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深海島に勝利の旗を

#グリードオーシャン #深海人 #深海島

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 グリードオーシャン某所。
 この世界の深海人達はどこかの島へと住居を構えてはいるが、一部の深海人達は海の中に沈む深海島に住んでいる。
 そこは、貝や珊瑚でできた都市があり、空気の泡に包まれている。
 この泡によって、深海島は沈むことがなく、深海人でなくとも息をすることができるのだ。
 深海島「フラットフラッグ」。表記は少し異なるが、はためく旗という意味が語源になっているのだとか。
 そこにも多数の深海人を中心に他種族の人々が住んでいるのだが、このフラットフラッグ島に目を付けたコンキスタドールの群れが……。
「おっ、お宝はっけーん」
 群れを率いるボスは、煌びやかな鎧を纏った女性の姿をしていた。
 いや、本体は女性が纏っている鎧『メガリスメイル』であり、女剣士の体をのっとってしまっているのだ。
 元々持っているメガリスの欲望を力として解き放つだけでなく、女剣士の体のリミッターを解除して激しい剣戟で相手を切り伏せてしまうのだ。
「姉さん、どうします?」
 指示を求めるのは、群れを作る中心となるサイボーグ兵士『マシンハンターズ』達だ。
 彼女達は由来不明のオーバーテクノロジーで全身を強化した女性達の成れの果て。
 連携攻撃を得意としている彼女達は、機械技術が発展した場所をメインとして文明を破壊しようと活動していた。
 現状はメガリスメイルの参加につき、彼女の要望に応えてその力を振るっているようである。
「もちろん、あの島を私のものにするわ」
 小さく微笑むメガリスメイル。その強欲は留まることを知らない。


 鉄甲船「魔術丸」。
 その船上で、猟兵達へとセレイン・オランケット(エルフの聖者・f00242)が状況を説明する。
「これから向かう、深海島……フラットフラッグ島をコンキスタドール達の強襲から救い出してほしいの」
 その島は穏やかな島で、人々も深海にありながらも、コンキスタドールの支配からは逃れてのんびりと暮らしていた。
 ところが、セレインはこの島が襲われる予知をしてしまったという。
「女性ばかりのコンキスタドールの集団ね」
 ボスは女剣士の姿をした『メガリスメイル』。鎧が本体で、強欲のメガリスを操る強敵だ。
 群れの構成員は『マシンハンター』。サイボーグに改造した体と人数を活かした連携攻撃を得意としている。
「マシンハンターの群れを駆除したら、一旦島に上陸してみてね。島民達が感謝の宴を催してくれるはずよ」
 その際、この島の名前の由来にもなっている『チームフラッグス』なる催しも開かれる。
 いわゆるビーチフラッグ対決だが、島民と猟兵とで対決して楽しみつつ、ボスであるメガリスメイルとの戦いに備えたい。準備が整っていれば、ボス戦でもかなり有利になるはずだ。
「以上ね。健闘を祈っているわ」
 セレインは最後にそう告げ、猟兵達を笑顔で送り出すのだった。


なちゅい
 猟兵の皆様、こんにちは。なちゅいです。
 当シナリオを目にしていただき、ありがとうございます。
 初使用のフラグメントのみでシナリオをお届けいたします。グリードオーシャンの深海島をコンキスタドールから救ってください!

 第1章:集団戦シナリオ、大量に空気の泡が湧き上がる海中で『マシンハンターズ』の群れの討伐を願います。
 第2章:日常シナリオ、集団戦を目にしていた島民達から宴会の誘いを受けます。その際、ビーチフラッグ対決が行われますので、お楽しみくださいね(勝敗の結果は問いません)。合わせて、ボスへの備えも願います。
 第3章:ボス戦シナリオ、コンキスタドールの群れを率いていたボス『メガリスメイル』を討伐してください!

 まずは、海中、空気の泡が浮かぶ中、コンキスタ―ドールの群れの討伐を撃破し、深海島への到着を目指してください。

 第1章は11日の執筆を予定しています。11日朝8時半までにプレイングを頂けますと幸いです。その後はできる範囲で採用させていただきます。
 章間はプレイングの幅を広げる為の情報を加筆します。
 その最後に、次の締め切りに関しまして記述させていただきますので、ご確認の上でプレイングを頂けますと幸いです。
 なお、第1章に断章執筆の予定はありません。

 シナリオの運営状況はマイページ、またはツイッターでお知らせいたします。
 それでは、行ってらっしゃいませ。
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第1章 集団戦 『マシンハンターズ』

POW   :    スパークウィップアーム
自身の装備武器に【Lv×1万ボルトの雷撃発生装置】を搭載し、破壊力を増加する。
SPD   :    ハイスピード・ソロチャージ
【脚部が、高速格闘戦形態】に変形し、自身の【仲間と、連携攻撃がとれなくなること】を代償に、自身の【機動力と突撃力】を強化する。
WIZ   :    ヘイトリッド・マシーナリー
戦闘力のない、レベル×1体の【ジャミングドローン】を召喚する。応援や助言、技能「【メカニック】【ハッキング】【破壊工作】」を使った支援をしてくれる。
👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

清里・柚月
海の中にも島があるんだねぇ。わたしも結構長いことグリードオーシャンにいたけど初めて知ったかも?
ともあれ、コンキスタドールに狙われてるっていうなら助けてあげなきゃね!

というわけで"Reviathan"に乗って出撃。
【深海適応】改修でコクピット周りを密閉、空気を確保した上で行くよ。

出てきた敵に対しては【水中機動】で距離を確保しつつ【武器改造】で水中戦仕様にしたガトリング砲で攻撃。
ドローンを呼び出してきたら、ジャミングを受ける前にコード・ブレイクショットで雷属性をつけたミサイルを発射。電磁波でジャミングを相殺しながらドローンを撃墜するよ。弾が残ってたらコンキスタドール本体へ。


謂神・シュリ
深海ー!海の中ってやっぱり綺麗だなあ。
地上と違ってひんやりしてるのも好きだぞ。
ただ、シュリ泳ぐの下手だから。
翼と尻尾上手いこと使って動けるように頑張るぞ。

UCで相手を爆破していくぞっ
お互いを繋いだら、一気に引き寄せるんだ。
そのまま引き寄せた相手を[怪力]を込めて拳やしっぽで殴ろ。
こればっかりは女の子でも容赦できないからなあ
ごめんな

相手が雷撃発生させてきたら、すぐに距離をとるぞ。
痛いの好きじゃないからなあ。優しくしてくれ!

(連携・アドリブおまかせ)


安里・真優
【心境】
深海島かぁ。
最近よく聞くけど、やっぱり深海なだけにお宝もたくさんありそうだね。
地上のモノと物々交換できないかなー。

【行動】
というわけで頑張りましょう。ダコタン…。

『深海適応』能力持ちなので、これでも海底の戦いは得意です。
でも地上の生き物なので、呼吸大事。超大事。
気泡から空気を確保しつつ、スターライトの杖先から『魔力溜め』(チャージ)した魔力の『砲撃』エネルギーボルトを撃ち込みつつ、新技初公開です。
シャークネス。ボルテックス。この直線状に放つので動けません。
ダコタン私の体しっかり受け止めておいてください…って詠唱長すぎで空気が…は、はやく気泡へ…ごぼッ


十津川・悠
久方ぶりのグリードオーシャンの海は今日も平和であった
そんなことをぼやく余裕があるほどには冷静だけど

まぁ奴さん方も運の尽きかなぁって…同業者よりやばいのが向かってきてるからね。慈悲はないから止めはしないしこれがある意味日常だからね

とはいっても戦力はそろってるはずだし親玉まで手の内隠しときたいから味方の強化と船使って足回り担当でもしますかね

後方支援と限度ぎりぎりまでの強化はしてあげるから頑張れよー


薙沢・歌織
【WIZ】
蒼海の指輪が、深海島へと導くかのように輝いています。
個人的にもこの島の成り立ちには興味が…っ…!早速接敵しました!
女性機兵達のコンキスタドールと交戦に入ります!

海精霊の加護で【水中戦】に適応。まずは【無酸素詠唱】で【機刃得た鮫部隊】を発動、【動物使い】で使役。ジャミングドローンは彼らに潰させ、マシンハンターズは私自身で相手取ります。

【風属性の範囲攻撃】により渦潮を発生させ、マシンハンターズを巻き込み目を回らせて【気絶攻撃】。遠距離からは魔導砲でそれを行い、気絶するか中~近距離に入ったら更に風翠槍の【ダッシュによる高速泳法からの切り込み】で【鎧砕きの貫通攻撃】を放ち、仕留めます。




 グリードオーシャン某所へと鉄甲船「魔術丸」を停泊させた猟兵達は、そこから海へと潜っていくことに。
 海中はたくさんの空気の泡が浮かび、海に適した体を持たぬ種族の者であっても、安心して海の底を目指すことができる。
 そこは、一面蒼く広がる海洋生物達の楽園。
 タイやヒラメや舞い踊り、色鮮やかな魚の群れが気持ち良さそうに泳いでいた。
 海の中はアリスラビリンスやサクラミラージュ、カクリヨファンタズムとは違った幻想的な……神秘を感じさせる光景が広がる。
「深海ー! 海の中ってやっぱり綺麗だなあ」
 絶壁に囲まれた砂漠の島を治める竜人の娘、謂神・シュリ(灯・f27780)は地上とは違ってひんやりとしたこの場所は好きだという。
 ただ、泳ぎはあまり達者ではないシュリは、翼と尻尾を使ってうまく泳げるようにと頑張っていたようだ。
「海の中にも、島があるんだねぇ」
 白衣を着用したセイレーンのお姉さん、清里・柚月(N.D.O・f26171)は結構長いことグリードオーシャンにいると言うが、深海島の存在は初めて知ったのだとか。
「深海島かぁ。最近よく聞くけど、やっぱり深海なだけにお宝もたくさんありそうだね」
 黒髪をおかっぱにした巨人族の少女、安里・真優(巨人の冒険商人・f26177)は根っからの商売人らしく、地上のモノと何か物々交換できないかと考えていたようだ。
 ただ、この深海島がコンキスタドールの群れに狙われるとあっては、穏やかではない。柚月が住民と交渉するのも、それらを撃退してからになりそうだ。
「なら、助けてあげなきゃね!」
 柚月は全環境適応の二足歩行戦闘機械型メガリス『Reviathan』に乗り、【深海適応】改修でコクピット周りを密閉、空気を確保してから深海を目指す。
「……というわけで、頑張りましょう。ダコタン……」
 真優が呼びかけたのは、ペットである独特な色をしたペットであるジャイアントオクトパス。
 ペット共々【深海適応】のある真優は海底での戦いは得意とのことだが、地上の生き物ではあるので呼吸の確保だけは超大事と気を回していたようだ。
 魔法学園世界出身、射干玉のような髪の女学生、薙沢・歌織(聖痕宿す魔法学園生・f26562)も蒼海の指輪の輝きに導かれ、深海島を目指す。
「個人的にもこの島の成り立ちには興味が……っ……! 早速接敵しました!」
 海中に出現したのはコンキスタドールの群れ。全身を強化しつくしたサイボーグ女性『マシンハンターズ』達だ。
「女性機兵達のコンキスタドールと交戦に入ります!」
 海精霊の加護で【水中戦】に適応した歌織は、それらの排除の為に戦闘準備を整える。
「久方ぶりのグリードオーシャンの海は今日も平和であった」
 仲間の猟兵達がマシンハンターズへと接敵していく中、中性的な外見をした十津川・悠(強化人間のゴーストキャプテン・f26187)は余裕すら感じさせる程に冷静な態度を取っていて。
「まぁ、奴さん方も運の尽きかなぁって……」
 悠曰く、コンキスタ―ドールを率いるのは、同業者よりもやばい存在とのこと。そいつに慈悲はなく、止めることなく破壊しつくす存在らしい。
 それがある意味でグリードオーシャンにおいては、日常である。だからこそ、悠も泰然と構えているのだろう。
「とはいえ、戦力は揃っているはずだし、親玉まで手の内隠しときたいから……」
 この場は味方の支援をと、悠も動き始めるのだった。


 さて、深海島を我が物にと攻め入ろうとしていたマシンハンターズ達は猟兵達の接近に感づき、半数ほどが迎撃の為にとやってくる。
 彼女達は両腕に装着した鉄製の鞭に高圧電撃発生装置を搭載しており、破壊力を増して相手を叩きつけ、あるいは縛り上げようとしていた。
「爆破していくぞっ」
 シュリはそんなマシンハンターズに対し、ドラゴンオーラで起爆していく。
 爆発を浴びせかけた敵をシュリはオーラの鎖で自身と繋ぎ止め、一気に引き寄せる。
「こればっかりは女の子でも容赦できないからなあ。ごめんな」
 謝罪はするものの、相手はコンキスタドールであり、オブリビオン。シュリはやむなく【怪力】を込め、拳による連撃を叩き込む。
「ううっ、やるな……!」
 マシンハンターズは呻きながらも、アームに雷撃を纏わせてから鞭状にして叩きつけてこようとする。
 シュリはすぐさまその場から離れて。
「痛いの好きじゃないからなあ。優しくしてくれ!」
 そうは言いつつも、シュリはさらにオーラの爆発を巻き起こし、その敵を撃破してしまう。

 そんな戦うメンバー達を、悠は船……ボトルシップマンタに乗って援護する。
 一部の敵を引き受ける形にはなるが、海中を動き回る悠はマシンハンターズの発してくるジャミングドローンをやりすごしていく。
 同時に悠はユーベルコードを使い、医療ノコギリによって仲間達を肉体改造して戦闘力を高めようとして。
「後方支援と限度ぎりぎりまでの強化はしてあげるから頑張れよー」
 なお、セイレーンである柚月も【水中機動】で敵から距離を取りつつ、【武器改造】によって水中戦仕様にしたガトリング砲『TripleCrown』で攻撃し、纏めて撃ち貫いていく。
「ドローンを出して来たね」
 仲間からの改造で『Reviathan』の力を高めていた柚月は、ドローンが発するジャミングを受ける前に、ユーベルコード【Code-SL/D2"BreakShot"】(コード・ブレイクショット)で形作った【雷属性】のミサイルを発射していく。
 それによって発する電磁波でジャミングを相殺しつつ、柚月はドローンを撃ち落としていった。
 歌織もジャミングドローンを視認し、【無酸素詠唱】によって【機刃得た鮫部隊】を発動する。
「機械の刃を得た鮫達よ、翔び立て!」
 それらの鮫部隊を歌織は【動物使い】で使役し、ジャミングドローン撃破を任せていた。
 鮫部隊がドローンに体当たりし、噛み砕いて数を減らしてきたところで、気泡から空気を確保していた巨体の真優がマシンハンターズを狙う。
 魔法の短杖『スターライト』の先から、彼女は【魔力溜め】した魔力の【砲撃】……エネルギーボルトを撃ち込む。
「ここからが新技、初公開です」
 一旦相手を牽制した真優は詠唱を初めて。
「海よりも深きモノ……水よりもなお尊きモノ……深海の悪夢となりて、敵を討たん」
 しばし、彼女は詠唱を眺めて威力を高めていく。
 一方で、マシンハンターズを歌織本人が相手取り、海中で【広範囲】に【風属性】の力を働かせて渦潮を発生させ、敵複数を巻き込んでいった。
「「ああああああっ!!」」
 いくら海中に慣れたマシンハンターズ達とはいえ、強力な水流には抗うことができずに目を回してしまう。
 【気絶攻撃】も兼ねており、気を失ったマシンハンターズ達へ歌織は【ダッシュ】による高速泳法から切り込む。
「これで……!」
 『風翠槍シナツヒコ』で硬い敵の機械の体を穿ち、彼女は一気に貫いてしまう。
 見事に仕留めた歌織はさらに、気絶したままの敵を1体ずつ仕留めていく。
 柚月も残った雷属性のミサイルを敵陣へと撃ち込んでマシンハンターズ達を倒していたが、その間に真優の詠唱によって術の威力が高まって。
「……その力は深海の鼓動。かの力は深淵の使者。その力を解き放て」
 発動する【シャークネス・ボルテックス】。
 無限破壊波動が模った鮫型、深淵属性の魔力弾群が一斉に300本余り直線状へと撃ち放たれ、マシンハンターズを纏めて撃ち抜いてしまう。
 予め、真優はダコタンに自分の体を受け止めるようお願いしており、自身の身体が大きく後方へと飛ぶのを避けてはいたのだが。
「……って詠唱長すぎで空気が……は、はやく気泡へ……ごぼッ」
 息継ぎに些か難があったらしく、真優は慌てて気泡を探していたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

リヴェンティア・モーヴェマーレ
美麗さん(f01866)と一緒に

えへへ~♪
美麗さんと久々のお仕事とっても嬉しい気持ち!
張り切っていきたい気持ち!
今回は女性ばかりなのですネ?
これが女の戦いというもの…(ごくり)

「水中戦は特に苦手というのはないノデ、任せて欲しい気持ち!」
美麗さんが不得意な分、私が頑張って仕留めていくのデス

美麗さんが集めてくれた敵をUCを使用し、海の蟻地獄を作って逃げられないようにした後パーンでス!
これで結構な数仕留められるのではないでしょうカ?

美麗さんが戦いやすいような位置取りを心がけながら戦いますヨ!
なんなら私の肩とか利用してくれても良いですヨ!

「美麗さんも流石な気持ち!!」
いえーいと美麗さんとハイタッチ!


緋神・美麗
リヴェンティア(f00299)と参加

お義姉様と一緒の依頼なんて久しぶりね。良い所見せるためにも気合入れてかないと。ただ、水中戦って苦手なのよねぇ…。
「お義姉様、水中戦って得意です?生憎私は苦手なもので…」
「雑魚はまとめますから止めはお願いしますね。」
お義姉様の肩をお借りして体を保持しながらサイコキネシスで雑魚を一か所に集め、周囲の海水で動きを制限する
「今ですお義姉様。派手にドカンとやっちゃってください!」
敵を撃退したら
「やりましたねお義姉様。お見事でした」


ヴィオレッタ・エーデルシュタイン
「水中戦…このためにわざわざバトルフリッパーを用意しておいたのよ」
【海を駆ける翼】を装備して敵をお出迎え。
水中戦、息止め、素潜り、水泳、水上歩行、深海適応のフルコースよ。

泡が大量ということは敵味方共に視界不良。
ならユーベルコード【錬成カミヤドリ】。
私の分身である青金剛石75個を周囲にまんべんなく展開して、接触センサーの役割を果たさせる。
敵が触れ次第、拳銃【平和を作るモノ】でクイックドロウ+2回攻撃しては、位置を変えて敵にこちらの場所を掴ませないようにするわね。

あとは連携が取れない敵を着実に仕留めるだけ。
「ここは私の狩場よ?」


愛久山・清綱
異なる世界から落ちた島、深海に埋もれた島……
此の世界には、まだまだ幾多の驚きが待ち受けていそうだ。

■決
海だからな、【素潜り】をするように移動しようか。
当然空気の泡を吸うのも忘れないように。

■闘
敵の中に、強化を代償に連携を取れていない者がいるな。
なればそいつに向かって水中【ダッシュ】を行い、
【早業】の抜刀から【奇刀】で一刀両断にしてやろう。
一を攻むる……各個撃破は兵法の基本でござるよ。

向かってくる敵は敵が此方に来るタイミングを計り、
振るう腕を【見切り】つつ鞘で【武器受け】する。
そこから【怪力】を込めて素早く押し返し、バランスを
崩させてやろうか。

勝手はさせないでござるよ。

※アドリブ歓迎・不採用可


エウトティア・ナトゥア
アドリブ・連携歓迎

季節は夏、そろそろ海遊びもできる時期じゃのう。
と言う事でビーチフラッグスに興ずるのも悪くあるまい。

それでは早速、フラットフラッグ島へ上陸するかの。
【巨狼マニトゥ】に【騎乗】してすごい犬かきでスイスイ海を進むのじゃ。
わはは、進め進め!マニトゥの犬かきはマグロより早いのじゃ!(誇張表現)

む、島の前で待ち構えているのが『マシンハンターズ』かの?
機械化された女子共がすごい勢いで突撃してくるのじゃ。
わしらの邪魔をしようとは生意気な、マニトゥお主の力で彼奴等を蹴散らせ!
精霊術士の力で水の精霊に語り掛けて水中での活動を助けてもらったすーぱーすごい犬かきで更に加速して真正面から突撃するのじゃ




 続いて、海上の鉄甲船『魔術丸』へとやってきていた更なる猟兵達。
「えへへ~♪ 美麗さんと久々のお仕事とっても嬉しい気持ち!」
 足にまで届く程長い青の髪を今回は邪魔にならぬよう纏めたリヴェンティア・モーヴェマーレ(ポン子2 Ver.4・f00299)は、物凄く張り切っている。
 と言うのは、今回の依頼、天使のように麗しい容姿をした義理の妹、緋神・美麗(白翼極光砲・f01866)と共に依頼へと当たっていたことも大きいのだろう。
「お義姉様と一緒の依頼なんて久しぶりね。良い所見せるためにも気合入れてかないと」
 美麗もまたスールの契りを交わした姉であるリヴェンティアと一緒とあって依頼にかける意気込みは強いのだが、海の中を見つめる彼女はどことなく浮かない顔をしていた。
「今回は女性ばかりなのですネ? これが女の戦いというもの……」
 そんな義妹に気付かず、ごくりと喉を鳴らすリヴェンティア。
 確かに、これから戦うことになるマシンハンターズと、それを率いるボスは女性のコンキスタドールに間違いはなさそうだったのだが……。
 そこで、この依頼初の男性として参加する長身のキマイラ少年、愛久山・清綱(飛真蛇・f16956)が広いこの海洋世界を見渡して。
「異なる世界から落ちた島、深海に埋もれた島……」
 グリードオーシャンという世界にはまだまだ、幾多の驚きが待ち受けていそうだと、彼は目を見張っていた。
 ところで、猟兵一行を照り付ける日差しは中々に強い。このグリードオーシャンの地にも、夏が到来していたようである。
「季節は夏、そろそろ海遊びもできる時期じゃのう」
 まだまだ遊びたい盛りのお年頃、自然と共にある部族の巫女、エウトティア・ナトゥア(緋色線条の巫女姫・f04161)はこれから向かう深海島でビーチフラッグスなどに興じるのも悪くないと考えていたようだった。


 改めて、深海島フラットフラッグを目指し、海へと潜ることになる猟兵一行。
「水中戦……このためにわざわざバトルフリッパーを用意しておいたのよ」
 海中での戦いに意欲を見せる、ヴィオレッタ・エーデルシュタイン(幸福証明・f03706)は『海を駆ける翼』を足に装着する。
 【水中戦】、【息止め】、【素潜り】、【水泳】、【水上歩行】、【深海適応】とこれでもかとできる限りの仕込みを行い、ヴィオレッタはこの戦いに臨む。
(「ただ、水中戦って、苦手なのよねぇ……」)
 対して、海中での戦いに些か不安もあった美麗は躊躇いながらも、リヴェンティアへと打ち明けることに。
「お義姉様、水中戦って得意です? 生憎、私は苦手なもので……」
「水中戦は特に苦手というのはないノデ、任せて欲しい気持ち!」
 そこは常に前向きなリヴェンティアだ。自身が美麗の分までカバーし、頑張って仕留めると張り切っていた。
 次々と、鉄甲船から海に飛び込む猟兵達。
「それでは早速、フラットフラッグ島へ上陸するかの」
 『巨狼マニトゥ』に【騎乗】するエウトティアも海中にダイブする。
 陸上の生物で大丈夫かと思いきや、マニトゥはすごい犬かきですいすいと深海を目指して進んでいく。
「わはは、進め進め! マニトゥの犬かきはマグロより早いのじゃ!」
 さすがに、エウトティアの言葉は誇張がすぎるものの。それでも、思った以上の速度は出ていたようである。
 そのエウトティアの後ろ、素潜りをするように清綱が移動していた。
 空気の泡を吸って呼吸を忘れぬように気がけ、彼は海深くを目指して泳いでいく。

 深海島フラットフラッグの上陸、制圧を目指して海底へと進んでいたマシンハンターズの群れ。
 しかしながら、猟兵達の相手をしていた者達が戻ってこないことを不審に思い、反転して浮上しようとしていた。
 丁度、深海を目指すメンバー達が、この集団とかち合うことになる。
「……あれは、猟兵!?」
「何っ、それでは、応戦に向かった連中は……」
 そちらは別の猟兵達が相手をしているはずだが、この場のマシンハンターズは目下のところ、目の前の相手を叩くべきだと判断したようで、さらに浮上していく。
「雑魚は纏めますから、止めはお願いしますね」
 美麗の呼びかけに応え、リヴェンティアは彼女が戦いやすい位置取りの為に少し屈んで。
「なんなら、私の肩とか利用してくれても良いですヨ!」
 その申し出に甘え、リヴェンティアの肩を借りて体を保持した美麗はサイキックエナジーを放つ。
「な、何!?」
「分からない。体が勝手に……!」
 それによって群がるマシンハンターズを1ヵ所に固めた美麗は、周囲の海水を使ってそいつらの動きを制限しようとした。
 マシンハンターズ達も電撃を纏わせた両腕を鞭のように操って状況を打開しようとするが、美麗が力ずくでそれを封じ込める。
「今です、お義姉様。派手にドカンとやっちゃってください!」
「――自然と共に散りゆくのデす……」
 頷くリヴェンティアは【Phainomenon・Archean】(パイノメノン・アルケイン)を使い、海の蟻地獄と言うべき現象を作り出して敵が外へと逃げられぬようにする。
「早く、動かないと」
「やってる、少し待って!」
 連携するマシンハンターズはドローンを使い、手早くそこから脱しようとしていた。
 だが、リヴェンティアは敢えて術を暴走させ、そのまま荒れ狂う嵐に敵を巻き込んで。
「パーンでス!」
 海の中で術を爆ぜ飛ばした衝撃で、彼女はマシンハンターズをドローンもろとも壊滅へと追い込もうとする。
 実際、それで動かなくなった敵も多かったようだ。
「やりましたね、お義姉様。お見事でした」
「美麗さんも流石な気持ち!!」
 いえーいと彼女達はハイタッチを交わし、作戦が上手くいったことを喜び合っていた。

 しかし、しぶとく生き残るマシンハンターズもおり、何とか得意の連携をと彼女達は模索する。
「かくなる上は……」
 ここまで、満足に連携すらほとんどさせてもらえぬ状況が続いていたこともあり、いっそ個人で切り抜けることに決めた生き残り達。
 改造された身体のうち脚部を高速格闘戦形態へと変形させ、機動力と突撃力をもって鋭くした両腕の先で猟兵達を貫こうとしてきた。
「む、島の前で待ち構えているのが『マシンハンターズ』かの?」
 そこにやってきたマニトゥを駆るエウトティアは前方から敵が突撃してくるのを目にする。
「わしらの邪魔をしようとは生意気な」
 なお、それまで犬かきで進んでいたと思われたマニトゥだったが、精霊術士でもあるエウトティアが水の精霊に働きかけ、水中での活動を助けてもらっていたらしい。
「マニトゥ、お主の力で彼奴等を蹴散らせ!」
 そう相棒へと呼び掛けたエウトティアはさらに、水の精霊へと語りかけてもらう。
 勢いを増したすーぱーすごい犬かきで突撃していくマニトゥ。
 加速したマシンハンターズと真正面から突撃し合う形となるが、すでに相手はリヴェンティアのユーベルコードでボロボロの状態。
 アオオオオォォォォ…………ン!
 一際大きく吠えたマニトゥが勢いで押し勝ち、敵を海の藻屑としてしまった。

 ヴィオレッタは多数の泡の中、【錬成カミヤドリ】で自らの分身、希望の宝珠とされる青金剛石75個を自身の周囲へと満遍なく展開していく。
 それらの宝石に、ヴィオレッタは接触センサーとしての役割を果たさせていたのだが、そこに物凄い勢いでマシンハンターズが突撃してくる。
 すると、一番外側の石へと触れたタイミング、ヴィオレッタは拳銃『平和を作るモノ』を【素早く連射する】。
 それによって、敵の突撃してくる方向を反らし、ヴィオレッタは自らの位置を変えつつ敵に居場所を掴ませぬようにして。
「ここは私の狩場よ?」
 満足に狙いをつけさせることなく、ヴィオレッタはマシンハンターズの体を撃ち抜き、着実に仕留めていった。
「強化を代償に連携を取れていない者がいるな」
 清綱もまた加速して特攻してくる敵に注目し、そいつへと水中【ダッシュ】で近づいていく。
 清綱は【早業】で抜刀斬りを行い、敵の勢いに任せて一刀両断してしまう。
「一を攻むる……各個撃破は兵法の基本でござるよ」
 先に戦っていた猟兵達が敵を総崩れにさせていたこともあり、清綱としてはかなり敵を御しやすい状況となっているのは間違いない。
 満足に連携もできぬどころか、自ら連携を断って攻め来る敵が近づいてくるタイミングを計り、清綱は接近を【見切って】その特攻を【鞘で受け止めて】みせる。
「なにっ……!?」
 マシンハンターズとしても、まさか全力での一撃が受け止められるとは思ってもみなかった様子。
 どうやら、脚部に異常があり、思った以上のパワーが出ていなかったようだ。
 バランスを崩されたマシンハンターズが態勢を立て直そうとするが、もう遅い。
「勝手はさせないでござるよ」
 清綱は再度抜刀斬りを叩き込み、そいつを仕留めてみせたのだった。

 程なくして、全てのマシンハンターズが活動を止めて。
 猟兵達はゆっくりと海を下降し、深海島へと上陸していくのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第2章 日常 『チームフラッグス』

POW   :    パワーにものを言わせてフラッグを勝ち取る

SPD   :    スピードを活かし真っ先にフラグに手をかける

WIZ   :    敵の出方、地形を分析し最適なルートでフラッグを手に入れる

👑5
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



 海中にてコンキスタドール『マシンハンターズ』の群れを討伐した猟兵達が至ったのは、深海島フラットフラッグ。
 穏やかな島ではあるが、活動的な人々が多く、趣味としてビーチフラッグスを行うという。
 ビーチフラッグスといえば、砂浜を舞台に行うスポーツの1種だ。
 20m先にフラッグを差し、フラッグと反対側に頭を向けた状態でうつ伏せ状態に寝る。
 合図の後、フラッグに向かって走り、いち早くフラッグを掴めば勝ちというものだ。

「「「ようこそ、フラットフラッグ島へ!!」」」
 改めて、島へと降り立った猟兵達は、このビーチフラッグスに興じていた島の住民達に迎え入れられて。
 深海人が多めな印象だが、地上に住む種族の者もちらほらと見受けられる。
 彼らは先程猟兵達がマシンハンターズを討伐していたのを見ていたらしく、コンキスタドールの強襲から島を救ってくれた事に感謝を示してくれた。
「良かったら、ゆっくりしていってくれ」
 彼らは丁度、砂浜で『チームフラッグス』なるイベントを行っていた。
 島民でチームを分けての対決を行っていたのだが、やはり常勝の者は似た顔ぶれになることも多い。世代交代するにもしばらくの時間を要する形となる。
 それだけに、新たなチャレンジャーとなりうる猟兵達の来訪に、島民達は喜ぶ。
「是非、我等とビーチフラッグスで勝負を願いたい」
 勝負内容は椅子取りゲームをイメージすると理解しやすいだろう。徐々にフラッグの数を減らし、最終的には1本のフラッグをつかみ取った者が勝者だ。
 折角だから、島民と猟兵とでビーチフラッグ勝負をしたい。
 ただ、住民はメガリスを得ていない者ばかりなので、基本はユーベルコードなしのスキル勝負。
 砂に足を取られるなど運も絡むので、必ずしも強者が勝つとは限らないのがこうした戦いの楽しみである。
 また、島民との交流の為のビーチフラッグ対決と合わせて、未だにコンキスタドールのボス『メガリスメイル』が姿を現していないことも留意したい。
 ビーチフラッグスに参戦、あるいは傍で観戦しながら、態勢を整えて交戦できるよう構えておきたいところだ。

 参加者が一斉に砂浜に伏せ、位置について……。
 ピッ!!
 短く鳴り響く笛の音。
 参戦者達が一斉に走り出し、旗をつかみ取るべく砂浜を走り出す。

(※プレイング受付中です。現状は、7月15日朝8時30分までの予定で受付しております)
エウトティア・ナトゥア
アドリブ・連携歓迎

ふー、オブリビオンめ手間を取らせおって、ようやくフラットフラッグ島に着いたのじゃ。
ビーチフラッグス会場はあの砂浜かの?
島民達もやる気満々のようじゃし、ちと胸を貸してやるとするか…マニトゥがな!
ふっふっふ、島民共は自信があるようじゃがわしのマニトゥには敵うまい。
さあマニトゥよ、彼奴らに格の違いというものを教えてやるのじゃ。
なに?大人気ないじゃと?はっはっは、わしは子供だから問題ないな!

さて、わしはマニトゥの勇姿を眺めながら精霊術士の力を使い精霊たちの声に【聞き耳】をたてて周囲を警戒しておくかの。
戦闘用の精霊を周囲に伏せておいて襲撃に備えるのじゃ。


ヴィオレッタ・エーデルシュタイン
大方、敵ボスは近くでタイミングを見計らっているんじゃないかしらね。
出てきたらそこで叩くけど。

とにかくビーチフラッグスね。
【WIZ】でまずは砂地をじっくり観察。
足を取られそうなところは避けるわ。
単純なスピードでも逃げ足なら心得があるから多少は早いはずよ。
よく見たら波打ち際も多そうね?
もし波がそれほどなければ足を取られる砂地より、水上を水上歩行で一気に走りましょう。

え。ずるいって?
水の上を走ったらダメってルールにあったかしら???(いたずらっぽい表情)

レースが終わったら海の方はしっかり警戒しておくわね。


安里・真優
【心境】
いやいやいや…。
どー考えてもそれどころじゃないでしょ。
すぐ側までコンキスタドールが迫ってるんだから。

これって逞しいっていうのかなぁー
これって平和ボケっていうのかなー

【行動】
巨人のパワーを甘く見ないでください。
原初の巨人。15mなら立って振り向いて、倒れれば20mなんて楽勝です。
え?UC無し…はいさーせん(解除)

閑話休題。
位置に付いて、よーい…どん(ダッシュ)ってあーー(実はいろんな意味でとろい娘)
カメゴン…選手交代です。(高速ダッシュで場を湧かすリクガメ)
私はその間に地上のモノとこの深海島のモノと物々交換で商品を確保してきます。
あとついでに、島の情報収集してきます…。

アドリブや連携OK


謂神・シュリ
すげー歓迎された!
しかも楽しそうなことしてるっ!
ふんふん。砂の上を走って旗取るのか。
………飛んじゃダメか?

手加減してくれよう!
いつもは走るくらいなら飛んでるから難しいぞ!
いっそ転んだ時に全力で転がって…旗に体当たりで掴み取る作戦思いついた。
シュリ、天才か?

砂浜で遊ぶの楽しいな。砂浴びしてる気分だ!
島全体で遊べるゲームっていいもんだな。そのままシンボルになってるのも好きだぞ。
シュリも帰ったら弟たちに教えてやろ。

(アドリブ他おまかせ)


緋神・美麗
リヴェンティア(f00299)と参加

お義姉様と一緒に水着に着替えて参加
勝負事は全力で勝ちを取りに行く性分なので義姉が相手であろうと全力を尽くす
「負けませんよ、お義姉様」
「負けた方じゃなくて勝った方が奢りですか。構いませんよ。いくらでも奢らせて頂きますよ。」
コースを下見し最適なコース取りとスタミナ配分を計算して勝利を目指す
お義姉様には何を奢りましょうかねぇ


リヴェンティア・モーヴェマーレ
引き続き美麗さん(f01866)と一緒デス!
アドリブ歓迎

SPD

折角なので、水着を着て参加デス
きっと(気持ちだけでも)機動力が上がるに違いありまセン

一緒に参加はしますガ、勝負事…と言う事デ全力で勝負に挑みますヨ!

さぁさぁ美麗さん勝負デス!

勝った方がお仕事が終わった後に何か奢ると言うのは如何でしょうカ?
そっちの方が盛り上がるカナって思いまして!

(美麗さんのツッコミにはたっと間違いに気づく『はっ…普通は負けた方が奢りでしタ…でも…ノッてくれてますシ、このまま強行突破デス!』

※勝敗に関わらず楽しそうに終わったたら何を食べようかと考えマス
羞恥心がオミットされているので水着でも恥ずかしげもなく全力で旗取り


清里・柚月
むう、ビーチフラッグかー。わたし運動はあんまり得意な方じゃないんだけど…ちょっと頑張ってみようかな。
(白の競泳水着を着用して参戦)

まずスタート地点と旗の位置関係を確認。
次に対戦相手の顔ぶれを確認、誰がどの旗を狙いにくるかを予測。一番取りやすそうな旗に当たりをつけるよ。
後はスタートの合図を逃さないように集中。
スタートしたらひたすらダッシュ、最後の旗を取る段になったら思い切って水平に【ジャンプ】!その勢いで旗を掻っ攫いにいくよ。
これでやれるところまでやってみる!

負けたら観戦に回るけど、敵の襲撃にも備えるね。
コード・クロックワークヘッドで索敵用センサーを装備させたサメを呼んで、偵察に出しておくよ。


愛久山・清綱
何たる事、深海に地上のに住む人々がいるとは……
此処は、本当に不思議な場所でござるなぁ。
調べ始めたらいい意味でキリがなくなりそうだ。
■行
俺はいざというときの救護班に参加し、周囲の警戒にあたるか。
ケガ人が出ないようきっちり見張り、何かあったらすぐに
駆け付けるのだ。

敵の襲撃は【視力】で目を凝らし、怪しい存在がいないか
チェックするぞ。同時に【野生の勘】も巡らせておいて、
何が起きてもいいように備えておく。

それらしい姿を発見・或いは気配を感じたらすぐさま「敵襲!」と
叫び、一般人に其の場からすぐ離れるよう促すぞ。
必要とあらば、避難誘導も行おう。救護班故。

※アドリブ・連携歓迎


薙沢・歌織
【WIZ】
泡に包まれた美しい島ですね。この島の成り立ちや、住民が定着していった過程について聞いてみたいです。猟兵のことは、機密に触れない範囲で話そうと思います。

ビーチフラッグ対決に誘われました。装備の種類にもよりますが、私は猟兵としては足が遅い方です。砂浜という【地形の利用】をしたいですね…。
低空【ダッシュジャンプ】を活用して、足を取られないように。先行されたらスリップストリームを活用する為走者の背後につき、風属性で瞬発力を増した【ダッシュ】で抜き去ります。旗は取れるでしょうか…?

レース後3種類のオーブを【念動力】で遠隔操作し、島の周辺にメガリスメイルが潜伏していないか【偵察】も行います。




 コンキスタドール、マシンハンターズを討伐して……。
「ふー、オブリビオンめ手間を取らせおって」
 巨狼マニトゥに跨る金髪猫耳巫女姫、エウトティア・ナトゥア(緋色線条の巫女姫・f04161)はようやく目的の深海島フラットフラッグ島に到着して息をつく。
 深海にあるその島は数えきれない泡が噴き出す神秘的な場所。
 その貝や珊瑚でできた都市は海の底にありながらも淡い光に包まれており、深海が暗いという概念すらも変えてしまう。
 深海人を中心に住民達がスポーツに興じ、周囲では色鮮やかな魚達もそれを観戦している。
「何たる事、深海に地上のに住む人々がいるとは……」
 この深海島の存在自体に驚く、長身のキマイラ少年、愛久山・清綱(飛真蛇・f16956)は本当に不思議な場所だと唸ってしまう。
 この世界にある深海島を調べ始めるといい意味でキリがなくなりそうだと清綱は強い関心を抱いていた。
「泡に包まれた美しい島ですね」
 清楚な身なりをした長い黒髪の少女、薙沢・歌織(聖痕宿す魔法学園生・f26562)も降り立ち、コンキスタドールとの交戦を見ていた島民達に迎え入れられる。
「「「ようこそ、フラットフラッグ島へ!!」」」
 彼らはコンキスタドールを倒してしまう猟兵達に興味津々。
 歌織もまたこの島の成り立ち、住民が定着していった過程などについて語りたいと目を輝かせる。
 互いのことをしばらく語り合う彼女は、当たり障りない範囲で猟兵について島民達に話し、その代わりに島民達の把握する範囲での島の歴史について聞いていた。
「すげー、歓迎された! しかも、楽しそうなことしてるっ!」
 島民との交流を楽しむ人派ドラゴニアンの少女、謂神・シュリ(灯・f27780)は砂浜で行われている催しが気になっていて。
 ピッ!!
 笛の音と共に、砂浜へと伏せた水着姿の競技参加者達が一斉に20m先に設置されたフラッグを取りにダッシュする。
「ビーチフラッグス会場はあの砂浜かの?」
 丁度、やってきたエウトティアが言うように、そこではビーチフラッグスの大会が行われていたのだ。
 島民としては定期的に行うスポーツなのだが、同じ顔ぶればかりだとどうしても常勝者はある程度決まってしまうもの。
 それだけに、島民達は来訪した猟兵達の存在に目をつけ、声をかける。
「是非、我等とビーチフラッグスで勝負を願いたい」
 そんな島民達の誘いに、身長5mを超えるおかっぱ少女、安里・真優(巨人の冒険商人・f26177)はいやいやいやと呆れ顔。
「どー考えてもそれどころじゃないでしょ。すぐ側までコンキスタドールが迫ってるんだから」
 この状況、いや、島民達は逞しいと言うべきなのか、はたまた平和ボケと言うのか、真優は首を傾げてしまう。
「大方、敵ボスは近くでタイミングを見計らっているんじゃないかしらね」
 頭上の海を見回す金髪ヤドリガミの女性、ヴィオレッタ・エーデルシュタイン(幸福証明・f03706)。
 コンキスタドールのボスが出てきたら、彼女はすぐにでも叩く構えだ。
 しかしながら、前向きに島民と交流を考える猟兵は少なくない。
「むう、ビーチフラッグかー」
 眼鏡と白衣着用のセイレーン、清里・柚月(N.D.O・f26171)は余り運動が得意ではないそうだが、少し頑張ってみようかと白い競泳水着を用意している。
 げっ歯類を連れたミレナリィドールの少女、リヴェンティア・モーヴェマーレ(ポン子2 Ver.4・f00299)とボーイッシュながらも天使のような風貌を併せ持つ緋神・美麗(白翼極光砲・f01866)の2人も水着に気がけて競技に参加するようだ。
 リヴェンティア曰く、「きっと、機動力があがるにちがいありまセン」とのこと。彼女が言うように気持ちが変われば、結果が違ってくるかもしれない。
 ともあれ、猟兵と島民の熱いバトルがこのフラットフラッグ島で始まることになりそうだ。


 コンキスタドールの接近もあり、行われていたビーチフラッグスは一度中断していたらしい。
 今行われていたのは練習で、競技再開する話は折角猟兵達が来訪してくれたことで中止となる。
 その代わりとして行われることになった新たなチームフラッグスは、猟兵と島民とでのバトルと相成った。
「巨人のパワーを甘く見ないでください」
 真優は戦略として、ユーベルコード【原初の巨人】を使うつもりだ。
 フラッグまで20mなら、身長5mの真優が3倍の15mとなれば、倒れるだけで楽勝……なんて考えていたのだが。
「悪いが、我々はメガリスを所持していない者ばかりだ。ハンデとしてユーベルコードの使用は控えていただきたい」
「え? ユーベルコード無し……はいさーせん」
 見上げんばかりの巨体となっていた真優が謝りながら、元の大きさに戻っていたのはさておき。
「島民達もやる気満々のようじゃし、ちと胸を貸してやるとするか……」
 やる気満々といった様子のエウトティア……と思いきや。
「……マニトゥがな!」
「ガウッ」
 彼女が指し示したのは、巨大な狼マニトゥである。
 動物相手にビーチフラッグなんてと戸惑う島民も居たが、子供なエウトティアは大人げないと言われても全く気に素振りはない。
「ふんふん。砂の上を走って旗取るのか。…………飛んじゃダメか?」
「基本は地上をダッシュですが、構いませんよ」
 シュリの問いに、島民は自信ありげに返す。
 たった20mの距離での単純なる身体能力勝負であれば、ビーチフラッグスを極めんとする島民達は負けないと自負しているのだろう。

 さて、最初の組での戦いには、猟兵側には歌織とヴィオレッタの姿があった。
「ビーチフラッグ対決に誘われました」
 最初は目をぱちくりさせていた歌織だったが、勝負となれば真剣に前方を見やる。
 装備の種類によるが、歌織は猟兵として足は遅い方だと認識している。
 今回の競技は島民、猟兵合わせて水着着用の者がほとんど。普段は軽装の歌織も多少は軽くはなるものの、それほど有利になるとは考えづらい。
(「砂浜という【コースをうまく利用したい】ですね……」)
 同じく、ヴィオレッタもスタート前にじっくりとコースである砂地を観察する。
 そして、彼女はふと海の方を向いて。
(「よく見たら、波打ち際も多そうね?」)
 これは使えるかもと、ヴィオレッタは小さく微笑む。
 程なくして、参加者がフラッグと逆方法を向いてうつ伏せとなって……。
 ピッ!
 小さいホイッスルの音が合図となり、一斉に出走する。
 歌織は低空【ダッシュジャンプ】を使い、足を取られぬよう跳躍する。
「旗は取れるでしょうか……?」
 だが、旗を掴もうとする島民達はすでに前のめりになっていて。
 一気に歌織は【風属性】で瞬発力を増した【ダッシュ】を、と考えたのだがもう遅く。
 ビーチフラッグスは速力、反射神経といったものを鍛える為のスポーツであり、ライフセーバーらの基礎訓練としても利用されているという。
 僅か数秒の間に勝負は決まる。スキルを併用している暇などない。
「行けると思ったのだけれど、残念だわ」
 ヴィオレッタは水上からなら一気にと思っていたが、やはり20mという短い距離では彼女の策は裏目に出てしまっていた。
 とはいえ、【水上歩行】を行うヴィオレッタは人々の目を引く。
 これが水上での鬼ごっこなら、彼女は持ち前の【逃げ足】でどこまでも逃げることができていたかもしれない。

 コース上には貝殻や漂着する瓶の欠片などがないよう、運営が事前にチェックして排除してくれているが、それらを弾いてなお予期せぬ怪我は付き物だ。
 運営の島民達も救護班が救急箱を用意しているが、ここにいるのは猟兵である。
「怪我人がいたら、手当てするでござるよ」
 清綱は競技でなくそちらに参加し、怪我人が出ないようにと周囲をしっかりと監視していた。
 さて、次の組には、シュリと美麗、リヴェンティアが参加するようで、準備を進めている。
「手加減してくれよう!」
 ただ、いつもは走るくらいなら飛んでいるシュリである。手加減など出来ようはずもないが、果たして……。
 水着姿ではあるが、羞恥心がオミットされ、恥ずかしげもなく旗取りに参加するリヴェンティアと美麗の間で勝負をすることに。
「さぁさぁ、美麗さん勝負デス!」
「負けませんよ、お義姉様」
 折角の勝負事なら全力で勝負に挑むリヴェンティアはこう提案して。
「勝った方がお仕事が終わった後に、何か奢ると言うのは如何でしょうカ?」
 一旦、リヴェンティアの言い間違えは置いておいて。
 勝負事は全力で勝ちに取りに行く性分なのは美麗も同じ。例え義姉だろうが、そこは譲れない。
 コースの下見、最適なコース取り、スタミナ配分と勝利を目指す。
「負けた方じゃなくて勝った方が奢りですか。構いませんよ。いくらでも奢らせて頂きますよ」
 そこでリヴェンティアは、はたと自分の言い間違えに気付く。
(「はっ……、普通は負けた方が奢りでしタ……。でも……ノッてくれてますシ、このまま強行突破デス!」)
 そちらの方が目立つとだろうと判断したリヴェンティアも、全力で旗取りを目指す。
 ピッ!
 なった直後、翼を羽ばたかせて勢いをつけるシュリ。
 ただ、足がもつれてしまった彼女は思いっきり転んでしまうが、全力で転がりながら体当たりで旗をつかみ取ろうとする。
「シュリ、天才か?」
 堂々と旗をゲットしたシュリであったが、さすがに次は簡単にいかず、1度きりで終わってしまった。
 それでも、シュリは笑顔を浮かべて。
「砂浜で遊ぶの楽しいな。砂浴びしてる気分だ!」
 砂まみれになりながら、彼女は笑っていた。
 また、姉妹対決は全力で旗をもぎ取ったリヴェンティアに軍配。彼女も残念ながら2回戦では旗を掴めなかったようである。

 柚月は島民に紛れての参加。
 彼女は伏せる前に、スタート地点と旗の位置関係を確認する。
 共闘する島民達の狙いはある程度、視線で追うことができるが、端に並んだ柚月は端の旗一択。隣の島民がライバルとなりそうだ。
 ピッ!
 合図を耳にして、ひたすらダッシュする柚月。
 僅かに出遅れた彼女だったが、思い切って水平に【ジャンプ】して勢いで旗を掻っ攫う。
「やったね!」
 この場は上手く旗を掴んだ柚月は2回戦で敗北してしまったが、それでも1度つかめて喜んでいたようだった。
 次の組はまた異色の対決に。
 ピッ!
 そこで、はやる島民によるフライングがあった為、もう一度やり直すことに。
 しかしながら、巨体ももつれさせてこけた真優は救われた形となって。
「あー……」
 うまくスタートダッシュできない彼女は自分で旗を掴むのを諦め、代役を立てる。
「カメゴン……選手交代です」
 真優はこの場を、甲羅に木の生えたのんびり屋のリクガメ、カメゴンに託す。
「さあマニトゥよ、彼奴らに格の違いというものを教えてやるのじゃ」
 傍には、エウトティアの相棒である巨狼マニトゥの姿。
 この2頭は破竹の勢いで旗をつかみ取っていくのだが、島民の常勝者はそんな獣達をもかわす程の身のこなしで旗をつかみ取るのだから驚きである。


 残念ながら、今回参加の猟兵達の中に決勝まで進出出来た者はいなかった。普段からビーチフラッグスを行う島民達はやはり強かった。
 ユーベルコードを解禁すればいい勝負になるかもしれないが、使えるユーベルコードのライン引きが難しく、協議を重ねる必要がありそうだ。
 それでも、島民が総出で遊べるスポーツに、シュリなどは好感を抱いていて。
「シュリも帰ったら、弟たちに教えてやろ」
 彼女はにこにこしながら、仲間達に声援を送る。
 傍らでは、勝利したリヴェンティアがノリのままで美麗に奢ることに。
 近場で売られていたかき氷に目をつけ、2人は美味しそうにしゃくしゃくと口にしていた。
 真優もここぞと商人魂を発揮し、島民達へと島の情報収集を行いながら、地上のものと物々交換を行って深海島の商品を確保に回る。
 特に興味を示していたのは、美しい貝や珊瑚を素材とした細工品だったようだ。

 エウトティアも途中、勝ち上がるマニトゥの勇姿を眺めながら、精霊術士の力を使って精霊達の声に【聞き耳】を立てる。
 何かあった時、エウトティアはすぐに動けるようにと戦闘用の精霊を周囲に伏せておき、コンキスタドールのボスの襲撃に備えていたのだ。
 柚月も負けてからは同じく完成しながら敵の襲撃に備える。
 競技にはユーベルコードを使うことができなかったが、別段警戒に使ったらいけないとは言われていなかったこともあり、【Code-CC/18"CrokworkHead"】(コード・クロックワークヘッド)で索敵用センサーを装備させたサメを呼び寄せて偵察へと当たらせる。
 ユーベルコードを用意していなかったヴィオレッタもそういえばと考えながらも、海の方の警戒を強めていた。
 歌織は『エレメンタルオーブ』、『ルナティックオーブ』、『ミラージュオーブ』の3種のオーブを【念動力】で遠隔操作し、島の周辺に敵が潜伏していないかと【偵察】を進める。
 そんな彼女のオーブと柚月のサメが何かを発見し、ほぼ同時に【視力】で周囲へと目を凝らして【野生の勘】を働かせていた清綱もすぐそれに気づいて。
「敵襲!」
 叫ぶ清綱は島民達に避難を促し、そのまま救護班として誘導も行う。
 海岸の方からゆっくりと姿を現したのは、キラキラと煌めく鎧を纏った女性の姿をした……いや、女性に纏われた鎧が本体であるコンキスタドール、『メガリスメイル』だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『メガリスメイル』

POW   :    リミッター解除
【自身を身に着けている被害者の体】で攻撃する。[自身を身に着けている被害者の体]に施された【肉体のリミッター】の封印を解除する毎に威力が増加するが、解除度に応じた寿命を削る。
SPD   :    『強欲』のメガリス
【自身の全身】で受け止めたユーベルコードをコピーし、レベル秒後まで、自身の全身から何度でも発動できる。
WIZ   :    無限の欲望
全身を【メガリスからにじみ出るオーラ】で覆い、自身が敵から受けた【ダメージを回復しつつ自身の欲望】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
👑11
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種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は十津川・悠です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。



 深海島フラットフラッグ島。
 砂浜でビーチフラッグスを行っている島民達の方へとやってきたのは、様々な装飾品でデコレーションされた鎧や剣を持つ女性だった。
「随分と楽しそうね」
 彼女こそ、コンキスタドールのボス『メガリスメイル』。名前が示す通り本体はその鎧であり、女剣士は意識を乗っ取られた被害者である。
 メガリスメイルは無限とも言える欲望を持ち、自分に有用だと感じたものは全て自分のものにしようとする。例えば、自分に適したものを見つければ、自らの鎧へと移植して強化することができる。
 欲望は戦闘に活かせるようで、相手のユーベルコードをコピーすることも可能だ。奪ったものは余すことなく利用し、女剣士の身体も例外ではない。戦いとなれば体のリミッターを解除して、激しい剣戟で相手を切り伏せてくる。
 そうした力でメガリスメイルは全てを奪い取り、支配地域を広げていくつもりなのだろう。
「ビーチフラッグスだったかしら。私も混ぜなさいよ」
 笑顔を浮かべて威圧してくる彼女に、競技を楽しむという考えは全くないだろう。彼女はこの島さえ手に入ればいいのだ。
「ま、またコンキスタドールが……」
「いや、恐れることは無いさ」
 島民達も現れたメガリスメイルに恐れこそ抱くが、この場には先程マシンハンターズの群れを討伐した猟兵達がいるのだ。
 メガリスメイルの接近を事前に知っていた猟兵達はすでに、迎撃態勢を整えている。
 先程、チームフラッグスが行われていた最中、講じていた策がそのままアドヴァンテージとして利用できるのは大きい。
 その猟兵達を視認した敵は眉を顰めて。
「よくも、私の部下達をやってくれたわね」
 例え部下であれ、自分の物を奪った猟兵達に、メガリスメイルは少なからず怒りを覚えているらしい。
 すらりと剣を抜き、そいつは本体である鎧を中心としてオーラを纏う。
 強欲を持つこのコンキスタドールに、妥協などはない。ただただ、自分の為に全てを手に入れようと振舞うのみだ。
 距離を取る島民達。砂浜を舞台として新たな戦いが始まる。
「さあ、ここに私の旗を突き立てさせてもらうわ」
 強欲なるコンキスタドールは全てを手に入れようと、邪魔な猟兵達の排除へと動き出すのだった。

(※プレイング受付中です。現状は、7月19日朝8時30分までの予定で受付しております)
リヴェンティア・モーヴェマーレ
引き続き美麗さん(f01866)と一緒デス!
アドリブ歓迎

…また、旗取りですカ…?
さっき要領を掴んだので今度は勝ちますヨ!

え、さっきとは違うのデス…?
あ!この方が倒すべき相手なのですネ…なるほど…お強そうでス…

「はい!今回も私達の連携で勝利をおさめまショウ!!」

極力自分達が攻撃を受けないようにオーラ防御や盾受けを駆使して、タンク役に徹する

体力が危なくなった場合はUCで回復を

美麗さんの攻撃をしっかりと見極め、鎧にひびが入ったのを確認すれば、そこに全力で剣を楔のように打ち込みマス

残りの粉砕は美麗さんに託しマス!
いくら技を盗むと言っても連携攻撃までは盗めないでショウ!

「美麗さんいっけーーー!!」


緋神・美麗
リヴェンティア(f00299)と参加

さて、親玉が出てきたわね。ファンシーな見た目に反してガチの戦闘系みたいねぇ。まぁ、私とお義姉様の敵じゃないわね。さっさと倒してしまいましょうか。
「それじゃぁ行きましょうか、お義姉様。」

地形耐性・地形の利用で砂浜での戦闘に対応
「その鎧じゃ砂浜は動き難いでしょ?」
見切り・学習力で敵の動きを観察し野生の勘・第六感・で動きの先読みも行い、気合い・力溜め・限界突破・リミッター解除・捨て身の一撃を乗せたUCを誘導弾・鎧無視攻撃・二回攻撃で更に強化して撃ち出す
「その鎧、完全粉砕させてもらうわよ」
お義姉様が剣を打ち込んだのを確認したらそこを狙ってもう一撃
「これで終わりよ!」


十津川・悠
…あーやっとか。

ようやく島に乗り込んだタイミングでちょうどご対面とはねぇ…
いやはやたかが鎧がここまでとなるとはねぇ

っとそんなこと言ってる場合でもないか
さっさと倒して鎧回収しないとね…また湧くと困るし

まぁ欲望の塊だし妥協もしないからこっちも相応の手を使うけど
これ先に言っとくけど被害者の事考慮してたらこっちがやばいから最初から救うとか考えんでいいぞーどっちにしても助からんし

とりあえず人海戦術でさらに人数増やして手数でさばききれなくなるまで戦います
本当は島の被害も考慮しない戦い方もできるしその方が楽なんだけどまぁ…ねぇ?


安里・真優
【心境】
とうとう来ちゃいましたね。
マンボン。住民の避難と護衛よろしくお願いします。

【戦闘】
あなたのその欲が命取りです。
このあたりでご退場願いましょうか。
全力で戦いますよ。

『魔力溜め』+『砲撃』=エネルギーボルト
『属性攻撃』+『全力魔法』=ファイアーボルト
の『多重詠唱』による同時魔法攻撃です。
どうですか、私の魔法だったやるときはやります。
トドメです。
「カメゴン。破壊光線いっちゃってーーーッ」
カメゴンの『ブレス攻撃』は強烈ですよ。


【その他】
アドリブや多量へとの連携OKです。


ヴィオレッタ・エーデルシュタイン
【SPD】

「ビーチフラッグスに混ざりたいのならご自由に。でも旗は立てられないと思うわよ?」
手には拳銃と短剣を持って戦闘開始よ。

ユーベルコードは【因果応報の鏡】。
あら、そちらも受けたユーベルコードをコピーするのね。でもこちらも同じなら千日手になるのかしらね。

だからクイックドロウ+2回攻撃で地味に通常攻撃を積み重ねる。
距離を詰められそうになったら海へ水上歩行で間を開けて射撃を続けるわ。

ビーチフラッグスで海に行く作戦がうまくいかなかった腹いせじゃないわよ?


謂神・シュリ
キラキラだ!ずいぶん華やかだなあ。
綺麗ものは好きだけど、悪い奴はお呼びじゃ無いんだぞ。
旗、立てる前にかえってくれな。

うわ、身体自体も奪ったやつなのか。…じゃあ鎧でも剥がせば良いのか?
攻撃方法はポリモーフでドラゴン形態に変身。
ブレスを吐きつつ[怪力]を込めた尻尾で叩きつけ、鉤爪で攻撃していこう。

たしかにおれも綺麗なもの好きでたくさん集めるけど。欲しがりすぎても良いことないぞ。
過ぎる欲は身を滅ぼすって言うだろー!


エウトティア・ナトゥア
ううむ、島民達もなかなかやるではないか。
まあよい、本気を出せば勝てたのじゃが今日の所はこのくらいで許してやるのじゃ。(震え声)
っと、コンキスタドールが現れたようじゃが…
なんじゃ?今頃やってきてもビーチフラッグスはもう終わったぞ?はよ骸の海へ帰るがよいぞ。

(無限の欲望対策)
あれは自己を強化しておるのか?
放っておくと面倒そうじゃな、【浄化の風】を吹き付けてオーラをかき消すてやるわい。
それにただの風ではないぞ、(技能:【属性攻撃】)周囲の砂を使った砂嵐じゃ。
自己強化の喪失と目潰しの同時攻撃の中では普段通りに動けまい。
それマニトゥ、『メガリスメイル』が体勢を立て直さぬうちに攻撃するのじゃ!


薙沢・歌織
【POW】
他の生命体に憑依し、暴虐を尽くすオブリビオンの鎧。…あれを砕かなければ、彼女以外にも新たな犠牲者が出るでしょう。

砂浜に足を取られないよう低空を【空中浮遊】。【地霊盾】の【オーラ防御盾受け】で敵の攻撃を防ぎ【切り込みダッシュ】から緋炎剣と雷迅刀で【雷属性、鎧砕きの2回攻撃】を放ち攻めます。また緋炎剣の【範囲攻撃】で砂を巻き上げ、敵の鎧の隙間に砂を入れてストレスを与え冷静さを削ぎます。

くっ…メガリスメイルは、憑依者の命を強制的に力へと変換しているようです!活動力の根源が欲望への妄執なら、それを断ち切るのみ!
【切り込んで破魔陣雷斬】を放ち、破魔と覇気の力を込め鎧の妄執を切り裂き、砕きます!


愛久山・清綱
あの鎧が本体か……乗っ取られた者を救うことは
できないのだろうか。
とはいえ、今は島を護るのが最優先事項だ。
■闘
【件鬼】で格闘戦を仕掛けよう。
単純明快な技なら、真似されても平気だな。

先ずは狙いやすい場所に軽く当身を仕掛けて急所と
クセを覚え、以降はそこ目がけて的確な一撃を。
急所が鎧であることを祈るばかりだな。

相手の拳は【残像】を見せたり【フェイント】を
かける等狙いを定めにくくし、当てられないよう
立ち回るぞ。
この技は当てられないと無意味故。

十分威力を高めたら【グラップル】して持ち上げ、
【怪力】を込めて味方のいる方向目がけてぶん投げる。
同時に急所もバラしてしまうか。

※アドリブ歓迎・不採用可




 ビーチフラッグスの大会が行われる深海島フラットフラッグ島。
 猟兵達も善戦はしたが、この競技に慣れている島民はあまりに強かった。
「ううむ、島民達もなかなかやるではないか」
 金髪巫女姫、エウトティア・ナトゥア(緋色線条の巫女姫・f04161)は巨狼マニトゥを労いながらも、胸を張って。
「まあよい、本気を出せば勝てたのじゃが、今日の所はこのくらいで許してやるのじゃ」
 少しだけ震え声になっていたエウトティア。
 しかしながら、島民も本気で相手にせねばならなかったと話す。何か要因があれば、我々は負けていただろうと。
 ともあれ、島民だけで決勝と相成ったそのタイミング、姿を現したのは、煌めく鎧を纏う女剣士だった。
「随分と楽しそうね」
 不敵に微笑むそのコンキスタドールの名は、『メガリスメイル』。鎧が本体であり、女剣士は体を乗っ取られている状態となってしまっている。
 コンキスタドールがグリードオーシャンの島を狙う理由は一つ。自らの支配地域を増やす為だ。
「とうとう来ちゃいましたね」
 コンキスタドールが出現したとあれば、この世界某所の港町出身の商人の娘、安里・真優(巨人の冒険商人・f26177)である。
「マンボン。住民の避難と護衛よろしくお願いします」
 真優の指示に応え、宙に浮く燃え上がるマンボウ『マンボン』は大きく頷き、砂浜から下がるよう島民達へと避難を促していた。
「……あー、やっとか。ようやく、島に乗り込んだタイミングでちょうどご対面とはねぇ……」
 ビーチフラッグスの場には姿の無かった中性的な容姿をした十津川・悠(強化人間のゴーストキャプテン・f26187)だが、これまでメガリスメイルを探し続けていたらしく、こうして追いかけてきたようである。
 それだけ、悠にとって抑えねばならぬ敵なのだろう。
 現れたコンキスタドールに、エウトティアはすかさず反応して。
「なんじゃ? 今頃やってきてもビーチフラッグスはもう終わったぞ?」
「……また、旗取りですカ……? さっき要領を掴んだので、今度は勝ちますヨ!」
 エウトティアの『ビーチフラッグス』という言葉に反応を示したリヴェンティア・モーヴェマーレ(ポン子2 Ver.4・f00299)はまだまだ競技を行う気満々だったようなのだが。
「さて、親玉が出てきたわね。ファンシーな見た目に反してガチの戦闘系みたいねぇ」
 容姿は天使を思わせる行動派ツンデレ娘、緋神・美麗(白翼極光砲・f01866)は倒すべきコンキスタドールを値踏みする。
「え、さっきとは違うのデス……? あ! この方が倒すべき相手なのですネ……」
 義妹である美麗の言葉で、リヴェンティアもメガリスメイルが敵だと認識したようである。
「なるほど……お強そうでス……」
「キラキラだ! ずいぶん華やかだなあ」
 その隣では、島の光によって煌めくメガリスメイルに、絶壁に囲まれた砂漠の島出身の竜人、謂神・シュリ(灯・f27780)が少しだけをを顰めていた。
「綺麗ものは好きだけど、悪い奴はお呼びじゃ無いんだぞ」
「人聞き悪いわね。私はこの島を奪おうとしているだけよ」
 シュリの言葉に、さらりと反論するメガリスメイル。
 奪い取るという行為に罪悪感すらないあたり、さすがの『強欲』である。
「いやはや、たかが鎧がここまでとなるとはねぇ」
 悠はメガリスメイルの在り方に半ば感心しかけて、そんなこと言っている場合ではないと身構える。
「さっさと倒して鎧回収しないとね……また湧くと困るし」
 放置していると新たな個体が骸の海から現れかねない。
 悠は手早くこのコンキスタドールを倒し、鎧のメガリスを回収しようと考えているようだ。
「あの鎧が本体か……乗っ取られた者を救うことはできないのだろうか」
「うわ、身体自体も奪ったやつなのか。……じゃあ、鎧でも剥がせば良いのか?」
 鎧が本体と知った複数種の生物特徴を持ち合わせたキマイラ少年、愛久山・清綱(飛真蛇・f16956)が疑問を抱くと、シュリもまた同じく女剣士を救出できるだろうかと問いかける。
 すると、悠が横に首を振って。
「これ先に言っとくけど、被害者の事考慮してたらこっちがやばいから、最初から救うとか考えんでいいぞー」
 どのみち、女剣士は助からないと、悠は軽い口調で重い事実をこの場の仲間達へと話す。
「ならば、今は島を護るのが最優先事項だ」
「他の生命体に憑依し、暴虐を尽くすオブリビオンの鎧……」
 清綱の言葉に、凛々しいアルダワの少女騎士、薙沢・歌織(聖痕宿す魔法学園生・f26562)も刃に手をかけて。
「……あれを砕かなければ、彼女以外にも新たな犠牲者が出るでしょう」
 さて、そのメガリスメイルだが、島民達がマンボンの誘導もあって砂浜から退避していたのを確認し、猟兵達へと煽り気味にこう呼びかける。
「ビーチフラッグスだったかしら。私も混ぜなさいよ」
「混ざりたいのならご自由に。でも、旗は立てられないと思うわよ?」
 了承したようにも聞こえる後頭部で金髪を縛ったヤドリガミ、ヴィオレッタ・エーデルシュタイン(幸福証明・f03706)も煽り返しつつ、両手に拳銃と短剣を手に相手の出方を窺う。
「どうかしら。私の旗は抜かせはしないわ」
 ヴィオレッタに対し、メガリスメイルも事も無げに言い放つ。
 相手は決して抜けぬような海賊旗をこの島に突き立てるつもりなのだろう。
 だが、猟兵達もそうはさせぬ為にこの場へと集っている。
「まぁ、私とお義姉様の敵じゃないわね。さっさと倒してしまいましょうか」
 美麗はまるで問題ないと言わんばかりに、サイキックエナジーを高めて。
「それじゃぁ行きましょうか、お義姉様」
「はい! 今回も私達の連携で勝利をおさめまショウ!!」
 リヴェンティアも美麗の呼びかけに応え、戦いの為にフェレットの壱くんをこの場へと呼び寄せるのだった。


 猟兵達へと距離を詰めてくるメガリスメイル。
 そいつは剣を抜いて切りかかってくるものの、しっかりとユーベルコードも展開して。
「さあ、どんなユーベルコードをみせてくれるのかしら」
 強欲のメガリスであるこのコンキスタドールは、先にユーベルコードを使うと見て、交戦しながら自らの全身にその力を纏わせる。
 下手にユーベルコードを使えば、メガリスメイルにコピーされてしまい、彼女は自在に使うことができるようになってしまう。
 その為、猟兵達はそれを解除するまで成り行きを見守る中、清綱は刀を抜かずにユーベルコード【件鬼】を使い、無手での格闘戦に臨む。
「単純明快な技なら、真似されても平気だな」
 清綱は、まずは軽く正面から敵の身体へと当て身を仕掛け、メガリスメイルの行動のクセと急所を覚える。
「鎧の繋ぎ目……とにかく破壊したいところだが」
 その後は見定めた急所目がけ、彼は攻撃を叩き込んでいく。
 デコレーションも耐久力を高めるのに一役買っている。それらと避けつつ攻撃するのだが、当然ながら自分のユーベルコードをコピーされることとなって。
「拳か、いいかもしれないわね」
 一度は剣を抜こうとしていたメガリスメイルだったが、それを収めてから清綱を殴りつけてくる。
 一度殴れば、相手もまた清綱の急所を狙って攻撃してくる。彼もそれを想定し、【残像】を展開し、【フェイント】を織り交ぜた動きで狙いを定めにくくする。
(「この技は当てられないと無意味故」)
 その攻防の中、ヴィオレッタも介入する形でユーベルコード【因果応報の鏡】を展開しつつ、『平和を作るモノ』で銃撃を行う。
 メガリスメイルがヴィオレッタの銃を殴れば、互いのユーベルコードの発動条件を満たすのだが。敵はあまりいい顔をしない。
「くっ……」
 ヴィオレッタとメガリスメイル、互いのユーベルコードをコピーし合っても先日手にしかならず、敵にとってはまるでプラスにはならない。
「あら、そちらも受けたユーベルコードをコピーするのね」
 ヴィオレッタはしてやったりといった表情で、【素早く銃を連射】し、地味に銃弾を叩き込んでメガリスメイルにダメージを与えていく。
 他のメンバー達も様子見に徹しており、ユーベルコードを使う気がないと見たメガリスメイルは、攻撃パターンを変えることにして。
「なら、これでどうかしら」
 次も全身に展開するユーベルコードだが、【無限の欲望】によって展開するオーラは貪欲なまでの自らの欲望に応じて力を高めるのだ。
「あれは自己を強化しておるのか? 放っておくと面倒そうじゃな」
 相手のユーベルコードを視認したエウトティアもユーベルコードを使い、砂浜の砂を使って砂嵐を巻き起こす。
「遍く精霊よ、風に宿り力を示せ!」
 エウトティアが巻き起こす【浄化の風】は、世の理から外れたものを浄化することができる。
 戦法を切り替えたことで、剣を抜いていたメガリスメイルだったが、メガリスから滲み出るオーラを振り払われながらの戦いに苦慮していたようだ。
「ただの風ではないぞ」
 それだけでなく、【属性攻撃】として展開する砂が目に入れば目潰しの効果も生ずる。
「普段通りには動けまい」
 その隙を突いて、真優も攻撃に加わって。
「あなたのその欲が命取りです。このあたりでご退場願いましょうか」
 満足に動けぬメガリスメイルへと、真優は【魔力を溜めた砲撃】としてエネルギーボルトを撃ち出す。
 それだけでなく。【多重詠唱】していた真優は【全力の火属性攻撃】としてファイアーボルトも同時に発していた。
「ううっ……」
 2つの砲撃が同時に飛んでいき、メガリスメイルの体を打ち付ける。強い衝撃と身を焦がす炎に、敵は僅かに呻く。
「どうですか。私の魔法だってやるときはやります」
 真優がドヤ顔で敵へと言い放つ後方では、警戒を崩さぬ悠がユーベルコードの準備をしていて。
「まぁ、欲望の塊だし、妥協もしないから……」
 実際、外的要因でオーラは振り払われているが、メガリスメイルから湧き出るオーラが止まっているわけではない。
 一定の力を維持しているメガリスメイルの力そのものが弱まったわけではなく、敵は上手く仲間達の攻撃をいなしているようにも見えた。
「こっちも相応の手を使うけど。……見せてあげるよ」
 悠がこの場に呼び寄せたのは、黄金のアルゴー船。
 そこには、得意武器で武装したアルゴナイタイの戦士の霊達が乗っており、手数を活かした人海戦術でメガリスメイルを次々に攻撃していく。
「本当は島の被害も考慮しない戦い方もできるし、その方が楽なんだけどまぁ……ねぇ?」
 これだけ攻撃しても、メガリスメイルが余裕の笑みを浮かべているのを、悠は見過ごしてはいなかったのだ。
「ううん、その攻撃は欲しいけれど……」
 そう呟きつつ、敵は霊達の体を切り裂き始める。
 エウトティアは自身のユーベルコードで仲間の霊をも消してしまうと判断し、浄化の風を止めてしまったのだ。
 そうなれば、メガリスメイルは力を高めてしまう。霊達が数で攻め入るも次々に切り裂かれ、みるみるうちにその数を減らしていく。
「これなら、生命力を奪う必要はないかな?」
 メガリスメイルはさらに攻撃パターンを変え、己を身に着ける女剣士の身体のリミッターを解除する。
 これなら、剣士としての技量を活かし、効率的に攻撃ができると判断したのだろう。
 だが、シュリや歌織が自在に立ち回らせまいと、接敵して。
「旗、立てる前にかえってくれな」
 【竜半身】によってドラゴン形態へと変身したシュリはブレスを吐き掛ける。
「ぐっ……」
 メガリスメイルがよろけた隙を逃さず戦士の霊達がまた攻撃の手を強めるが、メガリスメイルは一気に剣でなぎ払い、体についた炎ごと消し去ろうとした。
 そこへ、【低空飛行】してきた歌織が近づく。
 メガリスメイルが振るってくる刃を歌織は『機械仕掛けの地霊盾』に【オーラ】を纏わせつつ【受け止めてみせる】。
「その強欲、ここで止めてみせます」
 【切り込みダッシュ】で仕掛ける歌織は両手の『緋炎剣アメノホアカリ』と『雷迅刀サクイカヅチ』で【連続斬り】を浴びせかけていく。
 【雷属性】を込め、メガリスメイルへと直接【鎧砕き】の斬撃を叩きこむ。
 それだけでなく、歌織は緋炎剣を【広範囲】に振るうことで砂浜の砂を一気に巻き上げて。
 先程、エウトティアも砂を巻き上げていたが、オーラで防いでいた部分があった。
 だが、今回はそれもなく、鎧の隙間へと砂が入り込んでいく。
 これには、女剣士の体を操るメガリスメイルも感触が悪かったようで。
「なに、これは……ああっ、気持ち悪い……!」
 少なからずストレスを与えることができたのは、歌織の思惑通り。隙ができればシュリが【怪力】を込めた尻尾を叩きつけ、さらに鉤爪で追撃していく。
 シュリの爪は深く食い込んだはずだが、多少食らった程度ではメガリスメイルはビクともしない。
「甘く見ないでもらいたいものね」
 女剣士の技量は本物。その上でメガリスメイルは肉体の枷すら解いて、本人以上の力で切りかかってくる。
 だが、リヴェンティアがその刃を仲間には向けさせない。
「皆を守りたいの気持ち……!」
 【オーラ防御】を展開したリヴェンティアは壱くんにも【盾として攻撃を受けてもらいつつ】、その場を凌ぐ。
 威力は決して小さくはないが、しばらく自分がタンク役となることで、リヴェンティアは仲間達の攻撃のチャンスを作る。
「その鎧じゃ、砂浜は動き難いでしょ?」
 それまで、【見切り】、【学習力】で敵の動きを観察していた美麗が義姉の作った機を活かして仕掛ける。
 【野生の勘】、【第六感】を働かせて敵の動きを先読みする美麗は予め砂浜という場所に対応すべく、【地形耐性】、【地形の利用】して勝負を挑む。
「チャージ、セット……」
 【気合い】、【力溜め】、【限界突破】、【リミッター解除】、【捨て身の一撃】。
 美麗は持てる力をフル活用し、ユーベルコードを使う。
「……いっせーの!!」
 この場に形作った巨大な鉄塊を、美麗は一気に撃ち出す。
 電磁加速して射出される巨大な鉄塊を、敵が逃げぬよう【ホーミング性能】も付けて確実に命中させていく。
 【鎧無視】の連撃は、鎧が本体であるメガリスメイルへのダメージは軽微だが、女剣士へと充分なダメージを与えて。
「流石ね。……その力、私のものにしてみたいわ」
 不利を悟りながらもメガリスメイルは笑みを零し、欲望の力を強めるのである。


 砂浜の戦いを、離れた位置から固唾を呑んで見守るフラットフラッグ島の島民達。
「いいぞ、負けるな!」
「そんな奴、けちょんけちょんにやっつけろ!」
 いくらビーチフラッグスの強者達とはいえ、コンキスタドールの前では無力。彼らは精一杯猟兵達へと声援を送る。
「…………」
 そこで、不穏な気配を感じさせるメガリスメイル。
 これ以上戦うと、さらなる技を敵がコピーして一層力を強めかねない。
 悠が戦士の霊を次々にけしかけ、ヴィオレッタも素早く弾丸を叩き込み続ける。
 メガリスメイルの接近を察したヴィオレッタは海へと向かい、【水上歩行】によって敵から距離を取る。
「ビーチフラッグスで海に行く作戦がうまくいかなかった腹いせじゃないわよ」
 そして、彼女は海上からなおも射撃を続け、銃弾を撃ち込み続ける。
「はよ骸の海へ帰るがよいぞ」
 そこで、エウトティアも動いて。
「それマニトゥ、『メガリスメイル』が体勢を立て直さぬうちに攻撃するのじゃ!」
 彼女がけしかけた『巨狼マニトゥ』は爪で鎧へと斬りかかり、牙を突き立てる。
 だが、メガリスメイルは力を強め、衝撃波を放つ。
 リヴェンティアが上手く抑えているが、体力が危険と察知した彼女は連れていたげっ歯類の小動物達と一緒にポンポンを手にして。
「とっても応援してる気持ち♪ 元気になれーなれー!」
 仲間へと声援を送りながらも、リヴェンティアは自身の体力も回復していく。
 その間に、メガリスメイルはなおも力を高めて。
「くっ……メガリスメイルは、憑依者の命を強制的に力へと変換しているようです!」
 仲間達へと注意を促す歌織は、【破魔】の霊力を高めて。
「活動力の根源が欲望への妄執なら、それを断ち切るのみ! 破魔迅雷斬!」
 【雷迅刀サクイカヅチ】で切りこむ歌織は、【覇気】の力を加えて鎧に纏わりつく妄執を切り裂かんと一撃を打ち込む。
 衝撃によって亀裂が入っていくメガリスメイルを清綱は女剣士へと【グラップル】によって持ち上げて。
「急所もばらしてしまうか」
 亀裂の入った箇所に拳を打ち込み、清綱は仲間が多く集まる場所へとメガリスメイルをぶん投げる。
「たしかにおれも綺麗なもの好きでたくさん集めるけど。欲しがりすぎても良いことないぞ」
 丁度、ドラゴン形態となったシュリがそいつへと尻尾を叩きつけて。
「過ぎる欲は身を滅ぼすって言うだろー!」
 勢いのままにシュリが鉤爪を振り下ろして傷つけた相手に、真優が先程と同じく、エネルギーボルトとファイアーボルトを同時に撃ち込んだ。
「トドメです。カメゴンの【ブレス攻撃】は強烈ですよ」
 真優の呼びかけに応じて現れたのは、甲羅の上に木が生えたリクガメ『カメゴン』。
「カメゴン。破壊光線いっちゃってーーーッ」
 そのカメゴンがメガリスメイルへと視線を向けると、口腔から荷電粒子砲を発射していく。
 猟兵達の連続攻撃を浴びたメガリスメイルは全体に亀裂を走らせ、デコレーションされた見た目が見るも無残な状況に。
「く、私の美しい姿を、ここまで……!」
 さらに、強欲によってメガリスメイルは己を修復しようとするが、猟兵達はその暇すら与えない。
 悠が残っていた戦士の霊を一気にけしかけて亀裂を深めていくと、ずっとタンク役としてメガリスメイルへと張り付いていたリヴェンティアが全力で楔の如く剣を打ち込んでいく。
「残りの粉砕は美麗さんに託しマス!」
「その鎧、完全粉砕させてもらうわよ」
 いくら技を盗むと言っても、連携攻撃までは盗めないとリヴェンティアは踏んでいる。
 何より、自身の身体の修復の為、メガリスメイルはコピーへとリソースを裂くことができない。
「美麗さんいっけーーー!!」
「これで終わりよ!」
 頷く美麗が【もう一撃】、巨大な鉄塊を打ち込んでいく。
「きゃああああぁぁ……っ!!」
 亀裂は塞ぎようもなく。メガリスメイルは砕け散り、支配から解き放たれた女剣士も姿を消していく。
「「うおおおおおおおお!!」」
 先ほどまで戦っていたビーチフラッグスの選手達、そして、島民達が一斉に歓声を上げる。
 コンキスタドールの強襲から、猟兵達は完全にこのフラットフラッグ島を救い出してみせたのだ。
 猟兵達が皆、一息つく中、砕けたメガリスメイルを悠が戦士達の霊に回収させて。
「やれやれ、これで一段落か」
 その残骸を抱え、彼はいずこともなく去っていったのだった。

 その後、この島に赤い旗が突き立てられる。
 最後までチームフラッグスを戦い切った島民達が猟兵達の勝利を称え、深海から高く高く掲げてくれたのだった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年07月20日
宿敵 『メガリスメイル』 を撃破!


挿絵イラスト