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オリオンの聖頌歌~カウダ・ドラコニス(作者 中村一梟
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#UDCアース  #【Q】  #竜神  #発掘調査  #邪神の痕跡を探せ  #プレイング募集中 


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●まぼろしの記憶
 カクリヨファンタズムには、竜神という種族がいる。
 彼らは他の妖怪達と同様にUDCアースを起源とする存在で、かつて地球の邪神と戦い、滅ぼし、あるいは封印したのだという。
 猟兵達がカクリヨファンタズムに到達し、竜の神々が再び地球と出会ったことによって、明らかになった事実があった。
 ――竜神達が残したはずの「邪神の封印」が消えている。
 偶発的な事故によって破壊されたのか、何者かが解き放ったのか。あるいは、時が流れ風景が変わったことによって見落としたのか……原因は定かでないものの、竜神達が語る場所に邪神の封印が存在しないことは事実であった。

●点と点をつないで
 というわけで、とミレイユ・ダーエ(永遠の森の歌乙女・f01590)は言った。
「皆さんにはUDCアースに向かっていただいて、竜神の方達が残した封印についての調査をお願いしたいんですの」
 大半が消失してしまった邪神の封印だが、未だ現存する可能性が残されているものもあった。
 竜脈、あるいはレイラインと呼ばれる大地のエネルギーを利用した封印術――「竜脈封印」である。
「しかし、竜脈封印が施されたのはUDCアースの時間にして何万年も前。その痕跡のほとんどは散逸してしまっていて、封印が『まだあるかもしれない』というところまでしかわかっていませんの」
 そこで、竜脈封印の現存を確認するための調査が必要とされている。UDC(アンダーグラウンド・ディフェンス・コープ)はすでにいくつかの候補地を見つけ出しているものの、捜索の進捗は芳しくない。
「皆さんは封印があると思われる候補地のひとつに赴いて、当時の人々が太古の竜神を信仰していた痕跡がないか探してくださいまし」
 数万年前でも地球人類はすでに文化を獲得していたことが考古学の見地から明らかになっている。であれば、竜神と邪神の戦いを目撃した人々が何らかの記録を遺していても不思議ではない。数万年前の記録を探し、つなぎ合わせ、竜脈封印の謎に迫るのだ。

●竜と龍のものがたり
 北太平洋に『古龍島』という名の島がある。
 そこは島全体が遺跡と言っても過言ではないほど多くの遺物が眠っており、この島の調査が完了すれば石器時代の人類文化の実像が明らかになるのでは、と期待されている。
「ですが、その遺物の多さが今は障害になっているんですの。重要そうな」
 百名足らずの原住民が暮らすだけの島だ。近代的な港などなく、当然重機なども投入することができずにいる。地道に足と手と目で探すしかないのだが――。
「ユーベルコードや皆さんがお持ちの様々な技能を活用すれば、機械を使う以上の効率で遺物を回収することもできると思いますの」
 徒歩で回るのはそれなりに骨が折れるが、それでも島だ。複数人が力を合わせて分担すれば、島の全域に調査の手を伸ばすことも可能だろう。
「他の封印のように、竜脈封印もいつ消えてしまうかわかりません。UDCアースの危機をひとつでも多く取り除くために、皆さんの力をお貸しください」
 そう言って、ミレイユは頭を下げる。顔を上げた彼女は、微笑んでいた。
「それはそうと、何万年も前の人たちがどんな暮らしをしていたのか、とっても気になりますわね。――こほん。それでは、準備のできた方からお送りします。皆さんの旅路に、凪と波音の祝福がありますように」


中村一梟
 猟兵の皆様、ごきげんよう。中村一梟でございます。
 今回はUDCアースより【Q】によって出現したシナリオをお届けします。
 また、本シナリオは全章通じて「SPD」による判定が有利となります。SPDの高い皆様は得意分野をぜひ発揮していただきたいと思います。もちろん、それ以外の能力による行動も不利になることはありませんので奮ってご参加ください。

●第1章
『冒険』のフラグメントです。
 このシーンでは「回収した古代の遺物を解析する」ような行動を取ったプレイングに対してボーナスが入ります。
 入手してきたものがどのような形で封印の手がかりとなるのかの予想が付記されていれば、さらに大きなボーナスとなりますので想像の翼を広げてご参加ください。

●第2章
『集団戦』フラグメントです。詳細は1章終了後に。

●第3章
『ボス戦』フラグメントです。詳細は2章終了後に。

●お知らせ
 このシナリオは私の「オリオンの聖頌歌」とタイトルに付く他シナリオと同じ島が舞台となっております。そちらのほうもぜひ一度ご覧ください。
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第1章 冒険 『竜脈封印の伝承』

POW巨石を動かしたり、沼の底に潜るなどして、竜神信仰の痕跡を探索する
SPD探索範囲内全域をくまなく歩いてまわるなど、足を使って竜神信仰の痕跡を探し出す
WIZ村に伝わる昔話や童歌の調査、村の古老との会話などから、竜神信仰の痕跡を探ります
👑7 🔵🔵🔴

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


楊・藍月
ああ
とても…とても懐かしい気がするね(遥か昔の邪神との戦いを思い出すが昔過ぎて詳しくは思い出せない竜神

此処の封印…俺との知己が残した物かな

事前
此処の島についての歴史と情報を確認
可能なら関わった龍について思い出そうとしてみる

竜神飛翔発動中

空から俺と同じ龍の気の痕跡を見据えよう

とは言えそれだけでは難しいか…ふむ

確か人間には面白い技術があったな
試してみるか

今常時発動している雷の威力を極限まで弱め
島全体へと行き渡らせ
反応を見る
電気探査法といったかな

埋まった遺跡や気になる反応をこれで更に解析

回収できるものや掘り出せるものがあるなら巨体を生かして掘り出すとしよう
出てきたものは電気も併用して解析するよ


 古龍島に降り立った楊・藍月(四海竜王に連なるもの・f29478)が感じたのは、旧友の後ろ姿を不意に見つけたような感慨だった。
(とても……とても懐かしい気がするね)
 藍月がこの島を訪れるのは初めてだ。にも関わらず、彼は古龍島の風景に対して既視感を覚える。それはかつてここで確かに竜神達と邪神共の戦いが繰り広げられたという証拠であった。
(此処の封印……何れの友が残した物かな)
 人間達の記録には、この島の記述はほぼない。それどころか、意図的に抹消されたような痕跡さえあった。星霜を経た記憶を辿ってこの島に封印を残した竜神を特定するのは、何らの物証も手元にない現状では困難を極めた。
 しばしの思案の後、藍月はユーベルコードによって己が身を完全竜体へと変じさせた。高く飛翔し、島の全景を見下ろしながら時の流れにも朽ちない龍の気の痕跡を探る。
「……ふむ。確か人間には面白い技術があったな。試してみるか」
 藍月はその身にまとった紫電を迸らせる。数百の稲妻が古龍島に降り注いだ。
 雷は雨のように平等ではない。導電しやすい地点に偏る。その落雷地点の偏在から、藍月は古龍島に眠るものの在処を見て取った。
 明らかな異常を見せたのは二ヶ所。
 ひとつは島の北東部、岩と低木だけが住人の無人地帯。何もない原野のはずのそこに、雷光は吸い寄せられるようにいくつもいくつも落ちていった。
 もうひとつは島の南東部、断崖絶壁の陸と海の狭間。こちらは逆に、まったく雷が落ちなかった。まるで、何者かが落雷を防いだかのように。
 どちらを先に調査すべきか。思案の結果、藍月は北東の原野に降り立った。完全竜体の巨体を活かして地面を掘削調査するためである。
 そうして彼が発見したものは、天然ガラスを加工して作られた祭具だったと思わしき破片だった。
成功 🔵🔵🔴

●天然ガラス製の祭具
 古龍島の北東部で発掘された十数個のガラス片から復元されたもの。古代日本の銅鐸に似た形状をしている。推定される全長は40~50センチメートル。
 天然ガラスを加工して作成されたものと思われるが、この量の天然ガラスを生成するような自然現象(隕石落下や火山噴火等)の痕跡は発見されていない。
●古龍島北東部で発掘されたその他の遺物
 銅鐸のような祭具の他にも、古龍島北東部からは天然ガラス製の物品が複数発見された。それらの色彩には共通の特徴があり、同じ場所の砂または岩が融解して生成されたガラスと思われるが、古龍島の土壌の成分とは一致しない。