ノーツ&ビート&リリック
●音の波に乗れ
「キマイラフューチャーで音ゲーフェスやるんすよ」
グリモアベースに集まってきていた猟兵たちに依頼内容を話し始める秋月・充嘉(キマイラメカニカ・f01160)。
各世界で様々な大きい事件が起こっているが、なら小さい事件が起こらないかといわれたらそうではなく。
知り合いから「今度音ゲーフェスをするのでよかったら特別ゲストとして猟兵さんたちを招待したい」と頼まれた。
「まー知り合いっつーか、依頼主が俺の弟なんすよ」
まさかの身内。だったら充嘉と数人の知り合いで行けば良かったのではと思っていたのだが……。
「弟と詳細詰めてるとき、何気なくグリモア触ったら予知ったんすよねぇ。オブリビオンの襲来」
あー、と何人かから同情の声が上がる。
「俺自身出られないのはくやしいっすけど、それはそれ。お仕事の本題に入るっすよ」
音ゲー会場として用意された建物は特殊な設計がされており、入場者が参加宣言をすると参加者のすぐ横に電子ディスプレイがポップアップ、スコアが表示され一定時間スコアモードが始まる。
スコアのあげ方は基本的に音楽のリズムにノって行動すればどんどん上がるしコンボボーナスもつく。逆にリズムにノらないとコンボは途切れスコアは下がる。
「といっても強制力のあるルールじゃないんで、オブリビオンが襲撃してきたらスコアは無視してぱぱっと倒すことはできるっす。でも、せっかくだし音楽にノりながら戦闘するってのも一興かな?」
オブリビオンたちも(どうやって参加権を得たのかはわからないが)音楽にノりながら攻撃してくるので、あえて普段とは違う戦い方をしてみるのもいいのかもしれない。
「それじゃ、襲撃してくるオブリビオンたちの詳細っすよ」
まず、最初に襲撃してくるのは『雀牌戦闘員』たち。麻雀牌が頭部の彼ら(?)は麻雀の役をリズムと共に揃えようとしてくるので彼らのリズムをいかにして崩すのかが勝利へのカギになるだろう。
戦闘員を殲滅したら、おそらく従えていただろうボスが出てくる。
「ボスの名前は『バアル・コーウェン』。悪い意味で有名だったあいつと同じ姓っすけど、関係性は目下調査中っす」
『弁舌』を得意とする彼はなぜかラップをしながら攻撃してくる。
対象のユーベルコードの弱点を指摘・実証することで『裁判官』を通してそのユーベルコードを一時的に封印する口頭弁論。
自身に序列第一位の悪魔の力を宿して、高速移動能力と自分好みの美男美女に一時的に変身させる光線を得る憑依技。
披露した全対象にバアル自身に対して強力な恋愛感情を抱かせる『弁舌』。
「一瞬まともかなーと思ってたけど……うん、まともじゃないっすね」
とにかく、どうせなら楽しんでいくっすよーと猟兵たちを送り出すのであった。
川内嘉治
気になってる音ゲーは、FPSリズムガンアクションと音楽の記憶。あと違法マイク。
川内嘉治です。
キマイラフューチャーの音ゲー会場にてオブリビオンが襲ってくるので撃退しましょう。
音ゲー会場の補足として、音楽ジャンルごとにエリア分けされていて特殊構造によってエリアごとの音が混じって不協和音になることはありません。不思議。
それと、参加宣言は特別なワードは必要ありません。参加するという意気込みがあればポーズをとっても可能。
そしたらなんかいい感じにシステムが認識してポップアップします。不思議。
音楽という性質上版権的なものはふわっとした感じになることをあらかじめご了承ください。
それでは、嘉き音ゲーライフを。
なお充嘉は控え室で弟としけこんでます。
第1章 日常
『音ゲーバトル!!!』
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POW : ごり押しでノーツを拾う!
SPD : ジャスト判定の時に発動できる『ジャストシュート』で一発逆転を狙う!
WIZ : フルコンボを狙う!
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ブリッツ・エレクトロダンス
オブリビオンのせいでイベントに出られなくなった?
まあ同情するぜ。
さて、何をやっかなー………おっとダンスゲー。
ソロプレイモードもあるが2P対戦モードも兼ね備えてるのか…ヨシ。
(バーチャル俺をリアライズ。制御モードを深層学習モードに切り替え)
さて、始めるか―――(2人分のコインを入れスタート。1戦目は何もわかっていないバーチャル俺の惨敗)
Again!(2人分のコインを入れ再スタート。2戦目は学習効果もありバーチャル俺のキレが格段に向上する)
Again!(2人分のコインを入れ再々スタート。3戦目からは相応の難敵と化したバーチャル俺)
●
「オブリビオンのせいでイベントに出られなくなった?」
身内、しかも弟から頼まれたのに当人が出られないというのはいろいろと思うところがあるだろう。
ブリッツ・エレクトロダンス(★3:DJ.Blitz・f01017)はもはや腐れ縁になりつつあるグリモア猟兵にそれなりの同情を送る。
なお、そのグリモア猟兵が現在その弟としけこんでいるのをブリッツは知らない。
このグリモア猟兵、転んでもただで起きあがるつもりはまったくないのである。
「さーて、何をやっかなー……おっと」
そんなことを知らないブリッツは会場をぶらぶらと回っていると、足でボタンを踏むタイプのダンスゲーム筐体を見つけた。
「ソロプレイモードもあるが2P対戦モードも兼ね備えてるのか……」
ヨシ、とうなずきバーチャルアバターの自分を呼び出す。
バーチャル自分の設定を深層学習モードに切り替え。二人分のコインを入れ、ダンスゲームのモードを対戦モードでスタート。
軽快な音楽が流れ対戦が始まる。
一戦目。ブリッツ自身は音楽に合わせてフルコンボを取る。バーチャルブリッツのほうは何をすればいいのか分からないまま、とりあえずボタンを踏むもミスを連発。ブリッツの勝利。
二戦目。難易度を上げて対戦スタート。変わらずブリッツはフルコンボ。バーチャルブリッツはまだミスが目立つものの、一戦目と比べると格段にダンスのキレや経験が向上している。これもブリッツが勝利。
三戦目。難易度をもう一段上げて対戦スタート。さすがのブリッツでもフルコンボはできなくなるも、それでもスコアとしては高評価。バーチャルブリッツはというと……。
「うお、マジかよ……」
最終パート直前でコンボが切れてしまうもそれまではコンボが途切れず、最終スコアでは僅かにバーチャルブリッツが勝利。
これはとんでもない強敵を生み出してしまったかもしれない。
そんな健全的な恐怖を抱くも、自分自身がバーチャルの自分相手にどこまで通用できるか楽しみはじめたブリッツだった。
大成功
🔵🔵🔵
電脳洲・藍龍
音ゲーでござるな!シノビであり配信者のアイルちゃんにお任せあれ☆
皆の衆、お待たせ致しました!今から野外配信でござるよ~!
(【パフォーマンス】しつつ人を集め)
電脳洲流に代々伝わる軽快な足踏みでイージーは楽々クリアでござる!足りぬ!映えないでござるよ!
という訳でアイルちゃんいきなりハードに挑戦☆上手くいったら「よきかな」コールして下され~!
譜面の難易度も上がって良い汗がかけるでござる!しかし電脳洲家の身軽さ舐めないで頂きたいッ!(※こう言ってるが電脳洲家は当代一人)
ええい最後は鬼畜の譜面が襲いくりますなぁ!?
臨兵闘者皆陣烈在前!(印を組みながらステップ)
ブラボー!クリアでござる☆
Ch登録宜しくっ!
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「音ゲーでござるな!シノビであり配信者のアイルちゃんにお任せあれ☆」
くノ一な見た目のアイルこと電脳洲・藍龍(配信者シノビ・f30988)がダンスゲームの前でカメラやマイクを設置、腕に配信中の視聴者コメントが見える端末も装着。
バーチャルな存在であるアイルにとって配信は生活の一部。
配信の準備をさくさくと終わらせ、後は配信開始を押すだけ。
アイルを見ようと観客も集まってきた。
ぽちっと押してカメラの前に立つ。
「皆の衆、お待たせ致しました!今から野外配信でござるよ~!」
今回はこちらの音ゲーフェス会場に遊びに来ているでござるよ!
ではでは早速プレイでござる!
まずは小手調べ、イージーからやるでござるよ。
「ほっ、はっ」という掛け声とともに軽快な足踏みで楽々クリアするアイル。
だが、アイルはどこか不満げだ。
コメントにも『うまい』『どうした』『準備運動?』と流れており、何か期待しているように見える。
「……うむ、やはり足りぬ!映えないでござるよ!」
それならばどうするか。簡単だ、難易度を上げればいい。
「という訳でアイルちゃんいきなりハードに挑戦☆上手くいったら『よきかな』コールして下され~!コメントにも入れてもらえると拙者は喜ぶでござる!」
それではスタートとハードの譜面に挑戦。
流れる譜面の難しさに大変さよりも楽しさを前面に押し出し。
「良い汗がかけるでござるな!しかし電脳洲家の身軽さ舐めないで頂きたいッ!」
こうは言っているが、電脳洲家は彼一人。まぁ、そこはあまり気にするところではないだろう。
曲のラストフレーズで難易度以上の凶悪な譜面が流れ始める。
「ええい最後は鬼畜の譜面が襲いくりますなぁ!?ならばっ!!」
そこでアイルは自分の持ち味を活かしはじめる。
「臨兵闘者皆陣烈在前!」
なんとステップしたまま忍者の印を結びはじめた。
これには観客も視聴者も驚き歓声をあげる。
曲が終わり、結果は……。
「ブラボー!クリアでござる☆」
クリアゲージを少しだけ超えた辺りではあったが、完璧さよりもパフォーマンスが優れており、観客や視聴者からは『よきかな』コールと拍手が巻き起こっていた。
「よかったら、チャンネル登録といいねボタンを宜しくっ、でござるよ!」
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『雀牌戦闘員』
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POW : 国士無双
予め【異なる顔の戦闘員が14人揃う】事で、その時間に応じて戦闘力を増強する。ただし動きが見破られやすくなる為当てにくい。
SPD : 三元牌
【3人同時攻撃】による素早い一撃を放つ。また、【鳴く】等で身軽になれば、更に加速する。
WIZ : 立直
【相手の行動を読み、作戦通りの攻撃】が命中した対象に対し、高威力高命中の【狙いすました一発】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
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突然、会場全ての電源が落とされ一瞬の静寂が訪れる。その突然の事態に参加者たちから不安や不満の声が各所であがる。
するとどことなくムーディーで軽快な音楽が流れ始め、とある一角にスポットライトが当たる。
そこにいたのは、頭部が麻雀牌の怪人たち。
前を歩いているはずなのに後ろへと移動し、重力を感じさせない急角度の静止姿勢。
音楽にノリながらパフォーマンスするその様は、まるで己たちが主役と言わんばかりだ。
もちろん彼らは主役ではない。それを分からせてやるのだ。
ブリッツ・エレクトロダンス
さーて来やがったな?
ならば俺がする事は単純だ………っ、と!
(デジ・スピーカー展開。音楽を流される側から流す側へと変転)
さあ、派手にやり合おうぜ!
(リズムに合わせながら自動拳銃を発砲・リロードを繰り返していく…が割と行動は読みやすい)
っ、ここでリーチか!?やられた…!
…なーんて、言うと思ったか?
(ここで手癖の悪さを発揮、リーチ宣言牌をポン(強奪の意)して一発を阻止)
もっと派手に行こうぜ!
(ここでBPMが加速!合わせて発砲・リロード速度も加速!)
●
「さーて来やがったな?なら俺がする事は単純だ!」
いち早く現場へと向かったのはブリッツだ。
到着し、パフォーマンスをする麻雀牌怪人たちの姿に思わず鼻で笑う。
「ずいぶんと楽しそうだな?」
それならこちらも乗ってやろうとデジ・スピーカーを展開。音楽を流される側から流す側へと変転する。
流す曲は己が一番好むジャンル、EDM。
EDMのリズムにノリながら自動拳銃を発砲、リロードする動きは傍から見ると読みやすい。
怪人たちはその動きに合わせながら整列し始める。もちろん足でリズムを刻むのも忘れていない。
「立直!!」
そしてリロードのタイミングで一体が宣言しながらブリッツに蹴りを入れる。
「っ、ここでリーチか!?まずい……!」
驚くブリッツはしかしすぐにニヤリと笑い。
「……なーんて、言うと思ったか?」
蹴りが当たるギリギリのタイミングでバックステップで回避。
「悪いがポンさせてもらうぜ!」
すぐに前進し蹴りをした怪人の懐に入り込み、銃弾を撃ち込む。
デジ・スピーカーからのBPMが加速、ブリッツの動きもそれに合わせてさらに加速する。
その動きは、名前通りの雷撃の舞いだ。
リズムにのった銃撃が麻雀牌を撃ちぬいた。
大成功
🔵🔵🔵
七詩野・兵衛(サポート)
『アルダワ魔法学園応援団『轟嵐会』団長 七詩野兵衛である!』
アドリブや他の猟兵との連携と絡みは歓迎だ。
多少の怪我は厭わず積極的に行動する。
よほどの事情でやらなければいけない時以外は、
他の猟兵に迷惑をかける行為や、公序良俗に反する行動はしないぞ。
戦闘は応援団としてバーバリアンの力強さと、
スカイダンサーの身のこなしを駆使して応援するのだ。
我輩の「ダンス」と「パフォーマンス」で皆を「鼓舞」するのだッ!
応援する相手がいなければ仕方ない、自分で戦闘する。
後はおまかせだ。よろしくおねがいしよう!
●
「アルダワ魔法学園応援団『轟嵐会』団長 七詩野兵衛である!」
応援に駆けつけた七詩野・兵衛(空を舞う熱血応援団長・f08445)の声が会場の騒がしさや戦闘音に負けることなくハッキリと響き渡る。
丈のある学生服に、腰のあたりまで長くたなびく深紅のハチマキ。兵衛の服装はまさに『応援団』といった格好だ。
応援する相手はもちろん猟兵。しかし、兵衛の付近には自分以外の猟兵の姿は見当たらない。
応援相手のいないサポーターに狙いを定めた雀牌戦闘員たちは、兵衛を取り囲むように一体また一体と並び始める。
やがて14体で囲み終わると「ロン、国土無双!」という掛け声とともに一斉に兵衛へと襲い掛かる。
「甘いっ!」
その攻撃を兵衛は掛け声とともにかわす。
「お前たちは応援する相手のいない吾輩を狙ったのかもしれないが、応援相手ならばここにいる!」
己自身という猟兵が。
「これが我輩の応援道の極みじゃぁーーー!!!」
気合と情熱のオーラ『熱気』に覚醒して『スーパー応援団長』となった兵衛のその迫力のある声援は戦闘員たちを一気に吹き飛ばした。
成功
🔵🔵🔴
百地・モユル(サポート)
熱血で好奇心旺盛
本が好きな小学生
正義感が強く困っている人は見過ごせない
UCは業火の一撃や灼熱の束縛を中心に使用
攻撃には怪力、属性攻撃、2回攻撃、グラップルなどの技能をのせる
逆に敵の攻撃をからみんなをかばう、耐えるために
武器受け、挑発、おびき寄せ、時間稼ぎ、激痛耐性なども使用
敵に一撃入れられそうなら咄嗟の一撃や捨て身の一撃、カウンター
みんな大丈夫?助けにきたよ!
そんなの許せない、ボクの炎で焼き払ってやる!
技能の勇気、覚悟、気合いは常に発動状態
アドリブ絡み歓迎
サクラミラージュの影朧などの場合は説得もしたい
●
「残りの怪人はボクに任せて!」
幼くも勇気ある少年の声が響く。
百地・モユル(ももも・f03218)が剣に炎を纏わせながら雀牌戦闘員たちに突貫していく。
大ぶりながら重い攻撃を受けた戦闘員たちが大きく吹っ飛ぶ。
残っている戦闘員たちの何人かは吹っ飛んだ仲間に顔を向け動きを止めたが、動きを止めなかった戦闘員たちがモユルへと襲い掛かる。
戦闘員たちの攻撃を真正面から受け止め反撃するモユル。
最初の攻撃で吹っ飛んだ戦闘員の一体が死角から攻撃しようとモユルの背後から襲い掛かる。
その攻撃もあえて受け、耐えきったモユルは剣を上に掲げる。
「燃ゆる命の炎、見せてやるぜ!」
掲げた剣にさらに炎を纏わせ、戦闘員たちに『業火の一撃』を回転切りの要領でぶつける。
その紅蓮の炎は敵である戦闘員のみを燃やしつくす。
矜持からなのか。怪人たちは炎に包まれながらも音楽の波に乗るのをやめず。
それぞれが思い思いのポーズをとり。
それと同時に音楽が止まり、怪人たちは灰も残さずに消え去った。
成功
🔵🔵🔴
第3章 ボス戦
『バアル・コーウェン』
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POW : 異議あり、で御座います
対象のユーベルコードの弱点を指摘し、実際に実証してみせると、【裁判官】が出現してそれを180秒封じる。
SPD : その醜き姿から、解放して差し上げましょう
自身に【序列第一位の悪魔の力】をまとい、高速移動と【一時、自分好みの美男美女に変身させる光線】の放射を可能とする。ただし、戦闘終了まで毎秒寿命を削る。
WIZ : さあ、私と共に楽園に参りましょう?
【弁舌】を披露した指定の全対象に【バアルに対して熱烈な愛情】感情を与える。対象の心を強く震わせる程、効果時間は伸びる。
👑7
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
大成功 | 🔵🔵🔵 |
成功 | 🔵🔵🔴 |
苦戦 | 🔵🔴🔴 |
失敗 | 🔴🔴🔴 |
大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「シトリー・コーウェン」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
ブリッツ・エレクトロダンス
出たなコーウェンの血族。…一体何人いるんだ?
とりあえずあいつの話は出来る限り聞かないようにして―――――――――
(弁舌ラップテク結構いい線してるなあ、なんて評価してたらあっさり恋愛感情抱かされた)
…ああ、うん。そういや音ゲーフェスでデートする約束だったよな。
今日はたっぷり付き合ってやるからよ。なんだったらフェスの後も…な?
…ん?(思考にノイズ混入)いや待て、俺、告白なんて結局できなかったはずじゃ…(『もういない誰か』への片思いとバエルに抱かされた強烈な恋愛感情が混じって混乱している…)
(泣きながら突如発砲する。バエルを誰かと取り違えている?)ごめんな…オブリビオンは、帰さなきゃいけないんだ。
●
「出たなコーウェンの血族」
余裕の笑みで近づいてくるバアル・コーウェンに心底嫌な視線を向ける。
(……一体何人いるんだ?)
息子の一人に聞けばわかるような気がしないでもないが、それは触れてはいけないような気もした。
(とりあえずあいつの話は出来る限り聞かないようにして――)
「我はバアル。テュポーン・コーウェンの息子が一人。君に送るは愛の囁き」
(なんだ思ってたよりいい線いってるな……あーそういや音ゲーフェスでデートする約束だったなぁ)
流れるようにバアルの甘言に惑わされてすっかり恋人関係になってしまったブリッツ。
「わーった、今日はたっぷり付き合ってやるからよ。なんだったら……」
なんだったらフェスの後も…な?
そう言いかけたその時、ブリッツの脳裏に『ノイズ』が走る。
(いや待て、俺、告白なんて結局できなかったはずじゃ……)
記憶の中にある、最期まで片思いだった人。
何も言うことができなくて逝ってしまった想い人。
それは、目の前にいる男だっただろうか。
(違う、あいつはもういない。いない、はず……)
いないのなら、目の前にいる『最愛の人』は誰だ?
オブリビオンは過去の存在。想っていた相手は過去に消えた。過去の存在がオブリビオンになるのなら。
それは、つまり。
発砲音。
それはブリッツがバアルへ向けた銃弾だった。
すんでのところでかわしたバアルは舌打ちしマイクを構えなおす。
バアルの視界に写ったのは、乱暴に涙をぬぐい銃口を自分に向けているブリッツだった。
ブリッツの口が動く。
「……めん、ごめんな……」
ぽつりぽつりと呟かれた言葉は謝罪だった。
「オブリビオンは、帰さなきゃいけないんだ……」
もうここにはいない記憶の中の誰かと混在させながら、
ブリッツは引き金を引いた。
成功
🔵🔵🔴
須野元・参三(サポート)
気品高き須野元・参三の輝かしいサポートプレイングコンセプト
『泥にまみれるような悲惨な目にあいつつも、気品的機転、幸運でなんかシナリオが成功させている』
「気品」ということを行動原理の中心とし
・気品と光る発想と異常な行動力を発揮
・輝く【存在感】
・過剰な【パフォーマンス】
・無駄に【挑発】罵声を飛ばす
・そのせいで敵や厄介を【おびき寄せ】るぞ
・気品は痛いの嫌いなので悲鳴と罵詈雑言騒ぎながら【第六感】や【見切り】で逃げ惑う
華麗に気品にエレガントに臨機応変的に頑張ってる描写期待してるぞ
性格・設定
気品高く高邁で地位の高い貴族で見栄を張っている
本当は気弱なため小物臭・ヘタレ・負け犬属性という言葉がよく似合う
●
「フフーフ、お疲れのところ申し訳ないが私とも遊んでいただこうか!」
高慢な口調でバアルを挑発しているのは須野元・参三(気品の聖者・f04540)。
元々上流階級の生まれである彼女からは気品という輝きが溢れ出ている。
「おとげーというものは今一つ分からないが、要は音楽に合わせて踊る舞踏会のようなものだろう?」
違うと思うがなんだか納得してしまうような気がする解釈をした参三は、気品から離れている音楽を浴びつつも気品あふれるステップやターンを披露する。
「さぁ、貴様は気品ある人物かい?」
言って参三はユーベルコード『優雅な歩調を敷物の道』を使ってバアルの周囲を気品ある迷路に変化させた。
優雅な歩みでなければ沈み込む絨毯でできたこの迷路はたしかに貴族的な優雅さがなければ攻略は不可能だろう。
それに対してバアルは少しだけ肩をすくめて、優雅さのある動きで歩み始めた。
「上品下品?それがなにか?優雅さという美しきスパイス、私が持ってないとなぜお思いか?見目麗しきエルフのご令嬢」
ラップを刻みながらも迷路を脱出したバアルを見た参三は。
「そんな、私よりも気品がありそれでいて言葉遊びにも長けた美しい人物が存在するなんて……!」
よくわからないところでショックを受けた。
成功
🔵🔵🔴
髪塚・鍬丸(サポート)
「御下命如何にしても果たすべし
死して屍拾う者無し」
【人物】
時代劇に出て来る遊び人の兄さん風の、飄々とした言動の人物です。
正体は抜け忍です。基本的には任務の為なら手段を選びませんが、そういう殺伐とした生き方を嫌って逃亡した為、残虐非道な行動だけは避けます。
【行動】
情報収集時は、出来るだけ状況を楽しみつつ、忍者時代の技術を活かして行動。
戦闘時は、忍装束を纏い忍者として気を引き締めて戦います。
【早業】の技能を活かし、手持ちのユーベルコードから、適切な能力で行動します。
連携、アドリブ感激です。
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「ラップとか踊りとかよくわからないけど、ようは音楽に合わせて戦えばいいんだよな?」
忍者として生きていた髪塚・鍬丸(一介の猟兵・f10718)にとって、この場所はとても騒がしい場所だと感じたのかもしれない。
しかし、助力を頼まれたのならそれを果たすのも忍びとして当然の事。
鍬丸は両腕を胸の前に持っていき、指で印を結び始める。
「『臨む兵 闘う者 皆 陣列べて前に在り』」
結び終え鍬丸のそばに現れたのは、『自分』達。
影分身の術で己と同じ能力、同じ装備の分身を生み出した鍬丸は9体の分身と共にバアルへと駆け出した。
疲労の色を隠せなくなったバアルはマイクを片手にいなしはじめる。
「これはこれは、多勢に無勢。されど思案は止まずに進む……っ!」
いなしきれずに直撃をもらうもマイクは手放さず、口の回転は止まらない。
「速いのならば速くなれ、ついでに貴方方を美しく。私の望む美しき姿」
忍びの素早さに対応したバアルは、向かってきた分身体の何人かを自分好みの美男美女に変身させ動きを止める。
動きが止まった分身の一体に近づき唇を奪おうとするバアルだが、鍬丸はその分身を消失させる。
「お前さんには何も奪わせないよ」
舌打ちしたバアルに向けて、鍬丸はそう言い放った。
成功
🔵🔵🔴
四軒屋・綴(サポート)
※口調
・語尾に「ッ!」がつきます(重要)
・敵には『貴様ッ!』
・一般人には『貴方』
・『~なのだなッ!』
・身振り手振りを多用します
※台詞例
・「仲間の為ならえんやこらッ! だッ!!」(だんだん《!》が多くなります)
・「良い夜だな、ご令嬢"フロイライン"。」(ルビを《"○○"》の形で振ります)
※行動例
・「なるほどッ! 了解だッ!!」(素直)
・「流石だ○○さんッ!」(サムズアップ)
・「生憎だがな、貴様達は此処が『終点』だッ!!」(それっぽい台詞)
ヒーローであろうとする一方、自分のことをヒーローとは呼ばず、正義を名乗る敵には一層の憎悪を抱く、ヒーローの仮面を被った面倒な奴です。
被弾とか破損とか全然OKです
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「ふむ、ラップバトルかッ!わからんッ!!」
蒸気機関車系ヒーロー、勇蒸連結ジョウキングこと四軒屋・綴(大騒動蒸煙活劇・f08164)はラップというものをよく理解できていなかった。
だが、理解できないなりにわかっていることがある。
それは決着をつけるべきということだ。
「代わりと言ってはなんだが、武闘”ダンス”でお相手しようッ!!!」
拳を構え、バアルと対峙するジョウキング。
対するバアルも構えるが拳は作らず。マイクは自分の口元に。
「武闘をダンスと読み替える、実にけっこう素晴らしい!ですが、この口は止まらない」
空いた片手で指をくいと曲げ挑発。
「貴様の挑発、受けてやろうッ!!!!」
蒸気機関を唸らせバアルへと接近するジョウキング。
ジョウキングの突きだした拳をぎりぎりのタイミングで肘側のほうへと躱すバアル。
それを見たジョウキングは蒸気機関で回転を無理矢理起こし、曲げた肘をバアルのこめかみへとぶつける。
「ぐぅ……っ!」
勢いのまま吹き飛ばされたバアルはとうとうマイクから手放し地面へと転がる。
ボロボロになったバアルが見たのは、白く揺らめく巨大な光刃。
「捨・礼・列・車ッ!!!!!」
突撃するジョウキングに対してバアルはもうかわすことができない。
直撃する瞬間、バアルは、嗤っていた。
●
オブリビオンたちの襲撃というアクシデントが起こったものの、フェスそのものは無事に終了された。
バアル・コーウェンが何を思って今回のフェスを襲ったのか、それは分からないし知る必要も機会もおそらくはないだろう。
成功
🔵🔵🔴
最終結果:成功
完成日:2021年04月08日
宿敵
『バアル・コーウェン』
を撃破!
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