4
銀河帝国攻略戦⑤~クローン船の破壊

#スペースシップワールド #戦争 #銀河帝国攻略戦

タグの編集

 現在は作者のみ編集可能です。
 🔒公式タグは編集できません。

🔒
#スペースシップワールド
🔒
#戦争
🔒
#銀河帝国攻略戦


0




「皆様がご存じの通り現在スペースシップワールドでは銀河帝国と解放軍の戦争が勃発しました。今回の当機の予知は銀河帝国の戦艦が解放軍の船を狙っている、というものです」
 アマータ・プリムス(人形遣いの人形・f03768)は猟兵たちをグリモアベースに呼びだし現在分かっている状況を説明する。
「その戦艦はクローン兵で構成され解放軍の船を狙い現在ワープアウトしたようです。ですが今ならまだ間に合います。当機とミディア様の手により相手の戦艦に乗り込み直接叩きましょう。そして戦艦ごと爆破するのです」
 相手は帝国軍、それくらいしなければ戦力は削れません、とアマータは淡々と続ける。
「戦艦の破壊方法は問いません。クローン兵を殲滅した後で爆弾を仕掛けるなり、解放軍の皆様に連絡して砲撃するもよし。もちろん皆様のユーベルコードで破壊しても構いません。なんとしてでも銀河帝国の戦艦を破壊するのです」
 それがこの戦争を終わらせる最速にして確実な手段です。アマータは顔の筋肉一つ動かさずに続ける。
「皆様、相手はクローン兵とは言え数は多いです。油断だけはなさらぬように。戦争はまだ始まったばかり。まだまだ戦いは続くのです」
 アマータはこれはまだ始まりに過ぎない。ここからもまだ戦争は続き、猟兵たちの道も続いていくのですからここで倒れてはいけません。そう猟兵たちに一言だけ釘を刺し猟兵たちを送りだす。送り出してるのは自分だとわかっていながら。その自己矛盾に苛まれながらもアマータは深々と頭を下げ猟兵たちを送りだす。


灰色幽霊
 このシナリオは、「戦争シナリオ」です。
 1フラグメントで完結し、「銀河帝国攻略戦」の戦況に影響を及ぼす、特殊なシナリオとなります。

 どうも灰色幽霊です。
 またまた戦争シナリオです。
 今回は集団戦、クローン兵を薙ぎ払い敵の戦艦を破壊しましょう。
 爆発は芸術だ!
 カッコよく戦艦をふっとばしちゃってください。
109




第1章 集団戦 『クローン騎兵』

POW   :    ジェノサイダー
【自身の寿命】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【ジェノサイドモード】に変化させ、殺傷力を増す。
SPD   :    インペリアル・インテリジェンス
【銀河帝国式戦術ドローン】を召喚し、自身を操らせる事で戦闘力が向上する。
WIZ   :    ブラスターレイン
【熱線銃(ブラスター)】を向けた対象に、【連続射撃】でダメージを与える。命中率が高い。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

ベール・ヌイ
「宇宙でも・・・ゴリラはさいきょー・・・なのかな?」
ヌイの喋り方には間間に「・・・」がはいります。基本眠たげのけだるげで、ゴリラはやる気満々です

事前に護理雷招来で雷獣ゴリラを召喚して、護理雷専用電動バイクに乗っていきます
基本戦術はゴリラがバイクで走りながらヌイの双銃で「クイックドロウ」「二回攻撃」「誘導弾」「援護射撃」の技能をあわせて攻撃しつつ、ゴリラのバイクにゴリラが電気を纏わせながら引き逃げします
相手の攻撃に関してはゴリラの「野生の勘」で回避しつつよけれそうにないならバイクで「武器受け」します

全部倒せたならゴリラの電撃で爆発の補助しましょうかね
アドリブ等歓迎します


フリージア・カットラス
「戦艦を破壊する前にまずは邪魔なクローン兵を無力化しないとな」
戦艦の破壊は他のメンバーに任せ私はクローン兵を無力化することにしよう。

「これでも喰らいな!」
鉄塊剣を構えクローン兵たちを薙ぎ払うように振り回す。

敵の数が多いのならこの巨大な剣も十分に役に立つ、うまく当てれば【鎧砕き】もできそうだ。


立花・桜華
SSWでの戦闘は初めてだね
帝国兵の力量確かめさせてもらうよ

【クローン兵との集団戦】
【先制攻撃】としてナイフを敵へ【投擲】して攻撃、隙を窺うよ
攻撃中は【残像】による【フェイント】を交えつつ【ダッシュ】を用いて高速移動を行う
【第六感】で敵の行動を予測し回避または攻撃が当たる瞬間に闘気を用いた【オーラ防御】でのダメージの軽減を狙う
敵陣の中心まで進むことができたら戦鬼顕現(UC)で攻撃力を上昇させた後に鬼震脚(UC)で攻撃を仕掛け、周囲の敵ごとまとめて【衝撃波】で【吹き飛ばし】ちゃうよ!
敵の行動を止めたらサムライブレイドを手に取り、雷華(UC)での雷【属性攻撃】でまとめて【なぎ払い】斬り刻む!


チャド・アランデル
【心情】
おー、初めての宇宙戦だから緊迫した状況だけどわくわくするねー。
敵は一杯みたいだから、どんどん数減らしていくよー。
騎兵っていう位だから何かペットとかいないのかなー?

【行動】
【ガチキマイラ】を使用し、回復しながら少しでも多くの敵を倒すよ。
SPDには自信があるから、野生の勘1と逃げ足1を活用して避けながら戦っていくよ。
盗み攻撃1を活用して武器を弾き飛ばしての遠距離無力化も狙うね。
戦艦の爆破は他の人に任せて、サポートと露払いに徹するよ。

【その他】
「第一村人はっけーん!チャドいきまーす!」(戦闘開始時)
「僕のスピードについてこれるかなー?」(優勢)
「あわわ、これはちょっちまずいよー。」(劣勢)


雛菊・璃奈
物量で押してくるなら、こちらも物量で対抗するまで…。
わたしが圧倒する…!

【呪詛】で呪力強化した【unlimited】を展開。
敵の突撃に合わせて逃げ場ない一斉掃射と連続掃射を使い分けて敵を物量で圧倒。
撃ち切り次第、再展開を繰り返して敵を殲滅し、敵艦中枢へ向かうよ…。
また、再展開の合間や間隙を狙ってくる敵には黒桜の呪力解放や【衝撃波】【なぎ払い】で敵を吹き飛ばして押し返し、凶太刀による斬撃で敵を斬り捨てる…。

敵のブラスター等の攻撃は【オーラ防御】【呪詛】【見切り】【武器受け】【カウンター】で魔剣アンサラーの力で攻撃を反射して反撃するよ…。

ここで負けるわけにはいかない…絶対に…!

アドリブ歓迎



●前線を駆る者たち

 クローン船にたどり着いた猟兵たち、その先陣を切った5人の猟兵。ベール・ヌイ(桃から産まれぬ狐姫・f07989)、フリージア・カットラス(人狼のブレイズキャリバー・f06651)、立花・桜華(羅刹のシーフ・f05787)、チャド・アランデル(キマイラのシーフ・f12935)、雛菊・璃奈(魔剣の巫女・f04218)の先駆け部隊。彼らの役目は戦場を先駆け後に続く猟兵たちの進む道を創り上げることだ。

~爆走するゴリラwith狐姫~
「宇宙でも・・・ゴリラはさいきょー・・・なのかな?」
 その中でも戦闘を走るのはワープ前に護理雷招来で雷獣ゴリラを召喚し、ゴリラの操る電動バイクにタンデムするベールだ。ゴリラのバイクがクローン兵たちの熱線銃の射撃を船内の床だけではなく壁や天井も所狭しと駆け抜け回避する。バイクの運転をゴリラに任せることによりベールの双腕は自由になり氷火双銃を使う余裕が生まれる。
「撃ち・・・ほーだい・・・」
天井を走るバイクから逆さ吊りになりながらベールは目下に迫るクローン兵に双銃を掃射する。氷弾と炎弾に撃ち抜かれ装甲を焼かれ足元を氷結させられたクローン兵はゴリラの駆る帯電したバイクに轢かれ、粉砕される。
 しかしクローン兵も仮にも兵隊、ゴリラの爆走に対応し前面に兵を配置、熱線銃の掃射でゴリラの逃げ道を塞ぐ。しかしゴリラにとってはそれすらも想定内。バイクの前輪を持ち上げることによりウィリーの体勢をとり、雷電を纏った前輪で熱線を打消し前進する。
「やっちゃえ・・・ゴリラ」
 熱線を防ぎ切ったゴリラのバイクは前輪を床へと叩きつけ、その衝撃と共に発せられた雷電で隊列を組んだクローン兵たちを焼き焦がす。
「どんどん・・・いこう」
 ベールを乗せたゴリラのバイクは船内の奥へと進んでいく。

~人狼とキマイラのシーフ~

「第一村人はっけーん!チャドいきまーす!」
 ベールとゴリラの後に続くのはフリージアとチャド。二人のシーフは持ち前の身軽さを生かしヒット&アウェイで着実にクローン兵たちの数を減らしていく。
「戦艦を破壊する前にまずは邪魔なクローン兵を無力化しないとな」
 チャドがクローン兵の熱線銃を弾き飛ばしその隙を狙いフリージアの振るう鉄塊剣が周囲のクローン兵を薙ぎ払う。二人は的を絞らせぬように動きを止めず確実にクローン兵の小隊を潰していく。
「これでも喰らいな!」
 フリージアの鉄塊剣が何体目かわからないクローン兵を叩き潰す。通常であれば動きを阻害するこの強大な剣も周囲をクローン兵に囲まれ振るえば当たるこの状況では脅威足りえる剣撃の嵐となった。ヘルメットを砕き、装甲を粉砕しクローン兵たちの身体を紙のように引き裂いていく。
「僕のスピードについてこれるかなー?」
 チャドもまたガチキマイラにより自身の腕を獅子の頭部へと変形させクローン兵の喉笛を噛み千切り咀嚼する。それにより奪い取った生命力で体力を回復し最高速度を維持し続けクローン兵を食い散らかしていく。疲労も些細な外傷もガチキマイラによる回復で無視できる。今はクローン兵たちの数を減らすことを最優先に、そうすれば後から続く猟兵たちの負担が減る。
「まだまだいくよー」
 二人のシーフはクローン兵を薙ぎ払いながら船内の奥へと進んでいく。

~背中合わせの菊と桜~

 先陣を駆ける5人の中、ゴリラの拓いた道から分かれ別の道へと進んだ二人。璃奈と桜華はクローン兵たちの行動からこの道の先にクローン兵たちが集まっている区画があると考え、そこを潰すべく戦場を駆ける。
 幾度目かの曲がり角を抜けた先、桜華と瑠奈の目の前に開けた区画が現れる。そこにいるのはクローン兵の三個中隊。クローン兵たちが桜華と瑠奈の存在を察知する前に二人の先制攻撃が炸裂する。
「『呪われし剣達…わたしに、力を…『unlimited curse blades』…!!』」
 呪力により強化された瑠奈のユーベルコード【unlimited curse blades】により召喚された100を超える魔剣、妖刀の数々。その一斉掃射がクローン兵たちを貫き穿つ。桜華もまた掃射を免れたクローン兵たちに向けナイフを装甲の隙間へ縫うように投擲する。
 剣の雨とナイフにより通路に面していた部隊が壊滅する。そのタイミングでクローン兵たちも侵入者の存在を認識し桜華と瑠奈のいる通路へと熱線銃による面の制圧射撃が放たれる。
 瑠奈は展開した妖剣の怨念を纏い自身の身体能力を強化する。その身を狙う熱線は魔剣アンサラーによる反射とその手に持つ呪槍・黒桜から放たれる衝撃波で相殺する。視界を埋めるほどの熱線を前に瑠奈はひるまず前進を選択する。反射し、相殺し、魔剣で受け止めながらその歩みを進め続ける。
 桜華は武器で受けるという選択を捨て、鍛え上げた自身の速度を信頼し熱線の壁を潜り抜ける。研ぎ澄まされた第六勘が桜華を熱線の弾幕が薄い個所へと的確に導いていく。

 二輪の華が戦場の中心に咲く。

桜華と瑠奈は部屋の中心へとたどり着いていた。周囲を見渡せばどこもかしこもクローン兵。背中には頼りになる仲間の存在。二人は全く負ける気がしなかった。

「よーし、いっくよー!」
 拳を突き合わせ、桜華は戦鬼としての潜在能力を強制解放する。身体に莫大な負担のかかるこの術はたった21秒間しか使えぬが発動する間は桜華の戦闘能力を爆発的に増大させる。
「帝国兵の力量確かめさせてもらうよ」
 その宣言と共に桜華の闘気を纏わせた震脚が船を揺らす。その圧倒的なまでの衝撃は大気を震撼させその余波がクローン兵たちの動きを止め、吹き飛ばし壁へと叩きつける。動きの止まった兵隊などただの的にもなりえない。即座に抜き放たれた桜華の二本のサムライブレイド。雷を纏ったその刀身から放たれる100を超える稲妻の斬撃がクローン兵たちを薙ぎ払う。桜華はそのままサムライブレイドを携え斬り残したクローン兵に斬りかかる。

―――桜華に残された時間はあと20秒。

 瑠奈もまた片手に呪槍・黒桜、逆の手に妖刀・九尾乃凶太刀を持ちクローン兵たちに斬りかかる。纏いし怨念により強化された二振り武器と再展開した魔剣、妖刀の数々を振るい、時には掃射し、衝撃波で薙ぎ払いながらクローン兵たちを斬り捨てていく。
「ここで負けるわけにはいかない…絶対に…!」
 瑠奈の強い想いに呼応し斬撃はその力を増していく。クローン兵の屍が山のように積み重なり塵となって消える。

 この戦場の終わりも近い。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

ニレッド・アロウン
盾突貫します!

相手に【殺気】を放ちつつ、全力で飛びながら出来るだけ敵に近づきます。もし敵が攻撃しそうな気配を【第六感】が感知したら、【オーラ防御】を使用しつつ【無敵城塞】を発動します。
相手は近づいてきた相手に銃だけでなくドローンや武器の封印を解いて攻撃してくるかもしれませんが、それも【無敵城塞】の前にはへっちゃらです……たぶん。
とはいえ動けなくなるのは盾として致命的です。なので事前に発動していた【オーラ防御】で味方への攻撃は防いでいきたいです。

まー要は、相手の寿命を削って弱らせるのが私の戦法のつもりです。とはいえ数が数なので、私もやばくなったら適当に解除して他の方に任せますが。

※連携歓迎


筒石・トオル
【WIZ】
熱線銃を向けた対象を狙うなら、敢えて囮になる事で味方の行動を優位にするのもありかな。
かと言ってダメージを受けるのは御免なんで、UCコードを使用し、水の魔力で防御力を上げておこう。+【オーラ防御】で固める。
その上で、【フェイント】【時間稼ぎ】【地形の利用】【第六感】を駆使し、敵の攻撃を避けつつ、熱線銃で【援護射撃】などでして、仲間が攻撃し易い環境を作れたらと思う。
「僕に出来る事は少ないから…」
それでも人々の命を出来るだけ救いたい。助けが来ない絶望はしない方がいいと経験則から述べておくよ。


ニトロ・トリニィ
【心境】
あれが敵の戦艦…!
緊張してきたよ…でも、解放軍の為にも頑張らないとね!

【行動】
僕はハッキングも爆弾を仕掛けるのも出来ないから、敵のクローン兵とひたすら戦い続けるよ!
その間にみんなは破壊工作をお願い!

【戦闘】
〈盾受け/拠点防御/地形の利用/激痛耐性/火炎耐性〉を発動して敵の攻撃を防ぎながら〈範囲攻撃〉と《蒼炎ノ一撃》で攻撃するよ!
接近戦が出来そうなら〈鎧砕き/2回攻撃/目潰し/なぎ払い/カウンター〉を使って攻撃だね!
もし誰かがピンチだったら〈かばう〉を使って守るよ!

仲間が破壊工作を完了したらみんなと一緒に脱出するよ。

「それじゃみんな…作戦開始だね!」

アドリブ・絡み歓迎です!


レクシア・ノーレッド
【POW】
あれ、船壊していい感じ?ほんと?なら私も行くよ!

【選択したUC】で私を作って、【即興模倣武器!】で相手の武器か、味方が使ってる武器とかを複製して協力するよ!

敵の数もわからないから可能な限り一人にならないように、しっかり連携するのを意識しようかな!

…隙あらば装甲の薄そうな所とか、重要そうな区画に【廃材構成術】で複製した「ふしぎなスパナ」を設置、起爆しようかな!

【協力系・アドリブ歓迎】



●壁となる者たち

 先駆け部隊の後に続きワープしてきた猟兵たち。彼らの役目は工作部隊のための囮となり、クローン兵の数を少しでも減らすこと。そのために彼らはこの船にやって来た。
「それじゃみんな…作戦開始だね!」
 ニトロ・トリニィ(楽観的な旅人・f07375)の掛け声で行動を開始した猟兵たち。ニトロの目的は派手に暴れてクローン兵たちの注意を引き付けること。そうすれば後に続く工作部隊もやりやすくなるだろう。

「盾突貫します!」
 先頭を飛ぶのはニレッド・アロウン(水晶鋏の似非天使・f09465)ニレッドは周囲に殺気を放ちつつ全力で飛翔する。すでに先駆け部隊の活躍により警戒態勢のクローン兵たちはふりまかれるニレッドの殺気に過剰に反応しニレッドの元に殺到する。ニレッドたちの目論見通りに。クローン兵たちの攻撃の気配を察知したニレッドはユーベルコード【無敵城塞】を発動し自身の行動を犠牲にあらゆる攻撃を無効化する。クローン兵たちは止まらぬ殺気めがけ熱線銃を乱射する。しかしその攻撃はニレッドの防御前に傷一つつけることができない。クローン兵たちはあらかじめ決められたアルゴリズムに従いジェノサイダーモードへと自身を移行する。自らの寿命を代償に熱線銃の威力を底上げし殺傷力を高め、再び銃口をニレッドへと向ける。
(んー……大丈夫ですよね、たぶん)
 少々不安は残るが自身のユーベルコードを信頼し熱線の一斉掃射をその身に受けるニレッド。幸いジェノサイダーモードに移行したクローン兵の熱線もニレッドの無敵城塞が防ぎきる。時折外れ、他の味方へと向かう熱線はニレッドの群青色のローブから発せられる光り輝くオーラに遮られ防がれる。

「そろそろ僕の出番かな」
 ニレッドに集中する攻撃、このままでももうしばらく耐えることができるだろうがその時間を少しでも伸ばすために筒石・トオル(多重人格者のマジックナイト・f04677)は動きだす。動く標的に銃口を向けるクローン兵の行動ロジックを利用しニレッドに向けられる銃口の数を一つでも減らすべく行動する。
「【トリニティ・エンハンス】」
 トオルが今回選んだのは水の魔力。清流のオーラを纏い肉体の防御力を向上させる。壁を駆けあがり熱線銃の抜き打ちでニレッドを援護するトオル。ニレッドの殺気を超える脅威を示せば自然とクローン兵たちの銃口はトオルに向く。船内の壁を、天井を、自由自在に使い熱線銃を躱し続けるトオル。時折放たれる熱線銃がトオルへ向く銃口を徐々に増やしていく。
「僕に出来る事は少ないから…」
 自身にできることとできないことを理解しできることを全力で為すトオル。それは人々の命を出来るだけ救いたい。助けが来ない絶望はさせたくないというトオル自身の経験からくる想いだった。

 ニレッドとトオルに銃口が集中することにより自由に動ける者たちがいる。ニトロとレクシア・ノーレッド(宇宙(ソラ)を駆け、空に舞う少女・f01101)のブラックタールの二人だ。
「僕の炎は、一味も二味も違うよ…味わってみるかな?」
 ニトロは自身の掌から地獄の炎が放たれ、クローン兵たちを焼却する。燃え盛る蒼い炎は一度燃え上がると瞬く間に燃え広がりクローン兵を飲み込んでいく。ニトロの意のままに燃え盛る蒼き炎は壁と囮となるものを避け燃え広がる。
 その目に映る敵が灰となるまで。

「『レクシア1(ワン)!』『レクシア2(つー)。』『…レクシア3(スリィ)。』『…Zzz』『『『交戦開始(エンゲージ)!』』』」
 レクシアもまた自身のユーベルコードにより分裂しそれぞれが行動を開始する。【お任せ!即興模倣武器!】によりクローン兵の熱線銃を複製し装備したレクシア1とレクシア2とレクシア3の3人のレクシアは熱線の弾幕を張り壁役となるニレッドとトオルを援護する。残るレクシア4は【「レクシアちゃん流」廃材構成術!】により複製されたふしぎなスパナを手当たり次第に周囲に投げて設置、起爆を繰り返し船の破壊を加速させる。それだけでなくクローン兵もまたその爆発に巻き込まれ着々とその数を減らしていく。
「「「この船壊していいんだよね!」」」
 ある程度クローン兵たちの数が減ってくると4以外のレクシアたちもふしぎなスパナを持ち出し投げ始める。その破壊行為に対しクローン兵たちは警戒ランクを一つ上げ周囲の区画にいるクローン兵をここに集結させるべく移動を開始する。


 ―――こうして四人の猟兵たちは自分の役目を十二分に果たす。すべては後に続く仲間たちのため。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

芦屋・晴久
【WIZ】アドリブ歓迎

始めましょう。
【辰子鏡姫】にて私を模した式神を呼び出し、【飛相天后】に乗り【ジャッジメントクルセイド】による【範囲攻撃】で全体へ絨毯爆撃を仕掛けます。

前方は皆さんにお任せし、出来るだけ後方から進撃してくる者達をターゲットにしていきたいですね。

敵の様子によっては敵の戦艦に【破壊工作】を施し無力化も狙って行ければと思います。


デナイル・ヒステリカル
爆破とはまた過激な……。
しかし効率の良い手段というのならば選択しない理由はありませんね。
派手に行きましょう!

戦闘は味方の猟兵の方とUC:レギオン任せて、僕はこの船のシステムにハッキングして自壊プログラムを流し込みましょう。
動けなくするもよし、機能不全に陥らせるもよし、もちろんエンジンをオーバーヒートさせて爆発させてしまってもいいですね。


キケ・トレグローサ
エド)「戦争と言うならば彼らの出番だろう!民を守り命を懸けた英傑の出番だ」
 キケの兄勇敢な歌い手エドが戦線を維持するべく力を発揮!
「彼の者らに名はなく、彼の者らに名誉あれ。刃が煌めき、盾は破れぬ。英雄の他に値する名、他になし!」と、エドが一節を歌う度に騎士と歩兵は召喚され数の優位を発揮する。彼らには一人一人に英雄の意志が宿り、ほかの猟兵の為その身を賭して援護する。盾の歩兵は猟兵への攻撃を防ぎ、剣の騎士は突破口を開くべく敵へ切りかかる
エド)「彼らも覚悟の上だ!みんなは早く!この船を落としてくれ!」
 エドは歌いながらも猟兵たちを鼓舞する。それは猟兵を英雄と称える力強い歌となる
*アドリブ絡め歓迎


ヴィサラ・ヴァイン
私自身は宇宙世界に特に思い入れないですけど、世界を消されてしまうのだけはマズいですよね。悲しむ人がたくさん出てしまいますから
私は機械に詳しくないですし、戦艦の破壊そのものは他の猟兵に任せてらクローン兵の撹乱に専念します
【ハデスの隠れ兜】で姿を消し【メドゥーサの魔眼】でクローン兵を石化させます
見えない敵から、一方的に石化させられるのは怖いでしょう? 恐怖の与え方は熟知しています(恐怖を与える25)
見つからない事を重視して、私自身を警戒させ続ける事で、他の猟兵達が動きやすくなるといいんですけど(目立たない13)
「宇宙船で、見えない恐怖の……そんな映画聞いた事ある気がしますね……」



●電脳と医者と楽士と蛇女

 一足遅れて船に乗り込む4人の猟兵。彼らの目的はこの船の機能停止。それを為す中核を担うのがデナイル・ヒステリカル(架空存在の電脳魔術士・f03357)バーチャルキャラクターであるデナイルは電子機器の取り扱いに一日の長がある。そんなデナイルを中心としてこの船の機関部を目指す猟兵たち。
「戦争と言うならば彼らの出番だろう!民を守り命を懸けた英傑の出番だ」
 リュートを弾きながら過去の英傑たちを呼びだすのはキケ・トレグローサ(たった一人の流浪の楽団・f00665)否、キケの中に存在するキケの大切な別の人格、キケの兄勇敢な歌い手エドだった。
「彼の者らに名はなく、彼の者らに名誉あれ。刃が煌めき、盾は破れぬ。英雄の他に値する名、他になし!」
 エドが英雄達の詩を一節、歌うごとにその数を増やしていく騎士と歩兵の軍勢。それに応じるようにデナイルもまた自身の配下を召喚する。
「さぁ、状況開始です。派手に行きましょう!」
 ここに騎士団と重歩兵部隊、そして電子精霊で構成された機械兵器の軍勢が誕生した。
「前は任せましたよ。私は上から狙います」「
 飛相天后により懐から取り出した護符を宙に浮かべ騎乗する芦屋・晴久(謎に包まれた怪しき医師・f00321)天井すれすれの十分な高度を確保したところでもう一つ術を唱える。
「写せや映せや其の面、水面見詰めるは龍の顎」
 晴久が新たに唱えた術は契約に同意した者と同じ写し身を持つ式神、辰子鏡姫。此度映しだされるのは晴久自身。二人に増えた晴久が共に飛相天后に乗り上からクローン兵たちを狙い打つ態勢だ。

 地上は数多の軍勢、空は術師申し分ない戦力だが今回の切り札はまた別にある。それはヴィサラ・ヴァイン(人見知りなゴルゴン少女・f00702)彼女の石化の瞳が今回の鍵になる。
「ヴィサラさん、頼みましたよ」
「わたしにできることなら……」
 デナイルに肩を叩かれたヴィサラは不安の残る表情でハデスの隠れ兜を発動しその姿を消す。
「さて、行きましょうか」
 晴久の号令により軍勢が進行する。

「そこですよ!」
 浮かぶ晴久の指先かが向けられた先にはこちらへ向かってくるクローン兵の一団。降り注ぐ光がその一団を飲み込み焼却する。辰子鏡姫により創りだされたもう一人の晴久は上空から目下の軍勢に支援を飛ばす。
「金剋木!五行の理を以て、外なる災い打ち払わん!」
 負傷した英雄たちをもう一人の晴久の結界の光が治療する。傷ついた英雄たちの傷は癒え、再び剣を持ち立ち上がる。
「期待してますよ、デナイル君」

 地上では機械兵器の援護と共に英雄たちの軍勢が、盾の歩兵は攻撃を防ぎ、剣の騎士は突破口を開くべく敵へ切りかかりクローン兵たちを蹂躙する。楽士の演奏に彩られた英雄たちの進軍は止まる所を知らず進み続ける。
「進めや進め英雄よ!彼の者らに誉れあり。振るえよ剣、守れや鎧。英雄が進む道。他になし!」
 奏でられるリュートの音色と共に歌われるエドの英雄達の詩。それに呼応し英雄たちの歩みも進む。

 そんな中、戦場へ向かうクローン兵たちは奇妙な違和感を覚える。隣にいた者、後ろにいた者がいないのだ。確かに今は戦闘中であり敵の奇襲を受けることもあるかもしれない。しかし物音一つ立てずいなくなるのは流石におかしい。
 そう考えた一人のクローン兵が隊列を離れ来た道を少し戻る。何も見つからなければ懲罰ものだが敵を見つければ値千金だ。先程曲がった曲がり角を再び曲がろうとしたクローン兵だったが何かに躓いた。やはり敵の罠か?そう思い躓いた物を確認してみるとそれはよくできたクローン兵の石像だった。なるほど、囮にしてはよく出来ている。……しかし見れば見るほど精巧な石像だ。ヘルメットの傷もよく出来ている。それこそ自分と同じ隊にいた後輩にそっくりだ。この傷は確か―――。
「気づいてしまいましたね?」
 何者かの声に振りかえったこのクローン兵の最後の記憶はこちらを覗く赤い瞳だった。

「宇宙船で、見えない恐怖の……そんな映画聞いた事ある気がしますね……」
 次々とクローン兵を石化させていくヴィサラだがなんだか自分の行いに既視感を感じていた。なんとなく思い浮かぶタイトルはあれど、とりあえず今は考えないことにした。気を取り直して次の獲物を探しに行く。


「みなさんの活躍で僕の仕事が捗りますね。って、ザルなセキュリティしてますね。パスワードが今時英数字16桁とかカビが生えますよ」
 無事に機関室の潜入に成功したデナイルはコントロールパネルを操作する。流れるようなタイプで浮かび上がるホログラムディスプレイを操作しこの船の操作権を掌握する。
「銀河帝国のセキュリティはどんなものかと思いましたが意外とどうってことなかったですね。それともこの船は落とされてもいい前提だったのでしょうか?」
 軽口を叩きながらもデナイルの手の動きは止まらない。セキュリティを解除したら次は機関部をオーバーヒートさせこの船を爆破させる。猟兵たちが逃げる時間を十二分に確保し、それでいて遅すぎない時間を設定する。
「―――1時間、といった所ですか」
 デナイルの眼鏡がキラリと光り、タイマーのセットが完了する。これで準備は整った。あとは勝手に仕事をしてくれる。ついでにこの船のセキュリティももう少し上等なモノに変更する。
「さて、仕込みは上々。我々は退散しましょうか」

 ―――船の爆破まで残り1時間。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

アイリ・ガングール
 はん!!!ええよええよ戦争!血の匂い、命の叫び、人の嘆き、猛り、覚悟高潔傲慢卑屈勇猛決意!!!そうして最後に負ければ全部おじゃん!!!ああ、たまらんの。結局は負けて犯され堕ちてなお、戦働きに猛るみどもが一番度し難い。
 さぁ赤狼衆共よ!我が盲いた左目を幽門としてここに参れ。相手が兵団で来るならこちらも兵団じゃ。既に滅んだ新谷の国の姫武将が命じる。ドローン(小蠅)は潰せ。ブラスターレイン(熱線)は喜んで受けて倒れよ。ジェノサイダー(武器)はかち合わせて刃毀れさせよ。さぁさぁ物量による集団戦、その限定的な条件なら地を這う姫の悪知恵も、星々を渡る者共に適うと魅せつけてやろう


スターリィ・ゲイジー
とんでもない勢力じゃが、だからと言ってただ見てる訳には行くまい。
楔はしっかり打ち込むとするぞ。


数で押すタイプのクローンとな…
そちらが連続での射撃を得意とするのであれば、こちらも手数で負けられぬな。
UCの戦闘用発光体を周囲に同時展開するのじゃ。
[範囲攻撃]の応用で複数の敵に対してスプライトを飛ばし、照準の攪乱・射撃との相殺によって味方のチャンスを増やそうぞ。

弾幕戦だといずれ弾は尽きるじゃろう。
リロードが必要となった所を[2回攻撃]で畳みかけるとしよう。
互いに撃ち尽くしたか…と、思ったか?甘いのう、二の太刀という奴じゃ。

船の破壊はまあ、ハイテクはさっぱり分からん!任せる!


絡み・アドリブok



●最後の大掃除

 機関部暴走の仕込みが終了した連絡を受け猟兵たちはクローン船から撤退していった。しかしその船の中に未だ残る二つの影があった。その影はアイリ・ガングール(死(かこ)を以て生(いま)を拓く・f05028)とスターリィ・ゲイジー(ほしをみあげるスターリィ・f06804)だった。アイリとスターリィの役目は殿。残り少なくなったとはいえ未だ残るクローン兵たちの大掃除だ。
(はん!!!ええよええよ戦争!血の匂い、命の叫び、人の嘆き、猛り、覚悟高潔傲慢卑屈勇猛決意!!!そうして最後に負ければ全部おじゃん!!!ああ、たまらんの。結局は負けて犯され堕ちてなお、戦働きに猛るみどもが一番度し難い)
 戦争という極限状態に興奮を隠しきれないアイリは頬を紅潮させ船内へと降り立つ。アイリの身を辱め一度その命を奪った戦争。しかし結局アイリはそこに戻ってきた。戦場こそがアイリの立つべき場所だから。
「さぁ赤狼衆共よ!我が盲いた左目を幽門としてここに参れ!」
 アイリの呼び声に呼び覚まされる赤狼衆とその筆頭。かつて共に戦場を駆けた部下たちをアイリは虚ろな左目から呼び起こす。目には目を数には数を相手がクローンの兵隊ならばこちらも赤狼の兵団を。
「既に滅んだ新谷の国の姫武将が命じる。小蠅は潰せ。熱線は喜んで受け入れよ。武器はかち合わせて刃毀れさせよ。此度の戦場は星の空。死して再び星になるのも悪くはなかろう?」
 姫将軍の檄を受け鬨の声を上げる赤狼衆。

 さぁ、開始を告げる火蓋は既に切って落とされた。黄泉返りし赤狼の兵団よ星々を渡る者共に姫の悪知恵を存分に見せつけるがいい。

 そんなアイリと共に殿をかって出たスターリィは赤狼衆を援護するために魔導書をめくる。
「星煌、我が視野を阻む影を照らして!」
 スターリィが呼び出したのは100に迫る戦闘用発光体Starlight sprite。無数の発光体は赤狼衆の周囲をサポートするかのごとくその周囲を漂い浮かぶ。
「さて、大掃除と洒落込もうかの?アイリ」
「そうじゃのぅ。みどもの戦の始まりじゃ」
 アイリの顔が亡国の戦乙女の物へと変貌していく。

 ドローンの射撃をスプライトが防ぎ、クローン兵たちを赤狼衆が薙ぎ払っていく。暴走までの残り時間は30分。この船にいるクローン兵たちでは機関部のセキュリティは突破できない。暴走はもう決まりきったこと。であればクローン兵たちのとる行動も一つ。倒すべき相手がいるならその相手を狙うのみ。
「そろそろワタシ達も撤退した方がいいのじゃろうか?」
「否、もう少し粘ってもいいだろう?敵はまだこちらに向かって来ているのだから」
「……もう少しだけじゃぞ?」
 ウィザードミサイルをクローン兵に向けて掃射しながらスターリィはちらりと時計を見る。残り30分を切った暴走までの時間。いざとなったら強引にでもアイリを連れ出すしかないだろう。ポケットの中の手鏡を触りながらそんなことを考えていた。


~20分後~

「よくやったぞ筆頭!おまえには褒美をくれてやろう!」
「……」
 20分経過し残り時間はあと10分ほど。しかしアイリはからは撤退のての字も感じられなかった。今も赤狼衆の筆頭がクローン兵の首を取ったことを飛び跳ねて称賛している。
「てい!」
 見るに見かねたスターリィはポケットから素早く手鏡を取り出しアイリの眼前に魔力を含ませた反射光を放ちアイリが見た事のない風景を見せその動きを止める。その隙をついてスターリィはアイリを担ぎ船を後にした。


 ―――船の爆破まで残り10分。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

ルセリア・ニベルーチェ
アドリブ歓迎ですの
他の猟兵さんとの協力も歓迎

油断せずに行こう、戦争は始まったばかりですしね。
破壊……なるほど?ルセリアさんの得意分野ですね!!
迅速かつデカいのをお見舞いしてあげるわ、任せといて

敵ごと戦艦にダイレクトアタックですなの
ユーベルコード【破壊の暴君】を最大出力で戦艦に叩きつける!

その他、技能やユーベルコードは必要に応じて使って頂いて構いませんわ


ロート・カニーンヒェン
「好き勝手はさせないからねー!!」鎧装騎兵であることを活かして、宇宙空間からフルバースト・マキシマムで戦艦が壊れるまで撃ちまくるよ。もちろん、一緒に作戦を行う猟兵とも連携できるとこは一緒にするよ。(アドリブ歓迎です)


天都狐・華夜
戦艦の外殻側から【スティレット67d/e 戦術重機動兵器【FUJI】】・【スティレット02A】・【アームズフォートレス】・【スティレット01】を用いて強襲します。
可能であれば、地形(敵艦)利用で戦艦の同士討ちを試みます。
【防具改造1】、【空中戦2】、【野生の勘1】、【見切り1】、【スナイパー3】、【操縦1】、【一斉発射1】、【地形の利用2】、【2回攻撃6】、【なぎ払い1】、【カウンター3】、【援護射撃1】、【迷彩1】

「目標確認、優先ターゲットの確認終了。スティレット02A、アタックポジションに移動開始。友軍の攻撃開始と同時に支援射撃開始。ブレイク」



●クローン船の最後

 船の爆破まで残り10分。中にいた猟兵たちは既に撤退し中は生き残りのクローン兵のみ。放っておいても機関部は暴走するだろうがそれでクローン船を破壊できる保証はない。念には念を入れ宇宙空間でスタンバイする猟兵たちがいた。彼女たちは予め渡されていた高性能宇宙服に身を包み暴走の時を待っていた。
「そろそろですの?」
 高性能宇宙服に身を包み総勢12本の黒剣を周囲に漂わせるのはルセリア・ニベルーチェ(吸血鬼嬢は眠らない・f00532)
「あと10分を切りましたねー」
 ルセリアの問いに答えるのは天都狐・華夜(ロジックエラー・f01491)機動兵器に身を包み各種兵装を接続し来たるべき時に備えていた。
「解放軍の人たちのためにもしっかりちゃんと落としましょう!」
 アームズフォートに身を包み宇宙を飛び回るのはロート・カニーンヒェン(グリーディー・ファントム・f00141)
 ルセリア、華夜、ロートはクローン船を補足しながらその時を待つ。

~10分後~

「時間です。目標確認、優先ターゲットの確認終了。スティレット02A、アタックポジションに移動開始。友軍の攻撃開始と同時に支援射撃開始。ブレイク」
「好き勝手はさせないからねー!!」
 クローン船の内部での爆発が視認できた瞬間、強襲をかける華夜。その手に持った多目的型バスターライフルの射撃、正確無比なその射撃は的確に機関部へと繋がる壁を撃ち抜く。内部での爆発も重なり壁が吹き飛び中にいたクローン兵たちが宇宙空間へと排出されていく。防衛装置が働き隔壁が降りたようだが機関部へと繋がる穴はできた。華夜はそこへ半自立式誘導爆剣スティレット01の一撃をブチ込む。その一射は機関部を貫きクローン船をその物を貫通し貫き穿つ。
 そして自身の兵装を全展開しその全武装を持って一斉射撃を開始するロート。その砲撃は華夜の開けた穴を広げクローン戦の内部の様々な区画をその一撃で吹き飛ばしていく。

「ルセリアさんもちょっと本気を出しますの。権限を行使する、砲門よ開け。さぁ、舞うがいい────『契約者権限』!!」
 ルセリアが自身の持つ黒剣に対する絶対権限を行使する。黒剣の姫君たるルセリアの命に従い異空間から射出される200を超える黒剣の雨。しかしそれだけでは宇宙戦艦には大したダメージは与えられない。しかしルセリアの操る黒剣はただの黒剣ではない。黒式・鮮血鼓動の能力により放たれた黒剣の雨は巨大化しクローン船の装甲を切り裂き切り刻んでいく。

 射撃と砲撃、斬撃に晒されクローン船は既に形を保っているのが不思議なレベルだった。内部では爆発が絶え間なく続き装甲は穴だらけ。極めつけは中心に開いた大穴。このまま放っておけばいずれ宇宙の藻屑となるだろう。しかし猟兵たちはそれで満足しない。
「最後の一撃はルセリアさんがいただきますの」
 ルセリアの周囲に浮かぶ黒剣、黒式・枯渇庭園を右手で掴み黒剣を足場に宇宙を駆けるルセリア。華夜とロートもまたルセリアの動きに合わせクローン船へ射撃と砲撃を繰り返し援護する。
「ルセリアさんを怒らせると、怖いのよ?」
 黒式・枯渇庭園を中心に12本の黒剣で形作られる巨大な黒剣。単純で重い巨大で重厚なその一撃はルセリアの腕の振りに合わせクローン船の船首を消し飛ばす。船首を失ったクローン船は戦艦としてのバランスを保てなくなり自壊を始める。これでクローン船の脅威は取り除かれた。解放軍も一安心だろう。


 猟兵たちの活躍により銀河帝国の脅威は一つ取り除かれた。しかしまだこの戦いは始まったばかり。次なる戦場が猟兵たちを待つ。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2019年02月05日


挿絵イラスト