします…
何故かは自分でも解りませんが…

取り敢えずお風呂とか色々なものを堪能するのであった(?)


郁芽・瑞莉
汚れを綺麗さっぱりにした後は、ゆっくりとお湯に浸かりますよ。

ですが、その過程において周りの出来事を見て、
迷宮での出来事がフラッシュバック。
最初は忘れようとお湯を被ったり、
恥ずかしさのあまりお湯に口まで浸って。
(わ、私は何という淫らな事をしてしまったのでしょうか……!)

しかし段々と羨ましそうに表情を蕩けさせ、胸やら股に手を伸ばして。
(でも……、ああやってお互い赴くままも良かったです……。
ダメです、思い出すとあっ……、胸もあちらも熱くなって……)

ベルさんをはじめ寄ってくる方々には、
身体の内外の熱で無抵抗で身体を許して、
今度は人との交わり(意味深)を身体に刻まれてしまいます。

アドリブ・絡み歓迎です!


クヌギ・アルマータ
ウォークグルェートに汚されてしまった子を癒して差し上げたいですわ♪
カラダの奥の奥まで注がれてしまったモノを丁寧に指やお口で綺麗にいたしましょう。
「こんなに出されてしまいましたのね…でも、大丈夫ですわ。大変なことになる前にわたくしが浄化してあげますから…わたくしなりの方法で♪」

どんなコトをされたのか告白してもらうのも面白いかもしれませんわね?ふふ、ちょっと意地悪かもしれませんけれど。
ウォークグルェートにされた行為をわたくしので上書きしてあげてトラウマを克服してあげましょうか。


【アドリブ&絡み歓迎です!出来うる限り大胆にどうぞ!】



●序
 今宵の魔法蒸気温泉には珍客で満員だ。
 皆、異世界よりの 転校生達。
 人の数だけ物語がある……そして裸同士の語らいの数だけ愛の形があるのだ。

●すれ違う想い
 脱衣所から大浴場に入ったばかりの所で周りとは一線を画する一組のカップル(?)がいた。
 男はトリガー・シックス(傭兵・f13153)、浴場の中だというのに闘着は着用したまま腕組みをして冷静に聞き手に回っている。
 白狐の耳と尻尾に蒼い翼が生えた裸体を晒すのはエルーゼ・フーシェン(双刃使い・f13445)である。
 103cmものサイズを誇りながら形のいい乳房を持つ彼女はそれをトリガーに押し付け甘えるような声を出してしまっている。
 ウォーク達に散々弄ばれ、ウォークグルェートの腕ほどもあるモノで広げられてしまった感覚が今になっても疼いてしまう。
 そしてこの混浴温泉というシチュエーションに身体が火照ったとしてもそれはしょうがないことなのかもしれない。

「やはり簡単には抜けないようだな」
 ウォークの毒気にやられているのは知っている……と彼は内心思う。
 トリガーはエルーゼの様子が普段と比べても違っているのを見逃すほど朴念仁ではない。
 あれだけ大見栄を張った結果があれではな。
「……普通なら落第点だが、今回は」

 そう言い掛けたトリガーにエルーゼが思い切り抱きつき
「どうしても知りたい、トリガーのこと」
 ……そして押し倒す。
 その瞳に宿すのは快楽ではなく恋慕の情、命を助けられたこの男に尽きぬ興味……そして。
「抱いて……女として抱いてほしいの」
 エルーゼからその言葉は自然と口からこぼれていたのだ。
 だがトリガーから返されるその表情は変化などはなくただ静かなる拒絶。
 相手にもされていないのか?っとカァと一気に染まる頬。
 だが諦めきれない、そんんな想いが色々な言葉となり後に続く。
『名前は?好きなものは?好みのタイプは?』等々……。

「フウ……」
 トリガーの口から漏れるため息。
 まるでそのような戯言には興味がないとばかり起き上がると、エルーゼにも手を差し出してその場に立たせる。
 そして脱衣所の出口へと静かに歩き始める。
「あ……あの待って。私まだ聞きたいことが……」
 引きとめようとするエルーゼの声にトリガーが振り返り視線を足元から頭までを往復させ冷たく言い放つ。
「……今言えるのは、いつまで裸でいるつもりだ」
 湯船へ戻るようにと言い立ち去ろうとする。

「な……ななな何よこの唐変木! ここは温泉だから裸で当然なのよ!」
 頬を膨らませ迫ってくるエルーゼ。
 それをあっさりと流れる動作で抱えるとぽいっと湯船へと投げ込んだ。

 湯船から乳房をぶるんと揺らしてエルーゼが立ち上がるのを見届けると今度こそトリガーはその場を離れ建物外へと出て行く。
(生かして帰す、約束だからな)

 これもまた一つの選択。

●月の女神と苺の戯れと
 触手まみれの迷宮から無事(?)帰還したアルテミス・カリスト(正義の騎士・f02293)と彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)の二人は案内された温泉の脱衣所で一緒に服を脱ぎ二人仲良く洗面台の前に座って身体を洗っこをしていた。

「クリーニングにはしばらくかかるようですしのんびり温泉に入りましょう!」
「そうですね、えぅ……汚しちゃってすみません」
 今日も触手の制御に失敗したいちごがしゅんと落ち込み気味だがどうやらアリテミスはあまり気にしてないご様子。

「女の子同士、恥ずかしがる必要はありません」
 落ち込むいちごをアルテミスが慰めようと声をかけるも当のいちごは。
「わ、私は男なんですってばアルテミスさんいい加減信じてくださいよ~」
 必死に自分が男の子なのだと説明しているのにアルテミスがそれを信じる様子はまるでないのだ。
 冗談が上手いなぁと思いつつ茶目っ気を出している。
「さっき見られた部分は、責任をもって全部洗ってもらいますからね、なんちゃって♪」
 背中をいちごに流してもらいながらアルテミスが嬉しそうに満面の笑み。
 ウォーク達によって色々汚されてしまったものをようやく洗い流せるという事のほうがよっぽど楽しいようだった。

(「大変な目にあったので身体洗うのは賛成ですし、せめてうっかり手が滑るとかないようにしないと……」)
 と思いつつも見てしまった分は洗わないといけないとあちこち手を這わせてはいく。
「気持ちいいですよいちごさん♪」 
「アルテミスさんに気に入ってもらえたようでよかったです」 
どうやらソフトタッチな手洗いは概ね好評のようなのでまだ大丈夫なのだろう。

「じゃあ今度は私がお背中流しますね♪」
 二人は座る向きを変えて今度はアルテミスが洗う番だ。
(「なんだか視界の端にぞうさんが見えたりする気もしますが」)
 早く振り向いたのでいちごの股で元気なモノを見たはずなのだが……。
(「まさか女の子のいちごさんにそんなのがあるわけないですよね。ええ」)
 アルテミスの防衛本能が男性に見られたという事実を拒否してしまい脳が認識を拒否するという珍事態に陥っている。

「石鹸……使ってください はいどうぞ.」
「ありがとございますね…って あっ!?」

 振り返り石鹸を渡そうとしたらアルテミスがそれをうっかり踏んで滑ってしまいガシャーンと桶やタオルが宙を舞い二人は盛大に転んでしまう。
 
 ちゅぷ、ちゅう……。
 気付けばアルテミスがいちごを押し倒す形で二人は互いに抱き合うように抱擁を交わし。
 互いに目を丸め驚きを隠せない。
 離れようとするも全身泡だらけで思うように身動きが取れない、自然二人の動きは泡だらけの身体を擦りつけあうように艶やかな光景が繰り広げられてしまう。
 腰を押し付けあった二人のお腹に象さんの擦れる感触が伝わってしまう。

 よくやく立ち上がれそうになった時またうっかり石鹸を踏んでステンと転んだ
アルテミスだったがペタンと尻餅をつく形で座ってしまっていたのだが今度はいちごの姿が見えなくなってしまった。
 キョロキョロと探したアルテミスはふと下を見下ろすと……そこにはいちごの顔を跨いでいる己の姿が……。
「ふがふがふが……。」
「いちごさぁぁぁぁん!?」

 柔らかい感触と甘酸っぱい味覚に溺れ薄れいく意識の中いちごの脳裏に浮かんだ言葉は……。
(「相手が女の子で良かったです」)  

 ウン 男の子同士だと大事故デスネ。

●チーム3姉妹!
「はぁぁ…今回は色々あったので温泉、芯まで癒されます…」
 湯船に存在感満点の爆乳がお湯に浮き挑発的な絵となっているアリア・ティアラリード(エトワールシュバリエ・f04271)が、んーっと伸びをする。

 自慰のしすぎで捕まり全員に順番に可愛がってもらったあげく、ウォークグルェートの腕ほどの太さのあれで奥までかき混ぜられてはたっぷりと出されては疲れていないほうがおかしいだろう。
 触手では味わえないあの熱さをもう一度などとついそんな事まで考えてしまう。

 それに今幸せそうのなのは別の理由が2つある、一つは視線の先で色違いの双子のように分身と戯れあうアルエット・ブラン(ゆりかごの月・f03968)達。
 互いが互いの舌を求め合い乳房同士を押し付け合い、白い肌と褐色肌の二人が泡塗れで互いに洗い合う姿に思わず鼻の下が伸びるのを感じてしまう。

「やっぱり可愛い子が洗いっこしてるのって、最高です…ね、ベルさん♪」
と、満面の笑顔を隣にいるグリモア猟兵である村雨ベルに問いかけると
「何です、何ですかあれは天使ですか? お持ち帰りいいですか!!!」
 鼻血を出しながら眼鏡を曇らせるエルフが一名いましたが画面外に追いやっておきますね。
 この二人、年少のアルエットの戯れる姿だけでお脳の芯までいい感じに火が通っていましてある意味似た者同士。
 お湯の中で互いに手を伸ばして指で弄り合ってる気もしないでもないですがきっと何もないはず。

 湯がなぜか濁ってて見えないなー(棒読み)
  
 ちなみに理由の二つ目は……。
「き……今日は我慢致して着るとしましょう。お嬢様、それにベル様もどうぞ…」
 アリアとベルの二人にシェラフィール・ディー(オニキスロード・f03454)が
湯浴みお世話用のメイドビキニを着用し蜂蜜レモンテイーを差し出てくれてるということだ。

 普段ならきっと氷の視線で断るはずのシェフィーがたっぷりと愚痴り続けた結果折れてくれてここに至るのだ。
 ゴム製でぴちてかのうえ濡れると透けてしまい、ウォークグルェートの腕ほどの太さを根元まで全て受け入れていたお尻が丸見えになってしまっていて危険極まりない事になっている。

 媚薬効果で惚けてあろうことか豚相手に「ご主人様」などと媚びておねだりしていたなどと思い出したくもない……。
 そう思い出したく……はふっ。
 全身にかけられた白濁、だらしない尻肉を叩いて叱ってくださった大きな手、そして限界まで広げてくださった太くて長い……。
 シェラフィールがまた思い出しているのか頬から耳まで真っ赤になってる所に後ろから褐色肌のもう一人のアルエットが抱きつく。

『わ!肌綺麗じゃない!』
「おや、アルエット。洗ってくれるのですね――」
 にっこりと振り返ると今度は前からも白い肌のアルエットが泡だらけの身体で抱きつきシェラフィールをサンドウィッチ状態に。  
「シェフィーおねーちゃんも…綺麗になろ?」

「って、ちょ、ちょっと挟まれるのは~~っ」
 二人の全身を使ったごしごしテクニックは前回温泉に入った時の比ではない。
 なにげにウォークによる被害者を助けに回って色々と見聞きしているので全員分の性知識がすでに身についていてもおかしくはないのだ。
 シェラフィールがまだ閉じきっていない蕾を弄られ何度も何度も達するまで10分もかからなかった。
 そこに割り込んでくるボリュームたっぷりのおっぱい……ではなく我慢できなくて結局飛びついてきたアリアである。
「アルエットちゃーん お姉ちゃんにもしてしてー♪」
 桃色の先端が膨らみ今にも暴れそうに二人に押し付けられる。
 そして3人の身体に絡み合いそして……。

「ん、なんだかすごかった……」
 シェラフィールの後アリアもアルエットタオル(胸腹土手)で骨抜きにしてしまったアルエットがウォークグルェートの戦いを思い出してしまう。
 3人の足元にはいっぱいの何ともいえない水溜り。
 あの時は気付いたら戦いは終わり記憶もふわふわ、身体からは変な臭いがしていたしそれになによりお股がムズムズする……。
 もう一人のアルエットも同じ想いなのか太ももを擦り合わせている。
「もっと洗いっこしよ……♪」
『もっと隅々までシましょ♪』
 鏡合わせのように指を絡み合わせ舌を胸を腹を重ねる二人の洗いっこはまだまだこれから……。
 
 3姉妹の末っ子は大人の階段を登りきるのはすぐそこなのかもしれない。

●湯船の幻想郷
「もう温泉で何もかも忘れますわ!」
 激しい戦いと陵辱から帰還した猟兵達の中には未だに身体の奥底に燻る種火に身を焦がす者たちがいた。
 それは騎士姫たる シェルティリア・ヴァーシュ(ヴァーシュの騎士姫・f12470)も例外ではなく……。
 当初は温泉目当てで参加していたのが今では先の戦いを事あるたびに思い出す始末。
 匂いや汚れをソープで洗い流し身体の芯にまで塗り込められたものを消し去ろうとごしごしと洗う。
 豊満な乳房に手をかけ洗っていると先の戦いが思い出されついつい指先で摘んだりとして赤面しながら慌ててそれを我慢する。
「ふ……服は諦めないとですね」
 ウォーク達に捕まり破られ汚されそしてわざと残されたであろう衣装。
 ウォーク達との淫行ですっかり汚されてしまった衣装は持ち帰ったもののとてもすごい異臭を放ち、あれを嗅いでしまっては一瞬で調教された自分を思い出してしまう。
 わざと関係ない事を考えて意識を逸らそうと努力をするものの、結局は下腹部でトクンと身体に響く疼きはどうにも抑えれそうにもなさそうだった。
 ウォークグルェートのサイズにすっかりと開発されてしまった身体を持て余しモジモジとするしかない。


「はふ……ようやく綺麗さっぱりできました……はふぅ」 
 横で喘ぎ声を出しながら全身を洗う(?)金髪の女騎士をチラチラと見ながら郁芽・瑞莉(陽炎の戦巫女・f00305)が何度も溜息をつく。
 タイミング的にずれて直接顔を合わさなかったとはいえきっと同じ目にあいそして今も同じ疼きを感じているかと思うと何か親近感まで芽生えるかもしれないぐらいだ。
 ウォークに捕まった時は失敗したと思う、霊符で下手に守ってしまったせいで中途半端な快楽が身を焦がすようにジンジンと襲い続けるのに最後までイケないなど地獄のような苦痛だと思う。
 ウォークグルェートにミシミシと前も後ろも何もかもを……何度も何度も繰り返し。
 あの時自分の中で何かスイッチが入ってしまった自覚さえあるような気がしてきた。
(わ、私は何という淫らな事をしてしまったのでしょうか……!)
 慌ててお湯を被り恥ずかしそうに身体を洗うのを再開しようとする。
「あっ……」 
 うっかり落とした石鹸を拾おうと手を伸ばした瑞莉の手で触れたのは、拾ってあげようと手を伸ばしてきたシェルティリアの柔らかい手。
 トクンと胸の奥で音がした気がした。


「わーいお風呂だぁ!広い!おっきい!すごーい!」
 広い大浴場に栗花落・澪(泡沫の花・f03165)の可愛い声が反響するがそれでも安心のこの広さ。
 どう見ても美少女なのに少年用海パンなどはいているものだから違和感たっぷりである。
 あまり大人数での温泉には慣れていないので全てが新鮮。
 シャワーでここまでの汚れをらい流しくるくるくるーとその場で回ると湯船へとスキップしていくのだった。


「酷い目にあいました……」
 などと泣き真似なのかガチ泣きなのか不明のままエルフの豊かな胸に顔を埋めているのはカシム・ディーン(小さな竜眼・f12217)君12歳。
 思えばここに至るまでの彼の道のりは……それはそれは大変なものでした。
せめて悲しみも色々身を清めてリフレッシュして帰っていただきたいものです。
「えーっとカシムくーん?」
 別の湯船から移動してきた村雨ベルがいきなり胸に飛び込んできた少年をぽふぽふと頭を撫でてあげる。
「今回頑張りました ええ!それぐらいはばちは当たらないでしょう!」
「え……いや私は別にいいんだけど、ほらカシム君探してた子が来たですよ~」
 といって後ろを指差すと湯気の向こうから特徴的な翼を持った少女(?)がやってきた。

「あっ……カシムさん発見だね♪」
 可愛い仕草で澪が二人の前で口に手を当てにっこり笑う。
 少年らしい海パンはいていなければブラをしてない女の子にしか見えない天使のような可愛さだ。
「あ……っ、み……澪? 」
 カシム君ちょっぴりあせって目が泳ぐ、まあなんていうか余りの可愛さに目がくらんでちょーっと犯罪侵しかけただけですからー?
 ちょっと可愛い男の娘に熱い迸りをかけちゃっただけだし大丈夫、澪ちゃん普通に助けてもらって感謝してるって!
 あのままだと触手にお尻に太いのもらわれてたからね澪ちゃん。
「隣お邪魔するね」
「あ……うんどうぞ」
 カシムの隣にちゃぷんと肩までお湯に漬かるとちょっぴり喉かな癒しの時間。
 そして一息つくと澪がカシムに向き直り真剣な表情でまたお辞儀をし始めた。
「あのままだったらどうなってたかわからないから、本当にありがとうございます!」
 目が泳ぎまくりのカシムだったがベルが肩をぽんぽんと叩くと気合を入れ直したようで
「気にしないでいいです、この盗賊カシム・ディーン! たまたま通り掛かりに化け物に奪われた宝物を取り返しただけですから!」
「カシムさん素敵だねー♪」
 ぱちぱちと楽しそうに拍手する澪。
 その二人をニコニコニコニコと笑顔で見守るベル、二人共騙されちゃいけませんよ。
 たぶん脳内で二人と使って腐ったカップリング愉しんでる笑顔ですからねこれ。

「あぁ……こちらにいらっしゃったですわ」
「ご一緒させていただいてかまいませんです?」
 シェルティリアと瑞莉が手を繋いで3人の前に立って自己主張の激しい胸揺らしてぺこりとお辞儀をする。
 自然重力に負けて3人の目の前にぽよよんと。
「どうぞですよ♪」
「ひゃ……ひゃい」
「あわわわ……おっぱいおねーさんが二人も」
 そこに現れるもう一人のおっぱい……もといエルーゼの姿が。
「あー もう今日は遊びたい気分なの」
 ちょっと拗ねてるエルーゼさんでした。

 三者三様の反応にシェルティリアは
「女性ばかりですし、恥ずかしがる必要無しですわ」
 などと目の前にいるうち2人が男の子と気付いてない様子。
 お尻や胸が少し赤かったり敏感なってたりしてに跡残らないかな……どと逆にポーズを取り見せ付けているぐらいだ。
(隣にいる瑞莉は視線が泳いでいるところを見ると気付いてるけど口にあえてしないようだ)

「ベルさん、黒い外套の人物を知りませんの?」
「アルエットちゃんならさっきまで一緒にいましたよ~」
 シェルティリアが恩人を探すもどうやら近くにいるらしい恩人を探してキョロキョロとするのだった。
 

●そして癒し時間(意味深)が始まる
 この未だギリギリ平穏で済んでいる(当社比)温泉の淫行にアクセル全開加速をつけるべく二人のえっち魔人が大浴場に現れた。
 この先大浴場は大欲情になること請け合いの二人である。
 なぜなら二人共……全力でえっちな事(する側)として来てますからね!
 ウォークグルェートに激しく犯された(はずの)アイル・コーウィン(猫耳トレジャーハンター・f02316)と宇宙戦争の最中にここの噂を聞きつけやってきたクヌギ・アルマータ(百合姫騎士・f00849)が情熱的な接吻をようやく終えて唇を離すと長く唾液が糸を引いた。
 絞りとられた後のウォークグルェートで満足できなかったアイルと傷心の子達を癒しながら百合百合したいクヌギが出会ってしまってはそれはもう放送禁止などというのが可愛いぐらいの淫行ぶりである。
 響き渡る嬌声に次第にそれは周りにも広がっていき各々がどんどんと秘めた淫靡の炎に火を付けられていくのだった。

「ウォークグルェートに汚されてしまった子を癒して差し上げたいですわ♪」
「ウォークやグルェートに色々されちゃった猟兵達をフォローするのもお仕事ってもんよ♪」
 二人は頷き合いそして大浴場にいる一人一人に声をかけていきそしてさっそく疼きが止まらない3人がその癒しを受けることとなっていた……。

「なんだか火照ってきましたわ…これでエステやマッサージがあれば最高ですわね」
 などと雑談中に口にしてしまったシェルティリアは二人による特上のマッサージという名の快楽に墜とされてしまい今では騎士姫として口走ってはいけない事を叫ばされていた事まで告白させられている。

 その快楽墜ちした騎士姫を目の当たりにし
(でも……、ああやってお互い赴くままも良かったです……。
ダメです、思い出すとあっ……、胸もあちらも熱くなって……)
 自ら指で自慰をしていた瑞莉も二人にかかれば口に今まで出来ずに心に秘めていた感情を表に出してしまえるようにたっぷりと仕込まれてしまい……。
人との交わり(意味深)とは何かを身体に刻まれこれからはそれに正直に生きていこうと心に刻んでしまうのだった。

 ウォークグルェートにたっぷりと注がれているという意味でも快楽の疼きが残っていたエルーゼもこの二人にかかれば
「こんなに出されてしまいましたのね…でも、大丈夫ですわ。大変なことになる前にわたくしが浄化してあげますから…わたくしなりの方法で♪」
「ウォークグルェートって言うわりには全然グルェートって感じしなかったのってここでいっぱい搾り取った後だった訳だしいっぱい飲ませてね♪」
 クヌギとアイルにより念入りに中の中まで洗浄されてしまっていたのだ。

 他にも癒さねばならない娘達はまだまだいる、魔法蒸気温泉での癒しはまだ始まったばかりなのだ。

●了
 こうして滞在が許される限りの日程を温泉で過ごした一行は各々の場所へと帰路についたのである。
 
ウォークグルェート出現に始まった今回の事件はこうして幕を閉じたのである。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月17日


挿絵イラスト