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護る者達の戦い(作者 ささかまかまだ
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#アルダワ魔法学園  #猟書家の侵攻  #猟書家  #魔鬼士  #マジックナイト  #災魔の卵  #ニ章プレイングは1月23日(土)21:00まで受付予定 


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#ニ章プレイングは1月23日(土)21:00まで受付予定


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 アルダワ世界、東方諸島。
 この地では古くから武を尊ぶ気風を持ち、幾度となく武術の大会が繰り広げられてきた。
 その参加者である戦士を称え、彼らの流派を脈々と受け継ぐ魔導戦士達も多い。
 今回の舞台は彼らの道場の一つ、とある戦士の遺物が飾られた場所から始まったーー。

 道場の奥深く、丁寧に安置された盾の遺物の前にて。
「成程。これがかつての優勝者の武器か」
 重々しい雰囲気を纏いつつ、鎧の男ーー猟書家『魔鬼士』が呟いた。
 彼の手に握られた『災魔の卵』が不気味に蠢けば、そこから漂う気配はゆっくりと盾に溶け込んでいく。
 遺物と『災魔の卵』が融合しきるまでに、それほど時間はかからなかった。災魔と化した盾は次々に災魔を生み出し、道場の方へと飛び出していく。
「災魔達よ、力を試せ! お前達に殺されるような軟弱者に興味はない。もしお前達を打ち倒すような戦士がいるのなら……俺が直々に戦いに行こう!」
 魔鬼士の叫びを背中に受けつつ、災魔達は次々に侵略を開始していく。
 それに気付いた魔導戦士達が戦いを始めるのも、まもなくのことだろう。


「集合お疲れ様。今回はアルダワで猟書家案件だよ」
 緩い笑みを浮かべつつ、レン・デイドリーム(白昼夢の影法師・f13030)は集合した猟兵達へと説明を開始していく。
「今回の目的地は東方諸島のとある街、マジックナイト達の鍛錬場だよ。そこに安置されていた武術使いの盾に、猟書家が『災魔の卵』を埋め込んでしまったんだ」
 災魔の卵を埋め込まれた遺物は災魔化し、大量の災魔を生み出してしまう。
 おかげで街は混乱し、その地に住まう人々が危険に晒されることになるだろう。

「おまけに使われたのが武術の達人の遺物だから……生み出される災魔達は達人の技を身につけてしまっているみたいだね」
 安置されていた盾はある武術大会の優勝者、盾使いの戦士のものらしい。
 戦士は卓越した盾の技術であらゆる強敵を打ち負かし、そして大会で優勝したのだという。
 更にその戦士は己の武術を流派として残し、その技術はマジックナイト達にも受け継がれている。
「だから皆には……現地にいるマジックナイト達と協力して、共に災魔を倒して欲しいんだ。たくさんの災魔達を倒していけば、猟書家も姿を現すはずだから」
 今回の猟書家、『魔鬼士』はひたすらに強さを追い求める狂戦士だ。
 猟兵達が災魔を倒し強さを示せば、彼は必ず猟兵達にも戦いを挑んで来るだろう。

「マジックナイト達が扱うのは盾を使った武術のようだね。基本的には一対一で戦うことを想定にした、どっしり構える感じの戦法だと思うよ」
 かつての戦士が得意としていたのは、盾を使ったカウンターを重視した戦法だ。
 そのため『カウンターを許さないくらい素早い攻撃を仕掛ける』『複数人で連携し、挟み撃ちをする』『盾で防げないような攻撃をする』といった戦法が有効だろう。他にも出来そうなことがあればどんどん試して欲しい。
 マジックナイト達は猟兵達から指示を受ければ、素直に聞き入れてくれる。彼らと連携することでも有利に戦うことが出来るはずだ。

「戦い方は皆に任せるよ。厄介な相手だけど……相手は所詮災魔、凄い技を身に着けていてもオブリビオンだ。皆が勝てない道理はないと思う」
 話を締めくくりつつ、レンは再び猟兵達へと笑顔を向ける。
「皆ならきっと大丈夫だよ。気をつけて行ってきてね」





第2章 ボス戦 『魔鬼士』

POW ●災魔の邪眼
【敵の攻撃を見切った鋭い突き】【敵の回避を見切った力強い振り下ろし】【敵の反撃を見切った荒々しい薙ぎ払い】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
SPD ●災魔の鎧躰
全身を【流れる災魔の血を活性化させ、禍々しい闘気】で覆い、自身が敵から受けた【攻撃への高い耐性を得る。また、戦闘時間】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
WIZ ●侵略蔵書「大魔王の侵略」
自身の装備武器に【侵略蔵書から溢れる大魔王への恐怖】を搭載し、破壊力を増加する。
👑11 🔵🔵🔵

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は九頭竜・聖です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



 猟兵達はマジックナイトと連携し、着実にゴーレムの数を減らしていく。
 その最中――強烈な存在感が戦場へと現れた。
「ゴーレム達は倒されたか。どれだけ勇猛な戦士がいるのかと思えば……猟兵もやって来ていたのだな」
 その存在、猟書家『魔鬼士』は鎧の下でニヤリと笑みを浮かべつつ、更に言葉を紡ぐ。
「猟兵だろうとマジックナイトだろうと構わん。お前達はゴーレムを倒した強者だ! 故に、倒す価値がある!」
 魔鬼士に宿るのは純粋なまでの殺意と闘志。
 目の前に優れた戦士がいるのならば戦い、それを殺し強さを示したいというシンプルな欲求だ。

 このままではマジックナイト達も殺され、災魔の卵が災魔達を生み出し続けてしまう。
 悲劇を阻止し、猟書家の企みを砕くためにも――全力で戦い、勝利しなければならない。
 マジックナイト達も猟兵の手助けをするつもりでいるようだ。必要ならば彼らとも肩を並べ、強敵を討ち倒そう。
播州・クロリア
強くなりたいだけとは何ともむなしい
武力は手段であって目的ではありません
(救いを求めるように天を仰ぎ手を伸ばした後{晩秋の旋律}で『ダンス』を始める)
火柱のような闘気を放ちながらも、その中心は空虚
そんな貴方に捧げるリズムです
どうぞ心行くまでご堪能ください
(ダンスに乗せた『催眠術』による認識阻害で生み出した『残像』で攻撃を回避しつつ『オーラ防御』を身に纏い『衝撃波』を使って接敵する)
目的のためならば捨てることも時には必要です
例えばこんな風に
(UC【蠱の枷】で敵を捕縛する)
さぁマジックナイトの皆さん一斉攻撃を!



 目の前の男は強くなること、それだけを望んでいる。
 播州・クロリアから見てみれば、そんな望みは何ともむなしいものだった。
「あなたの考えはダラキュです。武力は手段であって目的ではありません」
「何……?」
 苛立たしげな猟書家の言葉を受けつつ、クロリアは踊りの構えを取った。
 天を仰ぎ手を伸ばし、祈るような姿勢で刻み始めたのは晩秋の旋律。はらはらと散る紅葉のような、失われるものを描く鼓動だ。
「火柱のような闘気を放ちながらも、その中心は空虚。そんな貴方に捧げるリズムです。どうぞ心行くまでご堪能ください」
「貴様……俺も、俺の強さも滅びない! 愚弄するな!!」
 凄まじい怒号をあげながら、猟書家はクロリアの元へと駆け出していく。
 握られた槍からは禍々しい気配が溢れており、あれに攻撃されるのは危険だろう。

 猟書家がクロリアの元へと辿り着くのはあっという間だった。
「喰らえッ!!」
 彼の赤い瞳は既にクロリアの舞いを見破り、的確なタイミングを計らい鋭く槍が振るわれたが――。
「やはりあなたには大切なものが見えていないようですね」
 槍はまったく見当違いの方向に突き出され、刺突がクロリアの身体を貫くことはなかった。
 敵の攻撃の危険性を見越し、クロリアは踊りに暗示のリズムも混ぜ込んでいたのだ。
 相手がしっかりこちらを観察しているからこそ、踊りの中に罠を仕込む。単純な武芸だけの戦いではない、クロリアらしい戦法が功を奏したのだ。
「目的を持つこと自体はリアです。ですが……あなたの目指す方向も、覚悟も決してリアだとは思えません」
 敵が攻撃を空振った隙に、クロリアは勢いよく地を蹴った。
 衝撃波と共に放った跳躍は彼女を宙へと浮かせ、一気に猟書家の後方へと着地する。

「目的のためならば捨てることも時には必要です。例えばこんな風に」
 次の瞬間、クロリアの身体は大きく変質し始めた。
 長い四肢は敵を捕らえる紐へと変わり、大きな身体は気力を奪う枷に変わる。
 特製の『蠱の枷』は猟書家の身体を捕らえ、その場に括り付けていく。
「貴様、何を……!」
「私は踊りという手段を少しだけ捨てました。とても辛いですが……私は一人ではありませんから」
 クロリアの言葉に、周囲で戦いを見守っていたマジックナイト達が反応を示した。
 そう、今こそ最大の攻撃チャンスだ。
「さぁ、マジックナイトの皆さん一斉攻撃を!」
「ありがとう、任されたよ!」
 掛け声に合わせるように、戦士達は次々に魔法と剣技を繰り出していく。
 皆の力は着実に猟書家に傷を刻み、勝利へ向けた一歩を刻む。
 独りよがりの強さではなく、それぞれの得意なことを活かし、協力して敵に挑む。
 猟書家に足りないものを、クロリアはしっかりと教え込んでいたのだった。
大成功 🔵🔵🔵