●怪しい怪しい裏サイト
「ふぁぁぁぁ……」
レポートの締め切りを間近に控えたとある女子大生。彼女は眠い目を擦りながら、インターネットで資料を探していた。
「眠い……」
民俗学の授業のためのレポートで、いくつかのオカルトサイトにアクセスしてはその内容を書き取る。だが、作業すればするほど、眠気が増していくばかりだ。
「……あら、こんなサイト有ったかしら?」
寝ぼけ眼で操作していたせいか、気づけば見たこともないサイトにアクセスしていた。不思議そうに首を傾げながら、その内容を確かめようとする。
『ほほほ……愚かですねぇ』
「え、声? ……ひっ!?」
そこで突然声が響き、上を見上げた女子大生は――そこに、異形の怪物を見つけて、目を見開いた。
『そのように寝ぼけて作業をするから、私を呼び出す事になるのですよ。それに不養生のせいか、最近お腹とお尻のお肉が気になっているのでしょう?』
「な、な……」
怪物は全身についた唇から、高く耳障りな声をぶつけてくる。その内容に一瞬顔を赤くするものの、それ以上に、異形の姿に正気を保っていられない。
『そうそう、実は一昨日……おや』
白目を剥き、意識を失う女子大生。怪物は全身の唇を笑みの形に歪めると――そのまま、何もせずにモニターの中へ消えていった。
「……夢?」
翌朝。椅子ごと地面に倒れ込んだ状態で目を覚ました女子大生は、しばし呆然と周囲を見回す。異形の怪物はどこにも存在しない。
「いや、でも……」
だが、あのリアリティ。夢だったとは思えない。もう1度確かめて――いや、それは恐ろしい。
「……なんだったの、かしら」
自らの中では体験を消化しきれない。だから彼女は、SNSに体験談を書き込み始めた。
●グリモアベースにて
「皆さん、召集に応じてくださり、感謝します」
グリモアベースに集まった猟兵達を、万将・紅奈(呪われし蛮狐・f12157)は無表情な視線で見回し、丁寧に頭を下げる。
「本日はUDCアースで、感染型UDCの対処に当たっていただきます」
感染型UDCとは比較的近年確認されるようになった新種で、自身を敢えて目撃させる事で人々に自らの噂を広めさせ、その精神エネルギーを利用して配下を増殖させる、と言う特殊なUDCだ。
「今回のUDCは、インターネットに接続し、特定のウェブサイトを特定の手順で見る事で、閲覧者の前に姿を現す――と言う特性を持っているようです」
ウェブサイトの閲覧が、一種の召喚儀式になっているようだ。アクセス数が少ない上に手順が複雑なので、今の所UDCを目撃した者は少ない。
とはいえ、噂は広まりつつある。急ぎ対処しなければ、致命的な事態を引き起こす事になるだろう。
「まず、噂をSNSに流した第一発見者の元に、『大触手獣』と呼ばれる邪神の眷属が多数出現します」
それは名の通り禍々しい触手を持つ巨体の獣だ。触手によって激しい快楽を与えて心を壊し、邪神の眷属に作り変えてしまう。
数mの巨体を持ちながら、その触手は繊細な動きを見せ、どんな細い隙間にも入り込む事が出来ると言う。
「大触手獣は、第一発見者やその周辺の人間――特に女性が所持しているスマートフォンから出現します。人々を守りながら、この大触手獣を撃破してください」
なお、人々の避難誘導や、記憶抹消などのアフターケアなどは、UDC組織が担当してくれる。猟兵達は、大触手獣の注意を引き付け、戦闘に専念すれば良い。
「大触手獣に対処したら、次は感染型UDCの親玉に対処する事になります。今回は、相手の特性を逆に利用して、誘き出しを図る事になります」
UDCは、ウェブサイトの特定のページを閲覧した者の前に現れる。ならば、猟兵達がその手順で閲覧を行えば、UDCを誘き出す事が出来る筈だ。そして多くの猟兵が参加すれば、より確実性を増す事が出来るだろう。
「ウェブサイトのURLは、第一発見者から聞く事が出来るでしょう。また、すでにUDC組織によって、近くのネットカフェの買い上げが行われています。出身世界等の関係でパソコンの使い方が分からない方には、職員によるサポートもありますのでご安心ください」
ただし、UDCを呼び出すような怪しいウェブサイトだ。当然、尋常なサイトではない。
「表面上は普通のオカルトサイトなのですが……奥の方のページに進むと、閲覧者の精神と思考を読み取り、『他人に見せたくない』と考えている物を画面上に表示して来るのです」
例えば隠しておきたい秘密だったり、自身の恥ずかしい姿だったり。内容に合わせて、文章・画像・動画などで表示される。
「ネットカフェは個室になっているので、基本的には誰かに見られる事はありません。ですが、一人で閲覧するだけでもそれなりに精神的な負担が大きくなるでしょう」
無論、職員のサポートを受けたり、仲間と一緒にサイト閲覧を行うなどすれば、それを他人に見られる事になる。より精神的負担は大きくなるだろう。
「召喚の『手順』のためには、いくつものページを閲覧する必要があります。また、特定の操作を行う必要があるので、画面を全く見ないと言うのも難しいです」
予想される精神的なダメージに、どのように対処しながら閲覧するかが重要となるだろう。
「ともあれ、ウェブサイトを利用したUDCの召喚に成功すれば、その撃破を行って頂く事になります」
出現するUDCは、『エラトマストマ』と呼ばれる存在だ。無数の唇を持った禍々しい姿を持つ、邪神の眷属である。
「見た目の通り、『言葉』に特化したUDCです。罵声、毒舌、虚言などで、相手の心身を攻撃する事に長けています」
このUDCの罵倒や毒舌は、相手の精神を強く揺さぶる。耳を塞いでも脳に直接声が響くので、『聞かない』事は難しい。
そして、こちらの潜在意識を読み取り、言われたくない言葉を的確にぶつけてくる。聞き続けていれば、心身ともに衰弱し、戦意を喪失してしまうだろう。
また、単純に『歯』や『舌』を使った攻撃も行ってくる。言葉ほどではないが、こちらも注意が必要だ。
「今回は、猟兵としての能力よりも、精神力を強く試される依頼となっています。心を強く持つ事を、常に心がけてください」
そう言って、紅奈は猟兵達に頭を下げる。
「では、ご無事のお帰りをお待ちしています。いってらっしゃいませ」
●夕刻、町中にて
「うわ、もうこんなに拡散してる」
そこそこ人通りの多い、大学からの帰り道。スマホでSNSアプリを立ち上げた女子大生は、自身の書き込みを確認し、そんな声を上げた。
「でもなんだったのかなぁ、あれは……ん?」
ぺちゃり、と生暖かい感触を手に感じ、そちらに視線を向ける。すると――スマホの中から伸びてくる、不気味な触手。
「ひっ……きゃあああっ!?」
悲鳴を上げる女子大生……いや、彼女だけではない。周囲のあちらこちらから、悲鳴が響き渡り始めた――。
一二三四五六
怪しいオカルトサイトは、有る種のお約束。
ごきげんよう。ちょっぴり変化球? 一二三四五六です。
まずいつもの注意書き。
ひどい目にあうプレイングを書いてその通りにひどい目にあうだけでも、🔵は獲得出来るし、依頼は進みます。楽しむのが一番大事。
ひどい目にあう場合も、プレイングに書いてある以上の事はされません。曖昧な場合は安全な方に取りますが、心配な場合は、『これくらいまで希望』とか『これ以上NG』とか書いといても良いです。
あまりに行き過ぎたエログロ行為は、なんとなくぼやかした描写になります。直接的な言葉は使わず、推測は出来るけど断言は出来ないような感じで。
第一章の集団戦『大触手獣』は甲・一二三(シェイクブレイン・f14225)さん、第三章のボス戦『エラトマストマ』は八木・裕希子(女子アナ猟兵・f16695)さんの宿敵です。ありがとうございます。
第二章の冒険『邪神系ネットサーフィン』はうちの子の投稿です。
補足。
今回は精神的な方面を重視した感じです。第一章こそ直接的な触手ですが、第二章は他人に見られたくない姿を直視する事になったり、第三章はたっぷり言葉責めされたりします。
どのように立ち向かうか(あるいは屈するか)はご自由にどうぞ。
それでは、皆様のプレイングを楽しみにお待ちしています。
第1章 集団戦
『大触手獣』
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POW : 快楽の獣
全身を【触れた者を発情させ、快楽を流し込む淫毒】で覆い、自身が敵から受けた【傷を癒し、敵に流し込んだ淫毒の濃度】に比例した戦闘力増強と、生命力吸収能力を得る。
SPD : 享楽の獣
【触れた者に恍惚と昂揚を与える無数の触手】が命中した対象にダメージを与えるが、外れても地形【を触手で覆う。触れた者の全身を拘束して】、その上に立つ自身の戦闘力を高める。
WIZ : 悦楽の獣
【物理攻撃を無効化する粘液で覆われた全身】から【敵の処理能力を大幅に上回る量の触手たち】を放ち、【無数の触手による拘束と悦楽を与えること】により対象の動きを一時的に封じる。
イラスト:嵩地
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
クロエ・アスティン
WIZで判定
一般人を犠牲にするわけにはいきません!この身を挺してでも助け出すでありますよ!
スマートフォンから出現した大触手獣に襲われそうになっている女の子を発見
素早く【戦女神に捧げる聖なる祈り】を捧げて戦乙女姿に変身して割り込むであります!
ここは自分に任せて逃げるでありますと女の子を逃がしつつ大触手獣に対峙
戦乙女の槍で突きさそうとするけど粘液で滑ったところを触手に捕まってしまいます。
聖鎧の内側や天使の羽を触手で攻められ何度も絶頂させられるが女の子が無事逃げ出せたことを確認して安堵するであります。
※アドリブや他の方との連携も大歓迎、挿入はNG
リュドミーラ・シェスタコフ
罪なき人の心を壊し眷属にするだなんて…そんな非道を阻むために、私に出来ることがあるならなんでもいたしましょう。
出現した触手に対して、まずはメイスによる打撃攻撃を試みますが、
どうにも粘液で滑ってしまい効果がないようです…。
触手の数も増えいるようですし…こちらなら効果があるでしょうか?
近付く触手に指先を向け、ジャッジメント・クルセイドを放ちます。
光のダメージは通じるようですが、目の前にある触手の量には……
今更ですが…眷属に作り変える手段は、なんと言っていましたっけ。
あっと言う間に無数の触手に呑まれ、動きを封じられてしまいます。
悦楽の獣との相性が悪く敗北しますが、心の最終ラインは保ちます。
突如として混乱に陥った夕方の町。あちらこちらで悲鳴が響き渡る。
「ひぃっ……な、何なの……!?」
突然スマホから飛び出してきた冒涜的な獣に、へたり込むように尻もちをつく一人の少女。巨大な瞳に見つめられ、竦んで動けない……そんな彼女へと襲いかかる無数の触手。
「い、いやあああっ!?」
「やらせないであります!」
だが、その触手が少女に届く寸前、横から割り込んできた何者かが触手を打ち払う。そのまま少女を庇うように立ちはだかったのは、聖なるビキニアーマーに身を包んだ小さな神官戦士、クロエだ。
「ここは自分に任せて逃げるであります」
「は、はい……ありがとうございます!」
頭を下げ、背を向けて逃げ出す少女。足音が遠ざかるのを聞きながら、少女を追わせまいと獣の前に立ちはだかるクロエ。
「ここは通さないでありますよ!」
だがそうしている間にも、獣は次々と顕現する。近くで新たな悲鳴が響き、焦りの表情を浮かべるクロエ……と、そこに駆けつけて来たのは、新米神官のリュドミーラ。
「罪なき人の心を壊し眷属にするだなんて……そのような非道、許しはしません!」
倒れていた女性を助け起こすと、庇いながら触手の前に立ちはだかる。獣をまっすぐに見据えつつ、こちらを気にするクロエに声をかける。
「こちらは、私に任せてください!」
「助かるであります!」
少なくともこの近くには、他に襲われている女性はいない。憂いがなくなると覚悟を決め、手にした戦乙女の槍を投擲する。
「これで、貫き……っ!?」
だがそれは、獣の表面を覆う粘液によってぬるり、と滑り阻まれる。武器を失ったクロエへと、襲いかかる無数の触手。
「しまっ……んっ、んぅぅっ……!?」
「大丈夫ですかっ……くっ!?」
リュドミーラもまた、振り下ろしたメイスが通じない。全く手応えがなく、打撃を意に介さず迫りくる触手。
「ならば、こちらならっ!」
咄嗟に獣へ指先を向けると、天から光が降り注ぐ。裁きの十字をその身に浴びれば、流石に苦しそうに身を捩る獣。
「やはり、これなら通用するようですね……!」
襲われているクロエを助けるためにも、早く目の前の獣を退けなければ。指先に力をこめ、さらなる光で獣を灼かんとするリュドミーラ。
「っ、そんなっ!?」
だが彼女の力では、無数の触手を倒しきれない。効いていない訳ではないが、傷に構わず触手を伸ばしてくる獣。
「だ、だめ……むぅぅぅぅっ!」
あっという間に全身に絡みつかれ、そのまま触手の中に呑み込まれていく。あまりに大量の、数え切れぬ程の触手。
「っ……んっ、だめっ……んんっ……!?」
身動きを封じられ、服の中に入り込まれていく。敏感な部分を刺激され、粘液を塗りたくられ……刺激に身をよじりながら悶えるリュドミーラ。
そしてクロエも、聖鎧の内側へ入り込む触手に悲鳴を上げさせられる。
「くっ、ああっ……ぅっ、んっ、そこはっ……んん~~っ!!」
触手が這い回る度に、痙攣を繰り返す身体。その背に生えた天使の羽も、触手に弄ばれれば刺激を生み出すだけだ。
「ん、ぁっ……はひっ……くぅっ……!」
「んふぅっ……ひぅぅ……んっ、んんっ!」
敏感な所もそうでない所も関係ない。逃れられぬまま、身体全てが触手に呑み込まれていく2人。ついには顔も覆い尽くされ、完全に外から身体が見えなくなっていき――。
その直前。2人の視界に映るのは、UDC職員によって保護される、先程の少女達の姿。
(ああ……)
(よかった……で……あります……)
2人の神僕は、それに心から安堵する。決してその心を堕とされる事なく、気高い心を保ち……そのまま、触手に完全に呑み込まれる。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
闇野・みこ
とにかく、もう顕現してるみたいだから、避難させよう
その間、こっちに惹き付けておこう
もとから僅かな服を脱いで、メルディ・チャームを自分の身体にかけちゃう
気分を昂ぶらせて触手の獣を誘惑しちゃうの
一体と言わずに二体、三体と誘惑
って、なんか多い!
思ってた以上に集まったー!?
一応、ヘッドショットで応戦はするけれど、多勢に無勢
集まった獣の無数の触手が身体中をまさぐられて
もう、最後まで色々されちゃって…
身体中が触手の粘液でねとねとになっちゃってる
元々、触手にされちゃうシチュとか気になってたことと
淫毒に早々にやられちゃって、表情は恍惚としてたりする
相馬・雷光
アドリブOK 純潔奪うのはNG
いきなり大混乱!?
邪神らしく夜中とか人通りが少ないトコとかにしなさいよ!
どう見ても触ったらアウト系よね、射撃で攻めるわ
【クイックドロウ】で雷撃弾(属性攻撃)で【弾幕】!
【援護射撃】で襲われてる一般人を助ける
触媒になってるスマホを【スナイパー】で撃ち抜く
命あっての物種よ、さっさと逃げなさい!
一般人が減ったら、その分自分に向かってくる触手が増える
躱すスペースも減って最終的には拘束
純潔だけは守ろうと手で庇うも、後ろの穴に殺到
抉じ開けられて抉られて好き放題に蹂躙されるが、身体は悦んでしまう
こんなのに処女は……あれ? スルー?
って、そっちぃ!? お尻の中いっぱい……!
「邪神らしく、夜中とか人通りが少ないトコとかに出て来なさいよ!」
大混乱に陥る周囲の状況を見回し、怒りを燃やす雷光。
「どう見ても触ったらアウト系よね……ならこれでどうっ!?」
黒と鋼、二挺のブラスターを抜き放つと、雷撃の弾幕で獣達を打ち据える。腰を抜かしている一般人に駆け寄ると、召喚の触媒であるスマホを撃ち抜いた。
「命あっての物種よ、さっさと逃げなさい!」
「は、はいぃぃ……!」
スマホを壊されても何も言えず、必死になって逃げ出す女性。それを背に庇いながら、双銃を構える雷光。
「スマホを壊したからって、出てきたのが消える訳じゃないわよね、やっぱり」
素早い動きで無数の触手を掻い潜りながら、容赦なく雷撃弾を撃ち込んでいく。強烈な電撃に崩れ落ちていく獣――それを確かめる余裕もなく、次の一般人を救出に向かう。
「ああ、もう、数が多いっ!」
だが当然、雷光一人では到底手が足りない。他の猟兵達は別の場所で対処に当たっているようでなかなか救援も来ず……と、そこにようやくやって来たのはみこ。
「うーん、もうこんなに顕現してるんだ。早くなんとかした方が良さそうだね」
一般人を襲う獣達を見て取った彼女は、身に纏う僅かな服を躊躇う事なく脱ぎ捨てた。晒した裸身に、潤滑油をたっぷりと浴びる。
「アルダワ産の特製メルディ・チャームだよ……ほら、こっちに来て?」
その効果で気分を高揚させながら、獣を誘うみこ。一体、二体、三体……惹かれて次々と集まってくる獣達。
「って、なんか多い! 思ってた以上に集まったー!?」
誤算に慌て、ライフルを抜き放つ。急所を狙う狙撃で撃ち落としていこうとするが、こちらに気づかれている状況ではなかなか上手くはいかない。
「ちょ、待って、多、多いっ、触手多……んん~~~っ!?」
あっという間に無数の触手に呑み込まれ、全身にたっぷりと粘液を浴びせられる。ドロドロの身体に這い回られると、悲鳴を上げるみこ。
「はっ、あっ……だめ、んっ……あああっ!?」
そして身体全体を粘液に漬け込んだ後は、体内を目指し始める触手。突き上げられると目を見開き、ガクガクと身体を震わせる。
「だ、だめ……んっ……はぅっ、ああっ……!!」
頭が真っ白になるような、激しい快楽。何度か身体が跳ね上がると、快楽の頂点へと達して――そしてなお止まらない触手。
「はひっ、あっ……あんっ……ああっ!」
「ちょっと、大丈夫なの!?」
すっかり触手の餌食となり、恍惚の表情を浮かべるみこを気遣う雷光。だが、彼女の方も余裕はない。一般人の避難が済んだ事で、標的が減ったせいだ。
「くっ、このっ……しまっ!!」
片腕が掴まれば、そこからはなし崩し。身動きの取れない身体に触手が殺到する。
「せ、せめて……純潔だけはっ……んあああっ!」
なんとか触手に抗って前を庇うも、後ろは守りきれない。お尻を突き上げられ、ガクガクと身体を震わせる。
「ひんっ、ひぃっ……あああっ……!!」
嫌悪を抱くべきなのに、激しい快楽に蕩けてしまいそうになる。腕の力も鈍り、このままでは守りきれない。
「こんなのに、処女は……」
恐怖と嫌悪に首を振るが、ついに守る手が外れてしまう。そしてついに露わになったその部分へと、触手が殺到――しない。
「って、あれ、スルー? ……んひぃぃぃぃっ!?」
だが触手は雷光の尻が相当気に入ったのか、そこだけを徹底的に責め苛むガクガクと身体を震わせ、喘ぎ悶える雷光。
「い、いっぱい……だめぇ……」
「んっ、んん、あああっ!」
双方の穴を突き上げられるみこと共に、激しい快楽に悶えては身体を跳ねさせる2人。激しい快楽に、身も心も呑み込まれていく。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アルタ・ユーザック
「させない……」
【女子大生が襲われそうになったところに、間一髪で割り込み】
「触手の数が多い……それなら…『氷雪嵐』」
【『氷雪嵐』で大触手獣を細切れにしようとするが物理攻撃を無効化する粘膜により、全く効果がなく……】
「え……?効いてない…?あっ…しまった……」
【大量の触手に襲われ捉えられてしまう。全身をくまなく愛撫されるだけでなく前の穴やその奥の穴、後ろの穴に加えて耳からも侵入されてその奥をいじられ、穴と言う穴に入り込まれてしまい……】
「お゛………ぁ……」
弥久・銀花
アドリブ、他の人との絡み、ピンチシーン歓迎、NG無しです。
今回の依頼で、ついにすまーとふぉんと言う文明の利器を手に居れた銀花は、ついつい使い込んで夜更かししてしまいました
そして事件のウェブサイトを調べてる最中に寝落ち
仰向けになって割とある胸の上に置かれたすまーとふぉんから触手獣が湧き出てきました……
全身を棒の様に触手に締め上げられながら穴と言う穴に触手を潜り込まされられ、淫毒を体の中にぶちまけられています
淫毒が流し込まれてる体で、締め付けられたり緩められたりを繰り返し、注ぎ込まれては締め付けで噴射、を繰り返す淫毒で体の中を洗浄されている様な状態です
銀花は白目を剥いてガクガクと痙攣しています
「触手の数が多い……」
逃げていく女性を庇うように、その前に立ちはだかるアルタ。手にした魔法刀に刻まれたルーンが、淡く輝いていく。
「それなら……『氷雪嵐』」
その力強い言葉に応じ、刀が砕け散る。そしてその破片の一つ一つが、氷の花びらへと姿を変えた。
「さあ、行って……」
『氷桜丸』の銘の通り、それはまさしく氷の桜吹雪。それが獣を呑み込み、その全身を細切れに――する、筈が。
「え……? 効いてない……?」
粘液に守られた触手には、氷華の刃と言えど通用しない。そのまま、無傷の触手がアルタへと迫る。
「あっ……しまった……んっ!?」
あっという間に全身に絡みつかれ、動きを封じられる。すぐさま服の中へと入り込んでくる触手。
「ひ、ぐっ……あ、あああ……んぐっ!?」
当然体内も突き上げられれば、口から溢れる悲鳴と喘ぎ。だが、その口すらも触手に塞がれ、悲鳴を上げられなくなってしまう。
「ん、ん~~、ん~~~~!」
身体の中の、さらに奥まで突き上げられ、ビクンビクンと震えるアルタ。あまりの快楽に何も考えられない。
と、その近くで、新たな獣がスマホから召喚される。その持ち主は銀花だ。
「すー……すー……」
信じられない事に、この喧騒の中でも安らかに寝息を立てている銀花。今回の依頼でスマホを始めて手に入れた彼女は、ついついはしゃいで徹夜で使い込み――そしてうっかり値落ちしたのである。
「すー、すー……むにゃむ……んぎっ!?」
胸の上に置かれていた自身のスマホから這い出してきた触手によって、全身を思いっきり絞り上げられる。その激痛によって目を覚ます銀花。
「はっ……す、すまーとふぉんがっ……むぐぅっ!?」
まだ寝ぼけていた口に、触手が突っ込まれる。当然服の中に入り込まれ、別の穴にも次々と。
「んぐッ、ん~~っ、んっ……!」
身体が棒のようになる程、キツく絞り上げられる。骨が軋む程の苦痛……だが、その苦痛も快楽に変わるような淫毒。
「ひぅっ……ひんっ……ひぁぁっ……」
「んひぃっ……ぎっ、うっ……!」
そしてアルタ共々、その淫毒に苛まれた身体を徹底的に責め立てられる。身体の内も外も、有ったものではない。
「ふぎっ……ぐっ、あっ……」
「んひ、ぐっ、いぎっ……」
過敏になった全身の、穴と言う穴を触手に苛まれ、身体を痙攣させる2人。いや、まだ唯一無事な穴――耳も、触手は逃さない。
「「んぎっ!?」」
ずぶり、と奥までしっかりと貫かれれば、脳まで犯されているような感覚。目を見開き身体を強張らせる2人。だが触手のせいでのたうつ事すら許されない。
「ふぉっ……むっ……んむ、ぅ……!」
「んっ……あ゛……お゛……!!」
流し込まれた大量の淫毒を搾り出すように、締め付けを強める触手。淫毒かそれとも別のものか、触手の隙間から何かが勢いよく噴き出していく。
そしてその後に、また淫毒を流し込まれ……体内の全てを淫毒に書き換えられるような、そんな感覚すら覚える程だ。
いや、覚えるも何も、そもそも意識がないのだが……その気絶した肉体にすら、その感覚を叩き込まれていく。
「んぇ……ぐ……が……」
「お゛……ぁ……」
獣達は意識の有無など一切気にしない。白目を剥いて痙攣を繰り返す哀れな犠牲者達を容赦なく嬲り倒し続ける。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アイ・リスパー
「インターネットで拡散する感染型UDCですか。
それでしたら電脳魔術士である私の得意分野ですね!」
まずは現れたUDCの殲滅からです。
【チューリングの神託機械】で万能コンピュータに接続。
【千里眼】で偵察用ドローン群を召喚して周辺のUDCの情報を収集。
猟兵の皆さんの最適な動きを計算して情報を共有しましょう。
そして目の前の敵には電脳空間から実体化したロケットランチャーで攻撃です。
「なっ、物理攻撃が効かないっ!?」
伸びてきた無数の触手を予測して回避しようとするも情報処理能力を超える物量には抗えず触手に拘束されてしまい。
触手に犯されているところをドローンに撮影され、その画像はネットに流出していくのでした。
郁芽・瑞莉
※NGなし・アドリブOK
UDCも色々な搦め手で人々に仕掛けて来ますね……。
被害をこれ以上出さない為にも、力を尽くしますよ!
触手出現時、符で素早く動きを封じて一般人の女性達を避難させますよ。
「ここは私が引き受けますよ!」
反撃も符で封じていくも、無数の触手に絡み取られて。
拘束を逃れようと符の力を発動しようとした瞬間に愛撫で蕩かされて。
集中が切れて押さえていた触手たちも殺到。
穴という穴に突き立てられて粘つく白濁液に染まって。
その様子は男性たちに余す事無く撮影させられて、
世界へと拡散される様を想像して更に高ぶって。
恥ずかしさをスパイスに更に燃え上がって行為に溺れていきますよ。
「インターネットで拡散する感染型UDCですか。それでしたら私の得意分野ですね」
電脳魔術士としてのプライドから、自信とやる気を見せるアイ。万能コンピュータに接続すると、周囲にドローンを展開し、情報を収集する。
その上で手の足りていない場所へと向かえば、人々を襲おうとする触手の獣達。
「まずはこのUDCを殲滅します!」
電脳空間からロケットランチャーを召喚し、その巨体へと撃ち込んでいく。計算通りなら、この火力で粉々に吹き飛ぶ筈――。
「なっ!? 粘液で防がれて……!?」
だが爆発衝撃を吸収され、思った程のダメージが与えられない。爆炎の熱は効いているようだが、倒すには至らない……と言うか、むしろ獣達を怒らせる。
「ちょ、ちょっと、待っ……け、計算、再計算をっ」
伸びてくる触手の軌道を計算しようとするが、コンピュータの情報処理能力を遥かに超える物量。避けきれるものではなく、飲み込まれてしまう。
「ひぐっ……はひっ、あっ……んぉぉぉっ……!?」
服の中にも潜り込まれ、全身を激しく弄られる。身体を痙攣させ、顔を真っ赤に染めるアイ。
「んふぅっ……だ、れかっ……んむっ、ん~~~!!」
助けを呼ぼうにも、そもそも手の足りない所を選んで来た訳で。誰かがアイを助けるどころか、一般人への助けすら足りない。
逃げる女性を絡め取ろうと、獣達が触手を伸ばし――。
「させません――そこで止まって!!」
その触手に張り付いた赤い符が燃え上がり、炎の鎖となって獣を縛り付ける。粘液も、蒸発させてしまえば効力を発揮しない。
「UDCも、色々な搦め手で仕掛けて来ますね……さあ、ここは私が引き受けますよ!」
「は、はい、ありがとうございます!」
慌てて逃げていく一般人を見送りながら、獣達の前に立ちはだかるのは瑞莉。その手から次々と捕縛の符を放ち、触手を拘束する。
「ひぅっ、んっ、ん~、は、あっ、たす、けっ……!」
「はい今助けます、もう少し待っていて下さい!」
奥では今もアイが責め苛まれている。助けようと声をかけつつ――その淫らな姿に、どうしても注意を奪われてしまう。
「っ!? しまっ……ひぅっ!」
その隙をつき、一本の触手が和装束の隙間から入り込んできた。咄嗟に符で迎撃しようとするが、敏感な部分を撫でられて不発に終わる。
「んっ、ひぅっ……だめ、はっ、あっ、んんっ!?」
一度集中が途切れれば、捕縛していた獣達も動き出してしまう。次々と服の中に入り込み、豊かな肢体を搾り上げる触手達。
「は、ぁっ……はふっ、だめ、んっ……んっ!?」
奥まで激しく貫かれ、悲鳴も口で塞がれる。なんとか逃れようともがく瑞莉――の耳に届く、ウィーン、と言う小さな異音。
「あ、あれはっ!?」
それは、アイの展開したドローンだ。アイが捕らわれた後も、触手に絡まれる2人の痴態を律儀に撮影し続けている。
「ま、まずいです、今、あれはネット配信モードに……んひぃっ!?」
「は、配信っ!? じゃあ全世界へ……ひっ、うっ……んんぅっ!」
それを想像すると、羞恥に身体が熱くなる。そしてその熱は同時に、疼きへと。
「見られっ……わた、しっ……全世界に、こんなっ……んひぃっ!」
触手の粘液で、全身をドロドロに穢される。そんな痴態を、世界中に見られている。
それが彼女を激しく昂ぶらせ、いつしか自ら腰を振って快楽に耽溺していく。
大成功
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夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
何とも厄介な状況ですねぇ。
『FBS』を四肢に嵌め飛行、上空から監視し、触手さんが出現したらすぐに対処出来る様待機しますねぇ。
『淫毒』対策に【遍界招】を使用、『対毒効果』の有る『腕輪型の祭器』を着用しておきましょう。
出現時、近くに被害者が居たら庇いつつ『刀』と『F●S』で対処、毒を防ぎつつ中心部を破壊すれば倒せるでしょうかぁ。
討伐後は次の個体へ移動、順に仕留めて参りますぅ。
ただ、この『祭器』の効果は『無効化』では無くて『解除時までの先送り』『快楽&体型変化以外の効果は「反動」同様の「体型への影響」に変換』というものなのですよねぇ。
終了後にどれ程の効果が出るか(ぷるぷる)。
アンジェリカ・ヘインズビー
【POW】
あまり触りたくない相手ですね…。
直接触れたくないのでマジックハンマーで殴ります。タイミングを見て【ハンマークラッシャー】もぶつけましょう。
…ぬるぬるしてて気持ちが悪いのでさっさと消えてください。
相手の攻撃は基本的に[ジャンプ]等で回避しつつ、避けられない場合はハンマーで[武器受け]を行い触れないようにします。
(ぬるぬるがついたハンマーを見て)…ひと段落ついたら洗いたいですね。
春霞・遙
触手の群れを宿しているから思うのかもしれないけれど、ヒトの快楽がこいつらの餌だというなら、それが本能なのだから仕方がないのでしょうね。
そして、こちらも共存できない捕食者に対して抵抗するのは自然の流れですから。全力で抗いますね。
【竜巻導眠符】で大触手獣とそれに襲われている人たちを眠らせます。
一般の人は眠ってくれたなら職員の方々に迅速な搬送をお願いします。抵抗できないかもしれないけど怖い思いをしないで済むのがわずかでも救いになればいいです。
大触手獣は眠った個体は後回し。動きが鈍るだけだったり効かなかった個体に銃で「貫通攻撃」。粘液がじゃまなら回数で補います。
人々に襲いかかり、触手を伸ばす獣達。悲鳴があちらこちらから響き渡る。触手が一人の哀れな犠牲者を捕らえる――その寸前。
「っ、何っ、風……ふ、ぁ……?」
竜巻のような突風が吹き荒び、それに合わせて無数の符が舞い散る。獣も、人も、関係ない。全てを眠りに落としていく、その符の力。
「よし。迅速な搬送をお願いします」
「はい、分かりました!」
UDC職員にそう指示を出しながら、眠りに落ちなかった獣達へと立ち向かう遥。運ばれていく一般人達には、ちらりと視線を向ける。
「怖い思いをしないで済むのが、わずかでも救いになればいいのですけど……」
まあその気遣いも、完全に避難が済んでからの話。先頭の獣達へと銃弾を撃ち込んで足止めする。
「やはり粘液が邪魔ですね……でも!」
一発が防がれるなら、何発でも。リロードを繰り返し、同じ場所に弾丸を撃ち込んでいく。苦痛に身体をくねらせ、動きを止める獣。
「下がってください!」
「……!」
と、そこへ、空中から飛来する砲撃。素早く跳び下がった遥の前で、砲弾を受けた獣が四散する。上を見れば、刀を手に舞い降りて来るるこる。
「何とも厄介な状況ですねぇ。大丈夫ですかぁ?」
「ええ、大丈夫です、ありがとうございます」
新たな脅威に対し、獣達は敵意と共に触手を伸ばす。それを浮遊するビームシールドで阻み、その隙間を抜ける触手を戦輪で強引に叩き斬り……が、それによって飛び散るどろりとした体液。
「んっ……淫毒ですかぁ、触手さんらしいですが……通用しませんよぉ?」
それを阻むのは、彼女が仕える女神の祭器だ。肌に触れた途端に祭器が輝くと、一瞬で体液が蒸発する。
「実は無効化している訳じゃないんですけどぉ。なるべく触れないようにしてぇ……」
「ええ、あまり触りたくない相手ですね……!」
獣達の群れへ横合いから突っ込んで来たのは、アンジェリカ。その手に握ったのは、手のひらサイズの小さな槌。
「全力、全開です」
だがそれを振り上げれば巨大化し、その頭部は巨大な獣よりもさらに大きく。重みに任せて渾身の力で振り下ろす。
「こうすれば粘液も体液も関係ありません」
あまりに重すぎて滑る余地もないし、体液を飛び散らせようにも獣の身体は全てハンマーの下。
持ち上げれば地面にはクレーター、そしてそこでぺちゃんこに潰れた獣の死骸。
「おっとっ!」
ハンマーを小さく戻す事で、別の獣の触手を回避し跳び上がる。振り上げればもう1度大きくし、まだ力任せに叩き潰し。
「……ぬるぬるしてて、気持ちが悪い」
叩き潰す事は出来るが、叩き潰すためにぬちゃ、と言う嫌な手応え。そしてハンマーも体液と粘液でドロドロに汚れていく。嫌悪の表情を隠さないアンジェリカ。
「もう……さっさと消えてください」
せめて早めに終わらせようと、駆除するつもりでハンマーを振るう。次々と潰れていく獣達……だが、逃げる気配はない。むしろさらに躍起になって、こちらに触手を伸ばして来る。
「ヒトの快楽がこいつらの餌だというなら、それが本能なのだから仕方がないのでしょうね」
そんな様を見ながら、ふと呟く遥。彼女の体内にも、心を喰らう触手が宿っている。そのせいだろうか、目の前の獣達の事をどうしても考えてしまう。
「まあ……こちらも共存できない捕食者に対して抵抗するのは自然の流れですが」
その上で、戦いの手を抜く事はないが。獣の巨大な瞳を、容赦なく撃ち抜いていく。
「――これで、この辺りのは片付きましたかね」
数多くいた獣達も、動く物はいなくなった。後は眠っている触手を処理するだけだ。
「でしたらここはお任せしてもぉ? 私は他の所も回って参りますぅ」
「ええ、じゃあここは私達で」
飛び立つるこるを見送り、アンジェリカは動かない獣達を潰して回る。触手を避けなくて良い分楽なものだが、当然、さらにドロドロと汚れていくハンマー。
「ひと段落ついたら洗いたいですね、これ……」
一方のるこるは、上空で周囲の様子を伺いながら、ふと腕輪に視線を向ける。
「ふぅ……後が怖いですねぇ……」
実はこの祭器は、毒を防ぐ訳ではない。効果を先送りにし、一部の効果を体型変化に変換するだけ。……さっきからどれだけの淫毒を『先送り』にして来たか。
「まあ今は、考えないようにしましょうかぁ」
それでも悲鳴を無視する訳にはいかない。新たに見つけた獣達の元へ降下していく。
大成功
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アナスタシア・ムスハルト
アドリブOK
出遅れちゃったかしら、もう触手がいっぱい
A&Wのとはまた種類が違うのねぇ?
刀で「切り込んで」行くわぁ
柔らかくて弾力があるから斬りにくいけど――「剣刃一閃」でズバっと
この板から出てくるの? マジックアイテムかしらぁ?
触ってたら急に出てきたから、刀の柄頭で目玉を叩いちゃった(咄嗟の一撃)
怒ったのかいっぱい触手を出して絡み付いて来るわぁ
匂いとか状況とかでもう発情してたし、悦んで受け入れるわぁ
先端が三つ又になってる触手に胸を吸われたり、お腹の中に溢れ返るほど種を注ぎ込まれたり
体力に優れる(高POW・元気・継戦能力)ため、激しくされても愉しむ
いいわよぉ、もっとしてぇ
マルミ・ハインドシャンク
連携アドリブ歓迎・NGなし
この世界じゃあまり肌を出すなって言われたけど…
DCS?が出たらしょうがないよね♥(UDCといいたいらしい)
まず襲われてる子は「七足蛸「ヌク」」を先行させて悪い大触手獣から救助するよ
駆けつけながら「芭蕉布のマント」は脱ぎ捨て
貫手で「緑闘気」を目玉の脇に撃ちこんで、コード発動
「経穴を突いたよ、干乾びるまで止まらないからね♥」
淫毒を噴き出しながら発情した触手には正面から「グラップル」で対抗するよ
淫毒で発情しちゃうけど逆らわずに身を任せて
「騎乗」して「ダンス」で腰を振って「大食い」「奉仕」で絞っちゃうよ
「ん…♥もっと飲ませて…こっちにも…♥」
「ほら、最後の一滴まで出して♥」
「ヌク、その子を守って!」
呼びかけに従い、七本足の巨大蛸が獣に襲いかかる。まるで怪獣大決戦のような光景を見ながら、マルミは己の纏うマントに手をかけた。
「この世界じゃあまり肌を出すなって言われたけど……DCS? が出たならしょうがないよね♪」
システムだかスープだか知らないが、何か間違った言葉と共に勢いよく脱ぎ捨てれば、露わになるのは緑肌の裸身。解放感を覚えながら、うねる触手を恐れず間合いを詰める。
「ハインドシャンク必昇拳――点穴鉄砲!!」
ズンッ、と目玉の脇に貫き手を突き入れ、そこから緑の闘気を流し込む。
強烈な一撃……だが貫いた場所から体液が吹き上がり、返り血のように全身に浴びてしまう。
「ん、ふふっ……いっぱい……出たね……♪」
いや、むしろ積極的に、全身でそれを受け止めるマルミ。どころか、獣の全身がのたうち、より一層に体液を――淫毒を吹き上げる。
「経穴を突いたよ、干乾びるまで止まらないからね♪」
獣を発情させ、淫毒の分泌を促す。それを恍惚と浴び、熱い吐息を溢れさせるマルミ。そのまま獣にしがみつく、伸びてくる触手を積極的に迎え入れる。
「ん、んっ、ぁぁっ……もっと飲ませて……こっちにも……♪」
全身に絡みつくそれに身を委ね、激しく腰を振る。ダンスで鍛えた情熱的な腰使いで、触手と交わっていくマルミ。
「あら、出遅れちゃったかしら? A&Wのとはまた種類が違うのねぇ?」
そこへやって来たのはアナスタシアだ。マルミの姿をちらと一瞥し、救出不要と見た彼女は、他の獣へと斬りかかる。
「斬りにくそうね……でも」
刃を阻む粘液ごと、柔らかな身体を断ち切る一閃。小さな大剣豪の刀の冴えは、この程度の相手など物ともしない。
「さて、この板から出てくるのよね? マジックアイテムかしらぁ?」
ただそんな大剣豪も、スマートフォンには詳しくない。拾い上げたそれを覗き込むと、そこからにゅるりと飛び出す触手。
「きゃっ!」
反射的に柄頭を振り下ろせば、出現したばかりの獣の、大きな目に直撃する。急所を打たれた獣は、激しく暴れて触手で襲いかかってきた。
「あ、あら、怒らせちゃった……あ、あんっ♪」
いかにアナスタシアと言えど、この至近距離では避けようがない。何より、先程マルミを見た時から発情している。うねる触手の群れを間近で見て、その匂いを嗅げが、もう我慢出来る筈がない。
「やっ……んっ、はああ……んっ、すごっ……んんぁ♪」
あっという間に全身に絡みつかれ、全身に淫毒を塗り込まれる。小さな身体の大きな胸に、三叉触手がぱくりと食らいついた。
「んっ、はっ……あんっ、吸われて、んん~~~っ♪」
その吸引力に溢れ出す、甘い悲鳴。服の中にも触手が侵入し、セクシーなパンツを退けてその奥に。
「んっ、くぅぅっ……来るっ……んっ、ああんっ♪」
一気に突き上げられ、中にも大量の淫毒が注がれる。それを恍惚と受け入れるアナスタシア。
「いいわよぉ、んっ、はぁっ……もっとしてぇ……♪」
「はぁ、もっと……もっと出るよねぇ……♪」
当然マルミの方も、同様にそれを受け入れている。激しく腰を振り、貪欲にそれを飲み干していく、2人の少女。
「んっ、んんっ、はぁ、多いっ……すごい、わぁっ……♪」
「ほら……んんっ、最後の一滴まで出して……んん~~っ♪」
身体の外も内も、徹底的に淫毒で満たされて。それでも腰の動きを止めず、恍惚とした表情で搾り取り続ける。
大成功
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九尾・桐子
【月読神社】
まぁ、放っておけないのはわかりますが
だからといってあんな触手の塊に突っ込んでいくとか正気ですか美琴さん?
「……仕方ありません。私達で援護しましょう」
柘榴さんにそう言い残し、私は【竜神飛翔】で竜の翼と尾を生やし、援護の雷を落としていきます
…が
「美琴さん、何してやがるですかーっ!?」
美琴さんの攻撃で暴走した触手に巻き込まれ、全身を絡み取られて
「くっ…放しなさい…」
この密着状態で雷を落とせば美琴さんたちを巻き込むし、かといって神器の銃を抜く余裕もなく、触手に嬲られていって…
「柘榴さん、何この状態楽しんでやがりますか!?早くなんとかするですーっ!?」
こちらは美琴さんと共に抵抗できないまま…
弓削・柘榴
【月読神社】
あまり絡まれたい相手ではないし、
あちきは【幻身変妖】で翼猫に変化して空から攻撃じゃな。
剣を抜いて突撃する美琴を見て、
「美琴、それは危険じゃ!」
と、注意喚起しますが、時すでに遅かったかの。
美琴の攻撃に呼応した大量の触手を躱しきれず、
桐子、美琴とともに捕まってしまって、
そのまま飲み込まれてしまうのじゃ。
「しかたない、ゆっくり相手してやるから焦るな?」
触手がそれなりに動きを止めるまでは、好きに嬲らせ、
それを楽しんでおくことにしようかの。
数十回程度の絶頂で精気を抜かれるほどヤワではないしな。
動きをとめた触手から潰していけば、そのうちなくなるじゃろ。
「桐子、美琴、これも試練じゃ」(楽しそう)
月読・美琴
【月読神社】
「人々を襲う触手型の眷属ですか。
退魔師として放置することはできません!」
巫女装束の短い裾を翻しつつ、天叢雲剣を抜き放って触手型の眷属に向き直ります。
「柘榴師匠、桐子さん、行きましょうっ!」
眷属の触手を回避しながら神器・天叢雲剣で斬りつけます。
「なっ、攻撃が効きませんっ!?」
退魔の力を持つ神器の攻撃を無効化されたところに大量の触手が襲ってきますが……
「勾玉よっ!」
【加護の勾玉】によって触手を吸収します。
そして、勾玉に吸い込んだ触手を解放し眷属に反撃しようとしますが……
「なっ、制御がっ!?」
大量の触手を制御しきれず、自分や師匠、桐子さんに触手が襲いかかり、全身を嬲られてしまうのでした。
「あまり絡まれたい相手ではないのう……」
翼猫にその身を変じ、上空から戦場を見下ろす柘榴。距離を取って符術で戦う……つもりだったが。
「人々を襲う触手型の眷属など、退魔師として放置することはできません!」
それに先んじて美琴が敵陣に突っ込んでいく。巫女装束の短い裾を翻し、触手を巧みに掻い潜って肉薄する。
「柘榴師匠、桐子さん、行きましょうっ!」
「美琴、それは危険じゃ!」
師の制止も間に合わず、獣へと剣を振り下ろす。神剣・天叢雲剣、いかなる魔をも断ち切る退魔の神器――なれど。
「なっ、攻撃が効きませんっ!?」
その退魔の力も、相手の身体に届けばの話。ぬるりとした粘液が切れ味を鈍らせ、その皮膚にすら届かない。
「ああ、もう、そんな触手の塊に突っ込んでいくとか、正気ですか美琴さん!?」
危機に陥る美琴の姿に、思わず叫ぶ桐子。呆れつつも竜神の力を解放し、その翼と尾を生やす。
「まぁ、放っておけないのはわかりますが……仕方ありません。私達で援護しましょう」
「仕方ないのう。全く、手のかかる弟子じゃ」
戦場に降り注ぐ竜の雷が、獣の身体を打ち据える。その動きが僅かに鈍る――が、それだけで逃げるには、美琴は少し敵に近すぎる。大量の触手では、間に合わない。
「っ、勾玉よっ!」
咄嗟に美琴が翳すは、八尺瓊勾玉。あらゆる邪を浄化する月の守護が、迫りくる触手の全てを吸収する。
「さあ、逆にお返ししま……なっ、制御がっ!?」
吸収した、までは良かったが。それを敵に返そうとした所で制御に失敗し、結局触手に呑み込まれていく。
「むぅ、暴走しおったか……」
「美琴さん、何してやがるですかーっ!?」
むしろ明らかに強化された触手は、離れている柘榴と桐子にまでそれを伸ばして来た。予想外の速さから逃げられず、捕まってしまう2人。
「くっ……離しなさい……ん……くぅっ!?」
「す、すみません、桐子さ、んぁっ……!!」
一気に引き寄せられ、そのまま美琴と抱き合うように絡め取られる桐子。2人まとめて触手に弄ばれ、悲鳴と喘ぎが口から溢れる。
「銃、をっ……あっ、んくっ、ふぅっ……!」
この至近距離で雷を使えば、桐子も巻き込んでしまう。頼りは神器の銃――だが伸ばした手は触手に絡め取られてしまう。四肢を拘束され、脚を開かされ。
「ひ、んひぃぃぃっ!?」
「ひゃ、んぁっ、ああああっ!!」
大事な部分に突き立てられた触手に、悲鳴を上げてしまう桐子と美琴。身体を大きく仰け反らせれば、2人の小さな胸が重なって潰し合う。
「やれやれ……全く、しかたない」
そんな2人の近くで、同様に触手に絡め取られる柘榴。だがこちらは動じる事なく、己の身体を弄ばれるに任せる。
「んっ……ゆっくり相手してやるから焦るな?」
服の隙間に入り込み、這い回る触手。敏感な部分を刺激されると、甘い声が溢れ出す。
「んん~っ……あっ、ふぅっ……なかなか巧みじゃのう……んんんんっ♪」
たっぷりと淫毒を塗りたくられて敏感な肉体を刺激されれば、ひとたまりもなく声を上げる。身体を仰け反らせて快楽に震わせ、口から漏れるは甘い悲鳴。
「くふぅぅぅ……良い良い。さあ、もっとじゃ」
「って、柘榴さん、何この状態楽しんでやがりますか!?」
すっかり触手を堪能するモードに入った柘榴に、悲鳴に似た声をかける桐子。この状況を打破出来るとすれば、柘榴しかいないのだが。
「早くなんとかするで、ひゅぅぅぅっ!?」
「落ち着け桐子。何を言うているのか、んっ、わからんぞ?」
暴れる触手に敏感な所を擦られ、言葉を中断させられる桐子。触手はその部分をさらに執拗に刺激してくる。
「ひゃっ、んっ、そんな、ふひっ、はああっ……んっ!!」
「全く、情けない。二度三度達した程度で腰を抜かすでないわ」
激しい快楽に押し流され、口を開いても言葉にならない桐子。そんな彼女と同等か、それ以上に責められながら、柘榴は動じない。
「ほれ、美琴も……んふぅっ……もう少し気張らぬか」
「はひぃっ……は、ああっ……ひひょ、うっ、ひゃっ、んひぐぅっ……」
美琴の方もガクガクと腰が勝手に動き、舌が回らない。何度か意識が飛んで、その度に引き戻される有様だ。
「全く。桐子、美琴、これも試練じゃ、」
「ふにゃあっ……あ、ひっ……ひょん、にゃっ……」
そんな2人を見てやれやれと首を振ると、手を出さず、触手の感触を楽しむ柘榴。二度三度どころか、十度二十度と果てようが、彼女が精気を抜かれる事はない。
「ざくろ、さ、んんんんんっ!?」
「ま、そのうちこやつらも疲れて動かなくなるじゃろ」
動きの鈍くなった一本をぶちりと引きちぎりながら、呑気に呟く柘榴。だがこれが全てバテるまで、果たしてどれだけの時間がかかるか――。
「それまで、せいぜい……は、んっ、楽しむとしようかの」
「「ひんんんんんんっ!?」」
2人の痴態すら楽しみながら、触手をここぞとばかりに堪能していく柘榴。
大成功
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月詠・愛珠
アドリブ絡み歓迎NG無し
どうしてこんなに発生してるのかな…?
大触手獣の集団を相手に[アリュールコイン]を展開して、ボク自身も個別に対応
ダガーで斬りつけて倒した固体は【指定UC】でしっかり焼却…この時期に使うのはキツいね、もっと別の戦い方考えなくっちゃ
そんな風に汗を拭って扇いで…気を抜いたつもりはないんだけど伸びてきた触手がぬるりと服の内側に
慌ててダガーで斬りつけたけど滑って斬りつけられない
火もこの距離だと延焼は防げてもただじゃ済まないだろうし…咄嗟に引きずり出すのも追いつかない位服とかの奥までいっぱい触手に潜り込まれてしまう
気付けば多数の触手達に潜り込んでるのはボクの方みたいな状況になってて…
美波・蜜香
ううっ、すごくアレでナニな外見だけど怯んでちゃみんなを助けられないよね!
むんっ、と【気合い】を入れて【スーパー・ジャスティス】で襲われている女の人の元に飛んで行って【なぎ払い】で触手を払いのけて女の人を逃がす
「さぁ、ここからはあたしが相手よ!」
ぬるぬるでうねうねでも、触らなければ怖くない!
飛行能力で飛び回って触手の攻撃をかいくぐりながらアリスランスでざくざく突き刺して攻撃
あたしのスピード、ついてこれる?
でもざくざくしているうちに飛び散った淫毒を浴びて、その効果発情して動きが鈍ったところを捕まってそのまま触手の海に呑み込まれていく…
※アドリブOK・NGなし
九重・白亜
【アドリブ・絡み・改変歓迎/お色気歓迎】
感染型UDCか。しかも狙いがやましいもんと来た……まずはお掃除からだな!
接触されそうになった際、指定UCを利用してメイド服を盾に、その隙に予備のメイド服に着替えつつ本体に軽機関銃をクイックドロウ。素早い殲滅を狙う。
ん?な、足が絡んで……っ!
次の相手を狙ってUCを使用した際、間に触手を挟み込まれ行動不可能に。そのまま触手に覆われた地面に押し倒されてしまう。一本だけでなく無数の触手に体をまさぐられ、女子大生と同じく被害者となる。
「ううっ、すごくアレでナニな外見だけど……怯んでちゃみんなを助けられないよね!」
触手への嫌悪を正義の心で克服し、スーパーヒロイン・ブルーメンリッターとして獣へ立ち向かう蜜香。空から急降下で着地すると、女性を襲う触手をランスで払いのける。
「さぁ、ここからはあたしが相手よ! あなたは今のうちに逃げて!」
「あ、ありがとうございます!」
慌てて逃げ出していく女性に代わり、獣が触手をこちらに伸ばしてくる。だがそれに捕らえられる前に、再びの飛翔。
「ぬるぬるでうねうねでも、触らなければ怖くない!」
不規則な飛翔で触手を掻い潜っては、ランスを突き出しその身体を抉る。そのスピードと正義の力で、粘液の守りも構わず貫いていく。
「あたしのスピード、ついてこれる? どんどんいくよっ!」
「感染型UDCか。しかも狙いがやましいもんと来た……」
メイド服のロングスカートを翻し、別の獣へ一気に間合いを詰めるのは白亜。獣は無数の触手で迎え撃つ。
そのままメイド服が捕まり――だが、纏っていた筈の白亜は、その中にはいない。
「まずはお掃除からだな!」
メイド服を脱ぎ捨て囮に使い、0.05秒で予備に着替えた白亜は、スカートの中から軽機関銃を抜き放つ。至近距離からの連射をその身に受け、大きくよろける獣。
そこへ、無数のコインも飛んできて、ダメ押しのように獣を打ち据える。
「さあ……全部焼き尽くしてあげるっ!」
放ったのは愛珠、一気に間合いを詰めると、大量の狐火をぶつけて。粘液ごと焼却していく。
「ふぅ、まずは一体っ。でも、どうしてこんなに発生してるのかな……?」
「夏場だからってこんな気持ち悪いもんに増えられたら、堪んねぇよな」
まだまだ獣達は残っており、触手を禍々しく蠢かせる。その姿を見て眉を寄せる2人。次の相手にも同様に挑みかかり、連携で仕留めていく。
「それにしても、この時期に使うのはキツいね、もっと別の戦い方考えなくっちゃ」
狐火で燃え上がる獣の身体を見ながら、額の汗を拭う愛珠。気を抜いた訳ではなかったが、暑さに集中力が僅かに鈍る。
「さあ、それじゃあつぎ、ひゃうっ!?」
その隙を突かれ、背後から触手が忍び込む。服の隙間に入り込み、大きなお尻を撫で回す触手に悲鳴を上げてしまう愛珠。
「や、やめっ……は、入って来ないでっ!」
「お、おい、大丈夫かっ!?」
ガクガクと脚を震わせ悶える愛珠を、慌てて救出しようとする白亜。一気に間合いを詰めれば、当然獣は触手で迎撃を図る。
もちろんこれもメイド服を囮に、早着替えで回避し――。
「ん? な、足が絡んで……ん、くっ!?」
だがその寸前、脚に絡みつく触手。これでは回避が出来ず、その動揺から着替えも僅かに遅れる。その隙を縫って、メイド服と肌の間に割り込む触手。
「しまっ……くっ、あっ……や、めろっ……!?」
肌をいやらしく弄られ、声を漏らす白亜。軽機関銃での反撃を試みるが、その腕も絡め取られてしまう。
そのまま巨体がのしかかってくれば、もちろん支える事など出来よう筈もない。
「やめっ、あっ……ひっ、んはああっ!?」
「だ、だめっ……んっ、んひっ、はぅっ、んっ!?」
一本だけだった触手は数を増やし、白亜を、そして愛珠を完全に絡め取る。服の中に潜り込まれ、思うがままにその身体を貪られる。敏感な所を刺激される度、2人の口から溢れる甲高い悲鳴。
「っ!! 今助けるよっ!」
そのピンチを見つけた蜜香が、空中から2人を拘束する獣めがけて急降下する。その手にはランス、落下の勢いも付けて巨体にそれを突き立て――。
「っ、わ、ぷっ!?」
だが、突き刺した所から勢いよく噴き出す淫毒を、まともに浴びてしまう。これまでの闘いで少しずつ蝕まれていた消耗が、ついに限界を越えたのだ。
「っ、まず……いっ、あっ……だめっ、んんっ!」
全身が一気に火照り、吐息も熱く蕩ける。慌てて空中に反転しようとするが、その動きは鈍い。足首を絡め取られ引きずり降ろされれば、なす術なく押さえつけられてしまう。
「っ……はっ、んっ、ああああっ……だめぇっ!」
「ひっ……んっ、はな、せっ、ああっ、くそっ……ひぐっ!!」
「はひぃっ……はひっ、お、おお、すぎるっ……よぉっ!」
1人に1体ずつ、自身より遥かに大きな獣の巨体にのしかかられる3人。重みに押さえつけられながら、無数の触手に全身を責め立てられる。
もはや服は意味をなさず、その中の至る所に這い回り突き上げる触手達。
「むぐっ、むっ……」
「ふむ、むぷぅ……」
「んむぅぅっ……」
顔も粘液まみれの巨体に押しつぶされ、くぐもった声が漏れるばかり。その苦しささえも、征服される快楽に置き換えられる。
完全に触手に呑み込まれ、外から見えないほどに徹底的に蹂躙され尽くしていく――。
大成功
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白銀・ゆのか
【恋華荘】
「今、助けます…ええいっ!」
第一発見者や、周囲で触手に絡まれてる人を『怪力』で引き剥がして助けようとして見るわ。
少しは『毒耐性』有るとはいえ、触れてるだけでぞくっと背中にむずむず走ってきてて…
「いちご、援護お願い!正直長期戦はきつ…ひぁ!?」
最前線で暴れすぎて、触手が手に終えない数にっ!
ユベコで焼き潰してもキリがない…!
「っ、あふっ、ん、ん!な、いつの間に…ってこれいちご、の…!んっ♪」
相も変わらずいちごの触手まで暴走して、私の体まさぐったり、は、入っちゃったり…っ
寧ろ他の触手はいる余地なくなったし、なら…!
「いちご、そのまま…触手、やめないで…このまま他の、やっつけるからぁっ…♪」
彩波・いちご
【恋華荘】
第一発見者から引き離した触手獣を引き付けます
触手には触手で対抗というわけでもないですが、私も【異界の抱擁】の触手を召喚し、触手獣に絡みつかせて…
けど、触手獣の触手がこちらにも絡みついてくるせいか、次第に制御も難しくなり、気付いたら仲間のみんなも巻き込むほどに暴走して
器用に服を引き剥がしながら皆に絡みつく触手から、皆を助けようと手を伸ばしますが、かえってその身体に触れたり揉んだり脱がしたりする始末…
しかもいつの間にか快楽の獣の淫毒を喰らって発情してしまい、セナさん、流江さん、マイエさん、アムさん、アイリスさん、ゆのかさんの身体を貪るように…触手の中で抱き合い最後まで致して注ぎ込んで…
マイエ・ヴァナディース
【恋華荘】
【アム・サーヴァントモード】と共に獣を惹きつけますわ
でも狭い住宅街ですと『シルフェリオン二世』は…
「お嬢様、後が!」
2人して毒の触手の餌食に!?
こ、こんなモノに穢されるのは…!
いちごさん!後生です、お助けをっ!
と嘆いたら、別の触手が2人をいちごさんの元へ…
細い線のいちごさん、腰には屹立する殿方の徴…
ひあっ!?いっ…痛、ぁっ…!
「んく…これは、私とお嬢様の純潔が、いちご様のモノに?」
夢見た形と違いますが、いちごさんの愛が…
「愛とも違う様な…でも折角です、御慈悲を」
ええ、2人で悦びに浸りましょうね…♪
◆アム
マイエに似たメイド人形
低身長超貧乳だが生殖機能完備
本来巨大ゴーレムなので羞恥心薄め
彩波・流江
【恋華荘】
UDC組織の方々から、スマホを借りて事態に望みます
第一発見者の女性を人気の少ない場所へ誘導できれば上々なのですが…
敵との戦闘ですが、何故か後ろから別の触手も迫ってきて…これは、いちごさんから!?
暴走気味のそれらと敵の攻撃は、今の私では到底受け切れる物ではなく…弱点の胸を中心に散々責められて…
いちごさんに助けてもらいましたが、様子が…っだ、駄目です…待ってくださぃ…!?
ぃ、いちごさんのが、中に…っ!?
そのまま気の済むまで貪られて絶頂させられ続けて…
中に注がれた熱い物を通して…いちごさんの中に存在する別の神の存在を感じ取り…蕩けたままの思考の中で、ずっとそれが気がかりになってしまいます…
アイリス・ヴォルフェルト
【恋華荘】
すまーとほんって物から触手が出てくるなんて!
皆さんが引き剥がしたら私が間に入って庇って逃げる時間を稼ぎます!
盾を前面に構えて【鏡映しの聖なる盾】で触手を反射して、大触手獣を自分の触手で絡まさせてぐちゃぐちゃ巻きにしてあげます!
って、いちごさん!?
やっぱりですか!やっぱり暴走するんですね!?
大触手獣の触手を盾で反射してる所為でいちごさんの触手が防げませんっ
あ、待って!待ってください!これ今回は私も逃げられない感じですか!?
幾ら処女無くしたとはいえ他の皆さんみたいにいちごさんならオールオーケーじゃないんですよ、私!?
いーやー!こんな町中で触手に絡まれながらとか、本当にお嫁にいけませんー!
セナ・レッドスピア
【恋華荘】
現場に到着したら一般の人から触手を引き離す為
一般の人に当たらないように気を付けながら【ランスチャージ】で
触手に突撃!
絡みついてる触手も槍で切って助けていきます
そのまま急いで逃げるように訴えつつ、触手を足止め!
…してたら、触手に絡みつかれて
そこから抜け出せないまま服を引き裂かれて
いけない所にも触手が侵入してきて…!?
気が付いても、触手は激しく攻め続けて…
しかもさっきより数が多いような…
私を助けようと、いちごさんが触手召喚して
そちらにも絡まれてます!?
でも触手達がいけないところの争奪戦をしてきて
それがもたらす刺激で…
再び気が付いても触手は健在で
いけないところには…いちごさんが直接!?
特に獣の多い一角で、襲われ、悲鳴を上げる女性達。阿鼻叫喚の場へ、先陣を切って突き進むのはセナ。
「こっちです……やああっ!」
血の力を励起しながら、横合いから全体重を乗せてランスを叩き込んだ。重い衝撃を受けてよろめく獣の、絡みついている触手を槍で切り払う。
その近くでも別の女性が触手に捕まっているが、そちらにはゆのかが手を伸ばす。
「今、助けます……ええいっ!」
炎の竜巻を纏った手で触手を握り、羅刹の怪力を篭めていく。体表の粘液を焼き、ブチブチと引き千切って女性から引き剥がす。
「今のうちに逃げてください!」
「は、はいっ……!」
ガクガクと頷き、頭を下げて必死に逃げる女性達。その背を別の獣が追おうとするが、すかさず立ちはだかるアイリス。
「すまーとほんって物から触手が出てくるなんて! でも、通しませんよ!」
正面に翳す大盾で、無数の触手を阻む。当然触手はその盾を奪おうと絡みついてくる、が。
「お返しですっ!!」
逆に盾から無数の触手が生えて、触手を、獣を逆に絡め取る。聖なる加護を受けたその大盾は、鏡映しに敵のユーベルコードを反射する神秘の盾だ。
「ぐちゃぐちゃ巻きにしてあげます!」
そうして追手を阻んでいる間に、女性達はUDC職員に保護されていく。だが、それを追おうと言う獣もいるので、まだまだ安心は出来ない。
「追わせませんよっ! 触手には触手……と言う訳ではないですけど!」
こちらに立ちはだかるのはいちご。異界より呼び寄せた大量の触手が、真っ向からぶつかり合う。
「ここは抑えます。皆さんは今のうちに!」
大量の触手がうねうねと蠢き、互いに絡み合って壁を形成する。これで追跡を阻みながら、他の仲間へ声をかけるいちご。
「はい、ではいきますよ……アム、サーヴァントモード!」
「了解しました、お嬢様」
ビーム刃の大型ランスを構えて獣へと向かうマイエ。付き従うメイドゴーレムが彼女を援護する。
「もっと広い場所なら、シルフェリオン二世も使えるのですが……」
本来、多機能魔導バイクを用いて闘うのが彼女のスタイル。だが、ここでそれを乗りこなすには少々狭い。それでも果敢に挑む。
「お嬢様、後ろに!」
「えっ……あ、きゃあっ!?」
アムの警告にあわてて振り向いた時には、もう遅い。2人まとめて、触手にしっかりと、全身を絡め取られてしまう。
「ん、くっ……んぁっ……だめっ……」
「マイエさん、アムさんっ!? どうして後ろから……」
近くで戦っていた流江が、慌てた声を上げる。触手が伸びてくる先へと視線を向けて。
「……いちごさんっ!?」
「す、すみっ……ませんっ、ちょっと……はぁっ、はぁっ……制御、がっ……!」
その触手は獣のものではなく、いちごのもの。獣の触手のもたらす刺激で集中が乱れ、暴走を始めてしまう。
「ちょ、ちょっと、待ってください、やめっ……あっ、んっ、んぅぅぅぅっっ!?」
大きく敏感な胸に絡みつく、いちごの触手。執拗に揉みしだかれ、声が溢れ出す。さらに獣の触手の方も、当然消えた訳ではない。
「ひぅぅっ……ひんっ、ああっ!?」
そちらには先端を刺激され、ガクガクと身体が震えだす。二種類の触手に苛まれ、悲鳴を上げて悶えてしまう。
「いちごさん!? やっぱりですか! やっぱり暴走するんですね!?」
そんな様子に声を上げるのはアイリス。予想通りと言うかなんと言うか、いつもの事だと諦念すら混じる。が――いつもと違う事が一つ。
「あ、これ今回は私も逃げられない感じですか!?」
普段と違って獣と真っ向からぶつかっているアイリスは、その触手から逃げられない。迂闊に逃げようとすれば、獣の触手に捕まってしまう。
「待って! 待ってください! 待ってーっ!?」
どっちがマシなのか決断出来ぬまま、いちごの触手に絡みつかれるアイリス。ずるずるとそのまま、いちごの方に引きずられていく。
一方、後方でそんな事になっているとは知らず、最前線で必死に戦うゆのかとセナ。
「はぁ、はぁ……正直、長期戦は、きつ……ひ、ぁっ!?」
素手で戦っているゆのかは、触手から溢れる淫毒をまともに浴びて熱い吐息を溢れさせる。毒への耐性で凌いでいるものの、先程から背筋がゾクゾクと震えて仕方がない。
「数が、多い……焼き潰しても、キリがない……!」
「はぁ、はぁ……そう、ですね……ひゃ、うっ!!」
セナも、触手の数に対応しきれず、そのうちの一本に絡みつかれてしまう。一本を許せば後はなし崩し、大量の触手が絡みついてくる。
「ふぁっ、あああっ……んっ、だめっ……!?」
「っ……今助け……ああ、こっちにもっ!」
服を引き裂かれ、裸身を晒され、大事な所を触手に狙われるセナ。激しく身悶えする彼女を助けようとするゆのかも、さらなる触手に襲われる。
「っ、あふっ、ん、ん! 多っ……すぎっ、って、言うか……これ、いちごのっ……!」
ここでようやくゆのかも、いちごの触手が混じっている事に気づく。だがその時にはもう全身を絡め取られて弄られてしまう。
「は、んっ……あんっ、だめっ、んんぅぅっ……♪」
「やっ、そこ……だめです、そこは、いけないとこ……ろぉぉぉぉっっ!?」
敏感な部分を刺激され、ガクガクと身体を震わせ、甘い悲鳴を上げてしまうゆのか。セナに至っては、大事な所に触手を殺到する触手に与えられるあまりの刺激に、軽く意識を飛ばしてしまう。
抗えない2人の身体が、いちごの元に引きずられ……気づけばこの場の少女達は皆、いちごの元へ。
「はぁ……はぁ、み、皆さん、すみませんっ……んっ……!!」
淫毒の影響か息も荒く、潤んだ視線で5人と1体を見つめるいちご。なんとか助けようと手を伸ばすものの、その度に相手の身体を揉んだり、服を脱がせたり。
「あっ、また……」
「はぁ、はぁ……い、いちごぉ……これ……いちごので全部塞がってる……からぁ」
狼狽えるいちごとは裏腹に、ゆのかは熱っぽい視線を向ける。これまでに何度も弄られた触手の刺激に、すっかり蕩けた様子。
「触手、やめないで……このまま他の、やっつけるからぁっ……♪」
「ゆのかさーんっ!? 私、私はそれだと困りますからねー!?」
アイリスの悲鳴は届かない。ゆのかの甘い表情に、いちごの身体もゾクリと疼く。発情しかかっていた彼の、最後の理性の鍵が外れて――。
「はぁ……はぁ……どうせ塞ぐなら……こっちの方が良いですよね……?」
「えっ……あっ、んん~~~っ!?」
ずぶり、と『それ』をゆのかに突き立てるいちご。完全に正気を失った様子で、激しく腰を振り、突き上げていく。
「ひぁっ……い、いちごっ、んっ……あっ、あああんっ……♪」
「ゆのかさんっ……ああっ……はぁっ、んっ、ん~~っ!!」
力強い突き上げにガクガクと腰を振り、身体を仰け反らせるゆのか。ビクビクと震え喘ぎ、激しく身悶える。
「はぁ、はぁ……ゆのかさん、ゆのかさんっ……んっ、ん~~~っ!」
「あっ、いちごっ……あっ、ああああっ!」
互いの名前を呼びながら、最後にまで至る。ゆのかの全身がピンと伸びた後、ぐったりと脱力して崩れ落ちた。
「はぁ……はぁ……」
「い、いちごさん……?」
だが、いちごは力尽きるどころか、ますます血走った様子で、屹立するそれを見せつける。次にその視線とぶつかったのは、マイエとアム。
「何を……ひあっ!? いっ……痛、ぁっ……!」
触手で招き寄せられたマイエが、ずんっ、と力強く貫かれる。はじめての痛みと感覚に目を見開くいちご。
「あ、ああ……いちごさんの……愛、が……ぁ……」
父の面影を見た、愛しい相手に初めてを捧げる。その快感は、想像よりも遥かに強い。恍惚の表情を浮かべ、蕩けるようにそれを受け入れる。
「愛とは違うような……んくっ……!!」
アムの方も引き寄せられ、小柄な身体を突き上げられた。ゴーレムの身体とはいえ、『そちら』の機能は完備している。2人を熱い視線で見ながら交互に、激しく突いていくいちご。
「はぁ、はぁ……マイエさん……アムさん……んんっ、んっ……そろそろ……!」
「んっ……ええ、折角です、御慈悲を賜りましょう、お嬢様……♪」
こちらも初めての激しい快感に、声を上げるアム。いちごが達しようとしているのを見ると、マイエと手を握り合う。
「ええ、2人で悦びに浸りましょうね……んっ、あっ……ああああああっ♪」
「んっ、ん~~~~~~っ♪」
矢継ぎ早に、一度ずつ。初めて受け入れるそれに目を見開き、そのまま崩れ落ちていく2人。
「はぁ……はぁ……つ、次は……」
「いやっ……確かに初めては無くしましたけど!」
次にいちごが視線を向けたのはアイリス。こちらは他の少女達とは逆に、引きつった表情を浮かべる。
「他の皆さんみたいにいちごさんならオールオーケーじゃないんですよ、私!?」
「はぁ……はぁ……!」
返答は荒い吐息と血走った瞳。今のいちごに、理性と呼べる物はもはや存在しない。
「アイリスさん……!」
「いーやー!」
必死に拒むも、全身を触手で絡め取られて逃げられない。すごい力で引き寄せられ、一気に貫かれてしまう。
「こ、こんなの、んぁっ、ああああっ!」
町中で、しかも触手に絡まれて。羞恥に顔を真っ赤に染めるアイリス。だがいちごは容赦なく、突き上げて来る。
「はぁ、はぁ……んっ、ん~~~っ!」
「本当に、お嫁にいけませ……ひぅぅぅぅぅっっ!!」
そのまま結局最後まで。激しい快楽が注ぎ込まれ、目を見開いた後、崩れ落ちるアイリス。羞恥と体内の熱さが入り混じり、蕩けて声も上げられない。
「セナさん……」
いちごの毒牙は、意識を軽く飛ばしていたセナにも、いちごの魔の手が伸びる。しっかりと抱き寄せると、ずんっ、と深く突き上げて。
「ひぅっ……あ、ああっ……ここ、は……んぁっ、い、いちごさ、ふぁああ!?」
気づけばいちごに貫かれていると言う状態。何がなんだか分からないままに、朦朧とした意識を激しい快楽が塗りつぶす。
「やっ、ふあっ……ひんっ、んんぅぅっ!」
直接突き上げられながら、触手に苛まれる。ビクビクと身体を震わせ、熱い吐息を漏らすセナ。
「はぁ、はぁ……セナさん、にも……!」
「……あっ、んっ……いちご、さんっ、くっ……くっ……んんんんんっ!」
目覚めたばかりの身体に走る、脳天を貫くような快感。当然、耐えられるようなものではない。頭も身体の中も、真っ白に染まり、そのまま意識が飛んでいく。
「ふぅ、ふぅ……はぁ、はぁ……最後は……」
「だ、駄目です……待ってくださぃ……!?」
そして最後は流江。一通り終えるまでいちごは止まりそうにない。
「ふぅ、ふぅ……待ちません……!」
「あっ、あああああっ!!」
一つに繋がり、激しく突き上げられる。欲望のままに貪られ、幾度となく達して声を上げる流江。
「んっ……これ、でっ……んっ、ん~~~~~っ!」
「あ、ああああああっ!?」
そのまま、体内に欲の塊を注ぎ込まれる。蕩けるように熱く、激しい快楽に溺れ、そして――。
(こ、この……気配は……)
その欲望を通して感じられる、自分とは別の神の気配。ぐったりと倒れて蕩けきった思考の片隅に、その禍々しい気配が刻みつけられる。
「ふぅぅぅぅぅ……」
そうして、一通り全てを終えたいちごは、完全に蕩けきった表情で崩れ落ちる。この間も暴走し続けていた触手によって、獣達は一掃されており、辺りに静寂が取り戻された。
大成功
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アヤカ・ホワイトケープ
あまり相手をしたくないタイプの敵だけど、今はそうも言ってられないわね
今は襲われている人達を助けないと!
気色悪い奴だけど、このくらいの相手ならわたしの【怪力】で引きちぎるくらいの事は出来るはず。
襲われている人がいたら、すぐに【救助活動】で助けに入るわ。
敵を攻撃するついででUCを使えば、後は念じて衝撃波でバラバラにするだけで…
…っ、後ろから新手!?
こんな触手、引きちぎって…マーカーを付与して…な、数が多い!?
で、でもわたしの体に入り込めるような隙間なんて無いわよ?
いつぞやの時の教訓で、それくらいの対策は…ど、どこに入って…!?
う、マズいわ、これ以上は本当に…この、吹き飛べぇーーーっ!(衝撃波発動)
ルナ・ステラ
致命的な事態が起きないようにしないとですね!
まずは、大触手獣たちを倒さないと!
物理攻撃を無効化なら、魔法の出番ですね!
【属性攻撃】炎魔法で倒していきましょうか。
この調子で倒して―ひゃあっ!?
何で背後から!?
(もしかして落ちていたスマホから?)
放して下さい!!
(焼き払うにも数が多すぎます!)
やだっ!服の中に入ってこないで!
だめですっ!
(動けないし変な感じがします...)
あぅ...やめてよぅ...
このままじゃ...
(大きな目がこっちを向いて笑ってる?大きな目...そうです!マントの閃光で怯ませられれば!)
<怯んだ隙を突いてUCを発動できたら>
もう捕まりません!星屑を【乱れ撃ち】+【一斉発射】です!
「あまり相手をしたくないタイプの敵だけど、今はそうも言ってられないわね!」
襲われる女性達を守るように、獣の前に立ちはだかるアヤカ。
「ぐっ……気色悪いっ!」
ぬるりとした粘液の感触に嫌悪を露わにしながらも、怪力で引き千切った。ビチビチ跳ねるそれを投げ捨てて、女性に声をかける。
「さあ、逃げて!」
「は、はいっ……」
慌てて逃げる女性……だが、獣は、アヤカに狙いを変えて触手を伸ばしてくる。到底掴みきれないほどの無数の触手。
「――弾け跳びなさい」
だが、アヤカの念に従って、さっき撃ち込んだ音符型のマーカーが獣の身体で輝く。発生した衝撃波がマーカーに吸い寄せられ、獣の身体をバラバラに引き裂いた。
「本当、気色悪いわね……でも、今は早く皆を助けないとっ!」
すぐさま次の獣へと向かっていくアヤカ。と、その近くで獣の一体が燃え上がる。
「物理攻撃を無効化するなら、魔法の出番ですっ!」
炎を降らせて粘液ごと焼き尽くしていくのは、ルナ。箒を振りかざし、次々と火球を獣達に放っていく。
「致命的な事態が起きないように……まずはこの大触手獣たちを倒さないと!」
次々と燃え上がる獣達。アヤカもマーカーを撃ち込んでは、衝撃波でズタズタに引き裂いていく。順調に獣達の数を減らしていく2人、だが。
「この調子で倒して――ひゃあっ!?」
「っ、後ろからっ!?」
突然現れた新手の獣達が、背後から触手を伸ばして襲いかかってくる。不意を突かれ、絡みつかれてしまう2人。
「なんで……もしかして落ちていたスマホから……!?」
「こ、こんな触手引き千切って……な、ぁっ!?」
炎やマーカーで対抗するものの、触手の数があまりに多い。絡め取られて動きを封じられてしまう。
「離してくださいっ……やだっ、入って、こないでっ!」
ルナの愛らしい衣装の中に次々と入り込んでくる触手。触れられた部分がムズムズと反応し、顔が赤く染まってしまう。
「んっ……んっ、変な……あっ、ん、やだっ……!」
「こ、この……でも、わたしの体にはっ、そんなのっ!」
アヤカも動きを封じられるものの、彼女の身体はサイボーグ、触手には耐性がある。激しくもがきながら、脱出の隙を伺う。
「いつぞやの時の教訓で、ちゃんと対策してるんだから。関節部から入ろうったってそうは……ってぇっ、ど、どこにっ!?」
だがこちらでも、触手は衣装の奥に入り込んでくる。機械化されていない部分を狙われて、顔を赤く染めるアヤカ。
「ま、マズ……これ以上は、本当にっ……」
「あぅ……やめてよぅ……このままじゃ……」
粘液の効果も受けているルナは、熱い吐息を吐き出し、目を潤ませる。そんな姿を、獣の大きな目があざ笑っているように感じられて。
「……大きな目? そうですっ!! 目を閉じてくださいっ!」
「っ、え、ええ!」
アヤカにそう呼びかけると、自身のマントへと意識を向けるルナ。星や月の力を宿したそのマントから、眩いばかりの光が解き放たれた。
「っ、やった……!」
「今ですっ!」
閃光に目を焼かれた獣達は怯んで拘束が緩み、その隙を突いてなんとか逃れる2人。当然獣達は再び触手を伸ばしてくるが――。
「もう捕まりません! これでっ……!!」
「吹き飛べぇーーーっ!」
煌びやかなドレスで増幅された降り注ぐ無数の流星と、撃ち込まれたマーカーへと集中する無数の衝撃波。
羞恥と怒りをこめた少女達の攻撃に、獣達はなすすべなく吹き飛び、切り裂かれていく。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
グラディス・プロトワン
※アドリブお任せ・NGなし
端末から敵が出現しているという事はその持ち主がすぐ側にいるはず
無闇に範囲攻撃するのは危険だろう
1体ずつ始末していく方が良さそうだ
予想より数が多いな
UCで討伐速度を上げていくか
消耗が激しい故、手早く終わらせたい所だ
む、地面に違和感が…これはさっき避けた触手!?
触手が絡みついて身動きが…
なっ、身体の隙間から侵入しただと?!
UCによる消耗や負荷もあるだろうが、触手が中で蠢く度に身体が熱くなっていく
このままでは危険だが…なぜか抵抗する気になれん
…そうか、こうやって邪神の眷属に作り変えていくのか
生憎だが俺にその気はないのでな!
しかし、生身の身体ならば耐えられなかったかもしれんな
「予想より数が多いな……だが、無闇に範囲攻撃をすると他人を巻き込んでしまうか」
逃げ惑う人々とそれを追う獣を、機械の瞳で見回すグラディス。
「ならば討伐速度を上げて、1体ずつ始末していくとしよう」
リミッターを解除すれば、全身の装甲から赤い光が漏れる。強烈な加速と共に一気に間合いを詰めると、手にした両手剣で獣の身体を真っ二つに断ち切った。
「消耗が激しい故、手早く終わらせたい所だ」
力強く、そして鋭い攻撃を繰り返し、次々と斬り捨てていく。何体かを倒し、次の標的に向かおうと……した所で、足元に感じる違和感。
「む、これは……っ!?」
避けた筈の触手がいつの間にか足元から近づいており、それが脚に絡みつく。引き剥がすより先に、どんどん伸びてくる触手達。
「くっ、身動きが……なっ!?」
しかもそれが、装甲の隙間から侵入してくる。内部機関を直接弄られる度に、熱くなっていく身体。
「く、くぅ……そうか、こうやって邪神の眷属に作り変えていくのか」
リミッター解除の負荷で身体が重く、そしてそれ以上に、火照っていく身体が抵抗する心を奪う。このまま触手に身を委ねてしまえば、気持ちよく、楽になれる――。
「……生憎だが、俺にその気はないのでな!」
その誘惑を振り払い、触手を断ち切った。そのまま獣本体をも斬り捨てて、千切れた触手を引き剥がす。
「……ふぅ、しかし、生身の身体ならば、耐えられなかったかもしれんな……」
断ち切られて動かなくなった触手を見下ろすと、火照った身体に怖気が走る。これまで以上に慎重に、触手を警戒しながら残りの獣を排除していくグラディス。
大成功
🔵🔵🔵
シルバップ・シノイトビクス
取りあえず、被害を減らすためにも周囲から引きつけないとなりません。
幸い女性を襲いやすいそうですので、こちらが囮となって周囲の安全を確保するのが良いでしょう。
なるべく多数の大触手獣を引きつけ、UCの効果で消耗を防ぎ、千日手に持ち込み、とにかく数を集めることに専念します。
退治はフラニィさん(f04189)に概ねお任せすることになるかと。わたし自身の火力はあまり有りませんので;
……相変わらずフラニィさんも巻き込まれてますね;
お相手はこちらですよ、と……
予定より長く耐久することになりましたが、なんとかなればおっけーです、はい。
フランチェスカ・ヴァレンタイン
シルヴィさん(f00938)と
あの方はこうなると独擅場ですよねえ…
大触手獣を引きつけているシルヴィさんを眺めて呆れとも感心とも取れる嘆息など吐きつつ
光学迷彩を纏って気取られていないうちに然る後の攻勢の準備を――
…あら? 足下で何かが当たる音が…
誰かが落としていったのであろうスマホから飛び出てきた大触手獣に、退避する間もなく絡み付かれてしまいます?
しばらくの間あれやこれやと恥辱の限りを尽くされてしまうかとは思います、が
まあ本来の予定に自分の分で上乗せされたと割り切りましょうかー…
ゆらりと立ち上がり、UCの甘い花の香りと共に噴き出すエーテルの奔流が槍の雨霰となって大触手獣に降り注ぐことでしょう、と
「とりあえず被害を減らさないとですね!」
申し訳程度の布のみを纏った裸身を晒し、獣達と対峙するシルヴィ。意識を集中すると、その全身が輝きを放つ。
「さあ、こちらですよ……!」
刻みつけられた聖痕が、紋章が、豊穣なる人造神の肉体を引き立てる。その肉体に吸い込まれるように、集まってくる獣達。
「んっ……!!」
無数の触手の愛撫が、その輝きで遮断される。だが、這い回られる感覚が全て消える訳ではない。小さく声を漏らし、恥辱に頬を染め……それでも彼女が揺らぐ事はない。
「もっと……もっと来て良いのですよ?
欲をその身に受け止め導くのも、人造神たる者の役割。堂々と立ち尽くしたまま、さらに多くの獣をその身に誘っていく。
(私の火力は乏しいので……後はお任せしますよ、フラニィさん……)
「あの方はこうなると独擅場ですよねえ……」
そんな様子を眺め、呆れとも感心ともつかぬ嘆息を漏らすフラニィ。光学迷彩を身に纏い、攻勢の準備を整える。
「さて、この辺りの獣は全て集まったようですし……」
シルヴィに誘き寄せられた獣達に、しっかりと狙いを定める。体勢を安定させるために一歩脚を引き――コツン、と言う小さな音。
「あら? 何が……んんんんっ!?」
脚をぶつけたスマホから新たに召喚された獣が、無数の触手を伸ばす。退避する暇もなく、一瞬で絡め取られてしまうフラニィ。
「あっ……んっ、くっ、は、んんっ!?」
豊満な肉体に触手が絡みつき、フィルムスーツの隙間にねじ込まれる。敏感な部分を執拗に刺激され、身体を大きく仰け反らせてしまう。
「んっ、あっ、そこっ、は……んぁっ、ん~~~っ!」
「あー……相変わらずですね、フラニィさん……」
甘い悲鳴を上げるその姿を見て、今度はシルヴィが困ったような表情を浮かべる。このままだと、完全に腰砕けになるまで逃げられそうにない。
「お相手はこちらですよ、と……」
秘されし紋章が輝きを増し、獣をさらに誘惑する。より激しくなる触手の動きに顔を赤らめてしまうが、その甲斐あってフラニィを責めていた触手もシルヴィへ引き寄せられた。
「ぁっ……ふっ、んっ……はぁ、はぁ……」
解放されてうつ伏せに倒れ込み、乱れた熱い呼吸を漏らすフラニィ。火照った身体がゆらり、とその身から立ち上がる。
激しい責めに脚をガクガクと震わせ、だがしっかりと二本の脚で立つと、真っ直ぐに獣を見据えて。
「……まあ、本来の予定に上乗せされたと、割り切りましょうか――」
彼女の、そしてシルヴィの熱い恥辱の火照りがエーテルに変換され、甘い花の香りと共に放出される。味わった恥辱の量を示すように、空を埋め尽くす輝き。
「さあ……お返ししますわね。どうぞ、受け取ってくださいませ?」
輝きはそのまま鋭い槍へと研磨され、雨霰となって降り注ぐ。獣達は例外なく全身を刺し貫かれ、何度かの痙攣の後動きを止めた。
「……ふぅ。予定よりお待たせしてしまいましたわね、シルヴィさん」
「まあ、なんとかなればおっけーです、はい」
獣達の触手に長く耐え続けたシルヴィに謝意を示すフラニィ。
それにシルヴィは首を振り――予想通りでしたし、と言う言葉は、微笑んで心の中に秘するのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 冒険
『邪神系ネットサーフィン』
|
POW : 総当たりの力技で情報を探す
SPD : 精神対策を重視して情報を探す
WIZ : 内容を分析して効率的に情報を探す
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
獣達を排除する事に成功した猟兵達。
幸い襲われた女性にも深刻な身体的被害はなく、UDC組織に保護される。事後の精神的な恐怖の方も、記憶処理でなんとかなるだろう。
「ええっと……確かブックマークを……」
救出された女性の中にいた第一発見者の女子大生が、スマホを弄ってサイトを表示する。一見すれば普通のオカルトサイト、だが特定の操作をすると裏ページに繋がるようになっている。
そしてそれは、邪神の眷属を召喚するための儀式にもなっているのだ。
「まあ、これに懲りて、怪しいサイトには繋がないようにします……助けてくれてありがとうございました」
そう言って組織員に連れられていく女子大生を見送ると、猟兵達は近くにあるネットカフェに向かう。
UDC組織がすでに買い上げているため他の客はおらず、多くのパソコンがネットに繋がっている。
アドレスを入力すれば、情報通りのサイトが表示された。
ここから裏ページに侵入すれば、眷属を誘き寄せる事が出来る筈だ。
ただし――その過程で表示される『他人に見せたくない』物に、耐えなければならない。
アヤカ・ホワイトケープ
さっきはひどい目に遭いかけたわ…ええと、今度はUDCを誘き出すのよね
確か手順はここからいくつものページを閲覧して、特定の操作を行う…と
他人に見せたくない物、わたしは特にそう言うのは…あら?
わたしの姿?あ、次の画像が…っ!?
な、何よこれ…わ、わたしの体の中身が全部透視されて丸見えに…!?
しかもどんどん詳しい情報まで追加されて…!
この体の事を知っているのはUDC組織の人と知人の猟兵だけなのに…
この姿を音楽教室の子達とか、親しい人に見られたら…何て言われるか…!
ここは気を強く持って、この体になったのも『そうしなければ死んでいたから仕方ないと割り切って』、自分と向き合う事で耐えるわ…
でもこの体の事は…
「さっきはひどい目に遭いかけたわ……」
先程の事を思い出して恥じらいつつも、紙一重で助かった事に胸を撫で下ろすアヤカ。心を落ち着かせると、ブースに入ってパソコンの前に座る。
「ええと、確か手順はここからいくつものページを閲覧して、特定の操作を行う……と」
予知と情報の通りにパソコンを操作し、いくつものリンクを辿っていく。このまま進めば、『他人に見せたくない物』が見える筈だ。
「でも、わたしは特にそういうのは……あら?」
と、画面に映し出されたのはアヤカの姿だ。何の変哲もない、正面からの立ち姿。
「どういう事? 別に写真を取られたくらいじゃ、恥ずかしくなんか……えっ?」
そして、その画像が変化し、皮膚が半透明に変化する。露わになっていく彼女の――サイボーグの体内。
「な、何よこれ……え、ちょっと、やめてっ……!?」
機械の骨格と、それを覆う人工筋肉。体内に埋め込まれた装置や、代替の臓器。どれも決して、普通の人間ではあり得ない姿。
「この身体の事を知っているのは、UDC組織の人と知人の猟兵だけなのに……」
さらに、どんどん詳細なデータが追加される。これも当然、人としてはあり得ない数値。
「この姿を音楽教室の子達とか、親しい人に見られたら……」
自分の身体が人間ではない事が、否応無しに見せつけられる。自分を人間として見ている人達の顔が浮かぶ。この事実がもし知られたら……その顔が、どのように変わるのか。
「……仕方ないわ、こうならなければ死んでいたんだもの……」
自分にそう強く言い聞かせ、気を確かに持って画面を見つめるアヤカ。だが、データが詳細になればなるほど、それを知られた時の恐怖が否応無しにその脳裏に浮かんでいく。
大成功
🔵🔵🔵
郁芽・瑞莉
※NGなし・アドリブOK
パソコン操作の為、男性職員と共に。
閲覧で画面上に表示されるのは読み取られた、
これまでの瑞莉のやってきた淫らな経験の動画。
客観的に見せられて淫らに堕ちてきている事を突き付けられて、
そうじゃないと首を振って否定するが。
服を押し上げて尖る先端にトロトロと蜜を吐き出す身体。
職員は目の前の女が快楽に弱い事を知ると、
動画によってギンギンになったモノを見せて。
責任を取ってくれとの言葉に、
画面を向いたまま四つん這いでお尻をくいっと上げて振って。
そうして迎い入れて激しく突き込まれ、
動画に対して男性の言葉攻めと感想を言い合いながら。
召喚が終わるまで何度も白濁液を注ぎ込まれ気をやりますよ。
「すみません、手伝って頂いて」
「いえ、これも仕事ですので」
男性職員と共にブースに入り、パソコンを操作してもらう瑞莉。リンクをクリックすると、動画が表示される。
「おや、これは……」
「あっ……」
それは、過去の瑞莉が、淫らに悶える姿。撮影などした記憶は(あまり)ないにも関わらず、鮮明に映し出される。
「随分と乱れていますね……」
「い、いえ、その……は、早く次の……えっ!?」
次のページも、そのまた次のページも、瑞莉の乱れた姿ばかり。動画の下には日付が表示され、過去から現在に徐々に近づいている。
「……日付が進むにつれて、より淫らな姿になっていますね」
「そ、そんな事はありませんっ」
否定して首を振るが、胸元には2つの突起がしっかりと浮かぶ。脚の間からは濡れた音と甘い匂い。
「……自分の淫らな姿を見せつけられて、感じてしまいましたか?」
「ち、違います……ちがっ……!?」
それを見た職員はズボンのチャックを下ろす。逞しく隆起したその柱に、目を奪われてしまう瑞莉。
「あなたのせいです。責任を取って頂けますか?」
「う……」
丁寧な言葉遣いが、逆にその羞恥を刺激する。画面を向いたまま自然とお尻を持ち上げてしまい……そこに容赦なく突き立てる職員。
「さて。今はどれほど乱れるようになっているのでしょうね」
「んひぃ、ひっ……ひぃっ!?」
激しく突き上げられる度に悲鳴を上げそうになり、隣のブースに聞こえないように必死に噛み殺す。
「ほら、この動画ではもっと乱れていますよ。ちゃんと腰を振ってください」
「は、はひぃっ……はっ、ああっ……んっ!」
慇懃無礼に瑞莉の身体を貪る職員に、幾度となく注がれ、気をやってしまう瑞莉。その度に気付けされ、だらしなく快楽に喘ぎ溺れていく。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎
■行動
成程、此方ですかぁ。
それでは、何とか[恥ずかしさ耐性]で耐えつつ、調査しますぅ。
その際に流れてくる画像ですが。
表計算ソフトの画像とグラフ、ですかねぇ?
……3サイズや体重の変遷データ、です?
『反動』や[大食い]時のカロリー等でかなり変化が激しく、確かに恥ずかしいですぅ。
そして、リンク先では何やら肌色で覆われた画像と、明らかに桁のおかしい数字が?
こ、これは「【豊連】の連鎖で『反動』の繰返しに、何処まで体が耐えられるかの実験をしたとき」の画像?
1回は『胸の肥大』、もう1回は『肥満』の形で発生、何方も後ろに写る山と同等以上のサイズになったのですよねぇ(遠い目)。
「……これは……表、ですかぁ? 画像とグラフ……ですかねぇ?」
どんな物を見せられるのかと身構えていたるこるの前でモニターに表示されたのは、そんな画像。やたらと数値の変化が激しく、ジグザグのラインが目立つ。
「ええと、この数値は……3サイズと、体重の変遷……な、なるほど、なるほどぉ」
ユーベルコードの反動によるカロリーの過剰摂取や過剰吸収、そしてその消費。それを見せつけられるのはなかなか恥ずかしい。
と言うか、コンプレックスの大きな胸やお尻の数値を見せつけられるだけでも十分に恥ずかしい。
「ま、まあ調査のために、我慢ですぅ……ええと、このリンクは?」
嫌な予感はするが、それを堪えてクリックする。表示されたのは……肌色一色の画像。
「? なんでしょうかねぇ?」
やはりすぐには理解出来ずに画面をスクロールすると、そこにも数値が表示される。やはりスリーサイズと体重のようだが、にしては少々桁がおかしい。
だが、るこるには一つ心当たりがある。
「はっ……こ、これは……連鎖の反動を試す負荷実験の時の……!?」
次のリンクをクリックすると、少し引いた画像が表示される。肉塊としか言いようのない、3つの塊がどん、どん、どーん、と並んだその姿。上の2つが胸で、それを乗せた一番大きな塊が、お腹だ。
そしてその背後に山が見えている。と言うか山と同じくらいの大きさになっている。ただの巨大化と違い、あくまで肥大化したのは胸とお腹だけ、手足や顔は目を凝らさないと見えない。
「こ、これは確かに、恥ずかしいですねぇ……」
遠い目をして、周囲の視線を意識してしまうるこる。特に胸やお腹に、誰も見ていない筈なのに視線を錯覚する。
大成功
🔵🔵🔵
白銀・ゆのか
【恋華荘】
(POW行動)
おびきだす為とはいえ…
ぅー、隠したい思いとかを暴かれるかもしれないのよね…。
と、とりあえず総当たりで……って、ぇー!?
(昔…思春期入りたて真っ只中で、羅刹的な感情に振り回されていた頃…しかもよりにもよっていちごを初めて押し倒しちゃった時と思しき画像が…)
「わ、わ、わー!?見ちゃダメ他の人もダメだけど特にいちごはだめー!?」
思わずハンカチかなにかで画像一部でも隠し覆おうと…
(スマホから)『もう逃がさないんだから…いちご、美味しそう…♪』
まさかの動画データですー!?
『い、たぁ…♪えへへ…入っちゃいました…こっ、ちも…ぎゅーって…ほらぁ…♪』
やめー!?過去の私やめてー!?
アイリス・ヴォルフェルト
【恋華荘】
うっ、うぅ……なんで私までこんな目に……
あんな場所であんなことを、本当にお嫁にいけません……
『他人に見せたくない』ものですか?
はて?なにが出てくるでしょうね?
へぁ!?思わず変な声が出るぐらい驚いてしまいます
なにせそこに映ったのは、まさに暗黒騎士といった黒く染まった姿の私です
嗜虐的で淫靡な笑みを浮かべて、えっと、その、えっちなアレなことしてる私です
え?なにこれ?記憶にないですよ!?……あ、いや?あるような?
敵に操られて乙女散らしてしまった場面……では、ないですね?
なら、これに心当たりは……夢みたいな感じで薄っすらあるような?
え?え?いや、本当になにこれ?私だけど私じゃないですよ、これ!
マイエ・ヴァナディース
【恋華荘】
【アム・サーヴァントモード】継続
※アドリブ歓迎
※前章で2人が処女散華を受け容れた理由明示
◆マイエ
「いちごさん、いちごさぁんっ…」
映るのは寮で温泉中のわたくし
ですがコレは先日彼と依頼に行った時
胸を揉まれ昂った挙句愛車の中で抱き合った後
知識もなく想った末、初めて淫らに慰めた夜の…
「わたくし…こんな事、イケないのに…ひぁあっ」
当時は純潔こそ無事でしたが、その想いが今日に!?
◆アム
『…お嬢様は、切なげに彼の名を呼ぶばかり』
次は私…先のお嬢様、行為の意味を測りかねた夜
『先日も愛車の中、お二人共幸せそうでしたが…』
何故かメイド姿で真意を想う、私の頬も紅い
まさか、彼の寵愛を欲していたのでしょうか?
彩波・いちご
【恋華荘】
正気に戻った後、全員で同じ個室に
サイトが表示される前にまず、皆さんにさっきのことを謝るのですが…
…サイトには、さっきの私の狼藉が赤裸々に映し出されて
「わーっ。わーっ!?」
さすがに皆さんを凌辱してる私の姿とか客観的に見せられるの辛すぎますううう!?
「あわわ…私本当になんてことを…」
そのまま土下座して謝ります…
…って、様子が
サイトを見直すと画面が変わってて
ゆのかさんに押し倒される私たちの初めてとか
流江さんやマイエさんが自分で慰めてる行為とか
アイリスさんの堕ちた姿とか
セナさんとの初対面(悪人に命じられるまま襲ったやつ)とかが次々と…
「あわわわ…」
真っ赤になって硬直するも目が離せなかったり…
彩波・流江
【恋華荘】
(アドリブ歓迎です!)
皆で一緒に閲覧です
いちごさんの中の邪神と思しき気配に気づいて以降、どうしても気になってしまうせいか、土下座されても少しよそよそしい雰囲気で接してしまって…
しかし私の隠したい事が画面に表示されてしまえば、そんな感情も一時吹き飛んでしまいます
グリードオーシャンに行った時の依頼で、原住民の方にメガリス(前用のゴーヤ型、後ろ用の数珠型、貞操帯型)をいただいたのですが…
その…捨てるワケにもいかず持って帰ってしまいまして…け、決してクセになってしまったからではなくてですね!?
い、依頼先で汚されてしまう機会もあったので、それらを使って耐性を身に付けておこうと…(ごにょごにょ)
セナ・レッドスピア
【恋華荘】
先ほどはいっぱいやられちゃいましたけど、
気を取り直してサイトを使って眷属をおびき寄せましょうっ!
…そしてそこで映ったのは…
はだけたメイド服に、首輪をつけた私と
同じ服装のいちごさんが…
そしていちごさんに口づけをされて、押し倒されて…
そのままいけないことをされちゃう姿が…!?
いちごさんとの初対面の時の(いきなりハードモードな!?)
光景が映し出されて、その時の記憶が蘇り
気恥ずかしさまっくすになっちゃって
思わずディスプレイの前に出て、みんなの視界を塞いじゃいそうに!?
でもそうしちゃうと眷属が現れないかも、と思い
ぐぐっと我慢して…
「クライマックス」な所までみんなに見られちゃう事に…!?
「すみませんっ!」
「うっ、うぅ……なんで私までこんな目に……」
同じブースに入った恋華荘の仲間達に、全力で仲間達に頭を下げるいちご。だが、一番ショックを受けているアイリスは、壁にもたれ掛かってがっくりと落ち込んでいる。
「と、とにかく気を取り直して、サイトを使って眷属をおびき寄せましょうっ!」
自分も恥ずかしいが、とにかくこの空気を変えようと、サイトのリンクをクリックするセナ。ページが遷移すると、動画ファイルが起動する。
『いーやー! こ、こんなの、んぁっ、ああああっ!』
「わーっ。わーっ!?」
映し出されたのは、まさに先程のいちごがアイリスを襲う場面。邪神の力か、鮮明な映像と音声ではっきりと映し出される。
「本当にお嫁にいけません……」
「あわわ……私本当になんてことを……」
ずるずると崩れ落ちていくアイリスと、土下座するいちご。当然動画は他の相手との行為も映し出していき、その度にいちごの額は床に埋まらんばかりだ。
「本当に、本当にすみませんっ……」
全力の謝罪だが、流江はどこかよそよそしくそれを見下ろす。いちごにされた事が許せない……と言う訳ではなく。
(さっきの、あれは――)
いちごに襲われた時に感じた、禍々しい邪神の気配。神である流江にとっては看過出来ないものだ。
(もしいちごさんの中にあのような邪神が潜んでいるというのなら……私は――)
『どうしましょう……持って帰って来てしまいました……』
などと言う悩みを吹き飛ばす声が、画面から響き渡る。どうやら別の動画に切り替わったようだ。
「……え?」
『で、でも、仕方有りませんよね、捨てる訳にはいきませんし……』
画面に映るのは流江自身。その手に握られているのは太くゴツゴツとした――。
「……ゴーヤ?」
「い、いえ、これはっ、その、グリードオーシャンの依頼で頂いた、メガリスでっ」
顔を上げ、画面を見つめて首を傾げるいちご。必死に言い訳する流江だが、画面の中では服をずらし、そのゴーヤを大事な所へと――。
『せっかく……持ち帰ったのですから……ん、んん、ぁっ……!』
「こ、これはそのっ……け、決してクセになってしまったからではなくてですね!?」
いくら言い訳した所で、ずぶりと突き刺したその姿を見られてしまえば、どう有っても誤魔化せない。画面内の流江は淫らに喘いで顔を赤く染め、画面外の流江は恥ずかしさで顔を赤く染める。
「あ、あわわ……流江さん……」
「い、依頼先で汚されてしまう機会もあったので、耐性を身に付けておこう、と……」
果たして耐性は身についたのか。それは、快楽に溺れて激しくメガリスを動かす画面内の姿を見れば、おおよその見当は付くだろう。
「ぅー……だ、大分恥ずかしい……のが映るのね」
画面内外の流江を見比べながら、落ち着かない様子のゆのか。動画の内容もなかなか衝撃的だが、他の面々にとってはいろいろ他人事ではない。
「おびきだす為とはいえ……せめて割とマシなので頼むわよ……?」
動画が終了し、新たなページへのリンクが表示される。願うようにそれをクリックするゆのか――果たして発言がフラグだったか、画面内にはゆのかの画像が表示される。
一見すれば普通の姿で、何も恥ずかしい所はない。だが少し幼い感じと言うか、ツンとした印象があると言うか――。
「……あれ、このゆのかさんって……」
「わ、わ、わー!?」
いちごの疑問の声を大声で打ち消すゆのか。画面内に映っているのは、昔の、羅刹の感情に振り回されていた頃の……わかりやすく言えば、思春期の彼女の姿だ。
「と、とにかく別のページ……わーっ!?」
慌てて次へのリンクをクリックすると、今度は、いちごを押し倒そうとする姿が映し出される。それもおそらく、いや、間違いなく、初めての時だ。
「あわわ……」
「よりにもよってー!? 見ちゃダメ他の人もダメだけど特にいちごはだめー!?」
思わず、ハンカチで画面を隠してしまうゆのか。とりあえず画像なので、これでなんとか――と、胸をなでおろした所に、響くメール着信音。
『もう逃がさないんだから……いちご、美味しそう……♪』
「まさかの動画メールですーっ!?」
スマホから自動再生される動画。両手で隠しても声がブース内に響き渡る。停止させようとするが、どこをタップしても止まらないし音も消えない。
『い、たぁ……♪ えへへ……入っちゃいました……。こっ、ちも……ぎゅーって……ほらぁ……♪』
「やめー!? 過去の私やめてー!?」
もう耐えられないと、頭を抱えて机の下に沈んでいくゆのか。モニターにかけたハンカチがはらりと落ちると、すでに次のページに移っていた。
『はあっ、んっ、凄く気持ち良さそう……。アレを中に入れたら、わたしもきっと……』
「私の声っ!?」
先に沈んでいたアイリスが、入れ替わりに机の下から出て来る。そういえばさっきの動画はいちごの恥ずかしい姿で、アイリス自身のはまだだった訳だが。
『んっ……はっ、んっ……んんっ……♪
「え? なにこれ? 記憶にないですよ!?」
画面内のアイリスは、暗黒騎士の如く黒く染まり、普段彼女が浮かべないような淫靡な姿で、自らの大事な場所を弄り回している。心当たりのない姿に混乱するアイリス。
「……あ、いや? あるような? ……いちごさん?」
「あぅ、あぅ」
だが、妙に胸騒ぎがしている。画面から目が離せないいちごも、どうやら心当たりがあるようで、それが余計に記憶の片隅を刺激する。
「夢みたいな感じで、うっすらと……敵に操られて……乙女散らして……?」
『あはっ、いちごさんのそこ、まだまだ元気だね。それでわたしの純潔、奪って欲しいなぁ』
そんな記憶を強く刺激するように、画面内ではアイリスがいちごを誘う。記憶にない、のに覚えがある、不思議な光景。
『んっ、はぁっ……いちごさんっ、こ、これがっ……は、ぁっ、いちごさんのっ、あっ』
「え? え? いや、本当になにこれ? 私だけど私じゃないですよ、これ!」
恥ずかしがれば良いのか困惑すれば良いのか。画面内ではいちごがアイリスに覆いかぶさって激しく腰を動かしており、画面外ではいちごが目を真ん丸に見開いている。
「これが、アイリスさんの初めてなのですね……」
「いや、だから、私じゃなくてっ!?」
そして同様にそれをまじまじと見つめるのはマイエ。彼女も先程初めてを散らしたばかりであるだけに、興味津々。そしてその視線に応えるように、次の動画は彼女が映し出される。
『いちごさん、いちごさぁんっ……』
「あら、これは……?」
見慣れた光景である寮の温泉に浸かっているマイエ。だがその頬は熱く火照り、その手が湯船の中で動く。
「これは……先日、いちごさんと依頼に行った夜……」
「あ、あぅ、その節は……いえ、その節も本当に……」
胸を揉まれ昂り、愛車の中で抱き合った日。醒めぬその熱を鎮めるべく、初めての行為に耽った夜。思い出せば、その身体があの時の火照りを思い出すかのよう。
『わたくし……こんな事、イケないのに……ひぁあっ……』
「ああ、そうですのね、この日の想いが今日に……!」
だから先程いちごを受け入れたのだと、自らの行為への理解を得る。気まずそうにしつつも動画から目を離せないいちごを見つめあ、あの時の火照りを思い出すかのようだ。
『何故あの時……お嬢様は、切なげに彼の名を呼ぶばかり』
「あら、次は私ですか?」
動画はアムの姿も映し出す。マイエの真意を測りかね、その悩みを口にした時の事。
『先日も愛車の中、お二人共幸せそうでしたが……』
「……あの時の私は、このような顔を?」
ただ疑問を口にしているだけのようで、その顔は明らかに赤く火照っている。目を潤ませ、何かを期待するような、陶然とした表情。
「私も、寵愛を欲していたのでしょうか……?」
「……そ、その……」
一人物思いに耽るその姿は、恥ずかしい姿とはまた別の意味で気まずい。アムにじっと見つめられ、視線を逸らしてしまういちご。
「……さ、最後は、私ですね」
そして最後に残ったのはセナ。当然見たくはないが、仲間達の動画を見せられながら焦らされると、もう早く解放してくれと言う気分にもなる。
「いったいどんな……あっ!?」
そうして映し出されたセナは、形の良い乳房がはだけたメイド服姿。恥じらい悶える彼女を、同じ姿のいちごが抱き締める。
「これは、いちごさんとの初対面の時の……」
画面の中では唇を奪われ、艶めかしい水音と漏れ出る熱い吐息の音が響く。赤くなって力の抜けた彼女を、いちごが押し倒し、覆い被さっていく――。
「うぅ、き、気恥ずかしさまっくすですぅ……!」
「これは、その、悪人に命じられて、仕方なく」
画面を隠したいと言う思いと、隠したら眷属が現れないかもと言う思いの間で葛藤し、ぷるぷると身体を震わせる画面の外のセナ。当然いちごの方も同様で、必死に弁解する。
「ええと、確か、この後は……あっ」
「あわわわ……」
そして画面内では、いちごがセナの服を剥ぎ取り奪っていく。裸身に覆いかぶさり、反り立つ男の証を、先程のように最後まで――。
「み、見ないで……くださいぃ……」
「あわ、わ、その、ほんと、すみませんっ……」
セナに謝りながらも、やっぱり目の離せないいちご。結局動画を全部見てしまった――逆に言えば女性陣はみんな、いちごにしっかりと見られてしまった事になる。
「……って言うか、流江さん以外全部私絡みですね……!?」
普段からどれだけえっちな事をしているかと言う、その証拠であろう。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
弥久・銀花
アドリブ、他の人との絡み、ピンチシーン歓迎です
まるで記憶処理された様な感じで何も覚えていませんが、きっと記憶に残らないくらい楽勝だったんでしょう
さて、原因の究明ですね
情報と言えば、使用者のコメントとか書き込みとか感想とかですね、探してみましょう
「モンスターを召喚するオカルト情報探しています+撃退方法求む」っと
・
・
・
何なんですか、嘘ばっかり!
私が縛られたり拘束されて締め付けられるのが好きだとか、触手に巻かれて悦んでそうとか……、まったく!
ん? 動画ですか? どうせウイルスでしょうけど人のパソコンですし問題ないので、ポチっと
(ついさっきの銀花の動画)
赤面しながら無視できない煽り攻撃で言い返します!
「む、何も覚えていません。まあきっと記憶に残らないくらい楽勝だったんでしょう」
いつもながらに、根拠もなく自信満々な銀花。あまりにひどい目にあったので記憶処理されただけなのだが。
「さて、このサイトですね。使用者のコメントとか書き込みとか感想とかがあれば、情報収集出来そうなんですが」
そんな事を考えながら操作をしていくと、都合良く表示されるコメントページ。スレッド名は『白い髪の片目狼女について』。
「……ん? 私の事ですか? 『縛られたり拘束されるの好きそう』『締め付けられたくて闘ってるんじゃね』『触手に巻かれて悦んでるだろ』……何ですかこれ!」
羅列されるコメントは当然、銀花に対する罵倒ばかり。憤った表情を浮かべて画面を睨む。
「まったく、嘘ばっかり……ん?」
そして今まさに、新しいコメントが追加される。コメント自体はやはり銀花への罵倒だが、そこには動画も添付されており。
「ふむ、どうせウイルスでしょうけど人のパソコンですし問題ないので、ポチっと」
『っ……あ゛……お゛……!!』
気軽に開いた途端、表示されたのはまさに、先程の銀花の姿。記憶からは消されていても、身体の方がそれを思い出し、疼きと痛みを錯覚する。
『お゛……ぁ……』
「~~~~~~~~っ!?」
さらに動画上には大量の、銀花を嘲笑うコメントが流れていく。声にならない叫びと共に、反論のためキーボードを叩く銀花。
「く、草ばっかり生やさないで下さい! わざと負けてる……? 誰がですか!?」
当然、反論すればするほど、何倍もの罵倒と嘲笑が帰ってくる。煽りは得意でも、煽られるのは得意ではないのか、すっかり頭に血を昇らせてしまう。
大成功
🔵🔵🔵
相馬・雷光
アドリブOK 純潔奪うのはNG
組織のバックアップがあるんなら使わない手はないわ
私が操作するから、あんたはセンサー見てて、あんたはカートリッジの予備持ってて、あんたはカメラ貸すから状況の記録(撮影)ね
よっし、完璧! 行くわよ!
センサーに感あり? あ、こっちも動画が再生……こ、これ、こないだのヒーローズアースの!?
(脚を開いて尻を見せつけて、何人もの男神を尻で相手している無修正動画)
他にも戦闘中に毒で失禁したり、バニー服で踊らされて純潔の膜を晒されたり……碌でもないのばっかね私の記録!?
……その、あとで同じことさせてあげるから……全部忘れなさい
(ヤることヤって後日結局ネットに動画を流出される)
「組織のバックアップがあるんなら使わない手はないわね」
UDC職員達に矢継ぎ早に指示を出す雷光。職員たちは従順にそれを受け入れると、機材を設置し、予備のカートリッジも受け取っておく。
「ちゃんと状況の記録もしてるわね? ……よっし完璧。行くわよ!」
カメラの起動を確認すると、サイトにアクセスする雷光。しばらく操作していると、センサーが邪神の力に反応する。
「早速感あり? この動画ね……ってぇ!?」
表示された動画は、先日のヒーローズアースでの依頼。足を開き、尻を突き出し、何柱もの男神を誘う雷光の姿だ。
「ちょ、ちょっと、見るんじゃないわよっ……って、今度はっ!?」
慌てて職員を追い払おうとするが、それより先に別の動画が再生される。今度は、毒で全身を弛緩させ、だらしなく漏らす姿。
「碌でもないのばっかね私の記録!?」
バニー服で純潔の証を晒す姿やら、何やら……出てくる動画の全てが、痴態と呼ぶべきものばかり。そして、それを見ていた職員達は、一部を固くいきり立たせていく。
「その。あとで同じことさせてあげるから……全部忘れなさい」
こちらを見つめる職員の視線に顔を赤くし、視線を反らす雷光。その言葉に職員は、雷光の身体を抱き締める。
「あ、あとでって、言って、んっ、ちょ……ああっ!!」
そのまま職員の上にお尻で座らされ、腰を振らされる。激しい突き上げの一方で、別の職員にはお腹をマッサージされ、こみ上げてくるそれに耐えられない。
「ふぁ、ぁ……ああっ……!!」
自身の動画をBGM代わりに、新たな痴態をカメラに記録されていく雷光。
後日、その記録が何故かネットに流出する事になるのは、また別の話である。
大成功
🔵🔵🔵
春霞・遙
邪教徒に接触を図るために犯されたことでもなく、変態人狼吸血鬼に唇を奪われたことでもなく、よりにもよってこれかぁ。
そんな恥ずかしい出来事より、確かにこっちのほうが身近な人たちには 見せたくない 。
上司から命ぜられた、邪教徒や手遅れと判じられた人物の殺害の仕事。情報秘匿のために躊躇いなく罪のない命を奪うところ、その報告書。
さて、その時のカバーストーリーはなんだったか。「爆弾テロ」「行方不明」「事故死」「病死」「救急搬送後の死亡」「死産」。
記憶消去銃と【心を喰らう触手の群れ】によって関与の痕跡とわだかまりや罪悪感を消し去るまでが流れ。
延々と人を殺す場面を見せられるなんてまったくもって面白くもない。
「よりにもよってこれかぁ……」
サイトに表示された動画を見て、思わず頭を抑える遙。
「邪教徒に接触を図るために犯された事とか、変態人狼吸血鬼に唇を奪われたこととか……他にも結構あったと思うんだけどなぁ」
まあそちらが表示されても、あまり良い気分はしなかっただろうが。画面に表示されているのは、UDCエージェントとしての『仕事』――殺害処分の動画だ。
「まあ、確かにこっちのほうが身近な人たちには 見せたくないね……」
一般人として生活していた隠れ邪教徒。手遅れと判断された善良な『元』一般人――被害拡大阻止の名の元に、躊躇いなくその命を奪う己の姿。添付された報告文章には、『処置』や『処分』と言った無感情な言葉が並ぶ。
「そして、カバーストーリー……か」
『爆弾テロ』『行方不明』『搬送後の死亡』『死産』――記憶消去銃と身に宿した触手によって事実を塗り潰し、痕跡を抹消し、全てを書き換える。時には、その事実に付随する感情すらも。
犠牲者の友人や家族は、犠牲者が誰にどうして殺されたのか、その真実を知る事は決して無い。
他者の、特に弱者への滅私奉公、それが彼女の生きる原動力だ。だが、『処分』して来た者達もまた弱者と言う、矛盾。
しかしUDC組織への忠誠をも刷り込まれた彼女にとって、その任務を拒否すると言う選択肢も存在しない。
「……まったくもって面白くもない」
動画を閲覧し続けるほど、心が冷たくなっていくのを感じる。吐き捨てるように呟きながら、それでも、組織のために閲覧作業を続ける遙。
大成功
🔵🔵🔵
アイ・リスパー
「ネットの調査でしたら私の得意分野です!
ここは万全な状態で調査に望みましょう」
ネットの動画サイトに接続。
私の生配信を見てくれている人々にお願いして【並列計算】を実現させ、情報処理能力を向上させます。
「これだけの処理能力があれば、サーバーのハッキングも容易ですっ!」
演算能力にものを言わせてサーバー内のデータを漁っていきますが……
出てくるのは、私の裸や犯されてるときの恥ずかしい写真や動画っ!?
「なっ、なんでこんなものがサーバー上に……!?
って、並列計算中でしたっ!?」
恥ずかしい動画の流れる画面が生配信された上に、借用しているパソコンにデータが流出し……
「いっ、いやぁっ、見ないでくださいーっ!?」
「ネットの調査でしたら私の得意分野です! 皆さん、よろしくお願いしますね!」
強い自負を元に、万全な調査を行おうとするアイ。下準備として動画の生配信を行い、視聴者のパソコンを自身の万能コンピュータに接続する。
「この情報処理能力があれば、サーバーのハッキングも容易ですっ!」
並列計算によって全てのパソコンを同時に稼働させ、サイトの表ではなくサーバーへと直接アクセス。奥に隠された動画ファイルが次々とダウンロードされていく――が。
『んっ、あっ……ああっ、んっ、ダメ……んっ、んぁぁっ……』
「な、なんでこんなものがサーバー上に……!?」
そのダウンロードされた動画は皆、アイの恥ずかしい姿ばかり。裸身を晒し、犯され、だらしなく喘ぐ姿が次々と再生される。
「な、なんでこんなものがサーバー上に……って、並列計算中でしたっ!?」
当然、その動画は全世界の視聴者に配信されている。回線の向こう側では全ての視聴者がアイの痴態を見ており、痴態に興奮するコメントも流れてくる。
『お宝画像流出中』
「いっ、いやぁっ、見ないでくださいーっ!? アドレスを流すのもダメー!?」
しかも視聴者のパソコンとサーバは直接繋がっており、配信を止めても回線を切断してももう手遅れだ。動画だけではなく、様々なデータがそれぞれのパソコンにダウンロードされ続ける。
『あああっ……ダメ……もっと……んっ、んぅぅっ……♪』
「だめ、ダメですからー!? もっとじゃないですー!?」
動画の中で快楽に溺れる一方、動画の外では羞恥に悲鳴を上げるアイ。いかに優れた計算能力でも、この状況を打破する方法は思いつきそうにない。
大成功
🔵🔵🔵
アナスタシア・ムスハルト
アドリブOK
こういうのには疎いから、職員さんに手伝ってもらうわねぇ
ぱそこんを操作する職員さんの太腿の上に子供みたいに座るわぁ
まぁ、実際3歳児程度の身長なんだけど
今までに受けた人間やらゴブリンやらに集団で使い回された動画が次々表示されちゃう
気持ちいいから受け入れてきたけど、改めてじっくり見ると恥ずかしいわねぇ
お尻の下で職員さんのが硬くなってるのに気付いて、お尻を押し付けて「誘惑」
興奮してるの? こんな小さな子供相手に? 変態さんなのねぇ?
画面の中の自分の痴態を見ながら、深々と奥まで貫かれる
先の戦いで淫毒をたくさん注ぎ込まれたから、胎の奥まで敏感状態
調査はぁ、安全のために時間かけてゆぅっくり、ねぇ
「こういう、ぱそこん? には疎いから……よろしくねぇ」
「はい、もちろんです」
職員に操作を任せ、その太腿の上に腰掛けるアナスタシア。小柄なドワーフの身体のせいで、まるで親子のような姿だ……もちろん、一部の膨らみを除いてだが。
「では、アクセスします」
「お願いするわぁ……あら」
サイトにアクセスし、指定のページに接続すると、画面に映し出されるのはアナスタシアの動画。人間やゴブリンにその身体を使い回され、ドロドロに白く染まった顔を晒していて。
「気持ちいいから受け入れてきたけど、改めてじっくり見ると恥ずかしいわねぇ……」
そう言いつつも楽しそうにそれを閲覧するアナスタシア。そしてお尻を少しずらし、後ろの職員に……その固くなっている部分にぎゅっ、と押し付ける。
「興奮してるの? こんな小さな子供相手に? 変態さんなのねぇ?」
「はっ……それ、はっ、そのっ……」
くすくすと小悪魔めいた笑みで見上げれば、職員は顔を赤くする。そんな彼を、『子供』にしては大きなお尻で、さらに誘惑。
「……良いのよぉ。この動画みたいにして……んっ、あっ♪」
「な、ならっ……遠慮なくっ、んっ!」
職員はアナスタシアの私服をたくし上げると、ずんっ、と一気に突き立てる。先程受けた淫毒と動画の痴態ですでに興奮していたアナスタシアは、それを奥まで受け入れて。
「はぁ、はぁ……調査はぁ、安全のために時間かけてゆぅっくり、ねぇ……んんっ」
「は、はいっ……ゆっくりとっ、んっ、はぁっ……!」
動画の内と痴態を競うかのように、激しく腰を振り合う2人。狭いブースに、甘い声と濡れた音が響き渡る。
大成功
🔵🔵🔵
クロエ・アスティン
シャワーを浴びて奇麗になってからいざ調査であります
ぱそこんもいんたーねっとも詳しくないので職員の方が作ってくださった詳細な手順書を見ながらやっていくであります。
慣れない手つきでぽちぽちとクリックしていくと何やら動画が再生されて……
それは少し幼い自分が山賊達に裸でご奉仕する場面で……ひぃ、な、なんでこんなのが!?
やがて自分のことをお気に入りと称していた豚面の大柄な山賊に襲われるところが無限ループで再生
しかもイヤホンが外れていたのか自分の嬌声がとなりのブースまで響く感じで漏れ出します
やだやだやだと動画を止めようとするけど、操作手順が分からずいつまでも再生され続けるのでした
※アドリブや連携も大歓迎
「ふむふむ……ぱそこんもいんたーねっとも、難しいでありますな……」
職員に作って貰った手順書を片手に、拙い手付きで操作するクロエ。ぽちり、とリンクをクリックすると、動画ファイルが開かれる。
『ぁっ……ふぁっ、ぁっ……んっ……』
「ふぇっ!? な、なんで自分が……えっ!?」
動画に映っていたのは、今より少し幼いクロエの姿。顔を赤くして、とろんとした表情で――彼女の周囲にいるのは、粗野な山賊の男達。
「な、なんでこんなのが!?」
裸身を晒し、言われるがままに男達に奉仕するクロエ。それは彼女にとって、かつての忌まわしい記憶に他ならない。
「と、止まるでありますっ、止まっ……ひぃぃっ!?」
『ぶふふ……今日もたっぷり奉仕してもらおうかぁ?』
さらにクロエのトラウマを刺激するように、豚面の大柄な山賊が画面内の彼女に覆いかぶさる。彼女を『お気に入り』と称していたそいつによって、小さな身体を散々に弄ばれて。
「ど、どうやれば止まるでありますか!? て、停止、停止をっ!?」
操作方法がわからず必死に指示書をめくるが、焦りで文章が頭に入ってこない。それでも必死に手順書をめくり続けると、イヤホンのコードが腕に引っかかって外れてしまう。
『はひぃっ……ひぃぃっ……んっ、ああっ……らめぇっ……』
『へへっ……すっかり蕩けちまってるなぁ、そんなにオレのが良いかぁ?』
ブースの外まで響き渡る、画面内の嬌声。豚面がねちねちと実況するせいで、音だけでも状況は丸わかりだ。
「やだやだやだっ……」
外や隣のブースでは、職員達の気配や息を呑む音が感じられる。聞かれていると思うと顔が羞恥で真っ赤に染まるが、動画の止め方は分からないままだ。
大成功
🔵🔵🔵
アンジェリカ・ヘインズビー
機械は苦手なのでUDC職員の方に手伝ってもらいます。
私には隠したい秘密はないので、特に問題は…
<過去の失敗が次々と出てくる、特に何かに押し潰されているようなものが多く間抜けな姿として画像が出てくる>
…嫌な記憶を、別にいつもこんなことになっている訳ではないですので…
<ローラーで伸され絨毯の様な形に伸ばされていく動画が流れる>
<縦横比が逆転した形になり顔も伸されて見る影もない無様な姿を初めて自分で見せられた>
原形とどめてないじゃないですか!?
ま、待って、見ないでください!!
<顔を真っ赤にして言うアンジェリカ、それはさすがに操作ができないと職員が説得するのだった>
「隠したい秘密。まあ、私にはそういうのはないので、特に問題は……」
職員にパソコンの操作を任せながら、余裕をもってサイトを閲覧するアンジェリカ。裏ページに入ると、画像が表示される。
「……む、これは……」
それは、アンジェリカが過去に犯した失敗の画像だ。鉄球か何かで出来たクレーターの中心で、仰向けに潰れた蛙のようになっている。
「確かに嫌な記憶ですが、別に、いつもこんなことになっている訳ではないんですよ?」
「え、ええ」
職員の視線に気づき、そう弁解する。確かに間抜けな姿だが、このくらいならまだ……と思った所に、表示される次の画像。
「……ほ、本当にいつもじゃないんですからね?」
その画像も、またその次の画像も。次々と映し出されるアンジェリカの潰れた姿。恥ずかしさに耐えながらもページを進める。
「くぅ……ま、まあ同じような画像ばかりなら我慢――あら?」
と思った所に、今度は動画が再生される。アンジェリカが床に倒れているが、特に潰れてはいない。
「これは……? あっ!」
そこで巨大なローラーが、アンジェリカを押し潰していく。ローラーが通り過ぎた、その後には――。
「原型とどめてないじゃないですか!?」
ぴらぴらの紙のような姿になったアンジェリカ。横に伸びたせいで縦横比が逆転し、顔も伸された滑稽な姿。自分でその姿を見るのは初めてだ。
「こ、こんな事になって……はっ」
真っ赤な顔で震えていたアンジェリカだが、職員の視線を感じて我に返る。困惑と、それから滑稽さに笑いを堪えたような顔。
「ま、待って、見ないでください!!」
「いえ、しかしそれだと操作がっ……」
そう言われたってこれ以上我慢出来ないと、必死に画面を隠す。
大成功
🔵🔵🔵
シルバップ・シノイトビクス
フラニィさん(f04189)と同行です
「すみません、こちらの様式の端末は不慣れなモノでして……」
精神攻撃の危険が有るので、操作自体は我々が。
最初は画像主体のサイトでしたが、途中からは動画サイト、それも全て視聴し終わらなければ次に進まない様になっている様子。
わたしの身体のみならず、尊厳すら陵辱し尽くす様な動画を、協力者の方達と一緒に視聴することに。
「ああ、いえ、お気になさらず……よろしければ解消も致しますよ?」
そう笑顔で話しかけておきましょう。
生半な覚悟で今の生活をしているわけでは無いので、はい。
フラニィさんの方は……まだ大人しめな様子ですね。
あんまりな様子でしたら、こちらが専任にしましょうか。
フランチェスカ・ヴァレンタイン
シルヴィさん(f00938)と
目的の裏ページへ至る過程でわりとエグいポルノ映像が流れ始め――その行為を嬉々として受け容れている様子の女性側に、協力者が思わず蔑みの感想を漏らしたところで翼がばっちりとフレームイン
気まずい空気のまま淡々と映像は続き、とっても無様な格好でお尻を掲げて突っ伏し派手な音で白濁を噴き出している自身の姿が…
…いえ。コレは最悪のタイミングで最悪の相手に不覚を取っただけと言いますか、ええ。まだ”抜けきってない”頃でしたので?
何気ない様子ながら視線は明後日の方向で冷や汗が流れていたり
横からのぼそりとした呟きに、口止めの視線など飛ばしておきましょうか。ええ、何もありませんでしたよ?
「すみません、こちらの様式の端末は不慣れなモノでして……操作自体は、我々がしますので」
「いえ、大丈夫ですよ。何かあればサポートしますね」
サポートをお願いした職員と共に、ブースに入るシルヴィとフラニィ。2人の豊満な肉体や、特にシルヴィの過激な姿に挟まれた職員は、少しドギマギした様子で頷く。
「お願いします。では……」
シルヴィが操作してサイトにアクセスると、ページを進んでいく。画像だけのページをしばらく進んでいくと、突然再生される動画。
「これは、全部視聴しないと、先に進めないようですね」
「なるほど、一体どんな動画が……?」
職員の言葉を聞いたフラニィが画面を覗き込んだ所で、再生が始まる。それは、屈強な男に後ろからのしかかられた女性が、嬌声を上げて腰を振る場面。
「ポルノ動画ですね、それも随分とハードな」
「ええ……女性の方は、喜んで受け入れているようですが」
シルヴィと職員が動画を見て感想を述べる一方、フラニィは画面を凝視したまま硬直している。それを、動画の過激さを嫌っているのだと勘違いした職員は、彼女を気遣うように視線を向ける。
「大丈夫ですか? 随分と過激な動画ですが」
「え、ええ、もちろんです」
動画の内容は進み、荒々しい男の突き上げに甘く悶える女。フラニィが嫌な予感に苛まれる一方、職員はあくまでこちらを気遣う。
「まあ、このような動画を嫌う気持ちは分かります。こちらの女性など、すっかり快楽で堕ちていますからね。どれほど男に溺れたらこのようになるの……か――」
その瞬間、フレームインする白い翼。硬直した職員がぎこちなく首を動かし、フラニィの翼を見つめる。
『あっ……ああっ、んっ……んっ、あああああああっ――!!』
動画はついに最後に至り、女の悲鳴が上がる。ドサリと崩れ落ち、無様に尻を掲げ――派手に淫らな音を立てて逆流させる姿。
そこで初めて映った顔はもちろん、フラニィ自身に他ならない。
「……いや、ええと、その、先程のは」
「いえ。コレは最悪のタイミングで最悪の相手に不覚を取っただけと言いますか」
職員の言い訳に、気にしていない風を装うフラニィ。だが、視線は明後日の方向を向いており、冷や汗がこめかみを伝う。
「あ、次の動画始まりましたよ」
そんな気まずい空気を気にせず、シルヴィは次の動画の再生を始める。再び画面に映し出される男女の激しい交歓。
「お、今度はやっぱり私ですね。これは、随分と過激な」
こちらは気にした様子もなく、興味深げに動画を閲覧する。男の上に座らされ、激しく突き上げられながら、カメラ目線で快楽に溺れさせられるその姿。
「尊厳すら陵辱されてるって感じですよね。……どうしました?」
「は、あ、いやっ」
あまりに明け透けなシルヴィの態度に何も言えない職員。だが、美女2人に囲まれ、その2人の痴態を見せられるなど、男として到底耐えられるものではない。
「ああ、なるほど。お気になさらず……よろしければ解消も致しますよ?」
「か、解消……!?」
シルヴィにそう誘われても、当然拒む事などできよう筈もない。シルヴィが昏さの一切ない笑顔で迫るので、余計にだ。
「生半な覚悟で今の生活をしているわけでは無いので、はい……♪」
「あっ……あっ、あっ……!?」
ズボンを脱がされ、明らかに興奮していた証を露わにする職員。それを見てシルヴィが浮かべるのは、神の慈愛がこもった微笑み。
「フラニィさんの方は……ふむ。まだ大人しめな様子ですね」
「まだってなんですかー……ええ、わたしは、何も、ありませんでした、よね?」
一つ確認してから、そのまま職員に覆い被さっていくシルヴィ。
視線を向けられたフラニィは、顔を赤くしたまま職員に口止めの視線を送る。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ルナ・ステラ
※過激なのはNG
アヤカさんの協力もあって何とかなりましたね!
ぱそこん?
よく分からないので、職員さんに手伝っていただきましょうか。
がんばりましょう!
調べ事もできる便利なものなのですね!
―あれ?これ、わたしですか?
変身シーン?やられシーン?お色気シーン?
ええっ!?何ですか、これ!?
(思い出したくもないような敵さんたちに攻撃されてたり、やられちゃったりしてます!?)
画面が動き始めました!?文字も流れ始めました!?
<文字の内容はお任せ>
職員さん見ちゃだめですっ!恥ずかしいよぅ...
ティール(精神力、前進)のカードで、精神力を上げて耐えて進みましょう...恥ずかしいですけど、親玉さんを呼び出すためです!
「ぱそこん? 良く分からないです……」
「大丈夫、私が手伝いますよ」
パソコンを前に困っていたルナに、優しくサポートを男性職員。
「ありがとうございます! がんばりましょう!」
嬉しそうに微笑んでそれを受け入れると、2人でパソコンを覗き込む。職員が操作し画面が変わる度に、ころころと表情を変えて驚くルナ。
「調べ事もできるんですか……便利なものなのですね!」
「ええ。さあ、これが問題のサイトですよ」
それはとても微笑ましい光景だ……そのページに足を踏み入れるまでは。画面に表示されるのは、ルナの姿の画像。
「あれ? これ、わたしですか? ……ええっ!?」
それも、変身途中のシーンや、やられてピンチに陥っているシーンと言った、際どい画像ばかり。しかもページが進むごとにその画像は過激さを増す。
「だ、大丈夫ですか?」
「あ、あぅあぅっ……」
職員の気遣う視線すらも、今は恥ずかしく感じてしまう。思わず顔を覆うルナ――の耳に届く声。
「ふぇ……あっ、な、何ですか!?」
慌てて画面を見れば、表示されているのは動画。もちろんルナ自身のやられる姿で、際どい所を刺激されて喘ぎを漏らしている。
「職員さん見ちゃだめですっ!」
「そ、そう言われても、画面を見ないと操作が――」
誰か視聴者がいるのか、邪神の力の自動生成なのか、動画上にはコメントも表示されている。『かわいい』『えっち』『違法ロリ』『ちっぱい最高』『もっとやれ』等々……分かるものも良くわからないものもあるが、とにかく恥ずかしい事に変わりはない。
「うぅぅぅぅぅぅ……」
精神力のルーン、『ティール』のカードを握って耐えるルナ。我慢は出来るが、耳まで赤くして目を潤ませる。
大成功
🔵🔵🔵
月詠・愛珠
アドリブ絡み歓迎NG無し
いつもの事だけども、酷い目に遭ったなって
早速さっきの場面見せられるし
そう思ってると何でかボク以外の画像とか動画とかがやたらと映し出されて不審に思う
不具合と思って誰か…職員や調査してる人を呼んで一緒に確認
うん、ボクも映ってるけど…特に胸の豊かな人と並んで…
待ってよ!?ボクのが控えめだからってわざわざ見せつけなくても!?
そんな風に画面に食って掛かってたら宥められる…確かに熱くなりすぎた
そんな風に少し頭を冷やしてるとボクが[アリュールコイン]を一番恥ずかしい所から取り出してる場面
自然と視線はボクのそこに注がれて…確かに今も仕込んであるけどと流れで【指定UC】含めて披露する事に
ぐったりとしながらパソコンを操作する愛珠。案の定とばかり、早速さっきの画面が動画で表示される。
「いつもの事だけど、酷い目に遭ったなぁ……」
まあ慣れているので、恥ずかしいが耐えられない事はない。心揺らさず、作業のようにページ閲覧を進めていく。
「……あれ?」
だがよく見れば画面に表示されている画像に、別人の物が混じる。別に恥ずかしい自分の画像を見たい訳ではないが、操作ミスで邪神の眷属を呼べないのは困る。
「おかしいな……これ、大丈夫なの? すみませーん、これ、別の人が表示されてて」
「はいはい……なるほど、確かに」
呼ばれた職員は、画面を確認する。しばらく操作を続けていると、その別人と、愛珠が抱き合う画像が表示された。
……抱き合って、胸を押し付け合う画像だ。メートル越えの相手の胸と、愛珠の平坦な胸が重なり合う――。
「待ってよ!? どういう事なの!?」
「お、落ち着いてっ、落ち着いてください!」
一人よりよっぽど恥ずかしい画像に、思わずパソコンに食ってかかる愛珠。モニターを壊さんばかりの勢いで、職員に制止される。
「うぅ、確かに熱くなりすぎたけど……とにかく別の画像に変えないと」
落ち込みながらも、何気なくクリックすると、今度は愛珠だけの画像。一番恥ずかしい所から、魔道具である生きたコインを取り出す姿――。
「……ええと。た、確かに今も仕込んでるけど……」
それを見た職員の視線が、突き刺さるのを感じる。見せないと、後でいろいろ想像されそうな。
「わ、わかった、見せるから……んっ、あっ、ちょっと……んんっ!?」
恥じらいつつコインを取り出すと、スケベコインはここぞとばかりに愛撫を始めた。職員の前で、顔を真っ赤にして喘がされてしまう。
大成功
🔵🔵🔵
美国・翠華
【アドリブOK】
【見せたくないもの】
(深層心理の中になるのは忌まわしい記憶
自分がまだ普通の少女だった頃に不良たちに人目に触れない場所に無理やり連れ込まれて、嬲られ続けた)
…まるで誰かが撮影しているみたいに私の顔も…
暴行の光景も丹念に写されている…
吐き気がする…もう見たくないと私の頭は拒絶するけど
「オ前ハコレデ死ニカケタノカ?ジックリ見ロヨ」
UDCは楽しげに無理やりその光景を見せる。
一体どんなことを他の閲覧者から思われているのだろう…
私のトラウマを容赦なくえぐるこの光景を
「……これは」
翠華の、『見せたくない物』。それは、彼女がまだ、普通の少女だった頃の姿。不良達に人目につかない場所へと、無理やり連れ込まれていくシーンだ。
『いやっ……やめてっ……いやぁっ!?』
『大人しくしろよ……いくら叫んでも、誰にも聞こえねぇからさ』
悲鳴を上げる翠華を嘲笑いながら、不良達は翠華の身体を嬲り者にしていく。その身体の事など全く顧みない、乱暴な行為。
忌まわしい、忘れる事のできない光景。それが鮮明に、画面に映し出される。彼女自身の歪んだ顔も、誰かに撮影されているかのように。
「……くっ」
丹念に映し出される暴行の光景。吐き気がして、苦しげに口元を抑え顔を背ける。
もう、見ていられない――。
『オ前ハコレデ死ニカケタノカ? ジックリ見ロヨ』
「っ!?」
だが、UDCは彼女の身体の制御を奪い、無理やり画面に向き直らせる。目を閉じる事も許されない。
(い、いや……見せないで……)
『イイネ、タップリ乱暴サレテ……ボロボロジャネェカ』
翠華が嬲られる動画を、楽しげにを閲覧するUDC。翠華の拒否など当然受け入れられない――と言うより、その拒絶の感情を楽しんでいるのは明らかだ。
(いや……)
嫌がれば嫌がるほど、UDCは喜んでその動画を見せてくる。頭では分かっているが……それでも拒絶せざるを得ない。容赦なくトラウマを抉られ、涙が一筋零れ落ちる。
(これを、誰かに……他の閲覧者に、見られてるのかな……)
それを想像すると、恐怖と絶望でますます心が冷えていく。
画面の中では翠華の動きが徐々に鈍くなっていくが、不良達はそれを意に介さない。むしろさらに行為はエスカレートし、反比例するように悲鳴が小さくなっていく――。
大成功
🔵🔵🔵
グラディス・プロトワン
※アドリブ歓迎
種族柄、機械の操作は問題なく出来るはずだ
早速手順通り進めていくとしよう
特別怪しい箇所はなさそうだが…ん?
…当事者の俺しか知らないはずの情報ばかりだ
これは油断や想定外で酷い目にあった時の映像か
全ての任務が首尾よく運ぶわけではないと思い知らされたな
あまり客観的に見たくはないが、我ながら様々な経験をしてしまった
その結果として、妙な感情のようなものが芽生えてしまった気がする
…他人に知られたくない情報ではあるがな
勘違いしないでほしいが、被虐嗜好や快楽主義なわけではないぞ?
機械種族がそのような感覚を持つなど、欠陥品も甚だしい
…試作機だからこそ、そういった感覚を得てしまったのかもしれないが
「種族柄、機械の操作は容易いな」
その頭脳で冷静に分析しながら、手順通りに閲覧を進めていくグラディス。
「特別怪しい箇所はなさそうだが……ん?」
ある程度の閲覧を進めていくと、動画が再生される。その内容は、彼が任務に失敗した時の姿だ。
「これは……当事者の俺しか知らない情報ばかりだな」
失敗ばかりと言う訳ではないが、全ての任務が首尾よく運ぶ訳でもない。多くの任務をこなす上で、様々な酷い目に合って来た。
「我ながら様々な経験をしてしまったものだな……」
幻覚や精神作用、エネルギー吸収――それらの失敗を客観的に見せられると、複雑な感情が胸に去来する。失敗を恥じながらも、しかしどこか甘美な誘惑を覚えるような。
「……いや、機械種族がそのような感覚を持つなど、欠陥品も甚だしい」
それを否定するように首を振る。嗜虐嗜好だの快楽主義だの、そのような物は任務遂行の上で邪魔になるだけだ。
「ウォーマシンとしての製造目的に反する。試作機とはいえ、そのような感情を得る筈がない」
だが、そう口にして呟いてみても、妙な感覚が消える訳ではない。むしろ動画の閲覧を続けるほどに、その感覚は強くなる一方だ。
「……むしろ試作機だからこそ、そういった感覚を得てしまったのかもしれん、な」
動画の中では、自分がエネルギーを吸収されながら、喘ぐような声を漏らしている。それを見れば見るほど、妙な感情を覚えるのは、もはや否定出来ない事実だ。
「確かに……他人に知られたくない情報ではある、な」
機械の身体は、羞恥で熱くなる事などない。だが思考に確かなノイズを感じながら、閲覧を続けていく。
大成功
🔵🔵🔵
リュドミーラ・シェスタコフ
なんとか、復帰することが出来ました……
この事件を解決するため、次はインターネット…ですか?
グリードオーシャンでは馴染のなかったものですが、操作の案内を受けて該当の裏サイトまで進めていきます。
目新しいものに先の疲れも忘れて興味深そうに操作していると該当のページまで到着。
『他人に見せたくない』物、でしたっけ…とあまり思い浮かばない様子です。
そこから進んだ瞬間表示されたのは、つい先ほど触手の獣に嬲られる自分の姿。
心は折れなかったものの触手とその快楽に悶え溺れる姿がなぜか呑み込まれた後まで動画として映し出されます。
その映像と記憶のせいで疼いてしまう体を抑えながら、眷属を誘き寄せるまで閲覧を続けます。
「なんとか、復帰することが出来ました……」
触手に責められた感覚を忘れようと、首を振って火照りを振り払うリュドミーラ。職員から操作の案内を受けると、サイトにアクセスする。
「インターネット、ですか。グリードオーシャンでは馴染みのなかったものですが」
目新しい物に好奇心が刺激され、先の疲れも忘れて操作に熱中する。表向きのオカルトサイトまで興味津々に読み進め、いよいよ裏ページの入り口に辿り着いた。
「ここですね……他人に見せたくない物、でしたっけ?」
いったいどのような物が表示されるのか、心当たりもなく首をひねる。試しにリンクをクリックすれば、画面いっぱいに表示される動画。
『っ……んっ、だめっ……んんっ……!?』
「っ、な、これはっ……」
その動画に映っていたのは、先程の自分自身。獣の触手に嬲られ、快楽に悶え溺れる姿だ。
「ど、どうしてこのような物が……」
無論、本当に撮影されていた訳ではない。その証拠に、触手に呑み込まれた後までなぜか映し出される。
全身の隅々までを刺激され、激しく喘ぎ、身体をくねらせる様――誰も見る事が出来なかった筈の、あられもない痴態までも。
「う、ぅぅぅ……」
忘れていた疼きが戻ってくる。体温が上がっていくのを感じる。漏れる喘ぎを、必死に噛み殺す。
「眷属を誘き寄せるためです……閲覧を続けなければ……」
そう自分に言い聞かせる一方で、動画の中ではさらに激しく身体を跳ねさせる。心こそ折れてはいないものの、身体は完全に快楽に呑まれ……その時の感覚が蘇る。
(早く……どうか、早く、終わって……)
熱が外に漏れるのを恐れるように、リュドミーラは己の身体をぎゅっとかき抱いた。
大成功
🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『エラトマストマ』
|
POW : 暴言の刃
【強烈な罵声】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
SPD : 虚言の罠
【口】から【でまかせの人質や罠による降伏勧告】を放ち、【疑心】により対象の動きを一時的に封じる。
WIZ : 弄言の毒
【対象を辱める毒舌や】【事実無根の駄目出し】【挑発的な嘲笑】を対象に放ち、命中した対象の攻撃力を減らす。全て命中するとユーベルコードを封じる。
イラスト:猫背
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
|
種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠八木・裕希子」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
羞恥や、その他の様々な感情に耐え、閲覧を続けていた猟兵達。と、目の前のパソコンから突然、黒い靄が溢れ出す。
複数のパソコンから溢れるその靄は、天井付近で塊となり――そこから滲み出すように、異形の塊が姿を現した。
『ほほほ、これはこれは、お揃いで?』
甲高く、耳障りな声を響かせながら、現れたのは、禍々しい姿の邪神の眷属。耳から侵入し、脳を直接揺さぶるような、不快な声。
『なるほど、まんまとおびき出されてしまったと言う訳ですか』
眷属はこちらを見下ろすと――『目』はないが、こちらを見ている事は何故か分かる――猟兵を恐れる事なく、むしろ、全身についた全ての唇で笑みを浮かべた。
『ええ、ええ。分かっていますとも。あなた方は、そう……私に罵られたいのでしょう?』
そこに事実が含まれているかどうかは関係ない。猟兵を嘲り蔑むように、眷属は言葉を紡ぐ。
『その性癖を暴き立てられ! 罵倒され! 嘲笑われ! 淫らに悶え苦しみたい! 無力感を味わいたい! ええ、分かっていますとも!』
それに耳を貸してしまえば、心身ともに衰弱し、この眷属に屈服してしまうだろう。それが分かっていても、聞かない事は難しい。
『では、私がその望みを叶えて差し上げましょう。さあ、最初に罵られたいのはどなたでしょうか!』
この眷属を打ち倒すには、ただ心を強く持つしかない――。
アイ・リスパー
「さ、作戦通りにおびき出されてくれましたね、UDC!」
画像が流出してしまったのは痛いですが今はUDCを倒すのが優先です!
【千里眼】によって偵察用ドローン群を召喚。
敵の様子を観察・分析し、対処方法をシミュレーションしましょう。
「へっ!?
今、なんて言ったんですか!?」
UDCの無数の口からは、私の胸が小さいとか小さいとか小さいとか、事実無根(注:個人の主観)の挑発的な毒舌が発されます。
「そ、そんなことありませんっ!」
と否定すると……
無数の触手が服と下着を脱がしてきて全裸にされ……
胸と脚の付け根を歯で甘噛みされ舌で舐められて。
「ひゃああんっ」
その様子を撮影したドローンから映像が流出していくのでした。
「さ、作戦通りにおびき出されてくれましたね、UDC!」
いろいろと流出してしまった後悔は横に置き、ドローン群を展開してするアイ。集積された情報を元に、眷属の対処方法をシミュレートしていくが。
『おやおや、勇ましいですねぇ。乳は貧しいと言うのに』
「へっ!? 今、なんて言ったんですか!?」
聞き捨てならぬ言葉に顔を赤くし、慌てて眷属を見上げるアイ。過剰な反応に眷属は全ての唇の笑みを浮かべる。
『真っ平ら、洗濯板、幼児体型、指がかからない――ああ、なんと小さいのでしょう』
「そ、そんなことありませんっ、事実無根の中傷です!」
シミュレーションでは『言葉に反応するな』と言う結論が導き出されるが、すでにアイの目には入っていない。動揺を深める彼女へと、唇つきの触手を伸ばしてくる眷属。
『では確かめてみましょう。事実無根と言うのなら構いませんよねぇ?』
「へっ!? ……あっ、ちょ、やめっ……きゃああっ!?」
すでに術中に嵌ってしまった事もあり、抵抗出来ずに服を剥ぎ取られる。露わになった胸に、這い回る眷属の舌。
『ほほほ、やはり小さいではないですか。ほら、ねぇ?』
「や、やめてくだ、んぁっ、はぁ……ん、ひゃあああんっ……?」
ぺろぺろと舐められ、先端を甘噛みされ、顔を真っ赤にして仰け反るアイ。執拗に与えられる刺激にガクガクと脚を震わせる。
『ほらほら、皆さんが、あなたの平らな部分を見ていますよぉ?』
「え……ちょ、ちょっと、またですか、んあああっ!?」
そんな光景がドローンに撮影され、流出していく。慌てて停止しようとするが、それより早く足の付け根にも舌を這わされてしまえば、操作どころではない。ただただ、喘がされ続けてしまう。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
まあ、何を言われるかは予測出来ておりますからねぇ。
不快になるのは変わりませんが、反応を『逆ギレ』の方向に持って行くことは可能でしょう。
まずは一通り言いたいことを言わせて差し上げますぅ。
成程、「牛」「豚」「何方にせよ家畜がお似合い」ですかぁ。
よくそこまで言えましたねぇ。
言い終えたら『F●S』3種を展開し【刻讐】を使用しますねぇ。
「全員が敵から受けた快楽・恥辱」に応じ「攻撃回数」を強化、先程の「ネットの仕組み」もこの邪神によるものなら、それで皆の受けた「快楽・恥辱」も加算出来るでしょう。
手数の多い『F●S』で此方を使えば、桁違いの数の攻撃が可能ですぅ。
覚悟は宜しいですねぇ?
『おやおや、これは立派な牛……いや、豚でしょうかね?』
るこるを見下ろし、そんな言葉を投げかけて来る眷属。
『よくもまあそこまでぶくぶくと。人と言うよりは家畜の類がお似合いですねぇ……』
「…………」
言葉をぶつけられ、俯いて怒りにぷるぷると震えるるこる。だが何も言い返さず――それを良い事に、眷属はさらに舌を動かしていく。
『いや、家畜としても少々肉が付きすぎていますね。埋め立てにでも使いますか? いっそ新しい山として観光名所にでもした方が……』
「……言いたい事はそれだけですかぁ?」
流石にこれ以上は流石に看過出来ないと、顔を上げるるこる。それを見て眷属は全ての唇で笑みを浮かべ――。
『ぶべっ!』
その唇全てに、砲撃が叩き込まれた。るこるの顔に浮かぶ表情は、満面の笑み……もちろん、目は笑っていない。
「よくそこまで言えましたねぇ……ふふ、うふふ?」
『おやおや、どうやらずぼっ……ふとっ、ぶっ……いや待ちばばっ』
恥辱に屈するのではなく、完全に逆ギレ状態のるこる。その上女神の加護により、受けた分に比例して砲撃の頻度を向上させる。
「覚悟は宜しいですねぇ?」
『ばっ、やべっ……ぶっ……ぶふぅっ!?』
ましてや元々手数の多い彼女の武器。眷属の持つ全ての唇、その尽くを捉え続けるには十分な手数。
「まだ何かおっしゃる気はありますかぁ?」
『ぶっ……はぶっ、うぶぅっ!?』
当然、眷属が答えられる筈もない。悶絶し、背を向けて逃げていき――。
「捨て台詞もだめですよぉ?」
『ぶべっ、ばっ!?』
最後まで一切手を抜かない執念を見るに、るこるの怒りはまだ晴れていないようだ。
大成功
🔵🔵🔵
弥久・銀花
アドリブ、他の人との絡み、ピンチシーン歓迎、NG無しです
まんまと釣り針に引っ掛かったようですね! さあ、年貢の納め時ですよ!(そう言う銀花は涙目です、状況に合わせて適当に強気になってます)
とりあえず、その辺にあったキーボードを掴んで【怪力】で殴り掛かります!
えっ、人質ですか!?
これは会話で人質の居場所の情報を得なければ……。
仕方ありません、散々に罵るが良いです!
・
・
・
ちがうもん、縛られたり、捕まるの嫌いだもん……
(言葉攻めに屈した銀花は泣き出してしまいました)
言い負かす材料を得る為に、人質の情報を得る為に、ユーベルコードのオルタナティブエネミーを使います
これならきっと口喧嘩でも勝てます!
ルナ・ステラ
恥ずかしかったけど親玉さん登場です!
言葉だけでなく声も不快ですね...
【楽器演奏】で【鼓舞】して自分を奮い立てましょう。演奏と音に集中していたら、相手の声も気にならなくなるはず!
演奏しながら音波で攻撃です!
—えっ?演奏をやめないと人質の命はない!?
(罠?でも、本当だったら?)
ひゃあっ!?舐めないでください...
そ、そんな所も舐めちゃだめれすぅ...
(隙を突かれました!)
はぅ...罵倒も舐めるのもやめてください...
(このままじゃ...)
〈仲良しイルカが助けてくれたら〉
【念動力】で相手を妨害+超音波で頭に直接話しかけてくれて、相手の言葉を遮る。
ありがとう「ノア」!
今のうちにUCでトドメです!
「親玉さん登場ですねっ! もう許しませんっ!」
『おお、これはこれは。随分と勇ましいお嬢さんですねぇ』
羞恥を抑えて睨みつけるルナを、拍手でもせんばかりの声音で称える眷属。無論、その賞賛は字面の上ばかり、実際は嘲るような声音だ。
「言葉だけでなく声も不快ですね……それならっ!」
その声を聞くまいと獣奏器を奏で始める。音だけでは遮れずとも、演奏に集中すれば言葉も気にならない筈。
『ほうほう、しかも小さいのに賢い。さて、どうしたものか……』
音波に攻撃されながらも、嘲るような声音を止めない眷属。その唇を開こう――とした所で、バシィンッ、と横合いから銀花が思い切り殴りつけた。
『むぅ?』
「まんまと釣り針に引っ掛かったようですね! さあ、年貢の納め時ですよ!」
だが、殴りかかったその武器は、何故か愛刀ではなく手近なキーボード。見れば瞳にまだ薄っすらと涙が滲んでおり、平常心を取り戻せていないようだ。
そしてそれを見た眷属は、にぃ、と唇を笑みの形に歪める。
『おやおや、これは困りましたねぇ……こうなっては人質を使わなくては』
「えっ、人質ですか!?」
その言葉をあっさりと信じ込んでしまう銀花。聞かないようにしていたルナの方も、ぴくりと反応する。
『ええ、ええ。これ以上するようなら彼らの命は保証出来ませんねぇ』
(罠? でも、本当だったら?)
十中八九、罠だろう。そう分かっていても、万が一を否定出来ない。演奏が僅かに揺らいでしまい……その隙を突かれ、唇つき触手の接近を許してしまう。
「ひゃあっ!?」
ぺろん、と肌を舐められ、その感触に悲鳴を漏らすルナ。払いのけようにも、次々と無数の舌が近づいてくる。、
「そ、そんな所、舐めちゃだめれすぅ……」
『ほほほ、良い声ですねぇ……おっと、人質の命が惜しければ抵抗してはいけませんよ』
いやらしい声音と舌使いに顔を真っ赤にし、ぷるぷると身体を震わせるルナ。その様子を銀花は、キーボードを片手に睨みつける。
「くっ、卑怯ですよっ。どうせなら私を散々に罵るが良いです!」
『ほほう?』
舌の動きは止めないものの、別の唇で笑みを浮かべる眷属。その視線を感じ、銀花強く睨み返す。
(会話させて、人質の居場所の情報を得なければ……)
『勇ましいですなぁ、縛られるのが大好きな癖に』
だが、その勇ましい表情は一瞬で揺らぐ。明らかな動揺と共にたじろげば、眷属はさらに嵩にかかって罵倒を始める。
『いやいや、あなたは敗北して、捕まる事が大好きで。わざと危険に乗り込んでは無様に拘束されているのでしょう?』
「ち、ちがうもん、縛られたり、捕まるの嫌いだもん……」
銀花の弱みを突く執拗な罵倒。ただでさえ弱った心では耐えきれない。耳を抑え首を振り、机の下に逃げ込む銀花。
だが代わりに、眷属を模した存在を出現させる。
『おや?』
「い、言い負かして人質の情報を得なさいっ!」
そんな命令を受けた眷属のコピーは、眷属を真っ直ぐに見つめて。
『そう言っても。人質なんている訳ありませんよ。ねぇ?』
『まあ、当然ですねぇ』
「ええっ!?」
当たり前のような会話にショックを受ける銀花。さらに落ち込み項垂れてしまい――だが、その会話を聞いていたのは銀花だけではない。
(人質は嘘っ……なら遠慮は要りませんっ)
空を泳ぐイルカがルナに近づき、超音波で舌を吹き飛ばす。解放されて立ち上がり、眷属を睨みつけるルナ。
『おっと、こちらを忘れていましたねぇ。ですが随分と気持ちよさそうでしたが――』
そんな罵倒の声も、イルカの超音波がかき消してくれる。怯む事なく箒を突きつけるルナ。
「ありがとう、ノア! もう、罵倒も舐めるのもやらせませんっ!」
『ぬっ、小癪な……ぬぉぉっ!?』
呼び出された2匹の狼が、眷属の触手を噛みちぎる。たまらず離れていく眷属。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
月詠・愛珠
アドリブ絡み歓迎NG無し
一旦クールダウン
さっき見せつけて別に火照ってるからって理由もあるけど…
その間も「ケツでかいのに尻軽」「狐に淫らって書いてコインケース」「後ろにも何か仕込んでるんじゃない?」「しょうがないで何でも受け入れ過ぎ」だの何だの好き勝手言われてる
でもそんな様子にボクの[アリュールコイン]達が出てきて何か言いたげな様子、【指定UC】を発動して任せようと…
…何でボクの身体を拘束してるのかなこの腕達は?
おまけにエラトマストマへ向けてボクを差し出してない?
あー…何でも受け入れる包容力があるから実際試して見ろ的な?
…ボクの扱い酷くない?!でも、今言われたの全部事実だししょうがない…のかな?
「はぁ、はぁ……」
『おやおや、こんな所に。大きなお尻がハマって出られなくなってしまいましたかな?』
火照った身体を鎮めるべく、ブースに隠れて呼吸を整える愛珠。だが運悪く、眷属に見つかってしまう。
『いや、それは有りませんね、大きくとも尻軽なのですから。妖狐と言うより生きたコインケース……』
「す、好き勝手言ってぇ……!」
火照りをさらに刺激されるような罵倒に思わず、眷属を睨みつける愛珠。するとそれに反応して、再びコイン達が飛び出てくる。
『おやおや、そんなに沢山。これは後ろにもいろいろと入れているのでは……』
「黙ってっ……いや、黙らせてっ!」
コインに腕を生やし、眷属に飛びかからせようとする愛珠。――が、その腕はがっちりと愛珠の方を拘束した。
「ちょ、ちょっと? え、何?」
『おやおや。罵倒が本当かどうか試してみろと?』
眷属の元へと引きずり出され、大きなお尻を手でこじ開けられる。見られる恥ずかしさと裏切られたショックに動揺する愛珠。
「ぼ、ボクの扱い酷くない!? ……でも、しょうがない……のかな?」
何しろ、罵倒が事実であると言う自覚はある。今もお尻の奥がヒクヒクと震えて――。
『しょうがないで何でも受け入れ過ぎでは?』
「う、うるさいなぁっ……ひゃああっ!?」
罵倒と言うより呆れたような様子の眷属に反論しようとするが、お尻に吸い付かれると甘い悲鳴を上げてしまう。当然お尻だけでは済まされず、全身に這い回る舌。
「っ、はっ、はんんっ!?」
『いやいや、本当に淫らなデカ尻ですねぇ。頭の中身が全て尻に行きましたか?』
何を言われても言い返せず……いや、言い返さず。快楽に溺れ蕩けていく愛珠。
大成功
🔵🔵🔵
春霞・遙
何が言いたいのかよくわかりませんが不愉快なので死んでください。
気持ちは切り替えたつもりですが、そう挑発されたらその分やり返したくもなりますよね。
もとより事件を起こしているUDC相手に手加減するつもりもありませんし、【バレットレイン】で跳弾分含めて狙い打ちます。
UDCが情報操作して私たちにただの弱者を殺させている?
殺された人たちが恨んでいる?救って欲しかっただろうって?
そんなことはありえないし、そんなことは知ってますよ。
助けてって、生まれたかったって、一緒に死んでって、げらげらと笑い声が、叫び声が、血に染まって、何度も、何度も……。
あは、は。それでも、やらなきゃ、ダメなんだから。
『おやおや、あなたも罵られたいのですか――痛っ、痛っ!?』
「何が言いたいのかよくわかりませんが、不愉快なので死んでください」
眷属の言葉を遮り、銃弾を叩き込む遙。跳弾も利用し、全方位から蜂の巣にしようとしていく。
『くっ、流石にUDC組織は凶悪ですねぇ、弱者に手加減なしですか』
「事件を起こしたUDCが、弱者のつもりですか?」
眉を跳ね上げながら、尽きた銃弾を素早くリロードする。その隙を突いて言葉を割り込ませる眷属。
『そうでしょう、組織は情報を操作し、自分達に邪魔なだけの罪もない弱者を殺させている――うぐぅっ』
「そんな事はありえませんね」
あくまで冷静さを保ち、再び弾丸を打ち込んだ。さらにのたうつ眷属は、しかし諦めず言葉をぶつけてくる。
『で、ですが殺された人達はあなたを恨んでいますよ?』
「っ――」
初めて、僅かに反応を見せる遙。それを見て全ての唇で笑みを浮かべる眷属。
『そうでしょう、彼らは皆救って欲しかった――』
「そんなことは知ってますよ」
遙は再び、その笑みを遮る。だが、今度はすぐに銃弾を撃ち込む事はない。と言うよりも、その瞳は目の前の眷属を見ていない。
「助けてって、生まれたかったって、一緒に死んでって――」
彼女が見ているのは、忌まわしい記憶。笑い声が、叫び声が、血に染まって、何度も、何度も――。
「あは、は。それでも、やらなきゃ、ダメなんだから……」
『む、むぉっ……くっ、厄介な……!?』
狂ったように笑いながら、ありったけの銃弾を目の前の相手に――それを眷属だと認識しないままに叩き込む遙。
完全に過去に囚われている彼女には罵倒も届かない。付き合っていられないと、眷属は逃げ出していく。
大成功
🔵🔵🔵
アナスタシア・ムスハルト
アドリブOK
あら、もう現れたの?
職員さん、続きはまた後でねぇ
迫って来る触手を斬って斬って……本体まで届かないからキリがないわねぇ
子供なのに性欲旺盛な淫乱とか、強引にされるのが好きな変態とか、色々言われちゃって、呪いか何か知らないけど、太刀筋が鈍ったところで絡み付かれる
硬くなった胸の先端を甘噛みされたり吸われたりしてるうちに、母乳が出てきて、気持ち良さに比例してどんどん溢れてくる
またおっぱい出ちゃったわぁ、まだ妊娠してないハズなんだけどぉ……まぁ、気持ちいいからいいわぁ
母乳の甘い匂いに惹かれて、身体を拘束してた触手も胸を吸いだして拘束が緩んだら、「秘剣・燕殺し」
あら、私まだ、参ったしてないわよ?
相馬・雷光
アドリブOK 純潔奪うのはNG
また触手……こんなのばっかね今日は!
二挺拳銃で雷撃弾を【乱れ撃ち】するけど、無数の口を閉ざし切ることができない
普段の任務からレオタードで下半身を見せて悦んでいる、痴態を見られて気持ち良くなっている、お尻を滅茶苦茶に犯されるのが好きなくせに、処女だけは守って清純を気取っている……等々、言われ放題
多勢に無勢で絡み付かれ、脚を開かされる
さっき注ぎ込まれまくったお尻を晒され、身体を揺すられるたびに溢れてくる
執拗に股間を舐め回されて幾度となく絶頂を繰り返して……【堕落天神・淫雷魔王】
散々恥ずかしい目に合わされてイかされて……充電MAXよ、喰らええええ!(属性攻撃・全力魔法)
「あら、もう現れたの? 職員さん、続きはまた後でねぇ」
「また触手……こんなのばっかね今日は!」
それぞれのブースから飛び出し、職員と対峙するアナスタシアと雷光。迫りくる触手を斬り裂き、雷撃の弾丸を撃ち込んでいく。
『おお、おお、勇ましいですなぁ』
だが、身体の一部を裂かれ撃たれても、眷属の唇は止まらない。2人を嘲笑しながら、罵倒を囁いていく。
『最も2人とも、闘志よりも性欲のほうが旺盛に見えますが』
「は、はぁっ、何言ってんのよっ!?」
その罵倒が相手の策と分かっていても、思わず反応してしまう雷光。当然、それは眷属の思うツボだ。
『そのようなハイレグレオタード……見せつけて悦んでいるのでしょう? いえ、下半身だけでは飽き足らず、もっと激しい痴態を……」
「こ、これは機能性を重視してっ……」
言い返すが、自然と内股になり、恥じらうように顔を赤くする。思わず股間を両手で隠し……それすらも眷属は罵倒の種とする。
『そのように処女だけ守って清純気取りとは。お尻は滅茶苦茶にされるのが好きな癖に、ねぇ』
「す、好きな訳ないでしょうっ!? ……あっ!」
言葉とは裏腹にヒクヒクと震える下半身を、触手で絡め取られる。脚を開かされ、お尻をこじ開けられ……揺らされる度に注がれた白いものが溢れ出す。
「やめっ……んっ、んんっ!? はあっ……!?」
『ふふふ、淫らですねぇ……素直に認めたほうがよろしいですよ?』
前の方にも舌が這い、その度に身体が大きく跳ねる。恥じらいに息を荒げ悶える雷光。
『ほら、あちらを見習いなさい。強引にされて悦ぶ素直な変態ですよ』
「も、もう……そんなに言わないでぇ」
水を向けられたアナスタシアの方も、罵倒で太刀筋を鈍らされ、捕まっていた。顔を赤く染め、甘く熱い吐息を吐き出す。
『言われて興奮しているのでしょう、ほら、こんなに硬くして』
「んっ……あんっ、はあああっ……♪」
胸の先端を甘噛みされ、吸い上げられ、素直に快楽に溺れていく。張り詰めた胸から、溢れ出す白い物。
「あ、んっ……またぁ……まだ妊娠してないのにぃ……♪」
『ほほほ、それだけあなたがいやらしいと言うことですよ、子供の癖にねぇ?』
舐め取られ、吸い上げられると、さらなる快感に蕩けるアナスタシア。胸に触手が集中し、余す所無くたっぷりと吸い上げられ――。
「ああ、んっ……気持ちいい、わぁ……でもぉ……♪」
『……ぬぉっ!?』
直後、鋭く奔る剣閃。アナスタシアを捕らえた触手の尽くが、一瞬で斬り落とされた。
「秘剣・燕殺し――私、まだ参ったしてないわよ?」
『くっ、すっかり快楽に溺れたような顔をして……』
流石に多く触手を斬られ過ぎ、焦った声と共に下がっていく眷属。それを見送りつつ、白く濡れた胸を揺らし見せつけるアナスタシア。
「うふふ、あっさり油断して。そんなに私のが甘くて美味しかったかしらぁ?」
『何をっ……はっ!』
その挑発に気を取られた隙に、眷属の真下で赤黒い火花が迸る。慌ててそちらを見れば、解放された雷光の姿。
「散々恥ずかしい目に合わされて、舐められて、それから……たっぷりと……」
顔は真っ赤に染まり、脚はガクガクと震える。心身ともに辱められ、弄ばれ――その恥辱の量を示すかのような、莫大な雷。
「充電MAXよ、喰らええええ!」
『ぬぉぉぉぉぉっっ!?』
迸る太い雷に全身を呑み込まれる眷属。悲鳴と共に吹き飛ばされて壁に激突する。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
美波・蜜香
あなたが黒幕ね!
このブルーメンリッターが相手しちゃうわよ!
むんっ、と【気合い】を入れて【スーパー・ジャスティス】でパワーアップ!
どんな悪口だって言い終わる前に神速のスピードで飛んで行って必殺の【ランスチャージ】!
でも、あたしのUCは意志の強さを力に変えるもの
そして眷属の言葉を聞いた時、あたしは戦う意志を無くした
「…はい、あたしの望みは正義のヒロインとして勝つことではなく、正義のヒロインとして無様に淫らに負けることです」
それが、あたしの本当の望みだから
「だから、あたしにおしおきをください…」
※アドリブ&絡みOK・NGなし
「あなたが黒幕ね! このブルーメンリッターが相手しちゃうわよ!」
『ぐぅっ!? おぉっ、なんと勇ましいヒロインでしょう』
正義のオーラを身に纏い、神速で突進する蜜香。花の蕾を思わせるランスが、深々と眷属の肉体に突き刺さる。
「どんな悪口だって、言い終わる前に串刺しにしちゃえば――」
『それで良いのですか?』
だが、代わりに眷属の言葉が、蜜香に――ブルーメンリッターに突き刺さる。この先を聞いてはいけないと、分かっていても動きが鈍る。
『私に罵倒されて、敗北したいのでしょう? ああ、正義のヒロインだと言うのになんと淫らな……』
「そんな、こと……」
その言葉に、身を覆う黄金のオーラが消えていく。オーラの源は意志の力、それが消えると言う事は、つまり。
「……はい。あたしの望みは、正義のヒロインとして、無様に淫らに負ける事です……」
『ほほほ、良いですね、正直で実に良い』
自らの力で事実を突きつけられれば、もはやリッターに抗う事は出来ない。素直に武器を手放し、無防備に立ち尽くす。
「だから、あたしにおしおきをください……」
『良いでしょう。正義のヒロイン敗北の時ですよ』
眷属は触手で彼女の四肢を絡め取り、高々と掲げる。そしてその身体の隅々にまで、舌を這わせ始めた。
「ああっ、あっ……あああっ♪」
『無様ですねぇ。ほら、何か言う事があるでしょう?』
巧みな刺激と、願望を暴き立てる罵倒。蕩けきった表情で、言われるがままに叫ぶ。
「私は、ブルーメンリッターは……悪に自ら屈して、淫らに負かして貰いましたぁっ!」
『ほほほ、ヒロイン失格ですねぇ?』
嘲笑が身体を熱くする。際どい部分まで舌を這わされながら、嬉しそうに敗北を享受していく。
大成功
🔵🔵🔵
郁芽・瑞莉
職員との交わりの直後ということで白濁液が全身を流れ落ち、
蜜壺からは太ももにベットリと垂れる中。
相手の力を封じるべく魔力の珠を出して解析陣が能力解析を行い始め、妨害するように蠢く口。
嫌がっているように見せて、実はやることが好きで好きでたまらな糸の罵倒に言葉では違うというも。
身体の状態を言われて、
確かめてみればとの言葉に確かめていくと自慰になっていき嗤われるも。
でも大きいものくれないただの口の集合体には用はないと言わんばかりに解析を完了したらその口を封じて。能力の限りを尽くした一撃を食らわせますよ!
その後は罵倒や嘲笑されて再度火照った身体を慰めるべく、
UDC職員を誘惑しネットカフェで楽しみますよ。
「はぁ……はぁ……♪」
『おやおや、これは淫らな姿ですねぇ』
熱い吐息を漏らし、脚を震わせながらも、解析陣を展開する瑞莉。それを妨げるように眷属の口が蠢く。
『嫌だ嫌だと言いながら、実は好きで好きで堪らない……真面目な顔をして、なんとふしだらな』
「な、何をっ、でたらめですっ」
その言葉にかぁっ、と身体を熱く染める。首を振って否定するも、それを嘲笑う眷属。
『ほほほ、だったら自分の身体を確かめてごらんなさい?』
「う……これは……」
口では否定しても、べったりと濡れたいやらしい身体。指でそこを確かめれば、物欲しげに涎を垂らす。
「んっ……あっ……はぁ……♪」
『おやおや、自分で慰め始めるとは。ますます淫らですねぇ』
甘い声を上げて指を動かす瑞莉を、眷属はさらに嘲り笑う。さらなる罵倒を加えようと全身の唇を開き――。
「……まだいたんですか?」
『っ……ん、んむっ!?』
解析陣から放たれる無数の光の珠が、眷属の口を封じ込めた。全ての口が閉ざされ、のたうつ眷属。
「大きいものくれないただの口の集合体には用はないです……んっ!」
堪らず封印から逃げ出す眷属には一瞥もくれず、火照りと疼きに喘ぐ瑞莉。その熱視線は、遠巻きに様子を伺っていた男性職員に向けられる。
「……火照った身体……慰めてください」
「はっ……はい、わかりました……」
淫らな上目遣いで見つめられ、ガクガクと頷く職員を、狭い個室に連れ込んでいく。邪魔されないように光の珠で入り口を塞いでしまい。
「あらあら、こんなに、おおきい……あ、ん、はぁっっ♪」
個室の中から、淫らな水音と甘い悲鳴が響き渡る。
大成功
🔵🔵🔵
クロエ・アスティン
WIZで判定
うぅぅ、よくもあんな出鱈目な映像を!じ、自分はあんなにも媚びたりなんてしていなかったであります!
【戦女神に捧げる聖なる祈り】で戦乙女の姿に変身し天井付近のエラトマストマに襲い掛かります!
けど、毒舌や駄目出し、嘲笑を食らってユーベルコードを封じられてしまいます
無理やり解除されたせいで元の服装に戻らず聖鎧が消えて全裸の姿で墜落、逃げ遅れたUDC職員に受け止められます
「あ、ありがとうであります」とお礼を伝えるけど、UDCの邪気に当てられ正気を失った職員さんに「へへっ、こ、こんな格好で誘ってるんだろ、お前!」と襲い掛かられます
※アドリブや連携も大歓迎、本番NG
「うぅぅ、よくもあんな出鱈目な映像を!」
戦乙女の聖鎧を纏い飛翔すると、眷属へ襲いかかるクロエ。その手に握った槍を構え、投擲しようと振りかぶる。
「じ、自分はあんなにも媚びたりなんてしていなかったであります!」
『いやいや、素晴らしく淫らな媚びっぷりではないですか』
だが、そんな彼女を阻むように、眷属の罵倒が響く。事実であるかなど関係ない、心にねっとりと絡みつくいやらしい声。
『気持ちよかったのでしょう? 今も忘れられないほどに……』
「そ、そのようなことっ……」
無論、今も忘れられないのは事実だ。だがそれはトラウマによるもので……いや、その筈だと、自信が揺らぐ。
『ほほほ、そのようないやらしい鎧を纏って、説得力がありません』
「いや、らっ……これはっ……あ、あああっ!?」
動揺の末、完全に力を奪われて聖鎧が消える。そうなれば飛んではいられず、墜落してしまうクロエ。
だが、床にぶつかるその直前、何者かに受け止められる。
「あ、ありがとうでありま……す?」
安堵の声を漏らして後ろを見れば、受け止めたのは逃げ遅れた職員だ。だが、彼の視線はどこか焦点が合っていない。
「へへっ、こ、こんな格好で誘ってるんだろ、お前!」
「ひっ……やめるでありっ、あっ、んあっ!?」
乱暴に押し倒され、覆いかぶさられる。眷属の邪気に当てられ、正気を失った瞳。
「ほら、こいつっ……どうだっ、欲しかったんだ、ろっ!」
「ちがっ……あっ……ひぃぃんっ!?」
職員は、クロエの幼い身体を貪るように突き下ろす。荒々しい責め立てに、恐怖と苦痛の悲鳴を上げ……だが同時に、先程の眷属の言葉を思い出してしまうクロエ。必死に、媚びてなどいないと首を振る。
大成功
🔵🔵🔵
アヤカ・ホワイトケープ
まださっきの事が頭から離れない…
分かっていたとしても、人でなくなった自分の体の中身を見せられるなんて…
それに、わたしも知らなかった自分の体の事をなんであいつは知っているの…?
わたしが人の体じゃない?そんな事、分かってるわ…
わたしの体の中身を見せるとか、本当に悪趣味ね…
…っ、何も知らない親しい人達にこの事を知られたらどうなるか、だなんて…!
あれ、わたしは…どうして、こんな体に…?
そうしなければ死んでいたから?それだけ?他に理由…なんだっけ…?
そうだ…この体になって力に目覚めたのも、誰かを救うために与えられた物。
例え誰から何を言われても、わたしは…人のために戦うわ!
…貫きし憤怒の歌、受けなさいっ!
眷属が現れたと言うのに、頭を抑えて動けないアヤカ。先程の映像が――人でなくなった自分の『中身』が、頭から離れない。
「なんであいつは、わたしも知らなかったこの身体の事を……?」
『ほほほ、実に不自然な身体、ですよねぇ?』
はっと顔を上げれば、唇を笑みに歪めた眷属の姿。迎撃を試みるも、絡みつく言葉を無視出来ない。
「そんな事、分かってるわ……本当に悪趣味ね……」
『ええ、当然理解しているでしょうねぇ。だから必死に隠しているのでしょう?』
嘲笑が耳に障り、悪意が心に溜まる。眷属は彼女の心の傷を広げていく。
『その事を親しい人達に知られたら……さて、どうなるでしょうねぇ』
「そんな……こと……」
不自然である事が恐ろしいのではない、不自然が拒まれる事が恐ろしい。親しい者の顔が、恐怖に、嫌悪に歪む様が脳裏に浮かび、必死に首を振る。
「だってわたしは……そうしなければ、死んでいたから……」
そう必死に自分に言い聞かせ――そして、妙な違和感を感じる。確かにそれが理由、だが本当にそれだけだったか?
「そうだ……この体になって力に目覚めたのも、誰かを救うために与えられた物……」
消えていた瞳の光が再び灯る。忘れていた。一番大事な事。
「例え誰から何を言われても、わたしは……人のために戦うわ!」
『なんとっ……!?』
悪意を自力で振り払われ、驚愕する眷属。慌ててさらなる弄舌を繰り出そうとするが、立ち直ったアヤカの方早い。
「これは、あなたの悪意への、私の怒りよ!」
『お、ぉぉぉっ!?』
高らかに謳い上げるは、憤怒の歌。喉に埋め込まれた機械がそれを増幅し、魔弾として眷属に叩きつける。
その力を使う事を、アヤカはもう、決して躊躇わない。
大成功
🔵🔵🔵
アンジェリカ・ヘインズビー
マジックハンマーで殴りかかります!
っ…さっさと…やられて…くださいっ!
<がむしゃらに殴りかかるが躱され、パソコンでの滑稽な内容をなじられて余計に平常心が乱れていく>
<あまりに当たらないので【軟化薬】を投擲しようとするが、それが失敗の元ではないのかと突き付けられ思わず動きを止めてしまった。そんな隙が見逃されるはずもなく、持っていた軟化薬を噛み砕かれ浴びてしまう>
<動けなくなった体を床に押し付ける様に舌で舐められ、油絵のように崩れた状態を嘲笑されながら羞恥で震える事しかできなかった>
「っ……さっさと……やられて……くださいっ!」
『ほほほ、いつも失敗ばかりのぺちゃんこ娘の攻撃には、当たりませんねぇ』
巨大化したハンマーを振るい、必死に眷属へと殴りかかるアンジェリカ。だが、心の乱れは狙いの乱れに繋がり、なかなか当たらない。
「い、いつもじゃないと言っているでしょうっ!」
『あのような無様な姿、一度だって恥ずかしいものですがねぇ?』
先程のパソコンで客観視した醜態を言葉で刺激され、ますます平常心が乱れる。どうしても当たらない事に痺れを切らし、軟化薬を取り出すアンジェリカ、だが。
「ならこれでっ……」
『おやおや、それが失敗の元だと何故気づかないのでしょうねぇ?』
眷属の言葉を否定出来ず、反射的に動きを止めてしまう。晒した隙を突き、唇触手を近づける眷属。
『ほら、このように』
「あっ!?」
その唇にパリンと瓶が噛み砕かれ、中身がアンジェリカの上にぶちまけられる。全身に浴びてしまえば、あっという間に弛緩していく身体。
『本当はこうされたかったのでしょう? 望み通りですよ?』
「ち、が……っ!?」
否定しようとするも、その顔を大きな舌で舐められ、引き伸ばされる。口も歪んで言葉が発せなくなった所へ、さらにぺろり、ぺろり。
『いやはや、なんとも滑稽な。ほほほ、笑いが堪えられません』
「――――」
形はソフトクリームのように、どろどろと溶け落ちていく。ぷるぷるとした身体は満足に動かせず、羞恥に震えるのが精一杯。
『実に無様な……誰かに見せたいですねぇ?』
最後には、ほとんど平らになるまで舐め尽くされる。ひと思いに潰された訳ではないため、その身体は絵の具が滲んだ下手な油絵のように、混じり合って歪んでいた。
大成功
🔵🔵🔵
九重・白亜
調査は他のに任せてたから、ちゃんと本気だすか。
「男のくせにメイド」「姉に劣る弟」「姉が居なければなにもできない」「女の子より弱い男の子」……全部、言われたことがある。それくらい理解してるよ。オレは、お姉ちゃんと一緒じゃないと本当に何もできない。
けどな、一度言われたことある文句にヘコたれるほど弱くねぇんだよ!
毒舌に体を巻かれて嬲られ、脚をガクガクさせながらも舌に手を当てて指定UCを発動。風化攻撃を与えたあとUCを封印され、そのまま舌で全身を這われて毒に犯される。次第に涙目になって弱気になる。
だめ、やだ……たすけて、お姉ちゃん……っ
【絡み・改変歓迎/NG無し】
『おやおや、男のくせにメイドとは。まあ、姉に劣る弟では仕方有りませんかねぇ』
嘲り笑う眷属の罵倒が、容赦なく突き刺さる。何も言い返せず、無言で俯く白亜。
『姉が居なければ何も出来ない、弱い弱い男の子……女の子の背中に隠れているのがお似合いでは?』
「……全部、言われたことがある。それくらい理解してるよ」
なんとか顔を上げるも、その目は潤み、脚もガクガクと震える。今にも心折れそうなその姿。
「確かに、オレは、お姉ちゃんと一緒じゃないと本当に何もできない」
『ほほほ、では大人しく……むっ!?』
だが、そんな状態でも彼は必死に、目の前で動く舌を握りしめた。毒舌を中断させられ、狼狽する眷属。
「けどな、一度言われたことある文句にヘコたれるほど弱くねぇんだよ!」
『む、むぉぉっ!?』
呪詛を叩き込めば、舌がひび割れ、風化して崩れ落ちていく。砂になって地面に落ちる舌……そしてそのひび割れは、さらに広がって。
「ど、どうだっ!?」
『ほほほ、やってくれましたねぇ……?』
だが、他の無数の唇が、笑みの形に歪む。思わず一歩たじろいだ所に、さらに突き刺さる罵倒。
『ですが、所詮あなたの力はこの程度。あなたの姉ならば、もっと上手く出来たでしょうにねぇ』
「あっ……い、いやっ、やめろっ!?」
強がりで耐えていた所へのダメ押しの罵倒。呪いが維持できなくなり、その身体に舌が巻き付いていく。その感触への嫌悪と恐怖に身を捩るが、逃げられない。
「だめ、やだ……たすけて、お姉ちゃん……っ」
『ほほほ、やはり姉頼り。無様ですねぇ?』
恐怖が、劣等感が、彼を激しく責め苛む。必死に助けを求めるその声にすら、容赦なく罵倒が突き刺さっていく。
大成功
🔵🔵🔵
シルバップ・シノイトビクス
フラニィさん(f04189)と。
「性癖を暴かれたい、と仰いましても……はあ」
語られる内容は間違いではないですが、
「賢人協会主宰と致しましては、すべて公開情報でして」
撮影放送ドローン召喚、周辺地域に仮想モニタ群展開、過去の記録映像――繁華街、路上、ステージ等、場所を問わず痴態を晒す様――を、自ら配信し。
……あ、フラニィさんも巻き込まれてる時のもありますねこれ。
あとでお詫びしないとです。
「ソレによって皆に幸いがあるならば」
動画の視聴者達の声や行為のフィードバックを受け。
「わたしはソレを、力と致しましょう、はい」
配信にリアルタイムの動画も加え。
その力を汲み上げてくれる方はいらっしゃいますから、はい。
フランチェスカ・ヴァレンタイン
シルヴィさんと
その程度でしたら言われ慣れておりますしねー… いえ、誰からとは申しませんが
って、あらあら… シルヴィさん相手にそれは、悪手ですよ…?
心底哀れむ視線の先では、罵声を重ねる程にそれが可愛く見える映像を突き付けられている眷属の姿が
…何やらわたしの映像もだいぶ混じっているようにも見えますが、気のせいでしょう
とても恥ずかしい光景が散々引っ張り出される有様で、生じる恥辱と社会的ダメージは天井知らずかと
眷属が気付く頃には周囲にUCの香気とエーテルが極めて高密度に充満していて
口が回るわりには口は禍の門、という言葉はご存じなかったようで?
物質化したエーテルの針千本でも呑んでいただきましょうか、と
『ほほほ……痴女お二人がお揃いですねぇ。その性癖を暴き立てられ、辱められたいのでしょう?』
「あらあら、それは……」
シルヴィとフラニィを見下ろし、いやらしく笑みを浮かべる眷属。だが、罵倒されたフラニィは、恥じるより先に哀れむような視線を眷属に向ける。
「シルヴィさん相手にそれは、悪手ですよ……?」
「ええ。まあ、暴き立てられるも何も……」
頷くとドローンを召喚し、仮想モニタを展開するシルヴィ。映し出されるのは、ありとあらゆる痴態。
『なっ、これは……!?』
「賢人協会主宰と致しましては、すべて公開情報でして」
繁華街で、路上で、ステージの上で。場所を問わず、痴態を衆目に晒すシルヴィ。それを一切恥じる事なく、堂々と見せつける。
『は、恥ずかしくはないのですかっ!?』
「私は人造の神、人々の願いを受ける器。その恥など、どうでも良い事ですよ」
動揺を見せる眷属の問いかけにも、一切動じる事なく笑みを浮かべる。心の内を探られた所で、些かの痛痒もありはしない。
「わたしも、その程度でしたら言われ慣れておりますしねー……いえ、誰からとは申しませんが」
フラニィの方は流石にこうまでは割り切れないものの、我を失う程ではない。眷属が受けたショックに比べれば、大したことはない。
(……まあ、わたしの映像が大分混じっている気がするのですが)
(あ、あとでフラニィさんにお詫びしないとですねー)
シルヴィの展開した映像の中では、フラニィも激しく淫らに悶え喘いでいる。それを指摘されれば流石に余裕では済まなかっただろうが……動揺している眷属は気づかない。
『な、なんと恥知らずな。いいえ、ですが、誰にでも隠しておきたい事はある筈――』
「隠す必要などありません。ソレによって皆に幸いがあるならば」
大胆に曝け出しているのは、肉体だけではなくその心もだ。そしてそれは、今もなお。
「わたしはソレを、力と致しましょう、はい」
『っ!?』
いくつもの仮想モニタの中に浮かぶ、映像の一つを指し示すシルヴィ。そこに映し出されるのは、今まさにこの瞬間の映像。その配信を通し、力が流れ込んで来る。
「声援も、情欲も、全ては人の願い。私の力なのです」
『む、むぅぅ、ならば、その人々の前で辱めて差し上げま、ひぐっ!?』
すっかりシルヴィに気を取られた眷属の唇に、深く突き刺さる鋭いエーテルの針。辺りに立ち込めるは、甘い花の香り。
『ぐ、ぐぅ、何を……』
「口が回るわりには口は禍の門、という言葉はご存じなかったようで?」
シルヴィが得た力を流し込まれたフラニィの身体から、溢れ出す高密度のエーテル。それが次々と形を取り、無数の針へと変じていく。
まあ……その力の源はシルヴィの得た力だけでなく、フラニィが得た恥辱と損なった尊厳をも源にしているのだが。
「針千本でも呑んでいただきましょうか、と!」
『っ、おっ、むぉぉぉぉっっ!?』
動画を勝手に配信された八つ当たりもこめて放った無数の針が、眷属の全身へと突き刺さる。苦痛に悶え狂い、その自慢の唇を開く事もできず、のたうちながら逃げていく眷属。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
グラディス・プロトワン
※アドリブ等歓迎
漸くお出ましか
この特異な声…遮断できるものではなさそうだ
『…なるほど、悪堕ちというやつですか』
何の事だ…?
『あなた、幻覚や洗脳に託つけて敵側に回ろうとしていませんか?』
『そうすれば攻撃されて被虐嗜好も満たせますからねぇ』
これは否定しておかなくては
『ふーむ、身体を乗っ取られるのがお好きなようで』
『むむ、あわよくばそのまま食事もしたいと…なんとも欲張りさんだ』
俺の潜在意識を読み取ったのか…?
操られているなら仕方がないだろう…いやしかし、思い当たる節が
俺がそんな事を望んでいるなど…
『私の同士となれば、お食事には困りません…如何ですか?』
言葉の数々に揺さぶられ、正常な思考が乱されて…
「この特異な声……遮断できるものではなさそうだ」
頭の中を探られ、直接囁かれているような不快感。それは機械の頭脳にも、例外なく与えられる。
『……なるほど、悪堕ちというやつですか』
「何の事だ……?」
怪訝そうな声を発するグラディスに、眷属はその唇で嘲笑を浮かべる。目もないのに、全て見透かされているような感覚。
『あなた、幻覚や洗脳に託つけて、敵側に回ろうとしていませんか? そうすれば攻撃されて被虐嗜好も満たせますからねぇ』
「む、そのような事がある筈がないだろう」
心外だとばかりに首を振るグラディス――だが、妙な違和感が心に残る。そこをさらに刺激する眷属の声。
『ふーむ、身体を乗っ取られるのがお好きなようで』
「何を言っている……何を、読み取っている?」
確信の籠もった眷属の声に、違和感を覚え問い詰めるグラディス。だが、そうやって問いかける事自体が術中だと、気づいていない。
『むむ、あわよくばそのまま食事もしたいと……なんとも欲張りさんだ』
「操られているなら仕方がないだろう……いや……」
無論、本来は気づいて然るべきだ。だが、心揺さぶられ思考をかき乱された彼は、正常な判断が下せない。むしろ、さらなる言葉を求めるように、会話を続けてしまう。
『私の同志となれば、お食事には困りません……如何ですか?』
「む、ぅ……それは、魅力的ではある、が……」
そうして悩む素振りはただのポーズに過ぎない。悪堕ちを唆され、心揺さぶられると言う、その行為自体の虜になってしまっている。
「俺は……いや、しかし……」
ここであっさり堕ちてしまえば、もう唆して貰えない……そんな異常な思考だけで、彼は会話を続けていく。
大成功
🔵🔵🔵
美国・翠華
【アドリブOK】
私の心は、まだ癒えていない…けど…
(言われる言葉はあの日の自分のこと
不良たちの声を再現したり、襲われたときの感情に対しての事実無根の言葉、それに帰り道に関しての無責任な責任転嫁)
私は…そんなつもりだったんじゃない…
あの日、あそこは普通の場所だったのに…
精神的ダメージが物理的ダメージになるような気分だけど
それがUDCを活性化させる。
「オマエハソンナフウニ思ッテタノカ?ソレナラスキニサセテモラウゼ」
そう言って猛スピードで敵に向けて攻撃を開始する。
うるさい口を切り落としてほしいな…それでやっとうるさくなくなる。
『その身体となった日の事……忘れられないようですねぇ』
「…………」
眷属の悪辣な声に、立ち尽くして身体を震わせる翠華。反論が無いのを見た眷属は、さらに舌を動かしていく。
『ええ、ですが、本当はそうされる事を望んでいたのでは? ですから普段と違う帰り道を通って――』
「私は……そんなつもりだったんじゃない……」
あの日、あの場所は、何事もない普通の場所だった。あんな事になるなんて、想像もしていなかった。癒えない心の傷が、じくじくと痛む。
『そうですか――へっ、いっちょ前に抵抗しやがって、身体は悦んでるくせによぉ?』
「っ……!」
その唇から突然響く粗野な言葉は、あの時の不良の声。口調も声音もそっくりで、否応無しに心に突き刺さる。
「やめて……」
『ほぉら、もっと気持ちよくしてやるよ……気持ちよすぎて死んじまうかもなぁ!』
ゲラゲラと、無数の唇が笑い声を響かせる。その声に、心だけではなく、身体も斬り裂かれているような痛みを感じ――。
「やめてと……言っている」
『っ、があっ!?』
そしてその痛みを糧に、体内のUDCが活性化する。
「オマエハソンナフウニ思ッテタノカ? ソレナラスキニサセテモラウゼ」
「ええ……あの、うるさい口を切り落としてほしいな……」
どこか焦点の合わない瞳で、眷属を見やる翠華。だがその瞳とは裏腹に、操られた身体は素早く動く。数多の唇を、次々とナイフで切り裂いていく。
『っ……っ~~~~!?』
「ああ、やっと、うるさくなくなる……」
血を噴き上げ、声を発する事もできずに苦しみ悶える眷属。それを見て翠華はようやく、薄く微笑みを浮かべて見せた――。
大成功
🔵🔵🔵
マイエ・ヴァナディース
【恋華荘】
【アム・サーヴァントモード】継続
※アドリブ歓迎
◆マイエ
「令嬢の顔して実は一匹の雌がお望み」
最初は意味不明でしたが…
「彼に屈服させられ淫売として蕩けたい筈」
いちごさんを意識すると頬が火照り反論も…
ですがコレで心を保ちます
「父母の様にだらしなく愛欲へ融けるか」
両親は確かに強く愛し合いますが誇りも強く尊重します
ソレを知らぬ輩にはわたくしの誇りも崩せませんわ
◆アム
「ゴーレムは寵愛を得られない」
確かに確証はないですが…
「巨乳好きの彼が貧相な身体で悦ぶ?」
いちご様は当端末で悦んで下さいました
先程の寵愛は明確に記録しています
それに身近なゆのか様が過去慎ましいのなら
胸部装甲の性能が全てではない筈です
彩波・流江
【恋華荘】
(アドリブ歓迎です!)
『幸せを感じて良いのか?』
かつて守ると誓ったものを何一つ守れなかった己が、皆さんとの日々で安らぎを感じている事は果たして許されるのか…
「勝手に感じる分には良いのでは?一生しょぼくれてると、定めた目的まで霞んでしまいますからね」
『神とは名ばかり、彼ら彼女らはお前の守りなど必要としていない』
己の中にあった勝手な驕り、体の良い心の拠り所にしていただけなのではないか…
「私が必要か否かと言うより、見守ってると退屈しませんので
それと生憎、面と向かって不必要などと言われた事はありませんね」
心を弄ぶ下郎は疾く去りなさい
皆さんと知り合ったのは、決して間違いとは言わせませんよ?
白銀・ゆのか
【恋華荘】
・心の奥底
〈私のの慕う彼は、他の者とも親しくて
羨ましい
妬ましい
奪いたい
―羅刹らしく全てを壊して、彼を浚ってしまえば?〉
「…っ!」
どれも…全て図星。
一気に怒りと羞恥で『怪力』の加減を忘れた拳から血が落ちて。
ただ…最後の一言だけ。
逆鱗なのに却って怒りが一回り―精神が薙いで
「確かに宿に人が増えて…不安でもあったけど
―だからどうと?」
拳に力を乗せて、炎と風をUCで纏って
「最近やっと自信が付いたんです。…胸?…まぁその、あぅ」
最近までぺったんでも愛してくれましたし…先ほどの動画メールの件もあり、頬染めふいと目反らし
「ともあれ、皆いちごを慕うなら…その上で私からもっと、大好きに、なるだけっ―!」
彩波・いちご
【恋華荘】
『もっとしたいんだろう?』
『周りの女の胸を揉みたいだろう?』
『周りの女を犯したいだろう?』
私の欲望に語り掛ける声が響きます
私だって男なので、したくないと言えば嘘になりますけど
(周りの皆の身体が視界に入って赤面しつつ)
でも!
暴走して迷惑かけて関係持ったりしてる不誠実な現状は、悔恨しかないんです
許してくれる皆に甘えてるのも申し訳なくて
だから私は、普段は欲は封じてますし
起こった事に対しては私の全てを費やして償うんです!
その強い気持ちで【異界の抱擁】の触手召喚
奴を拘束しねじ切ってやります
…って、かっこつけたのにまた触手は暴走するんですかー!?
皆を巻き込んで…こんなオチはいらないですっ!
アイリス・ヴォルフェルト
【恋華荘】
『性に溺れて騎士とか笑わせる!』
『騎士より娼婦がお似合いじゃない?』
『その貧相な身体じゃ娼婦も出来ず、性処理用のただの穴しか出来ないでしょうけど!』
そんな罵倒されて、心身共に衰弱するどころか、ぷちんとキレちゃったんですが!?
私を先輩のような、わざとじゃないかってぐらいエロイ目に遭いまくる女騎士(笑)と一緒にいしないでください!
【祝福付与(ゴッズブレス)】で剣で斬りつけ、神の加護と祝福でこいつの弱点属性を付与します!
いえ、こいつの弱点が何なのかはよく分かりませんが、神の加護なら間違いないはずです!
あっ!えぇぇ!?暴走したいちごさんの触手切り払ったらそっちの弱点も付与されましたよ!?
セナ・レッドスピア
【恋華荘】
『自分からは攻めず、してもらうのを期待して…
貴方、マゾヒスト、ですね…?』
『しかも時には大勢に…それも相当の…』
と言われて、いままでのいけないことされた時の記憶が蘇って来て
敵の言葉が間違いじゃないかも…と
震えながらも心臓の鼓動が早くなってしまいます…
…このままだといけない…!
で、でもっ!
今までは乗り越えてきましたし
これからだって…!
それに、いちごさんとのあれこれは
今はそういう意味じゃないですのでー!
と、いけない気持ちを振りほどくように
槍と「血は血へ・暴喰者形態」でダブルアタック!
そこにいちごさんの触手も加勢して…
やっぱり私達にも絡みついてきてますー!?
私「えむ」じゃないです…きっと…
『ほほほ、良いですねぇ、実に欲が渦巻き溢れている』
恋華荘の面々を見下ろし、邪悪な笑みを全ての唇に浮かべる眷属。唇つきの触手を一度に伸ばし、6人と1体の耳元へと近づけていく。
『自分からは攻めず、してもらうのを期待して……貴方、マゾヒスト、ですね……?』
「そ、そんな事っ!?」
そう囁かれたのはセナ。顔を真っ赤に染めて唇を睨みつけるが、唇はさらにいやらしく言葉を紡ぐ。
『しかも時には大勢に……それも相当の……心当たりがあるのでしょう?』
「っ……それ、はっ!」
否定しようとするも、脳裏に浮かぶ数多の記憶がそれをさせない。言葉に詰まり、鼓動が早く。身体を震わせ、縮こまってしまう。
『令嬢の顔をして、実は一匹の雌になるのがお望みなのでしょう?』
「……? なんの事でしょうか?」
囁かれた言葉に怪訝そうな表情を浮かべるのはマイエ。唇が横を向くのに合わせ、視線をそちらに向ける。
『彼に屈服させられ、淫売として蕩けたい……そうでしょう?』
「っ、いちごさんっ……!」
その横顔に、身体が火照ってしまう。彼の雌になる事が出来たら、どんなに――その欲望を、決して否定は出来ない。
『もっとしたいのでしょう……?』
「そ、それは……」
そのいちごは、理性の裏の欲を唆され、顔を真っ赤に染めている。
『あなたの周りの女達の胸を味わい、思うがままに蹂躙する……それがあなたの望み』
「うぅ……わ、私だって、男ですし……それはしたくないと言えば、嘘に……」
ちらりちらりと、周囲の女性達に視線を向けてしまう。その身体を意識してしまう。そんないちごの様子を、じっと見つめるのはゆのか。
『あなたはこんなに彼を慕っているのに、彼はこんなに皆と親しいなんて』
「……っ!」
図星を突かれ、さっと赤く染まる顔。それでも、いちごから目が離せない。
『羨ましい、妬ましい――奪いたい。そうでしょう?』
「それ、はっ……」
こみ上げる衝動。抑えようと必死に拳を握れば、血が滴り落ちる。
『幸せを、安らぎ感じて良いのですか? 誓いを果たせず、何一つ守れなかった貴女が』
「勝手に感じる分には良いのでは?」
女神としての過去の傷を糾弾されるのは流江。だが、他の皆と違い、彼女だけは心を揺らさない。神として長き時を生きた彼女にとって、悩む時はとっくに通り過ぎている。
「一生しょぼくれてると、定めた目的まで霞んでしまいますからね」
『目的? 神とは名ばかりの貴女の目的ですか? ここにいる皆は、貴女の守りなど必要としていません。体の良い心の拠り所にしているだけでは?』
それでも眷属は執拗に罵倒し、あざ笑って来る。なんとしても心を折らんとなおも言葉を重ねてくる。
「そうですが、それが何か? 何より、見守っていると退屈しませ――」
「誰が性騎士ですかー!!?」
そんな真面目な会話を遮るように、アイリスの絶叫が迸った。
『事実でしょう、騎士と言うより娼婦がお似合い――』
すっかり熱くなったアイリスの姿に、眷属はその唇を禍々しく歪めた。目はなくとも、視線が胸に――薄い胸に集中しているのがわかる。
『いや、その貧相な身体では、処理の道具程度がせいぜいですか』
「私を先輩のような、わざとじゃないかってぐらいエロイ目に遭いまくる女騎士もどきと一緒にしないでください!」
心折られるどころか、すっかり激昂して頭に血を昇らせるアイリス。なにげに酷い事を言っている。……まあ言われても仕方ないが。
「もう怒りました、許しませんっ!」
『ちょっ……は、話を聞きなさい、こら、やめっ!?』
聖なる加護を受けた刃が、眷属の身体に突き立てられる。逆に慌てた眷属は、他の者達への罵倒をさらに強め始めた。
「父母の様にだらしなく、愛欲へ融けたいのでしょう?」
「っ……!!」
両親の事を言われ、マイエはさっと顔を赤くする。だがそれは羞恥ではなく、怒り。
「確かに強く愛し合ってはいますが……そこには誇りと尊重があります」
今は会う事ができない両親。だが、その姿は確かに胸に刻んでいる。その記憶を穢される事は、自分を罵倒される事より遥かに許しがたい。
「ソレを知らぬ輩にはわたくしの誇りも崩せませんわ!」
『むぅっ……!?』
怒りと誇りをもって、強く言葉を跳ね除けるマイエ。唇が気圧されたように、彼女から離れていく。
『羅刹らしく全てを壊して、彼を浚ってしまえば良いのでは?』
「!!」
そう囁かれたのはゆのか。羅刹としての感情の昂りは、確かに彼女の弱みであり。
「確かに宿に人が増えて、不安でもあったけど――だからどうと?」
『……え?』
そして、逆鱗でもある。怒りが限度を越え、炎風が拳を覆う。
「最近、ようやく自信がついたの。だから……」
眷属をまっすぐに見据え、一歩を踏み出して、そして。
「ゆのか様は以前慎ましかったのですから、胸部装甲の性能が全てではありません」
「い、今なんでその話題っ!?」
横から聞こえたアムの声に、がくんとつんのめった。どうもあちらは胸部関連で罵倒を受けていたらしい。
「ですから、胸部の平坦な当端末でもいちご様を悦ばせる事が出来るのです」
「そこで私を例に出さないで……まあ、確かにぺったんでも愛してくれましたけど……」
先程の映像も思い出し、もじもじと顔を赤くするゆのか。逆に同意を得たアムはここぞとばかりに勢いづいた。
『ゴーレムが、人間の寵愛を得られるとでも?』
「確かに……確証はありません、ですが……」
もはや眷属の罵倒も彼女には届かない。メイドゴーレムは薄い胸を張り、自信をもって愛を語る。
「いちご様は当端末で悦んで下さいました。先程の寵愛は明確に記録しています」
「……記録されてるんですか」
複雑な表情を浮かべるいちご。だがそれは恥じらいだけではない。
「こんなに不誠実な自分を、皆は許してくれる……それに甘えてるのが申し訳なくて」
好意を、当たり前と思ってはいけない。暴走する度に、その胸に悔恨が積み重なる。
「だから普段は欲は封じて……起こった事に対しては私の全てを費やして償うんです!」
「そ、そうです……今までは乗り越えてきましたし、これからだって……!」
いちごの毅然とした態度に勇気づけられ、セナも罵倒の声を振り払った。右手に血槍を掲げ、左腕を暴食の獣へと変化させる。
「だから、今度だって……乗り越えてみせますからっ!」
『ぬぅぅぅっ!?』
槍が眷属の唇を抉り、獣の顎が食い千切る。相手が邪神の眷属であろうと、流れる血の全ては、彼女にとって糧に過ぎない。
「それに、いちごさんとのあれこれは今はそういう意味じゃないですのでー!」
「……い、今は?」
戦いながら、心を奮い立たせるために叫び――それに、反応してしまういちご。しかも運悪く、まさに召喚呪文の詰めにかかっていた所で。
「あ、まず……だ、だめですっ!?」
いちごの制御を離れて、大量の触手が影から溢れ出す。暴走する触手は、感情を刺激したセナに真っ先に殺到した。
「かっこつけたのにまた触手は暴走するんですかー!?」
「ひゃあ、やっぱりー!?」
あっという間に巻き付かれ、絞り上げられるセナ。その肉体を絞り上げられ、刺激されていく。
「す、すみませんっ……うぅ、こんなオチはいらないですーっ!」
「あ、あぅっ、んっ、ん~~~!」
必死に謝りながら触手を鎮めようとするいちごだが、むしろどんどん暴れる一方。全身を這い回られ、甘い声を上げる。
『……やはりマゾでは?』
「ち、違いますっ……んああっ……!」
眷属にまで、罵倒と言うより呆れの表情を向けられ、首を振るセナ。けれど身体は熱くなって、とろんとした表情で喘ぎを漏らしてしまう。
「う、うぅ……止まらないっ……アイリスさんっ!?」
「だから私は先輩とは違いますよ!」
さらに暴走する触手が狙いを定めたのはアイリス。だがこちらは冷静に、それを剣で迎え撃つ。祝福を受けた刃は、容易く触手を斬り捨てて――。
「……えぇぇぇぇっ!?」
そして、神の加護により相手の弱点を突くその剣から、大量の触手が溢れ出した。どうやら『触手の弱点』を付与されたらしい。
「ちょ、ちょっと、どういう事ですか、いちごさーんっ!?」
「そ、そっちは私は知りませんよー!?」
いくらアイリスが優れた聖騎士でも、触手の生える剣など扱える筈もない。いちごの触手と絡み合いながら暴走し――そして。
『ちょ、なんですか、これ……わぷっ……ちょっ!?』
「「あ」」
そのまま眷属の身体を呑み込んだ。その肉体を拘束し、ミチミチと絞り上げていく。
「と、とにかく結果オーライと言う事で……?」
『ひ、非常識なっ!?』
アイリスの言葉に反論しながらもがく触手。そこへ歩み寄った流江が、笑みと共に声をかけた。
「ええ、本当。退屈しませんよね?」
何が起こるかなんて、全く想像がつかない。……つかなすぎてちょっと大惨事だが。
「彼らが私を必要とするかどうかは分かりません。ですが、生憎、面と向かって不必要などと言われた事はありませんね」
それなら、迷う必要はない。神として求められるからではなく、流江として、彼らと共にいたいから、流江はここにいる。
「心を弄ぶ下郎は疾く去りなさい。皆さんと知り合ったのは、決して間違いとは言わせませんよ?」
『くっ……!!』
溢れ出る神気に気圧されるように、もがきながら下がる眷属。だがそれを追って駆け寄るのは、ゆのか。
「散々、みんなに好き勝手言ってくれたけど!」
拳に纏った炎風は、その思いと怒りを示すように、嵐となって唸りを上げる。それを振りかぶり、全力を篭めて。
「皆がいちごを慕うなら……その上で私からもっと、大好きに、なるだけっ――!」
『ぐっ……がああああああああっ!?』
叩き込んだ拳が深々と眷属の身体を抉ると、体内で炎が吹き荒れる。全身を焼かれた眷属の、全ての唇から炎が迸り。
『お、のれ……この私が……ぁ!!』
「これで……終わりよっ!!」
最後のひと押しで拳をグッと押し込むと、身を縛る触手と共に、眷属の身体を爆ぜ飛ばした。
こうして、寄生型UDCの事件は無事解決し――。
「……私、『えむ』じゃ、ないです……きっ、と……」
「セナさーん!? ほんと、本当にすみませーん!」
触手が消えた事で解放されたセナが、余韻でぴくぴくと身体を震わせて。いちごの謝罪の叫びが、いつものように響き渡るのだった。
大成功
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