無人島のおっぱいフルーツ
●???
「あの島ね……フルーツの波動を感じるわぁ」
グリードオーシャンの大海を、ひとりのふくよかな女性(?)が進んでいた。
その半透明な姿からすると、セイレーンだろうか?
否。
「メガリスフルーツ……盛り付けるのが楽しみねぇ」
彼女は、島に眠るメガリスを狙うコンキスタドールなのだ。
平穏な無人島に、魔の手が迫っている……。
●グリモアベースにて
「Achtung!」
集まった猟兵たちを前に、軍服ワンピース姿のセイレーンの少女、南雲・深波(鮫機動部隊司令官🦈・f26628)がよくとおる声で注意を促した。
「此度の作戦に集まってくれた精兵諸君!
只今より作戦概要を説明するので、耳を傾けてほしいのであります!」
猟兵を案内するのも2度目ということで、深波もだいぶん慣れてきているようだ。
「次なる島を探して再び航海に出た『白狼丸』でありますが、どうやら無人島を発見することになりそうであります」
深波のグリモアに映し出されたその島は、目に見える風景から察するにどうやらアックス&ウィザードから落ちたであろう島らしい。
特徴としては、島のいたるところが果樹園のようで、果物のなる木が大量に生えているということか。
「見ての通り、食べ物には困りそうにない島なのでありますが、なぜかこれまで発見されておらず、無人島だったのでありますよ。
たまたまなのか、あるいはこの島に生える果樹がメガリスの影響によるものだからなのか、その辺りの事情はわかりませぬが……」
メガリスの力が余計な人を寄せ付けないようにしていたのか……そこらの事情は不明だが、とにかくメガリスがあることだけは確実だ。
「とにかく、この島のメガリスを確保してほしいのであります。
メガリスを狙うコンキスタドールの出現も予知に出ておりますゆえ」
ただし、どんなコンキスタドールなのかは予知でも見えなかったらしい。申し訳ないと深波は頭を下げた。
また、メガリスがどのような形をしているかの情報もないらしい。
「ただ、ひとつだけ。メガリスの影響を受けたフルーツには特殊な効果があることだけ、予知で見えております。それがその……」
突然歯切れの悪くなる深波。
何やら口にするのが恥ずかしそうだ。
だけれども、それが唯一のヒントなので、聞かないわけにはいかない。
猟兵に問い詰められ、深波は赤面しながら答えるのだった。
「メガリスの影響を受けたフルーツを食べると……巨乳になるのであります……なんたる破廉恥な効果でありますか……」
つまり。巨乳になれるメガリス。
ある種の女性にとっては夢のような秘宝かもしれない。
「……と、とにかく、メガリスの回収よろしくお願いするでありますよ!
それと、破廉恥なのはいけないでありますからな!」
雅瑠璃
こんにちは。またはこんばんは。
雅です。
今回も再びグリードオーシャンからお届けします。
今回はギャグです。コメディです。
タイトルがあれですが、えっち成分はほとんどありません。
……いやまあ?
巨乳になったりした際のトラブル的なのはあるかもしれませんが?
少年誌的コメディの範疇を越えたら容赦なく不採用にしますので!(笑)
というわけで1章は日常です。
この章ではメガリスの影響を受けたフルーツは登場しません。
シナリオ上は、それを探しながら、多種多様のフルーツを楽しんでもらえればと。
特殊効果のあるものはありませんが、現実にあるフルーツなら何でも実ってると思ってくださいな。
その場で食べるもよし、集めて持ち帰るもよしです。
2章では、いよいよ問題のフルーツが見つかります。
仮称『にゅうにゅうフルーツ』は、プリンの様にやわらかい……おっぱいのような形をした果実です。
食べると一時的に果実の大きさに比例した巨乳になります。
この効果はこのシナリオ中は最後まで継続します。もちろんキャラクター的には、一時的かどうかなんてわかりませんがね!(笑)
そしてこの実がとれる付近にメガリスはあるはずですが……まあ、メインはにゅうにゅうフルーツ食べてのコメディですので!
3章は、メガリスを求めてきたコンキスタドールとの戦いです。
詳細はその時に。
というわけで、プレイングお待ちしてます。
第1章 日常
『不思議なフルーツを食べよう!』
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POW : 色んなフルーツを沢山頬張る
SPD : 素早くフルーツを頬張る
WIZ : 厳選したフルーツを頬張る
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種別『日常』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●フルーツの島
上陸した猟兵たちを出迎えたのは、多種多様なフルーツの果樹だった。
ちょっとした森のようになっているその果樹は、植生がどうなっているのかわからないほど雑多に存在し、さまざまな果物が実っている。
キウイ。パパイヤ。マンゴー。
などの南国フルーツはもちろん。
いちごにりんご。みかんやメロン。ブドウにバナナ。パインにさくらんぼ。
およそ思いつく果物は何でもあるのではなかろうか?
りんごの木のとなりにブドウの木があったりと、本当にこの島の植生はわからない。
ともあれ、このあたりにはまだ、問題の『にゅうにゅうフルーツ』はないようなので、まずはフルーツを味わいながらの無人島探索を楽しんでもいいだろう。
多種多様のフルーツが猟兵を待っている。
ちなみにこの島にはまだ名前はない。
今回の冒険にちなんだ名前をつけてみてもいいかもしれない。
月守・咲凛
年相応のつるんぺたんなのですが、大きい方が強そう、という理由で大きくしたい子です。
思考が戦闘寄りなので性能を重視したいタイプ(運動音痴ですが)です。
少食であまり物を食べられないのですけど(大体リンゴ1個で満腹)フルーツ狩りを楽しむのです!
とりあえずイチゴの前でどれを食べるかしばらく迷い続けます。どれも美味しそうなのです、迷うのです。
最終的に選び抜いたイチゴを3個ほど、幸せそうにゆっくり味わって食べて満足します。
あまり欲張っても食べられないので、際限なき弾薬庫に色んなフルーツを数個ずつ入れて持って帰りましょう。
あとで冷蔵庫で冷やして食べるのです。
佐伯・晶
巨乳ねぇ
大きさが全てはでは無いと思うけどね
そういや、おっぱいに特化した邪神がいたなぁ
モノも良くないとか酷い言われようされたっけ…
ともあれ島の景色を眺めながら進んでみようか
どう考えても植生がおかしいんだけど
これもメガリスの影響なのかな
食べても大丈夫なんだよね?
折角グリードオーシャンに来たし
南国の果物を食べてみようか
しばらく危険は無さそうだし
パパイヤやマンゴー、ライチなんかも良いね
景色の良いところがあったら
そこでのんびりしながらフルーツを食べよう
そういや島の地形ってどんな感じなのかな
メガリス捜索と戦闘前の下調べとして
使い魔やドローンを使って調査しておこう
明らかにおかしな場所が見つかるといいんだけど
●厳選フルーツ味わって
「巨乳ねぇ……」
「大きい方が強そう、なのです!」
佐伯・晶(邪神(仮)・f19507)と月守・咲凛(空戦型カラーひよこ・f06652)の2人は、転送タイミングが一緒だったこともあって、とりあえず一緒に行動していた。
まだこの無人島に上陸したばかりだが、やはり思うのは巨乳に慣れるというフルーツの話だ。
「大きさが全てはでは無いと思うけどね……」
と、どちらかというと冷めた感じの晶は、なんとなく巨乳から連想して、過去に出会ったおっぱい邪神のことを思い出していた。その邪神には、モノも良くないとか酷い事を言われたのだったか……。晶は、決してツルペタではないが、それほど大きいわけではない。人によっては貧乳と呼ぶかもしれない。もっとも元は男性である晶だ。言われても、だからどうしたという感じかもしれないが。
「でもでも、大きい方が強いと思うのですよ!」
まだ7歳の咲凛だ。巨乳に対するイメージも強さとか性能とかの戦闘思考に結びついてしまっている様子。大きい方が強いだろうという性能重視の思考なのだが……本人は当然ぺたんこです。まぁ、まだまだ幼女ですしねぇ。
「ま、ともあれ島の景色を眺めながら進んでみようか?」
「そうしましょう!」
晶は、一応偵察用に【式神創造】で呼び出した使い魔を飛ばしていきつつ、咲凛と連れ立って島の探索に向かうのだった。
「うわぁ、いっぱいありますね」
「……どう考えても植生がおかしいんだけど」
歩いていた2人の前に見えたのは、パパイヤの木とマンゴーの木の下に実っているイチゴ畑だった。近くにはさらにライチの木やリンゴの木もあり、地面にはメロンも実っている。
幼い咲凛は、目の前でいっぱい実っているイチゴに目が釘付けで、そのちぐはぐな植生は特に気にしていないようだが、やはり晶はどうしてもそれが気になってしまう。
「これもメガリスの影響なのかな……食べても大丈夫なんだよね?」
「え? 食べられないんですか?! こんなに美味しそうなのに……」
晶の呟きを耳にして、ガーンとショックを受けたような顔になる咲凛。
なにせ咲凛は、今まさにいくつも実っているイチゴを目の前に、どれを食べようか迷っているところだったからだ。
「あ、いや。……実り方はおかしいけど、実ったもの自体は普通のじゃないかな……?」
咲凛の悲しそうな顔に、罪悪感でも覚えたか、晶はとりあえず手近なところにあった小さなイチゴを摘まむと、毒見がわりにパクっと口にしてみた。
「ん……普通に美味しい」
「よかったです! じゃあ、選ぶのですよー!」
晶のお墨付きも出て安心した咲凛は、ふたたびイチゴの実を厳選する作業に入るのだった。
「いや、そこまで選ばなくても、これだけあるんだから好きなだけ食べていいと思うよ?」
別に個数制限がある訳じゃないんだからと、苦笑しながら言う晶だが、咲凛が真剣に選んでいるのは別におひとり様いくつまでという制限があるからではない。
単に、まだ幼い咲凛は、食が細いので、あまりたくさん撮っても食べられないからだ。なにせリンゴ1個もあればお腹いっぱいになるのだから。
「あまり欲張っても食べられないので、食べる分はしっかり選ぶのですよ!」
「あ、なるほど……」
これ以上邪魔するのは悪いかなと、真剣にイチゴを見比べている咲凛から離れ、晶はイチゴ畑の背後にある木に手を伸ばしてみた。
「折角のグリードオーシャンなんだし、南国の果物がいいかな?」
パパイヤやマンゴー、それにライチなどを適当にいくつかとると、とりあえず青パパイヤを一つ丸かじりにしてみた。
「……美味しい」
とりあえず危険はなさそうだし、もう少し景色のいい所にでも移動して、のんびり他のも食べてみようかなと、晶は咲凛の様子を見てみる。
「いいのは選べたかい?」
「はいです! どれも美味しそうなのですっごく迷ったのですけど、悩みに悩みぬいて選んだのですよ!」
しばらくイチゴとにらめっこして迷いまくっていた咲凛だが、頭から煙が出るほどに悩みぬいた結果、3粒のイチゴを手にして、満面の笑みで晶の方を振り返ったのだった。
「そっか。よかったね。それじゃ、場所を移して、ちょっと景色のいいところで食べようか?」
「いいですね。ピクニックみたいなのです!」
晶の提案に咲凛も笑顔で頷いた。
そして2人は、少し開けた丘の上に移動すると、のんびりとフルーツと景色を楽しんでいた。
この丘からは島の外に広がる大きな海も見えるし、背後には様々な果物の実っている一種の植物園も見える。本当にただのピクニックで訪れたのなら、この光景だけでも十分満足できるだろう。
そんな景観の中で、咲凛は、選びに選んだ極上のイチゴを幸せそうにゆっくり味わって食べていた。
晶も、南国フルーツを美味しそうに食べてのんびりとしていた。
咲凛がゆっくり時間をかけてイチゴ3粒を味わい終えた頃、晶の放っていた使い魔が戻ってくる。
奥の方に怪しいものがあるという使い魔の報告に、2人はピクニックはそろそろ終わりだと腰を上げた。
「あ、ちょっと果物とりすぎちゃったか。全部食べ切れなかったのは勿体なかったな……」
「それなら、あとで食べられるように持って帰りましょう。ついでに私も、いろんなフルーツを少しずつとっていくのですよ」
食べきれずに余った南国フルーツを、咲凛の【際限なき弾薬庫】に収納して、2人は島の奥へと進むのだった。
道中フルーツをいくつか収穫しながら。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
サエ・キルフィバオム
◎♥♥♀♀
WIZ
「これ以上大きくなる必要も無いとは思うけど、ま、そういう需要もあるよね?」
効果のほどでは使い道があるかな、と思いながら捜索に参加します
「”実はこれも効果がありました”なんて事になったら、うかつに沢山食べてたらやばいしね」
フルーツに手を伸ばすも、ある程度厳選しつつ、齧っていきます
「で、問題のフルーツはどのくらいの大きさになるんだろうね、大きすぎると厄介だろうし……」
メロンやスイカのような大柄の果実を見ながら、実際のサイズを想像します
アイ・リスパー
【恋華荘】
「巨乳になれるフルーツ!
それを聞いたら行かざるを得ませんっ!
植物に巨乳化効果があるということは、ここに隠されたメガリスの効果は巨乳化に違いありませんっ……!」
そんなこの世の至宝をコンキスタドールなどの手に渡すわけにはいきません!
この私が手に入れて……
い、いえ、コンキスタドールに悪用されないように管理しなくては!
「っと、それはそれとして。
ゆのかさん、ありがとうございますっ!」
目の前に並ぶのは、ゆのかさんが用意してくださったジュースやフルーツポンチなどのフルーツの数々。
【チューリングの神託機械】を発動。
故郷のSSWでは味わえなかった自然の風味を分析しながら全力で味わい尽くしましょう!
菫宮・理緒
【恋華荘】
巨乳。縁のないものだと思ってたけど経験してみるチャンスだね!
と気合いを入れてアイさん、ゆのかさんと参加。
まぁ、ここの果物食べて、やっと人並みとかかもだけど。
それに胸の大きさ関係なく、果物食べ放題は嬉しいな。
と、いろんな果物を見ていたら、
ゆのかさん、手作りジュースを作ってる-!
すっごーい!美味しそう-!
わたしもいいかな?とお願いしちゃうね。
美少女の手料理(物理)ですよ。飲まない選択肢なんてない!
土下寝までなら、躊躇なくしちゃえるね!
ヤシの器に絞りたてのジュース、中には果物の果肉も入ってて、
色合いも綺麗だし、新鮮ですっごく美味しい!
あ、アイさんのも美味しそう! とおねだりしちゃおうかな。
白銀・ゆのか
【恋華荘】
巨乳になる果物…邪道だとしても、も少しくらいは…!(切実に成長途中の自分の胸ぺたふに…
でもその前に…
折角の豊作フルーツ、味わわないともったいない!
スイカやメロン、ヤシなんかを探して…
『怪力』で二つに割った上で中身をくりぬき、
即席のフルーツポンチ&器を作っちゃいましょう!
(アイさん理緒さんの食べたい果物もあれば、一緒にたっぷり入れちゃいます!)
他の果物をぎゅっと絞ってジュースを足すもよし、一口サイズの果物を山盛りにするも良し…なんてね♪
「量はこれくらいでいいかしら…はい、どうぞ♪
って、土下寝は必要ないですから!?」
美味しく食べてもらえたら…それだけで嬉しくなっちゃいますから♪
東雲・蓮華
◎
…
えっ、これ全部食べていいんですか?
…
木に生っている実は跳躍して幹に乗り実を捥いで即座に食べます
全部の実を食べつくしたら次の木に移り全部食べます
地上にあるのは水で洗って丸かじりします
皮ごと食べるのかって?もちろんそうですが?
そう言って西瓜だろうがパイナップルだろうが皮ごと全部食べていきます
え?食べすぎ…?まだ全然食べてないんですが?と実を全て取られた畑や木々を背景に無表情でこてんと首傾げて言います
ただ水分多めですね…と、持参した大量のパンを合間に食べて水分多すぎるのを防ぎます
それだけ食べてもお腹は膨らまずどうゆう構造って言われたら一言
お腹減っているからお腹膨らまないのは当然ではないですか?
●上陸!巨乳になれる島!
「巨乳になれるフルーツ! それを聞いたら行かざるを得ませんっ!」
「邪道だとしても、も少しくらいは……!」
「巨乳なんて縁のないものだと思ってたけど、経験してみるチャンスだね! ここの果物食べて、やっと人並みとかかもだけどっ!」
やたらと気合入っている恋華荘から来た3人娘……すなわち、アイ・リスパー(電脳の天使・f07909)と白銀・ゆのか(恋華荘の若女将・f01487)と菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)である。
気合が入るのも無理はない。
何せ3人とも、ぺったんぺったんつるぺったんなうえに……。
「私は、少しはありますからっ?!」
……成長途中の自分の胸をふにふにしながらゆのかはそう主張する。確かにアイと理緒の絶壁と言っても差し支えない2人に比べると、確かに貧しい程度の膨らみは確認できる。が、五十歩百歩というものだろう。
「うぅ……」
「ゆのかさん、抜け駆けはなしだよー?」
「私達は一蓮托生ですっ!」
虚空に向かって嘆いていたゆのかを、理緒とアイが両側から肩をぽんぽん叩いて慰めている。慰めているというか、あなたもこちら側でしょと言う無言のオーラというか。げに恐ろしきは乙女の執念か。
そんな様子を、同行していた後ろの2人が呆れたように眺めていた。
「あはは。なんていうか3人ともすごい必死だよね?」
「……知りません。まぁ、管理人さんが巨乳好きという話くらいは耳にしましたけど」
というわけで、呆れたような苦笑を浮かべているのは、同じく恋華荘で暮らす2人、サエ・キルフィバオム(突撃!社会の裏事情特派員・f01091)と東雲・蓮華(捨て巫女・f01109)である。
我関せずな蓮華は、この中では最年長の18歳で、どたぷ~んと揺れに揺れまくる特大サイズの胸の持ち主だ。理緒とは1年違いなのだが、理緒がどう頑張ったところで、1年後にこのサイズに育つ望みはあるまい。
苦笑しながらも3人を興味深げに眺めているサエは15歳で、実はアイと並んでメンバー中最年少である。あるのだが。かなり立派な巨乳の持ち主だ。蓮華ほどではないにしても、決して見劣りはしない。アイと比べると胸部装甲の差があまりにも激しい。とても同い年には見えない。……というか誕生日を考えるとサエの方が1学年下になるので、ますますアイは立つ瀬がないし胸もない。ちなみにゆのかはアイより一つ年上なのだが……あとは察してほしい。
「あー、管理人さんガチ勢は大変だねぇ……」
というわけで、苦笑するサエの言うとおり、3人が必死なのはまぁ、好いた相手の好みとかけ離れた自分の胸部に対して思うところがあるから、なのである。
「と、とにかくっ、植物に巨乳化効果があるということは、ここに隠されたメガリスの効果は巨乳化に違いありませんっ……!」
ぐだぐだになりかけた空気を変えるためか、アイがやたらと気合を入れなおして拳を握る。
そうなると当然、理緒とゆのかも賛同するわけで。
「そうだよね。どう考えてもメガリスの効果だもんね!」
「ですねぇ。それを狙ってくるコンキスタドールがくるという話ですし……」
「ええ! そんなこの世の至宝をコンキスタドールなどの手に渡すわけにはいきません!」
3人娘は、まるで生まれた時は違えど死ぬときは一緒とばかりに気合を入れて、メガリス奪取を誓い合うのだった。
ちょうど3人の傍には桃の木があったが、たぶん偶然だろう。
「至宝は必ずや、この私が手に入れて……い、いえ、コンキスタドールに悪用されないように管理しなくては!」
「そうそう、わたしたちが使……じゃなくて守らないと!」
「ふ、ふたりとも、ちょっと欲望が駄々洩れしてるのよ……?」
アイと理緒に比べると、まだ常識が残っているために、2人のノリには時々ついていけなくなるゆのかである。
そしてそんな3人を見て呆れている2人であった。
「いや、ホント盛り上がりすぎてない、3人とも?
私じゃそんなの手に入れても使い道は、あ、いや、どうかなー……これ以上大きくなる必要も無いとは思うけど、ま、そういう需要もあるよね?」
とはいえ、サエはまだ一応興味本位でメガリスフルーツを探そうという気はあるらしい。
「どうでもいいです。私は果物食べ放題と聞いて来ただけなので」
蓮華は完全にスルーであった。本人の言うとおり、果物食べ放題にしか思考は向いていない様子。
「あ、そうね、そうね。折角の豊作フルーツ、味わわないともったいないよね」
「そうだった。胸の大きさ関係なく、果物食べ放題は嬉しいなっ」
そして蓮華の言葉に、ようやくゆのかと理緒も現実に還ってきていた。
そう、問題のフルーツはこのあたりにはない。
今はそれを探すよりは、この不思議な植生でありとあらゆる蔵ものが食べれる環境を楽しむ時間だ。
「【チューリングの神託機械】を発動! 万能コンピュータに接続して、ニュウニュウフルーツの探索を!全力で! ……げふぅっ」
「ああああ、アイさん、落ち着いてー?!」
「い、今は、果物食べるのよぅ?!」
アイだけはまだトリップ中で、使用に代償のあるユーベルコードまで使って探索に出ようとして血を吐いていたが、さすがに理緒とゆのかに宥められて、現実に還ってくるのだった。
「で、これ全部食べていいんですか?」
蓮華が指さしたのは、大量の果物が実っている木々だ。
とりあえず手近にあったのは、3人が誓いをかわした桃の木だが、そのすぐ傍にはバナナの木が生えていたり、リンゴの木が生えていたり、ヤシの木があったりと実に不思議な光景になっている。
「うん、ここは無人島だって話だし、誰にも文句は言われないと思うよー」
「わかりました。では、行きます。」
「え、ちょっとっ、蓮華さんっ?!」
理緒と少し言葉を交わし、一応確認だけはとった後、蓮華はぴょんと桃の木に向かって跳びあがった。
適当な枝に腰掛けると、手当たり次第に実をもいで、そのまま食べていく。
「うわぁ……ワイルド……もしかして皮ごと食べてる?」
「……皮ごと? もちろんそうですが?」
下で見ていた理緒がぽかんと口を開けるほどに、蓮華はひょいぱくひょいぱくと次々と桃を口の中に収めていく。
「あ、蓮華さん、少しくらい桃こっちにも分けてー」
隣で、えいやっとヤシの木から実をもぎ取っていたゆのかが、無くなる前にと蓮華に声をかけた。声をかけながら、固いヤシの実を怪力任せに半分に割っていたりする。
「うわっ、こっちもワイルドだったっ」
「桃ですか、いいですよー。私はそろそろ次のりんごの木に行きますので」
蓮華は、理緒が驚いたゆのかの怪力も全く気にせず、ぽいぽいといくつかの桃を下に投げ落とす。あわあわと理緒がそれを受け取っていた。
そして蓮華本人は宣言通り次のリンゴに木にうつってまた、手当たり次第に食べていく。
「うーん、実はこれも効果がありました、なんて事になったら、うかつに沢山食べてたらやばいよね……?」
地上では、スイカやメロンが実っているあたりで、サエが頭をひねっていた。
「このあたりは大丈夫だと思います……さっき何の反応もなかったですし」
先程の吐血のダメージも癒えたのか、口元を拭いつつアイがそう太鼓判を押した。
「そっか。じゃあ、遠慮なく食べよう。……でも、実際問題のフルーツもどんな大きさなんだろうねー? これくらい?」
大きくたわわに実ったスイカやメロンを収穫し、それを自分の胸と比べながら、サエは首を傾げる。
その大きさと仕草にまたもやゲフッと吐血するアイだった。まだ先程の代償が続いているんですね。そうですね。
「あ、サエさん、そのメロンやスイカももらえるかしらー?
蓮華さんもリンゴいくつかこっちに回してほしいのよー!」
「もぐもぐあむあむ……あ、いいですよ」
手当たり次第にリンゴを頬張っていた蓮華も、ゆのかの言葉に応えていくつかを投げ落とす。再び理緒が右往左往しながら下でそれを受け取った。
「ていうか蓮華さん、いくら何でも食べ過ぎなんじゃ……?」
「え? まだ全然食べてないんですが?」
理緒の疑問に、リンゴの実がすっかり全滅している木の枝に腰掛けたままの蓮華は、きょとんと小首を傾げる。恐ろしい事に、桃の木とリンゴの木を2本ほど食い尽くしたというのに、お腹は全く膨らんでいない。
「蓮華さん、お腹膨らんでないけど、いったいそれだけの量どこに入ってるの……?
「お腹減っているからお腹膨らまないのは当然ではないですか?」
あまりに大食いすぎて全く話の噛み合わない蓮華であった。
「ま、まさか食べたもの全部胸に行っているのではっ?!」
戦慄してこれは自分も木の1本分くらい食べないとダメかと悲壮な覚悟を決めるアイだったが、それはさすがにサエやゆのかから止められた。
「落ち着きなさいって。あれは特別だから、気にしちゃだめよ」
「そうなのよ。こっちはこっちで自分のペースでいただきましょうね」
言いながら、ゆのかはくりぬいたヤシの実に、桃やリンゴやメロンやスイカを切り分けて詰めている。
「えっと、ゆのかさんそれは何してるのかな?」
「ん、ちょっと即席のフルーツポンチでも作ろうかと思って」
といいながら、握力でぎゅうっとリンゴを握りつぶして滲みでる果汁をヤシの実の器に注いでいく。
「量はこれくらいでいいかしら……?」
「お、おおー?! すっごーい!」
果たして理緒が驚いたのは、握力でリンゴ握りつぶすゆのかの怪力か、それとも美味しそうに出来上がったフルーツポンチか。
「わたしにもいいかな? お願いしちゃうよ!」
とりあえず自分用なのか1人前だけだったので、自分にも作ってほしいと土下座どころか土下寝する勢いで頼み込む理緒の勢いに、そんなことしなくていいからと慌てるゆのかである。
「美少女の手料理ですよ。もらわない選択肢なんてない!
土下寝までなら、躊躇なくしちゃえるよ!」
「しなくていいですからぁー?! 順番に作るからちょっと待ってくださいね。
蓮華さんも降りてきて一緒にどうかしらー?」
次々と怪力任せに作っていくゆのかの呼びかけに、蓮華も少し思案して、ひょいっと降りてきた。
「……次はスイカかメロンでも食べようかと思っていたので、降りてきました。
水分多めになりますし、パンも用意してきましたよ?」
手近なスイカをもぎ取って、皮ごとがぶりつきながら、蓮華は持参したパンを提供する。
「あ、ありがとうなのよ。それじゃ、みんなにはフルーツポンチとパンの組み合わせで……はい、どうぞ♪」
「やったー! 美味しそう!」
「ゆのかさん、ありがとうございますっ!」
強請った理緒はもちろん、アイや蓮華やサエにも次々作って配っていく。
「美味しく食べてもらえたら、それだけで嬉しくなっちゃいますから♪」
というゆのかの笑顔に、皆ありがたく受け取って、味を楽しむのだった。
「んー。これは美味しい。なんか目的忘れちゃいそうだねー」
サエはそういって舌鼓を打つが、はたして3人娘が目的を忘れることができたかは定かではない。もっとも……。
「自然の風味、全力で堪能しますねっ」
宇宙では味わえない新鮮な果物料理を堪能しているアイは、今は巨乳の事は忘れているようだ。多分。
「……おかわりあります?」
「もう食べたのっ?!」
そして、やはり蓮華はこれでは全然足りないらしく、再びゆのかは、怪力フルーツポンチの為に実をとってくるのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
笹乃葉・きなこ
POW
へぇー。お乳がデカくなる果物が生えている島があるのかぁ。
あれ?それを売りさばけばがっぽがっぽじゃねんだべかぁ?
よぉーし、どんな果物がお目にかかりにいくべぇ!
狩りじゃぁ!狩りじゃぁ!フルーツ狩りじゃァ!
と、その前に腹ごしらえしよう。そうしよう。
グルメツールからイチゴも串にして一気にたべたり、メロンを食べやすいように切り分けてむしゃぶり食おう。オレンジあるかなぁ?コップがあるなら、半分に斬って怪力使って素手で絞って生オレンジジュース…。
せっかく、いろんなフルーツがあるんだから食べないんて損なんだべぇ。
持ち帰りたいけど、容器忘れてきたからいっぱいいっぱいたーべーよー。
フレミア・レイブラッド
◎
♥♥♥
妙に雪花が積極的なのよね…一体何「ふふふ…これで念願のきょにゅーの夢が叶うのー」…雪花…(ほろり)
野望に燃えて妙にやる気に満ちた雪花と共に参加。
とりあえず、にゅうにゅうフルーツを探しつつ、新鮮なフルーツを堪能。
美容にも良いし、【サイコキネシス】で集めて「魔城」の食糧庫に保管しておこうかしら♪
高品質なのや珍しいのも多いみたいだし、スイーツとか色々料理に使っても良さそうね♪
「これでロリ枠だからって憐れみを向けてたみんな(他の眷属)を見返すのー!」
日頃から可愛がってあげてるのに大きくならないわよね。後、雪花、効果は一時的みたいよ?
「そんな暴露はいらないの!?効果は気合いで維持するのー!」
ミヤコ・グリードマン
◎
巨乳になれるメガリスとその影響を受けたフルーツねぇ
わたしはそんなのなくても大きくなるのは決まってるんだし、別になくてもいいんだけど……
ほら、やっぱり興味あるじゃない
自分より周りのおっぱいがどうなるか
ってわけで来たんだけどぉ、まだこの辺にはないのかしらねー
なんか色々ごちゃごちゃだけど、見つかるのは普通?
手が届かないのは、念動力で取ってきたりして
食べ歩きしながらでにゅうにゅうを搜すわね
わたしが特に好きなのは桃ね、含むと甘い蜜が溢れてくるのがたまんないわ
それからマンゴー、果肉の濃厚な甘さがいいわよね
あとバナナ、完熟した太くておっきいのがあるといいんだけど
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎
■行動
そういうフルーツでしたら、『女神様への供物』に良さそうですねぇ。
私からしますと、少々怖い効果ですが。
相変わらず発育が止まる気配が有りませんし(遠い目)。
【豊饒現界】で[大食い]と[料理]を強化、島内を移動しながら色々といただいてみましょう。
[料理]の為の「食材の知識」を元に、多少なりとも「メガリスの効果」を受けた「変わった味の物」を探し、見つかったら其方方面を中心に捜索すれば良いのではないかとぉ。
情報が出るまで大量にいただくことになりますが、強化した[大食い]が有れば、この程度は問題ないですぅ。
一応飽きが来ない様、出来るだけ色々な種類をいただきますねぇ。
月詠・愛珠
アドリブ絡み歓迎
胸が大きく…へぇ…いやボクは興味は無いんだけど?全然興味無いんだけど?友達が欲しいって言ってるから仕方なくね?ちなみに誘ってくれた友達は体調不良で来られませんでした!仕方ないからー!ボクが代わりに味わわないとだよねー!
そんな訳で特徴的な見た目をしてるというにゅうにゅうフルーツを…見つから、ない…!
…目につく他の果物全部焼き払えばすぐに見つかるかな、ってやらないよ?あははやだなーやる訳無いよ?
これは火を通すと甘みが増す果物を試すだけで…って、バナナやリンゴをナイフで切って炙って食べる
あ、甘みが増してホントに美味しい
でも目当ての果物は本当にあるの?
いや本当全然興味無いんだけど、全然
テルプ・ステップアップ
◎♥♥♥
みんなに愛(おっぱい)と夢(おっぱい)と希望(おっぱい)をお届けに!(決めポーズ!)
今回は噂のフルーツを探しにやってきた。僕、テルプ!
前人未到の無人島で一体何が待つのか!?乞うご期待!
はい、ストップ。最初はこんな感じかな?
グッドナイス・ブレイヴァーで配信しながら探索だね。
片っ端から実食してくよ♪果物大~好き♪
マンゴーパパイヤ、マンゴスチン♪(他意はない!)
●緊急特報!無人島奥地で巨乳になれる果実を追え!!
「みんなに愛と夢と希望をお届けに!」
テルプ・ステップアップ(超速天然プリマ・f01948)は、決め台詞を言うと同時にビシッと可愛らくコケティッシュに決めポーズを決めて見せた。もちろん【グッドナイス・ブレイヴァー】の撮影ドローンのカメラがその姿を余すとこなく撮影し、配信している。
なお、冒頭の決め台詞だが、愛も夢も希望も、すべて読み方は『おっぱい』である。
つまりは動画を見ている視聴者に聞こえる言葉としては、『みんなにおっぱいとおっぱいとおっぱいをお届けに!』ということになる。テルプ自身の豊満なおっぱいが、決めポーズと共にゆっさゆっさと揺れるのだから、それはもう視聴者にはおっぱいがおっぱいでおっぱいだろう。
こんな解説をしている間にも、テルプの配信は続いている。
「今回は、巨乳に慣れるという噂のフルーツを探しにやってきた。僕、テルプ! 前人未到の無人島で一体何が待つのか!? 乞うご期待!」
最後まで台詞を終えると、バチコーンとウインクをかまして、いったん配信はストップする。
「はい、ストップ。最初はこんな感じかな?」
「おつかれさまですぅ。それにしても、胸が大きくなるフルーツですかぁ……『女神様への供物』に良さそうですねぇ」
撮影をいったん休憩時間にして一息ついているテルプに、同行していた猟兵のうちの1人、夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)が声をかけて飲み物を差し出す。テルプはありがとうとお礼を言いつつのどを潤していた。
ちなみにるこるは、かなり巨大なバストの持ち主なので、そんなフルーツは本人には必要ないだろう。むしろいまだ成長の止まる気配のない彼女からすると、怖い効果のような気がする。
「お乳がデカくなる果物だろ? それを売りさばけば、がっぽがっぽ儲かるんじゃねんだべかぁ?」
供え物なんてとんでもない。商売のネタだろうと、そう主張するのは笹乃葉・きなこ(キマイラの戦巫女・f03265)だ。確かにそんな売り文句で売り出せば、買う乙女はきっといるはず。ちなみにきなこもまた、るこる同様にかなり巨大な胸の持ち主であるため、本人的には全く必要はないようだ。だからこそうるという発想になっているのだろう。
「お供え物とか、売り物にする前に、私が使うの。ふふふ…これで念願のきょにゅーの夢が叶うのー……!」
まぁ、でも、売りさばく前に、自分で使いたいというのももちろんいるわけで。
やたらと気合が入って笑っているのは、フレミア・レイブラッド(幼艶で気まぐれな吸血姫・f14467)が連れている使い魔の雪女の雪花だ。
「妙に雪花が積極的だから何かと思えば……」
主のフレミアは、ほろりと涙をぬぐう仕草をしているのだった。
ちなみにフレミアはそれほど大きな胸というわけではないが、プロポーションは十分いいため、無理にこれ以上大きくする必要は感じていないのだろう。雪花と違い、あまり巨乳フルーツにはこだわっていない様子。
「これでロリ枠だからって憐れみを向けてたみんなを見返すのー!」
ちなみに雪花の言うみんなとは、雪花と同じフレミアの眷属仲間のことだ。どうやら眷属仲間の間にも胸囲の格差社会は存在するらしい。
「日頃から可愛がってあげてるのに大きくならないわよね……」
「そういう事は言わないでいいの、おねぇさまー?!」
可愛がって何しているのかは禁則事項です。ええ。
「胸が大きく……へぇ……いやボクは興味は無いんだけど? 全然興味無いんだけど? 友達が欲しいって言ってるから仕方なくね?」
などと供述しているのは、月詠・愛珠(月に魅入られる翠の狐娘・f06905)である。まぁ、その胸は、控えめに言っても大きくはない。というか小さい。
「ちなみに誘ってくれた友達は体調不良で来られませんでした! 仕方ないからー! ボクが代わりに味わわないとだよねー!」
……などと供述しており。
いったい誰に向かって言い訳しているのか、愛珠は虚空に向けてそう喋り続けているのだった。この喋りの部分、テルプの配信が休憩中で本当によかったと思おう。
「わたしはそんなのなくても大きくなるのは決まってるんだし、別になくてもいいんだけど……ほら、やっぱり興味あるじゃない?」
などと言っているのは、ミヤコ・グリードマン(海賊王女・f06677)だ。褐色肌に薄い胸で、愛珠とは同じ旅団にも所属している戦友ではあるミヤコだが、愛珠が言い訳に使っている友達ではない。なぜなら、その友達というのは架空の存在だから……というのをさておいても、それ以前にミヤコの興味というのが自分ではなく、周りのおっぱいがどうなるか、だからだ。
ちなみにミヤコが将来本当に大きくなるのかは……今は語るべき時ではない。
「あはははー、そうよだねー。ボクはどうでもいいけど、使った人がどうなるかは興味あるよねー」
そして愛珠は、やっぱりそんな言い訳を続けているのでした。
「……雪花くらい素直に野望に萌えてもいいのに、ねぇ?」
「絶対に大きくなるのー!」
愛珠と雪花を見比べて、肩をすくめるフレミアだったとさ。
「それじゃ配信再開ー! 問題のフルーツがすぐに見つかるかわからないから、まずは探索しつつ、片っ端から実食してくよ♪」
休憩時間も終わりという事で、再び撮影用ドローンを動かし始めたテルプは、仲間たちに声をかけつつ、実況を再開する。
「よぉーし、どんな果物がお目にかかりにいくべぇ!
狩りじゃぁ! 狩りじゃぁ! フルーツ狩りじゃァ!」
テルプの実況に続けて、野性的な叫びと共にきなこが鬨の声を上げ、一行は島の奥へと向かっていくのだった。
「にゅうにゅうフルーツだっけ? 確か特徴的な形をしてるとか……見つから、ない……!」
「ぜんぜんないのー、おねぇさまー……」
主に愛珠と雪花が中心に必死になって件の巨乳になる果物を探しているのだが、それはなかなか見つからない。
「まだこの辺にはないのかしらねー? なんか色々ごちゃごちゃだけど、見つかるのは普通の果物?」
ミヤコの言うとおり、植生こそおかしいが、実っている果物自体は普通のものだ。
「……目につく他の果物全部焼き払えばすぐに見つかるかな?」
愛珠はこんなことまで口走る始末だが、さすがにそれは周りから止められる。
「ダメよ、そんなの。焼き払うなんてダメダメ。高品質なのや珍しいのも多いみたいだし、色々楽しまなくっちゃ」
「あはははー。ってやらないよ? あはは、やだなーやる訳無いよ?」
フレミアにダメ出しされて目を逸らす愛珠である。本当にやる訳無いのかは、本人のみぞ知る。
「メガリスの効果を受けたものでしたら、他のにも何か変わった味になるとか影響あるかもですねぇ……まずは食べてみましょうかぁ?」
「ま、にゅうにゅうフルーツは探しつつ、新鮮なフルーツを堪能しましょ?」
るこるの言葉にフレミアも頷き、かくして一行は、目につく果物を食べながら行くことになったのだった。
さて、どんな果物がこのあたりにあるかというと。
「マンゴーパパイヤ、マンゴスチン♪」
例えばテルプが歌うように口にしたように、マンゴーやパパイアの木が並んで生えていたりする。ちなみにこの歌には他意はない、らしい。なんのことかさっぱりですね。
閑話休題。
さて、マンゴーやパパイアがあるから南国フルーツばかりなのかと思うと、実はそんなことはなく、それらのすぐ傍には、イチゴやメロン、バナナに桃、リンゴにオレンジなど、雑多に実っている。
「マンゴー、いいわね。果肉の濃厚な甘さがいいわよね?」
テルプの歌につられるように、ミヤコは手近なマンゴーの木からひとつ実をとってみる。見るからに瑞々しく美味しそうなそれをパクっと口にすると、見た目に違わず爽やかな甘みが口の中に広がていった。
「お、いいな。腹ごしらえしよう。そうしよう」
ミヤコが摘まんだのを見て、きなこもそこらのオレンジをもぎ取ってみる。そしてそのままぎゅ~っと握りしめて、果汁を搾りとってコップに注ぐと、ごくごくごくとお手製オレンジジュースを一気に飲み干すのだった。
もちろん腹ごしらえというからには、ジュースだけではない。きなこはさらに、イチゴを適当に積むと串に刺して一気に頬張ったり、メロンを貪り食ったりもしていた。
「せっかく、いろんなフルーツがあるんだから食べないんて損なんだべぇ」
「ですねぇ……変わった味のが見つかるまでは、大量にいただくことになりますけど、この程度は問題ないですぅ」
きなこの言葉に頷くるこるも、負けじとかなり食べている。
実はるこるの場合は、【豊乳女神の加護・豊饒現界】を使って大食いスキルを強化しているので、本当にどれだけ食べても平気なのだ。
「一応飽きが来ない様、出来るだけ色々な種類をいただきますねぇ」
まぁ、大量に食べられるからと言って、同じものばかり食べても飽きる。そういう意味では、無造作に様々な果物が実っているこの島の植生はありがたいかもしれない。
「あ、甘みが増してホントに美味しい」
先程(割と本気で?)果物の森を焼き払おうとしていた愛珠だったが、ホントは火を通すと甘みが増す果物を試すだけだったのよと言い訳じみたことを言いながら、バナナやリンゴを火に炙って食べていた。もちろん実際にそれは美味しかった。
「あ、全部炙らないで。そこの完熟したぶっといバナナ、わたしにちょうだい?」
愛珠がとっていたバナナを一部分けてもらい、ミヤコはそのバナナを口に頬張った。太くて大きなバナナなので、ミヤコの小さな口には少々大きすぎたか。それでも無理矢理口に咥えて舐めるように味わって食べている。
「雪花も食べてる? 美味しいわよ」
「この桃、甘くて蜜たっぷりで美味しいのー」
フレミアは雪花に蜜が溢れるほど瑞々しい桃を切り分けて食べさせていた。
「あ、その桃もいいわね。甘い蜜が溢れてくる桃、わたし大好きよ」
それを見たミヤコは、桃も好きだからとお裾分けをもらって幸せそうに味わっている。……ところで、選んだ果物のセレクトと修飾が何やら意味深なのは気のせいだろうか? 気のせいだろう、たぶん。
「これなら、スイーツとか色々料理に使っても良さそうね♪」
「この場で料理とかできればいいんだけどなぁ。料理用に持ち帰りたいけど、容器忘れてきたからなぁ……。せめてここでいっぱいいっぱいたーべーよー」
フレミアの言葉に、きなこは果物を加工した料理などいろいろ想像していた。が、いずれにしてもスイーツ等を作るには持ち帰る必要はありそうだ。持ち帰る用意もなかったきなこは、せめてこの場で満足するまで食べようと様々な果物に齧りついていた。
「あら、持ち帰れるわよ? なんなら、あなた達の分も、私の『魔城』の保管庫にしまってあげるわ」
けれど、フレミアはきなこの言葉をあっさり否定して、持ち帰れりを提案する。
ユーベルコード製の【魔城スカーレット】にならば、十分すぎるほど収納できるだろう。
「あ、いいねー。それじゃせっかくだから全種類制覇して、持ち帰ろうか」
フレミアの説明を聞き、テルプたちも皆、持ち帰りには賛成する。
そしてテルプの発案で、できるだけ多くの種類の果物を採取してフレミアの魔城に収納しようという事になった。
もちろんテルプ的には、配信のネタ的にも、できるだけ多くの果物を見つけたいというわけでもある。
ともあれ利害が一致した面々は、適当に食べ歩きを続けながらも、できる限り多くの種類の果物を持ち帰るべく、採取を続けるのだった。
「こうして果物を味わいながら歩き魔合ってると、にゅうにゅうフルーツ探しもはかどりますしねぇ」
「本当にあるのかしらね? ……いやボクは、全然興味無いんだけど、全然」
大成功
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藤宮・華澄
「聞いてましたけど、いっぱいありますね!」
これだけあればなにも言われないですよね。
この間、買ってもらおうとしたらダメと言われて。
メロンとか桃とか色々あるので迷います。
あ、バナナにチョコは必要ですよね。
◎・性別問わず絡みOK
アリス・スラクシナ
※エルーゼ、華澄、ジェイクと行動
ふむ、色々とあるようだな。
普通に食べるだけでもいいようだが、まあせっかくだし手間をかけたほうがいいだろう。
「サングリアか。興味はあるな」
赤ワインは用意してあるのがエルーゼらしい。
しかし多いような、まあいいか。
「切るの面倒だな」
そのまま入れたら切れと言われたが、こいつには借しが多くあるから(注:ジェイクに対する借しが多いのは三人の方)。
まかせて私とエルーゼは二人だけで楽しむとしようか。
◎・性別問わず絡みOK
エルーゼ・フーシェン
※アリス、華澄、ジェイクと行動
「ほんとにフルーツだらけね」
おまけに季節問わずに生ってるのがすごいわ。
適当に摘まむのもいいけど、ワインに漬けておいて後で楽しむのもいいかも。
サングリアだっけ、赤ワインあるし多くできるわよ。
うーん、多く入れたいけど、切るのが面倒なのよねえ。
そうだ、切らずに入れたらあとは任せてしまおうか。
我ながら名案ね!
なおこの後、滅茶苦茶お説教されたとか。
◎・性別問わず絡みOK
ジェイク・リー
※アリス、エルーゼ、華澄と行動
ダメな姉三人としっかりした弟と言える関係。
(これだけあれば……黒字回復も可能)
そう、家計簿は圧倒的赤字!三人の圧倒的出費!
華澄の食費、エルーゼの酒代、アリスの人情経営による低収入。
汚部屋の掃除からなんやらしてるせいで不屈の精神に磨きがかけられる(強制的に)。
「果物はちゃんと切る!」
サングリア作ると言い出す二人にツッコミ。それが罠とも知らずに。
(あのキツネども!騙しやがった!)
華澄を見ればチョコバナナ食べてるが……。
風に揺れる葉が音を立てるがあれにしか。
ざわ……
◎・性別問わず絡みOK
●ダメな姉3人と苦労性
「聞いてましたけど、いっぱいありますね!」
4人の先頭に立って歩く藤宮・華澄(戦医師・f17614)は、実っている果物の山を前に、声を弾ませていた。
これだけあるのなら、好きなだけ取っても誰にも文句は言われないだろう。何せここは無人島なのだから。以前のように怒られることはないはずだ。
「この前は、買ってもらおうとしたらダメと言われたし」
華澄はそういうと、恨めしそうに後ろを振り返る。
「ほんとにフルーツだらけね……おまけに季節関係なく実ってるのがすごいわ」
その華澄の視線とは少々ずれたあたりを歩いていたエルーゼ・フーシェン(踊り子・f13445)も、やはりこの光景には感心しきりだ。見渡す限りさまざまな種類の果物があるのだマラ当然か。植生がいったいどうなっているのか謎に満ちている。
「ふむ、色々とあるようだな……普通に食べるだけでもいいが……」
エルーゼに寄り添うように隣を歩いているアリス・スラクシナ(邪神の仔・f21329)は、さっそくその果物をどうやって食べようかと思案しているようだ。ただかぶりつくだけでももちろんかまわないだろうが、どうせならひと手間かけてみたい。などとは思う。
(「これだけあれば……黒字回復も可能か……?」)
そして3人の後ろからついていく黒一点、ジェイク・リー(影の護り手・f24231)は、大量の果物を見ながら頭の中で計算を働かせていた。
何せ彼らの家計は赤字。大赤字なのだ。
原因は言うまでもなく、女3人の圧倒的な出費のため。
華澄の食費。エルーゼの酒代。それに加えてアリスの人情経営による低収入。
そんな3人を支えて、汚部屋の掃除から食事の面倒まであらゆることをやらされているジェイクは、不屈の精神を鍛えられていると同時に、実に所帯じみていた。
ちなみに言うまでもないが、華澄の視線の先にいたのはジェイクである。
ダメ姉3人を支える健気な弟君に幸あれ。
「メロンとか桃とか、色々あるので迷いますねー」
あれも欲しいこれも欲しいとうろちょろしながら実を収穫している華澄である。食べる分だけ取る、などという考えはあまりなさそうだ。
そんな華澄とは別に、エルーゼとアリスは何やら顔をつき合わせて話し込んでいた。
「適当に摘まむのもいいけど、ワインに漬けておいて後で楽しむのもいいかも?」
「サングリアだったか? 興味はあるな」
酒飲みのエルーゼが、自前で用意してきた赤ワインを取り出しながら言った提案に、アリスも面白いと頷いていた。
サングリアとは要するに、赤ワインに、スライスカットした果物を入れて作るフレーバードワインのことだ。使用する果物は主に、レモン、リンゴ、バナナ、オレンジなど……というわけで、そのあたりの果物を無造作にもぎ取ってきて積み上げる2人は、それをスライス……しようとはしなかった。
「うーん、多く入れたいけど……」
「切るの面倒だな」
あっさりとダメな方向に意見の一致を見た2人は、果物をそのままの状態でピッチャーに詰めるだけ詰めてワインを注ごうとする……が、それを見かけたジェイクからツッコミが入った。
「お前ら、果物はちゃんと切る!」
が、そのツッコミは、2人の予想通りだったらしい。
2人はあっさりと手の平をくるくる返し、全てをジェイクに丸投げする。
「あ、じゃあお願い」
「お前には貸しもあるしな。任せたぞ」
(「……このキツネども! 騙しやがった!」)
今更言うまでもない。
切るのが面倒な2人の作戦である。こうしてずぼらをしていればジェイクがツッコミを入れてくれて、そして代わりにやってくれるという。エルーゼ曰く、我ながら名案ね、との事。
なお、アリスは貸しがあると言っていたが、どう考えてもジェイクから借りっぱなしのような気がする。
「くそっ、わかったよ、しばし待ってろ、あと、終わったら説教な?」
そしてぶつぶつ言いながらもなんとなく作業はしてしまうジェイクだった。
あとで説教が待っているようだが……そんなことは気にせず、アリスとエルーゼは、ジェイクに作業を任せて2人の世界に入っているのだった。
「こいつら……華澄はどうだ……?」
仕方ないので華澄に声をかけようと振り返るジェイクだが、そこで目にしたのは、バナナを舐めるように頬張っている華澄の姿だった。
咥えているモノがバナナなだけに、それを舐めて頬張る姿は、何か別の危ないものを連想してしまいそうになるが、それはさておき。
「……チョコバナナか」
華澄は、バナナにチョコは必須ですよね!という事で自前でチョコバナナを作って、エルーゼ達の騒動にも我関せずで一人頬張っている。
その姿を見て溜息をつきながらも、ジェイクはひとり甲斐甲斐しくサングリアを作っていくのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第2章 冒険
『にゅうにゅうフルーツを採取しよう!』
|
POW : 崩れない様に、そっと優しく採取する
SPD : 落とさない様に、慎重に採取する
WIZ : 潰さない様に、水ごと魔力で包み採取する
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
|
種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●発見!にゅうにゅうフルーツ!
無人島を探索しながら、果物を堪能していた猟兵達。
やがて、ある不思議な木の元へとたどり着いた。
その木には、おっぱいが垂れていた。
いや失敬。
肌色で、先端にまるで乳輪のように色の濃い部分があり、その中心が突起のようになっている、どう見てもこれ乳房だろ?と言いたくなるような実がなっていたのだ。
様々な果物のなるこの島でも、こんな不可思議な果物はここだけ。
これが問題のにゅうにゅうフルーツで間違いないだろう。
瑞々しく、プルンプルンと揺れるおっぱい、じゃなくてにゅうにゅうフルーツは、水分が多いのか、まるで限界まで水を詰めた水風船のようだ。下手に触れると潰してしまうかもしれない。
大きさも千差万別で、この1本の木から様々な大きさの実が実っている。
話によると、この実を食べれば、実の大きさに比例して、今のサイズからその分だけ胸が大きくなるとか……。
ちなみにメガリスらしきものは、この木の根に融合しているかのように埋まっていました。
どう考えてもこの木にこんな実が実っているのは、このメガリスの影響だろう。
何せそのメガリス、金属製のブラジャーのようなものなのだから……しかも巨どころか爆レベルのカップ数の。
このメガリスを外して持ち帰れば、恐らくにゅうにゅうフルーツは失われるだろう。
そしてこのメガリスとこの木の組み合わせだからこそ、そんな効果になったのだろう。
さて、猟兵達よ。
メガリスを確保するか、その前ににゅうにゅうフルーツを試してみるか。
……まぁ、まずは後者だよね?
アルタ・ユーザック
「にゅうにゅうフルーツ・・・食べてみたかった・・・」
普通のフルーツはどこでも食べられるけど、こんな特殊なものはここだけだから絶対に食べないと・・・
ぷるんぷるんしてる・・・
「・・・っ。おいしい・・・」
この独特な甘さもおいしいけど、ぷるぷるの触感との相性が抜群でいくらでも食べられそう・・・
鼻にふんわり抜けていく独特の甘い香りもあって、すごくおいしい・・・
メガリスを確保したら食べられなくなっちゃうし、今のうちに限界まで食べないと・・・
【『エンハンス・ドラキュリア』を使用して、本来は対状態異常用の代謝能力の強化で消化を速めて、食べまくる。トラブル系の内容は完全おまかせで】
大豪傑・麗刃(サポート)
まじめなこと『だけ』はやりたくないのだ!
いかなるシリアスな場面でも最低一か所はネタを挟みたい。ダジャレ、奇怪な言動、一発ギャグ、パロネタ、メタネタ等何でもよい。ただまあ一応状況をちゃんと前進させる意図はあるので、状況が悪化するような行為は……本当に悪化するならやらない。一見悪化するけどネタとして許されるならむしろやりたい。場合によってはギャグを『変態的衝動』に繋げて身体能力を強化し無理やり状況の改善を狙う事も。
あまりに超どシリアスな雰囲気のため、ギャグなんか絶対に許さないとMSが判断するのなら、シリアスオンリーも一応できなくはないがその時は頭痛が痛くなるのだ(強調表現としての二重表現肯定派)。
トゥリース・リグル
…ずいぶんと変わったものが生えてるのですね?
来たばかりでまだよく分かってないので首を傾げる。
豊胸にそこまで興味はないが、とりあえず、という感じで獲りに行ってみる。
高いところにあるなら【クライミング】で木に登ります。
そして枝にまたがり実を手で支えつつ、【錬成カミヤドリ】で複製ダガーを精製・操作して枝から切り離しますね。
そして獲ったはいいがどうしたものか、と考え。
……まぁ、そこまで劇的な効果は無いでしょうし?
メガリスの力がよくわかってないのかそんなことを呟き、興味本位で一口食べてみます。
食べた実のサイズ次第ではラッキー的なハプニングが起きそうですが…まぁ大丈夫ですよね?(フラグ)
◎♥♥
テルプ・ステップアップ
◎♥♥♥
スタート!
はい!僕たち探検隊はついに無人島の奥地へと足を踏み入れた!
そして、そこには!…そこには…おっぱいが生ってました。うん、自分で言っててバカみたいと思うけど本当だから!いろいろなのが正にたわわに実ってる!
そしてこれがさっき採ってきた実です♪ん?見つけたばかりなのになんで持ってるんだって?僕のキャプチャー&トランスファーでテレポートさせました♪ふむ、僕のより大きいにゅうにゅうフルーツを選んでみたので早速実食だね。視聴者の為なら僕は喜んで汚れてみせよう。どうなるかちょっと楽しみだね。じゃ、いただきまーす♪
※あと男の子がいたら試しに食べささてみたいです
●報告!にゅうにゅうフルーツ!
「それじゃ、いくよ。スタート!」
にゅうにゅうフルーツが実るメガリスの木を前にして、テルプ・ステップアップ(超速天然プリマ・f01948)は再び実況中継用のドローンを稼働し、撮影を再開するのだった。
「はい! 僕たち探検隊はついに無人島の奥地へと足を踏み入れた!
そして、そこには! ……そこには……おっぱいが生ってました。うん、自分で言っててバカみたいと思うけど本当だから! いろいろなのが正にたわわに実ってる!」
テルプは、中継先の視聴者に向けて、見たまんまに解説する。
いやこれが本当に見たまんまなのだ。
大きな木にたくさんの果物が実っている部分までは、この島の他の木と一緒なのだが、生っている実が肌色でどう見てもおっぱいにしか見えない。
ある意味、一時期出回ったベトナムミルクメロンと称したヘチマアートの画像が、本当に存在したかのようだ。
「……ずいぶんと変わったものが生えてるのですね?」
そんな実を見て、遅れてついさっきこの島に来たばかりのトゥリース・リグル(刃を為すモノ・f00464)は、不思議そうに首を傾げていた。
「さすがに麗ちゃんは、これを見ているのは恥ずかしいじょ」
同じく、あとからサポートにやってきた大豪傑・麗刃(変態武人・f01156)は、どう見ても女性の乳房しか連想できないそれを見てさすがに顔を手で隠してみないようにしている。いくら変態を名乗っていようが、変態という言葉のベクトルは違うのだ。
「これが、にゅうにゅうフルーツ……食べてみたかった……」
そんな中唯一、おっぱいを見て、いや失礼乳房型の実を見て涎を垂らすように見ている少女が1人。アルタ・ユーザック(クール系隠密魔刀士・f26092)である。見た目はクール系美少女でありながら、美味しいものを食べたいという一念が際立っている、少々残念な少女、かもしれない。
「普通のフルーツはどこでも食べられるけど、こんな特殊なものはここだけだから絶対に食べないと……」
……というのが、アルタがこの場にやってきた理由、なのかもしれない。
ともあれ、テルプは、この3人の新しく島に上陸した猟兵達をゲストに迎え、配信放送を続けるのだった。
「というわけで、さっそく実食してみよう♪ これがさっき採ってきた実です♪」
テルプの掌の上には、既にもぎ取られた乳房、ではなく、ぷるぷるプリンのように震えるにゅうにゅうフルーツが乗っていた。
「……あれ? いつの間にとってきたの?」
「え? 見つけたばかりなのになんで持ってるのかって?」
取りに行ってる暇なんかなかったよねと、今まさに木に登って実を収穫しようとしていたトゥリースの疑問には、テルプはにししと悪戯っぽい笑みを浮かべながら種明かしをする。
「実は発見した直後に、僕の【キャプチャー&トランスファー】でテレポートさせました♪」
何のことはない。ユーベルコードを使っただけの事。電脳魔術で展開したホログラフィーの手でつかみ、それを手元まで瞬間移動させてきただけではある。
「見て見て、手の上でぷるぷる震えてるけど、これほんとおっぱいみたいだよね♪」
「だから見せないでほしいのだ! 麗ちゃんがいくら変態のギャグキャラであっても、これはジャンル違いなのだ!」
ほらほらと、唯一の男子である麗刃に見せるテルプであるが、麗刃は恥ずかしがって顔を覆うばかり。これが男同士で、さらににゅうにゅうフルーツもここまでリアルな造形でなかったら、「見て見てーおっぱーい」なとど軽いギャグにはできただろうけれども、さすがにこの造形はシャレにならないらしい。
「男の子が食べたらどうなるのか試してみたかったんだけどな。割と胸膨らんだりしたらネタ的に美味しくない?」
「さすがに女の子の前でやるのは恥ずかしいのだ?!」
などとテルプと麗刃がじりじりとやり取りをしている間に、トゥリースは、ささっと木に登って、【錬成カミヤドリ】の複製ダガーで自分の分とアルタの分の実を切り離して降りてきた。
「さて、それじゃ試してみる?」
「ぷるんぷるんしてる……」
トゥリースから渡されたにゅうにゅうフルーツを手の乗せたアルタは、手の上でぷるぷる震えるにゅうにゅうフルーツを見てはふぅとため息をついた。それはこれから食べるフルーツの味への興味から来るもの。副作用のことは頭から抜けて、ただただアルタは、その味だけを求めていた。
「……まぁ、そこまで劇的な効果は無いでしょうし?」
一応トゥリースは効果のことも頭にはあったが、それでも効果を甘く見ているのか割と気軽に、一口齧ってみた。
「あ、わりといける」
「……っ。おいしい……!」
トゥリース以上に、アルタがこの味に感動していた。
にゅうにゅうフルーツ、味は実に好評である。
「この独特な甘さもおいしいけど、ぷるぷるの触感との相性が抜群でいくらでも食べられそう……鼻にふんわり抜けていく独特の甘い香りもあって、すごくおいしい……」
感動しながらも、あっという間に1つ食べ終えたアルタは、まだまだ物足りなさそうだ。
「メガリスを確保したら食べられなくなっちゃうし、今のうちに限界まで食べないと……」
「そうだね。もっと取ってこよう」
アルタに同意して、トゥリースも再び木から実をもぎ取りに向かうが……その前に。
「あ……胸が」
「効果、こんなにすぐ……?」
アルタもトゥリースも、食べた実の大きさに比例して胸のサイズが大きくなっていた。今回は比較的小さ並みだったからこうだが、もっと食べたらどうなるのか……。
「まぁ、でもこれくらいなら……?」
もともと着痩せしていて胸の大きなアルタは、これくらいなら大差はないかもしれない。だが、胸の小さかったトゥリースは、今や服を持ち上げるほどの豊かな乳房になっている。
「もう少しくらいなら大丈夫かな……?」
「それより、この味をもっと堪能したい……」
というわけで、2人はもう少し食べてみる事にした。
特にアルタは【エンハンス・ドラキュリア】まで使用して己の消化能力を強化してまで食べまくる始末である。
その結果は……?
「そーぉ? いらないんなら、僕が食べよう」
散々麗刃を追い詰めていたテルプだが、結局頑なに断られると、なら代わりに自分が食べて、中継を見ている視聴者に効果を見せてやろうという事にした。
そこで取り出したのは、テルプの豊満な胸よりもさらに大きな大きな実。
「僕のより大きいにゅうにゅうフルーツを選んでみたので、早速実食だね。視聴者の為なら僕は喜んで汚れてみせよう」
と、汚れ役をいとわないテルプの態度に、麗刃もむむと唸る。
確かにネタとしては美味しい。常に何かネタを挟みたいと思う麗刃にとっては、やはり自分も体を張るべきかと、今更に思う。
「どうなるかちょっと楽しみだね。じゃ、いただきまーす♪」
果たして効果はすぐに現れた。
テルプの薄い衣装をさらに薄く引き伸ばすかのように、豊かな胸がドンッと一回り大きくなったのだ。
「お、おおー。まだ大きくなるんだ……やっぱ君も食べてみる?」
「むむむ……わかったのだ! 麗ちゃんもチャレンジしてみるのだ!」
覚悟を決めた麗刃も、比較的小さな実をひとつ手に取ってパクっ。
「お、おお……麗ちゃん女の子になっちゃったのだーーー?!」
すると、なんと、男である麗刃さえも、胸がぷっくりと膨らんだではないか。
上から見ると谷間が見えるほどに……?
「おおー! 男の子にも効果があるんだ?!」
「なんて、冗談なのだ」
……いや、よく見ると、着物の中に膝を立てて座り込んで、それで胸のように見せる、いわゆる膝おっぱいだった。
実は食べていない麗刃の渾身の一発ネタだった。
「結局食べてないじゃん!」
「だって食べたらああなってしまうのだ!」
文句を言うテルプに、麗刃は他2人の方を指さして拒むのだった。
「ま、まだ食べるの……それ以上はさすがにまずくない?」
「でも、美味しいからやめられない……」
パクパクと食べていたトゥリースとアルタの胸はかなり大きくなっていた。
特にもともとがスレンダーだったトゥリースは、服がはち切れそうな状態になっていて、破けてこぼれないようになんとか手で支えている状態だ。
そもそも重いし。
そしてアルタもまた、服がはち切れそうなくらいの爆乳サイズにまで大きくなっていた。だけれども、にゅうにゅうフルーツが美味しいので、限界まで食べていたいとアルタはまだまだがんばる。
その結果、服が限界を超えて破れてしまうまで、あとわずか……。
最終的に、アルタの服がどうなったのか、そして麗刃は結局食べさせられたのか、それはご想像にお任せしよう。
成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴
フレミア・レイブラッド
木におっぱいが生るって…なんというか、凄くシュールな光景よね…。
まぁ、形が置いておくとして、果汁がとっても多そうだし、普通に果物としても美味しそうかしら。
ジュースとかにしても美味しそうだけど…効果って維持されるのかしらね?
「おねぇさま!メイン、デザート、ドリンクは全部コレにするのー!」
雪花、食べ過ぎは良くないわよ。というか、どれだけ大きくするつもりなの…。大きい雪花も可愛いけど、やっぱり雪花の小さい胸を可愛がらないと…。
「おねぇさまー!?」
とりあえず、雪花にねだられるまま、魔力【高速詠唱】をクッションに、【念動力】で優しく宙に浮かせて採取して頂いてみるわ。
他の子(猟兵)達のも取ってあげるわよ?
佐伯・晶
これに齧り付くのかぁ
それとも吸うのかな
どちらにしても酷い絵面になりそうだね
その前に巨乳になってどうすんだ
という問題はあるんだけど
でも折角だからそんなに大きくないのを
食べてみようかな
滅多にできない経験だし
大きくなって締め付けられないように
物陰でブラを外し
パーカーのファスナーを下ろして食べるよ
…小さくても形は良いと思うんだ
爆乳って事はない普通の巨乳って感じかな
それでも凄く重いよ
まるで錘がぶら下ってるみたいだ
触ってみるとふかふかで
触り心地はいいなぁ
って何してるんだ
このままじゃ動きがとれないから
女神降臨でドレス姿に変身しよう
サイズを合わせられるから安心だね
うん、下見ると谷間って感じだね
あと足元見にくい
月守・咲凛
これで……胸部装甲ユニットがぱわーあっぷなのです。
迷わず一番大きいフルーツを選んで食べますが、もちろんそんな物食べきれないので、途中でお腹いっぱいでギブアップします。
これで胸が大きく……ほぶん!?
胸がバレーボールサイズに大きくなったのは良いのですが、ブラは着けてませんし服が……というか胸で潰れる……です……。
服のリボンとボタンが弾けてとりあえず呼吸は確保されますけど、重くて動きにくいです。
おかしいのです。胸部装甲がぱわーあっぷで防御力も上がった筈なのに、あんまり強くなった気がしないのです。
何となく恥ずかしい気がするのではだけた胸を服の切れ端で隠しつつ、まあ戦えばわかるのです、と納得します。
●胸部装甲の厚みは強さの証?
「木におっぱいが生るって……なんというか、凄くシュールな光景よね……?」
にゅうにゅうフルーツのあんまりな見た目に、さすがにフレミア・レイブラッド(幼艶で気まぐれな吸血姫・f14467)も呆れ気味ではある。
だが、彼女が連れている眷属の雪花は、いよいよ目的のものを見つけて興奮していたのだった。
「おねぇさま! 早く食べるの! 早く!」
「……まぁ、形は置いておくとして。果汁はとても多そうだし、普通に果物としても美味しそうかしら?」
興奮する雪花にねだられて、フレミアは苦笑していた。
「でもさ、これに齧り付くのか……それとも吸うのかな?
どちらにしても酷い絵面になりそうだね……」
モノの形が形なだけに、食べる姿を想像してげんなりとした表情になっている佐伯・晶(邪神(仮)・f19507)である。今の見た目はともかく、元が男としては、おっぱいに吸い付く姿など人に見られたくはない。いや、女でも気持ちは同じだろうけれど。
「……まぁ、その前に巨乳になってどうすんだっていう問題はあるんだけど」
「そうなったら、胸部装甲ユニットがぱわーあっぷなのですよ!」
胸が大きくなる効果にさほど興味のない晶の言葉に、咲凛は、どうするのかという答えを明確に示す。
とはいえ、確かに胸の事を胸部装甲とかいう事はあるかもしれないが、咲凛の考えていることとは多分違う。咲凛は純粋に強さや性能の事を考えているのだろうが……。
「そうなの! 大きくするの!」
そんな考えのずれも知らずに、咲凛の言葉には、雪花が思いっきり反応しているのだった。
もちろん雪花の場合は、強さとかそういう意味ではなく、純粋に巨乳目当てである。
「はい! 頑張って食べて、胸部装甲ぱわーあっぷなのですよ!」
「なの! 頑張って食べるの! メイン、デザート、ドリンク、全部コレにするのー!」
そして微妙にかみ合っていない中、実に息ぴったりと気合を入れる幼子2人。
フレミアと晶は、そんな2人の様子を見て苦笑するしかないのだった。
「食べ過ぎはよくないと思うけど……とりあえずある程度は試してみましょうか」
苦笑しながらも、フレミアは念動力で木に生っている実をいくつか優しく採取してみた。
「貴方たちの分も採っておいたわ。適当な大きさのを試してみなさいな」
「ありがとうなのです!」
フレミアが提供した途端、咲凛は迷わずいちばん大きな実を選んで手に取った。
「大きければ強いのです!」
「あ、それいちばん大きかったのー!」
狙っていたのを先にとられたと悔しそうな雪花に、フレミアは苦笑しながら適当な実を差し出す。
「もぉ、雪花はどれだけ大きくするつもりなの? 大きくなった雪花も可愛いだろうけど、私はやっぱり、雪花の小さい胸を可愛がりたいわよ?」
「おねぇさまー!?」
主の言葉を聞いて、このまま大きくすることに若干の躊躇いを覚えながらも、それでも巨乳への憧れが勝り、雪花はぱくっとにゅうにゅうフルーツに齧りついた。
咲凛も一緒にあむっとにゅうにゅうフルーツに口を付ける。
ぷるぷるとした触感に、蕩けるような甘さが、一口食べただけでも感じられる。
2人のほわぁ~っとした表情を見れば、美味しいのは見るだけで感じられるだろう。
「まぁ、滅多にできない経験だし、折角だから食べてみようかな?」
そういいながら戻ってきた晶が、あまり大きくない実を手に取って軽く口に入れてみる。
ちなみに晶は、本当に胸が膨れた時の用心として、物陰でこっそりブラを外して来ていた。その際に自分の胸を見て、小さいけど形は悪くないはず……などと自分に言い聞かせていたりもする。
「そうねぇ。味はよさそうだしね」
フレミアも同意すると、軽く口を付けてみた。甘みが豊富な果汁と共にじわーっと口の中に広がっていく。
「ん、いいわね、これ。ジュースとかにしても美味しそう」
軽く味見程度のつもりではあったが、この味ならもう少し食べて見たくもなる。
そう思って他の実も手にしようとしたフレミアだったが、キープしていた分はそこにはなかった。
「あら? ……雪花?」
「もっといっぱい食べるの!」
既に1個食べ終えていた雪花が、フレミアのキープしていた余りの実を見つけて、作っと手を出していたのだった。
「雪花、食べ過ぎは良くないわよ。というか、本当にどれだけ大きくするつもりなのよ……」
そんな雪花の様子に苦笑するしかないフレミアだった。
「あむ……あむ……も、もう、お腹いっぱいなのです……」
おかわりまでしている雪花とは対照的に、咲凛はほんの数口食べたところでお腹いっぱいになってしまった。
もともと食の細い咲凛なのに、既にここに来る前に果物も何口か食べているし、そう考えると食べきれないのも仕方ないかもしれない。なにせ一番大きなものだったのだし。
「全部食べてないですけど、これで効果あるでしょう……かっ?!」
最後まで言い切る前に、咲凛の胸がぼんっと爆発的に膨れ上がった。
まるでバレーボールのような大きさ。
それが咲凛の小さな身体を包む服を、内側からぐいぐいと押し上げて、気付くとぴっちりな格好になってしまった。年齢的にブラを付けていなかったのは幸いだったか。それでも、パンパンになってしまった服は、今にも破れそうだ。というか、ボタンやリボンは既に弾き飛ばされている。
「……重くて動きにくいです」
ボタンが飛んで、半ばはだけている胸を恥ずかしそうに隠しながら、咲凛の頭の中には疑問符が躍っているのだった。
「おかしいのです。胸部装甲がぱわーあっぷで防御力も上がった筈なのに、あんまり強くなった気がしないのです……」
「確かに重いよね」
晶は、そういって咲凛の言葉に頷いている。
晶も軽く食べてみたところ、すぐに効果は表れており、かなりの巨乳へと変わっていた。
「爆乳って事はない普通の巨乳って感じかな?
それでも凄く重いよ……まるで錘がぶら下ってるみたいだ」
形も良くて程よく大きな胸となった晶は、自分の巨乳をふにふにと掴んでみた。
「触ってみるとふかふかで、触り心地はいいなぁ……」
「あら、ほんと、ちゃんと柔らかいおっぱいなのね」
「お、おお、おねぇさまー?!」
決して大きすぎない適度なサイズの晶の胸は、ふにふにと自分で掴んで揉んで。
バレーボールのように大きくなった雪花の胸は、フレミアが掴んで揉んでいた。
「で、雪花、まだ大きくするつもり?」
「さすがにもういいの……おねぇさま、揉むのやめるの?!」
「……ふぅ、これでなんとか人心地かな」
いくらブラを外して、パーカーの前を開けていても、さすがに今の格好のままでは胸がきついということで、晶は【女神降臨】でドレス姿に変身した。ユーベルコード製のドレスなので、胸の大きさに合わせ対象になるから便利だ。
「にしてもこれ……うん、下見ると谷間って感じだね。あと足元見にくい」
巨乳になってみると、自分の足元が見えなくなるというのを、自らの身体で実感する晶である。
「これは慣れるまで大変そうだなぁ……」
「この大きさに慣れれば、ちゃんと強くなったと感じられるでしょうか……?」
晶の言葉を受けて、咲凛は胸のバレーボールサイズを眺めてみる。
ボタンが飛んではだけてしまったのが恥ずかしいので、なんとか布で隠そうと四苦八苦していた。
「……まあ戦えばわかるのです」
と、咲凛はなんとか自分を納得させる。
「やれやれ、雪花もああだし……これ、効果ってどれだけ維持されるのかしらね?」
自分も巨乳サイズに大きくなっているフレミアは、そういうと溜息をつくのだった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
ジェイク・リー
※アリス、エルーゼ、華澄と行動
可変装甲戦闘車両ウルフ、それに取り付けた軍用スマホに搭載されたAI、VEGAに指示を出しながら回収を行う。
「揺らすなよ?揺らすなよ!」
四脚形態であるスタンディングモードのウルフの丸みを帯びた打撃用アームに乗って慎重に取っていく。
大き目のと頼み(という命令)で慎重に回収。
(はあ、これなら文句ねえだろ)
酒乱と化したら逆らってはいけないのだ。
「ウイスキーの樽とかどこから」
『この近くに難破船があり、そこから持ってきたようです』
更なる頼み(命令)が来る。
全部ウイスキー樽全部回収しろと。
(服が破れませんように……)
人はそれをフラグと呼ぶ。
◎・性別問わず絡みOK
エルーゼ・フーシェン
※アリス、華澄、ジェイクと行動
サングリアを飲み干したがどこからともなく持ってきた樽の中に入っていたウイスキーで完全に出来上がり……。
「その大きいやつ!」
自分たちの胸より大きいサイズのを取るように指示。
回収を終えたら今度はウイスキー樽回収をやらせる暴く……もとい姉。
「これってどんな味なのかな?」
とりあえず食べてみる事に……。
◎・性別問わず絡みOK
アリス・スラクシナ
※エルーゼ、華澄、ジェイクと共に行動
ウイスキーも入って完全に酔っており……。
「落としたら承知しないからなあ!」
完全に質の悪い酔っぱらいである。他の二人もそうだが……。
回収した実は感触を確かめてから食べる事に。
「む、胸がキツイ……」
ベルトを緩めようとするが……。
◎・性別問わず絡みOK
藤宮・華澄
※アリス、エルーゼ、ジェイクと行動
三人共酔っており、あれこれ指示だして。
「私ぃ、あの大きいので」
二人より大きめのを指さしながら取ってもらい。
ちなみの大量に果物を食べているが、誰もツッコミを入れていない。
いつもの事だから。
「デザートにはいいですねえ」
いや、果物自体がデザートでは?そういうツッコミはないかもしれない。
食べれば大きくなって胸元の紐が……。
◎・性別問わず絡みOK
月詠・愛珠
◎
アドリブ絡み歓迎
…実際に目の当たりにするとすごいね、なんなん?これ
それはそうと早く貪りたいんだけど…出来れば大きい実が欲しい
いや、ホント興味は無いんだけど折角ならね?
そうして見つけたのは片手では収まらないほどの大きな実
いいね!こういうのがいいね!やっぱり変化が分かるのが大事だよねー?
でも一人じゃ持てないし…仕方ない【指定UC】を発動、服の内側から這い出るコインと共に現れたコインに手を生やし包み込んで持ってきてもらう
…手じゃなくておっぱい生えてるんだけど!?え、グリーピングコインって食事出来るの!?
おかげでボクが食べる分残ってないんだけど!?
…どうにか取れたけど、邪魔されるの嫌だから後で食べる
ミヤコ・グリードマン
◎❤❤
ホントにおっぱいが木になってるー
じゃ早速、爆乳サイズを【念動力】で慎重にもいでっと
すごくやーらかい、それに甘くていい匂い♪(顔を埋めるみたいにして)
いっただっきまーす♪
(全体を潰さないように繊細な力加減で揉みこんで果肉を柔らかくほぐしてから中心の突起を少し噛んで果汁を吸い出すように)
んー、甘くておいしー♪じゃ、実の方もっと…(2つ3つと続けて食べて)
あ…なんか熱くなって…わ、すっごい…姉さまたちみたーい♪
(顔と比較しても大きく、服に収まらなくなって)
んっ!? これめっちゃ敏感にもなってるような……ヤバくね?
みんなはどうなんだろ、ちょっと確かめてもいい? 大きさとか触り心地とか
笹乃葉・きなこ
POW/◎♀♀
よーしっ!ようやく目的の果物発見だべぇ。
あ、でも木に登るのも面倒くさそうだべなぁ…。
そんじゃぁー。ユーベルコードでもぎ取って一か所へ集めるべ。
ほーら、よっとよっと…。
入れ物忘れたけど、
せめてユーベルコードと両腕で抱え込めるぐらいの量は採ってかえりてぇーなぁー。ほんとはすげー採りたいんだけどなぁー。
そうすればオークションでがっぽがっぽ。ふへへへ…。
貧乳共が大金を投げ捨てる絵面が目に見えるべぇ。ふへへへ…。
でも、味はどーなんだろう。ちょっとだけ、鰹節の様にうすーく削って食ってみるか。いただきまーす。
●大きい事はいい事か?
「よーしっ! ようやく目的の果物発見だべぇ」
にゅうにゅうフルーツの木を見て、笹乃葉・きなこ(キマイラの戦巫女・f03265)は、その実でいくら儲けられるかと目を円マークにしていた。
「入れ物忘れたのが残念だべ……ほんとはすげー採りたいんだけどなぁ……せめて両腕で抱え込めるぐらいの量は採ってかえりてぇーなぁー」
今きなこの頭の中は、これを持ち帰ってオークションにかければ、入札がっぽがっぽ、大金ざっくざっくといった光景に支配されていた。
「貧乳共が大金を投げ捨てる絵面が目に見えるべぇ。ふへへへ……」
欲望が口から駄々洩れになってはいるが、幸いにしてそれを聞きとがめた者はいない。
なぜなら周りにいる猟兵のうち2人は、実を見て呆然としていたからだ。
「ホントにおっぱいが木になってるー!」
「……実際に目の当たりにするとすごいね、なんなん、これ?」
ミヤコ・グリードマン(海賊王女・f06677)と月詠・愛珠(月に魅入られる翠の狐娘・f06905)の3人は、いろんな意味で呆気に取られていた。さすがに樹に実る乳房なんてものは、実際に目の当たりにすると驚くのは無理はない。
更に他の4名はというと……うち3人の女性陣は酔っぱらっていた。
先ほどまで飲んでいたサンゲリアどころか、いつの間に持ち込んでいたのか、ウィスキーを樽で飲みほしている、アリス・スラクシナ(邪神の仔・f21329)とエルーゼ・フーシェン(踊り子・f13445)と藤宮・華澄(戦医師・f17614)の3人である。
その3人の面倒を見ているジェイク・リー(影の護り手・f24231)は当然のように頭を抱えていた。
「ウイスキーの樽とかどこから……」
謎である。
謎ではあるが、とにかく樽のウィスキーを飲んで酔っ払いが3人でき上がっていたのは間違いない事実なのであった。
そして酔っ払いたちは、ここまでふらふらとやってくると、ペタンと地面に座り込んで、ジェイクににゅうにゅうフルーツをとるように要求するのだった。
「その大きいやつ!」
「私ぃ、あの大きいので」
「落としたら承知しないからなあ!」
「ああ、もう、わかったよ……揺らすなよ? 揺らすなよ!」
ジェイクは酔っ払いに言われるまま、可変装甲戦闘車両ウルフの四脚モードを足場にして慎重に木に近付き、大きめのという要求に応えるべく実の採取をするのだった。
(「はあ、これなら文句ねえだろ……」)
そんなジェイクの作業を見て、愛珠たちも我に返る。
「あっ、ボクたちも実をとらなきゃ。早く貪りたいし……出来れば大きい実が欲しい……いや、ホント興味は無いんだけど折角ならね?」
未だに往生際悪く、自分は欲しくないんだけどという態度を崩さない愛珠である。ただし顔が真っ赤になっているので、ごまかしの効果があるのかは定かではない。
ともあれ、猟兵達はそれぞれににゅうにゅうフルーツの採取を始めるのだった。
「んじゃ、とるかぁ。……でも木に登るのも面倒くさそうだべなぁ……。
そんじゃぁー。ユーベルコードでもぎ取って集めるべ」
「あ、そうね、それがいいよね」
きなこが【笹乃葉式気功術】の見えない手でにゅうにゅうフルーツを摘んでいくのを見て、愛珠も【紳士の手助け】を発動。召喚したコインに手を生やして、フルーツの木へと飛ばしていった。
「んじゃ、私も念動力でっと……」
そして2人に倣うように、ミヤコも念動力で慎重ににゅうにゅうフルーツをつも採っていくのだった。
「あれあれ、あの爆乳サイズ、いただくわね」
「あっ、それは……い、いや、なんでもないよ? それが欲しいというかそういうわけじゃ……あ、似たようなサイズのがあったから、ボクはあれね」
狙っていた大きなサイズの実をミヤコにとられ……でもやっぱり欲しくはないんだけどと誤魔化しを言いながらコインを操作して実を掴みに行かせた。行かせたのだが……。
「えっ、なにあれ? ……手じゃなくておっぱい生えてるんだけど!?」
召喚したクリーピングコインから生えるはずの手が、何故か乳房になっていた。さすがに愛珠もびっくりだ。
「え、グリーピングコインって食事出来るの!? ていうかコインにまで効果あるの?!」
コインから生えたおっぱいの谷間に挟まれるようにして愛珠の元へと運ばれたにゅうにゅうフルーツは……まるで老婆のようにしわしわになってしぼんでしまっていた。どうやら本当に、コインがその果汁を吸収してしまったらしい。
「あああ……ボクが食べる分残ってないんだけど!?」
「なーんだぁ、やっっおめえも食べたいんだべな?」
愛珠の嘆きが聞こえたのか、今更わかり切っていたことを改めてきなこに指摘される。愛珠は顔を真っ赤にして言葉に詰まりつつ、きなこが大量に採ってきたものを分けてもらうのだった。
「うぅ……邪魔されるの嫌だから後で食べる」
「新鮮なうちに食べればいいのに。
ほらほら、すごくやーらかい、それにいい匂いよ♪」
ミヤコは、柔らかなにゅうにゅうフルーツの実を潰さないように慎重に、そして優しく掌で包んで持ち、乳房を……もとい果肉を揉むように柔らかく解しながら、先端の突起状に見える部分に口を付け、少し噛んで果汁を吸い出すようにして味わっていた。……どうでもいいが、妙に食べ方が艶めかしいな、おい。
「ん……♪ ほんとに甘くておいしー♪」
「おらもちょっとだけ、いただきまーす」
ミヤコが美味しそうに食べるので味が気になりだしたのか、きなこも少しだけスライス状にフルーツを切って食べはじめた。
「ん、これは甘いべ」
「うぅ……ボクも食べよっかな……?」
そして2人が美味しそうに食べるものだから、愛珠もあとでと思ってキープしたものを、今すぐ食べたくはなってきたのだが……その前に。
「あ、なんだか胸が熱く……♪」
先に2個3個とどんどん食べていたミヤコの胸に反応があった。
「……わ、すっごい……姉さまたちみたーい♪」
ミヤコの、ぺったんだった胸が、頭くらいに大きな爆乳へと変化していたのだ。
「ほほー。効果は見事だべな。おらも少し大きくなった気がするべぇ」
きなこの場合も、元がかなりの大きさだったうえに、食べたのもスライスにした僅かな量なので変化は少ないが、確実に一回り大きく放っている。
「んっ!? これめっちゃ敏感にもなってるような……ヤバくね?」
ミヤコの服には当然収まりきらずに、ボンッと服から飛び出してしまっているそれを、ミヤコは自身で軽く揉んでみて驚いていた。
大きくなって、なおかつ敏感に。ちゃんと自分の胸であるという感覚と同時に、今までの自分の胸では感じない刺激まで味わっている。
「……みんなはどうなんだろ、ちょっと確かめてもいい? 大きさとか触り心地とか」
そういって手をワキワキさせるミヤコに、愛珠は自分音胸を抱えて首を横に振る。
「ボ、ボクはまだ食べてないから……!」
「そういう事なら、あっちに行くといいべ」
そしてきなこは、酔っ払い3人の方を指さすのだった。
で、その酔っ払い3人はというと……少し時間を戻してみようか。
「あー、きたきた。デザートにはいいですねえ」
「これってどんな味なのかな?」
しもべ……もといジェイクにとってこさせた、自分たちのメートルサイズの胸よりも大きなにゅうにゅうフルーツの実を、その手触りを確かめるように撫でまわしていた。
ちなみにジェイクはというと、空になっていたウィスキー樽を運び出すように言われていて、この場にはもういない。ついでに上陸地点にもう一樽あるので持ってこいとまで言われている。
(「服が破れませんように……」)
などとフラグめいたことを考えながらこの場から離れていったジェイクだが、もちろんそのフラグは回収される。
「む、胸がキツイ……」
実を食べたアリスがまずその違和感を口にした。
当然元からでかい所にさらにでかくなるので、服がきつくなって当然。仕方なく胸のベルトを緩めようとするが、酔っぱらっているので手つきも怪しい。
華澄もエルーゼも遠慮なくバクバク食べていたので、胸がぐんぐんと膨らんで、最早服が限界まで引っ張られてはちきれそうだ。
そして、真っ先に決壊したのは華澄だった。
胸元の紐が切れ、元からメートルサイズの胸がさらに二回りは大きくなってぼんっと宙に晒される。
「ああ……楽になったぁ……」
酔っぱらっているからか、胸を晒している事よりも、胸が苦しくない方が重要らしい。
そしてアリスもエルーゼも次々と服が破け、弾け、同じく特大の爆乳が曝け出されていた。
で、きなこが指さしたのはまさにこのタイミングだった。
そしてミヤコは、遠慮なく3人の元へとやってきて、その特大の爆乳の触り心地を堪能する。
ジェイクが戻ってくるまで、しばらくこんな状態が続くのだった。
ちなみに、愛珠は結局食べたのか、大きくなったのか、それはまた別の話である。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
サエ・キルフィバオム
◎♥♥♀♀
「うわー、本当に乳が生ってるね」
思わず木を見上げて本音をポロっと漏らします
「ふぅん、これが問題のメガリス、ね」
まずは実ではなく、埋まったメガリスに興味を示します
「もしかしてこの子、自分を付けてくれる人が欲しいだけなんじゃ……?」
「よし、じゃあ、君がふさわしいと思う実を、あたしにくれないかな~?」
ブラジャーの形をしているのを確認してから、メガリスに話しかけてみます
そして、何となくメガリスが差し出してくれたように生っている実を収穫しようとします
「……それとは別に、あんまり大きくない奴なら、この場で食べてみても大丈夫かな?」
持ち帰りとは別に、そこまで大きくないものを、食べようとします
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・同行者:稲荷さん(f06041)
・アド/絡◎
■行動
此方が件のフルーツですかぁ。
美味しそうですが、供物には難しそうですぅ。
本来は「着用者をそのサイズまで育てる」品でしょうかぁ?
このサイズが「上限」だとしたら、元々入りそうにないサイズの私には効果は無さそうですし、安心していただけますぅ。
【豊饒現界】で[大食い]を強化、余らせても勿体無いですから出来るだけいただきましょう。
美味しいフルーツらしいですし、楽しみですぅ。
まあ「上限とは限らない」上、そうだとしても「胸に関連する果実」+「フルーツの栄養&摂取量」の影響を含めますと、どう考えても桁違いの結果になるわけですが(遠い目)。
稲荷・こん子
(アドリブ、絡み歓迎)
こん子は元気でアホな子
同行者:るこるさん(f10980)《憧れ》
・行動
大きくするフルーツがあると聞いて登場なのです!
(周囲の人確認し、自分の確認し)
目指せ大きい人に負けないサイズ!
と言うわけで、大きい実がないかと色々探し、落とさないように気をつけながら皆と仲良く収穫
効果が出る前に食べられるだけ実を沢山食べるのです
「美味しいのです♪」
食べ飽きないように、一部のフルーツは狐火で焼きリンゴ風にして皆と食べるのです♪
大きくなりすぎたら
「食べ過ぎちゃったのです♪」
と楽しそうにジタバタ
・可能なら
アイテム《すいかっぷりん》の種を植えてみる
メガリスをブラみたく着てみる(何か起きるかも?)
東雲・蓮華
◎
他のフルーツ齧りながらにゅうにゅうフルーツ見てます
いやまぁ、木が1本だけと言うのであれば食べつくすわけにはいかないですしね…他の人もこのフルーツ狙いでしょうし私はその間他のフルーツ食べています
乳が膨らんでいる人達を見ておーっと軽く驚愕の声を上げますが無表情
食べながら一応メガリスを確認…ん?このサイズ…
そういうといきなり自身のブラのホックを外す
そのブラをメガリスの横に置いて…うん、サイズ殆ど一緒ですねと頷き皆さんが食べ終わった後の残ったフルーツを食べた後メガリスを引っこ抜こうとしてみます
いえ、もしかしたら装備できるかと思いまして…別に確保するのいいんですよね?
着けてみるとぴったりなので驚きます
アイ・リスパー
【恋華荘】
「いよいよ、夢にまで見て待ち望んだ、私が巨乳になる時が来たのですねっ!
これで、いちごさんのハートも鷲掴みですっ!」
早速、フルーツを食べて巨乳になりましょう!
これで胸囲の格差社会ともおさらばですっ!
ようこそ巨乳の私!
「おかしいですね?
他の皆さんは巨乳になってるのにどうして私だけ変化がないんですかっ!?」
って、ちょっと、理緒さん、ゆのかさん、胸触らないでくださ……
やっ、なんか感度だけ敏感になって……
ひゃ、ひゃああんっ!
す、吸っちゃだめですっ!
「はぁ、はぁ……
こ、こうなったら、理緒さんやゆのかさんの胸も触らせてもらいますからねっ!
大きくなった人のを触れば、ご利益があるに違いありませんっ!」
菫宮・理緒
【恋華荘】
食べるのに勇気というか、
いろんなものを捨てないといけないというか、
目覚めないといけないフルーツだね。
食べるけど!
せっかくだから、おっきめのがいいよね。
FとかGくらいになってみよう。
食べるのも大変とか……って。うわ重い!
ちょっとした筋トレだね、これ。
と、自分の胸を確かめてみてからみんなのも確認。
あれ? アイさんあんまり変わってない?
(アイさんの胸をペタペタさわさわ)
……かぁいい。
「す、吸ってもよかですか!?」
って、アイさん!?
わ、わたしも感度あがってる!?
「そ、そんなに揉んだら……ふぁぁんっ」
腰砕けになって、
隣にいたゆのかさんに抱きついてしまい、
胸に顔を埋めて熱い息を吐いてしまいます。
白銀・ゆのか
【恋華荘】
『POW』
◎♥♥♥
あの…この形、ちょーっと直球すぎやしません…?(実の形や、埋まってるものにあわあわ顔真っ赤)
ともかくせめて2サイズ…いえ1サイズっ…お願いしますっ…
(願掛けして、そうっとお皿を洗う時より更に力を抜いて…
自分の胸より一回り大きめなの採取っ…ちゅ、と果汁吸ってみて…)
ぁ、ちょっと胸元きつくなってる…おっきくなってる…!(ぱぁぁ
って、アイさんだけ何故に!?
も、もしかして実の栄養とかがうまく回ってないとか…
と、とりあえずもっと食べてみましょうアイさん、あと、少しマッサージも…お手伝い、しますからっ…!
(せっせせっせと、あくまで善意でマッサージ…!)
始・月夜
【恋華荘】
◎♥♥♥
ここが航海の先の世界…
…なんだけど、最初に来た島が
何だかはれんちな木の実がある島…なんだけど…!?
…依頼を説明してくれた深波先輩、久しぶりに見たらあの時より
成長してたな…
…私もあんな風に…
とつい思ってしまい、木の実を口にしてしまう…
…少しはおっきくなっ…んぅっ…!?
(A→Cくらいに)おっきくなったせいで服がきつくなって
思わずいけない反応が…
でも周りを見ると…もっとずっとおっきくなってる…!
…でも全員じゃ、ない?
心配になってアイさんの方へ…
行ったらアイさんが反撃を!?
まだ私は触ってないのに!?
そしてまたいけない反応をしてしまい
ドキドキ&身体も熱くなり、誰かに倒れこんじゃう!?
●天の大いなる意思があるのかもしれない
「いよいよ、夢にまで見て待ち望んだ、私が巨乳になる時が来たのですねっ!
これで、いちごさんのハートも鷲掴みですっ!」
と、気合も満タンでやってきたのは、言うまでもなくアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)だ。その胸は果てしなく広がる大草原で、ゆえに大山脈にあこがれるのも仕方なかろう。
で、大草原っぷりでは互角の平面を持ち、同じ相手への思慕も持つ固い絆の親友でもある菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)はというと……アイ程の気合は見られない。なぜなら……。
「食べるのに勇気というか、いろんなものを捨てないといけないというか、目覚めないといけないフルーツだね」
目の前に生っているにゅうにゅうフルーツの実が、どう見てもただの巨乳だからだ。
「そんな、理緒さん! いつか一緒に巨乳になっていちごさんを見返したり、2人で挟んだりしましょうと、あの桃園の木の下で誓ったことを忘れてしまったんですか?!」
そんな誓いあったっけ……?
と、アイから肩をがっくんがっくん揺らされながら記憶をたどる理緒である。
「まぁまぁ、落ち着くのよ。私たちの目的もやる事も一緒なのだし、ね?」
そんな2人を宥めるのは、やはり同じく誓い合った同志の一人である白銀・ゆのか(恋華荘の若女将・f01487)だ。2人のような大平原でこそないものの、ゆのかもまたちょっとしたスロープ程度の厚みでしかないため、目的は同じ。同じではあるが。
「でも、……この形、ちょーっと直球すぎやしません……?」
……やはり理緒同様、にゅうにゅうフルーツの実を見てさすがに引いていたりする。
「では、理緒さんもゆのかさんも食べないんですか? だったら私だけが巨乳になっていちごさんに……」
「食べるけど!」「食べますよ!」
しかしまぁ、だからと言ってアイだけに独り占めさせて、アイだけが巨乳になるなど許される事ではない。
抜け駆けなんてさせませんよと、アイの言葉に食い気味に、声を揃えて食べると宣言するのだった。
で、そんな3人のやり取りを後方で眺めている恋華荘の仲間たち。
「うわー、本当に乳が生ってるんだね」
やっぱりにゅうにゅうフルーツの実の形を見て驚いたような顔をしているのはサエ・キルフィバオム(突撃!社会の裏事情特派員・f01091)だ。サエは自前の胸をたゆんと揺らしながら、実のなる木を眺めている。自分の胸は十分あるので、そこまでにゅうにゅうフルーツには興味はもてないようだ。
「木が1本だけと言うのであれば、食べつくすわけにはいかないですね……」
ここまで手に抱えて持ってきた、先程収穫した果物をひょいパクひょいパクと口にいれながら、東雲・蓮華(捨て巫女・f01109)は残念そうにつぶやいた。蓮華もどたぷんと揺れる巨乳ゆえに、今更大きくしたいなどとは全く思わないが、この島でしか取れない瑞々しいフルーツは食べてみたかったというところか。
「皆さん、このフルーツ狙いでしょうし、私はその間他のフルーツ食べていますね」
「……まぁ、でも、あんまり大きくない奴なら、食べてみても大丈夫かな?」
とはいえ、サエだってこの奇妙なフルーツに興味がないわけではないのだ。蓮華同様に、味的な意味での興味かもしれないが、少しくらいなら罰は当たるまい。
「……ですね。私もひとつくらいは味見はしてみたいですしね」
と、豊かなコンビはそれはそれでのんびりしていたわけなのだが、問題はもう1人だ。あとから追いかけてやってきたのは、恋華荘の新人、始・月夜(月式疑造神器行使型人造桜精・f22688)である。
「ここが航海の先の世界……なんだけど、最初に来た島が、何だかはれんちな木の実がある島……なんだけど……!?」
その月夜は、目の前に広がるにゅうにゅうフルーツの実を見て、がっくりと腰砕けになり膝をついていた。
実は月夜、恋華荘に入る前から、今回の鉄甲船『白狼丸』の航海に参加していたこともあり、またかつて先輩と慕っていたグリモア猟兵の案内でもありと、出遅れ組ながらも今回の依頼に賭ける想いはかなり強かったのだが……御覧の有様です。
とはいえ、月夜自身も、アイや理緒程ではなくとも平坦であるので、にゅうにゅうフルーツの効果自体は興味ないわけではない。
(「……依頼を説明してくれた深波先輩、久しぶりに見たら、學府にいた頃より成長してたな……私もあんな風に……」)
そう思い、少しはフルーツを分けてもらおうと、アイたちの方へ近づいていくのだった。
さて、この場にいるのは恋華荘の面々だけではない。
「此方が件のフルーツですかぁ。美味しそうですが、供物には難しそうですぅ……」
と、にゅうにゅうフルーツの形を見て呟いている夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)と、そんなるこるを追いかけて遅ればせながら駆け付けた稲荷・こん子(七変化妖狐・f06041)のペアもいた。
「大きくするフルーツがあると聞いて登場なのです!」
……いや、失敬。憧れの君であるるこるを追いかけてきたのかと思ったら、こん子もしっかりとにゅうにゅうフルーツが目当てだったようだ。
そんなこん子は、アイと理緒の方を一瞥……もしないでスルーすると、サエや蓮華の方を見、そしてるこるを見、最後に自分の胸を確認する。
「目指せ大きい人に負けないサイズ!」
ぐぐっとこぶしを握って力説するが、まだ8歳なのだからそこまで気にしなくてもいいと思うのよ? 手遅れなアイや理緒とは違うのだから……。
「はっ?! 今何かすごく失礼なことを言われたような気がしましたっ!」
「今に見ていろ!だよ!」
で、るこるとこん子のコンビは、木の根元に埋まっているメガリスを覗き込んでいるサエと蓮華の元へとやってきていた。
「ふぅん、これが問題のメガリス、ね」
「……ブラジャーですね」
蓮華の言うとおり、件のメガリスと思われるものは、木の根に融合しているような、金属製のブラジャーであった。
これがメガリスであることは間違いないのだろうが……確かに近くにいると何か力を感じるような気がするし。
「もしかしてこの子、自分を付けてくれる人が欲しいだけなんじゃ……?」
サエのそんな疑問に、近付いてきたるこるが答えるように言葉を紡ぐ。
「だとしたら、本来は、着用者をそのサイズまで育てる品……でしょうかぁ?」
「それで、その力を受けた植物が、こんなことに?」
るこるの言葉に少し呆れたような口調で、蓮華は上を見る。木に実っているたわわなおっぱい。それがメガリスの意思だとするならば、なるほどそういう事もあるのかもしれない。……そうかな?
ちなみにこの間も蓮華はもぐもぐと普通の果物を食べ続けているとは言っておこう。
「まぁ、このサイズが上限だとしたら、元々入りそうにないサイズの私には効果は無さそうですし、安心していただけますねぇ……」
さすがにこの場では最大級のバストを誇るるこるである。恋華荘組の最大の蓮華よりもさらに一回り大きなそれは、確かに、埋まっているメガリスブラジャー以上のサイズかもしれない。
もっともメガリスブラジャー自体もかなりの大きさなのではあるが。
「……ふむ」
ふと気になった蓮華は、服の中に手を突っ込み、するすると自らのブラジャーを抜き出してみた。
「すごい、おっきいですね!」
「でも、そちらの方よりは一回り小さいかと?」
小柄なこん子の頭くらいすっぽりと入ってしまいそうな巨大な蓮華のブラを見て、こん子は感嘆するが、確かに蓮華の言う通りるこるよりは一回り小さいだろう。
でも、その蓮華のブラを、木の根に融合しているメガリスブラジャーの隣に並べてみると……ほぼ同じくらいに見える。
「……うん、サイズ殆ど一緒ですね」
るこるの説が正しいなら、ほぼ同じサイズの蓮華なら、実を食べてもこれ以上大きくならないのかもしれない。が、その説が正しいかどうかはわからないのだ。
「よし、じゃあ、君がふさわしいと思う実を、あたしにくれないかな~?」
そこでサエは、メガリスに語り掛けてみた。
本当にメガリスが答えてくれるとは思ってはいないだろうが、それでもなんとなく言ってみたくなったのだ。
すると、サエの声に応えたわけでもないだろうが、風に揺られた木の枝が少ししなり、4人の前に大きな実を差し出してくる。
その実の大きさは、本当に蓮華やるこるのサイズくらいの大きな実で……そして4人はその実を中心にいくつかの実を収穫して、試す事にしたのだった。
「余らせても勿体無いですから出来るだけいただきましょう」
「はいです!」
るこるの言葉にこん子が元気に返事をし、4人はにゅうにゅうフルーツの実を食べ始めた。お試し感覚で少しだけのつもりのサエや蓮華と違い、るこるなど【豊乳女神の加護・豊饒現界】によって大食いを強化してまで、余さず食べる気だ。こん子に至っては、食べ飽きないように一部の実を【フォックスファイア】の狐火で焼きリンゴのように調理していたりする。
さて、はたして食べ過ぎているこの2人はどうなるのか……。
「早速、フルーツを食べて巨乳になりましょう!
これで胸囲の格差社会ともおさらばですっ!
ようこそ巨乳の私!」
と、アイをはじめとする貧しい者たち4人の側でも、にゅうにゅうフルーツの実食は始まっていた。
「せっかくだから、おっきめのがいいよね。FとかGくらいになってみよう」
と大きな実を選んで手にした理緒は、手に取ってみてまずびっくりしている。
「……って。うわ重い! 食べるのも大変とか、ちょっとした筋トレだね、これ」
そう、乳房は重いのだ。理緒はまるっきり感じていない感覚だろうが、重いのだ。
そして乳房のごときにゅうにゅうフルーツも、中身に水分が多い事もあって、割と重い。
「ともかくせめて2サイズ……いえ1サイズっ……お願いしますっ……」
ゆのかは、祈るように願掛けをして、その怪力で身を握りつぶさないように細心の注意を払いつつ、ちゅぅ……と、その先端の突起部分を咥えて果汁吸い始めていた。
「私も……少しくらいは」
合流した月夜もまた、祈りを込めてにゅうにゅうフルーツを口にする。
そして4人の胸は……膨らんだのだ。
「わぁ……すごい! 大きい! 足が見えない!」
真っ先に大きくなったのは理緒だ。寮の中でもよく見かけるような、ほど良い巨乳になっている。
今まで存在しなかった乳房の膨らみの重さに、身体のバランスを崩してちょっとふらっとなっているが、それでも自分の胸を触り大きさに感動していた。
「……少しはおっきくなっ……んぅっ……!?」
月夜は、着ている服がきっちりとした軍服なので、割と控えめな大きさになったと言っても胸がきつく、そして服の中で胸がつぶれる感覚に、ついつい刺激を受けてしまい、甘い声を出してしまった。
「理緒さんや、ゆのかさんは……もっとずっとおっきくなってる……!」
「ぁ、ちょっと胸元きつくなってる……おっきくなってる……!」
ぱぁぁと満面の笑みを浮かべているゆのかは、1サイズ2サイズどころか、かなりの巨乳になっていた。着物を押し上げるほどにたわわに、着物の上からでもわかるほどの大きさになっていた。理緒以上といってもいいだろう。
そして、肝心の、いちばん気合を入れていたアイはというと……大差ないように見える。
「おかしいですね?」
ぺたぺたと自分の胸を触ってみるアイだが、変わらずの大平原だ。
「皆さんは巨乳になってるのにどうして私だけ変化がないんですかっ!?」
悲鳴のような、絶望の声が上がる。
一応誤解なきように言っておくが、アイもちゃんと大きくはなっているのだ。
ただ、他の面々が、胸囲10センチメートル大きくなったとかいうレベルだとしたら、アイだけはなぜか、胸囲10ナノメートル大きくなったというレベルでしかないというだけで。
体質的な問題なのか、それともアイを巨乳にしてはいけないという天の断固たる意志なのか。
理由は定かではないが、目に見えるほどん効果は出ていないアイである。
「なんでですかー?!」
「全員が大きくなったわけじゃ、ない?」
「アイさんあんまり変わってない?」
「アイさんだけ何故に!?」
心配して駆け寄る恋華荘の仲間たち。
「も、もしかして実の栄養とかがうまく回ってないとか……?」
と、とりあえずもっと食べてみましょうアイさん、あと、少しマッサージも…お手伝い、しますからっ…!」
「よし、なんでもやってみよう!」
という慌てて何口走ってるんだという感じのゆのかの言葉に、理緒も乗っかって、ゆのかと理緒は2人がかりでアイの胸にマッサージを仕掛けることにした。
「って、ちょっと、理緒さん、ゆのかさん、胸触らないでくださ……やっ、なんか感度だけ敏感になって……ひゃ、ひゃああんっ!」
刺激に敏感になるあたりは、間違いなくにゅうにゅうフルーツの効果は出ているのだが……とにかく2人がかりで胸を弄られるアイの反応に、理緒はますます興奮してしまう。
「……アイさんかぁいい。す、吸ってもよかですか!?」
そして返事を聞く前にアイの服をめくりあげて、胸に吸い付く理緒。
「す、吸っちゃだめですっ!」
胸からの刺激にびくんとなったアイは、お返しとばかりに理緒の膨らんだ胸を掴んだ。
「って、アイさん!? わ、わたしも感度あがってる!? そ、そんなに揉んだら……ふぁぁんっ」
「はぁ、はぁ……こ、こうなったら、理緒さんやゆのかさんや月夜さんの胸も触らせてもらいますからねっ! 大きくなった人のを触れば、ご利益があるに違いありませんっ!」
そして胸を揉まれて腰砕けになる理緒に対し、反撃に出るアイ。
アイの魔の手は理緒だけにはとどまらず、ゆのかや月夜にも伸びていく。
「まだ私は触ってないのに!?」
ほとんど巻き込まれただけの月夜は、与えられた刺激にビクンと身体を跳ねらせて、そのままゆのかの胸の中へと倒れこんでいく。
「ひゃああ……そんな押し付けたらめーなのよ?!」
「ゆ、ゆのかさぁん……」
更には理緒までが腰砕けになってゆのかに抱きつくように倒れてきて、そして3人が固まったのをいいことに、アイはますます反撃に出るのだった……。
「あちらは何をやっているんですか……?」
「あはは……なんていうか相変わらず賑やかだよね」
アイを中心とした乱痴気騒ぎに、呆れたように蓮華とサエはため息をつく。
呆れたようにといえば、蓮華とサエは、るこるとこん子の方も見てため息をついていた。蓮華とサエは、一回りくらい胸が大きくなったくらいで済んでいるのだが、そちらの2人はかなりの量をパクパクと食べていたので、その結果として当然のように……。
「上限とか、関係なかったみたいですねぇ……」
「食べ過ぎちゃったのです♪」
もともと特大だったるこるのバストは、最早人の常識を超えているのではないかというくらいに膨れ上がり、巨大な乳房に身体が埋まっているような状態になっていた。
そしてこん子もまた同じように、8歳の小柄な体に、自分の身長以上の胸囲があるのではないかという程の巨大な乳房がくっついている。立ち上がることもできずにごろんごろん転がっているのだが、なぜかこん子はとても楽しそうな笑顔だった。
「胸に関連する果実なうえに、この摂取量を考えますと、やっぱりどう考えても桁違いの結果になるわけですねぇ……」
今更遠い目をしても遅いと思います、るこるさん。
「はぁ、仕方ありませんね。
では、そろそろこのメガリス回収しましょうか……?」
「とれるのかな、これ?」
アイたちの騒ぎには加わりたくないし、るこるたちはある意味戦力外になってしまったので、蓮華は1人メガリスを掘りだそうとしてみた。
「これ、確保してもいいんですよね? さっきのサイズ感からすると、つけるとぴったりになりそうですし……」
「あ、私もつけてみたーい」
蓮華の言葉に、こん子がジタバタもがきながら声を上げるが、それ以前に木の根にくっついてしまっているこれを掘り起こせるかも問題だ。
「んじゃ、とれるか少し掘ってみよっか」
というわけでサエと蓮華を中心に、メガリス確保しようと作業を開始する。
……なお、アイたちはこの期に及んでもまだ、互いの胸を触りあったりと大騒ぎをしていたのだった。
大成功
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第3章 ボス戦
『『プリティデコ盛り人魚』人魚ポンチちゃん』
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POW : その大きさ・重さのすべてが本物ギガ盛りティア
【敵の装飾品を対象にメガリスの力】を使用する事で、【様々なトロピカルフルーツ】を生やした、自身の身長の3倍の【大きさのギガ盛り装飾品】に変身する。
SPD : 深き海より湧き出るはソーダ水ソーダスイ・ストーム
【超絶強炭酸のソーダ水の渦】を放ち、自身からレベルm半径内の全員を高威力で無差別攻撃する。
WIZ : 装飾のみで着飾ってこそのデコ盛りヌギヌギンコール
【ヌギヌギン液の雨】を降らせる事で、戦場全体が【アルダワ魔王戦争3-Eの戦場】と同じ環境に変化する。[アルダワ魔王戦争3-Eの戦場]に適応した者の行動成功率が上昇する。
イラスト:RAW
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔴🔴🔴🔴🔴🔴
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「💠幻武・極」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
●コンキスタドール襲来……ですよ?
にゅうにゅうフルーツでのひと騒動も過ぎ去り、ではそろそろメガリスを確保しようかと思った矢先のこと。
「感じるわぁ~~。メガリスの波動ねぇ~~」
そう。大騒ぎですっかり忘れてしまっていたかもしれないが、このメガリスを狙うコンキスタドールの襲来イベントが残されていたのだ。
やってきたのは、巨大な半透明の人魚……人魚?
トロピカルフルーツとソーダの匂いを漂わせた、不思議な人魚っぽいなにかが現れたのだ。
「メガリスも~~~フルーツも~~~ぜ~~んぶいただくわぁ~~」
その身体に多数のフルーツを乗せている姿からすると、メガリスだけではなく、この島に実っている果物も目当てなのだろう。
そしてこの人魚ポンチ、最悪なことに、ソーダ水ならぬヌギヌギン液の雨を降らせながらやってくるではないか。
猟兵達は、胸が大きくなったという普段と体のバランスが異なる状態に加え、服を脱ぎたくなる衝動を受けながらの戦いを強いられることとなる。
アルダワ戦争の時のヌギヌギン液は、下着あたりで正気に戻れたが……今回はそれ以上に強力な効果があるようだ。
ついでににゅうにゅうフルーツの影響で大きくなった胸は普段以上に敏感なので、刺激にも弱くなる弱点も抱えてしまっていた。
と、かなり不利な状況ではあるが、それでもコンキスタドールにメガリスを渡すわけにはいかない。
この無人島における最後の戦いが始まるのだった。
アルタ・ユーザック
◎♥️♥️♥️
「んぁっっ。しまった…避けきれない……」
【ヌギヌギン液の雨を避けようとするが、咄嗟に動いた際に超敏感になった胸に手が当たり避けられず】
「脱ぎたい…ヌギタイ…ヌガナキャ…」
【素肌の上は下着兼用のスニーキングスーツのみなので、それを脱ぐと言うことは】
「っっっっ!!動けない…」
【両手で上下を隠しているため両手が使えず、下手に動くと胸に刺激がいくため座り込んでしまい…羞恥心と言う負の感情から『それは防衛本能の様に』発動。吸血すべき血液がない場合は、噛みつきなどの通常の龍の攻撃方法で敵を攻撃。】
「んっ…、んぁっっ…んーーーーーっ」
【身動ぎする度に胸に刺激が走り、それがさらに羞恥心を高め…】
月守・咲凛
アドリブ、やられ、諸々OK、敵の行動はお任せします。
うごきにくい……のです……。
動くたびに胸が擦れたりバインバイン暴れ回って痛かったり、邪魔で動きにくくて敵の攻撃を避けるのもままならず、雨をまともに受けてしまい装備を解除させられてしまいます。
普段から割とお風呂から全裸で部屋に戻ったりする子なので、服を脱ぐのには元々あまり抵抗がありません。
装備がないとただの幼女なので、オブリビオン相手だと抵抗のしようがありません、良いようにやられてしまいますが、負けず嫌いなので他人に助けてとは言えず、パンチしようとしたりキックしようとしたりして自力で頑張ります。
●ヌギヌギには勝てなかったよ
「あら~~~邪魔するのかしら~~~?」
ぷるぷるとゼリー状の身体を揺らしてやってくる巨体、人魚ポンチちゃんの前に、ひとまず立ち塞がることになったのはたまたま進行方向の近くにいた2人の猟兵だった。
「うごきにくい……のです……」
バレーボールのような大きさになってしまった胸を抱えながらふらふらと、それでもこれで強くなったはずだと信じて立ち塞がる月守・咲凛(空戦型カラーひよこ・f06652)である。だが現実は厳しい。いつもとは身体の重量バランスが崩れている咲凛だ、勇敢に立ち向かおうとしてもやはりふらふらとしてしまう。
「くっ……んぁっ……」
それはもう1人のアルタ・ユーザック(クール系隠密魔刀士・f26092)も同じ事だった。美味しい美味しいとにゅうにゅうフルーツを食べまくった結果、服がはち切れそうなくらいの爆乳になってしまったアルタは、敏感になってしまった胸が服に擦れる感触だけで悶えてしまっていた。
そんな、立ち塞がったというにはあまりにもコンディションの悪い2人に向かって、人魚ポンチちゃんは攻撃を仕掛けてくる。
「邪魔する人は~~ぬぎぬぎしましょうねぇ~~~」
もちろん、ヌギヌギン液の雨を2人に向けて降らせたのだった。
「む、胸が擦れて痛いのです……揺れてふらつくのですっ……」
これじゃ全然強くなってませーんと涙目で雨から逃れようとする咲凛だが、当然のように避けることなどできない。
「んぁっっ……しまった……避けきれない……」
アルタも同じだ。敏感になっている胸が邪魔をして、雨を避けるどころではない。
そしてヌギヌギン液の雨をたっぷりと浴びてしまった2人は……当然その精神汚染効果を受けてしまう事になる。
「脱ぎたい……ヌギタイ……ヌガナキャ……」
もしかしたらヌギヌギン液の効果だけではないかもしれない。アルタはとにかく服に擦れる胸の刺激を何とかしたいという事もあって、来ているパーカーとズボンをあっさりと脱ぎ捨てると、更にインナーとしてきていたスニーキングスーツにまで手をかける。ちなみにこのスニーキングスーツは、素肌の上に直接着ていた下着兼用のモノなので……それまで脱いでしまうという事はつまり。
「……っ?!」
アルタが我に返った時、既にスニーキングスーツを脱ぎ捨てて、ほぼ全裸を晒してしまっているところだった。恥ずかしさに顔を真っ赤にしながら、慌ててアルタは両手で胸と股間を隠す。
「うぅ……装備が、全部なくなっちゃいました……」
その隣では同じように服も装備も脱ぎ捨ててパンイチになってしまった咲凛が、がっくりとした顔になっている。もっとも咲凛の場合は、脱いだことに関してはあまり抵抗はないようだ。もともと部屋でも裸でうろつきまわっているような子なので、慣れであろうか。まだ幼いがゆえにそのあたりの羞恥心は育っていないのかもしれない。
「うふふ~~~、いい格好ね~~~」
「うぅ……そ、装備がなくったって、負けませんっ」
脱いでしまった2人を煽ってくる人魚ポンチちゃんに、咲凛は涙目でキッと睨みつけ、幼い身体(胸以外)で懸命にパンチしたりキックしたりと、頑張って攻撃をしかけていく。
が、悲しいかな装備を外してしまった咲凛はただの幼子なので、コンキスタドール相手に抵抗する力もなく、その攻撃は人魚ポンチちゃんのぷよぷよするゼリー状の身体に弾き飛ばされるばかりだった。
「ざんねんね~~。全然きいてないわぁ~~~」
「ううううっ……」
人魚ポンチちゃんに通用しないと言われても、それでも咲凛は懸命に抗っていた。
「うぅ……このままじゃ、動けない……けど……」
羞恥のあまり手で胸を股を隠し、ペタンと座り込んでいるアルタだったが、咲凛が通用しないながらも持ち前の負けず嫌いのままに懸命に抗っているのを見て、自分も何とかしなくてはと、【それは防衛本能の様に】を発動させていく。羞恥心から生み出された龍の姿がアルタから放たれ、人魚ポンチちゃんに噛みついていった。
「んあぁっ……、んぁっっ…んーーーーーっ」
だが、それを操るために身じろぎするたび、大きくなった胸に刺激が奔り、悶えてしまって集中が乱れてしまう。
「あら~~、な~に~、これぇ。きかないわぁ~~~」
そして集中が乱れてしまえば、人魚ポンチちゃんに与えるダメージもたいしたものにはならない。
結局アルタの攻撃も通用せずにそのままはじき返されてしまった。
そしてアルタも咲凛も、懸命に抗っては見せるのだが、最終的には人魚ポンチちゃんに叩きのめされてしまうのだった……。
苦戦
🔵🔵🔴🔴🔴🔴
宇良潟・伝助(サポート)
わたくしは裏方メインの黒子ですから前線に立っての戦闘は致しません。
戦闘になると【目立たない】技能を使って存在感を消し、罠にも使えるアイテム【戦闘用舞台装置】と【罠使い】技能を使って敵の行動の妨害し、罠を使って攻撃をします。
あとは舞台演出のユーベルコードを使って猟兵達を強化して気持ちよく戦って貰います。
日常、冒険ではユーベルコード【黒子の団体】を使っての情報収集、探し物、救助などをします。
口調 は裏方作業中の時は(わたくし、~様、ございます、ございましょう、ございますか?)でございます。
大豪傑・麗刃
なんというかこのアウェイ感
んで脱ぎたくなる衝動?一応聞こう。わたしにそれをやってほしいのか?
まあどーしてもというなら仕方ない。
だが女の子想定した依頼の中で男として呼ばれたからには男としての脱ぎ方というやつをしなければなるまい。この場に集まった女の子たちからモテモテになりそうなやつを。
はああああああああ(それぽい気合)
むん!!
(全身の筋肉をパンプアップ!同時にはじけ飛ぶ服)
……
(の下から同じ服)
あれおかしいな?もう一回。
はあああああああああ
(はじけ飛ぶ衣服……の下から再度同じ衣服!これぞ古より伝わるテンドン・ギャグ!以上ユーベルコード)
で敵の精神を乱し正常に戦えなくなった所で二刀流でずんばらりん
●壮絶!アウェイ戦
「なんというかこのアウェイ感」
サポートでこの島に迷い込んでしまった大豪傑・麗刃(変態武人・f01156)は、改めてそのことをひしひしと感じていた。
なにせ男がほとんど参加していないこの依頼。しかもこの場にある植物がおっぱい。さらに敵の攻撃がヌギヌギン液。ギャグに生き、ギャグに死す麗刃といえども、下ネタはジャンル違いなのだ。
ゆえに麗刃は問う。最初の猟兵を退けてまだその巨体をぷるぷると振るわせるコンキスタドールに向かって。
「……んで、脱ぎたくなる衝動?
一応聞こう。わたしにそれをやってほしいのか?」
「あら~~、抵抗するつもりなのね~~~?」
噛み合わない。
そもそも論として、ヌギヌギン液の雨を降らせているけれども、こいつは相手を脱がしたいというよりは脱げる攻撃というだけなのだろう。たぶん。
「まあどーしてもというなら仕方ない!」
ともあれ、女の子メインの依頼の中で呼ばれた男としては、男だからこそできる脱ぎ方をしなければなるまいと、麗刃は変な方向にスイッチが入ったのだった。
そんな麗刃を見つめる黒い影。というか黒子。
「ふむ。ここは彼が気持ちよくネタを披露できるように舞台を整えるが上策ですね」
いつの間にやら上陸していた宇良潟・伝助(裏方大好きな黒子猟兵・f21501)が、麗刃のサポートにやってきたのだ。
「彼は次の芸に全てを賭けているはずですね。ならばこそ、最高の舞台にして差し上げねば」
伝助はそういうと、目立たぬように存在感を消し、密かに麗刃の傍へと近づいたまま身を隠した。
黒子はたとえ見えていても見えないもの。
そのまま伝助は【伝助の舞台演出】を開始する。
「見せてやるのだ! これが麗ちゃんの渾身の脱衣なのだ!」
はあああああああと気合を入れて自らの筋肉に力を込めていく麗刃。やがてそれは例人の着ていた着物を盛り上げていき、そして弾けた。
ぱーん!といい音がして、着物がはじけ飛び、千切れた布切れとなってひらひらと舞う。そして光り輝くエフェクトが、千切れ舞う服の切れ端を照らしていた。
「むむ? 麗ちゃんのの華麗なる脱衣に天が祝福してくれているのだ?」
言うまでもなく、伝助による演出である。
麗刃も伝助の存在に気付いているのかいないのか……とりあえずそのことには触れないことにする。
「ふっふっふ。これはこの場に集まった女の子たちにもモテモテになるに違いないのだ!
舞い上がる布吹雪と光のエフェクトの中で、麗刃はとても素敵な笑顔でむんっとポージングをした。
やがて光が晴れて見えた麗刃の姿とは……!
「ぬいでないじゃないのぉ~~~」
破れる前と全く同じ着物姿だった。思わずツッコミを入れてしまう人魚ポンチちゃんである。
「あれおかしいな? もう一回。はあああああああああ」
麗刃は不思議そうな顔(もちろんわざと)をして、再びバンプアップする。
膨らむ筋肉!
張り裂けそうな衣装!
そしてなぜか鳴り響くドラムロール!(伝助演出)
「はぁーーーーーっっ!!」
再び千切れ飛ぶ麗刃の衣装。今度こそその下には……!
パンパカパーンというファンファーレ(伝助演出)と共に力強くポージングをした麗刃の姿が……!
「だから脱いでないじゃないのぉ~~~~!!」
やはり変わらぬ衣装を着たままで、人魚ポンチちゃんのツッコミが響く。
「ふっふっふ。これぞ古より伝わるテンドン・ギャグ! なのだ!」
そしてついでに言えば、この天丼は、麗刃の【ネタキャラとしての矜持】によるもので、伝助の舞台演出と相まって見事に人魚ポンチちゃんの放っていたちょっとえっちな脱衣空間の空気をぶち壊して、人魚ポンチちゃんを弱体化させていた。
「なんてこと~~~なんてこと~~~」
そしてショックを受けておろおろしている人魚ポンチちゃんに、麗刃の二刀流の刃がずんばらりんと切り付けたのだった。
「もぉ~~~、あんたとはやっとれんわ~~~~」
これ以上この空気に浸食されてはたまらないと、人魚ポンチちゃんは紺場を離脱していくのだった。
「ふぅ……後は女の子たちに任せるのだ」
そういって麗刃は額の汗をぬぐい、黒子……伝助に向けてぐっとサムズアップする。……ってか黒子に気付いていたんですかい。
「良き舞台でございました」
伝助も、自身の演出に乗って敵を翻弄した麗刃に満足そうにお辞儀をするのだった。
成功
🔵🔵🔵🔵🔴🔴
トゥリース・リグル
◎♥♥♥♀♀
【SPD】で判定。
…少々食べ過ぎましたかね
ここまで動きづらいとは思いませんでした
何度か飛んだりしていろいろ身体をチェック
【錬成カミヤドリ】で複製ダガーを生成、【先制攻撃】で出鼻を挫きます
その後は【ダッシュ】で動き回りつつ複製ダガーを操作し【鎧無視攻撃】で攻撃をしていきます
向こうが複製ダガーに気を取られてる隙に僕自身もすれ違いざまに【二回攻撃】を行い【ダッシュ】で離脱
相手の攻撃は【第六感】で察知を試み【見切り+フェイント】で避けます
衝動に関してはできる限り抵抗しますが、集中力が欠けるようならば複製ダガーに戦闘行動を任せてる間に解消しようとします
羞恥心が薄いのでそこまで気にしません
テルプ・ステップアップ
◎♥♥♥
今回の実況は大成功だねー。いい絵も取れたし♪
ふぅ~食べた食べた♪満腹~♪(ぽんぽんとお腹を叩こうとして超乳が邪魔で届いてない)
育ちに育ったねー僕の胸「前ならえ」みたいな隠し方でぎりぎり
先端ガードしかできないから両手が離せない?
むうう、体のバランスが取れないぃ~(TдT)
とりあえず実況は終了っと。
え?敵?しょうがない。
真の姿にヘーンシン!むぎゅ!?胸が締め付けられるぅ?!
かつて無い大ピンチ!うわーなんか濡れたー!
……うー南国の無人島にきてるんだから開放しよー💫(エロ混乱)
うっしゃーある意味真の姿ー!切っといてよかった実況中継!
電脳機雷投げー!
※実は中継は切れてなくて後で垢BANした。
フレミア・レイブラッド
◎
♥♥♥
別にわたしは脱いでも構わないわ!わたしに見られて恥ずかしいところなんて無いもの♪
「わたしは恥ずかしいのー!そして動き辛いのー!」
大丈夫よ、雪花。ちゃんと大きくなった胸も可愛がってあげるわ♪
「大丈夫な部分が少しも無いのー!?」
そんなこんなでヌギヌギン液を全く気にする事なく(寧ろ楽しみつつ)戦闘。
【創造支配の紅い霧】を発動し、ヌギヌギンの雨にと共に紅い霧が戦場を満たし、空間を支配。
紅い霧の魔力から自身と同一の分身を4人創造。
5人で炎を纏った魔槍【属性攻撃、怪力、早業】で綺麗に切り分けてあげるわ♪
「おねぇさまがいっぱいなの!?」
雪花以外も敏感で困ってる子を可愛が…助けなくちゃいけないものね♪
●脱げても平気(垢以外は)
「今回の実況は大成功だねー。いい絵も取れたし♪」
テルプ・ステップアップ(超速天然プリマ・f01948)は、今回の撮影を終了させて大きく伸びをする。その胸はもはや巨どころか爆を越えて超ともいうべき程に大きくなっており、テルプが伸びをするたびにブルンブルンと揺れてしまっていた。
「それに、いっぱい食べた食べた♪ 満腹~♪」
もちろんこの胸は、にゅうにゅうフルーツも満腹するほど食べた結果である。
お腹をぽんぽんと叩こうにも、胸が大きすぎて邪魔でそれすらできない状況だった。
「育ちに育ったねー、僕の胸」
前ならえみたいに手を伸ばしてようやくギリギリ胸を隠すことができるような、そんなレベルの大きさだった。さすがにこれではテルプも動きづらくて四苦八苦している。
「むうう、体のバランスが取れないぃ~」
「…少々食べ過ぎましたかね? ここまで動きづらいとは思いませんでした」
テルプの横では、トゥリース・リグル(刃を為すモノ・f00464)もまた、自分の膨らんだ胸を見下ろしつつ、困った顔をしていた。軽くジャンプするなどして身体の動きを確かめているが、やはり動きづらそうだ。ちなみに跳ぶたびに胸がぶるぶる揺れて、慣れないものだから少し痛い。
「でも、まぁこれならなんとかなりますかね……?」
そういってトゥリースは、こちらに近付いてきた人魚ポンチちゃんに視線を向ける。
「あらあら~~~まだ雨が足りないのかしら~~?」
人魚ポンチちゃんは、テルプやトゥリースがまだ服を着ているのを見て、更にヌギヌギン液の雨を強く降らせてきたのだった。
「別にわたしは脱いでも構わないわ! わたしに見られて恥ずかしいところなんて無いもの♪」
そのヌギヌギン液のシャワーの中で、フレミア・レイブラッド(幼艶で気まぐれな吸血姫・f14467)は、ぱぱっとあっという間に全裸になっていた。
「わたしは恥ずかしいのー! そして動き辛いのー!」
ただし、その傍らには着物を脱ぎ捨てて白い徒を真っ赤にしながら、大きくなった胸を抱えるようにして震えている眷属の雪花がいるわけだが。
「あら~~、あなた、い~い脱ぎっぷりねぇ~~~」
「見られて恥ずかしいような体はしていないからね♪
それから、大丈夫よ、雪花」
堂々としているフレミアに、人魚ポンチちゃんは感心していた。
そしてフレミアは恥ずかしがる雪花を安心させようと声をかける。
「ちゃんと大きくなった胸も可愛がってあげるから♪」
「大丈夫な部分が少しも無いのー!?」
……まるで効果はなかったが。
ともあれ、脱げても平気なフレミアは、そのまま人魚ポンチちゃん変更劇を開始する。
「さ、メガリス渡すわけにもいかないし、戦いましょっか?」
「あ、敵が来たんだっけ。しょうがない。真の姿にヘーンシン!」
自分の胸で遊んでいたテルプも、フレミアと人魚ポンチちゃんの戦闘が始まったことに気付いて、自分も戦いに加わるべく真の姿を解放した……のだが。
「むぎゅ!? 胸が締め付けられるぅ?!」
真の姿になった途端、衣装も変化し、新たな白いレオタードに胸が包まれることになるのだが……もちろんそれは普段のテルプのサイズだ。膨れ上がった胸を無理矢理ぎゅうぎゅうと詰め込むものだから、苦しくてしょうがない。
「かつて無い大ピンチ!」
だから、むしろ水量を増したヌギヌギン液の雨は、テルプにとっては福音だった。
「……南国の無人島にきてるんだから開放しよー💫」
ヌギヌギン液の精神汚染で錯乱したのか……一応錯乱したからだと思おう……そのレオタードを引きちぎるように脱ぎ捨てて、全裸になったテルプである。
「うっしゃーある意味真の姿ー! 切っといてよかった実況中継!」
超乳となった裸体を晒しての堂々とした仁王立ちである。
「……そうね、こんな衝動に抗って集中が乱れるくらいなら、脱いでしまった方がよさそうね」
そして、フレミアもテルプも脱いでしまっているものだから、自分だけ抗ってハンデを背負う事もない。もともと羞恥心が薄い事もあって、特に気にすることもなく、トゥリースもさっさと服を脱ぎ捨てて裸になるのだった。
「ん、これですっきりした。それじゃ僕もやろうか」
トゥリースは【錬成カミヤドリ】で複製ダガーを生成すえうと、人魚ポンチちゃんの周りを撹乱するようにダッシュで飛び回り、複製ダガーを飛ばしていく。
「あら、あらら~~? 脱いだのに寧ろ動き良くなってないかしら~~?」
「言ったでしょ! わたしに見られて恥ずかしい所なんてないと!」
人魚ポンチちゃんの撹乱といえば、フレミアも見事に人魚ポンチちゃんを幻惑していた。
「おねぇさまがいっぱいなの!?」
「あらら~~? 何人いるのかしら~~~?」
なにせ人魚ポンチちゃんの周りを飛び回るフレミアの数は5名。
その正体は、【創造支配の紅い霧】によって現れた紅い霧の魔力から生まれたフレミア自身と同一の分身たちだ。ヌギヌギン液の雨の中にジワリと広がった紅い霧のおかげで、今やこのあたりの支配者はヌギヌギン液を放つ人魚ポンチちゃんではなく、フレミアとなっている。
「ふふ。5人で綺麗に切り分けてあげるわ♪」
分身込みで5人となったフレミアは、炎となった魔槍を振りまわし、人魚ポンチちゃんを追い込んでいく。
その槍を何とかかわしても、フレミアの隙間から狙いすましたようにトゥリースの複製ダガーが飛んでくる。
「こ、これは~~たまりませんわ~~~~」
ヌギヌギン液の支配力さえ上書きされては、これ以上ここで戦っても益はないと、人魚ポンチちゃんはこの場からの離脱を図る。
「ひっさーつ! 電脳機雷投げー!」
さらにそこに、テルプが投げつけた電脳機雷が人魚ポンチちゃんの後頭部に直撃し、大爆発した。
「よっしゃー! ストライク! ……ていうかデッドボールかな?」
超の胸をぶるぶるぶるるんを揺らしながら、テルプは小首を傾げている。
残念ながら機雷の爆発で出た煙に紛れて人魚ポンチちゃんはこの場から離脱してしまったが……テルプにとってより重要なのは、今のストライクを映像に残しておけばよかったということだ。
「中継切っちゃってたからねー。仕方ないね」
残念残念と、中継用ドローンの回収をすることにしたテルプだったが……。
「あれ? 中継切れてない……?」
「「えっ?」」
冒頭で、撮影終了としたはずだったのだが……ここまでのがずっと撮影されていたらしい。
もちろんメインはテルプの脱衣シーンなどだが……他2人ももしかしたら裸で戦っているところが映ってしまっていたかも……?
誰がどれだけ映ってしまっていたかは定かではないが……これが中継された結果、テルプのアカウントがBANされてしまったという事だけは付け加えておこう。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
東雲・蓮華
◎
何というか…滅茶苦茶ですね
私とサエさんは少ししか食べてないので動きにそこまで支障はありませんが…
あっ、アイさんが…私のブラ燃やしてますね。なんででしょう?(メガリス傍に置いてた自分のブラ燃えるの眺め)
帰りはあのメガリスブラしていきますか…
それであの鳥人魚聞き捨てならない事言ってましたね…フルーツ全部頂く?許しません
何処からか鉄骨取り出してぶんぶんと回します
ヌギヌギン液の雨を降らせて怯むとでも?(服を脱ぐのではなく力任せに破りさる)
十分回した後空いた手で相手を掴み上に投げる
そして鉄骨を構えて相手を空の果てへかっ飛ばします
私から食べ物奪おうなんて2000年早いです
終わった後メガリス装備してみます
アイ・リスパー
「うう、私だけ胸が大きくならないなんてっ!」
【チューリングの神託機械】で電脳空間の万能コンピュータに接続。
情報処理能力を向上させ、【アインシュタイン・レンズ】による重力レンズを生成。
「こんなメガリス、灼き尽くしてあげますっ!」
メガリスに向かって光線を収束して放ちます!
ふう。八つ当たり完了。
「って、なんですかっ?
この雨はっ!?」
周囲に降り注ぐ雨を浴びた途端、服を脱ぎたい衝動に駆られ……
神託機械の代償で呪いへの耐性が落ちているため抵抗することができません。
「やっ、身体が勝手にっ……」
下着姿になってしまったところで、なんとか耐えようとしますが……
抵抗虚しく、ゆっくりと下着を脱いで全裸になるのでした。
白銀・ゆのか
【恋華荘】
っ、コンキスタドール!?
もう少し胸の事に(いろんな意味で)浸っていたかったけど…メガリスもフルーツも、奪わせはしません!
薙刀構えて、乱気閃で切り…結ぼうとしたら…
「あ、あれ…きゃん!?」
重心がいつもと違って…空振り、風の渦が周り巻き込み、制御不能なまま荒れ狂っちゃう事態に!
何より…
「ふ、服が…きゃー!?」
雨混じりの風を受けてどんどん服が捲れほどけたり、鎌鼬で千切れちゃって…結果的に裸同然のボロ布状態で…
「こ、こんな状態じゃマトモに戦えませ…んっ!ふぁ…!?」
胸を抑えつつ、片手で薙刀振り回し、動く度に擦れたり、風が叩きついて、変な声、でちゃいます…っ
始・月夜
【恋華荘】
◎♥♥♥
うう…アイさんの(一方的な)反撃が予想以上にすごくて…
…かなり身体が熱くなってる…これ以上は危険かもしれない…
…けど、その前に邪魔者を退場させないといけないよね…!
と敵に向かって行くけど、熱さで鈍った身体では
敵のヌギヌギン液の雨をまともに受けてしまい
脱がずにはいられなくなってしまう…
しかも液の影響を受けた素肌に雨が当たり
戦闘中なのにいけない声を漏らしながらへたり込んでしまう…
…でも、これだけ蓄積されたなら…!
と、霊力転換機構「循環スル欲望」を発動!
霊力を注ぎ込んだ「巡ル月ノ光陰」をフル稼働させて
敵に猛攻をかける!
あぶない雨が降り続けて、身体を刺激し続けるから
急がないと…!
菫宮・理緒
【恋華荘】
「アイさん!?全力すぎー!?」
って。あれ?
なんだか美味しそうなのが出てきたけど……。
あの子、どっかでみたダメ液降らせてない!?
あれ危険なやつだよね!
と、避けようとするけど、
胸の重さにバランスを崩して転んでしまって、
結局浴びてしまい、衝動にも抗えず……。
「見られてもいい人しかいないし!」
と、脱いでしまいます。
でも、脱いでも敏感さは変わらず、というより、
より敏感に鳴って
すこーし頬を染めながら、くねくねしながら戦うね。
【Nimrud lens】で焼き魚……あれ?焼き鳥だっけ?
にしてあげたいけど、あーもう、そのまえに!
「もっかい吸ってもよかですか!?」
落ち着いたら、あらためて焼き鳥作ろう。
月詠・愛珠
◎♥♥♥
アドリブ絡み歓迎
ここまで食べずにいたけど我慢できない…食べる、今度こそ食べるよ!
そう思って食べ…様としたところで邪魔が入り落とし…あー!?ボクのおっぱいが!
絶対に…絶対に許してやるものか…!
ボクのおっぱいの仇!
…無いものの仇討ちに生きるのって虚しくないか、だって?あるんだよ!未来は!あるんだよ!?
焼き尽くす…絶対、絶対に焼き尽くす…!
…周囲に取り残された感はあるけども、倒すことが出来たしメガリスも無事回収出来た
これでボクも念願の巨乳に…っ
…無い!?あれ、ボクの分は!?あ、メガリス回収したから…
…そうだよね、これで良いんだよね。あはは…はぁ
…これから育つもん、悔しくなんか無いんだからね?
サエ・キルフィバオム
◎♥♥♥♀♀
「これ、張り切った人たちまずくない?……頑張るしかないかなぁ」
ほどほどにしていたのもあって、ある程度は動けると思い前に出ます
「これはいつかのアレと同じかな。だったら、こうだ!」
ヌギヌギンで身動きが取れなくなったと思いきや、一瞬で【早着替え】で服を残し影に潜る【暗影舞踏】で【闇に紛れる】。【忍び足】と【暗殺】で上手いこと体を陰に隠しながら攻撃します
「やっぱり道具無しだと威力不足かな。……やりたくなかったけど、最後の手段、使うかぁ……」
自分の攻撃があまり効いていないとみるや、こっそり確保した巨大サイズのにゅうにゅうフルーツをその場で頬張り、胸を大きくすることで体重を乗せた一撃を狙います
●やっぱり恋華荘は大騒ぎ
「うう、私だけ胸が大きくならないなんてっ!」
敵コンキスタドールが来たことなどまるっと無視して、恋華荘の面々はアイ変わらず……もとい、相変わらずだった。
というわけで、冒頭の嘆きはアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)……すなわち、せっかくのにゅうにゅうフルーツを食べても、ナノメートル単位でしか胸が大きくならなかった、大いなる天の意思で絶壁を強いられている少女のものである。
「あ、アイさん……」(たゆん)
普段の絶壁からするとあり得ない擬音を立ててアイを気遣っている……断じて言うが、自分が大きくなったからと煽っているわけではない……のは、アイの絶壁的意味でも親友であったはずの菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)だった。
自分は確かに、生涯初の巨乳体験を堪能しているが、薄い胸……ではなく固い絆で結ばれた親友がこれでは、喜びに舞い踊るわけにはいかない。たとえ今の自分の胸が想い人の好みのサイズだとしてもだ。
「と、とりあえず落ち着くのよ……?」(たゆん)
同じく普段ではありえない擬音を立てて近付いてきた……こちらも煽っているわけではないと補足はしておく……白銀・ゆのか(恋華荘の若女将・f01487)は、アイの肩に優しく手を置いて慰めていた。憐れんでいるわけでは決してないので念のため。
ちなみにゆのかは、急激に膨れた胸のせいか、動きのバランスを崩していて、どことなくふらふらとしていたりする。
「うぅぅぅ……やっぱりもっと御利益をー!?」
あまりにも慰められるのが悲しくて、アイは再び暴走して親友たちの胸を揉もうとするわけだが、……さすがにアイも、傍で真っ赤になってへたり込んでいる始・月夜(月式疑造神器行使型人造桜精・f22688)の姿を見ると手が止まる。
「うう……アイさん……」
真っ赤になってうるんだ目でアイを見つめる月夜。別に恨みの視線ではないのだが……先程やらかしたことがことなので、アイもさすがに罪悪感を覚えてしまうのだ。なにせ、先のマッサージの仕返しという名目のあった理緒やゆのかにはいいとしても、月夜にはほとんどただの巻き添えで一方的に反撃……というか攻撃をしてしまったのだから。
(「さっきのアイさんがかなりすごくて……かなり身体が熱くなってる……これ以上は危険かもしれない……」)
ただでさえ刺激に敏感な身体で、しかも胸が大きく膨らんでいるためになお刺激が大きいという現状、さすがにこれでやってきたコンキスタドールと戦うのはきつい。これ以上刺激されたらどうなってしまうのか……。
「……それでも、邪魔者を退場させないといけないよね……!」
大騒ぎの3人と違い、月夜はちゃんとコンキスタドールの人魚ポンチちゃんが出現したことを認識している。
だから、コンディションが悪くても、戦う気力は満タンなのだ。
そんな4人の様子を、元から胸が大きいためにあまりにゅうにゅうフルーツを食べていなかった2人の仲間が見つめていた。
「何というか……滅茶苦茶ですね。私とサエさんは少ししか食べてないので動きにそこまで支障はありませんが……」
と言っているのは、これ以上胸が膨れても困る元から巨大なバストの持ち主の東雲・蓮華(捨て巫女・f01109)だ。
「これ、張り切った人たちまずくない? ……頑張るしかないかなぁ」
後から来た月夜に恋華荘組最年少の座は譲ったものの、それでも年少組ながらやはり大きなバストの持ち主のサエ・キルフィバオム(突撃!社会の裏事情特派員・f01091)は、調子の良くなさそうな4人を一瞥すると、自分たちで何とかしなければと、近づいてくる人魚ポンチちゃんに視線を向けた。
「そういえば、あの鳥人魚聞き捨てならない事言ってましたね……フルーツ全部頂く? 許しません」
この島のフルーツを守るため、蓮華は静かに怒りを燃やして、どこから持ち出したのか鉄骨を手に身構えていた。……メガリスのことはどうでもよさそうではあるが。
さて、話は変わるが。
そんな恋華荘組から少し離れた場所にて、1人の少女が葛藤していた。
「ここまで食べずにいたけど我慢できない……食べる、今度こそ食べるよ!」
ここまで機会を逸していたものの、何とか1つにゅうにゅうフルーツの実を確保していた月詠・愛珠(月に魅入られる翠の狐娘・f06905)である。
ここまで友達に頼まれたからとか言い訳じみたことを言って自分じゃないと誤魔化してきり、食べた人の騒動に巻き込まれたりして機会を失っていたものの、言うまでもなく自分の平坦の胸を見れば食べたいのは確定的に明らかで。
だからついに食べる決心をして、にゅうにゅうフルーツの乳房によく似た実を口につけようと……したところでその事件は起きてしまった。
「こんなメガリス、灼き尽くしてあげますっ!」
胸の膨らみが得られなかった代わりに、周りの哀れみだけを受けてしまったアイは、だからと言ってこれ以上は、ご利益と称して周りの友人たちの胸を揉むわけにもいかないという葛藤の中でついに切れてしまった。
その結果、八つ当たりの矛先を、フルーツの木の根に融合するように埋まっている金属製のブラジャー……すなわちメガリスへと向けてしまう。
いつものように【チューリングの神託機械】で電脳空間の万能コンピュータに接続したアイは、そのまま向上した情報処理能力を持って重力を歪めてレンズを作り出す。顕現した【アインシュタイン・レンズ】が光を集め、そして熱戦が放たれた。放たれてしまった。
ぼぅんっ!
先ほどまで掘りだせないかと仲間たちが四苦八苦していたメガリスは、結局まだ撮りだすことができずにそのままそこにあり、コンキスタドール人魚ポンチちゃんの出現によっていったん棚上げされていたのだが……重力レンズが集めた光が、木の根を一気に燃え上がらせ、そしてメガリスさえも溶けよとばかりに熱していく。
「アイさん!? 全力すぎー!?」
「なにしてるのーーっ?!」
この暴挙にはさすがに理緒も月夜も大慌てなのだが、やらかしてしまったアイだけは、非常にすっきりした笑顔を見せるのだった。
「ふう。八つ当たり完了ですっ」
「八つ当たりにもほどがあるのよーーぅ?!」
にゅうにゅうフルーツの木にまで延焼して燃え始めたのを見て、頭を抱えるゆのかだった。
「あっ、アイさんが、私のブラ燃やしてますね。なんででしょう?」
「えっ?! いや、そりゃあのメガリスブラ、蓮華さんサイズだったけど……?」
もちろんこんな騒ぎ、他の面々が気付かないわけもない。
蓮華の感想は、先程自分のブラをメガリスの横において大きさを確認したままになっていたことによるもので、実際置かれていた蓮華のブラは一瞬のうちに蒸発してこの世から焼失している。もちろんサエは、そんな蓮華の私物のことではなく、メガリスブラのことを心配していっているわけで。話は微妙にかみ合っていない。
そしてメガリスを憂いているのは人魚ポンチちゃんもだったりする。
「なんてこと~~~なんてこと~~~?!]
ずざざざざざ……とその巨体に似合わぬ勢いで滑ってくるように、人魚ポンチちゃんは、一目散にアイの暴挙によって燃えている樹の元へと移動していく。
その際に、消火のためか、大量のヌギヌギン液の雨を降らせながら。
ところが、土煙を上げるほどの勢いで突き進む人魚ポンチちゃんの高速移動は、さらに別の被害をももたらしてしまったのだ。
というわけでようやく話が戻ってきたが、愛珠の遭遇した事件というのがこれである。アイの暴挙のことではなく、人魚ポンチちゃんの高速移動に巻き込まれての交通事故ということなのだ。
人魚ポンチちゃんに吹き飛ばされてしまった愛珠は、手にしていたたったひとつのにゅうにゅうフルーツの実を落としてしまい……落ちた乳房(にゅうにゅうフルーツの実)は無残にも、地面にたたきつけられたことで一気に中の水分がはじけ飛び、しわしわの垂れ乳になってしまった。
「あー!? ボクのおっぱいが!!」
さすがにこの状態では、最早食べることは叶わないだろう。
「絶対に……絶対に許してやるものか……!」
ヌギヌギン液の雨を頭から浴びたことによる脱ぎたくなる衝動も、今の愛珠には関係ない。まったく無意識のうちに上着を脱ぎ、更には結局膨らむことのなかった胸を晒しながらも、愛珠は人魚ポンチちゃんに怒気をぶつけるのだった。
「ボクのおっぱいの仇!」
あまりの愛珠の怒気に、思わず人魚ポンチちゃんもついつい急ブレーキをかけて止まってしまう。
「無いものの仇とか虚しい事をいわれてもぉ~~~?」
……いや確かに、愛珠におっぱいの膨らみはないんだけどさ。
「……無いものの仇討ちって虚しくないか、だって?
あるんだよ! 未来は! あるんだよ!?」
血の涙を流しそうな、愛珠の魂の叫びである……。
さて、愛珠と人魚ポンチちゃんが対峙している間にも、ヌギヌギン液の雨は恋華荘の面々に降り注いでいた。
「って、なんですかっ? この雨はっ!?」
「なんかあの美味しそうなやつ、どっかでみたダメ液降らせてない!?」
アイや理緒が悲鳴を上げるが、悲鳴を上げたところで雨が止むわけでもない。
神託機械の代償で呪いへの耐性が落ちていたアイは、抵抗することもできずに服に手をかけていく。
「やっ、身体が勝手にっ……」
あっという間に上着を脱ぎ捨ててしまい、さらに下着姿になってもまだ止まらず、あっさりとブラを外すと、最後にはショーツもするりと脱ぎ棄ててしまい全裸になってしまうのだった。
他の面々は一応抵抗はしようとしていた。
だが……。
「あわわ、胸が重くてバランスがっ?!」
慌てて避けようとしても、普段と違う慣れない身体ではそうもいかず、理緒は転んでしまった。
「胸が、揺れて……動きにくいっ……」
月夜も大きくなった胸と敏感になった刺激に耐えきれずへたり込んでしまう。
そうなると当然2人とも、ヌギヌギン液の雨を頭から浴びてしまうので。
「脱がずにはいられなくなってしまう……っ」
「も、もうっ、見られてもいい人しかいないし!」
2人ともアイと同様に下着では治まらずに、ショーツまで脱ぎ棄てて全裸になってしまうのだった。
さらに、地肌に直接ヌギヌギン液のシャワーを浴びることで、身体もいろいろ刺激され、そのまま腰砕けたようにへたり込んでしまう。
ちなみに、その際も2人の大きくなっていた胸が揺れているため、1人アイだけは余計な精神ダメージを追加で喰らってがっくりとうなだれてしまうのだった。
「ううう……どうして私だけ……」
そんなアイを哀れんだのか、理緒が声をかけた。
「アイさん……もっかい吸ってもよかですか!?」
「なんでですかー?!」
彼女らに比べればまだゆのかは抵抗できていた。
雨の中、(愛珠のせいで)動きを止めていた人魚ポンチちゃんを睨みつけると、薙刀を言構えて攻撃に移ろうとする。
「コンキスタドールっ!
もう少し胸の事に浸っていたかったけど……メガリスもフルーツも、奪わせはしません!」
雨の中精神汚染に耐えながら、【乱気閃】で切り結ぼうとするのだが……。
「あ、あれ……きゃん!?」
胸が大きくなったことによる体のバランスの変化についていけなかったことでふらついてしまい、人魚ポンチちゃんにたどり着く前にぶうんっと大きく空振りをして、空振りで巻き起こった風が、自分と……さらには【羅刹旋風】の為に鉄骨を振りまわしていた蓮華をも巻き込んで、風が巻き起こした鎌鼬が2人の服を切り刻んでいく。
「ふ、服が……きゃー!?」
着物が色々と千切れ飛んでぼろ布同然になってしまったゆのかは、それでもヌギヌギン液の精神汚染に抵抗して、こぼれそうになる胸を抑えたまましゃがみこんでしまった。
「こ、こんな状態じゃマトモに戦えませ……んっ! ふぁ……っ!?」
胸を隠すために抑え込んだ手が、油断すると布切れと化した服を剥がして裸になろうとしてしまい、更には敏感になった胸や肌にヌギヌギン液の雨が当たるごとに刺激が与えられてしまい、ついつい変な声がこぼれてしまうゆのかである。
それに比べると、巻き込まれた蓮華は堂々としたものだった。
「ヌギヌギン液の雨を降らせて怯むとでも?」
どうせゆのかの巻き添えで切り刻まれた服だ。全く気にせずビリビリと力任せに破り捨てて、その豊かな胸を堂々と曝け出していく。精神汚染のせいか、身体に纏わりつく布切れが鬱陶しいのか、人魚ポンチちゃんの元へと移動するまでの間に、すっかりとショーツ1枚の姿になってしまった蓮華は、ぶん回した鉄骨で人魚ポンチちゃんに殴りかかっていくのだった。
ちなみにもう1人のサエはというと……その姿はどこにもなかった。
ただ、サエの着ていた服が、下着まで含めてその場に落ちているだけだった。
「焼き尽くす……絶対、絶対に焼き尽くす……!」
愛珠は、【フォックスファイア】の狐火を大量に召喚し、次々と人魚ポンチちゃんへと放っていっていた。
「ちょっと~~~~果物が焼けちゃうわ~~~~」
人魚ポンチちゃんの身体の乗っていたフルーツの切り身が次々と焦げていき、ゼリー状のボディも焼け焦げていく。
さらに援護するように追加の熱戦が人魚ポンチちゃんを焦がす。
「今度は~~なに~~?!」
その原因は、2枚のレンズが織りなす光。
その正体は……!
「アイさんの怒りと悲しみの!」
「違います! 愛と怒りと悲しみの!です。決め台詞打ち合わせたじゃないですかっ」
「あっ、そうだったー。てへっ」
漫才コンビではなく親友コンビ、理緒の【Nimrud lens】とアイの【アインシュタイン・レンズ】がそれぞれに集めた収束光による熱線だ。
「「とにかく!愛と怒りと悲しみのダブルシャイニングレーザーだよっ!」ですっ!」
「焦げるぅ~~! こげちゃうぅ~~~っ?!」
ビシッと今度こそ一緒に決め台詞&ポーズを決めた親友コンビの方をもう見る余裕もなく、身体に燃え移った炎を消そうとのたうち回る人魚ポンチちゃん。
どごんっ!
そこに、蓮華の振りまわした鉄骨が、轟音を立てて地面にめり込んだ。
「あ~~、あぶないじゃないの~~~~?!」
「ちっ。はずしましたか。……まぁいいです。何度でも叩くまでです」
果物独り占め発言に心底怒っているらしい蓮華は、露になっている胸を隠そうともせず、ブルンブルン揺らしながら鉄骨を振りまわし、て人魚ポンチちゃんに襲い掛かる。
さらに蓮華の攻撃を支援するかのように、周りから剣と刃が飛んでくる。
「あぶない雨が降り続けて、身体の刺激が限界になる前に、急がないと……!」
飛んできた剣の正体は月夜が【霊力転換機構「循環スル欲望」】によって、先程から敏感な身体に与えられた刺激の熱を力へと変換された霊力が注ぎ込まれた神器『巡ル月ノ光陰』の刃だ。
「変な声でちゃう、けどっ……これくらいはするのよぅ……んんっっ」
そこに結局裸になってしまったゆのかが振り回した薙刀からの真空鎌鼬の刃も加わり、複数の健と刃が次々と人魚ポンチちゃんを追い込むように、人魚ポンチちゃんをかすめて地面に突き刺さっていく。
「あぶないわ~~あぶないわ~~~~」
「ど~こに目を付けてるのかなッ!」
逃げ惑う人魚ポンチちゃんの目の前に突然サエが現れ、人魚ポンチちゃんを蹴りつけた。
裸で。
サエはヌギヌギン液の雨が降ってきたとき……。
(「これはいつかのアレと同じかな。だったら、こうだ!」)
その正体に気付くと同時に一瞬で自ら全ての衣服を脱ぎ捨てて精神汚染を回避すると、【暗影舞踏】を使って影に潜り、身を潜めてチャンスをうかがっていたのだ。
そしてここでチャンスと見て姿を現し、不意打ちからの蹴りをお見舞いしたのだ。
「いたいわ~~~いたいわ~~~~~」
「やっぱり道具無しだと威力不足かな。……やりたくなかったけど、最後の手段、使うかぁ……」
だが、サエのウェイトが軽かったためか、その蹴りの威力は期待したほどではなかった。
なのでサエは最終手段として、1つだけ隠し持っていた最後のにゅうにゅうフルーツの実を齧る。
そしてそのままジャンプ。
空中で急に胸が大きくなることで重量を増したサエの、その体重を乗せて破壊力を増した跳び蹴りが人魚ポンチちゃんに炸裂した。
「あわわ~~~」
がしっ。
「捕まえました。私から食べ物奪おうなんて2000年早いです」
そして吹き飛ばされた人魚ポンチちゃんの首根っこを掴んだ蓮華は、全力で人魚ポンチちゃんを宙に浮かせ。
「吹き飛びなさい」
鉄骨で思いっきり殴り飛ばしホームランにするのだった。
「ふぅ……これでようやくにゅうにゅうフルーツがゆっくり食べられる……これでボクも念願の巨乳に……っ」
人魚ポンチちゃんが吹き飛ばされた後、ようやく愛珠は落ち着いてにゅうにゅうフルーツを食べようと、実を採ろうと樹の元へとやってくるのだが……。
「……無い!? あれ、ボクの分は!?」
既にそこには実は一つも残っていなかった。
「あ、さっき樹が燃えたから……しかもメガリスも外れてるから、もう……」
アイの暴走により樹は燃えてしまい、そしてその余波で根に融合していたメガリスも外れたので、もうこの樹がにゅうにゅうフルーツの実をつけることはないだろう。
「……そうだよね、これで良いんだよね。あはは……はぁ」
がっくりと肩を落とす愛珠である。
「……これから育つもん、悔しくなんか無いんだからね?」
「ええ、私たちはきっとこれから育つんですっ」
そして、一時の夢を見る事も出来なかった2人、愛珠とアイは、未来を夢見つつ一筋の涙を流すのだった……。
大成功
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稲荷・こん子
(アドリブ、絡み歓迎)
こん子は元気でアホな子
同行者:るこるさん(f10980)《憧れ》
・行動
「あのコンキスタドール、美味しそうなのです」(じゅるり)
大きいのは嬉しいのです
嬉しいけど、この体型(立てないサイズ)だと戦闘のお荷物なのです!(転がり)
あと、大きくて服が大変なことになってるです!
ヌギヌギン液は回避出来ないと思うので、抵抗なく浴びてしまうのです…
「わぷっ!な、なんか変な感じなのです…」
脱ぎたくても今の体型だと手が届かず脱げないので、るこるさんと脱がし合いするのです
正気に戻ったら狐火で攻撃
「恥ずかしいのです!許さないのです!」
・可能なら
メガリスブラを着けて何か起きないかと試したい
夢ヶ枝・るこる
■方針
・同行者:稲荷さん(f06041)
・アド/絡◎
■行動
何ともインパクトの強い方ですねぇ。
今の体型的に、あまりに浴びる範囲が多い以上『ヌギヌギン液』を防ぐのは無理ですねぇ。
体質上「上」はよくこうなりますからすぐ脱げる様にしていますが、「下」の方が大変ですぅ。
少々恥ずかしいですが、稲荷さんと脱がし合うのが良いですかねぇ?
何とか準備が出来ましたら【白翼衣】を使いましょうかぁ。
先程までいただいた果実類のカロリーに加え、強化量に『豊満さ』が関連しておりますから、この状態ならかなりの強化が可能ですぅ。
元々手に持たない『F●S』が使えれば其方、無理なら『胸の質量』を生かした破壊力重視の肉弾戦、ですねぇ。
佐伯・晶
最悪の状況だね
酷い事になる前に倒したいよ
動きながら射撃してると
胸が揺れて動きにくい
というか痛い
巨乳ってこんなにきつかったのか
ヌギヌギン液に抗ってるけど
胸が揺れるたびに腰が砕けそう
端から見ればお色気シーンだろうけど
戦闘的には本当にきつい
上下に大きく揺れるとベアトップのドレスで抑えきれない
ポロリもあるよを自分でやる事になるとはね
使い魔が胸にしがみ付いてくれたから
ぎりぎりセーフだったよ
けどもう無理
ドレスを脱いで水着みたいなデザインに創り直そう
見た目はフリルのついた黒ビキニかな
液のせいで布面積を減らしたくなるのが怖いね
そしたら邪神の施しで自分を彫像に変えて戦うよ
石になれば揺れて邪魔になる事はないからね
ミヤコ・グリードマン
◎❤❤
アレがコンキスタ?どっかのゆるキャラじゃなくて?
まぁいいわ、フルーツもメガリスも渡さないよー
んぅ?ナニこの雨……なんか…ヌルヌルする…?
なんだろー……脱がなきゃいけない気がする……
(帽子、コート、ブーツ、スカート、胸の収まらなくなったレオータードを脱ぎ去って)
あっは……んんっ、揺れるだけでも、きもちいーんだけど♪
やっばぁ…ちょっと食べすぎたかなぁ。敏感過ぎて狙いが定まんないかも
ま、数撃ちゃ当たるってことで、いっけー♪
(なんかあるはずのない反動でばるんばるん胸を揺らしてUC乱射)
笹乃葉・きなこ
POW/◎♀♀
ケモノ状態になっておこう、これならヌギヌギン液も大丈夫だべぇ
ケモセーフだからなぁ~♪
ヌギヌギンの液を食らったらおもっきり脱ぐべ躊躇なくなぁ
だって脱ぎたくなるだけなんだろ?脱げばいいんじゃーん
あとはコイツ食えるの?多様なフルーツ生えてるよなぁ
ならこいつからフルーツを怪力と部位破壊を使ってはぎ取って、その果「肉」を食らいながらボコボコにしてやろう
人魚ポンチからの物理攻撃は野生の勘、ジャンプで避ける
ボディがプルプルしてそうだから、攻撃は鎧無視攻撃、鎧砕きで攻撃を通るようにするべ。
え?なぐるな?そのぷるぷるボデェは飾りだべかぁ?
たっぷりオラが可愛がってあげるからな♥
●巨乳最後の戦い
「アレがコンキスタドール? どっかのゆるキャラじゃなくて?」
鉄骨に吹っ飛ばされて、近くにぼよんっと墜落してきた人魚ポンチちゃんを見て、爆乳となっているミヤコ・グリードマン(海賊王女・f06677)は、呆れたように呟いた。
「最悪の状況……かなと思ったけど。まぁ、酷い事になる前に倒さないといけないのは変わらないか」
先ほどまで巨乳化した自分の身体に不自由を感じて、この状態でコンキスタドール戦はきついかと思っていた佐伯・晶(邪神(仮)・f19507)だが、まぁその現れたコンキスタドールが大きくダメージを受けて吹っ飛ばされて目の前にやってきたという状況なら、少しは気も楽になる。
「あいたたた~~~~も~~~ひどいじゃないのぉ~~~」
ぷるぷるとゼリー状のボディを揺らして人魚ポンチちゃんが立ち上がる。
ぷるぷると揺れるたびに、まだその身体の上に乗っていたフルーツの切り身も瑞々しさを取り戻していき……いや待て、さっきまで焼かれていなかったかそれ?
げに不思議はオブリビオンの身体なり。
「あのコンキスタドール、美味しそうなのです」
じゅるりと涎を垂らす音を響かせて、稲荷・こん子(七変化妖狐・f06041)はそんな人魚ポンチちゃんを見つめていた。自分の身長以上の胸囲サイズになってしまったこん子なので、まるで動けずころころと転がっているような態勢だったが、獲物を見るような目は実に鋭い。かもしれない。
「何ともインパクトの強い方ですねぇ……食べれるんでしょうかぁ?」
そんなこん子の隣には、憧れのお姉さん的な立ち位置である夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)が、規格外サイズの胸を持て余して立ち上がれないまま佇んでいた。
「んも~~~こ~~~なったら、もっと雨降らせてあげるわぁ~~~」
そんな面々に対し、人魚ポンチちゃんは、さらに追加でヌギヌギン液の雨を降らせていった。
その結果、全員脱衣の衝動が襲ってきているのだが……。
「ケモノ状態になっておこう、これならヌギヌギン液も大丈夫だべぇ。ケモセーフだからなぁ~♪」
もふもふな毛皮状態に変身した笹乃葉・きなこ(キマイラの戦巫女・f03265)は、全く躊躇いもせずに服をぽいぽい脱いでいくのだった。きなこも一応にゅうにゅうフルーツを少しは食べているので、もともと大きな胸が一回りさらに大きくはなっているのだが、それも全て毛皮に覆われているため特に問題はない、らしい。
「だって脱ぎたくなるだけなんだろ? 脱げばいいんじゃーん」
「あは……この雨、ヌルヌルする……なんだか脱がなきゃいけない気がする……」
そしてきなこがぽいぽいと脱いで自然に帰ったことが伝染したのか、ミヤコも、帽子を置き、コートを豪快に脱ぎ捨てて、スカートのホックを外し、そして最後には胸の収まらなくなったレオタードをすぽーんと脱ぎ去ってしまった。
「ああ、開放感……」
そのまま全て曝け出した格好で思いっきり伸びをする。
そうなると、爆乳サイズに育っていた胸がフルフルッと揺れてミヤコに刺激を与えてくる。
「あっは……んんっ、揺れるだけでも、きもちいーんだけど♪」
開放感に浸り全裸のまま全身で雨を浴びているミヤコである。
そしてもちろん、こん子とるこるのコンビにも雨は降り注ぐ。
「わぷっ! な、なんか変な感じなのです……」
「この雨防ぐのは無理そうですねぇ……脱ぎたくなってきましたけどぉ……」
脱ぎたい衝動が襲って来たものの、こん子もるこるも、動きに困るほどに胸が大きくなりすぎてしまっているため、上はまだしも、胸が邪魔で下がうまく脱げそうにない。
「大きいのは嬉しいですけど、こんな動けない状態だとお荷物になってしまうのです。あと、大きくて服が大変なことになってるです!」
ただでさえ動きにくい状態で破裂しそうなくらいパンパンな服を脱ぐのは至難の業だ。だけど脱ぎたくて仕方ない。
「これはぁ……お互い脱がしあうのがいいかもですねぇ……」
もともと胸の大きかったるこるは、その体質ゆえか、上はすぐ脱げるようにしてあった。なので今はもう豊満すぎて超レベルな胸を晒している。
「……それいいですね。るこるさんと脱がし合いするのです」
るこるの言葉にこん子も賛同して、そして2人は互いに上下を逆にして寝っ転がった。さすがに立ってしゃがみながらやるというのは、今の体型的にいろいろきついので、寝っ転がったままできる方法として考えたのだ。69的な恰好を。
「それじゃ、脱がしますねぇ」
「私もしちゃいますです、るこるさん」
2人はそのまま互いのボトムを脱がしあい、そしてショーツにも手をかけた。
しゅるりと音を立てて同時に脱がされていく2人のショーツ、そしてそれを脱がしているが故に正面から見ることになった2人。
「なんだか、変な気分になってきたのです……」
「これはぁ……予想以上に恥ずかしいですねぇ……」
かくして2人とも、寝転がって真っ赤になったまま、全て脱ぎ捨てていくことになった。
「くそっ……二重の意味で動きにくい……」
そんな中、晶だけはヌギヌギン液の雨に抵抗して服を着たまま、携帯しているガトリングガンで人魚ポンチちゃんへの攻撃を続けていた。他の面々が脱いでいる間、晶は1人で立ち向かっていたのだ。
だが。
「抵抗するだけ~~きつくなるわよぉ~~?」
「くっ……巨乳ってこんなにきつかったのか……」
ただでさえ抵抗していることによる精神負荷で動きも鈍っているのに、動くたびに胸が揺れて痛いのだ。胸が揺れるたびに腰が砕けそうになり、顔は真っ赤になるわ、汗と吐息が止まらないわ、おかげでそんな今の姿は傍から見ると色っぽく見えたりするわと散々である。
その状態で人魚ポンチちゃんのソーダ水攻撃に晒されているのだからたまったものではない。
さらに言えば、今来ているのがベアトップなどレスのため、あまり激しく動いて胸が揺れると、それだけで大きく空いた胸元からポロリ事故になってしまう。今のところは使い魔がしがみついているのでこぼれても何とかなっているが。
「くそぅ……このままじゃ……」
このまま晶1人だったら、屈していたかもしれない。
だが、既に脱ぎ去って精神汚染からも解放された仲間たちが、晶のこの窮地を救ってくれた。
「おめぇのそのフルーツ、食えるだか? 食えるだべな?」
突然飛び掛かってきた獣、きなこが、人魚ポンチちゃんの身体に乗っているフルーツの切り身を剥ぎ取ったからだ。
「いや~~~~、なにするのぉ~~~?」
「これもおめぇの身体の肉みたいなものだべ?」
そういってにやりと笑うと、きなこはためらいもなく奪い去ったフルーツの切れ端を口に入れる。
「かえしなさいよぉ~~~~?!」
フルーツを奪われた人魚ポンチちゃんは激高して、ギガ盛フルーツを生みだしたりソーダ水を溢れさせたりしつつきなこに襲い掛かってくるが、その動きを止めるようにサイキックエナジーの弾丸が、雨あられと降り注いできた。
「やっばぁ……ちょっと食べすぎたかなぁ。敏感過ぎて狙いが定まんないかも……ま、数撃ちゃ当たるってことで、いっけー♪」
ミヤコである。【サイコバレット=ファランクス】を撃ってきなこの援護をしているのだが、撃つ反動で胸がばるんばるんと揺れ、そして胸が揺れるたびに身体も引っ張られて手振れを起こし、結果的に乱射になってしまっていた。きなこに当たらないのは奇跡的だ。
「あぶない~~あぶないわぁ~~~~」
人魚ポンチちゃんのゼリー状の身体が何度も討たれて凹み穴が開いていく。
さらに、追い打ちのように狐火が襲い掛かってきた。
「恥ずかしいのです! 許さないのです!」
るこるとの脱がしあいの末に全裸になったところで正気に返ったこん子の【フォックスファイア】だ。隠しきれないほど大きな胸を何とか抱えるようにして座り込んだまま、呼び出した狐火だけを次々と送り込んできている。
「こげちゃうわ~~~もえちゃうわ~~~~」
「あーー、もう無理!」
きなこ、ミヤコ、こん子の援護で何とか一息のつけた晶だが、もうこれ以上抵抗して消耗はしたくないと自らのドレスを作り直すことにした。そもそもユーベルコードで生み出したドレスだ、別の形にだってなる。
「……液のせいで布面積を減らしたくなるのがなぁ……」
そしてその結果、黒のマイクロ……とまではいかなくともかなり布地の小さなビキニ姿になった晶である。
さらに晶は、巨乳が揺れて辛いのも何とかしようと、【邪神の施し】によって自らを動く彫像に変化させた。石ならば揺れないからだ。
「よし、そろそろ決着つけてやる」
晶は再び戦闘域へと戻っていった。
「そんななぐっちゃ~~いや~~~」
「あん? なぐるな? そのぷるぷるボデェは飾りだべかぁ?」
ミヤコの乱射とこん子の狐火の援護を受けつつ、きなこは、人魚ポンチちゃんのフルーツを食べたことによって発動した【フードファイト・ワイルドモード】の強化もあり、存分に殴りかかって人魚ポンチちゃんを追い詰めていた。
「たっぷりオラが可愛がってあげるからな♥」
「いやぁ~~~~?!」
思いっきり殴られて、ぶよんぶよんと震えながら吹っ飛ばされる人魚ポンチちゃんを、やってきた動く石像の晶が受け止める。
「よし、捕まえた。こちらなら大丈夫だから、思いっきりやっちゃってよ!」
「はなして~~~はなしなさいよぉ~~~」
ジタバタともがく人魚ポンチちゃんを、石像の腕でがっちり捕まえながら、晶はきなこ……ではなく、その上空から迫る誰かに向けて言う。
「わかりましたぁ。思いっきり、いきますよぉ」
上空にいるのは、【豊乳女神の加護・白翼衣】の飛翔能力で浮かび上がっていたるこるだ。
ここまでたっぷりと果物もにゅうにゅうフルーツも食べてカロリーを蓄えていたるこるだ。さらに超巨大になった胸の加護もある。白翼衣の強化もかなりのレベルになっていた。
そして何より、膨れ上がった胸の重量は相当なものだ。
「これが今の全力ですぅ」
その重量を最大限に活かした自由落下で晶が捕まえている人魚ポンチちゃんめがけて一気に落ちてきた。
ずぅぅぅぅぅん!
フライング超乳プレス、とでも名付けるべきだろうか。
人魚ポンチちゃんに炸裂したその一撃は、この無人島での戦いを終わらせる一撃だった。
●巨乳の夢よさらば
かくして攻めてきたコンキスタドールを撃破し、メガリスブラジャーを守り切った猟兵達。
その後も、ブラジャーを付けてみたい人達での取り合い的な騒動あったのだが、それはさておこう。特筆するような事も起きなかったし、今更猟兵に特殊な効果があるわけでもない。とりあえず無事に回収できたとは言っておこう。
そして問題のにゅうにゅうフルーツだが、メガリスが回収され、そしてとある猟兵の暴走で木が焼けたことで、残念ながらもうこの奇跡の実が実ることもなく、実も全て失われてしまった。
そして胸が大きくなっていた猟兵達も、時間経過とともにその効力が薄れて、元の大きさへと戻っていく。
……せっかくの巨乳が失われていくことで絶望に嘆く猟兵もいたが、それも割愛しよう。
ともあれ、この島での事件はこれでおしまいとなったわけだ。
そして、誰が言い出したのか、この名もない無人島はいつしか、巨乳の幻の島……すなわち『乳幻島』と呼ばれるようになったそうな……。
大成功
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