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触手の森のあぶない薬草採取(作者 雅瑠璃
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#アックス&ウィザーズ  #戦後 


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#戦後


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●アックス&ウィザーズのとある森
「さて、ちゃっちゃと採取しますかっ」
「あんまり油断したらダメだよー?」
「わかってるって。……でも、そんな危険なんて、今までだってなかったっしょ?」
「そうだけどねー」
「あー、早く済ませて温泉入りたいわー」
「だからって水着を下に着てくるのはどうかと思うわよー……」

 ここはアックス&ウィザーズの辺境のとある森。
 2人組の若い女性冒険者たちが、薬草採取の依頼を受けてやってきていた。
 この森はさまざまな種類の薬草が採取できるうえに、危険といっても多少の野生動物とか、まれにゴブリン程度と遭遇するくらいで、初心者や女子供といった若い冒険者でも手軽にできる依頼として人気があった。
 ついでに言えば、この森の中には、ひっそりと温泉がわいていたりもするので、それを目当ての女性冒険者も後を絶たなかったという。

 だが、比較的安全でお手頃な依頼だったのも先日まで。
 今は変わってしまったことを、まだこの2人は、そして依頼を出した近くの街の冒険者たちも、知らない……。

「ねぇ、ここらの薬草って、こんなに臭いきつかったっけ……?」
「……それより何か妙な気配がしない……?」
「え、えっ、なに、このモンスター……きゃあああああああああ!?」

●グリモアベースにて
「……というわけで、知らぬ間にこの森に出没していいたオブリビオンのせいで、比較的安全なはずの薬草採取依頼が、かなりの危険なものとなってしまっているわけです」
 集まった猟兵達を前に、彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)は、自身の見た予知を語っていた。
「この森での薬草採取依頼は、比較的安全で、採れる薬草も種類も豊富で薬効も強力なため高値で売れて、ついでに森の中にある秘湯も楽しめるという事もあって、若い冒険者に人気の依頼なんですよ。
 危険といえば、野犬とか狼とかの野生動物や……まれにゴブリン程度の弱い魔物に遭遇することくらいで、それも群れで現れる事もなく危険度は少ないことから、それこそ素人に毛の生えたレベルの駆け出しもよく受けていたりするんですよね。予知で見たのもそんな女性冒険者でした」
 幸いにして、その予知自体は未来の出来事なので、今から先んじて向かってしまえば犠牲者の出る前に対処することはできるだろう。
「なので、皆さんで先に薬草採取の依頼を受けちゃって森に入ればいいんです。
 あ、ちゃんと依頼は受けてくださいね? 依頼自体が残っていると、一般の冒険者さんも森に入って来ちゃうかもしれませんし……」
 もちろん依頼を受けるのだから、薬草採取自体はちゃんとやってほしいと付け加えるいちご。
 ただ、いちごの口ぶりからすると、その薬草自体も問題はありそうだ。
「……注意してほしいんですけど、現れたオブリビオン……イボル・ローパーの影響か、薬草自体の薬効がかなり強力になってしまっているようで、匂いとか花粉とかを吸うだけで影響を受けてしまうかもしれません。えっと、その薬効はですね……いろいろあるそうですけど、注意が必要なのは、睡眠薬とか麻酔薬的なのはもちろん……興奮剤とか、精力剤とか、利尿剤とかの作用がある薬草でしょうか……?」
 言いづらそうに顔を赤くするいちご。
 イボル・ローパー……触手だけでも悪い予感がするというのに、薬草までそっち方面なのかと、天を仰いでしまう猟兵達である。
「えっと、無事にローパーを全滅させたなら、森の中にあるという秘湯で汗を流してくるといいと思います。
 終わった後なら、私も手伝いとか行けますしっ」
 なんとなく慌てながらそう言って、いちごは転送の用意をするのだった。





第3章 日常 『森の中の秘湯だゾ!』

POW普段の運動の疲れをとるためにどっぷり浸かるゾ!
SPD軽やかに温泉で一芸を披露するゾ!
WIZ心静かに目を閉じて温泉のぬくもりに身を委ねるゾ!
👑5

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●森の秘湯
 かくして猟兵たちの活躍により、この森の薬草を狂わせていたイボル・ローパーは駆逐された。

 ……ええ、言いたいことはわかります。
 本当にローパーを退治していたのは一部ではないか、ほとんどの者は負けていたのではないか、そうおっしゃりたいですよね?
 でも、結局はなんだかんだ合って、ローパーは全滅したのです。はい。

 そしてローパーが全滅したのなら、それと共生することで集まっていたゴブリンたちも、同時に駆逐されたりあるいは逃げたりして、森に平穏が戻ってきたのだ。

 変異して薬効がおかしくなった薬草も、次第にローパーの影響も抜けて、自然に戻っていくだろう。
 これで猟兵としての仕事も完了したといっていい。

 ならば、あとは色々あって疲労した身体を癒すためにも、森の奥の秘湯を楽しもうじゃないか。

 この森には、近くの火山の影響で温められた地下水が、いくつもの湧き水となり、泉となって点在している。
 その泉の全てが天然の温泉になっているのだ。

 大小さまざまな天然の露天風呂が森の奥に点在しているので、大人数で一緒に楽しむことも、少人数で、あるいは1人でのんびりすることもできるだろう。

 また、オブリビオンの脅威も去ったことで、グリモア猟兵もやってきている。
 ここの秘湯はあくまでも天然の泉なので、入浴用の施設や飲食物などはないから、その分をグリモア猟兵が届けに来てくれたという訳だ。
 必要なモノがあれば用意してくれるだろう。
 それ以外にも、用事があれば声をかけてみるといいかもしれない。
 もちろん、呼ばれなければグリモア猟兵は邪魔はしないので。

「ん、……なんだかちょっと変な匂いがするような……? まぁ、大丈夫ですよね」

 ……グリモア猟兵が妙なフラグをたてた気がしたのだが、多分気のせい。
 ええ、変異した薬効成分が、まだ残ってることなんて、あるわけないじゃないですかー、やだなー(棒)

 とにかく、せっかくの温泉だ。
 楽しんでいってほしい。


※3章プレイングの受付は、1/6の8時半からになります。
※また、前章のような人数になった場合、少なくとも1度は再送をお願いするかもしれませんが、その場合はご了承ください。