RBは用法・用量を守って適切に。
●外道達の蛮行
「ヒャッハ~!リア充は女をよこせぇ!」
「いやぁー!助けてダーリン!」
「ハニーを離せ!この…」
いかにも悪党の下っ端といった風情の集団がアベックを取り囲むと女性を力づくで連れ去ろうとして、恋人を守ろうとした男性を集団で袋叩きにしてしまう。
「独り身は爆ぜな!」
そして一人で歩いていた男性(年齢=彼女いない歴)へと爆弾を投げつけて情け容赦なく爆破していた。
「オレたち無敵のRB団に勝てるヤツなんていねぇんだよ!ギャハハハ~!」
●いざ、RB島へ
「手が空いている方は集まってくれ。グリードオーシャンでの事件だ」
グリモア猟兵の涼風・穹(人間の探索者・f02404)からの招集に応じて集まってくる猟兵達。
グリードオーシャンとは最近発見された海の世界であり、様々な異世界から落ちてきた「島」を海賊とコンキスタドールとで奪い合っている戦乱の只中にある。
穹が予知したのもそんな島の一つである。
「俺が予知したのは『RB島』だ。どうやらUDCアースから落ちてきた島みたいだな」
その島はRB団を名乗るコンキスタドールに支配されてしまっており、島民達は理不尽な襲撃に怯えながら暮らす日々を余儀なくされている。
そしてその襲撃の基準もまた酷いもので、恋人達がいれば袋叩きにして二人のうち一人だけを連れ去っていき、また独り身の者は爆破するというものである。
また、質の悪い事に命惜しさかはたまたそういった素養があったのか一部の島民達はコンキスタドールに従い悪事に加担してしまっている。
「これから現地へ送るけど、まずはコンキスタドールに従っている島民が他の島民達を襲撃しているのをどうにかして鎮圧してくれ」
必要そうなものは用意してある、と穹が示す方へと目を向けると爆弾(非殺傷性の安全仕様)や怪しげなサバト服、釘バットや100tと書かれたハンマー、投網やトリモチ等々、何に使うのかよく分からないものが置かれていた。
勿論使うか使わないかは自由である。
なお、コンキスタドール達の名乗る自称及び島の名前でもある『RB』とは何を表しているのか、また双方が同じ意味で使っているのかは不明である。
何故か分かる方がいるとしても不明といったら不明なのである。
「今回は俺も加勢する。RB団を僭称するような方々はこの俺が…」
「「「それは駄目!!」」」
グリモア猟兵であるにも関わらず戦いに加わろうと戯言を吐いた穹は、話を聞いていた猟兵達から一斉に突っ込み(物理)を受けてボロ雑巾のようにされた挙句に簀巻きにされ吊るされて物理的に馬鹿な真似が出来ないようにされると、漸く観念したのか猟兵達を現地へと送り出すのであった…。
暁
どうも、暁です。
六本目のシナリオをお届けします。
ネタ依頼です。
シリアスにやってもネタ時空に放り込まれたり、プレイングを斜め下に解釈して唐突に暴走したり酷い目に遭ったりするかもしれません。
また、途中参加もお気軽にどうぞ。
ただ、都合や執筆能力超過等の問題によりプレイング全員採用は難しいかもしれません。
どうしても状況により流してしまう場合はありますので予めご了承頂ければ助かります。
それでは、素敵なプレイングを楽しみにお待ちしております。
第1章 冒険
『街角大乱闘』
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POW : 真正面から乱闘に飛び込み、次々に相手をぶっ飛ばす
SPD : 素早く相手の急所を突き、戦闘不能に追い込む
WIZ : 簡潔かつわかりやすい言葉で、乱闘を止めるように説得する
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『冒険』のルール
「POW・SPD・WIZ」の能力値別に書かれた「この章でできる行動の例」を参考にしつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
地籠・凌牙
【乱入アドリブ連携諸々歓迎】
RB……もしかしなくても正式名称が――いや、まさかな……
本当にそうだったら独り身の奴は爆破なんてされねえしな。うん。考えるのはやめとこう。
ともかく、「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ」って言葉を知らねえ不躾な奴にはしっかりとそれを教えてやらねえと。
まあ実際蹴るのは馬じゃなくて俺で、しかも蹴るんじゃなくてぶん殴るんだがな?
UCを使用する。
正面からカチ込むにしても被害者から引き剥がすのは大事だからな。
【ドラゴンオーラ】をRB団にぶつけて【オーラの鎖】で繋げて引き寄せる。そして用意してもらったこの100tハンマーを鳩尾に叩き込んでやるぜ!片っ端からな!
高柳・零
POW
ええ!涼風さんは来ないんですか?正しいRBを教えるには一番の適任なんですが…。というか、この島本当にUDCアースから来たんですか?武蔵さ…別の世界から落ちて来たんじゃ…。
「また、性懲りも無く…。義勇軍の苦労も考えて欲しいものです」
暴れる島民を見た途端、零の意識は無くなり画面には三つ編みおさげの眼鏡っ娘が映ります。何故か右手には手作りブラックジャックが握られています。
「この子は中々便利な能力を持ってますね。使わせて頂きます」
RB団から人々を守るという想いと共にUCを発動。飛行して一気にRB団に接近して、片っ端からブラックジャックで後頭部を殴り気絶させて行きます。
絡み、アドリブ大歓迎です!
山梨・玄信
涼風殿、色々準備感謝じゃ。
じゃが、わしには必要ないぞ…自前のがあるからのう
【POWを使用】
RB団の正装、額にRBの文字が入った黒サバト服に身を包み、颯爽と登場するぞい。
先ずは完全にRBを間違ってる、独り者を襲ってる連中に物理説得じゃ。UCで邪心を払い、説得し、改心しなければ気絶させるのじゃ。
「お主らRBの意味が分かっておるのか?『リア充爆発しろ』つまり、カップルを爆破してささやかな幸福感に浸り、反動で自分も痛い目を見るのが正しいRB団じゃ。同士になり得る独り者を爆破してどうする」
改心した仲間が出来たら、共に本物のRB活動を行うぞ。
「行くぞ同士よ。リア充を爆破じゃ!」
(適当に吹っ飛ばして下さい)
ロベリア・アナスタシア
(アドリブ絡み歓迎)
…リア充を爆破する悪い子はいねぇか~?
他人を爆破するんだもの、自分が爆破されても文句言わないよね?
(行く前に何故か穹くんを見てから)
私は暴力で解決しないわ、ちょっと小細工をさせては貰うけど。
…名付けて、色香で誘惑作戦♪
(と言いながら手近のRB団一人に抱き着き)
暴力は駄目よダーリン、そんなことするより私と良い事しましょ❤
…そんな危ないのを捨てて、ね…お願い?(上目遣い)
…あ、多分えちぃ事にはならないわ。だってその前に他のRB団の
連中が勝手に仲間割れするから。さぁ皆…行きましょ♪
(『裏切者~!』『制裁だ~!』と泣きわめき自滅する
RB連中を放置して島民たちを非難させていく)
●俺も参戦したかった…
「えぇ!?涼風さんは来ないんですか?」
(強制的に)後方待機しているグリモア猟兵こそが正しいRBを教える一番の適任者だったのにと驚いているのは高柳・零(テレビウムのパラディン・f03921)である。
零は何故か今回の舞台となる『RB島』はUDCアースではなくまた別の世界から落ちてきたのではないかと疑念を持っていた。
確かに猟兵達にとって既知の世界の他にも世界は存在しており、表面的には似ていても異なる世界が存在する可能性も否定は出来ない。
そして参戦すら許されなかった同士の胸中を想いそっと黙祷するのは山梨・玄信(ドワーフの破戒僧・f06912)である。
彼もまた『RB』というものに信念を持っており、それを捻じ曲げているコンキスタドール達へと思う所があるようだ。
また、地籠・凌牙(黒き竜の報讐者・f26317)も玄信と同じようにRB団という存在に心当たりがあるらしい。
しかし凌牙の思い描くRB団であれば独り身を爆破するなど有り得ず、寧ろ独り身達こそが爆破する側である筈なのだ。
だが、まさかという思いを消し去る事は出来ず今は考えるのはやめておこうと自身を納得させていた。
そんな中、ロベリア・アナスタシア(『快楽』と『影』と『媚薬』を司る美魔嬢・f23913)だけは特にRB団に思い入れはないらしく、爆破していいのは爆破される覚悟のある者だけだと吊られているグリモア猟兵に意味ありげな視線を送るとその耳元で小さく囁いた。
「……リア充を爆破する悪い子はいねぇか~?」
そしてグリモア猟兵が用意した爆弾(非殺傷性の安全仕様)のタイマーをセットすると、その用意した張本人の足元へと仕掛けていた。
どうやらRB団員であれば参戦の有無とは無関係にやられ遺伝子は覚醒するようである。
●混沌の宴
RB島では大切な何かを致命的に間違えている(自称)RB団員達が蛮行の限りを尽くしていた。
「ヒャッハ~!リア充共は恋人を差し出しな~!オレたちがたっぷりと可愛がってやるからよぉ~」
「独り身はいねぇか~?爆破してやんぜぇ~!」
恋人達を見ればそのパートナーを奪い取り強引に自分達のものにして独り身を見れば爆破していくものの、島民達はただ耐えるしかないような状況であった。
しかし因果応報は世の常であり(自称)RB団のターンはここで強制的に終了となる。
何故なら、人道にもRB道にも悖るその所業を阻まんと遂に猟兵達がやってきたからだ。
「てめえらはどうやら「人の恋路を邪魔する奴は馬に蹴られて死んじまえ」って言葉を知らねえらしいなぁ?」
言うが早いか凌牙は恋人達を襲っていた(自称)RB団員達へとドラゴンオーラをぶつけると鎖で繋げて強引に恋人達から引き剥がした。
そして纏めて自身の方へと引き寄せると次々に100tハンマーを叩き込んでいく。
「まあ蹴るのは俺でしかもぶん殴るんだけどな?今までやってきた事の報いを受ける時がきたってこった!」
因みにグリモア猟兵が用意したハンマーには確かに100tと書かれてはいるが実際にはそこまでの重量はない。
しかし効果は抜群だった。
何故ならやられ役は悪事を働いた後は100tハンマーでお仕置きされるのがお約束だからである。
その力により(自称)RB団員達の内に眠っていたやられ遺伝子も覚醒を果たしていき、その作用もあり次々に100tハンマーの餌食になっていくのであった。
そして独り身達を爆破していく(自称)RB団員達の前に颯爽と立ちはだかったのは玄信である。
自前で用意した漆黒のサバト服、そして額に煌くRBの文字、更に全身から溢れるかのようなRBオーラを纏う玄信の姿にたじろぐ(自称)RB団員達。
「何だお前は!?怪しい奴め!オレたちを無敵のRB団だと分かってんのか!?」
「笑止!このサバト服こそがRB団の正装じゃ!お主らこそRBの意味が分かっておるのか?」
そして『リア充(R)爆発(B)しろ』即ちカップルを爆破してささやかな幸福感に浸り、そして反動で自分も痛い目を見るのが正しいRB団であり、独り身を爆破するのは違う、間違っているぞと熱く語ったのだ。
そんな玄信の言葉に感銘を受けたのかRBオーラに当てられたのかは不明だが、(自称)RB団員達は一人、また一人と崩れ落ちていく。
「そうだ…オレはただ恋人がいる連中が妬ましかっただけなのに…」
「なんで同士かもしれない独り身達を爆破しなくちゃいけないんだ…?」
悔い改めて泣き出す者までおり、そんな彼らの姿に思わず貰い泣きをする玄信。
「良いのじゃ。今まで辛かったであろう同士達よ…」
この瞬間、彼らは(自称)RB団員から真のRB団員へと覚醒を果たしたのである。
「さあ行くぞ同士よ。共にリア充を爆破じゃ!」
「「「リア充爆発しろ!!」」」
そして更に混沌の宴は続いていく。
何とロベリアが(自称)RB団員の一人へと抱き着いたのだ。
本人曰く色香で誘惑作戦だそうな。
なお、ロベリアはスタイルも良く露出度の高い際どい服装であり身体から淫気まで発していた。
「ダーリン、私と良い事しましょ❤ね…お願い?」
そんな相手から抱き着かれて押し付けられる大きな胸の柔らかな感触と共に潤んだ瞳で上目遣いに見られては堪らない。
あっさりと相好を崩して好色そうな目をロベリアへと向ける(自称)RB団員であったが、世の中そんな美味い話は無い。
周囲にいた(自称)RB団員達はいつの間にか、強い嫉妬を抱き己の胸の奥に滾る熱い何かを感じる事により真のRB団員へと覚醒を果たしていたのである。
「「「リア充爆発しろ!!」」」
そして始まるRB団の宴(爆破)の裏で、こっそりと抜け出していたロベリアは騒ぎに乗じて襲われていた島民達を避難させていくのであった。
●光あれば影あり、そして逆もまた…
コンキスタドール達によって歪められていたRBは猟兵達の活躍(?)により徐々にあるべき姿を取り戻していった。
しかしRB団がいる所には必ず彼らもいるのである。
混沌の宴が激しさを増していく中、それは遂にやってきた。
突然零が意識を失うと、その黄色いテレビ画面には三つ編みおさげの眼鏡っ娘が映りだしたのである。
そしてその手にはいつの間にか手作りブラックジャックが握られていた。
「RB団はまた性懲りも無く…。少しは義勇軍の苦労も考えて欲しいものです」
明らかに零ではない少女の声と気配に、まるで蛇に睨まれた蛙の如くたじろぐRB団員達。
それは皮肉にも真のRB団員へと覚醒を果たした事により、零の身体を介して顕現した存在こそが自分達を狩るものであると本能的に理解してしまったのである。
しかし義勇軍の苦労を考えるRB団員など存在しない。
RB団とは己の意志でリア充共と戦う事を選んだ者達であり、そこにリア充あれば爆破するだけであり義勇軍がいようがいまいがやる事は変わらないのである。
……因みにRB団員から義勇軍になったり、少ないながらも義勇軍からRB団員になる者も存在はしているので存外似た者同士というか同族嫌悪な部分もあるのかもしれないが…。
「この子は中々に便利な能力を持っていますね。使わせて頂きます」
義勇軍を名乗る謎の少女が零のユーベルコードを強制的に発動、高速飛行状態になると凄腕の暗殺者の如く次々にRB団員達の後頭部をブラックジャックでぶん殴り意識を刈り取っていくのであった。
なお、零の画面に映し出されている少女が何者かは不明である。
特徴としては貧にゅ…(ゴスッ!)
***しばらくお待ちください***
気が付くと、玄信を含めたRB団員達は全員地に伏していた。
しかしそれは必然でしかないのである。
何故ならRB団とはリア充あるところ必ず自然発生するが、何をやっても最後には必ず負けるやられ遺伝子に覚醒しているものなのだから…。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アリス・セカンドカラー
おまかせプレイング。お好きなように。
ふむ、腐敗の上に成り立つ楽園に放り込んでOSIOKIしましょ。
ベースで体外離脱(封印を解く)して、肉体を預けたまま霊体(空中浮遊/迷彩/目立たない/物を隠す)となった姿で転移。
転移先で小さな私の分身(範囲攻撃/祈り/残像/魔力溜め)を島中に放ってRB団を回収しましょ。ではでは、暫しのあいだ私の精神世界をお楽しみくださいませ♡
●一方通行
一言先に述べたい。
誰かにとっての天国とは他者にすれば地獄でしかないという事もありうるのだ。
つまりは彼女、アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)によってとある(自称)RB団員達に齎されたものは確かに彼らにとっては新しい世界を開き幸せを得たのかもしれないが、他の者にとってはまた違った感想を抱いたのではないかという事である。
RB島においてコンキスタドールの軍門に下り歪んだRB活動を行っていた(自称)RB団員達に対し、真のRBとは何かを教え込むべく動いた猟兵達もいたがアリスは違っていた。
どうやらRBには興味は無いらしく蛮行を働いていた彼らをOSIOKIする事にしたのである。
それ自体は何ら問題は無いのだが、その方法が特殊であった。
まずアリス自身は他の猟兵達が飛び出していく中、グリモア猟兵が(簀巻きにされ吊るされて)後方待機している場所から動こうとしなかったのだ。
そして動けないグリモア猟兵を色々と弄り始めて一頻り楽しんだ後に漸く動き出したのである。
もっとも、アリス自身は幽体離脱をして動き出したので身体は意識の無い状態でその場に残った為、傍目には遊び疲れて眠ってしまったようにしか見えなかったのだが…。
そして次の瞬間にはアリスの霊体は無数に分かれると暴れていた(自称)RB団員達のそれぞれの背後に転移したのである。
「「「おいたの過ぎる子たちにはOSIOKIが必要ね♪」」」
驚いたのは(自称)RB団員達だろう。
いい気になって暴れていると突然背後に少女が現れ、軽く触れられる感触があった後は突然怪しげな異空間に放り出されたのである。
しかしそれはまだほんの序章に過ぎなかった。
異空間に取り込まれた(自称)RB団員達は全員筋肉質なヒャッハー達であったが徐々にその肉体がアリス好みの美少年な男の娘へと変化していったのである。
混乱する(自称)RB団員達だったが、自分達をまるで捕まえた獲物を弄ぶ猫のような表情で見下ろしているアリスの姿を認めると怒鳴りつけた。
「おぅ嬢ちゃん、こいつはどんな手品か知らねえが痛い目に遭いたいらしいなぁ?」
本人にしてみればアリスを威嚇しているつもりなのだろうが、その声は男の娘に相応しいソプラノでありまた声も震えていたためアリスの嗜虐心を刺激するだけであった。
「あら怖い♪どんな目に遭わされるのかしら?」
「へっ!今更謝っても遅いんだよ!まずは服を脱がせて痛めつけてからヒィヒィ言わせてやんぜ!」
アリスが怯えていると勘違いして調子に乗るヒャッハー(男の娘)達だったが、いつの間にか悍ましい触手に囲まれているのにいまだ気付いていない。
「へえ…こんな風に?」
そしてアリスの声と共に触手達が一斉にヒャッハー(男の娘)達を縛り上げると、触手から分泌される謎粘液が服を溶かしていったのだ。
「次は痛めつけるのかしら?大丈夫、痛いのは最初だけですぐに気持ち良くなるから…」
「おいやめろ…やめて…あひぃっ…やめないで…もっと…」
触手の巧みな鞭打ちのせいかアリスの作り出した異世界の影響か、徐々に新たな世界への扉を開いてしまっていくヒャッハー(男の娘)達。
「この後はヒィヒィ言わせれば良いの?それじゃあいい声で鳴いて頂戴…」
「…待って…これ以上はもう堪忍して…駄目、そこは…アッー!」
そして薔薇が散っていった…。
多くは語るまい。
結果から言えばヒャッハー達はアリスの作った異世界から解放されると共に全員筋肉質で男性的な肉体を取り戻した。
しかし精神の方はもう戻れない一線を軽く踏み越えて新たな世界への扉を開いてしまっており、ドMなガチムチ漢の娘集団へと変貌を遂げていた。
彼らは(自称)RB団からは足を洗い新たな愛を求めてRB島を徘徊する事になり島民達からは別の意味で恐れられる存在になるのだが…それはまた別の話…。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・【POW】使用
・アド/絡◎
■行動
何とも変わった島とコンキスタドールの方々ですねぇ?
まあ、酷いのは間違い有りませんが。
私の手持ちの武器は「殺傷力」が高過ぎますから、「100tと書かれたハンマー」をお借りしていきましょう。
【豊饒現界】で[誘惑]を強化、目立つ様にして襲撃中の場所に飛び込みますねぇ。
此方を狙ってきてくれれば[範囲攻撃][2回攻撃]を駆使して一気に叩きますぅ。
相手が怯んだら、同じく強化済みの[怪力]で近くの重量物を持ちあげてパフォーマンス、威圧して止めに入りましょう。
あ、私は恋人はおりませんよぉ?
「女神様の使徒」としてまだ修行中の身ですし、「焦るような年齢」でも有りませんので。
●100t(と書かれているだけの)ハンマー
RB島で暴れている(自称)RB団員達を止めるべく飛び出していったのは夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)である。
いかにコンキスタドールに従っているとはいえ一般市民に過ぎない彼らを必要以上に傷付けないようにとグリモア猟兵の用意した100tと書かれたハンマーを使う事にしたようだ。
恋人達を襲撃している(自称)RB団員達を見付けると、恋人達を守るように割って入り、手にしたハンマーで次々に(自称)RB団員達を昏倒させていった。
「なんだぁてめえは?見慣れない顔だが、オレたちの邪魔をするって事はさてはリア充だな?」
そんな誰何は無視しても良いような気もするが、律儀に答えるのはるこるは本質的に大人しい性格をしているからだろうか。
「あ、私は恋人はおりませんよぉ?」
「だったら独り身だな!てめえも爆破してやんぜ!」
どう答えても結局は同じらしくるこるへと迫る(自称)RB団員達であったが、そんな彼らへのるこるの感想は何とも変わった方々だというものであった。
確かに恋人がいても独り身でも襲われる、というのはおかしな理屈ではある。
或いは元々は別の襲撃基準だったものがどこかの部分が入れ替わってしまったとでもいうのだろうか?
まるで砂糖に群がる蟻のように次々に新手が襲ってくる(自称)RB団員達を片っ端からハンマーで殴って気絶させていくるこるの前に、まるで世紀末覇王のような筋肉質の大男が立ちはだかると、自らの肉体に自信があるのか『さあ打ってみろ』と言わんばかりに両手を上げて構えた。
「お嬢ちゃん、オレの鍛え抜かれた鋼の肉体の前ではそんな玩具は効かないぜぇ?」
確かにるこるの振り回しているハンマーには100tと書かれているものの、小柄な少女にしか見えないるこるが軽々と振り回しているのだから実際には軽いのではないかと考えるのも仕方が無いのかもしれないが…。
「えいっ」
可愛らしい掛け声とともに横なぎに振るわれたハンマーにより鋼の肉体がどうのと言っていた大男と近くにいた数人が巻き込まれてあっさりと薙ぎ払われたのを見て、(自称)RB団員達もその異常さに気付くのであった。
「おやおやぁ?そちらからこないならぁこちらからいきますよぅ」
そして相手が怯んだ今が好機とばかりに景気よくハンマーを振り回するこるだったが、その前にそのハンマーをよく確認して欲しい。
何とハンマーには先程無謀にもハンマーを受け止めようとした大男がいまだにしがみついたままであったのだ。
しかしるこるはまったく気付かずに大男ごと振り回すため、大男にしても迂闊に手を離せば吹き飛ばされるしかないのだからそのままハンマーにしがみついている以外の選択肢は無い。
大男の体重が加算されたハンマーの威力と、それを苦も無く振り回するこるの怪力に怯えた(自称)RB団員達は次々に降参していくのであった。
大成功
🔵🔵🔵
中村・裕美
「……リア充は……爆発させればいいのかしら?」
あまり趣旨は分かっていないが、とりあえず参加。楽しそうに暴れまわるRB団はリア充認定。【目立たない】ように動き回り、電脳魔術による【ハッキング】と【罠使い】で爆破。威力は非致傷に抑え、スタングレネードみたいに音と閃光で制圧するタイプに。
「……陰キャをいじる陽キャ共も……滅びればいいのよ」
そんな事言いながら、独り身にも攻撃を仕掛けようとするRB団を見つけたら爆破。【早業】で爆弾の設置・起動も高速で行える。
「……ところでRBって……何なのかしら?」
●リア充の定義とは
「……リア充は……爆発させればいいのかしら?」
ボソボソとたどたどしく呟きながら中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)は電脳魔法により現実空間をハッキングして(自称)RB団員達を次々に爆破していった。
どうやら裕美にとってのリア充とは『恋人がいる』ではなく『現実世界に友達がいる』となっているようだ。
RB団の活動趣旨はあまり分かっていないようだが、確かにRB団員達は目的を共有した同士とともに楽しそうに騒いでいるパリピのようなものとも解釈できるのかもしれない。
色々と被害妄想じみたネガティブ思考を拗らせた裕美にしてみればRB団員も立派なリア充となり爆破すべき対象となるようだ。
しかしそんな事とは知らずに裕美を勧誘するRB団員がいた。
ある意味本日一番の勇者であった。
「HAHAHA~。お嬢ちゃんもオレたちと一緒にリア充を爆破しようZE?」
即座に、本日一番盛大に爆破された(ぱっと見)爽やか系(っぽい)RB団員。
「……へっ。……きたねえ花火だ、ですね」
裕美にしてみれば陰キャを弄る陽キャは滅ぶべし慈悲は無い、であった。
大成功
🔵🔵🔵
第2章 集団戦
『殺戮オウムガイ』
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POW : 念動衝撃波
見えない【衝撃波】を放ち、遠距離の対象を攻撃する。遠隔地の物を掴んで動かしたり、精密に操作する事も可能。
SPD : 賢者の触手
質問と共に【無数の触手】を放ち、命中した対象が真実を言えば解除、それ以外はダメージ。簡単な質問ほど威力上昇。
WIZ : オウムガイ粘液
【粘液】が命中した対象を捕縛し、ユーベルコードを封じる。ただし、解除するまで毎秒寿命を削る。
イラスト:りょうま
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『集団戦』のルール
記載された敵が「沢山」出現します(厳密に何体いるかは、書く場合も書かない場合もあります)。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
猟兵達の活躍によりコンキスタドールの軍門に下って歪んだRB活動を行っていた(自称)RB団員達は全員解放或いは無力化された。
しかしそこへ休む暇もなく殺戮オウムガイ達がやってきたのである。
「どうやら下っ端連中がやられたようだな…」
「だが奴らは所詮RB団の中でも一番の小物…」
「へっへっへ…そこの可愛いお嬢ちゃん、パンツは何色なのかなぁ~?」
殺戮オウムガイ達はコンキスタドールであるため手加減する必要はない。
猟兵達はRB島を開放すべく次なる戦いへと挑むのであった。
なお、近辺にいる島民達や真のRB団へと覚醒を果たした者達は猟兵達には可能な範囲で協力してくれるので戦闘能力こそ低いものの適切な要請をすれば有利に戦えるかもしれない。
また、何も指示がなければ勝手に安全圏まで退避するのでその場合は戦闘に巻き込まれたりはしない。
※繰り返しになりますがこれは『ネタ依頼』です。
殺戮オウムガイ達のなかには実は雌雄同体なのか男も女もいける個体もいるかもしれません。
或いは念動力や触手や粘液を攻撃以外の用途に使用したり『賢者の触手』使用時にセクハラじみた質問をしてくるかもしれません。
真っ当な意味での戦いになるとは限りませんのでご了承ください。
アリス・セカンドカラー
おまかせプレイング。お好きなように。
「諸君!(長いので割愛)私の力を“貸してあげよう”GET A GLORY(勝利を)!」
というわけで催眠術で手っ取り早く洗脳した先程OSIOKIしたひゃはー達に、技能値730にした私の技能を貸すことでリミッター解除して限界突破した継戦能力でオウムガイと闘わせるわ。なお、この技能値なら全力魔法の呪詛で私のいつもの行いは再現出来そうね。
それはそれとして、ひゃはーに交じってオーラ防御で各種耐性高めた上でのぅゎょぅじょっょぃが発生してるのだけど?うん、魔法少女ごっこでマジで魔法再現できちゃえばそりゃはっちゃけるわよねぇ。
無垢なる幼子は時に何者よりも残酷よね。
●魔法少女爆誕
先程アリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)に調教されたヒャッハー(漢の娘)達は現在、集団で幼女に迫っていた。
それだけ聞けば即座に通報されて然るべきではあるのだが、実際には魔法少女ごっこでもしているのか可愛らしいフリフリの服を着た幼女がステッキを振るとヒャッハー(漢の娘)達は次々に倒れていく。
幼女自身は笑顔で楽しんでいるようなのだが、その幼女に叩かれたり足で踏まれたヒャッハー(漢の娘)達はやたらと息が荒く恍惚とした表情を浮かべており…お巡りさんこっちです。
そこへ殺戮オウムガイ達が現れたのだ。
当然逃げ出そうとするヒャッハー(漢の娘)達と幼女だったが、そこへ自信に満ちた表情のアリスが現れると声高に演説を始めるのであった。
「諸君!(長いので割愛)私の力を貸してあげよう。さあ、今こそ愛の力を持ってRB島に平和を取り戻す時だ!Get A Glory(勝利を)!」
怯えていたヒャッハー達(と幼女)だったが、アリスの演説を聞くにつれて徐々に落ち着きを取り戻していく。
そして演説が終わる頃には全員戦いに赴く戦士の目になっていたのである。
「「「Yes,Your Majesty!!」」」
ヒャッハー(漢の娘)達と遊んでいた(?)幼女までノリに巻き込まれたのか一緒に返事をしていた。
アリスはユーベルコードを使用して本当に力を貸しており、そこへ演説をして彼らが戦う決意をしたというのなら綺麗に纏まるのだが、決意の部分は実際には催眠術による洗脳なのであった。
それはそれとして少なくともユーベルコードの力により戦う力は得ているのでヒャッハー(漢の娘)達は殺戮オウムガイ達へと突っ込んでいくのだがそこは素人の悲しさ、あっさりと殺戮オウムガイ達の触手に捕らわれてしまう。
更に殺戮オウムガイ達にはそっちの気もあるのかヒャッハー達の服を破り触手で責めだしたのだ。
アリスの妄想世界でたっぷりと調教されて今やどこに出しても恥ずかしいドM受け系ガチムチ漢の娘へと成り下がったヒャッハー達は触手責めに悶えて快楽堕ち寸前、誰得な悍ましい光景が繰り広げられていた。
しかしまあそれは無理矢理にでも好意的解釈をするなら殺戮オウムガイ達もその場を動けない事になる訳で…。
「悪い貝さん達、今すぐお兄ちゃん達を離して!」
そこへ可愛らしい声と共に連続で飛来した光弾が殺戮オウムガイ達へと直撃すると大爆発を起こし、次々に殺戮オウムガイ達が倒されていく。
なお、捕らわれていたヒャッハー達は当然爆発に巻き込まれているのだが…妙に恍惚とした表情で倒れており命に別状はないようだ。
そして現れたのは先程の幼女だが、どうも様子がおかしい。
「島を荒らしてお兄ちゃん達をいじめる悪い貝さん達は、この魔法少女……えっと…とにかくお仕置きよ☆」
つい先程まで戦う力なんてない無力だった筈の幼女がステッキを構えて集中すると、次々に光弾が生み出されていく。
……幼女の名前?知らんがな。
実際には本名はあるにせよ本人の名誉のためにも『アリス・エクストラ』とでもしておこう。
エクストラはやたらと呪文を詠唱して攻撃魔法らしきものを乱発、次々に殺戮オウムガイ達を屠っていくのであった。
彼女には元々魔法少女ごっこに興じていた辺り魔法やらへの憧れもあったのだろうが、そこへ先程のアリスの扇動じみた催眠術を受けて完全にその気になってしまい更にユーベルコードの作用により魔法じみた能力が突然使えるようになったのだ。
最高にハイってやつだ状態になってしまうのも仕方がないというものである。
今も妙なポーズと決め台詞を放っているのだが、恐らく正気に戻って数年後には黒歴史待ったなしの事案となるであろう。
……或いは突き抜けてメガリスでも手にしてユーベルコードに覚醒したりするのかもしれないが…。
こうして魔法少女エクストラの活躍により多くの殺戮オウムガイ達が倒されたのであった。
大成功
🔵🔵🔵
地籠・凌牙
【連携アドリブ乱入諸々歓迎】
何か上の連中っぽい奴がお出ましになったがこいつら――ガチの変態共じゃねーかッ!!!!?
しかも男女おかまいなしかよセクハラは犯罪だろうが!!!!!
そんなんだからお前ら恋人ができねえんじゃねえのか!?!?
(非常に手痛いマジレス攻撃を飛ばす)
あーうん。うだうだ言っても意味ねえし言う暇ねえな……
よし、焼くか!!!!!
【指定UC】を使用する!
殺戮(どころかただの変態な気もする)オウムガイ共にセクハラされた連中の怒りを込めて紅蓮の炎をお見舞いしてやるぜ!
てめえらが!反省するまで!!!焼き尽くすのをやめないッ!!!
それでも欲望のままに動きたいってんなら踊り焼きになるがいいぜ!!
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
オウムガイ、ですかぁ?
実は貝類ではなく、蛸等と同じ頭足類ときいた記憶が有りますが、何やら嫌な予感が?
取り敢えず『F●S』3種を展開し『衝撃波』を避けつつ攻撃、と思ったのですが。
矢鱈と胸やお尻を狙って来るのは気のせいでしょうかぁ?
と言いますか、何時の間にか服や下着がずらされてますよぉ?
何か、妙に『にへっ』とした目で見られている気もしますし(ぷるぷる)。
これ以上は流石に危ない気がするので、【耀衣舞】を使用、『光の結界』で『衝撃波』を防ぎつつ『光速との突撃』を行い、順に吹き飛ばしましょう。
ところで、思い出したのですが。
オウムガイは「醤油炒め」や「肝の大蒜炒め」が美味しいとか?
●色気と食い気
「どうやら上の連中っぽい奴がお出ましになったみたいだな…」
先程まで戦っていた(自称)RB団員達とは違う、本当の意味での猟兵達が倒すべき世界の敵であるコンキスタドール、殺戮オウムガイ達の出現に気を引き締めるのは地籠・凌牙(黒き竜の報讐者・f26317)である。
「オウムガイ、ですかぁ。実は貝類ではなく蛸や烏賊と同じ頭足類だと聞いた記憶が有りますねぇ」
余裕があるとも受け取れる感想を述べる夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)ではあったが、何故か嫌な予感がしていた。
それというのも先程から自分に向けられる殺戮オウムガイ達からの視線が妙にいやらしいものに感じられるのだ。
そして遂に襲い掛かってくる殺戮オウムガイ達だったが、るこるへは三匹が向かっていったのだが何故か凌牙へは一匹しか向かってこなかった。
るこるへと向かってきた三匹の殺戮オウムガイ達のうち二匹は同時に触手を伸ばしてるこるへと襲い掛かってきた。
浮遊する砲台や盾、戦輪を周囲へ展開して迎撃するるこるであったが、なんと殺戮オウムガイ達はただ只管にるこるの豊満な胸やお尻を狙ってきたのだ。
「へっへっへ…お嬢ちゃん、いい身体してるねぇ~」
触手をワキワキと蠢かせると好色そうな表情で襲ってくる殺戮オウムガイ達に、慌てて胸やお尻を手で隠すようにするるこるであったが直ぐに違和感に気付く事になる。
なんといつの間にか下着や服が不自然にずらされており肌をあちこち露出させられていたのである。
今まで戦闘に加わらなかった一匹の殺戮オウムガイの念動力による攻撃(?)であった。
徐々に脱がされていく衣服を慌てて押さえるるこるであったが、殺戮オウムガイ達も待ってはくれない。
「この…」
羞恥に顔が真っ赤になりぷるぷる震えて睨みつけるるこるだったが、殺戮オウムガイ達は寧ろご褒美ですと言わんばかりに喜んでいた。
そして身の危険を感じたるこるが《豊乳女神の加護・耀衣舞》により光の結界を纏うのと、るこるの肌が大きく露出したのはほぼ同時だった。
殺戮オウムガイ達は期待に目を血走らせたが、光の結界の作用により謎の光が肝心な部分はしっかりと隠していた。
「なんの、紳士なら隠されているものも心の目で見えるのでござる!……おお、女体が大きく見え…」
謎の光を透視でもしようとしていたのかその場で目に集中していた殺戮オウムガイ達は光の結界を纏い突進してきたるこるに蹴散らされる事になった。
そして一匹の殺戮オウムガイと睨み合う凌牙であったが、彼はまだ相手の本性を知らなかったのだ。
「あらぁん、そんなに見つめられると…好きになっちゃったじゃないの~」
そして明らかに別の意味で襲い掛かってくる殺戮オウムガイから、いまだかつてない程に素早く距離を取った凌牙は突っ込みというか魂の叫びを声に出していた。
「ガチの変態じゃねーかッ!?男相手でもセクハラは犯罪だろうが!!」
「いいわぁ…嫌よ嫌よも好きのうち、ツンデレってやつね♥」
「んな訳ねーだろ!?そんなんだから恋人も出来ねえんじゃねえのか!?」
何を言っても自分に都合よく解釈して迫ってくる相手に、凌牙は考えるのをやめた。
「あ~うん。うだうだ言っても意味ねぇし言う暇もねぇな……」
目の前の変態を速やかに殲滅すべく100tハンマーで全力でぶん殴り、るこるに蹴散らされた殺戮オウムガイ達の所へとぶっ飛ばすと纏めて止めを刺すべく追撃を仕掛けた。
「てめえらが!反省するまで!!焼き尽くすのをやめないッ!!」
今までにセクハラされた連中と、何より悍ましい目を向けられ男として大事なものを奪われかけた俺の怒りを思い知れとばかりに《煉獄の黒き逆鱗》で紅蓮の炎を殺戮オウムガイ達へとお見舞いする凌牙。
そして辺りには香ばしい食欲をそそる美味しそうな匂いが広がっていく。
「……そういえばぁ、オウムガイは『醤油炒め』や『肝の大蒜炒め』が美味しいとか聞いた事がありますねぇ」
そんな中思わずつぶやいたるこるの一言により、何故か目を輝かせた者がいた。
先程凌牙を襲おうとしていた殺戮オウムガイが更に何かを拗らせたのか目をハートマークにしてとんでもない事を言い出したのである。
「まさか私を焼いて食べる気なの…?……私を貴方の血肉にして身も心も一つになりたいだなんて、なんて情熱的な愛……イイわ!私を食べてぇ~!」
その言葉を聞いた瞬間、周囲は炎が延焼して熱い筈なのに凌牙の背中を凄まじい悪寒が走った。
「よし、焼くか!」
何かに耐えるように座った目をして殺戮オウムガイ達を踊り焼きにすべく更に火力を上げる凌牙であった。
上手に焼けましたー。
こうして殺戮オウムガイ達はいい感じに焼かれて島民達により美味しく食べられる事となった、のだが…。
「地籠様は食べないのですかぁ?とっても美味しいですよぅ」
「……いや、俺はいい…。みんなで食べてくれ…」
るこるも美味しいと笑顔で勧めており島民達も幸せそうに食べているのだが、凌牙だけは先程の殺戮オウムガイの言葉を思い出してしまったのか青い顔をして食べるのを拒否するのであった…。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
山梨・玄信
(土下座中)………む?あのお方の気配は消えたようじゃな。
さて次は…何、RB団に下っ端など居らんぞ!
統率者は居らず、全てが同士…それがRB団じゃ。どうやら、お主らにも教育が必要なようじゃな。
【SPDを使用】
真のRB団員達には流石に下がってもらうぞ。流石に危険過ぎるからのう。
質問には正直に答えるぞい。隠すような事も無いしな。
恋愛絡みの事を聞かれたら、こう答えるのじゃ。
「RB団員は恋愛などせん。生涯独身を通した猛者を舐めるな!淫魔と結婚した裏切り者とは気合が違うわ!…ん?わしは何を言っておるんじゃ?」
普段は遠距離から行くんじゃが、今回は接近してから確実に柔らかい部分に気弾をぶち込むぞ(鎧無視攻撃)。
高柳・零
POW
おや?自分は一体何を…?
あれだけ居たRB団…の代わりにオブリビオンが居ますねえ。
では、退治しましょう。
「さあ、玄信。脱衣だ…脱がないヌギか⁈」
唐突に脱衣の国ヌギヌギランドの妖精になりますが、肝心な脱衣の国の戦士ヌギカル☆玄信が変身しないので、単独で戦います。(何を言ってるか分からないと思いますが、玄信さんのUCにそういうものがあります。というか、彼のUCの半分以上は服を脱ぐ事で発動します)
「さあ、来るといいヌギ。引きこもり生物!」
オーラ全開で全身を覆い、敵の攻撃を受け止めます。
そしてUC発動!画面には発明家ぽい眼鏡が映り、貝殻を透過して肉体に直接ダメージを与えます。
アドリブ歓迎ヌギ
●新たなるステージへ
「……おや?自分は一体何を…?」
どうやら高柳・零(テレビウムのパラディン・f03921)は画面に映っていた三つ編みおさげの眼鏡っ娘の映像が消えるとともに本来の意識を取り戻したようだ。
「……む?どうやらあのお方の気配は消えたようじゃな…」
そして零が元に戻った事により謎の圧も消えたらしく、ずっと土下座の姿勢で義勇軍を名乗る少女が巻き起こしたバイオレンスの嵐をやり過ごした山梨・玄信(ドワーフの破戒僧・f06912)もまた立ち上がった所へ殺戮オウムガイがやってきた。
「なんだぁ~、下っ端連中は全員やられちまったのかよ。ま、所詮はRB団の中でも雑魚だってこった、オレサマ貝だけに、うひゃひゃひゃひゃ!」
「お主、RB団に下っ端など居らんぞ!統率者はおらず、全てが同士…それがRB団じゃ。どうやら、お主には少しばかり厳しい教育が必要なようじゃな」
「さあ、かかってこん"かい"、この引き籠り生物!」
今は同士である倒れている方々を嘲るような態度にカチンときたのか即座に反論する玄信と合わせて零まで相手の軽口に乗って挑発すると、殺戮オウムガイは煽り耐性が低いのかむきになっていた。
「あぁん!?どうせてめぇらも寂しい独り身だろうが!既に番いになっているオレサマが羨ましいんだろう?」
流石にオウムガイの雌が羨ましいと思うものは少ないだろうが、しかしそれを差し引いてもRB団員たる玄信はぶれなかった。
「RB団員は恋愛などせん。生涯独身を通した猛者を舐めるな!淫魔と結婚した裏切者とは気合が違うわ!」
なお、玄信は現在13歳であり生涯独身だと断言するには幾ら何でも若すぎる。
そして淫魔と結婚した裏切者とは誰の事であろうか。
玄信自身も自分は何を言ったのかと腑に落ちない様子であったが、これはもしかすると先程義勇軍を名乗る少女が憑依(?)した零のように玄信ではない誰かが語ったのかもしれない。
そして何故かグリモア猟兵が待機している場所の辺りから爆発音が聞こえた。
世の中不思議な事もあるものである。
そして色々と脱線はあったものの、コンキスタドールと猟兵達との戦いが始まった。
文字数の都合で割愛するしかないのは残念ではあるが、殺戮オウムガイは強かった。
そしてこの窮地を脱するべく零が動いた。
本当に唐突に脱衣の国ヌギヌギランドの妖精になって玄信に服を脱ぐように言い出したのだ。
「さあ、玄信。今こそ脱衣だ…脱がないヌギ!?」
「すまぬ!今のわしは脱衣の国の戦士ではなくRB団なのじゃ!このサバト服を脱ぐ訳にはいかんのじゃ!」
……どうやら玄信は本当に某地下迷宮の忍者のように脱げば強いらしいのだが、玄信にも何か葛藤があるらしい。
しかしRB団なら服装は自由である。
サバト服以外にもパンツ一丁に覆面だけしている者やそれこそ普段着で参戦する者もおり、そもそもRB団とは胸の奥に滾る何かを感じてリア充達と戦う事を選んだ者達でありそれまでの経歴も服装も一切不問の筈なのだ。
そう、たとえそれがヌギヌギランドからやって来た脱衣の使者であったとしても。
「玄信!ヌギヌギランドでの誓いを思い出すヌギ!玄信こそが真の戦士ヌギ!」
そして零…否、ヌギカル妖精ことキャストオフ☆零の熱い想いと共にどこからともなく聞こえてくるヌギカル☆玄信のテーマが、玄信を新たなるステージへと導いていく。
「そうじゃ…。ワシはヌギカルにしてRB、どちらも大切なワシ自身…」
玄信の迷いが晴れると共にヌギヌギパワーとRBオーラが混ざり合い玄信を包み込んでいく。
そしてオーラの中より現れたのはRBと書かれた褌一丁にサバト服の頭部の頭巾のみを着用しただけの殆ど裸の変た…もといヌギカル☆玄信にしてRB団でもある混沌の申し子『ヌギカル☆玄信RB』であったのだ!
「この凄まじい脱ぎ力、まさかあの伝説は本当だったヌギ…。凄いヌギよヌギカル☆玄信、いや、ヌギカル☆玄信RB!」
興奮冷めやらぬといった様子のキャストオフ☆零に無言でサムズアップすると、ヌギカル☆玄信RBは凄まじい速さで殺戮オウムガイへと突っ込んでいく。
「馬鹿が!このオレサマの殻がお前ごときに砕けるものか!」
殻の強度に自信があるのか防御態勢を取る殺戮オウムガイであったが、ヌギカル☆玄信RBを相手にするには無意味であった。
「ワシの脱ぎ力の前ではどんなに硬い殻を纏おうとも無意味なのじゃ…はっ!」
強制的に殻を脱衣させられて内側の柔らかい部分にRB弾を撃ち込まれた殺戮オウムガイはあっさりと息絶えるのであった。
こうして殺戮オウムガイ達は倒されたのだが、世にオブリビオンとリア充がいる限りヌギカル☆玄信RBの戦いは終わらない。
頑張れキャストオフ☆零!負けるなヌギカル☆玄信RB!
君達の戦いはこれからだ!
大成功
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中村・裕美
とりあえず、島民に混じって焼いた貝を食べて小腹を満たしたら、おかわりを調達するべく、オウムガイを狩りに行く
「……セクハラを行うのが……生物の習性の一部なら……まあ……気にするだけ無駄よね」
空間に【ハッキング】し【現象改竄】、呼び出すは炎の嵐。ちょうどいい塩梅になるかどうか分からないが、敵を焼き殺す
「……仕上がりは……どうかしら?」
もしかしたら、粘液を浴びて服を溶かされUCも封じられてしまうかもしれない。そんな時は
「……スカイフォール」
竜形態にしたドラゴンランスを呼び、ある程度自由になったら槍を使って【串刺し】
貝に裸を見られても気にならないが、人間からは恥ずかしいので服を何とかするまで隠れる
サジー・パルザン
『いつか、命果てるまで。』
人間のバーバリアン×海賊、27歳の男です。
普段の口調は「男性的(俺、呼び捨て、だ、だぜ、だな、だよな?)」、戦闘中は「粗暴(俺、てめぇ、だ、だぜ、だな、だよな?)」です。
勇猛なヴァイキングであり、死を恐れず自身の信念の為に戦います。
敵が攻撃するタイミングで相打ちを狙うことすらある程で、防御より攻撃を。やられるならやり返すといった直情的な人物です。煽りに弱く、自身の筋肉と武器を信じて正面から戦うことを好みます。
敵の数が多ければユーベルコードのヴァイキングの行進を。
強敵であれば巡り合わせに感謝しつつヴァルハラ・アウェイツを行います。
●それぞれのやり方
「おいおい…。この世界の海賊連中ってのは腰抜け揃いなのかぁ?」
勇猛なヴァイキングであるサジー・パルザン(ヴァイキングの生き様・f12550)からすれば今回のコンキスタドール達のような強者へ挑みもせず戦う術を持たない島民達を襲ったり力で支配しているような連中は弱腰の腑抜けとしか思えないようだ。
「……セクハラを行うのが……生物の習性の一部なら……まあ……気にするだけ無駄よね」
他方、中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)からすれば殺戮オウムガイ達のセクハラじみた行動も習性の一言で片付けられるらしくそこまで嫌悪の対象ではないようだ。
もっとも、先程まで他の猟兵達が用意した殺戮オウムガイの料理を島民達と一緒に食べて美味しかったらしくおかわりを求めて狩りにやってきた裕美にしてみれば既に殺戮オウムガイは食材としか認識されていない。
「んだとぉ!てめぇら調子こいてんじゃねぇぞ!これから身の程ってもんをたっぷりと教えてやんよ!」
今まで島民達を相手にやりたい放題で好き勝手に暴れてきた殺戮オウムガイ達である。
侮蔑の感情を隠そうともしないサジーと自分達をこれから狩る獲物としか見ていない裕美を相手にしてはとても平静ではいられなかった。
こうして、今すぐ尻に帆を掛けて逃げ出すという最も生存率が高かったであろう選択肢を自ら放棄してしまった殺戮オウムガイ達と猟兵達との戦いの火蓋は切られたのであった。
「相手はたった二人!オレサマ達に叶う筈もねぇ!囲んで一斉に攻撃だぁ!」
腐ってもコンキスタドールと言うべきか、殺戮オウムガイ達は逆上しつつも数の利を活かすべくサジーと裕美を取り囲むと攻撃を仕掛けてきた。
しかし残念ながらその動きは本当にただ一斉に闇雲に攻撃してきているだけであり連携も何も考えられておらず、二人の敵ではなかった。
「さあ出番だぜ野郎共、全員出ろ!腰抜け共に俺達の戦い方を覚えて貰う。自分達が蹂躙される番が来たってなあ!」
サジーの叫び声とともに剣や大斧で武装したバーサーカー達が次々に召喚されていき、その言葉通りに殺戮オウムガイ達は次々に蹂躙されていった。
「……空間へのアクセス開始。……パラメータ変更、現象改竄」
そしてバーサーカー達の餌食にならなかった殺戮オウムガイ達も突如として巻き起こる炎の嵐に飲み込まれて焼かれていった。
裕美による空間へのハッキングにより引き起こされた現象だが、どうやら細かい制御は難しいらしい。
殺戮オウムガイ達はいい塩梅に美味しそうに焼けているものもあったが、生焼けだったり焦げ付いていたりするものもあり残念ながら全て上手に焼けましたーとはいかなかったようだ。
こうして殺戮オウムガイ達との戦いは終わり、後はお待ちかねの宴会である。
「が~はっはっ~!飲めや歌えや皆の衆!料理はたっぷりあるしどんどん行こうや!」
サジーはその豪快な性格から物怖じせずに島民達の輪の中にもあっさりと入り込むと先程倒した殺戮オウムガイ達を食材として提供する代わりに酒を貰い、周囲の島民達と酒盛りを始めていた。
その一方で裕美はあまり騒がしいのは好きではないらしく、島民達に作って貰った『殺戮オウムガイの醤油炒め』を確保するとその場を離れて一人で浜辺へと向かった。
「……戦いが終わったから…青い空の下でバカンスよ」
そして静かな浜辺で暖かな日差しを浴びながら料理を楽しみつつのんびりと過ごすのであった。
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
第3章 ボス戦
『ダークプルティア『ダークパイレーツ』』
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POW : 頼りになる『仲間』だぜ!ダークネスオップファー!
全身を【自身への攻撃を防ぐ為の洗脳配下達の体】で覆い、共に戦う仲間全員が敵から受けた【負傷、接触数、視線、声掛け数、精神干渉】の合計に比例し、自身の攻撃回数を増加する。
SPD : それ、アタイに寄越せよ!ダークネスプリュンダラ!
装備中のアイテム「【対象の武器や強化効果を奪う強欲の闇雫】」の効果・威力・射程を3倍に増幅する。
WIZ : これがアタイの艦隊だ!ダークネスゲシュペンスト!
【無念や恨みの籠ったカトラスとラッパ銃】で武装した【元配下の海賊や侵略し殺害し支配した被害者】の幽霊をレベル×5体乗せた【浮遊砲撃幽霊船レベル×1隻】を召喚する。
イラスト:すねいる
👑11
🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵🔵
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種別『ボス戦』のルール
記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。
| 大成功 | 🔵🔵🔵 |
| 成功 | 🔵🔵🔴 |
| 苦戦 | 🔵🔴🔴 |
| 失敗 | 🔴🔴🔴 |
| 大失敗 | [評価なし] |
👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。
※このボスの宿敵主は
「シズホ・トヒソズマ」です。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。
殺戮オウムガイ達との戦いが終わってから暫く経った後、複数の美男美女を侍らせてやってきたダークパイレーツは周囲の様子を確認すると目を剥いた。
「なんだいこりゃあ?アタイの配下達はやられちまったってのかい?……チッ!ほんと使えない連中だったがまあいいさ。死んだ後の方が役立つかもしれないしねえ」
ダークパイレーツの姿に怯える島民達だったが、何人かの島民達はダークパイレーツが侍らせている者達から目が離せないようだ。
「私の彼氏を返して!」
「ハニー!ボクだよ!分からないのかい!?」
そして何人かの島民達が悲痛な叫びをあげるが、呼びかけられた者達は反応しなかった。
「なんだい?こいつらはもうアタイのものさ!」
島民達をあざ笑い見せつけるかのように侍らせていた美男美女を抱き寄せるダークパイレーツ。
だが抱き寄せられた者達は相変わらず反応せず、その瞳には光は無く意志というものが感じられない。
恐らくは(自称)RB団員達が連れ去ったアベックの片割れをダークパイレーツが洗脳して侍らせているのだろう。
RB島をコンキスタドールの魔の手から解放するための最後の戦いが始まろうとしていた。
※第2章からの繰り返しになりますがこれは『ネタ依頼』です。
恋人を連れ去られて悲痛な叫びをあげている方もいますが実際には金目当てだった等どんな関係だったのかは分かりません。
ダークパイレーツが何故RB団を自称していたのかやどうしてわざわざ恋人達を襲いNTRのような真似をしていたのかも分かりません。
唐突に何かをカミングアウトしたりネタがあれば斜め下に過大解釈して拾う等により最後までシリアスが続くとは限りませんのでご了承ください。
火土金水・明
「ここに、RB団が居ると聞きました。見逃すわけにはいきません。」
【WIZ】で攻撃です。
攻撃方法は、【先制攻撃】で【高速詠唱】し【破魔】を付け【フェイント】を絡めた【全力魔法】の【コキュートス・ブリザード】を【範囲攻撃】にして、『ダークプルティア『ダークパイレーツ』』と召喚されたもの達を巻き込めるようにして【2回攻撃】します。相手の攻撃に関しては【残像】【オーラ防御】【見切り】で、ダメージの軽減を試みます。
「(攻撃を回避したら)残念、それは残像です。」「少しでも、ダメージを与えて次の方に。」
アドリブや他の方との絡み等は、お任せします。
中村・裕美
「……せっかくのご飯が……マズくなるじゃない」
というか、コイツがいたの忘れていた
「……とにかく……リア充は潰す」
裕美は別に彼氏が欲しいとか、そう言うのが羨ましいとかではない。シンプルにリア充が悪いし、リア充側の価値観を押し付けてこられるのが何よりも嫌なのだ
そんな訳で【邪竜降臨】で自身を超強化して戦闘。強化効果を奪われるのは想定済み
「……その邪竜に……どれだけ耐えられる?」
逆に毒、呪縛、流血の代償に苦しんでもらおう。自分だったら【耐性】技能で耐えるが、相手はそうもいくまい
後は空間を【ハッキング】【罠使い】で槍衾や地雷などを電脳魔術で具現化してのらりくらり
「……陰キャをなめると……こうなる」
●RB団は爆破?
「ここにRB団が居ると聞きました。見逃すわけにはいきません」
火土金水・明(夜闇のウィザード・f01561)は何かRB団へ思う所でもあるのだろうか。
何故かTRPG同好会へ勧誘したくなったり熊本或いは秋葉原かそれとも武蔵野市の高校に通う学生のような気もしてくる不思議な女性である。
「その物言いは義勇軍かい?だったら帰んな。アタイはリア充だからねえ」
明の言葉にこれみよがしに侍らせている美男美女を抱き締めてリア充アピールをするダークパイレーツではあるのだが、その手付きは妙にぎこちない上にそもそも侍らせている相手は洗脳して操っているだけの筈である。
本当にリア充だと言えるのかは甚だ疑問ではあるのだが、その存在に不快感を表しているのは中村・裕美(捻じくれクラッカー・f01705)であった。
「……とにかく……リア充は潰す」
裕美はつい先程までバカンスに興じておりダークパイレーツの存在を忘れていたりしたのだがリア充は飯が不味くなる程に嫌いらしい。
別に彼氏が欲しい訳ではないしそもそも羨ましくもない。
それは強がりでもなんでもなく間違いなく裕美の本心なのだが、それを無視して寂しい奴だの幸せがどうのと勝手な価値観を押し付けられるのが何よりも嫌なのだ。
だからこそ裕美にとってはダークパイレーツがリア充であろうと実は独り身であろうともリア充の方が良いと考えている限りは敵でしかない。
「ちょ、ちょっと待っておくれよ。アタイはリア充だって言ってんだろ?それにそっちの方がよっぽどRB団らしいんじゃないかい?」
「……それはそれ、これはこれです。とにかくコンキスタドールを倒すのが猟兵の使命です」
裕美を示しながら突っ込むダークパイレーツに微妙に目を逸らしながら答える明であった…。
「ええい、もう埒が明かないねえ!面倒だ、お前達!やっちまいな!」
ダークパイレーツの掛け声に応じるように幽霊船が次々に召喚されていく。
しかしそれは明を相手にするには悪手であった。
「そこはもう私の領域の中です」
いつの間にか無数の氷の矢がダークパイレーツや幽霊船の周囲を取り囲んでおり、一斉に放たれたのだ。
氷の矢に貫かれて次々に撃沈されていく中、咄嗟に幽霊船の乗組員を盾にする事で難を逃れて距離を取るダークパイレーツであったが、明は余裕の笑みを浮かべて言い放った。
「残念…あなたはそこへ誘い込まれたんですよ」
「……貴方がそこに来るのは…計算済み」
負けないRPなのか作戦通りなのかは不明だが、ダークパイレーツが明の攻撃から逃れた先には裕美が放った黒炎が待ち構えていたのだ。
避けようもなく黒炎に飲み込まれ爆破されるダークパイレーツの姿を眺めつつ裕美は呟くのであった。
「……陰キャを舐めると……こうなる」
大成功
🔵🔵🔵🔵🔵🔵
アリス・セカンドカラー
おまかせプレイング。メルヘンやカートゥーン的なギャグってリアルでやると狂気よね?
ごにゃーぽは魂八保なので幽霊はおいしいおいしい無念も恨みもぐもぐすればごにゃーぽになってしあわせでしょうおひさまぽかぽか幽霊の時間はまだ先です?『夜』がひょっこりごきげんようNTRはこちらの得意分野ですなら略奪しましょうそうしましょうお月様はいいました幽霊はごにゃーぽになって魂八保すればそれはそれはしあわせです。
下拵えがすんだなら、ダークパイレーツをおいしく料理してちゅっちゅぺろぺろと捕食するわ♡
●夢か現か幻か
派手に爆破されてあちこち焦げたダークパイレーツであったが、現れたアリス・セカンドカラー(不可思議な腐敗の魔少女・f05202)の姿を認めると幽霊船を召喚。
素早く下船してきた殺戮オウムガイ達の幽霊と共に警戒感も露わに身構えるのであった。
しかしそんなダークパイレーツ達を前にしても余裕のあるアリスであった。
「あら☆そんなに睨んだりしたら可愛い顔が台無しじゃないの♪」
「チッ!また訳の分からない事を言い出して、猟兵ってのはどいつもこいつも人の話を聞かないもんなのかい!?」
……まあ何と言うか猟兵には我が強い方もいるのは事実である。
「それじゃあお互いの事をよく知るためにも貴女をパーティーに招待してあげる☆」
「ふざけてんのか!?あんたら猟兵とコンキスタドールであるアタイとは殺し合う以外になにが…」
「それじゃあ早速お城へご招待~☆」
相手の意向には構わずアリスは手にしていた自作同人誌の原稿を宙に撒くと、その腐っていたり百合だったりR-18だったりする原稿の一枚一枚を起点として現実世界がアリスの妄想世界に浸食されていくのであった…。
そして次の瞬間には全員がやたらとファンシーかつメルヘンチックな城の大広間に立っていた。
さあ、本日はお城の舞踏会☆
素敵なアリス王子と可憐なダークパイレーツ姫とのダンスが始まったよ☆
そうして一曲ごとに周囲のファンシーゴースト達が一体ずつ美味しい料理に大変身☆
二人のダンスが終わる頃には食事の準備が出来ていた☆
美味しい料理に二人の会話も弾みます☆
楽しい時間はあっという間、夜になる頃には二人はとてもとても仲良くなっていました☆
王子様はお姫様をバルコニーへと誘い、綺麗な星空の下でキスをするのでした☆
しかし若い二人はそれだけでは満足しません☆
「さぁお姫様…夜はこれからなんだし朝まで二人っきりで語り合おう。……今夜は眠らせないよ…」
「……はい…王子様…」
こうしてアリス王子は恥ずかしそうな、しかしどこか嬉しそうな乙女な表情を浮かべるダークパイレーツ姫を連れてお城の寝室へと入っていくのでした☆
そして寝室の扉が閉じた後にはメルヘンな世界には似付かわしくない淫靡な水音や淫らな喘ぎ声が聞こえてきて…♥
そして夜が明けて暫くすると具現化されていたアリスの妄想世界は消滅していき、後にはやたらと艶々としたアリスと色々と刺激が強かったせいか夢現といった状態のダークパイレーツが残されていた。
どうやら妄想世界では一晩は過ぎた筈だが現実世界では殆ど時間は経過していないようだ。
「おはよう。気分はどうだい?」
「……うぅん…。おうじ…さま…?」
そしてアリスはまだぼんやりしているダークパイレーツを優しく起こすと、まさに小悪魔な表情でわざわざ妄想世界での出来事の種明かしを始めたのである。
話が進むにつれてダークパイレーツの顔色は赤くなったり青くなったりして表情も次々に変化していく。
そしてアリスは止めの一言を投げかけるのであった。
「ねぇ?今どんな気持ち?どんな気持ち?」
「いゃぁぁ~~!!記憶を消せ~!!」
こうして、顔を真っ赤にして羞恥に悶えるダークパイレーツの悲鳴が響き渡るのであった…。
大成功
🔵🔵🔵
夢ヶ枝・るこる
■方針
・アド/絡◎
■行動
外見的には、何とも可愛らしい方ですが。
『FBS』を四肢に嵌め飛行、【秤濤】を使いますぅ。
『魅了』で洗脳を上書き出来れば良し、それが無理でも『超重力波』の効果で彼女の体に辿り着く前に動きを封じられれば強化は出来ません。
更に、辿り着いても「配下」の分の重さが加わった状態で『超重力』の影響が発生する形になりますから、動きの阻害も可能ですので、増加した攻撃回数でも[空中戦]による回避と『FSS』での防御は可能でしょう。
後は『頭』等の覆われていない部分を狙い『FRS』で[砲撃]しますねぇ。
まあ『魅了』の結果、助けた方々が修羅場になりそうな気もしますが、取り敢えず気にしない方向で?
地籠・凌牙
【連携アドリブ乱入諸々歓迎】
あーなるほど?リア充以前のぼっちだからリア充共が気に食わないと。んで引き裂いて洗脳してやろうと。
……いやそんな思考になるからお前リア充になれねえんだろ!?
(再び手痛いマジレス攻撃)
とにかくお前が引き裂いたリア充共の片割れは返してもらおうか!最初ん時と同じように【指定UC】で片っ端から引っ張って気絶させて、と。洗脳云々はまー本人らで何とかなるだろ。……仮に痴情のもつれとかで問題が発生しても俺は責任取れねえぞ?え、取れ??無茶言うな!喧嘩すんならまとめて戦いが終わるまで縛るぞ!?
……は????そういうプレイじゃねえっつってんだろッ!?!?!?
高柳・零
WIZ
ああ、涼風さん!なんで来なかったんですか!
超あなた向きのボスですよ!今からでも来ませんか?
「それ、RBじゃなくてNTRですよねえ。ジャンルが違う…というか、ハーレムを作るとか完全にRB団から爆破される側ですよね?」
幽霊を衝撃波で片っ端から吹っ飛ばし、天からの光を10本(指の数)落として幽霊船を焼き払い(?)ます
「腐ったRB団は全て消去いたします!これに関しては玄信さんと同意見です!」
「さて、次はあなたの番ですね。そのムカつく胸ごと葬ります!」ボスと対峙した途端、また三つ編み眼鏡のお方が映ります。
胸をメイスの2回攻撃の鎧砕きで殴った後、10本の光が落ちます。慈悲はありません
アドリブ歓迎です
●RB
「それ、RBじゃなくてNTRですよねえ。ジャンルが違う…というか、ハーレムを作るとか完全にRB団から爆破される側ですよね?」
「うるさいね!アタイ以外のリア充共なんて全員爆ぜればいいんだ!ついでに独り身連中もリア充になる前のアタイを見ているみたいでイラつくから爆ぜろってんだよ!」
先程から何かと自分はリア充だと主張するダークパイレーツに突っ込みを入れる高柳・零(テレビウムのパラディン・f03921)であったが、最早逆ギレに近い暴論が返ってくるだけだった。
なお、遠巻きに見ている真のRB団員の方々も零の言葉には頷いている。
「あーなるほど?自分はぼっちだからリア充共が気に食わないと。んで洗脳して引き裂いてやろうと」
「だから今のアタイはリア充だって言ってんだろ!どこに目を付けてるんだい!?」
「いやいや…。相手から好きになって貰う努力もせずにリア充になろうなんて……そんな思考になるからお前リア充になれねえんだろ!?」
追撃の突っ込みに更なる連撃を叩き込むのは地籠・凌牙(黒き竜の報讐者・f26317)である。
ダークパイレーツにクリティカルヒット!効果は抜群だ!
ついでに遠巻きに見ている真のRB団員の方々にも大ダメージ!
(外見的には何とも可愛らしい方なんですがねぇ…)
そんな激しい(?)舌戦の最中ではあるものの、どうにもノリに付き合いきれずにダークパイレーツの容姿への感想を漏らすのは夢ヶ枝・るこる(豊饒の使徒・夢・f10980)である。
中身はポンコツかもしれないがその感想自体は否定しない。
しかしダークパイレーツの容姿やスタイルが良い事が後に別の騒ぎを引き起こす遠因となるのであった。
「どいつもこいつも好き放題言いやがって!だいたいこの島の連中からして気に入らないんだよ!なんでRB島のくせにリア充共がうようよしてるんだい!?」
最早言い掛かりにすらならないレベルの暴論を吐くダークパイレーツではあるのだがこの期に及んでも侍らせている美男美女達を離すつもりははないようだ。
しかしそれも乳白色の波動が広がっていくまでの事であった。
るこるにより顕現した豊乳女神の力は絶大で、あっさりと美女達の洗脳を魅了で上書きしたのである。
「「「お姉さま~!!!」」」
その結果、ダークパイレーツに侍っていた美女達は全員目にハートマークを浮かべながら今度はるこるに侍りだした。
「えっえと…すみません離してくださいですぅ~」
そして美女達にもみくちゃにされるるこるであった。
美女達の変り身の早さに一瞬唖然とした凌牙であったが、ともかく引き裂かれたリア充共の片割れを取り返す好機とばかりにダークパイレーツに侍っている美男達を引き剥がしにかかったのである。
しかし残念ながら凌牙にはるこるのような洗脳に対して有効な手段は持ち合わせていなかったために美男達をオーラの鎖で縛って引き寄せてから殴って気絶させていった…のだが。
ダークパイレーツの背後に現れた殺戮オウムガイの幽霊を目にした瞬間、凌牙は酷い悪寒を感じたのである。
その幽霊はダークパイレーツの耳元で何かを囁いているのだが、聞いているダークパイレーツは何故か凌牙へとドン引きするような目を向けてきたのである。
「……お前…コイツから告白されて燃えるような熱い時を過ごして、見も心も捧げようとしたら別の男に食わせたのか…?弄んで最後には別の男にやるって、どんな鬼畜プレイだよ…?」
「ちげーよ!?寧ろ俺は被害者だ!」
「……うわぁ…開き直ってるよ…。しかも同性を縛る趣味まであるなんて…人にはリア充がどうのと言っておきながら、これだからモテ男は…」
「だからちげーつってんだろッ!?それにこれはそういうプレイじゃねえっ!!」
凌牙の絶叫が響き渡るのだが、唯一の証人であるるこるが美女達にもみくちゃにされていてそれ所ではないため悲しいかなこの場で凌牙の無実を証明出来るものはいなかったのである…。
るこると凌牙の活躍もあってダークパイレーツに侍らされていた美男美女達は殆どが無事に引き剥がされた。
しかし何故かダークパイレーツの身体から離れようとしない美男子が数人残っていた。
るこるの魅了も効かず凌牙に力ずくで引き剥がされても直ぐにダークパイレーツの元へ戻ってしまうのである。
「ふん、どうだい?こいつらはアタイがいいってさ。これでもアタイがリア充じゃないって言うのかい?」
どや顔でリア充を主張するダークパイレーツであったが、その前にその美男子達の動きをよ~く確認すべきであった。
そして遠巻きにしているその美男子達の恋人と思わしき女性達の胸部は全体的になだらかであった。
そう、残った美男子達はダークパイレーツの巨乳から離れようとしないだけだったのだ。
……そして、それは"あのお方"の逆鱗に触れる訳で…。
「……そ~ですかぁ~…。そんなに大きいのが良いんですか…」
零の黄色い画面にノイズが走ると、まるで地の底から響いてくるような少女の声が零の口から漏れたのである。
そして零の黄色い画面には先程の義勇軍を名乗る三つ編みおさげの眼鏡っ娘が映るとともに零の意識は失われた。
次の瞬間、零の身体を操る少女が振るうメイスがこの期に及んでダークパイレーツの巨乳から離れようとしない美男子達の後頭部へと叩き込まれて、美男子達の意識を刈り取った。
「さて、次はあなたの番ですね。そのムカつく胸ごと葬ります!」
……敢えて詳細は省かせて頂くが、ダークパイレーツは胸部をメイスで殴打された後に天からの光に打たれて一片の慈悲もなく滅ぼされたのであった…。
こうしてRB島は猟兵達の活躍によりコンキスタドールの魔の手から解放された。
この後一部カップルの破局騒ぎや正しいRBを広めるべく動いた猟兵が騒ぎを起こしたりと多少のトラブルはあったもののRB島は平和を取り戻したのであった。
大成功
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最終結果:成功
完成日:2020年04月12日
宿敵
『ダークプルティア『ダークパイレーツ』』
を撃破!
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