さあ、狩猟の時間だ!(作者 雷紋寺音弥
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●突然の襲撃
 平和になったアックス&ウィザーズ世界。邪悪なる帝竜と、その眷族である者達の脅威も過去のこと。世界から危険なモンスターが消えたわけではないが、それでも山間の村々には、人々の平穏なる暮らしが戻っていた。
 だが、そんな彼らの安らぎを破るかのように、数多の牙が村へと押し寄せた。それらは情け容赦なく家も、畑も蹂躙し、食べられるものは全て引っ繰り返しては、自らの胃袋に収めて行く。
「な、なんだ、こいつらは!?」
「イノシシだ! イノシシの群れだ!! でも、なんでこんなにたくさ……うわぁぁぁっ!!」
 村を覆わんばかりの、イノシシの群れ。何かに追い立てられでもしたのか、彼らはとても気が立っており、おまけに凄まじく数も多い。それこそ、まるで森中の全てのイノシシが、この村に集まっているかのようだ。
「ひぇぇぇっ! や、やめてくれぇ! それは、ようやく実りをつけた、今年の収穫なんだぞ!!」
「ああ、オイラの家が……畑が……」
 害獣を防ぐ柵も、狩猟用の簡易な罠も、数の暴力を前にしては役に立たない。哀れ、村はイノシシ達に蹂躙され、後にはペンペン草も生えないような荒地と化してしまうのだった。

●食うか、食われるか
「さて……ちょっとあなた達に、頼みたい仕事があるんだけど……」
 アックス&ウィザーズ世界で、イノシシの襲撃によって滅びそうな村がある。それをなんとかして欲しいというパトリシア・パープル(スカンクガール・f03038)だったが……猟兵の仕事としては、些か簡単過ぎるのではなかろうか。
「あ、今、帰ろうとした人いるでしょ? まあ、確かにイノシシ退治だけなら、ギルドの人達に任せておけばいいんだけど……」
 問題なのは、その後だ。そもそも、何故に大量のイノシシが村にやって来ることになったのかと、パトリシアは順を追って説明を始めた。
「実は、この村の近くにある森で、飛竜が大量発生したみたいなの。こいつらに追われて、イノシシ達は村に逃げて来たみたいね」
 もっとも、それで村が荒れ地にされてしまっては元も子もない。少し、可哀想な気もするが、イノシシ達には村から立ち去ってもらうか、あるいは貴重なタンパク源として狩らせてもらうしかない。
「で、ここからが本題なんだけど……大量発生した飛竜が、全部オブリビオンってわけ。群竜大陸のドラゴンなんかに比べたら全然大したことない相手なんだけど、ギルドの冒険者達には、ちょっと手に余っちゃう感じかしら?」
 その飛竜もまた、餌となるイノシシ達を追って村に現れる。さすがに、ドラゴンが大量に押し寄せて来たら、数名の冒険者と村の人間だけで対処できる事態ではない。しかも、イノシシ騒動で疲弊しているところを襲われるのだから、まず勝ち目はないと思った方がいいだろう。
「まあ、そういうわけで、イノシシの群れと飛竜の群れ、まとめて退治しちゃって欲しいってこと。なるべく五体満足な状態で仕留めれば、スペシャルなお肉にありつけるかもね」
 何を隠そう、この飛竜達、肉が食用になるのである。部位によっては美食家達に高値で取引されることもあるため、しっかり回収して売り飛ばすも良し、そのまま自分で堪能するも良しである。
 そして、最初に襲撃して来るイノシシも、当然のことながら食べられる。これらの獣や竜を仕留めて肉を手に入れれば、村は崩壊の危機から一転して、お祭り騒ぎになるはずだ。
 所詮、この世は弱肉強食。それは仕方のないことなのだが……オブリビオンは例外だ。放っておけば、彼らは好き放題に生態系を狂わせ、世界を滅ぼそうとするのだから。
 どうせなら、そんなオブリビオンを退治して、ついでに貴重な肉をいただいてしまおう。正に、食うか食われるか。イノシシの群れに竜の群れ、纏めて仕留めるべく……さあ、狩猟の時間だ!


雷紋寺音弥
 こんにちは、マスターの雷紋寺音弥です。

 戦争が終わったアックス&ウィザーズ世界ですが、オブリビオンがいなくなったわけではありません。
 大発生した飛竜と、それに追い立てられて現れたイノシシの群れ。
 まとめて退治して、美味しいお肉になってもらいましょう。

●第一章
 村を襲撃するイノシシを退治します。
 五体満足な姿で狩猟できた分だけ、第三章でのお祭りが賑わいます。

●第二章
 村を襲撃する飛竜を退治します。
 生け捕りにするのは不可能ですが、それ以外の方法であれば、どのように倒しても問題ありません。
 ただし、第三章で彼らの希少な部位を食したい場合は、なるべく五体満足な姿で倒さないといけません。

●第三章
 狩猟したイノシシ、及び飛竜の肉を味わいます。
 どんな部位をどれだけ食べられるかは、前の章での敵の倒し方によって変わります。
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第1章 冒険 『いのししパニック!』

POW弱肉強食! 実力を見せつけ、力尽くで追い払う。
SPD電光石火! 素早く正確に急所を狙い、ノックアウトする。
WIZ果報は寝て待て!? 罠を仕掛けて持久戦。
👑7 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴

種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


チル・スケイル
…故郷を思い出します
あの永久凍土の村でも狩猟に明け暮れる日々でした
寒冷地に適応した獣を、更なる低温の氷魔法で凍てつかせる。こうして肉の1片も残さず利用するのが、私達の日常でした

…(とはいえ数が多い。ならばこの杖を使う)
…(マルヴァールマ・スロワーを両腕に装備。強烈な冷気放射により猪を冷凍し、掃討する)
…(氷像となった猪は、それ自体が侵入を遅らせる防壁と化す。壁を越えてきた猪から順に凍らせる)

食肉は冷凍です


●美味しいお肉は冷凍保存?
 地響きを立て、森から村へと迫り来るイノシシの群れ。
 村の者からすれば、正に天災以外の何物ではない。だが、そんな野生の軍団を前に、チル・スケイル(氷鱗・f27327)は故郷の村でのことを思い出していた。
 彼女の故郷は、永久凍土に覆われた酷寒の地。貴重な食料を求め、狩猟に明け暮れる日々が村人達の日常だった。
 貴重な食材は、ほんの欠片でも無駄にはできない。だからこそ、彼女達は寒冷地に適応した獣さえも凍らせる、絶対零度の魔法を会得していた。それを以て獣を凍らせて保存しつつ、肉の1片さえも残さずに利用することが、彼女達の生きる術だったのだ。
 そんな彼女にとって、目の前に迫るイノシシの群れは、言わば宝の山である。とはいえ、さすがに数が多過ぎるため、1匹ずつ凍らせていては埒が明かない。
(「……ならば、この杖を使うか。……凍れ」)
 突進して来るイノシシ達を薙ぎ払うような動きで、チルは杖先から放つ絶対零度の凍気にて、イノシシ達を瞬く間に凍らせてしまった。白煙が晴れ、その中から現れたのは、完全に凍り付いて動けなくなったイノシシ達。彼らは単なる冷凍肉としてだけでなく、後続のイノシシ達を塞き止める壁にもなり、頓挫したところへ再びチルの冷気が襲い掛かる。
(「ふぅ……まあ、こんなものか。今日は大量だな」)
 凍ったイノシシ達の姿を見て、チルは満足そうだった。これなら保存にも困らないし、村の蓄えとしても十分だろう。
大成功 🔵🔵🔵

露木・鬼燈
イノシシですか。
これは油断できないですよ?
様々な神話を紐解いたらわかる。
イノシシってマジでヤベーやつなのです。
英雄でも命を落としたりするからね。
ホントに普通のイノシシ?大丈夫です?
そっかー、なら信じたからね。
でも油断はしないのです。
<獣狩り>で容赦なく狩るですよ。
威力重視の戦槌で衝撃を徹すように頭部を強打。
強い衝撃を徹して脳だけを破壊することで仕留めるですよ。
仕留められなくても気絶などで動きを封じられればよし!
魔剣を使った影縫いでしっかりと動きを封じる。
そして耳孔から棒手裏剣を通して脳を破壊する。
これでイケルイケル!
あっ、肉の味を落とさないように血抜きもしないとね。
念動と水魔法で素早く、ね。


●牙獣の倒し方
 村を襲撃するイノシシの群れ。それを討伐して欲しいと言われた露木・鬼燈(竜喰・f01316)は、いつになく険しい表情になっていた。
「イノシシですか。これは油断できないですよ?」
 普段は温厚な動物だが、キレた時の連中のパワーは凄まじい。様々な神話にもイノシシは登場するが、大概は神の使わせた眷属だったり、あるいは魔物の血を引く化け物だったりして、そうなると討伐も一苦労。
 場合によっては、英雄でさえ簡単に命を落とす。それだけ、本気でキレたイノシシは危険な生き物なのだ。
「ホントに普通のイノシシ? 大丈夫です?」
 土煙を上げて迫り来るイノシシを指差しながら、鬼燈はその辺にいた村人に尋ねた。が、彼らはイノシシ軍団の襲撃によって完全に浮足立っており、もはやそれどころではなくなっていた。
「あれがイノシシじゃなきゃ、なんだってんだ! 頼むから、早くなんとかしてくれぇ!!」
 申し訳ないが、あれだけの数は手に余る。畑を捨てて逃げることも致し方無しと嘆く村人達だったが、そんな彼らに鬼燈は静かに背を向けて。
「そっかー、なら信じたからね」
 伝説の化け物でないのなら、戦い方がないわけではない。もっとも、油断して反撃されてはそれだけで危険なので、戦うならなるべく時間は掛けず、一撃必殺が望ましい。
「さぁ、獣狩りを始めよう」
 戦槌を腰溜めに構え、鬼燈はイノシシが突っ込んで来るのを待った。そして、こちらに牙が突き刺さるという瞬間、ハンマーで相手の顔面を殴打する。
「……ッ!? ブッキィィィッ!!」
 悲鳴を上げて、まずは1匹が地面に転がった。突進の加速が乗っているところに、カウンターでハンマーを叩き込まれたのだ。いくら石頭なイノシシでも、こんなもの食らったら失神昏倒間違いなし!
「まだまだ……今度は、これを使うですよ」
 続けて鬼燈が投げたのは魔剣。さすがに重過ぎたのか、剣はイノシシの身体を貫くことなく明後日の方角へ飛んで行った……かに思われたが、狙いは最初からイノシシではない。
「……っ!? ブヒ?」
 イノシシの影に剣が突き刺さると同時に、まるで地面に縫い付けられたかの如く、その足の動きがピタリと止まった。これぞ、忍法・影縫い。その名の通り、影を地面に縫い付けることで、相手の動きを止めてしまう極意。
 最後は、動けないイノシシの耳から棒手裏剣を突き刺して、苦しませることなく中枢を貫き即死させた。1匹ずつだが、着実に仕留めて行く。
「あっ、肉の味を落とさないように血抜きもしないとね」
 そして、ある程度の数を仕留めたところで、最後の仕上げ。血を抜いておかないと肉が傷んでしまうので、これにも手際の良さが要求される。
 水の魔法も駆使し、流れ出る血を洗い流せば、そこに残ったのはイノシシの毛皮と肉だけだ。巨大な牙も、もしかすると何かに使えるかもしれない。
 イノシシは強敵だが、上手く狩ることができれば良質な山の幸となる。これだけの数を仕留めておけば、当分の間は肉に困ることはなさそうだ。
大成功 🔵🔵🔵

サフィリア・ラズワルド
WIZを選択

※召喚する古生物の種類はおまかせします。

おかしいなぁ、いっぱいイノシシがいるから狩りを手伝ってくれる子を呼んだはずなんだけど、いや手伝ってくれてるんだけど、この子達どこの子?竜の谷にはこんな子達いなかった……と思う。

『え?あ、うん、その調子でいっぱい狩ろう!』

召喚した子達がやたらフレンドリーなので『やっぱり知り合い?でも見たことないし……うーん?』とクエスチョンマークを頭に浮かべながら私もペンダントを竜騎士の槍に変えて狩りに参加します。

アドリブ協力歓迎です。


●あなたはだぁれ?
 村に現れた大量のイノシシ。気の立った彼らを仕留めるのは、時に百戦錬磨の勇者でも苦労する。
 野生動物というのは、本気で怒らせると怖いのだ。なにしろ、相手はこちらを殺そうと襲い掛かって来ることもあるわけで、そうなると体格、パワー、武器の有無などから、人間が素手で敵う相手ではなくなってしまう。
「きゃぁっ! こ、こっちにたくさん来た!?」
 やる気満々でイノシシ狩りに挑んだサフィリア・ラズワルド(ドラゴン擬き・f08950)だったが、早くも手に負えなくなっていた。1匹狩るならまだしも、こんなに大量に現れては、どれから倒して良いのかも分からない。
「誰か助けてー、手伝ってー!」
 案の定、早くも後ろから牙で突かれそうになり、サフィリアは尻を押さえて逃げ回る他になくなってしまった。
 冗談じゃない。あんな牙で尻など突かれたら、余計な穴が増やされてしまうではないか!
 このままでは、オブリビオンでもないイノシシ相手に、なんとも恥ずかしい敗北をしてしまう。覚悟を決め、槍を構えて迎え撃とうとするサフィリアだったが……そんな彼女の前に、突如として全身を羽毛に覆われた、鳥とも竜ともつかぬ生き物たちが現れた。
「……え? 誰? 本当に誰!?」
 これには、サフィリアもびっくりだった。確かに助けを呼びはしたが、こんな生き物は見たことがない。始祖鳥とか、そういった類の生き物だろうか。それにしては、翼はそこまで発達しておらず、竜としての意匠が強いのだが。
「Coooooo!!」
「ブモォォォォッ!!」
 途端に始まる、大乱闘。身体能力では巨大な鳥竜の方が上なのか、突進を軽々と避けつつ、嘴や鋭い爪で反撃して行く。
 その様は、正に怪獣大戦争。完全に出鼻を挫かれたサフィリアは、ただ茫然と立ち尽くすしかなく。
「やっぱり知り合い? でも見たことないし……うーん?」
 何やら考え込んでいると、服の裾を鳥竜が引っ張った。首を傾け、しきりに自分の背中を嘴で指している。どうやら、乗れということらしい。
「え? あ、うん、その調子でいっぱい狩ろう!」
 とりあえず、適当に話を合わせて鳥竜の背に乗り、サフィリアもまた狩りへと繰り出した。ちょっとした、ドラゴンライダー気分だ。騎乗した状態から繰り出される槍は、突進の威力も加わって、イノシシの突撃にも負けない武器となる。
「よーし、これなら行ける!」
 先程の状況から一転して、狩る者と狩られる者が入れ替わった。さしものイノシシも強靭な肉体を持つ古生物には敵わず、サフィリアに狩られたもの以外は、這う這うの体で森まで逃げて行った。
成功 🔵🔵🔴

夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎

■行動
猪肉ですか、良いですよねぇ。
頑張って参りましょうかぁ。

『FBS』を四肢に嵌め飛行、【秤濤】を使いますねぇ。
『魅了』の効果で此方に引き寄せつつ、『超重力波』を弱めに使用して、猪さんを押え込みましょう。
何頭かを纏めて押え込めれば最良でしょうかぁ。

動きを止めましたら、後は順に『刀』か『FRS』で仕留めますねぇ。
仕留める際は、内臓を傷つけて肉に臭みが回らない様『頭』を狙い[部位破壊]、仕留めた後は出来るだけ早く『血抜き』等の下処理を行って、味が落ちないようにしておきましょう。
毛皮も貴重な資源になりますねぇ。

後はこの流れを繰返し行い、出来るだけ多く仕留めましょう。


●纏めて一網打尽!
「猪肉ですか、良いですよねぇ」
 イノシシ狩りの話を聞いて、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は、その癖の強い肉の味を思い出して呟いた。
 猪肉は慣れないと匂いがキツいものの、噛み応えがあり、なかなか美味だ。栄養価も高く、これからの暑い季節、スタミナをつけるのにも最適である。だが、それ故に彼らの肉にありつくのは、少しばかり危険を伴うのも、また事実。
 浮遊戦輪を動力代わりに空を飛びながら、るこるは空中からイノシシの群れの様子を窺っていた。
 猪突猛進の言葉通り、さすがの突進力。畑も家屋も関係なしに薙ぎ倒すそれは、正に野生の大津波。
 オブリビオンでないとはいえ、あんな連中を1匹ずつ相手にしていては、埒が明かない。下手をすれば自分の方が大怪我をさせられてしまうため、るこるは敢えて彼らに触れず、誘き寄せてから一網打尽にする策に出た。
「大いなる豊饒の女神、その御力の欠片による裁きをお与え下さい」
 まずは、魅了のオーラを身に纏い、周囲に放つ波動でイノシシたちを惹きつける。野生動物だからこそ、己の本能には忠実なはず。そんなるこるの読みは当たり、イノシシ達は一斉に彼女の後ろを追い掛けて行き。
「ほらほら、こっちですよぉ」
「……プギュ!?」
 十分に引き付けたところで、重力波で押し潰して足止めだ。こうなってしまっては、もはやイノシシ達は突進もできず、狩られるだけの肉でしかない。
「それでは……できるだけ苦しませないように仕留めましょう」
 最後は、主に頭を狙って攻撃し、一撃で意識を奪う形で倒して行く。こうしておけば、内臓が潰れることもないので、肉に臭みが付かずに済むのだ。
「ふぅ……この辺りのイノシシさんは、なんとか仕留めたでしょうか?」
 肉は食料、毛皮は資源。丈夫な牙も、家屋の飾りになるかもしれない。夏が過ぎて秋になり、やがて冬になった時のことまで考えると、このイノシシ達は捨てる部位もなく、全てありがたくいただくことになりそうだ。
大成功 🔵🔵🔵

初志・貫鉄
即興共闘歓迎
POW

猪と竜の肉か…良いじゃないか、こりゃぁ旨そうなヤツだ
人も救えて肉も食え、おまけに仕入れも出来る。一石三鳥だぜっ!

倒すのは大物を中心に、ウリ坊や若い個体は今後のことも考えて出来るだけ倒したくないな
生態系にトドメを刺すのが仕事じゃねぇし

村の防護柵の前に陣取り、他の面々の撃ち漏らしの処理をメインに
覇気を限界突破するまで練り上げ、リミッター解除後に大ジャンプ

UCを一斉開放ではなく小出しにするようにして、目標となるサイズの背骨を折る
こうすれば、動けなくなるし血抜きや肉の冷却ギリギリまで生かすことが出来る
規定外のサイズは、ダメージを少なくなるように加減して追い払う


●これは準備運動だ!
 森を追われたイノシシ達は、四方八方から村へと殺到してくる。ある集団は囲いの柵を越え、また別の集団は村の正面から堂々と、とにかく数で攻めて来るので、次々に仕留めてもきりがない。
「猪と竜の肉か……良いじゃないか、こりゃぁ旨そうなヤツだ」
 そんなイノシシ達の群れを品定めし、初志・貫鉄(拳食合一の功徳奉士・f26667)は拳を鳴らした。今、彼は村の防護柵の前に陣取っているが、しかし手には何の武器も持っていない。いくらオブリビオンでないとはいえ、まさかあのイノシシの集団を、素手だけで相手にしようというのだろうか。
「よーし、行くぜ。六掌六足の影象りて、暴神調伏せし威を此処に!」
 限界まで練り上げた覇気を使って飛び上がり、貫鉄は落下の勢いをつけて、イノシシの背中に強烈な膝を見舞った。さすがに、これには耐えられなかったのか、背骨の折れる鈍い音と共に、まずは1匹が動かなくなったが。
「よし、次……って、なんつー数だ。コイツは、全部相手にしてたらキリがねぇ」
 次から次へと現れるイノシシ達を、素手だけで1匹ずつ倒すのは効率が悪い。せめて、罠でも仕掛けておけば、あるいは少しだけ違ったのかもしれないが……己自身を罠にして待ち構える貫鉄の作戦には、小細工の二文字は存在していなかった。
 このまま、村へ突進したやつを追い掛けるか。いや、駄目だ。そんなことをすれば、この場を預かる者がいなくなり、もっと多くのイノシシによる侵入を許してしまう。
「仕方ねぇ。こうなりゃ、サイズの小さいやつは追い払うしかないな」
 どの道、狩り尽くしてしまっては山の資源を枯渇させてしまい兼ねない。そう判断し、貫鉄は若い個体や小さな個体に狙いを定め、軽めの当身で脅して追い払い始めた。
「プギッ!?」
「ブヒッ! ブッピィィィィッ!!」
 成体になって日が浅かった個体の後を、まだ幼いウリ坊達が追いながら逃げて行く。先頭が逃げ出すと、他のイノシシ達も危険を悟ったのか、臆病な個体は全て森に逃げ帰ってしまった。
「やれやれ、なんとかなったようだな。しかし……そう、何十匹も仕留めるってわけにはいかなかったか」
 周りで崩れ落ちているイノシシ達を見て、貫鉄は呟いた。まあ、それでも別に構わない。生態系を破壊するのが目的ではないので、必要な分だけいただいて、後は山に帰ってもらった方が互いのためだ。
「まあ、ドラゴン相手の準備運動には最適だったぜ」
 軽く肩を回し、貫鉄は次なる敵に備えて大きく身体を伸ばした。さすがに、ドラゴン相手に一撃必殺は難しいかもしれないが、それでも狩猟の対象としては、魅力的な相手であることに違いはなかった。
成功 🔵🔵🔴

クロエ・アスティン
POWで判定

このまま村になだれ込まれると村人の方が困ってしまいます。
申し訳ありませんが、向かってくるならご飯になっていただくであります!

【アースジャイアント】で大地の巨人を呼び出して巨大な戦槌で迫ってくるイノシシをなぎ倒すであります!
頭を殴って殴って「気絶攻撃」!……いえ、正直気絶では済まないかもしれませんが致し方ないでありますよね。

方向転換して村から離れるイノシシまでは放置しておくであります。
無益な殺生はできるだけやりたくないでありますからね。

※アドリブや連携も大歓迎


●牙と巨人
 オブリビオンの飛竜に住処を追われたイノシシ達は、四方八方から村へとやって来る。追われた理由を考えると可哀想な気もするが、しかし放置しておけば村が壊滅するだけだ。
「このまま村になだれ込まれると、村人の方が困ってしまいます。申し訳ありませんが、向かってくるならご飯になっていただくであります!」
 ハンマー片手に、クロエ・アスティン(ハーフドワーフのロリ神官戦士・f19295)はイノシシの群れに立ちはだかった。もっとも、彼女一人では瞬く間に突き飛ばされ、そのまま踏み潰されてしまいそうだったが。
「ここは……この手で行くであります!」
 迫り来るイノシシの群れに対し、クロエは大地の巨人を呼び出して対抗した。全長、およそ2m。元々の身長が小さいので、巨人もそこまで大きなものは作れなかったが。
「これで頭を殴って気絶させれば……」
 クロエが戦槌を構えれば、巨人もまた彼女の動きに合わせて戦槌を構える。そのまま豪快に振り回すと、無謀にも向かって来たイノシシの顔面に槌が炸裂し、空の彼方へと吹き飛ばした。
「プギィィィィッ!!」
「あっ! し、しまったであります!!」
 勢い余って天高く吹っ飛ばしてしまったことで、クロエは思わず頭を抱えた。これでは、村を守れこそしたが、貴重な肉が食べられない。
「やっぱり、力の入れ過ぎは良くないでありますね」
 今度は慎重にやろうと、クロエは気を取り直して身構えた。横から殴り飛ばすのは駄目だ。上手く気絶させるためにも、上から叩いた方がいいだろうか。
「今度こそ、本当にお肉になっていただくであります!」
 続くイノシシを真上から殴り、まずは1匹を確実に仕留める。衝撃で頭が土にめり込み、謎のオブジェのようになっていたが、細かいことは気にしたら負けだ。
「さあ、どんどん行くでありますよ!」
 調子の出てきたクロエは、残るイノシシ達も次々と大地に沈めて行った。その、あまりの迫力に恐れをなしたのか、とうとう後続のイノシシ達は四方に散って逃げ出した。
「あれを追う必要はなさそうでありますね」
 狩り尽くすことが目的ではない。戦槌を納め、クロエは逃げたイノシシ達を、それ以上は追おうとしなかった。最初の1匹こそ吹き飛ばしてしまったが、それ以外は、首尾よく狩ることができたようだ。
成功 🔵🔵🔴

フレミア・レイブラッド
食糧にするのを抜きにしても、追い払うだけっていうのは美味しくないわね。

【ブラッディ・フォール】で「カダスフィアフォートの対局」の「帝竜カダスフィア」の力を使用(帝竜の翼や尾が生えた竜人の様な姿へ変化)。
【ミリティア・カダスフィア】でゴーレムの大群を呼び出し、村への侵入を防ぐように立ち塞がらせ、猪の襲撃を阻止してそのまま猪をそのパワーと頑丈さで捕縛。
更に万一ゴーレムの目をすり抜けて侵入した際の為を考えて【念動力】の網を周囲に巡らせて探知【情報収集】、侵入した猪はそのまま捕縛し、なるべく余計な外傷は付けない様に魔槍で首を刎ねるか心臓一突きにして仕留めるわ。

新鮮な肉がたくさん手に入るのは悪くないわね


●最強の壁
 猟兵達の活躍により、イノシシ達はその大半が、村に到達する前に狩られてしまった。
 だが、それでも中には防衛ラインを突破して、村の中へと入り込んでしまったものもいる。畑を踏み荒らし、穀倉を突き破って中の備蓄を食らい尽くし……そんなことになっては、今までの努力が水の泡。
「食糧にするのを抜きにしても、追い払うだけっていうのは美味しくないわね」
 そんな様子を民家の屋根の上から眺めつつ、フレミア・レイブラッド(幼艶で気まぐれな吸血姫・f14467)は考えた。
 どうせ捕縛するなら、ここは新しく得た力を使ってみよう。それに、防衛網を密にすれば、わざわざ1匹ずつ叩かずとも纏めて退治できるかもしれないし。
「骸の海で眠るその異形、その能力……我が肉体にてその力を顕現せよ!」
 詠唱と共に、フレミアの身体から竜の翼と尾が生えた。それこそが、彼女の切り札でもあるユーベルコードの能力。ドラゴニアンでも竜神でもない彼女に、帝竜の力を授けることのできる超常の力。
「さて……後は、この力を使って防ぐだけね」
 フレミアが軽く手を掲げて念じれば、どこからともなく大量のゴーレム軍団が現れた。それらは互いにスクラムを組み、自ら壁となってイノシシ達の侵入を阻む。かつて、彼女が対峙したことのある、帝竜カダスフィアの力だった。
「む……やっぱり、隙間を抜けてくるのがいるみたいね。でも……」
 それでも小さな個体がゴーレムの隙間を抜けて村の奥へと入ろうとするが、それもフレミアは見逃さない。予め、念を網の目のようにしてゴーレムとゴーレムの隙間に張り巡らせておいたことで、イノシシ達を引っ掛けたのだ。
「作戦通りね。これで、後は狩るだけだわ」
 最後の仕上げとして、フレミアは身動きの取れなくなったイノシシ達の首を、魔槍で次々と刎ねて行った。苦しませることが目的ではないので、一撃必殺で仕留めてやることは、彼女のイノシシ達に対するせめてもの情けであった。
「まあ、こんなものかしら? 帝竜の力……使いこなせれば、思っていた以上に便利なものね」
 このゴーレム召喚能力は、上手く使えば戦いだけでなく、他にも色々な面で役に立ちそうだ。イノシシの肉以外にも確かな収穫があったことを確信し、フレミアは次なる戦いに備えて魔槍に付着した血を拭いた。
大成功 🔵🔵🔵

メフィス・フェイスレス
この村の人達には悪いけど
――猪の入れ喰いですって?
(張り裂けんばかりの凄惨な笑みと共にギュピーン、と目を光らせ.)

それじゃあまず血抜きしないとね
(指定UCで身体を飢渇に変化させて分裂し、地面に染みこんで潜む
そして上を通った猪を片っ端から不意打ちで襲って取りついて動きを止める
そして皮膚を喰い破って体内に潜り込み心臓を貪ってから血液を吸い尽くす)

やっぱり獣だから血も獣臭いわねぇ
どうせ浴びるほど飲むならヒトのやつの方が……
――あー、やだやだ。飲み過ぎると気が緩んじゃっていけないわね
(身体を元に戻して、散っていた飢渇を集めて吸った血液と共に身体に取り込む)


●自らを罠に
 村をイノシシが襲い、入れ食い状態。そんな話を聞いたメフィス・フェイスレス(継ぎ合わされた者達・f27547)は、実に凶暴な笑みを浮かべながら、居ても立っても居られずに現場へと急行した。
 貴重な肉が食べ放題。だが、それ以上に彼女にとって価値のあるのは、その身体に流れる血液だ。
 どうせ、血抜きをしなければ肉は食べられない。ならば、まずは全身の血を美味しくいただいてしまおうと考えたのだが……あまり堂々と正面から戦っては、却って討ち漏らしが出てしまうかもしれない。
 他の猟兵達が手段を相手にしてくれているならば、自分が討ち漏らしを掃討しよう。そう考え、メフィスは自らの身体を地面に浸透させると、その上をイノシシが通るのをひたすらに待った。
(「さて、後は上を獲物が通るのを待つだけね……」)
 機会を窺い、メフィスは待った。だが、イノシシは現れても、なかなか彼女の上を通過してくれない。
 元より、力技勝負で仕掛けるならば、正面から仕掛けた方が効果は高い。自分自身が罠になるにしても、せめて誘き寄せるための策でも用意しておかなければ、どうしても効率が悪くなってしまう。
 これ以上は、ここで待っていても仕方がない。不本意ながらも場所を変えようとメフィスが動いたところで……しかし、チャンスは唐突に訪れた。
(「……来た!」)
 他の猟兵に追われて突っ込んで来たイノシシが、彼女の真上を通過した。瞬間、メフィスはイノシシに飛び掛かり、その皮膚を破って体内へ侵入すると、心臓と血液の大半を食らい尽くした。
「やっぱり獣だから血も獣臭いわねぇ。どうせ浴びるほど飲むならヒトのやつの方が……」
 そんなことを言いながらイノシシの体内から出て来ると、なにやら周囲に散らばっているものが。彼女の武器でもあり、一部でもある、黒いタール状の物体だ。
「あー、やだやだ。飲み過ぎると気が緩んじゃっていけないわね」
 身体を元に戻し、メフィスは慌てて武器を自らの体内に吸収した。幸い、その隙を突かれてイノシシに襲われるようなこともない。村を襲う大量のイノシシは、徐々にだが確実に、その数を減らしているようだった。
成功 🔵🔵🔴


第2章 集団戦 『竜の群れ』

POW ●竜の爪
敵を【竜の爪】で攻撃する。その強さは、自分や仲間が取得した🔴の総数に比例する。
SPD ●竜の尾
【竜の尾】が命中した箇所を破壊する。敵が体勢を崩していれば、より致命的な箇所に命中する。
WIZ ●竜の吐息
【竜の吐息】で対象を攻撃する。攻撃力、命中率、攻撃回数のどれを重視するか選べる。
👑11 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴

種別『集団戦』のルール
 記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●飛竜海嘯
 住処を追われたイノシシの群れから、なんとか村を守り切った猟兵達。
 しかし、戦いはこれからが本番だ。先のイノシシなど、あくまで前哨戦に過ぎないもの。これから村に現れるのは、より獰猛で始末に負えない、恐るべき飛竜の群れなのだから。
「やれやれ、ようやくイノシシがいなくなってくれ……って、おい! ありゃ、何だ!?」
「飛竜だ! 飛竜の群れだ!!」
 再び緊迫した空気が村を覆い、村人達の表情が険しくなった。いや、険しいというよりも、もはやこれは恐怖に怯えていると言った方が正しい。
「冗談だろ……。あんな数に襲われたら、この村は……」
「もう、おしまいだぁ!! 俺達は全員、あの飛竜の餌になっちまうんだ!!」
 空を覆い尽くさんばかりの飛竜の数に、村人達の顔が絶望の色に染まって行く。ギルドの精鋭でも手を焼く飛竜が、まさか集団で現れるとは。
 とてもではないが、村の人間が総出で挑んでも敵う相手ではない。だが、猟兵であれば、それができる。ドラゴン叩き落し、村の平和を守ることができる。
 なお、このドラゴン達、実はとても美味である。強靭な身体を持つ竜を、なるべく傷つけずに倒すことは至難の業。だが、仮に上手く倒すことができれば、思わぬ御馳走にありつけるかもしれない。
チル・スケイル
…(予知された通りの展開。対処するのみ)

…(まずは翼で飛行し、竜と同じ高度まで上がる)
…(そして氷竜の霊を召喚)
…(呼び出した竜の霊に冷気を吹いてもらい、火炎をかき消しながら竜を凍結させる)
…(私自身も杖から冷気を噴射し、霊を支援する)

…(竜は偉大なものでもあり、いい獲物でもある。肉は上質で、骨や鱗は頑丈。売れば資金にも事欠かない)
…(我々も彼らも、食わなければ生きられない。せめて、余さず利用する)

…(結局、これもエゴにすぎないが)
…命を、いただきます。


●命の恵
 空を覆い尽くさんばかりの竜の群れ。一匹でも厄介な飛竜が、雪崩の如く襲い掛かって来る恐怖。
 こんなものに襲われたが最後、村の壊滅は免れない。しかも、追いかけていたイノシシ達を食えなかったせいか、飛竜はどれもこれも腹を空かせており、気が立っていて危険な状態だ。
 ギルドの手練れでも、複数で相手取ることが前提とされる飛竜。そんな危険なモンスターを、複数纏めて退治する。殆ど無謀に近い戦いではあったが、しかしチル・スケイル(氷鱗・f27327)は慌てることなく、いつもと同じように杖を構えると、翼を広げて高々と飛んだ。
(「予知された通りの展開。対処するのみ」)
 敵の数は多かったが、不思議と恐怖は感じない。彼女にとっては、目の前の飛竜達もまた狩りの獲物であり、そして大自然のもたらす恵でもある。オブリビオンとして蘇った存在であれど、竜が貴重な獲物であることに変わりはないのだ。
「Goooooo!!」
 チルの姿を見つけた飛竜の一部が、一斉に彼女へと殺到した。空腹に耐えられない、若い個体だろう。獲物の種類さえ見極めずに突撃して来る辺り、相当に気が立っているようだが……それでも、チルは微動だにせず、高々と杖を掲げて霊を呼ぶ。
「喪われし命脈に、我が氷雪を巡らそう。吹雪を連れ、彼方より来たれ!」
 彼女が呼び出した霊もまた、巨大にして荘厳なる竜だった。しかも、ただの竜ではない。全身から絶対零度の凍気を放ち、氷のブレスを用いて全てを凍て付かせる吹雪の竜だ。
「Gu……uuu……」
 さすがに、力量の差は理解しているのか、飛竜達の動きがしばし止まった。それでも、数に任せて襲い掛かれば勝てると思ったのだろうか。飛竜達は咆哮と共に、次々と炎弾を吐いてチルと彼女の駆る竜を攻撃したが、それらは全て氷竜の吐息により瞬く間に一掃されてしまった。
 激突する炎と氷。ぶつかり合う二つの力は水蒸気となって拡散し、周囲に白い霧が舞う。その霧に紛れ、チルは飛竜達の側方へと回り込んだ。
「残念……。本命は、こっち……」
 瞬間、杖から噴き出す冷気が飛竜の翼を凍結させる。さすがに、全身を凍らせるまでには至らなかったが、それでも飛行能力を奪うには十分だ。
「Gaaaaa!!」
 高空から落下し、地面に激突したところで、その飛竜はしばらく痙攣していたが、やがて動きを止めて静かになった。さすがに、高々度から落下すれば、竜といえども致命的なダメージを負うようだ。
(「我々も彼らも、食わなければ生きられない」)
 次なる獲物を見定め、チルは自分に言い聞かせる様にして、心の中で呟いた。
 結局、これもエゴに過ぎないのかもしれない。だが、それでも命を奪う以上は、そこから得られるものを最大限に利用させていただくのが、命に対する礼儀でもある。
(「……命を、いただきます」)
 続く飛竜の身体を再び凍らせ、チルは飛ぶ。もう、二度と彼らが骸の海から戻って来ぬよう、遺体は余すところなく利用させてもらおう。それが、竜である彼らに対する、せめてもの手向けだと思えて仕方がなかった。
大成功 🔵🔵🔵

夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎

■行動
ここからが本番ですねぇ。
何とか頑張ってみましょうかぁ。

『FBS』を四肢に嵌め飛行、『FRS』『FBS』を展開し【紘器】を使用、無数の『複製』を一気に形成しますねぇ。
『FRS』は[砲撃]で「翼」を狙い[部位破壊]、相手を「落とす」事を優先しつつ、狙えそうなら「頭」を狙い一気に仕留めますぅ。
『FSS』は本体・複製共に私の周囲に積層展開、竜達を『爪』が使える間合いまで到達させない様にして、砲門は足止めや誘導に使いますねぇ。
『FBS』の複製は『FRS』同様の「翼狙い」に加え、落下した敵の「頭」を狙い仕留める為に使いましょう。

出来るだけ着実に仕留め、お肉を確保したいところですぅ。


●空中迎撃戦!
 ついに現れた飛竜の群れ。村へと迫る恐るべき翼を前に、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)は戦輪を装着して浮かび上がると、向かって来る飛竜達を真正面に見据えた。
「ここからが本番ですねぇ。何とか頑張ってみましょうかぁ」
 道具の力を借りる形とはいえ、空を飛ぶだけなら彼女にもできる。もっとも、空中での戦いは相手の方に一日の長があるので、このまま戦えば敗北は必至。自力で自由自在に飛べる飛竜と、あくまで道具の力浮いているだけのるこるでは、どうしても小回りの利きに違いが生じてしまう。
「Gyaaaaa!!」
 爪を大きく広げ、まるで猛禽類の如く、飛竜達はるこるに狙いを定めて殺到して来た。あの爪に捕まるのは、さすがに拙い。戦いが長引けば長引くほど、敵の爪は威力を増して、一撃のダメージも重たくなる。
「大いなる豊饒の女神、その『祭器』の真実の姿を此処に」
 ならば、近づかれる前に落とせば良いと、るこるは自らの操る移動砲台を大量に複製し、一斉に砲撃を開始した。
「Gyoooo!!」
「Gaaaaa!!」
 浮遊する砲台など見たこともなかったので、武器だと思わずに突っ込んだ飛竜達に、砲弾の雨が襲い掛かる。飛竜の翼は、確かに固い。それを付け根から断つとなれば相応の力を要求されるが、しかし翼膜であれば、いくらかダメージを与えやすい。
 いかに頑丈な翼であろうと、膜を破られれば無事では済まない。浮遊するための力を失い、滑落して行く飛竜達。そこを逃さず、複製された戦輪が襲い掛かり、次々と飛竜の頭を潰して行く。
「あまり傷つけすぎると、お肉の味が落ちてしまいますからね。さあ、どんどん行きますよぉ」
 なるべく急所を狙うことで、過食部位を残したい。戦いの中にあっても、本来の目的を忘れることのないルコルであった。
大成功 🔵🔵🔵

サフィリア・ラズワルド
POWを選択

【白銀竜の解放】で四つ足の飛竜になり飛びます。

竜も人も弱点はそう変わらないから楽です。でもこの部分に関しては人よりあるから竜の方が楽かな?
群れの中に飛び込んで手頃な奴の首に噛みついて捻ります。こう、ボキッと。

これならあんまり傷になりませんよね!ああ、早くお肉食べたいなぁ、煮込みに焼きに生のままでも………誰かに共食いって思われてる気がする、倒した相手を食べるのは一つの礼儀ですよ!それに私はまだ竜人です。ギリギリ共食いじゃありません!

『いっぱい食べますからいっぱい狩りますよ!』

アドリブ協力歓迎です。


●竜には竜を?
 迫り来る飛竜の大群を前に、空中戦を仕掛ける猟兵達。空中は敵のフィールドなのだが、それでも地上に降りて来るのを待つよりは、効率よく落とせると判断してのことだろうか。
 そんな中、サフィリア・ラズワルド(ドラゴン擬き・f08950)もまた空中へと舞い上がり、飛竜達を相手にするべく身構えてはいたが、しかし彼女は何故か武器を持ってはおらず。
「……私の竜よ、私の人間を喰らって完全な者となるがいい」
 そう、告げるや否や、サフィリアの身体が巨大な白銀の竜へと変化した。
 これぞ、彼女の切り札のひとつ。竜人ではなく、完全なる竜になることで、寿命を代償に戦闘力を爆発的に上げる技。
「Guu……」
「Giiii……」
 突如として現れた美しい竜に、飛竜達は一瞬だけだが退いた。同じ竜としては、どう考えても相手の方が強い。彼らの持つ野生の勘が告げたのだろうが、サフィリアにとっては、むしろ好機だ。
(「竜も人も、そこまで弱点は変わりませんよね? だったら……!」)
 そちらが仕掛けないのであれば、こちらから行く。相手の首元を狙い、サフィリアは颯爽と襲い掛かって食らいつくと、そのまま深々と牙を突き立てた。
「……Gya!!」
 暴れる飛竜の翼を抑え込み、サフィリアは更に牙を突き立て、そのまま首を強引に圧し折る。口に広がる生暖かい血の味。敵に食らいついていると、思わず腹の虫が鳴きそうになる。
(「ああ、早くお肉食べたいなぁ、煮込みに焼きに生のままでも………ハッ!?」)
 ふと、誰かに共食いと思われているのではないかと、サフィリアは不安になった。確かに、この光景だけ見ればそうなのかもしれないが、しかし今の彼女はユーベルコードの力で竜に変じているだけだ。
 倒した相手を食べるのは、命に対する礼儀のひとつ。そう割り切って、サフィリアは次なる獲物に襲い掛かる。敵も爪で反撃して来るが、それを軽々と避け、反対に背後に回り込んで翼を強引に抑え込み。
(「いっぱい食べますから、いっぱい狩りますよ!」)
 高々と咆哮を上げたサフィリアの牙が、敵の喉元に突き刺さった。
大成功 🔵🔵🔵

メフィス・フェイスレス
あ゛ん?何上から見下ろしてんのよ トカゲの癖に
こちとらもう食欲が限界なの
お前らのようなのを見てると余計に腹が減るわ

熱線を上空に薙ぎ払う様に何度も照射して
敵の翼を焼き切る事で地面に叩き落としていく
墜落を確認したらダッシュで間合いを詰めて飛びかかり、袖から伸ばした骨刃を捕食形態の顎門に変化させ頭に食らいついて抉り取る事で仕留める
息吹の牽制はデッドマンの不死性と経戦能力でお構いなしに突っ切る
目に付いた最後の一匹には

「餌と思ってた奴に逆に喰われるってのはどんな気分?」

と眼前で言い放ち、あえて一瞬で仕留めず相手が「喰われるのを避けられず、苦し紛れの反撃も出来ない」と認識出来るギリギリの速度で頭を噛み潰す


●我慢の限界
 空中で繰り広げられる、猟兵と飛竜の激しい攻防。1匹、また1匹と倒されて行く飛竜達だったが、それを下から眺める影が。
「あ゛ん? 何上から見下ろしてんのよ、トカゲの癖に!」
 メフィス・フェイスレス(継ぎ合わされた者達・f27547)である。彼女は飛ぶための力を持たないため、どうしても地上で迎撃する必要があったのだが……本格的に敵の主力が降りて来るまで、もう我慢ができなかったらしい。
「こちとらもう食欲が限界なの。お前らのようなのを見てると余計に腹が減るわ!」
 上空を薙ぎ払うようにして熱線を照射し、メフィスは敵の翼を焼き切る策に出た。だが、さすがは高い耐熱性を誇る飛竜の翼。甲殻を穿ち、さらに焼き切るというのは難しかったが、それでも翼膜に穴を開ける程度のことはできる。
「Gaaaa!」
「Guooooo!!」
 穴の開いた翼では上手く飛べず、怒り狂った飛竜達は、次々とメフィスを目掛けて降下し始めた。
 もっとも、これはメフィスにとってチャンスでもある。空中ならまだしも、地上で戦えば負ける気はしない。
 袖から伸ばした骨刃を捕食形態の顎門に変化させ、メフィスは敵の頭に食らいついて、強引に抉り取る事で仕留めにかかった。飛竜達も懸命にブレスで応戦するが、なにしろメフィスは不死の肉体を持つ存在。さすがに、身を焼かれるのは堪えるものがあったが、継戦能力の高さを生かし、強引に突っ切って頭を穿ち。
「餌と思ってた奴に逆に喰われるってのはどんな気分?」
 絶対に逃れることのできない間合いで、メフィスは敵を見下し言い放った。が、さすがに野生の飛竜を多数相手に、隙を見せるのはよろしくなかったようだ。
「Guaaa!」
「Guuu……Gyooooo!!」
 完全にブチ切れた飛竜達が、メフィス目掛けて一斉にブレスを放射したのだ。さすがに、これは耐えられないとメフィスが避ければ、敵の攻撃は仲間を巻き込み、その身体を爆炎の中に包み込み。
「……っ! やってくれるわね。こうなったら、徹底的に狩ってやるわ」
 こちらに手を出したことを後悔させてやる。その決意を新たに、メフィスは次なる獲物に飛び掛かると、再び骨刃を相手の頭部に食い込ませた。
成功 🔵🔵🔴

フレミア・レイブラッド
過去にも同種は倒してるし、ただ倒すだけなら問題無いのだけど…なるべく傷つけずに、となると面倒ね…。

【ブラッディ・フォール】で「狂乱無法の霧事変」の「『眩惑』の夢魔」の力を使用(夢魔の服装へ変化)。
【夢世界の主】で周囲を夢の世界にする事で竜達を夢の世界に取り込み、竜に「思うままに村を蹂躙し、腹を満たす夢」を見せて幻惑。
完全に油断している隙に【ドレインタッチ】と魔術【生命力吸収、高速詠唱、全力魔法】で急速に生命力を吸収して上手い事傷つけない様に狩るわ。

後は【念動力】で心臓や脳を握り潰すとか、【ドレインタッチ】の瞬間移動から槍で心臓を一突きとかでも上手くいくかしら?


●夢の世界へ
 村へと飛来した大量の飛竜。かなりの激戦を予測しつつも、決して負けるつもりはないフレミア・レイブラッド(幼艶で気まぐれな吸血姫・f14467)だったが、しかし同時に少しばかりの面倒さも感じていた。
「過去にも同種は倒してるし、ただ倒すだけなら問題無いのだけど……なるべく傷つけずに、となると面倒ね……」
 なにしろ、相手は腐っても竜である。おまけに、上質な肉を得るとなれば、どうしても敵の身体を傷つけずに仕留める必要がある。
 武器を闇雲に振り回したり、強力なユーベルコードで無差別に仕留めたりするわけにはいかない。大群相手でも圧倒するための術はあっても、それが今回の戦いで有効であるとは限らない。
 ならば、ここは敢えて搦め手で行こう。正攻法でも勝てないわけではないが、それでは敵の身体がボロボロになってしまう。
「骸の海で眠るその異形、その能力……我が肉体にてその力を顕現せよ!」
 フレミアが帝竜の次に選んだもの。それは、『眩惑』の夢魔の力だった。どことなく、服装も夢魔を思わせる煽情的なものに変わるが、それ以上に違うのは、血と暴力を伴う技ではなく、幻惑と魅了を伴う技の力が強化されたこと。
 それらの力を用い、フレミアは周囲を夢の世界へと変化させることで、まずは飛竜達に幻覚を見せた。思うがままに村を蹂躙し、腹を満たすことができるという幻覚。彼らの食欲を抑え、更に深い眠りへと誘う幻を。
「ふふ……他愛もないわね」
 腹を満たされた感覚に、次々と眠り始めた飛竜達へ、フレミアは続けて命の簒奪に乗り出した。なるほど、生命力を吸収する魔術なら、敵を傷つけることなく仕留められる。もっとも、相手は圧倒的なタフネスを誇る飛竜なので、全力で魔法攻撃を仕掛けても、それなりに時間が掛かるのは厄介だったが。
「これ、意外と時間かかるわね。全部の命を吸い取ろうとしたら、さすがに日が暮れるかも……」
 効率の悪さに首を傾げ、仕方なくフレミアは敵の心臓を竜槍で貫いた。多少の傷は残るが、これならば確実に仕留められ、手早く倒せるので便利であった。
成功 🔵🔵🔴

露木・鬼燈
竜は殺す!
と、いつもなら言うところなんだけどね。
とても美味なんて情報をもらったら、ね。
殺すではなく狩るにシフトするのも仕方ないよね!
充実の食生活のためにもがんばるっぽーい!
それにはきれいに仕留めないといけないよね。
余計な傷をつけて肉を傷めないように攻撃は最低限に。
できれば一撃で仕留めたいし、その傷も小さい方がいい。
ふむふむ…まぁ、イケルイケル!
近接攻撃は魔剣で受け止めて、その威力は地面に流す。
で、そこに<迦楼羅焔>をぶち込む。
火焔を極限まで収束して眼球から撃ち込んで脳を破壊する。
ブレスは吐く直前に口腔に火炎をぶち込んでやればいい。
運が悪いと頭部ごと爆散とかありえるけど。
まぁ、仕方ないね!


●怨敵、食すべし?
 森より現れし大量の飛竜。生態系を容易に狂わせかねない危険な存在を前に、露木・鬼燈(竜喰・f01316)は気合いを入れて立ちはだかる。
 そう、何を隠そう、彼は竜を殺すために武を磨く一族の生まれ。つまり、鬼燈にとって竜とは抹殺の対象であり、情け容赦なく叩き潰すべき存在……だったのだが。
「竜は殺す! ……と、いつもなら言うところなんだけどね」
 その肉がとても美味しいと聞いてしまえば、無闇に傷付けるわけにもいかない。一族の使命? 自分の怨敵? そんなものは、食欲の前には全て吹き飛んでしまうのですよ。
「充実の食生活のためにもがんばるっぽーい!」
 もはや鬼燈の使命は、竜を殺すことから竜を食べることへと完全に入れ替わっていた。だが、それも仕方のないことだ。だって、美食家でさえ大枚をはたいて買うことのある食材が、自分から大挙してやって来てくれるとあってはねぇ。
 とりあえず、あの竜達を傷つけずに倒さなければならない。いつもであれば魔剣で斬り掛かるところだが、今回は他の方法を使うべきだと、鬼燈は印を結んで真言を唱えた。
「オン・ガルダヤ・ソワカ、オン・ガルダヤ・ソワカ、オン・ガルダヤ・ソワカ……」
 武器も構えずに棒立ちで詠唱を続けている鬼燈の姿は、飛竜達からすれば、良い獲物に映ったのだろう。まずは気の立っている若い個体が、鬼燈へ空中から襲い掛かるが。
「……見えた!」
 繰り出される爪の攻撃を魔剣で受け止め、鬼燈はお返しとばかりに浄化の炎を呼び出し、見舞った。先程から何度も真言を繰り返し唱えていたため、威力は申し分のないレベルにまで上がっていた。
「Gyaaaaa!!」
 炎は飛竜の眼球に直撃し、飛竜は凄まじい悲鳴を上げて崩れ落ちると動かなくなった。いかに耐熱性の高い鱗で身を包もうと、眼球まではどうにもならない。おまけに、目の穴を通じて脳まで炎で焼かれれば、もはや防ぐ術など存在しない。
「Guuuu……」
「Goooo!!」
 仲間を倒され、怒り狂った外の飛竜達は、鬼燈目掛けて一斉に炎の吐息を吐き出そうと唸った。が、それをされるよりも早く、鬼燈は残りの浄炎を全て他の飛竜達の口に叩き込み、ブレスの暴発を誘って爆破した。
「Gishyaaaa!!」
 いかに火炎に強い粘膜を持っているとはいえ、口内で炎が暴発すれば、無事では済まない。火炎の息と浄炎がぶつかり合って巻き起こす凄まじい爆発は、それだけで飛竜の頭部を吹き飛ばすのに十分だった。
「あー……ちょっと、威力が高すぎたかも」
 頭を失い落下して行く飛竜達の姿を目にし、鬼燈は思わず頭をかいた。身体は無傷で手に入れることができたが、意外と竜のお頭や竜のタンなども、味わってみたら美味かもしれなかったと。
成功 🔵🔵🔴

ヴィゼア・パズル
猪狩りに出られなかった事は残念だが、それも後ほど肉や牙の仕入れに役立てさせて貰おう。それに出来るだけ多数の竜を狩りたい
連携アドリブ歓迎
「ダンクル!よろしくお願いしますよ!」
生きたバイクでもある空飛ぶ深海魚Dunkleosteusに囮を頼み【空中戦】数匹を一か所に集め己自身も【空中浮遊・空中戦】

「さァ。『おいで、狩の始まりだ。』」
星脈精霊術を発動
【属性攻撃・全力魔法】風の【属性攻撃・二回攻撃・マヒ攻撃】で複数竜の翼と首を狙い落とす!
翼は失血と墜落を、首を落とし狩を完了、ついでに血抜きです
ああ、楽しいですね!


クロエ・アスティン
WIZで判定

次は飛竜の群れでありますね。
大丈夫です、村の方々には指一本触れさせません!

とはいえ、あの数は中々やっかいでありますね……ここは自分も味方を呼ぶであります!
戦女神様に祈りを捧げ、【戦女神の戦士】で戦女神様に仕えた英霊達に助力をお願いします。
村の方々をお守りするために自分に力をお貸しください。

英霊達が降臨されたら自分も真の姿を開放して戦乙女姿になって飛竜に襲い掛かります!
英霊達には複数で飛竜に当たってもらい、その隙に自分が「ランスチャージ」で頭を貫いてやるであります!

※アドリブや連携も大歓迎


初志・貫鉄
即興共闘歓迎
POW

さぁ、本命だ。いかにして被害少なく理はたっぷりと取れるかが勝負どころだが…
まずはきっちりと村を守らなきゃなっ!

高まる力にコックコートが弾け飛び、筋肉褌男爆誕ッ!覇気を高めて限界突破し、リミッターを解除してUCにて大空へ!
最高速度マッハ5の速度についてこれるか?

なんて、空中戦は最近ちょっと慣れてきたところだが油断なくドラゴン頭上をとって、弱いながらも風雷雨を降り注ぎ、時折体当たりで地上に叩き落としてやろう。

爪の攻撃は、表面の覇気を僅かに残す残像にて距離を間違わせて回避。
破れかぶれの突撃も敵を盾にして同士討ちを誘いながら、空中戦を戦い続ける。

全ては美味い肉と平和のためにっ!


●飛竜狩りの季節?
 村を襲いに現れた飛竜達も、歴戦の勇士である猟兵達の前では、単なる獲物に過ぎないようだ。イノシシ同様、次々に狩られて行く竜の群れ。敵の数は残すところ僅かであり、一気に叩けばそれで終わる。
「さぁ、本命だ。いかにして被害少なく理はたっぷりと取れるかが勝負どころだが…
…まずはきっちりと村を守らなきゃなっ!」
「大丈夫です、村の方々には指一本触れさせません!」
 初志・貫鉄(拳食合一の功徳奉士・f26667)もクロエ・アスティン(ハーフドワーフのロリ神官戦士・f19295)も、やる気だけは十分だった。全ては村を守るため! そして、美味しい肉を手に入れるため!
「猪狩りに出られなかった事は残念だが、それも後ほど肉や牙の仕入れに役立てさせて貰おう」
 そして、新たに馳せ参じたヴィゼア・パズル(風詠う猟犬・f00024)もまた、飛竜の群れを前に一歩も退く姿勢を見せない。この戦いを無事に終えることができれば、美味しい肉だけでなく、イノシシの上質な牙や希少な飛竜の鱗など、様々な用途に使えそうな素材まで纏めて手に入れることができるのだから。
「よし、行くぜ! 我が覇気、瑞鳥の力を象りて、恵みと改心の嵐を巻き起こさん!!」
 最初に動いたのは貫鉄だった。高まる力にコックコートが弾け飛び、その下から現れる筋肉褌男! 限界まで練り上げられた覇気の力で、彼は身一つで大空へと舞い上がり。
「ダンクル! よろしくお願いしますよ!」
 空飛ぶ深海魚のDunkleosteusと共に、ヴィゼアもまた空へと舞い上がった。
「Guuuu……」
「Goooaaaaa!!」
 二人と一匹の姿を捉え、飛竜達が吠えた。しかし、貫鉄もヴィゼアも、その程度で怯む様子はない。空中での戦いは敵の方に地の利があるが、しかし彼らとて何も考えずに空中戦を挑んだわけではないのだ。
 迫り来る飛竜の爪や牙を、貫鉄は変則的な軌道で軽々と避けてみせた。スピードだけなら、彼の速さは飛竜達のそれを圧倒的に凌駕している。武器で攻撃などしなくとも、移動の際に発生する衝撃波だけで、十分に敵を叩き落せる程に。
「どうだ……最高速度マッハ5の速度についてこれるか?」
 貫鉄の問い掛けに、飛竜達は何も答えなかった。そんな余裕はどこにもなく、貫鉄の巻き起こす風雷雨は、弱いながらも飛竜達の動きを牽制するには十分であり。
「さァ。『おいで、狩の始まりだ。』」
 そこへ便乗し、今度はヴィゼアもまた嵐を呼ぶ。それも、貫鉄の嵐よりも遥かに強力で、しかも厄介な属性を付与された大嵐を。
「……Gya!!」
「Guu……ooooo……」
 風に巻き込まれた瞬間、次々と落下して行く飛竜達。ヴィゼアが呼んだのはただの嵐ではない。触れた者の肉を斬り裂き、痺れによって身体の自由を奪うという、恐るべき効果を持っていたのだ。
 翼を折られた飛竜は力なく地上へと落下し、そこを逃さずにヴィゼアは続く攻撃で首を刎ねた。大量に失血させることで、血抜きを兼ねた無駄のない動きだ。
「ああ、楽しいですね! さあ、次は誰ですか?」
 もはや、今の彼にとって、飛竜は単なる狩りの獲物だ。それでも、やはり相手は腐っても竜である以上、全てを狩り落とすことはできなかった。
「逃がすか! こっちにもいるのを忘れるんじゃねぇ!!」
 討ち漏らしは、貫鉄がしっかりと地上へ叩き落とす。そして、地上で待ち構えていたのは、槍を構えたクロエだった。
「あの数は中々やっかいでありますね……。ここは自分も味方を呼ぶであります!」
 堕ちた竜とはいえ、油断はしない。地上での戦いなら五分に持ち込める自身はあるが、それでも敵には必殺の火炎ブレスがある。
「戦女神様に仕えし英霊達よ! 女神に仇名す者を断つ剣となれ! ――エインフェリア!」
 槍を高々と掲げてクロエが叫べば、その声に応じる形で馳せ参じたのは無数の英霊たる女性神官戦士。彼らは、その背に天使の翼を生やし、次々と飛竜達へ襲い掛かって行き。
「Guu……Gooooo!!」
 火炎で英霊たちを薙ぎ払おうとする飛竜だったが、数の上では完全に英霊たちの方が上だった。彼女達は手にした盾で炎を防ぎながら突進し、飛竜の目を自らへと引き付けて。
「……本命は、こっちであります! はぁぁぁぁっ!!」
 最後は、クロエが槍を片手に飛び込めば、その穂先が深々と飛竜の頭に突き刺さった。
「Gugyaaaaa!!」
 さすがに、眉間を貫かれては堪らなかったのか、獰猛なる飛竜が断末魔の雄叫びと共に崩れ落ちる。かくして、これらの繰り返しにより、飛竜の群は無事に狩り尽くされ、村は崩壊の危機を免れたのだった。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵


第3章 日常 『モンスターを平らげろ!』

POW素材の味を楽しむシンプルな調理!
SPD味付けや下ごしらえに工夫を凝らして食べやすく!
WIZ他の食材と組み合わせればもっと美味しくできるかも!
👑5 🔵🔵🔵🔵🔵🔵

種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。


●美味しくお肉をいただきましょう
 猟兵達の活躍により、壊滅寸前だった村は、打って変わって御祭モード。
 なにしろ、イノシシの肉や毛皮だけでなく、大量の飛竜素材が手に入ったのだ。牙や爪は加工すれば優秀な武器の材料となり、それは鱗や甲殻も同じこと。
 だが、それ以上に嬉しいのは、美食家の舌をも唸らせるであろう、飛竜の肉が手に入ったことだろう。
「おう、お前さん達か! 大活躍だったな!」
「これだけありゃ、村は今年の冬まで安泰だぜ! さあ、遠慮なく、好きな肉を好きなだけ食ってくれ!」
 村人達が、次々にイノシシや飛竜の肉を勧めて来る。特に、飛竜の肉の中でも希少な部位は、滅多に味わえない珍味である。
 高温の石炭で焙らねば火が通らない代わりに、絶品とされる飛竜のタン。鎧の裏地に使われるであろう強靭さを誇りながら、しかし歯応えが堪らず食材としての価値も高い飛竜のハツ。
 他にも、手羽先やリブ、そして尻尾やホルモンも忘れてはならない。残った骨もまた武具や家屋の補強材として有用な飛竜は、正に余すところのない理想的な素材なのだから。
 命を懸けて空の王者を狩った者だけが味わえる最高の食材。猪肉と一緒に、今日は好きな肉を好きなだけ満喫するとしよう。
チル・スケイル
無事、猪と飛竜を討伐。お疲れ様でした。

毛皮や鱗や骨、そして肉は村に提供。無駄遣いしない事を祈ります
飛竜肉の一部を買い取りましょう。旅団の仲間と分け合って食べるのも楽しそうです。

そして…私も食事の時間です。
飛竜肉と言っても、その調理法は集落ごとに様々。自慢ではありませんが、冒険者としての旅の中でそれなりに色々と食べてきたつもりです。
ステーキ?ハンバーグ?それとも…?
全て食べる事はできませんから、よく吟味しなければいけませんね。
(出てくる料理はおまかせ)

…では、命に感謝を。
手と手を合わせて、いただきます。


●飛竜のお味
 全てのイノシシと飛竜を討伐、あるいは追い払い、チル・スケイル(氷鱗・f27327)は村の者達に、改めて素材や肉を提供していた。
「無事、猪と飛竜を討伐。お疲れ様でした」
「いやいや、嬢ちゃん達が来てくれなかったら、どうなったことか。俺たちは、なんにもしてないよ」
 実際、逃げ惑うばかりの村人達からすれば、チルを始めとした猟兵達は、正に英雄に映ったことだろう。おまけに、貴重な素材や肉まで提供してもらったのだから、何と感謝して良いのか分からない。
「では、一部の肉は私の方で買い取らせていただきます」
 そう言って、チルは提供した肉を自ら買い取った。この場で食べるのも良いが、旅団の者と分け合って食べるのも楽しそうだ。
「何から何まで、すまねぇな」
「ちょうど、最初の肉が焼き上がったところだ。嬢ちゃんも、一緒に食っていかねぇか?」
 折角なのだから、保存の利かない部位を中心に食べてみたらどうだ。そう、村人から提案されれば、チルにも断る理由はなく。
「では、お言葉に甘えて、いただきましょう。さて……この村の飛竜肉料理とは、どのようなものでしょうか」
 同じ肉でも、集落によって調理の方法が違うことをチルは知っている。彼女とて、冒険者の端くれ。旅の中で、様々な料理を食べてきた者として、やはり肉の焼き方や味付けが気になるのだ。
 果たして、出てくる料理はステーキか、それともハンバーグか。複数の種類があった場合、全てを食べることはできないので、よく吟味しなければ。
「ほら、コイツは飛竜の手羽先だ。なにしろ、でかいからな! ナイフで切って、皆で分けて食うのさ!」
「こっちは、飛竜の足を煮込んだスープだぜ。1本だけでも、何十杯分もの出汁が取れて最高だぞ」
 どうやら、部位によっては焼き鳥に近い料理方法で食べるのが、この村の飛竜の食べ方らしい。他にも、イノシシ肉を使った料理も並んでおり、クセのある匂いにも関わらず美味そうだった。
「……では、命に感謝を」
 静かに合掌し、チルは飛竜の肉を口に運んだ。力強く、しかしコクのある味。やはり、飛竜は大自然の恵。その尊厳を余すところなくいただいて、チルは最後に再び骨だけとなった飛竜に一礼した。
大成功 🔵🔵🔵

初志・貫鉄
即興共闘歓迎
SPD

さぁ、調理だ!お楽しみの時間だ!!
機動厨房功徳を展開。UCを使って、俺二人。調理速度二倍以上!

猪は血抜き腑分け冷却皮剥ぎを経て、精肉に
村の備蓄用に回せるものは回しておこう
猪でのメイン料理は、洗浄した腸に精肉にした際の端切れ肉や内臓を粗挽きし、ハーブとスパイスで臭みを消し軽く燻製した極太ソーセージ
パリッと焼いて提供だ

ドラゴンは解体した後、尾や腿の部分は人気部位だから肋骨回りを貰ってスペアリブだ
マーマレードを隠し味にした特製ソースと細かく丁寧に入れた隠し包丁での骨離れの良さが売りだ
焼き立てを素手で掴んで、お行儀悪く骨に噛り付いて肉を歯でこそげとる
美味さと豪快さを楽しもうぜ!


●豪快に焼け!
 猪肉だけでなく、世にも珍しい飛竜の肉が手に入った。料理人としては、是非とも調理したいものである。もはや、我慢の限界といった様子で、初志・貫鉄(拳食合一の功徳奉士・f26667)は巨大な包丁片手に目の前の肉塊へ勝負を挑んだ。
「さぁ、調理だ! お楽しみの時間だ!!」
 ユーベルコードでもう一人の自分を呼び出し、二人掛かりで作業に入る。少しでも効率を上げなければ、とてもではないが、全ての肉を捌ききれない。
 まず、解体すべきはイノシシだった。血を抜いて毛皮を剥ぎ、この時点で使えそうな素材は別に取り分けておく。精肉した後も、備蓄用に回せるものは回しておき……その上で、貫鉄は洗浄したイノシシの腸の中に、精肉の際に出た肉の端切れや、あるいは内臓を粗挽したものを詰め込んだ。
「よし、まずは極太ソーセージの完成だ!」
 臭み消しのハーブを練り込むことも忘れずに、しっかりと絞られたソーセージを焼けば、ワイルドな風味が食欲をそそる。だが、本日のメインディッシュはこれだけではない。
「ふむ……後は、この飛竜だが……」
 尾や腿といった部位は、飛竜肉を好む者達からは人気が高い。ならば、他の者達との競合を避けることも考え、貫鉄は敢えて肋骨周りの肉を使わせてもらうことにした。
「多少、竜骨を離すのに苦労しそうだが……まあ、なんとかなるだろ」
 隠し包丁で細かく、そして丁寧に入れた骨離れ。さすがに竜の骨だけあって、その強度は高く、並の包丁では切れ目を入れるのにも苦労させられた。
 だが、それだけの手間暇をかけただけあって、味の方は一級品だ。マーマレードを隠し味にした特製ソースで味付けし、豪快に火で炙って行けば、外はパリパリ、中はジューシーな特性スペアリブステーキが完成する。
「おし、焼けたぞ! 言っとくが、コイツを食べるのに食器なんて要らねぇからな」
 こういう時、大切なのは豪快さ。骨に齧りつき、歯で肉をこそげ落とし、手が汚れるのも構わずに食べるのが良い。
「うわ、なんか凄いじゃん、この肉!」
「お行儀悪くすると、お母さんに怒られるけど、今は気にしなくてもいいよね!」
 気が付けば、腹を空かせた村の子ども達が、貫鉄の周りに集まっていた。飛竜のリブを焼いて渡すと、子ども達はそれぞれに肉に齧りつき、豪快に引き千切りながら食べ始めた。
「そうそう、それでいいんだ! こういう肉は、美味さと豪快さを楽しもうぜ!」
 それこそ、ドラゴンの如く、ワイルドに。貫徹の作った飛竜料理は、村の者達にも大好評だった。
大成功 🔵🔵🔵

夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎

■行動
さて、[宴会]ですねぇ。
楽しんで参りたいところですぅ。

【豊饒現界】で[料理]を強化、まずはお料理のお手伝いをしましょうかぁ。
飛竜の強靭さを考えますと、加工の人手は有った方が良いでしょうし、獲れたての猪や飛竜の肉を調理出来る機会も少ないですからねぇ。
冬に備えて『保存食』等への加工も準備しておきたいところですぅ。

その上で、強化した[大食い]を使用して色々といただいてみましょう。
飛竜自体は食べたことは有りますが、加工や鮮度の都合上食べたことの無い部位も多いですし、珍しい部位を含めて一通り食べてみたいですぅ。

そして済みません、友人達へのお土産に少し持ち帰っても?


露木・鬼燈
肉を喰らえっ!
勧められるがまま肉を喰らう。
そして酒を飲む。
こーゆー時に上品さとかはいらない。
楽しければそれでいいっぽい!
肉は豪快に塊で喰うのがいい。
ちょっと生っぽいけどそれもまた良し!
<迦楼羅焔>で少し炙っておけば安全安心。
野菜とか付け合わせはいらいない。
ひたすら肉を喰え!
飛竜の血もお酒で割れば…うん、おいしい。
イノシシは鍋にしようかな。
野菜はこれで取るので健康面もバッチリだね。
ん~、鍋もお酒が進む。
あっ、宴の締めに飛竜の骨髄で作ったスープなんていいかも。
魔法を併用すれば今からでも間に合うかな。
時間短縮のために<迦楼羅焔>で雑味の元を焼き祓うっぽい。
んー、たぶんイケルイケル!


フレミア・レイブラッド
へぇ、それじゃ、遠慮なくいただこうかしら。
飛竜のタンやハツなんて中々味わえないしね♪

良い食感ね。特別クセも無く、何枚でもいけそう♪
(優雅な姿勢は崩さず、それでいてもりもり食べ進める)

そうだ。折角だし、【魔城スカーレット】から自前のワインや各世界で集めたお酒を酒蔵から運び出し、他の猟兵のみんなや村の人達にも振舞ってみんなで頂くわ♪
年代モノのお酒とかも多いから、期待してくれて良いわよ♪

猪肉も新鮮なだけあってイケルわね。
焼くだけじゃなくて、牡丹鍋・・・だったかしら?UDCアースでの食べ方。
あんな風にお鍋にして頂くのも良いかもしれないわね♪

「キュル」(魔城からやって来てお肉のおこぼれを貰うレクス)


クロエ・アスティン
POWで判定
やったであります!これだけあればイノシシ肉も飛竜の肉も食べ放題でありますね♪

自分はシンプルにバーベキューで焼いていくでありますね
せっかくなので飛竜のいろいろな部位のお肉を食べ比べしていくであります!
ふわ、これ口の中でトロけてすごく美味しいであります

自分、ドワーフの血を引いているおかげか見た目に寄らずに大食漢であります
周りの人もびっくりするくらいパクパクと食べていきますよ
け、決して一杯食べて英霊様たちみたいになんて思ってないでありますよ!!

※アドリブや連携も大歓迎


ヴィゼア・パズル
お疲れ様!と、村人達と慰労を祝し楽しく肉を頂きましょう
特に飛竜の肉は全種類制覇しなければ帰れません
タン…ああ…程よい歯応えに蕩ける感覚…正に至高… 尾の根本付近の尾骶肉、…ああ…希少部位とは何故こうも美味なのか…フィレ、ハラミ…と。牛と違って硬いですね…流石鳥類に近い飛竜
腿肉やササミの部位はどうでしょうか…
この身体は猫に見えるかと思いますが実際の所は身長190cmの大食漢と同じ容量。いくらでも食べられそうです(嬉しげに)
脳も少し頂けますか?…いえ、甘いと聞きまして
できれば頭部や素材を幾つか持ち帰っても?

…おやダンクル。…良い食べっぷりだな?
…そうか。お前の燃料は「食事」か。思う存分食べてくれ。


●大宴会
 災い転じて福となす。イノシシと飛竜の襲撃を見事に退けた結果、襲撃者達の残した肉と素材は、村の者達全員で分けても有り余る程だった。
 これだけあれば、夏はおろか冬まで安泰。村は一転してお祭り騒ぎとなり、そこかしこで肉の焼ける匂いがする。
「お疲れ様! 早速、宴を……って、もう始まってるみたいだね」
「やったであります! これだけあれば、イノシシ肉も飛竜の肉も食べ放題でありますね♪」
 ヴィゼア・パズル(風詠う猟犬・f00024)とクロエ・アスティン(ハーフドワーフのロリ神官戦士・f19295)は、目の前に山の如く積まれた大量の肉に目を輝かせていた。
 こんな量の肉、果たして本当に食べられるのか。いや、今ならいくらでも食べられそうな気がする。それに、こういう時でもなければ食べられない希少部位は、食べ損ねたら勿体ない。
「さて、宴会ですねぇ。楽しんで参りたいところですぅ」
 まずはどれから食べようかと、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)が目移りしながら肉を選んでいる。そんな彼女達を見つけ、村人達は次々に、様々な飛竜の肉を運んで来た。
「さあ、さあ! 遠慮しないで、どんどん食べてくれ!」
「こっちには、飛竜のタンやハツも容易してあるぜ! 滅多に食えない、貴重な肉さ!」
 舌や心臓といった部位は、当然のことながら1匹の飛竜から僅かしか手に入らない。おまけに、その強靭さ故に調理するのも一苦労なのだが、しかしその分、味の方は一級品。
「へぇ、それじゃ、遠慮なくいただこうかしら。飛竜のタンやハツなんて中々味わえないしね♪」
 こういう時にしか食べられないと聞いて、フレミア・レイブラッド(幼艶で気まぐれな吸血姫・f14467)も出された肉料理を味わうことにしたようだ。無礼講とはいえ、気品ある振る舞いは忘れていないが、やはり至高の肉の誘惑には抗えないようで。
「良い食感ね。特別クセも無く、何枚でもいけそう♪」
 単純な塩焼きに過ぎないにも関わらず、飛竜のタンの上品な口当たりと噛み応えが食欲をそそる。炎のブレスを吐いても火傷しない飛竜の舌は、調理するだけでも鉄を鋳るのと同じ温度が必要とされるが、その労力に見合うだけの味はある。
「タン……ああ……程よい歯応えに蕩ける感覚……正に至高……。尾の根本付近の尾骶肉……ああ……希少部位とは何故こうも美味なのか……」
 ヴィゼアに至っては、感動で涙さえ流しそうな勢いである。本来であれば武具の素材に使われてもおかしくない部位を、敢えて焼き肉としていただくという贅沢! こんな体験、今回のように飛竜の群れでも現れなければ、なかなかできるものではない。
「ふわ、これ口の中でトロけてすごく美味しいであります」
 同じく、肉の味に感動しているクロエが食べているのは、飛竜のキモだ。濃厚な味と、それでいて臭みのない上品な風味は、正に天然のフォアグラと呼んでも差し支えない逸品である。
「こちらでも、お料理のお手伝いをしますよぉ。加工の加工の人手は有った方が良いでしょうし、冬に備えて『保存食』も作っておきたいですから」
「おお、すまねぇな、嬢ちゃん! それじゃ、あっちの飛竜の解体は任せたぜ」
 そう言って村人が指差した先には、まだ手つかずの状態で転がっている飛竜の身体が。単にバラバラにするだけなら猟兵の力を以てすれば造作もないが、これを丁寧に捌くとなると、少しばかり難しい。
 希少部位を傷つけないよう取り出しつつ、他の個所もなるべく傷つけずに解体したい。剥いだ鱗は武具の素材に、翼膜は鎧の裏地や、あるいは家の屋根を補強するインナー素材として利用できるからだ。
 内蔵の類は、腸詰にしたり瓶詰にしたり、こちらも保存食として用いることができる。心臓は、食べても美味いが強靭な筋肉の集まりでもあるので、これを使って武器や防具を補強すれば、滅多なことでは壊れない。竜骨も同じで、補強材としての性能は素晴らしく、今回の騒動で破壊された家屋を修理するためには必須の素材。
「ふぅ……こんなものでしょうか?」
 村人達の助けもあり、るこるはなんとか飛竜の解体に成功した。ふと、何気なく宴の場に目をやれば、そこでは露木・鬼燈(竜喰・f01316)が村人達と、実に豪快に肉を食らっていた。
「おう、兄ちゃん! なかなか、いい食いっぷりじゃねぇか!」
「こういう時に上品さは要らないからね。楽しければ、それでいいっぽい!!」
 骨付きの塊を火で焙り、鬼燈は豪快に食らいついた。多少、中が生焼けっぽくても、それはそれ。その時は、再び炭火で焙れば、外はパリパリ、中はジューシーな肉塊の出来上がり。
 それは正に、ケバブの塊に一人で食らいつくのに等しい行為。こんな食べ方、普通に過ごしていてもなかなかできない。荒々しい飛竜を仕留めたら、こちらも飛竜のように、ワイルドに肉を食らうのがお約束と言わんばかり。
 野菜などの付け合わせなど、ワイルドな食事には不要である。ただ、ひたすらに肉を食う! 使い道のなさそうな飛竜の血も、酒で割れば一転して、寝たきり老人でさえ健康体を取り戻すであろうスタミナドリンクに早変わり!
「……うん、おいしい。やっぱり、宴会はこうでなくちゃね」
 ひたすら食べ、そして飲む鬼燈。決して上品とは言い難い食べ方だったが、しかしそんな彼を見て、フレミアも何かを思い出したように手を叩いた。
「お酒……そうだ! 折角だし、自前のワインや各世界で集めたお酒を出せばいいんじゃない!!」
 この宴会に何か足りないと思っていたが、それは酒だったのだ。未成年者もいるので、気が付かない内に遠慮でもしていたのかもしれない。だが、そもそも酒を飲める年齢の者だけにふるまえばよいだけの話。
「年代モノのお酒とかも多いから、期待してくれて良いわよ♪」
 飛竜の肉がアックス&ウィザーズでしか食べられないのであれば、こちらは別の世界でしか飲めない酒を用意しよう。ユーベルコードの魔城からフレミアが取り出したのは、様々な世界で相応の値で取引されているであろう高級酒。
「おお、こりゃ凄ぇ!」
「姉ちゃん、太っ腹だな! こんな上等な酒、もらっちまっていいのかい?」
 田舎の村だけあって、こんな酒を飲める機会など一生に一度あるかないかなので、宴は更に盛り上がりを増して行く。
「おお、お酒か。食が進む。……あ、こっちの竜頭もいただけますか? 脳は甘いと聞いたので……」
 そうしている間にも、ヴィゼアは飛竜の希少部位を次々と堪能していた。だが、この宴で出されているのは飛竜の肉だけではない。ある意味では飛竜以上に野生臭が強いが、新鮮なイノシシの肉も用意されているのだ。
「猪肉も新鮮なだけあってイケルわね。焼くだけじゃなくて、牡丹鍋……だったかしら? UDCアースでの食べ方。あんな風にお鍋にして頂くのも良いかもしれないわね♪」
「そういうことなら、任せてもらおうかな。野菜は、これで取ればいいよね」
 フレミアの提案に頷き、鬼燈は少しばかり箸を止めて、鍋の用意をし始めた。今からでは間に合わないのではと思われたが……そこは、鬼燈にもぬかりはない。魔法を併用すれば、火を起こして鍋を煮立たせるなど容易いことだ。
「ふぅ……そろそろ、私もお肉を食べたいですねぇ」
 一通りの解体作業を終え、るこるも宴会の場に戻ってきた。彼女も飛竜を食べたことはあったが、加工や鮮度の都合上、食べたことの無い部位も多い。今日は、そんな珍しい部位を含め、一通り食べてみたいのだと箸を伸ばし。
「おう、嬢ちゃん達、良く食うなぁ! 結構、結構!!」
 るこると、そして先程から凄まじい勢いでイノシシ肉を食べているクロエの様子に、村人達も満足そうに笑っていた。
「……んぐっ!? じ、自分、決していっぱい食べて、英霊様たちみたいになんて思ってないでありますよ!!」
 喉に肉を詰まらせながら、慌てて否定するクロエ。もっとも、その言葉がどこまで本当なのかは、彼女のみぞ知るところ。なんでも、赤身の肉は身体を作るための良質なタンパク質であり、ゼリー状の脂身はコラーゲンもたっぷり。美容、健康、そしてバストアップにも欠かせない、女子の必須栄養素が余すところなく含まれているのだから。
「……おやダンクル。……良い食べっぷりだな? ……そうか。お前の燃料は『食事』か。思う存分食べてくれ」
 気が付けば、ヴィゼアの隣で、相棒の魚型バイクが肉を食べていた。有機マシンとか、そういった類の存在になっているのだろうか。
「……キュル」
「あら、あなたも出て来ちゃったの? もう、仕方ないわね」
 同じく、フレミアの相棒である飛竜の子も、いつの間にか魔城から現れて肉を堪能していた。さすがに、飛竜肉を食わせたら共食いになりそうだが、イノシシの肉ならば、おこぼれをあげても構わないだろう。
「あ、済みません、友人達へのお土産に少し持ち帰っても構いませんか?」
「こちらも、できれば頭部や素材を幾つか持ち帰っても?」
 そして、一通りの食事を終え、るこるとヴィゼアは肉の持ち帰り交渉を。こんな珍しい肉、滅多に食べることはできないのだし、保存できるものは少しばかり持ち帰るたくなるのは仕方がない。
「ああ、構わねぇぞ。こちとら、村の補修をする分と、後は冬までの蓄えが手に入りゃ、それでいいからな」
「それでも余った分は、旅商に売るか、ギルドに引き取ってもらうさ」
 当面の素材や食料は手に入り、金銭の当てもあることで、村人達は遠慮なく二人に素材や肉を渡してくれた。飛竜によって荒らされた森の生態系が回復するまでは、迂闊に狩猟をするわけにもいかない。だが、高値で売れる素材があれば、それを元手に暮らしの糧に変えられるため、わざわざ狩猟に出る必要もないからだ。
「ん~、鍋もお酒が進む。あっ、宴の締めに飛竜の骨髄で作ったスープなんていいかも」
 それでも余った竜骨は、鬼燈がしっかりと骨髄を取り出し、特性スープの材料にしていた。やはり、飛竜は至高の素材。頭の先から尻尾の先まで、それこそ骨の髄まで残さず食べられる。
「骨髄のスープ……これを飲んだら、竜のように大きくなれるかもしれないであります……」
 栄養がたっぷりと溶け込んだ、真っ白なスープを見て、クロエが唾を飲み込んだ。大きくなれるかどうかは別として、栄養満点であることに間違いはなさそうだ。
 結局、その日は夜通しで宴が行われ、猟兵達が帰路についたのは明け方だった。年に一度、あるかないかの盛大な祭りにだったが、それだけ今回の収穫が、村にもたらしたものは大きかった。
 飛竜、それは大自然の脅威であり、人々の生活を脅かす恐ろしい存在。だが、上手く狩ることさえできれば、1匹でも多くの富をもたらす天からの恵みでもある。
 それ故に、人々はこれからも、竜を畏怖しながらも果敢に挑み続けるのだろう。剣と魔法と冒険の世界に住まう人々の暮らしは、そういった者達の勇気によって成り立っているのだ。
大成功 🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵

最終結果:成功

完成日2020年08月09日
👑5 🔵🔵🔵🔵🔵🔵