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全世界おっぱいツアー『サムライエンパイア編』

#サムライエンパイア

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#サムライエンパイア


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●坊野烈城
「阿藩藩主、宗野御山様でございますね」
「むむっ、何奴じゃ」
 ツルツルの頭に太巻き寿司のような大きなちょんまげを拵えた、見るからにして脂肪が厚そうな中年男性の元に、沢山の美女が押しかけていた。
 本来ならば面会の予定がない人間とは一切合わない話さないめんどくさがりなことで有名な宗野御山であったのだが、美女軍団が相手となれば話は別だった。
「べっびんさんならいつでも相手してしちゃうんじゃぞ」
「あらあら、お上手で。ありがとうございます」
 美女達は馴れ馴れしくも宗野御山に近づいて、耳元で囁く。
「あなた様にどうしてもお願い申し上げたいことがございまして……」
 美女たちはその柔らかい身体を宗野御山に預けるようにして、上目遣いでみつめていく。
「それでもワシ、一応藩主だしぃ?そんな簡単に聞いちゃうと一揆とか怖いじゃろ?」
「あなた様でないと、いけないのですわ……」
 美女たちはその魅惑的でかつ甘い香り。揺れる豊満なそのお胸様に男が勝てる理由がどこにあるだろうか。
「中々よくできた娘さん方じゃのぅ!何を求めておるのかは分からぬが、そういうことであれば了承しよう」
 こうして生まれた1つの施設は、美女の酒屋として大変人気な飲食店となる。
 しかしその裏には美女軍団の大きな野望が隠されていた――。

●グリモアベース
「また厄介な事件が生まれちまったな……」
 頭を抱えながらも清水谷柳牙は、猟兵たちに予見とオブリビオン討伐を求めていた。
「エンパイアでオブリビオン……邪人軍が現れた。場所は阿藩だ」
 阿藩(アハン)。大名の宗野御山(ムネノオヤマ)が治める辺境のど田舎であり、殆どの人が名前すら知らないだろう。
 唯一の名所と言えば坊野烈城(ボウノレツジョウ)という二本の槍が城に刺さっているような奇抜なデザインが施されたお城だが、地元の評判はすこぶる悪く『落武者城』と揶揄されている。
「辺境の地なんだが予知もあって調べてみたら、最近やたらと人を集めているみたいでな」
 道も悪く殆どの人が寄り付かないその地域にどうしてと疑問を持つ猟兵もいるだろうが、摩訶不思議な事象の元凶は1つしかない。
「察しの通り、邪人軍の仕業だ。大量の妖狐忍を率いた邪忍軍の女棟梁が店を経営しているらしい」
 調査の際に持っていった写真には、瓦屋根が並ぶいつものエンパイアの光景に混じった異様な建物があった。
 呪術法力文明の技術の結晶と言わんばかりの紫色に輝いては消える装飾。まるでUDCアースでよく見かけるキャバクラのような施設が堂々と構えていた。大きな看板には『胸乃富士山』と書かれている。どうやら店名らしい。
「見た目だけでなく、実際に妖狐忍が接客しているみたいでな。まぁそれだけなら良いんだが、その店にはもう1つの顔がある。――殺し屋だ」
 キャバクラのような何かとして街に馴染み、お酒も入れば愚痴も出る。そして勢いで殺しを依頼してしまう――。が、それだけはない。
 自然に人々の心を。そしていつでも誰でも殺せるという殺意。この2つの支配によって人々と内側から侵略しようと企んでいたのだ。
「このまま放置するわけにも行かないしな。まずは藩主である宗野御山に協力願いに行くとするか」
 胸乃富士山の常連客の1人である宗野御山を説得するのは容易ではないが。住民に被害を出さないように妖狐忍を壊滅させる為に協力は必要不可欠だ。
「いつもの戦いとは違う意味でも厄介な相手だが、豊満なボディに負けるんじゃねぇぞ?」
 柳牙は言葉に反し、極めて真面目な表情で猟兵たちを送り出した――。


えんぷ茶
 この度はオープニングを閲覧頂きましてありがとうございます。おっぱいは癒しの象徴。それを侵略の餌にするなんてとんでもないオブリビオンも居たもんですね。猟兵たちの力でサムライエンパイアとおっぱいの尊厳をお守りくだぱい!よろしくお願いいたします。
 以下、各章の紹介となります。

  ☆第1章☆
 冒険です。まずは藩主である宗野御山に謁見し、協力願いに行くことになった猟兵たちですが、胸乃富士山の常連客である宗野御山を説得するのは大変かと思います。猟兵さんらしい説得で、宗野御山のお胸の鼓動を動かしてください。

  ☆第2章☆
 集団戦です。宗野御山の力添えがあれば、人気の少ない胸乃富士山に侵入することができるでしょう。しかし邪人軍がお城を監視していない筈もなく、大量の妖狐忍が猟兵たちの行く手を妨害したり色香で猟兵たちを虜にして仲間にしてしまおうと、ありとあらゆる攻撃を仕掛けることでしょう。強い気持ちで立ち向かってください。

  ☆第3章☆
 ボス戦です。邪忍軍の女棟梁は金次第で誰からでもどんな仕事でも請け負う戦闘のプロです。また、血を見るのが何よりも好きなサディストでもあるため、色香で猟兵たちを虜にしようとするだけでなく頑丈な猟兵たちにM気を目指せさせることで配下にしようと企んでいます。強い気持ちで立ち向かってください。
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第1章 冒険 『藩主に謁見』

POW   :    情熱をこめて頼み込む

SPD   :    迅速に対処すべき事態を説明する

WIZ   :    互いに利益のある提案を行う

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🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

イデアール・モラクス
クク…何とも素晴らしい店じゃないか、一度くらいは堪能しておきたかったが…まぁ戦いのドサクサで揉むチャンスはあるだろうさ…アーハッハッハ!

・行動
藩主を色仕掛けで落とす。
【罪深き接吻】で呼び寄せた淫らな修道女達を率いて謁見。
「お初にお目にかかる…私は魔女イデアール」
跪き、短いスカートから下着を藩主に見せつつ挨拶してから、胸を揺らしながら近寄って『誘惑』する。
「例の店なんだが実は悪しき企みの温床になっていてな、潰す必要があるのだが…力を貸してくれぬか?」
藩主に胸を当てながらしな垂れかかり、身体を弄り。
「店の分は私とこの女達が愉しませる事は約束するぞ…」
そのまま寝室でたっぷりと私達を味わってもらおう。



(クク…何とも素晴らしい店じゃないか)
 坊野烈城の謁見の間に最初に姿を現したイデアール・モラクス(暴虐の魔女・f04845)は、胸乃富士山にも興味があるようで、客として堪能できなかったことを悔やんでいた。
 しかしまだチャンスはあるだろうと前向きな彼女は、今は藩主を色仕掛けで落とすことに集中しようと体内を循環する濃厚な魔力に意識を集中させる。
「罪に癒されよ、罰に赦されよ、全ての傷痕へ口づけせしとき汝らの業は祓われる…そうあれかし!」
 イデアールは修道女にしては些か淫らで恍惚な笑みを浮かべた女性達を次々と召喚すると、藩主が現れる時を静かに待った。
「ふむ、そなたらが猟兵か。噂は聞いたことがあったのだが、立派なものじゃのう……」
「お初にお目にかかる…私は魔女イデアール」
 跪き、短いスカートの中を僅かながら藩主に見えるように誘惑する。服の上からでも分かる胸が揺さぶれる存在感。まさに魔女である。
 見えないからこそファンタジーな魔障の空間がチラリズムという印籠によってリアリティへと変貌する。そこに確かに下着はあった。
「例の店なんだが実は悪しき企みの温床になっていてな、潰す必要があるのだが…力を貸してくれぬか?」
「おぉ……なんと……」
 宗野御山にはその言葉はもはや届いていなかった。イデアールはその豊満なお胸様を焦らすようにその身体に優しく触れていく。
「店の分は私とこの女達が愉しませる事は約束するぞ…」

 イデアールのパインターシップによる先制胸撃に宗野御山は翻弄されていた。藩主の気持ちが揺らいでいる今のうちにと次の猟兵が追い打ちを仕掛けるべく藩主の前へと向かっていった――。

成功 🔵​🔵​🔴​

阿久津・零羅
「WIZ」
お初にお目にかかるのじゃ
わしは阿久津・零羅
宗野御山殿に折り入ってお話があるのじゃが…
(きゅっと胸寄せて
うぅっ、恥ずかしいのじゃ)


一夜の夢、苦を忘れ、快楽に酔うのは時には必要なことじゃ
じゃがな、そこに命のやり取りは入ってはいけないのじゃ
夢は醒めそして今を生きていかねばならぬのじゃよ
夢だけに生きれる人はおらぬのじゃ
地に足をつけて生きるために、どうか協力してもらえんじゃろか
夢に飲まれたものは、もはや人ではなく、堕落していく一方じゃて
この地を滅ぼし、ましてやお上から目を付けられそちらから滅ぼされるやもしれん

夢を与える地として確立して、夢を見るのなら阿藩へ
そのようなのはいかがじゃろうか?



「お初にお目にかかるのじゃ」
 イデアールの次に謁見の間に現れたのは阿久津・零羅(羅刹の戦巫女・f04878)だ。
「わしは阿久津・零羅。宗野御山殿に折り入ってお話があるのじゃが……」
 その大胆にも露出多めの服装とは裏腹に、きゅっと胸寄せつつも顔を紅く染めてもじもじとしていた。
(うぅっ、恥ずかしいのじゃ)
「……お見事」
 宗野御山は、零羅の姿をまじまじと見つめると、その腕を足を震わせていた。何か大切なものを見失っていたのだと。
 そもそも、色仕掛けを仕掛けていた美女達はみな手練れだった。男の喜ぶ姿を見てもクスクスと妖艶な笑みを浮かべるばかりだったのだ。
 しかし、零羅は違った。そこに恥じらいがあるのだ。少なくても、この地阿藩に現れた邪人軍や妖狐忍には『恥じらい』を見せる者が存在しなかった。
「話があるのじゃろう。是非とも説いてくだされ」
「……御意」
 零羅は恥じらう姿から一転。真剣に自身の思うことを語り始めた。そこには快楽への理解。しかし、裏に秘めた邪人軍の危険性。
「……夢だけに生きれる人はおらぬのじゃ。地に足をつけて生きるために、どうか協力してもらえんじゃろか」
 夢を与える地として確立して、夢を見るのなら阿藩へ。結果として阿藩は今。これまでにないくらいに栄えようとしているのだ。
 零羅は、邪人軍の与えたものをも利用して。新しい阿藩を築けばいい。そう語った。
「なるほどのぅ……」
 宗野御山がただのエロ親父であることに変わりなない。それでも腐っても藩主。その立場を忘れるほどには落ちこぼれはいなかったのか、零羅の話を最後まで真剣に聴いていた――。

大成功 🔵​🔵​🔵​

稲宮・桐葉
生まれて此の方、ずっとサムライエンパイアで暮らしておったが…
この様な藩があったとは初めて知ったのじゃ
…知らないままでいたほうが良かったのかも…
いや、オブリビオンが我が故郷で暗躍しておるのじゃ
阻止せねばの!


自慢の尻尾をもふりと蠱惑的に揺らしながら…

ご拝謁恐縮至極にござります
近ごろ胸乃富士山の黒い噂が絶えませぬ
殿様がご執心なのは存じておりますが、念の為、検めた方が良いと思いますのじゃ
不祥事あらば幕府の覚えも悪くなり、最悪、藩のお取り潰しに至るやも…
殿様をお慕いするが故の忠言と何卒お聞き入れを…

【礼儀作法・誘惑・言いくるめ・催眠】を駆使なのじゃ!

天下自在符は奥の手じゃな

連携・絡み・アドリブ歓迎じゃ♪


伝農・エルナちゃん
「頼もう。領主殿。あの館、良からぬ企みの温床よ」
あちきは領主の目の前で土下座しよう。その際に際どい着物から通常よりもデカい胸がチラつくかも知れんが、まぁニプレス貼っとるから大丈夫じゃろう。
にしても、この領主エロいことしか期待しとらんのか。ユーベルコードが反応しとる。
やれやれ、少しくらいサービスしてもいいか……
「領主殿、声は少々残念かも知れぬが……この胸、触っていただいても結構じゃ。それで英断できるのならば、いくらでも」
別に安売りしてる訳でもなく、あちきとしては、まぁ実際のところ胸くらい触られても構わんは構わんのじゃ。
……じゃが少しくらいは痛い目を見た方がいい、こっそり動画を撮って上奏しとくか。



「この様な藩があったとは初めて知ったのじゃ」
 稲宮・桐葉(戦狐巫女・f02156)は阿藩の実態に複雑な思いをしていた。宗野御山が強力している胸乃富士山。
 知らないままでいたほうが良かったかもしれない。しかし、オブリビオンが暗躍しているこの世界を何とかしなくてはいけない。
 桐葉は覚悟を決めて謁見の間へと向かう。その隣には伝農・エルナちゃん(のじゃロリおじさん剣士・f00886)の姿もあった。
「頼もう。領主殿。あの館、良からぬ企みの温床よ」
 エルナちゃんは、謁見の間に入るや否や。飾る言葉を使わずにいつも通りの言葉で宗野御山に声をかける。
「ご、ご拝謁恐縮至極にござります……」
 サムライエンパイアで暮らしていた桐葉にはそんなエルナちゃんの言動に驚きながらも、挨拶を続ける。
「うむっ、元気があっていいことじゃ。くるしゅうないぞ」
 宗野御山は軽快な笑みを浮かべて2人を迎え入れる。桐葉は自慢の尻尾をもふりと蠱惑的に揺らしてアピールする。
 エルナちゃんは領主の目の前で座り、際どい着物から豊満で大変ご立派なお山が自己主張しようと揺れていた。心なしかその胸が宗野御山の前で発育しているようにもみえる。
(この領主エロいことしか期待しとらんのか)
 周囲から得ている期待に身体の体質が変化してしまうエルナちゃん。お胸様が発育するということは、つまりはそういうことなのである。
「……この胸、触っていただいても結構じゃ。それで英断できるのならば、いくらでも」
 その言葉はエルナちゃんの本心であり、胸部をちょっと触れられるくらいはまだ許容範囲なのかもしれない。
 しかし、その片手には端末のようなものが握られていて、こっそり動画を撮っている。こっそり上奏するつもりなのだろう。
「近ごろ胸乃富士山の黒い噂が絶えませぬ。不祥事あらば幕府の覚えも悪くなり、最悪、藩のお取り潰しに至るやも……」
 宗野御山がエルナちゃんの胸に触れようとするも桐葉の不祥事という言葉に反応したのか、その手を引っ込めて再び考え始める。
「殿様をお慕いするが故の忠言と何卒お聞き入れを……」
 エルナちゃんのパワー溢れるバストと忠実で真剣な桐葉の言葉。2人のパワーある誠実な説得に宗野御山は確実に傾いていた――。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​

上月・衒之丞
ふぅむ……為政者が安女に誑かされなんすはようありんせんなぁ。
あちきとしても業腹物でありんすよ。
ようざんす、高い女の良さを思い知らせなんし。覚悟しなんしや?

仕事用の着物を着飾って、しゃなりしゃなりと歩み寄ろう。
宗野御山は取次がないと会わないという話だが……美女に弱いとも聞く。
なれば、「本物の太夫」、それも徳川家の天下自在符持ちの花魁なら会わない訳もあるまい。

「お初にお目にかかりんす。あちきの名は『詠月』。御大名にお目にかかりんして嬉しゅうありんす」
礼儀正しく話しながら【誘惑】していく。
「御大名に折り入って願い申しいす。贔屓の店の御用改めに力をくりゃれ。
お代はあちき、では安うござんすか?」



「ふぅむ……為政者が安女に誑かされなんすはようありんせんなぁ」
 上月・衒之丞(泡沫の遊女・f11255)にとって、宗野御山の行いは癪に障るようで、高い女の良さを知ってもらい、二度と胸乃富士山のようなオブリビオンの女に靡かないようにと坊野烈城へと向かっていた。
 宗野御山は本物の太夫であり、徳川家の天下自在符持ちの花魁に会わない理由はないと手厚く歓迎し、席を設けることにした。
「お初にお目にかかりんす。あちきの名は『詠月』。御大名にお目にかかりんして嬉しゅうありんす」
 礼儀正しく源氏名を名乗る衒之丞。宗野御山であっても、本物の立ち振る舞いは心の底で理解できたのだろう。
「御大名に折り入って願い申しいす。贔屓の店の御用改めに力をくりゃれ。お代はあちき、では安うござんすか?」
 着物を着飾り、しゃなりしゃなりと歩み寄る衒之丞。邪人軍のような、ただひたすらに淫らな光景とは違いって品のある1つ1つの動き。
「胸乃富士山……これだけの者が願う程の悪。ということなんじゃのう。わかった、ワシも腹を括ろうぞ」
 こうして宗野御山は猟兵たちの説得要望に応え、胸乃富士山への強制立ち入りと許可することを決断した。
 猟兵たちは説得することにホッとするものの、まだ戦いは始まってすらいないと再び気合を入れ直す。
 これから向かうは敵の本拠地。当然一筋縄ではいかないだろう。猟兵たちは気を引き締めて、胸乃富士山へと向かった――。

成功 🔵​🔵​🔴​




第2章 集団戦 『妖狐忍』

POW   :    魅了の術
【全身】から【魅了の術】を放ち、【幻惑】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD   :    小刀一閃
【小刀】が命中した対象を切断する。
WIZ   :    狐火
レベル×1個の【狐火】の炎を放つ。全て個別に操作でき、複数合体で強化でき、延焼分も含めて任意に消せる。
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種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 猟兵たちは宗野御山直々の案内の元、胸乃富士山へと向かった。説得に時間がかかり、既に日は沈んでしまっていた。胸乃富士山の前には長い行列と、その列を管理している妖狐忍の姿があった。
「裏口からいくしかないかのぅ」
 宗野御山は、表からでは民を巻き込む危険があると裏口へと向かう。何故か店の合鍵を持っている宗野御山はその裏口から猟兵たちを内部へと招き入れる。
「地下にある店の者しか入れない部屋があるのじゃ。そこに行けば、店の代表の者がいるはずじゃ」
 しかし一歩店内に踏み入れると、廊下の物陰から小刀が投擲される。宗野御山の脇を掠め、頬からはじわじわと血が流れる。
 妖狐忍の軍団が猟兵たちの行く手を阻む為に潜伏しているのだろう。猟兵たちは、罠や妖狐忍に気をつけつつ、店の地下にあるという特別な部屋を目指して胸乃富士山に踏み入れる――。
伝農・エルナちゃん
PPP開発室で共闘

「まったく、惜しげもなくぴっちり服にバカみたいにデカい乳をぶら下げよって……恥じらいのハの字もないな」
まぁあちきが言える話ではないがの。その辺は棚上げじゃ。
イデアールが止めた奴から順に、殺傷力のない九尾刀を飛燕剣で模して強さ「4」で4本作成、模した飛燕剣は空中乱舞させて、あちきは九尾刀を持ってダッシュで突撃し、次々に斬って快楽で腰砕けにしてやるのじゃ。
「命はとらん。快楽で果てて、潔くこの現世から疾く去ね」

●以下は同行者に対しての反応セリフ
「ってフィーナ、落ち着け! 世の中胸だけじゃないぞ?!」
「イデアールよ……ほんにお前さんは欲望に忠実じゃな……胸ならあちきのがあるのに……」


フィーナ・ステラガーデン
「PPP開発室で共闘」

「いったい何なのよここは・・」
仲間達に誘われて胸乃富士山に足を踏み入れたフィーナは絶句する。
正直な所、店名からして嫌な予感はしていたのだ!
あっちを見てもこっちを見てもたゆんたゆんと揺れる胸にフィーナの怒り(妬み)ゲージが上がり
助けを求めようにも頼りになるはずの仲間までがたゆんたゆんの現実にフィーナのやり場の無い怒りが爆発する!
「あんたらのそれは私に対する嫌味かああああ!!」
轟く罵声とucの爆音がこだまする!
頑張れフィーナ!胸は小さくても態度はでっかいぞ!

(あ、アレンジコミカル歓迎のだいたいお任せです。
UCは薙ぎ払う熱線が地面を舐め、順番に連鎖爆発する感じです。)


イデアール・モラクス
PPP開発室で共闘

クク…居るじゃないか、素晴らしいお胸様を持つ狐どもがワンサカ!
さぁ、愉しませて貰うぞ!

・行動
「今日で閉店なんだ、最後のご奉仕をさせてやる!」
私の役割は敵集団の動きを止める事。
『高速詠唱』『全力魔法』で色欲の触手を大量に召喚、『範囲攻撃』で狐忍集団を纏めて拘束する。
「クク…お愉しみタイムだ」
触手を身体に巻きつかせるだけでなく、穴という穴を『串刺し』にして更に『属性攻撃』で触手に電撃を通して責め、エルナちゃんやフィーナが攻撃する為の隙を作り。
「アッハッハ!私にもヤらせろ!」
私も狐忍に組みついてお胸様をぷるーんぷるんして堪能、更に噛み付いて『吸血』し『生命力を奪い尽くして殺す』



「いったい何なのよここは・・」
 フィーナ・ステラガーデン(月をも焦がす・f03500)は、エルナちゃんとイデアールと道中ばったり顔を合わせ同行することにしたのだが。
 フィーナは絶句する。胸乃富士山の名前から嫌な予感はしていたのだろう。あっちを見てもこっちを見てもたゆんたゆん。敵も仲間もたゆんたゆんでたゆんたゆんなのである。
「まったく、惜しげもなくぴっちり服にバカみたいにデカい乳をぶら下げよって……恥じらいのハの字もないな」
「クク…まったくだ」
「我慢よ我慢」
 フィーナは助けを求めようにも頼りになるはずの仲間までがたゆんたゆんの現実にフィーナのやり場の無い怒りが爆発しそうになるが、我慢していた。
 たがが脂肪。気にすることはない、と。それでも視線は自身の控えめなものに向けてしまっていた。
「クク…お愉しみタイムだ。最後のご奉仕をさせてやる」
 イデアールは言葉も聞き取れぬほどの高速詠唱で空中に浮かぶ無数の魔方陣を呼び起こす。その魔法陣からはヌルヌルした淫靡なカタチの無数の触手が姿を現した。
「ヤれ!色欲の触手!」
 ぬめりぬめりとその口から粘液を噴出している触手は先行して廊下を進み、妖狐忍を探っていく。
 気配やにほい辿って妖狐忍を見つけると、その身体に巻きついて空中へと吊り上げていく。
 スーツと首の隙間からスーツの内部へと侵入する触手たり。内部から外部から。あらゆる方向から妖狐忍たちを縛り逆さ釣りにしていく。
「んぐ……やめ……んぅぅ!?」
 ついには触手は妖狐忍の口を塞いで動きだけでなく、言葉をも封じていく。しいて動いているものは。宙吊りの触手の振動にあわせて揺れるお胸様くらいのものだろう。
「まだ終わりじゃないぞ!」
 イデアールは、追い討ちとばかりに触手に電撃を通して妖狐忍たちを責めていく。妖狐忍たちはその身体を痙攣させて、声にならない声を上げてただただあらゆる感情を耐えていた。
「イデアールよ……ほんにお前さんは欲望に忠実じゃな……胸ならあちきのがあるのに……」
「当然だ。エルナちゃんも触手が欲しいか?」
「……やめておくのじゃ」
 イデアールの期待にまた1つ胸が膨らむエルナちゃんは、その胸を押さえつつ縛り付けられた妖狐忍たちへと向かう。
「あちきのオート剣舞、避けてみろなのじゃ!」
 エルナちゃんは4と刻印された刀剣を4本召喚すると、空中を舞い踊るように移動して妖狐忍を斬りつける。
 さらに刀剣と同じ形をしている九尾刀を手に取ると、妖狐忍を掠めるように切り裂く。
「命はとらん。快楽で果てて、潔くこの現世から疾く去ね」
 その刀剣が妖狐忍の肌を触れるたびに精力を奪い快楽を齎す。気絶しようにも触手からの電撃で起こされ、また触手と刀剣による快楽で気絶する……。
 あまりの光景にフィーナは絶句していた。普段は天真爛漫な彼女でも、この時ばかりは感情を見失っていた。
「いったい何なのよここは・・」
「アッハッハ!私にもヤらせろ!」
 イデアールは妖狐忍に組みついてぷるんぷるん揺れるお胸様に噛み付いて吸血する。生命力を奪い尽くされた妖狐忍はちからなくフィーナの方へと倒れる。
 フィーナは反射的に妖狐忍を受け止める。その両手には弾力のある、いまだ生暖かい感触があった。
 その弾力に触れたフィーナは、1つの感情を取り戻す。場の無い怒り。

 ーーーぷつんーーー

「ってフィーナ、落ち着け! 世の中胸だけじゃないぞ?!」
「アッハッハ!すまんな、フィーナ!」
 音のない音だったが、エルナちゃんとイデアールはその音を本能的に感じ取ったのか、あわてて後方へと下がっていく。
 地面に伸びている触手を避けるためにジャンプする2人。揺れる弾力型視線バキューム系クアトロメロンズ様。
「あんたらのそれは私に対する嫌味かああああ!!」
 轟く罵声。熱量を圧縮された刃が地面を掠め、妖狐忍を切り刻み進んでいく。その軌跡に刻まれたエネルギーの塊が追撃を仕掛けるように爆発していく。
「胸が控えめで何が悪いって言うのよおおおお!!」
 罵声に破裂音が合わさり、なだめようとするエルナちゃんと、ひたすらに笑ってこの状況を楽しんでいるイデアール。
 過激な戦いに宗野御山も放心しているが、妖狐忍の数は確実に減っていき。顔を出せば自分たちもこうなってしまう。という恐怖心を植え付けることにもなった。
 猟兵たちは3人が食い散らかした道を進んでいく。地下への入り口はもうすぐそこだーー。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

上月・衒之丞
やれやれ……品がありんせんなぁ。
女御の魅力は胸の大小に非ず、まして淫靡さなどでもありんせん。
品良く貞淑に、加えて恥じらいが必要なんし。
安売りなど以ての外なんしょ。肝に銘じ入りんせ。

放心している宗野御山を守りつつ、優美に歩みを進める。
立ち塞がる敵は最小限の動きで糸を放ち四肢を絡めとり、首を刎ねていく。
「無明弦月流、如月。情けなんすなぁ……敵の術も見破れなんしが、忍びを名乗りなんしか?」

ついでに言いたい事もあったんだ、こいつらには。
「命の安買いは御法度なんしよ。命を賭けるほどの大金に悩みささんすからこそ、命を奪う価値がありんす。
主らには品も能もありんせん。同胞として情けなんす。疾く散りなんせ?」



 放心している宗野御山を守りつつ、優美に歩みを進める猟兵もいた。衒之丞だ。
「やれやれ……品がありんせんなぁ。安売りなど以ての外なんしょ。肝に銘じ入りんせ」
 女御の魅力は胸の大小に非ず。ましては淫靡さなどでもない。品の良さ。恥じらいなど1つ1つの仕草。拘りとして持つのならまだしも、1つの押し売りでは乳の魅力も半減するというもの。
 地下へと進むと、まだまだ待機していた妖狐忍が衒之丞をめがけて狐火の炎を放つ。衒之丞はその炎を避けると妖狐忍に接近する。妖狐忍が釣られるように後方へと下がると、何かに足をとられて転倒してしまう。
「その力、封じいす。もう、身動きは取れなんし」
 衒之丞はあらかじめ仕込まれた見えざる糸で妖狐忍を捕縛していく。最小限の動きで糸のトラップを仕掛けていたのだろう。妖狐忍は一切その動きに気付くことなく、まんまと掛かってしまったようだ。
「無明弦月流、如月。情けなんすなぁ……敵の術も見破れなんしが、忍びを名乗りなんしか?」
 そのまま妖狐忍の首を刎ね、顔色1つ変えず再び歩みを進める。次々と現れる妖狐忍だったが、見えざる糸に阻まれて炎を放つこともままならなかった。
 そんな哀れな妖狐忍に、思い出したたのようにつぶやく。
「命の安買いは御法度なんしよ。命を賭けるほどの大金に悩みささんすからこそ、命を奪う価値がありんす。主らには品も能もありんせん。同胞として情けなんす。疾く散りなんせ?」
 その言葉が言い終わる前に妖狐忍は壊滅し、その言葉を最後まで聞いたのは仲間の猟兵と宗野御山だけだった――。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『邪忍軍の女棟梁』

POW   :    闇闘技・流血乱舞
【手裏剣】が命中した対象に対し、高威力高命中の【血濡れの鉤爪の連撃】を放つ。初撃を外すと次も当たらない。
SPD   :    邪忍法・身代わりの術
完全な脱力状態でユーベルコードを受けると、それを無効化して【呪いの木偶人形】から排出する。失敗すると被害は2倍。
WIZ   :    禁術・影分身
レベル×1体の、【胸元】に1と刻印された戦闘用【妖艶なる分身体】を召喚する。合体させると数字が合計され強くなる。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠エルシー・ナインです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


 地下を駆け抜けて最奥の大きな扉を開ける猟兵たち。そには邪忍軍の女棟梁が、大きな椅子に偉そうに座って待ち構えていた。
「よくきたじゃないか。妖狐忍の奴らより腕が立つだろうし何より美しい。アンタらも邪忍軍に入らないかい?……なんて、その目を見りゃ概ね察しは付くけど……ねッ!」
 女棟梁は椅子から飛び跳ねるようにして立ち上がると、一瞬で猟兵たちとの距離を詰める。
「さぁ……始めようじゃないか。アンタたちの血を見るのが楽しみだ!」
 猟兵たちも各々の得物を握り、戦闘態勢を整える。阿藩の平和とおっぱいの尊厳を守るべく、猟兵たちは女棟梁に挑む――!
稲宮・桐葉
おおっと、出遅れてしまったようじゃな
さすがは猟兵じゃ
雑魚どもなど一蹴じゃったのぅ!

さて御大将のお出ましじゃな
出し惜しみなどせぬぞ
「真の姿」を解放じゃ!

どんな形であれ、妖狐の姿をしたものに悪事の片棒を担がせた事は赦せん!
妖狐と人は好き関係であるべきなのじゃっ
さあ行くぞ、ムラサマよ!

《ムラサマブレード》を居合の構えから抜き放つと同時にUCを発動、一気に詰め寄るのじゃ
《機巧大狐ちゃん》と連携し【フェイント】等を仕掛けさせ変則的に攻めてゆくぞ
《ムラサマブレード》の【戦闘知識】も当てにしておこう
わらわと《機巧大狐ちゃん》の戦闘の補助をさせるのじゃ

他の猟兵たちとも上手く連携を取るようにするのじゃ



「さて御大将のお出ましじゃな」
 桐葉は出し惜しみはせぬと、その姿形を変えてゆく。身体に収まらない妖気が外へ外へと流れていく。
「どんな形であれ、妖狐の姿をしたものに悪事の片棒を担がせた事は赦せん!妖狐と人は好き関係であるべきなのじゃっ」
「なるほど、アンタも狐かい?」
 その強い気を嗅いだ邪忍軍の女棟梁もまるで高揚しているか。耳障りな高い音でゲラゲラと笑う。
「さあ行くぞ、ムラサマよ!」
「いいだろう、かかってき……っ!?」
 桐葉は居合の構えから、一気にムラサマブレード抜き放ち女棟梁の首を狙った。会話のうちに構えていたのだろう。一合目は女棟梁が鉤爪で何とか凌ぎ、一旦距離を置こうと後方へと飛びのく。
「さあ、ムラサマブレードよ、お仕置き時間の開幕じゃ!」
 桐葉はもう一度居合の構えを取ると、ムラサマブレードから溢れ出る紅い闘気を身体に纏っていく。
「キリキリ働くがよいわっ!金剛石でも切って見せよ!」
 桐葉が一歩地面を蹴ると、その足場にはヒビが残る。その場所に桐葉はも居ない。ヒビが入ったと同時にムラサマブレードは女棟梁の頬を掠める。
自律式キツネ型ロボットの機巧大狐ちゃんの稼働と合わせて、途切れない怒涛の攻撃で女棟梁を責め立てた。
「チィ、身体が追いつかないねぇ……」
 ムラサマブレードが女棟梁に忍法を使う隙を作らせず、女棟梁の体力を奪っていく。女棟梁が桐葉に集中している隙を狙い、猟兵たちは各々の作戦の準備を進めていた――。
 

成功 🔵​🔵​🔴​

阿久津・零羅
うかうかしておったの、遅参はこれにて挽回させてもらおうぞ

夢は夢であれ、それこそが華じゃろうて
血塗られし現世に染めるのは無粋じゃ

来るべき時を使用
骸骨武者と連携してなぎなたでフェイントを絡めて攻撃を
骸骨武者の氷で一部でも凍ればえぇのじゃが
立ち位置を注意して常に双方が攻撃できるように動く
さばききれぬ攻撃はからくり人形を引っ張り盾に
一度きりじゃがな

ほかの人と連携絡みできればやりたいものじゃ


宮古・紫乃
…酷いです。誰だって、1度や2度くらいは誰かをむかつく、殺したい、なんて思うことはあります。
でも、ほんとに死んじゃったら後悔するんです。ずっと、ずっと消えない傷になるんです。
許せません。ここで、あなた達の企みは潰させてもらいます…!

相手は分身を召喚するかもしれない…
ならばこっちも、数を用意しましょう。
【おいで、私のお友達】で、ぬいぐるみさん達を頬の数字が2になるように召喚します。
さあみんな、あの敵さんを潰しましょう

ぬいぐるみさん達を向かわせたら相手の隙を作る為にたまさんで【恐怖を与える】を使います。

隙が出来たらそこを狙い、ももくん【2回攻撃】ですよ。



「…酷いです。誰だって、1度や2度くらいは誰かをむかつく、殺したい、なんて思うことはあります。でも……!」
「ああ、血塗られし現世に染めるのは無粋じゃ」
 宮古・紫乃(ぬいぐるみさんと、死霊さんと一緒に・f04045)と阿久津・零羅(羅刹の戦巫女・f04878)は邪忍軍の女棟梁を睨みつける。
「アンタらだって分かっているんだろ?そうやって支配していくのさ」
 体力を奪われたとはいえども、減らず口の女棟梁は、零羅に向かって接近していく。
「ほれ、仕事の時間じゃわが同胞よ、目覚めの時じゃ」
 骸骨武者を召喚した零羅は、自身も薙刀を持って女棟梁の鉤爪を受け止める。力と力の勝負では女棟梁の方に軍配があがるものの、骸骨武者が氷を守った剣で女棟梁を狙っているため、互いに決め手に欠けて得物のぶつかり合いは続いていく。
「ならば、これならどうだい?」
 女棟梁は自らの胸に手を当てると、その姿が2つ3つと分身していく。その胸元には大きく数字が刻印され、本体同様に冷酷な視線で猟兵たちを見定めていた。
「みんな、来てください。邪魔なあの子を潰してしまいましょう」
 紫乃は沢山のぬいぐるみを召喚して、女棟梁に向かわせる。ファンシーな見た目から、女棟梁は高笑いしながら余裕の笑みを浮かべる。
「何だい、お人形遊びなら外でやってなお嬢ちゃん!」
 女棟梁の分身は、ぬいぐるみを軽く斬り裂こうと鉤爪を動かす。しかしぬいぐるみは見た目とは裏腹に素早い動きで爪を交わす。
 まるで挑発するかのようなもふもふとした動きに女棟梁は徐々に苛立ち始めていた。
「たまさん、今です!」
 紫乃が叫ぶと、今度は呪われた宝珠を持ったあざらしのぬいぬい『たまさん』が女棟梁に近づいていく。不思議と宝珠に視線が惹きつけられる恐怖感に襲われる。
 追い打ちをかけるように恐怖感で女棟梁に身動きできない指に結びつけた糸で操っている戦闘用ぬいぬい『ももくん』が女棟梁に近づいてその拳を振りかざす。
 可愛い見た目からは想像もできない鈍い音が部屋中に響き渡る。腹部に得体の知れない衝撃を受けた女棟梁はそのまま膝をついてしまう。
「油断……したねぇ……お互いに!」
 女棟梁の分身の一人がぬいぐるみを振り切って紫乃のすぐ目の前まで来ていた。手元にぬいぐるみのない丸腰の紫乃に、分身の鉤爪が振り下ろされる。
「そうはさせぬのじゃ!」
 分身の鉤爪は零羅のからくり人形が盾となり、紫乃への攻撃を防ぐ。零羅はそのまま分身の身体を薙刀で一刀両断。真っ二つに斬り裂いた。
 零羅の攻撃の隙を狙った他の分身も、今度は骸骨武者に引き裂かれていく。一度失った陣形。綻びは徐々に徐々にと広がっていき。やがて分身は一人残らず切り捨てられた。
「夢は夢であれ、それこそが華じゃろう。もう一度言わせてもらうのじゃ。無粋じゃとな」
 零羅は再度薙刀を構えて女棟梁の前に立ちはだかる。徐々に徐々に、女棟梁を心身ともに追い詰めていく猟兵たち。
 緊迫した戦場の中で、少しずつ。しかし確実に戦況は傾き始めていた――。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

遊馬・美湖
はー!ばかみたい!女の魅力って、おっぱいだけじゃないべさ!
第一ミコのほうが何倍もかわいいべ、何言ってんだべおばはん!
片手にはダガー、片手には数珠を握りぶっ飛ばしてやるべな。
そんなにおっぱいがいいなら服なんざ着なきゃええべ。その服ひん剥いてやるべな。
敵に近づいて一撃おみまいできそうならUCを叩き込んでやるだべ。
この世界はたしかに今ミコが住んでるとこからみりゃ娯楽もファッションもまだまだで楽しいとこじゃねーけど、だからって好き勝手にはさせねーべ。
あくまでここはミコの故郷だべさね!
(倒せたら全力でキャピっと決めポーズ☆)
[アドリブなどなど大歓迎]



「はー!ばかみたい!女の魅力って、おっぱいだけじゃないべさ!」
「……胸が一番野郎と釣れるだろうさ?お子様には理解できないだろうがねぇ」
 遊馬・美湖(パワフルギャル・f12819)が女棟梁を更に挑発する。確かにお胸様は大人の色香のようなものはあまり感じられないが。彼女にはオシャレがあった。
「第一ミコのほうが何倍もかわいいべ、何言ってんだべおばはん!」
「お!?…おば……はん……だと……!バカにするんじゃないよ!」
 邪忍軍の女棟梁は言葉から間髪入れずに手裏剣を投げるが、美湖はその手裏剣をダガーで弾く。
 飛び道具を失った女棟梁に向けて一気に加速して距離を縮めていく。この世界はたしかに娯楽もファッションも少ない。
 美湖にとって楽しいとこだとは自信をもって言えない。こういう娯楽だって多少は必要なものかもしれない。
 それでも。そうだとしても。
「あくまでここはミコの故郷だべさね!」
 大切に想う気持ちが数珠に乗せ、拳からは超高速かつ大威力の一撃が放たれる。女棟梁は鉤爪で何とか攻撃を凌ごうとするが、ここまでの連戦によるダメージもあったのだろう。美湖の打撃に耐えきれず、粉々に砕け散った。
「そんなにおっぱいがいいなら服なんざ着なきゃええべ。その服ひん剥いてやるべな」
 美湖がダガーで服を切り裂くと、女棟梁お胸様はみるみるうちにしぼんでいく。どうやら無理矢理寄せてあげて形を作っていたのだろう。
「ここ……までかねぇ……」
 オブリビオンを生かしておく理由はない。美湖は人多いにと、ダガーを女棟梁の平たくなった胸に突き刺す。女棟梁は激しく苦しむことはなく。悔しそうな表情のまま絶命した。

 美湖は女棟梁を死に様を一時の間だけ見届けると、振り返って共に戦った猟兵たちと宗野御山に向けて全力でキャピっと決めポーズを向ける。その視線の先にはサプライエンパイアの娯楽の未来が映っているのかもしれない。
 オーナーが居なくなった胸乃富士山は街の人々に惜しまれながらも営業が停止となるだろう。猟兵たちは見事、オブリビオンを打ち破ったのである――。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2019年02月03日


挿絵イラスト