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書を狩る兵達ー叡智迸る森人達

#アックス&ウィザーズ #猟書家の侵攻 #猟書家 #チーフメイド・アレキサンドライト #エルフ #書を狩る兵達

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「プリンセス・エメラルドお嬢……わたくしにも猟書家としての拝命を下さるなんて光栄ですわ」
 そう、スペースシップワールドのオウガ・フォーミュラ『プリンセス・エメラルド』の配下の一人にしてチーフメイドの一人。アレキサンドライトの身体をクラシカルなメイド服で覆い、片手に携えた巨大なガトリングガンによる『掃除』を得意としてアックス&ウィザーズに派遣された猟書家の一人、『チーフメイド・アレキサンドライト』は確かな喜びに満ちていた。

「同胞よ、全機体の魔力充填が完了した。いつでもいけるぞ」
「了解した……森の戦士たちよ。これより我が森の防衛戦を行う!」
「女と子供は逃がした。後は生きて勝利するだけだ」
「諸君、戦闘開始(open combat)だ!」

 なんか魔導科学文明の残滓らしき数十体の魔導ロボに乗り込んで迎撃してきたエルフたちが気合と根性でスペースシップワールドの装備を装着した竜の群れの軍勢を押しとどめていくのを見るまでは。
「……あの、わたくしが言うのもなんですけど、世界観違くありませんの?」

・グリモアベース

「どう見ても違うわよねー……まぁともかく、猟書家の予知が見えたわ。アンタたちはこれの解決に向かうわ」
 頭を抱えながらもシャルロット・シフファート(ツンデレの国のアリス・f23708)はグリモアベースに招集された猟兵たちへ今回の任務の説明をする。
「今回は『プリンセス・エメラルド』の部下『チーフメイド・アレキサンドライト』がエルフの森を焼き討ちする予知が見えたわ。これを阻止してエルフの森を守ってほしいのだけど……」
 そこで先程の話になる。
「なんかそのエルフの森のエルフたち……魔導ロボの技術を発展させていて、それを用いて猟書家の侵攻を食い止めているそうよ」
 魔導ロボ?と、猟兵の誰かが疑問を浮かべる。
「ええ、魔導ロボ。サイキックキャバリアと系統が似ているのかしら……ともかくそのエルフたちは魔導ロボに乗り込んでオブリビオンの群れを食い止めているけれど、このままじゃジリ貧が見えているわ。そこでアンタたち猟兵が魔導ロボに乗り込んで戦っているエルフたちに加勢して戦況を覆してもらうわ」
 そうやって配下が全滅したら『チーフメイド・アレキサンドライト』も自ら出陣せざるを得ないだろう。
 「魔導ロボに乗り込んだエルフたちは猟兵ほどではないけど戦力になるわ。彼らのサポートを用いて『チーフメイド・アレキサンドライト』を撃破して頂戴」
 そう言うとシャルロットはタブレット端末型のグリモアを輝かせて転移の術式を起動させた。
 瞬間、目に広がるのは焼けていくエルフの森――
 そんで何かスペースシップワールドの装備を装着した竜の群れを魔導ロボが撃墜していく光景だった。
『あ、『チーフメイド・アレキサンドライト』の配下はスペースシップワールドの装備を装着しているわ。そうやって戦力を集めたみたいね』
 その強化されたオブリビオンを一対多とは言え撃破している最近のエルフすげぇな。


黒代朝希
 ハイ、トンチキシナリオです。

 魔導ロボを操縦する気高きエルフたちと協力して猟書家『チーフメイド・アレキサンドライト』が率いる軍勢を撃退してもらいます。

 魔導ロボはサイキックキャバリアと同じような扱いで、猟兵が借りたければエルフたちは魔導ロボを貸し出してくれます。

 プレイングボーナスは『魔導ロボに乗り込んだエルフ達と協力し、共に戦う』です。
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第1章 集団戦 『竜の群れ』

POW   :    竜の爪
敵を【竜の爪】で攻撃する。その強さは、自分や仲間が取得した🔴の総数に比例する。
SPD   :    竜の尾
【竜の尾】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
WIZ   :    竜の吐息
【竜の吐息】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。

イラスト:小日向 マキナ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

チル・スケイル
エルフ部隊の戦力は低くないようですが、このまま戦えば消耗は避けられない
その状態で猟書家とぶつかれば、なおさら勝ち目はないでしょう

私も飛翔し参戦します

【カシュパフィロ】による長距離射撃でエルフ部隊を援護。追加ダメージを与えつつ、凍らせて反撃を阻害

消耗した味方はいませんか?エルフを襲う竜の前に立ちはだかり、強化された【マルヴァールマ・スロワー】からの一斉冷気放射で竜の吐息を相殺し、援護防御します

敵の体力が減ってきたら、敵周囲を高速旋回しながら【マルヴァールマ・スロワー】の冷気で敵を凍結させ、【ラケート・ランティーロ】からの巨氷弾による一撃。一気にトドメをさします
このスタンスで各個撃破を試みます



「エルフ部隊の戦力は低くないようですが、このまま戦えば消耗は避けられないですね」
 アックス&ウィザーズ出身の猟兵としてこの事件に介入したドラゴニアンの猟兵、チル・スケイル(氷鱗・f27327)は冷静に分析する。
 如何に強大な力を持とうとも猟兵でなければオブリビオンとまともに渡り合うのは極めて難しい。
「そして猟書家はオブリビオンの中でもそれぞれが強力なユーベルコードを振るうボス級オブリビオン、疲弊した状態で猟書家とぶつかれば、なおさら勝ち目はないでしょう」
 そう、それが一般常識。しかしそれが語るのは「猟兵でなければ絶対にオブリビオンとの闘いに挑むことすらできない」という意味ではない。
 無論、猟兵でなければ苦戦はするしまともに戦えても集団戦級が関の山だろう。しかし支援や援護をしながら戦闘を共にすることは出来る。
「ならばこそ、ここで余計な損耗をエルフ部隊にかけることは猟書家戦を見通してもよろしくないですね」
 そう言い放ちチルは純白の翼を広げ、エルフ部隊の加勢に向かう。

「助太刀します!」
「ム……!?竜人か!どこのギルドとやらに所属しているかは知らぬが加勢は感謝する!」
 そう両者が邂逅すると同時に襲い掛かる竜の群れ、それを向かい撃つはチルが所有するスナイパーライフル……に似た魔法の杖【カシュパフィロ】。その杖の先から放たれる氷の魔法弾が竜の身体に着弾すると一瞬で凍結が始まり、数秒で竜の氷像が出来上がる。
「氷魔法を得意としているのか……!」
「遠距離狙撃に特化したこの【カシュパフィロ】あってこそですけどね……それより消耗した味方はいませんか?」
 と、遠距離からの着弾したら凍結する魔法狙撃の支援によって体勢を立て直すエルフ部隊。それを阻止せんと竜の群れが上空から竜の吐息で薙ぎ払おうとする――
「それならこちらも――【マルヴァールマ・スロワー】」
 顕現するは新たな魔法の杖、その形状は火炎放射器。炎には炎ということだろうか、とUDCアースの銃火器に詳しい物がいればそう思っただろうが――
「成程、冷気を放射する魔法の杖か……」
 エルフが見た光景の通り膨大な冷気によって竜の吐息を相殺しただけでなく押し返してそのまま竜を凍結させた通りこれは炎の代わりに冷気を放射する魔法の杖なのだ。
「さて、一先ずはこれで止めと行きましょう――『氷鱗継ぐ我が身に、貴女の氷雪を巡らそう。吹雪と共に、彼方へと至らん!』」
 詠唱を唱え終えた瞬間、膨れ上がる冷気。それが竜の群れだけを凍てつかせながら展開していく中でチルは唱える。
「――『氷術・翔竜(アイスウィング)』」
 それは氷竜の霊との融合状態に変身することで【マルヴァールマ・スロワー】を強化し、猛吹雪を操るチルのユーベルコードの銘。
 やがて吹雪が収まった後、周囲には竜の氷像のみが残されていた――

大成功 🔵​🔵​🔵​

神咲・七十
アドリブ・連携お任せ

ロボだ~!(見て嬉しそうにぴょんぴょん)
出来れば欲しいですが、その前に攻めて来た敵を一緒に倒しましょう。

(UC『制約:征服者』を使用。結界で竜の群れを捕食して弱らせて、魔導ロボを借りて他のエルフさん達と一緒に、弱っているところを一気に少数ずつ攻撃して倒していきます。)

これがロボのパイロットになる感じ・・・すっごく楽しいですね!
終わったら、一機貰ったりできないかな~。

(ロボは最終的に交渉するとして、まずは今攻めてきてる猟書家の人ですね。「あの主の人がいろんなところに影響を与えようとしてる理由」はついでで、純粋に今回の猟書家の人が欲しいですし、何とか取り込めないですかね?)


空桐・清導
SPDで挑む

ドラゴンの群れを光焔を纏った蹴りでぶっ飛し、
マントを翻しながら魔導ロボに並び立つ
「エルフ達の森を守るため、助太刀させてもらうぜ!!」
宣言を終え、フルフェイス形態に変身
竜達が体制を整える前に天からブレスが降り注ぐ
真紅の龍は吼え、正面から竜の群れを蹂躙する
エルフには赤いのは自分が召喚した異世界の龍だと説明する

拳でぶん殴り、距離がある竜には光焔を放つ
尾は避け、他の攻撃は[オーラ防御]で防ぐ
その間、サンライザーに[力を溜めておく]

最後は勇輝龍が翼で暴風を起こして竜達の姿勢を崩す
「超必殺!エクストリーム・ブレイザー!!」
サンライザーを変形させて展開
溜めたエネルギーを解放して極太ビームを放つ!



「ロボだ~!アックス&ウィザーズの世界にもあったんですね~!」
 そう無邪気にエルフたちが駆る魔導ロボを見て感激しているのは神咲・七十(まだ迷子中の狂食者・f21248)。
 嬉しそうにウサギのように跳ねているのは、七十は何度もこの猟書家の相手をしているが未だにこの魔導ロボのような……拳法狂いのエルフの森は行ったことはあるようだが、ともかくこのようなアックス&ウィザーズの技術水準において異端なエルフの森の防衛に赴いたのはこれが初だからであろう。
「出来れば欲しいですが、その前に攻めて来た敵を一緒に倒しましょう」
 そう、これは猟書家の侵攻という重大事項の案件であるから戦うだけではない。
 エルフの森を防衛することは大局的に見ても猟兵の支持者や協力者としてバックアップについてもらえることにも繋がる。
 引いては本来書家の王『ブックドミネーター』が目指していた『天上界』という概念の詳細が明らかになった際に有事が発生した場合、彼らの協力が得られる可能性に繋がるだろう。

 だが、そんな理屈を別にしても無辜のエルフたちが猟書家によって不幸になる。
 それだけで打算抜きに行動を移す猟兵も存在する。
「させねぇ!!」
 ――光焔と共に、龍の一体が蹴りによって頭部を焼失させられた。
 頭部を失った竜の胴体が大地に叩きつけられる轟音と共に、魔導ロボの肩に一人の赤い機械鎧を装着した男が推参する。
 空桐・清導(ブレイザイン・f28542)。ヒーローズアースというヒーローという概念が一般化し最も普遍的な世界にてヒーローを行っている彼こそはそんな理不尽を許せないがために戦う猟兵の一人。
「遅れてすまなかったな!もう大丈夫だ、ヒーロー『ブレイザイン』はここにいるぜ!」
「ほう……ゴーレムの如き巨体として作り上げてそれに乗り込むのではなく、鎧の一種として纏うのか……いや、自ら勇者(ヒーロー)と名乗るものよ。その勇気、誠にありがたい」
 と、エルフたちは空桐が装着している深紅の機械鎧に一瞬目を奪われるが、すぐさま最優先事項となる敵の排除。それに協力する『ブレイザイン』と名乗る勇者(ヒーロー)へ感謝の言葉を告げ、共に邪悪なる侵略者へ立ち向かう。

「『Die Wurzel, die dem Leben beraubt』」
 唱えられるは花が咲き、根を張るという意味の祝詞。
 展開されるは略奪結界。血を、寿命を、生命力を、生に関する要素や力を奪い、喰らって己の糧とする結界を張る。
 それが七十のユーベルコード『制約:征服者』。
 結界という世界そのものに展開するという戦闘方式である以上逃げ場はない。
 傍から見れば竜が空間そのものに捕食されているように見えることだろう。
 そして、結界に食われなくとも生命に関する因子が捕食されて略奪されている以上生き残っている竜達も弱体化を免れない。
 そこに各個撃破を狙ったエルフの魔導ロボがミサイルなどの火器を叩き込み討ち取っていく。
「これがロボのパイロットになる感じ・・・すっごく楽しいですね!終わったら、一機貰ったりできないかな~」
「ここまでしてくれたのだ。礼としてくれてやっても構わない」
「本当ですか!よし、頑張るぞ~!」

「エルフの幸せを奪わせてたまるかよ!!力を貸してくれ・・・来い!勇輝龍!!!」
 義憤と共に迸る叫びを、『召喚』と『変身』の合図とするブレイザイン。
 瞬間、深紅の機械鎧が変形して彼の身体を覆いつくす――つまり、フルフェイス形態へと変身したのだ。
 だが、それよりもエルフの目を引いたのは――
「深紅の……竜!?」
「信じられん、竜を使い魔として呼び出したのか!」
「ああ、と言っても帝竜とは違うから安心してくれ」
 そう告げるブレイザイン――否、この場合は『空桐・清導』というべきだろう。
 なぜならこの深紅の竜、勇輝龍は『ブレイザイン』ではなく『空桐・清導』に魅せられてこのユーベルコードが現出したのだから。

 二人の猟兵がユーベルコードを起動させたことにより、一気にエルフ側へと戦況が傾いていく。
 略奪結界と勇輝龍が竜を撃破していき、それを生き延びた竜をエルフが魔導ロボを用いて止めを刺していくことで掃討が進んでいくのだ。
「行きますよ、『制約・簒奪者』!」
 七十は血を杭へと変容させ、それこそ彼らの主が所有するガトリング砲の如き杭の瀑布で撃ち落として見せ、
「これで止めだ!超必殺!エクストリーム・ブレイザー!!」
 空桐はブレイザイン肩部に搭載された超兵器を変形させ、充填したエネルギーを放射して竜の群れを薙ぎ払っていく。
 やがて、一通り目に見える領域から竜を駆逐し終える。
 森の焼失もそこまでひどくない。これならば復興の際直ぐに元通りになるだろう。
「けれど、燃えちまった物はあるか。すまないな」
「いや、貴公が加勢に来てくれなければ更なる被害が出ていただろう。あらためて感謝をさせてくれ」
「そうですね。私は今回はあの猟書家に用があるのです」
 なぜ、プリンセス・エメラルドは自身の担当する世界だけではなく他のオウガ・フォーミュラが担当する世界にまで自身の配下を差し向けているのか。
 それとは別にチーフメイド・アレキサンドライトの力を取り込むこと。それが七十の今回の目的だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

豊水・晶
「ふむ、狼藉を働く竜は放っておけませんので、神妙にお縄についてもらいましょう」。というような感じで、強襲をかけます。

数がいるので序盤は【ホウイジンケイ・ミズガコイ】と瑞玻璃杵で舞を舞うような体さばきで攻撃していきます。倒しきれなければ、攻撃の出先をつぶしてエルフたちに攻撃してもらいましょう。

大きく群れている場合は【ミズハリノカリュウ】でまとめて始末します。

数が減ってくれば【リュウのエンムスビ】や【ゴホウ・テンリュウウノシンバツ】で仕留めていきます。

状況に応じていろいろ使い分けながら殲滅していきます。
アドリブや絡みなどは歓迎です。



「ふむ、狼藉を働く竜は放っておけませんので、神妙にお縄についてもらいましょう」
 そう呟くのは透明な角と長髪が特徴的な竜神の女性、豊水・晶(歪み揺れる水鏡・f31057)。
 彼女は信仰されていた農村が邪神の襲撃に遭いそれと戦ってきた過去がある。そして撃退には成功したが村は荒廃して信仰が薄れ、それを突いた邪神の再度の襲撃により地を追われたという過去を持つ。
 そんな過去を有しているためか今回のオブリビオン……つまり邪神と系統は異なれど本質が同じ存在によるエルフの森の焼き討ちという暴挙に対し、あの日抱いた悲憤に感じるモノがあったのだろう。
 転移して早々に竜神として竜がどこにいるかを把握した晶はその方角へと向かって行った。

 ――撤退戦の様子を見せていた竜の群れ。他の猟兵とも交戦したのか傷が浅くない個体も存在する。
 だからと言って、猟兵が手心を加える道理はない。
「そこです……」
 その証拠に晶はこの焼き討ちの状況が『あの日』を思い出す故か、彼女の機嫌が悪い時特有の丁寧な口調が露わとなっている。
 彼女はそのまま竜の軍勢に不意打ちじみた双撃――水纏う水晶の如き刀身が特徴的な二振りの剣で攻撃した故にこう表現したのだ。
 そして剣の名こそ【瑞玻璃剣】。自らの角を削り造した剣を振りかぶる。
「ほう、一瞬であの数の竜を……」
 魔導ロボに乗ったエルフたちが遠目でその時起こった光景に瞠目したのも無理はない。
 晶が竜の群れへと突撃した結果、一瞬で断たれたのは11の竜の首。
「まだまだこれからです。では、次に行きますよ」
 更にと晶が取り出したのは打根の形状の楔……それを神通力で遠隔操作を行うと、竜の群れの動きが鈍っていく。
 この楔は【水分八卦楔】。八方位に置くことで結界を強化する権能を持つ楔であり、それを神通力で遠隔操作して結界を展開するユーベルコードこそ『方位陣形 水囲』という。
 戦場の上空で張り巡らされた結界を前に動きが鈍っていく竜の群れ。その隙を晶は決して逃さない。
「これで23.……!!」
 また一体竜を骸の海へと返し、次の竜へと相対する。
「我々より腕が立つとはいえ助太刀に来た者だけに武功を任せるのは我らの恥!助勢し竜を討ち取っていけ!」
 そこに加勢するは士気の高まったエルフたちが駆る魔導ロボの軍勢。
 猟兵との交戦で疲弊していた竜の群れにとってはこれ以上ないくらいのダメ押しとなった。

 やがて、最後の一体が晶によって身体を両断されて骸の海へと還る。
「……アックス&ウィザーズの技術力も侮れませんわね」
 そこに率直な感想を告げて近づいてくる人影が一体。
「ですが、これもプリンセス・エメラルドお嬢の覇道のため……『掃除』を開始しますわ」
 唸るガトリングガン。ここに猟書家の一人『チーフメイド・アレキサンドライト』との交戦が始まる。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 ボス戦 『チーフメイド・アレキサンドライト』

POW   :    カラーチェンジ
対象の攻撃を軽減する【赤紫色のボディ】に変身しつつ、【100発/秒で弾丸を発射するガトリング砲】で攻撃する。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
SPD   :    メイドの嗜み
【カラーチェンジした腕】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、カラーチェンジした腕から何度でも発動できる。
WIZ   :    掃除の時間
【ガトリングからサイキックエナジーの弾丸】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。

イラスト:サカサヅキミチル

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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠月夜・玲です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

空桐・清導
POWで挑む

「親玉が出てきたぞ!
みんな!気を引き締め直せ!」
エルフにそう声をかけてUCを発動
「オレがあのガトリング砲をどうにかする。
隙が出来たら一斉に攻撃してくれ!」

ガトリング砲の乱射を[オーラ防御]しながら真っ向から突っ込む
その色の変化したボディに拳を叩き込む
攻撃が軽減されるならば、その分を補うだけ追撃すりゃいい!
零距離ならガトリング砲が打てねえし、取り回しも悪いはずだ
手に光焔を纏い、砲身を手刀で切断
「今だ、みんな!畳みかけろ!
超必殺!プロミネンス・キャノン!!」
空高く[ジャンプ]してサンライザーを展開
エルフ達の砲撃や攻撃から逃れて[力を溜める]
トドメに両砲門から収束したエネルギー弾を発射!



「親玉が出てきたぞ!みんな!気を引き締め直せ!」
「分かっている!そちらも気を付けるのだぞ!」
 そう深紅の機械鎧に身を包んだ青年の言葉と同時に、魔導ロボが一斉に散開する。
 アレキサンドライトで体が構成されているクリスタニアンのメイドはその光景を見ながら、自身の獲物であるガトリング銃の標準を機械鎧の青年へと向ける。
「蛮勇……ではありませんか。猟兵とそうでないものでは戦闘能力などで雲泥の差がありますもの」
 しかし、と値踏みをするように『チーフメイド・アレキサンドライト』は空桐・清導(ブレイザイン・f28542)へ向けて告げる。
「わたくしたち猟書家と比べたら個体としての強さは劣りますわ。ここであったが運の尽き、綺麗に掃除して差し上げますわ」
「さて?消えちまうのはどっちかな?」
 そんな抹殺宣言を告げられた青年は、面白そうに薄く笑みを浮かべると同時に黄金のオーラに身を包まれる。
 この森の運命を決める戦い。その第一幕が始まった。

「オレがあのガトリング砲をどうにかする。隙が出来たら一斉に攻撃してくれ!」
「出来るもの――!!?」
 なら、やってみればいい。と紡ぐはずの言葉は出てこなかった。
 出来るもの、と口にした時点で彼女はガトリング砲のトリガーを引き、100発/秒で発射される弾丸を空桐へ放っていた。
 当然猟兵も七つのオブリビオン・フォーミュラを葬って来た超生物たち。これに反応できないはずがないと確信していたし、事実空桐は反応して対処行動を行っていた。
 彼女の誤算と言えば一つ。反応したら反応したで確実に標準を調整し、回避不能となるタイミングを作り出して蜂の巣にするという戦法だった。
 では、何に絶句しているのか。いや、絶句しないはずがない。なぜなら――
「(しょ、正気ですの……!?)」
 飛来してくるガトリング弾へ真っ向から挑んできて、ユーベルコードで招来したオーラによるエネルギー展開式防御『だけ』で銃弾を弾き、あるいはある程度の血肉を吹き飛ばされながらも気合と根性で耐え、至近距離まで拳を叩き込もうとしているのだから!
「とっておきの……チップをくれてやるぜ!」
 思わず、その光景に仰け反って銃身を逸らしてしまったのがいけなかった。
 空桐は防御に展開していたオーラを右拳に収束させた。もし銃身を逸らしていなかったら、一撃を食らう代わりに空桐をズタボロにして戦闘不能にできたはずだ。
「ガフッ……!!」
 しかし現実は強烈な右ストレートを顔面に喰らい、後方へと吹き飛ばされていく。
「今だ、みんな!畳みかけろ!超必殺!プロミネンス・キャノン!!」
 そして、こんな隙をエルフたちも見逃すはずはない。ましては狭くない地域を焼いた蛮族などに遠慮は無用で不要。
 魔導ロボから射出される魔術ミサイル。それは猟書家の技術によって強靭な耐久力を持つクラシカルなメイド服もろとも猟書家を焼き焦がしていった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

豊水・晶
アドリブや絡み自由にしていただいて大丈夫です。 
 今回の事件の原因が出てきたようなので、大人しくお帰りいただきましょう。近づくにしてもガトリングが少し邪魔なので、UC【ミズハリノカリュウ】で銃弾ごと削り取ってやりましょう。「水に飲まれば砂となる」ですね。近づきさえすればこっちのものなので私の剣で宝飾品にでもしてしまいましょうか。川の神ですのでカットから研磨まで、お任せあれですよ。



「大人しくお帰りいただきましょう……ひとまずは、骸の海へと」
 魔導ロボの兵装によって少なくない傷を負った『チーフメイド・アレキサンドライト』。
 退避行動を取っていた金緑石のクリスタニアンが目にしたのは水晶のクリスタニアンが嫉妬に狂いそうな透明なる煌めきを持つ角。
 それは竜神の証、角だけでなく長い髪も透き通るように美しい。
「……癪ですが、美しいですわね。名を名乗りなさい」
「……豊水・晶と言います。以後、お見知りおきを」
 そう猟兵としての名を告げると同時、豊水・晶(流れ揺蕩う水晶・f31057)はユーベルコードを起動させる。
 展開されるは美しき花びら。それはまるで……
「水晶で出来た、花びら?」
「『愚か者は飲み込まれて砂となる』……『瑞玻璃の渦流』」
 異能の名がアックス&ウィザーズの世界に声として刻まれると同時、『チーフメイド・アレキサンドライト』は体に罅が入るのも厭わずサイキックエナジーを自身の身体に充填、自ら吹き飛ばされるように後方へ飛びのいた。
 それは愚行ではなく最適解。長年の『掃除』経験から割り出された行動であり、行わなければ彼女が負った傷は罅だけでは済まなかっただろう。
 なぜなら、その水晶の花びらは。
「装備している武器を水晶の花びらに変換したもの……そんなものをまともに喰らったら危なかったですわ……!!」
「先制攻撃は失敗ですか。では、今度は防御に移りましょう」

 瞬間、今度は猟書家のガトリング砲が唸る。
 放出されるは質量のある実弾ではなくサイキックエナジーで構築された弾丸。
 実体無き光弾が戦場一体、四方八方、縦横無尽、ありとあらゆる方向から晶に襲い掛かってくる。
「言ったはずですよ。『水に飲まれば砂となる』、と」
「ッ!」
 だが、明は無事だ。なぜか。
 ――多面構造体(プリズム)の如く再形成された水晶の花びら。それを用いて襲い掛かってくるサイキックエナジーを乱反射させることにより光弾を標準のずれた光線と貶めていったのだ。
「元はと言えばこのユーベルコードは、近づくにしても貴方のガトリングが少し邪魔なので防御用に顕現させたのです」
「ク、ならば実弾を……!」
「でしょうね、ですが一手遅かったですね」
 瞬間、『チーフメイド・アレキサンドライト』の死角から襲い掛かってくるサイキックエナジーの光線。
「乱反射させて回避した光線をッ」
「ええ、逸らした方向に更に水晶の花びらを顕現させてそこからまた更に反射させて……」
 そして『チーフメイド・アレキサンドライト』の死角となる方角から光線を放射させたのだ。
 だが、その為の水晶の多面構造体としての形成を行う際には一つの狂いも許されないはずだ。
「いったいどれほどの精密度があればこんなことを……」
「元々は川の神ですのでカットから研磨まで、お任せあれですよ」
 そう言って晶は片手に水晶の剣を形成し、片膝を突いた猟書家に追撃を行うも実弾を装填したガトリング砲の掃射によって阻まれる。
 土煙が立ち上り、それが収まるとガトリング砲を構えたメイドの姿は無かった。
「追撃はしませんでしたか……歴戦ではありますね」
 そう、小さな針として形成された花びらを元の花弁に戻しながら晶は自らの意図――実弾を使って反撃した場合には水晶の針を放って銃弾を相殺し、そのまま相殺して余った分の針を直撃させる策を見破った猟書家に、少なくない感嘆を抱いたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

神咲・七十
アドリブ・連携お任せ

ロボ・・・そしてもう一つ欲しい物があります。
だから、戦ってもらいますよ(お菓子もぐもぐ)

(UC『万花変生』を使用。エルフさん達に援護して貰いながら、全身を大量の樹木で覆って巨人のような姿になって戦います)

ロボと同じくらいどうしても欲しいので逃がしませんよ

(コピーされないようにしつつ巨体からのパンチ・キックでダメージを与えていき、弱らせたら巨体で抱き着き、包むようにして拘束します)

う~ん、こんな感じでいけますかね?
(幾らか不安ですが、このままいきますか)

(拘束してる樹木を隷属させる植物に変えて、巨体の中で包んでいるアレキサンドライトを隷属させて取り込もうとします。)



「ロボ・・・そしてもう一つ欲しい物があります」
 言葉と目線は隠し切れない貪婪、つまりは欲望を滲ませて神咲・七十(まだ迷子中の狂食者・f21248)は言葉を形にする。
「だから、戦ってもらいますよ」
「おお!もうすぐだ、それまで援護を我々は止めん!」
 マカロンを口にしながら戦闘準備を整えていく七十に対して勝鬨を上げて答えるエルフたち。
 それを聞いてウィザースの魔導ロボという貴重品を戦利品として約束されながらも、それとは異なるモノを求めて狂食者は動き出す。

「――『万花変生』」
 狂食者たる七十はユーベルコードの名を告げる。
 世界にその銘が刻まれると同時、多種多様な未知の植物が空間から現出。それら道の植物は七十の身体を覆う、まるで植物の鎧が如く。
 そして、彼女の全身を覆ったその姿は植物の巨人。
 その威容は小規模な世界樹の神威。しかし『チーフメイド・アレキサンドライト』は怯まない。
「ならば……諸共焼き払うまでですわ!!」
「出来るモノ、ならね」
 不敵に笑う七十――その笑みに叩き込まれるはサイキックエナジーで構成されたガトリング弾の雨嵐。質量でなく無形のエネルギーで薙ぎ払う弾幕を前に――
「なっ!」
 チーフメイドは驚愕と戦慄の表情を、七十は深く、濃く笑みを浮かべた。
 ――植物の根にエネルギー弾が接触すると同時、乾いた土の水を浴びせかけたかのように吸い込まれていく光景を前にして。
 無論全てのエネルギー弾に込められた威力や火力を吸いきれたわけではなく、その吸い切れなかったエネルギーが七十の身を焼き焦がしていく。
 しかし、その吸収したエネルギーを運用して植物鎧は主である七十の身体を癒していく。

 このユーベルコード『万花変生』の本質は『屈服させた相手の力を未知の植物が取り込むことで自らのモノとする』というものだ。
 それは応用すれば、このように相手を屈服させなくともそのユーベルコードの力を吸収して限定的に引き出すことが出来るという事にもなるのだ。
「お返しですよ」
 右手に未知の植物が編まれ、巨大な兵装――植物で出来たガトリング砲が出来ていく。
 チーフメイド・アレキサンドライトに標準を合わせると同時、銃口からサイキックエネルギーの銃弾が解き放たれていく。
 それに対抗するべく本来のユーベルコードを有する猟書家も己のガトリング砲で対抗。
 ぶつかり合うはエネルギー弾のガトリング弾幕。やがてそれは本来の得手とする猟書家の方に軍配が傾く――
「ガッ!!」
「惜しいですね」
 ――地面に潜らせた未知の植物が強襲し、クリスタニアンのメイドの脇腹をもっていかなければそういった決着がついていただろう。
 しかし、エネルギー弾に気を取られ過ぎた結果は今この形となっている。
 自身の状態を悟ったチーフメイド・アレキサンドライトはすぐさま戦線離脱を開始、七十の元から去っていく。
「……隷属はできませんでしたが……力は得ることが出来ましたね」
 脇腹を持って行った際に力を吸収し、己のモノとした七十は満足そうに己も戦線から離脱していった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

黒風・白雨
随分と見事な引き際よな
いや、見事な逃げ足と言った方が正確かの

さて、お主たち猟書家は、天界へと至ることが目的であったか
この世界のことは詳しくはないが、神々の住む地に押し入らんとするのは感心せぬな

かてて加えて、お主はあのエルフの森に火を放った
あの地にどれほどの美食が眠っておったのかと考えると、それだけで胸が張り裂けそうじゃ
その報い、しっかり受けてもらうぞ

1体の《竜神武者》を召喚して一体化
銃弾を《力》で覆った鎧で弾きつつ接近
逃げられないように《力》で周囲の空間ごと敵の脚を掴み取り、地面に叩きつけよう

敵を無力化できたならば、エルフへと渡そう
エルフにはエルフなりの復讐の仕方があるであろうからの



「クッ……これでは作戦の遂行が……いえ、お嬢の勅命を遂行できないわけにはいかないですわ」
 ガトリング砲を片手に山間部を駆け、ひびの入ったアレキサンドライトの身体を軋ませながらもオウガ・フォーミュラ『プリンセス・エメラルド』の腹心が一人は冷静に戦況の立て直しを図る。
「このままわたくしが雲隠れしたと見せかけて、奴らの作戦指揮官が実行部隊の猟兵を引きあがらせたら……」
 その時こそ、最大のチャンスだろう。猟兵ではないエルフの民では魔導ロボを駆ろうとも猟書家である彼女には届かない。
 故に、今は潜伏の時――
「随分と見事な引き際と戦略よな。いや、見事な逃げ足と臆病さと言った方が正確かの」
 ――頭上から放たれた嘲笑の言葉と、引き絞られた右腕の一撃が『チーフメイド・アレキサンドライト』の自尊心を傷つけ――
 ――強襲に対してガードを行うために交差させた両腕を、致命的なまでに『爆散』させた――
「ッッッッ!!!!!!!!!!!??????????」
 呆然と、木っ端微塵に吹き飛ばされた両腕を見下ろしながらチーフメイドは膝を突く。
「な、何をしましたの……いくら何でもこ、こんな一撃……あり得ない、ですわ」
「何、簡単よ。『所持している怪力を10倍にした力が命中した箇所を破壊する』というシンプルなゆーべるこーど、よ」
 けれども、その力の数値は明らかにユーベルコードの域を異常なまでに逸脱している。
 まぁ、と言ってもその十倍にした力を数値化したなら……
「――教えてやろう。7200だ」
「!?ッ……」
 その言葉を聞き、いよいよ後がないことに気が付いた金緑石のチーフメイド……
「さて、お主たち猟書家は、天界へと至ることが目的であったか。この世界のことは詳しくはないが、神々の住む地に押し入らんとするのは感心せぬな」
「……」
「加えて、お主はあのエルフの森に火を放った。あの地にどれほどの美食が眠っておったのかと考えると、それだけで胸が張り裂けそうじゃ……その報い、しっかり受けてもらうぞ」
 と、そこに魔導ロボから降りてチーフメイドを囲むエルフたちがやってくる。
「エルフにはエルフなりの復讐の仕方があるであろうからの……後は好きにするがよい」
 そう言って両腕の焼失した『チーフメイド・アレキサンドライト』を拘束し、引き立てていくエルフたち。
「……最後に聞かせてくださいな」
「ん?何じゃ?」
「……貴方の名を、です。この恨み。絶対に晴らさせてもらいますわ」
 そう憎悪の視線に朗らかに笑い、猟兵は告げる。
 ――黒風・白雨(竜神・f31313)であると。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年12月31日
宿敵 『チーフメイド・アレキサンドライト』 を撃破!


挿絵イラスト