●海の世界へ
「グリードオーシャンで、メガリスをみつけたのです!」
ウェリナ・フルリール(ちいさな花騎士さん・f13938)は、予知を聞きに来てくれた猟兵達に一生懸命ぺこりと頭を下げてお礼を言った後、見た予知を語り始める。
「そのしまにいくために、かいぞくさんのおふねで、こうかいするのです」
まずは目的地である無人島に向けて、鉄甲船で航海をすることになるが。
特にその航海において、何か事件が起こるとは予知されてはいない。
なので、のんびりと無人島に着くまでは海の旅を楽しめるというが。
「リナ、みたのです。しまにいくとちゅうに、うみのおはなばたけにイルカさんがいっぱいいました!」
その道中に、夏色に彩られた海中で遊ぶイルカの群れが見えたのだという。
イルカだけでなく、カメやクラゲや魚、沢山の海の生き物達が悠然と遊んでいるようだ。
そこは魔法がかかったかのような、夏の花が咲き誇る海の底。
海中に咲く魔法の夏の花が呼吸する際に出す空気で、その一帯は海の中でも息が出来、会話も可能なのだという。
鉄甲船の海賊たちの粋な計らいで、暫しその海域で船を停めておいてくれるというし。イルカや魚たちなど海の生き物たちが好物だという金平糖の様な星型の餌をくれるので。
そっと餌をあげてみたりすれば、きっと仲良くなれるだろう。
仲良くなれば、イルカやカメの背中に乗せてもらったり、一緒に並んで泳いで、花咲く海中散歩を楽しむのもいいし。夏の花咲くお花畑でおやつをあげて仲良く過ごしてもいい。また、海の生き物たちと直接触れ合わなくても、夏の花咲く海中を泳ぐイルカや魚やカメ、クラゲたちなどを眺め、まったり過ごすのもいいだろう。
「そしてしまについたら、メガリスをさがしてほしいのです」
だが、少々メガリス探しには手こずるかもしれないという。
「このしまのメガリスは『きんのどぐうさん』で、つちにうまっていたのですけれど」
それが何の弾みか、ひょこりと土から顔を出しているのだという。
――けれども。
「このしまには、もっもふもなひつじさんがたくさんいて、どぐうさんがかくれちゃっているのです」
金の土偶さんをまるで隠すかの様な羊の群れが島には在るのだという。
なので、沢山のもっふもふな羊さんをかき分けて、ぴょこりと顔を出している土偶さんを見つけて欲しい。
だが、メガリスを発見しても……それを横取りしようとする存在があるという。
――それは。
「パンダさんなのです」
そう、パンダ。
このパンダさんは、宝物やキラキラした物が大好きな、すごくもふもふしたのんびりパンダさんだという。そして見つけたキラキラを、背負っている籠の中に入れて集めているようだ。それだけ聞けば、ゆるキャラパンダさんのように聞こえるが……やはりパンダさんもコンキスタドール。キラキラしたものであるならば、物や人など問わず、しかも生死を問わず何でも入れるという、凶暴性も垣間見える。
なのでこののんびりもふもふパンダさんに、金の土偶さんを奪われる前に。
さくっともふもふ退治して欲しいというわけである。
「メガリスを、パンダさんにうばわれるわけにはいかないのです。なのでみなさん、メガリスをみつけて、パンダさんのたいじをおねがいします」
ウェリナはぎゅっと相棒竜のピエールぐるみを抱きしめつつ。
最後にもう一つ、付け加える。
「このむじんとう、まだなまえがありません。なので、みなさんにおなまえ、つけてほしいなっておもうのです」
ウェリナはそうにぱっと笑んで、もう一度ぺこりと頭を下げてから。
掌に小さなお花をいっぱいに咲かせ、猟兵達を海の世界へと導く。
志稲愛海
志稲愛海です。
よろしくお願いいたします!
このシナリオは普段の運営方法とは異なり、少人数・短期間で完結の予定です。
※ご連絡※ 第1章のプレイングは、公開と同時に受付開始します。
成功度達成の目途が立ち次第、締め切らせていただきます。
受付や締め切り時間に関しては、各章MSページやTwitterでお知らせ致します。
今回のシナリオの内容は以下となっております。
お好きな章だけのご参加も勿論歓迎です。
第1章:夏花揺蕩う海の庭(日常)
第2章:探し物はどこだ?(冒険)
第3章:のんびりパンダのハイバオ(ボス戦)
1章2章は、POW/SPD/WIZは参考程度に行動いただいてOKです!
第1章では、夏の花咲く海中でのひとときを楽しめます。
できることは概ねOPの通りです。冒頭追加はありません。
星型の餌を貰っているので、イルカ等の海の生き物達と仲良くなれるかと。
夏の花咲く海中のお花畑で、どうぞお好きに過ごして下さい!
夏の花であれば、ヒマワリ、ハイビスカス、ブーゲンビリア、スイレン等。
色々な夏の花の花畑があります。
また、魔法の夏の花たちの呼吸で、花畑周辺一帯は呼吸や会話もできます。
第2章は、もふもふに埋もれたメガリスを探していただきます。
第3章は、現れたパンダさんなコンキスタドールとの戦闘です。
そしてもしよければ、無人島の名前も考えていただけたら幸いです。
公序良俗に反する事、他の人への迷惑行為、未成年の飲酒は厳禁です。
第2章第3章の詳細は、前章の結果を受け、追加OPを記載します。
●お願い
同行者がいる場合は【相手の名前(呼称可)と、fからはじまるID】又は【グループ名】のご記入お願いします。
ご記入ない場合、相手と離れてしまうかもしれませんのでお忘れなく。
それでは、ご参加お待ちしております!
第1章 日常
『夏花揺蕩う海の庭』
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POW : 海の生き物たちと戯れる
SPD : 海中探索、泳いで回ろう
WIZ : 海に浮かぶ花を楽しむ
イラスト:青谷
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
サラ・ルーチェ
外見年齢17歳程の朗らかで活発なエルフの少女です
緑色のビキニを着て夏の海にダイブします
私の出した調査プラン(フラグメント)が採用されてると聞いて来てみましたけれど、これは思いのほか楽しそうです
貰っていた星形の餌にも手伝ってもらってイルカと仲良くなったら水中を一緒に泳ぎます
これでも真剣に泳いでいるのですけれども、イルカにはかないませんね
でも合わせて泳いでくれるのは嬉しいです
群れの一員のようなつもりで泳いでいるけれども、向こうにしてみればまだまだ未熟な妹のようなところでしょうか
頑張りますね
降り注ぐ太陽の光を浴びて煌めく夏の海に、ぱしゃりと水飛沫が上がる。
ひらり色とりどりの花弁が舞う青海原へと勢い良くダイブしたのは、サラ・ルーチェ(光剣士・f00190)。
色白の肌に金の髪を持つ朗らかな印象のエルフの少女には、纏う緑色のビキニがよく似合っている。
いや……正しくは、少女の如き見目の、と言うべきか。人間と比べれば高齢であるとはいえ、部族の中では若輩者である彼女を少女と言っても、その外見からして誰からもケチはつかないだろう。
そして今回、提出していた調査プランを元にした予知をグリモアベースで聞き、この海の広がる世界へと赴いたサラであるが。
(「これは思いのほか楽しそうです」)
目的はメガリス探索とコンキスタドールの討伐という、任務の為ではあるものの。
また新たな見聞を広められるかもしれない期待を胸に、海中の世界へと身を投じる。
刹那、そんなサラの緑の瞳にも咲くのは、鮮やかな夏の花たち。
ゆうらり揺れる花々の間を虹の色纏う魚たちが泳ぐ中、ふと空の如き青を見上げれば、無邪気に遊ぶイルカたちの群れ。
そんなイルカたちに、貰ったお星さまのおやつをぱらりとあげれば。
キューと嬉しそうに鳴く彼らと、すっかり仲良しに。
そして一緒に、夏の海中の景色を並んで泳いでみるけれど。
(「これでも真剣に泳いでいるのですけれども、イルカにはかないませんね」)
サラの泳ぎも見事なものであるが、イルカたちはやはり、もう一枚上手な模様。
けれども、合わせて並んで泳いでくれることは嬉しくて。
手を伸ばしてその鰭にそっと触れてみれば、まるで手を繋いでいるよう。
そんなイルカたちとの海中散歩を、サラは暫し楽しみながらも。
(「群れの一員のようなつもりで泳いでいるけれども、向こうにしてみればまだまだ未熟な妹のようなところでしょうか」)
鮮やかな花畑を見下ろしつつ――頑張りますね、って。
イルカたちと共に、泳ぐ速度をぐんと上げてみる。
大成功
🔵🔵🔵
トニー・デリク
元軍人ということもあり逆三角形の逞しい体格の男性
口元のチョビ髭がチャームポイント
なまった身体を再訓練する良い機会だと完全な潜水用装備で夏の海へ
とりあえず潜入して偵察、という設定で行くか
水中に咲き誇る夏の花の花畑をカメラに収めながらゆっくりと水中を進んでいく
この花畑の生態系の情報も必要だね
続いて花の周囲を泳ぐ魚もカメラに収めていく
もしかしてこの魚たちは花の蜜が目当てだったりするのだろうか
そんな疑問も湧きつつ自らに課した偵察任務をこなしていく
あとでウェリナ君にも見せてあげようかな
この場に来られないグリモア猟兵を気遣うのであった
何処までも続くような青が広がる世界に降り立ったのは、海が似合う逞しい体格の男。
逆三角形の引き締まった身体に、口元のチョビ髭がチャームポイントなトニー・デリク(人間の戦場傭兵・f06611)は、普段ならばパリッと糊のきいたシャツやしわの無いスーツを纏い、整った身なりをしているのだけれど。
今、彼が纏うのは、完全な潜水用装備。
なまった身体を再訓練する良い機会だとやって来た彼は、いざ夏の海へ。
(「とりあえず潜入して偵察、という設定で行くか」)
トニーはそう、ゆっくりと水中を進んでいきながらも、海中の花畑にカメラを向けて。
……この花畑の生態系の情報も必要だね、と。
ぱしゃり、咲き誇らせ揺れる夏の花々に、シャッターを切っていく。
そしてその彩りや舞う花弁たちとじゃれ合うかの様に、花の周囲を泳ぐ魚にもレンズを向けてから。
眼前に広がる光景を撮影しつつも、ふとトニーは思う。
ゆらり揺れる花へと身を寄せるその仕草は、まるで蝶のようだから。
――もしかしてこの魚たちは花の蜜が目当てだったりするのだろうか、なんて。
そんな疑問も湧きつつ、それからトニーは出逢ったイルカやカメの群れと泳ぎ、その生態を記録に収め、自らに課した偵察任務をこなしていきながらも。
ふと、小花と戯れる可愛らしいフリルの様な鰭を揺らすお魚さんをカメラに収めて。
(「あとでウェリナ君にも見せてあげようかな」)
この場に猟兵を送る任務を担う小さなグリモア猟兵を気遣うのだった。
大成功
🔵🔵🔵
篝・倫太郎
水中で会話出来るとかナニソレ
んでも、今日は生憎と会話する相手もないし
イルカ餌付けして遊んで貰おっと
金平糖に似てんなぁ……
なんて、餌を眺めてたらイルカに突かれた
んー?喰うか?
差し出して見ればぱくり
それからくるり、身体を捻って……
お礼、かな?
イルカって可愛いよなぁ
なーんて思ってるとまたつんつん突かれて……
もっと?もっと喰うの?
問いながら餌をやったら伴泳しよう
いやいやいや、お前の速さには勝てねぇから!
ん?ナニ?着いて来い?
なに?お宝見せてくれんの?
着いて行けば
イルカの取って置きらしい
海水越しの陽の光と色とりどりの花
おー!すげぇ!
写真撮ってこ
防水バッチリのスマホでぱしゃり
良い土産が出来た!
あんがとな?
全く以て、世界は広く、まだまだ未知な部分ばかりであると思い知らされる。
(「水中で会話出来るとかナニソレ」)
どういう原理かは正直分からないが、海中に咲く夏の花の魔法なのだという。
けれど生憎、今回の任務は単身で赴いたので。
篝・倫太郎(災禍狩り・f07291)は話に聞いていた通り、呼吸のできる不思議な海の中、琥珀の視線を巡らせて。
(「イルカ餌付けして遊んで貰おっと」)
夏の花が咲く景色を見回し、イルカの群れを探してみる。
それからふと、煌めく空の様な海面へと翳してみるのは、小さなお星さま。
(「金平糖に似てんなぁ……」)
……なんて。
海の生物たちの好物なのだという星型の餌を眺めていたら。
――ツンツン、ツン。
不意に背中を突かれ、振り返ってみれば。
キューッと、お強請りするように鳴くイルカの姿が。
「んー? 喰うか?」
掌にいくつか星を乗せて差しだしてみれば、ぱくりと嬉しそうに口にして。
それから身体を捻って、くるりくるり。
(「お礼、かな?」)
――イルカって可愛いよなぁ。
なんて、微笑まし気に思っていたら。
「もっと? もっと喰うの?」
またまた、ツンツンしつつもキュッと鳴くイルカさん。
倫太郎はそう問いながらも、追加で餌をあげて。
すいっと夏の花咲く海を、イルカと共に伴泳する。
そして、ひらりはらり、鮮やかな花弁が遊ぶ海の中、並んで泳いで……いたのだけれど。
「いやいやいや、お前の速さには勝てねぇから!」
飛ぶようにすいすいっと泳いでいくイルカに、思わずそう声を上げる倫太郎。
でも……こっちこっち、と。
そう言っているかのように鰭をパタパタさせ、くるりと何度も倫太郎の周囲をじゃれる様に回った後。
またすいっと進むイルカさん。
そんな様子に、倫太郎はピンと閃いて。
「ん? ナニ? 着いて来い?」
……なに? お宝見せてくれんの? って。
玉手箱でもくれるのかと、その後に着いていってみれば――。
「おー! すげぇ!」
案内してくれた景色を彩るのは……イルカだけが知っている、とっておきのいろ。
差し込む海水越しの陽の光が、鮮やかに咲き誇る海中の花々をキラキラと飾って。
魚たちとじゃれ合うように舞っているのは、虹色に染まった花びらたち。
海の藍色と差し込む陽のいろが優しく混ざり合い、二藍のいろを作り出して。
緑色の葉の先には、琥珀の花が咲いている。
そんな眼前の風景を、やっぱり一緒に見たいから。
写真撮ってこ……そう倫太郎は防水機能バッチリなスマホを取り出して、ぱしゃり。
そして――良い土産が出来た! って。
懐いたようにすりすりしてくるイルカへと、そうっと優しく手を伸ばして微笑む。
――あんがとな? って。
大成功
🔵🔵🔵
終夜・嵐吾
ふ…いまこそ修行の時よ…
では虚、共におしゃべ…
えっ?付き合う気はない?いけず!
犬猫だけでなくぱんだ(乗り物)や…さらに……ゆうれ……いやあの時の事は思い出すまい…(ふるえ)
とにかく!めっちゃくちゃ色んなものとお喋りする友が羨ましい…とは違うんじゃけど
わしもおしゃべりしてみたいんじゃ!
そんなわけで海の生き物相手に修行…!
しゃべれるようになって、おお、と驚かせてやるんじゃよ
まずは修行の礼を先に渡して仲良くなろう
星型のか…掌に乗せてそっと差出してみよう
寄ってきてくれたら、まずは挨拶からか
こんにちはじゃよ!
……こんちはーじゃよー
……通じとるんかなこれ
まぁええか、最初は上手くいくはずもない
がんばろ!
眼前には、沢山のお魚さんたち。そして手には、お星さまのおやつ。
毛並みが自慢の灰青のふわもこ尻尾は、水に濡れてちょっぴりしょぼりとなってはいるけれど。
「ふ……いまこそ修行の時よ……」
新調したての炎柄の水着で気合十分に呟きを落とすのは、終夜・嵐吾(灰青・f05366)。
……一体、何の修行かって?
それは――色々なものとお話する修行です!
「では虚、共におしゃべ……えっ? 付き合う気はない?」
気合十分な彼とは逆に、全く無反応な右目のつれない茨のカノジョに、いけず! と嵐吾は零してから。
こうなれば、己の力のみでなんとかするしかない。
そう気を取り直し、夏の花咲く海中へと、きょろり琥珀の視線を巡らせる。
いや、羨ましい……とは、ちょっと違うのだけれど。
思い出すその顔は、いつも涼し気な笑みを湛える箱。
犬や猫は勿論、なんか乗り物のパンダとかとまで流暢に会話する友である。
いや、動物や無機物だけではない。
「さらに……ゆうれ……いやあの時の事は思い出すまい……」
……何でもない、何でもありません!
記憶に新しい幽霊さんのこと思い出したら、ふるえて泣いちゃうから……!
「とにかく! めっちゃくちゃ色んなものとお喋りする友が羨ましい……とは違うんじゃけど」
でも友が、そんな色々なものと本当に会話ができているかはともかく、超楽しそうではあるから。
やっぱり嵐吾もこう思うのだ。
――わしもおしゃべりしてみたいんじゃ!
というわけで! 今回海の生き物さん相手に、お喋りの修行に馳せ参じたわけである。
「しゃべれるようになって、おお、と驚かせてやるんじゃよ」
そう、ぐぐっとやる気漲らせる嵐吾。
しかし相変わらず、ウンともスンとも言わない虚。いけず!
けれど嵐吾も、何も無策なわけではない。
(「まずは修行の礼を先に渡して仲良くなろう」)
そう掌に乗せてみるのは、星のカタチをした海の生き物さんたちのおやつ。
それを、そうっと差し出してみれば。
「! イルカさんがきおった……!」
おやつにつられ、すいっと近づいてくるイルカさん。
そして尻尾をゆらり、ちょっぴりドキドキそわりとしながらも、第一印象大事!
まずは挨拶からと、試しにイルカさんに、元気に挨拶してみる嵐吾。
「こんにちはじゃよ!」
へらりとした笑みは人懐っこく、そして明るい挨拶はきっと好印象……のはずだけれど。
特に何か反応を示すことなく、あげた餌をはむはむ食べ続けるイルカさん。
そんなイルカさんに、もう一度。
「……こんちはーじゃよー」
今度は、友の様な涼やかな笑みを精一杯真似て浮かべつつ、挨拶してみる嵐吾だけれど。
「……通じとるんかなこれ」
嫌がられている様子もないが、会話しているという感じでも何だか全くない。
けれど、最初から上手くいくはずもないだろうから。
いつものように――まぁええか、って。
そう気を取り直しつつ、おやつをあげながらもめげずに。
わしは妖しくない狐さんじゃよー、と再び声を掛けながらも思うのだった。
修行あるのみじゃな――がんばろ! って。
大成功
🔵🔵🔵
呉羽・伊織
【花守】
浪漫ちっくな空間だな~
一夏の煌めく思い出作りには最高の舞台だよネ
――なのに、なんで?
どーしてオレの目の前にいるのは海坊主の如きごつい爺なの?
(余計なキラキラ&むごい現実から思い切り目を背け)
うわむさ苦しい上に暑苦しいから近寄るなー!泳げるわ!
寧ろ爺サンこそ張り切りすぎて足つったりすんなよ…
え、何?亀も何そんな張り切ってんの?
(※ぴよこは気儘にお留守番中)
いやいやいやオレはいいからお友達と遊んどいで!
ほら、おやつもあげるから皆で仲良く過ごそーネ!
現実逃避はしたいがそんな逃避行は求めてない(遠い目)
嗚呼…ホント綺麗な景色だネ…(可愛いイルカにそっと手を伸ば――すもスルーされたりしつつ)
重松・八雲
【花守】
おお、まるでお伽噺の様な見事な光景だのう!
イルカさん方や、儂も仲間に入れてもらえるかのう!
(キラッキラの無邪気な笑顔でわくわく近寄り)
おおそうか、では思う存分一緒に楽しもうぞ!
む、なんじゃ伊織?もしやお主泳げなんだか?今なら特別に、イルカさん達と共に手取り足取り泳ぎの特訓をつけてやるぞ!
何、ちゃんと元気に準備体操もしてきたで大丈夫じゃろ!
それよりも伊織よ、亀殿も何やらしきりにお主に構ってほしそうにしておるぞ
一緒に散歩のひとつでもしてあげたら如何か!
偶には二人きりでという事ならば儂も邪魔はせんでな!ごゆっくり楽しまれよ、亀殿!
癒されるのう~!(おやつあげたり乗せてもらったりめっちゃ満喫)
青い空、白い雲、眩しい太陽――まさに季節は夏真っ盛り。
そして振り注ぐ陽を浴びて、キラキラ輝く海へと飛び込めば、そこは夏の花咲く幻想世界。
「浪漫ちっくな空間だな~」
――夏の煌めく思い出作りには最高の舞台だよネ。
そう、眼前の鮮やかな海中の彩りに呟きを零すのは、呉羽・伊織(翳・f03578)。
夏といえば、トキメキとかアバンチュールとか、そんなひと夏の思い出を作るのにうってつけの季節。
さらに、こんな夏の花が咲き誇る海の世界だなんて、キラッキラなロマンチック空間にも程があると言うのに。
――なのに、なんで?
「おお、まるでお伽噺の様な見事な光景だのう!」
「どーしてオレの目の前にいるのは海坊主の如きごつい爺なの?」
「イルカさん方や、儂も仲間に入れてもらえるかのう!」
キラッキラはキラッキラでも。
伊織の前にキラッキラ輝いているのは、イルカさんにわくわく近寄る、重松・八雲(児爺・f14006)の無邪気な笑顔。
「おおそうか、では思う存分一緒に楽しもうぞ!」
そして、謎にイルカさんに懐かれて、モテモテな爺様。
そんな余計なキラキラとか、むごい現実から、思い切り目を背ける伊織だけれど。
「む、なんじゃ伊織? もしやお主泳げなんだか?」
こてんと首を傾け、浮かない顔をしている伊織へとそう八雲はきょとん顔をして。
「今なら特別に、イルカさん達と共に手取り足取り泳ぎの特訓をつけてやるぞ!」
連れの為に、イルカさんと一肌脱ぐことに!
「うわむさ苦しい上に暑苦しいから近寄るなー! 泳げるわ!」
伊織はホラ! と、すいっと距離を取るように泳いでみせてから。
「寧ろ爺サンこそ張り切りすぎて足つったりすんなよ……」
どこまでもキャッキャ無邪気な八雲に、ちらりと視線を。
それこそ足が攣った爺サンをお姫様抱っこしなきゃいけなくとかなったら、違う意味で事故です……!
けれど、心配無用!
「何、ちゃんと元気に準備体操もしてきたで大丈夫じゃろ!」
準備運動にも余念なく、めっちゃ絶好調です、多分。
そう、イッチ、ニー、とまた準備体操もどきをしてみせつつも。
ふと八雲はあることに気が付く。
「それよりも伊織よ、亀殿も何やらしきりにお主に構ってほしそうにしておるぞ」
なんかうっかり助けてすっかり一緒にいる亀が、構ってほしそうにまた伊織を見ている……!
「え、何? 亀も何そんな張り切ってんの?」
「一緒に散歩のひとつでもしてあげたら如何か!」
「いやいやいやオレはいいからお友達と遊んどいで! ほら、おやつもあげるから皆で仲良く過ごそーネ!」
そう、海のお友達と遊ぶよう亀を促す伊織であるが、それでも何故か亀は離れない。
そんな、何やらまたしきりにでぇとに誘っているような動きをみせる亀の様子に。
八雲はしっかり空気を読んで、サムズアップ!
「偶には二人きりでという事ならば儂も邪魔はせんでな!」
――ごゆっくり楽しまれよ、亀殿!
そういい笑顔宿す八雲に、伊織はさらに遠い目に。
「現実逃避はしたいがそんな逃避行は求めてない」
今日はぴよこがいないとはいえ、亀とのアバンチュールは求めていません……!
そんな伊織を後目に。
「癒されるのう~!」
おやつをイルカさんにきゃっきゃあげて、その背にわーいと乗せて貰ったりと、めちゃめちゃ満喫しまくっている八雲。
伊織は、そんな無邪気すぎる爺様からそっと目を逸らして。
「嗚呼……ホント綺麗な景色だネ……」
近寄って来た可愛くて美人なイルカさんに、そっと手を伸ばすけれど。
「おお、イルカさん可愛いのう!」
スッと華麗に伊織の前をスルーしたイルカさんは、八雲の元へ。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
桜雨・カイ
千夜子さん(f17474)と
(今年はじめて水着を用意したので、海中で遊ぶのが楽しみ)
…依頼で海中に入った事はありますが、泳いだ事はあまりないので寄って来てくれたイルカに乗せてもらいます。
今日はよろしくお願いしますね(外見のイメージから名前をつけて、そっと乗せてもらう)
ふわふわ浮かぶクラゲも水中ならではですもんね
花や景色も楽しみつつ、イルカ達とも交流を図ります
千夜子さんの水着も水中で広がる裾がまるでお花みたいですね。
ここにはいっぱい花が咲いていますね。
地上にも持って帰りたいですね……なるほど花を選んでもらうのいいですね、選んでもらった花は大事に持ち帰ります。
薄荷・千夜子
カイさん(f05712)と
向日葵モチーフな水着で
カイさん!花咲く海中も素敵ですがイルカさんたちとも一緒に泳げるようですよ!!
楽しみですね、と瞳を輝かせ
そう言えば、カイさんは泳ぐのは大丈夫ですか?
それなら仲良くなって乗せて頂きましょう!
海に潜れば星餌を巻き
寄ってきた子たちを撫でながらカイさんを乗せた子と並んで一緒に泳ぎましょう
普段は陸や空の子たちと一緒なので海の子は新鮮です…!
中々一緒に連れていけないですからね
地上の花の彩りも好きですが、海中の花はまた趣きがありますね
そうだ、せっかくだから貴方の好きな花を教えてくれませんか?
今日の想い出にイルカさんの選ぶ花をカイさんと揃いで持ち帰れればと
まるで輝く太陽の下に咲いた向日葵の様に。
薄荷・千夜子(夏陽花・f17474)が動くたびにふわり揺れる水着は、幾重にも重なる黄色の花弁のようで。
桜雨・カイ(人形を操る人形・f05712)によく似合っている落ち着いた小花咲く水着は、今年はじめて新調したもの。
そんな花咲く水着を着て、何処までも広がる海の青に、二人一緒にえいっと飛び込めば。
キラキラ輝く水飛沫が、夏の空にぱしゃりと勢いよく上がって。
眼下に広がるのは、夏色がいっぱい溢れる海の中の景色。
千夜子は、見つめる緑色の瞳にも夏の花を沢山咲かせて。
「カイさん! 花咲く海中も素敵ですがイルカさんたちとも一緒に泳げるようですよ!!」
楽しみですね、と、今度は隣の彼を映した瞳をキラキラと輝かせる。
そして、海中で遊ぶのが楽しみだと、そう心躍らせ視線巡らせる彼に、ふと訊ねてみる。
「そう言えば、カイさんは泳ぐのは大丈夫ですか?」
「……依頼で海中に入った事はありますが、泳いだ事はあまりないですね」
元々人形である彼にとって、海は正直、あまり馴染みのない場所。
だから、来てくれたイルカに乗せて貰えればと、そうカイが続ければ。
――それなら仲良くなって乗せて頂きましょう!
千代子が掌にころんと転すのは、いくつものお星さま。
そしてそれをぱらり、空の様な青い海へと撒いてみれば。頂戴、って寄ってくるイルカたち。
そんな寄って来てくれたイルカを暫し見つめた後、カイはこう訊ねる。
「月宵――ツキヨイ、って呼んでもいいですか?」
深く艶やかな、月の照る宵のいろ。
そんな色をしたその子に、そう名前を付けて呼んだ後、お星さまをあげて。
「今日はよろしくお願いしますね、月宵」
そっと、その背に乗せて貰うカイ。
千夜子も、すりすりと甘える様に寄って来た子に、優しく手を伸ばして。
よしよし撫でてあげながら、彼と同じ様に背中に乗せて貰えば。
すいっとふたりと二匹、仲良く並んで、花咲く海中のお散歩に。
「普段は陸や空の子たちと一緒なので海の子は新鮮です……! 中々一緒に連れていけないですからね」
「ふわふわ浮かぶクラゲも水中ならではですもんね」
海中に咲く夏の花は勿論、色とりどりの魚も、ゆらり泳ぐクラゲも、鮮やかにその色を咲かせていて。
「千夜子さんの水着も水中で広がる裾がまるでお花みたいですね」
「カイさんの水着も和風の趣きがあってとても素敵です!」
ふたりが纏う花やいろも勿論、その景色に彩りを添えている。
それから、互いのイルカたちを撫でたり、おかしをあげたりと、交流を図りつつ。
「地上の花の彩りも好きですが、海中の花はまた趣きがありますね」
「ここにはいっぱい花が咲いていますね。地上にも持って帰りたいですね……」
ゆらり揺れる花々を眺め、そう会話を交わしながら、暫し幻想的な青の世界を揺蕩っていたけれど。
呟かれたそんなカイの言葉を耳にした千夜子に、ふと名案が。
「そうだ、せっかくだから貴方の好きな花を教えてくれませんか?」
今日の想い出に――イルカさんの選ぶ花を、ふたりお揃いで持ち帰られればと、思いついたから。
「なるほど花を選んでもらうのいいですね」
そして早速、お任せして連れて行って貰った、イルカたちのお気に入りの花が咲く場所は。
珍しくて優しい仄かな桜色をした、向日葵のお花畑。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 冒険
『探し物はどこだ?』
|
POW : とにかく物を掻き分けて探す
SPD : 目を凝らす、あるいは何らかの機材などを使って探す
WIZ : 目標物の位置を推理してそこを重点的に探す
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
※お知らせ※
第2章プレイング送信の受付は、断章掲載後から開始致します。
追加情報を記載した断章は24日夜掲載予定です。
第1章同様、成功度達成の目途が立ちましたら、締切時間をお知らせいたします。
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●もっふもふ大捜索!
それぞれ夏の花咲く海を楽しんで。
予知された通り、滞りなく目的地である無人島に到着した猟兵達。
そして、『金の土偶さん』なるメガリスを探すべく。
予知された、メガリスが埋まっているという草原へと向かい、辿り着けば。
「……!?」
猟兵達は、思わず瞳を見開いてしまう。
ただでさえ、草原はかなりの広さを誇っているというのに。
そこでむしゃむしゃ草を食べては、おなかいっぱいになってすやぁとお昼寝するもふもふの群れ。
それは――。
「メエェェ~」
数えきれないほどの、ふっわふわでもっこもこの羊さんたち!
けれどこの羊さんは、コンキスタドールではない。
ただの極上のふわもこボディーな羊さんである。
しかし、何が問題かというと……。
「これ、このままじゃ『金の土偶さん』探せなくない?」
草原を埋める程のもふもふが、メガリスを探す妨げになってしまっているのである。
メガリス『金の土偶さん』は、高さ30cmくらいの大きさで。
本来は土偶さんなだけに土に埋まっていたようであるが。
何の拍子か、顔だけひょこりと地から出てきているのだという。
そのため予知に引っかかったという可能性もあるが、くまなく探せば見つかるだろう。
ただしそれは、何の障害もなければ。
「メエェェェ~」
羊さん達は草をむしゃあっと食べて、すっかりおねむ。
そして、ぽすんと草原で集団お昼寝中。
そんなふわもこが意図なく『金の土偶さん』を隠してしまっているのだ。
一度眠りに落ちれば、なかなか羊さんも起きない。
それにふっわふわなお布団のような羊さんをもふもふすれば、眠りの誘惑が襲い掛かるだろう。
それに抗って頑張って探すも良し、もふもふに埋もれつつ潜って探すも良し、何らかの手段を使って羊さんを退かすも良し。
いっそ開き直って、存分にもふもふしたり、一緒にお昼寝してしまうのも良いのではないか。
もしかしたらひょんなことで『金の土偶さん』が見つかるかもしれない。
羊さんはコンキスタドールではないため、危害を加えるような行動は控えたい。
羊さん達は人懐っこく、素直にもふもふさせてくれるだろう。
とりあえず、もふもふまみれの草原から、顔だけぴょこりと出ている『金の土偶さん』を探し出し、掘りだして欲しい。
そうすれば……予知に見た、メガリスを奪う倒すべき敵も現れるだろうから。
サラ・ルーチェ
外見年齢17歳程の朗らかで活発なエルフの少女です
戦闘有りということで水着から戦闘服に着替えて上陸し、もっふもふなひつじさんにダイブ!
こ、これは仕方ないのです
ひつじさんを傷つけるわけにはいかないのでこうやってひたすらかき分けて探すしかないのです
誰に向けたものか、言い訳をしながらもふる
あぁなんて幸せなのでしょう
本当にもっふもふなのです
……さて、十分に堪能したところでお仕事しましょう
もとい、ひつじさんの堅い守り阻まれたのでやり方を変えます
進路上のひつじさんをサイコキネシスで浮かせて通過した分は戻しての繰り返しで地面を探し回ります
下から眺めても可愛いですね
じゃなくて、金の土偶さんはどこでしょう……?
夏の花咲く海を、イルカさんたちと目一杯堪能してから。
纏っていた水着から戦闘服に着替えて、いざ無人島に上陸するサラ・ルーチェ(光剣士・f00190)。
そして躊躇なく……もっふもふなひつじさんにダイブ!
海は海でも、今度は、もっふもふなふわもこの海へ!
いやこれは決して、もふもふな羊さんたちを、ただ本能のままもふもふするためではないのだ。
「こ、これは仕方ないのです。ひつじさんを傷つけるわけにはいかないのでこうやってひたすらかき分けて探すしかないのです」
そう、これはメガリス探索のための作戦!
決して、もふもふに埋もれて、すやぁって一緒にお昼寝するためではありません。
……ありませんよ?
そんな誰に向けたものか謎な言い訳をしながらも、羊さんをもふるサラ。
「あぁなんて幸せなのでしょう」
――本当にもっふもふなのです。
そう、蕩けるような至福の表情で。
今度はいつの間にか本音が駄々洩れに。
いや、これも作戦……多分!
とはいえ、やはりサラも猟兵。
「……さて、十分に堪能したところでお仕事しましょう」
めっちゃ十分に堪能した……もとい。
「ひつじさんの堅い守り阻まれたのでやり方を変えます」
ただダイブしただけでは、幸せ感はいっぱい得られたものの。
羊さんたちのもふもふボディーに色々な意味で阻まれ、探索も進まなかったので。
サラは探す方法を変えてみることに。
「メエェ……!?」
刹那――ふわふわと、まるで雲のように空に浮かぶ羊さん。
サイコキネシスを使い、サラは進路上のひつじさんをぷかりと浮かせて。
通過した分は戻しての繰り返しで、地面から顔を出しているという『金の土偶さん』を地道に探してみる。
……のだけれど。
「下から眺めても可愛いですね」
ふわふわまんまるの羊さんは、下からみてもとってもキュート!
けれどハッと、上げていた視線を慌てて地面に戻して。
「じゃなくて、金の土偶さんはどこでしょう……?」
ふわふわ羊さんたちを浮かせては戻し、コツコツとメガリスを探します!
大成功
🔵🔵🔵
薄荷・千夜子
カイさん(f05712)と
さぁ、いよいよメガリス探索ですね!頑張りましょう!
…ですが、これは広いし想像以上のもふもふの群れ…誘惑にと難易度は高そうです
羊さん、お昼寝中すみませんが少しだけどいていただけますか?とゆさゆさしながら【動物と話す】で話しかけ
ふわもこに釣られてうとうとしては、はっ!となったり
カイさんと起こし起こされ頑張りましょう
本当にこのふわもこは眠気を誘いますね…
ここはお仕事、しっかり行きましょう!
楓、皆で羊さんを起こしてください
UCでたくさんの小犬を呼び出し【動物使い】で牧羊犬の如く誘導しましょう
星は空から【情報収集】お願いします、と鷹を空に放ちましょう
桜雨・カイ
千夜子さん(f17474)と
これはもふもふしがいのありそうな…いえメガリスを探すには大変そうな場所ですね(でも顔はにこにこ)
ではもふもふ…もといメガリスさがし頑張りましょう
手分けしてメガリス探索。
UC発動。眠る前に少しお話していいですか?
どこかで金の土偶さんを見かけませんでしたか?
……もふもふに包まれるとこちらまで眠くなりそうですね
千夜子さん起きてますか……がんばりましょう…ね
お互い声を掛け合ってメガリス探しを継続
同時に【念糸】を羊の頭上に張り巡らせて、
ふわふわの中に違和感(土偶の頭)がないかを調べ、
ある程度場所が絞れないかやってみます。
無事に航海を終え、目的地である無人島へと降り立って。
「さぁ、いよいよメガリス探索ですね! 頑張りましょう!」
薄荷・千夜子(夏陽花・f17474)が向かうは、メガリスがあるという草原。
この草原に、頭だけ地面からぴょこりと出た土偶のメガリスがあるという。
けれども、眼前の光景を見た千夜子は、このメガリス探索が一筋縄ではいかないと予感する。
――何故なら。
「……これは広いし想像以上のもふもふの群れ……誘惑にと難易度は高そうです」
そう、もふもふの群れ!
ただでさえ広大な草原の中から土偶さんを見つけるのは少々時間がかかりそうであるのに。
土偶さんを隠すかのように、草を食べてお腹一杯になったふわもこ羊さんたちが、すやぁとお昼寝をしているのだ。
これは千夜子の言う様に、色々な意味で手ごわいかもしれない。
そんな彼女と共に草原にやって来た桜雨・カイ(人形を操る人形・f05712)も、千夜子の言葉にこくりと頷いて。
「これはもふもふしがいのありそうな……いえメガリスを探すには大変そうな場所ですね」
眼前のもふもふの海に、にこにこ顔。
ということで、早速取り掛かります!
「ではもふもふ……もといメガリスさがし頑張りましょう」
もふもふ……いえ、金の土偶さん探しに!
「羊さん、お昼寝中すみませんが少しだけどいていただけますか?」
千夜子はそう、動物と話すスキルを駆使し羊さんに話しかけ、もふもふな身体をゆさゆさ。
羊さんは寝惚けながらも、のそりと動いてくれたけれど。
「……Zzzzz」
またすぐに、ころんとおねむ。
その姿はもふもふで可愛いけれど、地道な作業になりそう……!?
カイも千夜子と手分けして、早速探索。
――これは調査の為に必要なんです。
そして話を聞くには、まずは仲良くなることから!
そうカイは、羊さんをもふもふもふ……となでなでしながらも。
調査という建前……もとい、しっかり聞き込みを!
「眠る前に少しお話していいですか? どこかで金の土偶さんを見かけませんでしたか?」
「……メエエェェ」
「メエェ~」
「そうですか、見ていませんか」
答えてくれた後、すやぁとお昼寝し始めた羊さんたちを見遣りもふもふしながら、カイは考える仕草をして。
「この辺にはなさそうです、千夜子さん……」
そう、千夜子の方へと視線を移せば。
「千夜子さん起きてますか……がんばりましょう……ね」
「はっ! いつの間にか埋もれてしまいました」
声を掛けられ、ぴょこりともふもふの中から顔を上げる千夜子。
ついふわもこにつられて、うとうとしてしまいました……!
「……もふもふに包まれるとこちらまで眠くなりそうですね」
「本当にこのふわもこは眠気を誘いますね……」
なんという、猟兵達をダメにするふわもこ。
けれどお互い、起こし起こされ頑張るしかない。
もふもふに埋もれ時々堪能しながらも、メガリスはきちんと探します!
カイはもふもふすやすやな羊たちの頭上に念糸を張り巡らせて。
ふわふわな中に違和感……ちょこんと出た土偶の頭がないかを調べてみて。
ある程度、場所が絞れないかを試みて。
「ここはお仕事、しっかり行きましょう!」
――楓、皆で羊さんを起こしてください。
千夜子がわらわらと草原に喚んだのは、風呂敷を背負った色違いの芝の仔犬達たち。
やはり、羊さんを動かすことが得意といえば犬です!
まるで羊飼いの様に、動物使いのスキルで牧羊犬の如き楓たちに指示を出して。
ねむねむなもふもふ羊さんたちを、ころんころんと誘導。
さらに、地上からだけでなく。
「彗は空から情報収集お願いします」
ばさりと夏空に解き放つのは、悠然と空を翔ぶ美しい鷹。
草原は広大だし、魅惑的なもふもふボディーの羊さんたちの数は多いけれど。
でも皆で協力し合えば、金の土偶さんもきっと見つかるはず……!
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
終夜・嵐吾
羊、たくさんじゃの
ふふ、ここでもまた修行ができるの
では早速…話をきいてみよ!
このよな時、友なら…
こうじゃな(きりっ)
しかし少し気恥ずかしさも…こほん
めぇ〜、めめめ〜?(そこの羊さんや、金の土偶を知らんか?)(と、いっているつもり
めー、めめめめ、め〜!(もし知ってあったら、教えて、ほしいんじゃけど〜!)(と、言ってるつもり
ん?なんで虚、呆れとるん?
無理?いやまだわしあの友のようにしゃべれんし…
しかし……なにいっとるかわからんの
仕方ない、ふつーに探すか
お邪魔するんじゃよー
…くっ、わしとは違うもふもふ!
あっ、そんな寄ってこられたら身動きとれ…(羊さんに飲まれていく
もう羊さんの導くままにお任せしよ
海の生き物さんは、やはり最初にしてはハードルが高かったかもしれない。
いや、海の生き物さんにだって、ちゃんと元気にご挨拶できた。
初めの一歩にしては、きっと上出来に違いあるまい。
終夜・嵐吾(灰青・f05366)はそう灰青の尻尾を、手ごたえを感じたかのように左右に揺らしつつ。
「羊、たくさんじゃの」
草原でうとうとお昼寝している羊さんたちを見遣る。
海の生き物さんたちは生息場所も違うし、ちょっとフィーリングが合わなかったのかもしれないけれど。
何て言ったって、羊さんはふわもこ。
そして己の尻尾や耳も、それに負けないくらいのふわもこ。
これは何かいけそうな予感がするの! と何となく根拠のない自信を抱きながら。
「ふふ、ここでもまた修行ができるの」
――では早速……話をきいてみよ!
そう嵐吾はいざ、ふわもこたちの元へ!
それからふと、いつも恥ずかしげもなくいろんなものとお喋りしている友の様子を参考に。
「このよな時、友なら……こうじゃな」
きりっと見極めた様に気合を入れつつも、でもやはり少し気恥ずかしくて……こほん、と咳ばらいをひとつした後。
「めぇ〜、めめめ〜?(そこの羊さんや、金の土偶を知らんか?)」
何となく、それっぽく言ってみれば。
「メエェ……?」
――反応した!!
羊さんのお返事に何だかちょっぴり嬉しくなって、尻尾をゆらり揺らしながらも。
「めー、めめめめ、め〜!(もし知ってあったら、教えて、ほしいんじゃけど〜!)」
そんな感じに言っている風に、たたみかけて訊ねてみる嵐吾。
けれどふと、右目の虚の様子に首を傾ける。
「ん? なんで虚、呆れとるん? ……無理? いやまだわしあの友のようにしゃべれんし……」
けれども、嵐吾の羊さん語に反応してか、メェメェと何かを言っている羊さん。
これはかなり大きな進歩かもしれない……! けれど。
「しかし……なにいっとるかわからんの」
何を言っているのかまでは、全く分からない。
ということで。
「仕方ない、ふつーに探すか。お邪魔するんじゃよー」
結局、普通に探すことに。
そしてもふもふの間をもふもふかき分けながらも。
「……くっ、わしとは違うもふもふ!」
わしの尻尾の方がもふもふ……と、対抗心をめらり燃やした、瞬間。
「あっ、そんな寄ってこられたら身動きとれ……」
あっという間に、もふもふの海に飲み込まれちゃいました!?
そして、もふもふ羊さんの間から、もはや灰青のもふもふ尻尾しか見えていない状態の嵐吾だけれど。
――もう羊さんの導くままにお任せしよ。
いつものように……まぁええか、って。
大成功
🔵🔵🔵
重松・八雲
【花守】(相方行方不明ならソロでお願い致します)
ようし、今度は羊さんじゃな!あとついでに宝探しじゃな!腕が鳴るのう!
そういえば島の名前がないんじゃったか――ふむ、ではとりあえず勝手にふわもこきんぐ島と呼ぶとしようか!(もふっ☆ふわもこだらけのぱらだいす~金の土偶さんもあるよ~を略したらしい)
そして此処は無闇に動き回るより聞き込み調査が早かろう!
という訳でじゃ、そこな羊さん!ちょっとのんびりごろごろしつつお話せぬか!
もし何か寝心地の悪い妙なものを見かけた子は案内しとくれ!それを掘り返してどける代わりにもふもふ寝かし付けてあげるでのう!
いやはやたまらんのう!寧ろ羊さんのぼでぃが宝のようじゃ!
呉羽・伊織
【花守】(諸々良いように処理ください)
何いきなり寝言ほざいてんの
本題とオマケが逆転してんぞ!
…いやマジで寝惚けてる?
ちょっと何言ってるかワカンナイわ~!
命名はいいからシゴトして!
で、まぁ、聞込は妥当だが――何か皆むにゃっててやっぱ本題が行方不明なんだが!
くっ…しかも一休みしよーにも、この暑苦しい爺サンと一緒じゃ悪夢に魘される予感しか…いや無防備に寝る気もないケド!(でもいっそ夢の世界に逃避したい顔)
あ、亀は小さい体活かして隙間から偵察に…って寝てるー!
とりあえず羊の寝言に聞き耳立て情報収集と失せ物探しを
後は手探りでももふもふ掻き分けつつ…何か引っ掛かると良いなァ…しかし土偶とは(色々と遠い目)
夏の花咲く海で、イルカさんたちとキャッキャ存分に戯れた後でも。
「ようし、今度は羊さんじゃな!」
めっちゃめちゃ元気に無人島に降り立ったのは、重松・八雲(児爺・f14006)。
「あとついでに宝探しじゃな! 腕が鳴るのう!」
そんな疲れを知らないどころか、うきうきわくわくな69歳児に。
「何いきなり寝言ほざいてんの、本題とオマケが逆転してんぞ!」
そうツッコむ呉羽・伊織(翳・f03578)は、完全に保護者……?
けれど、そんなツッコミもいつも通りスルーしつつ。
ふと、真剣な表情で数秒思案する八雲。
「そういえば島の名前がないんじゃったか――」
此処は無人島。島の名前を決めてくれたらとも言われている。
そして暫し考えてみた八雲は、ぽんっと手を打ち、口にする。
「――ふむ、ではとりあえず勝手にふわもこきんぐ島と呼ぶとしようか!」
略して、ふわもこきんぐ島。
正式名称は、もふっ☆ふわもこだらけのぱらだいす~金の土偶さんもあるよ~島である!
「……いやマジで寝惚けてる? ちょっと何言ってるかワカンナイわ~!」
――命名はいいからシゴトして!
そうますます遠い目になる伊織を後目に、八雲は草原につくやいなや駆け出して。
……此処は無闇に動き回るより聞き込み調査が早かろう!
「という訳でじゃ、そこな羊さん! ちょっとのんびりごろごろしつつお話せぬか!」
ぽふり、と羊さんたちとお話するべく、もふの海へ!
「もし何か寝心地の悪い妙なものを見かけた子は案内しとくれ! それを掘り返してどける代わりにもふもふ寝かし付けてあげるでのう!」
「メエエェ~……」
「……Zzzz」
「おお、快適そうに寝ておるな。どうやらこの辺に土偶さんはないようじゃの」
「まぁ、聞込は妥当だが――何か皆むにゃっててやっぱ本題が行方不明なんだが!」
もふもふ羊さんと一緒に、何か寝心地の悪い妙なものがないか、並んですやぁする八雲。
そんなめっちゃ気持ち良さそうな健やかな寝顔の爺様を見遣りつつ。
「くっ……しかも一休みしよーにも、この暑苦しい爺サンと一緒じゃ悪夢に魘される予感しか……いや無防備に寝る気もないケド!」
でもいっそ夢の世界に逃避したい顔をする伊織。
そんな中、頼もしい存在が……!?
果敢にぴょんっと羊たちの群れに飛び込むのは、亀さん!
「あ、亀は小さい体活かして隙間から偵察に……って寝てるー!」
亀さんも、普通にすやぁとお昼寝タイム!
「いやはやたまらんのう! 寧ろ羊さんのぼでぃが宝のようじゃ!」
八雲にとって、このふわもこきんぐ島はまさにお宝島!?
最早埋もれてどこにいるかも分からないが、幸せそうなのは確か。
伊織はとりあえず、羊たちの寝言に聞き耳を立て情報収集しつつもメガリスを探して。
後はこつこつと地道に手探りで、もふもふをもふもふと掻き分けながらも。
「……何か引っ掛かると良いなァ」
健やかな、羊や八雲や亀の寝息を耳に。
――しかし土偶とは。
聞いたメガリスの形状をふと思い出してはまた、色々と遠い目になるのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
篝・倫太郎
もふもふ……
ウチの羊とどっちがもふもふだろか……
滅茶苦茶一緒にお昼寝タイムしてぇ
けど、その前に、っと……
LoreleiとHoldaを連動させて起動
羊が群れてる箇所を探査機能フル活用で探す
金属探知とか色々サ!熱感知は無理だからそれ以外で!
ある程度目星付けたらそこを重点的に探索
泳いで遊んで、楽しんだから
昼寝とかすげぇしたいけど
それは探してから!
はーい、ごめんよー
(もふふかの海をかき分けて探索)
見つけたら、掘り出してから
傍の羊の群れに混ざって昼寝
土偶の顔だけってちっとシュール
もふもふの合間に顔って……
誰かが既に見つけたなら
その傍の羊の群れに混ざって昼寝
夏でもふかふかなのは寝心地抜群ー……
(すやぁ)
先程まで広がっていたのは、何処までも続くのではないかというほどの青い大海原であったけれど。
「もふもふ……ウチの羊とどっちがもふもふだろか……」
今、篝・倫太郎(災禍狩り・f07291)の眼前に広がっているのは――もふもふの大海!
そして何処までも続くのではないかと思う程のもふもふ草原を見遣り、倫太郎はこう思わずにはいられない。
――滅茶苦茶一緒にお昼寝タイムしてぇ。
ぽふりと埋まってすやぁってしたら、絶対めっちゃ気持ちいいに決まっている。
「けど、その前に、っと……」
そう、彼は猟兵。もふもふタイムのその前に、やらなければならないことがあるのだ。
ということで、メガリス『金の土偶さん』を探すべく。
すちゃっと取り出したのは、光の加減で黒にも濃紺にも見えるスマートフォン。
そんなLoreleiとコンタクトタイプのサイバーアイ・Holdaを連動させ起動して。
羊が群れてもふ溜まりができている箇所を、探査機能フル活用で探してみる倫太郎。
熱感知は何だか無理っぽいから、金属探知とか色々使って!
きっと『金の土偶さん』という名前からして、金属探知には引っかかるのではと。
そう、踏んでいたら。
「……!?」
何かめっちゃ反応した!?
そして倫太郎は反応を頼りにある程度目星付け、その一帯を重点的に探索……しようとしたけれど。
「メエエェ~」
「メエ~ッ」
「泳いで遊んで、楽しんだから、昼寝とかすげぇしたいけど。それは探してから!」
もふもふ~んと、ころころ人懐っこく近寄ってくるもふもふたちの誘惑を必死に振り払いつつも。
「メエェ~」
「はーい、ごめんよー」
もふふかの海を、もそもそかき分けてみれば――。
「あ」
地面にキラキラ光る金色のものを発見!
そう――それはまさに、メガリス『金の土偶さん』!
……というか。
「土偶の顔だけってちっとシュール」
――もふもふの合間に顔って……。
ぴょこりと顔だけ出ている土偶さんに、そう一瞬倫太郎は遠い目になるけれど。
確りと掘り起こして、無事に確保!
そして猟兵としての務めを果たした彼は、満を持して。
「夏でもふかふかなのは寝心地抜群ー……」
羊の群れにぽふりと混ざって、すやぁっとお昼寝タイムです!
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『のんびりパンダのハイバオ』
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POW : てしっ
単純で重い【もふもふ前足】の一撃を叩きつける。直撃地点の周辺地形は破壊される。
SPD : もぐもぐ
【噛みつき】で攻撃する。また、攻撃が命中した敵の【習性と味】を覚え、同じ敵に攻撃する際の命中力と威力を増強する。
WIZ : もふもふ
戦場で死亡あるいは気絶中の対象を【パンダのぬいぐるみ】に変えて操る。戦闘力は落ちる。24時間後解除される。
イラスト:さわら
👑11
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠ケルスティン・フレデリクション」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●パンダさんを倒せ!
十分にもふもふを堪能……いや、メガリス探索に尽力したその甲斐あって。
羊さんたちのふわもこに隠されていた『金の土偶さん』を掘り起こした猟兵達。
けれど――その時だった。
『グォォオオ!』
のっそりのんびりやって来た割には、何か凶暴そうな鳴き声を上げながら。
姿を見せたのは……背中にカゴを担いだ、パンダさん!?
しかしパンダのくせに、その視線は『金の土偶さん』に釘付け。
そう、このゆるキャラに一見みえるパンダはコンキスタドール。
宝物やキラキラした物が大好きな、すごくもふもふした『のんびりパンダのハイバオ』であるのだ!
けれど幸い、パンダの狙いはピカピカに光る土偶さん。
猟兵達は、お昼寝している羊さんたちに被害が及ばぬ様に、素早く場所を誰もいない浜辺に移動してから。
『ガアァァ!』
謎に短冊のついている笹をむしゃあと食べながらも、のそのそ追ってくるパンダを迎え撃つ。
金の土偶さんと島の平和を護るために!
●マスターより
断章掲載と同時に、プレイングの受付を開始致します。
第1章第2章と同様に、成功度達成の目途が立ち次第、MSページやTwitterで締切時間をお知らせします。
サラ・ルーチェ
【サラトニー】
外見年齢17歳程の凜々しいエルフの少女剣士です
動きやすさを重視した緑のノースリーブミニワンピに茶のブーツの出で立ち
手には銀の柄に緑色のレーザー刀身を持つフォースセイバー
パンダさんを挑発して引きつけ襲いかかってきたところに【無敵城塞】で凌ぐ
さあこっちですよパンダさん!(光剣ブンブン)
防御しながらトニーに合図
トニー、今です!
トニーからうっかり自分に当たりそうな弾が飛んできたらついでに弾く
ちょっとトニー、しっかりしてください!
……まったく、調子の良いことですね
パンダさんの攻撃を捌くのもきつくなってきたらトニーの陣地まで後退
この辺りが潮時ですね
後は他の味方に任せます
アドリブ・連携ご自由に
トニー・デリク
【サラトニー】
元軍人な逆三角形の逞しい体格の男性
口元のチョビ髭がチャームポイント
迷彩服に自動小銃で戦場傭兵らしいスタイル
先ほどは圧倒的なもっふもふに攻めあぐねたが、コンキスタドール相手なら遅れはとらない
【レプリカクラフト】の土嚢で陣地っぽいのを構築
パンダがこっちに来るのが面倒に感じるほどには
よーし、そのまま
良い子だ
サラが挑発してパンダを引きつけてるところへ、合図で自動小銃で射撃
あいよ、任せとけ
誤射するかも?
すまんすまん
でもサラならちゃんと対処できるって信じてたよ
頃合いを見てサラが退くときに援護射撃
サラ、援護する
さっきの汚名返上といこう
さて、後はここから援護を続けるかな
アドリブ・連携ご自由に
無事にメガリスを見つけ出すことが出来た猟兵達の前に、のっそりもふっとのんびり現れたのは。
『グオオオ!』
ゆるーいふわもこな見た目なのに、凶暴な鳴き声を上げるパンダさん!?
いや、パンダはパンダでも、ただのパンダではない。
「先ほどは圧倒的なもっふもふに攻めあぐねたが、コンキスタドール相手なら遅れはとらない」
そうシャキンと自動小銃を構えるのは、トニー・デリク(人間の戦場傭兵・f06611)。
彼の言う通り、パンダはパンダでも……このパンダさんは、実はコンキスタドール。
そしてどうりで先程姿が見えないと思っていたトニーは、どうやらもふもふの海に飲み込まれていたらしい。
けれど、逆三角形の逞しい体格に迷彩服、自動小銃を握るその姿は、いかにも元軍人! みたいな戦場傭兵らしいスタイル。
相手がふわもこの時は少々苦戦したが、コンキスタドールとなれば、容赦なくその腕を揮うのみ!
さらにはレプリカクラフトを展開し、土嚢でパンダが近寄る事を面倒に感じるほどの陣地っぽいものを構築するという、用意周到さである。
そんなトニーが、確りと狙いを定めんとする中。
「さあこっちですよパンダさん!」
銀の柄に緑色のレーザー刀身輝くフォースセイバーをぶんぶんと振るのは、サラ・ルーチェ(光剣士・f00190)。
動きやすさを重視した緑のノースリーブミニワンピ―スを纏い、茶のブーツを鳴らし戦場を駆けながら、凜々しいエルフの少女剣士は敵を引き付ける囮を担う。
『ガアアアッ』
そしてゆるーい動きながらも、てしっ! と。
周囲の地形を破壊してしまう程の、単純だが威力の高いもふもふ前足の一撃を、パンダはサラへと振り下ろすも。
挑発し襲いかかってきたところに発動されたのは――全身を超防御モードへと変化させる『無敵城塞』。
自らも動けないが、いくらてしてしされたところでダメージを追うことはなく。
彼女の握る光り輝く剣に、キラキラピカピカしたものが大好きだというパンダはすっかり目が釘付けである。
そして、無駄にサラをてしてしするパンダさんへと。
「よーし、そのまま。良い子だ」
トニーが銃口を向けた刹那。
耳に聞こえるは、サラからの攻撃合図。
「トニー、今です!」
「あいよ、任せとけ」
そして、万を持してぐっと引き金を引く! けれど。
……誤射するかも?
パンダだけでなく、撃ち出された銃弾はサラの方へも!?
けれど、すかさず握る光剣を振るい、それらを弾いて。
「ちょっとトニー、しっかりしてください!」
「すまんすまん。でもサラならちゃんと対処できるって信じてたよ」
信じていたからこその、うっかりです……?
「……まったく、調子の良いことですね」
今度こそきちんと慎重に援護射撃をせんとする彼に、そうサラは溜息をつきつつも。
「! この辺りが潮時ですね」
無敵城塞の超防御モードを解き、トニーがパンダへと銃弾を撃ち込む中、サラは後方へと駆けだして。
あとは信頼できる猟兵の仲間に託し、無理せずにトニーの陣地まで無事後退するのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
桜雨・カイ
千夜子さん(f17474)と
かわいらしいパンダとぬいぐるみ……ですが、メガリスを奪われる訳にはいきません(もふもふしたいけど我慢)
【エレメンタルー】発動。地の精霊にお願いして足元の砂を攻撃しぬいぐるみを足止めしつつ火の精霊で攻撃(【属性攻撃】)
パンダさんの攻撃は危険なので、足元に穴をあけ【念糸】で絡ませたパンダさんを穴へ引っ張ります。穴におちれば砂にはまって動けなくなるはず!
あとは千夜子さんお願いします!
自分も風の精霊にお願いして、千夜子さんが具現化した向日葵の花弁を一面に広げつつ、炎の攻撃のサポートをします
本当に綺麗でしたよね、あの花畑。
月宵が教えてくれた花畑も守らないと。
薄荷・千夜子
カイさん(f05712)と
もふもふなパンダさんですが見た目に騙されてはいけませんね
気をつけて行きましょう
カイさん、足止めお願いしますね
パンダさんにこの金の土偶さんはお渡しできないのです
ごめんなさいね、と言いながら【花籠鬼灯】を掲げてふわりと桜色の向日葵の花弁を具現化
辺りを今日の楽しい想い出を思い出すような桜色の向日葵畑にしながらパンダさんへ【属性攻撃】【破魔】で破魔の炎で攻撃を
攻撃がくるようなら自身とカイさんを守るように【結界術】を【高速詠唱】で即展開し対応
とても楽しい夏の想い出ができた島ですからしっかり守らねばなりませんね
のっそり移動して、むしゃむしゃ笹を食べるその姿は一見無邪気であるし。
もふもふボディーはぬいぐるみのよう。
けれど、だからと言って油断をする猟兵達ではない。
「もふもふなパンダさんですが見た目に騙されてはいけませんね」
――気をつけて行きましょう、そう口にする薄荷・千夜子(夏陽花・f17474)に。
「かわいらしいパンダとぬいぐるみ……ですが、メガリスを奪われる訳にはいきません」
桜雨・カイ(人形を操る人形・f05712)もそうこくりと頷く。
もふもふしたいけど、我慢しながら。
ある意味、それが一番の難敵かもしれない。
とはいえ、眼前のパンダは決してゆるキャラなどではない。
『グオオオッ!』
そのキュートな見目に似つかわしくない雄叫びを上げて威嚇して。
今にも襲い掛からんとのそのそ動きをみせるけれど。
「カイさん、足止めお願いしますね」
千夜子は彼へとそうパンダの動きを封じて貰うべく声を掛けながらも。
「パンダさんに金の土偶さんはお渡しできないのです」
そうびしいっとパンダさんにはっきりと告げる。
色々な策を講じ、懸命にもふもふ探してようやく手にしたメガリスを横取りなどさせやしないから。
刹那、千夜子の声に応えるかのように――カイが巻き起こすのは、砂の嵐。
地の精霊にお願いして、パンダの足元の砂を攻撃し、周囲のぬいぐるみさんたちを足止めして。
燃え盛る様な火の精霊で衝撃をお見舞いする。
さらに、パンダさんはああ見えて凶暴だから。
『ガウッ!?』
足元にずっぽり穴をあけ、念糸で絡ませたパンダさんを穴へと引っ張り落とす。
そして、穴に嵌ってもがもがともがき、その動くを封じるカイは。
「あとは千夜子さんお願いします!」
千夜子へとすかさず声を。
そして、穴に落ちてじたばたしているパンダさんへと……ごめんなさいね、と言いながらも。
千夜子がふわり掲げた優しき炎の煌めき象る鬼灯が姿を変えたのは、桜色の向日葵の花弁。
それは、今日の楽しい想い出を思い出すかのように。
イルカさんが教えてくれた海中の桜色の向日葵畑を陸にも作り上げ、花嵐の如き破魔の炎をパンダさんへと向ければ。
桜色の向日葵の花弁を一面に舞い広げるのは、カイがお願いした精霊が生み出した一陣の風。
『ガアアッ』
パンダさんはようやく穴からよじよじ這い出して、ゆるい動きながらも鋭利な爪を振るわんとするけれど。
己とカイを護るように千夜子が高速詠唱し即展開するのは、結界術。
カイは彼女を支えるよう風を生み出しつつ、ひらり舞う桜色の向日葵の花弁を青の瞳にも舞わせ細める。
「本当に綺麗でしたよね、あの花畑。月宵が教えてくれた花畑も守らないと」
千夜子もパンダへと炎をおくりながら、彼の成す風にその髪を躍らせ、紡ぐ声にこくりと頷く。
とても楽しい夏の想い出ができた島だから――しっかり守らねばなりませんね、って。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
篝・倫太郎
あの黒い隈取りで可愛く見えてるだけで
実は顔が結構怖いって俺知ってる!
のそのそしてんの可愛く見えるけども!
いやいやいや、どんなにシュールでも
メガリスである以上渡せねぇし?
一見可愛くてもコンキスタドールである以上倒すし?
つーかメガリスが手元にある以上
あんま接近戦しねぇ方が良さそうか?
天地繋鎖使用
対象は勿論ぱんだ!(指先びしぃ!)
鎖での攻撃と同時に衝撃波乗せた華焔刀でのなぎ払い
出来るなら、部位破壊も乗せて、籠狙ってこうかな!
ほらほら、籠からお宝落ちてるぜ!
収集したお宝に気が向けば
攻撃も通りやすくなんだろ
敵の攻撃は見切りと残像で回避
処で、このメガリス
どーすりゃいーんだっけ?
(シュールだなぁと眺めつつ)
青い空、広い海、咲き誇る夏の花、いっぱいのふわもこ。
そして次は――もふもふゆるいパンダ!?
いや、篝・倫太郎(災禍狩り・f07291)はふるりと大きく横に首を振る。
「あの黒い隈取りで可愛く見えてるだけで、実は顔が結構怖いって俺知ってる! のそのそしてんの可愛く見えるけども!」
ゆる~く見せかけて、実はパンダが何気にゆるキャラ顔では決してないことを、倫太郎は知っているし。
『グオオオォォ!!』
自分の手にある金の土偶さんに目を血走らせるその様は、ゆるふわとは対極な凶暴さ以外のなにものでもない。
そしてもふもふボディーでのっそりゆるゆる迫るパンダさんに。
「いやいやいや、どんなにシュールでも、メガリスである以上渡せねぇし? 一見可愛くてもコンキスタドールである以上倒すし?」
倫太郎は面白顔をした金の土偶さんを見遣って。
土偶さんと見つめ合いながら、ふと首を傾け思案する。
「つーかメガリスが手元にある以上、あんま接近戦しねぇ方が良さそうか?」
ということで、倫太郎が発動し成すのは。
――其処に天地を繋ぐ鎖を穿て。
『グフゥッ!?』
天と地から発生した不可視の鎖。
そして――対象は勿論ぱんだ! と。
紡ぐ詠唱とともに、パンダさんに、指先びしぃ!
さらに同時に、手にした華焔刀を大きく振るって。
衝撃波乗せた刃で、ざっくり薙ぎ払う倫太郎。
そして狙い澄ました刃が切り裂くのは、パンダが背負っているお宝が詰まった籠。
「ほらほら、籠からお宝落ちてるぜ!」
『! グオオッ』
ぷんすこ怒りつつ振るわれる爪を見切りと残像で回避しながら、倫太郎はそうパンダさんを挑発しつつ。
わたわたと収集したお宝を拾おうとする敵は、隙だらけ。
そんなパンダさんに刃を振るいながらも。
「処で、このメガリス、どーすりゃいーんだっけ?」
倫太郎は、シュールだなぁとじーっと眺めてみつつ、目が合った金の土偶さんとお見合いを。
けれどもとりあえず、パンダさんにこの金の土偶さんは渡しません……!
大成功
🔵🔵🔵
終夜・嵐吾
修行もこれで最後じゃな…
あのぱんださんとおしゃべりを上手にできたら、わしめっちゃしゃべれるいうことじゃろ!
あ、いたっ!え、虚ぺちーんて、くだらないこというなと?
いやわし本気痛っ(ぺちられている
おなじくパンダさんじゃったら親近感抱いてくれるかもしれんな
そんなわけでもパンダ帽子をかぶり……これでわしもぱんだ!
相手が敵であっても、わしはおしゃべりをあきらめとらん!
……ぱんだの鳴き声はなんじゃろ…
ぱんだ~!(こんちはじゃよ~!)
ぱんだーぱんぱんだー?(暴れずおとなしく還ってくれんかのー?)
……あっ、だめじゃ通じとらん
仕方ない、虚やるか
その爪かりてさくっと
てしっとしてくるその手をしゃっとやってしまお
これまで、海の生き物さんやふわもこ羊さんと、交友に勤しんできたが。
「修行もこれで最後じゃな……」
終夜・嵐吾(灰青・f05366)はゆらり、灰青の尻尾を勇ましく揺らしつつ。
「あのぱんださんとおしゃべりを上手にできたら、わしめっちゃしゃべれるいうことじゃろ!」
そう今までの修行に手応えを感じた様に、えっへんと言い放つけれど。
「……あ、いたっ!え、虚ぺちーんて、くだらないこというなと?」
右目の洞から這い出た彼女は、少々呆れている模様で。
「いやわし本気痛っ」
何を言っているんだといわんばかりに、懲りない嵐吾をぺちぺちっ。
なれど、ここまで重ねてきた修行を無駄にせぬようにと。
すかさず取り出し、すぽっとかぶるのは。
「おなじくパンダさんじゃったら親近感抱いてくれるかもしれんな」
――これでわしもぱんだ!
ふわふわな耳がついた、おどけた表情したパンダの帽子!
『ガアアッ!』
そんなパンダ仲間なはずの嵐吾を威嚇するように吼える、眼前のパンダさん。
けれども、そんなことで引き下がる彼ではない。
「相手が敵であっても、わしはおしゃべりをあきらめとらん!」
もう逆に虚は諦めた様にシーンとしているが。
嵐吾はそうパンダさんにも負けぬふわもこ尻尾を揺らしつつ、いざ修行の集大成! ……と参ろうかと、思ったけれど。
「……ぱんだの鳴き声はなんじゃろ……」
お喋りをしようにも、パンダさんの鳴き声がわからない。
そして、少し考えた後。
「ぱんだ~!(こんちはじゃよ~!)」
とりあえず、見切り発車でお喋り開始!?
ゆるゆる見目なパンダさんに、これまでの修行の成果と友の姿を参考に、元気に親し気なご挨拶をしてみるけれど。
「ぱんだーぱんぱんだー?(暴れずおとなしく還ってくれんかのー?)」
『グガアアァッ!』
説得も空しく、鋭利な爪を振り上げるパンダさん。
というか。
「……あっ、だめじゃ通じとらん」
そもそも通じてない予感しかしない。
けれど、パンダの鳴き声はどのみち、いくら考えても分からないし。
知っているかもしれない友は此処にはいないし。
「仕方ない、虚やるか」
――戯れに、喰らえよ。
そう紡げば、やっとかと言わんばかりに黒き茨がその腕をずるりと這って。
かしたその爪を、パンダになど負けぬ鋭利な獣が一部とする。
そして、話の分からぬパンダを、さくっと躯の海へと返すべく。
てしっとしてくるその手をしゃっとやってしまわんと、パンダ帽をかぶったまま、嵐吾は愛しき茨の爪をふるうのだった。
大成功
🔵🔵🔵
重松・八雲
【花守】
あのぱんださんも随分と張り切っておるのう?そんなに遊んで欲しいんかの!では全力でお相手致そう!
ところであのぱんださん、さっきから何か頑張っておるようじゃが――何にも起こらんのう?
まぁ良いか!それより笹の生食ばかりでは飽きるじゃろ、香ばしく焼いてしんぜよう!(UCでうっかりぱんださんまで延焼し)
はっすまぬ白黒が真っ黒に!
お詫び代わりの餞別にこれで手を打ってくれぬか!
きんぐさんは渡せぬが――こんな事もあろうかと(?)、伊織の埴輪さんを金ぴかにでこってきておいた甲斐あった!
(投げ渡すついでにうっかり勢い余って縛霊手でもふり倒してしまったのはご愛嬌)
さぁ色々満足したら在るべき海に帰るんじゃよ!
呉羽・伊織
【花守】
いやありゃ違う意味でやる気満々だろ!
くっ、妙な張り切り方してるのだけは寄ってくるとか…ああもう、ホントこんなスリルや冒険は無用なんだケドなー!(遠い目)
…まぁココ、本来はゆるい無人島で今この場にゃ猟兵しかいないしな?(亀は羊と昼寝中)
死や気絶なんて不穏な物事とは無縁だから仕方ないな!
――そんな平穏を乱す乱暴者にゃお引き取り願おう
容赦なくUCで動作鈍らす毒や目潰しの闇を
…ホント暑い上に熱いしつっこみも追い付かないっての!
いや…寧ろもうつっこんだら負けだネ?何ソレ?
変なモン持ち込むなー!
(とりあえず金埴輪で気が逸れた隙狙い投槍に再UC)
嗚呼…お前ももう色々と疲れたろ、早く海の向こうに還りな
すやぁとお昼寝している羊さんたちの海はちょっぴり名残惜しいけれど。
そんな平和なお昼寝タイムの邪魔などさせるわけにはいかないし。
『グオオオッ』
無事に見つかった金の土偶さんを、ゆるふわに見えるけれど何だか凶悪な声を上げるパンダさんに渡すわけにはいかない。
そんなキラキラぴかぴかした土偶さんを背中の籠に入れるべく、のそりと笹の葉を揺らし迫るパンダさんを見遣って。
「あのぱんださんも随分と張り切っておるのう? そんなに遊んで欲しいんかの!」
――では全力でお相手致そう!
重松・八雲(児爺・f14006)は、ふわもこボディーなパンダさんをいざ迎え撃たんとするけれど。
「いやありゃ違う意味でやる気満々だろ!」
可愛いフリしてある意味めっちゃやる気なパンダさんに、呉羽・伊織(翳・f03578)も視線を向けつつ。
何だか自分へとその目が気がするのは、気のせいと思いたい。
そしてもふもふと、なんか頑張っているパンダさんの様子に
「ところであのぱんださん、さっきから何か頑張っておるようじゃが――何にも起こらんのう?」
こてんと首を傾ける八雲の隣で。
「くっ、妙な張り切り方してるのだけは寄ってくるとか……ああもう、ホントこんなスリルや冒険は無用なんだケドなー!」
美し麗し乙女の華ではなく、猛々しい色物に近寄られているという現状に、遠い目に。
それから、まぁ良いか! と。
八雲はもぐもぐと笹の葉を食すもふもふパンダさんを見つめ、そしてこんな気遣いを。
「それより笹の生食ばかりでは飽きるじゃろ、香ばしく焼いてしんぜよう!」
生でもぐもぐしていたら飽きちゃうし、おなかも痛くなるかもしれないから……成した狐火で、笹の葉をこんがり焼いてあげることに。
けれど、うっかり!
『!? グアッ』
「はっ、すまぬ白黒が真っ黒に!」
笹だけでなく、パンダさんまで延焼!
そんな焼きパンダさん状態になっているシュールな絵面を前に。
「……まぁココ、本来はゆるい無人島で今この場にゃ猟兵しかいないしな? 死や気絶なんて不穏な物事とは無縁だから仕方ないな!」
――そんな平穏を乱す乱暴者にゃお引き取り願おう。
亀さんもふわもこ羊とすやぁと昼寝中の今。
燃えつつももふもふまた頑張るパンダさんへと、伊織が容赦なく自由気儘に変眩する暗器を放てば。
「……ホント暑い上に熱いしつっこみも追い付かないっての!」
その毒に侵され動きを鈍らせ、闇に覆われた視界にじたばたするパンダさん。
そして、うっかりちゃっかり、こんがり焼いてしまったパンダさんへと。
「お詫び代わりの餞別にこれで手を打ってくれぬか!」
金の土偶さんは、メガリスだからちょっと渡せないけれど。
「こんな事もあろうかと、伊織の埴輪さんを金ぴかにでこってきておいた甲斐あった!」
「いや……寧ろもうつっこんだら負けだネ? 何ソレ?」
――変なモン持ち込むなー!
謎に用意周到な八雲が取り出した金ぴかデコ埴輪さんに、思わず声を上げる伊織だけれど。
『グフッ!』
掲げられた金ぴかデコ埴輪さんをめっちゃガン見しつつ、まんまとよちよち誘われるパンダさん。
伊織はそんな金埴輪で気が逸れた敵の隙を狙い、投槍し再び変眩させて。
「嗚呼……お前ももう色々と疲れたろ、早く海の向こうに還りな」
「さぁ色々満足したら在るべき海に帰るんじゃよ!」
ぽいっと、金ぴかデコ埴輪をパンダさんへと投じた八雲だけれど。
投げ渡すついでにうっかり勢い余って。
「おお、パンダさんすまぬ!」
『ガアアッ!?』
ごつい縛霊手でもふり倒してしまったのはご愛嬌!
そして金の埴輪さんを嬉々と手にしたものの、籠に入れる間もなく。
浜辺にころんと転がった金の埴輪さんを残して。
眼前に広がる大海原ではなく、パンダさんは躯の海へと還っていったのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵