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猫まみれで、もっふもふ

#UDCアース #感染型UDC

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 UDCアースの、日本。
 小学三年生ぐらいの男子が2人、不気味な廃工場の入り口に立っている。
 廃工場は幾つか有り、その内の1つを選んだ。
「ここ、かな? 6年の人達が肝試しに使ったの」
「なにか出るぞーって感じするけど、さっさと探検して帰ろうぜ」
「先輩達が入った場所に行って来た! って言ったらクラスの皆、驚くだろうなぁ」
 2人は言葉を交わし合いながら、廃工場の中に進んでゆく。
 スマホのライトを点けて、薄暗い空間を歩いていると、不意に、なにかにつまづいて転んでしまう。
「痛えー、足元見てなかった」
「なんだこれ?」
 しゃがみ込んだ少年が、赤く長い物体に触れて。
 それが尻尾だと分かったのは、物体が続いている方向へ、ライトを向けた時だった。
 低く唸り、翼を広げる異形の姿。
 少年2人は悲鳴を上げ、脱兎の如く廃工場から出て行った。
 赤き竜は、己を見た人間に噂を広めさせる為、あえて殺さずに逃がしていた。
 人々の精神エネルギーを餌としている感染型UDCにとっては、噂が広まれば広まるほど、都合がいい。
 廃工場から数メートル離れた、ひと気の無い場所で、息を切らして休んでいる少年2人。
 感染型UDCにより生み出された異形がどんどん増殖し、2人に迫りつつあった。

「UDCアースで、感染型UDCの出現が確認されました。感染型UDCというのは人の噂で増殖する、新種のUDCです。感染型UDCを見た人間、噂話やSNSでそれを広めた人間、広まった噂を知った人間、全ての精神エネルギーを餌とし、大量の配下を生み出す、危険な存在です」
 柴山・アキト(人間のブレイズキャリバー・f30350)は、急いで説明を始めた。

 大至急対処しなければ、致命的なパンデミックを引き起こしかねない。
 噂が広まれば、それだけ被害者も増えてしまうからだ。
 少年2人の周辺には、多くのオブリビオンが大量発生し始めているという、危険な状態だ。

「少年達の保護を最優先し、大量のオブリビオンを撃破した後は、感染型UDCを探して討伐……という流れになりますね。皆さんなら、無事に事件を解決出来ると、信じています」
 少年2人が居る場所へ、猟兵達をテレポートさせた。


芦原クロ
 閲覧ありがとうございます。
 世界観や設定などに問題が無い範囲であれば、自由に動いて頂いて大丈夫です。

 第1章は【集団戦】。
 感染型UDCの発見者の周辺に、猫の姿の眷属が大量発生します。もふもふを堪能するも良し、じゃれるのも良し。ですが、しっかり撃破しましょう。

 第2章は【冒険】。
 廃工場は複数有り、内部も広いです。
 感染型UDCの居場所を探すことになります。

 第3章は【ボス戦】。
 ボスを撃破すれば、パンデミックの危険も無くなります。
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第1章 集団戦 『鏡張りのネコ』

POW   :    捕食者の瞳
自身の【すぼまりゆく瞳孔】から【無数に分裂する猫の幻視】を放出し、戦場内全ての【敵のユーベルコード】を無力化する。ただし1日にレベル秒以上使用すると死ぬ。
SPD   :    猫だったはずのモノの鳴き声
【猫の喉から放つ、生者には理解不能なノイズ】を籠めた【おぞましき咆哮】による一撃で、肉体を傷つけずに対象の【精神と思考能力】のみを攻撃する。
WIZ   :    猫の集会
【精神を乗っ取られた近隣の罪なき猫たち】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

伊角・紫
感染型UDCってなんだか大変そうだね…!
こういうのは見た人同士の秘密って事にすれば少年達も少しは拡大が防げるかな…?
戦闘では猫というか動物が苦手そうなフォックスファイアを主に立ち回るよ!
数が多くてもこれなら少しは掛かってくる数を押さえられそうだから!
火で防御陣地を作ればその間に少年たちを保護出来ると思う!
猫ももふもふかもしれないけど、私だってもふもふしてる部分は負けないもんね!


アーネスト・シートン
UDC…
相変わらず、この世界は闇が濃いですよ。

しかして、UDCとは…

うはー、猫さんだ、可愛らしくて、もふもふしてますね。
しかし、直感は、なにかおかしい感覚が…
モフモフ、モフモ『えぇーいっ!!(ガブ)』あいったあーーーー!!

バナー君、ありがとう…
その前に、少年、ここから離れるのです。こいつらは、只者じゃない。
猫の姿をした【ナニカ】です。もっとも、猫ってのは捕食者の面が強いので、食われるかも知れませんから、早めに帰ってくださいね。

と、こっちの番です。眠らせてあげますよ。
来てください貘さん。
眠らせたら、あとは滅竜銃で葬るのみ。楽にします。来世はまっとうな猫になってくださいね。


数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】

…(ねこ?)
……(ねこはいますか?)
いやダメだね、猫耳付けてみたけどやっぱ反応しちゃくれないか。
どうもこの現象、そもそも猫も被害者に近くねぇか?
それなら仕方ねぇ、ちょっと大人しくなってもらおうか。

もう脱ぐのもアレだし、この猫耳コスのまま行ってみるかな。
猫たちを傷つけすぎないよう注意して、
周囲に『マヒ攻撃』の電流を放電するよ。
このピリピリした感じ、ヒゲにビビッと来るんじゃねぇかな?
本能的な反撃じゃないなら、
手加減くらいはできるだろ。
【超感覚領域】の中に集まった猫たちを、
傷つけず痺れさせて無力化するよ。

おおッとガキども、触るんじゃないよ。
静電気でバチッ!とくるからね。




 少年2人は、ようやく、異変に気付いた。
 いつの間にか、多くの猫に囲まれている、異常な状況。
 集まった猫が、獲物を見つけたかのように、双眸を細めて。
 少年2人に襲い掛かる寸前、影が1つ、中心に飛び込んで来た。
「うはー、猫さんだ、可愛らしくて、もふもふしてますね」
 アーネスト・シートン(動物愛好家・f11928)が猫を抱き上げ、もふもふ感を堪能する。
(「感染型UDCって、なんだか大変そうだね……!」)
 駆け付けた伊角・紫(野良妖狐・f31991)が、護るように、少年2人の前に立つ。
(「こういうのは見た人同士の秘密って事にすれば、少年達も少しは拡大が防げるかな……?」)
 ちらり、と視線を少年たちに向ければ、彼らは顔面蒼白、怯えているのが丸分かりだ。
「猫ももふもふかもしれないけど、私だってもふもふしてる部分は負けないもんね!」
 まずは少年達の恐怖を取り除こうと、狐の尻尾を彼らの顔にもふっと押し付けて。
 ふかふかで、もふもふの幸せいっぱいな感触。
 恐怖で強張っていた体の力が抜け、少年達の瞳はきらきらと輝きだし。
「コスプレの完成度、高い! すげー!」
「このモフモフな尻尾……なにで出来てるんだろ?」
 紫が妖狐だということは分からず、彼女の尻尾に意識が惹きつけられている。
「……」
 集まった猫に注目している、数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)。
(「ねこ? ねこはいますか?」)
 胸中で語り掛けてみたが、猫は多喜を同胞とは認めなかった。
「いやダメだね、猫耳付けてみたけどやっぱ反応しちゃくれないか。もう脱ぐのもアレだし、この猫耳コスのまま行ってみるかな」
「あの人もコスプレしてる」
「モフモフかな?」
 少年達の期待感が、多喜に寄せられる。
「おおッとガキども、触るんじゃないよ。静電気でバチッ! と、くるからね」
 声を張り上げ、口角を上げて余裕満々の笑みで。
 マヒ攻撃を付加した電流が、周囲の猫へと放たれた。
 痺れながらも、猫は鳴き声を上げ、ただの野良猫達を呼び出す。
 野良猫達は、猫に精神を乗っ取られている為、攻撃的だ。
「この現象、猫による猫が被害者に近くねぇか? 猫が猫を呼んで……って、ややこしいな!」
 艶やかなウェーブヘアの髪を、片手で掻き上げ。
「……それなら仕方ねぇ、ちょっと大人しくなってもらおうか。このピリピリした感じ、ヒゲにビビッと来るんじゃねぇかな?」
 普通の野良猫達を、なるべく傷つけないようにと注意しながら、再び放電。
 死角から、迸る電撃を食らった敵猫は、次々と消滅してゆく。
 そして、普通の野良猫達は、痺れて倒れるだけだ。
「しかして、UDCとは……直感は、なにかおかしい感覚が……」
 まだ猫をモフモフしまくっている、アーネスト。
 猫が瞳を光らせ、アーネストを狙おうとした瞬間。
「えぇーいっ!!」
「あいったあーっ!!」
 常に付き添っているハイイロリスが、アーネストを噛み、モフモフの誘惑から解放させた。
「バナー君、ありがとう……さて、その前に……」
 バナーテイルに礼を告げ、それから少年達に向き直る。
「少年、ここから離れるのです。こいつらは、只者じゃない。猫の姿をした“ナニカ”です」
 猫達から、普通とは違う雰囲気を感じ取っていた彼らは、アーネストの言葉に頷く。
「もっとも、猫ってのは捕食者の面が強いので、食われるかも知れませんから、早めに帰ってくださいね」
 これだけの数の猫から、一斉に飛びかかられたら……。
 まだ背の低い自分達など、言われた通りに食べられてしまうかも知れない、と。
 恐れた少年達は互いを支え合いながら、駆け足で逃げてゆく。
(「猫というか、動物が苦手そうなフォックスファイアを主に立ち回るよ!」)
 少年達を追おうとしている猫達に気付き、紫は狐火の炎を放って、猫達を怯ませる。
 猫達が怯んでいる間に、少年達はその場から逃げ切ることが出来た。
「UDC……相変わらず、この世界は闇が濃いですよ。……と、こっちの番です。眠らせてあげますよ。来てください貘さん」
 アーネストが召喚したバクは、睡眠の波動を放って、範囲内の猫達を眠らせる。
「眠らせたら、あとは滅竜銃で葬るのみ。楽にします。来世はまっとうな猫になってくださいね」
 リボルバー型の対魔銃を構え、アーネストは銃弾を撃ち込んだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

波狼・拓哉
…日常に紛れるって意味では猫型ってのは正しいのかもしれませんね
猟兵じゃないと分からんでしょうこんなもの

まあ、分かるんで対処するだけなんですが
化け害しな、ミミック
狂い狂わすのが得意なのはそちらだけではないのですよね
後まあ蛇体なら音が聞きませんからね、邪魔されずに動けるでしょう

自分は戦闘知識、第六感で適当に立ち回りつつ、衝撃波込めた弾で撃って行きましょう
狂気・呪詛耐性もあるというか、元から正気がないみたいなもんなんで精神、思考を攻撃されてもそのままで
あんまり変わらんでしょうし

…はー敵意無ければモフってもいいんですけどねぇ
一度モフっちゃうと情が湧いちゃいますからね、うん仕方なしです

アドリブ絡み歓迎)



「猟兵じゃないと分からんでしょうこんなもの。まあ、分かるんで対処するだけなんですが」
 普通の野良猫達と、猫の姿をした眷属。
 しっかり見極めた上で、そう呟く、波狼・拓哉(ミミクリーサモナー・f04253)。
「日常に紛れるって意味では、猫型ってのは正しいのかもしれませんね」
 精神を乗っ取られた野良猫達は、噛んだり引っ掻いたり、といった行動しか出来ない。
 敵の猫達は、犠牲者を油断させて誘い込み、そして食らう。
 その為か、不気味さと殺気が、野良猫達と比べて格段に強い。
(「狂い狂わすのが得意なのは、そちらだけではないのですよね」)
 戦闘知識と第六感を使い、眷属達だけを一カ所に集めるようにして、拓哉は猫達の攻撃を躱してゆく。
「化け害しな、ミミック」
 偽正・蛇装刺突を展開し、敵が集まった場所へと、蛇に化けたミミックが放たれた。
 ミミックは突撃や噛みつきなどで敵を攻撃し、心身をかき乱す毒が、敵に打ち込まれる。
 次々と消滅してゆく、敵の猫達。
 が、反撃に出る猫も少なくない。
 生者には理解不能なノイズが籠った、異様な咆哮。
 肉体では無く、精神を攻撃するものだ。
 狂気と呪詛の耐性を持つ拓哉は、狂うことは無いものの、目眩や頭痛に襲われて。
「これは少し、厄介ですね」
 カラフルなモデルガンを二丁構え、衝撃波が込められた銃弾を撃ち込んでいた拓哉が、思わず笑みを浮かべ。
 愉しさ故か、苦笑か、笑みに含まれた感情は、誰にも理解出来ず。
 ややふらつきながらも、敵を撃ち続ける。
「……はー、敵意無ければモフってもいいんですけどねぇ」
 最後に残った敵を見て、溜め息が零れ。
 威嚇し、敵意満々の、眷属。
「一度モフっちゃうと情が湧いちゃいますからね、うん仕方なしです」
 呟きつつ銃口を向け、最後の1匹を弾丸で貫き、消滅させた。


 戦闘を終え、野良猫達が傷ついていないか、確認をする。
 が、時間はあまり無い。
 次に大量発生が起きれば、世界的な規模になるかも知れないからだ。
 そうなる前に、感染型UDCの棲家を見つけ、討伐しなければいけない。

 ――ガラスの都市伝説。

 感染型UDCの情報収集や調査などに、1週間ほど、と。
 時間をあまりにも掛け過ぎてしまった場合、ガラスの像に変えられてしまう、怪奇現象が起こるそうだ。
 目撃者である少年2人は、そう遠くまで逃げていないだろう。
 調査や聞き込みなどで、感染型UDCの棲家を見つける為、猟兵達は住宅街へ向かおうとしていた。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 冒険 『ガラスの都市伝説』

POW   :    噂とされている場所へ調査する

SPD   :    都市伝説の中心である学生に聞き込む

WIZ   :    ネットで都市伝説の内容を調べる

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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 時間はあまり無い。
 次に大量発生が起きれば、世界的な規模になるかも知れないからだ。
 そうなる前に、感染型UDCの棲家を見つけ、討伐しなければいけない。

 ――ガラスの都市伝説。

 感染型UDCの情報収集や調査などに、1週間ほど、と。
 時間をあまりにも掛け過ぎてしまった場合、ガラスの像に変えられてしまう、怪奇現象が起こるそうだ。
 目撃者である少年2人は、そう遠くまで逃げていないだろう。
 調査や聞き込みなどで、感染型UDCの棲家を見つける為、猟兵達は住宅街へ向かおうとしていた。
ニノン・トラゲット(サポート)
『冒険はロマンです!』
『まだ見ぬ何かの予感がします……アガってきちゃいますね!』
未知とロマンとお祭りごとを愛してやまない、アルダワ魔法学園のいち学生です。
学生かつ魔法使いではありますが、どちらかと言えば猪突猛進でちょっと脳筋っぽいタイプ、あれこれ心配するよりはとりあえず「有効かも?」と思ったことを何でも試してみます。
一人称はひらがな表記の「わたし」、口調は誰に対しても「です、ます、ですよね?」といった感じのあまり堅苦しくない丁寧語です。
基本的にはいつも前向きで、ネガティブなことやセンチメンタルっぽいことはあまり口にしません。
その他の部分はマスターさんにお任せします!


サーシャ・ペンローズ(サポート)
 バーチャルキャラクターの電脳魔術士×バトルゲーマー、18歳の女です。
 普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、敵には「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
エッチな描写もNGです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


日東寺・有頂(サポート)
 人間の化身忍者×アリスナイト
19歳男
身長183cmです。
口調は長崎弁風+αで「オイ(一人称)・〜ばい・アンタ・〜っさ・〜やけん・〜と?」などです
「です〜〜・ネ〜〜」と語尾を伸ばしてみたりもします。
ノリが軽く暢気でマイペース。おとぼけながらも戦いは愉しみます。
化身忍者的な戦術にはまだ疎くシノビな自覚も薄いですが、時にそれっぽく振る舞いたがります。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用しボコられも厭わず積極的に行動するばいね。他の猟兵に迷惑をかける行為はせんです。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はせんです。
 あとはおまかせ。よろゅう頼んますー。


マホルニア・ストブルフ(サポート)
◇サポート参加です。
 強化人間の竜騎士 × 戦場傭兵、38歳の女です。
 普段の口調は「男性的(私、お前、呼び捨て、だ、だな、だろう、なのか?)」、演技時(嫌味を言ったり)は「女性的(私、あなた、呼び捨て、ね、よ、なの、かしら?))」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


音駆螺・鬱詐偽(サポート)
世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん
ただいま参上。
・・・って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。
うう、これも番組の為なのね。



自身の命綱である番組の為、多少の苦難や困難は仕方なく行います。
むしろ持ち前の不運によりおいしい場面を呼び込んでくれるかと思います。
ただし、ネガティブとはいえアイドルですのでマイナスイメージとなる仕事はすべて却下でお願いします。
ユーベルコードや技能はご自由に使わせてください。
どうぞ、当番組のネガティブアイドルをお役立てください。
                      プロデューサーより


数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】

さーて、あの二人はまぁ逃げるよな。
こりゃあ『情報収集』から追いかけっこの時間だね。
ガラスの伝説、鏡の世界?
猫っぽい何かの存在も、
ガラスの中に囚われた猫の怨念か何かだったのかねぇ…
ま、探し当てれば答え合わせもできるだろ。

帰宅部だったりバックレたりかなんかで、
そこらで遊んでるコを捕まえて
『コミュ力』を駆使して噂を聞き込むよ。
その時には、「こうやって探してるのはヒミツなんだけどね…」
と、「何かを探してる奴がいる」とそれとなく匂わせるのも忘れない。
そうすりゃ都市伝説も、引き寄せられてくるだろうさ。

聞き込みの最中は【超感覚探知】のテレパスを欠かさない。
鬼が出るか、猫が出るか?




「さーて、あの二人はまぁ逃げるよな。こりゃあ、情報収集から追いかけっこの時間だね」
 置かれている状況を楽しむかのように、笑みを崩さない、数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)。
 通行人の声に耳を澄ませば、ガラスの都市伝説とやらが聞こえて。
「ガラスの伝説……鏡?」
 そう言えば、と。
 先刻戦った猫の姿をした眷属も、鏡とやらが関わっていたと思い出し。
 情報を聞き逃さないよう、耳は澄ませたままで。
(「猫っぽい何かの存在も、ガラスの中に囚われた猫の怨念か何かだったのかねぇ……ま、探し当てれば答え合わせもできるだろ」)
 思考を巡らせる、多喜。
「私はネットで、情報を調べてみます」
 超高度コンピューター内蔵のゴーグルを装着し、サーシャ・ペンローズ(バーチャルキャラクターの電脳魔術士・f26054)はゲームを通じて知り合った人々から、情報を得ようと試みて。
「まだ見ぬ何かの予感がします……アガってきちゃいますね!」
 元気良く、片手をあげる、ニノン・トラゲット(ケットシーの精霊術士・f02473)。
 白猫の姿だが、着ぐるみやコスプレ、などと受け入れられ、一般人が逃げてゆく様子は無い。
「オイは聞き込みばい。折角やけん、女子の輪に入りたいネ~」
 軽いノリで、日東寺・有頂(手放し・f22060)は数人の女子学生を見つけ、駆けてゆく。
 容姿が整っている有頂に、女子学生は赤面しつつ、知っている情報をあっさり伝えている。
「世界に蔓延る悪を懲らしめるネガティブアイドル鬱詐偽さん、ただいま参上」
 ポーズをキメてみた後、音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)の頬がほんのりと赤く染まる。
「……って、どうしてこんな恥ずかしいセリフを言わないといけないのよ。うう、これも番組の為なのね」
 呟きつつ、可愛らしいスマホを操作して、ネットで情報収集を行なう、鬱詐偽。
 自身の命綱である番組の為にも、乗り越えなければならない道だ。
 溜め息を吐きながら、それでもしっかり情報収集に努めている。
「情報を得る為に、聞き込みだな」
 マイペースに煙草を吸い、深く紫煙を吐いて。
 マホルニア・ストブルフ(構造色の青・f29723)は誰から話を聞こうか、と。
 長く青い髪を風に揺らし、暫く通行人を眺め。
 相手が決まると煙草の火を消して、マホルニアは声を掛けにゆく。
「トラップは有りますか? お宝は有りますか?」
 尻尾をブンブン振り、ワクワクしている、ニノン。
 らんらんと輝く瞳と問いを向けられ、多喜は眩しそうに目を閉じるが、口元は微笑んでいて。
「色々有るかもね」
「頑張ります!」
 多喜の短い返答に、明るい表情が更に輝き、急ぎ足で駆け出すニノンだった。
 改めて、多喜は周囲を見回す。
(「帰宅部だったりバックレたりかなんかで、そこらで遊んでるコを捕まえて聞き込むかねぇ」)
 幸い、学校が近くに有るお陰か、学生は結構居た。
 多喜はコミュ力を用いて、聞き込みを開始する。
「知ってる知ってる、ガラスの都市伝説でしょ?」
「この辺りって、もう1つ、噂無かったっけ?」
 何人目かで、ようやく手掛かりを掴んだ。
「そのもう1つの噂ってやつ、どんなのか、思い出せないかい?」
 多喜は急かさず、余裕の有る口ぶりで問う。
 暫く考え込んでいた学生が、思い出したように口を開けた。
「ドラゴンが、この街のどこかに住んでる」
「なにそれ、ファンタジーじゃん」
「でもそういう噂が有るんだよ」
 学生同士が言葉を交わし合っているのを見て、多喜は情報を整理する。
 感染型UDCは噂で増殖するのだから、この噂は広めさせてはいけない、と。
「実はデタラメなんだよねぇ、その噂。こうやってデタラメの噂を探してるのも、ヒミツなんだけどね……」
「なんだー、デタラメか」
「そうだよ。ドラゴンなんて居るわけないじゃん」 
 学生達が納得したのを確認後、多喜は常に、ある人物を探していた。
 目撃者の、少年2人だ。
 感染型UDCの棲家を確実に知っているのだから、彼らから情報が欲しい。
 多喜は暫く歩き回った末、ようやく件の2人を見つけた。
 思った通り、遠くには行っておらず、道の端っこでしゃがみ込んでいる。
 やや真っ青な顔をして、誰にも聞こえないように、ひそひそと小声で話し合っている、2人。
 目撃した感染型UDCについて、話しているのは明確だ。
(「悪いね、アンタとはちょいと繋がらせてもらったよ」)
 即座に、テレパスで思考を繋げる、多喜。
 少年は突然の出来事に一瞬、パニックになり掛けたものの、多喜を見て、自分を逃がしてくれた人達だと思い出す。
(「場所を思い浮かべるだけで良いんだ」)
 多喜が促すと、少年は恐々としながらも、一連の流れを思い浮かべた。
 複数有る廃工場の内、感染型UDCの棲家と思われる、1つの廃工場の場所がイメージを通して伝わる。
「あんたらが勇気を出して教えてくれたお陰で、良く分かったよ。目撃した怪物の事は、ヒミツにしておきな。そうすりゃ、アタシらが片付けるからね」
 少年2人は顔を見合わせてから、頷いて見せた。言われた通り、ヒミツにする事を約束する、と。
 多喜は少年2人の頭を、雑に撫でて微笑み。
 感染型UDCの棲家を目指し、その場を走り去った。


 薄暗く、ひと気が全くないそこは、迷いそうなほどに、広い敷地。
 廃工場がいくつか並び、静けさがかえって不気味だ。
 感染型UDCが居るであろう、1つの廃工場の前に、多喜は立っていた。
 目撃者の少年がイメージした通りの、場所だ。
 警戒を怠らず、慎重に内部へ入り掛けた瞬間、咆哮が響く。
 噂が広まるのを妨害した多喜に対し、感染型UDCは憤慨している様子。
 これなら他の猟兵達も、咆哮を聞きつけて場所を特定し、問題無く来れるだろう。
 後はこの場所で、感染型UDCと戦闘を繰り広げるだけだ。
 確実に討伐すれば、致命的なパンデミックも防げる。
 決戦の火蓋が、切られようとしていた――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​




第3章 ボス戦 『狂火竜エヴニレース』

POW   :    ビビッドレッド・スティンガー
レベル×1個の【鮮やかな赤色】の炎を放つ。全て個別に操作でき、複数合体で強化でき、延焼分も含めて任意に消せる。
SPD   :    ヘルファイア・ファング
【噛みつき】が命中した対象に対し、高威力高命中の【火炎のブレス】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
WIZ   :    オーバーヒート・ハープーン
【全身から超高熱の熱線】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠神楽火・皇士朗です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

鬼面衆・幻黒
「巨大な相手だろうが、我ら鬼面衆の力を思い知らせてやろう」
額当てと首飾りが幻黒の顔を覆う鬼面となる。
【黄泉還りしものたちの杖】が怪しく光りを放ちユーベルコードを発動。鬼面衆死霊を集結させる。
鬼面衆の死霊の耐久力と幻黒の【集団戦術】を強化し、強化した【集団戦術】の統制された動きで敵の死角からの攻撃をする。
敵のユーベルコードには耐久力を強化した鬼面衆の死霊を盾とする事で防ぐ。
我はいつも通り後方に位置し鬼面衆の死霊に指示を出すとしよう。


木元・祭莉(サポート)
「よっし、おいらに任せといてー♪」

グラップラー×サウンドソルジャー、13歳の人狼少年です。
前衛肉弾派で、積極的に行動します。
まだまだ未熟なアホの子ですが、やる気だけは人一倍!

あまり悩まずさっと決断して、臨機応変に切り替えて、いつも楽しそうにテンション高く行動します。
本人マジメでも、結果コミカルになりがちです。

ユーベルコードは、地味に戦闘力底上げに使うことが多いです。
最後は、グラップルの正拳一撃で締めるのが理想形。

多少の怪我は耐性のおかげで気付かず、肉を切らせて骨を断つ、がモットー。
いつも笑顔で、後先考えず。でもちょっとビビリ。

あとはおまかせで。よろしくおねがいします!


クレア・フォースフェンサー(サポート)
なるほどのう。
おぬしが言わんとすることも分からぬではない。
じゃが、だからと言って、今を生きる者達を虐げてよいということにはならぬであろう。
過去の者がしでかしたことは過去の者がただすのが道理じゃ。
わしが骸の海に還してやるゆえ、覚悟するがよい。

――といった感じで相手の立場や主張を一旦受け止めながらも、最終的には斬ります。

遠間の際は《光弓》を使いますが、基本的には《光剣》を用いて戦います。
相手の動きや攻撃を見切り、UCの力を込めた《光剣》でそれらを捌きつつ接近し、両断するのが基本的な戦い方です。
なお、敵が複数いるなど広範囲の状況を確認する必要がある場合には、周囲に《光珠》を展開します。


音駆螺・鬱詐偽
ちょっと、プロデューサー、ドラゴンって、本当にドラゴンじゃないの。
てっきり、ドラゴンは何かの比喩だと思っていたわよ。
これじゃあ、鬱詐偽の丸焼きになっちゃうじゃない。
今、鬱詐偽の丸焼き美味しそうとか思った人、あとで呪ってあげるからね。

とりあえず、離れた場所で応援でもしていましょうかしら?
近付くのは危険だからね。




 けたたましい咆哮が聞こえ、音駆螺・鬱詐偽(帰ってきたネガティブアイドル・f25431)は嫌な予感がして。
 一歩一歩、慎重に進むと、敵側も距離を縮めて来た為、鬱詐偽と敵が対面するのは速かった。
 思わず絶句する、鬱詐偽。
(「ちょっと、プロデューサー、ドラゴンって、本当にドラゴンじゃないの。てっきり、ドラゴンは何かの比喩だと思っていたわよ」)
 胸中で文句を投げるが、その相手はこの場に居ない。
 眼前に見えるのは、鋭く尖った牙の奥から、呼吸をするかのように炎をゆらりと吐いている、異形。
 あの炎が熱を更に上げ、奔流のように迫られたら――。
「これじゃあ、鬱詐偽の丸焼きになっちゃうじゃない」
 足元が震えるが、鬱詐偽はぐっと力を入れ、後方へ大きく後退。
 後から来た、数名の猟兵達を、ちらりと横目で見て。
(「今、鬱詐偽の丸焼き美味しそうとか思った人、あとで呪ってあげるからね」)
 ネガティブな鬱詐偽は、つい、暗い方向に考えてしまう。
「うっわー。でかいなー」
 異形を前にして、恐怖よりも好奇心のほうが勝った、木元・祭莉(まつりんではない別の何か・f16554)。
「巨大な相手だろうが、我ら鬼面衆の力を思い知らせてやろう」
 僅かだが露わになっていた両目も、額当てと首飾りによって覆われ、鬼面衆・幻黒(滅ぼされし里の頭領・f32104)の顔を完全に隠す、鬼の面。
 鬼面衆の霊が封じ込められている杖を、左右に振れば、宝玉が怪しく煌めいて。
「鬼面衆よ、わしを護れ!!」
 鬼面衆・防御の陣を展開し、鬼面衆の死霊を召喚する、幻黒。
 召喚された死霊は、皆一様に忍び装束を纏い、一本角の鬼の面を装着している。
 能力を強化する為に、死霊達が幻黒の元へ集まってゆくが、多く集まる前に、敵が赤き炎を放って妨害。
 耐久力が強化された鬼面衆の死霊が数体、幻黒の盾となり、燃えて消えた。
「とりあえず、離れた場所で応援でもしていましょうかしら?」
 鬱詐偽が歌を唄い、その歌声に共感した者の戦闘力を、増強する。
「近付くのは危険だからね」
 ある意味、フラグを立てた鬱詐偽。
 離れていても危険だと教え込むように、敵が超高熱の熱線を放つ。
 範囲内に居た全員を無差別に、高威力の熱線で攻撃して来た。
「わしが骸の海に還してやるゆえ、覚悟するがよい」
 クレア・フォースフェンサー(UDCのエージェント・f09175)が、炎を振り払うようにして身を躍らせつつ、光弓で敵を射る。
 敵が放つ炎にも怯まず、一気に距離を縮めてゆく。
 炎は敵によって操作され、何度もクレアに襲いかかるが、それらを確実に見切る。
 見切って躱し、時には光の剣で炎を薙いで。
 猛スピードで肉薄すると、光の剣を振るい、敵の胴へ斬撃を浴びせた。
 機を逃さず、幻黒が敵の死角へと、鬼面衆の死霊を回り込ませて、攻撃。
「よっし、おいらに任せといてー♪」
 緊張感の無い、明るく元気な声をあげる、祭莉。
 地面を勢い良く蹴って敵の懐に飛び込み、超高速かつ大威力の拳撃、灰燼拳を叩き込む。
 敵には、かなりの痛手となるが、それでも敵は赤い炎を吐き出して反撃。
 炎を1つの塊に合体させ、祭莉を焼き尽くそうとする、猛烈な反撃だ。
 しかし耐性を働かせている祭莉から、明るい笑顔を奪うことは出来なかった。
 クレアが敵の背後を取り、敵の背を鋭く斬り裂く。
 強化した集団戦術で死霊達の動きを統制し、後方から巧みに鬼面衆の死霊へ指示を出す、幻黒。
 祭莉は拳を握り、鬱詐偽の歌に耳を傾ければ、戦闘力が増して。
 風を切るようにして祭莉が突き出す、正拳。
 強烈な一撃を食らい、吹き飛ぶ敵。
 だが、まだだ。
 致命傷にまでは、いたっていない。
 敵は憤激している様子で、地面を尾で何度も叩いている。
 呼吸を荒げ、低く唸り、鋭い牙をむきだして、威嚇。
 翼を何度か羽ばたかせてから、宙へ浮かび、鮮やかな赤い炎を上方から放った。
 操作出来る炎は、障害物を躱して確実に、猟兵達へと降りかかってゆく。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

シフォン・メルヴェイユ(サポート)
『楽しい世界が待っていたらいいなぁ。』
 普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」
 怒った時は「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

のんびりとして、無邪気な性格をしています。
基本的に常に笑顔で人に接して、
敵以外なら誰に対しても友好的な性格です。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


メイリン・コスモロード(サポート)
『一緒に頑張りましょうね。』
人間の竜騎士×黒騎士の女の子です。
普段の口調は「丁寧(私、あなた、~さん、です、ます、でしょう、ですか?)」、時々「対人恐怖症(ワタシ、アナタ、デス、マス、デショウ、デスカ?)」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。
人と話すのに慣れていなくて
「えっと……」とか「あの……」とか多様します。
戦闘ではドラゴンランスを使う事が多い。

その他、キャラの台詞はアドリブ等も歓迎です。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


天供路・刹那(サポート)
「なぜなら私はマグロだから!」
 普段の口調は「女性的(私、君、呼び捨て、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

マグロの被り物をしたイカれたヒロイン
アホの子でおバカの子

ネタしかできないネタキャラです。ネタシナリオならどんとこい。
ただしシリアス・ダークは勘弁な!

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


七瀬・夏希
感染型UDC
手広く力を集められる代わりに、私達に見つかる可能性も高まる……痛し痒しってやつね
こんな所で力を集めて何をしようとしていたのか、後でゆっくり聞かせてもらうわ

遠間から《拳銃》で攻撃
炎は《霊視》で動きを把握して迎撃する

最初は通常弾を使用
敵がこちらの力を見切ったと判断したようならば、奥歯に仕込んだ《強化薬》で《拳銃》の能力を強化
《霊視》で見定めた核に向かって防御無視の銃弾を叩き込む

敵が弱体化したならば、UCで邪眼の能力を解放
束縛の力で動きを封じ、《ポーチ》へと封印する

竜は無国籍のヒーロー達に倒された――
貴方が広めた噂は、そんな与太話として上書きしてあげるわ

UC指定:呪詛、マヒ攻撃


アーネスト・シートン
ようやく見つけましたが、ここはUDCアースではないのでしょうか。
まぎれもなく、これ、ドラゴンですよね。
なら、この場合、動物たちを巻き込むようなのは出したくないですね。
しかし、火の玉は…誘導ですか!!

こうなれば、やられる前にやらせて頂きますよ。
M.S.L.…マシンガンモード。攻撃回数を重視して、頭に【スナイパー】【破魔】【呪殺弾】【先制攻撃】【鎧無視攻撃】で、狙うは胴体から狙い、少しずつ狙いを頭部まで移動させ、頭部に大打撃を与えた後、「滅竜銃ドラゴンブレイカー」で、頭と心臓を【スナイパー】【鎧無視攻撃】【2回攻撃】【呪殺弾】で葬る。
「この地球に、ドラゴンの居場所はないのですから」
アドリブ歓迎


数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】

まさか猫の裏に隠れてたのは、
竜だったなんてねぇ…。
とかのんきに言ってる場合じゃねぇな!
UDCクリーチャーはなんでもアリだってのは分かってるけど、
ここまで真正面から異世界っぽい奴は願い下げさ!?
こんなのイメージが固めやすいから広げないよう気配りして良かったよ!!
だから……テメェにふさわしい世界に還っちまえ!

奴の牙に咬みつかれないよう、
『衝撃波』を放って『目潰し』するよ。
その間に『マヒ攻撃』の電撃を放って動きを鈍らせて、
本命の準備を進めとく。
そして最後は一気に【宙送りの穴】で包み込み、
この世界から噂共々ご退場願おうじゃないのさ!

さて、後の説明はどうするかねぇ……?




 更に駆け付けた、猟兵が数人。
 敵は忌々しいとばかりに、眼光鋭く、睨みつける。
(「ようやく見つけましたが、ここはUDCアースではないのでしょうか」)
 敵を目にして思わず、今居る世界を疑ってしまう、アーネスト・シートン(動物愛好家・f11928)。
「まぎれもなく、これ、ドラゴンですよね」
「まさか猫の裏に隠れてたのは、竜だったなんてねぇ……」
 アーネストの呟きに続いて、数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)も、独り言を零す。
「とか、のんきに言ってる場合じゃねぇな!」
 が、すぐにハッとし、多喜は炎の隙間を縫うようにして駆け、太めの管パイプ上へと飛び移る。
 他の猟兵達を警戒しつつも、敵はやはり、噂を広める事を妨害した多喜に注目しているようだ。
「こんなのイメージが固めやすいから広げないよう気配りして良かったよ!!」
 多喜は敵に向けて声を張り上げ、己の対応が正解であったことを実感しつつ、攻撃を仕掛ける。
 宙を飛んでいる敵に攻撃が届くようにと、管パイプを蹴り、大きく跳躍して。
 多喜が放った衝撃波は、敵の片目に傷を付け、敵を地面へ落下させた。
「悪い奴は全員ぶっ飛ばせば解決ですよね」
 マグロの被りものを装着した、天供路・刹那(マグロガール・f17804)。
「マグロ隊、突撃ですよー!」
 意気揚々と召喚したものは、数体のマグロだった。
 翼のような剣が生えたマグロが、宙を泳ぐかのように浮いている。
 刹那の合図で、マグロ達は一斉に敵へ突撃。
 しかし、マグロ達の攻撃が届く前に、敵は超高熱の熱線を放って。
 半径内に居る者達、全員を無差別に焼き払う。
「熱い! マグロのあぶり焼きになってしまいます! なぜなら私はマグロだから!」
 後退しながら、刹那は主張して、敵の攻撃が届かない位置にまで下がった。
「感染型UDC……手広く力を集められる代わりに、私達に見つかる可能性も高まる……痛し痒しってやつね」
 熱線を上手く躱した、七瀬・夏希(UDC-SWAT・f29827)が、冷静に言葉を紡ぐ。
 躱した瞬間には、もう銃を構えていて。
 標的以外の障害物は貫通する拳銃で、夏希は弾丸を撃ち込む。
「動物たちを巻き込むようなのは出したくないですね」
 動物好きのアーネストは、動物の力を借りる攻撃方法を、今回はしない事に決める。
「UDCクリーチャーはなんでもアリだってのは分かってるけど、ここまで真正面から異世界っぽい奴は願い下げさ!」
「世界観が、違いすぎるのよね」
 電撃を放とうとしたものの、熱線に阻まれた多喜が、やや悔しげに眉根を寄せた。
 敵以外に対しては、常に笑顔で接するシフォン・メルヴェイユ(夢見る少女・f19704)が、微笑みながら言葉を交わす。
「えっと……」
 人と話す事に慣れていないメイリン・コスモロード(飛竜の鉾・f13235)は、小声で。
「強そうだけど……一緒に頑張って……倒しましょうね」
 ぽつぽつと言葉を紡いでから、メイリンは敵のほうへ向き直る。
「竜の力よ、目覚めなさい!」
 纏っているオーラを一時的に増強したメイリンが、自身の能力を数倍に上昇させる。
 敵からの熱線をギリギリで躱しながら、ドラゴンランスで勢い良く、敵を突く。
 敵は怯む事は無いものの、低い唸り声が、負傷を物語っている。
「白き蓮の花々よ、吹雪の様に舞いなさい!」
 シフォンは装備している武器を、無数の白い蓮の花びらに変化させた。
 美しい花びらが、舞うように敵へ襲い掛かる。
 連続での敵からの反撃、その強烈な熱線を食らわないよう立ち回りながら、電撃を放って敵をマヒさせる、多喜。
「こうなれば、やられる前にやらせて頂きますよ……マシンガンモード」
 M.S.L.を展開したアーネストは、攻撃回数を重視した。
 マヒの効果が速くも消えた敵に対し、先制を取って。
 破魔と呪殺が込められた弾丸を、鎧無視攻撃で、敵の胴体へ次々と撃ち込む。
 敵も負けじと炎を塊にし、アーネストに向けて飛ばす。
 迫る炎の塊に若干焦り、攻撃から回避へ転じようとしていたアーネストだったが、その炎を多喜が衝撃波で吹き飛ばした。
「この世界から噂共々、ご退場願おうじゃないのさ!」
 多喜が声を張り上げれば、敵は片方の瞳だけで多喜を睨んで。
「助かりました」
 アーネストが短く感謝の意を伝え、敵の頭部へ弾丸を幾つも撃ち込む。
「こんな所で力を集めて、何をしようとしていたのかしら」
 奥歯に仕込んだ強化薬の効果で能力を強化し、銃撃を続ける、夏希。
「テメェにふさわしい世界に還っちまえ!」
「そうですね。この地球に、ドラゴンの居場所はないのですから」
 短時間の次元崩壊が起きる空間に敵を包み込み、強烈なダメージを多喜が与え。
 アーネストは、敵の頭と心臓部へ、狙いを定めて。
 リボルバー型の対魔銃、滅竜銃ドラゴンブレイカーで、鎧無視と呪殺弾による2回攻撃を撃ち放った。
 蓄積したダメージに、敵がよろけて体勢を崩した瞬間、夏希が能力を解放し。
 極めて高かった暗殺技能が、より高くなり、敵の致命傷となる箇所を破壊する。
「竜は無国籍のヒーロー達に倒された――貴方が広めた噂は、そんな与太話として上書きしてあげるわ」
 崩れ落ち、消滅してゆく敵を横目に、夏希は言い放つ。
「さて、後の説明はどうするかねぇ……?」
 敵を討伐した後、双方の攻防によって荒れ果てた廃工場内。
 菅パイプの上に座っていた多喜が、どうにかするべきか、と悩み出す。
「使われていない廃工場だから、大丈夫よ」
 シフォンが、なんの心配も無いとばかりに、にこやかに笑った。
 あまりにも晴れ晴れとした笑顔だったので、多喜は釣られて笑ってしまう。
「言われてみたら、そうだねぇ」
 敵の炎で明るく見えていただけで、その敵を倒した今は、昼間でも薄暗い工場内だ。
 ただの一般人に、ここで戦闘が行なわれた事は、見抜け無いだろう。
「……ほんとに大丈夫、なのかねぇ?」
 少し後ろ髪を引かれる思いは有るが、猟兵達と共に、戦場を後にするのだった。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2021年03月08日


挿絵イラスト