狂える女神は偽聖母と踊る(作者 夏雨
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「あれが噂に聞く……忌々しい存在ですね」

 荒野の外れに位置する、古びた館。最上階のバルコニーから周辺を見渡した偽聖母――サリーナは、もう1人のオブリビオンの存在を認め、わずかに眉をひそめてつぶやいた。

 双翼の異様な姿の戦士――禍々しいオーラを放つその姿は、遠目からでも目についた。

 狂える戦士と化したフレットクラマーレは、見境なく攻撃を始めた。サリーナの配下であるオブリビオンたちは館の周囲を警備していたが、極彩色のピエロたちは次々となぎ払われていく。

 物言わぬ複数のピエロたちは、大仰なジェスチャーや笛の音色でサリーナの注意を引き、指示を仰いだ。

 サリーナはピエロたちを総動員し、フレットの戦意を削ることに注力させた。

 サリーナはフレットの姿を見つめながら、

「なんて愚かな神なのでしょう……憎む相手は、力でしか事を成せないあなた自身ではないのかしら?」

 冷笑を浮かべてつぶやいた。


 館を根城にするサリーナは、フレットクラマーレを迎え撃つつもりでいる。

 『同族殺し』はオブリビオンの間でも忌み嫌われている――。

「それは猟兵以上に厄介な存在だからでしょう」

 ノア・ローズタレット(ローズマリーの誓願・f02701)は、グリモアベースに招集された猟兵たちに向けて、同族殺しについての詳細を語る。

「『同族殺し』は、狂気の力をまとった強大なオブリビオン――そうなるまでに至った経緯は、不確かですが……疫病で壊滅した村が、2人のオブリビオンの行動範囲内に存在しています。無関係ではないようです」

 サリーナは配下のピエロたちの能力を利用し、疫病を蔓延させては治療行為を施して人心を掌握し、魂を奪うことを目的としていた。サリーナが住人たちの魂を根こそぎ奪った村では、フレットクラマーレを異端の神として祀っていたこともわかっている。

「何にせよ、どちらも人々に害を成す存在であることに変わりはありません。しかし、フレットには正面から挑むだけでは、勝てるかどうか危ういところです」

 狂気の力に支配された『同族殺し』は、並大抵のオブリビオン以上に手強いと、ノアは『同族殺し』の脅威を語る。

「ここは敵を利用し、オブリビオン同士で潰し合わせるように仕向けるべきでしょう」

 サリーナが陣取る館の警備は厳重で、配下のピエロたちの大軍が待ち構えている。フレットの強襲に乗じれば、警備を突破することも容易になる。

「フレットの邪魔をしない限り、猟兵の皆さんに積極的に敵意を向けることはしないでしょう」

 フレットは猟兵たちには目もくれず、魂を奪われた信徒の呪詛そのものとなって、ひたすらにサリーナの下へ突き進むことが予測される。

 「腐っても上位のオブリビオンですからね。サリーナと対峙すれば、フレットもただでは済まないでしょう」とノアは言い添える。

 サリーナもフレットを下そうと全力を傾けるはず。フレットの戦意を削るサリーナを利用しつつ、三つ巴の戦いを制し、順当にサリーナから倒す流れが望ましい。

 ノアは改めて猟兵たちにオブリビオンの討伐を要請した。

「この機に乗じて、人命を弄ぶオブリビオン諸共、同族殺しに引導を渡してください」


夏雨
 暴走する『同族殺し』に便乗し、オブリビオンの討伐を成し遂げましょう。

●ざっくりとした戦闘の流れ
1章:
警備を突破する同族殺しに便乗して、館へ突入

2章:
サリーナを討ち滅ぼそうとする同族殺しに便乗して、サリーナを倒す

3章:
狂気に支配された『同族殺し』を倒す
※同族殺しが正気を取り戻すことはありません


 今回の戦闘の要は、『同族殺し』と化した(オープニング画像の)フレットクラマーレになります。
 1章、2章でのフレットへの対応次第では、苦戦・失敗判定が出る場合もあるのでご注意ください。


 個性豊かな猟兵の皆さんの参加をお待ちしています。
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第1章 集団戦 『疫病パレード』

POW ●安楽のレクイエム
【演奏される曲から毒属性の疫病】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
SPD ●喝采のファンファーレ
戦闘力のない【人々を死に至らしめる呪い属性の疫病】を召喚する。自身が活躍や苦戦をする度、【感染者は倒れ、演奏をする亡者となること】によって武器や防具がパワーアップする。
WIZ ●終わらないパレード
自身が戦闘で瀕死になると【一瞬で他の亡者へと憑依する先導者の霊】が召喚される。それは高い戦闘力を持ち、自身と同じ攻撃手段で戦う。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 曇天の空の下、古びた館の周囲に、ピエロたちの笛の音が響き渡る。
 フレットクラマーレは自らの双翼を駆使し、地上すれすれを滑空して館の前へと突き進む。

 ピエロたちは大挙してフレットを取り囲もうと動く。しかし――。

「ヴああああぁぁアアアあアあああ!!」

  フレットは狂った雄叫びをあげながら、自らの胸に突き立てられた槍を引き抜き、瞬時に複数のピエロたちを薙ぎ払う。

 常人を超越した動きで戦場を躍動するフレットは、次々とピエロたちをおもちゃの如く吹き飛ばしていく。

 フレットの一太刀によって、ピエロたちの一群は一息に消滅していく。それでも笛の音が途切れることはない。ピエロたちは数の暴威によってフレットを押し返そうとする。

 ピエロは笛の演奏と共に、強毒性の病毒を放出し続けていた。やがてそれは毒々しい霧となって充満し、フレットの体を徐々に蝕んでいく。
エーデル・グリムワール
漁夫の利を得て戦いを制す…そのような戦場であればこの魔軍師エーデルにお任せください。
知略の限りを尽くし、必ずや勝利に貢献いたしましょう!

●策
攻め手は【深謀遠慮】を採択、魔剣にて召喚した第3軍団の弓兵部隊による【制圧射撃】を【命中率重視】で敵集団に浴びせかけます。
「弓兵隊、よく狙いなさい!敵は道化師のみ、双翼のオブリビオンを援護するように射掛けるのです!」
卓越した【集団戦術】と【団体行動】指揮を駆使して双翼のオブリビオンに敵意を抱かれず、尚且つこちらの存在を意識させずに援護射撃のみで敵集団を壊滅させましょう。
「前衛は双翼が担ってくれるのです、我々が前に出る必要はありません」

●アドリブ歓迎!


 ピエロたちが数の暴威を振る中、エーデル・グリムワールは颯爽と館の前に駆けつけた。

 ――漁夫の利を得て戦いを制す……そのような戦場であればお任せください。

 揚揚と魔剣ゾルダートを掲げたエーデルは、

「この魔軍師エーデルが知略の限りを尽くし、必ずや勝利に貢献致しましょう!」

 魔剣の力によって召喚された弓兵団を率いて、ピエロたちへの総攻撃を仕掛ける。

「弓兵隊、よく狙いなさい! 敵は道化師のみ――」

 弓兵隊を指揮するエーデルは、ピエロをよく引きつけるよう指示を出す。

「双翼のオブリビオンを援護するように射掛けるのです!」

 弓兵隊はエーデルの戦術に忠実に従う。斉射された弓矢はピエロたちを打ち漏らさず、確実に館の門前の制圧へと近づいていく。

 一部のピエロたちの注意がエーデルの隊に傾く中、フレットはより苛烈にピエロたちの一群を攻め立てていく。

 フレットを前衛として位置づけ、エーデルは自らが組織する弓兵隊に、援護に徹するよう働きかける。

「前衛は双翼が担ってくれるのです、我々が前に出る必要はありません」

 フレットの進撃を後押しすることで、エーデルは敵の壊滅を滞りなく進めていく。
大成功 🔵🔵🔵

エウロペ・マリウス
さて
ボクも戦闘の一助となろうか

行動 WIZ

魔術師のカードを手に取り厳かに詠唱
「闇を穿つ射手がつがえしは白銀の矢。白き薔薇を持たぬ愚者を射貫く顎となれ……射殺す白銀の魔弾(ホワイト・フライクーゲル)」

【属性攻撃】の氷属性による火力強化を
【高速詠唱】で手数を
【誘導弾】で命中率を共に強化して攻撃するよ

【空中浮遊】と【空中戦】で、空中で相手からの距離を取りつつ、
フレットを【援護射撃】する
サリーナとの戦闘を優位に進める上でも、フレットの戦闘能力を極力削がれないほうがボクらにとっても優位だろうからね

悪いけれど、人命を弄ぶ相手に手段は問わないよ


 さて、ボクも戦闘の一助となろうか――。

 絶えず攻撃の手を緩めぬように、エウロペ・マリウスは弓兵隊の攻撃が止むのを見計らい、詠唱を開始する。

 氷の力を駆使するオラトリオ――エウロペは、己の魔力が凝縮されたカードを手にして、

「闇を穿つ射手がつがえしは白銀の矢――」

 厳かな雰囲気をまとうエウロペの周囲には、ダイヤのように輝く細氷が幾重にも舞い始め、結集する魔力の高まりを示すその姿は、目を奪われるほどに幻想的なものとなる。

「白き薔薇を持たぬ愚者を射貫く顎となれ……」

 まるで空気中の水分からそれを生み出すように、詠唱を続けるエウロペの背後には、何百という数の氷の矢が現れ出る。

「射殺す白銀の魔弾――」

 ――ホワイト・フライクーゲル!!

 エウロペの周囲を舞っていた細氷は一瞬にして散開し、それを合図にした氷の矢は一斉にピエロたちに向けて放たれた。

 エウロペの意志によって自在に動く氷の矢は、軽快な動きで逃げ切ろうとするピエロの一群にも次々と突き刺さる。

 高速詠唱を完成させたエウロペは、自らの翼で宙を舞いながら、切れ間なく氷の矢を放ち続けた。

 エウロペはフレットの動きに連携するように、氷の矢をピエロたちに向けて放つ。ピエロたちは混戦状態の中、フレットに対する包囲を多方面から削られていく。

 ――悪いけれど、人命を弄ぶ相手に手段は問わないよ。

 エウロペはフレットの動向を注視しつつ、フレットの戦力を維持し、利用するための作戦を遂行することに努めた。
大成功 🔵🔵🔵

四王天・焔(サポート)
『こんにちは、焔だよー。』
 妖狐の人形遣い×ガジェッティアの女の子です。
 普段の口調は「無邪気(自分の名前、~さん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」、家族には「甘えん坊(自分の名前、相手の名前+ちゃん、だね、だよ、だよね、なのかな? )」です。

 ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、
多少の怪我は厭わず積極的に行動します。
他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。
また、例え依頼の成功のためでも、
公序良俗に反する行動はしません。

無邪気で感情の起伏が激しい性格の少女、
武器はからくり人形とドラゴンランスを主に使います。
植物、特に花が好きです。
 あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


 四王天・焔は、他の猟兵の援護を受けながら館へと猛進するフレットの姿を遠巻きに眺め、「すごい勢いだね」と感心してつぶやいた。

「私たちも、全力で行くよ! ――おいでませ、白の御狐様」

 焔の一声により、瞬く間に青い狐火が目の前に発生した。その炎の中からずるりと現れたのは、巨大な白狐。白狐の巨体は、焔の身長の2倍近くはある。

 焔と行動を共にする白狐は当然のように体を屈め、その上にまたがった焔に忠実に従う。

 馬のように白狐を駆り、青い槍を携えた焔は果敢に戦場をかき乱す。

 警備に当たるピエロたちの壁を突き崩そうとするフレットを後押ししようと、ピエロたちの一群に突入していく。

 焔は白狐に騎乗しながら、すばやい槍さばきでピエロたちの笛の音を乱していく。更に白狐は青い炎を吹き出し、周囲のピエロたちを圧倒する。

 追い込まれる複数のピエロは、膝をつきながらも最後の抵抗をみせる。

 ピエロの体からわき出るように、おぞましい姿の怨霊が現れ、ピエロと同様に笛の音を響かせる。複数の怨霊たちは、更に病毒の霧を充満させていく。

 さすがの焔も体の不調を感じ始め、病毒の影響に顔をしかめる。

 ――これくらいのことで、負けられない。

 焔は槍を強く握り返すと、白狐と共に怨霊の主であるピエロに飛びかかった。焔の決意を込めた一撃がピエロを貫き、ピエロ諸共怨霊の姿は消滅した。

 そのまま勢いに乗る焔は自在に白狐を駆り、ピエロたちの抵抗をものともせずに槍をさばく。

「この作戦、必ず成功させるよ!」

 高らかに決意を掲げた焔は、フレットを猛追するピエロたちを次々と追い詰めていった。
成功 🔵🔵🔴

ナギ・ヌドゥー
同族殺し……フレットから凄まじい呪いの波動を感じる。
この禍つの神は信仰を失い狂ったのか……?
もはや正気を取り戻す事などあり得まい。
ならばその狂気を利用させて貰うまでだ。
フレットを盾にしながら、背後より援護するぞ。
UC発動によりサイコパームの【リミッター解除】
掌より放つ光弾【誘導弾】でフレットを攻撃するピエロを狙い撃っていく。
この狂神にはまだやって貰う事がある、なるべく無傷で突破させてやらないとな。
オレにも疫病を放ってくるだろうが、【呪詛耐性・毒耐性】持ちだ、簡単には倒れんよ。
数が減ってきたら【切り込み】敢行
フレットとの同時攻撃で奴等を肉片へと変えてやろう


 ――同族殺し……フレットから凄まじい呪いの波動を感じる。

 ナギ・ヌドゥーは衝動のままに猛るフレットの姿に、一瞬目を奪われた。

 正気を取り戻すことはない狂神を見据え、ナギはピエロたちの包囲を崩そうと突撃する。

 ――ならばその狂気を利用させて貰うまでだ。

 フレットを前衛の戦力として利用しつつ、その背後を狙う敵を自らに引きつけるナギ。

 人体改造を施された強化人間であるナギは、体内に埋め込まれた光線兵器を駆使してピエロたちに対抗する。

 ナギの手の平は左右同時に内側から光を帯び、その光が一層強く瞬いた直後、ピエロたちを穿つ光弾が放たれる。

 ナギが放つ光弾は、弾丸のようにピエロの肉体を撃ち抜き、フレットを攻撃しようとするピエロを次々と狙い撃つ。

 ナギの攻撃によってピエロの笛は次々と弾かれ、同様にピエロの急所を撃ち抜いていく。

 病毒を巻き散らす旋律を乱される中で、ピエロたちの間には次々と怨霊の姿が浮かび上がる。

 ピエロの分身である怨霊たちはナギへと襲いかかるが、ナギの光弾は本体であるピエロを撃ち漏らさず、怨霊の姿はその寸前で消滅していく。

 館から隔てる鉄柵の扉とフレット――ピエロたちの警備を猟兵らと共に突き崩してきたフレットは、その距離を一層縮めつつあった。
大成功 🔵🔵🔵

ティファーナ・テイル
SPDで判定を
*アドリブ歓迎

「ヤな顔のピエロだね!」とファイティングポーズ
『スカイステッパー』で攻撃を縦横無尽に避けながら『セクシィアップ・ガディスプリンセス』で♥ビーム攻撃を仕掛けて、敵の攻撃で避けれないのには『神代世界の天空神』で空間飛翔して避けて、『天空神ノ威光・黄昏』で敵のUCを封印/弱体化させます。
接近時には『ガディスプリンセス・グラップルストライカー』で髪の毛・蛇尾脚で攻撃して、機会を見て『ヴァイストン・ヴァビロン』で強化♥ビームを仕掛けて『ジェットストリーム・ラヴハート』でSPDを強化します!

🔴が付いたら『超必殺究極奥義』で苛烈な猛攻を仕掛けます!
「“悪”は決して許さない!」


 金色の翼に大蛇の下肢、少女の姿をした神――ティファーナ・テイルはピエロたちを前にして拳を構えると、

「ヤな顔のピエロだね!」

 果敢にピエロの一群に切り込んでいく。

 金色の翼で宙を舞うティファーナは、見えない壁が存在するかのように、自在に宙を蹴ってピエロたちの攻撃をかい潜る。更にティファーナは豪華絢爛な装飾をまとった姿に変身し、より魅惑的な神の姿を見せつける。その見た目だけでなく、一層能力を強化したティファーナは、自らの肢体を駆使してピエロたちを追い詰めていく。

 縦横無尽に宙を飛び交うティファーナは、器用に体を回転させながら、蛇の尾や長髪をムチのようにして攻撃する。

 追い込まれるピエロたちは、次々と分身である怨霊の姿を解放していく。ティファーナは強化された能力をここぞとばっかりに発揮し、その手から放たれるハート型の波動で、本体諸共ピエロたちを潰していく。

 瞬間移動を可能にする能力を自在に操るティファーナは、ピエロたちの最後の抵抗も難なくかわし切る。

 愛嬌たっぷりに両手でハート型を作りながら、

「“悪”は決して許さない!」

 ティファーナはハート型の波動を放ってピエロたちを葬り去る。波動を受けた衝撃と共に爆風が巻き起こる中、別のものを破壊する音が響いた。

 フレットは警備を突破し、館の前の鉄柵を吹き飛ばして敷地内へと乗り込んだ。
成功 🔵🔵🔴


第2章 ボス戦 『『偽聖母』サリーナ』

POW ●煉獄
【使用者以外を焼き尽くす業火】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD ●ホーリー・プレイ
技能名「【優しさ】と【祈り】と【神罰】」の技能レベルを「自分のレベル×10」に変更して使用する。
WIZ ●この世界に救いはあるのでしょうか
対象への質問と共に、【胸元の宝石】から【レベル×10匹の、猛毒を持つ殺人ヘビ】を召喚する。満足な答えを得るまで、レベル×10匹の、猛毒を持つ殺人ヘビは対象を【精神攻撃を伴う締め付け】で攻撃する。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はミモザ・クルセイルです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 フレットクラマーレは遂に館へと到達し、最上階のバルコニーに姿を見せているサリーナを見上げる。

 フレットは一気にバルコニーの場所まで飛翔し、凄まじい力でバルコニー諸共館の屋根を吹き飛ばした。

 部屋の奥まですばやく退避したサリーナは、開放的になったフロアを見渡した後、対峙するフレットを見据えて殺意をにじませた。
 フレットはバルコニー諸共館の屋根を破壊し尽くし、むき出しになった最上階に立つサリーナの下へまっすぐ滑空してきた。

 サリーナは接近してきたフレットに向けて、無数の毒蛇の群れを放つ。

 召喚された蛇の群れは滝のように押し寄せ、フレットの体中にまとわりつき、その毒牙を突き立てた。

 フレットは苦しみ悶えながら、必死に絡みつく毒蛇をむしり取る。

「戦うことしか能がないあなたに、救えるものなどなかった」

 ちぎるように蛇を振り払うフレットに向けて、サリーナは言葉をかける。

「私は死という救いを与えたのです、愚かな神を祀ることしかできない憐れな民衆に――」

 蛇を振り払い続けていたフレットだったが、胸の傷から大量の鮮血を溢れさせ、手にした槍を力強く振り抜いた。その瞬間、フレットの一太刀は波動となってサリーナへ襲い来る。
柊・はとり(サポート)
※アドリブ連携歓迎、御自由に

また事件かよ…
俺は柊はとり
歩けば事件に遭遇する呪われた体質のせいで
殺された後も嫌々高校生探偵をやっている探偵ゾンビだ
謎解きは特技だが好きじゃない
この場に居合わせたのも偶然だろうが
関わっちまった以上は解決に尽力する
性格は察しろ

ちなみにこいつ(剣)はコキュートス
人工知能程度の会話ができる
『事件ですね。解決しますか? 柊 はとり』
うるせえ

●戦闘
コキュートスは莫大な負担と引き換えに
戦う力を与える氷の魔剣だ
基本的に代償のある技しか使えないが
高火力を出せる超攻撃型の前衛だと思っとけ
探偵要素はかなぐり捨てていく

弱点は脳
頭さえ無事なら何してもいい
痛覚はあるがいずれ再生する
人命最優先


エーデル・グリムワール
あれが本命…かなりの魔力と威圧感ですね、正面から戦うのは危険極まりないでしょう。

●策
【深謀遠慮】を命中重視で発令。
正面から当たる前衛の役割を双翼に任せ、我らは援護に徹しましょう。
魔剣により第3軍団の魔術部隊を召喚、後方にて私が【集団戦術】指揮を執り魔術陣を【団体行動】にて組み【拠点防御】【結界術】を展開、守りを固めつつ私の【足場習熟】知識によって【地形を利用】した集団攻撃魔術を発動し【地形を破壊】しサリーナの足場を崩して双翼を援護。
更に重圧をかける魔術を集団で行使しサリーナの動きを徹底的に抑制する事で間接的に双翼を援護します。
「力には知を、暴力には策を、です」

●アドリブ歓迎です!


ティファーナ・テイル
SPDで判定を
※アドリブ歓迎

「本当の神様が相手だよ!」
『スカイステッパー』で縦横無尽に動いて『セクシィアップ・ガディスプリンセス』で♥ビーム攻撃をして、隙があったら『ガディスプリンセス・グラップルストライカー』で髪の毛と蛇尾脚で白兵肉弾戦を仕掛けます!
敵の攻撃で避けれない攻撃を『神代世界の天空神』で避けて、敵のUCを『天空神ノ威光・黄昏』で封印/弱体化させます。
『ジェットストリーム・ラヴハート』でSPDを強化して『ヴァイストン・ヴァビロン』で豪華絢爛な攻撃を仕掛けます!

🔴が付いたら『超必殺究極奥義』で苛烈な猛攻で容赦無い肉弾戦を仕掛けます!
「正義と勇気で平和を掴むんだ!敗けないんだぞ!」


 フレットの攻撃は館の壁まで倒壊させ、凄絶な破壊音を響かせた。

(「あれが本命……」)

 フレットとの闘争をより近くで見上げたエーデル・グリムワールはつぶやいた。

 ――かなりの魔力と威圧感ですね、正面から戦うのは危険極まりないでしょう。

 館を見上げるエーデルが戦況を把握しようとする間にも、フレットらの闘争は苛烈さを増していく。

 サリーナに掴みかかろうとするフレットに対し、サリーナは急激に広がる業火の熱波を発生させた。爆発的な勢いを正面から受け止めたフレットは、耐え切れずに館の外まで吹き飛ばされる。その姿を追って宙に飛び出そうとしたサリーナだったが、エーデルが率いる魔術部隊がサリーナを狙う。

「我らは援護に徹しましょう!」

 魔術師の兵団を召喚したエーデルは、サリーナの足場を崩すように攻撃の指示を出す。エーデルらがサリーナの動きを妨害し続ける間にも、フレットは態勢を立て直し、サリーナへ突撃する。

 サリーナが館から飛び降りるようにしてフレットをかわした直後、再び館は激しい衝撃に包まれる。狂気の衝動を発散し続けるフレットにより、館の半壊は避けられないものとなった。

 その身を宙で回転させながら、サリーナはエーデルらの姿を確認した。自身の翼で滑空するサリーナは、エーデルに向けても熱波の攻撃を放とうとする。しかし、エーデルに向かって接近したサリーナに向かって、飛びかかる影があった。

「本物の神様が相手だよ!」

 はつらつとした言動でサリーナへと立ち向かうのは、ティファーナ・テイル。その手で作られたハート型から波動を放ち、サリーナの攻撃を阻害する。更にティファーナはサリーナに肉薄し、接近戦を仕掛ける。

 ティファーナの攻撃をかわし続けるサリーナだったが、フレットが翼を動かす音にも敏感に反応し、全方位に向けて熱波を放とうとする。しかし、その攻撃はフレットの能力によって相殺される。わずかな瞬間、フレットの角の根元からあふれる炎の輝きが周囲を包み込み、サリーナは攻撃の機を見失う。その隙にティファーナは大きく体を回転させ、蛇の尾でサリーナの体を激しく打ち据えた。

 地上まで叩き落とされるサリーナだったが、受け身を取って瞬時に立ち直った。氷そのものの光沢を持つ大剣を振りさばく柊・はとりは、即座にサリーナへと攻めかかる。

 はとりの太刀筋を見切ってはかわし続けるサリーナは、周囲の変化に気づき始める。

 雷と風の音が辺りに響き、館の敷地の外のみに大雨が降り注いでいた。サリーナらの逃げ場を断つように降り出した異様な雨は、はとりのユーベルコードによるもの。

「事件の結末はたった1つ――」

 そうつぶやいたはとりの動きは、雨雲が訪れる前よりも俊敏さを発揮し、サリーナは翻弄されながらもはとりから距離を取る。

 援護を担うエーデルは、自らの部隊に魔法攻撃を放つ指示を出し、サリーナに休む暇を与えない。

 爆風と砂塵の中で、はとりはサリーナの注意を引きつけるように進み出ると、

「あんたの首を、あいつに差し出しな」

 注意をそらされたサリーナは、その瞬間だけはフレットの存在を見失っていた。

 フレットは自身の角の部分を突き出す形で、サリーナ目掛けて頭突きを食らわせる。サリーナは受け身も取れぬまま激しく突き飛ばされた。
成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴

 サリーナが膝をついたのはわずかな間だった。サリーナは自身の周囲に大量の毒蛇を放ち、容易に接近できないように、蛇の群れの囲みを作った。

 フレットは上空からサリーナに接近するが、サリーナは無限に蛇の群れを出現させる。

 次々と蛇の群れを放たれ、避けきれないフレットは態勢を崩して地面を転がる。大量の蛇に絡みつかれたままもがき続けるフレット。両腕に無数の蛇を絡ませたサリーナは、移動する蛇の群れのサークルと共に悠々と構える。
エウロペ・マリウス
治療して魂を奪うために疫病を蔓延、か
ボクは、そういう手段が一番許せないよ

行動 WIZ

【空中戦】【空中浮遊】で空中での戦闘
上空からフレットクラマーレの動きを注視する
【オーラ防御】と【結界術】で防御面を強化して
【呪詛耐性】【毒耐性】で敵の攻撃に備えるよ

あまり良い魔術ではないけれど、キミには相応しいかもね

「……終焉の怨嗟。憎悪の颶風。廓大し・結び・安寧を欺け。死にその身を窶す復讐者よ、敵を喰らう顎となれ。反逆の黙示録(リベリオン・アポカリプス)」

生を弄ぶ略奪者は、怨嗟と憎悪に喰われ、縷々たる苦痛に満ちた死を
復讐は何を生まないとは言うけれど、
それによって救われる魂というものもあると、ボクは思うよ


ブリッツ・エレクトロダンス(サポート)
黒豹キマイラのハッカー&EDM系DJです。
キマイラフューチャーの旧人類が遺した遺物(レリック)には結構興味があります。

得意分野:音楽(EDM)、電子機器や蒸気機械のハッキング、SNSを辿ったりする情報収集

ユーベルコード:
・「攻性プログラムによる射線・視線の阻害」「敵移動地点先読み封印バッチ」など、妨害型サポート戦術を使う傾向有。
・また、疾風神雷による衣服の全損を躊躇わない傾向もあります。

行動面:
・多少の(怪我などの)リスクで大きなリターンが得られるなら躊躇はしません。
・割と常識人、というかツッコミ陣営です。

その他注意事項:
・マタタビを与えてはいけません。大きなにゃんこになってしまいます。


主・役(サポート)
スベテヲクラウモノの封印を解くことでゲームでは一定ダメージ毎に増えた攻撃手段を全て解放。最初から火事場モードだよ。
限界突破した継戦能力による無駄に高い耐久力と回復力に、オーラ防御による各種耐性の高さでエンドコンテンツボスとしての威厳と存在感を魅せつけるよ。
強靭な顎による捕食はどんな防御も貫いて噛み砕きます(鎧無視攻撃/鎧砕き/部位破壊)。
生半可な攻撃は捕食して自身のリソースに変換(盗み攻撃/大食い/捕食/吸収属性攻撃/カウンター/力溜め)。
大量召喚系はボーナスタイム☆おやつとして捕食し蹂躙しちゃうよ♪


 エウロペ・マリウスは上空から攻撃の機を窺ったが、サリーナは油断なく熱波を広げてエウロペをけん制する。

 サリーナはエウロペに向けて憎たらしい笑みを浮かべると、

「愚かな浅知恵で、私を狩れると思ったのですか?」

 エウロペは、治療と称して魂を奪うために疫病を蔓延させたサリーナを指して言った。

「キミも浅知恵を絞るのは得意みたいだね」

 ――ボクはそういう手段が一番許せないよ。

 冷めた表情を向けるエウロペに対し、サリーナは容赦なく熱波を放つ。再度放たれる熱波に対し、エウロペは氷の結晶を盾の形に出現させて凌ぐ。

 蛇たちのサークルの中央に陣取るサリーナは猟兵らを寄せつけず、フレットも同様に放射状に放たれる業火に苛まれる。

 ゲームのキャラ、アバターを憑依させることでその能力を引き出す主・役。役は見る者の恐怖心を煽り、トラウマを与えるような姿を借りてサリーナに挑む。

「とっておきのアバターを使う時が来たね♪」

 血の涙を流しながら微笑み、全身にイバラの紋様を浮かび上がらせ、おどろおどろしい空気をまとう役の姿。自身を超強化した姿を見せつけると共に、役はその身に代償を受ける。

 流れ続ける血涙を散らしながら、役は常人離れした獣のような動きでサリーナへと突進した。

 蛇のサークルを難なく飛び越える役に対し、サリーナは蛇たちを絡ませた片腕をかざす。しかし、役がその腕に噛みつくのは想像できなかったようだ。

 蛇たちに分厚く覆われた片腕に喰らいついた役は、強靭なアゴでぶちぶちと蛇たちの体を裂く。蛇たちをものともせずに、役の歯はサリーナの皮膚にまで達した。

 役はサリーナの腕を噛みちぎりそうな勢いで迫ったが、やはり放たれる業火が役を阻む。役を吹き飛ばしたサリーナは、同時にフレットをもけん制する。

 フレットも役もがむしゃらにサリーナへの突進を試みたが、襲い来る業火が弱まることはなかった。しかし、次にサリーナが業火を放った直後、目の前の映像は歪み、炎がかき消える。

 物理世界にまで干渉する電脳魔術を操るブリッツ・エレクトロダンス。電気信号の乱れを発生させるように、サリーナの攻撃にノイズを生み出すことで、炎を阻害する。

 拳銃を構えて狙いを定めるブリッツは、

「封印プログラム、起動完了! ――」

 思うように炎を放出できないサリーナを銃撃する。ブリッツはサリーナの注意を傾けることで、役とフレットの攻撃を後押しした。

 ブリッツの目論見通りに2人は攻めかかり、圧倒的な力押しでサリーナとの接近戦へもつれ込む。

「……終焉の怨嗟。憎悪の颶風。廓大し・結び・安寧を欺け――」

 サリーナが2人の対処に躍起になる隙に乗じて、エウロペは加勢を呼び寄せるための詠唱を開始する。

「死にその身をやつす復讐者よ、敵を喰らう顎となれ。反逆の黙示録――」

 ――リベリオン・アポカリプス!

 やがて低く垂れ込める暗雲が、何かを連れてきた。

 暗雲の向こうからやって来たのは、浮遊する船。憎悪と怨嗟の象徴たる骨船が、無数の怨霊を乗せて地上へと着岸する。

 怨霊たちが一様に手にしているのは、太く長い毒の針。無念を晴らすため、怨霊たちはサリーナ以外には目もくれずに進攻していく。

 ――あまり良い魔術ではないけれど、キミには相応しいかもね。

 疫病によって苦しめられた怨嗟の形を手にしている怨霊たちを眺めながら、エウロペは思った。

 サリーナは次第にその数に圧倒され始め、際限なく進攻を続ける怨霊たちに辟易する。

 罪のない村人たちが疫病に蝕まれたように、サリーナも毒針によって苦しみを味わいながら追い詰められていく。

 フレットは怨霊を吹き飛ばす勢いで槍を振りさばき、サリーナに向けてこん身の一突きを放った。それを胸に受けたサリーナは、両足を後方へ滑らせながらも踏みとどまる様子を見せた。しかし、傷口からは大量の血があふれ出し、その場に大きな血溜まりを作り上げる。

 サリーナは血溜まりの中に沈むようにして最後を迎え、その体は骸の海へと排出されていった。
成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴


第3章 ボス戦 『神を貫く者フレットクラマーレ』

POW ●去ってください今を生きる英雄達よ。死なせたくない
【胸の邪法の要となった槍を引き抜き】【胸から猛毒の鮮血を吹き出しながら】【嘗て救った人々の信仰心】を宿し超強化する。強力だが、自身は呪縛、流血、毒のいずれかの代償を受ける。
SPD ●邪魔はさせません。神を封じる邪魔は・・・
対象のユーベルコードに対し【角からほのかな炎のような輝き】を放ち、相殺する。事前にそれを見ていれば成功率が上がる。
WIZ ●女神の苦しみをあなたに
攻撃が命中した対象に【女神と同じ目と胸を貫かれる苦しみ】を付与し、レベルm半径内に対象がいる間、【目と胸の傷から体内を腐らせる毒】による追加攻撃を与え続ける。
👑8 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は白石・明日香です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


「ヴ……ぁ……、あ……ア」

 仇敵と呼べるサリーナを討ち取ってもなお、その破壊衝動が止むことはないのか――フレットクラマーレは鼻息荒く周囲の猟兵らを見渡した。

 明らかに正気ではないフレットの持つ空気が、戦いを促しているかのように思えた――。
エーデル・グリムワール
当初の予定通りに双翼が残りましたね、それなりに疲弊はしているようですが…あの戦闘能力は侮れません。

●策
しかしだからこそ、ここまで双翼を観察しその能力を【学習力】を活かして把握してきたのです。
疲弊しているとも機動力と火力は桁外れ…ここは【総攻撃命令】で一気に仕留めましょう!
私が【集団戦術】指揮を執り、弓兵隊は【制圧射撃】で双翼を牽制、加えて魔術師隊が【結界術】を用いて重圧をかけ飛行を抑制、大盾騎士隊の【盾受け】援護を受けた長槍部隊による【団体行動】で包囲突撃を敢行し全方位から双翼を一斉攻撃!

これは世界を懸けた戦いなのです、どんな手を使っても必ず勝たねばなりません。

●アドリブ歓迎


アレクサンドラ・ヒュンディン(サポート)
人狼の力持ち×ミュータントヒーローです
普段の口調は「女性的(私、あなた、~さん、なの、よ、なのね、なのよね?)」、気にいったら「無口(わたし、あなた、呼び捨て、ね、わ、~よ、~の?)」

性格は内気で人と目を合わせるのが苦手ですが、人嫌いなわけではなく事件解決には積極的です
戦闘スタイルは力任せで、ダメージはライフで受けるタイプです

日常や冒険の場合、食べ物があるとやる気が増します

ユーベルコードは指定した物をどれでも使用し、多少の怪我は厭わず積極的に行動します。他の猟兵に迷惑をかける行為はしません。また、例え依頼の成功のためでも、公序良俗に反する行動はしません。
あとはおまかせ。よろしくおねがいします!


エドゥアルト・ルーデル(サポート)
『ヒャッハー!頭ねじ切ってオモチャにしてやるでござる!!』

口調:拙者、名字+氏、~でござる、~ですぞ
属性:混沌・悪

弱きを困惑させ強きを嫌がらせの果に弄り倒す正義なんてどこ吹く風なゴーイング・マイ・ヒャッハー系

シリアスな空気だと破壊するか自分が爆発する
可愛い女の子を見れば興奮する変態
エンジョイ&エキサイティングをモットーに好きなように生きて好きなように死ぬギャグキャラ
オタクらしく戦闘中でも状況に有ったセリフやパロ技を適当にぶっ込みながら戦う様はイカレポンチすぎて敵味方問わず困惑と驚愕させることに定評がある
公言しないが空軍のパイロット


エウロペ・マリウス
どのような理由であれ、
その身を狂気に染めた苦しみから解放してあげないとね

行動 WIZ

相手の攻撃は厄介なので、まずは【オーラ防御】と【結界術】で防御を強化
万が一、攻撃が通った場合のためにも、【呪詛耐性】【毒耐性】で対応できるようにしておくよ
そして、

「虚実を喰らう獣。纏い・砕かれ・混濁に沈み、朔に眠れ。華鏡は虚月に彷徨う(ルナ・スペクルム)」

キミが何を想い、狂気に身を窶したのかは知らない
でも、せめて最後は幸せな幻を

動きを封じられたならば、その隙に
【属性攻撃】の氷属性による火力強化をした
【高速詠唱】で手数を増やした
【誘導弾】で命中率を共に強化して【一斉発射】するよ


 エーデル・グリムワールは手にした剣を掲げ、続々と兵団を召喚する。

 サリーナとの戦闘を経てもなお、フレットからは衰えぬ覇気を感じる。

 ――あの戦闘能力は侮れません。

 戦略家としての手腕を発揮しようと、エルザは仁王立ちになって指揮を執る。

「一気に仕留めるのです!」

 エーデルは弓兵隊に射撃の指示を出すことでフレットをけん制しつつ、一方で魔術師隊に結界術の完成を促していた。魔術師隊による結界はドーム状に一帯を覆い、フレットの飛行能力に対処するため、空高く飛翔するのを妨げる壁となる。

 結界の存在に気づいたフレットは、魔術師隊諸共エーデルを蹴散らそうと動くが、

「ヒャッハー! ぶち殺してやらー!!」

 増援として駆けつけたエドゥアルト・ルーデルは、オートマチックライフルの引き金を躊躇せず引いた。

 被弾するフレットに対し、同じく増援のアレクサンドラ・ヒュンディンは、

「あなたには、ここで散ってもらいます」

 決戦に臨む強固な姿勢を覗かせると共に、その眼光はより鋭さを増した。

「うぅぅぅぅ……があぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 人狼であるアレクサンドラは、自らの姿をより獣に近い状態へと変化させていく。鋭い爪を備えた両手、顔はより狼へと近づき、アレクサンドラは獣人そのものの姿へと変貌した。同時に、空には前触れもなく暗雲が立ち込める。やがて赤黒くほとばしる雷が、空から地上へと雷撃を放ち始める。

 次々と地上を穿つ雷撃が地面を砕き、うかつに動けば雷が直撃するだろう。

 動きを抑制されるフレットに対し、エドゥアルトは雷撃がほとばしる中を疾走する。雄叫びをあげてライフルを連射し、エドゥアルトはフレットの注意を引きつける。

 フレットはもう1つの短剣を構え、勢いよくエドゥアルトに向けて振りかざした。その瞬間、フレットの一振りは衝撃波となってエドゥアルトを襲う。フレットはエドゥアルトを追撃しようとするが、発生する雷に加え、エーデルの弓兵隊からも妨害を受ける。

 吹き飛ばされたエドゥアルトを一瞥しながら、アレクサンドラは獣人の姿でフレットに挑む。普段の少女の姿に似合わず、アレクサンドラはその腕力を武器に力任せに攻撃を仕掛ける。

 怒涛の勢いで拳を放ち、鋭い狼の爪でもフレットを切り裂こうと果敢に挑んだ。アレクサンドラの爪がフレットの肩をかすめた瞬間、フレットは口元を歪ませた。その直後、フレットの一突きがアレクサンドラを仕留める勢いで放たれる。しかし、僅かな差でアレクサンドラの反応の速さが勝り、アレクサンドラはフレットの間合いから飛び退いた。

「うぉぉーっ! 死なばもろともーっ!」

 すると、エドゥアルトは一気にフレットとの距離を詰めてきた。エドゥアルトは四次元からでも引きずり出してきたのか、タル並みに巨大な電子爆弾を抱え、

「食らいやがれでござるー!」

 フレットの足元目掛けて叩きつけた。アレクサンドラはエドゥアルトの行動に青ざめながらもすばやく退避した。

 叩きつけた衝撃によって爆発が起こり、その破壊力は地面一帯を吹き飛ばすほどだった。

 エーデル率いる兵団の一部は、バリケードのような大きな盾を用いて爆破の衝撃からエーデルらを守った。土煙が漂う中、更に兵士たちは動く。フレットを包囲しようと動く兵士たちは、槍を構え隊列を組む。濃い土煙の向こうにフレットの影を捉え、槍兵たちは一斉に切っ先を突き出した。

 フレットもただでやられるばかりではない。力任せに槍兵たちの包囲を崩し、猟兵らに攻撃を仕掛ける。盾兵ごとエーデルを押し込もうとするフレットに対し、エウロペ・マリウスは氷結の魔法を駆使して対抗する。

 結界術を張り巡らせたエウロペにより、フレットの槍は氷の結晶に阻まれて弾かれる。エウロペは盾兵に守られるようにして攻撃の機会を窺っていたが、フレットの動きを封じ込めようと詠唱を始める。

「虚実を喰らう獣。纏い・砕かれ・混濁に沈み、朔に眠れ――」

 がむしゃらに防御を破ろうと迫るフレットを目の前にしても、エウロペは冷静に詠唱を続けた。

「華鏡は虚月に彷徨う――」

 ――ルナ・スペクルム!

 エウロペの能力により、フレットの背後には突然巨大な万華鏡が出現する。

 万華鏡を警戒するフレットは、筒状の覗き穴から何かが出てくる気配を察知した。月光のように輝く竜の姿が万華鏡から現れ、フレットはまっすぐに向かってきた竜を反射的に斬りつけた。すると、竜の体は砕け散り、紙吹雪のように宙へと舞い踊る。無数に散らばる竜の欠片は、まるで万華鏡の中そのものを現していた。

 ――キミが何を想い、狂気に身を窶したのかは知らない。

 輝く無数の欠片の中で、放心したように佇むフレットの姿を見つめながら、エウロペは思った。

 ――でも、せめて最後は幸せな幻を。

 エウロペの魔術により、暴走していたフレットは途端に動きを止めた。

「長槍部隊、今です!」

 ――これは世界を懸けた戦いなのです、どんな手を使っても必ず勝たねばなりません。

 エーデルはエウロペの術中にかかったフレットに向けて、長槍部隊を仕向けた。

 包囲攻撃をまともに食らったフレットは、一層雄叫びをあげて暴れ出す。フレットが兵士らの包囲を崩して突進する中、エウロペは浅いながらも傷を受ける。

 エウロペは両目や胸が痛みで疼き始めるのを感じたが、フレットの呪いに翻弄されている場合ではないと、自身を奮い立たせて戦いに臨む。

 フレットの抵抗にも緩みが出始め、猟兵らの苛烈な攻撃に晒され続ける。エウロペによって生み出された魔力による誘導弾がフレットを襲い、防ぎ切れずに命中を許す。

 爆炎に包まれた直後のフレットは、よろよろと猟兵らの前に進み出るが、遂に力尽きる。地面に四肢を預けた瞬間、フレットの体は骸の海へと排出されていく。泡のように崩れ散っていくフレットの体と共に、きらめく万華鏡の欠片が舞い踊った。
成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴

最終結果:成功

完成日2020年09月17日
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