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チョコレートの侵略を阻止せよ! ~チョコが溢れ出る前に(作者 るちる)
#デビルキングワールド
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●レーヌ・ド・ショコラ降臨♪
デビルキングワールドで隣り合って存在する小国エーコクとイーコク。この2国は戦争状態にあり、領土を拡大するために毎日のように戦いを繰り広げている。
……とは言っても。悪魔さんたちの例に漏れず、良い子すぎるので。色々あって、もう戦闘は危ないし、チェスとかで勝負つけようか、とか言い出す始末である。
一進一退どころか完全に膠着……いや、侵略する気ある?
「ありますよ! あるに決まっているじゃないですか!」
「だって侵略は悪いことだからな!」
そう言って今日も2国の国境付近では激しい戦闘(チェス大会)が繰り広げられているのである!!
そんなエーコクに降り立ったのはひとりのオブリビオン。その名を『チョコレートの魔王アマイモン』……!
「あまーいっ!! 甘すぎる!! 甘いのはチョコとお菓子で十分なのじゃ!!」
そう言いながら問答無用にチョコレート・キャッスルを召喚してエーコクのど真ん中に叩き落とすアマイモン。
「ここをわらわの国とする!!」
ででーん、とアマイモンが宣言すると、そのカリスマにエーコクの悪魔たちはイチコロでした。
というわけで、エーコクのイーコク侵略はアマイモンが指揮を執ることになった。
その作戦とは……!
「チョコレート法を作るのじゃ!!」
「……!?」
アマイモンの言葉にエーコクの悪魔たちが驚愕する。
要約するとこんな感じである。
ひとつ、チョコレートに覆われている場所はことごとくアマイモンの領土である。
ひとつ、アマイモンのチョコレートを食べた者は彼女に忠誠を誓う。
ひとつ、チョコレートは食べ放題とする。
こんな感じの法律を作った上で、チョコレートをイーコクに流し込む。
「そうすればチョコレートに覆われたイーコクはわらわのものじゃ!!」
「……!!!!」
すげー作戦キタコレ。
「さらにさらに、そうやって出来たチョコレートを他の国に売りつければD(デビル)も稼げるという一石二鳥の構えなのじゃ!」
「すげーーーーっ!! アマイモン様すげーーよっ!!」
そんなこんなでエーコクは、アマイモンのチョコレートの国に生まれ変わろうとしていたのである。
●チョコっと助けてほしい
「がう。そんなわけで、チョコの侵略を止めてほしいんだ」
アルファ・オメガ(もふもふペット・f03963)が遠い目をしながら、集まってくれた猟兵たちに告げる。
「アマイモンを侮っちゃダメだよ。チョコレート法が成立してしまうとチョコが溢れ出ただけで侵略完了しちゃうんだ」
他国の法律なんて本来何の意味も無いのだが、良い子すぎる悪魔さんたちは『あっ、そんな法律があるなら従わないと』ってなっちゃうから!
幸いにして今のタイミングなら、そのチョコレート法が成立する前にこちらから打って出ることが出来る。むしろこの事件を解決するタイミングは今しかない。
「そのためにはイーコクの主戦力は『淡水の悪魔』たちを仲間に引き入れる必要があるよ」
ペットの淡水魚(浮遊できる)たちを使役する淡水を司る悪魔の少女たち。彼女たちとエーコクの主戦力『ブギーエカイユとその相棒たち』が戦闘している間に、猟兵が戦線を突破してアマイモンを倒す、というのが今回の依頼の大筋だ。
まともに戦えば猟兵の皆でも手こずるであろう悪魔たちを悪魔たちで足止めするという、とても知的な作戦なのである。
「淡水の悪魔たちはこの世界の悪魔に漏れず、とっても良い子なんだ」
そのため、ワルいことを見せつけられるとキュンとする。そして仲間になる。
具体的に『ワルいこと』が何かというと、簡単に言えば彼女たちの予想を超えることだ。
例えば、淡水の悪魔たちの戦い方は某ポッケのモンスター的な感じなのだが。
「そこで初手ダイレクトアタック」
ペット完全無視で直接、淡水の悪魔を倒すというものである。こいつぁワルすぎるぜ……!
「次は、ペットを使ってのD稼ぎとか」
淡水の悪魔たちにとってペットたちは武器でもあるが、家族でもある。そんな大切な家族を(大道芸とかヒーリングとかで)働かせてDを稼ぐなんて……! ワイルドなんだぜ……! なお、Dを集めることができる=ワルの証なので一石二鳥である。
「後は単純にペット力(ちから)の差を見せつけるか、だねー」
簡単に言うと淡水魚たちよりすごいペットを披露する。大きさでも数でも強さでもいい。
「普通ペットにしないモノをペットとして連れていくとかもアリだよ」
『この人、私のペットなの』とか言ってもいいけど健全な範囲でお願いします。なお、その場合、首輪などの装飾は可とします。
さて、あまり深刻さを感じないこれまでの説明だが、実は結構ヤバいのである。
「悪魔さんたちは大丈夫だろうけど、もし川がチョコレートになれば淡水魚さんたちは皆死んじゃうよ……!」
オブリビオンであるアマイモンに躊躇いは無い。
そして重要なことがひとつ。魔界の通貨『D(デビル)』には魔力が籠められており、オブリビオンはこれを大量に集めれば『カタストロフ級の儀式魔術』が使用できるのだ。
「そうなる前にアマイモンを倒してきて!」
そう言ってアルファは猟兵の皆をデビルキングワールドに送り出すのであった。
●お魚日和
今日も今日とて戦争(っぽいもの)が始まろうとしている。
しかし、そんな中でもペットたちの健康診断は欠かすわけにはいかない。使役する以上は万全のコンディションを整えるのが(この世界の)悪魔の流儀なのである。
「ん~~♪ 今日も絶好調ね」
空にふよふよ浮く金魚を愛でる淡水の悪魔。他の仲間も同じように自分のペット(色んな淡水魚)を愛でている。
そこへ不意に現れた影……それは猟兵たち!
「そんな……?! 戦闘開始の銅鑼もなっていないのに!?」
まさかそんなルール無視が出来る者がいるなんて。そんなワルさにゾクゾクしながらも、しかし淡水の悪魔たちは猟兵たちを迎え撃つ態勢へ。
さぁ、キミたちのワルさで淡水の悪魔たちを籠絡するのだ……!
るちる
あけましておめでとうございます。お世話になっています、るちるです。新年一発目はデビルキングワールドになりました。かしこさを下げていけばいいと聞いたので。あまいもんちゃんかわいい。
シナリオの補足をします。
●全体
全体を通じてネタ寄りです。リプレイも軽いノリになると思います。いずれにしてもプレイングの雰囲気に左右されるものとお考えください。
当シナリオにおいて『ワルいこと』とは、『マナーやルール、慣習は守らないけど、結果はちゃんと得る』というのが基本になります。つまり、不意打ちとかルール違反とか普通そんなことしないだろ(マナー的、または効率からみて)ってことが喜ばれます。ただし、相手の命を奪う行動は禁止とします(戦闘不能は全然オッケー)
●1章
集団戦ですが、戦闘ではありません。『淡水の悪魔』たちを仲間に引き入れてください。
とりあえず勝てばオッケーです。ワルさムーブが面倒なら、軽くぶっ飛ばして腕力で勝ってもオーケー。ペット力に関しては、召喚系や複製系のユーベルコードでもインパクト大です。彼女たちに出来ない(能力的、倫理的、ルール的に)ことをやるといいでしょう。
●2章
集団戦です。敵は『ブギーエカイユとその相棒たち』。普通の集団戦ですが、1章で仲間にした淡水の悪魔たちと一緒に戦うとプレイングボーナスが入りやすいです。また、ブギーエカイユたちにワルいことムーブをかますと攻撃の手が緩みやすくなります(プレイングボーナスが入ります)。
1章の結果を受けて、2章開始時に状況の説明を行います。
●3章
ボス戦です。『チョコレートの魔王アマイモン』と戦います。内容は戦闘ですが、軽いノリになると思います。アマイモンはチョコレートの国を作るつもりのようです(チョコレートで覆って)。色々ツッコみつつ、彼女の野望を阻止してください。
2章の結果を受けて、3章開始時に状況の説明を行います。
ゆるふわっとお楽しみいただければ嬉しいです。途中の章からの参加も大歓迎。
オープニングが承認されたら1章の受付開始です。
それでは皆さんの参加をお待ちしています。
第1章 集団戦
『淡水の悪魔』
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POW |
●進撃!お魚軍団
レベル✕1体の【お魚軍団】を召喚する。[お魚軍団]は【水】属性の戦闘能力を持ち、十分な時間があれば城や街を築く。
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SPD |
●淡水砲
【指先】を向けた対象に、【水鉄砲】でダメージを与える。命中率が高い。
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WIZ |
●悪魔降雨術
【淡水の雨】を降らせる事で、戦場全体が【川や湖】と同じ環境に変化する。[川や湖]に適応した者の行動成功率が上昇する。
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👑7 |
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴 |
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ヘル・ラグナロク
「チョコレートの魔王か。
ラグナロク魔王軍を率いる余が直々に出撃するとしよう」
『うむ、さすがは魔王たる、わしの娘じゃ。その力を見せつけてやるが良いぞ』
パパもそう言ってるし、頑張ろうかな。チョコ美味しそうだし。
『さあ、ヘルよ!
お前の魔力を悪魔どもに見せつけて恐怖のどん底に突き落としてやるのじゃ!』
「余の極大火炎呪文を受けてみるがいい……」
パパに言われた通り、全力で【極大火炎呪文】を放っちゃうよ!
敵が水属性なら、炎には弱いはずだもんね!
『……ヘルよ、そのへなちょこな炎はなんじゃ?』
「これは低級火炎呪文ではない……余の全力の極大火炎呪文だ」
だって、ほら、熱いと痛そうじゃない?
『この修行不足がーっ!』
●地獄で神々の黄昏でトリックスターなデビプリって属性盛り過ぎでは!?
そんなことはさておき。
ヘル・ラグナロク(心優しい魔界の王女・f31689)はイーコクに降り立った!
「チョコレートの魔王か。ラグナロク魔王軍を率いる余が直々に出撃するとしよう」
とか言いつつ。
ヘルが手にしている杖の先端の髑髏の目が光って唸り、そこに封じられているパパ(魔王ロキ)が『うむ、さすがは魔王たる、わしの娘じゃ。その力を見せつけてやるが良いぞ』と叫んでいる。
「パパもそう言ってるし、頑張ろうかな。…………チョコ美味しそうだし」
最後の一言で威厳台無しである。いやむしろ。これこそが優しい心の悪魔の所以、かもね?
しかし、デビルキングワールドの悪魔の例にもれず、真面目なヘルちゃん。
それが今回の目的である『淡水の悪魔』たちの前に立ったならば、戦う以外の道は残されていない(?)。だって悪魔だもの。
相対する淡水の悪魔&淡水魚たちに対して、魅惑的なおへそを惜しみなく晒しながら(なお、胸は慎ましいものとする)、杖を構えるヘル。
『さあ、ヘルよ! お前の魔力を悪魔どもに見せつけて恐怖のどん底に突き落としてやるのじゃ!』
ぴかっと杖の目が光ってパパの言葉に従って。ヘルは目を細めながらその両手に魔力を集中させる。
「余の極大火炎呪文を受けてみるがいい……」
厳かな言葉とともに放たれるのは全力の【極大火炎呪文(カイザーフレイム)】だ!
(敵が水属性なら、炎には弱いはずだもんね!)
と至極合理的な思考の元、ヘルから放たれる炎!!
……は、マッチ程度の大きさだった。
『…………ヘルよ』
「はい」
『そのへなちょこな炎はなんじゃ?』
「これは低級火炎呪文ではない……余の全力の極大火炎呪文だ」
『…………』
「だって、ほら、熱いと痛そうじゃない?」
説明しよう!
心優しい魔王の娘は、破壊魔法が苦手なのだ!
なんて優しい世界なのか。
『この修行不足がーっ!』
でも現実はそんなに優しい世界じゃなかった。デビルキングワールドだし。
「みにゃーーー?!」
浮き上がった杖(パパ)にぽかぽか頭を叩かれるヘル。
そんなこんなで痛い目にあっているヘルちゃんなのですが。
「くっ……」
「なんてこと……」
こっち(淡水の悪魔)はこっちで勝手にダメージを受けていた。
「あんなにカッコつけて極大呪文とか言いながら、全然熱くないとか」
「それでいて『熱いと痛そう』とかこちらを気遣うとか」
「「「なんてワルなの……!」」」
勝手に盛り上がっていった淡水の悪魔たちが頬を赤く染めてヘルに胸キュンしていたのでした。
ピロリロリン。
淡水の悪魔たちがヘルの配下になりました(この戦争中の間だけね)。
大成功
🔵🔵🔵
キルシ・キュマライネン
興味本位で来てみたらそこは世紀末?でした。
何かしら召喚して対抗すればいいのですわね?しかしわたくし残念ながら今はコレくらいしか召喚することはできないのです…。
発動条件を満たしていない?いえいえ発動しても効果は発動しないだけで発動はしているのですよ。知りませんでした?
この場合アザラシは出ますが技能が上がらないですわね。アザラシが出ます。これで淡水の悪魔とのタイマンバトルを始めます。
おや、アザラシが増えますわね、どんどん増えますの。凄いですわね辺り一面もうアザラシが7で地面が3と言ったありさま。ほらか弱いアザラシを全部倒すだけであなたの勝利ですよ。頑張ってくださいまし。
(※アドリブ連携歓迎です)
●興味本位で来てみたらそこは世紀末? でした。
キルシ・キュマライネン(海生押しかけメイドモドキ・f28170)は辺りを見渡しながら、そんなモノローグを綴る。そう、ウェルカム・トゥ・デビキンタイム。解き放て、メイド力(ぢから)。
ところで特徴の『年下に見られる』っていうのは実年齢なのか見た目年齢なのか、すっごく気になります。
乙女の秘密はそっと横に置いておいて。
キルシが相対するのは、イーコクの主力たる『淡水の悪魔』たち。それがずらーっと並んで、自身の自慢のペット(淡水魚。空に浮く)たちを布陣している。だがそれに臆することなく……というかキルシさん、ゴーイングマイウェイ? 平然と言った方がいい感じの様相である。
(何かしら召喚して対抗すればいいのですわね?)
グリモア猟兵の言葉を思い出して、思索を巡らせるキルシ。
「しかしわたくし、残念ながら今はコレくらいしか召喚することはできないのです……」
愁いを帯びた表情に加えて、閉じた瞳の目尻から零れる涙。
そしてキルシの仕草とほぼ同時に周辺にぽこんと召喚されるアザラシ。【メイドに不可能などあり得るはずがございません(メイドサッポウ・カジバンノウ)】である。殺法だったのかこれ……と思わないではないが、さておき。
説明しよう!
【メイドに不可能などあり得るはずがございません(メイドサッポウ・カジバンノウ)】とは、他者からの命令を承諾することで、無限に増えるアザラシを召喚する術である!
「そんな! いつ……!?」
驚愕する淡水の悪魔。そう、いったい、いつ他者からの命令を受けたというのか。
「いえいえ発動しても効果は発動しないだけで発動はしているのですよ。知りませんでした?」
とはキルシの談である。この場合アザラシは出るけども技能が上がらないらしい。
そう、アザラシは出ている。
「これでタイマンバトルと参ります」
キルシの言葉を号令にして、アザラシたちが淡水の悪魔たち、というかペットの淡水魚たちに襲い掛かる! そう、無限に増えるアザラシが。
「おや、アザラシが増えますわね、どんどん増えますの」
ついでに言うと、キルシの意志で減らすことのできないアザラシが。
そうこうしているうちにあっという間にアザラシが辺り一面を覆いつくす。
「凄いですわね。もうアザラシが7で地面が3と言ったありさま」
キルシさん、すっごくのんびり解説しているけれども、最前線(バトル現場)は阿鼻叫喚である。
いや、アザラシvs淡水の悪魔、であれば楽勝で悪魔が勝つんだけれども。そもそも淡水の悪魔たちはまずペットの淡水魚を戦わせるわけで。アザラシに勝てる淡水魚がどこにいるというのか。ついでに数の暴力がすごい。これ、いつ止まるの?
「ほらか弱いアザラシを全部倒すだけであなたの勝利ですよ。頑張ってくださいまし」
とキルシが言っていることは真実なのだが、もはや煽りにしか聞こえない。それほどにまでアザラシの増え方が酷い(誉め言葉)。これはもはや自然災害。そう、言うなればアザラシの津波!
「「「あーれー」」」
そのアザラシの津波に押し流されていく淡水の悪魔たち。
「くやしい」
「でもクールな振りして容赦ないところ、ワルすぎてスキ」
そんな感じで、淡水の悪魔たちはキルシの軍門に下ったのでした。
成功
🔵🔵🔴
鳳凰院・ひりょ
アドリブ・キャラ崩壊歓迎
SPD
ん~…イマイチこの世界の状況にまだ慣れていないが…かしこさを大幅低下させれば切り抜けられるのかなぁ…
ペット対決…ペット対決…
(おもむろにライオンライドでライオンを召喚)
召喚したライオンを放し飼いで散歩
ある程度ライオンには自由に移動してもらいストレス発散させる
とりあえず淡水の悪魔を見かけたらペチッとしばき倒すように指示を出しておく
あとはのんびり後を追うか…
…あれ?ライオンどこ行った?うちのライオン知りませんか?
淡水の悪魔及びそのペットをうちの子(ライオン)がしばき倒している場面に遭遇したら、淡水の悪魔に呼びかける
おめでとう、君はレアモンスターに出会ったね!(
●この男性、天然につき?
グリモア猟兵に転送されて、デビルキングワールドに降り立った鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)。
「ん~…イマイチこの世界の状況にまだ慣れていないが…
辺りをきょろきょろと確認しながら、イーコクに向かっているわけだが。
「かしこさを大幅低下させれば切り抜けられるのかなぁ…」
どうしてその結論に至ったの。あ、上様のお触れ(生放送)出てたからか。
そんなわけでかしこさを下げたひりょがとった行動は……!
「ペット対決…ペット対決…」
おもむろにペットと称して【ライオンライド】召喚することでした。いや、あの、めっちゃガチ……ガチ……。
冷静に考えよう!
淡水魚が空を浮いて飛んでいるような、つまり金魚が空を飛ぶような国で、ライオン歩いていたら怖くない? 怖くないか、そっかぁ。悪魔いるしなぁ。
かしこさがさがってるんだかさがってないんだか微妙なラインを突き進むひりょさんはライオンさんにリードもつけず、散歩させます。普段いろいろ使役しているライオンさん、ひりょさんのことですから爆炎の中に飛び込め!(敵に接近するため)とかもあるでしょう(ただの推測です)。
(今日は自由にしてもらってストレス発散させようか)
と本気で放し飼いします。こいつあワルだぜ!
「さて……」
それはそれとして、目的の『淡水の悪魔』たちはどこにいるのだろうか?
とか思っていたら、一斉に淡水の悪魔たちが駆け込んできた!
囲まれるひりょ!
「よし、これなら……」
そう、こんなこともあろうかと、あらかじめライオンに淡水の悪魔たちを見かけたらぺちっとしばき倒すように指示しておいたのだ!
「たの……あれ?」
ライオンの形に点線が点滅している光景をご想像ください。すかっと空を切るひりょの手。にぎにぎしてもライオンはいない。
「……うちのライオン知りませんか?」
「知りません!」
心底困ったように問いかけるひりょに対して、淡水の悪魔たちは無情である。ペットである淡水魚たちが一斉にひりょに襲い掛かる(ぺちぺち)。
「…本当にライオンどこ行った?」
さりげなく【固有結界・黄昏の間】で直撃を避けながら、うーん、と困った表情のひりょ。これではペット対決ができないではないか……。
とか思っていたら、突如淡水の悪魔の悲鳴が響き渡った。
ずっと遠く。これはもしかして。
「私たちの家の方?」
「あ、もしかして」
一斉に駆け出すひりょと淡水の悪魔たち。
そんな彼らが見かけた光景は、非戦地域である家の前でライオンにぺちられている非戦闘員(まだ幼女なので戦闘に出れない)であった。
「なんてひどい……!」
「え、いや、これはその……おーい!」
淡水の悪魔の悲鳴に、慌ててひりょがライオンに声をかけると、めっちゃいい笑顔(ライオン的に)で振り返るライオンさん。これ、もしかして幼女と遊んでいるだけでは? 幼女も悲鳴を上げてはいるものの、痛がってないし。
――よし、これなら。
こほん、と咳払いしてひりょが告げる!
「おめでとう、君はレアモンスターに出会ったね!」
「……!」
ひりょの言葉にその場にいた淡水の悪魔たちが喜んだという。ほら、非戦闘地域に攻め込むようなワルの言葉だし!(結果論)
そんな感じでひりょは淡水の悪魔たちを仲間に引き入れることに成功したのだ。
成功
🔵🔵🔴
第2章 集団戦
『ブギーエカイユとその相棒たち』
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POW |
●猛蛇
単純で重い【頼れる相棒である喋る武器で】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
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SPD |
●操蛇
対象の【喋る武器の使い手】に【喋る武器】が【魔法で角】を生やし、戦闘能力を増加する。また、効果発動中は対象の[喋る武器の使い手]を自在に操作できる。
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WIZ |
●轟蛇
【自身の持つ喋る武器】から【雷属性の魔法弾】を放ち、【感電】により対象の動きを一時的に封じる。
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👑11 |
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴 |
種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●本日も戦争を始めましょう
イーコクの淡水の悪魔たちを仲間に引き入れた猟兵たち。
「いつもお昼ご飯を食べてからが戦争の時間なのです」
「……」
それって2国の戦争の状況も鑑みると、訓練とか演習とかって言わない? とはツッコまないであげてほしい。両者は真剣なのである(デビキン法的に)
そんなわけで定刻通り始まる、エーコクとイーコクの戦争。
どうやらエーコクもまだチョコレート法の準備が整っていないらしい。もしくはチョコレートの準備だろうか。ある程度一気にチョコレート流し込まないと、侵略も中途半端に終わるしね!
だが、国境まで足を運んだところで、エーコクの主力『ブギーエカイユとその相棒たち』はびっくりした。
「な、なんだってー!?」
「イーコクが助っ人を連れてきた、だと……!」
「くっ、どこでそんなワルいことを覚えてきたんだ!」
淡水の悪魔たちの横にいる猟兵たちを見て、そのワルの所業に戦う前から押され気味のブギーエカイユたち。だがここで引き下がるわけにはいかない。
「アマイモンちゃんサイコー!!」
ブギーエカイユのひとりが叫ぶ。そう、彼らもまた新たな主(?)に付き従う者たち。必殺のチョコレート法が完成すれば負けることはない……!
歓声(黄色い声?)をあげて突撃してくるブギーエカイユたち。
「ここはお任せください!」
猟兵たちの前にざざっと布陣する淡水の悪魔たち。ブギーエカイユたちを迎え撃つつもりだ。これ久々に戦争の様相になるのでは? って勢いである。
しかしブギーエカイユたちの根底にあるのはアマイモンへの忠誠ではなく、ワルの度合い。つまり、ワルさは国境を越える……!
ここでもばっちりワルを見せつければブギーエカイユたちの攻撃の手を緩めることが可能だ。ワルがワルに惹かれてしまうのは防ぎようのない引力なのだ……!
そんなわけでワルを見せつけつつ、淡水の悪魔たちと協力して、ブギーエカイユたちをある程度ぶっ飛ばしてほしい!
ちなみに『こんなこともあろうかと』と罠を仕込んでおく暇はあったものとします。
※プレイングボーナス条件
淡水の悪魔たちと協力して戦う or ブギーエカイユたちにワルを見せつける
キルシ・キュマライネン
戦争、戦争の時間でございますのね。
では語らねばなりません。
ああ、それは聞くも涙語るも涙、この涙は誰の物か。聞いてから判断してくださいまし
むかしむかしあるところに、ありきたりですね。没です。ではそこの敵陣営の悪魔さん?ちょっと私の代わりに一つ小話を。いいえダメですもっともっとあなたならできるはずです。
では次、もしつまらない話ならわたくしはあなたを殴らねばなりませんの。
ダメですね。では歯を食いしばってくださいな、この八式伸縮機械腕が唸りますので。そこ!逃げてはなりません逃げたらワルが廃ります、誇りが死ぬのです。ではあなたの番ですよ?頑張ってくださいな
(まあ何言っても順番に殴っていくのですが…)
●絶対○○してはいけない戦線?
雪崩れ込んでくる『ブギーエカイユとその相棒たち』。そんなエーコクの侵略を押し留めんと淡水の悪魔たちがペット(淡水魚だよ)をぶつけて雪崩れ込んでくる勢いを相殺していく。
そんな混沌とした戦線(ただし痛そうではない)の中に降り立ったのは、灰と白のメイド、キルシ・キュマライネン(海生押しかけメイドモドキ・f28170)である!
「戦争、戦争の時間でございますのね」
うっかりすると、スカートの裾を持ってお辞儀しかねないような佇まい。その言葉を紡ぐ様は、慌ただしくて土煙の舞うこの戦場には似つかわしくなく。むしろこの戦を憂うかのような仕草。
「では語らねばなりません」
キルシの纏う雰囲気(?)が変わり、周辺がざわっ、とする。これ以上踏み込むのは危険だ、と足を止めるブギーエカイユたち。
「ああ、それは聞くも涙語るも涙、この涙は誰の物か。聞いてから判断してくださいまし」
悲劇のヒロインを紡ぐかのような仕草でキルシが語りだし……。
「むかしむかしあるところに……ありきたりですね。没です。ではそこの敵陣営の悪魔さん? ちょっと私の代わりに一つ小話を」
「……!?」
どういう展開なの。あまりにも唐突な無茶ぶりである。
「そんな、急に言われても……」
剣を構えていたブギーエカイユがびくっと後ずさりするも。
「いいえダメですもっともっとあなたならできるはずです」
ずずいっ、と即座に間合いを詰めて肉薄するキルシ。
「もしつまらない話ならわたくしはあなたを殴らねばなりませんの」
「……!?」
もひとつびっくりである。どんなルールなのかそれは。
でも『さも当然』って感じで言われちゃうと逆らえなくなるのがこの世界の悪魔さんたちの特徴である。
「さぁ……!」
さらにずずいと迫るキルシ。もうそこまで踏み込んだら殴ればいいんじゃないかなってくらい懐に潜り込んでいるけど、それはそれ、これはこれなのである。
「ろ、ろんぐろんぐたいむあごー?」
『それ、言い換えただけー?!』
ブギーエカイユの語りに、剣がツッコむ。基本的にブギーエカイユがボケ(じゃなくて真面目な悪魔)で、武器たちがツッコミ役なのだね。
「ダメですね」
しかし世界(キルシ)は無情であった。そんなコミカル漫才もダメ判定である。
「では歯を食いしばってくださいな、この『八式伸縮機械腕』が唸りますので」
話ひとつミスっただけなのに、えらいガチなお仕置きである。
「『ヒィィィ?!』」
「そこ! 逃げてはなりません逃げたらワルが廃ります、誇りが死ぬのです」
「あ、そっか」
『そんなことないから?!』
「とうっ!」
「『ぎゃぁぁぁぁぁ!!』」
こうして吹っ飛ぶブギーエカイユとその相棒1組。
その場を支配する沈黙。くるっと振り向いたキルシの視線に、周囲のブギーエカイユたちがまたもやびくっとする。
「ではあなたの番ですよ? 頑張ってくださいな」
びしっと指さしたブギーエカイユにつかつかと歩み寄るキルシ。しかしそうさせないと相棒が口を挟む!
『待って、これは敵の罠だよ!』
「はい、ダメ!」
『これも!?』
「む、むっかしーむっかしー♪」
「節つけてもダメです!」
「『ぎゃぁぁぁぁぁぁぁ!!』」
こうして吹っ飛ぶブギーエカイユとその相棒1組(通算2組目)
きらん、と星になったブギーエカイユたちを見つめながらキルシはそっと心の中に誓う。
(まあ何言っても順番に殴っていくのですが……)
なんて理不尽な。
こんな感じでキルシの策(?)に翻弄されたブギーエカイユたちはものの見事に吹っ飛ばされていくのでありました。
流星群きれいね。
大成功
🔵🔵🔵
鳳凰院・ひりょ
アドリブ・キャラ崩壊歓迎
ふっ、実はここ最近になって動物の友達が増えたんだ
…ぼっちじゃないぞ、決して!(
しかし…昼ご飯を食べてから戦争だと?
ふざけるな!お弁当はもう昼ご飯前に食べちゃったよ!(早弁
手元に食べ物なんてない!おのれ…、皆してお昼ご飯食べやがって!
俺にもよこしなさい!
ライオンライドでライオン召喚しライオンでブギーエカイユ達をぺちぺち攻撃して食べ物を要求
それと同時に小獣の理で小動物達を召喚
敵陣の非戦闘エリアへ進行させ、何か食べ物を調達してもらう
(首から「何か食べ物頂戴」と書いた看板を掛けてやり)
ほら、君達可愛いからさ、小首傾げてあげれば「可愛いっ」って何か恵んでくれるだろう?(あざとい
●敵は空腹にあり?
次から次へと雪崩れ込んでくる『ブギーエカイユとその相棒たち』。まぁ考えてみれば戦闘不能にならない限り、何度でも立ち上がってくるし、そもそも痛いことしないので、今この現状アマイモンのカリスマ(?)がある限り、この状況は拮抗したままであろう。
ゆえに猟兵たちの力が必要となる!
そんなわけで戦線を押し返すべく、鳳凰院・ひりょ(天然系精霊術使いの腹ぺこ聖者・f27864)参戦! 先ほど仲間に加えた淡水の悪魔たちに加えて、ひりょの後ろにずらーっと並ぶのは小動物たちであった。リスとか猫とか小鳥とか。
これはひりょの仲間たちである。彼が今回の依頼に連れてきた同伴者(?)たち、あるいは【小獣の理】で呼び出した小動物たちなのだ。あれ、今ここ静かな湖畔の森の影だっけ? とは思ってはいけない。
「ふっ、実はここ最近になって動物の友達が増えたんだ」
とのたまうひりょさん。しかしそれに対して返事は無く。
「……ぼっちじゃないぞ、決して!」
「……」
ひりょの言葉にそっと視線を逸らす淡水の悪魔たち。言わなければ察しされることもなかったのに……。
まぁそれについては戦いが終わってから某所(どこだよ)で語るとしよう。
「しかし……」
ひりょが口元に手をやって、ひとり呟く。まさか何か見つけたのかこの戦争について? そんな緊張感が満ちる中、ひりょがさらに呟く……!
「昼ご飯を食べてから戦争だと?」
はい。朝は家事しないといけませんし、中途半端に始めるとお腹がすくので。
「ふざけるな!」
まさかの聖者激昂である。そんなに、そんなにダメなルールだったのかこれ?
「お弁当はもう昼ご飯前に食べちゃったよ!」
そっちかい。早弁した、とかなんてこと。でもまぁ戦いに備えて早めに腹ごしらえは間違いではない。でもそのために。
「手元に食べ物なんてない! おのれ……」
そう、ひりょとお供たちはお腹が空いている……! さっきひと仕事終えた後だし、今はお昼過ぎなのだ!
そんなひりょさんたちの前に現れたのは、戦闘前のおやつ(お昼の後です)のドーナツをもぐもぐしている『ブギーエカイユとその相棒たち』であった。
「俺にもよこしなさい!」
そんな光景を見せられては気が荒くなるのも仕方ない。というかひりょさん性格変わってません? 大丈夫?
というわけで【ライオンライド】で召喚したライオンをブギーエカイユたちに向けて放つひりょ。
「うわーっ」
飛び掛かられたブギーエカイユたちはしゃべる武器を振り回すが。
『うわーっ』
武器もライオン怖いみたいです。悲鳴をあげながら『あっちいけっ』ってするブギーエカイユたち。でもライオンは容赦ない。
ていっ、とのしかかってから、にくきゅうでぺちぺち往復ぱんちである。
君が! おやつをくれるまで! ライオンはぺちり続けるッッ!!
しかしひりょの作戦はこれだけではない!
密かに小動物たちを回り込ませていたのだ。目的は敵陣・非戦闘エリア。つまり、村とか拠点とかである。
「……?」
空から舞い降りてきた小鳥たちに首を傾げるエーコクの悪魔たち。その小さな首には『何か食べ物頂戴』と書かれた札がぶら下がっている。それが何羽も何羽も訪れて、さらには入り口からリスたちが侵入してくる始末!
誰がどう見ても怪しい……!
「そっかーお腹空いているんだな」
でもそれを疑わないのが悪魔さんたちの良いところ(悪い癖)である。いや、もうほんとに。
『ほら、君達可愛いからさ、小首傾げてあげれば「可愛いっ」って何か恵んでくれるだろう?』
というひりょのあざとい作戦は見事にさく裂したのだ!
結果的に兵糧攻めという搦め手になったひりょの作戦。おやつを食べられなくなったブギーエカイユたちは力が出なくて、徐々に淡水の悪魔たちに押され始めたのでした。
大成功
🔵🔵🔵
忠克・慎也(サポート)
つゆ払いは任せてくれ。
一人称は俺、二人称はアンタ、多人称はアンタたち
黒スーツ姿がデフォルト、対人関係も常識ある方だと思うが、
メイン武器の大挟を始め、サブ武器の拳銃やワイヤー、グレネート弾を駆使する、暗殺者みたいなものだ。
普段はのんびり飴玉を嗜むこともあるが、
戦闘中は命のやり取りを一番に楽しみたいので、封印だ。
仕事とそうでない時は、はっきり分けたいからな。
前に出るよりも、味方のサポートを好んでいる。
複数相手には『不浄の猟牙』強力な敵には『閃葬の魔眼』を。
状況に応じて『獣狩りの銃声』『咎人の牢晶』『業喰いの弾丸』でアシストしよう。
アドリブOK、成功のためなら多少の負傷は厭わない。
宜しく頼む。
●つゆ払いは猟犬のごとく
エーコクとイーコクの戦争が開始され、しばし経つも戦況は拮抗状態。やはり戦争、頭数の多さが戦況を支配する。
その拮抗を崩すには戦術級の何かを放り込むしかない。
この場においては猟兵という存在。
「つゆ払いだけなら安いものだ」
非致死性のスタングレネード『M84』を投げ込み、『ブギーエカイユとその相棒たち』の出鼻をくじいた後。
無造作に構えた『SSP226』からパラベラム弾を叩き込んでいくのは、忠克・慎也(うつつを彷徨う猟犬・f21505)。その一連の流れは目の前の獲物を確実に仕留める精確さがある。
普段はのんびりと嗜んでいる棒付き飴玉も今は口元になく。
「……ッ」
戦闘そのものを楽しむ慎也。普通にやっていれば命のやり取りにならないデビルキングワールドではその緊張感も物足りないが、好戦的で獰猛な猟犬は戦いそのものには手を抜かない。それは本能とも言うべき行動だ。
『負けるかー!』
遠距離戦に持ち込まれ、攻撃が届かないブギーエカイユたちに代わって、手にある武器たちが一斉に使い手たちに魔法で角を生やす。そのついでに体の主導権(!)を握って、普通ではありえない動きでしゅばばばっと慎也に接近していく!
だがそれを見てなお、慎也は冷静に手をかざす。
「喰い尽くせ」
ユーベルコード【不浄の猟牙】。麻痺毒を塗布した大鋏『Guilty hound』を大量に複製して、敵陣営に叩き込む慎也。刃渡り40㎝ながらシンプルな構造の大鋏がブギーエカイユたちに突き刺さって戦闘不能へ追い込んでいく。
「さて」
痺れて動けなくなったブギーエカイユたちは即後方に下がるだろう。戦場の頭数が少なくなれば、他の猟兵たちが突っ込む機会も増えてくる。
「このまま、制圧させてもらおう」
攻撃の手を緩めることなく、慎也は戦場を突き進むのであった。
成功
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