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リトル・キョートの悲劇~英雄達の遁走曲~

#ヒーローズアース #戦後

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●リトル・キョートの悲劇
 アメリカ全土を舞台にして、『アースクライシス2019』と呼ばれる戦争が行われたのは未だ記憶に新しい。
 戦争については日本国内でも大きく取り上げられたが……今もネット民の間でまことしやかに語られる事件があった。
 それが『リトル・キョートの悲劇』。
 スカムキングの指令を受けたオブリビオンの軍勢がニューヨークに現れた際、リトル・キョートと呼ばれる日本人街で、猟兵の一部が大敗を喫したというのである。
 敵の狙いは最初から女性猟兵だった。
 オブリビオンの策に嵌まった彼女らは、訳も分からぬ内に扇動された一般人の捕虜となり、無事だった残りは犯罪者として警察に逮捕されてしまったとされる。

●映像作品化のオファーを受けて
「今度、『アースクライシス2019』を題材にした猟兵主役の映像作品が作られるみたいです。YODなんとかってビデオプロダクションさんから猟兵のみなさんに正式なオファーがあったみたいで。」
 猟兵主役の作品と聞いて、北原・麻衣(普段は地味キャラ・f26204)はうきうきと声を弾ませていた。
「作品はDVDとして販売されたり、VOD形態でデジタル配信されたりするみたいですよ。聞いたことのないプロダクションさんですけど、発信力には自信があるみたいで、知名度アップ間違い無しなんだそうです。」
 薄い企画書を片手に、麻衣の説明はどんどん進む。
「イェーガームービー社が打ち出した『マルチバース構想』…つまり、ヒーローズアースには無数の『平行世界』が存在するって考え方があるんですけど、少し前からこれに乗っかった『アースクライシス2019』関連の映像作品がちょこちょこ出て来てるみたいですね。」
 多少史実とずれた内容にも比較的寛容なため、史実に忠実なものから同人、パロディ的要素を含むものまで、内容やクオリティも様々。
「予算はたくさんないみたいですけど、筋書きもなかなか本格的ですよ。企画書によると…まずはダストブロンクスからの侵略者と猟兵が人知れず戦うパート、次に黒幕の策略で扇動された一般人を相手に猟兵達が苦悩するパート、そして、それらを乗り切った猟兵が黒幕と相見えるパートからなっています。なんでも、危機に瀕した時こそ、英雄の持つ本来の矜持や高潔さが発揮されるのだそうで、そういった部分にスポットを当てていきたいそうです。」
 テレポート役を担当する都合上、自分には出演資格がないことを忘れているのだろうか。
 あわよくば自分も出演して一躍スターに…という下心が見え隠れする麻衣の説明には熱が入っていた。
「私は詳しく知らないんですけど、なんでもネットで話題の『リトル・キョートの悲劇』っていう架空の事件を下敷きにしているとか…大勢のユーザーさん?からの強い要望で実現したそうですよ。」
 集まった者の内、ヒーローズアースの、とりわけネット事情に詳しい猟兵数名が、一連の説明を聞いて足早に立ち去ったことに麻衣は気付かない。
 そうして彼女はテレポートの準備をしつつ、思い出したように猟兵達へこう伝えるのであった。
「そうそう、もちろん敵の役を演じるのはユーベルコードを持ってない、一般の男優さん、エキストラさんだそうです。くれぐれも怪我だけはさせないでくださいね?あと、ユーベルコードは自前のものでお願いしますとのことでした。SNSで撮影情報もリアルタイム発信されるみたいです。皆さんのファンも現場に駆け付けちゃうかもですね!」


風見鶏肉
 毎度不定期の風見鶏肉です。
 参加だけならグリモア猟兵から聞いた情報だけで十分ですが、どうやらプロダクション側がグリモア猟兵に隠していた情報があるようです。
 グリモア猟兵も知らないことなので、猟兵達は当然聞いていない情報となります。
 プレイングの際はご注意を。

●リトル・キョートの悲劇
 ネット民の間でまことしやかに語られる架空の事件で、ヒーローズアースの住民でも、誰もが知っているわけではありません。
 猟兵モノ同人誌の鉄板ネタになりつつある事件です。
 リトル・キョートはヒーローズアースのニューヨークに実在する日本人街で、日系人達が、日本さながらの生活を送っています。

●撮影と監督について
 実はその界隈で伝説になった監督が撮影を担当するお色気作品です。
 生真面目、清純派、恥ずかしがり屋、使命感が強い猟兵…もしくは、そういう演技が出来る猟兵を監督は探しています。
 事件の舞台がリトル・キョートなのにかこつけて作品は全編日本でゲリラ撮影されます。
 際どい指示が飛んで来ますが、オーディションの際にあった何らかのやり取りが原因で、猟兵は逆らい難い状況にあります。
 衣装は自前です。戦闘衣装や勝負服でどうぞ。

●第一章で撮影するシーン
 街へ着いた猟兵は、物陰から聞こえる悲鳴に気付きます。
 実は悲鳴はダストブロンクス産クリーチャーの鳴き声で、彼らにはユーベルコー所持者の服を溶かしたり、破ったり、奪い取る習性があります。知能が低く、その他の行動が出来ません。
 クリーチャーは後でCG合成されるので、猟兵の皆さんは、ユーベルコードや技能、素早い手捌きを活かし、襲われた演技をしながら自分で服を脱いだり処分することになります。
 一般人に見つからないよう注意です。

●第二章以降
 事件の詳細と共に猟兵達が演じるべき役割が徐々に明らかになります。

●注意
 プレイングの受け付け期間は冒頭のPLキャラなしリプレイの執筆後に連絡します。
 1プレイングで使えるユーベルコードは1つです。
 採用プレイング件数はかなり限られます。予めご了承下さい。ただ、早い者勝ちとは限りません。
 その他、マスターページも参考に見ていただければと。
 お色気シナリオです。苦手な方は参加をおすすめしません。
 また、行き過ぎはマスタリング対象になる場合がありますのでご注意ください。
 プレイングが流れても受け付け期間中の再送信は歓迎します。
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第1章 冒険 『バイオでケミカルな害獣駆除』

POW   :    何匹いようと叩き潰すだけだ

SPD   :    誘き寄せて一網打尽にしてしまおう

WIZ   :    性質を観察して効果的な方法を見つけよう

👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●猟兵を狙う卑劣な罠
 ニューヨークのリトル・キョート。アメリカには他にもリトル・トーキョー、リトル・オーサカといった日本人街が存在するが、この街は日系人が独自の文化を保ちながら、日本さながらの生活をを送っているという点において他とは大きく異なる。
 そして、この街も例外なくスカムキングの驚異に晒されることになるのであった。
「いやです………!どうしてこんな………。」
 物陰から聞こえる悲鳴にいても立ってもいられなかった彼女は、一も二もなく救出へ向かった。
 しかし、そこに居たのは壁を埋め尽くさんばかりのクリーチャー達…そう、あれはこの生物達の鳴き声だったのである。
 すぐに引き返そう…そう思ったのだがもう遅い。
 恐怖…嫌悪……それが率直な感情だった。
「は、はわわわわ…………来ないでください……!」
 飛び掛かってきたクリーチャーを必死に振り払うも、死角から迫った別の1体がスカートに潜り込み、下着をずり落ろす。
「だめ………!」
 その後はもうぼろぼろだった。隙を突いて襲いかかる異形の生物達に服を破かれながら、必死に服を奪われまいと抵抗し、護符を構えるが………四方のクリーチャーから放出される白濁した溶解液で、その護符も、申し訳ばかりに守り切っていた残りの服も、全てが溶かされてしまったのであった。
「こ、こんなところ、誰かに見付かったら……!はうぅぅぅぅぅぅぅ!」
 彼女を裸に剥いた後、クリーチャー達は関心を無くしたように立ち去った。
 すぐ外側の通りには数名一般女性も歩いていたが、クリーチャー達は彼女らを襲う素振りもない。
 そうか…狙いは最初から猟兵。
 出来ることならこのまま誰にも見付かりませんように……そう願う彼女の耳には、何人かの男達が駆け回りながら何ごとか話しているのが聞こえた。
「おい、女の猟兵が裸でうろついてるってのはこの辺りか?」
「ニューヨークがピンチって時にふざけやがって。露出狂の犯罪者が。」
「俺らがちょっと懲らしめてやらないとな。」
 心臓が早鐘を打つ。
 彼女は目を閉じて恋人の顔を思い浮かべ、そして、静かに謝罪の言葉を呟くのだった。

●撮影指示
「とまぁ、こんな感じのシーンをこれから撮影するからね。アドリブ超歓迎。聞いてない?まぁまぁ、そんな堅いことは言わずに。」
 耳に付けた極小イヤホンからYOD(YOKUDO ON DEMAND)クリエイトに所属する件の監督から指示が届く。
「所定の位置には着いたかな?それじゃあ張り切っていこう。クリーチャーは後でCG合成しちゃうから、脱衣とか服の処分は自分でよろしく頼むよ。」
 無茶苦茶だ。
 しかし、断れない。
「大丈夫!ちゃんと言うこと聞いてくれたらオーディションの時の宣材動画は流出しないから。それに、ほんとにまずいシーンは配信前にカットするからね?あと、もちろん、一般人は怪我させちゃダメだから。」
 あの動画の流出だけは避けなければ…。
 監督の指示音声が消え、何も聞こえなくなる。
 カメラさんがサムズアップした…撮影開始ということらしかった。
 猟兵達は知らない。
 あの宣材動画がDVD版の特典映像になることを。
 配信時にカットされたまずいシーンがDVD版には余さず収録されることを…。
 そして、もう1つ、猟兵達が知らないことがあった。
「本物猟兵〇〇・〇〇、デビュー記念特別企画!イケナイ猟兵をお仕置きせよ!本物の〇〇さんが×丁目△番地付近を全裸で徘徊中!迫真の演技にもご期待あれ!」
 そんな告知がSNSを通して配信されていたのである。

※事務連絡
・プレイング受付は現時点から7/24の23:59までです。
・深夜0:00から朝8:30にかけてのプレイング送付はご遠慮ください。
・プレイング採用件数は10件以下になる可能性が高いです。早い者勝ちではないのであらかじめご了承ください。
・アドリブ度合いに関する設定内容を更新しました。詳しくは雑記をご覧ください。
・この章に登場する一般人は基本有志の一般人エキストラです。男優さんも混じってはいますが、こちらも一般人かつ基本エキストラの振りをしているので誰にも見分けがつきません。一般人を対象とした暴力やユーベルコードの使用は禁止されています。
ソフィア・ルゥセーブル
い、意味分からないんだけど…
自分で服を脱いで処分するなんて
でも、言うこと聞かないとあの映像が……
オーディションに男の人達が雪崩れ込んでくるなんて知らなかった…
押さえつけられて、それで……赤ちゃんできちゃったらどうしよう

やだ…来ないで
震える声で演技するよ
こんな人通りの多い場所の近くでもし見付かっちゃったら…

自分で脱ぐのは恥ずかしいけど、上手く演技しながら見付かりにくい場所を探すよ
オーディションの時みたいなことにならないように、何とかこの場を切り抜けないと…

星の銀貨の力が発動してるのも知らずに必死に行動するよ

人目の少ない場所を縫って移動して、もし誰かに見付かっても、必死に安全な場所まで逃げるよ

D-



「い、意味分からないんだけど…
自分で服を脱いで処分するなんて。」
 ソフィア・ルゥセーブル(墓荒らし・f05007)は監督からの指示に愕然としていた。
 しかし、言うことを聞かなければどうなってしまうかは分かっている…あの映像が世間の目に触れれば自分は破滅だ。
 まさかオーディション中に男達が乱入してくるとは思いもしなかった。
 訳も分からないまま手足を押さえられたソフィアはそのまま…。
「……赤ちゃんできちゃったらどうしよう。」
 あの後、何度もシャワーを浴びたが、肌にも髪の毛にもまだ彼らの体臭……それとあれの臭いが残っているような気がする。
「やだ…来ないで。」
 仕方なく、彼女は震える声で敵に襲われる演技を始めた…もちろん、声が震えているのは演技のせいではない。
 こんな人通りの多い場所の近くで、もしも誰かに見付かってしまったら…それこそ、あのオーディションの焼き直しになりかねなかった。
 必死に頭を働かせ、演技をしながら人目の少ない方へ、少ない方へ移動する。
 服を押さえながら、服を奪われないよう必死に抵抗する演技を続ける。
「ふ、服なんて脱がしてどうするつもり?」
 ひと思いに脱ぎ捨ててしまおうかと思ったが、気持ちの踏ん切りはつかなかった……だが。
「ひゃっ……えっ?なんで?」
 彼女の意思に反して、彼女の服や下着は、なぜだか次々と消滅を始めた。
 『星の銀貨』…通常ならば、自身の持ち物を代償に全ての行動を成功させる反則級の力。それが何とか無事にこの場を逃れようとする彼女の思いに呼応して、発動してしまったようであった。
 撮影には最低限の荷物で臨まざるを得なかった彼女が代償に出来るものと言えば、着ているものくらいしかない。それが、今ここで起こった露出劇の顛末であった。
 カメラが回っているのが分かる。
 それに、すぐそこの通りからは大勢の人の声が……。
 何とかこの場を切り抜けないと…両手で身体を隠してはいるものの、やはり、何も着てない姿を撮影されるのは並大抵のことではない。
 頭がくらくらする。
 息が熱くなり、顔が、身体が、じんわりと熱を帯びた。
 生暖かくてとろりとした液体が脚を伝う感触に、全身がわななく。
 それでも彼女は、覚束ない足取りで安全な場所を目指すが………。
「お、いたいた!」
 知らず知らずの内にソフィア狙いの男達が大勢、間近まで迫っていたのである。
 おそらく、この仕組まれた必然のハプニングは、彼女の着衣程度の代償ではどうにも出来なかったのだろう。
「乱暴……しないでください……。」
 もしかしたら今、自分はとてもだらしない顔をしているかもしれない。
 オーディションの後に見せられた動画には、大きな声を上げながら、だらしない顔で何度も絶頂する自分の姿が収められていた。
 あんなに嫌だったのに…。
 無意識に後退る……が、後ろにもすでに何人かが回り込んでいた。
「なるほど…迫真の演技だな…!」
 男の1人がソフィアの腰を持ち上げる。
「それ、露出狂の猟兵にお仕置きだ!」
「あああぁっ!」
 一突きで絶頂してしまった自分の身体が恨めしい……。
 これじゃあ、オーディションの時より酷い…泣き出しそうな顔で辺りを見回した彼女は、集まった男達で多さを見て諦めたように目を閉じるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

青葉・まどか
C-
自前のセーラー服で参加。

最悪。
なんで私がこんな目に……やめよう、愚痴を言っても仕方がない。
オーディションの映像を世に流出させないためには映画の撮影を成功させないと。

「待ちなさい!……えっ?なに?」
繫華街の裏路地で声をあげる。
勿論、この場にはクリーチャーなんか居ない。
居る、とイメージしながら素人演技を繰り広げる。
「きゃっ!」
クリーチャーに襲われた風に悲鳴をあげながら【早着替え・早業】で服を脱いでいく。
セーラー服
スカート
これで許して欲しいと目で訴えてもスタッフはニヤニヤと笑うだけ。
意を決して上下の下着も脱ぎ捨てる。

羞恥と悔しさから顔を真っ赤にしながら、少しでも肌をさらさないようにしゃがみ込む。



「最悪。なんで私がこんな目に……。」
 青葉・まどか(玄鳥・f06729)が沈んだ声で呟く。
 しかし、愚痴を言っても仕方がない。この状況を打開しないことには何も始まらないのだ。
「待ちなさい!……えっ?なに?」
 繫華街の裏路地へ駆けつけたまどかは声をあげる。
 クリーチャーと遭遇するシーンだ。
 オーディションの映像を世に流出させないためには映画の撮影を成功させねばならない。
 勿論、この場にはクリーチャーなんか居ないが、それでも居る、とイメージしながら演技を繰り広げる。
「きゃっ!」
 素人演技だと言われるかもしれない…そんな風に思う彼女だったが、クリーチャーに襲われた風に悲鳴をあげながら服を脱ぐ様子は圧巻だった。
 早業と早着替えの合わせ技…客観的に後で映像を検証しても、自ら脱いでいるようには見えないだろう。
 セーラー服にスカートはすでに脱ぎ捨ててしまった。
 想像していた以上の羞恥が我が身を襲う。
 これで許して欲しいと目で訴えてもスタッフはニヤニヤと笑うだけだった。
 意を決したまどかは、まずは上、次は下…と、捨て鉢になって下着も脱ぎ捨てる。
 羞恥と悔しさから顔を真っ赤にしながら、少しでも肌をさらさないようにしゃがみ込む。
「もう……やだ。」
 しかし、もちろん、これで終わりにはならない。
 程なくして、がやがやと盛り上がりながら、何人もの男達が、まどかのもとへと駆けつけた。
「うっわ、マジで全裸だ。」
「お仕置き待ちか?」
 血の気がさっと引いていくのが分かる。
「そんな……。」
 逃げ出そうとするが、すでに囲まれていた。
 それでも逃げ出そうとした彼女の顔に、白濁液が降り注いで心を挫いた。
 キッと睨みつけてはみた……だが、白く汚れた眼鏡のせいで、その眼光が男に届くことはなかった。
 あとは予想のつく通り。
 誰からとなく押さえつけられた彼女は、その場に集まった彼らに好き放題。その様子さえカメラに収められてしまうのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

備傘・剱
C+

つまり、自ら脱いで、いろいろ晒せと?
…男にそっち系で脱がせるとは、中々の猛者だな

ってことで、女装しての参加よ
…この格好で、依頼に出るのって、初めてなのよね…
大丈夫かしら?

演技とはいえ、併せて服を破かれたり、脱がされかけたりするのよね?
あくまでも、女性のそれとして対応するわ
まぁ、元が男だから、ばれるときは来るでしょうけどね

で、追い詰められたら、鳥獣技で蜜穴熊になって逃げだすわよ
どこかで隼になって、空から落としてきた装備の回収もしておきましょう

ふふ、簡単に全裸のお色気シーンが取れると思った?
乙女っていうのはね、焦らしてこそ、見てる方も、エロスを感じるものなのよ

アドリブ、絡み、好きにしていいわよ



 備傘・剱(絶路・f01759)は呆然として呟いた。
「つまり、自ら脱いで、いろいろ晒せと?…男にそっち系で脱がせるとは、中々の猛者だな。」
 募集性別の欄を確認せずオーディションに参加してしまった彼に『需要があるからね。』と言った監督の言葉が、今も意味ありげに耳に残っていた。
「ってことで、女装しての参加よ。」
 どういうことだってばよ……スタッフの心の声が木霊する。
「…この格好で、依頼に出るのって、初めてなのよね…大丈夫かしら?」
 このご時世だ。本人がOKなら何も言うまい。
 色々な意味で緊迫した空気の中、撮影が始まる。
「きゃあっ、やめなさい!」
 今までの参加依頼で行きがかり上、何度も目にした女性陣の脱衣シーンを脳裏に、襲われる演技を繰り広げる。
 圧巻の…そして、迫真の演技だった。
 衣服が1枚、2枚と減り…遂には最後の下着に手をかける。
 すでに、鍛え上げられた筋骨隆々体がほとんど露わになっていた。
「こ、これが最後の1枚……。」
 ひと思いに脱ぎ去る………。
 これで全裸だ。
 もはや女には見えないだろう…そんな時であった。
 大勢のむくつけき男達が路地裏に辿りついたのは。
「ここに居たのね?ネコちゃん!」
 どう見てもあっち側の世界の方々だった。
 剱が男と知ってもなお退かず、むしろ前のめりな彼らは、瞬く間に彼を取り囲む……しかし。
「ふふ、簡単に全裸のお色気シーンが取れると思った?乙女っていうのはね、焦らしてこそ、見てる方も、エロスを感じるものなのよ?」
 追いつめられた彼は、『鳥獣技』で蜜穴熊に変身、とりあえずその場を離脱するのであった。
 自分達は一体、何を見せられているのだろう…現場は混迷を極めていた。
 この後、隼に変身した彼は、安全を確認してから服の回収に訪れたのであるが…元着ていた服は、すでに誰かが持ち去った後であった。

成功 🔵​🔵​🔴​

弓削・柘榴
D+
美琴と

撮影なら、実際に災魔に襲われるわけではないから、
その手の修行にはいいかもしれんな。

「ほれ、どうじゃ?」
オーディションでは、いきなり美琴の装束をはだけでしまおう。
ボリュームは足らぬかもしれんが、美しさでは随一と思うぞ?

撮影ではあちきもいっしょに襲われんといかんじゃろうし。
【闇猫】に命じて、美琴とあちきの服を刻んでいってもらうことにするかの。

服が刻まれ危険度を増したら、周りの奴らにそのまま襲われることにしよう。
あちきはどちらかといえば、誘ってしまいそうじゃが、
そこはまぁ、嫌がるよりも快楽が上回るということでいかせてもらうかの。
美琴にもちょっかいをだしながら、しっかり楽しませてもらうぞ。


月読・美琴
C-
本番NG
柘榴師匠と

「うう、師匠、ひどいです……」

面接で師匠に無理やり服を脱がされて、なんとか映画撮影に参加できることになりました。

「けど、これも月読神社の退魔師の宣伝のためです……!」

さっきの動画は処分してくれると約束してもらってますし、神社の収入を増やすためにも、ここで頑張らないとっ!

「えっと、次の台本は……
ええっ!?」

こんな往来で服を脱ぐんですかっ!?
そんなことできませんっ!

「師匠も何か言ってくださいっ!
って、修行ってなんですかーっ!?」

師匠の式神に下着を下ろされ、護符や巫女装束も切り刻まれてしまいます。

そこに一般人たちがやってきて……

「いやっ!」

一般人と師匠に襲われるのでした。



「うう、師匠、ひどいです……。」
 月読・美琴(月読神社の退魔巫女・f28134)が恨めしげな表情で弓削・柘榴(月読さんちの猫又さん・f28110)を見つめる。
 もちろん、柘榴はどこ吹く風だった。もとはと言えば、こうなったのも彼女のせいだというのに…。
「ほれ、どうじゃ?」
 オーディション開始数秒にして美琴の装束をはだけた柘榴は、その胸を白日の下にさらした。
「い、いやあああっ!」
 その初々しい反応には監督も太鼓判。
 結局、隅々まで見たいと言い出した彼の要望に応え、美琴が一糸まとわぬ姿にされるまでが1セットだった。
「あの後、私がどんな目に遭ったか……。」
 一度別室に移された美琴は、その後、演技指導と称してあんなことやこんなことを……。
「ほぅ……どんな目じゃ?」
 悪びれず聞いてくる柘榴も、何やら肌が艶々と…おそらく、美琴と同じ目に遭って返り討ちにしてしまったのだろう。
 本当にこの人は…。
「けど、これも月読神社の退魔師の宣伝のためです……!」
 美琴は両手をきゅっと握り誰にともなく宣言する。
 先程の動画は流出させないと約束してもらった。
 神社の収入を増やすためにも、ここで頑張らない訳にはいかないのだ。
 気を取り直して先程貰った薄い冊子に手を伸ばす。
「えっと、次の台本は……ええっ!?こんな往来で服を脱ぐんですかっ!?そんなことできませんっ!」
 柘榴は一連の挙動をにやにやとした顔付きで見守っていた。 
「撮影なら、実際に災魔に襲われるわけではないから、その手の修行にはいいかもしれんな。」
 真顔で考える振りをしながら、ぽつり呟く柘榴。
「師匠も何か言ってくださいっ!
って、修行ってなんですかーっ!?」
 美琴は今日も順調に振り回されている。
「とはいえ、撮影ではあちきもいっしょに襲われた演技をせんといかんじゃろうしなぁ………む。そうか…服の処理はあちきに任せて貰ってよいぞ。」
「え、遠慮させていただきますっ!」
 もちろん、食い気味に突っぱねた美琴の主張が通ることなどなかった。
 柘榴の式神であるところの闇猫は、一度命じられれば、護符も巫女装束も関係なしに破り去る。
「いやっ!」
 下着をずり下ろされた美琴の、あまりにか細い断末魔を最後に、2人は一糸纏わぬ姿になった。
 そしてもちろん、ここで話が終わるはずはない。
 測ったようなタイミングで7人の男達が2人の居場所まで辿り着いたのだ。
「…おぉ、やっときたか。」
 猫の耳は人間の耳の8倍敏感だという。柘榴には彼らの足音が聞こえていたのだ。
 聞こえてはいたのだが……この場に留まった方が面白そ………美琴の良い修行になるからと、心を鬼にして彼女には伏せておいた。
「ほ、本当でござる!SNSの煽り通り……あれは間違いなくネコミー!3D?3Dなんでござるか…?」
 どうやら柘榴の容姿がアニメキャラか何かのそれに瓜二つ…ということらしい。キモオタを絵に描いたような連中であった。
「確かにそっくりでござるな!衣装はびりびりで確認出来ませぬが……それより拙者はあっちの黒髪ロングが好みで…!!!びりびりに破かれたあの巫女服。きっと彼女のものに違いありませんぞ!」
 何だろう。このそこはかとない嫌悪感は。その不潔感たるやさすがの柘榴も目を潜めるレベルだった。
「し、ししょ………あぁん!」
 恐慌状態に陥った美琴を取り押さえると、猫特有のざらざら舌で美琴の耳を舐め上げる柘榴。
 今思いついた設定はこうだ………間の悪い闖入者に慌てる2人。しかし、一方の猟兵は直ぐさま決断する。もう1人を囮にして逃げ延びようと……。
 もちろん、その役割を演じるのは柘榴だった。あんな不潔漢、さすがに願い下げだ。だが、災魔戦の修行と割り切れば、美琴にとってこれ以上の相手もなかった。
「ボリュームは足らぬかもしれんが、美しさでは随一と思うぞ?」
 美琴の白い乳房に視線をやりながらここぞとばかりに耳を責めあげる柘榴。
「やっ、ししょ……そこダメ……はぁっ……!」
 美琴の顔が先程にも増して赤くなる。顔だけではない。
 いつの間にか乳房までが桜色に染まってしまう。
「ほれほれ、どうじゃ?こんなチャンスは滅多にないぞ?○○ども……いや、素人○○かのぅ?」
 柘榴の肌にもほんのり紅が差した。Sっ気の強い彼女にとって、この状況は面白すぎる。だらしない男共が美琴の身体に釘付けだ。
「やだやだダメですっ!」
 そして、いかんせん、美琴の反応が良過ぎた。キモオタ達に胸をしゃぶられ、好き放題身体を撫で回された彼女は、目を白黒させ、涙を浮かべながら小刻みに身を震わせている……。
 本来なら柘榴はもっと早い段階で身を退くべきだったろう…。
 ふと我に返った柘榴は男達の何人かがいつの間にか後ろに回っているのに気が付いた。
「くうっ…!」
 耳をさわさわと撫で上げる感触に腰が抜けそうになる。不覚…そこをそんな風に触られたら………。
「やたら巫女たんの耳ばかり責めてるからおかしいと思ったんでござるよ。やはりネコミーも耳がお気に入りでしたかな?」
 何やら妙に触り慣れている彼ら…。
「うっ…くっ………ううっ!」
 自分ではあまり意識したことはなかったが、こうして他人に触られるとおかしな気分になってくる。
「ほれほれネコミー。君専用の猫じゃらしでござるよ…!」
「おおっ!香坂氏!それは『お仕置き和メイドネコミー』伝説の猫じゃらしシーン…。」
 どう考えても一般向けタイトルではなさそうだった。
「や…めるのじゃ。あちきの耳に……そんな汚いモノを擦りつけるのは……んううっ!」
 想定外に畳みかけられた屈辱的な快楽に打ち震えていると、突然尻尾を擦り上げられた。また身体から力が抜けて姿勢が維持できなくなる…なんだこいつらは巧すぎる。しかも、この匂いは……!
「素人○○……言ってくれるでござるな。拙者達はその筋で『7人のレイヤー食い』と恐れられる猛者でありますぞ!しかも、猫耳猟兵と聞いてちゃあんと秘密兵器も用意してきたでござるよ。」
「…く、美琴……こやつら何かおかしいぞ…逃げ………。」
 マタタビの強烈な匂いをかがされて脳が蕩ける。控え目に言ってぐにゃぐにゃになりそうだった。
 一方、美琴はと言えば………こちらも酷い目に遭っていた。
「ほーら、巫女たん。ちゃんとお願いするでござるよ。」
 あぐらをかいた男の膝の上に、向かい合うような姿勢でしゃがみ込まされた彼女。
「巫女たん?ちゃんと言わないと入っちゃうでござるよ?」
 男が胸をしゃぶりながら美琴の腰を下に引き寄せ、ぐりぐりと押し付けてくる。
「んあああっ…わ、分かりました。み…みなさんのミルク…私に下さ………ああっ!上手に……んっ。ご奉仕…しま………すぅぅぅっ!」
 まさかオーディションの時の演技指導がこんな形で役に立つなんて……。
 頑なに抵抗する美琴を見たリーダー格の男は、面白がってこんな条件を出して来たのだ。正午の鐘の音がなるまでに、美琴自身が7人全員を2回以上絶頂させれば見逃してくれると……。
「早く………早くくださ………んんっ。」
 そもそも路地裏に来たのが11時過ぎのこと。あれからどれだけの時が経ち、どれだけの時間が残っているのか。
「んむっ……はやく…はやくぅ……。」
 男性に免疫のない彼女ではあったが、貞操の危機とあらば別である。
 身体のあちこちから脳に送り込まれる快楽と、辺りに漂い始めた青臭い臭いにくらくらする。腰が、身体がくねくねと……。
「はやく……いってくださ………。」
 7人全員………このリーダー格の男も絶頂させなければならないのか。時間を短縮するため、仕方なく自分からも腰を擦りつける。
 怖い……怖い……もしも男の気が変わったら、正午までに間に合わなかったら…。男が美琴の腰をひと思いに引き下ろしてしまえば、自分がこの姿勢に耐えられなくなってしまえば、それはもう………。
 そうだ。師匠の方に行ってる4人もこっちに、回して貰わなければ……振り返って柘榴の方へ目をやる。
「もっと、もっとじゃ…!」
 柘榴はというと、キモオタ2人に前から後ろから突き上げられながら別の2人のモノにむしゃぶりついていた。
「ししょ…だめ…!私の分、とらないで……あああっ!」
 柘榴のお楽しみと美琴の受難はまだまだ続きそうであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

アイ・リスパー
D-
「そ、そんなっ、なんでその動画がっ!?」

私の恥ずかしい動画の数々を見せつけられ、映画の撮影に無理やり協力させられることになってしまいました。
あれを流出されられるわけにはいきません……

「わかり……ました……
まずはクリーチャー戦の撮影ですね……」

電脳魔術【クラインの壺】を発動し、電脳空間に下着や服を格納することで、クリーチャーに襲われているように演じます。

「うう、こ、こんな格好、誰かに見られたら……」

そこに、突然現れた男性たち。
ええっ、こ、これもシーンの一部っ!?

必死に身体を隠しますが、電脳魔術が使えないと非力な私に抵抗することはできず、生配信されながら男性たちに襲われてしまうのでした……



「全裸の天使、着てないリスパーと言えば、実績、ビジュアルを兼ね備えた実力派。是非今回の作品には参加して貰いたいな。」
 突然かけられた監督の言葉に、アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)は絶句した。『何ですかその失礼な名前は!』と、普段ならそうツッコミを入れていただろう。
 しかし、目の前で上映されている過去の映像がそれを許してはくれなかった。
「そ、そんなっ、なんでその動画がっ!?」
 いつ、どこで、誰に撮影されていたのか。ヒーローズアースで繰り広げてきた痴態の数々がそこには映し出されていたのだ。
「この映像が世間に出回ったら……。」
「分かりました…!出演…します!」
 猟兵映画に出演しようと来ただけなのに、えらいことになってしまった。
 アイは知らない。この動画の全てがすでに世間へ出回っていることを。
「まずは今夜、僕の家へおいで。演技指導をしてあげよう。」
 こうしてまんまと誘い込まれたアイは、『恋華荘』へ今日は帰れないことを知らせると、新しい特典映像までも撮影されてしまうのであった。
 追加の映像を含め、あれらを人目にさらすわけには……。
「わかり……ました……まずはクリーチャー戦の撮影ですね……。」
 電脳魔術『クラインの壺』を発動。電脳空間に下着や服を格納しながら、クリーチャーに襲われているような演技をする。襲われる姿…驚くほど明確なビジョンがアイにはあった…不本意ながら。
「うう、こ、こんな格好、誰かに見られたら……。」
 しかし、もちろん、仕組まれたハプニングがそんなアイの願いを蹂躙する。
「ええっ、こ、これもシーンの一部っ!?」
 突然現れたおじさん達。彼らの目的は、アイの身体ただひとつだった。
 必死に身体を隠すものの、電脳魔術が使えない彼女はただの少女同然。非力さ故に抵抗することさえ出来ず、手足を取り押さえられた後は、身体を無遠慮に眺められることに…。
「何スマホ取り出してるんです!?撮らないで!……8Kカメラ?ダメに決まってるじゃないですか!」
 力尽くで押さえ付けられたアイは、顔ばれ上等の8K生配信が行われる最中、彼らに何回かずつ身体を捧げることになるのであった。
 そうして、涙を流しながらだらしない顔で何度も絶頂するアイの姿が話題となり、この作品の存在は多くの人々に知られることになるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

エミイ・ラーダ
C-
カップ数(G)や初体験(父)、経験人数(94)、好きな体位(後背位)を言わされ実践、撮影された
っ、あんなの……
シーブズ・ギャンビットで攻撃を受けて脱がされてる風に戦ってるフリをする
こんなの、絶対許さない……!
本物の怒りを込めながら戦うフリ
下に着た白ビキニの水着になるが敵を倒し座り込む
と急に後ろから胸を掴まれる

な、なに……!?
笑ってる男たち
ち、痴女じゃないっ、私はっ
ひっ……!
ずらされ
犯され
知ってるって……じゃあなんで
私達猟兵は、あなた達のために……っ
むぐっ?!
何十人にも囲まれ
全部使われ女の子に見られ写真取られ
やめて……っ、ぃくぅっ……
嫌なのに

ダウナー系
性的なことに嫌悪感がある一方流されやすい



「カップ数は?」
「G…。」
「すごいねー。初体験は?誰が相手?」
「……っ。ち、父親。」
「うわぁ…お父さんとしちゃったんだ。エッチな子だね…どっちから?」
「…………。」
「答えなくていいのかな?」
 ヴィーーーン。
 オーディション会場に向かう途中、無理矢理襲われ、その後に取り付けられた玩具が激しく振動して受け答えもままならない。
 すでに1回分の行為もカメラに収められていた。
「あっち………。」
 ヴィーーーン。
「わ、わたし…………。」
「経験人数は?半端じゃないでしょ。」
「………94人。」
「さっきのもちゃんと足してるのかな?しっかし、よく覚えてるね。100人斬り狙ってるとか?」
 監督からの無遠慮な質問に唇が強張る。
「忘れられない……だけ。」
 忘れようとしても、1つ1つの屈辱が忘れられないだけだ。
「で、そんな変態ちゃんの好きな体位は?」
「うしろ………後ろから!」
 もう捨て鉢だった。
 結局、オーディションの一環として100人斬り達成シーンまでを撮影されたエミイ・ラーダ(ターンエンド・f20105)は、それを質にまた頭のおかしい撮影に参加させられている。
「っ、あんなの……。」
 シーブズ・ギャンビットで素早さを高めつつ、攻撃を受けて脱がされる演技をする。
「こんなの、絶対許さない……!」
 本物の怒りを込めているのだから迫真の演技になるのは当然だった。
 遂には下に着てあった白ビキニが露わになるが…ここで敵を倒す演技は終わり。その場に座り込む。
 だが…急に後ろから胸を掴まれたエミィは再び悲鳴のような声をあげることになるのであった。
「な、なに……!?」
 下卑た笑いを浮かべる男達。
「ほら見ろよ。本物の痴女だぜ?」
「ち、痴女じゃないっ、私はっ……ひっ……!」
 ビキニがずらされ、組み伏せられる。
「知ってる知ってる。」
 耳許で囁かれて泣きたくなった。
「知ってるって……じゃあなんで。私達猟兵は、あなた達のために……っ。むぐっ?!」
 あまりの事態に気が動転していたが、自分を囲んでいるのは半端な人数じゃないらしい。
 何十人いるのだろうか。
 身体のあらゆる部位を使われ、その姿を通りがかりの女の子に見られる。
 そんな、汚物を見るような目でみないで。
 写真取らないで………。
「やめて……っ、ぃくぅっ……!」
 嫌なのに……なんで。
 200人斬りも目指しちゃう?よく知った女の子の声でそんな言葉が脳裏に響いた。

大成功 🔵​🔵​🔵​

玉依・紅
D-
【紅空】
あんな、動画…流出されるわけには
あの時の、心を操られて恋人だなんて思いこんだオタクさんが撮った、私が自分から脱いで求めてる動画や、空ちゃんと一緒に裸で大勢に囲まれた動画…
あれがある以上、逆らえない
だから、言われるままにあたしは…

空ちゃんと手を繋いで逃げて、そして追いつめられるシーン
そこであたし達に互いに脱がしあえって指示がきて…
空ちゃんが私の全部を脱がし始める
全裸になったら、今度は私が空ちゃんを脱がして…ブレザーも、下着も、ショーツもおろして…
「これで、いい…よね?」
集まっている人たちに言うけど、聞いてくれなくて…
だ、ダメ、広げないで、入れないでっ
生はダメッ、中に出さないでーっ!?


天石・空
【D-】
【紅空】
紅ちゃん…少しずつ人の少ない場所に逃げよう…
手を引いて後ずさる振りをして人気のない場所へ
本当はこんな映画出たくないけど…
動画は絶対に流出させない!
私と紅ちゃん、二人の恥ずかしい動画…

――っ!
指令…撮られてるのに!
学園の制服からブレザーとタイを脱いで
っ!お互いに脱がせあえって…
わ、私が紅ちゃんの服を…ぬ、脱がさないとダメみたいだから…
え、下…も…ご、めんね…紅ちゃん…
指震える…ごめん、ごめん…

私も脱がされて…でも、人に見つからない場所…え、なんで…人集まってる…
~~~!
紅ちゃん、下がって!
私が、なんとか…きゃぁ!
やめ――っ♥
だめ、紅ちゃん助けないと…なの、にぃ!
いや…いやぁぁ!



「紅ちゃん…少しずつ人の少ない場所に逃げよう…。」
 天石・空(魔法戦士ジュエル・セレスタイト・f27785)は、玉依・紅(魔法戦士ジュエル・ルビー・f26914)の手を引きながら、後ずさる振りをして人気のない場所へ向かう。
「本当はこんな映画出たくないけど…
動画は絶対に流出させない!私と紅ちゃん、二人の恥ずかしい動画…。」
 空の呟きに深く頷く紅。
「絶対……何とかしないと。」
 あんな動画…流出されるわけにはいかない。
 あの時の、心を操られて恋人だなんて思いこんだオタクが撮った、自分が自らから脱いで求めてる動画や、空と一緒に裸で大勢に囲まれた動画…どういう経路で先方に渡ったかは分からないが、あれがある以上、逆らうことは出来ない。
「――っ!指令…撮られてるのに!お互いに脱がせあえって…。」
 空の押し殺したような悲痛な声に、紅も唇を噛む。
「洗脳設定で楽しそうに互いに脱がしあえ…………?」
 いちいち傷に塩を塗り込んでくる。まず脱がされるのは紅であった。
「わ、私が紅ちゃんの服を…ぬ、脱がさないとダメみたいだから…ごめん。」
 消え入るような声で告げた空が紅のブレザーとタイに手をかけて微笑む。
 演技とは言え、ぞっとするように艶っぽい表情だった。
 空はするすると手際よくそれらを取り払う……。
「え、下…も…ご、めんね…紅ちゃん…
…ごめん、ごめん…。」
 インカムから聞こえる監督の声。言われるままに空はまた笑顔を浮かべた…。
 申し訳なさを押し隠した笑顔……しかし、心のどこかでは本当に楽しんでいるのではないかと思ってしまう迫真の演技だった。
 あれよあれよという間にすっぽんぽんにされた紅は、恥ずかしさに身体を隠そうとするが……笑顔の空が小さく首を振る。
 なぜだろう…有無を言わせない笑顔に隠そうとする紅の両手が硬直した。
「……えと、次は私の番……だね。」
 次脱がされるのは空なのに、紅は思わずどぎまぎしてしまった。
 演技…しなくては。無理矢理笑顔を浮かべる。
 …ブレザーも、下着も、順番におろしていく…。
 脱がせる間は、両手が塞がって何も隠せなかった。
 胸の先端が尖っていくのを空に気取られないよう、身体を捩ったり姿勢を低くしてみたり………そんなささやかな抵抗も虚しく、却って擦れた先端が存在感を主張する結果になってしまった。
「これで、いい…よね?」
 問われた空もさすがに恥ずかしいらしい。
 先程までの完璧な演技には綻びが生じていた。
 身体が小刻みにぴくぴくと震えて…もしかして、見られて感じてるの…?
「お、おそろいだね。」
 にやけた口から出た自分の言葉に、紅も今更ながら驚いてしまうのだった。
 こんなありさまをカメラに収められて散々といった状況ではあるが、1つだけ助かったのは、空の作戦が功を奏し、人通りからはかなり離れた路地裏にたどり着けたことだ。
 ここで態勢を立て直して地獄のような状況を脱しなければ……というか
、服はもう着ていいのだろうか……?
 そんなことを思っていた時だった。
「え、なんで…人集まってる…。」
 いつの間にやら道を塞ぐように大勢の男達が路地裏に押しかけていたのである。
 助けを呼んでも届かない…逃げ出しても中々安全な場所にはたどり着けない…人通りを遠く離れたことが、却って裏目に出た形であった。
『あらら。見つかっちゃったね。ここは空ちゃんが紅ちゃんを守ってあげる局面かな?』
 インカムからの監督の指令。紅の様子から見て聞こえているのは空だけのようだった。
 だがしかし、監督に言われたことは正しい。彼女は自分が守らなくては。
「紅ちゃん、下がって!私が、なんとか…きゃぁ!やめ――っ♥」
 前に出た空は台詞もそこそこに男達の手に絡め捕られる。
「だめ、紅ちゃん助けないと…なの、にぃ!いや…いやぁぁ!」
 そうして、魔の手は紅の方へも……しかし。ここで空が泣きの踏ん張りを見せた。
「……いいから。私の身体、どこ使っても良いから、言うこと聞くから、紅ちゃんには手を出さないで!」
 そこからは酷いものだった。代わる代わる前から後ろから男を受け入れる空は、えづきながらも男達のそれを両手で握り、むしゃぶりつく。
 両の頬を伝う涙が、空の苦しみを代弁していた。
「空ちゃんに……酷いことしないで……。」
 一方、空の提案を面白がった男達の気まぐれで、仮初めの無関心を勝ち取っている紅であったが……目の前で繰り広げられる異常な光景に当てられ、言葉とは裏腹に、両手は休みなく我が身を慰めていた。
 いつ空が音を上げるかと面白がって責め立てる男達。涙が退いて、今やただただ甘い声を上げ続ける空。
 今の一瞬を突いて紅が走り出せば、助けは求められたかもしれない。しかし、紅は目の前の光景から目が離せなかった。何より、空を置いてこの場を立ち去ることなど…。
『空ちゃんばかりに辛い思いさせて……酷い子だね。』
 インカムから聞こえた監督の声が全てを台無しにする。
 そうだ。空を……今度は自分が守らなくては。
 紅は快楽に回転の鈍くなった頭で必死に考える。
 よろよろと男達に近付いて、すがりついた紅は、ひと言だけ、こう呟く。
「私にも…ちょうだい………。」
 この時、空の顔に浮かんだ絶望を、紅は生涯忘れないだろう。
 瞬間、冷や水を浴びたように冷静になった紅だったが、もう遅い。
「だ、ダメ、広げないで、入れないでっ。」
 そして、何より発情を持て余した紅の身体は正直だった。
「生はダメッ、中に出さないでーっ!?」
 口ではそう言っているのに、彼女の両脚は、男達の腰をがっちり抱え込んでしまうのだった。
 空には何と謝ろう……彼女が何のために身体を捧げたか、分からない紅ではもちろんなかった。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

音取・金枝
D-

えーと、金枝は既婚者ですし夫にヒーローしてるのは内緒なので、こんな過激なのはちょっと……
あ、はい。もう引き受けた依頼で、詳しく聞いてなかった金枝の落ち度ですか……

最初は変身したナイアルティンの状態で物陰に入ってくる。変身中は口調も変化しているぞ
む?悲鳴が聞こえたが、誰も……いない?
っ!携帯が鳴って夫からだったので変身解いて電話に出ます(演技
そこに隠れていたクリーチャーが襲い掛かってきて抵抗の末に全裸にされてしまいます(演技
全裸にされた際に落とした携帯で事情を知る友人に助けを呼ぼうと拾おうとして(演技

でも現れた男性に携帯を拾われてしまいます
え?い、いや!やめてください!金枝には愛する夫がっ!



「えーと、金枝は既婚者ですし夫にヒーローしてるのは内緒なので、こんな過激なのはちょっと……。」
 音取・金枝(若奥様は秘密の変身ヒーロー・f25315)はとりあえず抵抗を試みる。
「あ、はい。もう引き受けた依頼で、詳しく聞いてなかった金枝の落ち度ですか……。」
 しかし、取り付く島もないというのが、金枝の印象だった。
 何より、面接で撮影されたあのシーンが流出すればどうなるか…世間様にはもはや顔向けできないだろう。ましてや夫などに見られてしまったら…。
「む?悲鳴が聞こえたが、誰も……いない?」
 変身ヒーローナイアルティンの状態で物陰に入ってくる金枝。もちろん演技である。
 諦めて従うしかないと思ったらしい。
 普段とは異なる口調、しかし、中身は間違いなく金枝。変身と口調がリンクしたマインドリセットのようなものだろうか。
「っ!……もしもし?あなた?」
 そう、夫からの電話があれば、違和感を与えないよう、元の姿になって応対することになる。それ故のピンチも少なくなかったろう。
 今回のピンチ演出ももそういった連想から来ているのかもしれない。
 変身を解いたところをクリーチャーに襲われて裸になる演技…おそらく何らかの経験があるのだろう、それは何とも真に迫っていた。
 あえなく全裸にされ、携帯を取り落とす…この携帯を拾って事情を知る友人に助けを呼ぶところまでが演技のはずだった。
 しかし…拾ったのは金枝ではなく見知らぬ男達。
 狙いは驚くほど簡単に予想できた。
「え?い、いや!やめてください!金枝には愛する夫がっ!」
 想定外の筋書きに動揺が収まらない彼女。
 組み伏せられ、恥ずかしくもするりと身体が彼らを受け入れてしまう様を自分の携帯で撮影されてしまった。
 その後は、動画を夫に送ると脅されながら、ただただ男達の言いなりになった。
「そ、それだけは…!」
 夫との通話状態になった電話を口元に当てられたまま責められる金枝。
 我慢はしたがおかしな声が彼に聞こえてしまわなかっただろうか…それだけが心配だった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第2章 集団戦 『善意に辟易する愚民衆』

POW   :    我々は守られるべき一般市民だぞ
自身が【敵意】を感じると、レベル×1体の【警察もしくは治安を守る者】が召喚される。警察もしくは治安を守る者は敵意を与えた対象を追跡し、攻撃する。
SPD   :    おまわりさん!あいつらです
戦闘力のない【善意に辟易する愚民が警察等の治安を守る者】を召喚する。自身が活躍や苦戦をする度、【自身が召喚した警察等が上層部の支援や圧力】によって武器や防具がパワーアップする。
WIZ   :    ば、化け物だ!早く捕まえてください
【警察及び治安を守る者を召喚し彼らの攻撃】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●仕立て上げられた猟兵
「どうして…こんなことに…。」
 とっさのこととはいえ、一般人に手を上げてしまえば、どんな怪我をさせるか分からない。
 結局彼らの好き放題…されるがままになった彼女は、心に大きな傷跡を負うことになった。
 パトカーのサイレンの音に怯えた男達の隙を突いて逃げ出せたのはまだ良かった。
 別の戦場で戦う彼にどう説明したものか…いや、出来ることなら一生、心に秘めておきたい。
 ただ、1つだけ敵の手がかりが得られた。
 クリーチャーに取り付けた発信機…それを辿れば、黒幕の居場所に辿り付けるかもしれない。
 正直、こんな格好でどこへ行けるのか甚だ疑問ではあるが…。
 どちらにしても、ここに留まっていてはさっきと同じ目に遭いかねない。
 街のど真ん中にあるこの場所から、何としても逃げ出さなければならなかった。
 彼女は、この後、敵のフェイクニュースに翻弄され、一般人から後ろ指を刺され、警察からは露出犯として追い回されることになる…。

●ここから先はドキュメントだ。
「と、そんなシーンが撮りたいから、街外れの廃ビルに夕方7時集合ね。」
 監督からの能天気な指示がインカムを通して響く。
「場所?そんなの自分で調べてよ。説明どんだけ面倒くさいか分かる?次のロケーションまでの間も撮影だからね?あと、間に合わなかったら…分かるよね?」
 オーディションだけではない。今や、先ほどのシーンの映像までが人質だった。
「衣装は今のままだから、こっちで準備したエキストラ以外の一般人に遭遇したら気をつけるように…!」
 未だ災難に見舞われる猟兵も多くいる中、無情にも次の撮影が開始する。
 別に出会ったのがさっきのようなエキストラだったとしても、何の安心もできない。
 事情を知らない一般人すらエキストラとして扱おうとする暴挙がこれから始まろうとしていた。
 すでに露出狂の出現が自治体を通して一般人に通達され、注意が呼びかけられている最中のことである。


※事務連絡
・プレイング受付は現時点から7/28の8:30からです。
・深夜0:00から朝8:30にかけてのプレイング送付はご遠慮ください。
・引き続き、プレイング採用件数は10件以下になる可能性が高いです。
・この章に登場する一般人は有志の一般人エキストラに加えて、自治体からの通達しか知らない一般人も含まれます。男優さんも混じってはいますが、こちらも一般人かつ基本エキストラの振りをしているので誰にも見分けがつきません。一般人を対象とした暴力やユーベルコードの使用は禁止されています。
・監督からの指示にもあるように、服装は、第一章のリプレイ終了時のままであるものとします。
・執筆時間確保の観点から、二度目のプレイング送信をお願いすることになってしまった場合は申し訳ありません。
備傘・剱
C+

(化粧落として)ええぇ?
ら、裸男(ラマン)で移動しろ、と?
いや、まぁ、出来ない事もないが…
にしても、集合場所さえろくに説明しないってのは、なぁ…

空中浮遊で高所に移動して、闇に紛れる事で、一般人の視界から逃れる事もできるだろうな
化術でそこら辺のごみを下着に変えて、とりあえず、身に着けておこう

そして、見つかってお巡りさんを呼ばれたら…
ま、とっさにだが、ここから離れられれば問題なかろう
次元創、発動!
他の仲間の所に転移して逃げよう

まぁ、転移先でどうなってるかが問題だが、ここよりは、ましだと思おう
結界術とオーラ防御があれば、最悪、こっちに近寄ることはできないと思うからな

アドリブ、絡み、好きにしてくれ



「ええぇ?ら、裸男(ラマン)で移動しろ、と?」
 備傘・剱(絶路・f01759)は戸惑いを隠せずに呻いた。
「いや、まぁ、出来ない事もないが…
にしても、集合場所さえろくに説明しないってのは、なぁ…。」
 悪意以外を汲み取れというのが無理な話である。
 化術でその辺に落ちてるものを下着代わりに身に着けようとするが……ちょうど良い大きさのものはなかなか見つからない。
「笑ってくれ…俺は今、エロ本を履いている……。」
 誰に宛てたわけでもない呟きが悲壮さを一層かき立てた。結局、落ちていたごみの中で一番ましだったのはこれだ。
 あとはどう考えても身に着けるのがはばかられるものばかり。
 いや、このエロ本にしたって誰の持ち主で、どんな風に使っていたか……これ以上考えるのは得策ではなさそうだ。
 とりあえずは空中浮遊で高所に移動して、闇に紛れることができれば良いだろうが……いかんせん真っ昼間だ。一般人の視界から逃れられたのは僅かな間のことだった。
「「キャーッ!」」
 響き渡る女性達の悲鳴。
 程なくしてなり始めるパトカーのサイレン………。
「おい、ちょっ……落ち着いてくれ…。」
 状況が状況なので、こればっかりは仕方ない。
 まぁ、見られて恥じるような肉体はしていないが……。
 警察がまっすぐ自分の方へ殺到してくればやはりいい気はしない。
 直接揉み合いになることはないが………。
「ま、とっさにだが、ここから離れられれば問題なかろう。次元創、発動!」
 剱は他の仲間の所に逃れるべく、流れるような動作で転移にうつる。
 まぁ、転移先でどうなってるかが問題ではあるが、ここよりは、ましだと思うしかない。
 最悪の場合に備えて結界術とオーラ防御は展開しておくことにする。どんなやばい奴が向こうにいても、一般人の域を出ない相手ならこっちに近寄ることすらできないはずだ。

大成功 🔵​🔵​🔵​

月読・美琴
C-(本番NG)
柘榴師匠と

「うう、こんな格好で街中を歩くなんて……」(赤面

さっきの人たちに猫耳髪飾りと首輪を付けられ、そのままの格好で街中を進みます。
外したら映像公開と監督にも言われてますし……

涙目で師匠に助けを請いますが、これも退魔師の修行と言われてしまい。

「こうなったら退魔術で何とかしましょう」

式神【影の追跡者】を召喚。
道を先行させ、人がいない経路を辿って目的地に向かいます。

「あっ、きゃあっ」

ですが、大勢の人々に見つかってしまい……
『猫』として相応しい行動をしろだなんて……

「ん……師匠……」

人々に命令されるまま師匠の胸や股間に舌を伸ばし……
私も師匠に責められて嬌声をあげてしまうのでした。


弓削・柘榴
美琴と

どきゅめんたりぃ? ああ、記録映像のことか。
ではここからは「作り物ではない」ということか。

……猫耳と首輪?
耳は自前で持っておるから、首輪だけ借りていくかな。
「美琴、しっかりせねば皆にみられることになるぞ?」

美琴の術の導きに従って、目的地への道を決めていくが、
やはりまだまだ制御が甘いの。

ほれ、みつかってしもうたわ。

なに? 『猫』として振る舞え、じゃと?
ふむ。なら【幻身変妖】で美琴に変化しようかの。
『猫』といえば、あちきより美琴じゃろう。

ま、実際に猫になるのは、美琴じゃがな。

猫耳首輪の美琴に変化したまま、
細長い舌を美琴に差し入れ、膜は破らぬように気をつけながら、
奥の奥まで舐めきるのでした。



「……猫耳と首輪?耳は自前で持っておるから、首輪だけ借りていくかな。もちろん、尻尾だってある。美琴は…どれもないようじゃが?」
 弓削・柘榴(月読さんちの猫又さん・f28110)は差し出されたコスプレグッズの着用を断りつつ、しれっと弟子を窮地に叩き込む。
 ここから先は、仕込みなしの一般人が相手になる可能性が高い。より真に迫った修行にもなり得る公算があった。何よりこんなに面白い状況はなかなかない。
 ひとしきり楽しんだ男達は、月読・美琴(月読神社の退魔巫女・f28134)からの必死の求めに応じる体を装って、更なる悪戯……否、調教に手を染めようとしていた。
「美琴、しっかりせねば皆にみられることになるぞ?」
 心なしか愉しげな柘榴の声が美琴の鼓膜を揺らす。
 全裸に猫耳、首輪と尻尾……何とも卑猥な姿であった。
 尻からそのまま生えたように見える尻尾は後ろの……まぁ、概ね想像される通りである。
「うう、こんな格好で街中を歩くなんて……。」
 言葉少なになっていた美琴が絞りだすような声で呟いた。
 身に着けたそれらもさることながら、全身を汚し、今も喉に絡み付く男達の体液が、この上なく自分を卑屈な気持ちにさせる。
 男達に渡されたグッズを外したり、身繕いすることも監督からはインカムを通して禁じられた。
「し、師匠……。」
 涙目で訴えかける。正直、頭がどうにかなりそうだった。見られるだけで、これから見知らぬ誰かにこの姿を晒すと想像するだけで、全身に甘い電撃が走ったように感じ、気をやってしまいそうになる。
「これも修行じゃ。」
 冷たく響いた柘榴の声に、美琴はこの状況を自分1人の力で打開するしかないと知るのであった。
「こうなったら退魔術で何とかしましょう。」
 強い精神力で式神を作り出し、先行させる美琴。
「安全な道筋を………。」
 本当に……どうしてこんな目に遭わなければならないのか。
「ほらほら、人語話してないで、猫らしくするでござるよ?」
 リーダー格の男に言われて身を硬くする美琴。
「に、にゃ…あ……?」
 美琴が自分で考えた精一杯の猫を表現すると、一同は声を上げて沸き立つのであった。
 いまひとり、別の結論に達したのは柘榴だ。本気なのか冗談なのかは分からないが……。
「なに? 『猫』として振る舞え、じゃと?ふむ。なら『幻身変妖』で美琴に変化しようかの。『猫』といえば、あちきより美琴じゃろう。」
 美琴には言っている意味がよく分からなかったが、あの術を良からぬことに使おうとしているのは分かった。そうこうしている間に柘榴の姿が変化する…。
「どうじゃ?なかなか良い眺めじゃろ?」
 柘榴が美琴の姿に変化した…全裸に首輪をしただけの………。
「か……かか身体を隠してください……!」
 柘榴は一切身体を隠さない。むしろ、見せつけるように、発情した牝猫のような動きで男達を誘ってしまっている。
「…………っ!んんんっ!」
 美琴は、自分の身体が鏡越しに衆目へ晒されたような、そんな異常な錯覚に陥って不覚にも達してしまう。
「良いのか?式神の方は。安全な道を探るんじゃろうが。」
 不意に全身を襲った快楽の余韻に身を震わせながら美琴は再度意識を集中させる。
 道を先行させた式神の五感を頼りに安全な道を探るのだ。
 見付かりにくいことに定評のある式神ではあるが、本来は柘榴に教えられた追跡術の応用。何らかの対象を的確に指定し続けなければ望む方角の斥候には使えないのだった………つまり、大いに日頃の研鑽が試される局面である。
 まさに美琴の工夫と修行の成果が、綱渡りで可能にしている偵察ではあったが……柘榴が気付いていながら指摘しないいくつかの弱点があった。
 1つ目。追跡対象が望まない方向へ進んでしまえば、偵察の意味がなくなる。最適な対象を選び続けられるかどうかは博打に他ならない。
 2つ目。式神と我が身の両方に注意を払う必要があるために、本来なら偵察と移動の同時進行は極めて危険であった。
「ひぐっ!?」
 ヴィーーン。
 先頭を歩かされる美琴の肩が大きく揺れる。
 聞こえるモーター駆動音の出所は尻から生えた付け尻尾か……。
 途端に美琴の歩みは心許ないものになった。
 集中力が乱れる。
 何より追い討ちをかけたのは柘榴
の存在だった。
 美琴そのものの姿で男達を挑発し、歩みが止まる度に彼らを受け入れるのだ。
 男達が柘榴を「みこたん」、美琴を「猫コス」と呼ぶのも気になって仕方ない。
 これではまるで、美琴自身が男達と………。
「いやっ………んんんんんっ!」
 美琴がもう何度目かの絶頂を迎える…今度は少し声が大きすぎたようだった。
「あっ、きゃあっ!?」
 気が付けば声に誘われて大勢の人々が駆けつけ……。
「ほれ、『猫コス』。もっと猫らしいすがたをみんなに見て貰うでござるよ。『みこたん』もほら……。」
『猫』として相応しい行動をしろだなんて……ああしろこうしろヤジが飛ぶ。
 もはや放心状態の美琴は命令されるまま自分の姿をした柘榴の胸や股間に舌を伸ばし……。
「ん……師匠……。」
 お返しとばかりに責め返す柘榴の絶技に嬌声をあげてしまうのだった。
「やはりまだまだ制御が甘いの。ほれ、お仕置きじゃ。」
 股間に頭を埋め、奥の奥まで舐めきった柘榴は、にんまりと笑う。
「まだ一応生娘のようじゃな?」
 そう言ってカラカラと笑う師匠の声を聞きながら、美琴は再び、全身を激しく脈打たせるのであった。

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

玉依・紅
D-
【紅空】
※いまだ全裸のまま
うぅ…空ちゃんごめん…あたしのためにつらい思いさせちゃって…
でも、あたしも、散々嬲られて…頭が真っ白になっちゃって…お腹の中にまだ入ってる感じがする…

空ちゃん…ごめんね
うん、何とか立てる…けど
そうだね、見つからないように…物陰に隠れながら行こう

だけど、公園で、隠れるものがない所に出てしまって
…今度はあたしが空ちゃんために…あたしはもう汚れちゃったし
あたしが捕まってる間に空ちゃん逃げて…!

そう思っても、結局2人とも逃げられなくて
あたしは噴水の前で大きく脚を広げた状態で持ち上げられて、全部丸見えで…
や、だめ…今お腹押されたら…おしっこ漏れちゃうよぉ…
ああ、止まらない…


天石・空
【D-】
【紅空】
あれは無理矢理言わされてたんだ…
紅ちゃんが自分からあんな事するわけない、よね…
でも、私もあの時変になってた…

最初は気持ち悪いだけで我慢できてた…
けど、一番奥を十秒位押し上げられて
こねこねされたら腰が抜けて変に…
その後すぐ頭が真っ白に――っ!
い、今は弱点が分かったと思う…

紅ちゃん、立てる?
私は…大丈夫だから…
隠れながら行こう?
大丈夫、見つからなきゃ良いんだよ

汚された体を最低限綺麗にして裏道を進む
順調だったのに…
唯一の道、噴水があるだけの公園を通らないと…大丈夫、最悪私が囮に――っ!
嘘、囲まれてる…
そこだめ!
こねこねだめぇ♥
あ、いや…小便少女の真似なんて…あ、紅ちゃんまで…いやぁ♥



「うぅ…空ちゃんごめん…あたしのためにつらい思いさせちゃって…。」
 玉依・紅(魔法戦士ジュエル・ルビー・f26914)は沈んだ顔で謝罪する。散々嬲られて…あの後は頭が真っ白になってしまった…お腹の中にまだあの男たちのあれが入っている感じがする…。
「あれは無理矢理言わされてたんだ…
紅ちゃんが自分からあんな事するわけない、よね…。」
 自分に言い聞かせるように繰り返す天石・空(魔法戦士ジュエル・セレスタイト・f27785)の耳に、紅の声は届かない。
 あの時は変になっていた…最初は気持ち悪いだけで我慢できていのだが…一番奥を十秒ほど押し上げられてこね回されたら腰が抜けて変になってしまったのだ。
 自分の弱点が明るみに出た一件だと言えるだろう。
「紅ちゃん、立てる?私は…大丈夫だから…隠れながら行こう?大丈夫、見つからなきゃ良いんだよ。」
 ここに留まっても事態は悪化するばかり。
「空ちゃん…ごめんね。うん、何とか立てる…けど。そうだね、見つからないように…物陰に隠れながら行こう。」
 再び心を合わせた2人は、先へと進むことにした。汚された体を最低限綺麗にして裏道を進む。落ちていた誰の飲みかけかも分からないミネラルウォーターで身体を洗う屈辱と言ったら……。
 ともあれ、道行きは途中まで順調だった。あの公園にさしかかるまでは……。
 公園を抜けるルートは事実上目的地への唯一の道。噴水があるだけで遮蔽物も他にない。
「公園を通らないと…大丈夫、最悪私が囮に――っ!」
 空がひと思いに駆け出す。
 そう、自分を犠牲に紅を助けようとしたのである。
 しかし、その思いが成就することはない。
 なぜなら紅もまた、空の無事を願って別方向に駆け出していたのだ。
「…今度はあたしが空ちゃんために…あたしはもう汚れちゃったし。」
 小声で呟くその言葉が痛々しい。自分か捕まってる間に空を逃がしたい…その一心だった……しかし。
「嘘、囲まれてる…。」
 後ろから空が戸惑いの声を上げたのが聞こえた。
 泳がされていたのだ。2人が目的地へ向かう際、ここを通るしかないのは分かり切っている。
「そこだめ!こねこねだめぇ♥」
 紅は空の嬌声を聞いてはいられず、耳を塞ぎたくなった…しかし、自分自身も拘束されていてはそれすらも叶わない。
「や…やだやだやだ…!」
 紅はそのまま大きく脚を広げた状態で持ち上げられる。噴水を前に、全部丸見えで…。
「や、だめ…今お腹押されたら…漏れちゃうよぉ…。」
 ああ、止まらない…。
「あ、いや…小便少女の真似なんて…あ、紅ちゃんまで…いやぁ♥」
 同じ格好をさせられ、声を上げる空と目が合った。なんてだらしない顔………しかし、紅も責められなかった。
 きっと自分だって同じような顔をしているのだから。

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

青葉・まどか
C-

場所も分からない廃ビルを目指して路地裏を彷徨っていると男達と遭遇。
逃げようとする私に男達が呼びかけてくる。
『待って!待って!俺たち雇われたエキストラなんだよね』
『向かうよう指示されてる廃ビルの場所を知ってるぜ』
『教えて欲しかったら……分かるよな』

映像を流出させないためには時間内にたどり着かないといけない。
廃ビルの情報を得るためには男達の要求を呑むしかないよね。
「……分かった。好きにすれば」
『違うでしょー。教えて欲しかったら頼み方ってあるよねー』
こいつら……悔しいけど逆らえない。
「お願いします。教えてください。……お礼に何でもします」

廃ビルの場所を教えてもらうまで男達の相手をする羽目に。



 青葉・まどか(玄鳥・f06729)は、場所も分からない廃ビルを目指して路地裏を彷徨っていたが、そんな中、再び男達と遭遇してしまう。
「くっ…せっかく逃げ出せたのに…。」
 足早に逃げようとするまどかを男達が呼び止めた。
「待って!待って!俺たち雇われたエキストラなんだよね。」
 ハンドジェスチャーを見る限り、向かうよう指示されてる廃ビルの場所を知ってるということだろうか。
「廃ビルの場所、教えて欲しかったら……分かるよな。」
 映像を流出させないためには時間内にたどり着かなければならない。
 情報を得るためには男達の要求を呑むしかなかった。
「……分かった。好きにすれば。」
 むっとした顔で呟くまどかだったが、男達は呆れ顔。
「違うでしょー。教えて欲しかったら頼み方ってあるよねー。」
 こいつら……悔しいが逆らえない。
「お願いします。教えてください。……お礼に何でもします」
 情けなくて涙が出そうになった。
「もちろん、お代は先払いだ。」
 エキストラとはいえ、本当に目的地を知っているかは分からない。
 自ら男にまたがり、両の手で彼らのそれを握りしめたところで気付いたが、とにかく、この場は男達が満足するまで相手するしかなさそうだった。廃ビルの場所を教えてもらうまでは……。

成功 🔵​🔵​🔴​

ソフィア・ルゥセーブル
どうしようもなくなった私は、虚空の石版の力を使って目的地を目指すよ

前もってどんな危険が待ってるのか分かる力…便利だけど、その危険を予め体験しなきゃいけないのが怖くって…

まずはさっきの人達から逃げないと…どうやったら目的地にたどり着けるのかも分からないし……

頭にもやがかかってるせいか、正しい判断も出来なくて、ただ、恥ずかしい映像が表に出ないことだけを最優先して、時間までに目的地を目指すことを一番の目標にするよ

お巡りさんの助けを借りるのが一番なのかな…でも、正解が見えないよ…ああしてもこうしても、どれも最悪の結果に…

このままじゃ頭おかしくなっちゃうよ…
私の体、どうしてこんな風になっちゃったの?

D-



 どうしようもなくなったソフィア・ルゥセーブル(墓荒らし・f05007)は、『虚空の石版』の力を使って目的地を目指すことにした。
 前もってどんな危険が待ってるのか分かる力…便利だが、その危険を予め体験しなければならない。
「ううっ……。」
 正直良い思い出がない。恐怖に身体がすくみ上がるが、先ほどの男達からの陵辱はまだ続いている。
 まずはこの男達から逃げなければ…正直、どうやったら目的地にたどり着けるのかも分からない……。
「あっ、やっ、だめぇ!」
 頭にもやがかかってるせいか、正しい判断も出来ない。今のソフィアは、ただ、恥ずかしい映像が表に出ないことだけを最優先して、予知するままの選択をすることにした。
 時間までに目的地を目指すことが一番の目標だ。
 わざといやらしい声を上げて、事情を知らない一般人に警察を呼ばせる……それが唯一の正解らしい。
 …ああしてもこうしても、どれも最悪の結果に…このまま留まったり、自力で逃げ出そうとした未来では、何らかの要因で彼女はそのまま連れ去られ、数日間拘束され続けることになる。
「このままじゃ頭おかしくなっちゃうよ…。」
 自分の身体はどうしてこんな風になってしまったのか。
 通報され、助けてくれた警察を上手く誘惑して廃ビルへ連れて行って貰うべく、精一杯の勇気で警察の彼らを押し倒し、自ら彼らのそれを受け入れ、むしゃぶりつくのであった。
 ああなんてはしたない………。

成功 🔵​🔵​🔴​

アイ・リスパー
D-
「こ、こんな格好じゃ人前に出られませんっ……」

台本はクリーチャーを追跡するシーンです。
猟兵がUCで変身してもおかしくないはず!

【高機動型強化外装】でパワードスーツ(2020水着イラスト)を装着。
街外れの廃ビルに向かおうと飛び立ち……

「きゃあっ!?」

突然、飛んできた手錠に両手両足を拘束され、警官の皆さんに捕縛されてしまいます。

「私は猟兵です。
怪しい者では……っ」

しかし弁明は聞き入れられず、人通りの多い大通りの真ん中で職質と称してパワードスーツが剥ぎ取られ全裸に……
何か隠していないかと胸の谷間(ないですが!)や脚の付け根まで丹念に調べ上げられて……

「いやっ、そんな棒で調べないでくださいっ!?」



「こ、こんな格好じゃ人前に出られませんっ……」
 アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)は真っ赤な顔でへへたり込む。
「でも、待ってください?」
 台本はクリーチャーを追跡するシーン……猟兵がユーベルコードで変身してもおかしくないはずだ。
 『高機動型強化外装』で水着のような形態のパワードスーツを装着し、ほっと胸をなで下ろす。
 そのまま空から街外れの廃ビルに向かおうと飛び立つが……。
「きゃあっ!?」
 いつの間にか両手足を拘束していた手錠のためにバランスを崩し、強かに身体を打った。
「くっ…まさか装着シークエンスの最中に……?」
 気付いた時にはもう遅い。物陰から殺到してきた警官達に捕縛される。
「私は猟兵です。怪しい者では……っ。」
「露出系ヴィランはみんなそう言うんだ。」
 弁明は聞き入れられなかった。人通りの多い大通りの真ん中で職質と称してパワードスーツが剥ぎ取られる。
 程なくして全裸にされると、脇の下から脚の付け根まで丹念に調べられられた。
「た……谷間にも脚の間にも何もありませんよ?」
 アイは反抗してみたが、警察達は鼻で笑うばかり。
「特殊茎棒で中も調べるからな。」
 壁に手をつかされたアイはそのまま腰を突き込まれて身体を大きく脈打たせる。驚く程スムーズに受け入れてしまった。
「いやっ、そんな棒で調べないでくださいっ!?」
「やっぱり興奮してたんだろ変態が!!」
 一般人達が集まってくる……。
「うわぁ………これって今さっき無修正が流出してた猟兵の子じゃね?」
 そうか……ユーベルコードとは言え、一瞬でも服を着てしまったから…。
『ごめん。いうこと聞かないから旅行させちゃったよ。次はもっと酷いから。』
 インカムから聞こえる声に恐怖しつつ、アイはただただ絶頂を繰り返すのであった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

エミイ・ラーダ
D-
路地裏潜伏中
ここまで来たけど廃ビルへは繁華街を抜けないと
私、裸なのに
追手に見つかった……!
恥ずかしがってる場合じゃない
【ガラスのラビリンス】を発動
繁華街に迷路を作りその間を走り抜ける!
でも計算違いが2つ
迷路を造ったとき繁華街にいた一般人も巻き込んじゃったこと
それと追手が多くて出口を塞がれちゃったこと
迷路の中で逃げ回ったけど捕まって
ガラスの向こう側から困惑とドキドキの混じった同い年ぐらいの女の子たちの視線が
見ないで……
サンドイッチみたいに犯されて
気づけば迷路に巻き込まれた女の子たちを迷って苛立った男たちが代わりに犯し始め
恨みがましげに或いは泣きそうな目で見られる
でも、もう、どうでもいいよ……



 エミイ・ラーダ(ターンエンド・f20105)は、路地裏に潜伏しつつ街を移動していた。
「…ここまで来たけど廃ビルへは繁華街を抜けないと。私、裸なのに……。」
 控え目に言って頭がおかしくなりそうだ。
 風が当たるだけで、感じてしまう。
「私の変態………………っ!?追手に見つかった……!」
 恥ずかしがってる場合ではなかった?
 咄嗟のことに『ガラスのラビリンス】を発動してしまう。
 繁華街に透明な迷路を作り、エミイはその間を走り抜けた。
 しかし、計算違いは2つあった。
 1つは迷路を造ったときに繁華街の一般人も巻き込んでしまったこと。
 もう1つは追手が予想外に多過ぎて出口を塞がれてしまったことだ。
 迷路の中を逃げ回ったが捕まってしまう。
 ガラスの向こう側には困惑とドキドキの入り混じった同い年ぐらいの女の子たちの視線もあった。
「見ないで……。」
 サンドイッチのように前から後ろから突き上げられる。
「いやっ………。」
 しかし、更に思いもよらないことがエミイの目を曇らせた。
 気づけば迷路に巻き込まれた女の子たちを迷って苛立った男たちが代わりに襲い始めたのだ。
 恨みがましげな、泣きそうな…そんな目で見てくる彼女達。
「でも、もう、どうでもいいよ……。」
 エミイは乱暴に突き上げられながらまた絶頂を繰り返すのだった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

音取・金枝
D-

変身しては……やっぱり駄目ですか

何度も危うかったですが何とか時間内に廃ビルを探し当てて間に合いました
【クラインの壺】で幾度も迎えた破滅を無かったことにして
無意識での発動で認識せず、身に覚えのない映像だけが消えた未来の証明に

男優に捕まった未来は、脅されラブホに連れ込まれて調教され
最後は焦らされ、夫への通話で夫の短小より男優のが欲しいと、男優のが気持ちいいと叫ばされ

集合場所を間違えた未来は、別の廃ビルがヤクザの拠点でそのまま監禁され
最終的に酒・煙草・薬・性に溺れて、タトゥーやピアスなどヤクザの女にされます
拘束された夫に罵倒と嘲笑を浴びせ、見せつけるように男達と交わり

他にも多数の最悪な映像が……



「変身しては……やっぱり駄目ですか。」
 音取・金枝(若奥様は秘密の変身ヒーロー・f25315)は何度も危うい橋を渡って何とか時間内に廃ビルを探し当てた。
 『クラインの壺』…迎えた破滅を無かったことにして危険を回避する反則級の力………。
 無意識での発動だったため、自身には使った認識が無かった。
「現実…じゃないですよね?」
 男優に捕まって、脅された末にラブホテルに連れ込まれ調教……最後は焦らされ、夫への通話で夫の短小より男優のが欲しいと、男優のが気持ちいいと叫ばされた。
 集合場所を間違え、ヤクザの拠点になっている別の廃ビルがヤクザの拠点へ迷い込んだ末、監禁されて酒・煙草・薬・性に溺れた。タトゥーやピアスなどヤクザの女にされていた。拘束された夫に罵倒と嘲笑を浴びせ、見せつけるように男達と交わり合っていた。
 どれも身に覚えのない映像だらけだ。これらは本来あったはずの消えた未来の証明………今の現実と脳内でごっちゃになりそうで呼吸が苦しくなる。
「あの人は本当に知らないんですよね………?」
 他にも思い出すのもはばかられる記憶ばかりが降って湧く。金枝はえづいてその場にうずくまるのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​




第3章 ボス戦 『扇動記者・ファレル』

POW   :    フェイクニュースメーカー
【対象を悪と断じる嘘の中傷記事を信じた民衆】から【暴言や陰口、投石など】を放ち、【精神的ダメージや疎外感、虚無感】により対象の動きを一時的に封じる。
SPD   :    ゴートリック・ゴシップ
【触れた人間が敵味方を認識できなくなる記事】を放ち、自身からレベルm半径内の指定した全ての対象を攻撃する。
WIZ   :    マスコンダクター 65
【ヒーローズアースでの対象の社会的地位失墜】を代償に自身の装備武器の封印を解いて【嘘情報で民衆を洗脳し、対象を攻撃する暴徒】に変化させ、殺傷力を増す。
👑7
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​🔴​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主はリダン・ムグルエギです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●もしものエンディング
 ネット上に散りばめられた『リトル・キョートの悲劇』に関するストーリーは登場猟兵も様々、幕切れも様々であるが、多くが一般人捕虜エンド、犯罪者エンド、警察による卑劣な取り調べエンドなどで収束する。
 実際、ほとんどのストーリーでは黒幕と出会うことなく猟兵達は敗北することになっているのだが、この事件を事実だと信じるネット民の多くは、実在のオブリビオンである『扇動記者・ファレル』を首謀者にあてて考察を行うことが多い。
『ここからは最終フェイズだから。しっかりお願いね。オブリビオンはあとでCG合成するから、主に相手するのは廃ビルに集まった有志の皆さんだから。』
 つまり、猟兵達は、またCGとしてあとで合成される何かを敵に見立てながら、集まった多くの一般人を相手にしなくてはならないらしい。
『もちろん、扇動された一般人を相手に手も足も出ないって感じでお願いするよ。エンディングを飾るのは完璧な敗北。嫌がりながらも、最後は堕ちて、敵がフェイクニュースの内容に勝るとも劣らない淫らな本性を晒して負ける………それで行こう!』
 様々な犠牲のもと、何とか時間までに間に合った猟兵がいる。時間に遅れ、宣材動画が既に流出したものの、ここまでの撮影における際どすぎるシーン、アウトなシーンのカットをだしに未だ撮影に従わされる猟兵もいた。
 本当にどうしてこんな撮影に参加してしまったのか。猟兵達のラストシーンが始まろうとしていた。

※事務連絡
・プレイング受付は現時点から8/10の8:30からです。
・深夜0:00から朝8:30にかけてのプレイング送付はご遠慮ください。
・引き続き、プレイング採用件数は10件以下になる可能性が高いです。
・この章に登場する一般人は有志の一般人エキストラと猟兵が露出騒動を起こしながら逃げたと聞いて集まった一般人です。男優さんも混じってはいますが、こちらも一般人かつ基本エキストラの振りをしているので誰にも見分けがつきません。一般人を対象とした暴力やユーベルコードの使用は禁止されています。
・監督からの指示で、服装は、第二章のリプレイ終了時のままであるものとします。
・執筆時間確保の観点から、二度目のプレイング送信をお願いすることになってしまった場合は申し訳ありません。
備傘・剱
D+

カルトムービーも、ここまで来ると拍手もんだ
ま、最後まで付き合ってやるか

でよ、俺の場合、敗北っていうと…
あれか?移動した先でいろんな意味で捕まって、ぼっこぼこにされた上に、警察屋さんに優しい笑顔で保護という名の逮捕されて、これ以上ないってぐらい哀れみの瞳で持って取り調べ後、留置所でシクシク泣いてるって奴か…?

エロ要素、ないなぁ…
どっちかっていうと、リアルドキュメンタリーになってきたぜ

俺の映ってる所は、ある意味、肩の力が抜けるシーンって事で
にしても、男のこういう場面をみて、どんな興奮があって、どんな需要があるんだろう…
世の中、知らなくていい事って沢山あるよなぁ…。

アドリブ、絡み、好きにしてくれ



「カルトムービーも、ここまで来ると拍手もんだ。ま、最後まで付き合ってやるか。」
 備傘・剱(絶路・f01759)もここまで来れば捨て鉢だった。
 ただ……。
「俺の場合、敗北っていうと…あれか?移動した先でいろんな意味で捕まって、ぼっこぼこにされた上に、警察屋さんに優しい笑顔で保護という名の逮捕されて、これ以上ないってぐらい哀れみの瞳で持って取り調べ後、留置所でシクシク泣いてるって奴か…?」
 なんとエロ要素のない…いや、別にそう言う方向性で追いつめられたいとも思わないが………。
 そう、ただの露出男のリアルドキュメンタリー過ぎてそこはもう…。
「俺の映ってる所は、ある意味、肩の力が抜けるシーンって事で……にしても、男のこういう場面をみて、どんな興奮があって、どんな需要があるんだろう…。」
 世の中、知らなくていい事は沢山ある…例えば、そう。
 廃ビルに集まった男達の一定数が剱の尻を狙ってきているとか………。
「く、くっそおおおっ!」
 剱は逃げた。彼らに危害は加えられない。
 さりとて、世の中の男好き男達のおかずになってやるつもりもない。
 ここで物陰にでも隠れれば安全か……?しかし、懸念事項が1つだけあった。
 そう、彼の向かっていた先、これから後追いの男達の向かう方向に中学生くらいだろうか…下手するともう少し幼い、そんな少女を見つけてしまったのである。
「やむを得ねぇ。すまん。」
 悪いとは思った。だが、男達の中に女もイケる奴がいたとしたら、彼女の安全が担保出来るだろうか…?
 とっさに少女を物陰に連れ込んでしまう。
「……やだ。何?え?」
 密着した状態で暴れられると、その、色々な意味で限界を迎えそうなあの部分がえらいことに……。
「もう1回謝っとく……すまん。」
 どう表現したらいいか分からない背徳感と絶頂感の中、彼は少女の白い肌を白く汚してしまうのであった。

成功 🔵​🔵​🔴​

アイ・リスパー
D-
「こ、これで最後……なんですよね……」

ラストシーンと聞いて覚悟を決めますが、現れたのは大勢の男性たちっ!?
やっ、私、何も着てないのに……

「そ、そうです!
戦争では魔法少女のヒーローも活躍したという噂を聞きました!
ここは魔法少女に変身して戦うシーンを撮影しましょう!」

監督に向かって一方的に言うと【電脳の天使】で魔法少女服を装着。

「マジカル☆アイ、参上ですっ!」

ですが一般人からは悪の魔法少女と断じられて……
一般人には抵抗できないのをいいことに、暴言を吐かれながら両手両足を押さえつけられ、胸を揉まれてハサミでショーツを斬り裂かれ!?

「いやぁっ」

魔法少女服を穢されながら責められてしまうのでした。



 アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)は憔悴しきっていた。
「こ、これで最後……なんですよね……。」
 ラストシーンと聞いて覚悟を決めた彼女は、それでも現れた大勢の男性たちに戦慄する。
「やっ、私、何も着てないのに……。」
 ああ頭がおかしくなる。嫌なのに……本当に嫌なのに。もはや見られるだけで身体が勝手に感じてしまう……これからされることを思うと、それだけで胸が高鳴ってしまっていた。
「そ、そうです!戦争では魔法少女のヒーローも活躍したという噂を聞きました!ここは魔法少女に変身して戦うシーンを撮影しましょう!」
 恥ずかしさと様々な感情の奔流に押し流され、監督に向かって一方的に言うと、アイは『電脳の天使』で魔法少女服を装着する。
「マジカル☆アイ、参上ですっ!」
 もう嫌だったのだ。こんなに嫌なのに………。
「おい!露出狂が色気出してんじゃねーぞ!」
「変態魔法少女は脱いでりゃいいんだよ!」
 罵倒される度、身体が小さく脈打ってしまう。
 一般人から悪の魔法少女と決めつけられる精神的苦痛は想像を絶するものだった。
「いや………いやです………んんんんっ。」
 本当はすぐにも逃げ出すべきだったのかもしれない。しかし、刹那、押し寄せてきた絶頂感で腰砕けになったアイはその場に立ち往生してしまう。
 一般人を危険な目に遭わせる訳にはいかない………そう抵抗できないのだ……だから、仕方ない。
 男達はアイが抵抗してこないのをいいことに、暴言を浴びせながら両手両足を押さえつける。
「いやぁっ。」
 胸を好き放題揉みしだかれた。
 ああ、ハサミがショーツを斬り裂いてくる………。
「や、やめてください!私には好きな人が………これ以上は………。」
 彼女に残された最後の抵抗……しかし。
「彼氏持ち?」
「いいじゃんいいじゃん。」
「余計興奮してきたわー。」
 結果、魔法少女服を穢しながら、余計に激しく責め立てられてしまうことになった。
 前から、後ろから突き上げられ、その度にえも言われぬ快楽に身を焦がすアイは焦点の合わぬ目で何を思うのか。
「おい、口元がにやけてんぞ。変態女!」
「………ゃぁっ………うそっ………うそです。」
 十分な撮れ高を確認した監督が撮影終了と自由解散を言い渡した後も、アイの受難は続くのだった。

成功 🔵​🔵​🔴​

玉依・紅
D-
【紅空】

あのあと、あたし達は公園で公然猥褻ってことで警察に捕まりました
そこで空ちゃんと別々に取り調べを受けることに…裸のまま

あたしが全部認めて言うとおりにすれば、空ちゃんは許してもらえるって言われて…
あたしは警察の人たちに言われるまま、そのモノを咥えて舐めて…
(くさい…っ、気持ち悪い…けど、空ちゃんのためだもん)
出されたものをこぼさないよう飲み込んで…

「これで空ちゃんは…えっ、まだって、そんな…」
口にも、前にも、後ろにも、同時にぶち込まれて、全部に何度も精を流し込まれて…

気が付いたら、取調室の鏡がマジックミラーで、隣の部屋が見えて
そこであたしと同じようにされている空ちゃんが見えて…(絶望


天石・空
【D-】
【紅空】
これが、これが取り調べなんて…
恥ずかしい恰好で拘束されて
紅ちゃんは別室で調べるって隣の部屋に…
――っ!
強くそこ触らないで!
変身できれば逃げれるのに…
嘘やデマで私達を貶めて…
隣に聞くって…紅ちゃんに酷い事しないで!

わ、私が犯人になれば…紅ちゃんは無事…
証拠を見せればって…
そんな事、言えない…
けど、私が言えば紅ちゃんが助かるの…なら…

恥ずかしいポーズで恥ずかしい言葉を言わされて
隣の壁に手を付けて、私の大事な場所を差し出して…
また、奥に…っ♥
そう…これが、気持ちいいの好きなの♥
言わされてるのかどかもわからない…けど、紅ちゃんが無事なら
う、うそ…紅ちゃん…壁が透明に、いや…いやぁ!!



 あの後、公園での公然猥褻を理由として警察に逮捕された玉依・紅(魔法戦士ジュエル・ルビー・f26914)と天石・空(魔法戦士ジュエル・セレスタイト・f27785)は、服を着せられることもなく別々の部屋で取り調べを受けていた。
「そ、そうです。私が嫌がる空ちゃんを無理矢理付き合わせて………。」
 全部認めて言うとおりにすれば、空は許してもらえる……そんなこと言われて、警察に命じられるまま、彼らのモノを咥えて舐め始める紅。
 くさい、気持ち悪い…だが、全ては空のためなのだ。
 男達が早くも呻いているのが分かる。
「うまいじゃねーか。」
 こんな……何でこんなことばかり上達して……魔法少女なのに……。
 最後は出されたものをこぼさないよう、全員分飲み込んで…。
「これで空ちゃんは………。えっ、まだって、そんな………。」
 口が、前からも、後ろからも、同時に突き込まれて、全部に好き放題流し込まれる………良いのだこれで空だけは何とか………。
 一方の空も、裸のまま両手を拘束され、別室で責めを受けていた。
「これが、これが取り調べなんて………っ!強くそこ触らないで!」
 変身できれば逃げれるのに………。
 嘘やデマで貶めて、どうしてこんな目に………。
「自白と証拠が示せないようなら隣に聞くだけのことだ。」
「…紅ちゃんに酷い事しないで!」
 紅だってまともな取り調べは受けていないだろう。
「わ、私が犯人になれば…。」
 紅だけは無事逃げられるかもしれない…ただ、証拠を見せればと言われても…そんな事、言えない…。
 この上無く下品で恥ずかしいポーズと台詞が脳裏に浮かぶ………だめだだめだだめだ。
 自分からそんなことを言うなんて………しかし、全ては紅のため。
 仕方ない、これは必要なことなのだ………。
 鏡ばりの壁に手を付けて、男達に向かって腰をふりふり。
 来て………と言わんばかりの姿に、すぐさま1人が空に覆い被さった。
「また、奥に…っ♥そう…これが、気持ちいいの好きなの♥」
 強要はされたが、自分の考えた自分の言葉で……もはや言わされてるのかどかもわからない…けど、紅が無事ならそれで良かった。
 しかし、2人の受難は終わらない。
「う、うそ…紅ちゃん…いや…いやぁ!!」
 いつの間にか壁が、鏡だったはずの壁が透明になっていた。
 ほぼ同時、紅もこちらに気付いたのか、快楽に気をやったその顔を絶望に歪める。
 自分のしたことは無駄だったのだろうか………こんな思いをしてまで守ろうとしたのに、あんな気持ち良さそうな顔で……お互いの、お互いに対する猜疑心を脳内から追い出すため、2人の少女は目先の快楽に没頭する………あぁ、もう何も考えられない………。

苦戦 🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

エミイ・ラーダ
D-
遅れた罰として宣材を流出させられ残りも出されたくなければ……と脅されゴム一箱を使い切るまで集まった男の相手をしろと指示され表に放り出される

今までの経験人数をこれだけで越えかねないぐらいの男に囲まれて
それでもゴムは全然使えない
ダメ、ゴム使って……そのまま出したらっ……ぅ、ああっ……
すでにドロドロなのに遠慮されるはずもなく好き勝手犯されノルマ達成できず

自暴自棄になり、自分から腰を振ってしゃぶりつく場面まで撮られて
その後流出動画をサンプルとして個人情報も含んだ完全版が販売
なし崩しに女優としてデビューさせられ、以後定期的に出演させられるように



 絶望…そう、これは絶望以外に名をつけられない感情だった。エミイ・ラーダ(ターンエンド・f20105)は、予定された期限に遅れて廃ビルに到着した。
 罰として宣材を流出させられたのは、監督からの事務的な連絡とSNSの騒ぎようから事実だと分かった。確かめる気にもならない。それに、時間もなかった。
 残りの動画も出されたくなければ……と脅され、ゴム一箱を使い切るまで集まった男の相手をしろと指示されたのだ。
 0.001と金色に箔押しされた箱だけを渡され、表に放り出される。
「こ、これって……。」
 市販されてるのは確か薄くても0.01までだったはず………。
 今までの経験人数を越えかねないぐらいの男に囲まれて戦慄した。
「ダメ、ゴム使って……。」
 実のところ、箱に入っていたのはたった1つ分。
 意外と簡単に終わるかもしれないなどと淡い期待を持ったのは間違いだった。
「そのまま出したらっ……ぅ、ああっ……!」
 すでにドロドロなのに遠慮されるはずもない。
 ただただ好き勝手犯され、一見簡単に達成出来そうなノルマすら達成できず。
『ゴム無しが好きなんだなぁエミイは。』
 分かっている癖に……監督の心ない一言で自分の中の何かが弾ける。
「もう……もうっ………」
 自暴自棄になり、自分から腰を振ってむしゃぶりつく……カメラがこちらを向いていても関係ない。
 満足した男達がエミイのもとを立ち去るまでそんなことが続いた。
 あの後、動く気力が湧かず、ホームレスに囲まれたエミイは………。
 結局、あのゴムも、薄すぎて使い物にはならなかった。
 その後、エミイは流出動画をサンプルとして個人情報も含んだ完全版が販売されるのだが………なし崩しに女優としてデビューさせられた彼女は以後定期的に作品出演させられるようになるのであった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

音取・金枝
D-

し、指定場所に辿り着いたのにそれですか!?
酷いです。ひっ!わ、わかりました!だから、その映像だけは!

後で合成される敵にナイアルティンに変身して「お前だけは、倒す!」と【無限神臓制限解除】で6倍の動きで一般人を避けて倒すという演技をします
実際に倒せたかは後で監督達が決めるでしょうけど、多分倒しきれなかった演出にされるんでしょうね……
真実味が欲しいと実際にUC使わされたので倒す演出と共に時間切れで変身も解けて昏倒します
実際にUC使用したんですから一般人はいなくなると期待してましたが、目覚めたら犯されていました
スマホも奪われ、動画と夫への連絡を盾に取られ抵抗できず、彼らの望むセリフも言わされ……



「し、指定場所に辿り着いたのにそれですか!?」
『帰っても良いんだよ。撮れ高は上々、まずは旦那さんに見て貰おうか。』
 音取・金枝(若奥様は秘密の変身ヒーロー・f25315)は監督から次の撮影内容を伝えられていた。
「酷いです。ひっ!わ、わかりました!だから、その映像だけは!す。ひっ!わ、わかりました!だから、その映像だけは!」
 『無限神臓制限解除』を使ったナイアルティンへの変身。明らかな代償を伴うその力を使ってやるよう命じられたのは6倍の動きで一般人を避けて倒そうとする演技。
 後で合成される敵に変身した姿で挑みかかるのだ。自分で言うのも何だが、何とも滑稽なものだ。
「お前だけは、倒す!」
 ここまでしても多分倒しきれなかった演出にされるんだろう……。
 真実味が欲しいと実際に使わされたユーベルコードだが、時間切れと共に変身も解けて昏倒する代償付き。
 きっと目覚めたら一般人もいなくなって撮影は終わっている…それは希望的観測が過ぎた。
「ん……んんっ、きゃっ!?」
 目覚めると、大勢の男達が入れ替わり立ち替わり金枝に覆い被さる最悪の状況。
 スマホも奪われ、動画と夫への連絡を盾に取られては抵抗もできない。
「あの人のより全然いいっ!もっと!もっとして!」
 もう訳が分からなくなってよがるその言葉は言わされたものか、心からのものか。いつの間にかビデオ通話で夫に生配信されているのを金枝はまだ知らないのであった。

苦戦 🔵​🔴​🔴​

青葉・まどか
C-

何とか廃ビルに到着したけれど……もしかしたら到着出来ない方がましだったかもしれない。
これまでの撮影を考えたら、この映画がまともなものには思えない。
口約束でしかない動画の事だって守る気があるか疑わしいけど、一縷の望みにかけて撮影に挑むしかない。

対決シーンとは名ばかりの茶番劇が始まった。
逆らうこともできずに男達に押し倒され、されるがままになっているとイヤホンからスタッフの指示が飛んで来る。
『それじゃあ面白みが足りないね。……誘惑する様な台詞を言ってくれないかな?』

必死に我慢して言いたくもない台詞を口にする。
「……私は露出が好きな猟兵です。不真面目な私を皆さんでお仕置き……してください」



「何とか廃ビルに到着したけれど……。」
 もしかしたら到着出来ない方がましだったかもしれない。青葉・まどか(玄鳥・f06729)はそう思う。
 これまでの撮影を考えたら、この映画がまともなものには思えなかった。
口約束でしかない動画の事だって守る気があるか疑わしいけど、一縷の望みにかけて撮影に挑むしかない。
 こうして、対決シーンとは名ばかりの茶番劇が始まった。
 逆らうことも許されず、男達に押し倒される。
 もう嫌だ…どうでもいい。されるがままになっていると、イヤホンからスタッフの指示が飛んで来た。
『それじゃあ面白みが足りないね。……誘惑する様な台詞を言ってくれないかな?』
 そんなこと………でも。必死に我慢して言いたくもない台詞を口にするまどか。
「……私は露出が好きな猟兵です。不真面目な私を皆さんでお仕置き……してください。」
 男達が声を上げ、目に見えて興奮したのが分かる。
 だめだ…もう引き返せない。自分の品位が地に落ちて汚れていくのが分かる……こうしてまどかはまた1つ、心に暗い影を落とすことになった。

●エピローグ
 後日配信された映画は、どう考えてもDVD販売用の撒き餌だった。面接時の宣材動画を使った特典映像。際どいものからアウトなシーンまで含めた完全版の発売を機に、猟兵達はデビューを飾ってしまったのである。
 これは終わりではなく始まりだった。ヒーローズアースにおける彼や彼女らの新しい日常の………。

苦戦 🔵​🔴​🔴​



最終結果:成功

完成日:2020年08月19日


挿絵イラスト