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パラサイト・キングの書斎(作者 にゃあら
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●メランコリアの信仰
 茫々と嘲笑う『空間』は乱雑に書物を重ねていた。意味の解せない文字列が哄笑し、無数の寄生体(パラサイト)が吼えている。銀河とも宇宙とも認識出来る『現実』が眼を逸らせば、異常な『楽園』が完全(かんせい)するに違いない。罪を忘れた屍の王は【蒼】に染まりながら孵化を待ち望む――哀れな憐れな人類は、絶望の底から掬い抱かねば成らない。喪った知性も記憶も枷と見做せば至福だろうか。嗚呼。悪魔の奴隷は何時だって、契約書を破りはしない。取り込んだ特性を弄びつつ、包まれた脳味噌を叩き付けた。
 儀式はひどく簡単なもので、オマエの顔面は口腔だけだ。

 ――杞憂など吐き散らして終えば好い。
 何者も虐げられない世界の為に。

●グリモアベース
 テケリリケテルリリ・テケリリテケリャア(ロード・ケテル・f16871)は君達の前でおぞましくも蠕動した。その血肉が巡る度に強烈な『感情』が伝わってくる。ああ。そんなにも『今回の予知』は恐ろしい類なのか。誰かが唾を呑み込んだ。
「完全なる邪神を『予知』した。此度の相手は真っ『蒼』な連中らしい。ちなみに鍵は【寄生体】だ。この【寄生体】を通じて超次元の渦に転送する」
 寄生体が鍵。そう聞いた猟兵達は顔を顰めるだろうか。蛆虫を思わせる形状が、如何にも『転移』への抵抗を働かせる。それでも往くしかないのだが。
「邪神の嗜好か何かは解せないが、此度の『渦』は無限に広がる書斎らしい。其処で戦闘を行うのだが、まあ、貴重な本も読めなければ意味がない。存分に暴れる事を推奨する――兎角。貴様等も知っているだろうが『完全なる邪神』は第三形態まで存在する。第一形態では『無尽蔵』だ。個々が『邪神そのもの』故に一対多では倒すに不可能。確実に削って往くのが重要だ。そうして第二形態は融合。第一形態を倒した分だけ弱体化する。最も『しても』強いのに変わりはない。油断はするな――最後に第三形態。脱皮して『完全』に到達する。この邪神は【先制攻撃】を行ってくる。防御回避の対策なしでは【失敗】してしまうだろう……此処に集った貴様等は覚悟充分と飲んで好いな? 宜しく頼むぞ」
 グリモアが輝いて。





第2章 ボス戦 『青の使徒』

POW ●アストラルカノン
【光速で飛翔しながら繰り出す大鎌による一撃】が命中した対象に対し、高威力高命中の【魔力砲】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD ●フェイタルコール
戦闘用の、自身と同じ強さの【戦闘特化型に進化した青の従者】と【後方支援型へ進化した青の従者】を召喚する。ただし自身は戦えず、自身が傷を受けると解除。
WIZ ●崇拝の顕現
戦場全体に、【信仰に背く者を失敗させる空間】で出来た迷路を作り出す。迷路はかなりの硬度を持ち、出口はひとつしかない。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はナハト・ダァトです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 たえた荊肉の連なりが、書斎の中心で『融け』在った。悪夢を思わせる信仰(ヨロコビ)が淡々と『ひと』の貌(カタチ)を成して往く。ずるりと生えた結晶(カタマリ)が翼と成れば、最悪なほどに信臭(シシュウ)が戯れる――背くなかれ。歯剥くなかれ。枯れる事なき救世への麺麭(にく)が、酔艶に貴様等を覗き込んでいる。さあ。抱きなさい。さあ。導きましょう。我が主の『願う』虐げのない世界が為に……。
 聖なるかな。底に『生』成るは存在しない。
叢雲・凪
SPD アドリブ・連携歓迎

「どうも アポカリプス・ボサツ・ヒューマノイドさん ジンライ・フォックスです」(使徒の前で奥ゆかしく手を合わせて挨拶 【礼儀作法】)

「なるほど… クリーチャー転じてボサツか…」
静かに腕組みを解いて 正面に腕を交差して構える特徴的な構え 【叢雲流迅雷カラテ】の構えをとる。

「なるほど… 分身能力か… 厄介だな」
(ダッシュ+見切り+カウンター+ジャンプ で回避行動)

「ならこっちも出し惜しみは無しだ…」
(マフラーを引きちぎり 夜天九尾を発動 尻尾1本につき10秒 最大90秒のあいだ人知を超えた速さで動ける。属性攻撃+ダッシュで迅雷高速攻撃!)

「こっちは数より速さだ…」


 思惟(強い)するには荊肉(カタマリ)が獣の数字じみて在った。輪郭を得た眼球は『隠された』もので、生え揃った青色は死を越えた『者』の証だろうか。否だ。彼女も死骸の一個で有り、崩れ欠けた器に魂(おもい)を注ぎ込んだ悪魔と解せた。水晶の煌めきた茫々を反射し、与えられた信仰(かんがえ)だけを語っておよぐ――埒外の為すべき事柄は変わりない。遭わせた貌の下ほどで、合わせた掌は稲光に等しいのか。面を前に背を曲げれば正しく戦場は『ひと』との繋がり――どうも。アポカリプス・ボサツ・ヒューマノイドさん――狐の面は騙していない。吐いた嘘は必ず己に戻ってくるものだ。化物転じて怪物(ボサツ)とは。されど殺す事に『代わり』ない。正体は最初から暴かれて在るのだ。ほどいだ腕組みは合図だろう。嗚呼。十字架めいて神に抗え。
 特徴的な構えにも『神』の使いは狼狽えない。如何なる存在でも『神』の世界では平等なのだ。ぬぞりと孵化(おちた)従者の輪郭は、再びの荊肉(デモノイド)と説けた――進化を得た二つの個体が咆哮し、貴様の魂を掴まんと――『空』を壊した。先程の戦闘で『それ』の動きは理解していた。厄介な巨腕を躱しながら降り注ぐ鉄の塊を退ける。きしみが幕開けと謂うのならば、出し惜しみする余裕はない――引き千切った布(マフラー)が大雷の色を膨張させた。夜天九尾(キサマ)は何秒間『己』を殺しに駆けるのか。化けた身(しんぞう)が前動(蠕導)し……速さだ。この翻弄に隙は無い――荊園(にく)を越えて菩薩(クイーン)を屠れ。

 人知。神知を追い抜いて終え。
 ――残るのは尾の陰。
成功 🔵🔵🔴

檪・朱希
アド・負傷◎
WIZ
今気づいたけど、守護霊の雪が居ない……けど、そう言ってられない。
まだ、傷跡は痛む。でも燿、止めないで。この力を使って、戦わないといけない!
(狂気耐性)

UC発動、それと限界突破。
傷跡の痛みも、全身の痛みも加速する。
聞き耳と情報収集で従者の行動を予測して、空中浮遊で回避。

限界突破した一撃を本体に叩き込む。
私はまだ知らない、全てを破壊する、黒紫の蝶の波動を叩き込む(精神攻撃)。

虐げのない世界……そんな世界があったらとは思うよ。
こんな目と髪だから、村全体から迫害を受けた。
でも、そんな過去があったから、今の私がいるんだ。
(例え、まだ思い出す度に苦しくて、辛くても。前に進みたいから。)


 太陽が無くても冷たさは勝手に溶けていく。されど現状『失せた』者に気付いて狼狽えている余裕はない。それでも気を静める事は難しいが、耐えている己は人間では在らず……痛い。傷い。刻まれた印が脳髄に到達すれば『意識』がふれて、散り散り寸前の最悪だ。でも。止めないで。留まった瞬間に『おちて』しまう。引き千切れそうな生命を慰めるように燿が――狂気に苛まれないだって? 既に陥っているのだよ。女の声が茫々を包み込んだ。呼び声が卵胞を吐き出して、堕した青色が従った。
 限界の線を踏み越えた。身体の節から臓物までが『死』を直感して絶叫している。思考を走らせて鈍痛と激痛の波を無視しろ。従者どもの動きを見据えて、定められた行動を暴く。荊肉(カタマリ)のうねりが重なっていた。真逆、私の目眩くでは『ない』だろう――何せ双眸は違う色彩なのだ。虐げのない世界に魅力を感じている?
 解除(アンロック)――為すべきは青色の『なき理性』か。鼓動(なみ)が黒紫に羽搏けば、輪郭(にく)を壊す為に爆ぜていく。叩き込まれた蝶々が、一体一体を処理して破せる。受けた『迫害(もの)』が消える事など、最早……。
 えぐられる。はさまれる。切断される……想像が幾度も大笑いだ。捕まれた胸が揺さぶられ、べちょりと幻(み)えたのは赤い絵の具か。そんなものが在るのだから。今現在の『私』がいるんだ。想った事に嘘は塗れない。

 ――悪魔が奴隷になっていた。
成功 🔵🔵🔴

カタリナ・エスペランサ
“卑賤下劣の紛いが我ら同胞の似姿を騙るか”……だってさ
御使いを気取るには良い姿だ。それが逆鱗に触れたらしい

【失楽の呪姫】発動、激昂する魔神の魂の励起に伴い《範囲攻撃+神罰》能力を強化。
《オーラ防御》も兼ねて衣のように身に纏う炎の性質は《属性攻撃+ハッキング+焼却》、森羅万象を蝕み終焉の概念で塗り潰す破滅の劫火だ
《封印を解く+ドーピング+限界突破》で更に出力を増強、《全力魔法+多重詠唱+2回攻撃》で繰り返し劫火の波濤を全方位に叩き付ける

我ながら攻防一体はいいけど単調なのは頂けないね
《継戦能力》で消耗を抑えてる内に敵の隙を《見切り》黒雷の《属性攻撃+貫通攻撃+スナイパー+暗殺》で本体を撃ち抜こう


 降り注いだ硫黄の有り様は、明らかに頽廃への裁きで在った。つもりにつもった荊肉の骸どもが『真似』する茫々は冒涜的に違いない。卑賤下劣の紛いが――肉々しくも憎々しい『その』目隠しは視ない為か。御使いを気取るには最適な輪郭だが、如何せん中身が苛立たしい。ふれた逆鱗が戻る事も直る事もなく、たれ腐った青色に『不死』は赦されない。失楽(ロスト)。その意味も失った【平坦】への信仰者。異端者。怪物(モンスター)はベヘモットと説くには可食ではない――劫火が齎すものは『理解』容易い物語だ。書斎にあった書物が、無碍に焚かれて逝く……森羅万象は等しい脆弱。魔神は何故に追放されたのか。ああ。叛の遠吠えが空間を震わせる。
 もえる。もえる。荊肉(カンムリ)から解けて融け、蝋の如く使用されて往く。膨張する『破滅』の超越性(エネルギー)からは何者も逃れる術を持てない。攻防一体の完璧な『埒外』が、一帯を焼き尽くすべく『呪』を謳わせた――少しだけでも最悪(この)状況だ。焼き焦げた塊も得られない。
 ぼとりと絶えた青色の向こう。阿鼻叫喚の端っこで『使者』が絶望を見つめていた。反応可能な脳味噌(きのう)はこぼれ、晒された人型は魔の餌だ――落ちた黒雷が心臓(したい)を灰へ。単調で何が悪いと謂うのか。

 ――裁きとは思ったよりも『わかりやすい』ものだ。
成功 🔵🔵🔴

カイム・クローバー
化物同士が混ざり合った姿にしちゃ、随分と美人寄りの姿だ。ま、そうじゃなきゃ導くだとか、虐げの無い世界だとか、宗教活動は出来ねぇよな。

大鎌による一撃を【見切り】、躱す。【第六感】も重ねて挙動を見切るぜ。
おいおい、邪魔者は力尽くで排除ってか?見た目の割に強引だな。宗教には不慣れなんだ。もう少し優しく指導して貰いたいね。【挑発】を交えながら、UC。
再度、大鎌による一撃を増加した戦闘能力と【残像】と【見切り】で躱して、二丁銃を至近距離で【二回攻撃】と【クイックドロウ】、紫雷の【属性攻撃】で叩き込む。

――悪ぃ、忘れてた。背くなかれ、だっけ?どうにも、俺は宗教には向いてないらしい。お行儀悪くてすまねぇな。


 秩序を排するには混沌の首が不可欠だ。化物(クリーチャー)の荊を絡めて模った『もの』が美しい所以は理解し難い。されど『使者』と伝えれば容易く手繰れる。人々を導く為には外見が重要だ。その眼球が騙されてしまえば、世界は救いを求めるだろう。雲泥の差を許せない『神様』風情が、不正と呼ばれる魔性を垂らしている――宗教活動。もしくは『釣り』は出来ねぇよな。ふつりと宿った渇望(ジゴク)が揺れて、劫火に反応したのは人間(のう)と頷ける――天を翔けた『あんた』は酷く遠くに想えて仕方がない。加速。高速。光速だ……拘束された思考回路の断面を確かめるべく。
 おいおい――邪魔する者は力尽くで排除せねば成らない。神様の為ならば『壁』を壊さねば為れないのだ。しかし『大鎌』は見え見えの感情で、目玉を隠してもモノを謂う。強引な女は嫌いないのか。否か。そんな暴力的な『聖母様』など居やしない。もう少し優しく指導して貰いたいね――結晶が罅割れた。
 便利屋の挑発に『のった』のは神の為に。蒼色の為と散らせる故か。所以を語れない『虐げ』を行い続けたのは【あんた】だろう。迅雷が怒りを受け流し、紫が荊を塗り替える――至近距離。双頭(オルトロス)の咆哮が柔らかな肉を貫く。痺れた臓腑が血を噴き出して、その色を確かめる必要はない。

 悪ぃ……忘れてた。背くなかれ。そうだった。手折れた『カタマリ』は掬わない。こげにくは直ぐに雲散するのだ。どうにも、俺は宗教には向いてないらしい。お行儀悪くも手は合わせない。すまねぇな――骨付き肉はがぶりとやれよ。
成功 🔵🔵🔴

波狼・拓哉
おやこれは綺麗なおねーさん
一曲一緒にどうですか…なんてね?

ま、踊って貰うのはミミックですけどね
共演…狂演って所ですかね?さあ、化け害しましょう、ミミック
思考混線といたしましょう
戦闘特化と後方支援…どちらも特定行動以外の乱れで大きく隙が出来そうですね

自分は衝撃波込めた弾で召喚された従者を適当に狙いつつ、戦闘知識、第六感、視力、演技で従者の隙を誘発、見切り使徒に一撃撃ち込む

背くも何も最初からどこも見てないってのはどう判定してくれるんでしょうかね
まあ、聞いた所で向く気はないのですが
ミミック、そのまま喰らって貰っていいですよ

(アドリブ絡み歓迎)


 誰もが前を見てはいない。己の他も変われずに、救いに縋っても見当違いだ。如何か天と地の果て々てに疲弊感を置いてくれ。書斎で暴れ回るなんて人として狂乱しているのか。眼球を覆い尽くせば何も解せない故に『世』を省くならば哀れだろう――おや。これは綺麗なおねーさん。舞台へと手を引いたならば、音無い宇宙の中心で『一緒に踊って』くれないのか。一曲どうぞと囁いても『微笑み』は別方向に注がれる。そもそも捧げる笑顔も無いのに、何が平等と叫ばれるのか――ま。共演。狂演するのは【化け物】同士だ。さあ。化け害しましょう『ミミック』。此処が箱庭だと告がれた瞬間、唆す紐状は『匣』を嘲る。思考混線で嗜好曖昧だ。その果実は全く、魅力的に映るのだろう――突撃したうねりは『熱』の為に噛み付いた。
 洗われる泥は粘り着いて、乞う事を忘れた荊肉(デモノイド)を食む。阻害された行動の内に『衝撃』が生じて削れていくのだ。人と人の軋みが孕む悪循環が如く、丁寧に滅んで失せれば好い。背くも何も最初から『定まって無い』のだ。聖女様は『如何』判定する――宙吊りの男が隙間を狙い、その顔面よ爆ぜてくれ。

 聴いても訊いても『向く』意味も知らない。
 ――そのまま禁忌を冒して嗤え。
 喰らってもらっていいですよ。
 ――箱に胃袋でも在ったのか。
成功 🔵🔵🔴