自治区コロシアム防衛(作者 暁文空
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#クロムキャバリア 


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#クロムキャバリア


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●ブリーフィング
「よォ、ご同輩。ブラニ・アカバだ。集まってくれで感謝するゼ?」
 そんな事を言ったのは、不気味なウォーマシンことグリモア猟兵のブラニ・アカバ(自称人間の壊れた兵器・f12349)。背後のホワイトボードに器用に情報を映し出しつつ、口頭での説明もしていく。
「今回の場所は、今流行りノ――チョット過ぎたカ……マァイイ、あそこダ。クロムキャバリアってやつダ。ロボット作品ッポイ感じが体験できる観光ス――ではなく、そのクロムキャバリアという世界にある、自治区だ」
 クロムキャバリアと呼称される世界では、小国家が数多く存在するが、国家間の移動はほぼ制限されている。よって、様々な国での事件が起きているわけだが――。
「正確ニハ、まだどの小国のものにもなってない、ッテヤツダ。ここの資源が欲しい周辺国は睨み合いしたまま、動かズ。まァ、動くのは時間の問題かもダガナ」
 まあ、正確には超小国だとか微小国とも言えるのかもしれない。だが、ここがなぜ手付かずなのか。その理由についても、ブラニは口を開く。
「調べによれバ、ドーモ、多国の無法者が集まってデキタ集落のヨウダ。そりゃ確カニちゃんとした国にナラズ、国モドキガできあがる訳ダ」
 キャハハハハ、と笑うブラニだが、そこでピタリと笑みが消える。
「そして、無法者が集まっていて、現在進行形でその人口を増やす自治区では、コロシアムが開催されている。この世界特有の戦力、キャバリアを使った闘技場だ」
 他国のアングラなものと比べても、参加者、観客、スポンサーの全てが何らかの事情で国を追われた者であるため、かなり元々黒い大会だ。だが――。
「このコロシアムで、オブリビオンマシンが出てくるというモノだ。ダガ、すまねェガ、ドイツがソレなのかハ、ワカラネェ。ソイツを調べるトコロから、頼むゼ」
 ――だとしても、ここでオブリビオンマシンが暴走してしまえば、この自治区のキャバリア乗り全員がオブリビオンマシンと化して、周辺国家に侵攻してしまう可能性もある。だからこそ、ここで食い止めなければならないのだった。
「あァ、ソレト。あくまでもキャバリア同士の戦闘ダカラ、一応は機体のレンタルもアるらシイ。持ッテなけレバ、適当ニレンタルすルト良イんジャネエか?」


暁文空
 どうも、29作目のシナリオとなります。初めましての方は初めまして。そうでない方は今度も宜しくお願い致します。暁 文空(アカツキ フミアキ)です。久々過ぎる。
 とにかく、細かい受付状況はMSページやTwitterの確認をば……。

 さて、今回もまたもやクロムキャバリア! 旬とか考えずつい書いちゃった。欲求には勝てなかったよ……。
 キャバリアのレンタルについてはとりあえず適当です。恐らくは量産機になるので、トンデモメカでさえなければセーフです。

 第1章及び第3章について、あくまでも搭乗者は(実力には幅はあるものの)一般的なパイロットです。特に第1章については、オブリビオンマシンにはなってないただの量産型が相手となりますので、そのあたり留意して頂ければなと思います。

 一応、プレイングについてですが、特定の他者との連携の場合は、その方のキャラ名とID、旅団単位であれば旅団名(と参加最大人数)を最初に明記して頂きますようお願い致します。逆に連携NGの場合も冒頭に記載して頂けますよう、お願い致します。
 また、明確に技能を使用する場合は、本文中に【】等で囲って明記して頂けると、助かります。
 それでは、今回もどうか、お付き合いの程、宜しくお願い致します。
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第1章 集団戦 『GC-04カルキノス』

POW ●マシンガンアタック
【RSマシンガンによる掃射と共に行う 】突進によって与えたダメージに応じ、対象を後退させる。【遠隔兵器で装備した友軍機】の協力があれば威力が倍増する。
SPD ●チョバム・アーマー
敵より【も丈夫な装甲のキャバリアを操縦している 】場合、敵に対する命中率・回避率・ダメージが3倍になる。
WIZ ●ディストラクション・フェーズ
自身が操縦する【キャバリア 】の【装備を拠点攻撃用重爆撃装備に換装し、火力】と【攻撃範囲】を増強する。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


ナイン・ダブルワン
オブリビオンがいるなら参加せなあかんな。
怪我人作るのは気は進まんが、機体の修理でこっちも入用やから仕方あらへん(親指と人差し指でわっかを作ってみせる)

じゃあ、行くで!……UC【医療の神の名のもとに】!
って、あいつ爆撃装備しとるやん!
あんなもんボンガボンガ撃たれたらたまらん!

【怪力】【グラップル】でそこら辺のコンクリを引っぺがして砲弾に【投擲】!爆風は【オーラ防御】で防いで、そのまま推力移動で突っ込む!

ったく、無差別に攻撃しよって!その頭を【医術】で微調整したるわ!
クロスレンジでがっつり拳骨をかましてコンピューター(ガラクタ)が詰まった頭部を吹き飛ばすで!


●その医療、力業にて
 コロシアムの床が引き剥がされ、轟音が鳴り響く。これまで数多くの戦いを見て来た観客達ですら聞いたことのない音に、敵も観客も誰もが恐れた。
 どうしてこうなったのか。話は少し前に遡る。

「オブリビオンがいるなら参加せなあかんな」
 少し渋々といった表情ではあるが、白髪赤眼の小柄な女性――ナイン・ダブルワン(剛腕巨兵ヴァイスファウスト・f24396)はそう決意して、このコロシアムへの入場した。医療行為を重んじる彼女にとって、怪我人を出してしまう可能性がかる行為は避けたいものである(特に此処はバトルロワイアル方式の大混戦、事故はつきもので危険度は高い)。しかし、オブリビオンは倒すべきであるし、何より医療行為もタダではない。コロシアムでのファイトマネーも考えれば、これも後の医療行為に繋がる筈、と結論づけたのだ。
 そうして、彼女は白と赤のカラーリングのスーパーロボット『ヴァイスファウスト』に乗り込み、戦いに身を投じた訳なのだが――。
「あいつ爆撃装備しとるやん! あんなもんボンガボンガ撃たれたらたまらん!」
 この場に多くいた敵機――『カルキノス』の装備を見て、悪態をつくと、唐突に愛機のパワーを活かして床を引き剥がしてゆく。
 本来、無防備であるこの瞬間、だが周りの敵機は手出しできなかった。『ヴァイスファウスト』のあまりのパワーに、威圧されたのだ。そうして、轟音が鳴り響き――。

 ――『ヴァイスファウスト』の手には引き剥がした床が掴まれていた。大きな鈍器となったそれを、ナインは機体のパワーを活かしてそのまま投擲する。
 そこに至って、漸く我に返ったのか、敵機は反撃すべく武器を構えるが、それは間に合わない。爆弾の爆発は瓦礫に防がれ、そのまま瓦礫が押し寄せる。その重さに機体が潰れ(コックピットは無事)、まず一機が行動不能になる。
 残りはあまりに危険なナインを相手に、協力して潰そうと狙ってくるが――有象無象に過ぎない。
「その頭を医術で微調整したるわ!」
 医術とは何なのか。その答えは恐らくナインしか知らない。
 結果として、残った敵機の全てに、文字通りの鉄拳を叩き込んだナインがこの組は勝ち上がり、戦闘が終わった。

 ――壊れた床をそのままにして。
大成功 🔵🔵🔵

エルヴィン・シュミット
無法者の国ねぇ…
まぁ、国の成り立ちなんて余所者の俺が気にすることじゃねえな。

さぁて、細かい事はほっといて仕事に掛かりますか。
早速だがUCを使わせてもらうぜ!

『コード・ガルガンチュア、起動!』

【盾受け】で銃弾を防ぎながら前進する!
突撃してきた相手には【見切り】でタイミングを見て【シールドバッシュ】か【串刺し】を叩き込んでやる!
ま、大事な部分は外してやるが…お気に入りをスクラップにされても泣いたりするなよ!

『俺のドラグリッターを…甘く見るなよ!』


●その赤はとても硬く
 剥がれた床の修繕も間に合わないまま次の組。そこでも大暴れをする者がいた。
「俺のドラグリッターを……甘く見るなよ!」
 重層型の赤いキャバリア『ドラグリッター』――ツノの飾りが特徴的なそれを駆るエルヴィン・シュミット(竜の聖騎士・f25530)は、愛機の盾を構えて敵機へと迫る。
 厄介と判断し、一時的な協力体制に入った現地の一般参加者達は、手持ちの火器で弾幕を張るも、ドラグリッターは動じない。ビクともしない。その姿は正しく、迫りくる赤い壁と言って良いだろう。
 だが、ならば後ろは空いている筈、と空いている一機が背後へ回り込む。確かに、盾を構えていない箇所はそこまで硬くない。それは一理あるだろう。そのまま、背後からマシンガンを掃射しながら、ドラグリッターへと迫る。
 ――だが、それは届かない。
「コード・ガルガンチュア、起動!」
 背後からの気配に、エルヴィンはそう叫ぶ。すると、盾の構えていない背後への掃射すらも、ドラグリッターは弾き返す。重層型、ただ重装甲というだけでは説明のつかない高い防御力に、奇襲をしかけた側が逆にぎょっとする。
 そして、そんな隙をエルヴィンは逃さない。くるりと反転して、先程まで構えていた盾を振るう。高い防御力を持つ盾は、高い攻撃力を持つ鈍器に等しい。重量を活かした攻撃は、ただ当たるだけて関節部に大きな負荷をかける。そんな一撃が、まずは腕を壊し、続いて振るった二撃目が膝を直撃。武器を構える腕と、立つ足を破壊された一機はここで脱落となる。
「ま、大事な部分は外してあるが……お気に入りをスクラップにされても泣いたりするなよ!」
 残った他のカルキノスのマシンガン程度ではドラグリッターの装甲を抜く事はできる訳もなく、こうしてエルヴィンも勝ち進む事となったのだった――。
大成功 🔵🔵🔵

アイゼン・グラード
バックが黒いとはいえ中々の数のキャバリア乗りが揃ってるようデスシ、案外国に成る日も遠くない気がシマス。そんな所をオブリビオンマシンの好きにさせる訳にはいきマセン。


搭乗機は自前のアイゼンパンツァーを使用シマス。
まずマシンガンの掃射は【盾受け】で防御し突撃して来た機体を引き付けたらUC【対光学兵器撹乱幕複合発煙弾】で視界を悪化させ連携を切りマシて【シールドバッシュ】で殴り倒しマス。残ってる敵には散弾砲の【弾幕】をばら撒き撃破を狙いマス。

お互い視界が悪く何処に当たるか分かりマセンが追加装甲を着込んでいる敵に散弾砲デスし、直撃してもコクピットが潰れたりまでは行かないデショウ。
出来る限り行動不能にシマス


●その様はまさしく要塞
 バララララ! とマシンガンが掃射される。その弾幕は厚く、その制圧力と威圧効果は強大。受けてしまえばひとたまりもない以上、距離をとってやりすごすのが最適解だろう。――本来なら。
 だが、その量産型タンクキャバリア――『アイゼンパンツァー』はビクともしない。貫通力に欠ける一撃ではその装甲は抜けない。寧ろ、攻撃を受けている側の方が、攻撃している側を威圧しているまであった。
 アイゼンパンツァーを駆る(というよりも一体化しているように見える)アイゼン・グラード(ウォーマシンのキャバリア詰め・f31591)は、そうしてカルキノスの攻撃をやりすごしていると、錯乱した一機が一気に距離を詰めてくる。
 勿論、距離が近くなれば貫通力は増す。故に、意味のない行動とは言い難いものの、この状況においては悪手。そして、それを見逃すようなアイゼンではない。
 まずは装備しているスモークディスチャージャーで視界を塞ぐ。とはいえ、アイゼンの動きが素早い訳ではなく、敵もまたそれに対して臆する事もなく突っ込んでくる。だが、僅かに後退して横にずれるだけで、敵の攻撃はそのままするりと脇に抜けていく事となる。そして、そのまま攻撃が空振りに終わったカルキノスに対して、すれ違う瞬間に腕部のシールドを叩きつける。
 自身の突進する勢いを利用された形となる敵機側としては、その勢いも込みでそのまま地面へと激突する。幸いにも、装甲が薄い機体ではない為、コックピットは無事。――それを理解した上での、アイゼンの一撃である。
 そのような事が煙幕の中で行われているとはまだ知らないでいる敵機に対し、アイゼンはすかさず散弾砲をばらまく。狙いを定めたものではないが、広い範囲にばらまかれたそれを回避するのは至難の業。
 後退する事でやり過ごした者も中にはいたが、攻撃力と装甲の差は明らか。そうしているうちに、アイゼンの勝ち抜きが決まったのだった――。
大成功 🔵🔵🔵

黒野・大我
・にー、無法者が集まっての国家形成にゃすか……それは構わないんにゃけど、裏で動いてる奴は放っておけないにゃ。まずはソイツに近づくためにニャッグと一緒に大会を勝ち上がるにゃ!

・まずは普通の人達が相手にゃすね。「戦闘知識」でざっと状況を把握してUC発動。強化したミサイルで「弾幕」を張り、その「闇に紛れる」ことで「目立たない」ようにするにゃ。
そして「索敵」ながら「早業」で敵機の関節部をクローで「串刺し」にして「部位破壊」することで脱落させていくにゃ。にゃふふ、こういう闇討ちな動きは俺の得意分野にゃ!

・もち、正面から戦う状況でもあわてず騒がず、「フェイント」「ダッシュ」からの攻撃で仕留めていくにゃ!


●その名はニャッグ
 水陸両用型の量産型、そのカスタム機――ニャッグがコロシアムを駆ける。残念ながら水中戦は存在しないが、機動性の高さは地上でも健在。
「ニャッグと一緒に大会を勝ち上がるにゃ!」
 勝つ事も大事だし、勝つ事によって今回訪れるだろう本来の敵により近づく事ができる。となれば、猟兵である黒野・大我(悪食猫・f30466)にとっては、勝つ以外の選択肢はない。周囲にいる敵機に対し、挨拶代わりにミサイルを放つ。
 一つ、二つ、三つ――いや、数えるのも億劫に成程の弾頭が放たれたともなれば、敵としては堪らない。無警戒に突っ込む訳にもいかない以上、どうしても攻勢の手は緩めなければならない。ある者は撃ち落とし、あるものは回避する事で難を逃れる――が、大我にとっては想定内。
 唐突に、一機のカルキノスの右腕――武器を保持している――の肘から先が地面に落ちた。ゴトリ、と落ちつつスパークを散らす。すると、少し離れた所にいる機体も同様に肘ごと武器を落とす。
 ――これこそが、大我の作戦。ミサイルの弾幕で意識をそちらに向かせる事で、自機そのものへの警戒度を下げる。そして、その隙をつくというもの。勿論、常に成功するものではなく、二度はそう簡単には通じない。
 だが、ミサイルの弾幕を警戒する事は間違いではない以上、二段階目の奇襲を警戒できるような者がこの場にいなかったこの場では成功して当然とも言えた。
 二機目、三機目の腕を落としたあたりで煙が晴れ、数機が沈んだ事を他の敵は知る事となる。ここからは正面からの戦闘――だが、既に二機を仕留めた事実は変わらない。奇襲がなくとも、高い機動性でカルキノスのマシンガンを避け、焦れた敵機が突進を仕掛けるが、それを鮮やかに躱してゆく。猫のような俊敏性で敵の隙を生み出し、そこにニャッグの爪が突き刺さる。
 こうして、敵を翻弄し続けた大我とニャッグが次へと勝ち進むのだった――。
大成功 🔵🔵🔵

愛久山・清綱
今度の舞台は無法の街。
この地には様々な処があって実に面白い。
おっと、今は仕事。
■備
斬艦刀を装備した、総重量90t以内の量産機をレンタル。
後、インゴット無しだ。何故かと?それはな。

■闘
この手で振るうからだ。【牛鬼】を用いてキャバリアを
掴んで翼を羽ばたかせ、【空中戦】形態に突入。

先ずは【オーラ防御】を宿したキャバリアをぶんぶんと
力強く振り回し、弾丸を【武器受け】するように弾きつつ接近。
怪しく思われたら、姿を現しネタばらし。

ここからは一気に行く。
敵が密集している場所めがけ、キャバリアを横一線に振るう
【範囲攻撃】を仕掛け、敵機を纏めて【切断】せん。

うむ、バカだとか色々聞こえる。

※アドリブ歓迎・不採用可


●その使い方は誰もが想定外
「この地には様々な処があって実に面白い。おっと、今は仕事」
 愛久山・清綱(飛真蛇・f16956)はコロシアムの様子を見て、そう呟く。様々な世界があり、それぞれに特色がある。そう思ってしまうのも無理はない話である。
 そんな彼がレンタルしたのは接近戦向きの量産型キャバリア。しかし、敵はそうとわかれば距離をとる以上、誰もが清綱は不利だと感じていた。だから、彼の姿が機体の外にある事を誰も不審に思わなかった。――それが、全ての始まりとも知らずに。
 唐突に、その機体が急に動き出した。どういう事だ、と考える間もなく、鈍器のように振るわれたそれを避けるべく敵機は散開する。バトルロワイアルである以上、連携はあまりないのだが、この未知な状況で警戒を清綱に向けるのは当然な話だった。
 ふと、清綱がいた所を誰もが見た。そして信じられないものを見た。

 ――清綱『が』機体を振り回していたのだ。

「馬鹿じゃねえの!?」
「あれはルール違反じゃねえか!?」
 状況を理解した観客達からも野次も飛び始める。しかし――このコロシアム。恐ろしい事に、『人がキャバリアを振り回してはいけない』というルールはない。当然だ。そんな事する者がいる筈がなかったのだから。
 だが、歴戦の猟兵には生身でキャバリアを倒すような猛者が現れる事がある。これはただ、そういう話だった。観客達は兎も角、参加者は曲がりなりにもキャバリアのパイロット。稀に現れる稀有な存在を知る者も多くはないが、少なくもない。
 そして、バケモノと当たってしまった不運を嘆き、動きが鈍っている敵機の脚部をまとめて清綱が切断する。全ての敵は地に倒れ、清綱が次に進む事が決定した。

 ――尚、次回からはキャバリアに搭乗している事をルールに明記しようという話し合いがこの場ですぐに始まったのだが、それは今回の主題ではない為、割愛とさせていただく。
成功 🔵🔵🔴


第2章 日常 『戦士の休息』

POW何はともあれ仮眠を取るにかぎる!少しだけ寝よう!ちょっくらお休み!
SPD苦いコーヒーを飲みつつ他愛のない会話をしよう。俺、この戦いで生き延びれたら…
WIZ懐に入れてた本でも読もう…。物語の結末を見るまで死ぬ訳にはいかない…
👑5 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●インターバル
 予選が終わり、この戦いも残すは決勝戦。そこに向けての休息の時間がおとずれた。
 圧倒的な力を見せつけた猟兵達は既に優勝候補に名を連ねている。しかし、この戦いの常連もまた予選免除で決勝からの参加だったりと観客としてはまだまだ楽しみが残っている。
 来たる本戦に向けて、身体を休めるのも良い。しかし、できるのなら猟兵としてはオブリビオンマシンについての探りを入れておきたい。
 ――その判断は各々に委ねられる――。

※MSより※
(POW,SPD,WIZ等の選択肢はあくまでも一例ですので、関係ないものでも構いません。思うように休息をとったり、調査をしたりしてもらえたらと思います)
エルヴィン・シュミット
予選は無事突破できたか…ま、当然か。

それよりドラグリッターのチェックしとかねえと…
UCを使ったとはいえマシンガンで滅多撃ちにされちまったし、装甲板とか関節とか一通りチェックしといた方が良いな…。

決勝の面子は…そんなに気にしなくてもいいだろうな。
どうせオブリビオンが湧いてくるんだろうし、ソイツにだけ気を配ればいい。
猟兵じゃなければオブリビオンに振り回されて戦うどころでもなくなるだろうしな…

『本当のお楽しみは…これからだな。』


●竜騎士の休息
「ドラグリッターのチェックしとかねえと……」
 無事に予選を勝ち抜き決勝進出を決めたエルヴィン・シュミットはコロシアムの格納庫で自らの愛機のチェックを始めていた。決勝戦――猟兵達は事実上オブリビオンマシンとの戦いなると知っているが――に向けて、愛機の調整をするのは当然の話だった。
 先程までの戦いでは、いくら頑丈とはいえマシンガンの連射の雨霰を受けていた事を考えると、念の為の確認は必須と言える。装甲版、関節部――それらの箇所を念入りに確認し、問題のある個所は応急処置を施してゆく。……尤も、そこまで大がかりに手を入れる程の損傷を受ける程、ドラグリッターは柔ではなかったが。
「決勝の面子は……そんなに気にしなくてもいいだろうな」
 一通りの作業を終え、決勝の時間まで時間が空いたエルヴィンはそう呟く。偵察にやってくる一般決勝進出者の姿を幾人か見たものの、猟兵達はこの決勝戦が正常なものではないと知っている以上、彼らとは考え方が大きく異なる。そしてエルヴィンは残りの時間を偵察ではなく、休息に充てる事とした。
 ――警戒対象はオブリビオンマシンのみ。
「本当のお楽しみは……これからだな」
成功 🔵🔵🔴

アイゼン・グラード
とりあえずオブリビオンマシンについて探ってみマスガ、予選での他のパイロット達に様子がおかしい感じは無かったデスし現状だと影も形も見えマセンネ
決勝に進出した猟兵以外の参加機体に警戒をするのは当然デスが、どちらかと言えば決勝にオブリビオンマシンが外から乱入してくるパターンを予想しマス

なのでUCを使用し機械歩兵を最大数呼び出しコロシアムというか集落周辺の【偵察】を行い警戒させマス
予想が外れたとしても無駄な警戒でしたで済みマスので保険のようなものデス

後この休憩時間自分自身がキャバリアから離れられないので暇なんデスよね…


●ただし自身は動けない
「とりあえずオブリビオンマシンについて探ってみマスカ……」
 予選を勝ち抜いたアイゼン・グラードは、自身のユーベルコード『タンクデサント機械歩兵隊』により六四体もの機械歩兵を召喚し、周辺を調査させていた。予選で戦った対戦相手の様子も確認していたが、特におかしな様子はなかった。となれば、次の調査対象としては決勝での猟兵以外の対戦相手だが――。
 ――どちらかと言えば決勝にオブリビオンマシンが外から乱入してくるパターンを予想しマス。
 アイゼンの警戒対象としては、やはり外部が気になる。機械歩兵の行動範囲をコロシアムの外へと伸ばす。周辺にある集落等からオブリビオンマシンがコロシアム内へと乱入する、という予想、シナリオがアイゼンの脳裏には浮かんでいた。
 しかしながら、機械歩兵での周辺探査程度ではその予兆を掴みとれなかったか、あるいは予想が外れたのか。アイゼンはオブリビオンマシンがいるという確信を持つには至らなかった。――とはいえ、これで仮にコロシアム外にオブリビオンマシンがいた場合、乱入直前に気づく事ができるというメリットは確かにあった。
「……この休憩時間自分自身がキャバリアから離れられないので暇なんデスよね……」
 まあ、自身がキャバリアから離れられない以上、やれる事が限られていた、というのも多いにあるのだが。
成功 🔵🔵🔴

黒野・大我
・にゃんにゃん。ちょっと小休止にゃねー。
とりあえず腹が減ってはなんとやら。ご飯を食べに行くにゃ!
食事処には予選突破した人もいるにゃすかねー? 常連さんがいるならこの大会について詳しい事を聞いてみたいにゃ。
あっと、怪しまれないように人間モードで行動するにゃー。

・そういえば、この大会も何度か開かれてるなら優勝者は当然名前とか知られてるにゃね? どんな機体なのか、戦い方なのか聞けそうなところは常連さんに聞くにゃー。

・それが終ったらニャッグの中で仮眠にゃ。寝る子は育つ、にゃ!


●情報収集の基本は……
「にゃんにゃん。ちょっと小休止にゃねー」
 そう言いながら、人間モードで食事処へ喜々として向かう黒野・大我。腹が減っては戦はできぬ。決勝戦に向けて腹ごしらえをするのは至極当然。そして、食事処には決勝戦を前に既に敗退した者達も集まっており、情報収集には最適な場所となっていた。
「おー。さっきのヤツじゃあーねえか。オレに勝ったんだ、最後まで勝てよおー?」
 そしてやはり、お疲れ様会でもやっているのか、予選にて大我が倒したキャバリア乗りが陽気に声をかけてきた。アウトローな人間が集まっているとはいえ、負けた相手に喧嘩を売るような馬鹿ではない。力のある者には敬意を示す。コロシアムで力を競っているような人種だからこそ、かもしれない。
 決勝戦がまともに行われない事をしっている大我としては応えにくい言葉だが「にゃ! 頑張るにゃ!」と当たり障りなく返す。にゃ、という語尾等に相手は首を傾げるが、そんな相手に大我は「ところで」と食事処に来た第二目的。聞き込みを開始する。
「この大会の常連とかって決勝に残っているのかにゃ?」
「あー、そーだな。実の所、決勝に毎度勝ち上がっているヤツってのは一人いる。あとは、オレみたいに予選突破と敗退を繰り返すヤツらが大半だな。正直、決勝に行けるようなヤツってのは、次の予選じゃ集中砲火で敗退するのがお決まりになってる」
「って事は、決勝の常連はその集中砲火にも負けない強いヤツなのかにゃ?」
「んー、どちらかと言えばラッキーなヤツなんだろうな。実の所、そいつは優勝はした事ないし」
 聞けば、使う機体もただの量産型、圧倒的な操縦センスがあるかと思えばそこまででもない。――が、なぜか予選は突破する。そんな少しヘンなヤツらしい。
「まあ、前回優勝者は敗退してるし、今回こそは優勝あるかも、とか思われてるけど、オレからすりゃお前さんが勝ってくれた方がいーや。だって実質準優勝って名乗れるだろ? なあー?」
 気分がいいのか、絡み酒の様相を見せて来た彼になんとか距離をとる事に成功した大我は腹ごなしを済まし、自身の機体へ戻る。――このままだと食事すらできないところだった、という緊急事態からの逃走成功にほっと胸をなでおろしつつ、愛機の中で仮眠するのだった。
成功 🔵🔵🔴

愛久山・清綱
おお、何という!ルールに追記があるではないか。
まあ前例のないことを起こした故、当然か。
……しかし、皆の視線と話し声が物凄い。
■行
それは置いておき、頑張ったキャバリアを労おう(←不穏)
機体を埃一つ残さず、光沢が出るまでピカピカに磨き、
新美しい姿にするのだ。
おっと、斬艦刀も手入れせねばな。先ずは刃をね……
(そんなこんなで作業は続き)
うむ、完璧な仕上がりだ。後は軽く情報集めをするか。

俺は『猟兵以外の決勝進出者』の情報を集めるか。
付近の技師に聞き込みを行い、『この頃特に強い選手』や
『変わった機体に乗った選手』がいないか聞いてみるか。
ないとは思うが、俺というのはなしだぞ。

※アドリブ歓迎・不採用可


●変わったヤツはいないか!?←お前だよ!
「おお、何という! ルールに追記があるではないか」
 まさかの予選直後、決勝直前になってルール改定が行われる異例の事態。ただの自治区で行われるアウトローなコロシアムにしては迅速過ぎる対応に、愛久山・清綱は驚きの声を上げる。――そんな彼の姿を見て「そら(キャバリアを鈍器にしたら)そう(迅速なルール改定になる)よ」「クレイズィー……」「俺はアレもアリだと思うんだけどなー」等の声が僅かに彼の耳に届く。前例のない事をした以上、仕方のない事だが、視線もやはり気になる所。
 ――それはさておき。
「頑張ったキャバリアを労おう」
 さて、彼の用いたキャバリアは鈍器故に、何を頑張ったのかは定かではないが、彼は使用したキャバリアを磨き始める。まあ、その行為そのものは特に違和感のあるものではないし、何なら決勝前の準備としては自然なのだ。……予選ではただの鈍器として使用した事を除けば。周りで他の作業をしている技師達も彼の行った事を知っているからか、奇異の視線をちらりと彼に向けている。気が散りそうになりながらも、斬艦刀の刃の手入れも確りと行い作業を終える。となれば、後は決勝戦まで時間が空くというもの。ならばと彼は聞き込みを開始する。――ちょうどよく、自身に奇異の視線を向けていた技師が目の前にいたのも彼にとっては都合がよかった。
「少しいいか」
「えっ、いや、なんでもないです」
「ああいや、ほんの少しだけ聞きたい事があるんだが」
 気まずくなったのか距離をとろうとした技師をなんとか捕まえる。彼が気になっている事と言えば、この後に控える決勝戦。猟兵としてはオブリビオンマシンによって決勝戦が滅茶苦茶になる事はわかっている事だが、技師達がそれを知っている筈もなく。ただ、決勝戦に向けて対戦相手について聞く分には違和感がないだろう、と思っての行動だった。
「この頃特に強い選手とか、変わった機体に乗った選手はいないか?」
「あなたでは?」
「俺と言うのはなしだぞ」
「……だとしたら、スミス選手ですかね。毎回予選敗退なのに、今回は別人のように相手を圧倒してましたので、ダークホースとして私は賭けましたね。実は毎年彼に賭けてるので、今回こそはと思ってます」
 聞けば、機体はいたって普通の量産型。戦闘スタイルは前回までは少し無謀な特攻じみた攻撃が目立っていたのが、今年は冷静に立ち回っていたという。
「ありがとう、助かった」
「……乗って下さいね、キャバリア」
 キャバリアの技師として、切実とも言える声が彼の耳に届いた。
成功 🔵🔵🔴

数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】

へぇ、また面白そうな話をしてるんじゃないのさ。
アタシも一枚、その話に噛ませとくれよ。
え?なに?
キャバリアのあるなしで色々拙い?
ああ、大丈夫さ。
アタシもキャバリア持ちだからね。
【心機一体】でOveredを呼び寄せて、
スタッフたちのド度肝……と言うか疑いの視線をはねのけるよ。
どうしたい、キャバリアは見慣れたもんだろ?
そう『挑発』しながら『コミュ力』を発揮して
周囲に紛れながらね。
その間にゆっくりと『情報収集』さ。
後出しみたいなザマだからね、
しっかりじっくりと対策を練らせてもらうよ。


●飛び入りギリギリセーフの参加者参上
 時間は少し遡る。
「へぇ、また面白そうな話をしてるんじゃないのさ。アタシも一枚、その話に噛ませとくれよ」
 数宮・多喜(撃走サイキックライダー・f03004)が姿を現したのは、予選の最終組が開始される直前だった。あまりにもギリギリのタイミング、そして彼女のキャバリアが見当たらない事で当然スタッフは困惑した。また、この予選はともかくとして、決勝ではキャバリアに搭乗する事がルールに明記される事が既に決まっていた事や、レンタルの枠が埋まっていた事から、参加者としては認められない状況だった。しかし――。
「ああ、大丈夫さ。アタシもキャバリア持ちだからね。――来やがれ、オーヴァード!」
 唐突にポンと現れるキャバリア。手品で耳を大きくするかのように、帽子から鳩が出てくるかのように、あっさりと出て来たソレに、スタッフは驚かざるを得ない。
「どうしたい、キャバリアは見慣れたもんだろ?」
 ――あとは、そのまま飛び入り枠として予選を突破して、今に至る。その予選で見せつけた実力から純粋に応援する者も現れ、聞き込み自体は特に苦労する事無くできた。
 ――曰く、決勝の常連(ただし優勝はした事がない)のラッキーボーイがいる。
 ――曰く、念願の初の決勝進出を果たした選手がいる。
 それ以外は猟兵達の事だったり、今までも普通に決勝進出したりできなかったりしてた者達の事を指す話のようだった。
「しっかりじっくりと対策を練らせてもらうよ」
 予選最終組だった事もあり、決勝戦までの時間は他の参加者よりも短い。こうして多喜は限られた時間を有効に使うべく、この後の決勝戦(という名のオブリビオンマシンとの決戦)に備えるのだった――。
成功 🔵🔵🔴

ナイン・ダブルワン
ガチンコでぶつかりあうからどいつもこいつもボロボロやな。
よし、いっちょ整備のおっちゃんに混じってウチも手伝ったろ。

仕事や!ドローン達!UC【クランケンシュヴェスター】を展開。
【瞬間思考力】で故障個所を見極め、【メンテナンス】と【医術】で応急処置、これでひとまずは動かせるはずや。

そうやって修理を手伝っているとこっぴどくやられた機体を見つける。どんな攻撃受けたらそうなるんやろ。パイロットを【医術】で処置しつつ聞き出してみよかな。
もしかしたら、その情報の中にオブリビオンマシンの正体が隠れてるかもしれない。【瞬間思考力】で推理するで。


●ボロボロな機体は語る
「ガチンコでぶつかりあうからどいつもこいつもボロボロやな」
 キャバリアの格納庫に、ナイン・ダブルワンの小柄な姿があった。コロシアムの予選で戦ったそれらは勝ち残った機体も、敗退した機体もまだそこにある。大なり小なり傷つき、ボロボロとなっているのが目に止まる。医療行為を第一に考える彼女にとって、見逃せない状態であった。
「――よし、いっちょ整備のおっちゃんに混じってウチも手伝ったろ」
 故に、こうして彼女がこの場の技師に混じって整備を始めるのは当然の話だった。決勝進出者の機体は流石に近づかないように、とのお達しは出たが敗退した者の機体については、是非手伝って欲しいとの事で、ナインはせっせと敗退者の集まる区画へと向かった。
 ドローンを用いて損傷個所をチェックしては、持ち前の思考力で即座に適切な処置を施し、無駄なく整備を進めていく。小柄である事や、そもそも参加者という事で疑いの目を向ける者もいたが、あまりにも適切な処置をし続ける姿に「助かった」と礼を言われたりもした。
 そうして、数機程確りと整備し終えた所で、これまでで一番ボロボロにされた機体を発見し、「どんな攻撃受けたらそうなるんやろ?」と呟く。すると、近くで壁によりかかっていた、これまた傷だらけでボロボロなパイロットが答える。
「ライフルの連射が、関節部に連続でヒットしたんだ……」
「……なるほど? ちょっと待ってえな。お前の応急処置をさせてな。あまりにもひどい」
 そんなパイロットの様子を見て、ドローンに機体をチェックさせつつ、自身の手をまずパイロットの手当てに向ける。無法者が集まっているせいか、医療スタッフの人数は足りていない。自身で施した拙い応急処置のみでは良くない、とナインが野戦病院での経験を活かして最適な応急処置を施しつつ、機体についてより深く尋ねる。
「どんなヤツや、あんな風にやったんは?」
「……いつもは、あんなじゃなかったんだ。俺もアイツも、万年予選敗退。その組の一人目の脱落者にはなりたくないねって言ってたんだ。特攻野郎なのに何言ってんだ、って話なんだが……今回は、なんか違った。淡々と機械のように俺も、他のやつらも、あっさりと負けた……」
 どうやら、常連だが決勝には無縁だった者らしい。そして、整備してく最中、彼女は耳にしていた。『別人のように相手を圧倒していた』参加者の事を。
 決勝までの時間も考え、最低限度やれる限りの処置を施したナインは、礼の言葉を受けつつその場を後にする。決勝戦が始まれば、すぐにその機体の化けの皮が剥がれる。その時に備えるべく、他の猟兵達にもここまでの情報を念の為に共有するのだった――。
成功 🔵🔵🔴


第3章 ボス戦 『ブレイジング・バジリスク』

POW ●ブレイジング・シュート
【ライフルの集中射撃】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
SPD ●バジリスク・ランページ
【右腕のライフル】を巨大化し、自身からレベルm半径内の敵全員を攻撃する。敵味方の区別をしないなら3回攻撃できる。
WIZ ●エンジンキラー
自身の【オブリビオンマシン】から【漆黒のオーラ】を放出し、戦場内全ての【エンジン】を無力化する。ただし1日にレベル秒以上使用すると死ぬ。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠山田・二十五郎です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


(MSより プレイング受付開始は断章公開後となります今暫くお待ち下さい)
●その刻は来た
 決勝戦。予選同様バトルロワイアル形式で行われる荒々しい戦い。コロシアム内に各機体が一定距離をとって配置された。
 猟兵達は一応、ここまでに得た情報は共有済。故に、警戒するべき対象は絞れている。だからだろうか。ここにある機体――初決勝進出者のものから、禍々しいオーラのようなものが放出されているのに、猟兵達は気づいた。
<レディー……ゴー!!>
 だが、その周辺には現地の決勝進出者達の機体が並べられていた。――故に、オブリビオンマシンの影響を受けてしまったのか、それらも猟兵達がたまたま集まっていたあたりをぎょろりと見る。
 それと同時に、機体の色も変色し、その中心にいる初決勝進出者の機体はその形も大きく変えてゆく。武器も大きくなり、別機体になったかのよう。そして、取り巻きを得たオブリビオンマシンは配下と共に猟兵達へと襲いかかる――。

(MSより 取り巻き要素が見えてますが、基本はボス機の対策のみで問題ありません。ただし、時間がかかる戦い方だと、取り巻きが増えてしまい、戦闘に影響が出るかもしれません。尚、取り巻きについては第1章(集団戦闘)相当のものがいると思って頂いて構いません。それでは、宜しくお願い致します)
エルヴィン・シュミット
オブリビオンが出てきたか!
小賢しい真似は抜きにして、突っ込ませて貰おう!

UCを発動し、受けるダメージを可能な限り減らす!
そのまま【盾受け】でマシンガンの射撃を受け止めながら突き進み、邪魔者諸共【BXプラズマブレード】で【切断】する!

"コイツ"は器用な真似が出来るような奴じゃないんでな…愚直に行かせてもらう!

『邪魔するのならば…容赦はしない!』


●壁は往く
「オブリビオンが出てきたか! 小賢しい真似は抜きにして、突っ込ませて貰おう!」
 コロシアム内で突如変色し、周囲の参加者を巻き込んでいった様子を見て、エルヴィン・シュミットはオブリビオンマシンに向かって突っ込んでゆく。
 様子がおかしい事に気づいた他の参加者達もいたのだが――それらは、取り巻きと化した者どもによって阻まれる。オブリビオンマシンによって操られているともいっていい取り巻きは、コロシアムでのルールを順守するつもりがないのか、執拗にコックピットを狙ったり、観客席を巻き込みかねない攻撃をしようとしている。
 それらが目に入った以上、取り巻きの数もケアしなければならない。
「コード・ガルガンチュア、起動!」
 愛機たるドラグリッターの装甲強度を強化し、敵陣へと突っ込む様はまさに壁が迫るかのよう。それに臆せず取り巻きやその中心にいる赤い敵はライフルで集中攻撃をするが、ドラグリッターの装甲を抜く事はできない。――が、このままでは埒が明かない。中心にいる赤い機体に攻撃を届かせるには、やはり取り巻きも削らなければならない。――となれば。
「"コイツ"は器用な真似が出来るような奴じゃないんでな……愚直に行かせてもらう!」
 攻撃を受け止めながら、BXプラズマブレードを振りかぶり、敵をなぎ払う。横一閃に斬り裂き、足を切り落とす。そうする事で、コックピットには手を付けず、一気に無力化させる。
「邪魔するのならば……容赦はしない!」
 そうして、エルヴィンとドラグリッターはわらわらと向かってくる取り巻きを切り捨てながら、それぞれの攻撃を全て引き付けるのだった――。
大成功 🔵🔵🔵

黒野・大我
・ににに、アイツが今回の黒幕にゃね? 大会や優勝者の権威がある程度高まるまで待ってたのかにゃ? ともあれ、コイツを倒せば万事解決にゃ!

・ライフルの集中砲火……当たらなければどうということはないにゃ!ミサイル弾幕の他にもUCでニャッグと装備を強化。「フェイント」や「早業」、「ジャミング」なんかも総動員して狙いを定めさせずに一気に肉薄して「武器落とし」で厄介なライフルを無力化するにゃー。取り巻きは出来る限りスルーにゃ。

・「戦闘知識」でコクピットの位置を把握してパイロットを傷つけないようにしながらネイルで「貫通攻撃」、ハンマーで「重量攻撃」を繰り返してボスをやっつけるにゃ!


●流石ニャッグだ当たらなければなんともないぜ!
「ににに、アイツが今回の黒幕にゃね? コイツを倒せば万事解決にゃ!」
 水陸両用のキャバリア、ニャッグを駆る黒野・大我はあからさまに取り巻きを形成した敵機を黒幕と断定し、其方へと愛機を走らせる。機動性に優れるニャッグなら、その懐へと迫る事も不可能ではない、という考えの下だが――それを取り巻きが簡単には許さない。
 数的有利を活かしての弾幕。仕留める為というよりは、足止めの為に放たれたようなそれは、正しく壁。ない筈の壁ができる以上、そこを通るのは至難。通ろうとすれば、蜂の巣の如く穴だらけになるのは目に見えてるのだが――
「当たらなければどうということはないにゃ!」
 ――大我のニャッグはその弾幕の方が避けているのではないか、と勘違いするようなフェイントをまぜた動きで取り巻き達の火器管制システムを狂わせ、命中しそうなものはミサイルで叩き落とし、手持ち武器や四肢を落とす事で無力化する。そうして、弾幕に穴を作り一気に黒幕と言える赤い機体へと肉迫する。
 だが、オブリビオンマシンとて通常の機体ではない。少し後退しつつニャッグをライフルの連射で迎え撃つ。決して装甲が厚い方ではないニャッグでは、一度の被弾が命取り。
 さらに言えば中に搭乗しているのは、あくまでもオブリビオンマシンによって本来の思考を奪われた現地人なのだ。猟兵としては搭乗者も救出対象となる以上、コックピットを狙って一撃必殺、と言う手段がとれない為、簡単には手を出せない。
 コックピットを避け、武器等を破壊する形での無力化を図るが、なかなかそういった隙を赤い機体は見せない。――ならば、大我はこのタイミングでジャミングを発動させた上で、ミサイルを一斉射。弾幕、煙で視界を奪った上でレーダー類を狂わせる。その内に、ニャッグの優れた機動性で背後をとろうとする。
 オブリビオンマシンもまた、その企みに気づいたのか、煙が晴れた瞬間にレーダーの反応があった方へと旋回するが、僅かにニャッグの方が早い。
「ここにゃ!」
 ハンマーを振りかぶっての大きな一撃。完全な不意打ちとはならずとも、隙を生み出しての一撃。その一撃を受けた右腕は、完全な破壊には至らずとも、その損傷により火花を散らすのだった――。
成功 🔵🔵🔴

アイゼン・グラード
普通に参加者に紛れてマシタか
しかし取り巻きが増えるとは厄介デス、まだ影響を受けてない一般参加者には悪いデスがオブリビオンマシン勢力ごと行動不能にしてしまいマスカ

UC【緊急速射装填】を使用しオブリビオンマシンの周辺に居るキャバリア全てを巻き込んで散弾砲による【弾幕】で【制圧射撃】を行い一般参加者を行動不能にする事を狙いマス
恐らくオブリビオンマシンは止まりきりまセンが【盾受け】で耐久しつつ限界まで散弾砲で撃ち合いをし続けマス

そして前に出てライフルによる攻撃のターゲットになり、味方を行動し易くする【集団戦術】を主目的とシマス

恐らく決勝戦は続くデショウが、オブリビオンマシンの撃破を目的として行動シマス


●まさしくタンク
「普通に参加者に紛れてマシタか」
 自身の予想とは違ったものの、状況としては倒すべきオブリビオンマシンが眼前にいるというものは、当初の想定通り。取り巻きの存在が厄介であり、中には現地の一般搭乗者がいる事がそれに拍車をかけている。
 また、少数の影響を受けていない一般参加者もおり、そちらにも意識を向けざるを得ない。――とはいえ、コックピットさえ無事であれば大体どうにかなる、とも言える。
「悪いデスがオブリビオンマシン勢力ごと行動不能にしてしまいマスヨ」
 こうなれば一網打尽。取り巻きと化しているか否かは二の次。コックピットを壊してしまわないようにだけ意識して、散弾砲を連射する。機銃による弾幕のように連射されたそれが散弾される様は弾幕、という言葉すらも生ぬるい。あまりにも危険な光景ではあるが、一つ一つの威力が落ちている以上、コックピットを壊してしまう、という事は起きていない。――寧ろ、足止めとして機能していた。
 だが、赤い機体――この事態の元凶はその程度では止まらない。先程までの戦いで損傷を受けているとはいえ、散弾に怯む事なくライフルを連射する。そこに向かってアイゼンはあえて突き進む。自身がウォーマシンで頑丈という事や、機体そのものもタンク型で強固。盾役としてはうってつけ。
 数を減らしつつある取り巻きを散弾で止めつつ、赤い機体の攻撃を一手に引き受ける姿はまさしくタンクだった――。
成功 🔵🔵🔴

数宮・多喜
【アドリブ改変・連携大歓迎】

早速きやがったな!?
あのライフルの威力には警戒したいところだけど……
バトルロイヤルで助かったよ。
アタシが援護に徹せるからねぇ!

Einherjarを射出して『盾受け』しつつ、
マルチプルブラスターで『援護射撃』する。
ローラー『ダッシュ』で敵機の隙間を抜けながら、
『敵を盾にする』ようにして致命打には射線を取らせずに逃げ回るよ。
そうして至近距離まで近付けたなら、仕込みの時間さ。
ブレイジングバジリスクのコクピットブロック付近へ向けて、
【時縛る糸】の思念波を飛ばす。

この乱戦状態での隙は、決して小さくはないはず……
キメに行っとくれよ、皆!


愛久山・清綱
あれにスミス殿が乗っているのだろうか……
一刻も速く救わねば。

■備
先程のキャバリアに搭乗。今度はしっかり操縦。
むむ、怪しい?なに、出入り口を開けっ放しにするだけだ。

■闘
目的はパイロットの救出、故にルールを護る必要無し。
敵に近づいた瞬間、キャバリアから勢いよく脱出し翼を
羽ばたかせ、一首詠みつつ【薙鎌・荒】を発動。

【残像】を伴う高速滑空で戦場を縦横無尽に飛び周りつつ、
【早業】の抜刀斬りから真空波を放ち、取り巻きとライフルの
弾をも飲み込む【範囲攻撃】を仕掛け、一斉撃破だ。
万一流れ弾が飛んできたら咄嗟に【衝撃波】を放ち、弾こう。

うむ、非常事態とはいえここまでしたら永久追放かもな。

※アドリブ歓迎・不採用可


●この場においてルールなど無用
「バトルロイヤルで助かったよ。アタシが援護に徹せるからねぇ!」
 多喜はオブリビオンマシンがその姿を露わにし、取り巻き共々大暴れする様を見てそう口にした。これがもしトーナメントであったならば一対一。真正面で勝負するには厳しい相手であるのと同時に、仮に自身が相手でなかった場合は援護しに入るのも難しい状況。こうしてバトルロワイアルであれば一対一にはならない。数的な有利不利はおいておくとしても、多対多である事に違いない。となれば援護に徹しようと多喜は決意していた。
 取り巻き達を足止めする者達や、標的に傷を負わせた友軍もいるものの、未だトドメに至っていない。――だが、逆に言えばあともう一押しではあるのだ。
 入場時に搭乗していたキャバリアから多喜は降りると、一気に地を駆ける。キャバリア同士の戦闘の隙間を縫うように駆けてゆく。生身である以上、より危険ではあるものの、被弾面積が小さいのもまた事実。小回りが利く、とも言えた。避け切れないものについては、脳波で動かす浮遊シールドユニットで防ぎ、赤い機体との距離を詰める。今ならば、まだ友軍に対して意識が向いている状態――。
「仕込みの時間さ」
 ――そして、その余所見を見逃さない。多喜は赤い機体のコックピットに向けて自身のユーベルコード、『時縛る糸』を放つ。敵機も寸前で何かに気づくも、遅い。命中した事でその動き自体が僅かな時間止まる。
「キメに行っとくれよ!」

「構太刀、息吹く刃風はいくさ場の……空直斬りし、荒れ薙鎌」
 多喜の作った僅かな隙を見逃さず、清綱が飛び込んだ。被弾覚悟でキャバリアで一気に肉迫した上で、レンタルした機体を蜂の巣にされ、ボロボロにされながらもその距離をほぼゼロにまで近づけて、自身の機体が爆発しながらも脱出、その勢いを活かしてそのまま赤い機体を自身の攻撃の射程に捉えたのだった。
 爆発の勢いに、自身のユーベルコードによる飛翔力とを活かした速度は、如何にオブリビオンマシンと言えど反応するのはあまりにも至難。ライフルを構え直し、清綱に向けてトリガーを引くものの、そこには既に清綱はいない。残像を撃ち抜いた所で、本体たる清綱に傷がつくわけもない。
 そして、その直後に、清綱が抜刀し刀を振る。刃一閃、真空波すらも放つ極まった一撃は、コックピットには傷がつかないよう右腕と両脚を斬り裂く形となる逆袈裟斬りとなり、そのまま赤い機体は沈黙した。

 ――そうして、周囲の取り巻きも元凶である機体が沈黙した事でその動きを止め、この騒乱は収束したのだった――。


●余談
 尚、死傷者こそ出なかったものの、観客席にも被害が出て大騒動となった今大会は優勝者不在、事態の収束に努めた猟兵達に優勝賞金分の報奨金が山分けされる事となった。
 また、二度にわたりキャバリアを降りて戦ったとある人物について、この大会におけるブラックリストに登録するか否かという話し合いがこの直後に行われたらしいのだが、果たして結果はどうなったのか、それは定かではない――。
成功 🔵🔵🔵🔵🔴🔴

最終結果:成功

完成日2021年01月20日
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴