そのため『カウンターを許さないくらい素早い攻撃を仕掛ける』『複数人で連携し、挟み撃ちをする』『盾で防げないような攻撃をする』といった戦法が有効だろう。他にも出来そうなことがあればどんどん試して欲しい。
ささかまかまだ
こんにちは、ささかまかまだです。
アルダワ世界は色んな場所があって楽しいですね。
●プレイングボーナス
マジックナイトの助力を得る。
●一章「シールドマシンゴーレム」との集団戦
盾使いの戦士の技を修得した敵との戦いです。
周囲のマジックナイトと連携したり、彼らにアドバイスを求めつつ戦いましょう。
●ニ章「魔鬼士」
猟書家戦です。
マジックナイト達はまだ残っているので、彼らと連携しつつ戦うのもいいでしょう。
●マジックナイト達
盾使いの戦士の流派を受け継ぐ者達です。魔法剣と盾で戦うことを得意としています。
戦場にいるのは10人程の老若男女で、戦力としては全員猟兵ほど強くはありません。
指示を受ければ素直に動きます。
●
どの章からでも参加していただいて大丈夫ですし、特定の章だけ参加していただくのも歓迎です。
進行状況や募集状況はマスターページに適宜記載していく予定です。
締め切りの告知もそちらで行っているので確認していただけると幸いです。
それでは今回もよろしくお願いします。
第1章 集団戦
『シールドマシンゴーレム』
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POW |
●シールドカウンター(ドリル)
単純で重い【だけの攻撃ならば盾で防ぎつつ、掘削ドリル】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
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SPD |
●シールドカウンター(アーム)
【敵の攻撃を盾で受け流し、反撃の解体アーム】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
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WIZ |
●シールドダンジョン
戦場全体に、【一定時間後に出口が封鎖される封印結界魔法】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
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👑11 |
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴 |
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●
魔導戦士達の道場の周囲では、既に激しい戦いが繰り広げられていた。
「こいつら、もしかして俺達と同じ技を!? どうなってるんだ!」
「奥からは妙な気配もするわ。早くこいつらをどうにかしないと……!」
道場にいたマジックナイト達は剣と盾を手に、ゴーレムの災魔と戦い続けている。
しかし、彼らだけで多くの敵を倒し切るのは難しい。
更には猟書家も待ち構えているとなれば――猟兵達の力が必要だ。
今すぐ戦場に突入し、マジックナイトと共に災魔を討伐しに行こう。
キョウ・キリノ
守り、盾…斬機一刀の前には全てが無意味であると証明しよう。
戦場についたら一呼吸、その呼吸の間に【瞬間思考力】を以ってゴーレムやマジックナイト達の技を【見切り】完全に把握する。
「マジックナイト達よ、俺が切り込んだら畳み掛けろ!機を逃すな!」
その上で味方に要請をして【抜即斬】にて【切り込み】をかける。
防御不能の一閃で次々にゴーレムを【切断】してゆき、マジックナイト達と連携して素早く仕留めてゆこう。
「俺は全てを斬り裂く刃、盾を味方を得たならば負ける道理は無し」
【アドリブ歓迎】
播州・クロリア
(ゴーレムを見ながらマジックナイトたちに話しかける)
あのゴーレムたちは所詮は真似しかできず、未知の攻撃には無力のはずです
ですので皆さん、踊っていただけますか?
いえ、冗談は言ってませんよ?
上手い下手は関係なく、ただただ踊りを楽しんでください
(直立し目を閉じて両腕で自分を抱きしめるようなポーズをした後{白銀の旋律}で『ダンス』を始める)
このリズムのように純粋に心を輝かせて...
そうすると、ほら
(UC【蠱の宴】を発動しゴーレムたちの動きを阻害する)
これで防御すら不可能でしょう
さぁ皆さん、共にゴーレムたちを駆逐しましょう
({白銀の旋律}で生み出した氷属性の『衝撃波』を纏った蹴りで『属性攻撃』を行う)
●
マジックナイトとゴーレム達が戦いを繰り広げる道場に、男女の猟兵が姿を現す。
女はひらりと戦士達の元へと降り立ち、男は静かに戦況を見極めていた。
「あの、少しよろしいでしょうか」
女の方――播州・クロリア(リアを充足せし者・f23522)は淡々と言葉を紡ぎつつ、戦士達との距離を詰める。
「君は……?」
「私はあなた達と共に戦いに来た猟兵です。それで、あのゴーレムたちは所詮は真似しかできず、未知の攻撃には無力のはずです」
「確かに……技の真似は完璧だけど、動きは固いかもしれないな」
クロリアの言葉に戦士達はこくこくと頷き、ゴーレムを観察していた。皆が納得しているのを確認すると、クロリアは――。
「ですので皆さん、踊っていただけますか?」
ごく自然に、己の願いを戦士達へと告げた。その言葉に呆気にとられたのは、戦士達は目を丸くしている。
「いえ、冗談は言ってませんよ? 上手い下手は関係なく、ただただ踊りを楽しんでください」
クロリアは調子を変えずに戦士達の前に歩み出て、静かに自分を両腕で抱くようなポーズを取った。
そのまま静寂と純真のリズムを刻んで踊り始めれば、その鼓動は周囲を巻き込み響き出す。
「このリズムのように純粋に心を輝かせて……」
そして、こう。
広がる旋律はクロリア達の動きだけを支え、何かを楽しむことが出来ない金属塊達の動きを緩やかに変えていく。
己の動きに混乱し、ゴーレム達が盾やアームを振るおうとその動きは緩慢なものだ。
クロリアも戦士達も振り下ろされる攻撃はひらりと躱し、溢れるリズムを楽しんでいる。
「わぁ……こんなことも出来るのか!」
「ええ、とてもリアですよ。この状態ならゴーレム達は身を守ることもままなりません。さぁ皆さん、共にゴーレムたちを駆逐しましょう」
クロリアに誘われ、戦士達もそれぞれのリズムを刻みだす。
踊りはぎこちなくとも、そこに宿るのはヒトらしい心の動きや繊細な動きだ。決してゴーレムに真似は出来ないだろう。
静かに降り積もる雪と朝日に輝く雪原を模したリズムは、どんどん戦場を巻き込んでいく。
少し変わった戦場の動きを、男の猟兵――キョウ・キリノ(斬機一刀・f30324)は静かに見極めていた。
「あのような戦い方もあるのか。しかし、これで状況は把握出来たな」
彼が見ていたのは戦況だ。
マジックナイト達とゴーレムが扱うのは同じ流派。少しの観察でその特性は理解出来る。
それから今の彼らの動きと、猟兵・クロリアの戦い方。それらも瞬時に頭の中に叩き込めば、やるべきことも自ずと導き出せた。
キョウも勢いよく地を蹴って戦士の元へと降り立てば、愛刀『斬機丸』の柄に手をかけつつ鋭く声を発する。
「マジックナイト達よ、共に戦おう! 俺が切り込んだら畳み掛けろ、機を逃すな!」
「あなたも猟兵ね、分かったわ!」
戦士達もキョウも姿と声を確認し、改めて各々の武器を握りしめた。
準備が整ったのなら切り込むだけ。キョウは意識を集中し、地に屈むように姿勢を低くする。
「抜き、即、斬……!」
目にも止まらぬ速さの縮地で一気に敵との距離を詰め、そのまま振るうは鋭い抜き打ち。
防御すら許さない必殺の一閃は容易くゴーレムの身体を切り裂いた。
後ろではマジックナイト達も本格的に戦い始めたのを感じている。ならば自分はどんどん切り込むだけ。
「――俺は全てを斬り裂く刃、盾を味方を得たならば負ける道理は無し」
戦乱の世界で鍛え抜いた己の剣技を活かすためにも、キョウはひたすらに敵を裂く。
いくら金属で出来た化け物が相手といえど、その大きさも硬さもキャバリアには遠く及ばない。
キャバリアすら一刀両断するキョウの剣は、この程度の相手に止まりはしないのだ。
「次々に敵を切り裂く、リアですね」
「そちらの舞も助かる。敵の動きをより捉えやすくなるからな」
猟兵達は互いの様子を確認し、共にゴーレムへと向かっていく。
クロリアが『白銀の旋律』を刻み続ければ、冬の朝のような冷気が周囲を舞い踊りクロリアに力を与えてくれていた。
その冷気と共に蹴りを放てば、ゴーレムの身体は盾ごと砕け散っていく。
キョウも縮地と抜き打ちを繰り返し、次々に敵を仕留めていた。
彼の動きは縦横無尽、敵の数が多くとも囲まれることなく動き続けている。
「あなたの剣が煌めく様もダンスのようです。参考にさせてもらいたいですね」
「ああ、俺の剣が助けになるのなら良かった。技術とはこのように発展していくのかもしれないな」
踊りと剣技。猟兵達の戦い方は全く異なるものだが、それ故に新しい何かを生み出す力があるのかもしれない。
それこそ、技を真似るだけの木偶には到達出来ないような何かが。
「真似事の守り、盾……斬機一刀の前には全てが無意味であると証明しよう」
「ゴーレム達のダラキュな戦いは終わりです。踊りも楽しめないような相手に、負けたりはしませんから」
キョウとクロリアは己の最も得意な戦いで敵を倒し、マジックナイトがそれに続く。
彼らの戦いは着実に災厄を打ち破っていくのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
ハロ・シエラ
なるほど、あまり盾を相手にした事はありませんが……私のダガーも役割としては盾に近い物です。
知識的にも少しは対応出来るかも知れません。
さて、盾に真正面から斬りかかるのも非効率的ですね。
突きの動作などで【フェイント】をかけ、敵が盾で守ろうとした部位以外を斬りましょう。
この流派ではどこを重点的に守る訓練をするのか、と言う所をマジックナイトの方にアドバイスして頂ければより上手く行きそうです。
【カウンター】に関しては私にも知識があります。
上手く【見切り】回避して行きたいですね。
まぁ、もしもユーベルコードなどを用いて敵を盾ごと【切断】する事が出来るなら……それが一番面倒が無いのですけどね。
●
猟兵達とマジックナイトの戦いはより苛烈なものへと変わっていく。
赤い瞳でその戦況を見極めつつ、ハロ・シエラ(ソード&ダガー・f13966)は呪われたダガーを確りと握りしめていた。
「なるほど、あまり盾を相手にした事はありませんが……」
戦士達やゴーレムのように盾で身を守ることはないが、ダガーによる防御術には覚えがある。
それなら知識面ではこの戦いにも対応出来るかもしれない。
「マジックナイトの皆さんにも助太刀いたしましょう。それでは……」
ダガーとは逆の手でレイピア『リトルフォックス』を構え、ハロも戦場へと躍り出る。
戦士達もゴーレムも、すぐにハロの登場には気付いたようだ。
誰もがすぐに盾を構えたのを確認し、ハロは小さく息を吐く。
「さて、盾に真正面から斬りかかるのも非効率的ですね」
カウンター重視の相手に正面から戦いを挑むのも、彼女の力量ならば不可能ではない。
けれど効率を求めるのなら、より深い知識があったほうが確実だ。そこでハロが意識を向けたのは、戦いを続ける戦士達の方だった。
「少しよろしいでしょうか。あなた達の流派について教えていただきたいことがあるのです」
「ああ、俺達に分かることなら何でも聞いてくれ!」
ゴーレムの攻撃を弾きつつ、一人の戦士が声を返す。彼の動きを観察しつつ、ハロは次の言葉を紡いだ。
「この流派ではどこを重点的に守る訓練をするのか、教えて下さい」
「基本的には胴体、臓器付近の攻撃を防ぐように立ち回るな。それに心臓の辺りも……だから、ゴーレム達も左側に盾を構えているのだと思う」
受けたアドバイスを踏まえてゴーレム達を観察すれば、確かに身体の中央を守るように立ち回っている様子。
相手の動きは基本に忠実だろう。それなら対策も立てやすい。
「分かりました、ありがとうございます。あとはお任せ下さい」
手短に、けれどしっかりと礼を告げてハロは駆ける。
目指すは構える敵の元だ。
「それでは――参ります」
ゴーレムへと接近した瞬間、ハロは勢いよくリトルフォックスによる刺突を繰り出す。
相手の左半身を狙った攻撃は盾に弾かれる……ことはない。
最初の突きはフェイントだ。相手が盾を構えた瞬間にダガー『サーペントベイン』を手繰り、狙うはがら空きになった敵の右半身。
斬撃はあっさりと敵まで辿り着き、その金属製の身体をバターのように切り裂いた。
次の敵にも動揺に、フェイントと斬撃を繰り返しつつ立ち回るハロ。次第に敵を構成する金属の癖も掴み始めたようだ。
「……今なら出来るでしょうか。このように……!」
試しに盾にも刃を振るえば、こちらもさっくりと切り裂くことが出来た。
これなら効率よく立ち回ることも難しくない。確かな手応えにハロの表情も微かに和らぐ。
「あとはしっかりと数を減らしていけば良さそうですね。猟書家も待ち構えているようですし」
戦いはまだまだ続く。そのことをしっかりと意識しながら、ハロは残りのゴーレムとの戦いに注力していくのだった。
大成功
🔵🔵🔵
クラリス・シドルヴァニス
マジックナイトの聖地と聞いて足を運んでみたけれど、
成る程、立派な道場ね。
盾を操る武術がどれほどのものか。これからの
戦いの参考にさせていただくわ。
私は聖剣の騎士クラリス・シドルヴァニス!
義によってあなた方に助太刀いたします。
剣を抜き、【断罪の印】を発動。光輝く剣を手に戦場に駆け込むわ。
剣や機械ガントレットによる<武器受け>で粘りながら、
戦士達と呼吸を合わせて同時攻撃を仕掛けたり、
攻撃魔法で牽制してもらうなどして攻撃の糸口を掴むわ。
敵に一太刀でも浴びせることが出来たなら、断罪の光による
<継続ダメージ>を与えられるわ。敵が戦場を結界で封鎖するのなら
むしろ好都合、私の近くに居る限り光の効果は有効よ!
●
転移先であるマジックナイトの道場を前にして、クラリス・シドルヴァニス(人間のパラディン・f27359)は目を見張っていた。
「成る程、立派な道場ね」
ここはマジックナイトの聖地と聞いている。鍛錬と戦いを続ける戦士達から学ぶことも多いだろう。
そのためにも、まずは目の前の戦いを乗り切らねば。
「盾を操る武術がどれほどのものか、これからの戦いの参考にさせていただくわ」
覚悟を決め、クラリスもまた戦場へと足を運ぶ。
マジックナイト達とゴーレムの戦いはどんどん激しさを増していた。
クラリスはその中へと堂々と入り込むと、勇ましく『クロスクレイモア』を構えて叫ぶ。
「私は聖剣の騎士クラリス・シドルヴァニス! 義によってあなた方に助太刀いたします!」
透き通った声と共に広がるのは神罰の光。
クラリスに宿る聖騎士としての力が剣に光を与えれば、その輝きは眩く戦場を照らした。
「助太刀か、助かる!」
「ええ、共に戦いましょう!」
新たな仲間の参戦に喜ぶ戦士達の元へ、クラリスは一直線に駆け寄っていく。
邪魔なゴーレムは剣で振り払い、アームの攻撃もスチームガントレットで跳ね除ければ問題ない。
「敵は私が切り払うわ。合わせて攻撃して!」
「ああ、分かったぜ!」
周囲のマジックナイト達とも呼吸を合わせれば準備万端。
彼らの魔法で敵の足を止めつつ、クラリスが放つのは断罪の印だ。
「祈りを捧げ懺悔せよ、長い夜が明けるまで……」
剣に宿った光が敵に印を刻みつけ、そこから更に神罰の力が敵を撃つ。
例え相手が防御を得意としていようとも、一太刀入れればこちらが優位だ。
クラリスの参戦により、彼女の周囲にいたゴーレム達は少しずつ後退しているようだ。
しかし、彼らも抵抗を諦めたわけではない。ゴーレムの体内に刻まれた術式が起動すれば、周囲には結界魔法の迷路が組み上げられていく。
「なんだこれ……!」
「このままじゃ戦いづらいよ!」
マジックナイト達の言うように、狭い迷路ならば一対一での戦いを強いられがちだ。
そうなれば防御に秀でたゴーレムとの戦いは厳しくなるが――クラリスの表情に焦りはない。
「大丈夫よ。近くにいる敵には既に印を刻んであるわ、これなら……」
クラリスの指摘した通り、ゴーレム達の体には断罪の刻印が煌めいていた。
その輝きはクラリスに近ければ近いほど増し、敵に神罰を与え続けているようだ。
「私から離れないで、落ち着いて戦えば勝機はあるわ!」
動きが鈍った敵に容赦なく剣撃を放ちつつ、クラリスは戦士達を励ましていく。
彼女の勇ましい戦いもまた皆に勇気を与え――そして着実に敵の数は減っていくのであった。
成功
🔵🔵🔴
トリテレイア・ゼロナイン
手前味噌ながら盾の扱いに覚えある以上、かの達人の武術が意に反して災魔として世を脅かさんとするならば見過ごすことは出来ませんね
騎士として助太刀いたします、どうか私の後に続いて下さい
センサーでの●情報収集でマジックナイト達とゴーレムが使う流派の動きを把握
UCを使用し敵の一群に無造作に歩み寄るように接近し敵の攻撃誘発
繰り出される全方位からの複数のドリルを●瞬間思考力と予測演算で●見切り、歩くような足捌きで躱しつつ、時に●怪力で振るう剣の武器受けと盾受けで弾きつつ隙を作りだし、ゴーレム達の体勢崩す一撃放ち
やはり技術はあっても経験は無しと…後は、宜しくお願い致します
倒れゆく敵は味方に任せ移動と攻撃を継続
●
トリテレイア・ゼロナイン(紛い物の機械騎士・f04141)にとって、盾を用いた戦いというのは馴染みのあるものであった。
その技術は騎士道物語に憧れ会得したものとはいえ、同じように守る戦いを行った者の力が世を脅かさんとするならば、見過ごすことは決して出来ない。
戦いを続けるマジックナイト達にも加勢するべく、トリテレイアは堂々と道場の中へと足を踏み入れる、
「私はトリテレイアと申します。皆様と共に戦いに参りました」
勇ましく現れた騎士の姿に気づき、マジックナイト達の表情が明るく変わる。
その様子に安心しつつ、トリテレイアは更に前へと歩み出た。
「騎士として助太刀いたします、どうか私の後に続いて下さい」
「ああ、分かった!」
戦士達の言葉を背中に受けつつ、トリテレイアが起動するのは全身のセンサーだ。
同時にゴーレム達が盾とアームを構え、改めて臨戦態勢を取ったのを確認するが問題はない。
むしろセンサーが彼らの動きを捉え、必要な情報を伝えてくれていた。
「さて、私の予測演算で何処まで踊れるか……参りましょう」
次に起動するのは戦術モードだ。道場の造りや仲間の配置を確認し、最適なモードに切り替えればあとは敵と戦うだけ。
儀礼用長剣と大型シールドをしっかりと構え、トリテレイアは少しずつゴーレムとの距離を詰めていく。
相手は感情のない人形だが、それでも目の前の騎士が纏う雰囲気は感じているのだろうか。彼らもじりじりと動きつつ、攻撃のタイミングを静かに窺っている。
そして双方の緊張が最高潮に達した瞬間――先に動いたのはゴーレム達だ。
攻撃が予測される部位に盾を構えつつ、ゴーレム達はアームを一斉にトリテレイアへと放つ。
そして無数の刺突が騎士の身体を貫き、戦いが終わる――はずだった。
「……演算の通りですね。動きも素直で、基本に忠実だからこそ……見えました」
トリテレイアは最低限の動きで身を翻し、歩くような足捌きで迫るアームを回避していく。
同時に長剣を振るい反撃を行えば、アームを突き出したまま動けないゴーレム達はあっさりと打ち倒すことが出来た。
「やはり技術はあっても経験は無しと……」
確かな手応えを感じつつ、トリテレイアは後方で戦う騎士達へと声をかけた。
「このように敵の体勢を崩していきます。後は、宜しくお願い致します」
「後方支援は任せてくれ! あなたの戦いからは学ぶことも多そうだし……しっかりついていくよ!」
戦士の言葉に頷き、トリテレイアは再び敵を睨む。
このように互いを信頼しあい、共に学びながら敵と戦う。
これもまた一つの騎士道の在り方のようで、どこか胸が弾むような感覚を覚えつつ、トリテレイアは更に前へと歩んでいった。
成功
🔵🔵🔴
陽向・理玖
俺さ
盾とか使って
守りながら戦うっての?
した事ねぇんだ
だから色々参考に出来たら一寸嬉しいなって
頼りにしてるぜ
龍珠弾いて握り締めドライバーにセット
変身ッ!
衝撃波まき散らし残像纏い手近な敵にダッシュで間合い詰めグラップル
拳で殴る
…成程
こりゃ堅い
とはいえ
堅いだけじゃ俺はやれねぇけどな
UC起動
さらにスピード上げ
フェイントで足払いでなぎ払い
そのまま他の敵に吹き飛ばし
追い打ちで蹴り
攻撃に緩急付け
単純な攻撃なら確かに読みやすいし防ぎやすいんだろうが
そんな単純な攻撃するかっての
暗殺用い死角から攻撃
継ぎ目とか弱そうだよな
部位破壊
拳の乱れ撃ち
マジックナイト押されてたら割り込みカウンター
さすが守りは厚いな
攻撃は任せろ
●
戦場では今も苛烈な戦いが繰り広げられている。
その中でも陽向・理玖(夏疾風・f22773)の目を惹いたのは、マジックナイト達の構える盾だ。
彼らは盾で的確に身を護りつつ、必死に敵と戦い続けている。
そのような戦い方は理玖にとってあまり経験のないもので、だからこそ学べるものも多そうだ。
覚悟が出来たら握りしめるのは煌めく龍珠。腰にはしっかりとドラゴンドライバーを装着し、構えを取れば準備も万端。
「学ぶためにも、まずは俺も自分の戦いを始めないとな――変身ッ!」
衝撃波を纏いつつ、アームドヒーローへと変身した理玖は戦場へと舞い降りた。
見慣れないヒーローの登場にマジックナイトも驚きはしていたが、理玖が纏う気配ですぐに味方だと判別出来たようだ。
「新しい仲間か、ありがとう!」
「ああ、あんた達の戦い方も参考に出来たら一寸嬉しいなって。頼りにしてるぜ」
言葉を交わしつつ、理玖は勢いよく地を蹴り飛び上がる。
凄まじい勢いで戦場を駆け、最初に目をつけたのは近くにいたゴーレムだ。
理玖はそのまま速度を落とさないように拳を振るうが、その一撃は金属製の重々しい盾に防がれてしまう。
「……成程、こりゃ堅い」
敵の守りは理解が出来た。けれど装甲の下、理玖の顔に焦りの色は滲まない。
「とはいえ堅いだけじゃ俺はやれねぇけどな。フォームチェンジ! ライジングドラグーン!!」
ヒーローの叫びに呼応するように、龍珠から虹色の光が溢れた。
その輝きを身に纏い、変身するのは龍神翔だ。より素早く、そして力強く動けるようになった理玖は更にラッシュを叩き込む。
それでも敵の盾はなかなか打ち破れないが――。
「そんな単純な攻撃するかっての」
ラッシュの合間に理玖が放ったのは軽やかな足払い。
的確な見極めで足の関節部を狙った一撃はゴーレムの体勢をあっさりと崩し、後方にいた別のゴーレムへと倒れかかる。
「これで……どうだッ!!」
フィニッシュは全力の飛び蹴りだ。
その強力な一撃は金属の装甲をぶち抜いて、小さな爆発を巻き起こした。
しかし戦いはまだ終わりではない。後方ではマジックナイト達が奮闘を続けている。
押されている戦士がいればそちらへ飛び込み、理玖と戦士は絶妙な連携で敵の防御を打ち破っていく。
「すごい力だな……助かったよ!」
「あんたの守りも厚いぜ。防御は任せた、攻撃は俺に任せろ」
言葉は少しぶっきらぼうでも、そこに籠めた感心と誠意は本物だ。
戦士達からも新たな戦い方を学びつつ、理玖も次々と敵を撃破していくのだった。
成功
🔵🔵🔴
マジックナイト達も猟兵の手助けをするつもりでいるようだ。必要ならば彼らとも肩を並べ、強敵を討ち倒そう。