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アルダワ魔王戦争3-E~私、脱いだらすごいので(?)

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●グリモア猟兵は微笑む
「皆、アルダワ魔王戦争、お疲れ様」
 緋薙・冬香(針入り水晶・f05538)が猟兵の皆に微笑む。
「ファーストダンジョンは着々と攻略されているわ。今回、皆にお願いしたいのは、新しく発見された区画の攻略よ」
 そこまで言って冬香は、よりシリアスな表情になって猟兵たちに問う。
「ところで、『脱衣スライム』って知ってる?」
 待って、そんな視線で見ないでお願い。

●話す順番を間違えたんです
 こほん、と気まずそうに咳払いしてから、冬香は何事も無かったかのように話し出す。
「皆に行って欲しいのは、『3-E』と呼ばれている区画よ」
 ファーストダンジョンとしてはようやく真ん中にさしかかろうというこの区画にも、猟兵の進軍を阻むオブリビオンがいる。
「『シャドウミラー』。鏡の姿をしたオブリビオンで、その身に写した者の偽者を作り出す能力を持っているわ」
 猟兵たちが相対すれば必然的に猟兵たちの偽者が作り出される。それらを倒し、鏡の本体を叩き割るのが今回のミッションだ。
「自分と戦うなんてぞっとしないけどね。で、もうひとつ面倒なことがあってね?」
 そこまで言って冬香はとっても困った顔をしながら話を続ける。
「それが『脱衣スライム』なの」
 決してエロゲの敵ではありません。

●説明しよう!
 脱衣スライムとは!
 禁断の『ヌギヌギン液』から創られたスライムで、これに触れると『なぜか装備を脱ぎたくなってしまう』という、恐るべき精神汚染を仕掛けてくるのだ。回避は絶対不可能。フィールド効果と思っていただきたい。
 そんな脱衣スライムが足の踏み場もないほどに大量に生息している(!)区画がこの『3-E』なのだ……。
「その代わりといっていいかどうかわからないけど、戦闘力は皆無。どんな攻撃を受けてもダメージはないわ」
 なのでスライムに囲まれて戦闘不能、とかは考えなくていいのだが、シャドウミラーと戦う時は、どうしても『武器や鎧を装備していない状態』で戦わなければならない。
「だから、ここで戦うには『武器や防具無しで戦う工夫』が必要になってくるの」
 例えば魔法で戦うとか。自分以外の何かを呼び出すとか。ただし、分身や召喚したモノに対しても脱衣スライムの効力は及ぶので、呼び出す相手もしっかり考えておいたほうが良さげだ。ドローンを呼び出したら武器を放り投げたとか、分身を呼び出したら全裸に近い状態になって動けないとか、恥ずかしい展開になりかねない。
「そうそう、脱ぎたくなる装備の中に『下着や靴下』は含まれないみたい」
 そのため、脱衣衝動のまま、全てを脱ぎ去ったとしても、下着と靴下は残る。何とか全裸は回避できるので、通常行動に支障が出ることは無さそうだ。
 つまりは攻撃に使う『武器』や敵の攻撃を受け止める『防具』の類はどんな形状でも投げ捨ててしまう、ということらしい。

●それで、だ
「ところでこの脱衣スライム効果、オブリビオンにも効くの」
 決して猟兵だけにディスアドバンテージが入るわけではないのだ。……ないんだけれども、お気づきだろうか?
「もう一度言うわね。敵は『シャドウミラー』よ」
 シャドウミラーの能力は、猟兵の偽物、コピーを作り出すもの。……ということは。
「コピーされた偽物の自分が脱ぐわ。あなたの目の前で」
 もうそれは惜しげも無く。全力で脱ぐ。服と装備を。老若男女問わず。
「さらに言うなら、裸を見られたら恥ずかしい相手がいても戸惑うこと無く脱ぐわよ」
 偽物に羞恥などという理性は無い。そんな連れがいたら、ひどいことになるかもしれない。そこは充分に気をつけて(?)欲しい。

「まぁ、装備を脱ぎ捨てること以外は普通のオブリビオン戦だから」
 武器や防具の類が使えないことに対する工夫は必要なものの、特に苦戦することもないだろう……たぶん、きっと。
「それじゃ、張り切ってよろしくね?」
 そう言って冬香は楽しそうな笑顔で見送るのでした、まる。


るちる
 はじめまして、あるいはこんにちは、るちるです。
 わたわたしているのですが、戦争シナリオ第二弾まいりまーす。
 こちらは1章構成の『アルダワ魔王戦争』のシナリオフレームです。

 このシナリオには特別な「プレイングボーナス」があります。
(=============================)
 プレイングボーナス……武器や防具無しで戦う工夫。
(=============================)
 脱衣スライムのせいで、武器と防具(アイテム欄のマーク問わず、戦闘に使用するものと定義します)を脱ぎ捨ててしまうため、使用不可となります。
 下着や靴下&手袋以外では、戦闘に使用できないファッションの類のアクセは脱げなくても可とします。
 ちなみに脱いだアイテムをなくすことはありません。戦闘後に回収できますので、安心して脱いでください。

 全体的にコミカルorギャグテイストに進行する予定です。脱ぐだけです、それ以上のえっちな行為はNGとします。脱いだことによるリアクションは全力でどーぞ!
 プレイングについては、『戦闘:その他=3~5:7~5』といった感じで、リアクション重視で問題ありません。戦闘は一応やるようにしてください。

 シャドウミラーにコピーされた偽物は、属性反転orチョイ悪になります。こんな時だからしたい、普段できないことや悪堕ちしたらやるかもねー的なことをしていただいても大丈夫ですよ。

 それでは皆さんのプレイングをお待ちしておりますー!
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第1章 ボス戦 『シャドウミラー』

POW   :    力の影
【鏡に映した相手を歪め力を強化した偽物】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
SPD   :    素早さの影
【鏡に映した相手を歪め素早さを強化した偽物】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。
WIZ   :    知性の影
【鏡に映した相手を歪め知性を強化した偽物】が現れ、協力してくれる。それは、自身からレベルの二乗m半径の範囲を移動できる。

イラスト:イツクシ

👑11
🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

種別『ボス戦』のルール
 記載された敵が「1体」出現します。多くの場合、敵は、あなたが行動に使用したのと「同じ能力値」の戦闘方法で反撃してきます。
 それらを踏まえつつ、300文字以内の「プレイング」を作成してください。料金は★0.5個で、プレイングが採用されなかったら全額返金されます。
 プレイングが採用されたら、その結果は400文字程度のリプレイと「成功度」で表現されます。成功度は結果に応じて変化します。

 大成功🔵🔵🔵
 成功🔵🔵🔴
 苦戦🔵🔴🔴
 失敗🔴🔴🔴
 大失敗[評価なし]

👑の数だけ🔵をゲットしたら、次章に進めます。
 ただし、先に👑の数だけ🔴をゲットしてしまったら、残念ながらシナリオはこの章で「強制終了」です。

※このボスの宿敵主は💠マリアンネ・アーベントロートです。ボスは殺してもシナリオ終了後に蘇る可能性がありますが、宿敵主がボス戦に参加したかつシナリオが成功すると、とどめを刺す事ができます。
※自分とお友達で、それぞれ「お互いに協力する」みたいな事をプレイングに書いておくと、全員まとめてひとつのリプレイにして貰える場合があります。

川内・岬
ジャンピングダイブとしか決めてないから素手でも行ける、むしろ脱ぐから脱衣スライム関係ない私が来た。

「よっしゃ相手はチョイ悪自分!好き放題揉み放題!」
周りも肌色!超眼福!
なお周囲の記録用(意味深)カメラは武器でも防具でもないゾ!
なんかこう、女キャラがしちゃいけないような顔とかあげちゃいけないような声とか上げながらダイブして戦闘(意味深)。
脱ぐ以上はNG?オッケー振りだね?振りじゃない?まぁいいじゃないですか、そこはほら!(ろくろ)
…セクシーポーズ対決とかで平和的に勝負するんじゃないかな!
二人で記録(意味深)してそうな気もするけど。

不採用・苦戦・失敗、他色々可。
川内だからね。どっちが災魔だこれ。



●妖狐っていうか淫魔っていうか
 その女性は扉(があったんです何故か)を激しく叩き付けるように開けて、こう告げた!
「私が来た!」
 川内・岬(妖狐のメイドラゴン聖忍者戦巫女・f07682)である。しかし属性特盛ですな!
「ジャンピングダイブとしか決めてないから素手でも行ける、むしろ脱ぐから脱衣スライム関係ない私が来た!」
 説明ありがとう! つまり、彼女はパーフェクトってことさ!

 そんな岬に反応して偽物を作り出す『シャドウミラー』。
「私、惨状! 何? 揉めばいいの?」
「よっしゃ相手はチョイ悪自分! 好き放題揉み放題!」
 二人ともだだ漏れじゃないですか欲望。
 そして二人は周りを見渡す。徐々に各所でも戦闘が始まっているらしく、周りの肌色度も格段に上がっている。
「「超眼福!」」
 二人して『記録用(意味深)カメラ』を取り出して撮影を始める。
「このカメラは武器でも防具でもないゾ!」
「ないゾ!」
 その時、流れ弾が飛来する。カメラに直撃する流れ弾、カメラは壊れた。
「「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっぁぁっぁぁぁぁ!!!!!!!」」
 血の涙が流れそうな慟哭。岬’sは崩れ落ちた。
「そうだ、データだけでも!」
「ハッ! さすがチョイ悪な私!」
 偽岬の言葉に我に返る岬。そして壊れたカメラの中からデータを抜き出そうと……。
「「ちょっとぉぉおぉぉぉぉ!?」」
 珍しかったのかスライムが食べてしまいました、もぐもぐ。

 二人して膝から崩れ落ちる岬’s。いや、まて、まってほしい。まだ出来ることがあるじゃないか、目の前に。
 カッ。
 目を見開いて眼前を見据える岬。偽岬もこっちを見ていた。その時、二人はひとつの想いを抱いていた。

 ――かくなる上はこの身に刻み込むしかない。その柔らかさを!

 同時にセクシーポーズ(?)の見せ合いからユーベルコード『ダイブ・オブ・ヨキケス』発動!
「イィィィヤッハァァァァァァァァ!!!!」
 なんかこう、女キャラがしちゃいけないような顔とかあげちゃいけないような声とか見えた気がするが、それは気のせいである。気のせいなんだってば。
 先手は岬!
 相手がジャンピングダイブしようと思った瞬間に、ジャンピングダイブは終わっているのだ、脱いでるから速いし。素早く背後に回り込み、後ろから偽岬の胸をがしっと鷲掴みする。もみもみもみもみ。
「こう! 自分の胸を他人のように揉める感覚、新しい!」
 しかも手に伝わってくる感覚がいつもと全然違う! 我ながらおっぱいすごいんじゃね? そんなことを考えながらハァハァ荒い息で偽岬の胸を揉みしだく岬。しかし偽岬もやられっぱなしではない。
「ハッ!」
 素早く腕を払って反転。無防備になった岬の胸を今度は偽岬が正面から鷲掴みする。
「自分の胸を正面から揉む感覚、新しい!」
「それさっき私が言った!」
 さらに反撃する岬。そして、くんずほぐれつ揉み合って(文字通り)いると、不意にスライムで足を取られてしまった。ばたんと倒れ込んで、ごろごろごろーっと転がっていき。
「「あ」」
 二人してシャドウミラーを足払い。鏡のひびが入るのでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

唐草・魅華音
アドリブ共闘OK
偽物イメージ(アレンジOK):喋りまくりで自己アピール好き

外したくてしょうがないので仕方ないですけれど、武器が無いのはかなり困りましたね。……まあ、相手も同等の条件ならば戦いの構築次第……やかましい、偽物。それにこれ見よがしにアピールされるの恥ずかしいのですが?

わたし自身は水着と変わらないと思い込み【恥ずかしさ耐性】しますが相手の行動は恥ずかしすぎなのでさっさと沈めます。
普段のわたしならおそらく情報を集めようとして控えめになると読みます。なので即【ダッシュ】、【グラップル】(組みつき)して投げ技、弱った所でわたしが投げ捨てた『ガーターグレネード』をぶつけ爆破して倒そうとします。




 脱衣スライムの影響はこの場にいる者に等しく降りかかる。それは唐草・魅華音(戦場の咲き響く華・f03360)も例外では無かった。
「外したくてしょうがないので仕方ないですけれど……武器が無いのはかなり困りましたね」
 ぼんやりクールな魅華音さん、上着を脱ぎっ、愛用の刀を鞘ごと腰から外して床に置き。銃も銃身が歪まないようにスライムの上にぽんと投げる。ぷよん。
「……まあ、相手も同等の条件ならば戦いの構築次第」
「ふっ、わたしともあろうものが、武器が無い程度で泣き言とは。これまでの経験、そして流h」
「やかましい、偽物」
「ぐはっ」
 とりあえずパンチを叩き込む魅華音。
「これ見よがしにアピールされるの恥ずかしいのですが?」
「ええい! わたしのくせに!」
 そして下着姿になった魅華音同士が相対する。

 とりあえず、下着姿と言っても見た目は水着とそう変わらないはず。魅華音はそう思い込み、体の中にくすぶる羞恥心を抑えこむ。そして普段通りの、否、戦場における冷静さを以て、目の前の自分の偽物を見る魅華音。こう、なんていうか、行動ひとつひとつが自己アピールしまくってて恥ずかしい。
(ええ、アレはさっさと沈めます)
 心に固く決意した瞬間であった。

 本物にあって偽物にないもの。それはおそらく『臨機応変』という言葉だろう。
(普段のわたしなら……おそらく情報を集めようとして控えめになる)
 そう読んだ魅華音は、『普段から逸脱』した行動に出る。すなわち。
「乱雑に速攻です!」
「なっ?!」
 構える時間すら惜しいと、ダッシュして接近、隙を突いて組み付き、そのまま一本背負いの要領で地面に叩き付ける。そこに『在った』のは、先程脱いだ『ガーターグレネード』。
「脱いだだけで捨てたわけではありませんからね?」
 『機略縦横の流法』の応用、命中を重視した行動にて的確に偽物を叩き付けた魅華音はすかさずその場から飛び退る。直後、グレネードが炸裂する。
「おのれー!」
 爆発に巻き込まれて消滅していく偽物。
「はぁ、我ながら騒がしい偽物でした」
 終わった戦闘にひと息つく魅華音。
 偽物を倒した影響で、シャドウミラーに一筋ヒビが入るのであった。

大成功 🔵​🔵​🔵​

中條・竜矢
武器防具なし、か。厄介だがやりようはある。こういうときはこの体質も得だな。

堂々と武器防具を脱いだらすぐユーベルコードを使用して邪竜に姿を変えてミラーが出現させた相手と空中戦だ。相手も同じように姿を変えるだろう。だから普通の姿のまま脱いだ状態で対峙しないでくれ頼むから。

(相手は好き勝手やろう、我慢せずに欲望に従えなどの言葉を吐きながら屈服させようとしてくる)
貴様などに屈するか!自分のそういう感情は自分で制御する!

(怪獣同士のぶつかり合いの様相が続くなか、相手をミラーに向けて投げ飛ばして)燃え尽きろ!(ブレスで攻撃する)
(アドリブ、絡みOK)


山梨・玄信
厄介な戦場じゃのう。普段、下着を着けずに靴下は履いている人が居たら…というバカな想像は止めておこう。

【POWを使用】
わしのUCは殆どが「脱ぐ」又は「褌一丁になる」が条件じゃから、堂々と脱ぐぞい。

複製は力強化型じゃから、攻撃を受けないように第六感、見切り、聞き耳等のあらゆる感覚を使って攻撃を読み、全力で避けるぞい。
避け損なった時はオーラ防御全開で受け、激痛耐性で耐えるのじゃ。

敵の攻勢を躱しながら、鏡と複製を纏めて攻撃出来る位置まで誘導するぞい。
そして、先ずは気の放出(範囲攻撃)でダメージを与え、UCを発動して追撃するのじゃ。
呼ばれた人は下着姿になるが、脱衣の国の女神(?)じゃから問題無しじゃ。




 脱衣スライムの影響は老若男女問わず。つまり、男性でも一緒である。
「厄介な戦場じゃのう」
 山梨・玄信(ドワーフの破戒僧・f06912)は道着の帯を外しながら、呟く。
(普段、下着を着けずに靴下は履いている人が居たら……というバカな想像は止めておこう)
 それはそれで男の浪漫であるけれども! 心にそっと秘めておく玄信。ともかくだ。
「わしは堂々と脱ぐぞい」
 そう言って道着を脱ぎ去る玄信。どちらにしても、彼のユーベルコードの殆どが『脱ぐ』か『褌一丁になる』が条件らしいので。ヌーゲルコードとはよく言ったものである。

 そしてその側にはもう一人の猟兵が。
(武器防具なし、か)
 何かこう、自然な流れでアーマーを外していく中條・竜矢(変化する竜騎士・f03331)。
(厄介だがやりようはある。こういうときはこの体質も得だな)
 我に作戦アリ。堂々と脱いでいく竜矢は、この時ばかりはその身に在る『人の姿を強制する呪い』にほんの少し感謝するのであった。

 アーマーを脱ぎ去った竜矢は即座にユーベルコード『邪竜の呪い』を発動する竜矢。その身を邪竜と化し、空中戦へと移行する。シャドウミラーに複製された自分もまた同様に邪竜と化して竜矢を追ってくる。
 よかった、偽物が普通の姿のまま脱いだ状態で対峙しようと挑んで来なくて。内心ほっとした竜矢である。
 されど、邪竜同士の戦闘は激烈極まるもの。その爪が相手の体を斬り裂き、反撃のブレスが敵の身を焼く。
 そしてかわされる言葉。
「その衝動のまま、欲望のまま、力を振るえばいいのだ。なぜ、制御しようとする?」
 その言葉の通り、竜矢の偽物は邪竜そのままに力を振るい、周囲を壊す。制御しようとしていない分、その威力は竜矢のそれよりも上回る。
 徐々に押される竜矢。しかし。
「貴様などに屈するか!自分のそういう感情は自分で制御する!」
 竜矢の強き意思が敵対する邪竜の力を跳ね返す。制御している分、その力は思い通りになる。その力で今度は竜矢が反撃する番であった。

 一方、玄信は褌姿で偽物を相対していた。
(複製は力強化型じゃから)
 不用意に踏み込むのは危険と判断したのだ。かくして痺れを切らした偽物が踏み込みの速度を乗せた素早い動きで手を伸ばしてくる。
「むぅ!」
 それを第六感、そして風を切る音を捉える耳で見切り、身を翻す玄信。次々と繰り出される拳をかわし、時には腕で捌き、しかし防戦一方で玄信は徐々に下がっていく……のは作戦の内!
(ここじゃ!)
 シャドウミラーと偽物が直線状に並んだその瞬間、玄信が気を放出して偽物を打つ。その衝撃にたたらを踏んだその隙に。
 ユーベルコード『脱衣の国より来たりしもの』発動である。
 玄信の求めに応じて姿を現わす神々しい女性の幻影。そして放たれる『着衣を吹き飛ばす程激しい光を帯びた風』。
 それは偽物を巻き込みながらシャドウミラーに直撃する。

 そこへ。
「これで終わりだ!」
 空中から偽物を地面に叩き付けるように投げ飛ばす竜矢。その下にはもちろんシャドウミラーがいる。
「燃え尽きろ!」
 竜矢の裂帛の気合と共に、追撃のブレスが放たれる。
 光を帯びた風と炎のブレスが一帯を飲みこんで、偽物を滅ぼし、シャドウミラーの鏡面に複数のヒビを刻み込んだ。

 ちなみに、玄信が呼んだ女性の幻影ですが。
「呼ばれた人は下着姿になるが、脱衣の国の女神(?)じゃから問題無しじゃ」
 とのことです。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

ヘザー・デストリュクシオン
服を脱ぎたくなるのはいつも通りなの。
…武器もすてる?
ロングブーツはいいとして、爪もすてるの?はぐってこと?
さすがにとちゅうでやめるだろうからぜんぶはなくならないと思うけど…。
まあうっかりぜんぶはいだとしても、体があれば戦えるから平気なの!

いつも通り下着いがいぜんぶ脱ぎ捨てて速さを上げて、出てきた自分のにせものにダッシュで近づくの。
自分自身と壊しあえることなんてめったにないの、楽しもうね!
正面からダッシュの勢いを殺さず攻撃しようとすればきっと相手は素早く回避するの。
避けられたままつっこんでその後ろにいる敵本体に力溜めして、回避を考えない捨て身の一撃を食らわせるの!
ごめんね、敵しかきょーみないの!


御形・菘
う~む、下着が残るラインの脱衣状態となると…格好的に妾は普段通りではないか?
別に色気がどうこうとか、視聴者に突っ込まれもせんしな
バトルでは武器は使わんし、ガードもほぼ左腕で受けておる
要するに、この戦場は妾と相性が良い、ということよ!

右手で、眼前の空間をコンコンコンっと
はーっはっはっは! 元気かのう皆の衆よ!
…周囲の皆については優しくスルーしてあげような?
ともかく! 己のコピーとバトるなんて、最高のシチュエーションのひとつ!
そして眼前の此奴も妾に違いあるまい、存分に声援を浴びせてやってくれ!

どうだ、お主の心も歓喜に震えておるのか?
最高にアゲた状態でバトろうではないか
さあ、楽しく殴り合うとしよう!




 脱衣スライムの影響がヘザー・デストリュクシオン(白猫兎の破壊者・f16748)と
御形・菘(邪神様のお通りだ・f12350)を襲う!
「服を脱ぎたくなるのはいつも通りなの」
「う~む……これ、格好的に妾は普段通りではないか?」
 全然平気だった。自由奔放なヘザーに、いつも衣装がきわどい(?)菘にとっては日常茶飯事だった。
「別に色気がどうこうとか、視聴者に突っ込まれもせんしな」
 邪神様の配信、下着が残るラインの脱衣状態でも特にそのような放送事故は起こっていないようです、安心。ちなみに菘の場合、バトルでも武器は使わんし、ガードもほぼ左腕で受けている。
「要するに、この戦場は妾と相性が良い、ということよ!」

 一方、ヘザーは順調に服を脱ぎ捨て。その時思った。
「……武器もすてる?」
 愛用のロングブーツを脱ぎながら、ヘザーの視線は自分の爪に。これ、脱衣の影響で剥ぐのだろうか……?
「…………大丈夫そうなの」
 セーフ。さすがに武器とはいえ、自分の体の一部を外せとは言わないらしい脱衣スライムさんでした。
「まあうっかりぜんぶはいだとしても、体があれば戦えるから平気なの!」
 ヘザーさん意外と自由気ままですね。

 そんなわけで、シャドウミラーが作りだした偽物たちと戦闘開始!
 いつも通り、下着以外を全て脱ぎ捨てて、速度を最高まであげて。ダッシュで接近するヘザー。
「『楽しいね!』
 白猫兎特製の『シーフズ・ギャンビット』。爪の素早い一撃で偽物と応酬し合うヘザー。
「自分自身と壊しあえることなんてめったにないの、楽しもうね!」
 嬉々とした様子はその容姿とは裏腹に、内に秘めた戦闘狂の性質。それはもちろん偽物も同様で。突き出された爪をかわし、その腕を掴み、爪で相手の体を抉るヘザー。

 そして、菘も戦闘(配信)開始だ。右手で、眼前の空間をコンコンコンっと叩き、声高らかに話し出す。
「はーっはっはっは! 元気かのう皆の衆よ!」
 そしてカメラ目線。
「……周囲の皆については優しくスルーしてあげような?」
 写りこんだ他の猟兵に対する配慮、邪神様さすがです。
 それはさておき、である。
「己のコピーとバトるなんて、最高のシチュエーションのひとつ!」
 指差す先に居るのは紛れも無く、菘の姿をした、しかし偽物。だが。
「そして眼前の此奴も妾に違いあるまい、存分に声援を浴びせてやってくれ!」
 そういう菘に視聴者は全力で声援を送るのであった。

 改めて、偽物を向きあう菘。
「どうだ、お主の心も歓喜に震えておるのか?」
「おうさ。妾であれば、当り前であろう?」
 にやりと笑い合う菘。であれば、やることはただひとつ。

 ――最高にアゲた状態でバトろうではないか!

 次の瞬間、菘の拳が偽物を顔を殴りつけ、そして偽物もまた菘の腹へ拳を突き入れる。感じるのはわずかな痛みと、大きな歓喜。
「さあ、楽しく殴り合うとしよう!」
 邪神同士の戦いが乱雑に、それでいて力強く盛大に始まった。

 ヘザーと偽物の攻防は一進一退。ならば、とヘザーは動きを止める。
(正面からダッシュの勢いを殺さず攻撃しようとすればきっと相手は素早く回避するの)
 それは相手が自分だからこそ打てる策。
 かくして、ヘザーの一撃は素早く回避された……本命はその後ろ! 相手が避けた先に在るのは、本体であるシャドウミラー。
「ごめんね、敵しかきょーみないの!」
 避けられることを視野に入れて力溜めしていた爪を捨て身の一撃にて叩き込むヘザー! 偽物も脱衣も関係ない、と爪の一撃がシャドウミラーの鏡面を抉る。

「その隙は見逃せんぞ、コピーの妾よ!」
 そこへ菘のクリティカルヒットな拳でぶっ飛んできた菘の偽物がシャドウミラーに直撃する。
 徐々にダメージを蓄積していくシャドウミラー。倒し切るまでもう少し。

大成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​

黒木・摩那
武器が使えないのは難しいですが、
手袋OKならば、データグローブ『クエイク』は大丈夫そうですね。

これさえあれば、拳で戦えます【衝撃波】。
エロオブリビオンとか、脱衣スライムとか、脱がされる前に速攻で倒せばいいんです!

あ、スマートグラスは戦闘アイテムだから、ダメなの?
それ無いと見えない……

誰か前にいるみたいですね。これが自分の偽物ですか。
よく見えないけど。

これだけ見えないと、自分が脱いでいても全然気にならないものですね。

でも、見えない時こそ勘は冴えるんです【第六感】。
勘に頼って、偽の自分を殴りましょ。




 黒木・摩那(冥界の迷い子・f06233)は3-E区画に入る前に情報を整理していた。
(武器が使えないのは難しいですが……)
 どうやら手袋は残るようだ。であれば、グローブ『クエイク』は使えそうだ。
 そして。
「エロオブリビオンとか、脱衣スライムとか、脱がされる前に速攻で倒せばいいんです!」
 摩那が叫ぶ、それは真理。やられる前にやれ、は戦闘における基本である! 速攻で片付けるべく、3-E区画に足を踏み入れる摩那!
 しかし!
「えー……」
 フィールド効果発動である。戦場に入った直後、脱衣スライムの影響で上着を脱ぎ始める摩那。とっても納得がいかない顔である。
「あ、スマートグラスは戦闘アイテムだから、ダメなの?」
 常用している眼鏡も武器判定されたらしく、手に取って外す摩那。
「それ無いと見えない……」
 摩那、まさかのピンチであった。

 しかし、見えないことが常にデメリットになるわけではない。
(こういう時こそ勘は冴えるんです)
 第六感を頼りに、障害物(たぶん他の人)をかわしていく摩那。不意に、自分の前に立つ何かに気付く。その気配、そして違和感。
(誰か前にいるみたいですね……これが自分の偽物ですか。よく見えないけど)
 よく見えないけど。きっとたぶんそう。現に、殴りかかってきたから。
 勘に頼ってその攻撃を回避する摩那。反撃の一撃は華麗な右フックで。
「とあっ!」
 念動力を衝撃波に変換して偽物に叩き付ける摩那。相手がたたらを踏んだ気配がする。その隙に接近して今後は直接拳を叩き込む。
(これだけ見えないと、自分が脱いでいても全然気にならないものですね)
 相手も脱いでいるはずなんですけど。ここまで来ると他人と殴り合っているに等しい摩那さんでした。

大成功 🔵​🔵​🔵​

彩波・いちご
【恋華荘】
※下着も女物の男の娘、ブラも有り

「私も召喚術使えばいいので、特に影響はないんですが…」
と言いつつ、真横で脱ぐアイさんの衣擦れの音が気になって顔真っ赤に
さすがに視線は向けられませんがっ

更に目の前の偽物まで脱ぎ始めて…客観的に女物の下着着てる男の姿みるの辛いですね…
かといって視線逸らしたら、何故かセクシー下着になってるアイさん(偽)を見てしまう事にっ
加えて私の偽物が【これから始まる生放送】で中継を?!
「それはシャレになりませーん?!」
アイさん(偽)の際どい所まで見えてしまい、視線逸らしたら本物見てしまったり(真っ赤

結局嘆きの叫びが【天使のような悪魔の歌声】になって偽物吹き飛ばすのでした


アイ・リスパー
【恋華荘】
「装備が使えない戦場ですか。
ですが電脳魔術士の私には関係ありません!」

【エレクトロレギオン】を召喚して攻撃準備。
スライムの効果で服を脱いでしまい下着と靴下だけになりますが
エレクトロレギオンで周囲の視線をガードです!

「ふふん、どうですか、私の策は……
って、ちょっと私の偽物、何してるんですかーっ!?」

現れた偽物が惜しげもなく服を脱いでいき下着と靴下だけの姿にっ!?
さらに偽物が【グッドナイス・ブレイヴァー】を発動っ!?

「靴下残したマニアックな格好でなに配信してるんですかーっ!?」

応援効果で偽物の下着がセクシーにパワーアップ。
際どくあらわになった胸をみて、私はその小ささに崩れ落ちるのでした。


菫宮・理緒
【恋華荘】

依頼にいちごさんとアイさんが参加することを聞きつけ、
嫌な予感満載ではあるんだけど、
Wいちごさん&アイさんとか、
いろいろ差し引いても、乗り越えていく価値ありだよね。

桐江さんといっしょにこっそりつけていって、
2人(4人?)の艶姿をしっかり動画に収めないと!
「双子美少女(違)2組なんて、こんなチャンスそうそうないっ!」

とりあえず脱ぐことは確定っぽいし、
衝動には逆らわずぽぽーんと脱いじゃって、
いちごさんとアイさん、
そしてカットインで桐江さん、の撮影に力を入れるよ。

偽物?
そこはわたしたちも脱いじゃってるしね。
恥ずかしがるよりも録画!
邪魔するなら……消すよ?(【Nimrud lens】使用)


光満・桐江
【恋華荘】

思わず脱いじゃう…ある意味とってもあぶない…
って、そこよりも武器が使えないのが問題ですっ

というわけで、理緒さんと一緒に
いちごさんとアイさんの後をこっそりついて行き
グッドナイス・ブレイヴァーで録画を始めちゃいます
(恋華荘限定配信)

でもそこに私の偽物が現れて
ためらいなく脱ぎ始めました!?

何故か対抗意識が沸いてしまい
本物の方が、魅力たっぷりなんですー!と
競うように脱いじゃいます

こうして
いちごさん&アイさんだけでなく
理緒さんや私も交えてのあれこれが録画されちゃう事に!?

なお、私の偽物もグッドナイス・ブレイヴァーを発動させていて
私とその偽物同士の下着姿の取っ組み合いが録画&公開されていて…



●いつも通りですかね?
 シャドウミラーが作りだした偽物を目の前にして彩波・いちご(ないしょの土地神様・f00301)が呟いた。
「私は召喚術使えばいいので、特に影響はないんですが……」
 既にフィールド効果で脱衣済のいちごさん。視線が妙に前方に固定されているのは、真横で絶賛脱衣中のアイ・リスパー(電脳の天使・f07909)の衣擦れの音が気になって、顔が真っ赤になっているからである。

 そんなアイはアイで。
「装備が使えない戦場ですか。ですが電脳魔術士の私には関係ありません!」
 とするする脱衣した後に、『エレクトロレギオン』を召喚&攻撃待機。ついでにレギオンを周囲に配置して、他からの視線をガードする作戦であった。
「……ほっ」
 といちごが安堵の溜息をついたので、たぶん作戦は成功である。

 そう、完璧だった。目の前に偽物がいるということを除けば!
「って、ちょっと私の偽物、何してるんですかーっ!?」
「えええーーーっ?!!!」
 叫ぶアイといちご。何故なら目の前に立っていたアイといちごの偽物も脱ぎ始めたからである。惜しげも無く、躊躇いも無く。

(……客観的に女物の下着着てる男の姿みるの辛いですね……)
 女装の一環なのでブラも下着も女物なわけだが、それはそれで客観的に自分を見るのはちょっと避けたい心理。思わずそっと視線をそらした先には、下着と靴下だけの姿になっているアイ(偽)である。
「あう」
 思わず撃沈するいちご。
 そこへアイ(偽)が『グッドナイス・ブレイヴァー』発動である。
「靴下残したマニアックな格好でなに配信してるんですかーっ!?」
 ついでにいちご(偽)も『これから始まる生放送』で中継を始めた。
「それはシャレになりませーん?!」
 書けないので想像していただきたい、下着と靴下だけのアイを。その魅惑(?)的なスタイルに、妙にファンが増えそうな、そんな感じを。

 絶賛、応援増加中である。

 その効果はアイ(偽)の身体に及んだ。具体的にはとてもセクシーにパワーアップした。よりきめ細やかになる肌。しなやかな脚。際どく露わになった胸。
「……くっ」
 際どくなっても大きさは変わらなかった。現実(?)に叩きのめされて崩れ落ちるアイ。
 しかしセクシー効果はお隣にいた男の娘に直撃していた。
「わわっ」
 際どく効果で今度こそ本気で視線をそらすいちご。逸らした先には崩れ落ちた関係で視線ガードの角度が変わって丸見えになっていたアイ(真)がいた。
「わーっ?!」
 真っ赤になって叫ぶいちご。その叫びが『天使のような悪魔の歌声』になって、偽物たちを吹き飛ばしたのである。

●この撮影は違法ではありません
 そんないちごとアイをこっそり見守っている影があった。
 菫宮・理緒(バーチャルダイバー・f06437)と光満・桐江(生徒会の魔女・f22316)
である。ちなみに。
「とりあえず脱ぐことは確定っぽいし、衝動には逆らわずぽぽーんと脱いじゃって」
「ええー……」
 勢いよく脱ぎ始めた理緒に続いて、桐江も脱いだので二人とも脱衣済である。

 さてこの二人、こんなところで何をしているかというと。
「嫌な予感満載ではあるんだけど、ダブルないちごさん&アイさんとか、いろいろ差し引いても、乗り越えていく価値ありだよね」
 との理緒の言葉に、こっくり頷き返した桐江。

 ――2人(4人?)の艶姿をしっかり動画に収めないと!

 これが二人の動機である。
「双子美少女(違)2組なんて、こんなチャンスそうそうないっ!」
 理緒さーん! 欲望だだ漏れですよー!?
 カメラを構える理緒に対して、桐江は真剣な表情だった。
「思わず脱いじゃう……ある意味とってもあぶない……」
 そこ?! それ言われるとむしろ普段の恋華荘はどうなのか、と……。
「って、そこよりも武器が使えないのが問題ですっ」
 そこ! そこですよ、桐江さん!

 しかし、桐江が発動したのもまた『グッドナイス・ブレイヴァー』で、かつばっちり録画しちゃう方針らしい。やはり欲望には勝てないのか……!

 そこに現れる理緒と桐江の偽物……! 二人がそれぞれに相対して仕掛けようと。
「邪魔するなら……消すよ?」
「あっ、はい」
 背後に大気レンズ(『Nimrud lens』の効果)を生成した理緒(真)の気迫(欲望)に押し切られ、正座待機する理緒(偽)。

 そして桐江のほうは。
「ためらいなく脱ぎ始めました!?」
 桐江(偽)が桐江(真)の前で盛大に脱ぎ始めた。桐江(真)に沸いてくる動揺と何故か対抗意識。しかも桐江(真)の動きをトレースするように、桐江(偽)も『グッドナイス・ブレイヴァー』まで使い始めたものだから。
「本物の方が、魅力たっぷりなんですー!」
 と競うように脱ぎ始める桐江(真)。わずかに残っていた靴下やヘアバンド、それにネクタイを脱ぎ始めて、能動的に脱いでいるせいか、その手がついに下着に!
「桐江さん、それはあぶなーい?!」
「はっ?!」
 理緒がカットイン(視界とカメラ的な二つの意味で)してきたおかげで事無きを得た桐江(真)。下着だけは死守してください。
 こうなったら後は戦うしかない(?)。下着姿で桐江(偽)に突撃する桐江(真)。

 その様子はもちろん、桐江’sの『グッドナイス・ブレイヴァー』と理緒のカメラにばっちり収められたのでした。

 その後、理緒は『Nimrud lens』で、桐江はその手で偽物を倒しましたとさ。

●注意書き?
 理緒の動画は個人のものなのでさておき。いちごの『これから始まる生放送』に、アイの『グッドナイス・ブレイヴァー』、そして桐江の『グッドナイス・ブレイヴァー』はいずれも中継先は恋華荘限定となっております。
 この配信とか動画とかの内容を見た感想は恋華荘にてお願いします。

成功 🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔵​🔴​🔴​🔴​🔴​

月影・このは
脱衣スライム、原理は不明ですが武器、防具がなくなるのは致命的ですね…
対ヴィラン用量産型戦闘ロボ518号これより戦場に出撃します

まぁ、ボクの武器はこの拳、つまり問題なしですね!


向かい合うは自身
余談ですがボクは518号、つまり他機と向かい合ってる感を感じますね!

さぁ行きますよ対ヴィラン用量産型戦闘ロボ44号!
その悪心に満ちた心を打ち砕きます!

42号の拳を受け流し逆に受け流されの攻防
流石48号、知性溢れる戦術です

放つはブーストナックル
空中で両手ブーストナックルでお互い押し合いを

そのまま手を使用できない状態で体で距離を詰め
ヘッドバットで決めます!知性溢れる頭を使ったボクの勝利ですね47号…

WIN!




 3-E区画の入り口にて。
「ここが……件のスライム部屋ですか」
 そう呟いたのは、ひとりのウォーマシン、月影・このは(自分をウォーマシーンと思いこんでいる一般ヤドリガミ・f19303)であった。……察してください。
 それはさておき、この脱衣スライムの効果はウォーマシンであっても、仮にヤドリガミであっても、確実に影響を及ぼす。
「原理は不明ですが武器、防具がなくなるのは致命的ですね……」
 されど、このはの武器は彼の拳。
 例え、防刃ボディスーツや架空金属装甲を脱ぎ捨てたとて、その鋼鉄製の鉄拳があれば、何の問題もないのだ!
「対ヴィラン用量産型戦闘ロボ518号、これより戦場に出撃します」
 そうして、このはは3-E区画に降り立つのであった。

 シャドウミラーが作り出すこのはのコピー、このは(偽)。それはまるで合わせ鏡のように、向かい合うは自分自身。生物であればその光景に異様を感じるであろう。しかし。
「余談ですがボクは518号……」
 その数字が表わすように、このははワンオフ機ではなく、量産型なのだ。
「つまり他機と向かい合ってる感を感じますね!」
 ほら、同型機ってやつですよ。見た目は格ゲーの2Pカラーみたいになってるけど。しかし、バトルは避けられない。これは宿命の戦いなのだ!
「さぁ行きますよ、対ヴィラン用量産型戦闘ロボ44号! その悪心に満ちた心を打ち砕きます!」
 そう言ってこのはは足のバトルホイールをフル回転させた。

 コピーされただけあって、性能はまったく一緒であった。となれば後の差は、考え方、そして実際の行動。
 正面から繰り出したこのはの拳は紙一重でかわされ、カウンターの拳が飛んでくる。
「……!」
 その拳を、体を反転させながらもう片方の腕で受け流し、回転の勢いのまま蹴りを放つも受け止められるこのは。
「やりますね42号!」
 素早く距離を取るこのは。接近戦での性能は互角。しかし、戦術経験はこのはの方が上だ。距離を取った直後、相手の態勢が整う前に放つのは『ブーストナックル』。
「穿て正義の鉄拳! ブーストナックルッ!」
 このはの声に応じて、両腕がロケット噴射を以て発射される。激しい勢いで相手に突き刺さる……はずが、その一撃を相手もまた『ブーストナックル』で相殺する。
 空中で両手が組み合い、お互いを押し合いしている膠着状態になり、その対応に驚愕するこのは。
「流石48号、知性溢れる戦術です」
 しかし、奥の手が尽きたわけではない。2対のブーストナックルの横をすり抜けて、このはが駆ける!
 手がない以上、迎撃に使えるのは武装と足。どれで迎撃しようかと迷った相手の、一瞬の隙を突いてこのはが零距離まで一気に距離を詰める!
 放つはヘッドバット。それは武装でも何でもなく、成したのはこのはの強き意思と。
「知性溢れる頭を使ったボクの勝利ですね47号……」
「…………」
 納得いかない顔で崩れ落ちる敵。でも冗談抜きでダメージがすごかった。
 それを見届けて踵を返すこのは。格ゲーなら確実に『WINNERこのは!』と出るやつである。

 こうして、このはは悪に落ちた同型機を止めることに成功した。……で、結局、同型機は何号設定だったんです、このはさん?

大成功 🔵​🔵​🔵​

才堂・紅葉
また一つアルダワの風評被害が広まる場所を見た
取り敢えず今回は策がある
下着姿でフロアに入り、髪の毛を解いて真の姿の【封印を解く】
そして黒のドレスを身に纏い直し
そして脱ぐ…
「脱いでどうすんのよ!?」
真の姿のまま黒の下着姿で顔を上げると、赤毛の女が前にいる
私だ…

心が乱れ力の制御が危険な状態なので、能力無しで仕留めねばならない
ぬめる戦場の都合でスライム塗れでの寝技の攻防となる
速度に勝る相手と、経験と技量に勝る自分で拮抗
精神性は同じなので汚い裏技の掛け合いで不毛な戦いとなる
「あぁ、もう。変な所に指突っ込まないでよ。この!?」
泥仕合の果てに私をSTFで仕留め、クソ鏡に一撃食らわせたい

【アドリブ歓迎】




 アルダワ魔法学園、ファーストダンジョン『3-E』区画。その入り口に佇む才堂・紅葉(お嬢・f08859)はとっても遠い目をしていた。
「また一つアルダワの風評被害が広まる場所を見た」
 かなしい、とてもかなしいことである。本当に何でアルダワの災魔やらトラップやらはそういう系統が多いのか。

 しかし、それはそれとして、このフロアは攻略せねばならないダンジョンでもある。
 とりあえず今回は策があるという紅葉。

 どうせ脱衣スライムの影響で脱ぐのだ。元々下着姿で行けばいい。

 下着姿でフロアに入り、髪の毛を解きつつ、真の姿の封印を解く。
 そして、いつもの調子で黒のドレスを身に纏い直して……脱衣効果で脱いだ。
「脱いでどうすんのよ!?」
 むしろ脱ぐってわかってて何故着たの!?
 そんな感じで紅葉が自分にノリツッコミしている間に、シャドウミラーがコピーを作り出してました。
 紅葉がクロの下着姿のまま顔を上げると、そこには赤毛の女性が……。
「私だ……」
 まさかこんな展開(?)になろうとは。

「くっ……」
 思わず呻いてしまう紅葉。今の状態は、心が乱れ力の制御が危険な状態。なので、刺激を抑えるためにも能力無しで偽物を仕留めねばならない。
(ぬめる戦場の都合で、スライム塗れでの寝技の攻防となる……)
 紅葉が口にしていた風評被害とは何だったのか。
 ともあれ、軟体かつ表面の粘液でぬめっているスライムがいっぱいな足元でもあるので、そこで安定して戦おうとすれば寝技勝負に持ち込むのもひとつの手だ。

 速度で勝る紅葉(偽)、そして経験と技量で勝る紅葉(真)。しかし、精神性というか、中身は同じなので、何やら汚い裏技の掛け合いで不毛な戦いとなりつつあり。
「あぁ、もう。変な所に指突っ込まないでよ。この!?」
 風評被害とは何だったのか。大事なことだから2回言いました。
 ともあれ、壮絶な闘い、あるいは泥仕合の果て、ついに紅葉(真)が勝機を掴む!
「ここね!」
 寝技の応酬から、うつ伏せになった紅葉(偽)の背後を取る紅葉(真)。紅葉(偽)の足を素早く自分の足で固定して、そのままフェイスロックを仕掛ける!
 ステップオーバー・トーホールド・ウィズ・フェイスロック、またの名を『才堂流大蛇葛』。がっちり極まったホールドに、紅葉(偽)は力尽きて消えていくのであった。


 これまでの猟兵たちの活躍、そして紅葉の強烈な締め(偽を通じてシャドウミラーにもダメージがいっていたようである)により、もう鏡面はばっきばきというか、何も映すことすらできない状態であった。
「……」
 無言で拳を叩き込む紅葉。それがトドメとなってシャドウミラーが粉微塵に砕け散る。

 ここに、脱衣な偽物との長いバトルへ終止符が打たれたのである。

大成功 🔵​🔵​🔵​



最終結果:成功

完成日:2020年02月13日


挿絵イラスト