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銀河帝国攻略戦⑤~悪夢よ去れ~

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

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●夢半ば
「くそ、夢に見た『解放軍』との合流を前にして……!」
 スペースシップワールド、その中を航行中のとある宇宙船、その長はコンソールをバン、と力強く叩いた。それによって事態が好転する事はあり得ない。しかし、そうするしか長にできる事は最早なかったのだ。
 元より、この船は戦闘用のものではない。居住用の人の集まりなのだ。しかしながら、銀河帝国の脅威を考えれば、『解放軍』との合流を果たしておく事こそが、最重要であると『解放軍』がいるという情報のあった座標へ舵を切った。その事を長は悔いてはいない。また、他の幹部や住民たちも反対の意を唱える者は一人たりともいなかった。
 だが、その思いも儚く、銀河帝国戦艦による攻撃で、この船は今まさに落ちようとしていた。
「総員、退艦せよ! 遅いかもしれないが、一人でも多く生き延びるのだ!」
 長を除く搭乗員や住民達が避難用の小型艦、脱出艇で脱出していく。だが、脱出艇では銀河帝国戦艦にとっても良い的だ。一隻が宙域を脱出できれば奇跡とも言える。
 一つ一つの脱出艇が潰されていく様を、悪夢を長は眼に焼き付けながら、自身の命の終わりを待つ事しかできる事はなかった――。

●夢は夢
「皆さん、攻略戦であります!」
 その場に集まった猟兵達に向かって、紅葉・智華(紅眼の射手/妹捜索中・f07893)は力強くそう宣言した。そう言って、軽く資料を普段なら丁寧に手渡す所を、ばさっと放り投げるが、一応正確に猟兵達の手元に届く。
「現在、とある『解放軍』への合流の意思を示しているスペースシップに対して、銀河帝国戦艦が急速接近中であります」
 そう言って、資料の中にあるマップを指で指し示す。
「予知によれば、この座標の宇宙船に対し、この銀河帝国戦艦が接近、そのまま交戦となります。宇宙船そのものには戦闘力はなく、戦艦の内部戦力を使うまでもなく宇宙船はこのままだと撃沈、脱出艇も恐らく潰されるであります――気分の悪い話でありますよ」
 そう言って、智華は一息ついてから、再び口を開く。
「そこで、この銀河帝国戦艦内部に強襲を仕掛けるであります。まだ宇宙船が戦艦の主砲の射程内に入る前に、侵入する事で戦艦の航行を妨害。また、内部戦力を潰した上で指揮系統を潰す事で、無力化。これが、本作戦の概要となります」
 ささっと、ホワイトボードに宇宙船と戦艦との位置関係や射程等をまとめた図を描きながら、最後には戦艦の上から太い赤ペンで×の印をつけた。
「――それでは、どうかこの悪い予知を覆して頂けますよう、宜しくお願い致します」
 最後は自身のキャラ作りのための口調を忘れた事には気づかずに、智華は転移の術を展開し、猟兵達と銀河帝国との闘いが始まるのだった――。


暁文空
 どうも、5作目のシナリオとなります。初めましての方は初めまして。そうでない方は今度も宜しくお願い致します。暁 文空(アカツキ フミアキ)です。4作目との並行作業ではありますが、きっと何とかなるでしょう。(楽観)
 慌てて戦争シナリオ執筆致しました。正直、粗はあるかと思いますが、お付き合い頂けるのであれば、幸いです。

 さて。今回のシナリオは銀河帝国攻略戦、マップ⑤の攻略となります。

 一応、プレイングについてですが、特定の他者との連携の場合は、その方のキャラ名とID、旅団単位であれば旅団名を最初に明記して頂きますようお願い致します。
 また、明確に技能を使用する場合は、本文中に明記して頂けると、助かります。

 それでは、どうかお付き合いの程、宜しくお願い致します。
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第1章 集団戦 『クローン騎兵』

POW   :    ジェノサイダー
【自身の寿命】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【ジェノサイドモード】に変化させ、殺傷力を増す。
SPD   :    インペリアル・インテリジェンス
【銀河帝国式戦術ドローン】を召喚し、自身を操らせる事で戦闘力が向上する。
WIZ   :    ブラスターレイン
【熱線銃(ブラスター)】を向けた対象に、【連続射撃】でダメージを与える。命中率が高い。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

十六夜・月
これは、最初の強襲でどれだけ戦力を削れるかで後々の持久戦で苦労するかどうか決まってくるかな・・・
最初撃である程度、本気で1撃を放ってあとはできるだけ消耗を減らした戦闘で時間を稼がないと。

転移直後、ver.pgl【162L-S】にて[先制攻撃][早業][範囲攻撃][2回攻撃]を駆使し、全力でその場でいる敵の排除を行う。
敵に、敵強襲の情報が伝わり、混乱状態が解消されつつあると[戦闘知識]から[第六感][野生の勘]で判断した時、武器をver.pul【1610L-BFS】に持ち替え、[スナイパー][援護射撃][鎧無視攻撃]持久戦に持ち込む。
船の破壊はだれかに任せよう。きっと私にはそこまでできないから


セレスティア・ナイトリー
戦いを起こすものを戦いによって滅ぼすのが戦斗人形たる我が使命。
機械は考えない。ただ、敵と認識する者をプログラムによって殲滅するのみ。

「全戦闘プログラム起動」
蒸気推進器で加速しながら前線へ突入、攻撃回数重視で【機士の進撃】を発動する。
敵の数、距離、攻撃間隔、地形などあらゆるデータをリアルタイムに自動入力した戦術編成プログラムに従い、最高効率で敵を駆逐。
万一的の攻撃を被弾する場合も、激痛耐性を以て怯むことなく進撃。
我が剣の一撃は鎧を打ち砕き、ときに鎧すら存在していないかのように敵を斬り裂く。
砲撃は衝撃波を巻き起こし、敵を易々と吹き飛ばす。
雑兵よ、我を止められるものなら止めてみるがいい。



●強襲開始
 銀河帝国戦艦内、転移の術で猟兵達は周囲にいる帝国軍のクローン騎兵にとって、突然現れた。唐突過ぎる出現に、クローン騎兵達はまだ状況を理解できずにいた。当然、指揮系統も当然の事ながらまだ機能していない。
 十六夜・月(自由気ままなダンピール・f12574)はその赤い眼をクローン騎兵たちが集まっている箇所へと向ける。こういった強襲においては、初動が肝心であると理解しているが故に、まず多くの敵を屠る事のできる部分をいち早く探したのだ。
「ここで、全力でその場でいる敵を倒さないと……!」
 早速、ver.pgl【162L-S】を手に先制攻撃を仕掛ける。対多に向いた兵装は多くの敵へと攻撃をばら撒いていき、多くの敵を屠っていく。だが、かと言ってずっと騎兵たちも混乱し続けているわけでもない。落ち着きを取り戻した騎兵たちは、隊列を整え、月へと統制のとれた攻撃を放ち始める。それを感じ取った月は障害物へと素早く身を隠し、武器をver.pul【1610L-BFS】に変更。微かに銃口だけ外に出して、指揮をとっていると考えられる騎兵を狙い撃つ。その一撃は、確かに騎兵を仕留めるに至ったが、数は多い。
「……できるだけ消耗を減らした戦闘で時間を稼がないと……」
 自身で一気に殲滅して戦艦内部中枢を目指すのではなく、殲滅していく他の猟兵達の下へこの騎兵たちを向かわせないようにすべく、月は時間稼ぎへと作戦を変更。障害物を盾に、指揮権を持っていそうな騎兵を狙い撃ち続ける長期戦へと突入したのだった。

「全戦闘プログラム起動」
 一方、セレスティア・ナイトリー(流転の機士・f05448)は同様に、敵が密集している別区画へと一気に接敵しようとしていた。蒸気推進器で加速し、騎兵への接敵を果たす。
「戦術編成プログラムおよび測的追尾プログラム起動、対象に有効な最適解を取得、殲滅を開始する」
 機士の進撃(ミレナリオ・ストライク)で最適な武器を判断――攻撃回数を重視して、クローン騎兵へと攻撃を繰り出す。一体、また一体と敵数を減らしていく。
 しかし、数に勝る騎兵は反撃に転じる。集中砲火を浴びせ、セレスティアの動きを止めようとするが――被弾程度でセレスティアの動きは止まらない。そのような痛みで、止まるようなら此処には来ていないのだ。その様子に、クローン騎兵も動揺を隠せない。クローン騎兵とて、機械ではない。クローンの騎兵というだけで、キリングマシーンではなく、一人の生きた兵士なのだから。
 そんな動揺をセレスティアが見逃す訳もない。彼女が手にする蒸気振動剣がクローン騎兵を鎧の上からそのまま真っ二つに斬り伏せる。一瞬の出来事に、状況が理解できていない隣の騎兵も同じく、斬って捨てる。斬られた騎兵が崩れ落ちていく様を見届ける事なく彼女は反転、後ろへと向き変えると、少し離れた騎兵の密集した箇所に向けて、蒸気圧縮砲を放つ。
「――次」
 騎兵たちの屍の山が築かれる様を見届ける事なく、セレスティアは次の区画へと向かう。クローン騎兵はまだ多くいる。しかし、それを屠る猟兵達もまた、他にもまだ此処に来ているのだった――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

竹城・落葉
 どうやら、次々に艦がやられていっているようだな。この光景を見ていると、嫌でも戦争なのだという事を思い知らされる。かつてオブリビオンによって職場が壊滅させられた元武将にとっては辛い光景だが、今は敵を倒す事に集中するとしよう!
 内部には、恐らく敵が大勢居る事だろう。なら、我は夜叉の如く突撃し、敵陣を切り伏せるのみ。名物竹城を手に『支柱一閃』で攻撃を仕掛けるぞ。【2回攻撃】と【早業】を駆使して、次々に敵を切り伏せていこう。戦闘中は冷酷な雰囲気を醸し出し、無表情で戦っていくぞ!


波狼・拓哉
さてさて…蹴散らすとしますかー。俺じゃ無くてミミックさんが。
相敵と同時に召喚しておいた箱型生命体であるミミックを相手のに向かって投擲。さあ、そのまま化け咆えな…!あ、一応周りの人は気を付けてね、あの咆哮精神にくるから。龍に化けたミミックの咆哮で恐怖を与え相手の気を集中させジェノサイドモードを誘う。そのまま敵群の中で力尽きるまで暴れときな!
俺は周りとミミックのサポートに回ろう。相手のジェノサイドモードを確認しだい、衝撃波を込めた弾を武器に打ち込み武器を弾くのを狙う。また暴れ終わったミミックが作った相手の傷口に抉るように弾を打ち込み衝撃波で内部から崩していくかな!


リステル・クローズエデン
まさか、僕がこの世界に来ることになるとは……
いえ、大丈夫です。宇宙船の中なら大丈夫……大丈夫……

『第六感5+先制攻撃4+戦闘知識3』で敵集団に最も有効な位置を見極め。
『ダッシュ5+ジャンプ6』を駆使して移動しつつ
【穿刃天舞】
『投擲14+2回攻撃7+鎧無視攻撃7、毒使い4+マヒ攻撃5』で攻撃
範囲にマヒ毒付きの無数の苦無を連続で投げつけて、
戦闘能力を減衰させます。
「クローンといえども生命体。この毒は結構効くでしょうね」

相手の攻撃に対しては
『見切り4+残像2』で回避
『オーラ防御8+激痛耐性3』で防御します。

「こんな所で、躓いていられませんからね……」



●第二陣突入
 猟兵の転移即強襲という、帝国戦艦にとっては寝耳に水もいいところの戦況であったが、とはいえいつまでも混乱し続けているわけでもない。辛うじて生き延びた騎兵がまだ襲撃を受けていない区画に、状況を報告した。故に、迎撃の準備が急ピッチで行われている。
 ――急ピッチで、『これから』準備がされるのだ。
 ――つまり、『まだ』準備できていないという事。

 どのような手段で侵入してきたのか、という所は騎兵達にはわからなかったが、とにかくこれから敵が来るとだけ理解し、隊列を整えつつあったのだが――
「――」
 ふと、ごとりと何かが落ちる音が聞こえて騎兵達は音のしたところへと視線をやる。だが、それも遅い。その動きの間に緑の影は一人の騎兵へと迫り、その騎兵は何も見る事はできないままにその身体は真っ二つに斬り伏せられる。
 その様子を目で捉えた騎兵達は、漸く自分達が敵に襲われたのだと理解した。遠くに離れていた騎兵は落ち着きを取り戻し、他の区画への報告を手早く行うが、その間にも一人、また一人と騎兵は数を減らしていく。
 その緑の影こそが、猟兵――竹城・落葉(一般的な剣客……の筈だった・f00809)だった。彼女は、名物竹城を手に、騎兵達を斬っては捨て斬っては捨てを繰り返す。名物竹城はバールのようなもの、の筈なのだが、まるで名刀かのように騎兵を奇麗に両断していく。無表情で、よくわからない武器を手に騎兵を斬る姿は、騎兵達からすれば恐怖の対象でしかなかった。だが、そこで怯むわけにもいかない。
 ジェノサイドモードを起動させ、手持ちの武器を砲身が焼き付いてしまうのではないか、と言わんばかりに連射する騎兵。実際、その攻撃の手数により落葉に文字通り一矢報いる形にはなったが――それだけだった。

 そんな落葉から少し離れた別区画でもまた、猟兵達を迎え撃つ隊列を整えつつあったのだが、そこにナニカが投げ込まれた。
「あれは……なんだ……!?」
 何が放り込まれたのかを見極めようと動きを止めたのが悪かった。そこに現れたのは、波狼・拓哉(ミミクリーサモナー・f04253)の放った予め召喚しておいたミミックだったのだから。
「さあ、化け咆えなミミック……! 真の狂気を知らしめてやろうぜ!」
 そんな声に呼応するように、ミミックは近くの騎兵へと食らいつく。目の前で竜へと変化したソレに、騎兵達が恐怖するのは必然。故に、拓哉のユーベルコード――『偽正・龍滅咆哮(ドラゴン・ロア)』により、その動きは制限される。
 対処すべく、ジェノサイドモードでミミックをどうにかしようとする騎兵もいたが、そこへ別の猟兵による一手が加わる。
「天ノ舞は、刃ノ風を呼ぶ――」
 リステル・クローズエデン(なんか青いの・f06520)は、敵が密集し、その上で少し隊列の崩れたこの場所を察知し、突入、そしてその勢いのまま手にした手裏剣を舞うように周囲へ放つ。素早い動きだが、正確に放たれた手裏剣は正確に今まさに拓哉のミミックへと襲い掛かろうとしていた騎兵達を捉えていた。
 これこそが、リステルのユーベルコード、穿刃天舞(センジンテンブ)。だが、それだけでは終わらない。
「クローンといえども生命体。この毒は結構効くでしょうね」
 そう、放った手裏剣はただの手裏剣ではない。マヒ毒の仕込まれた特別性。クローン騎兵の身に着けている鎧を貫通し、身体へと直接入るマヒ毒に、騎兵達の動きはみるみると止まっていく。
 そうして、傷の増えていく騎兵達に対して、拓哉は銃で正確に傷口を狙って撃ち込んでいく。傷口を抉る一撃に、騎兵達は次々に倒れてゆく。
 ――だが、やはり他と比べても準備ができていた区画。比較的猟兵達から離れていた騎兵達は準備を終えて、銀河帝国式戦術ドローンを召喚していた。クローン騎兵達はこのドローンの指示に身を任せる事で、自身の限界を超えた動き、あるいはより正確な動きを以って戦闘を行えるのだ。
 そう、まだまだ此処の敵は残っている。そして、騎兵はこれまでやられた騎兵達よりも素早くリステルに接敵、素早くブラスター銃を連続で放つ。そのような安易な不意打ちに手間取るリステルではないが、攻勢の手が一旦緩んだのは事実。
「こんな所で、躓いていられませんからね……」
 仕切り直し、再び猟兵達から騎兵達へと攻撃を仕掛ける。数の上では騎兵が優位で、戦術ドローンによる強化は確かなものだ。しかし、その程度で猟兵達の強襲が止められるわけもない。
 戦艦内の無力まで、あと一手――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​

タイタス・レイヴン
【全世界サイボーグ連盟として参加】
【SPD】
「蹴散らせて頂きましょう!Let's morphing !」
変身コールと共に完全戦闘形態に変身。ライドトルーパーに【騎乗】【操縦】してクローン騎兵に搭載ガトリング砲で弾幕を張りつつ突撃。
「新しいUCの威力試させて頂きましょう!オーラを疑似的に分子構造形成・・・分子運動、加速制御ッ!加減はしますよ。何せフルパワーで使えば宇宙が滅びかねない力なのだから!これが原初にして終極の炎、プロメテウスファイアッ!」
仲間を巻き込まないように注意し複数の炎を操りクローン騎兵を延焼、トドメとしては合体させてぶつける。
※最大1TK(テラケルビン)=最大約1兆℃


リズ・ルシーズ
【全世界サイボーグ連盟】で参加、アドリブ歓迎だよ!

【SPD】

帝国の皆、ちょっと邪魔させてもらうよ!

【ルシーズ】を使って量産型Rシリーズと一緒に【迷彩】し【地形を利用】して擬似刻印のレーザーによる光【属性攻撃】で【スナイパー】と【援護射撃】をするよ!周囲の【情報収集】しながら脆い所があれば【一斉射撃】で数も減らせたらいいかな?

権左衛門、援護は任せて!

前衛のため射撃で【時間稼ぎ】しつつ、あわせてRシリーズの何人かをタイタスと権左衛門に変装させて突っ込ませるつもり。

こういうときのために、自爆機能もあるんだ!

変装して突撃したRシリーズに敵が近付いたら【零距離射撃】後に【自爆】して【だまし討ち】だね!


佐之上・権左衛門
【全世界サイボーグ連盟として参加】【POW】しっかしまー唐突だねぇ。それにこの世界が壊されたらウチラサイボーグは何処でメンテしろというのか。という訳で自分勝手だが武力介入させてもらうのだぜ。 「ゆけ、キラーあんぱーん(笑)」とじぶんで付けたモノながらも笑いつつ 【あんぱん爆弾】をクローン兵の群れに突撃。このまま自分も左手のニードルアタッチメントと左腕に装着したガトリングシールドでちょこまかと動きながら弾をばら撒く。命中よりかく乱が目的だが、とりあえずニードルによる「マヒ攻撃」は入れておく。 回避行動は「残像・空中戦・ロープワーク・第六感」でアクロバティックに(出来たらいいなぁ)。



●悪夢よ去れ
 各区画で猟兵達が多数のクローン騎兵を屠り、あるいは足止めをしている間に、銀河帝国戦艦の中枢部への突入を果たした猟兵達がいた。その者たちは全て何らかの改造を施された人間――サイボーグで、みな同一の団体、旅団に属する者達だった。
「くそ、迎撃しろ! これ以上奥に行かせるな!」
 指示を飛ばすクローン騎兵の指揮官。その顔には焦りが見える。無理もない。此処がやられれば、この船のコントロール部分が潰される。それは、他の区画が仮に猟兵達を押し返したとしても、敗北するという事を示している。負けるわけにはいかない――そんな動揺が、指揮官には見て取れる。
 だが、その周りにいるクローン騎兵達は違う。動揺がないと言えば嘘になる。しかしながら、指揮官に付き従う懐刀である。見た目は変わらないが、この船でも上から数えた方が良い戦力である騎兵は、ただ無言でこの船の重要な区画、艦橋へと続く箇所でサイボーグの猟兵達を待ち構えていた。既に戦術ドローンは召喚し、騎兵の動きは最適化されている。猟兵達の接近をセンサーが感知し、騎兵達に緊張感が走る。そこへ――。
「ゆけ、キラーあんぱーん」
 なんとも間の抜ける佐之上・権左衛門(トレンチコートのバーバリアン・f00239)の声が響き渡る。投じられた拍子抜けした騎兵達は警戒態勢を緩めてしまう。だが、極僅かの精鋭は「いかん、距離をとれ!」と指示を飛ばす。だが、間に合わない。権左衛門はニヤリと笑う。
「既にそのあんぱんは爆発物に変わっている」
 遅い指示に対応できず、あんぱんに接触してしまった騎兵達は爆発を受け、地に伏せる。それを合図に、タイタス・レイヴン(復讐の大鴉・f06435)は「蹴散らせて頂きましょう! Let's morphing !」と高らかに宣言し、完全戦闘形態に変身。ライドトルーパーに騎乗、そのまま高速機動で騎兵を翻弄しながら搭載しているガトリングを掃射。その間に、自身は新たに身に編み出したユーベルコードを満を持して発動させる――。
「新しいUCの威力試させて頂きましょう! オーラを疑似的に分子構造形成・・・分子運動、加速制御ッ! 加減はしますよ。何せフルパワーで使えば宇宙が滅びかねない力なのだから! これが原初にして終極の炎、プロメテウスファイアッ!」
 タイタスから放たれた炎は摂氏何度と表記するのもバカらしい程の熱量で、クローン騎兵の鎧を焼き、融解させる。その危険性を察知した精鋭は距離をとり、タイタスへ正確にブラスター銃で反撃をしていくが、ライドトルーパーの機動力に有効な一手がなかなか繰り出せない。
 冷静さをここまで保っていた一部の精鋭たちにも焦りが生じてくる。そんなタイミングで、新たに乱戦に加わった影は、リズ・ルシーズ(Re-Z・f11009)だが、その影は一つではない。
「――なんだ、この数は……!?」
「『アーカイブ接続、ブループリント読込、圧縮展開』ボクはルシーズ、ボク達はルシーズ。ボク達の本質、見せてあげるよ!」
 リズの姿は幾つもある。更に、騎兵達には恐ろしい事に、先ほどの恐怖のあんぱんを放った権左衛門に、とんでもない炎を放つタイタスの姿も増えている。そう、リズは自身のユーベルコード、R-Series(ルシーズ)で生み出した自身と同性能を持つ簡易複製体の一部を権左衛門とタイタスへと変装させたのだ。
 合わせて21体。本体――リズ、権左衛門、タイタス本人を合わせて24もの姿が、騎兵達にとっての恐怖だった。精鋭達もこの状況には冷静さを保つのは至難であった。とにかく、近くにいる猟兵達にかかり切りとなってしまい、そこに――。
「――ちょっと邪魔させてもらうよ! タイタス、権左衛門、援護は任せて!」
 リズ・ルシーズ本人が精鋭の一人を狙撃した。その一撃は、仕留めるには至らなかったが、その隙にリズの簡易複製体が精鋭に肉迫する。そして、それに似たような光景は、リズの立て続けの狙撃によって、幾か所で同時に起きていた。
 慌てて、応戦しようとする騎兵達。だが、その攻撃に怯むことなく逆に騎兵達に攻撃をして、最後には組み付く。いくら簡易複製体が複数体いるとはいえ、騎兵達の方が数の上では優勢。そのような行為は数で勝る騎兵達が利するだけなのでは、と考える指揮官だったが、「まさか――!?」と声を上げる。同時に、勘の良い一部の騎兵や、精鋭もその拘束から逃れようとするが、もう遅い。
「こういうときのために、自爆機能もあるんだ!」
 狙ったかそうでないかはわからないが、その言葉に合わせるように、簡易複製体達は一斉に爆発し、組み付かれた騎兵を確実に仕留め、。その周囲にいた騎兵達にも大きなダメージを負わせるに至った。そして、精鋭をも数を欠き、指揮官も先ほどの爆発に気を取られている最中も、サイボーグ達は手を緩める事をしない。
 権左衛門は手にしているガトリングのついたシールドで弾幕をはりつつ、一気に呆けている騎兵へと迫り、ニードルアタッチメントで殴り飛ばす。そして、どのトゲに刺された騎兵はマヒにより立つ事すらままならない。
「これがトドメだ!」
 そして、タイタスは先ほどからずっと操っていた炎を一つに集約させる。多く放たれた一つ一つでさえ脅威というのに、それらが集まるのなら、その一つに集まった炎というのは、これまでで一番の騎兵達にとっての――いや、銀河帝国にとっての最大の脅威である。
 立ち向かう事すら忘れて、逃げる騎兵もいるが、それは叶わない。騎兵達の密集しているところへぶつけられたソレは、騎兵達とその指揮をとっていた者をまとめて焼き尽くし、燃やし尽くすには十分過ぎた。
 艦内の戦力は粗方片付け、残すは艦橋――操船等を行うクルー達のみ。そして、彼らには猟兵達に抗う術などなく、銀河帝国戦艦はこれにて停船。無力化に至る。

 猟兵達の働きにより、宇宙船の長は悪夢のような出来事を体験する事なく、後日、『解放軍』と呼ばれる者達との合流を果たす事ができたのだった。

 ――そう、悪夢は去ったのだ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月02日


挿絵イラスト